鈴木寛

すずきかん



当選回数回

鈴木寛の2003年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月05日第156回国会 参議院 共生社会に関する調査会 第1号
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○鈴木寛君 私、冒頭、清水先生がおっしゃいましたお話を少し深掘りをさせていただきたいというふうに思います。  正に福祉機器、あるいは器具、あるいはシステム、住宅も含めてですね、あるいは社会システムも含めて、すばらしい施策を各省庁がやっておられることについては敬意を表しますけれど...全文を見る
03月25日第156回国会 参議院 法務委員会 第2号
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○鈴木寛君 民主党・新緑風会の鈴木寛でございます。  それでは、本日の法案、債権譲渡円滑化法というふうに略しているんだと思いますけれども、その法律についての質疑に入らさせていただきたいというふうに思います。  まず、提出人にお伺いをいたしますけれども、この法律が施行されまして...全文を見る
○鈴木寛君 今はいわゆる譲渡をしようとする立場の側からの評価についての御説明があったかと思います。おおむね七割の方がこれを使われていて、このことによって譲渡をしようという側の立場からは意味のある、意義のある法律だということについての御説明があったわけでございますが、いわゆるこの根...全文を見る
○鈴木寛君 それでは、今回は、私が理解しておりますところによりますと、法律内容の単純な二年間の延長だというふうに理解をしておりますけれども、その理由と背景について、提出者の方から御説明を賜りたいと思います。
○鈴木寛君 先ほどの、その前の御答弁で、この法律が使われるケースは多くは破綻のケースで、いわゆる債務者がどこに行ってしまっているのかよく分からないというようなことによく使われて、それが非常に有効だったという御答弁があったわけでございますけれども、これから二年間もやはりこの法律とい...全文を見る
○鈴木寛君 金融庁来ていらっしゃいますでしょうか。  私が昨日お伺いしたこの背景で、金融庁のお話は、いわゆる破綻先の不良債権処理というのはかなり進んでいる、更に二年間これが必要なのは、健全行によるいわゆる不良債権の加速化といいますか、処理の加速化という要素もある、あるいはその方...全文を見る
○鈴木寛君 提出者の先生方はいずれもこの道の大変な御専門家なのでお伺いをしたいと思いますけれども、そもそも根抵当という制度、これについて、これは我が国に大変特徴的な制度であるというふうに私は理解しておりますけれども、この根抵当の持つ、何といいますか、いわゆる債権債務者の関係におけ...全文を見る
○鈴木寛君 今、提出者の先生からは、債務者にとっても債権者にとってもいい制度ではないかという御答弁がございました。私はそこはちょっと見解を異にいたしておりまして、この委員会は弁護士の先生方も大変に大勢いらっしゃいますので、先生方がどのようにお考えになるかということはそれぞれあるか...全文を見る
○鈴木寛君 終わります。
04月15日第156回国会 参議院 文教科学委員会 第7号
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○鈴木寛君 民主党・新緑風会の鈴木寛でございます。  国立学校設置法の一部を改正する法律案について御質問を申し上げます。  まず、この改正案でございますけれども、この改正案の審議が今国会でなされているわけでありますが、実は併せて今国会にはいわゆる国立大学法人法案というのも提出...全文を見る
○鈴木寛君 国立大学の再編・統合というのが平成十三年の六月に方針を出されまして、それに基づいて進んでいるんだというふうに理解をしております。昨年のこの国会でも、今も大臣おっしゃられましたけれども、筑波大学と図書館情報大学の統合とか、あるいは山梨大学と山梨医科大学の統合が行われて、...全文を見る
○鈴木寛君 今回の統合の特徴は医科を中心とします、地方の医科大学と地方の総合大学への統合ということなのかなというふうに理解をいたします。そういうものが多いなというふうに思っております。  それで、ただ大学はそもそも単科大学で設立をしようと、その判断をした設立当初、あえていわゆる...全文を見る
○鈴木寛君 今回議案となっておりますそれぞれの大学が、設立当初新しい試みをやるには単科大学の方が良かったと。しかし、今日的にはそうした設立当初もくろんだメリットというのは、別に、統合化されても別にそれが減殺されるわけではないということはそれで理解をいたしますけれども。  これ一...全文を見る
○鈴木寛君 私もそうだと思います。そういう観点で少しだけ私、今回のことに疑義を呈させていただきたいと思うんですが、九州芸工大なんですね。  医科大学と、特に地方医科大学と地方大学の統合についてはある程度今のことで、いわゆる学際領域の問題とか、あるいは教養部を一緒にするとか、それ...全文を見る
○鈴木寛君 国立学校設置法の改正案が国会で審議をされるのは今年が最後になると思いますんですね。今後は国立大学法人法、法案の下での統合と再編と、こういうことになるんだと思いますけれども、もちろんこれからはより大学の自主的判断というものが尊重されることになろうかと思いますけれども、し...全文を見る
○鈴木寛君 地域関係者の中には今御質問を申し上げました地方公共団体も当然に含まれるわけでありますが、更に今回の事案を見ますと、医科大学の統合が非常に多いわけであります。正に医科大学がこのように設置、各県に要するに無医県をなくす、すべての都道府県に医科大学を作っていくと、そういう観...全文を見る
○鈴木寛君 今の点は、統合がなされた後もやはり地域において、特に今回の対象となっている地域においての統合される医科大学の役割というのは極めて重要でありますから、その統合後も地域医療に何ら支障がないように、是非、再度指導なり確認をお願いをしたというふうに思っております。  それか...全文を見る
○鈴木寛君 今、全体の構造についてはお話をいただきましてありがとうございました。  今回の統合によって、結局いろいろな意味で効率化、合理化されるということだと思います。それは単に縮小均衡ではいけないわけでありまして、そこで出てきたいろいろな資源の余力というものを、私は今お話のあ...全文を見る
○鈴木寛君 今お話がありました神戸大学の公開講座は私も講師をしていたことがありますが、是非、神戸大学に限らず、今回統合がありました大学についてはそういう基盤ができたという御答弁でしたので、これから積極的に地域の社会人キャリアアップのための取組というものを是非文部科学省からも促して...全文を見る
○鈴木寛君 私はこの際是非お願いといいますか御提案をさせていただきますのは、確かに定義は難しいと思うんですけれども、正にこれから生涯学習社会で、特に産業構造、社会構造の変化の中で高等教育というものをずっと社会に入っても不断に受け続けていかなければいけないという時代に入ってきている...全文を見る
○鈴木寛君 今日は、大臣、副大臣もお見えでございますので、シーリングの議論なども恐らく来年度予算編成についてはいろんな御議論があろうと思いますけれども、その際に、やはりこの奨学金の充実問題、とりわけ社会人の学ぶ実質的な機会と環境の拡充ということについては是非降りずに頑張っていただ...全文を見る
○鈴木寛君 今、副大臣お話しのとおり、国立大学法人法、私は、いろんな問題点もはらんでおりますけれども、法人化をし、国立大学の自主・自律的な運営がなされるということについては私は重要なことだというふうに思っております。  そういう観点で見ますと、実は地方の公立大学の議論というのが...全文を見る
○鈴木寛君 現実はそういうことなんだろうと思いますが、私は文教科学委員会としては余り気に入らないわけですね。それは何が気に入らないかといいますと、大学の今、法人化という議論が起こっております。これは国立大学法人法のときにきちっとやらさせていただきますが、独法の議論があって国立大学...全文を見る
04月22日第156回国会 参議院 法務委員会 第7号
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○鈴木寛君 民主党・新緑風会の鈴木寛でございます。法科大学院教員派遣法について御質問をさせていただきたいと思います。  昨年秋の臨時国会で、いわゆるこの法科大学院関連法が通りまして、今ロースクール、法科大学院の開設に向けて行政の方々も、そしてロースクールに携わる、法科大学院の設...全文を見る
○鈴木寛君 六月にならないと概要が分からないというお話でございましたが、正に今、審議官おっしゃったように、この夏の概算要求が本当に正念場だというふうに思います。次行われます国会は恐らく秋になると思いますから、本国会でやっぱり国会の意思としてきちっとその問題について来年度の予算要求...全文を見る
○鈴木寛君 無利子の話は次伺おうと思ったんですが。  私も、まず有利子について、少なくとも大学院についてはこの二年間、私も何度も何度も文教科学委員会で申し上げさせていただきまして、その御意向を受けて希望者全員奨学金制度について、大学院についてはかなりの程度、実効が上がっているこ...全文を見る
○鈴木寛君 今日は財務省はお見えですね。  今、民間ローンに対する政府保証の話を文部科学省からいただきましたが、なかなか民間金融機関も、厳しい金融庁の監督の下で、こうした創造的な融資制度を拡張するという方向にはなかなかエネルギーが行っていないことも事実でございます。そういうとき...全文を見る
○鈴木寛君 なかなか財務省さんは固いんですよ、委員の先生方、今お聞きいただいて。  それはいろんな事情があってやむを得ない部分もあるのかもしれませんけれども、全体、今、行政改革の中でいろいろなことが縮小の中にある中で、しかしやっぱり二十一世紀の基盤となる教育とか、あるいは正に今...全文を見る
○鈴木寛君 どうもありがとうございます。  本当に、法科大学院制度の問題は、実は高校生も含めて大変関心を持っています、あるいはその親御さんも含めまして。そういう意味で大変にこのところ重要だと思いますので、今は法務大臣で、かつ副本部長でもあると思いますけれども、内閣を代表して前向...全文を見る
○鈴木寛君 いろいろな憲法上の問題などがあるということは分かりました。  ただ、週の間で開廷日とそれ以外があれなのでパートタイムで十分だということの消極的なことではなくて、恐らく附帯決議が予想、願っておりましたことは、法曹実務家がやはり学生さんに直接触れて、そして教育が行われる...全文を見る
○鈴木寛君 その点、是非、裁判実務の経験者が、少なくとも制度論としてはあるいはスキームとしては法科大学院により多く派遣する道だけはきちっと付けていただきたいというふうに思います。  それで、今日の主たる議題であります、正にこの裁判官、検察官の派遣の問題について、少し、実務経験者...全文を見る
○鈴木寛君 私もロースクールの関係者のいろいろなネットワークの中から何か個別の問題がございましたら、今の答弁を踏まえまして、していただきましたので、また個別にそういう問題点があったらお願いをしたいというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。  繰り返しになりますけれども...全文を見る
○鈴木寛君 是非とも今、法務大臣のおっしゃったことがきちっと実現されますようにお願いを申し上げたいと思います。また、問題が生じましたときには委員会で御質問をさせていただきたいと思います。  それから、これは要望、御検討をさせていただきたいということなんですけれども、先ほど私の事...全文を見る
○鈴木寛君 それから、同じく附帯決議で法科大学院の全国適正配置、これについても項目がございました。これについてはいかがでしょうか。ロースクールが全国に適正に配置されているかどうか、現在の検討状況と今後の取組についてお願いいたします。
○鈴木寛君 ありがとうございました。  法科大学院はかなり、始めてみないとよく分からないというところもございます。今日は特に、裁判所あるいは特に検察庁が法科大学院の自律的運営あるいは教育あるいは研究の在り方ということに対してみじんもいわゆる影響といいますか、その自立性を脅かすこ...全文を見る
05月07日第156回国会 参議院 共生社会に関する調査会 第6号
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○鈴木寛君 民主党・新緑風会の鈴木寛でございます。  障害者の自立と社会参加に関する件につきまして意見を述べさせていただきたいと思います。  この調査会におきましても、障害者の自立と社会参加に関する件で様々な参考人あるいは関係当局からのいろいろな御意見を承ってきたわけでありま...全文を見る
○鈴木寛君 私も、今お話のありました議員の皆様方に賛成であります。  特に厚生労働省関係の施設においていわゆる障害者の方々の権利といいますか、そうしたものが十二分に確保されるようにという努力のこの意識というのはかなり徹底をされていると思うんですけれども。例えば、学校教育法に障害...全文を見る
○鈴木寛君 先ほども意見で申し上げましたんですけれども、今日のレジュメは、あえて「障害のある人の」というふうに表現をしていただいていることに大変高く私は敬意を表する次第であります。  なぜならば、障害者とは、これは法律の定義によると、「身体障害、知的障害又は精神障害があるため、...全文を見る
05月29日第156回国会 参議院 文教科学委員会 第16号
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○鈴木寛君 民主党・新緑風会の鈴木寛でございます。  私は、民主党の大学改革プロジェクトチームの事務局長をいたしてまいっております。実を申しますと、私、特に民主党の中でも国立大学法人化という政策については正直推進をしてきた者の一人であります。文部省が国立大学の独立行政化ではなく...全文を見る
○鈴木寛君 今みたいな経緯は我々も十分承知をしております。しかし、今おっしゃったことが、一条から見ていくと必ずしもそのようになっていないんではないかと。要するに、国の枠組みから外れて、例えば今規制緩和とか制約を取り除くとかいろんなキーワードがございました。本当にこの条文を一つ一つ...全文を見る
○鈴木寛君 大臣、非常に答弁巧みなんですよ。  申し上げます。業務と予算上のことについては文部省が、あるいは国がきちっと対応すると。ここについての私は合理性は認めておりますし、そのことについて評価委員会がそれを担っていくということについては、私もその合理性を一定程度認めるもので...全文を見る
○鈴木寛君 実際的にとおっしゃるんだったらそのとおり書けばいいということを私は申し上げているんですよ。法律を作るというのはそういうことですよね。要するに、これ未来永劫この条文をその時々の当事者が参照をして、よりその法文に忠実に大学行政をやっていこう、あるいは国立大学を運営をやって...全文を見る
○鈴木寛君 これは、大学固有の問題であるということは今の御答弁で確認できました。先ほどから大臣のお話、そして局長のお話の中で、私も財政上国が責任を持って、そしてその前提として中期目標、中期計画を定めていくということについて何ら、同じ考え方です。  であれば、第三十条の二項の第一...全文を見る
○鈴木寛君 私も、大学当局が、大学がそれぞれにその使命として教育研究の質の向上を自ら作成し、そしてそのことを世の中に公表することは大変にいいことだと、あるべきことだというふうに思っております。しかし、この問題の本質は、正に教育研究の質の向上に関する事項というものを明確に含む中期目...全文を見る
○鈴木寛君 そうなんです。思わないものを幸運に発見する能力。例えば、田中耕一さんのお話を聞いても、正にセレンディピティーによってノーベル賞を受賞する発見に結び付いているわけですね。  私は、野依先生の研究のお話を聞きましたが、野依先生がセレンディピティーなるものに直面するのに十...全文を見る
○鈴木寛君 本当に参考人質疑というのは非常に参考になるなというふうに思っておりますんですけれども、これも衆議院の参考人質疑の中で、統制の愚ということを前鹿児島大学の学長の田中参考人が非常にクリアに言っておられます。  正に、国立大学の法人化の中心目的は自主性と自律性の拡大にある...全文を見る
○鈴木寛君 それを役人答弁と言うんだと思うんです、私は。  なぜこういうふうな設置法第六条第二項が設けておられるのかと。これは正に憲法の二十三条の要請であり、戦後の大学行政をめぐる、大学政策をめぐる我々の先人たちの積み重ねの結果、やっぱりこういうものがその設置法の条文として反映...全文を見る
○鈴木寛君 今の大臣のお話に非常に端的に表れていると思うんですね。前国立大学長の、鹿児島大学の学長をやっておられた田中さんは、やっぱり自分が御経験されてきたこと、そして自分の信念を御自由に吐露していただいたんだと思います。そして、現職にあられる大学長は、文部省の御意向というものを...全文を見る
○鈴木寛君 少し具体例を挙げてお話をさせていただきたいと思うんですが、私も是非変わっていただきたいというふうに思いますけれども、今回の法律の原案は文部科学省が作っておられると思うんですけれども、相変わらずやっぱりはしの上げ下ろしといいますか、非常に細かいことも規定されているんです...全文を見る
○鈴木寛君 私の質問は、要するに、神戸大学は八人だとか東京大学が七人だとか、そういう一つの大学ごとにそう事細かに、しかも法律で決めなきゃいけないんですかと。  例をほかに挙げましょう。例えば、経営協議会というのができます。学外委員というものを入れると、これは私は方向として悪いこ...全文を見る
○鈴木寛君 今のことを我々は否定していません。したがって民主党修正案では上限十人以内と決めているわけです。もちろん、大きな大学、小さな大学と分ける必要があれば十人以内と五人以内と分けても、それはそういう修正協議の中で詰めていけばいい議論でありますけれども、今のお答えは全く答弁にな...全文を見る
○鈴木寛君 あのですね、私は元々全く財務省協議は必要ないというふうに思っています。なぜならば、財務省というのは予算編成権の最終査定権限を持っているわけです。毎年年の予算でこの大学に幾らの交付金を出そうかということは最終的に財務省は決めれるんですよね。ですから、その一回でいいんだと...全文を見る
○鈴木寛君 その答弁が出てくると、もう一回一からやり直しなんですよ。だから一番最初に御確認したんです。これは独法化なんですか、もう一回大臣に聞きます。
○鈴木寛君 今の文部科大臣の御発言は少し問題だと思います。  と申しますのは、予算案というのは最終的に国会で審議されるんですね。ここは与党の委員の先生方もよく聞いておいていただきたいんですけれども、予算は、それがいいのかどうか、我々は審議できるんです、予算委員会、そして本会議を...全文を見る
○鈴木寛君 この問題は、実は、いい大学を作っていくという観点からも問題だと思っています。  と申しますのは、中期目標あるいは中期計画で、私は、まず大学がきちっと自主的にお作りになって、そして世の中にまず公表すべきだと思っているんです。今後の国立大学というのは、もちろん運営交付金...全文を見る
○鈴木寛君 そうすると、事前に大学の考え方というのは世の中にオープンにされて、それに対して文部省がどういうふうな変更を加えたかと、これは新旧を対照すれば分かるということになるというふうに理解してよろしいですか。
○鈴木寛君 それから、文部省から、そして財務省協議のところで変更になったこともこれは後で、我々、後でというか、要するにそのプロセスがトランスペアレントになるというふうに理解をしてよろしいんでしょうか。
○鈴木寛君 これからやっぱり我々目指すべきというのは、だれがその案を責任を持って考えて、そしてだれがそれに対して意見を言って修正を加えてという、正にそれぞれの主体の自己責任ということが透明になって、そしてその政策形成過程が我々手に取るように分かるということはとっても大事だというふ...全文を見る
○鈴木寛君 今の点は是非その方向で頑張っていただきたいというふうに思います。  それから、この法案の構造的な問題、要するに慣習法上いろいろ積み上げられてきたルールが、条文だけ読むとそれがむしろ規制強化といいますか、我々の今まで大事にしてきたことと逆方向になっているという懸念がい...全文を見る
○鈴木寛君 こういう民主的手続を確保するというようなことで、やっぱり私は法律で書くべきだと思うんです。こういうことこそちゃんと制度で担保するということが必要だというふうに思うわけであります。  最後に是非申し上げたいわけでありますが、この法案については、趣旨において私たち別に反...全文を見る
○鈴木寛君 終わります。
06月30日第156回国会 参議院 行政監視委員会 第7号
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○鈴木寛君 民主党・新緑風会の鈴木寛でございます。  本日の審議、質疑は、まず平成十四年度に行われましたいわゆる政策評価全般についての件と、そして政府系金融機関の公的資金供給に関する件と二つあろうかと思いますが、まず前者の平成十四年度の政策評価の実施状況と政策への反映の状況につ...全文を見る
○鈴木寛君 予算査定の中で評価結果が反映をされるという御答弁、それは是非更に推進をしていただきたいと思うわけでございますが、私が是非御議論をさせていただきたいのは、予算というのは、少なくとも各省庁が概算要求を出して、そしてその出てきたものに財務省が評価を基に査定をする、そのことに...全文を見る
○鈴木寛君 今、私のこともお話がございましたので少しお話をさせていただきますと、私は、やはり通産省時代、私が担当させていただいた政策、五割以上おかしいと思っていました。  私は、もちろん、与党の体制の中で内部改革を是非したいということで、様々な提案と、私たちの若手の中で、私は実...全文を見る
○鈴木寛君 まだこの議論、続けたいわけでありますが、二点目の政府金融機関の公的資金供給に関する件に移りたいと思います。  評価といいますのは、評価がきちっと実施をされる、やっぱりその前提としてやはり評価内容が妥当であるということは大変重要なことだと思います。評価内容が妥当であっ...全文を見る
○鈴木寛君 私はこの二つの評価軸そのものを否定しているわけじゃないんです。そのことについて大変な御努力をされたことについては高く敬意を表している次第なんですが、私が申し上げたいのは、実は三つ目といいますか、私はこれが一番最初に来るべきだと思っているんですが、やっぱりもう一つ、そも...全文を見る
○鈴木寛君 今日は平沼大臣自ら本当に出てきていただきまして、ありがとうございます。いかにこの中小企業金融政策について大臣が重要に思っていただいて、そして真剣に取り組んでいただいているかということの表れだと思っておりまして、本当に感謝しておりますが。  今の大臣、副大臣の御議論の...全文を見る
○鈴木寛君 是非そうした取組を進めていただきたいと思いますが、今はそれを正に新政策として、新しい施策としてやっていただいている、この努力は大変高く評価するわけでありますが、それを正にそのメーンのこうした政府系金融機関の全体の融資に対していかに広げていくかということも非常に重要なポ...全文を見る
○鈴木寛君 済みません、せっかく来ていただきましたので、残りの二機関の代表者の方、私が先ほど大臣にもお願いを申し上げました、よりその事業内容に着目して、そして担保、保証人、既に努力をいただいていることは承知をしておりますが、昨今の民間金融機関になかなか頼れない中小企業の状況にかん...全文を見る
○鈴木寛君 二〇〇〇年末から見ますと、中小企業向けのいわゆる融資残というのは、民間で申し上げますと一〇〇から八五に下がっているわけですね。私は、民間金融機関の補完ということであれば、政府系金融機関頑張っていただいていますが、一〇〇を一一五にして初めて補完になるということだというふ...全文を見る
07月08日第156回国会 参議院 法務委員会 第20号
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○鈴木寛君 民主党・新緑風会の鈴木寛でございます。私は、少し趣向を変えまして、民事訴訟法の方から御議論をさせていただきたいというふうに思っております。  今回の民事訴訟法の改正案でございますが、平成八年に大きな改正がなされまして、それに引き続いて今回の改正案が提出されたというふ...全文を見る
○鈴木寛君 私も、この知的財産、とりわけ特許などに関する訴訟が、非常に専門家も多くてそしてそういう処理体制も整っている大阪ないし東京に集約をされていくという方向性については、私はいいことだというふうには思っているんですけれども、私が是非少し議論をさせていただきたいと思っております...全文を見る
○鈴木寛君 地方の、何といいますか、不便というものについては移送とかあるいはテレビ会議というもので十分御手当てをいただくということでございますので、是非そこは遺漏なきようにやっていただきたいんですが、私のもう一つの関心点は、いわゆる具体的な事件をかんがみますときに、例えばプログラ...全文を見る
○鈴木寛君 済みません。ちょっと細かい話で申し訳ないんですけれども、その場合は、例えば今回想定している東京地裁なり高裁のいわゆる専門部のところに事件が取り扱われて、加えて併合請求をすると、こういう実務処理になるんでしょうか。
○鈴木寛君 よく分かりました。  それでは次に、今回の民訴法の改正の中で、これもまず知的財産の事件に関してそうした充実した体制が取れるということで、まず管轄の問題を整理をしたといいますか、改善をしたということでございましたが、加えまして、今回の改正の中で専門委員制度というのが新...全文を見る
○鈴木寛君 その中で具体的にどういう方が任命をされるのかというイメージをお聞かせいただきたいわけでありますが、恐らく大学の研究者とか弁理士さんとかということになろうかと思いますが、その点について。
○鈴木寛君 ありがとうございます。  それで、今日折しも、私、是非、知的財産関係訴訟というものがより充実されるということが大変に望ましいという観点で今日は御質問させていただいているわけでありますが、知財本部がこの知的財産の創造、保護及び活用に関する推進計画というのを今日のこの後...全文を見る
○鈴木寛君 司法本部にお尋ねをさせていただきたいと思うんですが、知的財産訴訟検討会と、こういうふうに名前を言っておりますが、この知的財産訴訟というのはどういう範囲を含むと理解をしていたらいいんでしょうかというのが私の質問でございます。  更に申し上げますと、今日の質問の冒頭に申...全文を見る
○鈴木寛君 ありがとうございます。  それでは、本日の夕刻に決定されるであろう知財の創造、保護、活用に関する推進計画について少し掘り下げさせていただきたいと思っておりますが、この報告書といいますか、この計画案、実は一番計画の最後に非常に重要なことが書いてあります。  これは、...全文を見る
○鈴木寛君 この定義というのは、これから恐らく不断にいろいろな、学会も含めて関係者の御努力でより精緻なものを作っていく途上、それが正に始まるんだろうというふうに思いますので、そういう意味で、引き続きこの点についての問題関心をきちっと持っていただいて、より国民の皆様方に的確な理解に...全文を見る
○鈴木寛君 何度も繰り返しますが、私は、方向として非常に専門能力の高い方が集中的にそうした知的財産訴訟をやる事実上の体制をどんどん整備することについては一二〇%賛成をしております。しかし、今日、冒頭から御議論させていただいておりますように、独立した特定分野の高等裁判所を作るという...全文を見る
○鈴木寛君 ありがとうございます。  是非、この手のADRというものは、今は知的財産のことについて特許庁長官から御答弁いただきましたが、のみならず、このADR制度というものを充実をしていっていただきたいと私は思うわけでありますが。  司法改革本部にお尋ねをいたしますが、この点...全文を見る
○鈴木寛君 今日の主たるテーマは正に裁判の迅速化といいますか、国民の権利の実現をどういうふうに迅速、充足させるかということだと思いますが、その中でADR、非常に重要だと、おっしゃるとおりだと思います。これは知財計画の中にも書いてあるわけでありますが、特許審査の迅速について少しお伺...全文を見る
○鈴木寛君 今、長官から御決意のほどは聞いたわけでありますが、特に特許審査員の大幅増員というのは大変に強い社会的要請だと思いますが、この点について是非取り組んでいただきたいと思うんですが、その点について改めて御答弁をお願い申し上げます。
○鈴木寛君 司法改革本部にお尋ねをいたしたいと思いますが、正にこうした行政庁の審判、それから今回の例えば人事訴訟法、民事訴訟法で流れている精神というのは、正に事実上、先ほどの特別裁判所の大きな議論は別といたしまして、実態上として正に、裁判所に来た訴訟については、知財は知財として非...全文を見る
○鈴木寛君 是非、今の方針で更なる御検討をいただきたいというふうに思います。  もう少し知的財産の話、あるいは計画にまつわることについて御議論をさせていただきたいんですが、どうもやっぱり最近のいろいろな議論を見ていますと、どうしても効率化とかあるいは経済的価値優位とか、そういう...全文を見る
○鈴木寛君 それでは、少し、もうちょっと具体的に聞いていきたいと思うんですが、これは、今、大学関係者の中でもちろんこのプロパテント、TLOというのが出てきた、これはいいことだと思ってはいますが、一方で、ある意味での混乱があることも否めないと思います。  例えば、今まで研究者とい...全文を見る
○鈴木寛君 グレースピリオドの見直しについてもお話をいただきたいと思いますが、今の長官のお話はこういうふうにざくっと言ってしまっていいでしょうか。今までどおりどんどん自由に研究をしてください、あとはTLOの関係の専門家の方にきちっと、何か心配があればちょっと聞いていただければいい...全文を見る
○鈴木寛君 ありがとうございました。  プロパテントに対して違和感がある勢力の一つとして、そういう、違和感じゃないんですけれども、よりきちっと理解をしてもらいたい勢力としての大学人ということで、今御答弁をいただいたわけでありますが、やはり日米のこのプロパテントに対する世論の盛り...全文を見る
○鈴木寛君 今日は知的財産訴訟というものを例に取りまして、具体的に国民の皆さんの中で起こった権利をめぐるいろいろな問題、あるいはその前提として、権利をきちっとまず創造をして確定をさせていくと、そしてその活用をしていくということ。で、要は、そのことにより、ただ単に迅速化をするという...全文を見る
○鈴木寛君 特に不利益がないということでございますので、その点は安心をいたしました。  それでは最後に、少し、ちょっと時間が余りましたので、今日は知的財産の問題で、それが正に二十一世紀の時代、中心となる、そのための権利実現の話を御議論させていただいたわけでありますが、今日は特許...全文を見る
○鈴木寛君 初代特許庁長官は高橋是清だということで、明治十七年に特許庁ができて、第七十二代目が太田長官とお伺いをしておりますが、正に国づくりの根幹というものがいかにこの知的なるものを確立をしていくかということで、引き続き、この二十一世紀、日本を支える基盤として知的財産立国のために...全文を見る
07月17日第156回国会 参議院 法務委員会 第23号
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○鈴木寛君 民主党・新緑風会の鈴木寛でございます。  ただいま御提案のございました商法及び株式会社の監査等に関する商法の特例に関する法律案について、質疑をさせていただきたいと思います。  まず最初に、今回の商法改正案の提出者の概要について御答弁をいただきたいと思いますが、どう...全文を見る
○鈴木寛君 議院内閣制の下で与党の議員の方々が閣法ではなくて議員立法をするということは、どういう意味があるというふうに考えておられるか、御答弁をいただきたいと思います。
○鈴木寛君 私も、議員の大変重要な仕事であり、権利が、立法を提出するという権利であるということについては全く同感でございます。  しかし、今日あえてなぜこういう質問をさせていただいているかといいますと、もちろん超党派で議員立法がなされるという、これは非常に望ましいことであります...全文を見る
○鈴木寛君 この法案について、従来も責任を持ってやっておられたチームが引き続きやるんだと、こういう御答弁でございました。  私もつい最近まではそうかなというふうに思っておったんでございますが、七月一日に、私、我が党の同僚であります大塚耕平参議院議員が、参議院の財政金融委員会にあ...全文を見る
○鈴木寛君 この中で、あれっと思ったことはいろいろあったかと思いますが、余り何かなぞ掛けのようなことを申し上げても恐縮なんで申し上げます。  この会議記録の中で、当時、高木局長のお話の中に、生保の予定利率引下げ法案を議員立法でやってはどうかとも考えたと。東京海上とA生命保険との...全文を見る
○鈴木寛君 今のことを確認させていただいて中身の議論に入りたいと思いますし、また、やっぱり今後、高木当時局長のような、現長官のような考え方による議員立法というのは私はあってはならないと思いますので、その点だけは御答弁をいただいてから中身に入りたいと思いますが、その点はいかがでしょ...全文を見る
○鈴木寛君 それでは、この中身の話をさせていただきたいと思います。  本件、今回の改正案の中身は、今、提案理由の御説明にもございましたように、自己株式の取得の方法と、それから中間配当限度額の計算をより実態に合わせていくということだと思います。私も、本日の議論は、その一点目のこと...全文を見る
○鈴木寛君 十三年改正はそういうことで評価されていることはよく分かりましたが、それを受けて、今回改めて先ほど御説明のありました改正を行う。特に、第一の項目ですね、自己株式取得方法についての改正。一言で言うと定時株主総会の決議が要らないというところが特徴的だと思いますが、この改正に...全文を見る
○鈴木寛君 機動的にというキーワードが三回か四回出てまいりましたが、機動的にやりたいというニーズは私も分からないわけではございません。  しかし、元々、商法が正にこの自己株式の取得というものに対しての制限を加えていたやっぱり理由というのはあるわけですよね。そこの理由と機動性とい...全文を見る
○鈴木寛君 今の点は私も否定しないわけではないんです。しかし、それは平成十三年改正でかなりできるんではないかというのが私の意見であります。  今回、政府は、五月十四日に証券市場活性化関係閣僚会議などで、それ以外でもいろいろ発言をされておりますが、要するに株価対策の一つとして企業...全文を見る
○鈴木寛君 であれば、やっぱりこういう位置付けをされると誤解を招きますので、是非、与党内あるいは内閣の中で、塩崎先生、もっと大きな声できちっとこうしたものにも目を光らせて……
○鈴木寛君 いえ、政府に、与党ですから言っていただくということはやっぱり大事だと思うんですね、これはやっぱり誤解されて伝わりますから。そこにお座りの先生方がいかにきちっとやられても、やっぱりこれは政府がこうやって出されたり、それからいろんなところで報道されて、当初の趣旨と全然違う...全文を見る
○鈴木寛君 ですから、やっぱりそこがちょっと弱いのかなと思うんですよね、私は。でありますので、本当であれば、二百歩譲って、機動性を確保するということにされるんであれば、報告ということではなくてもう少し違う仕組み方があるんではないかというのが私のカウンタープロポーザルであります。 ...全文を見る
○鈴木寛君 何度も繰り返しになりますけれども、日本というのは、取締役会あるいは総会、その制度上、システム上は確かに問題のある取締役は次の総会で解任をすればいいんだと、こういうことだとは思います。しかし、これはもう皆様方がよく御高承のように、日本の取締役会というのは、六月二十七日と...全文を見る
○鈴木寛君 冒頭、政治がやらなきゃいけないときは、役所がリラクタントのときは議員立法でやるんだというお話がございましたので、是非SECも政治のリーダーシップで議員立法を出していただきたいということを、これは超党派で出していこうではないかということも併せ御提案を申し上げて、私の質問...全文を見る
07月22日第156回国会 参議院 法務委員会 第24号
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○鈴木寛君 民主党・新緑風会の鈴木寛でございます。  担保物権及び民事執行制度の改善のための民法等の一部改正法律案について質疑をさせていただきます。  冒頭に厚生労働省にお伺いをさせていただきたいと思いますが、午前中の同僚の千葉委員からの質疑の中でもございました、正に労働債権...全文を見る
○鈴木寛君 ありがとうございました。  正にこの四年間の中で、間で、件数で見ても対象労働者の数で見ても、正にこの救済すべき実態というのはいろんな意味で一・五倍ぐらいになっていると。この経済情勢の急速な変化というものをやはり我々はきちっと認識をすべきだというふうに思いますし、その...全文を見る
○鈴木寛君 これ、是非与党の委員の先生方にも御認識をいただきたいと思うんですが、これは労働債権の定義いかんだとは思いますけれども、例えば個人事業者とか中小零細業者とか、とにかく一生懸命働いて、そして労務を行って、そしてその対価が解消されないという事態に対してどういうふうに取り組ん...全文を見る
○鈴木寛君 正に実質的ないわゆる雇用関係に注目し、委任あるいは請負という契約形態であっても含むんだというのは、大事なといいますか、重要な改正でありますし、望ましい改正だというふうに私も評価をいたします。  それで、実質的な判断は後は裁判所だと、こういうことかもしれないんですけれ...全文を見る
○鈴木寛君 ありがとうございました。  この点については、恐らくいろんなケースがこれから出てまいろうかと思います。そういう意味で、現場、いろんな現場がございます。裁判の現場、あるいはさらに、その前段階の様々な正に労務を提供しているという現場に混乱を招かないように、いろんな形でこ...全文を見る
○鈴木寛君 正に今回の改正の理由の一つが、いわゆる悪質な競売妨害というものがその理由の一つだというふうに思っておりますが、悪質な競売妨害が、これ増えているというのがなかなかこれ把握がしづらいとは思うんでございますが、世の中の方に、いかにこの競売妨害というものが問題化しているかとい...全文を見る
○鈴木寛君 私も執行官の方々の大変な御苦労について勉強をさせていただきました。本当に大変だなというふうに思いましたし、今、最高裁の方からも非常に生々しい御報告をいただきまして、十分この立法、必要性があるなということを確認をさせていただいたわけでありますが、正にこの法務委員会、ある...全文を見る
○鈴木寛君 どうもありがとうございました。  今回の、正にこの不動産競売手続の改正でございますけれども、関係条文が非常に多岐にわたってございまして、要は実務制度上、今までと今後とどういうふうに違うのかというのはかなりこれ複雑な規定になっておりますので、民事局長にお願いをしたいん...全文を見る
○鈴木寛君 どうもありがとうございました。  今御説明のございました新しい不動産競売手続のそれぞれ幾つか懸念されることについては、午前中の千葉委員の質疑の中で明らかにされましたので、私は少し違う観点から御議論をさせていただきたいと思います。  今も局長の御答弁の中にありました...全文を見る
○鈴木寛君 今回の正に考え方については、今整理していただいて分かったわけでありますが、実は私は、つい最近まで、この物中心社会のルールメーキングあるいはそのエンフォースメントから、正に情報中心社会といいますか、情報社会におけるルールメーキングとそのエンフォースの問題というものをいろ...全文を見る
○鈴木寛君 もちろん、これ、大変な改正といいますか、大原則の変更を提起をさせていただいておるわけでございますので、直ちに今日それ以上の御答弁をいただけるということは、今の御答弁でも非常に踏み込んでいただいて有り難く思っているわけでありますが、しかし、非常に大事な話ではあるというふ...全文を見る
10月09日第157回国会 参議院 法務委員会 第2号
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○鈴木寛君 民主党・新緑風会の鈴木寛でございます。  本日は、裁判官の報酬等に関する法律の一部を改正する法律案並びに先日の野沢法務大臣の所信に対しまして質問をさせていただきたいと思います。  まず最初に、裁判官の報酬に関する、減額に関する法律案でございますが、この問題は、先ほ...全文を見る
○鈴木寛君 私は、先ほど、今の御答弁を拝聴していても思うわけでありますけれども、憲法で裁判官の報酬を在任中、これを減額をすることはできないという規定というのはやっぱり相当に重いことだというふうに思っております。  そもそも、憲法が司法、行政、立法の三権分立、これは、近代国民国家...全文を見る
○鈴木寛君 来年の通常国会ということでございますので、相当ドラフト案を作る今重要な時期にあろうかと思います。  そういう中で、日本弁護士連合会が非常に分かりやすいパンフレットを作っていただいておりまして、「司法が変わる。日本が変わる。 あなたも裁判員に」ということで、裁判員制度...全文を見る
○鈴木寛君 議論の状況はよく分かりました。  ただ、法務大臣もこの本部の副本部長ということであられると思いますので、国会では、やはり裁判官と裁判員が実質的な対等性を確保するというのは特に日本においては難しい。そのためにも裁判員を、要するに今のお話でいいますと、多数にするというこ...全文を見る
○鈴木寛君 私が違和感だと申し上げた趣旨が事務局長に十二分に御理解いただけなかったと思いますが、日本の行政訴訟の問題点あるいは市民感情の中にある問題意識は、行政訴訟というのは行政庁対いわゆる国民という構造が行政訴訟であります。  そういう中で、どうも日本の、これは国民感情の中に...全文を見る
○鈴木寛君 是非よろしくお願いをいたしたいと思います。  もう一つ、私が御質問を申し上げたいのは、特にこの少年事件に関しまして、少年事件の犯罪などの被害者になられた方々、あるいは被害者の御家族の本当に大変に言葉では言い尽くせないような状況の中で、我々国会、立法府にある者が本当に...全文を見る
○鈴木寛君 是非そうした検討を更に深めていただければと思います。  時間がございませんので、質問を三つまとめてさせていただきますので、よろしくお願いいたします。  今のことにも絡むわけでありますが、やはり法教育といいますか、小学校、中学校、高等学校の段階から、やはり法治社会あ...全文を見る
○鈴木寛君 終わります。