鈴木淑夫

すずきよしお



当選回数回

鈴木淑夫の2001年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月09日第151回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○鈴木(淑)委員 自由党の鈴木淑夫でございます。  KSD問題は、これはもう典型的な政官業癒着の利益誘導政治をあらわしておりますし、機密費問題も国民の血税の浪費、むだ遣い、最も悪質な例だと思います。ですから、この二つの問題について、当委員会において証人喚問を含めて徹底的に真相を...全文を見る
○鈴木(淑)委員 今の宮澤大臣のお答えは、例えば三千億の公共事業予備費にしろ何にしろ、とにかく公共投資その他で景気をよくすれば、そのうちに個人所得がふえて消費がふえるだろうと、いわば間接的なやり方ですね。  ところが、この景気回復の一つの特色は、輸出と設備投資にリードされて回復...全文を見る
○鈴木(淑)委員 尊敬する大先輩の宮澤大臣のお答えではございますが、率直に言って、今私はがっかりいたしました。なぜなら、この平成十三年度予算の国民負担率というのは、前年度の三六・五から三六・九に〇・四ポイント上がると推計されています。そしてそれは、おっしゃるとおり、税金のところで...全文を見る
○鈴木(淑)委員 少子高齢化が進む中でもびくともしない社会保障制度を特に介護と高齢者医療と基礎年金についてつくる、これは大臣おっしゃるとおりです。このビジョンがはっきりすれば、皆さん安心して消費をするようになるでしょう。  だけれども、目下の目先の問題として、この予算では今赤信...全文を見る
○鈴木(淑)委員 えらい長い御答弁をいただきまして時間がなくなってしまいましたが、金融の問題を余りこれ以上やって不必要な不安をあおってもいけませんが、どうぞ柳澤大臣、この予算でこの景気では大変な事態になり得ますから、どうぞ頑張っていただきたいと思います。  最後に、総理に大急ぎ...全文を見る
○鈴木(淑)委員 必ず好転するとは私は思いません。非常に危険だと思います。  時間でございますので。
02月14日第151回国会 衆議院 予算委員会 第5号
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○鈴木(淑)委員 自由党の鈴木淑夫でございます。  先週金曜日の基本的質疑に引き続きまして、経済の問題について御質問をさせていただきます。  先週金曜日にも申し上げたことでありますが、日本経済、足元、先行き、ともに赤信号が点滅し始めた。去年の七—九は第二次速報でマイナス成長に...全文を見る
○鈴木(淑)委員 今の宮澤大臣の理屈は、増税と同じ効果を持つような保険料引き上げで国民の所得から、懐から取り上げているが、それは給付で出しているからいいじゃないか。実は、先週の金曜日も坂口大臣が似たようなことをおっしゃったわけですね。  しかし、これは年金なんかですとじかに所得...全文を見る
○鈴木(淑)委員 ありがとうございました。  まず第一点については、日本銀行が予測できないような事態が万一生じて、資金不足でばあんとコールレートが飛び上がりそうになったときでも、受動的にロンバートのところから出るから、上限は〇・三五でそれ以上は上がらないよと。ふだんなら予測して...全文を見る
○鈴木(淑)委員 おっしゃいますように、求人数がふえてきている。その前は時間外がふえていましたけれども、とうとう求人数もふえてきたなということで、早く雇用が本格的にふえればという気持ちでいるのはわかるんですが、二つ問題がありまして、一つは、そうやって引っ張っていた二つのエンジンが...全文を見る
○鈴木(淑)委員 よろしくお願いします。  時間でございますので、これで質問を終わりたいと思います。ありがとうございました。
02月27日第151回国会 衆議院 財務金融委員会 第4号
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○鈴木(淑)委員 自由党の鈴木淑夫でございます。  財務大臣と金融担当大臣の所信に対する質疑ということでございますので、財政政策と金融行政の基本的なスタンスについて質問をさせていただきたいと思います。  お手元にこういうグラフを一枚お配りしてありますので、ごらんください。これ...全文を見る
○鈴木(淑)委員 私は、この失われた九〇年代のうち、特に後半を問題にしたいのでありますが、後半ほとんど成長がとまってしまった、これについて財政政策はギルティーである、有罪であると思っております。  二つ根拠があります。そのうちの一つを今宮澤大臣はお答えになりました。それは九七年...全文を見る
○鈴木(淑)委員 今大臣がおっしゃったことは、少し見当違いではないでしょうか。  というのは、私が言っているのは、公共事業の規模そのものが下がっているのですよと言っているのです。大臣はその、乗数効果といいますか、経済効果と易しい言葉で言ってもいいけれども需要誘発効果が、乗数が下...全文を見る
○鈴木(淑)委員 ありがとうございました。  さっき言った九七年の超デフレ予算を審議した後、あるいはそれを審議しているときの通常国会でもそうだったのですが、私は、時の総理である橋本さんに対して、こういうことを申し上げたのです。あのときは金融ビッグバンの関係の法案が同時に出てきた...全文を見る
○鈴木(淑)委員 ぜひ、今おっしゃったように目配りをしながら、原則としては不良債権処理最優先、そしてそれの後に収益の回復、自己資本充実を見ていく。不良債権処理が一時的に景気に対してデフレインパクトをどうしても加えますが、これはやはり基本的には宮澤大臣の方の御担当であって、財政面か...全文を見る
02月27日第151回国会 衆議院 予算委員会公聴会 第1号
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○鈴木(淑)委員 自由党の鈴木淑夫でございます。四人の公述人の方、お忙しい中をお越しいただきまして、まことにありがとうございます。私の質問時間は十分と限られておりますので、クーさんと植草さんに対する質問に限定させていただきます。  お二方の御意見、共通しておりますのは、財政政策...全文を見る
○鈴木(淑)委員 ありがとうございました。参考にさせていただきます。  そこで、二年なり三年なり、中立的なと今植草さんはおっしゃいましたが、それがどういう定義かわかりませんが、仮にプライマリーバランスが横ばいだとしても、赤字はどんどん累積する。クーさんはもう少し積極財政なのかも...全文を見る
○鈴木(淑)委員 お二方とも大変貴重な御意見をいただきまして、ありがとうございました。  質問を終わります。
03月01日第151回国会 衆議院 財務金融委員会 第6号
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○鈴木(淑)委員 自由党の鈴木淑夫でございます。  大蔵委員会以来の慣行によれば定例日が火、水、金でございますので、その慣行を踏襲するとすれば、きょうは木曜日で、テレビはございませんが予算委員会においては分科会に入っておりますし、全体の国会の流れを考えまして、我々野党としても、...全文を見る
○鈴木(淑)委員 柳澤大臣、大変踏み込んだ発言をしていただきましてありがとうございました。実は後で質問しようと思っていたところまでお話しになっておられますが、最適課税理論ですね、最適課税理論による類別所得課税の方が総合所得課税より合理性ありという議論、それは後で議論させていただき...全文を見る
○鈴木(淑)委員 譲渡益課税ではございません。配当所得と利子所得の間に税法上不均衡があると言っているのです。譲渡益課税の話はまた後でいたします。
○鈴木(淑)委員 これまでの大蔵省時代の説明が、ああそうであったというふうに思います。  しかし、いかがでしょうか。日本は今や千三百兆以上のグロスの個人の金融資産があるわけですが、その中で株式保有のウエートが非常に低い。その理由の一つとして、どうも利付金融資産保有に比べて株式保...全文を見る
○鈴木(淑)委員 柳澤大臣の考え方は非常に私の考え方に近うございまして、やはり最適課税理論の立場に立って考えるべきだと私も思っておりますから、一定期間以上保有した場合は申告分離課税でいく、ただし、その場合に、益と損の調整はこれはちょっとまずいので、それはほかの利付金融資産との均衡...全文を見る
○鈴木(淑)委員 オーソリティーの宮澤大先輩が大変謙遜して言っておられますが、私は今のお言葉を聞いて、財務大臣、金融担当大臣、おそろいで将来の方向として、今までのように何となく利益あるいは資産保有を隠しちゃうための源泉分離ではなくて、きちっと申告した分離課税、所得類別の分離課税、...全文を見る
○鈴木(淑)委員 今お話に出ました公明党さんの児童手当の話でございますけれども、私ども、これに反対した理由は、諸控除を整理して簡素な、そして税率の低い税体系へ持っていくということをしないで、複雑怪奇な今の税制のままでただ手当だけ上げていこうということに反対をしたのでございます。 ...全文を見る
○鈴木(淑)委員 御謙遜でございますので、柳澤大臣どうぞ、インピュテーションの導入について。
○鈴木(淑)委員 おっしゃるとおり、法人擬制説とかそういう哲学論争をしてみたり、あるいは転嫁しているかどうかという議論をしたりすると、これは泥沼に入りますね。もう少し私は実際的な観点から考えているんでございます。  それは、やはり企業が資金調達するときに、増資よりも借り入れ、社...全文を見る
○鈴木(淑)委員 大変率直にお話をいただきまして、ありがとうございました。  政治家河村個人は、私どもと同じように、第三者機関、三条機関としてつくることに疑問を感じているということでございましたので、どうぞ党内でいじめられないように御注意いただきたいと思いますが、野党としては、...全文を見る
03月02日第151回国会 衆議院 予算委員会 第15号
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○鈴木(淑)委員 自由党の鈴木淑夫でございます。  きょうは、まず、パネルをお示しして話を始めたいと思います。  このパネルは、二日前に発表になりました、鉱工業生産、出荷、在庫率まで入れた、最近三年間ほどの生産、出荷、在庫率の推移でございます。  一番の上の丸ポチで結んであ...全文を見る
○鈴木(淑)委員 時間が制約されているから、余り長く言いたくないですが、そんなことはこの前も私は言ったでしょう。  なぜか。製造業が輸出と設備投資に引っ張られて上がってきた。消費はだめだから、非製造業はまるでだめだけれども、何とか製造業が頑張って上がってきた。その製造業の収益が...全文を見る
○鈴木(淑)委員 与党あるいは大臣の方からどうしたらいいんでしょうと野党に聞くということは、完全に政策対応能力を失ったということですね。あるいは、経済戦略そのものが破綻しちゃってどうしていいかわからぬということでしょう。  それでは申し上げますよ、我々野党が考えていることを。(...全文を見る
○鈴木(淑)委員 私は、直接償却だから大変なことになると言っているんではないんです。直接であれ間接であれ、不良債権の償却の原資が、去年の三月期は経常益のところから出てきた。今度もそうなるかもしらぬが、ちょっときついですけれどもね。そこもきついが、それでも去年の場合は株式の売却益と...全文を見る
○鈴木(淑)委員 言ってこなきゃ払わない、だけれども言われれば払うという御答弁は確かに伺いました。  それでは、次は機密費であります。  これものれんに腕押し、幾ら言っても調べている、調べているで、それだけを聞いていたのじゃどうしようもないので申し上げますが、それでは、調べが...全文を見る
○鈴木(淑)委員 使い込みがあったというのは、その分要らなかったという証拠ですからね。そうでしょう。だから、このままでいいということにはなりませんよ。  それから最後に、時間の関係で例の原潜衝突問題について申し上げます。  私は、この問題についての総理の御答弁を伺っていて一番...全文を見る
○鈴木(淑)委員 総理、連絡と指示とは違います。
○鈴木(淑)委員 これで、結びの言葉です。  連絡と指示とは違います。そこにいてくださいというのは指示です。それに対して、いや、おれはすぐに行くとおっしゃればいいんですよ。それが政治家、総理大臣の態度ですよ。すぐに行くとおっしゃれば、携帯電話だって何だってあるんだから、総理の車...全文を見る
03月02日第151回国会 衆議院 予算委員会第七分科会 第2号
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○鈴木(淑)分科員 自由党の鈴木淑夫でございます。  大臣や副大臣、大変御苦労さまでございます。また、日下局長、事実関係をちょっと御説明いただきたいのでお呼びいたしました。  改めて申すまでもないんですが、戦後の産業政策の中で、製造業を対象にした産業政策というのは、他の分野を...全文を見る
○鈴木(淑)分科員 そうすると、簡単に言っちゃうと、今まで特許料等の収入による出資金の回収をねらっていたけれども、これはうまくいかなかったということですかね。赤字になっちゃったということですか。それから、あとの、ほかの理由はよくわかりますね。資産として会計上計上できないんだとかい...全文を見る
○鈴木(淑)分科員 わかりました。最初に御説明ありましたように、これをつくったのが昭和六十年だという話ですね。そのころ確かに技術ただ乗り論みたいなのがあったかもしれませんけれども、今振り返ってみれば、このときにはもう完全に日本はキャッチアップを終わって、先進国と並んでいるわけで、...全文を見る
○鈴木(淑)分科員 民間の発意に基づいている、民間のイニシアチブを尊重している、大変結構だと思います。  ただ、その場合でも、やはり官僚側が評価をして選ぶわけですから、そこにおける事前のルールの明示、それから透明性、だれが見てもこれは公平だと思えるような仕掛けが非常に大事だと思...全文を見る
○鈴木(淑)分科員 今の説明について重ねてお伺いしますが、師弟関係があってはいけないとか、何か利害関係で結びついてちゃいけない、そういうことは排除する、大変結構ですが、それは透明性を高めるために公告して、ほかの人がそれを見て、いや、あれは実はつるんでいるぞと言えるような仕掛けにな...全文を見る
○鈴木(淑)分科員 確かに難しいところだと思うんですね、公表しちゃうと、逆に。  だけれども、僕は、平沼大臣や中山副大臣は清廉な政治家でいらっしゃいますから、そういうことがあると言うつもりは全然ないんですが、これはうっかりすると、やはり政官業癒着のいい種にされるおそれがあります...全文を見る
○鈴木(淑)分科員 大臣の決意をお伺いして、私も大いに御期待申し上げたいと思います。  十二時で、時間が押しているので、私、まだ時間があるようでございますが、私の方の時間が押して、ないのでありまして、この後、予定がございますので、十二時で失礼させていただきます。  どうもあり...全文を見る
03月09日第151回国会 衆議院 国土交通委員会 第3号
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○鈴木(淑)委員 自由党の鈴木淑夫でございます。大臣、副大臣、お忙しい中をお越しいただきましてありがとうございます。  私も、この踏切道改良促進法の一部を改正する法律案を中心に質問をさせていただきたいと思います。  申すまでもないことでございますが、日本経済はここへ来て先行き...全文を見る
○鈴木(淑)委員 大変力強い大臣のお話をいただきまして、私も心強く存じました。  まあ予想はしていましたけれども、千カ所のボトルネックのうちの三百五十が東京だと、そうだろうとは思っていたけれども、大変なものですね。大阪を入れますともう半分以上、五五%だ。  大臣の今のお答えの...全文を見る
○鈴木(淑)委員 今の御説明によると、これからは、都道府県の知事が、関係者、すなわち市町村、鉄道事業者、道路管理者だから自治体ですか、そういう人たちと十分調整連絡会議を開いて、そして大臣に向かって指定するよう申し出ることができるようにしたという御説明でした。  しかし、それは前...全文を見る
○鈴木(淑)委員 大変頼もしいお話で、まさに中央省庁再編の大きなねらいが、運輸省と建設省を一本化することによってまさに立体的に行政を進めていただいてむだを排除する、全国においてそういう形でプロジェクトを進めていただきたいというふうに思います。  ただ、私がさっき言いましたのは、...全文を見る
○鈴木(淑)委員 大臣がおっしゃるとおり、縦覧という形で住民の意見を吸い上げる形にはなっていますが、しかし大臣、もう御存じだと思いますが、縦覧というのはいよいよ最後の段階で、これをひっくり返そうと思ったら、ねじり鉢巻きの住民運動を起こさないとひっくり返せないですね。  だから、...全文を見る
○鈴木(淑)委員 大都市圏の交通、防災、環境に重点を置いた公共事業、これはもう非常に喫緊の課題であるし、効率性も高い。他方、指摘されているような、やはりむだを含んだ、効率性の低い公共事業もある。これからは、公共事業全体が悪いんだなんという議論をはね返して、中身を組みかえてむだを排...全文を見る
03月14日第151回国会 衆議院 財務金融委員会 第8号
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○鈴木(淑)委員 自由党の鈴木淑夫でございます。  ただいま審議しております関税定率法等の一部改正案につきましては、その運用について幾つか注文をつけたいことがありますが、それは附帯決議に譲るといたしますと、この改正案の内容に関しては、特恵関税制度の十年再延長につきましてもその他...全文を見る
○鈴木(淑)委員 柳澤大臣、いかがでございましょう。
○鈴木(淑)委員 私は、与党の皆さん大勢いらっしゃいますが、与党三党でお出しになった緊急経済対策の項目に沿って、今柳澤大臣がおっしゃいましたように中身をきっちり詰めていく議論をしても、僕はだめだと思いますね。これは大きく欠けているところがあるというふうに考えるんです。  構造改...全文を見る
○鈴木(淑)委員 今の御答弁を伺って私はがっかりいたしましたし、多分市場関係者が聞いたらやはりがっかりすると思います。普通のことを普通にやっていればそのうちよくなると言っているうちに、今危機的な状況になっているのですよ。それに対しての緊急対策ですよ。そういうときに、普通のことを普...全文を見る
○鈴木(淑)委員 私、実は需給に手を突っ込むのはやめなさいと言ったのは、買い上げ機構のことだけではありません。買い上げ機構もそうですがね。「証券市場等の活性化対策」の中に、例えば金庫株の解禁がありますね。これは、規制緩和としては僕は賛成なんですよ。だけれども、こんなのは株価対策に...全文を見る
○鈴木(淑)委員 時間でございますので、質問を終わります。両大臣、ありがとうございました。
03月30日第151回国会 衆議院 財務金融委員会 第9号
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○鈴木(淑)委員 自由党の鈴木淑夫でございます。  ただいまの小泉委員と両大臣の日本の金融改革の歴史に関するディベートを聞いていて、許されるものなら手を挙げて参加をしたいという思いに駆られましたがここはぐっと抑えまして、やることたくさんあります、二十五分間しかないからぐっと我慢...全文を見る
○鈴木(淑)委員 ありがとうございました。  おっしゃいました幾つかの効果のうちで、私がそれはおっしゃるとおりだと思いますのは、主に二つございます。  一つは、人々の期待に対する働きかけです。日本銀行の金融緩和にかけるこのスタンスを明示するということによる、もう金融はとことん...全文を見る
○鈴木(淑)委員 ぜひ研究を続けていただきたいと思います。  ただ、研究するまでもなく明らかなことは、実体経済と関係のある金利は実質金利ですよ。ところが、皆さん方が見ているのはノミナルな方の、名目金利しか見ていない。実質金利が幾らかというときは名目金利から予想インフレ率を引くわ...全文を見る
○鈴木(淑)委員 大臣がちらっとおっしゃいましたように、いずれは雇用をふやさざるを得ない、あるいはいずれは賃上げ要求が通るような状況になってくる、もし生産が上昇を続ければですよ、そういうことだと思う。  ただ、そうなるまでにまだ時間がかかる。その間に一生懸命バランスシートを直し...全文を見る
05月16日第151回国会 衆議院 財務金融委員会 第10号
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○鈴木(淑)委員 自由党の鈴木淑夫でございます。  塩川大臣、このたびは財務大臣御就任、まことにおめでとうございます。また、柳澤大臣には、引き続き再任で、まことに御苦労さまでございます。お二方とも、大変難しい時期でございますので、どうぞお体に気をつけながら、日本のために全力を挙...全文を見る
○鈴木(淑)委員 大変率直なお答えをいただきまして、ありがとうございました。  弱含みという月例報告は先月で、今月のは、それに何か「さらに」とかいうのがついているのですね。恐らく来月はもっと、今度は景気後退的なニュアンスになりはせぬかと思うぐらい、情勢は悪いと私は思っております...全文を見る
○鈴木(淑)委員 それでは御参考までに申し上げますけれども、失業率は、三月は二月と同じ、横ばいで四・七だと言われているのですが、それは四捨五入するから四・七で横ばいなので、小数点以下二けたまで見ますと、二月は四・六八、三月は四・七二でございまして、はっきり失業率で悪化のトレンドが...全文を見る
○鈴木(淑)委員 今おっしゃったポイントは非常に大事なことだと思います。規制の緩和等のねらいは、やはり発展産業、なかんずくIT関係の事業機会の拡大だと思いますから、おっしゃるとおりだと思うのですが、ただ、申すまでもないことなんですが、経済が失われた十年間と言うほど停滞しているこの...全文を見る
○鈴木(淑)委員 緊急経済対策につきましては、打ち出されてからまたここの委員会あるいは予算委員会でゆっくり質疑をさせていただきたいというふうに思っておりますが、今の御努力、それではだめだとは申しません。そういう御努力は何がしかの効果があると思いますが、ツーリトル・ツーレートになら...全文を見る
○鈴木(淑)委員 よくわかりました。大手行についてだけであれば、今大臣がおっしゃったように、二年以内にめどをつけるということは決して不可能ではないというふうに思います。  ですから、それをやはりおっしゃるべきですね。外人なんて、それをわかっていないのじゃないですか。本当に日本の...全文を見る
○鈴木(淑)委員 確かに、柳澤大臣は主要行と断るのですね。それは大手行のことだというのは確かだと思いますが、どうぞこれからは、財務大臣ももちろんおわかりだと思いますが、特に小泉総理の御発言のときに、何となく全部二、三年で片づいちゃうような勢いでわあっとおっしゃいますが、あれが裏切...全文を見る
05月28日第151回国会 衆議院 予算委員会 第18号
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○鈴木(淑)委員 自由党の鈴木淑夫でございます。  この十年間、日本経済は停滞を続け、社会は凶悪犯罪がどんどんふえてきている、また、あすを背負う子供の教育現場も乱れているということで、日本の国民はいわば出口のない閉塞感に悩んでいた。そこに小泉総理があらわれて、聖域なき構造改革を...全文を見る
○鈴木(淑)委員 そこは全くおっしゃるとおりなんですよ。私ども自由党もそう考えております。  だけれども、景気を維持するのと構造改革をぐんぐん進めるのは車の両輪であって、構造改革の方だけ見て、こっちの車がもう脱線しそうだ、外れそうだというときにそれをしっかり自覚していないと、結...全文を見る
○鈴木(淑)委員 在来型の景気対策を打てなんて私は言っていません。しかし、今ぐんぐん景気が下がっている原因の中に、次の二つがあることを覚えておいてください。  一つは、現時点で、十—十二月期までしかGDP出ていないけれども、GDP統計上の公共事業というのはどういう状況になってい...全文を見る
○鈴木(淑)委員 どうぞ、規制撤廃と地方分権でシステムを変える、これが構造改革でございます。ありがとうございました。
06月05日第151回国会 衆議院 財務金融委員会 第14号
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○鈴木(淑)委員 自由党の鈴木淑夫でございます。おはようございます。  今審議をしております閣法は、すべて緊急経済対策関連のものでございます。初めに、塩川大臣にお伺いしたいと思いますが、この緊急経済対策というのは何を目的とした対策なのかということですね。これまでの例でいいますと...全文を見る
○鈴木(淑)委員 重ねてお尋ねしますが、それでは、この緊急経済対策で、地価、株価の下落をとめて反発させる力がある。あるいは、都市再開発ということで民間資金を引っ張り込んで公共事業周辺の事業を活発にする。その結果——ことしに入って急激に景気後退が始まっていると私は思います、鉱工業生...全文を見る
○鈴木(淑)委員 塩川大臣は大変正直にお答えくださったと思うのです。この緊急経済対策によって、今始まっている景気後退がとまる、あるいは反発する、そういう力はちょっとないと思うけれども、しかし、アナウンスメント効果はあるじゃないか、それについてはもっと与党、自民党さんも含めて上手に...全文を見る
○鈴木(淑)委員 おっしゃいますように、源泉分離課税を選択するよりも、ちょうど一年以上持っていた株に百万円以上の利益が出ていますと、これを使った方が得だというのは、考えればわかることなんですね。  しかし大臣、この法律、施行されるのは十月でしょう。そして、再来年の三月には終わっ...全文を見る
○鈴木(淑)委員 塩川大臣、また正直にお答えになりました。  この対策、減税だけでは極めて限られた株価に対する効果しかないのであって、あるとすれば、また何か出てくるんじゃないかという期待だというふうにおっしゃった、それは大変正直だと思います。  しかし、私が申し上げたいのは、...全文を見る
○鈴木(淑)委員 それは、塩川大臣、この減税の恩恵に浴するために、売った人はまた買うだろうなんて、そんな怪しげなことを期待した政策だとすれば、まことに心もとない。  私は、それはそれこそそのときの経済状況、株価の先行き感に依存して決まることであって、現時点では、売ったものを、し...全文を見る
○鈴木(淑)委員 株価が基本的には企業収益の予想に依存するなんというのは当たり前な話ですよ。しかし同時に、税制に左右されるのも当然ですね、大臣。だから、そういうことで逃げちゃいけない。今税制の議論をしているわけですね。  それじゃ大臣、具体的に伺いますよ。  今、株式の譲渡益...全文を見る
○鈴木(淑)委員 大変いい御意見が出ました。  株式譲渡益に対する課税が利子課税に比べて不当に高いというのを直すためには、今塩川大臣は、やはり税率の二六%を例えば利子課税の二〇%にそろえる、そういう方向であって、控除というのは、これは今便法で百万円控除をとったけれども、それは本...全文を見る
○鈴木(淑)委員 税制の基本は公正だけではありません。だけれども、公正を維持しながらなおかつ経済効果のある税制の方がいいんですよ、不公正であって経済効果があるのよりも。  そういう意味で、これは本来税率の下げをすべきなのに、百万円というとんでもない大きな控除をしているという意味...全文を見る
○鈴木(淑)委員 塩川大臣、勤労所得と配当所得を比べて、やはり配当所得が金持ちの所得なんだという考え方は古いですよ、古臭い。そんなことを言っているから、日本は株式市場が発達しない。(塩川国務大臣「いやいや、まだまだそういう観念が多いだろうと、国民の中には」と呼ぶ)そうだとすれば、...全文を見る
○鈴木(淑)委員 大臣あるいは局長がお答えになりましたように、二重課税論は、実は議論していくと非常に厄介な話になってくるわけですね。特に尾原さんが言ったように、転嫁の話まで入ってくると、もう議論が泥沼になってしまう。私は、政府税調で幾ら議論しても、すっきりした答えは出ないと思いま...全文を見る
○鈴木(淑)委員 ぜひとも三番目の、総合課税が本来正しいのか、いやいや、そうじゃない、本来申告分離課税が正しいのでそこへ持っていくんだ、どっちなんだということを、ぜひ勉強して決断を下していただきたいと思います。  それにしても、一と二の点に賛成していただいたのは大変結構だと思い...全文を見る
○鈴木(淑)委員 十三年度当初予算が本当にきちっと執行されているかどうかの検討を先にしたいというお答えでございますが、同時に、補正予算の可能性を完全に否定はしない、今は考えていないが絶対やらないとも言わないというお答えでした。私は、それは非常に真っ当な考え方だと思います。今から、...全文を見る
○鈴木(淑)委員 塩崎さん、ここはちょっと難しい問題があると私は思っています。それは、民間から見ると、不良債権は高く買ってくれる方へ売りたいわけですよ。だから、RCCの方へ来るというのは、RCCの方が高く買ってくれる場合でしょう。そうすると、国民の税金を使うのですから、そんなやた...全文を見る
○鈴木(淑)委員 大変頼もしく思います。ぜひそういう方向で変えるべく、私も努力いたしますが、大臣も御努力ください。  最後に、塩川大臣、今の金融担当大臣のお話を聞かれて、何か御感想がございましたらお聞かせください。
○鈴木(淑)委員 ぜひ根本的に勉強し直され、検討し直されまして、総合課税が最適だという古いシャウプ勧告以来の何となく確立してしまったものにとらわれずに、最適課税理論に基づく所得類別の課税、これはすなわち申告分離の課税でありますが、そういうものが特に金融関係あるいは資産関係の課税に...全文を見る
○鈴木(淑)委員 私は、民主党・無所属クラブ、自由党、社会民主党・市民連合を代表いたしまして、租税特別措置法の一部を改正する法律案に反対の討論を行います。  租税特別措置法の一部を改正する法律案に反対する理由は、まず、将来の証券税制のあり方についてのビジョンが全く示されていない...全文を見る
06月08日第151回国会 衆議院 財務金融委員会 第16号
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○鈴木(淑)委員 自由党の鈴木淑夫でございます。  塩川大臣、率直に言って、今の私の自由党の同僚の中塚委員の質問を聞きながら、よくまあ心配なくあんなことを言っているなと思って、感心して聞いておりました。  なぜかというと、この一週間ほど、景気の基本的な指標が次々と発表になりま...全文を見る
○鈴木(淑)委員 私はとても無理だろうと思っておりますので、その理由をそれでは少しだけ申しましょう。  まず、生産ですよ。御存じだと思うけれども、四月の数字というのは、予測はマイナス〇・八だったけれども、実績はマイナス一・七ですよ。出荷は、さらにマイナス二・五ですよ。前月に比べ...全文を見る
○鈴木(淑)委員 今の塩川大臣のお話を伺っていて、九七年から九八年のときの予算委員会における橋本総理と私のやりとりを思い出した。あのときとそっくりですよ。二つ申し上げましょう。  一つは、景気について他力本願。今おっしゃいましたでしょう、秋ごろになれば米国景気も何か底を打って、...全文を見る
06月15日第151回国会 衆議院 本会議 第40号
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○鈴木淑夫君 自由党の鈴木淑夫でございます。  私は、ただいま議題になりました銀行法等の一部を改正する法律案につきまして、自由党を代表して質問いたします。(拍手)  法案審議の前提として、まず、総理の構造改革並びに不良債権処理の考え方についてお尋ねいたしたいと思います。  ...全文を見る
09月21日第152回国会 衆議院 財務金融委員会 第2号
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○鈴木(淑)委員 自由党の鈴木淑夫でございます。きょうは、速水総裁以下日本銀行の関係役員の皆様、まことに御苦労さまでございます。  こういう形で半期報告を、当現在財務金融委員会、以前大蔵委員会で審査する形が定着してまいりましたことは大変喜ばしいことだと思っております。これからも...全文を見る
○鈴木(淑)委員 私事にわたるようで恐縮でございますが、私は実は、「日本の金融政策」という題の書物を岩波新書の形で九〇年代の初めに出しております。それで、その本の中で、率直に言って、戦後、日本銀行は二度大きな失敗をしたということを書いてあります。当時、私、日本銀行の理事をやめた後...全文を見る
○鈴木(淑)委員 プラスのインフレ目標導入についてのはっきりした反対の御意見を伺いまして、私も大変うれしく思います。  総裁おっしゃいますように、今の物価下落は、根本的には需要が弱いためであり、そして、その需要停滞のさらに基本的な背景としては、構造改革を先送りしてきているために...全文を見る
○鈴木(淑)委員 私の方から指摘したいと思っていたことを山口副総裁が一つ言われたので安心をいたしましたが、この同時多発テロの後、どういう軍事情勢が世界で展開されるか、正確に予見することは不可能ではありますが、しかし心配であります。そういうときに、さっき私が言いましたような戦略物資...全文を見る
○鈴木(淑)委員 最初に申し上げましたように、私ども、米国、カナダを訪問いたしました。ワシントンの連邦準備制度理事会、それからニューヨーク連銀、両方参りました。そこで彼らがはっきり言っていたことの一つは、いわゆるひもの理論ですね。ひもで引っ張ることはできるが、ひもで押すことはでき...全文を見る
10月17日第153回国会 衆議院 財務金融委員会 第2号
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○鈴木(淑)委員 おはようございます。自由党の鈴木淑夫でございます。  塩川大臣と柳澤大臣に対して、一般質疑をさせていただきたいと思います。  御承知のように、日本の景気後退は次第に深刻になっておりまして、四—六にマイナス成長になった後に、今度の米国の同時多発テロ、これに伴う...全文を見る
○鈴木(淑)委員 両大臣の御見解はまさに私が考えておることとも同じでございまして、構造を変えていくわけですから、これまで既得権益に守られている部門は規制撤廃その他で寒風にさらされる、こちらはどちらかといえば衰退部門になる。だけれども、規制撤廃で新しいチャンスに恵まれた発展部門側が...全文を見る
○鈴木(淑)委員 まず塩川大臣に申し上げますが、入るをはかって出るを制するんだ、この原則を堅持していくんだといたしますと、構造改革を実施したときに、その痛みで税収は落ちてきますね、一時的ですが。そうしたら、この入るを見て、これは大変だといって出るも税収が落ちたと同じように抑えると...全文を見る
○鈴木(淑)委員 歳出の中身を相当点検して、むだな歳出を切っていく、そして構造改革を促進するような歳出をふやす、これはもう当然です。大臣おっしゃるとおりです。  仮にそれで、今の来年度についての御方針のように、五兆円むだをカットした、それで構造改革促進の二兆円をふやす、プラスマ...全文を見る
○鈴木(淑)委員 柳澤大臣、私は、柳澤大臣が検査の独立性が非常に大事だと言っておられたことをよく承知しております。そして、現在もそれを主張しておられるのは、私、賛成でございまして、同じ金融庁の中にいても、あそこにはっきりしたファイアウオールみたいなものをたてなきゃいけないという信...全文を見る
○鈴木(淑)委員 今の塩川大臣のお立場では、第一の点、つまり税収の落ち込みはビルトインスタビライザー効果として許容しろというのを、この場で、なるほどいい考えだなんて言っちゃうと大変なことになりますから、後でよく考えて、時来たりなば、なるべく早い方がいいですが、ぜひそういう発想に切...全文を見る
○鈴木(淑)委員 自由党の鈴木淑夫でございます。  私、午前中に一般質疑をさせていただきましたので、今回は、この銀行法の一部改正法案に即して、柳澤大臣と質疑を交わさせていただきたいと思います。塩川大臣は暫時お休みをいただきたいと思います。  柳澤大臣もそうだと思うのですが、私...全文を見る
○鈴木(淑)委員 おっしゃるとおりでございまして、バーゼルの銀行監督委員会のコアプリンシプルをにらんでの法的な構成、これはよろしいと思うんですね。アームズ・レングス・プリンシプルで一定の距離を保てとか、その他、ソース・オブ・ストレングス・ドクトリンとか、いろいろありますね。これが...全文を見る
○鈴木(淑)委員 揚げ足をとるつもりはありませんが、五%以上の株主というのはそんなにまれな例でもないのですよ。地銀の場合は結構、地元の大株主、五%超というのはいますよ。そんなにまれな例ではない、それは一つ指摘しておきます。だから、結構ケースがあるのですよ。  それで、僕の質問は...全文を見る
○鈴木(淑)委員 柳澤大臣、お聞きのようなことでございますので、五%超の株主について、届け出に、実は二〇%なのに一五と届け出てきたというような虚偽があったらこれはいかぬということですが、そうでなければ、この届け出制はあくまで届け出制であって、おどかすような、余り持ち株比率が高いの...全文を見る
○鈴木(淑)委員 おっしゃるように、他業態からの参入を認めた場合に一番恐ろしいことは、昭和初期の金融恐慌のときに弊害が大きく出た機関銀行化ですね。大企業が自分の財布がわりに銀行を使っちゃったら大変だ。そこをチェックするために、この二〇%ルールといいますか、主要株主の許可制を持って...全文を見る
○鈴木(淑)委員 同じようなことが五〇%超の場合にもあると思うんですね。  ソース・オブ・ストレングス・ドクトリンで、五〇%超については、経営がおかしくなったときはおまえの責任で直せよ、そういう義務を負わせていく。この考え方はもちろんバーゼルで出ているし、日本に取り込んで当然い...全文を見る
○鈴木(淑)委員 柳澤大臣、今お立ちにならなかったのですが、事ほどさように、この新しい法律の運用に当たっては、うっかりすると裁量行政に戻る危険性があるということだと僕は思っておりますので、どうぞ大臣は、この改正銀行法の執行に当たって、二〇%の許可制のところでも、あるいは五%の届け...全文を見る
○鈴木(淑)委員 そういう将来展望づくり、大変結構だと思います。代議士なんかやってなきゃ私も入れてちょうだいと言いたいところですが。  それで、私二つだけ、もうお気づきのことだと思いますが念のため申し上げますと、やはり自由化が一番おくれているのは保険業ですね。これは最後までちょ...全文を見る
10月26日第153回国会 衆議院 財務金融委員会 第3号
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○鈴木(淑)委員 自由党の鈴木淑夫でございます。  永田委員の速射砲のような鋭利な質問で、村田副大臣さぞお疲れかと思いますが、私は柳澤大臣と塩川大臣に基本的に質問させていただきますので、村田副大臣はどうぞ、お疲れでしたらお休みいただいて結構でございます。  さて、まず株式保有...全文を見る
○鈴木(淑)委員 大臣おっしゃるように、今から見るとちょっとまずい点もあったかなというふうに私も思いますが、私は、あの当時私どもがBISで主張していたことは間違っていたんだ、必ずしもそうは思わない。あの時点ではそれなりの理由があったと思うのです。  それは、さっきちらっと申しま...全文を見る
○鈴木(淑)委員 よくわかりました。BIS規制、今度、二〇〇七年でしたか、新たになる、それをにらんでという意味ですね。  さてそこで、この買い取り機構の話に移るのでございますが、私も銀行界、証券界等友人が大勢おりまして、会長、頭取、相談役クラスにもおりますので、その人たちの本音...全文を見る
○鈴木(淑)委員 それはおっしゃるとおりです、税率のときなんか端的に出ると思うのですが。ただ、この問題は、そういう一般論、抽象論で言うよりも、それぞれの銀行の実情を見ていくと、私はこういうふうに思うのですね。  大手銀行の中で、かなり保有比率が高くて自分でできるよと堂々と言えな...全文を見る
○鈴木(淑)委員 大臣も正直にニュアンスを出してくださったので、ありがとうございます。そういうことなんですね。銀行のためのセーフティーネットだといったら、銀行は、それなら要らないよと言うと思います。やはり、株式市場側のことだろうなというふうに私は思っております。  それが実態で...全文を見る
○鈴木(淑)委員 一般勘定側についてはおっしゃったようなことは十分考えられます。ETFの組成なんて、特にそうだと思います。ですが、ふたをあけてみたら特別勘定側は余り使われないということがあり得るなというふうに思います。さっき言いましたように、大銀行、信託以外の主要銀行は自分の力で...全文を見る
○鈴木(淑)委員 株価というのは、資産の価格ですよね。株の価格、株価は資産の価格。  柳澤大臣は、間もなく、これは議員立法で出てくるかもしれませんが、大臣のお考えとしても、不良債権を時価で今度は買おうとしていますが、あの場合、時価というのは不良債権あるいは貸し出しという資産の時...全文を見る
○鈴木(淑)委員 そうだと思うのです。  そうすると、買い取り機構をつくって少しブロックすることによって、株価に影響が出ますか。これは短期的には影響が出るかもしれない。だけれども、基本的にはやはり日本の株価というのは日本の企業の収益予想の割引現在価値、それもグローバル化していま...全文を見る
○鈴木(淑)委員 この短期は私はせいぜい一カ月とか二カ月とかだと思います。半年になったらもうきいてこないと思いますね。もう少し、三カ月でもやはり収益見通し、その背後にある景気の見通し、今度の同時多発テロの影響、アメリカ経済がどうなるか、いろいろなものが入ってきますが、最終的にはそ...全文を見る
○鈴木(淑)委員 二兆円程度で株価対策になるのかなという非常に正直なお答えをいただきました。私もそう思います。  結局、柳澤大臣は、これは中長期的な基本的な株価対策にはならないかもしれないけれども、攪乱を防ぐために必要なんだとおっしゃいました。ただ、これについても、銀行の経営者...全文を見る
○鈴木(淑)委員 いや、感謝していただくために言ったわけではないので。  その議論が朝から抜けていると思いましたし、それから、後世そういう批判を受ける可能性があるんだということを両大臣は今から考えていただいた方がいいんじゃないかと。そういうことを考えても、私は、この機構をつくる...全文を見る
10月29日第153回国会 衆議院 財務金融委員会 第4号
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○鈴木(淑)委員 自由党の鈴木淑夫でございます。  五人の参考人の方、お忙しい中をお差し繰りいただきまして私どもの委員会のために御出席くださいまして、まことにありがとうございます。私ども、与えられた時間、二十分でございますので、なるべく簡潔なお答えをちょうだいしたいと思います。...全文を見る
○鈴木(淑)委員 ありがとうございました。  地銀さんあるいは第二地銀さんの場合は、まさに今一色さんおっしゃいましたように地域とともに、お取引先とともにという経営姿勢でございましょうし、大手の銀行さんの場合は、日本経済とともに、お取引先とともにという姿勢でございましょうから、私...全文を見る
○鈴木(淑)委員 いろいろな要素から成る株から得られるであろう予想収益、キャッシュフローという言い方が一番全部包含できると思いますが、それの予想されるあるいは現在支配している長期金利による割引現在価値プラスリスク要因で決まると私は考えます。  氏家参考人の御意見は全く私と同じこ...全文を見る
○鈴木(淑)委員 ありがとうございました。終わります。
11月02日第153回国会 衆議院 本会議 第12号
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○鈴木淑夫君 私は、自由党を代表いたしまして、証券税制の改正に関する租税特別措置法改正案並びに地方税法改正案につきまして、質問いたします。(拍手)  小泉内閣が示した改革工程表を見ますと、「証券市場の構造改革」という項目はありますが、そこには、今臨時国会での措置として、ただ一言...全文を見る
11月06日第153回国会 衆議院 財務金融委員会 第6号
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○鈴木(淑)委員 私は、自由党を代表して、政府提出の租税特別措置法等の一部改正案、並びに民主党・無所属クラブ提出の同修正案に反対の討論をいたします。  反対の第一の理由は、証券税制改革が構造改革を実現する上でどのような効果を発揮するものなのか、将来の経済、社会の中でどのような位...全文を見る
11月07日第153回国会 衆議院 財務金融委員会 第7号
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○鈴木(淑)委員 どうも両頭取、お忙しい中お越しいただきまして、大変御苦労さまでございます。ありがとうございました。  自由党の鈴木淑夫でございます。  ちょうど今半分過ぎたところですので、お疲れかと思いますが、もう少し頑張ってください。一般的な話から入りますから、少し肩から...全文を見る
○鈴木(淑)委員 社長、頭取、お二方とも非常に率直にお答えいただいたと思いますが、資産運用を企業や個人のさまざまのニーズに合わせて多様化していく。それから、資金を集めるのも、単純に預金ではなくて、金融債あるいは社債のような形に多様化していく。この多様化の努力をしておられるというの...全文を見る
○鈴木(淑)委員 日本では、社長と称していた相互銀行が第二地銀になって、一斉に頭取になってしまったものですから。銀行の社長というのははやらなかったのですが、失礼しました。お二人とも社長であることを今発見いたしました。  今の質問に関連して、ずばり二つのことをお伺いしたいのです。...全文を見る
○鈴木(淑)委員 両行さんとも新しいバンキングのビジネスモデルを取り入れていると思いますので、その確認の意味でもお伺いしたわけです。ぜひ取引先を単に、それに対する貸し出し要注意だ、要管理だと言っているだけではなくて、きめ細かに、量でその信用リスクをあらわした上で、加重平均で、今全...全文を見る
○鈴木(淑)委員 それから、最初に聞いたことと関連するのですが、総合的な金融サービス業に一歩でも二歩でも近づくために、こういうところの垣根規制を取っ払ってくれないか、垣根というのは業態別の規制ですね。今一生懸命、持ち株会社形式ならいいよとか、あるいは持ち株会社の下にぶら下がってい...全文を見る
○鈴木(淑)委員 両社長とも、大変ありがとうございました。参考になりました。  終わります。
11月13日第153回国会 衆議院 財務金融委員会 第8号
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○鈴木(淑)委員 自由党の鈴木淑夫でございます。  私も財政法の第六条第一項から質疑に入りたいのでございますが、塩川大臣、ここで剰余金の半分を下らない額、これを公債または借入金の償還の財源に充てなければならない、こう書いてあるこの条文のねらいといいますか、法の精神といいますか、...全文を見る
○鈴木(淑)委員 財務大臣は、財政の健全化とか、あるいは財政の秩序とか財政の節度ということを事あるごとに言っておられるわけですが、これもおっしゃる財政の節度あるいは秩序を守るための条文だとお考えですか。
○鈴木(淑)委員 ところで、公債発行の上限を三十兆円にしている、キャップを設けている、これは何がねらいでございますか。
○鈴木(淑)委員 そういたしますと、今審議しておりますこの法律というのは、財政の秩序を守るために財政の秩序を破るという法律になりますね。  この財政法の第六条第一項、剰余金が出たら、そんなのは使っちゃだめだ、半分は借金の償還に充てろ、これが財政の秩序を守るゆえんだ、こう言ってい...全文を見る
○鈴木(淑)委員 そうしますと、両方とも財政の秩序なんだ、こっちを守るためにこっちを破るんだ、国会がそれでいいと言ってくれたらそうするんだと。私は、国会議員として、そして自由党を代表してここの委員会に入っている者として、この剰余金を借金の償還に使いなさいという法の秩序の方が三十兆...全文を見る
○鈴木(淑)委員 私は、一つの財政の秩序を守るためにもう一つの財政の秩序を破っていいなどと思いませんから、これはごまかしだと思います。  ごまかさないでいこうとしたらどうしたらいいかといえば、これはやはり二つの秩序を一遍に守れなくなっちゃったということを率直に認めるべきですよ。...全文を見る
○鈴木(淑)委員 私は経済が破壊されるという言葉は使っていませんが、大臣ともあろう方が、そんなのんきに野党の委員に質問していていいんですか。今、景気後退、全然とまるきっかけが見えないですよ。  ことしの一月から鉱工業生産はどんどん落ちてきています。もう九カ月続けて落ちている。前...全文を見る
○鈴木(淑)委員 それは私があなたに聞くことですよ。大臣ともあろう方が、何を無責任なことを言っておられますか。どこまでいったら破局か、破局が見えたところで政策を打ったんでは、ツーレートです。だから、予測しなきゃいけないということを言っているのです。  大臣はしばしば、入るをはか...全文を見る
○鈴木(淑)委員 塩川大臣の改革というのはどういうイメージで言っておられるのか知りませんが、私も構造改革が今一番大事だと思っていますよ。構造改革というのはどういうことをやることか。私の解釈でいえば、規制撤廃、緩和とか地方分権とかいう形で経済のシステムを変えていくことです。その結果...全文を見る
○鈴木(淑)委員 もう時間がなくなっちゃいそうで、はらはらして聞いておりましたけれども、塩川大臣の御認識は、端的に言っちゃうと、賃金水準を下げるということを言っているようですが、一つ大きな思い違いがありますね。  これは本当に意見が対立する、この中でも意見が対立するかもしれませ...全文を見る
○鈴木(淑)委員 時間でございますので、この話はまた次の機会に持ち越したいと思います。  ありがとうございました。
11月21日第153回国会 衆議院 財務金融委員会 第9号
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○鈴木(淑)委員 自由党の鈴木淑夫でございます。  塩川大臣、柳澤大臣、お二方に前回に引き続き、マクロ的な観点から、御担当の財政問題あるいは金融問題を伺いたいと思っております。  最初に、お二方、二人の大臣の景気の現状についての認識を改めて確認をさせていただきたいと思います。...全文を見る
○鈴木(淑)委員 お二方とも現状を厳しく見ておられるということでございますので、それではお伺いいたしますが、塩川大臣、柳澤大臣、この先何がきっかけでこの深刻な不況、景気後退がとまると思っておりますか。塩川大臣。
○鈴木(淑)委員 お二人の大臣のお答えに共通していることは、他力本願ということであります。国内事情は挙げていない。国際的な海外事情ばかりを挙げておられる。他力本願、これは私から見ると非常にショッキングで、さては、小泉内閣というのは、日本経済の力で立ち上がるということは考えていない...全文を見る
○鈴木(淑)委員 新聞では二兆七、八千というような報道もございますが、少し控え目だなと思いますが、二兆円を超える税収減があるだろうと塩川大臣でさえ考えておられるということです。  では、大臣、その二兆円超の税収減を、塩川大臣のおはこである、入るをはかって出るを制するで処理されま...全文を見る
○鈴木(淑)委員 そうだとすれば、これは恐ろしいことになりますね。他力本願で、来年の後半にならなきゃ世界経済は立ち直ってこないと私は思います、その他力本願の影響が出てくるまでにはまだまだ一年ぐらいあるのに、その間、さらに不況要因をつけ加えると言っておられるのですよ、塩川大臣は。税...全文を見る
○鈴木(淑)委員 そのプロジェクションの前提になっている経済の動向いかんによると思うのですが、以前、夏前に一種のプロジェクションを発表になりましたね、これは二〇〇五年まで。あのときの経済認識はまだプラス成長だったのだと思うのですね。今はマイナス成長、それも、うっかりすると来年度ま...全文を見る
○鈴木(淑)委員 ライトオフしてバランスシートから外していくことに伴うプラスの面というのは、私もそう思います。それを否定するつもりはございません。しかし、それがあるからやるんだと言えるのは、経済が上向いているときなら私も自信を持ってそういうことが言えますが、こうマイナス成長が続い...全文を見る
○鈴木(淑)委員 率直に言って、少し甘いんじゃないかと思います。私自身、実は、若いころ、日本銀行で検査に行ったことが五回ございます。ラインシートの査定をやっています。そうしますと、いい企業から悪い企業というのは連続的に存在しているわけですね。  だから、今、柳澤大臣おっしゃいま...全文を見る
○鈴木(淑)委員 塩川大臣、先週の本屋に並んでいた週刊東洋経済でございますが、お読みいただきましたそうでありがとうございました。  あそこで私が言いたかったこと、たくさんありますが、最大のポイントは、構造改革というのは日本のシステムを変えることなんだよ、その結果として財政赤字も...全文を見る
○鈴木(淑)委員 検討中でございますので、はっきりしたお答えがいただけないというのはやむを得ないと思いますが、私の意見としては、重ねて申し上げますけれども、住宅金融公庫は廃止して大丈夫だ、それに伴う問題はほかの政策で補うことが可能、民間銀行だってそういう補完的な手を打てば一生懸命...全文を見る
11月30日第153回国会 衆議院 財務金融委員会 第12号
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○鈴木(淑)委員 自由党の鈴木淑夫でございます。  今議題になっております通称RCC法案について、提出者並びに両大臣に質問をさせていただきたいと思います。  まず、この法案の考え方について相沢議員にお伺いいたしますが、これまで、RCCが買い上げた不良債権、例えば十一年、十二年...全文を見る
○鈴木(淑)委員 私が質問しているのはそういうことじゃないんで、そんなこと全部わかっているんですね。  私が質問しているのは、それだけ買おうとすれば、値段を上げなきゃいけないでしょうと。今までに比べて、例えば、六掛けをやめちゃうんですか、マル暴の〇・六五をやめちゃうんですか、コ...全文を見る
○鈴木(淑)委員 はっきり言って、その掛け算のところをやめちゃうか、極めて抑えちゃおうということですね。というのは、これは金融の常識に反しています。大体、金融というのは、バブルの崩壊がなくて地価が右肩上がりのときだって、不動産を担保にとれば六掛け、これは金融の常識です、サウンドバ...全文を見る
○鈴木(淑)委員 いいかげんかどうかというよりも、今さっき、相沢議員、ぽろりと本当のところを言ったなと私思っております。  それは、これまでだと簿価の四%弱ぐらいで買っているんです。それが、今度は一割ぐらいだといたしますと、五兆円お金がございますから簿価で五十兆円ぐらい買える、...全文を見る
○鈴木(淑)委員 塩川大臣おっしゃるとおりで、甘ければ二次ロスが出る可能性はどんどん大きくなっていくし、厳しくやれば、民間のサービサーと競争するわけですから、今までのように四百億円弱しか買えない、とても四兆円なんか買えないということになっちゃう。そういう意味では、これは二律背反を...全文を見る
○鈴木(淑)委員 はい。なるべく簡潔に申し上げますが、企業再生基金で再生するというのですが、専門プロ集団である銀行が手に負えない権利関係の複雑なもの、こういったものをRCCに売ってくるのです。それを、失礼ながら寄せ集め集団のRCCの、弁護士さんだか公認会計士さんだか知らない、ある...全文を見る
○鈴木(淑)委員 時間でございますので、終わります。
11月30日第153回国会 衆議院 本会議 第21号
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○鈴木淑夫君 私は、自由党を代表いたしまして、金融機能の再生のための緊急措置法の一部改正案に反対の討論をいたします。(拍手)  反対の第一の理由は、この法案がRCCの不良債権買い入れ価格の引き上げや入札への参加を容易にすることによって、結果的には国民の税負担による銀行救済スキー...全文を見る
12月13日第153回国会 衆議院 財務金融委員会 第14号
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○鈴木(淑)委員 自由党の鈴木淑夫でございます。  きょうは、竹中大臣、我が財務金融委員会にようやくお越しいただきました。  まず、いわゆる小泉改革といいますか、小泉内閣の構造改革についての総論的な話から議論をさせていただきたいと思います。  小泉さん、改革改革と叫び続けて...全文を見る
○鈴木(淑)委員 竹中大臣、そんなにプロアクティブな攻めの改革のことを考えているなら、もっとそれを強く打ち出さなきゃだめですよ。確かに、リアクティブな方はアージェントですよ。アージェントだからそっちがどうしても前へ出る、不良債権早期処理にしても、財政赤字を抑えるにしても、それから...全文を見る
○鈴木(淑)委員 ぜひ頑張っていただきたいと思います。税制改革もそうだと思いますね。戦略的な視点を持った税制改革を打ち出していただきたい。  その点に関連して申し上げておきますが、これは竹中大臣御自身の御意見もそうだと思いますけれども、民間経済を元気にするというときの税制の基本...全文を見る
○鈴木(淑)委員 大変いいお答えです。私も全くそう思いますね。  中長期的にはいいということです。だけれども、短期の、来年度について入るをはかって出るを制するんだ、したがって、入る方が、マイナス成長で税収が当初思っていたより二兆円ほど少ない、ああ、入る方が二兆円少ないのか、それ...全文を見る
○鈴木(淑)委員 もう塩川大臣独特のすりかえで、完全に目くらましでありまして、私が聞いたことに全然答えていない。しかし、これにつられて塩川ペースにはまるとまた質問できなくなっちゃうから、私ははまりません。  ただ、一言ちょっとはまっておけば、世論調査を調べればわかります。支持率...全文を見る
○鈴木(淑)委員 三十兆円というのはわかりやすい、それはそうですよ。だから、総裁選なんかではよかったというのもよくわかります。  しかし、もうここまで来たらデフレスパイラルの原因になるに違いないと私は思いますから、早く歳出総額の方にわかりやすい形で、上限あるいはだんだん減らして...全文を見る
○鈴木(淑)委員 塩川大臣は、いざとなると答えないで僕に質問されますが、今のは、でもお答えするのは簡単です。  私どもは減税を言っています。減税。所得減税を言っています。さっき言った形の、控除を整理して、そして課税最低限をぐっと下げておいて、増税にならないように税率をぐっと下げ...全文を見る
○鈴木(淑)委員 私の雑誌論文まで読んでいただきましたそうで、ありがとうございました。よろしくお願いいたします。  時間がなくなってきましたので、日銀総裁、外債オペについて朝から議論が出ておりますが、外債オペについて私の考えていることを申し上げて、総裁のお考えをお尋ねしたいと思...全文を見る
○鈴木(淑)委員 日銀総裁のお立場で、現時点ではそういうふうにお答えになるだろうと予想をしておりましたが、政策委員会でぜひ御議論をいただきたいと思います。  最後に、柳澤大臣、どうもお眠いかと思いますが、目を覚まして聞いてください。時間がほとんどないので、柳澤大臣、御質問申し上...全文を見る
○鈴木(淑)委員 では、時間でございますので終わります。ありがとうございました。