須藤良太郎

すどうりょうたろう



当選回数回

須藤良太郎の1994年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月28日第129回国会 参議院 本会議 第9号
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○須藤良太郎君 私は、自由民主党を代表いたしまして、ただいま議題となりました四法律案に対して質問を行うものであります。  まず最初に、法案審議に当たっての基本問題として三点について総理にお伺いいたしたいと思います。  その第一は、現下の経済情勢についてであります。  我が国...全文を見る
03月29日第129回国会 参議院 大蔵委員会 第3号
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○須藤良太郎君 私は、ただいま可決されました酒税法の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、日本社会党・護憲民主連合、新緑風会、公明党・国民会議、二院クラブの各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。     酒税法の一部を改正する法律案に対する...全文を見る
○須藤良太郎君 私は、ただいま可決されました租税特別措置法の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、日本社会党・護憲民主連合、新緑風会、公明党・国民会議、二院クラブの各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。     租税特別措置法の一部を改正す...全文を見る
06月09日第129回国会 参議院 予算委員会 第11号
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○須藤良太郎君 農林関係についてお尋ねいたしたいと思います。  農政通で知られる羽田総理でありますから、それだけに先般の所信表明におきましては大変関心を持ったわけでありますけれども、極めてあっさり片づけられたというふうに思っております。総理の言う血と心と言葉の通う政治、これは今...全文を見る
○須藤良太郎君 日本人にとりまして稲作、水田農業、これは日本農業を守るもの、また国土、民族、文化を守るんだと、こういうことでやってきたわけでありますけれども、簡単に受け入れたことによりまして多くの議員もうそつきになった、あちこち行って謝る、こういう格好になっておるわけであります。...全文を見る
○須藤良太郎君 私が一番心配しておるのは、これからの日本農業の将来であります。これは総理もいつも頭を離れないと思いますが、今までの効率主義なりあるいは内外価格差是正、そういう御旗の路線の中で実質的には農業は縮小あるいは自給率の低下、こういう方向をたどっておるわけであります。これか...全文を見る
○須藤良太郎君 総理は長い間日本農業に影響を与えてきたわけでありますから、こういう転機に相当な決意をもって、特に財政面、そういう面でひとつ頑張っていただきたい、こういうふうに思います。次に、ミニマムアクセスに入ります前にちょっと食管についてお尋ねしたいわけであります。もう相当な手...全文を見る
○須藤良太郎君 今回は余り申し上げませんけれども、今国民の間には、片仮名でできている相当古い法律でありますから、その後修理をいっぱいやっておるわけですから、ひとつ全廃して新法でいろいろ必要なことは盛り込んだらどうか、こういう声もあるわけでございます。これは極めてシンプルに考えてい...全文を見る
○須藤良太郎君 ミニマムアクセスにつきまして若干お尋ねいたしたいと思います。  今、世界の各国の輸入米の状況を見ますと、イランのような特別な、八十何万トン入れている、ここを別にいたしまして、大体輸入量は数万トンと、こういうふうに聞いておるわけでありますけれども、それに比べますと...全文を見る
○須藤良太郎君 このミニマムアクセスは六年後でなくていつでも関税化へも変えられる、こういうことだと思いますけれども、今回の大凶作によります外国米の関係で相当日本人の嗜好というのがわかったわけであります。そういうことからいたしますと、ミニマムアクセスによるよりは関税化による方が実際...全文を見る
○須藤良太郎君 そのミニマムアクセスと関税化の比較の問題、これは受け入れ前あるいは受け入れ後に試算はやっているのかどうか。
○須藤良太郎君 今、ミニマムアクセスに対する農家の不安というのは、やはりこれからの転作、米価への不安だと思います。政府は昨年の十二月の基本方針で、ミニマムアクセス導入に伴う転作の強化は行わない、こういうことにしておるわけでありますけれども、これは六年間こういう方針でいくのかどうか...全文を見る
○須藤良太郎君 そうしますと、四十万トンから八十万トンの輸入米がこれからいわゆる余剰米として入ってくるわけでありますけれども、国内需給に影響を与えないということになりますと相当な過剰になる。これは政府米でなくて自主流通米の価格に影響するんじゃないか、こういうふうに思うわけでありま...全文を見る
○須藤良太郎君 備蓄なりあるいは海外援助、そういうものはいろいろあるようでありますけれども、実際にはなかなかこれは単独で国内に影響させない、こういうことにはならないと思うわけであります。海外援助というのも今までいろいろ考えたわけでありますけれども、実際には大した量になっていない。...全文を見る
○須藤良太郎君 ぜひひとつしっかりした内容を出していただきたいと思います。  次に、安全な食糧に対する国民の期待、またこれと裏腹に土壌崩壊あるいは環境汚染の問題が深刻になっていると思います。  昨年の大凶作では深水かんがいとかあるいは有機農業、実際には土壌づくりの効果が非常に...全文を見る
○須藤良太郎君 土壌あっての農業と思いますので、これはウルグアイ・ラウンド対策もありますので相当しっかりやっていただきたいと思います。  私は端的に、中山間地帯にいわゆるクリーンな農業を導入したらどうか、こういうふうに考えておるわけでございます。中山間地へのウルグアイ・ラウンド...全文を見る
○須藤良太郎君 中山間地、いろいろ対策はやっておるわけでありますけれども、なかなか決め手がない。そういう意味では、言われておるデカップリングは非常に必要だ、こういうふうに思っておるわけでございます。ぜひひとつこれは突破口を開いていただいて、今後の中山間地に大きい希望を与えていただ...全文を見る
○須藤良太郎君 ぜひよろしくお願いいたしたいと思います。  次に、これからの農業をどうするかという問題でありますけれども、今回の大凶作、そして自由化受け入れ決定をめぐりまして、農家も消費者も非常に食糧あるいは農業問題について心配しておるわけでありますし、世界的な食糧問題も考えま...全文を見る
○須藤良太郎君 ぜひお願いいたしたいと思います。  私は、いろいろな計画等を進めるにつきましても、一番の問題はやはり日本の自給力をどうするか、こういう問題になるんだと思っておるわけであります。  ことしの農業白書はこの自給力問題に触れておりませんけれども、今相当カロリーペース...全文を見る
○須藤良太郎君 平成二年に閣議決定した長期見通しては、平成十二年にカロリーベースで五〇%を維持する。こういうことになったわけでありますけれども、もう既に今は四五%台になる、こういうことでありますし、特に問題にしたいのは実質的にほとんどの品目が自給率を下げている。これはもう穀物もそ...全文を見る
○須藤良太郎君 強化はいいのでありますけれども、国民の国内産に対する高い要求、こういうものを実際加味しまして、本当の自給率の目標、そういうものを立てるおつもりがあるのかどうか。
○須藤良太郎君 余りよくわからないわけでありますけれども、要するに、新しい自給率目標を立てて、それに実行計画を持ってしっかりやるつもりかどうか、これをお聞きしたいわけであります。
○須藤良太郎君 私も、自給力の増強というのは、現実にはなかなか難しい面を持っておるということはわかるわけでありますけれども、いわゆるこれは価格面、価格対策、それに構造対策、こういうことになると思いますけれども、価格面ではやはりこの開放体制の中ではある程度もう限界にある。そうなると...全文を見る
○須藤良太郎君 新政策は十カ年計画だったと思いますけれども、ウルグアイ・ラウンド受け入れとなりますと相当急がざるを得ないと。そういう面で構造政策、いろいろな事業対策が相当ピッチを速める必要があるだろう、こういうふうに思うわけであります。  そういう面で、今の進捗状況なり予算状況...全文を見る
○須藤良太郎君 予算面ではもう相当十分という御趣旨でございますか。
○須藤良太郎君 なかなか巧妙な言い方だと思いますけれども、今、農業がこういう時期におきまして予算的に非常に問題があるわけでございます。そういう意味で、大臣としてはもう少し農林関係予算をしっかり確保する、そういう姿勢が必要だと思いますけれども、この点はいかがでございますか。
○須藤良太郎君 そこで私は、いわゆるこの公共予算の配分問題、財政審が出しました(A)、(B)、(C)ランクづけの問題を申し上げたいと思うんです。  これからウルグアイ・ラウンド対策の大前提、構造政策の大前提となりますのが農業基盤整備と、こういうふうに思うわけでありますけれども、...全文を見る
○須藤良太郎君 いつも同じような答弁をしていると思いますけれども。  同じ時期に市町村長アンケートによって要望を聞いておるわけでありますが、これから十年間に重点的に自治体の公共は何だと、これに対して町長さん方は農業農村整備が第一位、市長でも第二位、こういう結果が出ておりまして、...全文を見る
○須藤良太郎君 生活関連も重要でありますけれども、農村の下水なんというのは相当やってもまだ一けた台の普及率ということでありますから、一番伸ばした事業といっても余り意味がないんではないか、こういうふうに思っておるわけでございます。  そこで、農水大臣にお聞きいたしますけれども、こ...全文を見る
○須藤良太郎君 食管、米等いろいろ重要な問題もありますけれども、やはり予算は極めて重要な問題と、こういうふうに思いますので、農政審等でもぜひ論議をしていただきたいと思います。  そこで、今、農政審議会ではウルグアイ・ラウンド政策の重点的な農業農村整備につきましていろいろ推進方策...全文を見る
○須藤良太郎君 最後に、この事業に対する負担問題について申し上げたいと思いますけれども、やはり今こういう情勢の中でいろいろ構造政策に取り組むための農家の事業意欲というのは急激に落ちております。しかも、いわゆる事業をやるということは、農家になかなかその効果が還元されない、負担金を出...全文を見る
○須藤良太郎君 これで終わりますけれども、今、農家は、基盤整備は全部公的負担でやれ、こういう要求も強いわけでありますので、ぜひひとつこの面には特別の配慮をしていただきたいと思います。  終わります。
11月24日第131回国会 参議院 世界貿易機関設立協定等に関する特別委員会 第2号
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○須藤良太郎君 自民党の須藤良太郎でございます。  きょうは、お三人の参考人の方々、本当に急なお願いをお聞きいただきましてまことにありがとうございます。ただいまはまた、本当に貴重なお話をいただきまして感銘しておるところでございます。  早速お尋ねをいたしたいと思いますけれども...全文を見る
○須藤良太郎君 もう一つは、今回のウルグアイ・ラウンド合意は農業分野にとっては極めて遺憾な結果になったわけでありまして、特に、御承知のように、農業分野で我が国は世界最大の輸入国ということでございますけれども、何か輸出国の論理でやられてしまったという感を持つわけでございます。特に輸...全文を見る
○須藤良太郎君 どうもありがとうございました。  次に、黒田参考人にお伺いいたしたいと思います。  米を守ることは日本農業を守る最後のとりでということでみんな頑張ってきたわけでありますけれども、こういう結果になったわけでありますが、一番心配されるのは、今、既にぐんぐん日本の農...全文を見る
○須藤良太郎君 黒田さん、また信田さんからもお話がありましたけれども、とにかく国内万全対策が出されたわけですが、これを見ておりますと、この対策が出る前はマスコミ等も相当同情的に見ていたわけでありますけれども、一度六兆とか七兆という話で出ますと途端に非難を始める、難癖をつける、こう...全文を見る
○須藤良太郎君 私もやはりしっかりした農地の基盤に立って初めて農家の創意工夫、努力が生かされていわゆる大きい可能性を持った農業に向かえるのじゃないか、こういうふうに思っておるわけであります。  それはそれといたしまして、先ほどもお話しありましたけれども、これから事業が相当拡大す...全文を見る
○須藤良太郎君 次に、信田参考人にお伺いいたしたいと思います。  先ほど、大変厳しい、その中にもまた意欲的なお話もお伺いしたわけでありますけれども、私は、もう四十年前になりますが、三十年代の前半に六年ほど石狩平野の、あのとき原野も多かったわけでありますけれども、そこで働かせてい...全文を見る
○須藤良太郎君 どうもありがとうございました。  終わります。