鈴木康友

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開催日 会議名 発言
02月16日第162回国会 衆議院 予算委員会 第13号
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○鈴木(康)委員 民主党の鈴木康友でございます。  本日はまず、豊島区の放置自転車税、この問題を取り上げて、法定外税のあり方についてちょっと考えてみたいというふうに思います。  地方分権が国家的課題であるというのは、これは異論のないところであります。政府の方では今、三位一体改...全文を見る
○鈴木(康)委員 今の大臣の御指摘のところは大変大事なところでありまして、払う側が今回の場合非常に少数に限られているので、きちっと払う側の理解を得るというところが大事であります。ですから、そうした鉄道事業者の理解を得るようにという異例の意見書をつけられたわけですね。  ところが...全文を見る
○鈴木(康)委員 その点は後ほど再度お話をしたいと思いますが、そもそも今回こういう問題が起こったのは、この税の受益と負担の関係が極めてあいまいである、ひずんでいるというところが問題なわけですね。  鉄道事業者がこの受益者であるかというと、どうもそうじゃない。自転車で来る人が自転...全文を見る
○鈴木(康)委員 地方税法の七百三十三条の件とか、それは後ほど制度論としてお話を申し上げたいと思うんですが、例えば、これはこういう形で実施されると、では鉄道会社が仮にこの税負担をするとなると、利益からそれを出すのか。鉄道会社は株式会社ですから、株主も怒っちゃいますよ。私が株主だっ...全文を見る
○鈴木(康)委員 この件に関しては、政府税調の会長の石先生も、これは極めて遺憾であるというコメントを出されているわけですね。これは本来、税でやるべきものじゃなくて、事業者と区がきちっと協議をして、どうするか対策を立てればいいわけですから。しかも、その協議会はあるんですよ。そして、...全文を見る
○鈴木(康)委員 それで、法定外税のあり方について、続いて議論したいと思うんですが、皆さんのお手元に配付してあります資料の二枚目を見ていただきますと、今の状況が出ているんですね。  これは、豊島区の放置自転車対策税のみではありません。いろいろな税金がありますけれども、どうもこれ...全文を見る
○鈴木(康)委員 本当に、御指摘になったその同意、不同意の基準の部分がやはり今非常にあいまいだと思うんですね。国と地方自治体の場合であれば国地方係争処理委員会というところに訴えることができるんですけれども、こういう特定少数納税義務者の人たちというのは訴えるところがないのが非常に問...全文を見る
○鈴木(康)委員 今御指摘ございましたように、地方税法が改正になりまして、そういう特定の少数の納税者に税をかける場合は、地方議会のところで意見を言えるような、そういうのができましたけれども、恐らく私は、二つこれは不満があると思うんですね。  一つは、つくるときに意見を言う場がな...全文を見る
○鈴木(康)委員 議会の整合性をどうするんだということの御意見もありましたけれども、だとすれば、あるいは、事前にきちっと協議の場で事前同意をとるような手続をちゃんと設けておくとか、そうしないと、これは本当に、この法定外税というのが特定少数者に対する罰金みたいなことになるとまずいと...全文を見る
○鈴木(康)委員 これは何かきれいにつくっていますけれども、まだ入ってきていない金を先食いして、何か、見切り発車とこういうのを言うんですけれども、駅までつくっているところもあるそうでありますが、こういうのを当て込んでとらぬタヌキの皮算用をするのはどうかと思うんですが、どうですか、...全文を見る
○鈴木(康)委員 百歩譲って、そのとおりに収入があるとしましょう。ただ、これを見ると、千五百億円コスト削減するわけでしょう。これは本当にできるんですかね。さっきはとらぬタヌキの皮算用と言いました。これはどんぶり勘定と私は言うんじゃないかと思うんですけれども。千五百億コスト削減、こ...全文を見る
○鈴木(康)委員 ここは予算委員会ですから余り揚げ足取りをしたくないんですが、最初の一兆一千六百億つくったときはそういう技術革新は盛り込んでいなかったんでしょうか。
○鈴木(康)委員 わかりました。  ところで、実は、これは昨年の十二月十六日、政府・与党申し合わせの中に根元受益という概念が出ているんですね。根元受益に関するJRの負担額についてはこれらの区間の開業時に精査をするという項目が入っているんですが、これは官房長官にお伺いした方がいい...全文を見る
○鈴木(康)委員 ということであれば、これは、今JR各社分かれているわけですけれども、JR東日本がJR北海道のエリアで新幹線が延びたことによって根元受益が発生する、これは逆も真なりですね。北海道に新幹線ができれば、今度、北海道から東京へ新幹線で行く人がふえるかもしれない。そうする...全文を見る
○鈴木(康)委員 これはきちっと考えますと、JR東日本の路線がありますね。そこからJR北海道の方に延びるから、そっちへ行く人がふえるから根元受益だと。では、北海道も、新しく路線ができた、今度本州とつながる。今まで北海道の中で利用されていた方だけじゃなくて、遠距離の利用者もふえるよ...全文を見る
○鈴木(康)委員 ただ、今回、この根元受益の話が出てきたときに、JRは完全に蚊帳の外だったわけですね。平成八年のときに、一回政府・与党とJR三社の話し合いの中で根元受益の議論が出て、いろいろけんけんがくがく議論した結果、白紙撤回されたという事実があるというふうに聞いています。それ...全文を見る
○鈴木(康)委員 ぜひこれは、当事者でありますJRも、JRも完全民営化されたわけですから、株主の皆さんもいるわけですから、JRも加えて協議をしていただきたいし、私は、本来、根元受益で上がってきたお金をどうやって徴収して、それを何に使うかわかりませんけれども、上がった利益は法人税と...全文を見る
○鈴木(康)委員 恐らく、外務大臣の御認識で正しいんだろうと私も思います。  そのときに、これはどういうふうに今後推移していくんだろう。アメリカの方はかなり強硬になっていて、平和利用も含めて一切の核開発を認めないというような状況になってきているわけですね。ところが、ではイランの...全文を見る
○鈴木(康)委員 そこも極めて重要な点だと私は思うんですね。イランの油田開発というのは、イランの政情の安定を抜きにして考えられない。  御承知のとおり、アメリカはまだ、イランに対する経済制裁法、むしろ強固にそれを言っているわけでありまして、それを盾に、日本に対しても事あるごとに...全文を見る
○鈴木(康)委員 イラン情勢についてはこの辺にしておきたいと思いますが、今度はアザデガンの開発について少し、時間も限られておりますので、お伺いしたいと思います。  昨年、ちょうど経済産業委員会で私が質問させていただいたときに、これは、国際石油開発を中心として日本の企業のコンソー...全文を見る
○鈴木(康)委員 一年もたっていますよ。後でちょっとまた御質問しますけれども、民間企業のやることだから他人事みたいなことを言わないでくださいよ。後でちゃんと質問しますけれどもね。  もう一つ、これはメジャーの参加が極めて重要だということでありました。最初、シェルがかなりこの交渉...全文を見る
○鈴木(康)委員 これは、昨年の二月に契約が成立をして、そして三月に発効しています。約一年間が準備期間ということで、もうそろそろ操業というか事業に入らなきゃいけないんですね。そういう状況の中で、いまだにこんな状況で大丈夫でしょうか。後でまた御質問しますけれども、この契約条件という...全文を見る
○鈴木(康)委員 時間がないので簡単にお答えいただきたいんですが、アザデガン油田の開発と並んで、バンゲスタン油田というのが大きなプロジェクトとして今イランの開発案件としてあるんですね。  実は、これは四社のメジャーが参加に最初名乗りを上げました。シェルとENIとBPとトタールと...全文を見る
○鈴木(康)委員 先ほどエネ庁長官が、民間の事業であるというふうなお話がございました。昨年もこの質問のときに、都合が悪くなると民間企業の話だということでありますが、私は、これはどう見ても国策の事業であると思います。国の対応が中途半端では絶対に失敗してしまう。石油公団のときと同じ轍...全文を見る
○鈴木(康)委員 時間も来ましたけれども、中川大臣、慎重な御答弁でしたけれども、実は私は、エネルギー問題に非常に関心を持っていますし、安定供給に人一倍腐心をしていますし、甘利委員長と一緒にエネルギー基本法もつくりました。だから、エネルギーの長期戦略が必要だということを嫌というほど...全文を見る
○鈴木(康)委員 どうもありがとうございました。
02月28日第162回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会 第2号
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○鈴木(康)委員 民主党の鈴木康友でございます。  まず初めに、昨今のイラクの治安の状況について御質問を申し上げたいと思います。  先日、御承知のとおり、国民議会選挙が終わりまして、新たな政治プロセスの第一歩を踏み出したということで、非常に全体として見ればムードが上がっている...全文を見る
○鈴木(康)委員 今国連の危険度の認識のお話がありました。今の外務大臣のお話のとおり、ゼロから五までの段階があるということでありまして、今イラクは国連の危険度の色分けでいきますとフェーズ4であります。  ただ、フェーズ5、つまり即時撤退というふうにフェーズを上げたいということの...全文を見る
○鈴木(康)委員 今国連の話が出ましたので、少しそのことをお伺いしたいと思います。  今、国連の役割に期待したいということでありますが、状況は全然逆でございまして、この国連関係者のお話の中にあったわけでありますが、例えば一月の安保理の中で、一月といえばイラクの国民議会選挙が行わ...全文を見る
○鈴木(康)委員 もちろん、安保理でこの選挙の結果が悪いなんという決議が出るわけがないわけですから、もちろん歓迎の決議が出たことは私は当然だと思うんですが、実際に、じゃ、イラクで国連の職員がどれだけの活動ができているか。今グリーンゾーンに六十名程度の職員しかいないわけですね。その...全文を見る
○鈴木(康)委員 私は、そろそろもうシンボルとしての国連じゃなくて、名実ともに有志連合から国連に復興支援の実体が移っていくという時期に来ているのではないかと思うんですね。  国連の問題はこれで最後にしたいと思いますが、イラクで不幸にも亡くなられました奥さんが、これは「外交フォー...全文を見る
○鈴木(康)委員 引き続き御努力をお願いいたしたいと思います。  さて、少しサマワの方に話題を移したいと思うんですが、先ほどから御報告にありますとおり、ムサンナ県の治安維持に当たっていましたオランダ軍の撤退によりまして、今度、イギリス軍、それから新たにオーストラリア軍、この混成...全文を見る
○鈴木(康)委員 今の長官のお答えですと、現地の治安担当の人たちの能力も向上しているから六百名で大丈夫だ、こういうイギリス軍からのお話があったということでありますが、防衛庁自体として、大丈夫であるのかどうかということをきちっと検証あるいは確認しているんでしょうか。
○鈴木(康)委員 自衛隊の話は後ほどお伺いしたいと思いますが、今度、ある意味でサマワの治安維持の主体になるオーストラリア軍でありますが、このオーストラリアのハワード首相がサマワの状況について、サマワは危険であるという認識をしている、したがって、犠牲が出ないことを望むがその可能性は...全文を見る
○鈴木(康)委員 その点に関して、例えばハワード首相と外務大臣は直接認識を共有されるようなお話をされているんでしょうか。
○鈴木(康)委員 私は、もう一点ちょっと気になることがあるんですが、それはオーストラリアの派兵に対する世論なんですね。  御存じのとおり、十月の総選挙のときには、これ以上増派をしないということを確約したわけでありますが、その前言が今回翻されているということ。そして、この増派に伴...全文を見る
○鈴木(康)委員 外務大臣、私、ちょっとその認識じゃ困ると思いますよ。今のですと、きちっと戦略的にオーストラリアが来るということではなくて、イギリスから突然頼まれたから、イギリスがオーストラリアに頼んで、日本からも依頼してくれということで派遣が決まった。そのオーストラリア軍が今度...全文を見る
○鈴木(康)委員 みずからの安全はみずからで守るということでございました。  では、自衛隊のことについてお伺いをしたいと思います。  今の自衛隊を取り巻く環境というのは、今度大きく変わるわけですね。オランダ軍から治安維持に当たるのが英軍と豪州軍の混成部隊になる、あるいはその数...全文を見る
○鈴木(康)委員 昨年のこの委員会でも質疑がありましたが、派遣隊員の安全確保というのは政府の義務であって、これが確保できなくなったら撤退の理由になるということ、これは総理も確認をしていることでありますので、この点非常に私は大事だと思うんですね。本当はもう少し装備のこと等御質問した...全文を見る
03月11日第162回国会 衆議院 経済産業委員会 第4号
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○鈴木(康)委員 私は、民主党・無所属クラブを代表して、ただいま議題となりました民主党・無所属クラブ提出の私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律の一部を改正する法律案に賛成、政府提出の法案及び修正案に対して反対の立場から討論を行います。  私たちは、規制改革の道筋を確立す...全文を見る
03月15日第162回国会 衆議院 本会議 第11号
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○鈴木康友君 民主党の鈴木康友です。  私は、民主党・無所属クラブを代表して、ただいま議題となりました民主党・無所属クラブ提出の私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律の一部を改正する法律案に賛成、政府提出の法案に対して反対の立場から討論を行います。(拍手)  私たちは、...全文を見る
04月19日第162回国会 衆議院 法務委員会 第13号
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○鈴木(康)委員 民主党の鈴木康友でございます。  今回、六十年ぶりの大改正ということでございまして、会社にかかわる規定が一体化あるいは整備をされて、会社法全体の現代化を目指すというものでありまして、全体として、この目標については我々も賛成をしているところだと思います。  た...全文を見る
○鈴木(康)委員 実は、私もかつて有限会社、株式会社ともつくった経験がございまして、個人で法人を割と自由にしたいという場合には、有限会社というのは結構使い勝手がいいものであります。あるいは、仲間と一緒につくった株式会社は、いずれ上場させよう、そんな夢を描きながら出資をし合ってつく...全文を見る
○鈴木(康)委員 まだ百四十万社近く有限会社が現存しているわけでありますから、本当にそれを株式会社に一本化することでいいのかどうかという点につきましては、ちょっと最低資本金の問題とも絡めて後ほどまたお聞きしたいと思います。  次に、平成二年に商法等の一部改正が行われまして、株式...全文を見る
○鈴木(康)委員 当時、これは一千万と三百万に落ちついたわけでありますが、当初は、新設の企業については二千万と五百万、新設の株式会社は二千万、あるいは有限会社は五百万ということの答申が法制審でなされていたわけでありまして、それがその後少し緩和されて、既設、新設とも一千万と三百万に...全文を見る
○鈴木(康)委員 債権者保護についてはちょっと後ほどお伺いしたいと思ったんですが、今、資本金がなくとも債権者の保護を図れるのではないかということでございました。じゃ、具体的にこれからどういうふうに債権者保護を図っていくんでしょうか。
○鈴木(康)委員 純資産三百万円以下であれば配当をしないということでありますが、どれくらいの会社の規模を想定されているのかわかりませんけれども、恐らくほとんどが中小の会社ですよね。  私も自分で会社をやっていた経験がありますが、ほとんど配当なんというのはやらないですね。自分の役...全文を見る
○鈴木(康)委員 恐らく、会社の実態をわかっていらっしゃらないと思うんですね。  小さい会社というのは、ほとんど株主と経営者というのは一体化していまして、個人商店に毛が生えたようなものであります。ですから、もうほとんど配当なんということから縁遠いのがそういう中小の会社でありまし...全文を見る
○鈴木(康)委員 そうだと思いますよ。これまでだって、では、資本金をきちっとその分確保されているかといったら、実態としてはない場合が多いんですよ。私も取引先が倒産して被害をこうむったことがありますけれども、管財人の弁護士さんから書類が送られてきて、どれだけ債権があるか申し立ててく...全文を見る
○鈴木(康)委員 要は、きちっと決算公告するかしないかによって罰則を設けるのか設けないのか、そこで取り締まりをするのかしないのか、どっちなんですか。
○鈴木(康)委員 実は、この最低資本金規制撤廃に先立って、実験ともいうべき一つの制度がございました。  きょうは経済産業省から小此木副大臣にも来ていただいていますが、経産省が新事業創出促進法で平成十五年から最低資本金規制特例制度というものをつくりまして、猶予期間を置きますけれど...全文を見る
○鈴木(康)委員 それは、この制度があったからできたのか、あるいは制度がなくてもできたのか、どちらなんでしょうか。制度ができることによって二万三千件分上乗せになったのかどうか、その点、お伺いしたいと思います。
○鈴木(康)委員 では、この制度によって新しい会社ができた、これによる経済効果あるいは雇用創出効果はどのくらいだったでしょうか。
○鈴木(康)委員 私も調べたわけではないので軽々なことは言えないかもしれないんですが、雇用がふえた数字はどういうふうにとられたのか。  この制度を使って新しく会社をつくった方、たしか会社員の方が六割ぐらいだったと思うんですが、随分これは、週末起業という、会社に勤めながらサイドビ...全文を見る
○鈴木(康)委員 従業員数を見るとゼロ人あるいは一人という人がほとんどでありまして、二人、三人という人はそんなにいないと思うんです。  この二人、三人というのは、私の推測ですけれども、例えば今何か企業をやっていて、ちょうど特例制度があるからちょっともう一つ法人をつくっておこうか...全文を見る
○鈴木(康)委員 いずれにしろ、仮に雇用がふえたとしても、問題は、その企業が持続をしなければその雇用というのは確保されないわけですね。  この特例制度は、五年以内に最低資本金の規制をクリアしなきゃいけない。つまり、有限会社であれば三百万、株式会社であれば一千万の資本金を五年以内...全文を見る
○鈴木(康)委員 それは、資本金要件が満たされなければ合名、合資という選択もあろうかと思いますが、私は自分で多少ちっちゃな会社をやっていた経験からいって、片手間で企業経営できるようなものじゃないし、結構これは大変なんですね、会社をつくって軌道に乗せていくというのは。  いただい...全文を見る
○鈴木(康)委員 時間も限られてまいりましたので一つ御提案をしたいんですが、私はやはり、これは何らかのハードルというのを残しておくべきだと思うんですね。  考えようによっては、経産省がつくったこの特例制度というのは非常にいいと私は思うんです。参入はしやすくして、きちっと中で努力...全文を見る
○鈴木(康)委員 時間が参りましたので質問を終わりますけれども、堀紘一さんが、今度の会社法に関する、雑誌の記事の中で、アントレプレナーに対する尊敬のぐあいというのは、アメリカは九〇%の人が尊敬するというんですね。日本はこれがたった一割しかないんですよ。つまり、最低資本金を撤廃した...全文を見る
04月20日第162回国会 衆議院 経済産業委員会 第12号
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○鈴木(康)委員 民主党の鈴木康友でございます。  先日、関電の美浜原発事故調査委員会の最終報告がまとまりまして、本委員会でも集中審議が行われました。また、本日はその決議文も採択をされたということでございまして、こうした事故が二度と起こらないように再発防止に努めるとともに、こう...全文を見る
○鈴木(康)委員 原子力の問題は、短期的に見た場合にも、やはりエネルギーの中の基幹電源として重要でありますが、一つ注目すべきは、中長期ビジョンですね、この中で、二〇三〇年以降も現在とほぼ同じ比率で原子力発電を活用していかなきゃいけない。あるいは、二一〇〇年まで見通しても、当然、新...全文を見る
○鈴木(康)委員 これは、このぐらい必要ですよと、何か他人事みたいに、客観的な数字として出したというふうには私は理解していないんですね。つまり、それだけの原子力発電の施設も含めて、きちっと維持していかなきゃいけない。当然、二一〇〇年ですから、既に今ある原子力発電施設というのは廃棄...全文を見る
○鈴木(康)委員 考え方はよくわかりましたけれども、これは実現をしていかなきゃいけないわけですよね。後でもまたちょっと国のいろいろな役割について御質問したいと思いますが、では、最終的にだれがこの数値目標を達成することに責任を負って、だれがリーダーあるいは旗振り役となってこれをやっ...全文を見る
○鈴木(康)委員 二〇三〇年のときにはまだ中川経済産業大臣は現役でいらっしゃるかもしれませんが、二一〇〇年は、私も、もちろん中川大臣も、存在をしていないと思うんですね。そうしますと、やはり個人に帰着するものじゃなくて、組織として政策の一貫性を持って責任を持っていける体制をつくる必...全文を見る
○鈴木(康)委員 今長官御指摘のように、当初十基から十三基の増設が必要であるということでありました。ただ、なかなかこれはうまくいっていないわけですね。  最近は、今度、安全確保を前提として原子力の一層の活用、稼働率の向上という目標が設定されているんですね。これは、稼働率をどうや...全文を見る
○鈴木(康)委員 先日の事故でも、運転中に定検の準備をして、それがちょっと大きな災害につながってしまったわけでありまして、むしろ、今、そういう意味では慎重になっている時期じゃないかと私は思うんですが、そういう中で、今言ったようなことが本当に可能なんでしょうか。
○鈴木(康)委員 もちろん一義的には、事業者がその現場においてそうした安全確保の責任を持っていくわけでありますが、当然、そういうことを推進していくという限りでは、エネ庁としてもそれなりの自覚と責任を持ってこれからやっていくということでよろしいですか。もう一度答弁をお願いします。
○鈴木(康)委員 次に、地球温暖化対策推進大綱に、今後、さらに、原子力政策に関する国民合意形成に向けた広聴・広報活動が必要である、そのためにこれを抜本強化するということが指摘をされているわけであります。あるいはまた、エネルギー、原子力に関する教育推進のための環境整備を行っていくと...全文を見る
○鈴木(康)委員 今聞いていて、余り私は抜本的というふうに思えなかったんですけれども。  私は、特にこれは、広聴・広報活動が必要だということも理解できますが、やはり教育の問題って大きいと思うんですよね。きょうは文科省からも来ていただいているんですが、ちょっとその点について、経産...全文を見る
○鈴木(康)委員 ぜひ頑張っていただきたいと思うわけであります。  ちょっと先ほども御指摘をしたわけでありますが、実は私は、これからこの原子力の事業というのは大変難しくなってくると思うんですね。もちろん、新しい、後ほど議題としたい高速増殖炉のこともありますし、そうしますと、フロ...全文を見る
○鈴木(康)委員 大臣の答弁としてはそうならざるを得ないかと思うんですが、私は、これはこれから絶対に必要になってくると思いますよ。いずれまた、これはある意味でもう少し時間をかけてやる議論だと思いますので、また御質問したいと思います。  さて、少しバックエンドの問題について御質問...全文を見る
○鈴木(康)委員 少し個別の話に入っていきたいと思うんですが、今度の法律の中で、バックエンド事業の対象範囲ですけれども、第二条の定義の中に、中間貯蔵やMOX燃料加工にかかわる内容というものが含まれていないんですけれども、これはなぜ抜けているのかという点について御質問したいと思いま...全文を見る
○鈴木(康)委員 そうしますと、MOX燃料の加工という部分については、これはバックエンドの範疇に入るのか、フロントエンドに入るのか、どっちになるんですか、これは。
○鈴木(康)委員 では、この部分については、事業のリスクを含めて、一義的に事業者にそのリスクがかかってくるというふうになるわけですか。
○鈴木(康)委員 ただ、流れ的には、サイクルですから、再処理から流れていくものでありますね。ですから、その部分を整理すると、再処理のその先にある一つの作業というか事業として私は考えるべきだと思うんですが、どういうふうな整理をつけたらいいんでしょうか。
○鈴木(康)委員 いや、費用のところはそれで構わないと思うんですが、一連の流れとしては、プルサーマルができなければこれは全部崩れちゃうでしょう、事業全体が。ですから、やはりそういういろいろな、細かくこれからどういうリスクが出てくるかわからないけれども、その部分についてはやはり国が...全文を見る
○鈴木(康)委員 いや、だからそこが私は不透明だと言っているんですよ。  では、電気事業者が、いいですよ、それは電気事業者のコストとして電気料金に乗っけてくださいと。では、そのコストが物すごいはね上がっちゃって、ばかばかしいからプルサーマルなんかやりませんよと。だって、電気事業...全文を見る
○鈴木(康)委員 ここは非常に私は大事な点だと思うんですね。ここが崩れたらサイクル全体が崩れちゃうので、私は、やはり国の責任というのはしっかり自覚していただかなきゃいけないと思うんですね。  ちょっと次に進みたいと思うんですが、先ほど吉田委員からの御質問にも出ていました第二再処...全文を見る
○鈴木(康)委員 技術は日進月歩ですから、そういう新たな技術開発をにらみながらということで、こういう検討状況になっているのか、あるいは別の要素があって検討を先送りしているのか、そこが私はちょっとよくわからないんですね。  では、第二再処理工場についての仕組みは、今の六ケ所と同じ...全文を見る
○鈴木(康)委員 恐らく今お伺いしてもそれ以上の答えはないと思うんですが、私は、一つ要望として言っておきたいのは、やはりもう少し国が踏み込んで、何となく日本のバックエンドに対する国のかかわりというのは、他国に比べて、私は何か中途半端な気がしてならないんですね。ぜひそこをもう一歩踏...全文を見る
○鈴木(康)委員 検討の結果、今回の法律になったということであります。  それでは、その柱の一つであります核物質防護検査官という今度新しく創設をされる検査官は、どういう資格を持った方がなられるのか、どのくらいの人数を想定されているのか、あるいはどういう形で採用されるか、その点に...全文を見る
○鈴木(康)委員 いや、ちょっと、まだわからないのは、核物質防護ということでありますが、例えばテロ対策とか治安の面でそういうきちっとした体制が整っているかどうかというようなことをチェックされるのか、あるいは、もっと核物質に対する技術的な、科学的な知識がこの人たちには要るのか。どう...全文を見る
○鈴木(康)委員 これはなかなか、これを両方持ち合わせたスーパーマンみたいな人材というのはそうたくさんいるわけじゃないと思うんですね。  そうすると、こういう理解でいいんですかね。現実的には、いわゆるそういう治安のプロと、あるいはそういう核物質に対する科学的知見を有したそういう...全文を見る
○鈴木(康)委員 これからどういう形でやるのか御検討なされるんだろうと思うんですが、私は、研修で、つけ焼き刃で何とかなるようなものじゃないと思うんですね。現実的に考えれば、やはりそういうチームをつくる必要があるんだろうと思うんですね。そういうことに関しましては、政令で定めるという...全文を見る
○鈴木(康)委員 よく高速増殖炉の議論になると、やはりウラン資源の有効活用という面が非常に脚光を浴びるんですが、私はもう一つ、やはり長半減期の核種の処理という、これは非常に大きいと思うんですね。このままですと、やはり万年単位で後世に有毒な放射性物質を先送りしなきゃいけない。もしこ...全文を見る
○鈴木(康)委員 時間になりましたので、もう一点だけちょっと御質問したいんです。  やはり高速増殖炉を進めていくとなると、「もんじゅ」の位置づけをどうしていくか、ここがすごい大事だと思うんですね。昨年、私はフランスへちょっとお伺いしたんですが、ポストフェニックスとして非常に「も...全文を見る
○鈴木(康)委員 ぜひ、国一体となってやっていただきたいと思うんですね。今度の質問でちょっといろいろ、レクのときにも、それは原子力委員会の問題ですよとか、いや、それはあちら様の問題ですという、やはりその障壁というのを物すごく私は感じるんですね。  冒頭でも申しましたように、これ...全文を見る
05月11日第162回国会 衆議院 経済産業委員会 第14号
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○鈴木(康)委員 民主党の鈴木康友でございます。  今度の商標法の改正によりまして、これから地域団体商標という新しい商標が認められるようになる、その地域ブランドを保護して地域経済を活性化する、あるいは日本全体の産業を活性化して、もって経済の活力に資するということで、私は非常にこ...全文を見る
○鈴木(康)委員 今、どちらかというと抽象的に御答弁いただいたんですが、ある程度のガイドラインとか客観的基準というのはつくられる予定があるんでしょうか。
○鈴木(康)委員 これも通告していなかったんですが、では、ちょっと具体的にお伺いしたいと思います。  私の地元は三ケ日ミカンと浜名湖ウナギというのがあるんですね。恐らくきょうここにお集まりの皆さんも、多くの方がこれは御存じだと思うんですね。ところが、最近、これは経産省のJAPA...全文を見る
○鈴木(康)委員 次の質問に行きたいと思いますが、このブランド化のためには、ある一定の期間、周知性を高めるために実態をつくっていかなきゃいけないわけですね。そうしますと、長ければ長いほど、既にそれをもって御商売をやられている方の数も多くなってくると思うんですね。  そうすると、...全文を見る
○鈴木(康)委員 もし私がそういう商売をやっていて、ある特定の団体に加盟していなかったら、これは結構大変な問題だと思うんですが、いや、私はちゃんとこれまでこれできちっとまじめに、まともに商売をやってきましたよという実態があれば、これは特別な手続がなくても継続的に使用が認められると...全文を見る
○鈴木(康)委員 それでは、次に類似性について少しお伺いしたいと思います。  今度、商標として認められるというと、その周辺に影響が及ぶわけですね。例えば、先ほど私が例として出しました三ケ日ミカンというのが認められるとなると、同じ果物だと類似性があるということで、本来であれば商標...全文を見る
○鈴木(康)委員 今、三ケ日リンゴあるいは三ケ日イチゴは大丈夫だという御答弁でございました。我が地域は割と果物の産地として有名でありますけれども、その気候を利用して、じゃこれからイチゴをこの産地の名産にしようということで力を入れてやっても、それは大丈夫だというふうに私も理解したん...全文を見る
○鈴木(康)委員 地域名は明らかに違っているんですが、地域としてはほぼ同一の地域でありますが、それでも構わないということでありますね。
○鈴木(康)委員 わかりました。  次に、今度、商標と普通名称の関係についてお伺いしたいと思うんですけれども、地域名と商品名でいきますと、例えば札幌ラーメンというのも本来でいけば地域団体商標として認められるというふうに思うんですが、ただ、札幌ラーメンの場合はもう既にほとんど普通...全文を見る
○鈴木(康)委員 ちょっと具体的なケースで聞いて申しわけないんですが、じゃ、今の喜多方ラーメンの例でいきましょう。  もちろん、喜多方ラーメンは、喜多方へ行きますとたくさんのラーメン店があって、地域の一つの産業として成り立っているわけですね。ですから、じゃ、これを地域ブランドと...全文を見る
○鈴木(康)委員 わかりました。  次に、登録の主体についてお伺いをしたいと思います。  今回の地域団体商標というのは、その名称でもわかるとおり、一つの企業とか個人じゃなくて団体に対してその商標を認めようということでありまして、その要件として法人格を持った団体であるという、ま...全文を見る
○鈴木(康)委員 例えば、生産者の組合と、そうしたものを使った加工業を営んだり、それを料理なんかで出している、つまり料飲を業としている組合さんと違うという今の御答弁でありましたけれども、今、結構重なるケースがあるんですね。  例えば、インターネットで物を販売できますから、生産者...全文を見る
○鈴木(康)委員 例えば、じゃ、水産の、漁業をなりわいとしている組合と加工をなりわいとしている組合と基本的には違うわけですが、一部の業務でオーバーラップするというのは結構今あると思うんですね。その辺、きちっとやはりチェックをする必要があるのではないかなというふうに思います。  ...全文を見る
○鈴木(康)委員 私、想像するに、例えば、だんだん商売がうまくいってきた、これはいい商売だなとなってくると、やはり加入したいという人がふえてくると思うんですね、おれも一丁これをやりたいなと。  だけれども、逆に言うと、もう既に加入している構成員の人たちからすれば、競争相手がふえ...全文を見る
○鈴木(康)委員 しつこいようですけれども、私、ここは結構大事だと思うんですね。  例えば、じゃ、商標をとった後しばらくして加入要件を、ちょっとハードルを上げたりしたような場合、こういう加入条件を変更するということはあってはならないことというふうに理解してよろしいんでしょうか。
○鈴木(康)委員 そういう手続、もちろん団体の適格性が欠如してきたから無効審判の対象になり得るということは私も理解できるんですが、なかなかそういう手続というのは難しいと思うんですね。例えば、二、三の業者が何かその団体から拒否されている、これは不当じゃないかというときに、なかなか、...全文を見る
○鈴木(康)委員 やはり地域によって便利、不便という差が生じないように、ぜひ弁理士会の皆さんと密接にその辺連携をとりながらやっていただきたいというふうに思います。  時間も参りましたので、あと一点だけお伺いしたいと思いますが、先ほど江田議員からも御質問がございましたけれども、や...全文を見る
○鈴木(康)委員 私は基本的に非常にいい制度だと思いますので、これが生きた制度として活用されるように、今後もぜひ取り組んでいただきたいというふうに思います。そのことをお願い申し上げまして、質問を終わらせていただきます。  ありがとうございました。
06月08日第162回国会 衆議院 経済産業委員会 第17号
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○鈴木(康)委員 ただいま議題となりました附帯決議案につきまして、提出者を代表して、その趣旨を御説明申し上げます。  まず、案文を朗読いたします。     不正競争防止法等の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   経済のグローバル化の進展に伴う我が国産業の国際競争力...全文を見る
08月03日第162回国会 衆議院 経済産業委員会 第23号
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○鈴木(康)委員 民主党の鈴木康友でございます。  きょうは特別会計の集中審議でございますけれども、特会の審議に入る前に、きょうは実は、東京新聞に、産業再生機構の支援に関して、ある支援企業の情報が事前に漏えいをしていたという報道がされております。この記事によりますと、海底ケーブ...全文を見る
○鈴木(康)委員 いや、それは大きな問題でしょう。これは産業再生機構の議論をしたときも、私は、この問題が一番大きなポイントになっていたんですよ。民間企業の再生にこういう国が関与をしていいのか、公的機関が関与していいのかという大もとの問題と別に、もしやるのであれば、これは主力金融機...全文を見る
○鈴木(康)委員 本当にこれは驚くべきことだと思いますよ。これはもう、支援をするかどうかという検討をしていたということは、もちろん把握をされていた時期ですね。その上で、大手株主に対してさまざまなヒアリングをしたということですよね。もう一回お聞きしたいと思います。
○鈴木(康)委員 これは、私は、完全に守秘義務違反だというふうに思います。  こういう事実があって、機構から厳重抗議がされたということでありますが、経済産業省としてどういう対処をしたのか、官房長、ちょっと答えてください。——いや、あなたは担当でしょう。役所としての責任を聞いてい...全文を見る
○鈴木(康)委員 この件に関して、機構から厳重抗議があったことについてどう対処したかという、その責任問題を聞いているんですよ。  もう一回答えてください。だめだ、こんなの。(発言する者あり)
○鈴木(康)委員 いや、これは大変なことですよ。産業再生機構の今回のこのスキームの一番のポイントですよ。いかに機密を事前に守るかという、我々も再三そこを論議しましたよ、本当に大丈夫なのと。インサイダー取引の材料にされないかとか、そういうことが一番のポイントになっている、そこが完全...全文を見る
○鈴木(康)委員 これは本当に大事な問題であります。これはこのままうやむやにできる問題ではないと思いますので、今後の機構の案件の進め方にも非常に影響を与えますし、先日、中富さんの件でカネボウの株取引というのがありましたけれども、そのときも、インサイダーの疑惑があるんじゃないかと。...全文を見る
○鈴木(康)委員 官房長にもう一個お伺いしますが、官房長はこの件をいつお知りになったんですか。
○鈴木(康)委員 結局、昨日の夜まで、こういう問題が表になるまで全然、内部でこのことが隠されていたというふうに理解してよろしいんですね。もう一回答えてください。
○鈴木(康)委員 大臣の御決意をいただきましたけれども、これは非常に重要な問題でございますので、きちっと対処をしていただきたいと思いますし、今後、経産省としての対応を見守ってまいりたいというふうに思います。  それでは、きょうは特別会計の集中審議ということでございますので、私は...全文を見る
○鈴木(康)委員 特別会計の問題は、私はポイントは二つあると思うんですね。そこで行われている事業、内容というものが、果たして国がきちっとやるべき仕事なのかどうかということ。仮にそれが国がしっかりと責任を持ってやるべきだということになれば、今度は、それがどういうプロセスで行われてい...全文を見る
○鈴木(康)委員 これも役所に確認をしたんですが、このプロジェクトというのは平成十三年度の四月にスタートをした。そこからどういうシステムをつくり上げようかということでありますが、その計画をつくるのがいわゆる基本設計書というものであります。  どういうシステムで作業をさせるかとい...全文を見る
○鈴木(康)委員 これは専門家の方にお伺いしたんですけれども、これだけの基本設計書をつくるためにはいろいろな部署との調整も要りますし、これは大変な作業だと。しかも、これも短期間のうちにつくり上げて、プログラムを組んで、そしてそれを運用する。これは専門家から見ても、本当に奇跡に近い...全文を見る
○鈴木(康)委員 そこで、ちょっとお伺いをしたいんですが、皆様のお手元の資料にも、二枚目に、これは役所の方から御提出をいただいた資料ですが、石油情報システムというものがあります。ここに、今回のシステムで使ったプログラム言語あるいはOSあるいは電算機器等々、後ほど御質問しますが、プ...全文を見る
○鈴木(康)委員 これは、実際のプログラムに関してはNEC、日本電気に発注をしているというふうに伺っておりますが、それで間違いございませんか。
○鈴木(康)委員 つまり、十三年度、システムを立ち上げる段階では、このプログラムに関してはNECさんが引き受けたというふうに理解してよろしいんですね。
○鈴木(康)委員 そうしますと、業界の常識と言ってもいいでしょう、もう既にC++でプログラムを組むことが常識とされている中で、あえてNECがC言語で組むのがいいんでしょうね、こういうアドバイスがあったということでありましょうか。
○鈴木(康)委員 わかりました。これはもう少しまた後で調べてみたいと思います。  次に、ステップ数について御確認をしたいと思いますが、プログラムステップ数、二十一万六千百七十四、これが今回のいわゆるプログラムの命令の数でございます。つまり、これを組むことが新規のプログラムの開発...全文を見る
○鈴木(康)委員 つまり、二十一万六千百七十四のステップ数を持ったプログラムがここでつくられたということであります。  これがまた新しく十三年度に稼働したということを先ほどの御説明でも確認をさせていただいたわけでありますが、これはもう役所の方に確認をしました。新しいシステムを稼...全文を見る
○鈴木(康)委員 いや、そんな、ではこの試験問題はどうなるんですか。これは一般的に、新規のプログラムを立ち上げると、こういう放物線を描いたバグの収束曲線というものができるんですよ。二十一万六千百七十四ものステップ数を持つプログラムをつくれば、こういう一定の法則性を持ったバグの収束...全文を見る
○鈴木(康)委員 では、もうこんなテストをつくらないでくださいよ。こんな法則性がないということでしょう。ケース・バイ・ケースで、バグが出る場合もあれば出ない場合もある、そういうことになるわけでしょう。  では、こういう法則性はないということですね。
○鈴木(康)委員 わかりました。この件についてはもう少し後ほど調べてみたいと思います。  では、続きまして、ちょっと時間もございませんので次に行きますが、今度はステップ数と予算の立て方についてお伺いしたいと思います。  十三年度のシステム設計費が三千四百七十二万円であります。...全文を見る
○鈴木(康)委員 私も、一応ここで質問するためにはいろいろ調べているんですよ。独立してきちっと仕事をしているプログラマーの方にいろいろ話をお伺いしましたら、やはりこの業界で月百万取るといったら神のごとき存在だと言うんですね。物すごい手だれのプログラマーだと。そんな人は何百人に一人...全文を見る
○鈴木(康)委員 今、くしくも、後で聞こうと思っていたんですが、御説明いただきました。  皆さんのお手元の資料にも、一ページ目につけてあります。当初、このソフトウエアの作成費とデータベースの作成、合わせて八千六百万の予算を計上したものを、NECが三千百八十万で受注をしたというこ...全文を見る
○鈴木(康)委員 データベースなんかほとんどいじってないんですよ。どうも私は何に使っているかがさっぱりわからない。十五年度から十六年度なんて、テーブル数は一個もふえていないんですね。データベースというのはほとんど改良されてないんですよ。  もう時間が残り少なくなってきたというの...全文を見る
○鈴木(康)委員 私も素人ですけれども、その程度のことはわかりますよ。サーバーといったって、四十万ぐらいで今だれでも買えるサーバーですよ。保守管理に一体幾らかかるんですか。月何万もかかりませんよ、これは。保守契約をしたって恐らく何千円レベルでしょう、これは。  電源がどうこうと...全文を見る
○鈴木(康)委員 納得できませんね、これは。定価ベースで百六十万ですからね。もし今入札だとしたら、恐らくもっと安く手に入るはずなんですね。資料を提出していただきたいと思います。  それから、コンピューターの部屋の借り料というのをちょっとお伺いしたいんですよね。  これは千七百...全文を見る
○鈴木(康)委員 五十坪の部屋にちっちゃなサーバー三台だけ置いてあるわけですか。もう一回お答えください。
○鈴木(康)委員 何人の人がこの部屋にいるんですか。五十坪のこの部屋に何人の人がいて、どういう作業をしているんでしょうか。これは、またちょっと後ほど私、見に行きたいと思いますけれども、ちょっとお答えをいただきたいと思います。
○鈴木(康)委員 今、六人かというお声が上がりましたけれども、我々の議員の部屋は何坪かな、五十平米ぐらいですか、そこに四、五人入って仕事をしているわけであります。五十坪にちっちゃなサーバー三台と六人というのは、私は、余りにもこれはぜいたく過ぎるというか、余りにも経費のかかり過ぎだ...全文を見る
○鈴木(康)委員 質問時間が参りましたのでこれで終わりますけれども、ぜひ大臣、よろしくお願いしたいと思います。  それでは、私よりもっと厳しい細野さんにバトンタッチしまして、その前に吉田さんか、これで質問を終わらせていただきます。どうもありがとうございました。     ———...全文を見る