首藤信彦

すとうのぶひこ



当選回数回

首藤信彦の2000年の発言一覧

開催日 会議名 発言
08月04日第149回国会 衆議院 外務委員会 第1号
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○首藤委員 民主党の首藤信彦です。  まず最初に、サミットの成果について御質問いたしたいと思います。  今回の沖縄サミットの主要なテーマは、地域紛争や予防外交、また小型武器の制限やコントロールといったことであったということは、サミットの直前にアジアのNGOをたくさん招聘して開...全文を見る
○首藤委員 サミットに関しては本当に多くのテーマがあるのですが、その中から幾つか取り上げていきたいと思います。  その中で一つの重要なテーマとしては、焦眉の急となってきた国連改革のテーマが挙げられています。これは森首相の所信表明演説の中でも取り上げられた重要テーマであるというこ...全文を見る
○首藤委員 外相の今の御答弁にもございましたけれども、私は、長年国連大学を外から見て、また内部でさまざまなプロジェクトに関係して、この国連大学の使い方が十分ではない。国連大学というのが、青山の目抜き通りにありながら、私たち国民の目にも余り触れることなく、国民に開かれることもなく、...全文を見る
○首藤委員 私は、この問題を取り上げたのは、重債務国の典型的な例として挙げられているアフリカ諸国が、次々と東京から大使館を閉鎖させて撤退している事実にあります。  外交関係が存立しなければ、その国を救うことはさらに難しくなります。今までの外交的な枠組みの中では、こうした閉鎖され...全文を見る
○首藤委員 これは防衛庁においては当然御存じだと思いますが、どんなに小規模なものでも、軍事演習というのはそれなりの目的を持っています。しかし、このような今まで類のないような大規模な演習、それにはそれなりの意図があると思います。  これだけの巨額のお金を使ってやる演習の意図は一体...全文を見る
○首藤委員 もう一度次官に手短にお願いしたいと思うのですが、先ほどの質問の中の五百四床のベッドは何万人の戦闘員の戦闘規模に相当するか、これだけ簡単にお答え願いたいと思います。
○首藤委員 これは非常に重要なもので、ぜひ検討していただきたいと思います。そんなことは、軍事専門家なら、どの係数を掛ければいいか、平均的な負傷率を掛ければすぐ計算できることです。これはぜひ、今後大きな問題に発展すると思うので、防衛庁内においても真剣に研究していただきたいと思います...全文を見る
○首藤委員 時間なのでこれで終わりたいと思いますが、この問題というのは非常に深刻な問題だと思います。これから問題となってくるPKF論議においても、コンバッタント、要するに戦闘部隊を派遣するかどうかということがPKFの中でも一番重要な問題となってきます。そのコンバッタント、戦闘部隊...全文を見る
10月31日第150回国会 衆議院 本会議 第8号
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○首藤信彦君 私は、首藤信彦。民主党・無所属クラブ、そして広く国民を代表し、アジアの平和と安定に日本は過去、現在に何を行い、そしてこれから何をしようとしているのかを政府に質問するものです。  ことし二〇〇〇年、すなわち戦争と難民の世紀と言われるこの二十世紀の最後の一年において、...全文を見る
11月08日第150回国会 衆議院 外務委員会 第2号
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○首藤委員 民主党の首藤信彦です。  米国との地位協定二十四条についての新たな特別措置協定に関し、民主党・無所属クラブを代表し、賛成の討論を行います。  最初に指摘しなければならないのは、このいわゆる思いやり予算なる特別協定が、その善意の表現とは異なり、実態的には駐留米軍に対...全文を見る
11月14日第150回国会 衆議院 安全保障委員会 第4号
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○首藤委員 民主党の首藤信彦です。  幾つか基本的なことからまずお聞きしたいと思うんですが、十一月十日の安全保障委員会において浅野次官の答弁を聞きますと、航空機を空中で検査することは非常に困難である、そういうようなことを述べられているわけですが、この船舶検査法案は航空機を対象と...全文を見る
○首藤委員 ちょっとしっかり答えていただきたいんですが、この船舶法案は航空機も含むのか含まないのか、簡単に答えていただきたいんですが。
○首藤委員 私は、国連によって行われた経済制裁というもの、三件大きなものがございますが、そのいずれもその内部に入って、経済制裁というものがもたらす被害というものに対してつぶさに研究したことがあります。  ハイチ制裁に関しては、既に艦砲射撃が始まっている、経済制裁が始まっていると...全文を見る
○首藤委員 私は、この船舶に対する検査の法案によって日本の周辺事態に対応する法律というものが包括的にカバーされるんだと理解しておりましたが、今おっしゃることでは航空機が抜け落ちている、すなわち、周辺事態においても対処することはできない。  これからまた、新たに航空機に対する検査...全文を見る
○首藤委員 それでは、来るべき周辺事態において、恐らく可能性があるだろうと思われる航空機による物資の、しかも、恐らく禁輸対象となるような物資の搬入に対してはどのように対処される予定であられるのか、防衛庁長官にお聞きしたいと思います。
○首藤委員 ただいまの長官の御説明は、評論家としては大変納得的な回答だと思いますが、果たして、我が国の防衛及び周辺事態を預かっている防衛庁長官としては、甚だ不十分なものだと言わざるを得ない。  危機管理及び安全保障というものは、すべての事態を想定してつくり上げていかなければなら...全文を見る
○首藤委員 私は大変悲しい思いをしております。日本国の防衛庁長官が、我が国の安全保障体制において非常に大きな欠陥があるという指摘に対してそのような回答しかされておらないということは、私としては大変心の痛む思いであります。  残念ながら、時間が限られておりますので、この点に関して...全文を見る
○首藤委員 ただいま河野外務大臣がおっしゃったように、経済制裁というのは、経済という冠がついていますから、一見、経済摩擦とか経済問題というふうに考えられて、非常に軽いもの、非武力的なものというふうに考えられますが、実は国連憲章第七章に定義されているように、これは本当に武力に限りな...全文を見る
○首藤委員 外務大臣、どうもありがとうございました。私もまさにその点を指摘したいと思っておりました。  私も、イラクの経済制裁に関して十八時間砂漠を突破して見てきましたが、実際に、医薬品というものがヨルダンからイラクの国境まで運ばれる。そこで実はその医薬品を、例えば抗生物質やワ...全文を見る
○首藤委員 具体的な対応については結構です。ただ、私の研究からいいますと、過去に経済制裁において、心臓薬、体温計、マッチというものは象徴的な、よく言われる品目でありまして、心臓薬というのは、そこにニトログリセリンが含まれているがゆえに、心臓薬からニトログリセリンを抽出してダイナマ...全文を見る
○首藤委員 この問題は、私は、この法案全体に関する致命的な問題だと思っています。ただし、この問題だけで今審議を深めるということは、ほかのこの法案の持っているさまざまな問題というものに対する質疑をおくらせるということになりますから、この問題では注意を喚起して、関係部署の研究を深めて...全文を見る
○首藤委員 最後の質問というのはちょっと十分に答えていただいていないと思うのですが、それは、自衛艦の艦船のリスク、そしてそこに乗っている乗船員のリスクということも指摘しているわけですね。  先日観艦式が行われまして、大変勇壮な観艦式でございました。虎島長官もおられまして、本当に...全文を見る
○首藤委員 私は、長官は大変人柄にすぐれている方であるということはよくわかりましたが、これでは一国の危機管理はできないと厳しく指摘せざるを得ない。何度も何度もこういう事態が起こって、あり得ないときに起こって、先ほどのナホトカ号の事件でいえば、片方でペルーの日本大使公邸の占拠事件が...全文を見る
○首藤委員 私は、これは単に日本赤軍という警察上の、治安上の問題ではなくて、安全保障上の問題であるというふうに考えています。  というのは、これからの時代というのはLIC、ロー・インテンシティー・コンフリクト、いわゆる低強度、低水準紛争というものが紛争の基準になります。そこでは...全文を見る
○首藤委員 終わります。ありがとうございました。