関根則之
せきねのりゆき
当選回数回
開催日 | 会議名 | 発言 |
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01月06日 | 第128回国会 参議院 政治改革に関する特別委員会 第7号 議事録を見る | ○関根則之君 新年明けましておめでとうございます。 昨日は、職権による委員会開会という多数の横暴とも思える挙動がございましたので、私どもとしては残念ながら審議に参加することができなかったわけでございます。本日から審議を進めさせていただきたいと思いますので、しっかりとした政府の...全文を見る |
○関根則之君 私が質問をいたしました趣旨は、参議院の選挙と衆議院の選挙と同時選挙というのはこれからもあり得るわけですよ、そういう同時選挙が行われるときに、全く同じ政党で例えば国会議員を五人以上有しているような一人前の政党が、衆議院の方には名簿が出せるけれども自分の党の参議院の公認...全文を見る | ||
○関根則之君 いみじくも答弁の中で、戸別訪問の問題とかそういうところは直したけれどもほかのところは直さなかったと、こういうことですから、これはやっぱり法律的にそこまで手が届かなかったと。これはおかしいんですよ。おかしいことなんですよ。それを率直にやっぱり認めるべきだと思います。 ...全文を見る | ||
○関根則之君 大変何か他人事のような答弁のように私には感じられるんですけれどもね。 新聞紙上等では、二月の四日とかそういう数字が出ていて、十日が予算閣議だというようなことが出ておりますけれども、具体的な日程はどうなんでしょうね。具体的にお願いします。 | ||
○関根則之君 今の時点でまだ大体いつごろになるのか見当もつかないというようでは本当に心配なんですよ。二月の終わりから三月になって予算編成なんかやっていると、年度が経過して五月、六月、七月ぐらいになっちゃうんじゃないですか。もう年度が半ば進行してから予算が成立するというようなことで...全文を見る | ||
○関根則之君 具体的に。 | ||
○関根則之君 三次補正がいけないと言っているんじゃないんですよ。それも大事だけれども、やっぱり土台になるのは通常予算でしょう。それが土台になって組んでいく。十五カ月予算と言ったって、もうきょうは一月六日です。ぐずぐずしていてまだ編成の日程が決まってないというのじゃ、また十五カ月が...全文を見る | ||
○関根則之君 自治大臣が早くやるというまことに頼もしい御答弁でございますので、そのとおりやってもらいたいと思いますが、今おっしゃったことのアフターケアといいますか、それを我々もきちっと見させていただきたいと思います。 ところで、来年の予算を組むということになりますと、税収の見...全文を見る | ||
○関根則之君 十一月末現在では五兆五千億の落ち込みでとまっているということですけれども、これから先、三月末といいますか、今年度収入が終わりますまでにまだ多分落ち込みが出てくるんじゃないかと思います。 そういう状況の中で、総理、これから平成六年度の当初予算を組んでいく、そうなる...全文を見る | ||
○関根則之君 しかし、減税はおやりになるという基本的な方針はお持ちでございますか。 | ||
○関根則之君 重く受けとめておりますということは、総理がおっしゃることだから、もう少しはっきり、本当はこういう政策論議はきちっとやってもらいたいんですよ。今の時点で減税をやるのかやらないのか、そのくらいの基本的な方針を決めてなくて国の財政運営なんかできませんよと私は思いますよ。み...全文を見る | ||
○関根則之君 示していただきたいと政府・与党の会議にお願いをしておりますと、こういうことでは本当に困るんですよね。いろいろ広く皆さんから御意見を伺う、そういう与党体制を固めなさる、これは必要でしょうけれども、しかしやっぱ りそれらをリードして束ねていくのは総理なんですから、自分...全文を見る | ||
○関根則之君 総理は、持論としておっしゃっております地方の充実といいますか地方重視、地方自治尊重の政治をこれからは打ち立てていかなければいけないと思いますので、さらに一層ひとつ御努力をいただきたいと思います。 ところが、そういう総理のお話とは実際の今の政治の動き方が違うんじゃ...全文を見る | ||
○関根則之君 郵政大臣、今の問題につきましてどういうお感じか。 それからまた、私の希望としては、やっぱりそういうものは、民間会社のことかもしれませんけれども、第一種電気通信事業者としてNTTは郵政省の認可をもらって仕事をしている。これはこの前まで電電公社だったわけですよね。そ...全文を見る | ||
○関根則之君 郵政大臣、よろしくひとつお願いを申し上げます。 それでは、法案の内容に入らせていただきたいと思います。 政党の組織の問題につきまして御質問を申し上げたいと思いますけれども、政治資金規正法二十一条四項という規定がございますね。そこで政党の支部につきましては地域...全文を見る | ||
○関根則之君 そうすると、市町村なりその連合体は認めるということですから、ある都道府県の中に百の市町村があると仮定をした場合に、幾つぐらいの政党の支部が認められることになりますか。 | ||
○関根則之君 それじゃ具体的に承りますけれども、百市町村がそれぞれ市町村に一つずつつくって百つくることはできますね。それじゃ二つずつつくることはできますか、二つずつあわせてつくること。 | ||
○関根則之君 何か政治資金を得るという観点からはかり言っておりますが、これは政党の組織論にかかわる問題でございます。 二つずつつくるということになりますと四千九百五十個ぐらいできますよね、百市町村があれば。三つずつつくるということになると、どのくらいになりますか、十六万ぐらい...全文を見る | ||
○関根則之君 政党の支部として、一人前の支部として法律上認められる、そういう意味でできるというふうなお答えですか。 | ||
○関根則之君 青年部それから婦人部というものができるということですね。 そうすると、例えばあるA町とB町、二つの町に地域支部としてA町、B町支部ができる、社会党なら社会党の。でいいですよね。それと同時に、A町、B町の婦人部という支部もきちっとできる。このごろは女性部というんで...全文を見る | ||
○関根則之君 それは青年部、婦人部もきちんと寄附金を受けられる支部として認めもれる、こういう解釈のようでございますが、事務当局、間違いございませんか。 | ||
○関根則之君 青年部、婦人部もその町の中に、具体的に言うとまたいろいろ問題が起こるから、A党のB町支部というのができる、それとA党のB町青年部ができます、A党B町の婦人部もできます、そういうことで間違いないかどうか。しかも、そのできた支部というのは一人前の政党支部ですから、企業、...全文を見る | ||
○関根則之君 企業支部は認めないと。 それでは、職域支部というのがありますよね、同じ産業なり同じ職域を通じて、企業だけじゃないですよ、同じ系統の業者とか、そういうものを通じてつくることの方は、いわゆる職域支部というのはいかがでございますか。 | ||
○関根則之君 まことにおかしい法律解釈が先ほどから出てきているんですよ。青年部、婦人部は一以上の地域を単位として政党の支部がきちっとできて、それは企業、団体から献金をいただけるんでしょう。ところが、職域支部とかそういうものは一切だめだと。それは、職域支部というのはもちろん一つの市...全文を見る | ||
○関根則之君 だから、一以上の市町村を単位としてつくればそれでいいんですよということで、さっきからずっとそこのところを整理しているんですよ。 一般的な政党の支部、それはいいでしょう。一般的な政党の地域支部はいいと思うんですよ。通称呼ばれている地域支部というのはだれが入ってきた...全文を見る | ||
○関根則之君 これは先ほどから私はきちっと分けて質問をいたしておりますけれども、大臣は、青年部、婦人部がきちっと支部として認められて企業・団体献金が受けられますと、こういう答弁をしっかりしているんですよ。それを私は三通聞いているんですよ。後ろの方からいろいろ雑音がありましたけれど...全文を見る | ||
○関根則之君 承服することができません。 一の市区町村と、二つ連合した市区町村の中で婦人部、青年部ができますかという話をきちっと私はしておりますし、それから今の一の市区町村の中に青年部と婦人部と通常の地域支部というもの、例えば三つきちっとできて、それが企業献金を受けられる、そ...全文を見る | ||
○関根則之君 だから、そういう抽象論では一般国民にはわからないんですよ。これからいろいろと一般国民から寄附を受けてそれで政治活動をやっていこう、そういうことによって政治をきれいにしていこう、そのための政治改革でしょう。その政治改革をやっているときに、部長さんが今御説明なさったよう...全文を見る | ||
○関根則之君 後ほど整理をして答えていただくんじゃ、私はこれ以上前へ質問を進めることができないんですよ。そこのところが基本の問題で、入り口のところでつっかえちゃうわけですから、そんな基本的な、しかもこれは企業・団体献金という一つの重要な部分の入り口をどうするかということなんですよ...全文を見る | ||
○関根則之君 もう一回お願いしたいんですが、だからこそ政党に限ってはしばらく企業・団体献金を認めていこうと。だから、その入り口はきちっとしていなきゃおかしいでしょう。個人へどんどん企業の金が入っちゃいけないんですよね。そういう制度、これに別に私は反対しているんじゃない。一つのこれ...全文を見る | ||
○関根則之君 したがって、総理も基本的な問題だと言っていらっしゃるようなそういう問題について、私は通告してあるんですから、担当大臣がすべて事務当局ときちんと打ち合わせをして答弁できるようにしてくるのが当然ですよ。後で整理して答えますなんてそんなばかなことで審議が進められますか。こ...全文を見る | ||
○関根則之君 そんなことは聞いていないんだ。 | ||
○関根則之君 私に与えられた時間は百二十分で貴重な時間なんですよ。それをぺらぺら、御答弁なさることは結構ですけれども、余計なことまで言うことないんですよ。 私はさっきから繰り返し言っているんです。二十一条四項に書いているように、一以上の市町村の区域を単位としてできているという...全文を見る | ||
○関根則之君 それでは重ねて確認をいたしておきますが、職域支部と言われているもの、ある職域を横断的に一定の地域の市町村で、一つの市町村の中に職域支部をつくるということはできますね。もちろん企業・団体献金を受けられる政党の支部としてですよ。 | ||
○関根則之君 職域支部はできるという前提、それは承りました。 それでは、ある非常に大きな企業、全国的な企業があるといたします。その企業の工場がある特定の市の中に二つ三つあって一その二つ三つの企業の工場といいますか、それをまとめて、その市町村の中の工場、ある特定の会社の工場だけ...全文を見る | ||
○関根則之君 職域支部もできる、それから一以上の市町村の区域を単位としてと、そういう条件をきちっと満たして、政党の支部としてある特定の企業の工場をその市町村の中で集めて政党支部をつくるということもできる、しかもその支部に対しては企業献金が認められる、それが今回の政党に対する企業・...全文を見る | ||
○関根則之君 いや、だから私は、さっきからきちっと前提を詰めて何遍も質問をしているつもりなんですよ。それを今はどういう答弁をしてきたかというと、青年部も婦人部も一市町村以上の区域を単位としてつくる場合にはできますよ、結構ですよ、政党支部として企業・団体献金も受け入れられますよ、こ...全文を見る | ||
○関根則之君 それでは、もう一回明確に答えてもらいたい。できるのかできないのかよくわからない、山花大臣の答弁では。 一つの市町村に、ある一つの政党の支部が一以上できるということですか、できないということですか。 | ||
○関根則之君 それは、二以上ということですね。二つできる、三つできる、四つでも構わないということですね。 | ||
○関根則之君 どうもそこのところが今までの解釈、我々がずっと聞いている衆議院の審議の過程におきましても、それはだめなんだ、一市町村には地域支部しかできないんですよ、それだけしか企業・団体献金は受けられませんよ、そういう前提で審議が進められてきたことは間違いないんですよ。そういう前...全文を見る | ||
○関根則之君 そこのところが、法律の要件を満たしていれば、そんなことは当然のことなんですよ。しかし、法律の要件というのは何かといったら、一以上の市町村を単位として、こう書いてあるだけなんですよ。だから、そんな前提は私はもう満たしているものという前提で物を言っているわけですよ。二十...全文を見る | ||
○関根則之君 言葉ばかりは多いんですけれども、本質的な答弁がなされていないと私は断ぜざるを得ません。 先ほど答弁の中で、自治大臣は、企業を中心とした一以上の市町村の中のそういう支部は認めません、こういうことを言っているんです。ところが今の御答弁では、いろんな支部ができますよ、...全文を見る | ||
○関根則之君 答弁の内容が説得的でない、合理的でない、合ってないということを私は言っているわけですよ。 | ||
○関根則之君 もう何遍も何遍もやっているんですから。 | ||
○関根則之君 切り口が二つあるんですよ。今度の二十一条の四項というのは、一以上の市町村の区域を単位としてつくりなさいという切り口だけを決めているわけですよ。だからそこには、その要件さえ満たしさえすれば総合支部であろうと、総合支部というのはだれが入っても結構ですよ、どこの会社の人で...全文を見る | ||
○関根則之君 よくわかりました。極めて明快です。だから地域の、一以上の市町村の単位さえ、そこさえ守ればいろんな切り口で何百何千、組織論としてやるかどうかは別ですが、法律上はそれは可能であると、こういうふうに理解をいたします。 その答弁は衆議院における答弁と全然答弁が食い違って...全文を見る | ||
○関根則之君 全体として後で整理して答弁をするということですけれども、私どもが衆議院の審議を議事録で拝見し、今までずっと聞いておりました考え方と政府側の答弁の基本的なところが違うというふうに私には受け取れるわけでございます。そういう意味で今の御答弁は納得できませんので、衆議院の議...全文を見る | ||
○関根則之君 自民党案にもあったじゃないかというお話で、援軍を頼んできたような感じですが、私は参議院における審議というのはこれはもう原点にきちんと返って、やっぱり実体においてもまた法律的な表現においてもちょっと恥ずかしいようなそういう条文は必要があればきちんと直していく、そういう...全文を見る | ||
○関根則之君 いろいろ法制局の立場もありますから、散文的なことを聞いてもしょうがないのかもしれませんけれども、今の答弁は答弁として承っておきます。 ところで、人口というのは日本は今少しずつではありますがふえていますよね。人口がふえると政党助成金というのはふえるんですか、ふえる...全文を見る | ||
○関根則之君 もとは国民の税金なんです。大変な金なんですよ。一人二百五十円だからいいじゃないかといったって、とんでもない話なんで、オギャーと生まれた赤ん坊だって一人当たり二百五十円出さなきゃいけないということなんですよ。こういうやり方はわかりやすくていいじゃないかという話がありま...全文を見る | ||
○関根則之君 まことに明快な御答弁をいただきました。 私は、これは押し問答になりますからいつまでも続けるつもりはありませんけれども、少なくも国民の税金なんですから、こういう規定はやっぱり規定の仕方としてはおかしい。だって、政党の助成金の所要額が人口とぴったり比例するなんという...全文を見る | ||
○関根則之君 私の方も忌憚のないといいますか、率直に御質問申し上げているんだから、余り紋切り型の答弁はやめてくださいよ。 例えば、それでは財政状況によって、一応三百九億という計算はできるけれども百億にともかく査定をする、主計官がそう言ったら大臣はどうなさいますか。 | ||
○関根則之君 百億はだめだと。それじゃ例えば二百五十億だったらどうですか。 | ||
○関根則之君 質問の最初にも私から発言を申し上げましたけれども、今回の政党助成は地方の市長さんとか知事さんとか議員さんたちに対する配慮が大変欠けているんじゃないか、そんな感じがするわけでございます。 そもそも積算の基礎には入っておりませんし、政党助成が受けられるのは国会議員を...全文を見る | ||
○関根則之君 そこで問題は、国会議員に対しまして、国会議員を中心として組織される政党に対してはこの政党助成がなされるんですけれども、そういうものじゃなくて、地方議員だけで政党ができてもいいと思うんですよね。大いにこれからは地域地域の政治をしっかりしたものにしていただく、そのために...全文を見る | ||
○関根則之君 私としてみると、総理から地方に対して何か冷たい御返事しか得られないで残念なんですけれども、私は政党というのは、政党本位政党本位とおっしゃいますけれども、国会議員が中心になって組織する政党だけが政党じゃないと思いますよ。地域地域の政党というのがあっていいんじゃないかと...全文を見る | ||
○関根則之君 私が補助率という言葉を使ったから極めて奇異な感じで大臣はお受けとめになったんじゃないかと思いますけれども、政党交付金というのはあくまでも一種の補助金であることは間違いない。反対給付なしに国の財源を移転する、支出をしていくわけですから、一種の補助金であることは間違いな...全文を見る | ||
○関根則之君 しかし、政令で指定すればこれは対象にはなり得るんでしょう。 | ||
○関根則之君 制度的にはなり得るけれども、今の政府は補助金としての適化法の適用を受ける補助金としては指定をしない、政令を書かない、こういうことですね。それは確認をいたしておきます。 経費を非常に節約して効率的な運営をなさっている政党もあるかもしれない。そのときに、どんと大きな...全文を見る | ||
○関根則之君 わりかしどんと一括渡すような形でお渡しする、補助金適化法の適用もない、補助率もないというような形、しかも余ったらどんどん積み立てておいたらいいじゃないか。相当おおらかな国の資金の運用になるんだろうと思います。 ところで、たまたま少し当座使い道がないということで積...全文を見る | ||
○関根則之君 これはおよそ公金とかそういうもの、非常に公的な性格の強いものだと思います。 総理、いかがですか。政党というのは非常に公共的な性格を持っているからこそ国民の税金を余り結社の自由を束縛するようなやり方で渡すんじゃなくて、結社の自由を束縛しないようにおおらかな形で渡し...全文を見る | ||
○関根則之君 適正に使用しなければいけないとかいう規定はあるんです。すべて政党任せなんですよね。しかし、政党のことをとやかく言うつもりはありませんけれども、もとは公金ですから、一人一人の国民の税金ですから、こういうものはもう少し神経を使ってきちっとやらなきゃおかしいと思いますよ。...全文を見る | ||
○関根則之君 政党助成金の運用管理について格段の規定はありませんという答弁をしておいて、今の答弁ではおかしいんじゃないですか。そのために前段の質問を私はしているんですからね。政府委員に答えさせないで大臣が答えてくださいよ、きょうは総括質問なんですから。基本的な問題ですよ、こういう...全文を見る | ||
○関根則之君 政党助成金は、これは政党というのは政治団体のうちの二足のものが政党として助成対象になるわけですから、当然その政党の使う政治資金というのは政治資金規正法の適用を受ける、政治資金規正法の定めに従う補完規定、これがかぶってくるということで、その範囲内で管理しなければいけな...全文を見る | ||
○関根則之君 大臣は、政党の政治活動をきちんと支えるためのものだ、そのために交付するんだと。したがって、そういうものに要する経費に充てるということでしょう。 そういうことがどこに書いてあるんですか。この政党助成法はそういう条文を持っていますか。 | ||
○関根則之君 法律の立て方の問題を私は重要なことだと考えているんですよ。四法一体としてそこから交付目的が出てきますなんというそんな答弁で、納得するわけにはいかないですね。 | ||
○関根則之君 総理、この政党助成金というのは今度の政治改革の中の一本の柱、大変重要な柱でしょう。それで、しかも国民の税金を一人当たり二百五十円だなんといって出すわけですけれども、大変な金額ですよね、三百九億という金額がどんと出てくるんですから。しかも、それはほとんど会計検査も受け...全文を見る | ||
○関根則之君 法律の目的だよ。 | ||
○関根則之君 当然の前提じゃ困るんですよ。さっきから言っているように、私が何のための交付金ですかと言ったら、回り回って提案理由まで持ち出してきてやっと何とか説明がついているでしょう。そんな政党交付金じゃ困る。それに大蔵大臣、三百九億も出して本当に財政が締まります か。これはまこ...全文を見る | ||
○関根則之君 これで十分だと思いますという答弁を聞いて、本当に私は実はがっかりしたんですよ。総理からそういう御答弁があった以上、これは納得するわけにいきませんよ。法律の立て方として全くおかしい。 これだけの資金を出して日本で新たにこういう制度をつくるのは初めてでしょう。しかも...全文を見る | ||
○関根則之君 ある制度を見るときに、そんな提案理由までさかのぼって一般国民は読むわけじゃないんですよ。政党助成法っていうのは何だろう、例えば高等学校あたりの社会科の勉強で読むときだって、提案理由まではなかなかいかない。法律ぐらいはたまには見るかもしれない。そのときに政党助成金とい...全文を見る | ||
○関根則之君 そのときの案は法律にならなかったんですよ。参議院で審議していれば私がきちっとそういう議論をしたはずです。だから、間違いのない、いい、参議院の審議を通じて本当にどこから見ても立派な法律になった、そういう法律をつくるために、総理、我々は審議しているんですよ。その意味を理...全文を見る | ||
○関根則之君 もとるではない。戻ると言ったんです、私は。 | ||
○関根則之君 今までの答弁では、これはもう全く納得することができません。したがって答弁を了解するわけではありませんが、私の時間も予定の時間が大体参りました。 これは自民党の中での使用時間でございますので、多少の余裕はいただいております。しかし、それにしても時間でございますので...全文を見る | ||
○関根則之君 終わります。(拍手) | ||
01月11日 | 第128回国会 参議院 政治改革に関する特別委員会 第10号 議事録を見る | ○関根則之君 自由民主党の関根則之でございます。 きょうは、お忙しい中を三人の参考人の先生方においでいただきまして大変貴重なお話を伺うことができました。まず最初に、お礼を申し上げておきたいと思います。 最初に、田中参考人にお伺いをしたいと思いますけれども、大変いわば学問的...全文を見る |
○関根則之君 ありがとうございました。 政治というのは、やっぱり約束をきちっと守るような形で国民に話をして、合理的に説明した政策なり考え方なりを政治の面で本当に実現してもらわなきゃ意味がないんで、途中でくるくる変わってしまっては困ると思います。 それから、いわば比例制だけ...全文を見る | ||
○関根則之君 衆議院と参議院の代表の仕方といいますか、できるだけいろいろ異なった分野の意見を両方がうまくバランスをとりながら反映ができるような選挙制度が望ましいんだというお話があったと思いますけれども、今これはいろいろ職能代表というのが参議院の比例制の中で大変うまく反映されている...全文を見る | ||
○関根則之君 次に、鈴木参考人にお話をお伺いしたいと思います。 何かお話の中で、参議院の審議で自民党が審議拒否をしているというようなお話がございましたけれども、これは私どもは決して審議拒否なんか実はしていないんでございます。委員長さんに公正中立を疑わせるようないろんな動きがあ...全文を見る | ||
○関根則之君 せっかくお尋ねをしているのにお答えをいただかないということは私としては非常に残念でございますが、参考人の御意見でございますので、それはそれで承っておきます。 国際社会でこれから尊敬されるような国になっていかなければいけない、こういうお話でございまして、そのこと自...全文を見る | ||
○関根則之君 政党助成法に関連いたしまして芦田参考人からお話をいただいたわけですけれども、やっぱり政党というのは自立が必要なんだということで、そういう自分の足できちっと立っていけるように余り公的資金に頼らないでやっていくようにするのが望ましいという趣旨のお話と受けとめたわけでござ...全文を見る | ||
○関根則之君 大変貴重な御意見をいただいたというふうに理解しております。長期的な観点からは自分でやっぱり始末をしていくといいますか資金を調達していく、そういう考え方が基本にあるということでございます。 もう一つ芦田参考人にお伺いをしたいんですけれども、例の比例代表の名簿単位の...全文を見る | ||
○関根則之君 お話はありがたく拝聴いたしておきます。 ただ、そこで本当に、まさに衆議院と参議院の間のバランスといいますか、両方がうまく、衆議院では拾えない異なった意見を参議院の方で拾うていく、参議院で拾えない意見を衆議院で拾っていくとか、そういうバランスを、お互いに協力し合う...全文を見る | ||
○関根則之君 どうもありがとうございました。(拍手) | ||
○関根則之君 自由民主党の関根則之でございます。 参考人の三先生には、きょうはわざわざお出かけをいただきまして、私どものために貴重な御意見をお聞かせいただきましてありがとうございます。自由民主党として特に前田先生にはお願いを申し上げているわけでございますが、心からまずお礼を申...全文を見る | ||
○関根則之君 ありがとうございました。 どうも、市民革命といいますか長い間の歴史の中で個人の権利とか義務とかそういうものをしっかりと市民社会の中で培ってきたイギリスと、神様だってやおよろずの神がいるような日本とでは、そういう神様が仲よくやっていると、そういうのもまた一面とうと...全文を見る | ||
○関根則之君 ありがとうございました。 先ほどのお話で、アメリカではよく報道でも報じられておりますけれども、政治倫理委員会が大変活発な動きをしている。私どももいろいろ見聞きをするわけでございます。それに引きかえまして日本では、せっかくあります政治倫理審査会が必ずしも十分機能し...全文を見る | ||
○関根則之君 どうもありがとうございました。 御指摘をいただきました、アメリカでは公聴会を最初にやるんだ、委員会審議の冒頭で公聴会をやって、そこで出た意見をまさに委員会の審議に生かしていくというお話を伺いまして、日本の公聴会が形骸化されているじゃないかと。衆議院の方でこの法案...全文を見る | ||
○関根則之君 ありがとうございました。 日本はかつてあれだけの大戦争を戦ってまいりました。翼賛政治というものも経験しているわけです。私もわずか十五歳で軍籍に身を置いた経験を持っておりますので、ああいう気違いじみた動き、物の考え方にみんながわっと行ってしまう、その中で全く何にも...全文を見る | ||
○関根則之君 もう一つちょっとお尋ねしておきたいんですけれども、これもお話の中に在日韓国人の選挙権付与というお話があったと思うんですが、これは何ですか、日本にまだ帰化していない方に対して選挙権を与えなさい、こういうことでございましょうか。もしそうだとすれば、まさに外国人に対する選...全文を見る | ||
○関根則之君 これから国際化が進んでまいりますと、昔、日本と歴史的、伝統的に非常に密接な関係もあり、地域的にも近いところであり、しかも交流が長い間かかって繰り返され、本生に濃密な関係のある国とのそういう問題と、最近国際化が進むことによって新しくおつき合いが始まったような国々との関...全文を見る | ||
○関根則之君 終わります。(拍手) | ||
01月12日 | 第128回国会 参議院 政治改革に関する特別委員会 第11号 議事録を見る | ○関根則之君 委員長、動議を提出します。 委員長不信任の動議を提出いたします。 〔関根則之君文書を提出〕 |
○関根則之君 私は、政治改革に関する特別委員長本岡昭次君不信任の動議を提出いたします。 本委員会は、委員長本岡昭次君を信任せず。 以下、右動議提出の理由を申し上げます。 去る一月十日、本委員会におきまして強行されました一月十七日の公聴会開催は、議会制民主主義のルールを...全文を見る | ||
01月20日 | 第128回国会 参議院 政治改革に関する特別委員会 第15号 議事録を見る | ○関根則之君 私は、自由民主党を代表して、衆議院から送付されました政府提出の政治改革関連四法案につきまして、反対の意見の表明を行うものであります。 まず何よりも問題でありますのは、当参議院において、連立与党による横暴と不公正な委員長の行為により、極めて不十分な審議期間しか与え...全文を見る |
01月27日 | 第128回国会 両院 公職選挙法の一部を改正する法律案外三件両院協議会 第2号 議事録を見る | ○関根則之君 政治改革関連四法案につきまして、参議院で否決をいたしましたけれども、その大きな理由の一つは、ただいま下稲葉委員から発言がるるございましたように、この法案に対しましての政治改革に関する特別委員会におきましての審議が十分に尽くされなかったことにあると我々は考えております...全文を見る |
○関根則之君 ちょっとしばらくおかりをしたいと思いますけれども、今松浦先生から質問をなさったことに関連をいたしましてお伺いをしたいと思います。 そもそも二百八十というのは、これは考え方が大分二百五十から動いてきていますけれども、ただ単に森のそばに竹を植えたというような、まだあ...全文を見る | ||
○関根則之君 やはり制度というのは考え方というものをしっかり据えておきませんと、ただ妥協の産物で――最初はまさに並列的、二百五十、二百五十でいくのだ、こういう話でスタートしたけれども、だんだんこっちの小選挙区の方へ移っていって、これは六十人違うわけですよね、差にして。率にして約三...全文を見る | ||
○関根則之君 私どもは一つの画期的な法律をつくろうとしているわけですよね。だから、妥協とはいえ、これはこれでこういう考え方でできているものなんだよと、そこのところはきちんと説明できるような法律でないと、これは世間に対して通用しないのではないかという感じがするのですけれどもね。それ...全文を見る | ||
○関根則之君 しかし例えば、日本の政治改革には外国でも大変関心を持っていますよと言って、ワシントン・ポストまで御引用なさって大々的に宣伝される。その今まさに日本がやっている政治改革の中心になっていくのが小選挙区比例代表並立制です、こう説明する。それは、単なる両方並列的に並べただけ...全文を見る | ||
○関根則之君 大臣答弁じゃなくて、私どもも一生懸命理解をしたい。それから、できるものならそこのところを頭の中で何とか整理をして、理屈をつけて、我が国の選挙制度、衆議院の選挙制度はこういうのですよ、そういう説明がしたいものですから言っているわけでございまして、やや私の言い方を違った...全文を見る | ||
○関根則之君 それではちょっと確認でございますけれども、二百八十人にした場合においても、今までと基本的な考え方は同じだということですから、二票制の考え方、二票制で記号式でございましたですかね、これは変わらないというふうに理解してよろしゅうございますか。 それでは、次の問題に移...全文を見る | ||
○関根則之君 完璧なものにするには間に合わないだろうということになりますと、この案は一応出しておくけれども、落ちつき案は別な形で考えていらっしゃるというふうに理解してよろしゅうございましょうか。 | ||
○関根則之君 わかりました。 多分このままの文章では、これは法制局通らないような感じがするのですよね。細かいことを申し上げて申しわけないのですけれども、実際問題としてこれは成案にしなきゃいけないわけですから、そうなりますと、この文言は変わるけれども、かといって読みかえ規定まで...全文を見る | ||
○関根則之君 それでは、それは問題として御理解をいただいているということですから、仮に成案にするということになったら急いで、そこのところをどういう形で持っていくのか、それは協議の対象になるというふうに理解させていただきたいと思います。 それから、それじゃブロックの問題でござい...全文を見る | ||
○関根則之君 当然、どこかで線を引けば、その線の上と下、あるいは右と左で大変おかしな現象が出てくるということは私どもも理解をできるわけでございますけれども、このブロック分けのやり方では少しバランスがおかしいのかな、関係性が少しひど過ぎるのかな、そんな感じがしてならないということを...全文を見る | ||
○関根則之君 ただ、人口をこういうふうに非常に重点的にやるというのはもちろん一つの見識であろうと思いますけれども、人口をやりますと、どうしても東京へ人口集中している。東京、首都圏へ人口が集まっていて、三千万とか三千五百万とかこのごろ言われているわけですから、どうしても無理があるの...全文を見る | ||
○関根則之君 決して私は園田先生と議論をしようというつもりではありません。ただ、ここで今夜一晩かかってでも、ともかくできれば我々としては一つのいい成案を得られないかということでやっているのですから、そういう議論を踏まえて、できることならまとめていくといいますか、そういう観点から申...全文を見る | ||
○関根則之君 小政党、小会派のためにはブロックの数を少なくした方がいいんだ、こういう御説明が先ほども園田先生からもあったのですが、今も市川先生からございまして、私ちょっとそれはうまくいくのかなと。小政党に対する配慮だったら、全国ブロックで集計をすればそれでもうこれは一種の併用制み...全文を見る | ||
○関根則之君 ブロックのことについて大変御検討いただいた市川先生の御答弁でございますので、よくわかりましたが、ブロック制で得票の集計をブロックでやるかどうか。集計までやる場合には、やはりブロックの数を少なくして広くとった方が少数政党に有利であるということは当然なんですけれども、こ...全文を見る | ||
○関根則之君 次の問題で、ブロックをこういうふうに分けて、しかも全国単位で集計をするということになりますと、例えば九州の投票所には、投票所の前にいろんな看板が出たり、それから投票所内に氏名掲示という形で政党の名前が出て、それには立候補者はこういう名簿がありますよということを掲示す...全文を見る | ||
○関根則之君 ですから、そういう問題が起こるものですから、その問題は目をつぶっちゃえ、制度として一つの切り捨てなきゃならないものが、制度の一番大事なところを生かすためにはどうしたって切り捨てなきゃならないものが出てくる、それもまたわかりますけれども、そういう問題がありますから、や...全文を見る | ||
○関根則之君 よくその点はわかりますけれども、今参議院でやっておりますのは、これは全国単位で一本名簿なんですね。だからそれは最初から承知の助で、全国で一本の名簿でやっていくのですから、北海道の人も九州の人も全く同じ名簿の順によって一番から順番に当選してくるということで、最初から承...全文を見る | ||
○関根則之君 わかりました。 十条はどういう意味でしょうか。十条が入っているのですよね。これはどういう意味なのか、ちょっと理解ができないのですけれども。 | ||
○関根則之君 そういうことですか。大体わかりました。 多分これは、地方の議員さんは企業から二十四万円毎年集めることができる、地方の議員さんの名前で国会議員の資金を集めちゃうということが起こってくるといけないから、それを防止しているというものなんですね。そういうふうに理解してよ...全文を見る | ||
○関根則之君 ということで、これは余計な規定まで入っているんですよ。今、いわゆる地方の議員の選挙資金を企業から調達できるようにするための法改正ですよと言って、先ほどお尋ねしたらそのとおりだということなんだが、これは国会議員の資金管理団体まで規制をしているんだから、少し余計なことが...全文を見る | ||
○関根則之君 市川先生のおっしゃることはよくわかるのですよ。ただ、企業献金を集めることができる、それを地方の議員に認めようということなんですよね。(市川雄一君「五年間ですね」と呼ぶ)もちろん五年間暫定的にね。国会議員は企業の金を集めてはいけない、企業献金を受けてはいけないというこ...全文を見る | ||
○関根則之君 この点は、資金管理団体間のお金のやりとりが認められているというのは、本来、今度政治資金を厳しくやっていこうという政府案の中で、私ども前から大変疑問に思っていた点なんですよ。今回地方の議員さんの企業献金を認める、それを契機にして、今まで政府案では触れていない、問題はあ...全文を見る | ||
○関根則之君 その点は事実関係としてはわかりましたというか承っておきますけれども、そこに少し問題があるという点だけは指摘しておきまして、議論の集約段階におきましてまたどうするのか、できましたらちょっと意見の調整をさせていただければありがたい、そんなふうに思っております。 | ||
○関根則之君 私は、決してあら探しをしているわけじゃないのですよ。まさに先生方からこういう御提案があったものですから、仮にも我々がその案を受けてこれからともかく絞っていくわけですから、そのときに誤解をしていたとか気がつかなかったとか、あるいは全然別なことが入っていたとか、もしそう...全文を見る | ||
01月29日 | 第128回国会 両院 公職選挙法の一部を改正する法律案外三件両院協議会 第3号 議事録を見る | ○関根則之君 最初、市川委員から協議案の提案理由説明をいただいたわけなんですが、その終わりのところで、「協議案の案文は、以上であります。」と言った後で、なお三行ほどありまして、真ん中から読みますが、「先ほど申し上げた合意事項を内容とする改正法と同時に成立させることが必要であると存...全文を見る |
02月09日 | 第129回国会 参議院 産業・資源エネルギーに関する調査会 第1号 議事録を見る | ○関根則之君 三人の先生からいろいろお教えをいただきまして、ありがとうございました。 今井先生にまずちょっとお尋ねをしたいんですけれども、今、何かもうリストラじゃなくてリエンジニアリングだというような話がございましたね。そういう中で、大変革命的な手法なんだという評価と、それか...全文を見る |
03月02日 | 第129回国会 参議院 政治改革に関する特別委員会 第2号 議事録を見る | ○関根則之君 昨日あたりから景気の関係が少し明るくなったんではないかというような記事、報道が大分なされております。労働省の方の有効求人倍率も少しよくなってきているようでございますし、失業率も何か大分、失業率ですからこれは下がるんですかね、改善されてきているようでございます。日銀短...全文を見る |
○関根則之君 いろいろな指標が少しでもよくなってくる、特に失業率が二年ぶりに下がったというようなこと、明るい兆候が出ているということは結構なことだと思っております。 ただ、依然として誤差の範囲内ではないかなんという観測もあるようでございますし、また新規学卒者の就職難というのは...全文を見る | ||
○関根則之君 そこで、総理にお尋ねをいたしますけれども、内閣の改造問題でございます。 先ほど下稲葉理事の質問に対しまして総理は、きょうじゅうに結論を出される、こういう答弁をなさったわけでございますけれども、やるかやらないかはきょうじゅうに決めるにしても、いつおやりになるのか。...全文を見る | ||
○関根則之君 何か各党首との個別の会談も既にきのうから始まっておる。大分反対も多いようでございますけれども、報道によりますと賛成の方もいらっしゃるということでございます。 そういう中で、今、国会の日程等もあるからというようなことでございますけれども、今の細川内閣は政治改革を最...全文を見る | ||
○関根則之君 それは、内閣の改造をどうおやりになるか閣僚をどう任命するかというのは総理の一存でしょうから、認証行為ということはございますけれども、しかし総理が決断をされればできる仕事ではあろうと思います。 しかし、内閣最大の課題として政治改革四法案をずっと審議をしてきて、一月...全文を見る | ||
○関根則之君 あらゆる判断をなさるんでしょうけれども、いろんなことを考えられるんでしょうけれども、その中でこの政治改革法案が最終的に上がるか上がらないかというのは極めて私は重大な検討すべき要因ではないかと思います。いろんな要因があるでしょうけれども、このことについてはどう考えます...全文を見る | ||
○関根則之君 私は形式的なことを申し上げるつもりで言っているんじゃないんですよ。それは千も万もあるでしょう、いろいろ検討しなければならない事項は。だけれども、その中で今この政治改革法を仕上げるか仕上げないかという問題というのは、それはもう群を抜いて、日本の山でいえば富士山ぐらい高...全文を見る | ||
○関根則之君 総理が十分認識して対応するということですからおかしなことにはならないと思いますけれども、一月二十一日の悪夢が再びあらわれることのないように、ひとつ十分慎重に対応していただきますよう要望をしておきます。 それでは、四法案の内容等につきまして入っていきたいと思います...全文を見る | ||
○関根則之君 まあ国民といいますか有権者の方々にも、やっぱり政治と金の問題について考え方を改めていただきたいという面もあると思います。しかし、国民の水準というものをそう一挙に上げたりあるいは考え方を変えたり、これはやはり難しいわけでございます。だんだんにしかできないだろうと思いま...全文を見る | ||
○関根則之君 お三人の党首から大変しっかりした、政党の責任が重大である、しかもその責任をきちっと果たしていきたい、そのことによって初めてこの政治改革法案が本当に生きるし日本の政治が本当の意味で清潔なものに変わっていくんだ、こういう力強いお話を承りましたので、ぜひひとつお願いを申し...全文を見る | ||
○関根則之君 念願の政治改革法案がやっと成立する段階ですから、次にすぐ腐敗防止法をやれと言ったってなかなかそうは簡単にいかない。それもよくわかりますし、それから国民がお互いに疑心暗鬼に陥るような、お互いに摘発し合うような、そういう世の中にするということは私も賛成ではありませんから...全文を見る | ||
○関根則之君 そうすると、土曜、日曜の関係もあるからでしょうけれども、順調にいけばそんなに時間がかからないで本会議を通るということ、これは私が決めるわけにいかないんだから仮の問題ですけれども、仮にここ今週中ぐらいに参議院を通過したということになれば、もう来週ぐらいには公布、施行さ...全文を見る | ||
○関根則之君 余り警戒をしないで御答弁いただいて結構でございます、私は人の言葉じりをとったりするようなことは決していたしませんので。 それで、きのう衆議院の方で決議が行われましたですね。それによりますと、速やかにやれということが二回も書いてある決議でございまして、大分お急ぎの...全文を見る | ||
○関根則之君 これ、きのうの決議だって、速やかにということが二回も書いてあるんです。そういうものを受けてやっぱり内閣は行動をしなければいけないんじゃないですか。衆議院の委員長さんがお見えになっておりますけれども、委員長さんのお気持ちも多分そうではないかと思いますよ、決議しているん...全文を見る | ||
○関根則之君 我々は審議を急げ急げといって追いまくられてきたわけですよ。それで、ここで間もなく晴れてめでたく成立をするんですから、後の段取りぐらいは大体見当をつけておいてもらわなきゃこれは無責任というものではないかという感じがします。 ただ、事が重大であるから自治大臣としても...全文を見る | ||
○関根則之君 くどいようですけれども、勧告がなされましてから国会に提出するまでに何日ぐらいを予定いたしておりますか。 | ||
○関根則之君 石井委員長にちょっとお尋ねしておきたいんですけれども、きのうの決議で、一項の最後のところに「国会はこれを速やかに審議するものとする」と、こういうくだりがございますけれども、国会というのは衆議院だけのことでございますか、それとも参議院のことを考えていらっしゃるのかどう...全文を見る | ||
○関根則之君 一院が他の院に対して希望をお持ちになるということはこれまた自由だと思うんですけれども、これはいささかちょっと、やっぱり決議としては私どもとしてはどういう意味なのかなと理解に苦しむ面が少しあるということだけを申し上げておきます。 ほかの院がどういう審議をなさるのか...全文を見る | ||
○関根則之君 具体的な進め方ですけれども、この前の八次審のときには、何か調査票をつくりまして、都道府県から調査票をとっていますね。ああいうことをおやりになるかどうか。それから、その調査票に基づいて現地調査をやっていますね。そういうようなこともおやりになるおつもりであるのかどうか。...全文を見る | ||
○関根則之君 実は、この選挙区画定審議会の委員の選任でありますとか審議のやり方につきましては、与野党の両座長さんの間で覚書が交わされているわけでございます。皆様方御承知だと思いますけれども、まず委員の人選につきまして、真に公正な判断をすることのできる者が選任されるようにすること、...全文を見る | ||
○関根則之君 官房長官、いかがでしょうか。 | ||
○関根則之君 石田長官、お願いします。 | ||
○関根則之君 大内大臣、お願いします。 | ||
○関根則之君 大変ありがとうございました。ぜひひとつよろしく御協力をいただきますようお願いします。 特に政治家、代議士を選びます共通の土俵づくりでございますから、本当に名実ともに公平公正に行われなければいけないわけでございます。そのために、数がちょっと多いからといって多数をも...全文を見る | ||
○関根則之君 地方制度の将来のあり方の問題につきましては、また席を別にしてゆっくり私も総理のお考えを承りたいと考えております。きょうの議論はそういうことではなくて、ブロックのつくり方そのものが、そういった府県制度だとかあるいは将来場合によるとあるかもしれない道州制度だとか、そうい...全文を見る | ||
○関根則之君 お話がありましたから法人格の問題に移りますけれども、労政局長、労働組合に法人格を与える場合に、組合法の十一条だったと思いますが、きちんと法律上定められている規約を労働委員会で証明を受けてそれを主たる事務所の所在地で登記所へ持っていって登記すれば、それでできるんでしょ...全文を見る | ||
○関根則之君 大変あちこち神経を使いながらの御答弁で、齋藤さん、本当に申しわけなかったと思います。 要するに、法人格を政党に取得させるということになると、そこへ公権力が介入してきて政党が自由な活動ができなくなるんじゃないか、ともかく官憲に手を突っ込まれちゃうんじゃないか、そう...全文を見る | ||
○関根則之君 ぜひ真剣に対応していっていただきたいと思います。 これは、決して私どもも政党の活動を阻害しようなんという意図は全くございません。我々自身が縛られてしまうわけですから、それはまた日本の政治、将来のことを考えましてもそういうことがあってはいけないと思っております。要...全文を見る | ||
○関根則之君 ありがとうございました。まさにそのとおりであると思います。 私どもも、何も参議院の方に合わせろなんということを一方的に申し上げるつもりはありません。ただ、両者が違った形で行くということはやっぱり問題があるかなと思います。 それから、ほかの国でやっているから日...全文を見る | ||
○関根則之君 それが識別できるんです。 | ||
○関根則之君 決して石井委員長に物を教えようなんというつもりで物を言っているわけじゃございません。 ただ、そういう機器の開発というのは非常に進んでおりまして、人間の頭脳で名前が判別できるぐらいのものはこのごろは機械がきちっと読み取る、そこまでいっている。そういう実験があちこち...全文を見る | ||
○関根則之君 ありがとうございました。結構です。 | ||
03月28日 | 第129回国会 参議院 地方行政委員会 第2号 議事録を見る | ○関根則之君 最初に、消防の方からお尋ねをしたいと思います。 ちょっと法案から離れますけれども、消防団員の団結権の問題につきましてILOの方で相当前から議論が行われているところでございますけれども、たしか昨年の総会のときの経緯に基づきまして最近マイヤーさんが日本へ来て消防職員...全文を見る |
○関根則之君 現地で消防職員の集まりといいますか、マイヤーさんは直接消防職員からいろいろ勤務条件の状況だとか例えば給与水準とか、そういうものについてお聞きになりましたか。 | ||
○関根則之君 実はもう十年ほど前だったと思いますけれども、同じように、ちょっと経緯は違うかもしれませんけれども、ILOのセネガルから出ているシディベさんという労働局長さんがお見えになって、この問題に関連して団結権をにらんで日本の消防職員の処遇の問題で視察をしたことがあるんです。そ...全文を見る | ||
○関根則之君 現地を見て大変有益だったというお話ですから、有益なのは結構でございますけれども、この前シディベさんがおいでになったときも私どもが、私どもというのはそのときまだ私は役所におりました関係で直接対応したんですけれども、ともかく日本の消防職員の処遇でありますとか士気の問題を...全文を見る | ||
○関根則之君 特段の指摘だとか日本の消防職員が置かれている状況について、いわゆる労働問題として大問題があるというような指摘はなかったんじゃないかと思いますけれども、それは当然のことだと思うわけでございます。 この間、アメリカへ総理はおいでになって、ノーと言ってきたということで...全文を見る | ||
○関根則之君 消防庁長官にちょっとお尋ねをしたいんですけれども、今、消防職員につきましてはいわゆる団結権というものが認められていない。それは当然勤務の実態からそういう制度がとられていると思うんですけれども、団結権なり団体行動権なりを認めない、組合をつくることはできないということに...全文を見る | ||
○関根則之君 まさにそのとおりだと思うんですね。 火事場へ飛び込んで、指揮官と一緒に部下職員が入っておる。ぎりぎりのところまで人命探索をやるんでしょうし消火作業もやるんでしょう。しかし、濃度の濃い煙の中に入っている、熱も上がってくる、そこのところにいつまでもいれば必ずフラッシ...全文を見る | ||
○関根則之君 いろんな長い経緯もありますし、今お話しがございましたように国際的な関係というものはもちろん十分配慮しなければいけない、そういう問題ではあろうと思いますから、ひとつ慎重に扱っていただきたいと思います。 ただ、お話の中に日本のような制度はレアケースなんだということの...全文を見る | ||
○関根則之君 消防補助金というのは零細補助金だからこんなものやめちゃったらいいじゃないかという話がよくあるんですけれども、消防補助金、この間ちょっと聞いてみたら、消防ポンプを平成六年度は九百二台補助対象として予定しておって、総額で三百十億ですか、その程度だという話ですから、そうす...全文を見る | ||
○関根則之君 そういうことで、これからも消防防災体制の整備のための国庫補助金を中心とする財源対策、そういう政策につきましてぜひひとつ力を入れていっていただくようにお願いをしておきます。 消防庁では、前から、広域的な大災害に対応するためにヘリコプターを整備することが防災上大変重...全文を見る | ||
○関根則之君 そういう観点からもぜひひとつ御検討をいただければありがたいと思います。 そこで、一つ提案のようなものがあるんですけれども、警察には機動隊というのがありますね。各警察署では対応できないような機動的な大きな警備事案とか、そういう必要性があるときにばっと出動できるよう...全文を見る | ||
○関根則之君 消防防災体制を議論するときには、そんなものを常時整備しておいたら遊んでばかりいるじゃないか、何年に一遍役に立つかわからないようなものを常時整備していくということは大変効率が悪いというようなことをよく言われるんですね。しかし、一たん災害が起こりますと、非難されるのは消...全文を見る | ||
○関根則之君 事柄の性質上、的確にこれからの事業費を把握するということは難しいだろうと思います。しかし、人口急増はもう古い話ですからいつまで人口急増やっているんだという感じがしなくもありませんけれども、これも先ほどの消防補助金の個別の零細性の問題で申し上げましたように、受け取る市...全文を見る | ||
○関根則之君 今までこれは二十五年やってきたわけですが、二十五年かかってできない仕事があと五年できれいに上がっちゃうということ、大丈夫かなという感じはするんですが、信頼のおける湯浅局長さんが大丈夫だと言うんだから、それはもう信頼申し上げます。 ただ、用地買収が今までなかなか大...全文を見る | ||
○関根則之君 言いにくいから言わなかったのかもしれませんけれども、警備につきましては警察にも大変御努力をいただきまして、本当に最近は余り大きな問題もなく成田の機能が果たされているということは大変いいことだと思いますし、警察の御苦労に対しても感謝を申し上げたいと思います。 退職...全文を見る | ||
○関根則之君 なかなか国の財政も厳しい折ではありますけれども、こういうところを国と地方の間をきちんとやっていくということが必要なんだと思うんです。そういう意味で、これはひとつ検討をしていただきたいと思います。一定期間を空港用に使う、それは全体じゃないんだから構わないんだというよう...全文を見る | ||
○関根則之君 大臣、お聞きのような形で、成田、それから関空も警備が大変だと思いますけれども、ひとつしっかり警備の方をやっていただいて、機能が十分発揮できるようにお願いしたいと思いますが、一言お願いします。 | ||
○関根則之君 終わります。 | ||
○関根則之君 またまた地方財政が大変厳しい状況になってきているわけでございます。 先ほど地方財政計画を御説明いただいたわけでございます。大蔵と折衝していただいて、地財対策の結果、財源不足をどう埋めるのか、そういうことが決まってきていると思いますけれども、ちょっと整理をしてみま...全文を見る | ||
○関根則之君 数字的にはまさにそのとおりだということですから、基本認識は違っていないと思います。 ただ、その受けとめ方として御説明があったわけですが、その前に、今までともかく地方財政は大変厳しい局面を何遍にもわたって体験をしております。財源不足が生じますと、そのたびにそれに対...全文を見る | ||
○関根則之君 湯浅局長は大変減税にこだわって、減税があるから財源不足がこんなになっちゃったんだというような感じの御答弁をいただいております。お気持ちとしてはよくわかるんですけれども、しかし、減税だってやっぱり一つの何と言いますか財政に対する負担要因というか、マイナス要因であること...全文を見る | ||
○関根則之君 事態の認識はしっかりしているんだ、しかし景気刺激のために減税もやらなければならないし、いろいろやらなきやしようがないんだ、こういうお話ですけれども、大臣、後の話はいろんな見方がありますからいいんですよ。 その前に、ともかく今の地方財政のこの状態というのは史上最悪...全文を見る | ||
○関根則之君 しかも、これだけの最高の財源不足が出て、それに対する国の財政の対応策、国の財政自身が非常に苦しいものだから弾力的な対応策が立てられなかった、多分そういうことなんでしょう。結果として九六・三%、ほとんど大部分、一〇〇%近いものを借入金に頼った。こんな財源対策というのは...全文を見る | ||
○関根則之君 財政局長も大臣も、この事態というものを本当に深刻に真っ正面から受けとめて今後の財政対策をどうしていくか、また地方団体の財政運営を間違いないようにきちんとやっていかなきゃならないということについての認識は持っていますということですから、ぜひひとつそう いうお気持ち...全文を見る | ||
○関根則之君 時間をかけてたまってきたものであろうというふうに思います。したがって、交付税特会の中から使える財源を洗いざらい持ち出して使った、その一項目となっておるという意味では一つの工夫かもしれませんけれども、これはただある金を使っただけの話で、それほど褒められるといいますか、...全文を見る | ||
○関根則之君 五十九年以降は、もう交付税特会での借り入れというのはやめようということできれいに国の持ち分と地方の持ち分というものを分けて整理をしたんですよ。それはわかるんですけれども、さっきから私が申し上げているように、今回の財源不足額というのはもう本当に大変な事態なんですよね。...全文を見る | ||
○関根則之君 大臣、私もわからないと言っているわけじゃないんですよ。わかってはいるつもりですよ。しかし、三千三百の地方団体でそれぞれ財政課、財政部というのがあって財政運営をやっているわけですよ。それらの人たちがどういう状況になっているのかということはしっかりと理解をして、そういう...全文を見る | ||
○関根則之君 大臣、先ほどの本会議で地方消費税の問題が出まして、大変意欲的な御答弁をいただいたと思います。私も消費税を将来検討する場合には、当然地方の独立税源を強化していくという観点からこの消費税のあり方、いわば地方が独立の消費税といいますか、地方の消費税というものを検討していく...全文を見る | ||
○関根則之君 ホットな問題ですからなかなか大臣としてもお話しは難しいんだと思いますが、私の方だってそれこそうかつにお話しできないことでございますけれども、地方税源を充実する、それ以外に本当に地方の自治というものを名実ともに充実していく道はないというふうに私は確信をいたしております...全文を見る | ||
○関根則之君 余り細かいぎりぎりした議論をしたくはありませんけれども、今までの伝統的な解釈によれば、それから大臣が答弁をしているように、二年間財源不足が生じて三年目もどうも大変な財源不足が出そうだということが見込まれる場合「引き続き」に該当するんだと。それから「著しく」とは大体一...全文を見る | ||
○関根則之君 いろいろそこをきょう最終的に詰めていく時間もありませんからこの程度にしておきますけれども、それほどまでに私は重大な事態になってきているんだというふうに理解をいたしておりますので、そういうことを含めてぜひひとつ深刻に受けとめていただきまして、地方財政をしっかりと守って...全文を見る | ||
○関根則之君 佐藤自治大臣は連立与党の重要な一角を担っている大変頼もしい政治家でございまして、なかなか戦略的な思考にもすぐれていらっしゃる。そのせいか、先にお礼を言われてしまいまして、まことにもって何かへんてこりんな感じでございますが、私も人がいいものですからついついそういうふう...全文を見る | ||
○関根則之君 貧すりゃ何とかといいますけれども、余り直接的に申し上げると失礼ですからやめておきますが、逆にいろんな知恵も出していただいているんじゃないかと思うんです。しかし、知恵を出すのもいいんだけれども、地方債計画の中にともかく何が何やらわからないようないろんな項目の枠ができて...全文を見る | ||
○関根則之君 財政が苦しいからそういうふうな形で地方債をどんどん活用していかなきゃいけない。しかも、景気対策のために国の方がなかなかしょい切れないので地方の単独事業で持ってくれと。それは当然国民経済というものを支えている重要な二本の柱ですから、国の財政、地方の財政、やっぱりお互い...全文を見る | ||
○関根則之君 ぜひひとつその辺は配慮しながら運用をしていただきたいと思いますし、地方単独事業につきましても、こんなものは絞れば幾らでも絞れるというような感覚ではなしに、細かい配慮をしながらひとつ国の方とのおつき合いをしていっていただきたい。私は協力することが反対だと言っているんじ...全文を見る | ||
○関根則之君 大臣、今お聞きいただいているように、事務当局としては大変苦しい答弁をせざるを得ないんですよ。こんな借入金が基準財政収入額に入ってくるなんてそんなばかなことは、長い伝統のある地方交付税制度、世界に冠たる地方交付税制度といって我々は誇りにしてきたんです。今の職員だってみ...全文を見る | ||
○関根則之君 国の方も苦しいんだからしようがないんだというような感じですけれども、私だってわからないわけではない。国の財政も大変厳しいわけです。 しかし、だからといって約束したものまで値切ってしまう、これは財政のルールからして問題ですよ。これはやっぱり問題なんですよ。法律で決...全文を見る | ||
○関根則之君 文部省としては、切りっ放しにしているんじゃないんだと、国の財政状況にもよるんでしょうけれども、これからも私学助成というものについては国の立場として積極的に取り組んでいく、そういうことだと思いますが、ぜひひとつこれからもお願いします。 公立学校も重要な役割を果たし...全文を見る | ||
○関根則之君 終わります。 | ||
04月01日 | 第129回国会 参議院 産業・資源エネルギーに関する調査会 第2号 議事録を見る | ○関根則之君 猪口先生に、今の合馬先生の問題と関連するんですけれども、西沙諸島、南沙諸島がこのごろ大変にぎやかになってきて、この間ラモス大統領がベトナムへしばらくぶりで行ってそれらしい会談もしてきたんじゃないかと思います。今お話を承っておりますと、むしろ特に南沙列島、あそこへ中国...全文を見る |
○関根則之君 田中先生、松岡先生もおっしゃったかと思うんですけれども、何か社会貢献というものがないような社会は民主国家じゃないんだというようなお話なんです。確かに社会貢献というものが必要であろうということはわかるんですけれども、それがあるかないかがストレートに民主主義の存在に関係...全文を見る | ||
06月20日 | 第129回国会 参議院 地方行政委員会 第7号 議事録を見る | ○関根則之君 しばらくぶりの自治法の実質的な改正でございまして、いろいろと経緯をお聞きいたしますと、大臣を初め関係の局長さん、担当の課長さん、また係官、大変御苦労を各省折衝等についていただいたというふうに承っております。法案をこういう形でまとめ上げられた御労苦、御尽力に対しまして...全文を見る |
○関根則之君 地方分権とか地方自治の尊重とか、総論におきましてはだれも反対する人はいないんですけれども、実際に権限を委任する具体論になりますと各省の抵抗が非常に強くなるわけでございまして、今回の広域連合なり中核市なり、そういう制度を新たに設けまして地方に対する事務権限の移譲をやっ...全文を見る | ||
○関根則之君 お話がありましたように、地方団体からの要請等も踏まえて行われたんだと思うんですが、そもそもの基本的な方向というのは、やはり地方分権の推進であり地方自治の充実という方向へ日本の地方制度というものを持っていこうと、そういう方向であることは間違いないと思うわけでございます...全文を見る | ||
○関根則之君 市町村の規模能力に応じてできるだけ市町村の方へ事務を配分していくんだと、多分そういう趣旨だと思いますが、事務配分をするときに公共事務を担当する組織が国と県と市町村という形であるわけでございますけれども、公共事務の配分を国、県、市町村間で行いますときの自治省の考え方ま...全文を見る | ||
○関根則之君 国と地方団体というふうに分けた場合にはできるだけ地方団体に仕事をやらせる、それから同じ地方団体の中でも県と市町村と分けた場合には最も基礎的な地方団体である市町村に優先的に事務配分をしていく、そういう基本的な物の考え方である、そういうふうに受けとめさせていただきます。...全文を見る | ||
○関根則之君 市町村に事務配分を行うに当たって、不公平であってはいけないと思うんです。同じ能力の市に対しては同じような事務配分がなされなければいけない。できるならば全部渡したいところだけれども、それはできない。能力の関係がありますよということで、能力に応じて渡さざるを得ない。 ...全文を見る | ||
○関根則之君 質問に的確に答えてください。 | ||
○関根則之君 行政事務のまとまりというのは私は直接は関係ないと思うんです。 どういう説明をなさるのか。例えば都市計画をやる必要があるじゃないかというようなことを考えていらっしゃるんだと思いますけれども、およそ人口が三十万以上あれば、それに伴ってどんな都市でもほどほどの面積を持...全文を見る | ||
○関根則之君 大臣もちょっとよく聞いておいていただきたいんです、問題点の指摘をずっと私していきますから。 ということは、今局長さんがなさった説明を、余り状況を知らない人はああそうかなという気がするんですけれども、そんなことは絶対ないんです。 保健所だって面積が六十から七十...全文を見る | ||
○関根則之君 終わります。 | ||
06月22日 | 第129回国会 参議院 政治改革に関する特別委員会 第5号 議事録を見る | ○関根則之君 時間もありませんので早速内容に入りたいと思いますが、味村参考人にお伺いをいたしますけれども、今回御報告をいただいております「区割り案の作成方針」でございますか、これは最終的なものと考えていらっしゃるのか、それとも一つの案と考えていらっしゃるのか、どういうふうに考えて...全文を見る |
○関根則之君 いろいろ知事の意見をお聞きをいただいたり十分な議論をしたんだからというお話でございますけれども、実は私どもは、中間報告という形で、審議会の最終固めじゃなくて一つの案の段階で何か考え方の提示がなされるんではないかということを実は私自身はそういうふうに考えていたわけです...全文を見る | ||
○関根則之君 厳正公平というのは当然のことでございますけれども、自分たちだけの考え方で厳正公平なんだと言っていたんでは、これはちょっと問題があるんじゃないかと思います。やっぱり広く聞く耳を持っていろいろな関係の方々の意見というものを謙虚にひとつ聞いていただいて、それをどう公平に判...全文を見る | ||
○関根則之君 具体の当てはめまで考えて頭に入れておやりになったということですから、私は考え方そのものとしては大変ありがたいと思っております。そうあらねばならないというふうに考えておりますが、それにしてはちょっと早過ぎるんじゃないかというような感じがしてしようがないんですよ。 ...全文を見る | ||
○関根則之君 もう既に終わったことですから余り申し上げるつもりはありませんが、その辺の統一がとれてないために県によって大変取り扱いがまちまちだったものですから、あちこちでいろんな、おれのところは知事から意見を何も聞かれていないよというようなことも出てきておりますししますので、こう...全文を見る | ||
○関根則之君 いや、選挙で代表を選ぶための単なる人口の寄せ集めにすぎないというのであれば、飛び地を設けちゃいけないとか何とか、そんなものが出てくるはずがないんですよ。そうじゃないんです。それは昔は、大学の大学区なんという選挙区があって大学の卒業生の中で選挙区をつくって出したり、そ...全文を見る | ||
○関根則之君 だから、私は心配しているんですよ。 そもそも選挙区とは何だということをしっかり議論をして、それを踏まえた上で、さてどう区分けをすることが選挙区の本質に沿った区割りができるのか、あるいは区割りをつくるための基準ができるのかということをしっかり議論をしてもらわなけれ...全文を見る | ||
○関根則之君 そういうことであれば大変結構なんですけれども、この基準を読みますと、一に三分の二から三分の四までの原則ですよということが書いてあって、しかし下の方は下限を下回ってしまいますから例外を認めますよ、上限はそれはだめなんだと、こう書いてある。これは絶対の原則ですよね。最優...全文を見る | ||
○関根則之君 私の質問にお答えいただいてないんですけれども、時間がありませんから一々やっているわけにいかないんで私の方から申し上げます。 もう下限は六つぐらいの選挙区を高知三区を初めとして認めざるを得ないんですよね、二十七万四千人を割ってしまいますからね。それだけもう例外を下...全文を見る | ||
○関根則之君 二つのことをおっしゃったような感じがしますから、順番に申し上げたいと思うんです。 法律は一対二を基本とすると書いてあるんですよ。基本とすると書いてある。そこで押さえちゃえと言ってない。 私は大きく分けて法律は区画をする場合の原則として三つのことを言っていると...全文を見る | ||
○関根則之君 出した基準について今ここですぐに再検討とかなんとかそういうことは言えないと思うから、なんなんですが、素直にひとつ私の話もぜひ、再検討といいますか、考慮の中に入れていただきたいということを申し上げておきたいと思います。 〔委員長退席、理事一井淳治君着席〕 ...全文を見る | ||
○関根則之君 いや、そんなにならない。 | ||
○関根則之君 はい、わかりました。 | ||
○関根則之君 終わります。 | ||
06月23日 | 第129回国会 衆議院 政治改革に関する調査特別委員会 第6号 議事録を見る | ○関根参議院議員 細田議員の御質問にお答えを申し上げます。 前々から、参議院の選挙制度の改正につきましては、各党各会派におきましていろいろな議論がなされてきたわけでございますけれども、集中的に行われましたのは、平成六年の四月十九日に、参議院の選挙制度に関する検討委員会を、各会...全文を見る |
07月18日 | 第130回国会 参議院 科学技術特別委員会 第1号 議事録を見る | ○説明員(関根則之君) このたび科学技術政務次官を拝命いたしました関根則之でございます。よろしくお願いを申し上げます。 科学技術の振興は、二十一世紀におきます我が国の豊かさを継続していきます上で大変重要な行政分野であるというふうに考えております。 委員長を初め委員の皆様の...全文を見る |
07月21日 | 第130回国会 衆議院 科学技術委員会 第1号 議事録を見る | ○関根説明員 このたび、科学技術政務次官を拝命をいたしました関根則之でございます。 科学技術の振興は、我が国の豊かさを維持し、継続していきますためにも大変重要な行政の分野であると考えておりますので、大臣を補佐いたしまして、一生懸命科学技術の振興のために頑張っていきたいと考えて...全文を見る |
11月11日 | 第131回国会 参議院 産業・資源エネルギーに関する調査会 第3号 議事録を見る | ○関根則之君 いろいろお教えをいただきましてありがとうございました。 竹内先生に一つ教えていただきたいと思いますけれども、確かにエネルギー資源が幾らあったって使えるというわけにはいかないよ、マイナスも出てくるから消費そのものに限度があるんだ、こういうお話でございました。そのと...全文を見る |
○関根則之君 ありがとうございました。 | ||
12月02日 | 第131回国会 参議院 議院運営委員会 第10号 議事録を見る | ○政府委員(関根則之君) 原子力委員会委員田畑米穂君は十一月二十八日任期満了となりましたが、同君を再任いたしたいので、原子力委員会及び原子力安全委員会設置法第五条第一項の規定により、両議院の同意を求めるため本件を提出いたしました。 何とぞ、御審議の上、速やかに御同意賜りますよ...全文を見る |