鈴木康友

すずきやすとも



当選回数回

鈴木康友の2003年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月26日第156回国会 衆議院 経済産業委員会 第3号
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○鈴木(康)委員 民主党の鈴木康友でございます。どうぞよろしくお願いします。  私は、まず初めに、ちょっと電力の問題から御質問したいと思いますが、昨年、東京電力にさまざまなトラブルが発生をいたしました。その結果、今、原子力発電所十七基中十三基がストップをしております。さらに、自...全文を見る
○鈴木(康)委員 いや、今のお答えですと、これは維持基準はことしの十月ですか、大体めどとして。たしか、私の記憶によると十月ぐらいだと思うんですが、それを待たないと検討できないということであれば、これは夏場をどうやって乗り切るのか。  実は先日、あるコンピューター会社の社長さんの...全文を見る
○鈴木(康)委員 その安全性評価は、これは委員会の方でやられて、それでパスをすれば何とかクリアをするということだと思うんです。その維持基準ができるまで待たなくていいというのは、それはそのとおりだと思うんですが、もう一方で、地元の理解も得ないとこれは再開をできないわけですね。  ...全文を見る
○鈴木(康)委員 まだ、私は余り納得をできないわけであります。これは、夏のピーク時は一千万キロワットでありますけれども、需要と供給の関係で見ていきますと、やはり四月ぐらいから供給が足りなくなるということが予測をされるわけですね。もう既に一カ月先には電力の供給が足りなくなるかもしれ...全文を見る
○鈴木(康)委員 今大臣から御答弁をいただきましたが、確かに、他の電力会社から電気を融通してもらうとか、今停止中の火力発電所などもフル稼働させて賄っていくということでも、私の認識ですと、東京電力の原子力発電で今供給している電気が千七百万キロワット程度ある。そのうち、電力を仮に融通...全文を見る
○鈴木(康)委員 今大臣が御答弁をいただきました点については、私も一定の理解をするものだと思います。「もんじゅ」という施設そのものの問題と、核燃料サイクル政策とかあるいは原子力政策もまた別の大きな次元の話であるということの理解はあるつもりでありますが、ただ、私は、実は今回の裁判と...全文を見る
○鈴木(康)委員 これから上告をして、最高裁の審判を仰ぐということになるわけでありますが、私たちも、今回、この判決を受けて、何度か関係者の皆様にお越しをいただきまして、ヒアリングをしてまいりました。今御指摘をいただきました幾つかの技術的なポイントがございました。床ライナーの問題で...全文を見る
○鈴木(康)委員 私どもの党としては、再度、原子力安全規制委員会設置法という法律を議員立法として提出をさせていただきたいと思いますが、私は、どうしてもやはり、もう少しきちっと独立をして原子力安全行政に責任を持つ機関が必要だと思いますので、ぜひ御検討いただきたいというふうに思います...全文を見る
○鈴木(康)委員 まだ特定の企業名が公表されていないということでありますが、大体予測をしていけば想像にかたくないわけであります。  もう一つ、実は、これはある新聞社だと思いますが、国際石油開発の松尾社長のインタビューの記事が出ておりまして、ちょっとそこを引用させていただきたいん...全文を見る
03月18日第156回国会 衆議院 経済産業委員会 第7号
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○鈴木(康)委員 民主党の鈴木康友でございます。三人の参考人の皆様にはどうぞよろしくお願いを申し上げます。  さて、まず第一問目として、私は、産業再生機構、この名称についてちょっと御質問したいと思うんです。  今回のこの産業再生機構の一番のポイントは、先ほどいろいろ御議論が出...全文を見る
○鈴木(康)委員 今回のこの法案を見ますと、政府保証枠十兆円というのがあるわけですね。言うなれば、これは、十兆円全部使うわけではないんですけれども、いざというときにはこれだけ政府が用意していますよということであります。ということは、いざというときには、国民一人当たり八万円くらいに...全文を見る
○鈴木(康)委員 今お二方からお話しいただきましたが、例えば、本当に田舎で普通に生活をしている一般の方々に企業の再生の意義というものを、皆さんの生活抜きにして語るというのは非常に難しいと思うんですね。私は、一つあるとすれば雇用だと思うんですよ。今そういう企業をいたずらにつぶしてし...全文を見る
○鈴木(康)委員 当然、これから企業の再生を図っていかなきゃいけないという中で、いろいろリストラということなどもあるかもしれませんけれども、やはり企業を助けることによって全体としての雇用は守っていくんだということが私は大きな意義としてあると思うんですね。  ということを考慮しま...全文を見る
○鈴木(康)委員 私は、個人的な意見としては、それだけ企業の再生と雇用の安定というのは微妙な位置関係があるということは私自身も理解しているつもりでありますので、逆に、だからこそ、やはり雇用の安定というものをきちっと法案に明記をしておく、このことは必要だろうと思うんです。  ちょ...全文を見る
○鈴木(康)委員 ちょっと時間も少なくなってまいりましたが、別の観点からまた御質問をしたいと思います。  具体的な例を挙げさせていただきたいと思いますが、私の知っている繊維の会社なんですけれども、この会社は、いわゆる産元さんという布をつくっている会社なんですね。今まではアパレル...全文を見る
○鈴木(康)委員 時間が参りましたので、今のに関連して、最後に一点だけ。  私は、今のようなケースというものを実は非常に懸念をするものですから、やはりそういうことが起こらないように、支援基準の策定とか支援決定に際して、その検討に際しては、やはり事業者が属するその業界の意見を聞く...全文を見る
○鈴木(康)委員 どうもありがとうございました。
03月19日第156回国会 衆議院 経済産業委員会 第8号
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○鈴木(康)委員 ただいま議題となりました株式会社産業再生機構法案に対する修正案につきまして、自由民主党、民主党・無所属クラブ、公明党及び保守新党を代表いたしまして、その趣旨を御説明申し上げます。  第一に、株式会社産業再生機構は、雇用の安定等に配慮しつつ、我が国の産業の再生を...全文を見る
03月26日第156回国会 衆議院 経済産業委員会 第9号
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○鈴木(康)委員 民主党の鈴木康友でございます。どうぞよろしくお願いします。  まず、法案の審議に入る前に、最近問題になっています電力の危機に関する御質問を何問かしたいと思います。  先日、三月十日に、健全性評価等に関する小委員会で、保安院がまとめました健全性評価についての中...全文を見る
○鈴木(康)委員 今、大臣から御答弁をいただきました後段の部分、委員会で専門的な見地から安全性についての一定の評価が出た。あとは、今度問題になるのはいわゆる地元対策であろうと思うんですね。ここが一番肝心なわけでありますが、地元の皆さんに御理解をいただくという意味での地元対策につい...全文を見る
○鈴木(康)委員 地元への説明にはどなたがいらっしゃっているんでしょうか。
○鈴木(康)委員 今、保安院長初め、保安院の幹部の方が説明に出向いていらっしゃるということであります。  ちょっと意地悪な質問になるかと思いますが、大臣はちょっと御多忙であろうかと思いますが、これまで、副大臣あるいは政務官の皆様が福島あるいは新潟の現地に赴いた回数について御質問...全文を見る
○鈴木(康)委員 今、西川副大臣から御答弁いただきましたけれども、私は姿勢の問題というのが問われてくると思うんですね。地元の皆さんに対してどういう姿勢で臨んでいくのか、本当に危機感を持って経済産業省としてこのことに対応しているのか。  私は、最終責任はやはり経済産業省にあるわけ...全文を見る
○鈴木(康)委員 与党の自民党のエネルギー政策の責任者であります甘利先生が、この問題に対しては国がもっと前面に出てやはり責任を果たすべきだということを指摘されているんですね。私は、そういう姿勢で経済産業省がきちっと、事業者任せではなくて、責任者がもっと現場へ入って地元の理解を得て...全文を見る
○鈴木(康)委員 いや、それではお答えになっていないと思うんですね。それはもちろん努力をしていただくのは当たり前の話でありますが、最悪の場合に、例えば計画停電をこういう形で進めていくとか、当然その危機管理のシミュレーションに基づいた体制をしいておかなければいけないと私は思うんです...全文を見る
○鈴木(康)委員 それは、きちっとしたシミュレーションに基づいた対策を立てているけれども、諸事情があってここでは出せないというふうに理解してよろしいんでしょうか。
○鈴木(康)委員 これ以上やっても繰り返しになってしまうと思いますので、できましたら差し支えのない範囲で、確かに、そういうものをすべて一〇〇%公開するということは、いたずらに危機をあおるということにもなりかねないことは私も承知をしておりますけれども、最低限、問題のない範囲でまたぜ...全文を見る
○鈴木(康)委員 一説によりますと、今回の石特会計のグリーン化ということと、環境省とのこの特別会計の共管という方針については、いわゆる環境税、二〇〇五年には導入をしたいという方針があると思いますが、この環境税の導入の議論を妨げない、そういう覚書を取り交わすということで環境省側が納...全文を見る
○鈴木(康)委員 それでは、環境省の方にお伺いをしたいんですが、今回のこの方針について環境省としてはどのように受けとめているか、御答弁をお願いします。
○鈴木(康)委員 今度、先ほど大臣の御答弁の中でも、環境省と一部石油特会が共管になるということでありますが、その一部というのがどのような部分で、財源配分がどういうふうになるのかを御質問したいと思います。
○鈴木(康)委員 それは、環境省と財務省と、当然、経済産業省も含めてということでよろしいですか。
○鈴木(康)委員 それでは、環境省の方に引き続き御質問したいと思います。  CO2排出削減に向けていろいろな意味で対策をやってこられたと思いますけれども、環境税導入を前にして、これまでどういう対策を行ってきたかについて、まずは御質問したいと思います。
○鈴木(康)委員 余りよくわからなかったんですが、実態を見ますと、二〇〇〇年度の二酸化炭素排出量、特に民生、運輸部門で、一九九〇年度比で約二〇%増加をしているんですね。これは大変な増加率であります。京都議定書の我が国のCO2の削減目標を達成するために、当然この民生、運輸部門につい...全文を見る
○鈴木(康)委員 それでは、CO2の削減というものを一つの目的にしている環境税でありますが、それが今どういう方向で検討が進んでいるのか、その点について御質問したいと思います。
○鈴木(康)委員 時間が来てしまいましたけれども、端的にお伺いをしたいんです。  その環境税の対象は上流部門なのか下流部門なのか。これも今検討されていると思うんですね。上流ということになると、やはりかなり産業界に対する影響というのは出てくると思うんですが、上流か下流か、どういう...全文を見る
○鈴木(康)委員 特に産業界、今回のグリーン化でもかなりまた税金のことに気をもむわけでありますが、さらに環境税ということになりますと非常にセンシティブな状況になりますので、ぜひそういった、日本の国際競争力を落とさないためにも、産業界への影響というものを十分配慮して今後また検討して...全文を見る
04月23日第156回国会 衆議院 経済産業委員会 第12号
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○鈴木(康)委員 民主党の鈴木康友でございます。  私のところには役所の方が二人で質問取りに来ていただきまして、大臣の先ほどの話でいきますと、田中先生の五分の一ぐらいの重みかなと思っておりますが、質問の方は重みを持たせていきたいと思います。  さて、最初に、一昨日でありますが...全文を見る
○鈴木(康)委員 ありがとうございました。  さて、私は、今回は特に特許の問題について中心に御質問したいと思うんですが、まず初めに、今回の改正のポイントとして、特許料と審査請求料のいわゆる特許手数料におけるコスト負担の不均衡の是正ということが一つのポイントとなっているというふう...全文を見る
○鈴木(康)委員 今御指摘がございましたが、特許制度のこれまでの流れを追ってみますと、特許制度というのは、本来は、特許をとった、権利を取得した人たちがそれに見合う特許料を払ってこの制度自体を支えていく、必ずしも、審査人はこれだけコストがかかっているからこれだけ払わなきゃいけない、...全文を見る
○鈴木(康)委員 先ほど同僚の中山議員が、前回の知的財産基本法のときの附帯決議についての話をいたしました。いわゆる権利化手続において、出願人のトータルの経済的負担が権利化の障害にならないように配慮をすることということになっていたわけでありますが、今回この審査請求料が値上げをされる...全文を見る
○鈴木(康)委員 それは、出願人がいわゆる特許権者になってその独占的権利を得られた場合、これを一貫してトータルで判断をすればもちろんそういうお話になるかと思いますが、これは出願人が必ずしも特許権者になるわけではないんですね。わざわざ出願人の権利を、いわゆる参入障壁を上げないために...全文を見る
○鈴木(康)委員 今、川端先生からお話がありましたが、必ずしも私の質問に対して的確にお答えをいただいているとは思えません。  この前つけました附帯決議においてわざわざ権利化手続においてという一文も入れながら、いわゆる参入の部分において特に配慮したのが、今言われたような中小企業の...全文を見る
○鈴木(康)委員 実は、今回こういう料金の改正に至った一つの理由として、毎年、審査請求の全体の二割ぐらい、大体四万件ぐらいですか、先行技術調査をきちっとしないで出願をして、拒絶理由の通知をしても全く応答がない、こういうのが大体審査請求の二割ぐらいあって、こういうものが審査の効率化...全文を見る
○鈴木(康)委員 それでは、この先行技術調査というのは、これは法律上の義務になっているのでしょうか、そうではないんでしょうか。
○鈴木(康)委員 出願人の方が義務的に先行技術調査をしなければならないということであれば、これはやはり審査行政の一環として考えなきゃいけない。これは特許庁の仕事であるわけですよね。  私が多少調べたことからいえば、諸外国でも、先行技術調査と審査というのは二段構えになっていると思...全文を見る
○鈴木(康)委員 私は、どう考えても、合理的に考えれば、料金を上げて、あえてハードルを高くして事前にふるいにかけさせるというよりも、きちっと先行技術調査をやればいいわけですから、調査報告書を出して、それによって判断をしてもらえばいいと思うんです。そっちの方が私は合理的だと思うんで...全文を見る
○鈴木(康)委員 ただ、先行技術調査というのはいずれにしろやるわけですから、二度手間というのはやはりおかしいと思うんですね。だから、私は、きちっと前置制度を設けて、審査請求の手前で出願人の方がちゃんと判断できるような制度の方がやはり合理的だと思うんですね。  今ちょっとお話が出...全文を見る
○鈴木(康)委員 だとすれば、今はIPCCだけですけれども、その調査機関を複数にふやせばいいと思うんですね。そういうふうにしていけば、民間のそういう調査機関もこれからふえるでしょうし、今だってあるわけですから、それを複数にすれば、そこで当然競争も行われるようになるし、まさに審査の...全文を見る
○鈴木(康)委員 その点に関しては、今長官から御答弁があったわけですから、ぜひ前向きに御検討いただきたいと思うんです。  先ほど、これは奥田委員のときにも話がありましたが、いわゆる審査制度が今大変に物理的に手いっぱいであるということも前々から指摘をされているところでありますが、...全文を見る
○鈴木(康)委員 やはり数が少ないんですね。だから、ちょろちょろ二十人ふやしたとか三十人ふやしたというんじゃなくて、もっと制度として大々的にやるべきだと私は思うんですね。そうしないと、やった意味がないと私は思うんですけれども、いかがですか。
○鈴木(康)委員 西川副大臣は、恐らく私と同じような思いや意見を持っている方だと思いますので、ぜひ政府の中でそういう方向で頑張っていただきたいなというふうに思います。  先ほど奥田委員が最後に御指摘をしました、中小企業や個人の方への減免制度についてちょっとお伺いをしたいと思いま...全文を見る
○鈴木(康)委員 審査請求の二・五%ですけれども、出願でいったら大体一・二%ぐらいになるんじゃないですか。ちょっと数字を高く見せるのはやめていただきたいと思います。私は、出願の何%かという御質問をしたつもりなんですが。  さて、今回多少、適用率を上げるためにいろいろな施策がされ...全文を見る
○鈴木(康)委員 今私が聞いていても、よくわからないですね。その条件が、いろいろこれがあり、あれがありで、私はもっとシンプルにすべきだと思うんですね。  アメリカにはスモールエンティティー制度という極めてシンプルですばらしい制度があるというふうに聞いているんですが、これは一体ど...全文を見る
○鈴木(康)委員 極めてシンプルなんですね。五百人未満の企業、個人、それから非営利団体、これは全部適用される。しかも、宣誓をするだけでいいわけですね。極めて簡単にこれの適用を受けられるということであって、したがって非常にこれが活用されているわけでありますが、日本でもこういうことを...全文を見る
○鈴木(康)委員 アメリカはこう、ヨーロッパはこう、それは各国いろいろ制度の違いはありますよね。しかし、日本はこれからまさに知財立国を目指そうということで基本法もつくったわけでありますから、アメリカというすばらしいお手本がある、だったらまずそれを日本でも導入してみよう、これぐらい...全文を見る
○鈴木(康)委員 ただいま議題となりました附帯決議案につきまして、提出者を代表して、その趣旨を御説明申し上げます。  まず、案文を朗読いたします。     特許法等の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   政府は、知的財産創造の一層の推進とその適切な保護・活用を図る...全文を見る
05月14日第156回国会 衆議院 経済産業委員会 第16号
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○鈴木(康)委員 民主党の鈴木康友でございます。まず最初に、ちょっと電気についてお伺いをしたいなと思うんです。  電力の問題というものを考えるときに、商品としての電気、非常に悩ましいものだというふうに私はいつも思っているんですけれども、御承知のとおり、電気というのはためておくこ...全文を見る
○鈴木(康)委員 ですから、これから電力に関するさまざまな政策を考えていくときには、この商品特性、この財の持っている特性というものをまずベースに置かなければいけないんだろうと思います。  そんなことを踏まえながらちょっと御質問をしたいと思いますが、まず、今回の法改正のタイミング...全文を見る
○鈴木(康)委員 反論があればまたお伺いをしたいと思いますが、私は、必ずしも、今回のこの法改正、緊急性を、早急にやらなきゃいけないという部分がそんなに多いんだろうかということを疑問に思っています。  現行法に基づいてというお答えもございましたが、昨年の、エネルギー基本法をここで...全文を見る
○鈴木(康)委員 安定供給と環境というものは二つの土台となる柱だと、甘利先生の二等辺三角形のお話もございました。私も記憶をしておりますが、私もその御意見に異存はございません。  そうしたことを踏まえて、少し各論に入っていきたいと思います。  今、環境への配慮、環境への対応とい...全文を見る
○鈴木(康)委員 通告はしていないんですが、その優先給電の問題ですけれども、もともとこれは、例えば原子力なんかの場合ですと、柔軟性がないものですから、優先給電、設備がでかいという問題もありますし、ということが前提としてあったわけであります。そうすると、理屈がすりかわっているような...全文を見る
○鈴木(康)委員 それでは、次に、構造の問題について御質問をしたいと思います。  他の委員からの御質問の中にもありましたが、今回の改正の中では、発送配電の一貫体制を分けるという、いわゆるアンバンドリングと言われるものが行われなかったわけであります。これまでの改正の過程を見ていき...全文を見る
○鈴木(康)委員 ということであるならば、これは構造規制をとらないで行為規制で送配電の設備の公共性というものをチェックしていくということであるとするならば、この構造規制というものを今回見送っただけなのか、今後もこれは行わないということなのか、その点の方針について再度質問したいと思...全文を見る
○鈴木(康)委員 行為規制でその状況を見ていくということでございますが、これは逆に、厳しくすればするほど、今度はその設備を持っているメリットというのがなくなると思うんですね。あるいは、こういう設備に新たに投資していくというメリットが出てこなくなると思うんですが、そのいわばバランス...全文を見る
○鈴木(康)委員 この構造規制の問題については、冒頭申しました電気というものの、その財の特性とも絡んで非常に難しいわけでありまして、海外でも、カリフォルニアの電力危機を含めていろいろな失敗例というものがあるんですが、こうしたケースというものが今回の意思決定に影響を与えているのかど...全文を見る
○鈴木(康)委員 今ちょっとお話の中でも出ました、今度、電力市場の問題ですけれども、市場原理の導入というのは、何か、市場原理を導入するとコストダウンにつながって、当然小売価格も下がって、何かいいことずくめのバラ色のように思いますが、必ずしもそうとも限らないんですね。そのやり方が悪...全文を見る
○鈴木(康)委員 続いて、ちょっとパンケーキの問題についてお伺いをしたいと思います。  いわゆる電力の供給区域をまたぐごとに課金をされるという、パンケーキと言われる仕組みが今度廃止をされました。電力の広域流通化を図るんだということ、そういう目的でありますとか、あるいは、これによ...全文を見る
○鈴木(康)委員 流通が拡大をして活性化するということはいいことでありますが、一方で、先ほど来お話を申し上げているこの電気という財の特性からいきますと、製造したものをすぐに消費をしなければいけないわけですね。当然長い送電をしますとそのロスというものも考慮していかなければならないわ...全文を見る
○鈴木(康)委員 ぜひ、バランスが崩れないように制度設計していただきたいと思います。  さて、ちょっと時間がなくなってきましたので、天然ガスについてお伺いしたいと思います。  天然ガスというのは、今非常に注目をされている、環境の問題あるいはこれから普及をされるであろうと言われ...全文を見る
○鈴木(康)委員 今のお話の中で出ましたサハリン2、昨日の日経新聞によりますと、いよいよロイヤル・ダッチ・シェルと三井物産、三菱商事、三社が資金分担も含めた具体的な投資計画に入ったという記事が出ておりました。約一兆二千億の投資を、日本側がたしか三井物産が三千億、三菱商事が二千五百...全文を見る
○鈴木(康)委員 ガスの場合、今のところ大口需要者というのがかなり限られてくるというのもあります。そういう事情もございますし、ただ、この天然ガスに関しては、非常にこれから日本にとって重要な戦略的なエネルギーだと思いますので、クリアをしなきゃいけない国内のインフラの整備の問題とかい...全文を見る
○鈴木(康)委員 ただいま議題となりました附帯決議案につきまして、提出者を代表して、その趣旨を御説明申し上げます。  まず、案文を朗読いたします。     電気事業法及びガス事業法の一部を改正する等の法律案に対する附帯決議(案)   国民生活と経済活動の基盤となる電気事業及...全文を見る
05月21日第156回国会 衆議院 経済産業委員会 第18号
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○鈴木(康)委員 ただいま議題となりました附帯決議案につきまして、提出者を代表して、その趣旨を御説明申し上げます。  まず、案文を朗読いたします。     化学物質の審査及び製造等の規制に関する法律の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   政府は、我が国化学産業の国...全文を見る
○鈴木(康)委員 ただいま議題となりました附帯決議案につきまして、提出者を代表し、その趣旨を御説明申し上げます。  まず、案文を朗読いたします。     揮発油等の品質の確保等に関する法律の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   政府は、国民生活に深い関わりを持つ自...全文を見る
05月30日第156回国会 衆議院 経済産業委員会 第19号
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○鈴木(康)委員 ただいま議題となりました附帯決議案につきまして、提出者を代表して、その趣旨を御説明申し上げます。  まず、案文を朗読いたします。     公益法人に係る改革を推進するための経済産業省関係法律の整備に関する法律案に対する附帯決議(案)   政府は、国と公益法...全文を見る
06月11日第156回国会 衆議院 経済産業委員会 第22号
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○鈴木(康)委員 民主党の鈴木康友でございます。  今回の法案に入る前に、電力の問題につきまして幾つか御質問させていただきたいと思います。  六月に入りまして、いよいよ電力危機というものが大変に緊張の度を増してまいりました。最近、私の周りでもよくこの話題が出ます。先日も、ある...全文を見る
○鈴木(康)委員 大臣が大変に精力的に現地で活動していただいたということであります。その誠意や思いというものが現地の方に伝わったことを私も大変に期待するわけでありますが、大臣がそういう形で現場へ入られた、そのときの空気と申しますか、皆さんの手ごたえというものはどんな感じだったのか...全文を見る
○鈴木(康)委員 新潟とともに東電の原発施設が集中をしております一方に福島がございます。この福島の方は、九日の日に県議会が、国が安全宣言を出しました第一原発の六号機の再稼働の容認をいたしました。知事も、この再稼働の是非を、これから県民の皆さんの意見なんかも聞いて今月末までには判断...全文を見る
○鈴木(康)委員 六月も既に三分の一を過ぎまして、電力のピークと言われる七月まで一カ月を切っているわけでございまして、やはり急ピッチで、一年、二年のタームがあれば別ですけれども、そういう状況ではございませんので、ぜひそこはお願いをしたいと思います。  少し具体的に御質問したいと...全文を見る
○鈴木(康)委員 拙速にやって安全性を欠いてはいけませんけれども、とにかく厳しい状況にございますので、ぜひ今後も鋭意御努力をいただきたいと思います。  さて、原子力安全・保安院の分離の問題について、一点御質問したいと思います。  この点につきましては、後ほどまた質問があるかと...全文を見る
○鈴木(康)委員 いや、そんな、今までの公式見解みたいな答えを聞きたいわけではなかったわけでありますが、ちょっと大臣にお伺いします。  私たちは、既に何度もこの場でも御質問申し上げているので御理解いただいていると思いますが、とにかく推進と規制というものをきちっと分けて、責任体制...全文を見る
○鈴木(康)委員 もう一点だけ、ちょっと簡単に。今の、済みません、これで最後にします。  今、東電の問題を受けて、与党三党の中で保安院分離の問題を検討するという情報も実は来ているわけですが、大臣は、あくまで今の仕組みのままでいいとお考えなわけですね。その点だけ確認したいと思いま...全文を見る
○鈴木(康)委員 ありがとうございました。  それでは次に、今回の下請法につきまして御質問をしたいと思います。  今回の下請法の改正の議論の中で、資本金の額によって事業者が規制対象になるかどうか決めているという部分、ここが一つのポイントとなりました。今は基準が資本金三億円超と...全文を見る
○鈴木(康)委員 私は、今お答えいただいたわけでありますが、要は、この法律で目的とすべきは、商取引の中で発注する側というのはやはり優越的地位があるわけですから、そういう立場を利用してはならない行為類型、九類型つくっていますね、受領拒否でありますとか支払い遅延でありますとか、こうい...全文を見る
○鈴木(康)委員 では、独禁法に照らして、優越的地位を利用して不当な取引をしたということで取り締まられた件数は何件ですか。ほとんどないでしょう。
○鈴木(康)委員 私は全く逆だと思うんですね。独禁法で取り締まることが先ほど言ったようにきめ細かくできないから、この下請法でそれをフォローするという形でできたというふうに私は理解をしている。だから、下請法が独禁法の穴を埋めるということでありますから、その穴を埋めるべき下請法がまた...全文を見る
○鈴木(康)委員 私は、書面を何十万通出したか知りませんが、それでカバーできるなんてとても思えないですね。私は、やはりちゃんと現実に基づいて、むしろそういう困っている人たちがきちっと言ってこられるような仕組みづくりをするべきだと思うんですね。申告が余りにも少な過ぎるんですよ。たっ...全文を見る
○鈴木(康)委員 ただいま議題となりました附帯決議案につきまして、提出者を代表して、その趣旨を御説明申し上げます。  まず、案文を朗読いたします。     下請代金支払遅延等防止法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   政府は、本法施行に当たり、次の諸点について適...全文を見る