首藤信彦

すとうのぶひこ



当選回数回

首藤信彦の2004年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月26日第159回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○首藤委員 民主党の首藤信彦です。  十五年度補正予算のフレームについて、まずお聞きしたいと思います。  この中で、特に私は、今般、今、国会で審議の最中でございますが、イラクへの自衛隊の派遣、これに関するテーマについて特に集中的に質問したいと考えております。  イラク復興支...全文を見る
○首藤委員 いや、それは異なことをお聞きしますよね。補正予算というのは、これは緊急性を持っていて、すぐやらなきゃいけないというものですが、これから調べていこう、そんな予算が果たしてあるんでしょうかね。  では、どういう本当に具体的な対象があるかということが当然問題となるんですが...全文を見る
○首藤委員 いや、年度内でこれを使おうと言っているのに、検討してもらうとは、一体どれだけ時間が残っているんですか。  財務大臣、今、日本は不況で一円もおろそかにできない。中には、本当に中小企業の皆さんも苦労されていて、そして、地方でも本当に苦しんでいる。地方へ行けば、シャッター...全文を見る
○首藤委員 いや、財務大臣、これはもう全然質問を理解されていませんね。結局、一体どこに、対象としてやるか。対象がAからZまであります、こんなもの、答弁じゃないですよ。  今この緊急事態のときに一体どれだけのお金をどういう対象に振り分けるのか。そうしたら、私たちも予算審議の中で、...全文を見る
○首藤委員 いや、それは驚きましたね。いつイラク共和国というのがあるんですか。イラク共和国の内務省というのはどこにあるんですか。そんなものないじゃないですか。CPAじゃないんですか、それは。いかがですか。
○首藤委員 いや、それはとてもまともな論議じゃないですよ。  イラクというのは占領下にあって、暫定行政機構というのは国連で認められた、唯一の権威として認められているのが暫定行政機構、CPAなんですよ。その下でどうしてイラクの国家としての省庁がありますか。どうしてそれが我々の国民...全文を見る
○首藤委員 いや、そんなことはだれだって知っていますよ。しかし、問題なのは、果たしてそれが、本当に今苦しいこの状況の中で、私たちの税金の受け皿となり得るかということを聞いているんですよ。  例えば、イラクにおいても、まだ選挙も行われていない。今の暫定政府が、ある場合にはフセイン...全文を見る
○首藤委員 そういったレベルで果たして受け皿として出していいものかですよ。  憲法八十九条は何て書いてありますか、憲法八十九条に。国家のコントロールに属さないところには私たちは資金供与を直接にしてはいけないんですよ。ですから、NGOだって長い長い論議を経て、NGOに出すんではな...全文を見る
○首藤委員 おっしゃるとおりです。これは、我が国の今までの法制局の判断からしても、憲法上からしても、それはできないんです。それを確認させていただけますか、もう一度、外務大臣。——委員長、ちょっと時間がないので、早くしてください。
○首藤委員 それは法的にできないんですよ。  では、する、しないじゃなくて、法的にできるかできないか、言明をお願いします。——ちょっと時間をとめてください。
○首藤委員 法制局、では、法制局の意見を聞きましょう。
○首藤委員 これは絶対できないんですよ、要するに、簡単に言うと。できないんですよ、憲法上。  では、この予算というのは一体何だということですよ。一体だれに、どこに出すのか。ユニセフに出すのは結構ですよ。UNDPに出すのは結構ですよ。IBRDに出すの、結構ですよ。しかし、ここに掲...全文を見る
○首藤委員 これはもうおかしなことですね。これは十二月の初めの、奥さんや井ノ上さんがお亡くなりになった直後に出てきた話なんですよ。私もこれを聞いて、テレビで見て、え、そんなことがあるのかと驚きました。しかし、これはただの評論家が言っているんじゃなくて、イラク問題の評論家が言ってい...全文を見る
○首藤委員 だから、どうして、では、このお金、五百億を実行できますか、プロジェクトも決まっていなくて。そんなだったら、一体、その岡本さんというのは、どこかにいる人じゃなくて、もう毎日毎日テレビへ出て、政府の広告塔をやっている人ですから、当然のことながら、このことは当然、一番内実を...全文を見る
○首藤委員 時間がないので、次のテーマに行かなければいけませんが、私たちは予算審議をなぜしているかというと、私たちは、選挙でも何でもそうですが、国民の税金を一円もむだにしない、そのために我々はやっているんですよ。だから、この審議が本当に重要なんですよ。  特に重要なのは、この前...全文を見る
○首藤委員 それは正しい。しかし、それは時間かかりますよ。今回の補正ではできないですよ。まず第一に、その詳細を可能な限り公開してください。そして、私なりにもう知っているものがあります。この会社はやめた方がいいんじゃないか、この会社は元アメリカの何とかコンサルタントとかやっていたん...全文を見る
○首藤委員 これは、委員長、重ねて資料要求いたします。これは理事会で討議していただきたいと思います。それがなかったら、これ以上の論議はできません。これは予算委員会なんです。外務委員会じゃないんです。予算を決める委員会ですから、ぜひそれは委員長におかれては、資料の提出を私は求めます...全文を見る
○首藤委員 委員長、今の結論を言ってください。
○首藤委員 今川口大臣が、やはり地方政府、企業に出すんじゃないと、地方政府とおっしゃいました。地方政府の定義をしてください、これはさっきから求めているように。これがCPAの下部組織であるならば、これはCPAと同じですから、これは憲法に違反することなんです。一体、地方政府にどういう...全文を見る
○首藤委員 重ねて統一見解を求めます。  もう一つ、そういうことをおっしゃるんであれば、一五一一というのは、これを見ればわかるように、これはあくまでも暫定的な、バンドエイド的な処置なんですよね。ですから、六月にきちっと政権が、総理がいつも言っておられる、イラク人によるイラク人の...全文を見る
○首藤委員 全くよくわからないですね。この問題はやはりしっかりさせないと先へ進まないんですよ。ですから、この補正予算を論議するんであれば、まず最初に戻って、CPAに果たして日本のお金が出せるのかどうか、この問題に関して、統一見解を政府に求めます。これに関して、委員長のきちっとした...全文を見る
○首藤委員 今のは、要するに、CPAに直接お金を出すことはできないということですね。
○首藤委員 いや、本当にそれでいいわけですか。では、占領行政にお金を出していいというわけですか。それは大変な問題ですよ。法制局の運命をかけてひとつ答弁してください。大変なことですよ、それは。
○首藤委員 これは明確じゃないですね、全く明確でない。このことに関しては、委員長、ぜひもう一度審議の場を与えていただき、この問題に関して、これは一番重要な点でありますから、これが解決できなければこの予算は成り立たないということなんですよ。ですから、ぜひもう一度審議の場を与えていた...全文を見る
○首藤委員 こんな何枚来たかも公開できないようだったら、こんなことはもうだめですよ。国民にそんなことは、現実に何が起こったかが伝えられないのだったら、これからの援助なんてやったらもうだめですよ。もし我々が、サマワで、いろいろな地域で問題があったときに、そんなごまかしをやるんだった...全文を見る
○首藤委員 これは本当にぜひ早急に結果を出していただきたい。  私は、これは、こういうような戦場においては事故というものは非常に多くあり得るんだと思っています。私たちにとって重要なことは、真実を知っていることです。テロに屈しないというのならば、問題があればそれを乗り越えていかな...全文を見る
○首藤委員 時間もほぼ大体終わりになりましたので、最後に、現在のこの問題をめぐるより大きな問題についてぜひ小泉首相の御意見をお伺いしたいわけですが、今、最近になって出てきた展開の一つは、今まで懸案となってきた大量破壊兵器、大量破壊兵器こそが私たちの原点で、大量破壊兵器があったから...全文を見る
○首藤委員 いや、総理、それは、イラクの問題に関して、かつて使った、かつて使ったと言っていますけれども、日本だって持っていたんです。使ったんですよ、石井部隊もあり。しかし、例えば、今、日本で立証責任を出してそれを証明しろと言ったって、それはできないですよ。今だって、総理も住んでお...全文を見る
01月29日第159回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会 第3号
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○首藤委員 民主党の首藤信彦です。  さて、石破長官、今ずっと我が同僚の達増議員がいろいろ言っていたように、もう先遣隊がサマワに入って、評議会の方々、評議会の議長とも会ったりして、一体どういう問題があるかということをチェックしたということを、この数回の委員会でわかってきたわけで...全文を見る
○首藤委員 いや、それは石破長官、軍事の専門家であり、また日本の軍事の頂点に達している長官のおっしゃることとは違いますよ。  これは、ビジネスマンが行って、やあやあやあ、名刺交換しましょうというんじゃないんですよ。それはまさに議事録の世界ですよ。やったことをすべてきちっと、何時...全文を見る
○首藤委員 いや、それは石破長官、大変なことですよ。我が国の先鋒隊が行って、一番最初に行って会うというのは、どういう話で会うか、ラグビーだってそうでしょう、ファーストスクラムと言うんですよ。始まったとたんにがあんとぶつかって、それをファーストスクラムと言うんですよ。ですから、先遣...全文を見る
○首藤委員 この報道によりますと、東京の陸上幕僚監部は、到着直後の二十日に最優先で評議会を訪問するつもりだったが、結局いつ会えるかわからない、サマワの市評議会のアリ・ダファーイ議長以下、評議員十二名のうち九名はもうとっくに巡礼に出発して、いない、そういう報告がされているんですよ。...全文を見る
○首藤委員 それは二十日で、議長に会ってきちっとその話をされたということですね。それは確かですね。
○首藤委員 これは、私、なぜこんなことをしつこく聞いているかというと、本当にだれと何時に会って、その人に今度また頼れば私たちは情報がしっかり得られるのか、そして、どの程度この市の評議会というものが私たちの援助の受け皿になるのかということを確定したいわけですよ。  ですから、実際...全文を見る
○首藤委員 これは何度も言っているように、私が二十六日の質問をしたのは、二〇〇四年一月二十四日付の岩手日報、これを引いて言っているわけですよ。そこに書いてあるでしょう。最初に私が、あれを見てくださいよ、予算委員会の速記録の速報版その二を見てください。私が質問しているの、そうでしょ...全文を見る
○首藤委員 これは委員会に求めたいと思いますが、この新聞、もしかしたらそれは誤報かもしれませんよね、おっしゃるとおり。そういうことはある。しかし、そうでなかったら、自衛隊の最高権威者である長官がありもしないことを言っているということで、大変な虚偽の答弁になるから、問題ですよ。 ...全文を見る
○首藤委員 やはりこれは、本当に我々の最初の点だから、最初の出発点だから、情報をしっかりやらなきゃいけない。  だから、本当にこの記事に書いてあるように、もうみんな、サマワの市評議会の議長も巡礼に出発して、いないのか。あるいは、長官がおっしゃるように、隊長が行ったら、そこの評議...全文を見る
○首藤委員 これは、だから、やはりきっちりと出してください。きっちりと事実関係、だれとどこで会って、だれとどこで会って、だれとどこで会って、いいですか、だれとどこで会って、どういう成果が上がったのか。そんな、ただ行って、やあやあと言っただけのはずがないんですよ。それをしっかり出し...全文を見る
○首藤委員 それは委員長、もうこんな話をずるずるずるずる、少しずつ少しずつ話が変わっているんじゃ、話、進められませんよ。それは明確にそれを出していただいて、答弁していただいて、明確にしていただかない限り、これ以上進められませんよ。  時計とめてください、まず。
○首藤委員 民主党の首藤信彦です。  今、委員会の委員が、二十日に先遣隊の隊長さんが知事公邸に行って、知事のところへ行って、そして評議会の議長さんにお会いになったということですかね。それで、その方がファディール・アサブさんということだと思うんですが、そのファディール・アサブさん...全文を見る
○首藤委員 いや、だから、そんな大事なことだって一つも正確でないわけですよ。新聞報道がいけない、これは誤報だなんと言っている人もいましたけれども、評議会の議長はアリ・ダファーイさんということで、知事のところで会ったというふうに打ってあるわけですね。  きょうの、ファディール・ア...全文を見る
○首藤委員 いや、もう時間が限られているんですから、邪魔させないでください、委員長。  ですから、本当にそれが存在するのかということなんですけれども、ここは今とりあえず存在していないということですね。  ですから、サマワに援助をするというのは、やはり将来課題である。これは、ハ...全文を見る
○首藤委員 いや、長くしゃべっていただきましたけれども、たった一言ですよ、五秒でいいんですよ。これは要するに、数は知らない、そういうことですよ。  それならば、どうして五百五十九億円が出せますか。そうしたら、予算そのものが成り立たないじゃないですか。それだったら、予算を撤回して...全文を見る
○首藤委員 ですから、この国、イラクの中で、一体、我々が五百五十九億円をつぎ込もうとしている受け皿として、幾つの評議会が、きちっとしたメンバーがいて、きちっとした代表者がいて、きちっとした受け皿があり、きちっとした評価ができるか、それをしっかりと言ってください。  いいですか、...全文を見る
○首藤委員 委員長、もうこれはひどいです。ちょっとひどいよ。ひどい。これはひどい。委員長、責任でやってくださいよ。これはひどいよ。もう時間がどんどんなくなってくるんだから。  では、もう一度、最後、最終、この問題についてはもう一回確認しますよ。防衛長官、だからもう一度、これは同...全文を見る
○首藤委員 それはもう、今、もちろん速記録を見ればわかりますけれども、今までの話と全然違うんですよ。ですから、それは訂正として、きちっと訂正文を出してください。それでなかったら先へ行けませんよ。時間をとめてください。時間をとめてください。  何度も何度もぐるぐるやって、このこと...全文を見る
○首藤委員 委員長、そして委員の皆さん、そして政府側の皆さん、私は、ここの場に立つのはきょうで三度目です。仏の顔も三度といいますけれども、もう本当にこういうことはあってはいけないんだと私は思っているんですね。  さて、一体これが……(発言する者あり)うるさい、うるさい。
○首藤委員 この問題は、これもまた何度も何度も言っているように、評議会の問題が一番重要なんです。この問題こそが、このイラクへの支援の中の最大のキーなんです。ですから、この問題に関してはしっかりやろうと、それで質問しているわけです。それに対して、どんどんどんどん話が違ってきているわ...全文を見る
○首藤委員 以上で終わります。(発言する者あり)その事実確認を求めます。  最後にもう一度、最後に長官の一言を、先ほどからお答えしたいようですから、長官の弁明を一言聞いて終わりにします。
02月17日第159回国会 衆議院 予算委員会 第11号
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○首藤委員 民主党の首藤です。  きょうは、前回、補正予算で、イラクの支援の問題の話をさせていただきましたが、非常に不正常な形で終わったために、多くの問題がきちっとした論議なしに進めておられます。  外務大臣に質問をしようと思っておりますが、外務大臣、十六年度予算における国際...全文を見る
○首藤委員 それでは、予算委員会でございますから、財務大臣にお聞きしたいと思うんですが、今般の十六年度予算に関しては、先ほど申しました七百六十五億八千三百万円という……(発言する者あり)
○首藤委員 ちょっと静かにしていただけますか。  ということが予定されているわけですが、これは、イラクへの支援の金額というものはもう非常に大きな額が想定されているわけですが、この国際の平和と安全のための日本発外交のために七百六十五億をとってある。  しかし、現実に、やはり前倒...全文を見る
○首藤委員 いや、そんな当たり前のことを聞いているんじゃないんですよ。要するに、補正で千百億円のものを組んでいる。それで事実上、タイムラグはほとんどないんですよ。あれはもう一月、今は二月ですよね。それで、もうすぐ四月になればまた来年度になるわけですが、こうしたタイムラグがほとんど...全文を見る
○首藤委員 さて、十五年度で千百億円を超える補正予算を組んだわけですが、そのうち、国際機関に拠出する部分がある。それを除いて、日本独自でイラク復興支援のために使わなきゃいけない予算が、日本独自配分が五百五十九億円であるというふうに言われているわけですね。私は、この五百五十九億円で...全文を見る
○首藤委員 外務大臣、それは異なことをおっしゃいますよね。それを私質問したのは、十五年度補正予算のときに質問させていただきました。今、私たちは十六年度の本予算の話をさせていただいています。今から、もう四月には新年度になっていくだろう、こういうときに、いや、去年の分は、私たちが提供...全文を見る
○首藤委員 いや、外務大臣、またそういう話、私の質問と違うことをお答えになって、こちらは、何か千日手みたいなのをまた繰り返していくのかなとふと嫌な予感が頭をよぎりますが、私の質問は、十六年度予算をこれから決めるに当たって、現実にその受け手としてどれだけのものが存在しているかという...全文を見る
○首藤委員 いや、だから大臣、最初から言っているでしょう。私は、この予算が機密費、報償費でやられるならそれは結構ですよと。政府の責任で、判断で、ある意味でつかみ金になるかもしれない、しかし、必ず必要だ、これはイラクの復興のために必要だというなら、それは政策判断としておやりになった...全文を見る
○首藤委員 外務大臣、そのおっしゃり方は、まるで企業の言い方ですよね。企業だったら、それは自主判断で、自己リスクでやるわけですよ。新製品開発室、もうどうもこれはうまくいくかどうかわからないけれども、やらせてください、必ずやってみます、まず予算を下さい、そうしたらいいところを見つけ...全文を見る
○首藤委員 いや、御趣旨はわかるんですよ、普通の会社だったらね。私も、中小企業を運営して、社長、これをやらせてください、予算をつけてくれたら頑張ってやります、それはわかるんですよ。しかし、これは日本の国会の予算のシステムですから、おっしゃることは全く成立しないですよ。そんなレベル...全文を見る
○首藤委員 それは委員長の見識かもしれませんが、それは大きな間違いだと思いますね。それを代表して外務大臣にお答え願っている。  私が言っているのは、その答え方ではなく、きちっとした数値とその表を出してくださいと。サマワだけではなくて、評議会というのは幾つあって、そのどの部分、ど...全文を見る
○首藤委員 いや、私は、外務省の方からいただいた十六年度の予算関連資料というものを見て、国際の平和と安全のための日本発外交というところで、平和構築、定着の推進のところの数値を読んでいるわけなんですけれどもね。ですから、この数値は全く理解していないというのはちょっとわからなくて、こ...全文を見る
○首藤委員 いや、外務大臣、前から言っておりますけれども、用語がくるくるくるくる変わるわけですよ。地方政府と言ったり評議会と言ったり県と言ったり、全部違うでしょう、概念。それから保健省ですか。保健省なんというのはございますか。それは、今のいわゆる暫定的な評議会というのはデファクト...全文を見る
○首藤委員 いや、外務大臣、イラクの人たちが、うちは保健省だ、うちは何とか省だ、うちは何とか大臣だというのは、それは結構なんですよ。我が党にもNC大臣といって、私も前は民主党のNC副大臣ということをやっていましたけれども、そうしたイラクの人たちがやっていることと、現実に我が国のお...全文を見る
○首藤委員 外務大臣、それは希望的観測なんですよ。それこそ、政権が大きく変わったら保健だって、あるいは病院というものが宗教省の配下になるかもしれないんですよ。世の中はわからないんです。そんな不確定なものにこの年度を通しての予算を出すことはできないんですよ。  ですから、この論議...全文を見る
○首藤委員 いやいや、財務大臣、おっしゃるとおりですよ、それはおっしゃるとおりなんですよ。それは、ただし、条件はたった一つ違う。日本だったらそうなんですよ。  イラクで、私のしつこい質問の背景には、では、奥さんも井ノ上さんもいなくて、貴重な外務省職員はみんなサマワに行っていて、...全文を見る
○首藤委員 ぜひお願いします。  通常、こういう紛争地で活動する軍隊の場合、もう事前に膨大な準備がされて、もう人道支援団体と長年の交流をやって、そしてこの文化的な対応のためには、文化的なそういうエキスパートが軍隊の中にもいてやるんですよね。古くは、ナポレオンがエジプト遠征したと...全文を見る
○首藤委員 それが午前二時ですかね。これ、時差の関係でいくと、六時間ぐらいあるとしますと、事件が発生したのは翌日の昼の十二時ですよ。ですから、夕方には当然知っていなければいけない話ですよね。  当然のことながら、定点観測して、十時に出発して、十一時に定時報告して、十二時近くにな...全文を見る
○首藤委員 いや、外務大臣、私は、それが本当なのかうそなのか、本当にもうそれを聞いて頭がくらくらする思いですよね。  このときのティクリートを御存じでしょうか。実は、私も同じ時期にティクリートへ行こうと計画していました、準備していました。なぜかというと、このときには情報があって...全文を見る
○首藤委員 いや、これは非常に関心を持っているんですよ。というのは、十六年度予算にもちゃんと計上されていますよ、十台三億円。だから、それに関して、私は、やはりきちっとした防弾レベルになっていなかった、この一番危険な地域に合っている防弾レベルが本当にどのレベルだったのかを知りたい。...全文を見る
○首藤委員 いや、いいかげんにしてくださいよ。国民の警察に対する信頼がますます失われていきますよ。警察はこうやって証拠を隠すんだ、警察はこうやって事実を隠していくんだと。国家公安委員長、目をあけて私の顔を見てくださいよ。恥ずかしいでしょう、そんなことを言っていて。どうですか。 ...全文を見る
○首藤委員 それは恥ずかしい話だと思うんですよね。  車も、二月中に事故車は回収されてくるというふうに外務大臣もおっしゃったようですね。これは御存じのとおり、自衛隊がアントノフで装輪装甲車も、それからトレーラーも運んでおりますから、もう本当に、すぐバグダッドへ行ってそれをトレー...全文を見る
○首藤委員 ですから、国民に対しては、NGOだってみんな出させたわけですよ、出させて、危険なところだから来ちゃいけない、だから自衛隊しか行けないという論理で自衛隊の派遣を進められたわけですよ。どうしてそのときに、しかも、特定のですよ、ただの一般の企業ではなく、特定の会社の技術者だ...全文を見る
○首藤委員 時間もだんだんなくなってきましたので、福田長官、結局、やはりこれは国家公務員法百条に明らかに違反するんですよ。そして、今セメント会社へ、直接関係ないと言ったけれども、今、御存じでしょうか、イラクの周りには、アブダビやドバイやあるいはサウジアラビアでも、日本の技術者、日...全文を見る
○首藤委員 最後です。これで終わります。  いや、もう御存じかもしれませんけれども、恐らく御存じだと思いますけれども、たくさん日本のエンジニアが入り込んでいるんですよ。クウェートから入り込んでいるんですよ。その一部の方は事故に遭ったりされているんですよ。それもみんな隠ぺいしてい...全文を見る
○首藤委員 以上で終わります。
02月23日第159回国会 衆議院 予算委員会 第15号
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○首藤委員 民主党の首藤信彦です。  きょうは、まず外交問題について、この予算委員会で質問したいと思います。  新聞によりますと、日本はアザデガン油田に関して契約したということが伝えられています。川口大臣、おめでとうございます。  今、日本は本当にエネルギーが大変難しいこと...全文を見る
○首藤委員 外務大臣おっしゃるとおりだと思いますね。イラクはもう既に戦闘状態にまた戻りつつあり、大変難しい状況にある。こういうときにこそ、その戦火がイランに広がらないように、イランに広がればとりもなおさず湾岸に広がり、とりもなおさず中央アジアに広がっていくということを意味してきま...全文を見る
○首藤委員 大臣、このハイチの、先ほどおっしゃった修道女ですけれども、この地域は日本にとっては余りなじみのないところですが、シスター本郷、シスター須藤という非常に傑出された方がおられまして、特にシスター須藤というのは、私とちょっと字が違いますけれども、マザー須藤と言われるぐらい、...全文を見る
○首藤委員 わかりました。ありがとうございました。  これから我が国も、援助に関しても、本当に口だけの問題じゃなくて、危険になっても退避しない方もだんだん恐らく出てくると思います。ですから、その意味でも、こうした不安定化した国際社会において日本人がどういう形で貢献していくのかと...全文を見る
○首藤委員 さっき、私、二十五ヘクタールと言いましたけれども、二百五十ヘクタールですね。間違いです。  その土地の値段がわからない、それはおかしいじゃないですか。いいですか。ここはほかのところじゃないんです。予算委員会なんですよ。防衛庁の予算も含めて、それを討議するところなんで...全文を見る
○首藤委員 防衛庁長官、やはり、話、論議を聞いていて、今の点は別として、軍事上の問題だから言えないというような表現はもうおやめになっていただきたいと思うんですね。  例えば、御存じのとおり、太平洋戦争、あれだけの戦争をやって、アメリカ軍が本当に隠した秘密というのはたった二つしか...全文を見る
○首藤委員 それに対しては、ぜひ、イギリス軍と同じように、目に見える形で、例えばイエローカード、レッドカードのような形で警告を出していただきたいと思います。時々、いろいろ自衛隊の訓話なんかを見てみますと、訓話の中で、恐らく朝礼でも触れると思うんです。そういうものではなく、個々の隊...全文を見る
○首藤委員 これはやはり、実際に部隊が展開すると、こうした問題は本当に非常に多く出てくる問題だと思うんですね。ですから、これは、承知しておりますとおっしゃいましたけれども、私がこの問題を言ったときに、窓口の方は承知しておられなかったので、私がこの記事ですよと教えてあげたんですが、...全文を見る
○首藤委員 外務大臣、補正予算というのはこれからあと一年かけて使うということじゃないんですよ。これは、もうすぐ四月、三月あと一月しかないんですよね。そこでそのレベルだったら、結局、これは予算をつけられない、具体的に配付できないということですよ。今おっしゃった内容は、一月二十七日に...全文を見る
○首藤委員 結局、プロジェクトというのは、プロジェクトでなくても、どこの県、どこの病院、どこのプロジェクトというのがないと予算できないんですよ。しかも、それが、末梢のNGOがやっている小さなプロジェクトならいいですよ、何とか村の何とかの学校をつくるとか。そうじゃないんですよね。み...全文を見る
○首藤委員 これでは質疑できないじゃないですか、そんなわけのわからない幾つかの病院を言って。  だから、それが我々の目の前にあれば、あっ、いや違うよ、川口大臣、これ、十三病院と言うけれども、サマワの八三年のプロジェクトだろう、そのときはこんな問題がありましたよと我々は言えますよ...全文を見る
○首藤委員 これは十六年度の予算の質問にもかかわってくるわけですから、外務大臣、予算を認めていただきまして十日で、これから加速しますと言うけれども、加速できないから言っているんですよ。  例えば、今のイラクの中で、そうしたイラクの各地の病院、各地の施設を一体だれが調べるんですか...全文を見る
○首藤委員 何にも関係ないことを、自分の手に後ろから回ってきたのを次々と読んでいただいても質疑にならないですよ、これは。  この件に関しては、もう一週間、二週間たって全然出てこないので、くどくくどく言って、ついに返ってきたのが、二十日に外務省経済協力局政策課から来たものですよ。...全文を見る
○首藤委員 それで一体本当にどういう具体的なプロジェクトがあるのか、これは委員会に提出していただきたいと思います。それは——はい。  それで、結局何が問題かというと、これはもうこれ以上詰められないんですよ。イラクの状態というのは去年よりももうどんどんどんどん悪くなっている。(発...全文を見る
○首藤委員 それではこんな状況で対応できないじゃないですか。一体どういうことが本当に起こったのか、知り得たのに、六時間の空白というのは一体何なのか。  これは、昔、ヒットラーに攻められたロシアの将軍が裏切り者として訴えられた、そのときに、その将軍が抗弁するには、いや、私は裏切り...全文を見る
○首藤委員 いや、そんなこと言ったら、例えば、犯人がいたらもう逃げちゃっているじゃないですか。もうシリアの国境を越え、アフガニスタンに逃げ込んでいるかもしれない。それが警察の態度ですか。  国家公安委員長、我が国は今、治安の問題が問題になっている。警察に対する信頼も揺らいでいる...全文を見る
○首藤委員 いや、だから、これはもう前から前から言っているでしょう。ここにある弾丸の数も銃の数も限られているんですよ。七・六二ミリの銃弾を使うのも、七・六二掛ける三十九ミリであるのか、七・六二掛ける五十一ミリであるのか、NATO弾なのか、カラシニコフの弾か、二つでしょう。  そ...全文を見る
03月04日第159回国会 衆議院 予算委員会 第19号
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○首藤委員 おはようございます。民主党の首藤信彦です。  予算審議もいよいよ道半ばというところまでやってまいりましたけれども、今、この三月の、もうだんだんと残り少なくなってくる日の中で、補正予算も含め、イラクへの復興支援ということに関して、一体どのように日本は対応していくかとい...全文を見る
○首藤委員 いや、川口大臣、それは、朝一番で私もまだぼうっとしていますけれども、ちょっと聞き間違いなのかもしれませんが、評議会はこの日本の無償枠の受け皿でないというふうに今私ひょっとしたら聞いたと思うんですけれども、今までお聞きしていたのは、何度も何度も地方政府、地方政府、地方政...全文を見る
○首藤委員 川口大臣、今おっしゃったことをもう一度あなたにお返ししたいと思いますけれども、議事録をもう一度読んでよく見てください。この援助の受け皿はどこですかということを聞いていて、果たして病院にそんな能力はありますかとか、いろいろなことを何度も何度も聞いたんですよ。そういうとこ...全文を見る
○首藤委員 外務大臣、連邦制のあり方、おっしゃるとおり、御説明はそのとおりだと思いますね。ですから、私はそれでいいんだと思うんですよ。もしここの場が外務委員会だったら、私はそれで十分だと思います。ただし、ここは予算委員会なんですよ。私たちの政府が集めた国民の血税ですよ。これをどう...全文を見る
○首藤委員 ですから、外務大臣、外務委員会でしたらそれで結構ですよ。しかし、ここは予算委員会の場なんですよ。  ですから、連邦制になるとどういうことが考えられるか。どこでもあるじゃないですか。一つの国の場合は、ユーゴを見てください、ほかの国を見てもわかるんですけれども、連邦制と...全文を見る
○首藤委員 お聞きの皆さんもおわかりのように、全く不十分な回答ですよ。これで私たちの予算が執行できていくとしたら、私は本当に問題があると思います。この問題をやればこれだけでもう本当に審議が終わってしまうから次の問題に移りますけれども、こんな水かけ論をやっていて、私は、五百五十九億...全文を見る
○首藤委員 それは、資料を後で出していただければ結構でございますが、それは何度も、二カ月にわたって要求しておりましたけれども、ともかく三月の末でございますから、もうあと三週間しかありませんから、しっかりしたものを出していただければと思っております。  そして、私は、こんなにも国...全文を見る
○首藤委員 そういう御答弁もあると思いますけれども、こうしたものに関して、公正取引委員会あるいは公正なる入札に関係する機関は、ぜひこの問題に関しても調査していただきたいと思います。  今、私たちがこんなに言うのは、この援助はただの援助じゃないんです。本当に、イラクという問題があ...全文を見る
○首藤委員 知っておられておっしゃっておられるので、お立場から言われるならそういう答弁しかないんでしょうけれども、私は大変それに疑問を持っているんですよ。さっきも言ったように、これは私たちの、若者の血が流れるかもしれない、本当に国民の税金をしっかりと私たちも監視してやらなきゃいけ...全文を見る
04月01日第159回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会 第10号
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○首藤委員 民主党の首藤信彦でございます。  さて、イラクなんですが、状況はもう本当に混沌としてまいりました。特に、パレスチナにおけるシェイク・アハマド・ヤシン、ヤシン師の暗殺以降、さらに、テロあるいは反外国人といいますか、そうした行動が各地で起こり、特にイラクでも紛争が激化し...全文を見る
○首藤委員 それで、前回も、私、予算委員会で質問させていただきましたけれども、全国の治安状態の向上のためにパトカーを供与しようというのがございました。六百台ぐらいというふうに最初に予定されていて、それは高過ぎるのではないかと指摘したら、たちまち競争入札になりまして、それが倍の数の...全文を見る
○首藤委員 いや、竹島参考人、ちょっとそれは違うんじゃないですか。国会の場で、それは調査をお願いしますと言ったんですよ。ですから、それがそれに値しないなら、値しないと返答いただきたい。それが重要なことでしょう。違いますか。
○首藤委員 その後を読んでください。「そういう御答弁もあると思いますけれども、こうしたものに関して、公正取引委員会あるいは公正なる入札に関係する機関は、ぜひこの問題に関しても調査していただきたい」、なぜそれが必要かということをるる述べているじゃないですか。いかがですか。それは、あ...全文を見る
○首藤委員 参考人、私は、だからここの場で、国会の場でお願いしたんですよ。だから、それが値しないのだったら、早々と、これは談合に値しない、公正取引委員会としてはこういうものに関知しないと文書で出されたらどうですか。それを、今、私たちが参考人としてあなたをお呼びするまで、国会を軽視...全文を見る
○首藤委員 外務大臣、これは私、公正取引委員会もよく覚えておいてください、長く追いますよ。  しかし、こんな問題、もう新聞には出ているんですよ。「イラクへの寄贈パトカー、第一陣が出発へ」、もう名古屋の埠頭に積まれて出発することになっているんですよ。そうしたら、一体何だ、この予算...全文を見る
○首藤委員 全然答えていないですよ。  では、もう一度、もう時間もだんだんたってきますからお聞きします。  既に私の出した質問主意書の中で、司法解剖の中で摘出された弾丸と見られるものの破片が六点ある。そのうち、車内で見つかった一点、二・五四グラムを除くと、五点が恐らく体内から...全文を見る
○首藤委員 もうそのレポートを待つしかないわけですが、しかし、私はここで指摘しておきたいわけですよ。  二人で合わせても銃弾の三分の一にしかならないような微細な破片、それが、何度もエネルギーを吸収されていたのが、今、井ノ上さんに関しては上腕の動脈と言いましたね。どうして、左側か...全文を見る
○首藤委員 外務副大臣、全然答えていないじゃないですか。いつ行かれました。いつ行かれたんですか。何を調査してきたんですか。そして、警察のどのような指導に基づいて、どのような捜査共助に基づいて行われましたか。  それは、なぜ言うかというと、これって証拠隠滅ですよ、はっきり言うと。...全文を見る
04月13日第159回国会 衆議院 本会議 第23号
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○首藤信彦君 民主党の首藤信彦です。  民主党・無所属クラブを代表して、政府提出法案及び条約について質問申し上げます。(拍手)  現在まだ、イラクで武装集団に拉致され人質となっている三人の日本人がおられます。また、南部のサマワでは、まるでベトナム戦争時のテト攻勢のような四月五...全文を見る
04月20日第159回国会 衆議院 武力攻撃事態等への対処に関する特別委員会 第5号
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○首藤委員 民主党の首藤信彦です。  この緊急事態法制といいますか武力攻撃事態といいますか、まだ現実には起こっていない仮想なもので、なかなかイマジネーションがわかないという問題がございます。そこで、私は、現実世界で起こっていることをベースとして、それとこの法制との関係をいろいろ...全文を見る
○首藤委員 ジュネーブ四条約に当然この問題というのは触れているわけですが、その後起こったさまざまな地域紛争において、指導者の暗殺ということが頻繁に行われるようになった。したがって、四九年の四条約以降、これに対する修正が行われていると思うんですね。  例えば、今回政府が提出しまし...全文を見る
○首藤委員 外務大臣、それは異なことをおっしゃいますよね。外務大臣、イスラエルに対して抗議されたんじゃないですか。私はすばらしいことだと思って、もう胸ときめいて聞いていたんですけれども、今お聞きすると、何か、これは本当にそういう事件が起こったかどうかわからないということなので、す...全文を見る
○首藤委員 この問題に関しては、そういう経済制裁、政策手段の問題もいろいろ言いたいわけですが、私は、最後の外務大臣のおっしゃったことに大変強い抗議をしたいと思っています。  私は、二年前、十二月にイラクへ行って、その当時、また戦争になるかもしれないということで、当時のナンバーツ...全文を見る
○首藤委員 体系的なお話、ありがとうございました。  自己責任というと、やはり重要なのは、本当に自己責任で、別に拉致されてもほっておいてくれと、危険な目に遭ってもほっておいてくれというのも、これも一つの考え方なんですよ。ですから、本当にどこまで外務省が関与すべきかというのを真剣...全文を見る
○首藤委員 いや、防衛長官、問題は悲観的に考え楽観的に行動するというんですよ。あなたみたいに楽観的に考えていたんじゃ、これは危機管理にならないわけです。それは確かに、CPAというものの範囲の中で治安ができるときに、CPAの範囲の治安のスコープの中で何かトラブルが起こったら、それは...全文を見る
○首藤委員 いや、私の質問は、個人賠償ではなくて、まず、国内法をつくらなかった理由ですね。その内容として、例えばこういう話が伝えられていると言われているんですが、一体、五三年に加入してから国内法がつくられなかった、この間の不作為の本当の理由は何ですかということをお聞きしております...全文を見る
○首藤委員 ということは、有事法制ができなかったから、論議ができなかったので、ジュネーブ条約の国内法もできなかったというふうに今度言われたと思うんですけれども、それは前回のときよりも一歩進んできたわけですが、果たしてそうかなという問題がありまして、これはまた傍証を出して質問させて...全文を見る
○首藤委員 それでは、井上大臣にお聞きしますけれども、これをどういうふうに今後積極的に普及させていくか、その具体的なプログラムについて御説明をお願いしたいと思います。
○首藤委員 いや、大臣、そこは違うんですよ。私はたまたま教育という話をしていますけれども、それは、小学生がというんじゃなくて、例えば全公務員がこの問題をよく知っていないといけない。緊急事態というのは全公務員が対応するわけですよ。ですから、具体的なプログラム、これはこの今回の一連の...全文を見る
○首藤委員 いや、それは違うんじゃないですか。これはもう本当に、今度有事になれば、警察官は最前線に立つんですよ。そこで、例えば戦闘になった場合、捕虜を扱ったり、あるいは非戦闘員、あるいはその捕虜に実は敵側に協力するという人も出てきたりする、あるいはこれを機会に何か犯罪をやったりす...全文を見る
○首藤委員 ですから、今まではほとんど教育も普及も進んでいないということがわかると思うんですね。  ジュネーブ条約に加盟して国内法をつくっていくわけですが、今回、ジュネーブ条約の第二議定書に加盟するんですけれども、その部分の国内法は用意されていないように見受けられますけれども、...全文を見る
○首藤委員 いや、それはちょっとおかしいんじゃないですか。そうなったら、第一議定書だって関連している法律はたくさんありますよ。わざわざ第二議定書を外す、国内法をつくらないのはおかしいんじゃないですか。外務大臣、いかがですか。
○首藤委員 ジュネーブ条約というのは、非常に重要なことは、一括の七法案三条約の中の重要な法案であります、米軍との協力関係において非常に重要なんですね。  というのは、これはもう御存じのとおり、日本が敗戦後一時期、日本は自然権的な自衛権までも放棄しなければいけない、あるいは放棄す...全文を見る
○首藤委員 いや、大臣、そういうごまかしは許されないんですよ、実際のこの法案において。  一緒に共同歩調をとっていく。では、あるものがあって、それを撃て撃てと言うか、あるいはあれは撃っちゃいけませんと言うか、お互いにどうやって調整するんですか。そこで会議を開いて調整するわけには...全文を見る
○首藤委員 ここは私は、もう避けて通れないところ、一番大事なところだと思いますよ。実際に、この法律の中で最も難しいところかもしれない。違う要素があるんですよ、違う系なんですよ、違う体系なんですよ。ハーグ陸戦協定から来て、そしてジュネーブ条約になって、これは人道条約になってきている...全文を見る
○首藤委員 さて、本当にこの法案というのは、私は難しい。代表質問の中で、こんな、七法案三条約を一遍に出すのは神を恐れぬ行為だというふうに言わせていただきました。本当に私自身も、これは専門家でないからいろいろ勉強させていただいていますし、毎日毎日少しずつ進歩してきたという、自分でも...全文を見る
○首藤委員 いや、内閣法制局長官、それは詭弁ですよ、あなたらしくない。  恐らく、それはまだ法律の空白部分なのかもしれない、討議されていない部分かもしれない。しかし、災害が起こるというのは、例えばそれは長崎の雲仙岳でもそうですが、局所的であり、一部的であり、一過性のものですよ。...全文を見る
○首藤委員 おっしゃるとおりです。だから、これは、国家緊急権の発動ということは定義されていないんですよ、憲法では。だから、憲法の範囲内でやるしかない。しかし一方、必要としているのは国家緊急権なんです、何らかの形での。まさにそこで必要とされるのは、非常大権、プーボワールエクセプシオ...全文を見る
05月11日第159回国会 衆議院 武力攻撃事態等への対処に関する特別委員会 第13号
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○首藤委員 民主党の首藤信彦です。  委員長、そして委員の皆さん、私たちはずっと、三十数時間、議論を続けているわけですけれども、私は、この法律、七件の法律そして三件の条約ですけれども、本当に重要な法律だ、そういうふうに思います。そして、そのことは、今私たちが生きているこの地球の...全文を見る
○首藤委員 外務大臣、私、常々不思議に思うんですけれども、外務大臣は、承知をしておりますとおっしゃいますよね。それで、報道である、確認中であると。もう何年もそういうことをお聞きしているわけですけれども、イラクではなくて、例えばコンゴの山の中で起こったとか、あるいは我々が全然関係な...全文を見る
○首藤委員 皆さん、これをお聞きになってどう思いますか。それは、この対応をどうするかはともかく、一体何が起こっているのか、私たち、外務省がありながら、そして六百名の自衛隊を派遣して、そして、ひょっとしたらこのことがサマワの大暴動のきっかけとなるかもしれない、そうした大きな問題、国...全文を見る
○首藤委員 いや、私は、今何をおっしゃっているのかわかりませんが、それはプロトコールの話をされているんだと思うんですけれども、そうではないんですよ。  我が国の若者の命がかかっている情報というものは、別にオランダ軍に確認しなくたって、それはイギリス軍に確認したらどうですか。治安...全文を見る
○首藤委員 皆さん、どうお考えですか。これは、私たちの六百人の若者を送り出している、そこにおいて、ありとあらゆる情報を探って、ありとあらゆるつてを探って、そして、この六百人の若者の安全と日本の名誉が守れるかどうか、そのために一瞬一秒を争って情報を集めてくるのが当然じゃないでしょう...全文を見る
○首藤委員 私は、それはもう本当に間違っていることだと思いますね。  ですから、私たちの若者が、私たちの自衛隊がそこに行っているわけですよ。それで、確かに小さな事件かもしれない。しかし、すべての大事件は小さな事件から始まりますよ。本当に、小さな事件があって、何だ、こんなことがあ...全文を見る
○首藤委員 防衛庁長官、これはお互いによくお互いの知識のレベルは知っていますよ。それで、皆さん御存じだと思うけれども、軍隊というのは、あなたが何度も繰り返してきたように、自己完結性なんですよ、自己完結性。要するに、どこにあってもすべてのことがある、食糧もある、水もある、活動もでき...全文を見る
○首藤委員 これを常識的とか良識的と言うのはとんでもないことですよ。そういうことをおっしゃるなら結構ですよ。  では、未確認情報ABCDEと言ってください。その中、どれか、それでいいですよ。だから、それはオランダにもメンツがあるとか、国家間の関係があるからそういうことは言えない...全文を見る
○首藤委員 いや、大臣、手のうちを明かせないんじゃなくて、手のうちがないんですよ。そうでしょう。自衛隊はそういうことをやっちゃいけないんでしょう。どうですか。例えば索敵のために、偵察のために兵を送ってこの状況を確認できるか。今の自衛隊法じゃできないんでしょう。そうじゃないですか、...全文を見る
○首藤委員 この問題は、なぜこの委員会の冒頭に私が言ったかというと、大変大きな問題なんですよ。要するに、我々は、いろいろ、国際社会においても、あるいは日本に対する攻撃においても、明確な情報をシステム的にも現実的にも把握できないんですよ。できていないんですよ。それはもうどんなふうに...全文を見る
○首藤委員 ですから、それはもうきのうの時点で明らかだったわけですよ。それはジュネーブ条約違反だということは、アメリカの中でラムズフェルドの公聴会に関してもみんな言っているわけで、これはジュネーブ条約、人道法に対する違反であるということはだれが見ても明らかなんですね。それはジュネ...全文を見る
○首藤委員 外務大臣、それならどうすればあなたは承認するんですか。イラクへ行って、イラクの人たちが、イラク政府がCPAにこういうのがあったといって、それを報告されたら承諾されるわけですか。一体どういう形で承諾されるわけですか。現実に起こっていることは全部否定して、それが外交ルート...全文を見る
○首藤委員 この話をしてもしようがないですよ。こんなもの、確定的に何も正確に言えないということだけを綿々と聞くのが審議の場じゃないんですよ。ちゃんと、それは明確に断言して、これはジュネーブ違反でございますと言わなくたっていいけれども、そういうことに対してどういう見解をお持ちなのか...全文を見る
○首藤委員 このような問題は、私は、日米関係に非常に深い、悪い影響を与えると思うんですね。それだけじゃなくて、日本とアメリカの同盟関係にもひびが入ってくる問題だと私は思います。そして、信頼関係が失われてくる。  それと同時に、もっと恐ろしいのは、今、日本の軍隊というのはアメリカ...全文を見る
○首藤委員 その抗議が小泉総理のぶら下がりだというのは驚いてしまうんですが、どのような形で声明を出されたか。例えば、世界のリーダーがこの問題に関して厳しい声明を出しております。それから、同じように、例えばイスラエルで今のシャロン政権が行った暗殺や爆撃行為に関しても、日本政府はきち...全文を見る
○首藤委員 それでは、外務大臣、この拘束者に対する拷問ですけれども、これは、そこの看守などの個人犯罪、いろいろ名前も挙がっていますね、リンディー・イングランド上等兵とかそういう個人名も出ていますけれども、そういう個人の犯罪ととらえるか、あるいは、アメリカ国防省の、アメリカ軍の情報...全文を見る
○首藤委員 これは外務大臣も井上大臣も石破長官も聞いていただきたいんですけれども、これは軍の組織的な情報収集のための行動であるということはもう報告されているわけですよ。拘束者を眠らせない、裸にする。裸にするというのは、余り御存じないかもしれませんけれども、最初にやる。要するに、拘...全文を見る
○首藤委員 ぜひ、私の考え方をよく頭の中に入れておいて、こういう新しいやり方の援助こそが今のイラクの現状に必要だということを外務省の皆さんもちょっと考慮していただきたいと思うんですね。  この拷問というのは、このイラクだけではなくて、アフガニスタンにおいても、あるいはまたキュー...全文を見る
○首藤委員 そんな話はないですよ。軍事教範に、どこかに書いてあると、昔の何か文化大革命の紅衛兵みたいなことを言わないでください。何かあっても、とにかく赤い本を出して、ここに書いてある、ここに書いてある、中国の近代化もここに書いてある、世界革命もここにあると。何も書いていなくて、た...全文を見る
○首藤委員 そんな、外務省が軍事教範の内容をわからなかったら、今回の七法案三条約は成立しないですよ。米軍と共同して我が国を有事には守ろうという法律は成立しないですよ。  それで、今おっしゃった、必要以上の被害を与える武器の使用とか、あるいは軍事目標と民事目的の分離というのは、ア...全文を見る
○首藤委員 いや、質問に答えていただいていないですよ。ですから、それが憲法だと言うならば、ジュネーブ追加議定書第一だって憲法ですよ。あるいはジュネーブ条約だってそうでしょう。  ですから、どうやって今回の場合は——ジュネーブ第二議定書に盛られた紛争地というのは、昔のように国家と...全文を見る
○首藤委員 いや、世界の中で、井上大臣がお知りになっている世界史の中で、ある一つの国を共同して守るときに、外国軍は勝手にやる、日本軍は勝手にやる、もちろん相互調整する、そんなことで祖国が防衛できたことが世界史の中にありますか。どうするんですか。  本当に自信を持って、有事があっ...全文を見る
○首藤委員 何か、会社が合併したときに人事部が二つあるような世界の話をされているわけですけれども、戦場はそうじゃないわけですよ。戦場というのは、もう本当にチェーン・オブ・コマンド、一本のコマンドの列がびしっといくんですよ。両方、二つあって調整するなんということはないんですよ。閣僚...全文を見る
○首藤委員 今、井上大臣、訓練とかその他いろいろやりながら調整をしていくという話がありましたけれども、今やっているのは訓練ですよ。訓練は日本海の周辺でやっていたりするわけですね。第七艦隊とか、いろいろあるわけですね。では、日本の防衛庁の海幕長が指揮権を持ってやっておられるんですか...全文を見る
○首藤委員 私は、いろいろこの法律を勉強するに当たって、外国の軍隊が駐留しているということの重みをつくづく感じたわけですよ。  例えばカナダ、これはもうアメリカべったり、すべてがアメリカに依存しているような国ですよ。しかし、カナダはアメリカ軍を駐留させていないんですよ。カナダに...全文を見る
○首藤委員 だから、井上大臣、私がなぜ最初から捕虜の問題をやっているか、ジュネーブ条約の対応を考えているかということは、そういうことなんですよ。よろしいですか。  アメリカは独自の考え方をやっていて、ジュネーブ四条約第一議定書、第二議定書も入らない。国際刑事裁判所にも参加しない...全文を見る
○首藤委員 いや、それは違うわけですね。  先ほどから防衛庁長官もおっしゃっているとおり、前から言っておられるように、軍隊というのは自己完結性なんですね。法律も含めて一つのシステムなんですよ。その違う二つのシステムがこの日本で、一つの例えば外部からの攻撃に対して二つのシステムが...全文を見る
○首藤委員 いや、それは、そういうふうに言われるともう言葉が出ないわけですが、そんなことってあり得ないわけですよ。平時に役立つものは戦時でも役立つ、そういうふうに言われてしまうと。それはおっしゃるのは勝手ですよ。それは答弁者でおっしゃるのは勝手でございますけれども、そんなことって...全文を見る
○首藤委員 では、テーマを少しずらしますけれども、私は、今の社会の動きを見ていて、国際化の状況を見ていて、なぜこのジュネーブ四条約、そしてそれに追加議定書が出てきているかというと、もう国家概念から人間概念に移ってきているわけですよ。  ジュネーブ四条約第一、第二議定書、恐らく、...全文を見る
○首藤委員 ですから、委員長、これも、先ほどの理事会で問題になりましたけれども、結局、回答が漠として、後世の評価に耐えられるものじゃないわけですよ。ですから、そうしたものでこの問題を論議していても、本当にこんなことで法律を通していいのかどうかと思うわけですが、こういうような状況と...全文を見る
○首藤委員 やはりそれは連邦制だからですね。恐らくは、連邦制であると同時に国会に非常な権限が与えられている。それが回答だと思うんですよ。  ですから、日本においても、総理大臣というものが憲法上において元首としての明確な位置が明記されていない以上、その緊急大権というものに関して、...全文を見る
○首藤委員 ですから、民主党は、基本法というものに非常に大きな重要なものがあると。憲法改正はいろいろな問題がございます。ですからこそ、目前に迫ってきているこの危機、そして、その可能性に対して、基本法でそれを書いていこうということがやはり重要なんだと思うんですね。  ですから、こ...全文を見る
05月19日第159回国会 衆議院 武力攻撃事態等への対処に関する特別委員会 第17号
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○首藤委員 お答えいたします。  そこに政府の統一見解に盛られたいろいろな要素があるわけですが、そのいずれもが個別具体的な攻撃という形でいろいろな変化を遂げます。また、御存じのように、九・一一テロの前には、まさか民間航空機をハイジャックしてそれを爆弾として突入させるようなことは...全文を見る
○首藤委員 お答えいたします。  そうしたテロの攻撃に対する予知ということでございますが、それは、現時点でもさまざまなことが考えられております。  例えば、何らかの攻撃が行われるということは、今世界じゅうで飛び回っているEメール、それが急激にふえてきて、特定の言葉を使っている...全文を見る
○首藤委員 委員の質問にお答えいたします。  委員の御質問は、まさに的を射たものであると解しております。  しかし、現実に現在起こっているテロリズム、そしてその具体例を見ますと、その都度その都度進化してきて、その都度、今まで警察あるいは軍隊において防備を考えていた以上のことが...全文を見る
○首藤委員 お答えします。  今の現状において、その質問の意味は必ずしも明快ではございませんが、将来的には、そういうような脅威に対して、やはり自衛隊がそれなりの行動をとるということは十分考えられるところであります。ただし、今回の我々の修正案の中においては、そこまでは想定していな...全文を見る
○首藤委員 委員の御質問にお答えいたします。  武力攻撃、それからテロ、それから大規模災害あるいは大規模事故、こうしたものが大規模な被害を国民にもたらすという点においては同じようなものがあるということはおわかりだと思います。  また、現実に起こった事例を考えれば、例えば九・一...全文を見る
○首藤委員 委員にお答えいたします。  民主党がそれを作成した時点と現在の時点とは、かなりまた政治情勢が変わっていると思いますけれども、そうした状態においても、私たちもきっちりと対応していかなければいけないというふうに考えています。  周辺事態に関しては、周辺事態がより大規模...全文を見る
○首藤委員 お答えいたします。  委員の御質問、まことにごもっともなところもあると思うんですね。このような状態において、果たして、自衛隊の活動ばかりが大きくなってくるのではないかという御質問でございますが、それにはもちろん、当然のことながら自衛隊法の法的な縛りがある、それから、...全文を見る
05月20日第159回国会 衆議院 武力攻撃事態等への対処に関する特別委員会 第18号
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○首藤委員 民主党の首藤信彦です。  私は、民主党・無所属クラブを代表いたしまして、民主党が自由民主党、公明党の与党二党と共同提案した、武力攻撃事態等における国民の保護のための措置に関する法律案及び武力攻撃事態等における特定公共施設等の利用に関する法律案に対する修正案に、遺憾な...全文を見る
05月27日第159回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会 第13号
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○首藤委員 民主党の首藤信彦です。  イラクにおいて、私たちの同胞であり日本国を代表する外交官のすぐれた二人がティクリートの近くにおいて何者ともわからぬ者に銃撃され命を落とすという事件がございました。それが何ときのうや先週のことではなくもう半年前であるという、その厳粛な事実に愕...全文を見る
○首藤委員 それでは、政府参考人にもう一度お聞きします。  先ほど私が示したように、車の中から右の側方、あるいはまして右の後方に向かって、どういう形で、どういう状況で、どういう銃だったら撃てるとお思いでしょうか。それは科学的捜査として当然そのことは実験し、あるいは考察していると...全文を見る
○首藤委員 警察として、こういうテレビが入っている公開の場で言うことは難しい、その立場はわかる。しかし、やはり、日本にだってカラシニコフはあります。同じような状況で、どうして、この銃で果たして側方あるいは後方に向かって撃てるのか、あるいは、後方に向かって車高の低い車からカンガルー...全文を見る
○首藤委員 いや、これは、委員長、そして理事の皆さん、ぜひ聞いてください。これは、我が国の貴重な貴重な専門家が理由もなく殺され、そして、その真犯人も捕まらない。そして、今、捜査に支障があると。半年たって何ですか。これからどういう新しい情報が出てきますか。その半年の間に、もしそれを...全文を見る
○首藤委員 この報告書、驚くことがありますが、重要なことに関して触れてないんですね。例えば、重要なことというのは、警察が直後に見た後、薬きょうがなかった。どうして薬きょうがないのか。この銃は、ここから、右側から薬きょうを排出するんですよ。それで、パンパンパンパンと物すごい勢いで飛...全文を見る
○首藤委員 それでは、特定しないでいいです。このハッサン・フセインさんというのは、AからHの中におられますか、おられませんか。もしおられなかったら、どうしてハッサン・フセインさんをこのAからHまでから抜いて脚注に回したんでしょうか。いかがでしょうか。
○首藤委員 全然答えていないよね。どうしてそういうのをごまかすのか。  だから、もう一度、委員長にお願いします。  この報告書に込められた、インタビューした記事も、内容をきっちりと私たちに公開していただきたい。それでなければ、この点はもう限りなく米軍誤射説であるということを、...全文を見る
10月28日第161回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会 第2号
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○首藤委員 民主党の首藤信彦です。  まず、アフガニスタンの問題です。特に、テロ特措法の基本計画の変更について質問したいと思います。  先ほど防衛庁長官から、アフガニスタンはかなり平和になりつつある、かつてのような、タリバン、アルカイダがばっこするような世界から、だんだんと、...全文を見る
○首藤委員 ISAFは、成立してから数十名死んでいる。私の求めたのは、最近にどれだけこれが減っているのかふえているのかということですよ。そんな数字が公表できない、とんでもない話じゃないですか。では、こんな基本計画の延長なんかできませんよ、そうじゃないですか。成果が全く上がっていな...全文を見る
○首藤委員 私は、これではアフガニスタンへの、あるいはテロ特措法への我が国の貢献はできません、はっきり言って。当たり前じゃないですか。こんな、防衛庁長官が数字を知らないというのじゃしようがないじゃないですか。目隠ししてアフガニスタンを走り回ってこいというんですか。その数字がなかっ...全文を見る
○首藤委員 防衛庁長官、随分ばかにした話じゃないですか。私たちは何のために血税を、ただいま同僚委員も、新潟における地震の、本当に、おにぎりがない、紙おむつがない、水がない、この寒さの中で震えているというときに、ガソリンだけだって百四十三億、船舶のC重油もいろいろ含めて百四十三億使...全文を見る
○首藤委員 あなた、ちょっと防衛庁長官、長官としてこれは失格ですよ。防衛というのは、この中から防衛庁長官が出るかもしれないけれども、正確じゃなきゃいけない。そうでしょう。物すごく正確でなきゃ。防衛というのは、本当に、弾の飛んでくるのがちょっと変わっただけで大変な問題になるんですよ...全文を見る
○首藤委員 いやいや、インド洋に含むんじゃないでしょう。インド洋及びペルシャ湾でしょう。  インド洋というのは、では、地理学者を呼んで参考人質疑しましょうか。インド洋にペルシャ湾を含むのなら大変な問題ですよ、それは地理学上の。(発言する者あり)いやいや、違うんでしょう。違うのな...全文を見る
○首藤委員 その今の活動の中で一体何をしているかというと、そこでずっと待っておられるわけですよ。それで、もう既に、かつて三隻あるいは場合によっては四隻体制で船舶に給油した、その十分の一、二千キロリットルしか場合によっては一カ月に給油していないという程度なんですよ。ですから、そこで...全文を見る
○首藤委員 さて、給油をしているんですけれども、その船舶はインド洋にある。それは何のためかというと、アルカイダのメンバーやタリバンが逃げてくるのを拘束するんですね。  それでは、お聞きします。  この三年間で、アルカイダのメンバーを何人、特にタリバンのメンバーを何人拘束したの...全文を見る
○首藤委員 いや、答えていないですよ。外務大臣、しっかり答えてください。  海上行動によって、私たちが直接百四十三億の石油代を出すことによって、一体何人のアルカイダ、何人のタリバンを拘束することができましたでしょうか。いかがでしょうか。
○首藤委員 委員長も、各委員も、恐らく国民の皆さんも、これが実態だとおわかりになったと思います。  数があれば、百人とか二百人あれば、だれでも公開しますよ。要するに、何もないんですよ。外務省が、一生懸命我々がつっついて出てきた数字が、この間ダウ船の密輸船をつかまえて麻薬が発見さ...全文を見る
○首藤委員 本当に無能無策の外務省としか言いようがないですよ。本当に、我が国の名誉を守るために全力を尽くしていただきたいと切に切にお願いします。  最後に、サマワにある自衛隊に対してロケット砲が撃たれた。これは、防衛庁長官、余り軍事知識ないかもしれませんが、迫撃砲とロケット砲は...全文を見る
○首藤委員 時間終わりましたけれども、今の防衛庁長官のはひどい。これで私たちの若者を送るわけにはいかない。そんな、秘密のことはそうです。どこに秘密基地をつくるとか、あるいはコンクリートの厚さを何メートルにするなど言う必要はないんですよ。どういう防御をするかということをしっかりやら...全文を見る
10月29日第161回国会 衆議院 本会議 第6号
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○首藤信彦君 首藤信彦です。民主党・無所属クラブを代表し、ただいま趣旨説明のございました経済上の連携の強化に関する日本国とメキシコ合衆国との間の協定について質問いたします。(拍手)  それに先立ち、昨今の台風、そして新潟を襲った地震によって被災されている皆様に心からお悔やみとお...全文を見る
○首藤信彦君(続) 最後に、官房長官にお聞きします。  今回のメキシコEPAは、これまでのような貿易概念ではなく、日本国内市場の根本的な自由化、農業のみならず石油化学産業などの日本が比較劣位にある産業分野における大規模な構造調整が必要なことが明らかになりました。それには、各省庁...全文を見る
11月01日第161回国会 衆議院 外務委員会 第2号
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○首藤委員 民主党の首藤信彦です。  イラクで、日本の若者が、香田証生さんがお亡くなりになった、本当に心からお悔やみ申し上げます。  私は、長年この地域でもいろいろ活動してきまして、今この時点でイラクへ入られる、そのことは本当に無謀であった、私はそれはそう思います。特に、大統...全文を見る
○首藤委員 そもそも私は、いや、私だけじゃなくてすべての委員の諸君、やはり今本当に国民が思っているのは、一体、小泉さんはこの問題に対してどう責任をとるのかということなんですよ。ですから、当然、小泉首相に対して、やはり出てきて委員会で発言してほしい。我が党の岡田代表もそういうふうに...全文を見る
○首藤委員 外務大臣、より詳しい時間を御存じだと思いますので、お願いします。
○首藤委員 ここに朝日新聞の記事があります。ここに何と書いてあるか。現地時間の三十日午後七時、病院の前で発見された。現地時間の午後七時、日本時間の午前一時、そういう時間なんですよね。  こうした、今二時間のおくれがありましたけれども、結局、随分早い時間に見つかっているんじゃない...全文を見る
○首藤委員 いや、それは病院のそばで発見されて、救急医療職員が発見したということですよね。ですから、そこで発見されたのは、死亡時間というのをはっきり知っているわけですよ。だから、そうしたことを、発見された時間をはっきり把握して、一体そのときに我々はどう対応していたのか、もう一度よ...全文を見る
○首藤委員 外務大臣、それをごく当たり前のようにおっしゃいますけれども、当たり前じゃないんですよ。アラブの社会においては、もう本当に身元の不確かな人間というのは、それは幾つも警察機関があって、さらに民間のいろいろな組織があって、もうありとあらゆるところで見張っているんですよ。です...全文を見る
○首藤委員 いや、そうおっしゃいますけれども、例えば、恐らく自分で車で行ったことはないんでしょうが、実際、出発してから国境まで八時間もかかるんですよ。それから、定期バスでもずっと並べられるから、二時間ぐらいそこでとどめ置かれたりするわけですね。それから、一応は国境のチェックがある...全文を見る
○首藤委員 いや、これは今回だけじゃないんですよ。前回の四月の事件もそうだし、そういうことがあれば早く察知して、そしてきちっと説得なら説得して、あるいは行かないようにいろいろなことを、現地の情報、それから今はやめてくださいと、今はやめてくださいということだって言えるわけですよ。 ...全文を見る
○首藤委員 今回の問題の大きな問題は、やはりそうした不明な点が非常に多い。特に、今後の、発生した事件に関して、例えば……(発言する者あり)いや、余計な、大臣、余計なコメントをしないでください。しているのは今これからの質問ですから。情報が非常に錯綜して、国民にも非常に不安感を与えた...全文を見る
○首藤委員 いや、外務大臣、ずるずると話を延ばさないで、いいかげんなことを言わないでくださいよ。私が聞いているのは、現地で、現地でどうして、日本の指紋をどうして送らなかったかと。日本から指紋を送っていれば、現地の米軍の兵士も見て、あ、これは違うわとすぐわかるわけですよ。どうしてそ...全文を見る
○首藤委員 私はなぜこういう質問をしているかというと、外務大臣、こういうことなんですよ。日本とアメリカの情報の共有体制は何なんだろう、日本がアメリカに本当に頼んでいることは何なんだろうということですよ。要するにこういう状況というのは、アメリカ軍が必死になって、香田証生さんの解放を...全文を見る
○首藤委員 いや、だから、きっちりできていなかったから、実際の見つけた人の死体のアイデンティフィケーションができなかったわけですよ。だから、どういう人でどういう情報を持っているか。例えば、普通、解放に行くときはきちっとその人のことを教えるんですよ。その解放した人間が本当にターゲッ...全文を見る
○首藤委員 いや、お言葉ですが、まさにそれこそ日本の外交の現場の事実だということを今もう一度確認させていただきますよ。  ヨルダンでこういうことがありました。では、今、例えばシリアやイランやあるいはクウェートや、そういうところではどのような体制を現在とっておられますか。質問通告...全文を見る
○首藤委員 だから、そんな、大使館にビザを下さいという人に、それは発給するときにいろいろコメントするのは当たり前なんですよ。今回のように、一般の出稼ぎの労働者などに紛れて入ってくる人たち、それがやはり問題になるわけでしょう。しかし、いずれにせよ結果は同じなんですよ。結果は同じよう...全文を見る
○首藤委員 時間がもうなくなりましたけれども、町村外務大臣、それはデジャビューの世界ですよ。全く同じことを前もおっしゃったんですよ。それはもう数少ない自衛隊と、あと数少ない自衛隊とくっついているジャーナリストしかいません、だから安全、もうこういう危険は起こらない。しかし、現実には...全文を見る
11月02日第161回国会 衆議院 外務委員会 第3号
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○首藤委員 民主党の首藤信彦です。  きょうは、メキシコの、まずメキシコのEPAの問題について、外務大臣に基本的なところ、特に今後のEPAの展開や日本のグランドデザインについて、まずお聞きしていきたいと思っています。  本会議でも質問させていただきましたが、どうもこの経済連携...全文を見る
○首藤委員 逢沢副大臣で結構ですけれども、そういうお話を聞くと、では結局もう満点だ、百点満点、もうすばらしいことばかりで、伸びて伸びて伸びて、いいことばかりだった、ほら見てごらんなさいという気持ちはないわけではないんですけれども、質問の内容はそういうものじゃなくて、やっぱり常にバ...全文を見る
○首藤委員 外務大臣、今お聞きになったように、このEPA、二年間やってみて、ならし運転期間、日本としては非常にいいスタートを切った、そういうふうに私も思いますよね。  実は私、このEPA問題というのはかなり古くからやっておりまして、実は十数年前はこの問題の研究者だったんですね。...全文を見る
○首藤委員 今回のメキシコのEPAで、大変やはり一番最大の問題はアメリカの存在だと思うんですよ。メキシコというよりも、その後ろについているアメリカという巨大な貿易力、政治力、そして軍事力を持った国の影というものが私は本当にちらつくわけですが、やはりNAFTAの主要国と日本がEPA...全文を見る
○首藤委員 町村大臣はさすがやはり経済産業に身を置いていたことから、こちらも落ちついて安心して質問できますけれども。答えも的確に戻ってくると私も思うんですけれども。やはり今、アメリカという非常に大きな巨大なリスクについて御質問したんですが、同様に、アジアへのアプローチ、これをどう...全文を見る
○首藤委員 そうした外務大臣の将来展望についてお聞きしたわけですが、そこで問題になるのは、世界じゅうがやたらとFTA、EPAが出てきて交通整理ができなくなってきているというところで、このたび外務大臣がチリに行かれて、そこでAPECの会議があるわけですが、そこでFTAをある意味で整...全文を見る
○首藤委員 次に、もう一つ外務大臣に、外務省としての大きな取り組みについてお聞きしたいわけです。  最近、アメリカのシアトルにある歩兵第一師団が司令部を座間に移すという話がありました。これは、ここに中谷さんがおられますけれども、いわゆるブラック構想の中の一部で、大きくリアライン...全文を見る
○首藤委員 私は神奈川出身で、神奈川県民、横浜市民を代表しているわけですが、私は、こんな話がそもそも出てきたことが大変不快である、そういうふうに思っています。  やはりまず第一に、冷戦後世界、もう冷戦構造が崩壊してから十年以上たちましたが、その世界観をどうするのか。急に、不安定...全文を見る
○首藤委員 そういうことが国民に対して軍というものの信用を失わせているんですよ。  アメリカを見てみなさい。全部公開していますよ。第二次大戦だって、アメリカが隠した情報は二つしかない。マンハッタン計画と山本五十六の撃墜ですよ。あとはみんな公開しているんですよ。アメリカの船舶の造...全文を見る
○首藤委員 そういう無責任な、一体何の根拠があってそういう可能性が全くない、一〇〇%ないと言えるんですか。その根拠を示してください。
○首藤委員 全く理解できませんね。国民とともにある自衛隊ですよ。サマワだって、やっているのは軍事行動じゃない。これは支援活動なんですよ、経済活動なんですよ。経済支援活動のために行っているんですよ。国民が理解できなかったら、この自衛隊の派遣だってとまるんですよ。  ですから、国民...全文を見る