首藤信彦

すとうのぶひこ



当選回数回

首藤信彦の2005年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月23日第162回国会 衆議院 外務委員会 第1号
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○首藤委員 民主党の首藤信彦です。  きょうは、今国会の外務委員会における最初の質問ということなんですけれども、質問の冒頭から、自民党の方から町村外務大臣に対して、世界一の外務大臣であるかのようなすばらしい賛辞が延々とありまして、私も隣で聞いていて、体じゅうがかゆくてしようがな...全文を見る
○首藤委員 外務大臣、それは違うんですよ。わかっておっしゃっておられるんだと思いますけれども。  これは、例えばコンドリーザ・ライス新国務長官。例えば町村・ライス会談でそういうことをおっしゃったら、ああ、そうだろうな、そういうこともあろうなと思いますよ。しかし、これは2プラス2...全文を見る
○首藤委員 おっしゃることは、それはどこかフィジーの外務大臣がおっしゃる、あるいはどこかモロッコの外務大臣がおっしゃるなら、それはそうですよ、これと余り直接関係ないわけですから。確かに、そのように客観的に言われることはそのとおりだと思います。  しかし、我が国に隣接する地域にお...全文を見る
○首藤委員 それが恐らく今おっしゃった、町村大臣がいやそうじゃないと心の中ではお思いになっていることだと思いますよ。それは確かに、韓国と日本との間の話と、今の緊張関係があり、核があり、ミサイルがあり、具体的に脅威がある中において課題を抱えて、アメリカで2プラス2で会って声明を出し...全文を見る
○首藤委員 今の説明のとおりだというふうに信じたいと思います。  もう一つ、神奈川に関しては、外務大臣、課題を抱えていかれたと思うんですね。それは、横須賀の基地の問題ですけれども、そこで今までのキティーホーク、通常型空母を原子力空母にかえるという話が唐突に出てきた。もちろん、通...全文を見る
○首藤委員 ありがとうございました。  ただ、一言だけ言わせていただきますけれども、それはアメリカ政府が決定して日本に押しつけることじゃないんですよ。それは、日本の私たちが、これはこれでなきゃだめ、これでなかったらもうだめというふうに言うような問題だということを、もう一言つけ加...全文を見る
○首藤委員 外務大臣、そのとおりです。その解釈を変えないように、政府が変えないことを切に望みます。  ただ、一つここで危惧されるのは、例えばイラクに関しても、サマワにおけるオランダ軍の撤退のかわりという形でイギリス軍が入り、さらにオーストラリア軍が入ってまいりました。これは今ま...全文を見る
○首藤委員 外務大臣、今警察という話がございましたね。警察の科学鑑定も頼んだと。しかし、論文を精査していただければわかると思いますけれども、警察は、白骨化した遺体のDNA鑑定、さらに火葬された白骨のDNA鑑定に関しては、非常に否定的な論文を幾つも書いておられますね。ですから、警察...全文を見る
○首藤委員 いや、誤解していただきたくないんですけれども、それは全然違いますよ。  だから、要するにそれは、いろいろやっていった方がいいわけですよ。人々の交流という点では、まさにこの2プラス2で書かれた、平和的な統一という点には一番いいわけですよ。しかし、それと、一方では制裁を...全文を見る
○首藤委員 時間が来ましたのでもう質問しませんから。  外務大臣、違うんですよ。例えば、オランダは撤退できます。それはなぜかというと、オランダは治安維持で来ているんですよ。ですから、選挙がされ、移行政権が生まれ、移行政権が治安維持を担えば、それは撤退できるんですよ。しかし、我が...全文を見る
02月28日第162回国会 衆議院 予算委員会第五分科会 第2号
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○首藤分科員 民主党の首藤信彦です。  きょうは、尾辻厚生労働大臣に、現在の日本の社会の大きな深刻な問題である少子化の問題と、それから、それと一見関係ないようですけれども、やはり非常に大きな問題を抱えている日本の作業所の発展の状況について質問させていただきたいと思います。  ...全文を見る
○首藤分科員 大臣、大変うまく三つにまとめていただきましたけれども、ですから、やはり少子化というのは、一つは、女性が子供を産みたがらないという心理的な状況と、あるいはそういう状況に追い込んできた客観的な構造というものがある、私もそのように思うんですね。  そこで、どのように改善...全文を見る
○首藤分科員 私は、政治家になる前は大学の教授をしていたんですが、そうした学生が、今、子育て世代にまさになっているんですね。  いろいろな話を聞きますと、例えば、せっかくキャリアを持っていても、立派なキャリアを持った、君、いいところへ勤めたね、君みたいな人は必ず、女性の話ですけ...全文を見る
○首藤分科員 ですから、大臣、やはりこれは社会の動きに対して厚生労働省としての取り組みが余りにも遅いと言わざるを得ないと思うんですよ。  それから、現実に、今は、ビジネスの方ではグローバル化といって、もう二十四時間働いていかなきゃいけない。こういうような状況に対して、まだ今まで...全文を見る
○首藤分科員 大臣おっしゃるとおりだと思うんですね。それは方向性としては私も同感するところがあります。ですから、これから、今までのような大規模組織とか大規模な対策、あるいは均一な対策とかいうのではなくて、やはり個別具体的で、小規模で、小組織で対応していくということが本当に方向性と...全文を見る
○首藤分科員 よくわかりました。  そういう方向で、ぜひ積極果敢に進めていただきたいと思うんです。  しかし、大臣、私は長年、経済学と経営学などを教えていたんですけれども、つくづく思うのは、そういう作業所を回って、いろいろな方がいろいろな努力をされていろいろなものをつくってお...全文を見る
○首藤分科員 ありがとうございます。  ぜひ考えていただいて、やはりある意味で、こういうところにも経験を持った女性とか、そういうある意味で資格にもなるテーマだと思うんですよね。ですから、いろいろな取り組みでぜひ進めていただきたいと思うんです。  同じように、知的障害の方など、...全文を見る
○首藤分科員 大臣、本当に進めていっていただきたいと思います。これは壮烈な社会的な実験であると同時に、社会的な革新だと思うんですよね。ですから、スピードアップしてぜひ進めていただいて、もし来年同じような機会で質問することがありましたら、大臣よくやっていただいた、そういうふうにぜひ...全文を見る
○首藤分科員 時間が来ましたので終わりますが、大臣、ぜひ積極果敢に進めていただきたいと思います。どうもありがとうございました。
03月30日第162回国会 衆議院 外務委員会 第4号
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○首藤委員 おはようございます。  きょうは、町村大臣、大きな問題ということで、米軍の基地再編成の問題からお聞きしたいと思うんですね。  この米軍基地の再編成の問題ですけれども、最近、二十八日に関係都道県知事と懇談をされたということでありました。これは都道県知事の方も大変緊張...全文を見る
○首藤委員 それでは大臣、今のお話だと、網羅的にいろいろ関係する箇所の、基地のある県の知事さんと懇談された、そこで話されたのは2プラス2の会談の内容の説明であった、こういうふうに解するわけですが、2プラス2の会談内容に関しては、その直後に行われた外務委員会で、私自身も一体どういう...全文を見る
○首藤委員 いや、大臣、それはちょっと私は驚いたんですけれども、戦略目標について一致したというお話をされましたね。そんな話は今まで聞いたことがないですよ。どういう戦略目標について一致されたんでしょうか。いかがでしょうか。
○首藤委員 ということは、アメリカとグローバルな戦略目標についてもう合意した、そのように解してよろしいですか、外務大臣。
○首藤委員 ということは、合意されて発表された分のところだけには戦略目標として合意したということでございますね。  私がちょっと聞いて驚いたのは、グローバルな、アメリカがいろいろ考えていることに、戦略目標に全部合意したのかと思って驚いたわけですが、そこのところは私もちょっと驚い...全文を見る
○首藤委員 町村大臣、ありがとうございました。問題が明確になりました。  ですから、結局、大臣は2プラス2でそういう具体的な名前を話さなかった、地名も話さなかった、具体的な部隊の展開も話さなかったと。しかし、今おっしゃったように、審議官級の議論が行われているということですね。こ...全文を見る
○首藤委員 外務大臣、結局、今、具体的な地域という話がありましたけれども、県知事さんに聞いてもしようがないんですよね。もちろんそれは、手続的には聞かなきゃいけない。しかし、例えば座間キャンプの問題であれば、大和市、座間市、相模原市と、本当に直結する広域の自治体が関係してきて、それ...全文を見る
○首藤委員 それは各自治体、いろいろ問題がありますから、大変なことがこれからあるんだと思いますけれども、そんな数カ月でとても済むような問題ではないと思います。  それよりもう一つ大きな問題は、例えば、米軍の陸軍第一軍団が座間へ来るとなると、これはもう皆さん御存じのとおり、第一軍...全文を見る
○首藤委員 いや、外務大臣、やはり小泉政権そのものが国民に対しての説明責任を果たしていないという意見が国民の中に非常に強いわけですけれども、外務大臣も全くそうですね。  この問題に関しては、報道は大したことないと否定されるかもしれませんけれども、例えば、外務省の中で条約局と北米...全文を見る
○首藤委員 外務大臣、大変ありがとうございました。問題がクリアになりました。  私たちは、第一軍団司令部が来るというと、やはりすべての、コマンドセンターを含め、司令部そのものが来るんじゃないかと思っていましたけれども、日米でやっている議論というのは、フォートルイスにある司令部の...全文を見る
○首藤委員 そういう話は我々はもう新聞でも何でも読んでいるわけですけれども。  では、何で障害になっているのかというと、それはやはり日本と北朝鮮との関係ですよね。障害になっているのは二国間の関係なんですよ。その二国間の関係のどこが起点かというと、それは昨年に外務省が派遣団を送っ...全文を見る
○首藤委員 違いますよ、外務大臣、これは日本の、あるいは東アジアの安全が絡むかもしれない大きな問題なんですよ。いろいろ緊張関係があって、もっと大きな深刻な問題になったとき、あるいは日本が国際社会で拉致問題を解決するために訴えて、その起点がどこにあるか論争になったとき、日本の態度と...全文を見る
○首藤委員 いや、局長、それはおかしいですよ。刑事訴訟法でこういうような手続で、例えば人の罪科が決まり、警察は柏に巨大な科学警察研究所、科警研を持っていて、にもかかわらず一私学の一講師がやっている研究機関が日本の最高水準というんだったら、それなら科警研は廃止したらいいじゃないです...全文を見る
○首藤委員 いや、外務大臣、今おっしゃった言葉はそっくりお返ししますよ。私は、こういうことを言えば、私のところにはたくさんの抗議メールが来て、いろいろな電話がかかってきて、大変な思いをしているんですよ。しかし、私は、日本の名誉のために、国会議員として真実を明らかにしなければいけな...全文を見る
04月15日第162回国会 衆議院 外務委員会 第5号
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○首藤委員 民主党の首藤信彦です。  きょうは、まず、政府提案の旅券法について質問をさせていただきます。  この法案の骨子はパスポート情報のIC化というところにあると思うんですけれども、問題は、いかなる情報をこのICチップに込めていくかというところにあると思うんですよ。生体情...全文を見る
○首藤委員 いや、それは官僚の方が作文されたんでしょうけれども、大臣は私の質問を聞いていらっしゃらないと思うんですよね。なぜ私が監視社会という概念を引用したのか。現代のポストモダン社会において個人情報を把握するということが、しかも部分情報を把握してそれを統合化していくことがどうい...全文を見る
○首藤委員 いや、外務大臣、最後の数行を読んでいただければいいんですよ。別に局長に同じ文章を読んでいただかなくたっていいんです。それは、外務大臣として、これだけの法律を出されるわけですから、これに関してどれだけ責任を持っておられるかということを御自身の口で、御自身の知識で語ってい...全文を見る
○首藤委員 いや、大臣、それは違いますよ。一つ一つの、一つや二つ新聞報道があった、それにコメントしない、結構ですよ。全部の新聞が、英字新聞も含めて、あるいは海外だったらもっと多く報道されているのに、それにコメントをしないというのはどういうことですか。さらに、参議院の公式の外交防衛...全文を見る
○首藤委員 私は、第一軍団司令部というものの性格を非常に気にしているわけですよ。そこから、これは今まで、今問題になっているストライカー旅団なんかを含んで、要するに緊急展開する、いわゆる一〇—三〇—三〇ですね。いわゆる緊急に展開して、緊急に引き揚げていく。ストライカー旅団なんかをも...全文を見る
○首藤委員 ともかくこの問題に関しては、もう時間がありませんけれども、ともかく開示していただいて、少なくともA案、B案、C案という形で外務委員会でしっかりと論議ができるようにしていただきたい。そうしなければ外務委員会はもう全く形骸化して意味がなくなる。外務委員会が意味がなくなるじ...全文を見る
○首藤委員 いや、瀬川局長、全然違いますよ。私は、もう本当に警察の方にこんな文句を言いたくないですよ。しかし、日本の警察がこんなことであったら、これはもう恥ずかしいと言わざるを得ないじゃないですか。  科学的検定とは御存じですか。一人がやっていい結果を出したってだめなんですよ。...全文を見る
○首藤委員 外務大臣、ありがとうございました。大いに期待をしております。  以上で質問を終わります。
05月12日第162回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会 第5号
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○首藤委員 民主党の首藤信彦です。  まず、イラクの現状について外務大臣にお聞きしたいと思います。  四月の二十八日にいよいよ移行政府が、事実上発足したといいますか、閣僚も調ってスタートしたと言われておるんですけれども、ところが、たった二週間ですね、二週間の間にさまざまなテロ...全文を見る
○首藤委員 今、その中でアメリカ軍が一体何をしているかという役割が話されていないわけですが、アメリカ軍の死者が今千五百名を超えまして、負傷者はもう大変な数になるわけですが、一方で、アメリカ軍は沖縄に大量に兵員が戻ってきたりしている。それから、私自身もことしの初めに中東を調査したと...全文を見る
○首藤委員 別に意地悪しているんじゃないですよ。しかし、長官、そんな漫画みたいなものを見て言わなくても、やはりそれぐらいの数字は頭の中に入れておいていただきたいと私は思うんですよ。  こういう状況で、結局、アメリカ軍も実際にはきちっと対応できていない、どんどんどんどん減っている...全文を見る
○首藤委員 大臣がおっしゃるとおりですよ。だから、かくも憲法制定プロセスというのはおくれているわけですよ。  ですから、私が質問しているのは、一体イラクがどうなるのかではなくて、それがゆっくり時間がかかるのは、それはゆっくり時間がかかるのもあるかもしれない。しかし、我が国の軍隊...全文を見る
○首藤委員 いや、外務大臣、私は、今目の前で起こっている齋藤昭彦さんの拘束事件、これは本当に、フランス語ではデジャビュという言葉がありますけれども、既視体験ですよ。前の高遠さんの事件、安田純平さんの事件、香田証生さんの事件、そのたびに、把握できなかった、把握できなかった、把握でき...全文を見る
○首藤委員 さて、齋藤さんを雇用していたHART GMSSCO、この会社は、新聞なんかを見ますと警備会社というふうになっています。しかし、本当に警備だけやっていたのかなというふうに私は疑問に思うんですね。  というのは、例えばこの代表は、元SAS出身のリチャード・ベテル卿ですよ...全文を見る
○首藤委員 実態はおいおい明らかになるし、齋藤さんがやっていたことも少しずつ明らかになるでしょう。  私は、この齋藤さんの話を、第一報を聞いたのは十日の頭ですけれども、すぐ頭に、十日の早朝に外務省の方を呼んでその情報を聞きました。私がその外務省の方に説明を求めたのは、齋藤さんは...全文を見る
○首藤委員 大野長官、ぼけた話はいいかげんにしてくださいよ。なぜそういうことを言うかというと、今は、国家の軍隊も民間の軍隊も、これはだんだんだんだんその垣根が近づいてきているわけですよ。世界では、有名なエグゼクティブ・アウトカムズという会社がそれを始めたわけですが、今現在、事実上...全文を見る
○首藤委員 余り関係ない話をされたのでちょっと時間がなくなりましたが、最後に、外務大臣、今、イタリアが、イタリアの副首相さんですか、それが、十二月にもうイタリアも兵を引く、国連のマンデートが切れる十二月に引くという話をされています。それは、十二月じゃ難しいかもしれないから、ちょっ...全文を見る
○首藤委員 それでは、慎重に検討をお願いします。以上で終わります。
05月18日第162回国会 衆議院 外務委員会 第8号
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○首藤委員 民主党の首藤信彦でございます。  今、日本の関係する外交問題で非常に重要な問題は国連改革だと思うんですね。ですから、国連改革の問題について、まず最初に質問させていただきたいと思います。  最近、外務省は、百二十二人の大使を世界じゅうから招聘しまして、そのうち百十六...全文を見る
○首藤委員 今、原則が重要で、それをもちろん守りながら、場合によっては修正もあり得べし、そういう御意見だったと思います。それは実務家として当然の御発言であったと思います。  そうなれば、原則を場合によっては変えることもある。それはなぜ変えるかといったら実利があるからですね。実利...全文を見る
○首藤委員 この場でそういうことしか言えない、そういうこともあるのかもしれませんが、私は小泉首相の歴史認識というものはやはり大変おかしいと思うんですね。また、外交手段というものが、外交目的、そしてその目的のために何を捨て、何を我慢し、そしてどのように迂回してそこに到達するか、そう...全文を見る
○首藤委員 ただいまの外務大臣のお話だと、第二次大戦でドイツが負けて、多くの戦死者があられるわけですが、その追悼と和解のための日に行ったということですね。  世界的にはこれは一般的に何と言われているかというと、これは対独勝利六十周年記念なんですよ。ナチス・ドイツの対独勝利の記念...全文を見る
○首藤委員 そうすると、本件は町村大臣に責任があるということですか。  今、大臣は和解という言葉をおっしゃいましたね。私は、随分長い間、NGOとして平和再建、和解に取り組んでまいりました。これは英語ではリコンシリエーションと言います。これは簡単に、和解というのは、ただみんなが手...全文を見る
○首藤委員 この件は後で外務省の中で調べていただいて、もしそうならば外務省のホームページを訂正していただきたいと思います。  それがあって小泉首相が行かれて、あるいはそれに対して町村大臣が覚悟を持ってアドバイスされた、それはそれでしようがないじゃないですか、責任はあなたの肩にあ...全文を見る
○首藤委員 質問がおわかりになっていないと思うんですけれども。  その段階は超えて、自衛隊と米軍の新たな役割分担を明記した共同文書を六月に策定、公表する段階に入っている、こういうことが各紙で報道されているんですね。それは記者の人がうまく聞き出したんだろう、だから一つ一つの記事に...全文を見る
○首藤委員 外務大臣、このことは、普天間の基地というのはいわゆる基地の再編、リアライメントといいますけれども、その一部なんですね。ある意味でハードウェアの分野で基地という施設をどうするかということなんですよ。  ところが、第一軍団の場合はだれも、何が来て住宅を建設するから騒音と...全文を見る
○首藤委員 そういうことを言われてなるほどと納得した時代もありました。それは、日本の身に迫る脅威というものをそれほど我々も強く感じていなかったときです。しかし、今はもう目の前に、そこにある危機なんですよ。そこにある危機に対して、いや、これは仮定の話ですから、まだ何も決まっていませ...全文を見る
○首藤委員 大臣、やはり本当に私たちに、安保論議というものが本当に国民生活に非常に間近なところにまで迫ってきていると思うんですよ。ですから、一部の軍事専門家が議論しているのじゃなくて、これは本当に私たちの市民生活に直結する問題になりつつあると思うんです。ですから、その点で、国民に...全文を見る
○首藤委員 時間が来ましたのでこれで終わりたいと思いますけれども、最後にイラク情勢について短くお聞きします。  日本の自衛隊出身の方が、国際的な民間軍事組織に参加されて、今イラクで武装勢力に拘束されている。現状はどうかということで、我が党の鳩山由紀夫ネクスト大臣がわざわざハート...全文を見る
○首藤委員 終わります。
06月29日第162回国会 衆議院 外務委員会 第10号
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○首藤委員 民主党の首藤信彦です。  まず最初に、イラク情勢について質問させていただきます。  イラクの政権が、アメリカを中心とする暫定統治当局といいますか施政当局、CPAから主権移譲を受けて、ちょうど一年たつわけですね。しかし、その間に、世界各地からといいますか、中東全域か...全文を見る
○首藤委員 大臣、それはちょっと私はがっかりしました。もうお疲れかもしれないので、そういう表現になるのかもしれませんが。  極端な楽観論もないかわりに極端な悲観論もないという話ですが、アメリカの議会を見てくださいよ。これはもうアメリカ軍も総撤退の可能性がある、いつまでに兵を引く...全文を見る
○首藤委員 町村大臣、もう精神訓話は結構ですよ。また文部大臣をおやりになったときに言っていただけばいいと思います。  今、本当に私たちが直面しているのは、今おっしゃった自衛隊の問題ですよね。自衛隊の派遣ということに関しては、国連の決議によれば、ことしの十二月十四日をもって切れる...全文を見る
○首藤委員 しっかり私の質問を聞いてお答え願えていないようですけれども、時間がないので次のテーマに行きます。  日本は、アメリカの戦略の一部に従って、アメリカの要請があれば残る、そういう形をとっているわけですが、そのアメリカの世界戦略というのは、いろいろな面で日本の基本的なもの...全文を見る
○首藤委員 外務大臣、その日米合意がないのは当たり前ですよね。合意した結果が出たら、では、それを拒否できますか。それを日本で本当に拒否できますか。それを地域で拒否できますか。そんなことはないでしょう。大変な問題でしょう。それは日米関係そのものに対する大変な影響力があるわけですよ。...全文を見る
○首藤委員 時間がなくなったのに、十分時間を使って説明していただいて、ありがとうございました。  そういうことが科学的に主張できるのであれば、それをぜひ、世界のレベルで、科学者のレベルで、法医学のレベルで、何ら批判を受けないようなレポートとしてきちっと出していただいて、それをも...全文を見る
07月13日第162回国会 衆議院 外務委員会 第12号
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○首藤委員 民主党の首藤信彦です。  大臣、きょうは、グレンイーグルズ・サミットに関して、特にアフリカに関して、日本の債権放棄の問題を中心としてお聞きしようかと思ったんですね。  ところが、きのう韓国で鄭東泳統一相が、世宗路で、韓国が今まで六者協議をつくるためにやってきた重大...全文を見る
○首藤委員 外務大臣がおっしゃるとおりだと思いますね。これは喫緊の課題であり、日本の安全あるいは東アジア全体の安全にとって、朝鮮半島の非核化というものが本当に重要であり、非常にまた緊急の課題である。これは絶対に譲ることができない、何が何でもこれは獲得して前進させなければ、我が国の...全文を見る
○首藤委員 外務大臣、それはやはり違うんじゃないですか。私も今までそういうふうに信じていましたよ、韓国は日本に対してきちっと情報を送ってくると。しかし、この問題に関しては、重大提案が一体何であるかということをいろいろ私も調査しました。外務省の方にも聞いたし、いろいろな、ジャーナリ...全文を見る
○首藤委員 大臣、私の質問を理解していただいていないと思いますけれども、そんな問題じゃないでしょう。韓国だけでやるといったって、それはパーツだって日本から来るんだし、さまざまな援助は日本から韓国に間接的に行くわけですよ。それよりも何よりも、KEDOをもう放棄する、そして放棄した分...全文を見る
○首藤委員 委員の皆さんも恐らく大体お気づきだと思いますけれども、町村大臣の今説明されたのは非常に鈍いですよね、切れ味がないですよ、日ごろの大臣の言質からいうと。それはなぜかというと、やはり研究していないんですよ。  これは、六月の初めに、六月の十五日に南北会談の五周年が行われ...全文を見る
○首藤委員 大臣、これは韓国にとっても大変な問題ですよね。いろいろな報道がされています。報道に対しては一々コメントしないというお立場なんでしょうが。  聯合通信によれば、ライス長官と潘基文外相との会談において、ライス国務長官は、この提案は非常に創意的であって、核問題を解決するの...全文を見る
○首藤委員 いや、大臣、北朝鮮が何を言おうとそれはいいんですよ、そんなのは勝手に言わせておけばいい。問題は我が国ですよ。今の御説明を受けると、やはり切れ味鋭い、かみそりのような切れ味を持っている町村大臣が何にも実のあることを言い返せないわけですよ。ポケットには何もない、だから結局...全文を見る
○首藤委員 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━私は、これはいろいろな可能性を言っているんですよ。あるときにはそれはアジアの人たちを代弁するかもしれない、あるときはNGOの意見を言うかもしれない、そういうのがこの国会の場じゃないですか。━━━━━━━━━━━━━━━━━━...全文を見る
○首藤委員 だから、外務大臣、私は別に、どこの国のとかどこの特定の人のことを言っているのではないんですよ。客観的にありとあらゆる可能性をつぶしておかなければいけない。そして、これは六カ国協議でまた出てくるんですよ。だから、ありとあらゆる可能性をつぶして、一体これはだれが決めたと言...全文を見る
○首藤委員 私は、この問題は、やはり日本の警察のためにクリアにしておかなければならない問題だと思います。  警察に対する信頼が、警察を信用しないのかという話がありましたけれども、信用できないことばかりではないですか。いろいろな不祥事があるでしょう。だから、それがどういう問題かを...全文を見る
○首藤委員 いや、米軍のやっていることを知らなかったというのは、外務大臣の言うせりふじゃないですよ。それは外部の大学院生か何かが言うことであって、すべてのことが日本に来ているんであって、それが入っていなかったとしたら、それは日米同盟もくそもへったくれもないじゃないですか。そういう...全文を見る
○首藤委員 この問題は、ですから基地だけの問題ではなくて、本当に日本全体がこれに対してどう対応するかという問題ですよ。情報をまだお示しにならないわけですから、これはこれからの予定の中に組み込んでいっていただきたいと思いますけれども。  このことに関しては、普天間基地の移動に関し...全文を見る
○首藤委員 質問を終わります。
08月03日第162回国会 衆議院 外務委員会 第15号
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○首藤委員 民主党の首藤信彦です。  きょうは八月三日。もうあと二週間足らずで、さきの大戦終戦後六十周年の記念日が目の前まで迫ってきているわけです。そこで、戦争の記憶というものがだんだんと風化しつつあるというおそれがあって、戦争を体験された方、もう多くはお亡くなりになりつつある...全文を見る
○首藤委員 ありがとうございました。  しかし、大臣、この処理費用というものは、我々の想像を絶する金額に達していると思います。  例えば、一兆円といいますと、我々の全ODAをはるかに超える金額です。最小で見積もっても現行のODA水準の三分の一とか四分の一を消費してしまうことに...全文を見る
○首藤委員 ありがとうございました。  では、大臣、やはりこの問題は、窓口としてはその対策室できちっと対応するというふうに考えてよろしいですね。わかりました。ありがとうございました。  先ほど大臣が言われたことは大変重要で、とかく日中間でいろいろぎくしゃくしているときに、こう...全文を見る
○首藤委員 さて、もう時間もほとんどなくなってまいりました。この遺棄化学兵器の問題も実は日本にとっては巨大なリスクであると思いますけれども、もう一つ大きな問題は、米軍の司令部が座間へ移転してくる問題であります。  この問題は本当に大きな問題である。日本のある意味で戦後の安全保障...全文を見る
○首藤委員 いや、よくぞ言っていただきました。そういうことが決まっていないんだったら、ぜひ読売新聞をしかりつけていただきたいですね。こんな日本国民を欺くようなことを平気で流してもらっては困るわけですよ。  特に問題なのは、私たちも座間へ第一軍団が来るんだ来るんだと思っていました...全文を見る
○首藤委員 もう時間が終わりましたから質問を終わりますが、委員長も委員の皆さんもぜひ聞いていただきたい。  この座間への新しいUEXというものは一体どういうものであるか、私もずっと研究させていただきましたが、なかなかわからなかった。最近わかってきたのは、一つはNCW、ネットワー...全文を見る