鈴木淑夫

すずきよしお



当選回数回

鈴木淑夫の2000年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月03日第147回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○鈴木(淑)委員 自由党の鈴木淑夫でございます。  まず初めに、この委員会に野党の予算委員の皆様が欠席をしておられるということはまことに遺憾のきわみであるということを申し上げたいと思います。  申すまでもないことでありますが、議会制民主政治の基本というのは、少数意見を尊重しな...全文を見る
○鈴木(淑)委員 私もおおむねそう思うわけでございまして、今もお話が出ておりましたけれども、設備投資の関連の指標はほとんど昨年中下げどまってきました。法人企業統計季報の設備投資、一般資本財出荷、リース契約、これらはすべて前年比でプラスになりつつあります。つまり、ほぼ下げどまったと...全文を見る
○鈴木(淑)委員 民需主導型の成長が軌道に乗るというのは一年ぽっきりではないだろう、したがって、平成十三年度は確かに財政中立型の予算だなというお言葉をいただきまして、大変私も心強く感じたところでございます。テレビでごらんの国民の皆様も、その点安心されたと思います。  言葉は少し...全文を見る
○鈴木(淑)委員 総裁、ありがとうございました。  確かに、インフレ率を上げる政策というのは、これは大変難しいことでございまして、インフレ率が上がり始めると、今度はとめられなくなってしまう。アンコントローラブルなインフレーションになりますので、ただいまの総裁のお言葉を聞いて、テ...全文を見る
○鈴木(淑)委員 頼もしいお言葉をありがとうございました。  さて、こういうわけで、私ども自由党の主張をお取り上げいただき、しっかりした連立を組んで、日本経済を立て直し、そして金融システムの安定を図ってきたわけであります。  しかし、ここにファイナンシャル・タイムズというイギ...全文を見る
○鈴木(淑)委員 ありがとうございました。  宮澤蔵相、今の点、特に御発言いただけることがございますれば、ちょっと時間でございますので、その御発言だけ伺って終わります。
○鈴木(淑)委員 ありがとうございました。  一言申し上げますが、隣の韓国でもインドネシアでもロシアでも、みんなコンピューターを使っておるのでありまして、それがやり遂げておることをもっと進んでいる日本でできないのかというふうに思いますが、それではこの点は十分検討させていただきま...全文を見る
02月22日第147回国会 衆議院 大蔵委員会 第2号
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○鈴木(淑)委員 自由党の鈴木でございます。  時間が限られておりますので、大蔵大臣及び金融再生委員長との間で一つずつ問題を取り上げて質疑をさせていただきたいと思います。  まず、宮澤大蔵大臣との間で質疑をさせていただきたい問題は、政府が提出されました財政の中期展望についてで...全文を見る
○鈴木(淑)委員 来年一月の省庁の改革に伴いまして、経済企画庁の経済予測の機能と予算編成の機能、経済財政諮問委員会といいましたか、総理のもと、恐らく全部あそこへ集中されるわけでございますから、今大臣がおっしゃったようなことも、つまり、大蔵当局、財政当局が予測する権限を持たないとい...全文を見る
02月23日第147回国会 衆議院 大蔵委員会 第3号
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○鈴木(淑)委員 自由党の鈴木淑夫でございます。  大臣、朝からの質疑でお疲れかと思いますが、私がラストバッターでございますので、いましばらくおつき合いをいただきたいと存じます。  初めに、質疑通告をしていなかったのでございますが、先ほど、渡辺喜美委員が終わりごろにデノミにつ...全文を見る
○鈴木(淑)委員 旧円と言います、そうなったら。めったに出てこない昔のは旧円と呼びます。
○鈴木(淑)委員 おっしゃるとおりでございまして、切りかえるときは新円という名前のを円に変えて、ただ円と言っていたのを旧円に変えるだけのことです。これは簡単な話でございます。  まあ、余りこれ以上、お疲れのところを申しわけございません。  それで、質疑通告申し上げた財政赤字の...全文を見る
○鈴木(淑)委員 二つの御懸念は、私もごもっともなことだと思います。特に最初の、高齢化が進むことに伴う社会保障費の伸びというのは非常に大きな要素であって、私自身は、財政のプライマリーバランスをとり始める二〇〇二年以降には消費税を上げていく以外にないというふうに考えております。 ...全文を見る
○鈴木(淑)委員 尊敬する宮澤大臣にそう言っていただいて、こんなうれしいことはございません。どうぞ、私のあれを御活用いただきたいと思います。  もうお疲れだからなるべく早くやめたいのですが、これでやめたら早過ぎると思うので、もう一問。三つ用意したのですが、一つ飛ばします。もう一...全文を見る
○鈴木(淑)委員 一つだけ、今の御答弁について、念のためにもう一度申し上げたいのですが、それは確かに赤字法人にもかかります。それは負担になりますが、赤字法人といえども社会保険料の企業主負担は払っていますね。そうでしょう。ですから、企業主負担というのは、いわば人件費を外形標準にとっ...全文を見る
○鈴木(淑)委員 ぜひよくお考えいただきたいと思います。  委員長に催促されるまでもなく、もう本当に、延べ十一時間以上たっております。大臣、まことに御苦労さまでございました。お疲れかと存じますので、私の質問はこれで終わりたいと思います。
02月24日第147回国会 衆議院 予算委員会公聴会 第1号
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○鈴木(淑)委員 自由党の鈴木淑夫でございます。  きょうは、四人の公述人の方、お忙しい中を大変ありがとうございます。また、それぞれ陳述されました意見、示唆に富む点も多く、大変興味深く拝聴いたしました。  時間が限られておりますので、最初に四人の公述人それぞれに質問を先にばあ...全文を見る
○鈴木(淑)委員 それでは、お一人に一分ずつで申します。  大変広範な、いろいろな税制について御意見をおっしゃいました。  一つだけ伺いますが、私は、所得課税について、非常にたくさんある所得控除制度を取っ払っちゃって、やめちゃって、その結果、最低課税所得は下がりますね。そうし...全文を見る
○鈴木(淑)委員 どうも十分におさめていただきまして、ありがとうございました。  これをもって終わります。
03月24日第147回国会 衆議院 大蔵委員会 第9号
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○鈴木(淑)委員 自由党の鈴木淑夫でございます。  ただいま審議しております法案は、申すまでもなく二つあるわけでございますが、本日は、その中のいわゆるペイオフ関連法案、預金保険法等の一部改正法案について質疑を進めさせていただきたいと思います。  この法案は、よく御存じのとおり...全文を見る
○鈴木(淑)委員 しかし、委員の皆さん、常識的に考えてみて、そういう預金は余りないというのはおわかりいただけると思うのですね。そういう余りないんじゃないかと思う預金以外はみんな保護しちゃうというのが当初案でございます。ですから、私はこの当初案がもう限りなくペイオフ延期だと思ってい...全文を見る
○鈴木(淑)委員 そういう条件をおつけになっているということは私も評価するものでございますが、私が問題にしているのは、危ないとなったらあっという間に流動性預金にみんな逃げ込んでくるよということでございます。結果として、ほとんどの預金は保護対象になっちゃうだろうなということなんです...全文を見る
○鈴木(淑)委員 御賛成いただきましてありがとうございました。  私は、そもそも金融審議会の答申の中にある、企業とのバランスを考えてというあの認識が間違っていると思います。私企業とそれから地域住民のお金を預かっている公的預金とを同じに扱ったああいう答申を平気で出してくる委員とい...全文を見る
○鈴木(淑)委員 以上、いろいろと質問をさせていただきましたが、委員の皆様、私のはっきりさせたいと思っていたことは、私ども自自公の政策責任者が集まってちょっと直した、その以前の金融審議会の答申に基づいて出ていた案そのものも、そんな立派なものじゃなかったということですね。事実上、ペ...全文を見る
○鈴木(淑)委員 ありがとうございました。ぜひとも二〇〇〇年度中にそのようにしっかりと検査をしていただき、実情をつかんだ上で、二〇〇一年度中に業界の、手術すべきところは手術する、立て直すところは立て直すということで御処理いただきたいと思います。そして、最後に二〇〇三年四月に正真正...全文を見る
○鈴木(淑)委員 ぜひそのようにお願いいたしたいと思います。  もう一つ心配されたことは、国際的な信用が下がるんじゃないかということですね。ペイオフ解禁を延期しなきゃいけないほどまだ日本の金融機関は悪いのか、あるいは日本の金融システムはまだそういう危ないところを抱えているのか、...全文を見る
○鈴木(淑)委員 私も全くそういう認識でございまして、例の石原東京都知事の五兆円以上の金融機関に対する外形標準の法人事業税、あの話で少し株は動揺したようでございますが、それ以外はないという認識でございます。  以上、きょうはペイオフ関連の法案について、野党の皆さんも含めて委員の...全文を見る
04月18日第147回国会 衆議院 大蔵委員会 第15号
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○鈴木(淑)委員 自由党の鈴木淑夫でございます。  全銀協の杉田会長、富士銀行の山本頭取、きょうは御出席、まことにありがとうございます。  もう既に多くの委員が質問しておりますし、時間も限られておりますから、私は少し違った角度から問題を取り上げてみたいと思います。  率直に...全文を見る
○鈴木(淑)委員 時間がなくなってしまったので、ごく簡単にお答えいただくだけで結構なんですが、そういう前向きのIT投資を中心とした投資が始まる、経営の合理化で勝負をするというときには、護送船団方式あるいは奉加帳方式の行政というものが最も皆さん方にとっては困ることだと思うんですね。...全文を見る
○鈴木(淑)委員 自由党の鈴木淑夫でございます。大分おなかがすいてきましたが、もうしばらく御辛抱いただきたいと思います。  私、九七年の金融ビッグバンの審議のときから主張しておりましたので、あるいは御記憶にあるかと思いますけれども、率直に言って九〇年代の大蔵省の金融行政は順番を...全文を見る
○鈴木(淑)委員 預金保険制度の将来のあり方、方向性として、宮澤大先輩の御賛同を賜りまして、私も大変うれしく存じますし、自信を持ちました。  私自身、もちろん二〇〇三年四月にいきなり可変保険料を入れて大丈夫か、あるいは特別保険料を全部取っ払って大丈夫かというのは、やはりそのとき...全文を見る
04月19日第147回国会 衆議院 大蔵委員会 第16号
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○鈴木(淑)委員 自由党の鈴木淑夫でございます。  私は、戦後の日本経済において、財政投融資の仕組みというのが一定の役割を果たしたことは疑いのない事実だと思っております。戦後、経済が荒廃したころから全国津々浦々に張った郵便局のネットワークで、零細な貯蓄資金を貯金あるいは簡保の形...全文を見る
○鈴木(淑)委員 おっしゃいますように、現状を見ますれば、これだけの膨大なお金を民間市場経済の外で政府の意思で動かすこと、それがいいのか。そのことからくる弊害というのはおっしゃるとおりだと思うのですが、そうなったのは割と最近十数年間なんだと私は思いますよ。つまり、膨大な金を政府の...全文を見る
○鈴木(淑)委員 その点で意見が一致いたしましたことは非常にうれしく思います。  そうなると、自動的に入ってくるのじゃなくて、ここは預託制度を断ち切ってしまうのだ、本当に必要な投融資の先を考え、額を考え、それに必要な資金を財投債や財投機関債で調達するのだということになってくるわ...全文を見る
○鈴木(淑)委員 限定的、過渡的ということでございますが、私は過渡的の方は賛成しますよ。限定的にどうしても政保債を出さなければいけない分野というのが最終的に残るのかどうかは疑問に思います。それは財投債という名の国債に切りかえていけるはずだし、いつまでも政府保証の機関債でなければや...全文を見る
○鈴木(淑)委員 過渡期におきまして財投債への運用を多額に行おう、それでだんだん絞っていく。これは、市場への改革に伴う混乱を最小限にする上で大変結構だと思います。  さて運用ですが、市場における債券の運用を基本とするとおっしゃいましたが、実は、債券の運用の中にも安全でないものが...全文を見る
○鈴木(淑)委員 率直に言って私は反対ですね。信用リスクのあるもの、特に為替変動リスクがあるもの、こんなものに運用すべきではない。もっと安全な市場での運用に限定すべきだというふうに考えております。  先ほど私は、財政投融資の仕組みを、戦後、発展を振り返ったときに、どんどん肥大化...全文を見る
○鈴木(淑)委員 今おっしゃった営利を目的にしてやっているわけではないという点は私も理解しております。ただ、問題として残るのは、そういうシステムが戦後の荒廃した日本経済、高度成長期、中進国時代は必要だったかもしらぬが今日ただいま本当に必要かねという議論は依然として残っていると思い...全文を見る
○鈴木(淑)委員 くれぐれも注意していただきたいと思います。  ただ、リスク管理を注意深くやるということは、すなわちコストがかさむことにもつながっていくのですね。ですから、最初からリスクの高いものには運用しない。その意味で、特に外債については私は反対でございます。さっき、もし損...全文を見る
○鈴木(淑)委員 それぞれに攪乱を極小化する方法をお考えいただいているというお答えで結構でございますが、非常に極端なことを言いますと、一番最初に預託を廃止したその瞬間に、同額の財投債を出してぽんと買わせれば何の影響もないわけですが、それは非常に極端な話、そうはいかないと思います。...全文を見る
07月17日第148回国会 衆議院 大蔵委員会 第2号
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○鈴木(淑)委員 自由党の鈴木淑夫でございます。  今回のそごう事件、すなわち、一度は金融再生委員会で血税を使った債権放棄を決めておきながら、与党の政策責任者が直接そごうに働きかけて債権放棄の申請を取り下げさせて、民事再生法の適用を裁判所に申請させた、これを私はそごう事件と申し...全文を見る
○鈴木(淑)委員 政府・与党の中で議論するのは一向に差し支えないのですよ。ただ、それは、最後には内閣として久世国務大臣が金融再生委員会で議論すべきであったのに、そうでなくて、与党の責任者がいきなりそごうに電話を入れた。今大臣は、興銀とそごうが自主的に取り下げたとおっしゃった。それ...全文を見る
○鈴木(淑)委員 私はその金融再生委員会のコスト最小化原則の解釈は狭きに過ぎると思います。社会的なコストに考えが及ばないというのは、特に政治家としては私は非常に問題だというふうに思いますが、これは見解の対立でございますので、先に進みたいと思います。  最後に、例の瑕疵担保の特約...全文を見る
○鈴木(淑)委員 時間でございますので、交代いたします。
07月18日第148回国会 衆議院 大蔵委員会 第3号
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○鈴木(淑)委員 自由党の鈴木淑夫でございます。  既に三時間を経過いたしましたが、私を含めて三人、あと二時間十五分残っております。お疲れかもしれませんが、この半期報告を国会へ提出して、このような形で国民の代表である国会議員を相手に質疑をするということが、新日銀法のもとで、日本...全文を見る
○鈴木(淑)委員 総裁、ありがとうございました。  ゼロ金利政策の効果と同時に、その効果よりは小さいわけですが副作用がある。それの中には、庶民、なかんずく金利生活者あるいはさまざまの社会貢献をしている基金などが困っているということもある。そういうことを含めた総裁の真情の吐露と申...全文を見る
○鈴木(淑)委員 四つとも、程度の差はあれそういうことが設備投資回復に寄与していると思うのです。  しかし、増収増益だと言っていますが、私は、この前の六月の短観を見てつくづく思ったのですけれども、収入の方、売上高、このレベルは過去に比べると、二年連続のプラス成長をした九五、九六...全文を見る
○鈴木(淑)委員 IT革命についてはおっしゃるとおりだと思うのですね。非常にいい条件、フォローの風が吹いていると思います。ただ、ストック調整が終わったからとか、成長見通しが回復してきたとか、あるいは収益が回復してきたからという循環的な設備投資回復要因については、その強さについて十...全文を見る
○鈴木(淑)委員 副総裁が言われるように、デフレギャップが縮み始めたなという感じは僕も持っているのですね。ただ、デフレギャップが依然として物すごく大きいのですよ。物価というのはデフレギャップが縮み始めたら上がってくるのか、必ずしもそうではない。デフレギャップが縮み始めたって、デフ...全文を見る
○鈴木(淑)委員 私も、時間外だけじゃなくて求人がふえ始めたなとか、あるいは賃金指数がようやくプラスになってきたな、中身は時間外手当中心ですが、そういうことは承知しているのです。だから、そういう設備投資と消費の好循環の芽みたいなものが見えているなとは思うのですが、それが物価の下落...全文を見る
○鈴木(淑)委員 私も実は同意見でして、需給の面からマイナスのインフレ率が続くような状態は終わりつつあるだろうなと思っているのですよ。  やはり、技術進歩に伴う、生産性向上に伴う下落が相当あると思います。それから、一種の流通革命ですね。昔のように高いマージンを取って売っている百...全文を見る
○鈴木(淑)委員 おっしゃることはよくわかります。十年ぶりの上げになるわけですから、抵抗が大きい。しかし、決断すべきときには必ず決断するという力強い総裁のお言葉をいただきまして、私も大変うれしく思います。  そごうの問題というのは、しばらく見ていれば大体わかる程度のことだと思う...全文を見る
08月02日第149回国会 衆議院 予算委員会 第1号
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○鈴木(淑)委員 自由党の鈴木淑夫でございます。自由党を代表いたしまして、そごう問題を中心に、経済政策のあり方について質疑をさせていただきたいと思います。  初めに、森総理にお伺いをいたします。  市場経済においては、借金を返せなくなった者は市場から退出していく、これが鉄則だ...全文を見る
○鈴木(淑)委員 市場経済の鉄則について、総理もそうお思いだということを今確認をいたしました。  そうであればこそ、総理は自民党の政調会長亀井さんと打ち合わせの上、亀井さんがそごうの社長にアドバイスをして、そして国に対する債権放棄の申請を取り下げたのだと思いますが、その後、そご...全文を見る
○鈴木(淑)委員 私は、相沢大臣とは違う見解を持っております。これは、少し法律のことをわかっている人なら明らかなんですね。  民事再生法を適用するということは、債権者間で再生計画を立てる、これは非常にスピーディーに行きます。恐らくことしの十一月ごろに再生計画が出てくるでしょう。...全文を見る
○鈴木(淑)委員 民事再生法の整理というのは法的な整理ですから、プロラタでいきますので、国の負担が少なくなるということはない。  もう一つ申し上げますと、民事再生法を適用したということについても私は問題があると思います。  民事再生法は去年つくったばかりですね。ここにそのとき...全文を見る
○鈴木(淑)委員 相沢大臣、大変正直におっしゃいました。常識的に考えれば国の負担はふえます、法的整理ですから。  それで、総理、お答えになってくださらなかったので、失礼ながら私の方から申し上げますが、森内閣は、俗に言う引くも地獄進むも地獄、進退きわまっているんですよ、この問題で...全文を見る
○鈴木(淑)委員 宮澤大臣おっしゃるとおり、この二年間いろいろありましたが、余り思い出したくないとおっしゃいました、語りたくないとおっしゃいましたが、やはりこれは二年前の金融国会にさかのぼらなければ、なぜ今森内閣が引くも地獄進むも地獄みたいな状態に追い込まれたかというのはわからな...全文を見る
08月03日第149回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○鈴木(淑)委員 自由党の鈴木淑夫でございます。三人の参考人の皆様、きょうは大変御苦労さまでございます。昨日に続きまして、自由党を代表して、そごう問題を中心に質疑を行わせていただきたいと思います。  早速ですが、初めに八城参考人にお尋ねいたします。  これはいいとか悪いとかい...全文を見る
○鈴木(淑)委員 極めて正確なお答えだったと思いますね。  恐らく、裁判所の決定が出ても、新生銀行さんの判断では、こんな債権放棄で、こんな計画でやらなくても再建できるんだ、そんな判断が仮にあれば、請求しないというのは当たり前ですが、普通は、それだったら、再生計画なり更生計画なり...全文を見る
○鈴木(淑)委員 済ますことはできるというのは私も承知していますよ。だけれども、常識的に考えれば、民事再生法だって会社更生法だって再建型の整理なんで、再建の計画なんだから、それに新生銀行さんがかんでいれば、再建する方向で新生銀行さんの債権者としての意見も入っていくわけですから。こ...全文を見る
○鈴木(淑)委員 法務大臣にお伺いいたします。  裁判所が決定した更生計画あるいは再生計画の中に債権者としての国の債権放棄がプロラタ方式で入っているというときに、国はそれをけ飛ばすことができますか。裁判所とけんかすることができますか。
○鈴木(淑)委員 今の法務大臣のお答えが極めて正確だと思います。したがって、先ほど金融再生委員長、その段階で国がどうするか考えると言っておられましたが、これは、考える余地なしに裁判所の決定した再生計画ないし更生計画に従わざるを得ませんから、債権放棄せざるを得なくなります。  で...全文を見る
○鈴木(淑)委員 ちょっと金融再生委員長は誤解をしておられますね。(発言する者あり)元法務大臣も違う、違うと言っておられます。  それに、御注意申し上げますが、裁判所で民事再生法のもとで再生計画をつくったり、会社更生法のもとで更生計画をつくっているとき、国はまだ債権者ではない。...全文を見る
○鈴木(淑)委員 結構でございます。  さあ、そうであるがゆえに、私、きのうはっきり森総理に、森内閣は、引くも地獄進むも地獄というか、進退きわまっておりますぞと申し上げたんです。  それは、私的整理で出てきた債権放棄に対して、森内閣は安易に債権放棄するわけにはいかないとおっし...全文を見る
○鈴木(淑)委員 安齋参考人のお答えを聞く前に、念のため申し上げておきますが、二年前の金融国会で私どもは六十兆円の金融安定化の枠組みをつくったわけですよね。十七兆円は預金者保護です。それから、二十五兆円は金融健全化法。これは、与党になりつつあった我が自由党と自民党さんと一緒につく...全文を見る
○鈴木(淑)委員 時間でございますので、これで終わります。ありがとうございました。
08月04日第149回国会 衆議院 大蔵委員会 第1号
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○鈴木(淑)委員 自由党の鈴木淑夫でございます。  この委員会の冒頭で両大臣から所感の御披露がございましたので、質疑通告しておりませんが、その中身についての質問から入らせていただきたいと思います。  まず、宮澤大蔵大臣、恐れ入ります。  冒頭でお読みいただきました所信でござ...全文を見る
○鈴木(淑)委員 その三つのことのコンシステンシーが、伺っていて、よくわからないのであります。  まず第一点ですが、十五カ月予算というような考え方はもうとらない。これは十三年度に大型補正を組まないという意味ですか、十二年度に、この先、大型補正を組まないという意味ですか、どちらで...全文を見る
○鈴木(淑)委員 私の経済の見通し、そして恐らく大臣もそうだと思いますが、決して勢いのいい成長ではないけれども、恐らく四—六は、またもう一回、二期目のプラス成長になるだろうと思うのですね。でありますから、今のような姿勢で取り組まれますと、本年度の補正予算というのは余り大型なものに...全文を見る
○鈴木(淑)委員 はい、確認ができました。  IG、すなわちGDP統計上の公共投資の額は、大臣も御存じだと思いますが、最新のGDP統計である本年の一—三月期において、レベルはマイナス成長の二年目であったあの二年前の一九九八年の水準まで急落をしています。恐らく四—六はもう一発落ち...全文を見る
○鈴木(淑)委員 大臣がおっしゃいますように、過去一年半ほどの日本経済の見通しについては、大臣と私の間で大きな違いはなかったと思うのですね。  それは、ちょうど自自連立内閣を組んで、平成十年度の大型補正と十一年度の当初予算、あそこで十五カ月予算を組んで、あの中には何と九・四兆円...全文を見る
○鈴木(淑)委員 金目の話、費用最小化という目先の短期的な金目の話だけで判断できないところがあるというふうにおっしゃいました。そうだからこそ、国の債権放棄をやめるようにうまいこと亀井さんが電話をかけて持っていったのだと思います。  それは私は一つの見識だと思うのですね。というの...全文を見る
11月01日第150回国会 衆議院 大蔵委員会 第2号
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○鈴木(淑)委員 自由党の鈴木淑夫でございます。  昨日、日本銀行は御承知のように「経済・物価の将来展望とリスク評価」というペーパーを発表されました。申すまでもなく、新日本銀行法のもとで担保されております日本銀行の独立性というのは、それと表裏の関係で、金融政策の透明性、国民に対...全文を見る
○鈴木(淑)委員 しかし、山口さん、「縮小傾向を辿ると考えられる。」「辿る」というのはやはり推移の話だから、瞬間風速で考えていったとき、残る三四半期に年率一%以下の瞬間風速でいくのですから、あなたが言うとおり潜在成長率が二%弱だとしたって、需給ギャップは開いていくわけですよ、残る...全文を見る
11月10日第150回国会 衆議院 大蔵委員会 第3号
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○鈴木(淑)委員 自由党の鈴木淑夫でございます。  私は、民間の市場経済というものがうまくワークをして、そこで業を営んでおる業者にとってもやりやすい、そして消費者にとっても利益になる、そういう状態になるための市場対策、市場政策というのは基本的には二つの側面がなければいけない、い...全文を見る
○鈴木(淑)委員 ありがとうございました。これをしっかりと確認させていただきました。ぜひそのように法を運用していただきたい。  二番目に確認したいのは、税務署長さんの方です。これは酒税法になりますが、酒税法では、罰金に処せられた場合に、「税務署長は、酒類の販売業免許を取り消すこ...全文を見る
○鈴木(淑)委員 検討していきたいということですが、単に検討するだけじゃなくて、ぜひとも基準をつくっていただきたいと思います。  その基準の中には、やはりその業者がこれまでどういう販売ぶりをしてきたかというその長い歴史みたいなものへの配慮がなきゃいけないと思うのですね。そういう...全文を見る
11月21日第150回国会 衆議院 大蔵委員会 第4号
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○鈴木(淑)委員 自由党の鈴木淑夫でございます。  私は、今の長妻委員と大蔵大臣のやりとりを伺いながら、宮澤大蔵大臣は辛抱強い方だなと思って聞いておりました。そのうちに言い出すんじゃないかと思って私が期待していた二つのことを最後までおっしゃらなかった。  一つは、今の財政赤字...全文を見る
○鈴木(淑)委員 私の申す意味を御理解いただきましてありがとうございました。  できれば目先の国債発行を小さくしたいというお気持ちはわかります。しかし、蔵相の責任というのは、もっと長い目で見た日本の財政の国債費の極小化ということにもございますので、もし制度が許せば、今みたいな低...全文を見る
11月21日第150回国会 衆議院 本会議 第17号
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○鈴木淑夫君 私は、自由党を代表いたしまして、ただいま議題になっております平成十二年度補正予算三案に対して、反対の立場から討論を行います。(拍手)  まず第一に、この予算案の枠組み自体に問題があります。  一見すると、特例公債を発行せず、公債発行額も抑制され、財政健全化に配慮...全文を見る
11月21日第150回国会 衆議院 予算委員会 第4号
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○鈴木(淑)委員 私は、自由党を代表いたしまして、ただいま議題となっております平成十二年度補正予算三案につきまして、反対の立場から討論をさせていただきます。  反対理由の第一は、補正予算の歳入面につきまして、国債管理政策の基本原則から逸脱した施策をとっていることであります。 ...全文を見る