須藤浩
すどうひろし
当選回数回
開催日 | 会議名 | 発言 |
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04月11日 | 第136回国会 衆議院 本会議 第16号 議事録を見る | ○須藤浩君 新進党の須藤浩でございます。 私は、ただいま提案されました労働者災害補償保険法等の一部を改正する法律案に対して、新進党を代表して質問をいたします。 すべての勤労者が健康かつ安全に働くことは、家族はもとより国民一人一人の切なる願いです。しかしながら、近年、労働災...全文を見る |
04月17日 | 第136回国会 衆議院 労働委員会 第4号 議事録を見る | ○須藤委員 新進党の須藤でございます。 ただいま趣旨説明がありました高齢者等の雇用の安定等に関する法律の一部改正案の質疑をさせていただきます。 まず、働く意欲と能力のある中高年齢者が、その年齢にかかわらず働き続けていけるシステムを持った社会、これをいわゆるエージレス社会、...全文を見る |
○須藤委員 では、続いて質問いたしますけれども、まずこのシルバー人材センター事業の現況と展望についてさらに詳しくお伺いいたします。 まず、この事業そのものが果たす役割ですね。ただいま概括的に触れていただきましたが、さらに具体的にどのような役割を果たすと考えているか、そして、国...全文を見る | ||
○須藤委員 シルバー人材センターというのは各市町村ベースで設置をされていて、恐らくその地域性であるとかあるいは人口構成の中身、さらには就業中といいますか、定年退職するまでの仕事の内容等、そういったさまざまな内容によって、その地域におけるシルバー人材センター及びその事業のあり方、そ...全文を見る | ||
○須藤委員 このシルバー人材センターの事業を改正していくということで、今お話がありましたように、私も地元でこういったセンター事業の内容を見ていますと、今挙げられたようなもろもろの仕事が存在するわけですが、実際のところ、市町村によっても多少違いがあると思うのですが、現にある仕事、そ...全文を見る | ||
○須藤委員 今後のそういった方向性というものは私も大いにしていただきたいというように思いますが、現実にシルバー人材センター事業を扱っている市町村レベル、そういったところでの仕事内容を見ますと、労働省の方から出されている資料等を見ますと、あるいは先ほどの答弁の中にありましたが、ここ...全文を見る | ||
○須藤委員 この点に関しましては、労働省から見ますと、指導といいますかあるいは環境整備、こういった点での助言ないし援助ができる、またそういったところで期待をされるわけだと思います。 シルバー人材センターそのものが今後公益法人になるとはいいながら、自分たちの力でこの事業拡大、そ...全文を見る | ||
○須藤委員 私もそのとおりであるというような気がいたしますけれども、実態としては、現にリストラをする企業にとっては、何としてでも人件費の削減を図らなければならない。そして、企業内において労働生産力を超える分の人については、やはり何としてでもリストラをしなきゃならない、こういう話に...全文を見る | ||
○須藤委員 では、時間が終了ということですので、最後に大臣に一点お伺いいたします。 国から直接連合の方に補助金が行く、そしてこれまで市町村からセンターに行っていた補助金が連合の方に直接行く、都道府県から直接流れる、こういった仕組みができるということなんですが、ここで今も大きな...全文を見る | ||
○須藤委員 この点に関しましては、今後の推移というものをしっかりと見させていただきたいと思います。 これで質問を終わります。 | ||
06月05日 | 第136回国会 衆議院 労働委員会 第6号 議事録を見る | ○須藤委員 新進党の須藤でございます。 労働者派遣法の一部を改正する法律案についての質問をさせていただきます。ただいまの御質問の中で御答弁があったことと多少重複するところがあろうかと思いますけれども、簡潔に御答弁をお願いいたします。 まず最初に、今回のこの派遣法の一部改正...全文を見る |
○須藤委員 今いろいろ答弁していただきましたけれども、済みませんけれども、もう少し大きな声でゆっくりとお願いいたします。 一時代と比べて、社会構造や産業構造のさまざまな変化があったということで、数字の上からもパートタイマーであり契約労働者、そういった方たちの数字がかなりふえて...全文を見る | ||
○須藤委員 雇用の安定ということは当然のことで、行政といいますか、政府の方でそういった制度面を含めた形で先を考えていくということは当然のことであろうと思います。 さらにお聞きしたいのは、今の日本の産業構造、そして雇用契約といいますか労働のあり方、そして社会構造の変化というよう...全文を見る | ||
○須藤委員 後ほどまた規制緩和のところで若干触れたいと思うのですが、世界も含めたいわゆる大競争の時代の中にあって、日本の構造調整といいますか、構造改革をどんどん進めていかなければならない。と同時に、そのためにも規制緩和を大きく推進していくということであろうと思います。 けれど...全文を見る | ||
○須藤委員 では、次の質問に移りますが、派遣労働者の現状等についてさらに詳しくお聞きします。 先ほども御質問の中で若干答弁がありましたけれども、派遣労働者の全就業者数に占める割合はどの程度か。先ほど五十八万人ですか、数字がありましたけれども、もう一度確認させていただきたいと思...全文を見る | ||
○須藤委員 今後の見通しということで、恐らく一定の増加ということを推測されているということですね。 そうしますと、今回の改正によって規制緩和を行い、そして労働移動というものをある意味で適切に行う。そういう整備を図るということは、一定の増加があるだろうからそういう環境整備を行っ...全文を見る | ||
○須藤委員 質問の中で、今回の派遣法の全体像といいますか、その目的の中心部分に迫っていきたいなというふうに考えているのです。 今の御答弁ですと、政策的といいますか、結局、日本の産業構造といったものが今後どのようになるか、あるいは構造改革も含めてある意味でどう構築していくか、そ...全文を見る | ||
○須藤委員 では、ここはもう少し置いておきまして、さらに進めさせていただきます。 先ほど御質問の中で、派遣労働者が抱える問題点について、労働条件があるということを述べましたけれども、派遣労働者からの苦情はどういう例があるかということで、業種のことであるとか条件あるいは賃金、そ...全文を見る | ||
○須藤委員 統計上の数字でのお答えなのですが、実態としては、一〇〇%が望ましいのですけれども、何割かはなかなか処理し切れないということに関して、労働省の方ではその辺は把握をされているのでしょうか。 | ||
○須藤委員 それでは続いて、派遣契約の中途解除の問題についてなのですが、これについてはここ数年どのような状況になっているか、またその理由、さらに、派遣契約が中途解除された場合賃金の支払いはどのようになっているのか、伺います。 | ||
○須藤委員 では、続いての質問に移りますけれども、今回の法律の改正の趣旨について若干お伺いします。 法律施行後十年余りを経過しているわけですけれども、この派遣法自体に大きな問題点というものが果たしてないかどうか。それは、派遣労働の場合には、派遣先の指揮命令のもとで就労していく...全文を見る | ||
○須藤委員 労働者の保護、これは法制度を変える変えないにかかわらず必要なことであろうと思います。当然、法制度を変えるということであれば、そういった点に配慮をした上で不備な点も補っていくという考え方が必要だと思います。 さらに、次の問題に移りますけれども、今回の改正の中で、派遣...全文を見る | ||
○須藤委員 苦情処理については、先ほども触れましたように、具体的な苦情に対する対処、そして当然一〇〇%が望ましいのでしょうが、労使関係の間でどのような具体的な事例が挙がっているかによってその処置方法というものは必ずしも一定ではありませんので、事前に、今回の契約時にそういったものが...全文を見る | ||
○須藤委員 一応問題点となるところを幾つか質問させていただきたいと思いますが、先ほど触れました規制緩和推進計画の提言についてなんです。 この三月の計画の改定におきまして、今回の労働者派遣事業について新しく検討すべき事項として数項目加わったということですが、まずこの事項について...全文を見る | ||
○須藤委員 規制緩和によって対象業務が拡大されていくということで、それ自体は私も歓迎するところです。規制緩和そのものを推し進めていくということは、現在の日本においては恐らく至上命令といいますか、これを行っていかなければ二十一世紀の日本をつくっていくための土台を築くことはかなり難し...全文を見る | ||
○須藤委員 そのように考えられているということで、当然そういうことがないように十分監督をしていただきたいというふうに思います。 続いて、今回の法改正におきまして、先ほどから出ておりますさまざまな苦情処理、あるいは派遣労働者の適正な就労のために、派遣元事業主あるいは派遣先に対し...全文を見る | ||
○須藤委員 特にこの周知徹底に関しましては、トラブルが発生している業種といいますか、さらに、当然それに伴って苦情が寄せられているところへの周知徹底というものがかなり必要であろうと思いますが、この辺について、一般的に広報等を活用しての周知徹底ということのみでは、私は少し弱いのではな...全文を見る | ||
○須藤委員 ではもう一点、派遣労働者の社会保障の実態と現状について伺いたいと思いますが、今回の改正で、派遣労働者の社会保障の関係で、雇用保険あるいは社会保険の加入の実態はどうなっているのか。さきの代表質問におきましても若干御答弁をいただきましたが、この実態と、さらに、この保険につ...全文を見る | ||
○須藤委員 保険の加入についての指導ということなのですが、現実問題、契約として派遣労働者を使う場合に、パートも含めてなのですが、自分みずからの企業経営の観点において、なかなかそこまで費用負担をしていくのが大変であるということで、ルーズにされるといいますか、そういったこともなきにし...全文を見る | ||
○須藤委員 労働者の保護という観点からすると、こういった社会保障の制度の保障、環境整備をしていくということは、かなり重要な観点であろうと思います。現実に現場における苦情も含めて、そういった点がどこまで保障されていくかということが今回の改正によってかなりはっきりと進められていかなけ...全文を見る | ||
○須藤委員 個々の点ではもう少し質問したいことがあるのですが、時間が参りました。 今回の改正で重要なことは、冒頭に触れましたように、社会構造の変化あるいは世界の経済状況の変化、そういったものにかんがみての日本の構造改革、さらにはそのための規制緩和の推進、それに伴う今回の日本の...全文を見る | ||
○須藤委員 終わります。 |