高階恵美子
たかがいえみこ
比例代表(中国)選出
自由民主党
当選回数1(参2)回
開催日 | 会議名 | 発言 |
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03月19日 | 第180回国会 参議院 予算委員会 第11号 議事録を見る | ○高階恵美子君 自由民主党の高階恵美子です。 初めに、厚生労働大臣にお伺いいたします。 目指す二〇二五年の日本社会、大臣はどんなイメージをお持ちでしょうか、お考えをお聞かせください。 |
○高階恵美子君 そうですね。他国に例のない超高速で超高齢社会に入って、もう今やその次のフェーズに進もうとしている、それがこの国であって、最大の山場はもうこの後の十年、そうなんじゃないかなというふうに思います。そうしますと、次の時代、次世代型の社会保障制度体系への変革、これへの取組...全文を見る | ||
○高階恵美子君 暮らし方、様々ですね。希望もたくさんあるんだと思うんですけれども、是非幅広に聞き取っていただきたいと思います。 子育て支援と総合こども園のことについて中川大臣に確認をさせていただきたいと思います。 三月二日に少子化社会対策会議で決定されました基本制度及び法...全文を見る | ||
○高階恵美子君 例えば総合こども園に株式会社の参入を認めるなど、公共の福祉としての制度の趣旨から逸脱するのではないかと懸念される点も含まれております。中川大臣は、具体的にどのような組織構成と実施システムを用いてこのいわゆる適切な実施体制の整備を進める御予定でしょうか。全般的な調整...全文を見る | ||
○高階恵美子君 ありがとうございます。 そうすると、各省庁から意見を出させて、それをぱちっとホチキスで留める、こういったようなやり方ではなくて実動部隊を抱えると、そういう理解でよろしいですね。 そうすると、かなり経費がかさむと思うんです。この点に関して、政府としてやるとい...全文を見る | ||
○高階恵美子君 小宮山大臣、例えば保育士あるいは幼稚園教諭の大幅な増員も必要と思います。需給見通しは立っているでしょうか。 | ||
○高階恵美子君 あわせて、幅広い子育てニーズにしっかり対応していく、そのための拠点として、保育所の機能強化、こういったことも必要になってくると思います。 経費の確保、拡充という点から、どういう絵姿で、どういう計画でもってこれに取り組んでいくという御予定か、ちょっと最後にお答え...全文を見る | ||
○高階恵美子君 では、ワーク・ライフ・バランスについて、この実現に向けた取組について中川大臣にお尋ねをしたいと思います。 具体的にどんな施策を実施しようと組立てをしておられるか、お答えください。 | ||
○高階恵美子君 働き続けることができる、そして子育てを楽しめる、こういうことはとっても大切だと思うんですけれども、そのワーク・ライフ・バランスを推進していくトップの推進者として、大臣は、当然のことながら御自分の職場、指揮下にある省庁の職員の皆様の出産、子育ての悩み、そして労働への...全文を見る | ||
○高階恵美子君 そうですね。基本制度においては、事業主に対してワーク・ライフ・バランスの取組の責務を規定すると記されています。ですから、自ら率先して、私どもも含めてモデルとなっていかなきゃと、そういうふうな気持ちがいたします。 さて、次世代型の強靱な社会保障制度体系の構築、そ...全文を見る | ||
○高階恵美子君 相当きめ細かく修正しながら、厳しい評価を加えながらやっていかないと、これはなかなか大きな船にはならないかなというふうにも思いますので、是非この辺は慎重に取組を進めていくということをお願いしたいと思います。 少し深掘りになるかもしれませんが、乳幼児の適切な養育環...全文を見る | ||
○高階恵美子君 総務省の政策評価においても、政策全体としての効果の発現は不十分とされました。軌道修正と内容の充実を図るべきではないでしょうか。 | ||
○高階恵美子君 一人一人の子供の命、国の将来の宝であります。憶測や希望的な観測に頼るのではなくて、実効性の高い介入策を科学的に分析をして取り入れることが必要だというふうに思っています。 続けて厚生労働大臣への質問になってしまうんですが、みとりの問題です。この春、六年に一度の診...全文を見る | ||
○高階恵美子君 私は、個別の点数評価では足りないと思っているから今この質問させていただいているんですね、実は。 在宅医療へのシフトというのは、これまで政策的に進められてきています。にもかかわらず、実際に地域で在宅ケアやみとりに当たる人材、医療人材、これが圧倒的に不足したまま。...全文を見る | ||
○高階恵美子君 とても悲しい話なんですけれども、国民のみとりのニーズには全くこたえるような、そういう政策誘導ができていないということなんだと思うんです。 八割近くの方が、最後は自分の住み慣れたところ、その近くで終えたい、こういうふうに思っているんですよね。しかし、そのうち三分...全文を見る | ||
○高階恵美子君 難しい課題なんだとは思うんです。しかし、一年ごとに一兆円ということをさらっと言い続けることはできないと思うんです。ですから、現場からしっかりと積み上げ型で問題解決をどのぐらい図れるのか、そういう政策の打ち方を考えていくべきだと思っているんです。 実は一昨日も年...全文を見る | ||
○高階恵美子君 そうですね、厚生労働大臣にお願いしたいと思います。 | ||
○高階恵美子君 被災地には更に憂慮すべき事態が進行しております。 一つは訪問看護の問題なんですけれども、極めて高いハードルを越えて、福島県内で特例ケースとして訪問看護サービスの提供を始めた例が一件だけありました。延長しても、これ継続は九月まで。人口減少に加えて急激に人口流出も...全文を見る | ||
○高階恵美子君 福祉の業界用語、アンミツって、ちょっとこの言葉を思い浮かべていただけるといいなと思うんですが、安全、安心、安定ですね。住む人の数は少なくとも、そこでの生活は二十四時間三百六十五日続きます。こういうところで住んでおられる方が平等に保健サービスを受けられる、こういう制...全文を見る | ||
○高階恵美子君 特定看護師のことを今議論にするつもりは全くなかったんですけれども、要するに、この先どうしたら必要なサービスを安定的に提供できるのかということです。 もう一つだけその関連で質問をさせていただきたいんですけれども、同じ福島県内では、もう四月から医療提供できません、...全文を見る | ||
○高階恵美子君 ありがとうございます。 研究では困るんですよ。災害派遣のときにすごく活躍してくださるという実績もお持ちなわけですし、中でも足りないのであればやっぱり増やすことを考えて、そして、そういう被災地なりなんなりに手を出す、救いの手を出す、これを是非検討していただきたい...全文を見る | ||
○高階恵美子君 ありがとうございます。 次は復興庁の話なんですけれども、稼働めど十年ですね、二〇二二年の春、被災地にはどういう町が広がっているのか、大いに気になっています。 私は、ふるさとにその次の十年を見越した先進的な町づくりが起こっている、そういう姿を期待しています。...全文を見る | ||
○高階恵美子君 ここからは科学技術政策についてお伺いいたします。 東電の福島原発事故による放射性物質の被曝影響、これは中長期的な評価が必要だと思っています。民間でも様々な調査などの取組が始まってはいるんですけれども、それらの結果を集積、活用する機能がまだ整っておりません。不幸...全文を見る | ||
○高階恵美子君 それらのデータを一元管理する、そういったような仕組みというのはあるでしょうか。 | ||
○高階恵美子君 実は、お聞き及びと思いますけれど、この件に関して複数の省庁間で答弁のたらい回しがありまして、なかなかお答えいただける大臣が決まらなかったんですよ。私は、つまりこの問題の重要性が余り省庁間で議論されていないんだろうかと、そういう理解で今日臨んだんですが、そこは違うん...全文を見る | ||
○高階恵美子君 続いて、科学技術担当大臣にお尋ねします。 中央省庁で研究費の企画、審査、配分に中心的な役割を果たしている職員、この方々の人数と研究歴を教えてください。 | ||
○高階恵美子君 そうすると、五分の一ぐらいしか研究歴のあるプログラムオフィサーを配置していないということなんですね、任用していないということですかね。 | ||
○高階恵美子君 ありがとうございます。 研究成果についての適正なジャッジは進められていますでしょうか。今般の予算編成、これは第四期の基本計画に基づくものであると承知しておりますけれども、その計画がまとめられたのは昨年の八月十六日でしたか、そのころのことでありました。つまり、震...全文を見る | ||
○高階恵美子君 元々考えていたものに、東日本大震災の発災を受けて、これは今年始めておかなければいけないということで五千八百三十二億を入れたんですよね。少なくとも研究費の部分に関しては、それが本当に取り組むべきものであったかどうか、もうちょっと増やさなきゃいけないものかもしれない。...全文を見る | ||
03月28日 | 第180回国会 参議院 東日本大震災復興特別委員会 第5号 議事録を見る | ○高階恵美子君 自由民主党の高階恵美子です。 私は、健康的な暮らしの安全、安心、安定という観点から、特に国が責任を持って実施すべきと考えられる事項について質問させていただきます。 初めに、かねて問題となっております医療福祉人材の確保困難について平野大臣にお伺いいたします。...全文を見る |
○高階恵美子君 医療機関とか介護保険施設というのは結構準備にも時間が掛かりますし、そこでしっかりしたサービス設計をするためにはスタッフもそれなりにシミュレーションをして動きをマスターしないといけない、こういうふうな状況にあると思うんです。ですから、是非とも実効性のあるような、そう...全文を見る | ||
○高階恵美子君 特に産科領域、精神科領域、療養病棟ですぐに勤務できる人材が求められておりますので、対応をお願いしたいと思います。 同じく、防衛大臣にもこの日お伺いをいたしました。真剣に取り組むというお答えをいただいたわけですけれども、十九日以降の防衛省における協議の状況をお答...全文を見る | ||
○高階恵美子君 防衛省ならではの技術というのもお持ちと思いますし、技術協力という点ではこれからに備えるということも是非念頭に置いていただければというふうに思います。 今、お二方のお話を、取組をお伺いした上で、平野大臣は実効性の担保のために更なる取組、復興庁としてどんなふうにや...全文を見る | ||
○高階恵美子君 保険証があっても必要な医療が受けられないとか、保険料を支払っているのに介護サービスがない、こういった矛盾を福島から解消する、このぐらいの気概でもって政策運営に当たっていただきたい、またそういうふうに向かって取り組んでまいりたいというふうに思います。 保健、医療...全文を見る | ||
○高階恵美子君 そうすると、しっかり本来行政がやるべき公衆衛生活動もバックアップをするという理解でよろしいということですので、その点についてもお忘れなくお取り組みいただきたいというふうに思います。 それから、続きまして調査研究の分野に関する御質問をさせていただきたいと思います...全文を見る | ||
○高階恵美子君 ありがとうございます。 データのみならず、原子力、放射線の関連分野の頭脳を集めていって、そしてアジア環太平洋地域の原子力、放射線関連の学術研究あるいは技術開発の拠点として優れた成果を輩出していくことは可能ではないでしょうか。まさか単発で国際会議を誘致するという...全文を見る | ||
○高階恵美子君 この質問をするに当たりまして実は文科省の担当の方々にもお話を伺ったんですけれども、文科省では福島が言ってきたものについて研究費を付けるだけであって、ほかのことには対応しないんだと甚だ冷淡な回答だったんです。それで、じゃどこがこのことについてお答えいただけるのかとい...全文を見る | ||
○高階恵美子君 是非前向きな検討をお願いします。 続きまして、学校給食のことについて文科大臣にお伺いをいたします。 学校給食に係る検査の事項がこの中に含まれておるんですけれども、放射線の人体への影響及び除染等の措置の中でこれ書かれているわけですが、子供の成長を支えるという...全文を見る | ||
○高階恵美子君 丁寧に御説明いただきましてありがとうございました。 先ほどの話は、大勢入った会議室の中での出来事でございますので、御確認いただければと思います。善処を期待申し上げます。 続きまして、一般の方々に対する広報、普及あるいは子供たちへの教育機会の提供という観点か...全文を見る | ||
○高階恵美子君 ありがとうございます。 事故の発生した当時十歳だった子供たち、十年後には成人を迎えます。福島の子供たちもそれ以外の地域で育つ子供たちも同じように成長していくわけです。 例えば、福島の地域以外に住んでいる子供たちには、今、今回の事故の深刻さや自分とのかかわり...全文を見る | ||
○高階恵美子君 現地に入っての教育プログラムというのも是非御検討いただければというふうに思います。 それから、先ほどの学術研究とか技術開発ということにまた関連しての質問をさせていただきたいと思うんですけれども、重粒子線治療など放射線治療、この最先端技術をしっかりとそこで研究開...全文を見る | ||
○高階恵美子君 以上で質問を終わります。 ありがとうございます。 | ||
03月29日 | 第180回国会 参議院 厚生労働委員会 第6号 議事録を見る | ○高階恵美子君 自由民主党の高階恵美子です。 本来、子育て家庭の家計を安定させる、こういう目的の現金給付の制度が半年ごとに変更される、これは子供にとっても親にとってもとても迷惑な話だと思っています。今回、恒久化されるということで少し安心感はあるわけですけれども、衆議院選マニフ...全文を見る |
○高階恵美子君 旧児童手当から二度の変遷を経て今回の改正法案に至るまで、都合三度のシステム変更が行われることになります。現場では大変な労力を投じて窓口対応に当たっていただいたり、職員の皆様の消耗も無視できない状況であります。 システム改修、こういった経費、あるいは掛かる事務作...全文を見る | ||
○高階恵美子君 結構な額ですよね。年末に公表されたデータによれば、この政策によって子供支援の在り方を考える機会が増えたと答えた親は四割近くあった、その一方で、およそ六割の親はもう一人子供を持ちたいと考える効果はなかったと答えています。財政状況が厳しいと言いながら、一方では効果の上...全文を見る | ||
○高階恵美子君 あわせて、地方税の増収分の使途についても、例えば保育所への機能強化あるいは人員の確保といった、適切な養育環境の確保に資する事業へ振り当てていけるよう、何らかの技術的な支援をするなりの努力をしていかなければというふうに思います。 各地域においてこうした支援策を考...全文を見る | ||
○高階恵美子君 来週からもう新しい年度が始まります。特措法の日切れを前にして、いまだ未申請の方が数十万人という実態が分かっています。この点についてはもっと危機感を持った対応をしなければいけないというふうに考えます。期間の延長だけでは不十分。自治体の広報、あるいは新聞の折り込み、こ...全文を見る | ||
○高階恵美子君 よろしくお願いいたします。もちろん大臣でも十分にインパクトはございますが、更なる御尽力をお願いしたいと思います。 普及という観点では、子供自身への権利意識の醸成も欠かせないんじゃないかというふうに考えます。 今日は文科副大臣にもおいでいただきました。児童手...全文を見る | ||
○高階恵美子君 いずれ、もっとこうしてほしいと自ら要望できる子供たちが育ってくるかもしれません。そうなった暁には、子供たちのための施策を子供たちとともに考える体制も充実していく時代が来るかもしれません。大切なのは、やがて大人になったときに、大丈夫、産んでみようと、育ててみようと思...全文を見る | ||
○高階恵美子君 やっぱり法改正も視野に入れて効果的な策を考えていかなきゃいけない、そういう段階なんだと思うんです。 私ども自由民主党でも、総裁をトップにしまして、児童虐待防止のための運動を続けております。昨年は、震災の後、全国の街頭で、大変な中ではありましたけれども、虐待不安...全文を見る | ||
○高階恵美子君 ありがとうございます。例えば妊娠検査薬のパッケージに表記があるとか、そういうことももしかしたら効果的かもしれないですね。 今ほどお話をいたしました調査の中から、例えば虐待リスクを下げるために男性へのアプローチが欠かせないという結果も出てきておりまして、同じ家庭...全文を見る | ||
○高階恵美子君 そのお産のところなんですけれども、最後に分娩介助のところで少し確認をさせていただきたいと思います。 平成十九年三月三十日、この日の医政局長通知で、看護師等は、療養上の世話及び診療の補助を業務とするものであり、分娩期においては、自らの判断で分娩の進行管理は行うこ...全文を見る | ||
○高階恵美子君 背景にあるのはこの産科領域の人手不足なんだと思います。今、お産が減ってきている、そしてリスクは高まっている。そういう中で、地方に参りますと、お産する施設がないために妊娠できないんですよという声を実は伺うんですね。やっぱり子供をどうやって育てていくか。若いお父さん、...全文を見る | ||
○高階恵美子君 ありがとうございます。 お産のそのときは三十分で安全に産める場所までたどり着く、そのぐらいの距離に可能な施設がないと困るものですから、日本全国どこにいても安心して産める環境を何かしらの形で考えていきたいというふうに思います。 少し早いですが、終わります。あ...全文を見る | ||
07月25日 | 第180回国会 参議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 第7号 議事録を見る | ○高階恵美子君 日本を良くする自由民主党、高階恵美子です。 これからの日本、少なくとも三十年間は人口減少、多死社会化の加速する大変な変化のときであります。一年当たりにしますと、生産年齢人口はおよそ八十一万人、そして年少人口もおよそ二十万人ずつ減っていく、合わせますと、この年代...全文を見る |
○高階恵美子君 平成十一年との大きな違い、これが高齢給付に加えて少子化対策の新しい屋台骨が立つということでしたから、今のようなことを国民の皆様は知りたいんだと思うんです。支出は増えるんですし、自分たちが本当に安心して未来を送れるんだろうか、救済が確保されるんだろうか、こういうこと...全文を見る | ||
○高階恵美子君 推進法案のこの基本方針について続いて質問してまいりたいと思います。 これまで経費のかさむところに特化した形で議論進んでおります。ところが、その一方で、重要な社会資源としての人々の健康づくり、こうしたところの議論がおろそかになっているのではないかなと、そう思いま...全文を見る | ||
○高階恵美子君 財政も維持しなければならないんですけれども、国民の健康水準が破綻する、あるいはこれが低下する、その後に何とかしようと思ってもこれ大変時間も掛かりますし、大きな損失でありますので、少し踏み込んで健康づくりをみんなで進めていく、そうすることによって効果的に抑制策を働か...全文を見る | ||
○高階恵美子君 人選がすごく大変なんじゃないかなと率直に思います。二十人と申しましても、選ぶの大変ですね。それから、国会議員であることを妨げないということになりますから、配分のこともあると思います。 こういうことだけで時間が掛かると、あっという間に年が明けてしまうのではないか...全文を見る | ||
○高階恵美子君 いずれにしても、国民会議一年で解消されるということになっておりますが、この中ではどうしてもクリアにできない、そういう課題もあると思います。 長期的に議論を重ねる場として、何らかの手だて、組織を立ち上げるとか、そういう検討も必要じゃないかと思うんですが、発議者の...全文を見る | ||
○高階恵美子君 まさしく社会保障というのは貧困の予防、救済、これで国民生活の安定化を図ろうというものですから、不断の努力が必要だというふうに思います。共通の課題だというふうに思います。 そして、改革に当たっては国民的な議論が必要な課題もあると思います。例えば、人生の最終段階ど...全文を見る | ||
○高階恵美子君 いろいろ制度をつくるのも大事なんですけれども、それが実際に第一線でどう動いていくか、これによって利用する一人一人が安心感を持ってそのサービスを享受するということがやっとできるようになるわけです。そういう意味では、多くの方々にこの議論に参加をしていただく、こういう土...全文を見る | ||
○高階恵美子君 今のお答えにもございましたけれども、民民の関係で利用調整をしていくとか、利用する側は希望をしっかり言い、そして、ここがふさわしいんじゃないかということで必要なものを担保していく、こういう関係が健全に動いていくためには、やはり両者の、お互いの、何というんでしょうか、...全文を見る | ||
○高階恵美子君 厚生労働省が平成二十一年度に行った需給調査では、二十九年度末に全国で七万四千人の保育士不足が生じる、こうした推計結果が出されていますね。 必要数を配置するためにこの度増員される一万人と合わせると、ちょっと三千億では足りない、四千億でも足りないんじゃないかなと、...全文を見る | ||
○高階恵美子君 空手形にならないようにお願いをしたいというふうに思いますが、家庭的保育事業への期待というのも大きいわけです。どういうふうにしてメニュー開発するのか、お伺いをしたいと思います。 少子化の背景には、生まれにくい、育てにくいという理由が包含されています。私たちのこの...全文を見る | ||
○高階恵美子君 公共政策ですから、憶測とか希望的観測、こうやったらいいだろうというだろう運転では困ると思うんですね。 少し、自民党が行っている子育て政策立案の例を紹介したいと思います。 昨年全国調査をしまして、そこで得た一万四千五百三十九件の回答から、子育て中の男女の約三...全文を見る | ||
○高階恵美子君 まさしく双方向の政策立案とそれから必要な改善の実施だというふうに思います。 最後に総理大臣にお伺いしたいんですが、今回の幼保連携型認定こども園では三大臣がかかわることになりますし、それから少子化対策基本政策のところには新たな特命大臣が置かれるということになりま...全文を見る | ||
○高階恵美子君 はい。 一刻も早い国政の健全化のために力を合わせていけるように私どもも頑張ってまいりたいと思います。 ありがとうございます。 | ||
08月07日 | 第180回国会 参議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会公聴会 第2号 議事録を見る | ○高階恵美子君 自由民主党の高階恵美子です。 本日は、暑い中をお運びいただきまして、また貴重な御意見を賜りまして、ありがとうございます。 本日、お話を伺いました五人の先生方にそれぞれお伺いしたいんですけれども、私ども、この国、国民皆保険の制度を持っております。今回の推進法...全文を見る |
○高階恵美子君 はい。 | ||
○高階恵美子君 ありがとうございます。 今徴収のことについても触れていただきましたけれども、都道府県別に見ると、一人当たりの医療費、大体一・五倍の開きがありますね。それから、世代間というか、年齢階級別に見ますと、大体私たちの年代というのは一人当たり十万円そこそこです、年間の使...全文を見る | ||
○高階恵美子君 ありがとうございます。 しばしば、総額を決めて、そしてキャップをはめて、その中でお金を配分したらどうだという、こういう議論もされるんですけれども、これはちょっと命をはかりに掛けるような議論で正しくないんじゃないかなというふうに思います。そういう点では、菊池先生...全文を見る | ||
○高階恵美子君 日本は世界に類例を見ない成熟社会を迎えるということになりますので、高齢者が多くて経済成長しない国ではなくて、一人一人が人を思いやり、そして働いていて楽しいと思い、未来に希望が持てる、その下支えになる大事なものが社会保障の制度ですので、こういうものをこれからどういう...全文を見る | ||
10月19日 | 第180回国会 参議院 行政監視委員会 閉会後第1号 議事録を見る | ○高階恵美子君 日本を良くする自由民主党、高階恵美子でございます。 私は、被災地で進行中の命の危機、これを止めて、そして復興を導く確実な政策を実現していく、そういう観点から質問させていただきたいと思います。 本日御列席の閣僚の皆様には、責任大臣として、所信表明の前にこうし...全文を見る |
○高階恵美子君 そうですね、一年半が過ぎてまいりますと、やっぱり状況は随分変わってまいります。次に踏み出したいという被災者の気持ち、より強くなっておりますし、なるべくだったら多くの人に迷惑を掛けないでという気持ちも強くなってまいります。 特に心配なのは人材確保のところで、看護...全文を見る | ||
○高階恵美子君 三月に小宮山大臣が受けていただいた中身というのは、例えば国公立の医療機関でかさ高に人を雇って、そして五年間といったように一定の期間、中堅どころのナースを身分を保障した上で民間の医療機関へ出してください、こういうシステムを新しくつくってください、従来の発想にとらわれ...全文を見る | ||
○高階恵美子君 ということは、大臣の虚偽答弁だったということでしょうか。 | ||
○高階恵美子君 どうしてこういう話をもう一回聞いているかと申しますと、現場が非常に困窮している状況だからなんですよ。先ほど、全般的にはもう間に合っていますと、現地から声が上がっていないんですよというふうなやり取りがあって、私は随分空々しいなという気持ちにもなってしまったんですよ。...全文を見る | ||
○高階恵美子君 自治体が発表しているデータと今大臣がお答えになったデータ、大いに食い違っているようですので、つぶさにもう一度データを確認していただけないでしょうか。 現地の方々から、本当、連日のように悲鳴のような声が出てくるんですね。とにかく、倒れるまで頑張るつもりだけど、応...全文を見る | ||
○高階恵美子君 当初は各自治体から応援要員、一生懸命協力していただきまして出していただいたんですけれども、元々ゆとりのないぎりぎりの人員で動いていますし、それから専門職って一晩でできるわけじゃありませんので、養成にも随分と時間が掛かる、そういう中でやりくりをしてくださったんだと思...全文を見る | ||
○高階恵美子君 是非、具体的に効果の上がるような、変化が見えるような措置をお願いしたいと思います。 復興のためには、それと併せて地域内で活動する核になるような組織をつくり出す、これを地域に張り巡らせることが欠かせないんじゃないかなということで、これはさきに平野大臣にも御提案申...全文を見る | ||
○高階恵美子君 時間が掛かる作業ですけれども、その活動の核を地道に地道につくり上げていく、そこへ外から継続的にかかわる体制を支援していただく、こういうことを是非国にはお願いをしたいというふうに思います。 さて、我が国の科学技術研究に関してですけれども、くしくも今優劣両面で世界...全文を見る | ||
○高階恵美子君 やっぱり審査した上で出しているわけですから、きちっとした求める成果が出ているのかどうかということは厳しく審査をしていっていただきたいというふうに思います。 その審査の過程で、本当にちゃんとやられていたのかなというのがちょっと疑問の事件がございましたですよね、あ...全文を見る | ||
○高階恵美子君 よろしくお願いします。 最後に、命の危機を救うという観点で自殺防止対策のところに少し触れてまいりたいと思います。 我が国の自殺による社会経済的損失額、これ年間で二兆円に及ぶというふうなことが理解されている、そういう状況にあると思いますが、昨年八月の審議の中...全文を見る | ||
○高階恵美子君 ありがとうございます。 |