鈴木寛

すずきかん



当選回数回

鈴木寛の2006年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月01日第164回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○鈴木寛君 民主党・新緑風会の鈴木寛でございます。  冒頭、改めて中川農林水産大臣の閣議決定違反問題について伺います。  先ほどの総理の答弁では全く納得できません。小泉総理自身が、公約を破ろうが大したことないと公言して以来、日本中の至る所で約束違反、ルール違反が横行し、専門職...全文を見る
○鈴木寛君 私は、誠実かつ忠実にというところを伺っているわけでありますが、お話にならない。この問題はあした以降、同僚の蓮舫議員がしっかりとやらせていただきますので、御承知おきください。  そして、こうした大問題に対して昨日、自民党の武部幹事長は、野党が質問主意書の数が多い、野党...全文を見る
○鈴木寛君 あくまで、質問主意書が増えているのは審議時間を自民党が削っているからだという基本認識をきちっと了解しておいていただきたいと思います。  それでは、民主党の補正予算対案について皆様方に御紹介を申し上げたいと思います。  その前に、防災担当大臣、昨年の中央防災会議で首...全文を見る
○鈴木寛君 これ大変な、大変な数字、そして大変な状況だと思うんですね。これは総理も御理解をいただいていると思いますが、これ耐震の問題というのは、これ政府を挙げて、国を挙げて最大の課題だと思います。  このパネルをごらんください。(資料提示)公立学校の耐震化の状況でございます。昭...全文を見る
○鈴木寛君 一年間で三%なんですね。これだとあと十五年掛かっちゃうんですよ。  私は、現在、民主党の次の内閣で文部科学政策の担当をさせていただいております。今回の政府の補正予算では全く子供の安全が確保できない、したがって衆議院で我々はこの予算案に反対をいたしました。  私たち...全文を見る
○鈴木寛君 私たちは、実は二〇〇四年の十一月の奈良の事件以来、子供の安全対策について検討を重ねてまいりました。昨年の十二月十四日に学校安全対策基本法案をまとめました。十二月の党大会で児童の安全にかかわる緊急アピールを申し上げて発表し、そして政府も十二月の二十日に「犯罪から子どもを...全文を見る
○鈴木寛君 子供の安全の解決策は、私は地域の住民、保護者の皆さんのコミュニティー活動、これがかぎだと思っています。しかし、その地域の熱意を支えるのが政治家の役割だと思っております。  実は、私は慶応大学の助教授のときに、これは竹中先生と同じキャンパスにおりましたけれども、金子教...全文を見る
○鈴木寛君 私どもには、腕章代もないんですと、これ何とかしてくださいという声が届いておりますので、是非御再考いただきたいと思います。  次に、格差問題であります。  総理は、明確な格差の拡大を確認されていないと本会議で答弁されています。この問題は、昨年の予算委員会でも私から総...全文を見る
○鈴木寛君 総理がそういう認識ですから、昨年の秋に義務教育費の国庫補助金を二分の一から三分の一に引き下げているわけです。我々は今国会に国及び地方合わせた義務教育費総額を確保するために義務教育財源確保法を提案したいと思いますので、またそのときに御議論させてください。  このパネル...全文を見る
○鈴木寛君 小坂大臣、失礼しました。是非総裁選、頑張ってください。  子供の数が減っている、そうおっしゃられると思っていました。  次のパネルをごらんください。(資料提示)  日本は高齢化で患者の数が大いに増えています。アメリカにもドイツにもフランスにも比べて患者の数は圧倒...全文を見る
○鈴木寛君 いえ、安倍、谷垣、麻生三大臣。プラス、総裁選に出る竹中大臣もどうぞ。
○鈴木寛君 引き続き、パネル六をごらんください。(資料提示)一ベッド当たりの医師数です。日本は臨床医が足らないんです。開業医はそうでもないんです。米国の五分の一、ヨーロッパの四分の一か三分の一です。看護職員もほぼ同じ傾向であります。  そしてもう一枚、七、パネル七。(資料提示)...全文を見る
○鈴木寛君 いつまでに何人という答弁は全くありませんでした。そして、今の大臣で、OECD平均医師数、人口十万当たり、OECD二百八十人が平均です。日本は二百人。こういったこともきちっと踏まえてこの後きちんと議論していきたいと思いますが、もう一枚ごらんください。(資料提示)  が...全文を見る
○鈴木寛君 少人数でやると拙速になるんですよ。
○鈴木寛君 農林大臣。
○鈴木寛君 国交大臣。
○鈴木寛君 いや、本当に若干名なんです。アメリカ並みになるのにこれは何十年も掛かります。  総理、私はこれをすべて公務員でやるというようなことは申し上げるつもりは全くありません。しかし、それぞれの分野で、高度の専門職をだれが育成をするのか、そしてだれが確保するのか、そしてその人...全文を見る
○鈴木寛君 この国のトップには、日本国民の安全の確保、向上に明確なビジョンとマニフェストを示せる人材がなるべきだということを強く申し上げまして、私の質問を終わります。
02月22日第164回国会 参議院 憲法調査会 第1号
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○鈴木寛君 ありがとうございます。  今日は大変すばらしい報告を聞かしていただきまして、誠にありがとうございました。  国民投票をやる上でのいろいろな留意点については、今日御報告があったこと、あるいは更にここで引き続き議論があることを踏まえて更に詰めていけばいいということにつ...全文を見る
03月16日第164回国会 参議院 文教科学委員会 第2号
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○鈴木寛君 民主党・新緑風会の鈴木寛でございます。  ただいま広中議員と文部科学大臣始め、教育基本法の質疑がございましたが、もう少し私は詳しくお話を伺いたいと思いますが、先ほど大臣は、教育基本法の提出に至る努力を文部科学省としてされるという御答弁をされましたが、具体的にはどうい...全文を見る
○鈴木寛君 私どもの教育基本法に対する立場を申し上げたいと思いますが、我々民主党は改正には賛成でございます。改悪には反対でございます。という立場でございまして、大いに教育基本法を頂点といたします教育法体系が現実の教育現場に対してどのような影響を与え、そしてその教育現場が今どういう...全文を見る
○鈴木寛君 我々は、やはりこの改正をする、あるいは教育法を頂点とする教育法体系、特に我々は地方教育行政法については抜本的な見直しが必要だと思っております。  したがいまして、そうした基本法を頂点とする法体系の中で、一つ一つこの検証をして、我々は、少なくとも地教行法は一定の手直し...全文を見る
○鈴木寛君 先ほど、提出に至る努力をいろいろ与党にされているということでございますから、その一環でこのことも含め御説得をいただければというふうに思っております。  それでは、少しその教育基本法の中身に入りたいと思いますが、教育基本法の第三条、これ教育機会の均等をうたった条項であ...全文を見る
○鈴木寛君 三条は、「すべて国民は、ひとしく、その能力に応ずる教育を受ける機会を与えられなければならない」と。人種、信条、性別、社会的身分、経済的地位又は門地によって差別されないということが書いてあるわけでございますが、二月一日の予算委員会でも質問をさせていただきましたが、いわゆ...全文を見る
○鈴木寛君 それでは、御説明を申し上げたいと思います。  私もいろんな現場を歩かせていただいております。例えば、こども未来財団というのが調査をしています。年収一千万円以上の御家庭の子弟は、あるいは子弟及び御両親は、そのお子さんが大学、大学院への進学を希望しておられる方って八九%...全文を見る
○鈴木寛君 大臣は大変に経済政策にお強いのでそういう御説明になるんだと思いますけれども、私、申し上げたいことは、富の再配分という議論は、これは経済的格差の問題についてはそれで結構なんですけれども、教育の格差、最後に、今の御答弁の一番最後に、親の経済格差が教育の現場に持ち込まれない...全文を見る
○鈴木寛君 済みません、実を取った、あるいは守り抜いたという御答弁があったんですけれども、どういう実が取れたのか、あるいは何が守り抜けたのか、もう一度御答弁ください。
○鈴木寛君 要するに、給食調理員と用務員さんを犠牲にして教員は守ると、こういう御説明にしか聞こえないんでありますが、それはやっぱり学校という実態、それから今学校安全が問題になっております。先ほども大仁田委員からありました。やっぱり用務員さんがきちっとかぎを閉め、あるいはドアの門扉...全文を見る
○鈴木寛君 それで、いや、そういうことだから結局、自民党は教育に対する予算とか人とかを増やせないんですよ。文教科学委員なんですから、これはやっぱりちゃんと本当に教員が日本にとって大事なんだと、こういうコンセンサスを私は是非皆さんとともに確認をしていきたいというふうに思います。 ...全文を見る
○鈴木寛君 いずれにしても、弱視の子どもさんにきちっと拡大教科書が確実に手に行くように、文部省、最大限の御支援をお願い申し上げたいと思います。  それでは、時間がなくなってまいりましたので、ちょっと医学教育の点についてまとめて質問をさせていただきたいと思います。  まず、産科...全文を見る
○鈴木寛君 終わります。
04月20日第164回国会 参議院 文教科学委員会 第9号
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○鈴木寛君 四名の参考人の皆様、本当にありがとうございました。  時間もございませんので早速質問させていただきたいと思いますが、嶺井参考人にお伺いをいたします。  先ほどのプレゼンテーションの中で、障害のある人の権利に関する国際条約のことについてお話をいただきました。時間の関...全文を見る
○鈴木寛君 ありがとうございました。  嶺井参考人に更にお伺いしますが、その無理解というのを、これ、どのように日本全体のコンセンサスにしていくか。とりわけ、私はやっぱり、政府内でのコンセンサスづくりというものにどのような問題があり、そしてそれをどうしていったらいいのかというのも...全文を見る
○鈴木寛君 今の点は、むしろ我々にボールをいただいたというふうに受け止めまして、これからの質疑等々で更に頑張ってまいりたいというふうに思いますので、また御指導をお願い申し上げたいと思います。  続きまして、山岡参考人にお伺いをしたいと思います。  実は私も、議員になる以前は大...全文を見る
○鈴木寛君 ありがとうございました。  できれば全員の参考人にお答えいただきたいんですが、大南参考人、三浦参考人、嶺井参考人、山岡参考人の順番でお答えをいただきたいと思うんですが、あと五分ということでございますので、もうお二人に限らざるを得ないんですが。  今日、四人の参考人...全文を見る
○鈴木寛君 まだ時間ありますから、一分ずつで。
○鈴木寛君 どうもありがとうございました。
04月25日第164回国会 参議院 文教科学委員会 第10号
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○鈴木寛君 私は、ただいま可決されました学校教育法等の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、民主党・新緑風会及び公明党の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。     学校教育法等の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   政府及び...全文を見る
05月08日第164回国会 参議院 行政改革に関する特別委員会 第4号
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○鈴木寛君 民主党・新緑風会の鈴木寛でございます。  引き続き行政改革推進法について質問をさせていただきたいと思いますが、私も今、松井議員の後半の議論、正にその点がやっぱり全くこの法案提出に当たって十分審議、準備がされないままに今回の行政改革推進法案が提出をされているという、こ...全文を見る
○鈴木寛君 今回の政府案と民主党案のやっぱり決定的な違いというのは、正に政府調達というか、あるいは公共事業も含めて、正にそこの契約あるいは入札事務の適正化というところ、これが要するに本丸のところだと私たちは思っているわけですね。そこについて今、中馬大臣御答弁ありましたけれども、確...全文を見る
○鈴木寛君 是非そこはお願いを申し上げたいと思います。  それと、今回の政府案で問題だなと思いますのは、いろんなところで仕切りという、仕分という言葉が出てきます。それから、様々な担当大臣の方々が答弁に立たれて、国民生活上こういう問題ありませんか、ああいう問題ありませんかというこ...全文を見る
○鈴木寛君 私が伺いたかったのは、正に行政ニーズは変化をすると。しかし、じゃ、どういう行政ニーズに対して積極的に取り込み、そうでない、要求官庁はみんなニーズがあると言ってくるわけですね。しかし、そこに正にそのめり張りを付けて査定をしなきゃいかぬと。  そうすると、今の御答弁で分...全文を見る
○鈴木寛君 是非、与謝野大臣はきっての経済通でもいらっしゃるので、総理に、中国を例に出して格差問題を語ることの社会にいかに悪影響を与えているかというのは是非諭していただきたい。そのことは是非お願いをしたいと思います。本当に議論の混乱を招く以外の何物でもないんですね、この中国を格差...全文を見る
○鈴木寛君 是非現場をきめ細かに確認をしながら進めていただきたいというふうに思います。決して机上の数字合わせにならないように、大臣相当頑張っていろいろ調べていただいていることは大変感謝をいたしますけれども、引き続きよろしくお願いを申し上げたいと思います。  それで、例えば教育と...全文を見る
○鈴木寛君 そこが全く違うんですね。私の理解しているサービス業の概念というのは、先ほど申し上げたように能力掛ける意欲掛ける人員だと。そこで人員が五%明白に下がるわけでありますから、それを上回る能力の増加と、それを上回る意欲の増加をもってしても、やはりそれはサービスの低下は免れない...全文を見る
○鈴木寛君 小坂大臣にお伺いしますが、必ずしも政府ではなくて、要するに公的ではなくて民間がいいと。そうすると中馬大臣は、義務教育民営化論ということになってしまうのかもしれませんが、現実問題として、その議論はおいておきまして、時間がありませんので。  明らかに今回の行政改革推進法...全文を見る
○鈴木寛君 今の答弁は全く私、理解できません。  時間が来ましたので、この問題は引き続き議論をさせていただくということで、今日の質問を終わりたいと思います。
05月09日第164回国会 参議院 文教科学委員会 第12号
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○鈴木寛君 おはようございます。民主党・新緑風会の鈴木寛でございます。  今日は研究交流促進法の審議をさせていただきますが、まずその大前提として、科学技術の振興、これは極めて重要な国としての政策課題だと思いますけれども、これを実質的に我が国の科学技術振興を行うに当たって何が重要...全文を見る
○鈴木寛君 実は、昨日は行政改革推進委員会で大臣と議論させていただいたわけでありますけれども、昨日もお話を少し申し上げましたが、今日は科学技術の話ですが、これからの二十一世紀というのはもうすべてのものが人なんですね。  今日のテーマのこの科学技術の振興も、正に今おっしゃったよう...全文を見る
○鈴木寛君 それで、今日は研究は人だということで議論を進めたいと思いますが、研究者の数はこの五年間で、平成十三年のときは七十五万人だったのが平成十七年では七十九・一万人になっておりますので四万人ほど増えていると、こういうことであります。しかし、そうした研究者を正にそばで支える研究...全文を見る
○鈴木寛君 今、十一条の三項で書いてあるんだと。私もそう思います。そうなると、正に平成十三年二十四・九万人だった研究支援者が平成十七年で三万人も減ってしまっていると。これは科学技術基本法違反だと、こういうことになってしまうわけでありますが、いかがでしょうか。
○鈴木寛君 余りそういう細かい議論に入るつもりはなかったんですけど、その数字を出されると私も申し上げざるを得ません。  非営利団体、公的機関の研究支援者は、平成十三年のとき四万人だったのが三・三万人に、七千人減っております。もちろん、民間の減少というところはあろうかと思いますけ...全文を見る
○鈴木寛君 是非、今の点、頑張っていただきたいと思いますし、我々も応援をさせていただきたいと思います。まずそのことが、やっぱり一対一が大事なんだ、日本はその点非常にいびつになっているんだということを、まず情報共有をより多くの方と是非していただきたいと思います。  さらに、日本と...全文を見る
○鈴木寛君 この点は、本当に日本の国の研究パフォーマンスに物すごくかかわる話なんですね。それはどういうことかといいますと、PhDつくるのには十年掛かるんですよ、少なくとも。MBAつくるのは五年で何とかなるんですね、五年、六年で。ということになると、正にPhDをこれから一挙に増やし...全文を見る
○鈴木寛君 いや、ちょっとよく分からないんですけれども。  これ一々申し上げませんけれども、アメリカもドイツもフランスもイギリスも相当な勢いで政府の研究費の負担が増えていますよね。アメリカなんかは、これ十年間で見ると倍増ですよ。イギリスも倍増です。もちろん、日本も予算を充実をし...全文を見る
○鈴木寛君 これ行革法の、行政改革法の五十三条で人件費の総額抑制となっていますね。私たちも行政改革は必要だと、そして税金をより有効に使ってほしいと。それは当然国立大学法人に対するもの、あるいは独立行政法人の研究部門に対するものとて、税金を有効に活用するということの精神は、ここは共...全文を見る
○鈴木寛君 そのやっぱり認識が違うと思うんですね。だって、今、科学技術は最も重要で、それは人で、それをやっぱり増やしていかなきゃいけない。今まで増やしてこられたわけでしょう。いや、ここは本当頑張られたと思いますよ、平成十七年から四万人増やすというのは大変なことですよ、それは、世の...全文を見る
○鈴木寛君 是非頑張っていただきたいと思いますし、本当により質の高い人を数多く、きちっとその研究に従事し続けられる環境というのをつくっていただきたいと思います。  それと、もう一点確認したいんですけれども、やはり科学技術というのは、公的セクターの役割というのは非常に重要だと思う...全文を見る
○鈴木寛君 是非その方向で頑張っていただきたいと思います。  今回のちょっと法律に絡んででありますけれども、先ほど来、研究支援体制、オペレーショナルな点あるいは事務管理の両方の補強の観点から議論を申し上げておりますけれども、とりわけ国立大学がそこは大変なんですね。いろいろ個別に...全文を見る
○鈴木寛君 それは結構なことなんですけれども、私の御提案は、今回は要するに施設依存型といいますか、大型あるいは特殊な研究施設を伴う研究プロジェクトについての研究交流促進ということについては大きな一歩を、それはマネジメントの点でも今おっしゃったように一歩踏み出していると、これは評価...全文を見る
○鈴木寛君 我々の委員会も筑波のスパコンは見させていただきまして、正に今お話あったものは見てきたわけでありますが、是非今回のスパコン開発も頑張っていただきたいなと、こういうふうに思います。  それで、私は、こういう民間主導ではなかなか取り組めないナショナルプロジェクトというのは...全文を見る
○鈴木寛君 いずれも今までは欧米との競争でありましたけれども、これからはアジア諸国、あるいは宇宙なんかはロシアなんかが以前から強いですけれども、あるいは中国などもですね。そういう分野は正に本当に国際競争になってきているわけでありまして、我が国も是非こうした分野は頑張っていかなきゃ...全文を見る
○鈴木寛君 是非頑張っていただきたいと思うんですけれども、科学技術政策というのは難しいですよね。まあ、これ評価も非常に難しいと思います。単に何か国際競争で、例えばスパコンでいえば抜いたとか抜かれたとかということが報道とかは、我々もそういうことに関心が行きがちなんですけれども、例え...全文を見る
○鈴木寛君 私は、ただいま可決されました研究交流促進法及び特定放射光施設の共用の促進に関する法律の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、民主党・新緑風会及び公明党の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。     研究交流促進法及び特定放射光...全文を見る
05月11日第164回国会 参議院 総務委員会 第20号
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○鈴木寛君 民主党・新緑風会の鈴木寛でございます。  三人の参考人の皆様方、本当に貴重な御意見をありがとうございました。  まず、松原参考人にお伺いをしたいと思いますが、先ほど懇談会の論点整理について御報告をいただきましてありがとうございました。  それで、幾つか御報告を聞...全文を見る
○鈴木寛君 資本分離ということがかなり前面に出ておりますので、今の先生で半分ぐらい、かなりその誤解が解けたわけでありますが、私もNTT法をきちっと見直して、そしてきちっと他の事業体、他の業態と同じように独禁法制を掛けていくということは有力な選択肢だと思っています。でありますので、...全文を見る
○鈴木寛君 民主党・新緑風会の鈴木寛でございます。  私も、まずこの放送と通信の在り方に関する懇談会、私自身もこの十年来最大の関心事項といいますか、非常に日本の国にとって重要なテーマだと思いましたので、この懇談会が設置をされるということを聞いたときは、ついにというか、やっとこの...全文を見る
○鈴木寛君 今のお話は分かるんですよ。これから正にICTを基に新しいサービス、新しい産業をつくっていくと、そのためにきちっと見直して、大丈夫かということを見ていきましょうと。まあそういうことで、私が思いますに、ICTのサービスの創意工夫を発揮するレーヤーというのは、これだんだん上...全文を見る
○鈴木寛君 いや、今の限りでは大臣と私で全く同じ思いでございます。  それで、確かにパッチワークなんですよね。このことは昔よく議論をさせていただきましたけれども、パッチワークのときはどうしたらいいかというと、いい意味でのやっぱり対症療法だと思うんです。問題が顕在化している、そし...全文を見る
○鈴木寛君 私も九六年のNTT再編のときは正にその担当をしておりましたから、その矛盾点、正に、午前中にも言ったんですけど、やっぱりIP時代がここまでなるということを前提にしていなかったということでNTT法制というのはやっぱり問題だ、問題だというか前提が変わっているということで、き...全文を見る
○鈴木寛君 いや、是非、本当にこの標準化の問題というのは日本がずっと泣かされていたテーマですから、せっかくこの光で国際標準を取れるというこのチャンスを逃さないようにという視点も重視しながら議論を進めていただきたいなと、こういうふうに思います。  そして次に、ちょっと放送の議論を...全文を見る
○鈴木寛君 最後に、先ほどちょっと触れましたけれども、日本のITの、ICTの産業の、これは論点整理でもインドと中国にコンテンツ制作力の情報発信を充実するという問題意識は書いてあるんですけど、それを進めるためにも、コンテンツもさることながら、それこそ下位レーヤーと上位レーヤーと一緒...全文を見る
○鈴木寛君 中国、インドにおいて、欧米の動向を見ていますと、更に踏み込んで、やっぱり首脳が、相当首脳同士であるいは政治家がそうしたビジネスアライアンスができるための手だてをしていることは事実だと思います。やっぱり日本は足らない。  そういうことに是非大臣も更に目を向けていただい...全文を見る
06月08日第164回国会 参議院 文教科学委員会 第17号
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○鈴木寛君 私は、ただいま可決されました就学前の子どもに関する教育、保育等の総合的な提供の推進に関する法律案に対し、自由民主党、民主党・新緑風会、公明党及び日本共産党の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。     就学前の子どもに関する教育...全文を見る
10月04日第165回国会 参議院 本会議 第5号
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○鈴木寛君 民主党・新緑風会の鈴木寛でございます。  私は、初当選以来、一貫して教育問題に取り組んでまいりました。これまでほとんど注目されることがなかった教育問題を安倍総理が最重要課題として取り上げていただきましたことは、率直に歓迎を申し上げます。これをきっかけに日本じゅうで教...全文を見る
11月22日第165回国会 参議院 教育基本法に関する特別委員会 第1号
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○鈴木寛君 お答えを申し上げます。  私どもは、正に今起こっているこのいじめの問題への解決の第一歩にここで行われている議論がならなければ、何の意味もないというふうに考えております。  例えば、衆議院で教育基本法の議論が行われている間だけ取りましても、実に九名の若いお命が自ら絶...全文を見る
11月24日第165回国会 参議院 教育基本法に関する特別委員会 第2号
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○鈴木寛君 第二点目の知事に権限が移るという云々の議論についてお答えを申し上げたいと思います。  伊吹大臣少し誤解をされているところもありますので、提案者の方から民主党案をきちっと御説明申し上げたいと思いますが、水曜日の御答弁でも申し上げましたように、今現在は、小学校、中学校に...全文を見る
11月27日第165回国会 参議院 教育基本法に関する特別委員会 第3号
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○鈴木寛君 お答えを申し上げます。  私ども民主党も正に憲法調査会と教育基本問題調査会、これを正に同時並行的に議論をこの数年深めてまいっております。私ども民主党におきましては、二〇〇五年の十月三十一日に民主党憲法調査会の民主党憲法提言というものを党としてまとめさせていただいてい...全文を見る
○鈴木寛君 民主党・新緑風会の鈴木寛でございます。  少し今の議論を引き取らせていただきたいと思いますが、大臣、こういうことなんですね。教育には今回から大学教育も入っているんですね。大学教育においては、学問の自由というのは、これは極めて重要だということはこれはもう疑いのないとこ...全文を見る
○鈴木寛君 これやはり大臣、二十二年いらっしゃったということをホームページで拝見させていただきましたが、やっぱりもう昭和三十五年入省の先輩方というのは、本当にやっぱりもう国会を支えるんだという高い志と、それからそれを支えられる物すごいやっぱり御見識と使命感を担ったお仕事をされてい...全文を見る
○鈴木寛君 これ、一点目のところは非常に重要な政策論争といいますか、要するに中身を詰めていく議論で、我々もそのように対応しておりますし、正にこの教育基本法を見直す上で政策論議として、していく点です。  しかし、二点目は、まあ端的に申し上げると、中教審のときは幼児教育というものが...全文を見る
○鈴木寛君 私もその役所の書いた……
○鈴木寛君 私は昭和六十一年でございますが、私は霞が関の限界を感じまして脱藩をいたしまして、慶応大学の湘南藤沢キャンパスの助教授になり、役所で磨いた立法技術を活用いたしましていろいろな、その後学者として立法提案活動をさせていただいております。  それで、私はそのために政治がある...全文を見る
○鈴木寛君 そのことは、私も、いろいろな背景があって、そして衆議院のいろいろな経過があるということで、そこを一々今反論は申し上げません。  しかし、ここ参議院で、正に二院制で、更に良識の府で、これはもう舛添先生も冒頭、今いらっしゃいませんが、おっしゃいました。正に我々参議院議員...全文を見る
○鈴木寛君 これ大臣ね、七か月たっているんですよ、七か月。  文部省本省の職員、何人いらっしゃいますか。
○鈴木寛君 文部省がいろんな問題を抱えて大変なのは私どももよく承知をしております。しかし、我々は五名プラスアルファぐらいの陣容で、しかしやっぱり国会議員として、あるいは本当に日本の教育を何とかしたいという思いで新教育行政法を出させていただきました。  やっぱり七か月たった今日、...全文を見る
○鈴木寛君 その中身を是非お伺いしたいんですよ。これはもう、別に文部省とのすり合わせ、あるいはもちろん大きな方向性ですから、改めて大臣、やっぱり自分はこうこうこういうふうにした方がいいんじゃないかと、もちろん検討中のこともあろうかと思いますし、大体のお考えはまとまっていることあろ...全文を見る
○鈴木寛君 ありがとうございました。  それで、今二つのことをおっしゃったと思いますが、ちょっと後半の話から申し上げますと、大臣が、私どもが、やはり国が、最終的な責任でございますけれども、をというお考えに非常に、何といいますか、近いお考えを持っておられるということはよく分かりま...全文を見る
○鈴木寛君 先ほど大臣がおっしゃった前半の方の話なんですけど、不当な支配をめぐる論争を私も聞かしていただきました。それで、さっき大臣がおっしゃった答弁はそのとおりなんです、と私は思います。で、それは、まあ国にとってですね、まあ国にまず法案の解釈権があると。もちろんそれは、しかし通...全文を見る
○鈴木寛君 正にその第三の道というか、アウフヘーベンするために自民党なり与党のお考えを出していただいて議論したいなという、改めてお願いなんですけれども、じゃ現実論に立ち返ったときに、やっぱり今これしかないのかなということを私は思いました。  それはなぜかというと、結局、私も福岡...全文を見る
○鈴木寛君 再度お願いを申し上げますけど、私どもの藤村議員、松原議員、前原議員から御議論いただいて、既にもう一か月たっているわけですよ。
○鈴木寛君 いや、もう、だって二十、今日は七日ですかね。で、その間にあの議論があったんであれば、少なくともその大綱的なことをやっぱりある程度落とし込んでいかないと議論が、その次の議論できないわけですよね。  ですから、今日の御議論はその藤村議論と進んでないんで、私ども案を出しま...全文を見る
11月28日第165回国会 参議院 教育基本法に関する特別委員会 第4号
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○鈴木寛君 お答えを申し上げます。  私どももいろいろないじめの現場に行って教えていただきますと、今問題になっております感性といいますか、感度ですね。要するに、教育現場で何かやっぱりシグナルは小さいながらも出ております。やっぱりそこに気が付くのか、あるいは気が付いていてもそのま...全文を見る
○鈴木寛君 補足で申し上げますと、これは大臣も御承知の上で今のような御答弁されていると思いますが、現行の地方教育行政法でも学校運営協議会というのがもう盛り込まれて、そして幾つかの地域ではもう具体的に実践がされているわけでございます。それを見ますと、やはりおおむねそうしたその地域の...全文を見る
○鈴木寛君 お答えを申し上げます。  私ども民主党は、まず民主党法案の第二条でもって学習権というものを定めておりまして、何人も生涯にわたって学びを十分に奨励され、支援され、保障されると、こういうことをうたっております。これは、私ども民主党法案の極めて重要な考え方を表した条文だと...全文を見る
○鈴木寛君 平成十八年度の民主党予算案の対案の概略についてだけ、お時間もございますから申し上げます。  民主党案は、歳出総額が七十九・三兆円ということになってございます。政府案は七十九・七兆円でございますから、政府の総額の歳出よりも〇・四兆円、四千億カットしたそうした予算の中で...全文を見る
○鈴木寛君 お答えを申し上げます。  私どもは、正に国際社会の中で国際社会の一員としてそうした条約を最大限実現をしていく、そういった意味でも国際社会のリーダーになりたいという思いを持ってこの法案を作らさせていただいております。  したがいまして、第二条におきましては、何人も、...全文を見る
○鈴木寛君 お答え申し上げます。  法律には、属地主義と属人主義という、この二つの大きな考え方があろうかと思っております。で、我々は日本社会における教育のありようを議論をしておりまして、もちろん外国人をこれ受け入れる受け入れない、これは教育政策の範疇外の話でありますが、結果とし...全文を見る
11月29日第165回国会 参議院 教育基本法に関する特別委員会 第5号
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○鈴木寛君 お答えを申し上げます。  財源確保法というアイデアを更に進化をさせまして、私ども教育振興法、学校教育の環境の整備の推進による教育の振興に関する法律という法律をこの参議院に提出を既にさせていただいているところでございます。  私どもは、これは日本国教育基本法の十九条...全文を見る
11月30日第165回国会 参議院 教育基本法に関する特別委員会 第6号
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○鈴木寛君 おはようございます。安倍総理におかれましては、大変お忙しい中、よろしくお願い申し上げます。  今日は総理も御出席の下、いじめの問題あるいはタウンミーティングの問題、そして日本の教育行政の在り方ということを議論をしていくと、こういうテーマでこの委員会が設定されたわけで...全文を見る
○鈴木寛君 私は政治家という言葉と議員という言葉を時々意識して、もちろん議員というのは政治家の部分集合でありますが、ただ申し上げたいのは、例えば西郷隆盛とか坂本龍馬というのは、これ大政治家でありますけれども議員ではございません。伊藤博文とか山県有朋は、これは議員でもあったとは思い...全文を見る
○鈴木寛君 今総理もおっしゃったように、これは内閣官房でも大分議論詰まっているんですよね。もちろん文部省も今まで議論をされているんです。  ですから、大体はその論点というか、何が、一長一短って言いましたけれども、それぞれの制度の長と短というのはもう分かっていまして、もう最後は、...全文を見る
○鈴木寛君 終わります。ありがとうございました。
12月01日第165回国会 参議院 教育基本法に関する特別委員会 第7号
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○鈴木寛君 参考人の先生方、本当に貴重な御意見、ありがとうございました。心から御礼を申し上げたいと思います。  まず杉谷参考人にお伺いをさせていただきたいと思いますが、先ほど時間が十分でなかったということもあって、少しはしょられたところもあろうかと思いますけれども、私どもは今、...全文を見る
○鈴木寛君 ありがとうございます。  私どもも前文の中に、「祖先を敬い、子孫に想いをいたし、」というようなことを盛り込んでおります。正に若い命が失われるという現場、私たちもそこに直面をし、本当にその周りの家族はもとよりでありますが、友人そして教員、御縁のあった皆様方が本当に痛ま...全文を見る
○鈴木寛君 ありがとうございます。  私どもも、生の意義と死の意味を考察し、命あるすべてのものを尊ぶ態度を養うということ、この生命に関する教育ということを重要だと思っておりますので、今の山本参考人のお話、非常に感銘をいたしました。  それから、杉谷参考人にもう一点確認なんです...全文を見る
○鈴木寛君 小川参考人にお尋ねをいたします。  私も正に参考人同士で教育基本問題調査会のようなところでどんどんけんけんがくがくやっていただきたいというふうに従来から提案をいたしておりますが、先ほど成嶋参考人から不当な支配をめぐって民主党案は与党案よりなお悪いというお話がございま...全文を見る
○鈴木寛君 世取山参考人にお伺いをいたします。  子どもの権利条約のお話、非常に私も感銘をいたしました。民主党案では、実は、子どもの権利条約の二条、十七条、十八条、二十三条、二十八条、二十九条を参照、大いにした条文をそれぞれ盛り込まさせていただいております。子どもの権利条約は九...全文を見る
○鈴木寛君 ありがとうございました。
12月05日第165回国会 参議院 教育基本法に関する特別委員会 第8号
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○鈴木寛君 お答えを申し上げます。  委員御指摘のように、民主党が提出をいたしました日本国教育基本法案におきましては、第十七条で情報文化社会に関する教育という条項を盛り込んでございます。  これは、正に今回の、まあ大きく申し上げますと二つあります。今回の教育基本法を新しく作り...全文を見る
○鈴木寛君 お答えを申し上げます。  正にこの有害情報ですね、今、伊吹大臣から、ネットのみならず、いわゆるリアル空間といいますか、通常の子供を取り巻く環境の中にも有害情報が満ちあふれていると、そのことは私たちも全く同じ認識をいたしております。  今回、民主党案の十七条の三項で...全文を見る
○鈴木寛君 今の点、ちょっとお答えをする前に、先ほど大臣から十七条についてのコメントがございまして、一項、二項について、促進ということでございましたが、私どもは、インターネットを利用した仮想情報空間におけるコミュニケーションの可能性、そして限界及び問題について、その双方について的...全文を見る
○鈴木寛君 お答えを申し上げます。  正に今御指摘のありました事例を含めまして、本当に昨今、起こっております子供の教育現場をめぐる様々な事件というものは、死というものが子供と従来に比べまして身近ではなくなってきているという中で、我々がびっくりするような出来事が起こっているわけで...全文を見る
○鈴木寛君 お答え申し上げます。  私どもは、この法案を作る際に、心と書くべきところと態度と書くべきところを慎重に一つ一つきちっと吟味しながら書き分けさせていただいております。  生命につきましては、正に心ももちろん必要でありますし、それから本当に生命を大切にする態度というこ...全文を見る
○鈴木寛君 お答え申し上げます。  そもそも法律の用語の中で一般的という用語を使うと、これは極めて多義的なあいまいな部分も残ってしまいますので、私どもは、宗教的な伝統や文化に関する基本的な知識を修得してもらいたいということが正に教養の重要な要素の一つでありますので、そのことをそ...全文を見る
○鈴木寛君 お答えを申し上げます。  民主党案の十六条三項で言っております宗教的感性といいますのは、正に伊吹大臣もおっしゃった自然や万物に対する畏敬の念でありますとか命に対する尊さ、多くのこの世界で長年多くの方々に信仰されている宗教が共通的に持つそうしたものを指しているというこ...全文を見る
○鈴木寛君 二律背反というか、どこできちっとこの線引きをしていくのかと、要するにバランスの取れたですね。これは二律背反というか、いずれも重要なことを盛り込ませていただいて、これは現行九条においても、私どもの提案している十六条においても、あるいは政府案の十五条についても同じことだと...全文を見る
○鈴木寛君 お答えを申し上げます。  一条を立てるか条項に置くかと、これはもうおっしゃるように立法技術の問題でございまして、そこは、何といいますか、美的センスの問題と、それからいかにこの、感性といいますか、それを重要視していくかと、そういう姿勢の表れであります。  ただ、一点...全文を見る
○鈴木寛君 お答え申し上げます。  今回、政府案と私どもの案でやっぱり基本的にコンセプトが違うということは何かといいますと、やっぱり依然として政府の案というのは、文部省の主導によるピラミッド型の、そしてその一番末端の現場としての学校があると、こういう構造はやはり引き続き踏襲して...全文を見る
○鈴木寛君 お答えを申し上げます。  私も藤本委員と同様の問題意識、特に民主党におきまして私は学力低下問題を一貫して調査あるいはそれの対応について取り組んでまいりました。  学力問題、確かに読解力が八番から十四番に下がってしまったということも問題でございますが、日本の教育現場...全文を見る
○鈴木寛君 お答えを申し上げます。  教育基本法というのは理念法であります。やっぱり、社会に対して重要なメッセージを発するという意味を持っているのが教育基本法だというふうに思っております。  そういう中で、先ほど来申し上げておりますように、学びの質というものが決定的に近代化の...全文を見る
12月07日第165回国会 参議院 教育基本法に関する特別委員会 第9号
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○鈴木寛君 四人の参考人の皆様方、本当に今日は貴重な御意見、大変ありがとうございました。  まず高倉参考人にお伺いをしたいと思いますが、民主党案におきましては、教育委員会を教育監査委員会ということに改組していくと、こういう案を提示をさせていただいているわけでありますが、私どもも...全文を見る
○鈴木寛君 ありがとうございます。  中嶋参考人に御質問させていただきたいと思います。  私どもも、教育委員会の公選制といいますか、正に住民の教育意思というものをきちっと反映するスキームに改変をしていくということは、中長期的な課題としては非常に興味を持って研究、検討をしている...全文を見る
○鈴木寛君 私どもも、おっしゃるとおりで、そういう意味でのレーマンコントロールとか、地域住民とか保護者の正に教育意思を反映させるためには、極力学校に近い方がいいと。我々が学校理事会あるいは地域立学校制度を導入しているということは、正にそこを教育委員会的にしてしまおうと、こういうア...全文を見る
○鈴木寛君 今の、正にネットワーク型経営を実現し、今日は古山参考人、済みません、時間がなかったんですが、古山参考人がおっしゃったことを正に実現するのが我々主張している学校理事会制度、地域立学校だということを申し上げて、感謝の言葉に代えさせていただきたいと思います。  今日はどう...全文を見る
○鈴木寛君 お答えを申し上げます。  民主党の法案では第二条で明確に、学ぶ権利の保障ということで、権利を有すると、これは何人も権利を有するということを明記させていただいておりますし、それから第三条におきましても、何人も、その発達段階及びそれぞれの状況に応じた、適切かつ最善な教育...全文を見る
○鈴木寛君 憲法二十六条に定めます学習権は、プログラム規定説、抽象的権利説、具体的権利説が存在いたしておりまして、これがどの説を取るかということについてはまだきちっと確定をいたしておりません。  今回、私どもが教育基本法を作る際には、こうした憲法上の解釈の疑義を正に憲法附属法で...全文を見る
12月11日第165回国会 参議院 教育基本法に関する特別委員会 第10号
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○鈴木寛君 三人の参考人の皆様方、本当に今日はありがとうございました。  私ども、以前より、やっぱり国会に教育基本問題調査会というのをつくって今日のようなお話を十分にいただく機会をつくりたいなということを主張してまいりましたし、これからもやはりその重要性を今日改めて痛感をいたし...全文を見る
○鈴木寛君 ありがとうございます。  私どももやっぱり今の教育現場を見ていますと、特にいじめの問題とか不登校の問題とか、要するに想定をされないといいますか、要するに正常な状態から逸脱している状態というのが続発をしているということでありまして、結局それに対して、穂坂参考人もおっし...全文を見る
○鈴木寛君 濱野参考人にお伺いをしたいと思いますが、穂坂参考人もお時間があればお聞かせいただきたいんですが。  かなりリーダーシップを持って品川区も志木市もやられました。しかし、それに相当やっぱり障害がおありになったというお話をお二方からいただいたわけでありますが、具体的にどう...全文を見る
○鈴木寛君 ありがとうございました。  穂坂市長のような強力でなく、そこまでスーパーマンでなくても、真っ当な教育改革がやっぱり行われるための教育行政制度の構築に向けて、これからも私どもも頑張ってまいりたいと思いますので、引き続き参考人の皆様方の御指導をお願いを申し上げたいという...全文を見る
12月12日第165回国会 参議院 教育基本法に関する特別委員会公聴会 第1号
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○鈴木寛君 民主党・新緑風会の鈴木寛でございます。公述人の皆様方、貴重な御意見を本当にありがとうございました。  私どもも、民主党といたしまして日本国教育基本法案という法案を今回出させていただいております。今日、大勢の公述人からお話がございましたように、今回なぜ六十年ぶりに教育...全文を見る
○鈴木寛君 ありがとうございます。  これ、教育基本法を作り直す、これはもっともっといいものに私どもしていきたいと思っておりますが、当然学校教育法あるいは私立学校法といったことについても六十年ぶりに再点検をし、再構築をしていかなければいけないというふうに思っております。  私...全文を見る
○鈴木寛君 私が申し上げたかったのは、国立大学と私立大学の差を広げていいということではないんだと思うんですね、恐らく。私立に通おうと国立に通おうと、同じように学習権はやっぱり保障すべきだという方向化の中で、しかし国立大学がどんどんどんどん、一方で国立大学というのは非常に経済的に奨...全文を見る
○鈴木寛君 どうもありがとうございました。  もう時間がありませんので、それでは終わりたいと思いますが、本当に公述人の皆様方、ありがとうございました。
12月13日第165回国会 参議院 教育基本法に関する特別委員会 第11号
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○鈴木寛君 お答えを申し上げます。  今、大臣も個人的というお立場ではございましたが、民主党は明白に地方教育行政法については変えるべきだということを考えておりまして、正に地方教育行政の適正な運営の確保に関する法律案をもう既に今提出をさせていただいているところでございますが、基本...全文を見る
12月14日第165回国会 参議院 教育基本法に関する特別委員会 第12号
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○鈴木寛君 お答えを申し上げます。  私ども民主党が提出をいたしました日本国教育基本法案でも、第十九条で教育の振興に関する計画というのは盛り込んでございます。  ただ、今委員も御指摘のとおり、今まで私も五年半、文教科学委員会におりますけれども、学習指導要領とか定数改善計画とか...全文を見る
○鈴木寛君 お答えを申し上げます。  私どもも、日本国教育基本法案を提出する際に、何をしなければいけないのかあるいは我々は何をしたいのかということは、正にこの格差社会においてきちっと機会の平等を保障していく社会を絶対に実現するんだと、こういう思いでございます。  私どもが提出...全文を見る
○鈴木寛君 お答えを申し上げます。  先ほどコンクリートから人づくりへということを申し上げましたが、我が国の公共事業支出対GDPはほかの国に比べて二%ぐらい高うございます。これを削ることによって教育でありますとか医療でありますとか人づくりに回していけば、必ずしも増税する必要はな...全文を見る
○鈴木寛君 お答えを申し上げます。  民主党提出の日本国教育基本法案の第十六条におきましては、「生命及び宗教に関する教育」という条項を新たに盛り込んでおるところでございます。恐らくこれが政府案との最大の違いの一つだというふうに思っておりますが、私どもは、これまでの公立学校におき...全文を見る
12月14日第165回国会 参議院 文教科学委員会 第6号
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○鈴木寛君 民主党・新緑風会の鈴木寛でございます。  著作権法の一部を改正する法律案の質問をさせていただきたいと思います。  まず、火曜日にも提案理由説明を承りましたけれども、改めましてというか、時間も少し削られましたので、今回、百二条の三項を改正をといいますか、三項というこ...全文を見る
○鈴木寛君 地上波デジタルが進むにつれて、その補完路としてIPマルチキャストを使うと。その際に必要となる著作隣接権について、従来の放送と同様の、何といいますか、例外措置といいますか、恩恵措置といいますか、優遇措置といいますか、そういうものを及ぼすと、こういうことであります。  ...全文を見る
○鈴木寛君 これは確認ですが、そうすると、ビデオ・オン・デマンドは入らないということでよろしいですね。これは恐らく、正に今日の議論を基に著作権法改正のコンメンタールを作るということになろうかと思いますが、それでよろしいでしょうか。
○鈴木寛君 それと、これは私の私見で申し上げますと、やっぱり電気通信役務放送というふうに書いた方がすっきりしたなというのが私の意見であります。  というのは、新百二条第三項を、ちょっとくどいですが、今何の話をしているのか各委員の方々がお分かりになりづらいと思いますので御説明申し...全文を見る
○鈴木寛君 今の条項は少し括弧書きが一杯あって皆様方も分かりにくいと思うんで、同じようなことを目的とした要するに書きぶりが三十八条の二項の改正案にもあるんで、是非ごらんをいただきながら、今何をやっているかといいますと、結局IPマルチキャスト放送による補完路としての同時再送信につい...全文を見る
○鈴木寛君 今の御説明は、現行のIT、IP技術によると、専ら、要するに当該地域だけに限定するということを専らということで言っているんだと思いますが、限定をして情報のディストリビューションをするということが不可能なので、専らできるのはIPマルチキャストしかありませんと、こういう御説...全文を見る
○鈴木寛君 これ、実は今月末にも、これも提案説明のお話でありましたけれども、こういう実態といいますか実験というかですね、が始まるので、このような異例な審議日程といいますか、教育基本法の審議の合間に、休憩中でございますので、今やっているということで、もちろん私も日本のインターネット...全文を見る
○鈴木寛君 これは、ある意味で文部科学大臣が総務大臣に貸し一の話なんですよね。いや、本当そうなんですよ。これは、だから文教科学委員会としてはちゃんとシェアしておかなきゃいけない大事な情報でありまして、本当にそうなんですよ。なので、総務大臣によくお伝えをいただきたいと思うんですが。...全文を見る
○鈴木寛君 分かりました。  それでは、先ほどの次長のお話にもありましたけれども、結局、著作権法で何で電気通信役務放送事業者と書けなかったのかという理由は、正におっしゃったように、法律によって放送という定義がばらばらなんですよ。だから、電気通信役務放送事業法で定める放送のデフィ...全文を見る
○鈴木寛君 総務省は今、放送法の定義をおっしゃいましたが、放送法では無線という要件が入りますね。しかし、電気通信役務利用放送とか有線放送とかは無線という要件は入りませんが、その場合に、引き続き、放送としての要件というのをもう一回おっしゃっていただけますか。
○鈴木寛君 これ、総務省の定義をひっくるめて言うと、共通しているのは何かというと、公衆によって直接受信されることなんですよね。で、伝送路はいろいろあるわけですよね、というふうに総務省の説明はできるわけです。一方、文化庁のおっしゃっているのは、それに加えて、同時という、同時、同一内...全文を見る
○鈴木寛君 これ、非常に重要なポイントなんで。  総務省は今、この放送概念の拡大という野望を抱いているんですね。それは、通信と放送の在り方懇談会で、そもそも放送は、こういう今回の提出のあった地デジの補完路としての隣接権の例外のみならず、著作権法上広く放送が享受している著作権法上...全文を見る
○鈴木寛君 今のは非常に重要な答弁でありますので、私も心に留めたいと思いますが。  放送事業者になると、あるいは放送を行う者になると、先ほどは、著作権法上の適用除外といいますか優遇ですね、権利処理の、事業者の側からすれば少しは手間が省けているわけですから優遇措置と言っていいと思...全文を見る
○鈴木寛君 今さらりと社会的影響が大きいということをおっしゃいましたけれども、これ極めて重要なポイントでありまして、学説の争点もそこだと理解をしております。社会的影響が大きいから規制をする、あるいは逆に言うと、緊急時などは緊急放送とか様々な災害情報の放送をお願いをするという、もち...全文を見る
○鈴木寛君 ありがとうございます。正にそういうスタンスで、これ大事な問題ですから、議論をしていかなきゃいけない。  で、やっぱりここを、今日このことを是非質問させていただかなければいけないなと思ったのは、やっぱり通信と放送の在り方に関する懇談会報告というのが今、伊吹大臣のおっし...全文を見る
○鈴木寛君 是非それはやっていただきたいと思うんです。  なぜここまで私が申し上げるかというと、きちっと国際的な条約のフレームワークの中で放送の定義がありますと。しかし、例えば電気通信役務利用放送法における放送は、そうした国際的な理解である同時一斉、同報通信、同報の配信というこ...全文を見る
○鈴木寛君 今、私の指摘をそのとおりだとお認めいただいたことに非常に敬意を表したいと思います。  先ほども申し上げましたけれども、本来、表現の自由というのは何の条件もなく認められる憲法上の極めて重要な権利でありますが、現実問題、放送法においては一定程度の、もちろんこれは相当な高...全文を見る
○鈴木寛君 くれぐれもよろしくお願いを申し上げたいと思いますし、もっと国会を含めてこの問題の重要性というものを、今日議論を皆さんと一緒にさせていただきました、これをきっかけに、メディアの方々も含めて意識をしていただき、そして国会のみならず全国津々浦々でこの問題がいろんな多角的な観...全文を見る