関根則之
せきねのりゆき
当選回数回
開催日 | 会議名 | 発言 |
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02月19日 | 第102回国会 衆議院 予算委員会 第13号 議事録を見る | ○関根政府委員 インドのボパールにおきますイソシアン酸メチルの件につきましては、火災危険もございますので、現在消防法におきまして、危険物として指定をし規制をいたしております。 具体的には、百リットル以上のものにつきましては貯蔵所等の立地につきまして許可を要するということで、取...全文を見る |
03月08日 | 第102回国会 衆議院 予算委員会第三分科会 第2号 議事録を見る | ○関根政府委員 消防力の基準に対する充足率は項目によりまして異なりますが、消防ポンプ自動車におきましては昭和五十六年四月現在の数字でございますが、八七・九%、小型動力ポンプで六六・一%、はしご自動車で五七・七%、水利につきましては六五・九%、こういう形でございます。 |
○関根政府委員 七七・九%となっております。 | ||
○関根政府委員 補助金の金額は大きな項目が二つありまして、通常の消防施設等整備費補助金と大震火災対策の施設の補助金とに分かれております。これを両方合わせまして消防補助金と言っておりますが、昭和五十六年にはその額が二百五億ございました。その後毎年のように減少をしておりまして、五十七...全文を見る | ||
○関根政府委員 御指摘をいただきましたように、消防の使命というのは極めて重大でございまして、国民の身体、生命、財産の確保に直接影響を及ぼす行政作用でございますから、私どもは国民の期待に沿うべく万全の消防体制を準備し整備していく責任があるものというふうに考えております。国の方で消防...全文を見る | ||
○関根政府委員 耐震性の貯水槽、これは百トンのものでございますけれども、国庫補助金の予算の推移につきましては、昭和五十六年度が九億七千四百万、五十七年度が同じ金額で九億七千四百万でございます。五十八年度がちょっと減りまして、八億五千二百万、五十九年度が七億三千九百万、六十年度予算...全文を見る | ||
○関根政府委員 御指摘をいただきましたように、大地震が起こりましたときの人命の被害等で一番心配されるのは、地震に伴って起こります火災であるわけでございます。したがって、第一に地震が起きましたときには火を消すというようなことによりまして火災を起こらないようにしていただく、住民の方々...全文を見る | ||
○関根政府委員 消防力の基準は、お読み上げいただきましたように、必要な最小限度の基準を定めたものということでございます。必要なものである以上、最大限の努力を払ってそれを達成する、そういう性格のものであろう、こういうふうに考えます。 それから、基準そのものは一応全国を通じて適用...全文を見る | ||
○関根政府委員 全国的な消防力の整備の必要性というものは先ほども充足率が低いという説明の中で申し上げたつもりでございますが、特に東京の場合は、田舎の消防に比べますと格段の整備がなされておりますけれども、これだけの大都市であるわけですから消防に対する負荷量、一たん大災害、大地震等が...全文を見る | ||
○関根政府委員 消防団員につきましては報酬を一応わずかではございますが支払うことを指導いたしておるところでございまして、通常そのよりどころとしてよく指摘されておりますのが財源措置としての交付税の基準財政需要額でどう見ているかということでございますが、昭和五十九年度におきましては団...全文を見る | ||
○関根政府委員 団員の手当の引き上げにつきましては、これは逐次やってきております。他に生業を持ちながら、まさに義勇消防として消防団はやっていただいております。我々もいつも本当に頭の下がる思いをしておるわけでございますが、これは、もともと本質が義勇消防でございますから、余り報酬だけ...全文を見る | ||
03月26日 | 第102回国会 参議院 地方行政委員会 第7号 議事録を見る | ○政府委員(関根則之君) 所信表明におきまして大臣から人命尊重の分野が極めて重要であるという方針を申し上げたわけでございますが、そういう基本的な方針に基づきまして消防行政を進めているところでございます。 当然のことながら、火災に伴います人命救助、これは消防の本来の仕事の中に入...全文を見る |
○政府委員(関根則之君) 愛媛県の川之江市で発生をいたしました山火事で三百九十一ヘクタールもの林野を焼いてしまったということ、まことに残念なことだったと考えておるわけでございます。しかし、そういうことになりました原因は、先生御指摘がありましたように、無線がうまく連絡がとれなかった...全文を見る | ||
○政府委員(関根則之君) 林野火災の、先ほどの指導をすべきであるというお話でございますけれども、私ども積極的にこれから全国共通の周波数が使えるような機械設備等をしていくように、その設備がしてありませんと周波数がどんなにありましても実際使えないわけでございますから、そういった指導も...全文を見る | ||
○政府委員(関根則之君) 具体的には現在東京の消防庁におきまして原因究明をやっているわけでございます。消防サイドといたしましては、まだ実験等でこれからやらなければいけない実験等もあるようでございますので、現時点において、いつごろまでには完全にわかるという日時を確定することができな...全文を見る | ||
○政府委員(関根則之君) 私も技術屋ではございませんから、詳しいことは必ずしもよくわかりませんが、東京消防庁に対しまして原因究明を急ぐようにということは指示をいたしておりまして、東京消防庁におきましても一生懸命努力をしていることは間違いないと思います。それから外部から、消防の原因...全文を見る | ||
○政府委員(関根則之君) 御指摘がございましたように、住居の中での焼死事件というのが非常に多くなっているわけでございます。昭和五十九年は二千八十九人の焼死者を実は出してしまいまして、これは戦後焼死者の数としては最高を記録をしたわけでございます。我々はこういう事態を深刻に受けとめて...全文を見る | ||
○政府委員(関根則之君) 札幌ではしご車の折損事故がありまして消防士が亡くなっております。私どもとしては、まことに痛ましい事故でございますし、先生のおっしゃるように、まさに一般の住民の命を守らなければならない消防士自身が自分の機械によって命を失うということはまことに残念なことでご...全文を見る | ||
○政府委員(関根則之君) 一口で設計ミスと言えるかどうかでございますが、警察の方からの措置としては、どうもひねり強度が足りないのではないかというようなお考え方のもとに警察としての措置をおとりいただいたというふうに承っております。私どもはそういうことも含めて、現在、先ほど申し上げま...全文を見る | ||
04月02日 | 第102回国会 参議院 地方行政委員会 第9号 議事録を見る | ○政府委員(関根則之君) 「適」マークの制度は昭和五十六年の五月から発足をしたわけでございます。当初は主として旅館でありますとかホテルでありますとか、こういったものを対象にして制度の発足をしたわけでございますが、その後さらに拡充の必要があるということで、昭和五十八年の四月に対象の...全文を見る |
○政府委員(関根則之君) 旅館、ホテル等につきましては既に約四年経過をしているわけですが、今申し上げました調査時点が五十九年でございますので、特に後から追加をいたしましたものにつきましては一年しかたっていないというようなこともありまして四〇%という低い交付率になっているわけでござ...全文を見る | ||
○政府委員(関根則之君) 避難訓練が消防法で定められておりますような年二回というものを満足していない、そういう防火対象物が多いということは御指摘のとおりでございます。 「適」マークを交付いたしますための前提段階におきまして立入調査をするわけでございますけれども、そのときに二十...全文を見る | ||
○政府委員(関根則之君) 小谷村の火災につきましてはまだ火災の原因の明確なところもわかっておりませんし、地元が実は昨日四月一日に常備化をしたばかり、その日にああいう事故が起こったというようなことでございまして、消防体制の方も必ずしも的確に対応ができていない。消火そのものは的確な対...全文を見る | ||
04月16日 | 第102回国会 衆議院 地方行政委員会 第11号 議事録を見る | ○関根政府委員 「消防力の基準」を消防庁といたしまして示しておりまして、それに基づいて地方団体におきまして極力消防の整備を進めていただいております。 それの最近の状況でございますが、五十六年四月現在におきまして消防ポンプ自動車におきましては八七・九%、小型動力ポンプにおきまし...全文を見る |
○関根政府委員 ただいま申し上げましたように、それぞれのポンプなり、あるいは水利等の項目によりまして変わっておるわけでございますが、おおむね充足率は七割程度というふうに考えております。なお、職員の充足率につきましては、現有車両に対しまして七七・九%、こういう数字になっております。 | ||
○関根政府委員 御指摘の数字がどういう数字であるのか私どもの手元に資料がございませんが、先ほど申し上げましたように、全国平均では現有の車両に対しまして職員の充足率が約八割ちょっと切れるということでございますが、そもそも車両そのものが基準どおりに整備されていないという問題があるわけ...全文を見る | ||
○関根政府委員 消防は市町村が責任を持って行う事務でございます。したがって、消防職員は市町村の一般職の公務員という性格を持つわけでございますので、特定の市町村の公務員の給与ないしは勤務条件は地方公務員法の規定に従いまして当該市町村が独自に条例によって具体的に決めていく、こういうこ...全文を見る | ||
○関根政府委員 私ども、消防職員の給与につきましていろいろ状況は把握しているつもりでございますけれども、それぞれの地方団体、大小がございますし、立地条件もそれぞれ違うわけでございます。特に消防の場合には、田舎の小さな消防があります一方で、一万八千人の職員を擁しておる東京都消防とい...全文を見る | ||
○関根政府委員 先ほども申し上げましたように、消防職員の勤務条件なり勤務体系と申しますか、これはそれぞれの市町村の消防の状況によりまして、その実態に合うようにそれぞれ市町村が工夫をして決めているところでございます。したがって、勤務の形態につきましても、二交代制もありますれば三交代...全文を見る | ||
○関根政府委員 消防で二交代制の場合に、先ほど設例で申し上げました直の時間が二十四時間で十六時間の勤務時間、いわば労働時間でございますが、残り八時間が休憩時間、こう定められておるところにおきましては、その八時間はあくまでも休憩時間というふうに私どもは理解をいたしておるわけでござい...全文を見る | ||
04月18日 | 第102回国会 衆議院 地方行政委員会 第12号 議事録を見る | ○関根政府委員 消防用の一応通報のための専用電話といたしまして、御承知のとおり一一九番があるわけでございます。火災につきましては、昭和五十八年の出火件数をとってみますと、全体で五万九千七百四十件あるわけでございますが、そのうち今申し上げました一一九番で通報がなされました件数が四万...全文を見る |
○関根政府委員 一一九番は公衆電話からも当然かけられるようにはなっているわけでございますけれども、一一九番に入ってきた電話のうち、いわゆる普通の家庭用の加入電話ないしは事務所用の電話から入ってきたものがどのくらい、公衆電話から入ってきたものがどのくらいという分類は、受け付けのサイ...全文を見る | ||
○関根政府委員 私どもも、片通話の問題については重大な問題として考えておりまして、特に現場の消防署を預かっております各市町村の消防長は、この問題を大変な問題として、何とか解決策はないかということで、全国の消防長会議等におきましてもいろいろと討議を重ねてきているところでございます。...全文を見る | ||
○関根政府委員 今までは電電公社であったわけでございますから、いわば役人の中のつき合いでいろいろの問題が打ては響くような形で連絡がとれたわけでございます。そんなこともありまして、正式に電電公社に対して要請をしたとか文書で出したとかいうことはないようでございますけれども、我々の気持...全文を見る | ||
○関根政府委員 「適」マークは、昭和五十六年から旅館、ホテル等にまず手始めとして開始をしたわけでございますが、五十九年三月末現在におきまして旅館、ホテル等につきます「適」マークの交付率は七八%となっております。その後、昭和五十八年度から劇場、百貨店等につきまして追加をいたしまして...全文を見る | ||
○関根政府委員 「適」マークは、私どもは主として一般の公衆が出入りをする機会の多い施設につきまして、何も知らずに入ってきた一般の人が、消防設備等が不十分なためにけがをしたり、最悪の場合には命を捨てたりする、そういう事態が起こらないようにする観点から設けているものでございまして、こ...全文を見る | ||
04月19日 | 第102回国会 衆議院 地方行政委員会 第13号 議事録を見る | ○関根政府委員 消防の仕事というのは、本来危険を伴うものではありますけれども、できる限り安全に消防の職責を果たしていくという必要があることは言うまでもございません。そういう観点から私どもは、消防の操法そのもの及び操作をするときに使います機械、器具の安全性につきましては当然責任を持...全文を見る |
○関根政府委員 具体的なはしご車の購入に当たりましての関係を先ほど申し上げたわけでございまして、消防活動は大変危険を伴うものでございますので、その危険な消防活動をできるだけ安全に、事故を起こさないように遂行していく責任は指揮者、監督者にあるわけでございます。そのために、仮に労働安...全文を見る | ||
○関根政府委員 機械、器具につきまして、消防法体系で直接罰則規定を置いているところはございません。 | ||
○関根政府委員 消防職員は大変ぎりぎりの危険の中で作業することを宿命づけられているわけでございます。特に火災の現場などにおきまして逃げおくれた人たちが中にいるということになりますと、火の中へ入っていって助けるべきか助けることが不可能であるのか、その辺のところは相手の命を救うのか自...全文を見る | ||
○関根政府委員 私どもの方で指導をいたしまして、できる限り安全及び衛生の管理機構を完備するよう指導をいたしておるところでございますけれども、現時点におきましては、すべてのところですべての必要な機関が置かれておるという状況にはなっておりません。例えば現在の時点におきましては、五十九...全文を見る | ||
○関根政府委員 安全管理者につきましては、まだ数字が正確に集まって手元にございませんが、余り高い数字ではないというのが残念ながら実情でございます。 | ||
○関根政府委員 警察と消防は、確かに組織は戦後分かれましたけれども、仕事の内容、その危険性あるいは国民の身体、生命、財産を守るという重要性、そういう意味ではいずれがまさるとかいずれが劣るとかいう関係にはないと私は思います。むしろ見方によっては、消防は警察以上の危険な作業に取り組ま...全文を見る | ||
○関根政府委員 消防の活動そのものが本来的に大変危険な作業を伴うものでありまして、その危険を冒してまで住民の身体、生命、財産を守っていかなければならない場合というのがあるわけでございます。そのときに、通常の産業における安全と同じような感覚での安全を守っておりますと、これは消防に課...全文を見る | ||
○関根政府委員 日本の消防制度は昭和二十三年に自治体消防として一応制度の根幹が確立をされまして、それ以来三十七年になるわけでございます。その間、私どもが考えましても大変消防力の充実は目覚ましいものがあると考えております。しかし、やはり時代というものはだんだん変わってくるわけでござ...全文を見る | ||
○関根政府委員 いわゆる雑居ビルというものは管理者が複数おりまして、ややもいたしますと、全体について率先して責任を負うという人がいない、お互いにもたれ合ってしまうというような傾向が強いわけでございまして、これも昨年秋にございました愛媛県松山市の三島ビル、ごれがいわば雑居ビル、多目...全文を見る | ||
○関根政府委員 確かに御指摘がございましたように雑居ビルにもいろいろな所有形態、管理権限の違いという態様があると思います。その中で大きく分けて、先生御指摘のように所有権は一人でありまして、それを利用している人が多数である場合というのと、所有権そのものが区分所有というような形で多数...全文を見る | ||
○関根政府委員 共同ビル等につきましては統括防火管理者の選任が必要であるということになっております。実際上私どもはこの統括防火管理者の選任に当たりましては、正規の防火管理者としての資格を持っている人を統括防火管理者として選任すべきであるという指導をさせているわけでございますけれど...全文を見る | ||
○関根政府委員 「消防力の基準」につきましては、私どもはあくまでも「消防力の基準」は必要最小限の整備水準であるというふうに考えておるわけでございます。住民の身体、生命財産を火災その他の災害から守っていくためにはこれだけのものは最低必要ですよという線を示しているつもりでございますの...全文を見る | ||
○関根政府委員 消防は消して防ぐと書くわけでございます。しかし、それの法律上の定義といたしましては、消防組織法と消防法と両方にありますけれども、組織法の一条に書いてございますのは、「消防は、その施設及び人員を活用して、国民の生命、身体及び財産を火災から保護するとともに、」火災から...全文を見る | ||
05月21日 | 第102回国会 参議院 地方行政委員会 第14号 議事録を見る | ○政府委員(関根則之君) 消防職員の勤務形態については、職務の特殊性に応じまして、いろいろその地域の実情等によって組み方を変えているわけでございますが、一般的にはやはり交代制の勤務というのが通常でございます。その交代制動務の中に、大きく分けまして、二部制による交代勤務をとっており...全文を見る |
○政府委員(関根則之君) 一部事務組合で消防を実施をしているところが消防の場合には非常に多いわけでございますけれども、統一的にとります勤務時間の統計におきましては一部事務組合を除外して数字をはじいておりますので、先ほど申し上げました数字の中にも一部事務組合関係は入っていないわけで...全文を見る | ||
○政府委員(関根則之君) 従来から一部義務組合の勤務時間につきましては調査をこういう形でいたしておりませんので、数字がございません。 | ||
○政府委員(関根則之君) 御指摘がございましたように、法律の制度の改正によりまして、一過四十八時間以内で消防職員につきましても労働時間制限があるわけでございますので、それに従って勤務時間を組むように私どもの方でも指導をいたしているところでございまして、現時点におきまして四十八時間...全文を見る | ||
○政府委員(関根則之君) 各地方団体ごとに悉皆の勤務時間の一斉調査というものを一部事務組合についてやっていないわけでございますけれども、勤務時間の組み方についての指導というのは、私ども県を通じまして、きちんと法律の規定に従って処理をするように御指導を申し上げているところでございま...全文を見る | ||
○政府委員(関根則之君) 御指摘のございましたような通知を私どもは県を通じまして出しまして指導をいたしているところでございますが、先ほどから申し上げておりますように、一部事務組合の消防職員の勤務時間につきましての正確な統計調査というものを実施しておりませんので、そういう数字が申し...全文を見る | ||
○政府委員(関根則之君) 消防職員の勤務時間その他勤務条件等についての実態調査につきましては、他の職員の勤務条件等とのバランスの問題等もございますので、地方公務員法を主管いたしております公務員部の方でほかの職員と一緒に統一的に実態調査をし、一般にも公表をされているところでございま...全文を見る | ||
○政府委員(関根則之君) 週六十時間制が認められておりました時代から、四十八時間に一律に限度が設けられるように制度が変わったわけでございますが、それに関連をいたしましてすべての実は消防職員の勤務が週六十時間でやってきたわけではないわけでございまして、大部分のものにつきましては大体...全文を見る | ||
○政府委員(関根則之君) 消防職員の数を谷地方公共団体ごとにどのように設定をするかということは、単に職員の勤務晴間の制限の面からのみ規定されるものではございません。当然のことでございますけれども、最近消防の増強が必要になってまいりまして消防隊の数も相当程度ふえております。そういう...全文を見る | ||
○政府委員(関根則之君) 消防職員につきましての労働時間の週最高時間というのですか、これが改正をされて原則の四十八時間になったということの趣旨は、御議論がありましたように、職員の労働条件の改善のため、労働時間短縮のために行われたものであるという趣旨につきましては、私どももそのよう...全文を見る | ||
○政府委員(関根則之君) 消防の三部制が進まない理由と申しますか、現在六%ぐらいしか本部数にしてないわけでございますけれども、これを飛躍的にふやしていくということになりますといろいろ問題が出てくる。その問題の中で一番大きなものは、まさに御指摘のとおり、現在二部制であるものを三部制...全文を見る | ||
○政府委員(関根則之君) 昭和五十六年の法律改正によりまして、四十八時間というのが消防につきましても法律上の制度として確定をしたわけでございまして、それが消防職員の勤務条件の改善を図るものであるということはおっしゃるとおりでございますし、我々もそういうふうに受けとめているわけでご...全文を見る | ||
○政府委員(関根則之君) 正式な文書で出しましたものは、今御指摘をいただきました六十七号という昭和五十六年四月十四日付のもの、労働省からの今申し上げました通知に基づく四月十四日付の通知を出しているということでございまして、ほかには細かい指導をしたようなものを文書で正式に出している...全文を見る | ||
○政府委員(関根則之君) 警察の方からお話がありましたように、私どもの方では、十六時二十分ごろに発災をいたしまして、消防隊の出動をしているところでございます。消防隊につきましてはポンプ車十一台、化学車一台、はしご車一台、その他車両を投入いたしまして、全体で二十九台の消防隊を投入を...全文を見る | ||
○政府委員(関根則之君) 御指摘のタンクローリーの横転事故に伴います火災につきましては、発生経過等につきましては、ただいま警察の方からお話があったのと同様に私どもも理解、報告を受けているところでございます。 そこで、出火原因でございますけれども、タンクローリーが横転をいたしま...全文を見る | ||
○政府委員(関根則之君) 従来から、タンクローリーが走行中に横転をしたというような事故は、数はそれほど多くはございませんが、決してないことはないわけでございます。その際に多少タンクにひびが入ったというような例はあるわけでございますけれども、そこから油が漏れましてそれに火がついたと...全文を見る | ||
○政府委員(関根則之君) いわゆるタンクローリーというのは、消防法上、移動タンク貯蔵所という難しい名前で呼ばれておりまして、必要な規制がなされておるわけでございますが、その移動タンク貯蔵所として設置をいたしますときには、これは設置許可が必要でございます。その設置許可をもらいまして...全文を見る | ||
○政府委員(関根則之君) 過去の昭和四十六年から昭和五十八年までの数字が手元にございますけれども、総件数にいたしまして火災が八十件発生をいたしておりますし、単に漏れ出したということだけでは二百二十三件ございます。十三年間でそれだけの数字ということでございます。昭和五十八年一年度だ...全文を見る | ||
05月31日 | 第102回国会 衆議院 地方行政委員会 第15号 議事録を見る | ○関根政府委員 御指摘がございました五月六日に起きました柿の木坂でのタンクローリーの横転事故、それに伴う火災につきましては、危険物につきまして安全確保について責任を持っております消防庁としても、非常に重大な問題として受けとめているところでございます。 従来のいろいろな実験結果...全文を見る |
○関根政府委員 御指摘のように、昨年の暮れに世田谷で洞道火災が起こりまして大変大きな社会問題になったわけでございます。その後またこういうタンクローリーの火災というような問題が起こりまして、新しいタイプの災害というものが、人間の社会の進展に応じて危険サイドもだんだん新しいものが出て...全文を見る | ||
○関根政府委員 県と市町村を結びます防災無線につきましては、長野県は比較的早く整備ができておったわけでございます。したがって、今回の王滝村の長野県西部地震におきましてもこれが使われたわけでございますが、いかんせん末端の市町村にまで届きます回線の数は、電波の割り当てその他設備面の問...全文を見る | ||
○関根政府委員 災害の現場におきまして、消防、警察それぞれ無線を持って災害対策に当たるわけでございます。ただ、残念ながらそれほど強力な、物すごく強い電波というものではございません。電波そのものが大変強い電波であれば、ほかの細かい無線が多少入ってまいりましてもそういうものを排除して...全文を見る | ||
○関根政府委員 同報無線につきましては、私どもはこれは大変重要なものだという考え方を持っております。そのことは、今先生御指摘がありましたように、三宅島の噴火のときにあれだけの災害が起こりましたにもかかわらず人命には全然被害が出ていなかった、こういう事実をもって証明されているのでは...全文を見る | ||
○関根政府委員 これはまだ確定したシステムができ上がっておるというふうには私ども理解しておりません。一応の試案といいますか、考え方が研究会報告という形で出されたということでございます。その研究会には消防庁の職員も参加しておりますので、一通り我が方の考え方なり意向なり希望というもの...全文を見る | ||
○関根政府委員 まだ統合防災無線という形で、そのものにぽんと補助金を出すという制度は考えていないわけです。私どもの方としては、あくまでも今市町村役場、市役所と住民の間、役場と住民の間の防災無線というものを早急につくり上げていく、これをやるために補助金を出しているわけですから、仮に...全文を見る | ||
○関根政府委員 御指摘がありましたように、防災という行政は私は極めて重要な行政分野であるというふうに考えております。特にそれの対応策を間違えますと直ちに人命の損失の問題に直結するわけでございますので、そういう意味で私どもの責任の重大性というものを日ごろから痛感をしているところでご...全文を見る | ||
06月06日 | 第102回国会 参議院 地方行政委員会 第18号 議事録を見る | ○政府委員(関根則之君) 御指摘がありましたように、私どもといたしましては、保安規程を必ず遵守をいたしますように警察とも協力をいたしまして路上での取り締まりその他の徹底を図っておるところでございますが、残念ながら違反がゼロというような状態にはなっていないわけでございまして、昭和五...全文を見る |
○政府委員(関根則之君) 勤務時間の調査につきましては、公式に外部に発表を意図いたしまして、統一的に実は私どもの公務員部の方で調査をいたしております。そのほかに私ども消防庁の中の内部的な資料を得ますために、公表するという前提でなしに調査はいたしているわけでございます。私が先日申し...全文を見る | ||
○政府委員(関根則之君) 御指摘の「59年消防現勢調」というのが全国消防長会の方から印刷物として公表されているということにつきましては御指摘のとおりでございますし、また、その中の勤務時間等の数値につきましても、先生お話のありましたような数字が出ておるようでございます。ただ、この内...全文を見る | ||
○政府委員(関根則之君) 確かにこの資料につきまして多少私どもが問題があるのじゃないかと思われるようなデータが入っておることは間違いございません。消防長会で張っておりますので、その辺の状況も消防長会にただしてみたいと思いますし、私どもといたしましては今まで外に公表できるような形で...全文を見る | ||
○政府委員(関根則之君) 勤務時間につきまして労働基準法違反があるというふうには私ども考えていません。しかし、御指摘もありますので、そういうお話があるのであれば調査もいたしましょうということを先ほどから申し上げているところでございます。仮に労働省の方から何か違反事項があるというこ...全文を見る | ||
○政府委員(関根則之君) 私どもは、現在多くの消防本部で実施をいたしております二交代制でも、労働基準法で定めております勤務時間の規制の範囲内でやれる方法がちゃんとあるというふうに考えているわけでございます。二交代制をとると直ちに労働基準法違反になるというものではないというふうに考...全文を見る | ||
○政府委員(関根則之君) 私どもは、消防職員の給与のあり方ないしは給料表のつくり方につきましては、一応統一的な地方公務員全体の給料表のつくり方等についての公務員部の指導をもとにして具体的な消防職員の指導をしているわけでございます。 当然、地方公務員の給与というのは職務の責任と...全文を見る | ||
○政府委員(関根則之君) 横転までに至りました経緯につきましては警察の方が専門だろうと思いますが、ひっくり返りましてから火の出た経過等につきましては我が方の領分になるわけでございます。 もちろん消防といたしましても現在調査中でございますので、最終的な結論が出ているわけではござ...全文を見る | ||
○政府委員(関根則之君) 私どもは、あの事故は危険物の規制行政上、極めて重大な意味を持っているものというふうに受けとめておりまして、事故発生直後直ちに、もちろん消火作業を急いだことは申すまでもございませんが、事後の問題といたしまして、原因究明、それから今までありました安全基準等、...全文を見る | ||
08月06日 | 第102回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第7号 議事録を見る | ○関根説明員 防災計画につきましてはできるだけ実戦的なものをつくるように指導をいたしておるところでございます。一たん災害が発生しますと人間の判断力というのは極めて当てにならないものであるというふうに私どもは考えておりますので、こういう事態が起こったときにはこう対応するということを...全文を見る |
○関根説明員 先生から前々から、地域防災計画の具体化と申しますか、実際に役に立つような計画をきめ細かくつくるということについての必要性についてお話を承っておるところでございまして、消防庁といたしましても、そういうお話を受けまして、警戒、避難につきましての具体的なマニュアルづくりと...全文を見る | ||
11月08日 | 第103回国会 衆議院 地方行政委員会 第1号 議事録を見る | ○関根政府委員 日航機事故に関連して消防団の活動についてのお話があったわけでございますが、私どもは、消防としては極めて的確、効率的に対応できたというふうに考えております。何せ大変山深いところでございまして、尾根と急峻な谷が入り乱れている場所でございまして、地形を余り知らない人が行...全文を見る |
○関根政府委員 メキシコ地震は大都会におきます大地震の例として特徴づけられる地震であるというふうに考えております。その結果、残念ながら大変な被害が発生いたしておりまして、外務省で在外公館等からの報告をもとにまとめた数字によりましても、死者が八千人、負傷者が約三万人ということになっ...全文を見る | ||
11月14日 | 第103回国会 衆議院 地方行政委員会 第3号 議事録を見る | ○関根政府委員 消防職員の職務というのは火事場での大変体を使っての激務が多いわけでございますので、従来から若いうちが中心になって考えられてきたという経緯を持っているわけでございます。しかし、官民を通じまして働く期間をできるだけ長くしていこう、働く意思と能力のある限りにおきましては...全文を見る |
○関根政府委員 この特例措置をどうするかといいますか、特例措置の撤廃問題につきまして、消防職員を初めといたしまして消防サイドの意見を取りまとめます過程におきましてはいろいろな議論がございました。相当長い期間にわたりまして甲論乙駁がありまして、現場の各消防本部にももちろん話がおりま...全文を見る | ||
11月26日 | 第103回国会 衆議院 地方行政委員会 第7号 議事録を見る | ○関根政府委員 消防職員の共済制度、特に特例廃止の問題につきましては消防関係者としても大変関心が深い問題でございますし、相当長い期間にわたって議論がなされてきたわけでございます。私どもといたしましては、消防職員の意向を酌みますために消防長さんたちが組織いたしております全国消防長会...全文を見る |
○関根政府委員 年金の支給開始年齢を消防職員についてどうするかという問題は、職務の内容とも関連をいたしますし、また掛金の問題等もあるわけでございます。また同様な職務と通常考えられております警察職員につきましてどういう方針で臨むのか、そういったこととの関連もやはり考えながら、長い時...全文を見る | ||
○関根政府委員 内部的にもいろいろな意見があったわけでございまして、検討の過程におきましてあるいは今お読みいただきましたような議論があったのかもしれないというふうに考えております。しかし、これはある日突然に何かの契機でぼんと変わったというものではありませんで、甲論乙駁といいますか...全文を見る | ||
○関根政府委員 全国の消防長さんたちが集まりまして全国消防長会というものをつくっております。これはいろいろな意味におきまして消防全般にわたって専門的な委員会などもこしらえながらいろいろ勉強もし、情報交換もしているところであるわけでございます。私どもこの共済制度につきまして我々の考...全文を見る | ||
○関根政府委員 勤務条件という言葉は、一般的な日本語としては非常に幅の広い、意味の広い概念だと思いますけれども、法律上勤務条件というのが今議論をいただいている問題との関連で直接出てまいりますのは、多分地方公務員法の二十四条あたりに出てくる問題だろうと思います。二十四条の六項で使わ...全文を見る | ||
○関根政府委員 五十四年から数えてまだ六年しかたっていないということで、その間に考え方が変わるのは早過ぎるというお話でございますが、制度というのは一たんこしらえたものをいつまでも守っているが能ではないと考えます。そのときどきの社会情勢なり、いろいろな人間の物の考え方の推移に応じて...全文を見る | ||
○関根政府委員 退職年齢の実情につきましては、私どもも先生御指摘をいただきましたような数字を大体把握いたしております。ただ、全体の傾向を見ますと、最近ここ数年間、五十六年度ごろからの数字によりますと、退職年齢というのは年々上がってきている傾向が読み取れるわけでございます。 例...全文を見る | ||
○関根政府委員 六十歳の年金支給開始につきまして、これとこれとこれをやらなければそれができない、そういう絶対的な前提条件があるという性格のものではないと私は思います。先ほどから説明申し上げておりますように、最近の中高年齢者の体力の向上はなかなか目覚ましいものがございます。また、消...全文を見る | ||
11月29日 | 第103回国会 衆議院 地方行政委員会 第8号 議事録を見る | ○関根政府委員 消防職員の定年につきましては、一般の職員と同じように六十歳ということになったわけでございます。これは私どもといたしましては、一般の消防職員につきましてもできるだけ定年を高めていきたい、働く意思と能力のある消防職員については五十五歳でやめるのではなくて、一般の職員と...全文を見る |
○関根政府委員 私自身は、はしご車に登ったことはございません。 | ||
○関根政府委員 私自身がはしご車に登ったことはありませんが、先生のお話のように消防の仕事というのは大変なものでございます。特に最近のはしご車は、日本では四十八メーターというのができております。外国では五十メーターというのがありますが、先端にまいりますと大変振動、動揺がひどいという...全文を見る | ||
○関根政府委員 五十五歳特例をどうするかという問題が起こりましてから私どももそれに対応できるように、消防職員も六十歳まで働くことができるように、そういう具体策についての検討を私ども自身も努力していかなければならぬと思いますし、それから現場の消防本部においても検討するようにお願いし...全文を見る | ||
○関根政府委員 消防職員が安んじてと申しますか六十歳まで勤務を継続することができるようにそういう環境整備をしていくことは、確かに先生御指摘のように、今まで必ずしも十分に進んでいないじゃないかというお話でございますが、私どももさらに努力を続けていかなければならない面が多いというふう...全文を見る | ||
12月05日 | 第103回国会 参議院 地方行政委員会 第2号 議事録を見る | ○政府委員(関根則之君) その辺の現場の詳細につきまして、私ちょっと承知をいたしておりませんので、後ほどまた必要がありますれば調べた上で御答弁申し上げます。 |
12月10日 | 第103回国会 衆議院 地方行政委員会 第9号 議事録を見る | ○関根政府委員 消防団は地域におきます火災その他の災害に対しましてこれを防除するいわゆる防災体制の中核であるというふうに私どもは高く評価をいたしておるところでございます。残念ながら消防団員の高齢化が進んでまいっておりますが、農山村等におきましては依然として若い人たちも積極的に参加...全文を見る |
○関根政府委員 私どもの方の救急並びに救助業務に関します調査統計は必ずしも正確な病名といいますかそういうもので分析、統計をとっておりませんので、病名ごとの件数等が申し上げられないわけでございますが、特に最近は心臓疾患系統の病人が比較的ふえておる。それから脳溢血等、脳卒中その他の血...全文を見る | ||
○関根政府委員 先ほど申し上げましたのは、いわば疾患の病名別の分類というものを、私どもの方は直接医療を担当するというものではございませんので病名ごとの分類が正確にできていないという趣旨でお答えを申し上げたつもりでございます。成人のウエートについてのデータは年齢別には私どもの方で統...全文を見る | ||
○関根政府委員 私どもの方の消防が責任を持ってドクターカーを運営をいたしておりますところは、御指摘いただきました松本市、宇都宮市のほかに、茨城県でございますけれども筑前消防本部というところが昭和五十五年の四月からドクターカーの運用を行っております。これは万博会場の近くの谷田部町を...全文を見る | ||
○関根政府委員 先ほど申し上げましたように、最近の救急患者の病気の中で心疾患でありますとかあるいは循環器系の病気の方が多くなってきております。こういう方々は軽症の場合ももちろんありますけれども、重症になりますと緊急に専門家の医師による手当てを必要とする、手当てを早く加えることによ...全文を見る | ||
○関根政府委員 ドクターを救急車に乗せるか乗せないかという考え方といいますか、ドクターカーに対する対応の仕方にアメリカ系と大陸系とで何かちょっと立場が違う、二つの系統に分かれるように私どもは受けとめております。 アメリカの場合には、お医者さんを直接救急車に乗せるというのじゃな...全文を見る | ||
○関根政府委員 救急医療体制を整備していかなければならない、整備をする必要性というものは私どもも十分認識をいたしております。特にただいま御指摘がありましたような心筋梗塞でありますとか脳卒中でありますとか緊急に手当てを、しかも専門的な医療を加える必要がある、それを加えれば救命率が高...全文を見る | ||
○関根政府委員 御指摘をいただいておりますように、消防の救急隊は単に患者を搬送するというだけではございませんで、必要な応急処置ができるだけの基礎的、医学的な知識でありますとか、実際の対処方策等について十分ふだんから勉強していなければいけない、それだけの勉強を経た隊員でありませんと...全文を見る | ||
○関根政府委員 先ほどの百三十五時間の教育の中で、心肺蘇生のやり方、蘇生器を使いましての実際の訓練等も一応できるように、そういう教育はしているわけでございます。 ただ、御指摘をいただきました抗不整脈剤の投与なりあるいは注射ということになりますと、これは今まで私どもが承知をいた...全文を見る | ||
○関根政府委員 先ほどから御議論をいただいておりますように、最近におきまして過激派の放火による火災が大変多くなってきておるわけでございます。幸い、これらの火災に対しましては消防隊が的確に対応いたしまして延焼拡大等を防いでおることは非常に幸いだと思っておりますが、ロケットなどという...全文を見る | ||
12月12日 | 第103回国会 参議院 地方行政委員会 第4号 議事録を見る | ○政府委員(関根則之君) 五十四年の改正の際は、お話いただきましたように消防職員、警察職員とも支給開始年齢の特例措置を講じたわけでございます。これは消防職員、警察職員共通の職務の特殊性と申しますか、相当ハードな肉体的な労働も伴う、そういった面を主として考慮して制度として残したもの...全文を見る |
○政府委員(関根則之君) この特例年齢を存置するのかどうするのかという問題につきましては、消防関係者にとりまして非常に重大な問題であるわけでございます。したがって、消防関係の方々にも十分議論をしていただこうということで、全国の消防長の集まりであります全国消防長会に意見の取りまとめ...全文を見る | ||
○政府委員(関根則之君) 急に意見が変わったというお話がございましたけれども、これは消防長会の中の議論の過程でいろいろな、甲論乙駁がなされてきたというふうにぜひ御理解をいただきたいと思います。最終的な意見の集約といたしましては特例を廃止をするという方向でまとまっているものというふ...全文を見る | ||
○政府委員(関根則之君) ただいま手元に正確な数字がありませんから正確なお答えができないわけでございますけれども、職員の充足率につきましては大体先生から御指摘いただきましたような数字で推移いたしているものと考えております。 また、組合消防と単独消防とに分けての職員の充足率の調...全文を見る | ||
○政府委員(関根則之君) 確かに、御指摘をいただきましたように、組合消防を積極的に推進いたしまして、全体消防の常備化というものを進めていきますときに、小さな市町村では単独消防を持つということが無理なものですから、お互いの一定の地域におきまして共同して常備化を図るようにと、こういう...全文を見る | ||
○政府委員(関根則之君) 職員が六十歳まで安んじて消防職員としての勤務を続けていくための条件整備というのはなかなか難しい問題であります。単に消防庁で具体的にある一定の案をつくって、こういうものができればそれでぱっとできるようなものではないだろうと私は思います。いろんな意味で、当然...全文を見る | ||
○政府委員(関根則之君) 御承知のとおり、地方公務員法の五十二条第五項で消防職員は警察職員と同様に、いわゆる職員団体の結成及び加入が禁止をされているわけでございます。そういう意味で、禁止されている条項に反することのないように私は常々申し上げているわけでございます。九州の消防長会の...全文を見る | ||
○政府委員(関根則之君) 御指摘のような事例はないものと考えております。 | ||
○政府委員(関根則之君) 消防職員の実態をよく把握し、また消防職員の意向、考え方、希望、そういうものを的確につかむということは、単に勤務条件だけの問題ではなくて消防の能力を発揮する上からも極めて重要な問題であるというふうに私どもは受けとめております。そういう意味で当然職員を管理す...全文を見る | ||
○政府委員(関根則之君) 安全委員会その他私どもで設定をすべきであるといって指導をしている問題につきましてまだ必ずしも十分な整備がなされていないという面もございます。そういった点につきましては従来の指導どおり進めていきたいと思います。 | ||
○政府委員(関根則之君) 職員の実態をよくつかみ、職員の意向が十分管理者側に反映できるように、そういう努力もしていかなければいけないということでございます。 | ||
○政府委員(関根則之君) 確かに、この前、五十四年に制度改正をやって以来でございますから、六年しかたっていないではないかという見方もできますけれども、世の中の変化の激しい時代でございますから、既に六年たっているではないかという議論も成り立ち得るものというふうに考えております。 ...全文を見る | ||
12月19日 | 第103回国会 参議院 地方行政委員会 第6号 議事録を見る | ○政府委員(関根則之君) 年齢の特例制度の廃止に当たりましては、その一方にあります定年、消防職員についても実質上六十歳まで安心して勤めることができるようにしていきたい、こういう考え方が実は基本であるわけでございます。したがって、その環境整備のためには、もちろん暫定期間として全体で...全文を見る |
○政府委員(関根則之君) 年齢構成の問題というものが特に組合消防において重要な問題となってくるという認識を持っているわけでございます。今御指摘のありました人事交流の推進につきましては、消防庁といたしましては、それぞれの消防本部において、地域の実情に応じまして、市町村当局の協力を得...全文を見る | ||
○政府委員(関根則之君) 消防長は、確かに発足後日の浅い消防が組合消防等においては特に多いものですから、たたき上げのといいますか、長いこと消防職員として勤務した人が消防長になるというのは比較的少ない、これは御指摘のとおりであります。しかし、当然職員を指揮し、職員の力によりまして消...全文を見る |