鈴木淑夫

すずきよしお



当選回数回

鈴木淑夫の1995年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月08日第132回国会 衆議院 予算委員会公聴会 第1号
議事録を見る
○鈴木公述人 御指名をいただきました野村総合研究所理事長の鈴木淑夫でございます。  本日は、平成七年度の一般会計予算、同特別会計予算、同政府関係機関予算についての衆議院予算委員会の公聴会で意見を申し述べる機会を与えられまして、大変光栄に存じます。  申すまでもないことでござい...全文を見る
○鈴木公述人 前原先生にお答えいたします。  まず、三人に共通で御質問いただきました自粛ムードの点でございますが、先生御指摘のとおり、自粛ムードの行き過ぎというのは支出の削減につながりまして、今ふらふらしている景気にとってマイナスだというのはそのとおりだろうというふうに私は思い...全文を見る
○鈴木公述人 先生お尋ねの公的金融の原資でありますけれども、私は、さっき申し上げましたように、公的金融の目的で、まず第一に低金利で融資しなきゃいけないから民間ではできないという部分については、利子補給をすればいいんです、民間に代理貸しをやらせて。審査機能だけは国が持ちますが。そう...全文を見る
○鈴木公述人 草川先生にお答えいたします。  私は、できる限り国民負担率の上昇を抑えるという表現を使って、数字を言わなかったのは、数字を言いますと、じゃその試算根拠を出せと言われると、これはいろいろやっかいなものですから言わなかったのですが、私は、今のままでいったら五〇%を突破...全文を見る
○鈴木公述人 お答えいたします。  年金基金の運用は、ある意味でますます難しくなってきていると思うのですね。それは、日本経済がここまで成熟化してきておりますから、以前のように高い金利、平均的に高い金利にはなり幸せん。株価の上昇も、成長率が下がりますから、以前のような高い成長はし...全文を見る
○鈴木公述人 先生おっしゃいますように、行革の議論というのは、原点、すなわち何のために国がここまで事業をするのかというその目的と機能にさかのぼって考え直さなければいけないと思います。おっしゃるとおりだと思います。  今例に挙げられました住宅政策も、一体どこまでが国がお世話しなけ...全文を見る
○鈴木公述人 お答えいたします。  今、金融の空洞化という言葉で指摘されているさまざまの現象は、厳密に言いますと、本来日本の金融業が営まなければいけないものが外へ逃げ出しているという厳密な意味の金融の空洞化と、日本の金融システムの国際化がどんどん後退しておる、外国人が日本に来て...全文を見る
○鈴木公述人 松本先生にお答えいたします。  組み替えをするのか、それともここまで議論を詰めてできてきている来年度予算なんだから、これを成立させて直ちに平成六年度の補正予算、さらには平成七年度の第一次補正予算を組むことによって行うのかというのは、私は多分に技術的な問題なのではな...全文を見る
○鈴木公述人 先生お尋ねの点につきましても、私は平成六年度の第二次補正と平成七年度の第一次補正をこの後すぐやることによってかなりの程度対応できるのではないかというふうに思っております。やはり、要は、速やかに処理をして万全の財政面の体制をしくということではないでしょうか。
○鈴木公述人 国債の借りかえの問題でございますけれども、私は国債発行の節度の一番大事なことは、その国債を発行してつくった社会資本の耐用期間中の世代の人が税金でしっかりと負担するということだと思いますので、余り安易な借りかえをしないで、決めたとおりの期間内でちゃんと償還していくとい...全文を見る