鈴木寛

すずきかん



当選回数回

鈴木寛の2005年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月16日第162回国会 参議院 憲法調査会二院制と参議院の在り方に関する小委員会 第2号
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○鈴木寛君 今日は二院制、とりわけ選挙制度にかかわるテーマでございますので、その点につきまして私の御意見を申し上げたいと思います。  いわゆる一票の格差の問題が参議院でも最高裁から提起をされております。この議論の中で、私が是非強調させていただきたいのは、やはりこの一票の格差とい...全文を見る
02月25日第162回国会 参議院 憲法調査会 第3号
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○鈴木寛君 民主党・新緑風会の鈴木寛でございます。  戦後六十年がたちました。私は、この二〇〇五年の現在において、新しいこの時代に合った憲法をつくり直すべきだという立場でございます。私からは、この時代、ポストモダンに差し掛かった時代とも言えますし、ハイパーモダンの時代とも言える...全文を見る
○鈴木寛君 行政訴訟についてでございますが、我々は行政訴訟の制度が現行どおりでいいとは全く思ってないという意見をこの場で述べさせていただきたいと思います。  先ほどの簗瀬議員の御意見と重なりますが、原告適格などについては、例えば団体訴訟の可能性などについて十分検討すべきだと思い...全文を見る
03月02日第162回国会 参議院 憲法調査会 第4号
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○鈴木寛君 本日は、前文の在り方あるいは近代憲法論について議論がなされました。憲法を議論する立場として、恐らく私は三つの立場があると思いますが、一つ目は護憲という立場、二つ目は前近代的憲法への復古という立場、三つ目は、近代憲法を充実をさせ、ポストモダン型憲法制定に半歩踏み出し深化...全文を見る
03月09日第162回国会 参議院 憲法調査会 第5号
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○鈴木寛君 民主党・新緑風会の鈴木寛でございます。私も舛添小委員長始め小委員会の委員のメンバーの皆様方に改めて敬意を表したいと思います。  私から申し上げたいことは、今回議論となっております参議院の在り方、更に申し上げますと参議院改革を議論するその目的は何だろうかということを改...全文を見る
03月10日第162回国会 参議院 予算委員会 第9号
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○鈴木寛君 民主党・新緑風会の鈴木寛でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。  本日は、引き続き、この所得税及び個人住民税の定率減税の縮小、廃止問題と。端的に申し上げますと、先ほどの財務大臣のお話でも分かりましたけれども、政府は、十七年度から二か年かけて実質的には三・三...全文を見る
○鈴木寛君 人づくり。人づくり。
○鈴木寛君 実は、民主党は、この私のコンクリートから人づくりへということを平成十七年度の予算編成の中で党の方針として明確に、ホームページをごらんいただければ書いてございますが、公的投資の重点をコンクリートから人づくりへとの基本方針を明示をさせていただいております。  そして、ち...全文を見る
○鈴木寛君 私どもはほぼ分析を終わりました。どういうことかと申しますと、レベル一から五まであるんですね、このPISAの調査は。五が、レベル五が一番高得点なんです。  前回の調査でレベル三以上、逆に言いますとレベル二以下が前回、二〇〇〇年には二五%だったんです、日本の。二〇〇三年...全文を見る
○鈴木寛君 火曜日の予告をさせていただきますと、私は、日本の教育を何とか持ち上げるのは相撲部屋と寺子屋と鎮守の森だと、この三つだと思っているんです。  今、この小泉内閣は、市場競争原理優先主義、言っておられます。しかし、それには大きな前提があります、必要です。  相撲部屋とい...全文を見る
○鈴木寛君 私学助成の件は関係ありません。総理が後半におっしゃった奨学金の問題です。  しかし、日本は一〇%ですよ、授業料の。あるいは更に言うと、生活費入れたらその比率はもっと下がる。だから、そういう意味でこの数字になっているんです。そこは御理解ください。  フランス、ドイツ...全文を見る
○鈴木寛君 民主党の提案は、専門学校なんかの人たちに対しても奨学金を出していこうじゃないかと、これ充実していこうじゃないかということになっていますから、そこはおっしゃるとおりのことができます。  是非、総理、今のお話ありがとうございます。
○鈴木寛君 本当に子育てに困る一千三百万人、そして学ぶ意欲を持って一生懸命頑張っている三千万人の若者のために皆さんの貴重な税金を使っていきたい、人づくりのために使っていきたい。そのことを百年河清を待つんではなくて、そのための政権をつくり上げることが不可欠だということを申し上げまし...全文を見る
03月15日第162回国会 参議院 文教科学委員会 第2号
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○鈴木寛君 民主党・新緑風会の鈴木寛でございます。  私、午前中の自民党の委員の皆様方と中山文部科学大臣との御議論を聞かせていただいて、少し文部科学省、特に中山大臣と我々が考えております学力低下の原因といいますか、学力が低下をしていると、学力だけじゃございません、これは体力も低...全文を見る
○鈴木寛君 今のその数字といいますか調査研究というのは、文部省が、文部科学省がおやりになっている、あるいはその附属機関である国立教育政策研究所がおやりになっている調査ですか。
○鈴木寛君 それ、是非きちっと我々に教えていただきたいと思いますが、例えば、じゃ、文部省は、世帯の収入格差と児童生徒の授業外の学習時間、これは日本は一番低いと言われております。あるいは意欲格差、これ午前中大臣もおっしゃいましたが、意欲と学ぶ態度だと、これ私はおっしゃるとおりだと思...全文を見る
○鈴木寛君 じゃ、更に申し上げますが、先ほど銭谷局長が世帯間の収入格差と相関は薄いというお話があったのでお伺いしているんですけれども、そもそも今どれぐらいの子供が塾や家庭教師に通っておられるか、で、塾や家庭教師に通っている生徒とそうでない学力の差について、これ、文部省、把握されて...全文を見る
○鈴木寛君 恐らく学校で付いていけなくて、そして補充的学習が必要だと思って、で、付けていると。しかし、経済的な理由でそれすら付けられないという御家庭の世帯がかなり増えているんではないかというような見解というか、例えば塾の業界の方々が、今までは割と広く一般の御家庭の子弟が通っておら...全文を見る
○鈴木寛君 東京都の教育委員会が平成十六年の六月に、児童生徒の学力向上を図るための調査報告ということをやっております。これ、東京都がこれ悉皆で中学校二年生、それから小学校五年生を始めておりますが、これを見ると非常にいろんなことが分かります。  やっぱりまず大変にびっくりいたしま...全文を見る
○鈴木寛君 今の御答弁少しおかしいと思うんですね。要するに治療方法が確立していないから指定できないと、こういう御答弁だったと思います。しかし、アレルギーは問題だと。  で、治療方法が確立していないこれは大変な非常に対処困難な病気なんですよ。したがって、そもそもこの学校保健法の十...全文を見る
○鈴木寛君 これは文部科学大臣にお願いをしておきたいと思いますが、今回のその五条、六条、七条関係で、地方財政計画には位置付けましたという総務省の御答弁でした。じゃ、それが各市町村の予算編成においてどういうふうな実態になっているのかということについて是非お調べをいただいて、後ほどで...全文を見る
○鈴木寛君 すっきりいたしました。  ただ、今の局長の御答弁にも、特に必要にある場合にはということがくっ付くわけですね。こういうことが現場の混乱を招くんですよ。  これはよくよく調べてみますと、文部省はかなり弾力化していると、しかし都道府県教委とか市町村教委で伝言ゲームになっ...全文を見る
○鈴木寛君 それは是非やっていただきたいと思うんですけれども、どうもそのように現場は思っていないということを二〇〇%意識してやっていただきたいと思いますし、それからやっぱり世の中で優良事例、ベストプラクティス、もちろん文部省も、文部科学省もあるいは研究所もその人員の問題というのは...全文を見る
○鈴木寛君 今日は幾つかのお願いと提案をさせていただきました。是非、中山大臣のリーダーシップで精力的に進めていただきますことをお願い申し上げます。  どうもありがとうございました。
03月15日第162回国会 参議院 予算委員会公聴会 第1号
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○鈴木寛君 民主党・新緑風会の鈴木寛でございます。  藤原参考人、池谷参考人、貴重な御意見、ありがとうございました。  まず、藤原参考人にお伺いをしたいと思いますが、先ほどの質疑でもございましたが、藤原参考人、多くの方から、(発言する者あり)あっ、公述人、ごめんなさい、公述人...全文を見る
○鈴木寛君 ありがとうございます。  それと、よのなか科、地域本部、まあこれも非常に面白い、チャレンジングな試みだけれども、一番の懸念であるいわゆる学力問題ですね。それで、学力の中にも情報編集力と情報処理力があって、情報編集力というのはなかなかこれ数値化しにくい能力でありますが...全文を見る
○鈴木寛君 そういう中で、さらに、例えば先ほどもおっしゃっていましたけれども、土曜寺子屋に行ってお兄さんに勉強を教えてもらおうと、こういうことにつながるんだと思いますが、少し時間がございませんので、池谷公述人にお伺いをさせていただきたいと思います。  大変に感銘をいたしました。...全文を見る
○鈴木寛君 今日は、藤原公述人からは地域本部というもの、その地域コミュニティーが学校を再生するんだと。私は、非常に重要なのは、これは二つのコミュニティー、一つは正に地域コミュニティー、もう一つはテーマコミュニティーというか、池谷公述人が御主宰をさせられているような、世界じゅうの広...全文を見る
○鈴木寛君 藤原公述人にお伺いしますが、今環境教育をどうしようかという議論になっているわけでありますが、藤原参考人はよのなか科という新しいメニューというか、カリキュラムを作られましたが、是非これを御縁に環境について何か新しいそうした試みをしていただければなというふうに思いますが。...全文を見る
○鈴木寛君 はい、ありがとうございました。  終わります。
03月31日第162回国会 参議院 文教科学委員会 第6号
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○鈴木寛君 民主党・新緑風会の鈴木寛でございます。  私は、民主党・新緑風会を代表し、国の補助金等の整理及び合理化等に伴う義務教育費国庫負担法等の一部を改正する法律案につきまして、反対の立場から討論を行います。  義務教育費国庫負担制度は、我が国の義務教育の根幹を支える制度で...全文を見る
04月06日第162回国会 参議院 憲法調査会 第6号
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○鈴木寛君 民主党・新緑風会の鈴木寛でございます。  私が申し上げたいことは、本当にこの憲法調査会で議論してきたことを国民の皆様方にいかに理解、要するに、憲法を議論すると、憲法を国民の皆さんと一緒につくるということについての理解と支持をいかに得ていくかと、このことが非常に重要で...全文を見る
07月07日第162回国会 参議院 文教科学委員会 第12号
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○鈴木寛君 私は、ただいま可決されました学校教育法の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、民主党・新緑風会、公明党及び日本共産党の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。     学校教育法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   ...全文を見る
07月11日第162回国会 参議院 行政監視委員会 第8号
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○鈴木寛君 民主党・新緑風会の鈴木寛でございます。  私は、我が国の小児の保健医療水準の件につきまして本日は質問をさせていただきたいと思います。今日は、尾辻大臣、お忙しいところ、ありがとうございます。  厚生労働省は、様々な医療政策に関するそのベースになるいろんな研究活動をや...全文を見る
○鈴木寛君 おっしゃるとおりで、ゼロ歳児のところは非常にいいわけです、これは引き続き、スウェーデンに次いでということなんですが。  ただ、田中先生たちの研究でも、この年齢階級の、正に一歳から四歳での死亡率が高いのは、正に今局長がおっしゃった我が国のNICUというのは、これ新生児...全文を見る
○鈴木寛君 私も、この国立保健医療科学院が出しておられる「子どもに安全をプレゼント」というこの今のパンフレット、それからホームページがありまして、それを見ました。それで、非常にきめ細かく、いわゆる保護者向け、市町村向け、それから、その成長段階に応じて、何歳の子にはこういうこととい...全文を見る
○鈴木寛君 この場は正に行政監視委員会でございますから、厚生労働省もいろいろと、対策は毎年いろいろ考えていただいていることは私も認めますが、これがなかなかやっぱり、これ結果にもっとダイレクトにつながるような形で、これは医療制度の根っこにかかわる部分もあることは私はよく承知をいたし...全文を見る
○鈴木寛君 これはもちろん、今おっしゃったように、容体の急変、それからもちろん救急、いろんな用途があって、いずれにしても、しかしこれは私は是非欧米並みの配備ということを、今の予算も充実させていただいて取り組んでいただきたいというふうに思います。  それで、正にその設備の問題。そ...全文を見る
○鈴木寛君 局長からは、小児救急専門研修、重要だとおっしゃいました。私もそうだと思います。しかし、これ実態どうなっているかと、これも厚生省の研究班の調査がございます。これは本当にいい調査しているんです。だからといって、是非、本省はこの調査を是非促進してあげていただきたい。別に、建...全文を見る
○鈴木寛君 これは本当に重要な問題だと思うんですね。是非これはやっぱり来年度予算の、私は恐らく数多くある予算の中で最重要、最重点課題の一つだというふうに思いますので、是非きちっとお取り組みをいただきたいというふうに思います。  加えまして、やっぱりこれは小児科学会も御提唱されて...全文を見る
○鈴木寛君 少しではなくて、是非検討をしていただきたいと思います。  少し時間がなくなってまいりましたので先を急ぎますが、やっぱり医療現場を見ますと、今日は小児の問題を中心にやらしていただいておりますが、いろんなボトルネックがあります。その一つが麻酔科医、これもう手術ができない...全文を見る
○鈴木寛君 私は今、文教科学委員会の理事をいたしておりますが、この正に診療科別の偏在の問題というのは、正に政府を挙げて、育成して供給する側はこれ文部省でありますから、最近は少し今の需給の問題も連絡を取られているということでありますが、ここはやはりもうもっと政治主導で、そうした省庁...全文を見る
○鈴木寛君 そこで少し御提案を申し上げておきますと、今なかなかこれ、実は供給側の絶対水準は決して低くないと思うんですね、日本というのは。それはWHOなんかでもいろんなこと言っている。しかし、患者さんあるいは家族の満足度というのは、これは極めて低いと。  これ、いろいろ考えてみま...全文を見る
○鈴木寛君 ありがとうございました。     ─────────────