関根則之

せきねのりゆき



当選回数回

関根則之の1997年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月20日第140回国会 参議院 選挙制度に関する特別委員会 第1号
議事録を見る
○関根則之君 私は、委員長に武田節子君を推薦することの動議を提出いたします。
01月30日第140回国会 参議院 予算委員会 第2号
議事録を見る
○関根則之君 自由民主党の関根則之でございます。  昨日、友部達夫議員が詐欺容疑で逮捕されました。日本の憲政史上、参議院の歴史に大きな汚点を残すものと受けとめております。参議院は開設以来五十周年をことし迎えるわけでございますし、これを契機としていろいろな行事も予定されております...全文を見る
○関根則之君 大変な事件なんですけれども、友部さんという方は相当今までもいろんなことをやってきている人ではないかというふうに言われていますよね。今からもう二十年ほど前に同じような日本保証販売という会社をつくって、その会社がやっぱり預金の受け入れみたいなことをやって、昭和五十一年に...全文を見る
○関根則之君 これは、参議院の選挙法というのは衆議院も含めて国の法律として定まっているものですから、衆議院だから関係ないと、そういうものじゃないと思うんです。しかし、これはもちろん総理だけがお考えいただくものじゃありません。参議院としてもこれから真剣に取り組んでいかなければならな...全文を見る
○関根則之君 岩手県連に百万円、それから友部さんの総支部に対して五百万円ですか、こういう献金があったという事実はわかっておりますが、ほかにはないということでございますので、そのことをきちっと受けとめておきます。  それから、今は政治家は、新しい法律によって直接献金を受け取ること...全文を見る
○関根則之君 今度の問題で、いろいろ取りざたをされているわけでございますけれども、もし参議院の議員の議席がお金で買われたということになったらこれは大問題なんですよ。しかも、その資金が詐欺によって得られた金であるとすれば、これはもうどうにもならない。とんでもない、議会制民主主義の崩...全文を見る
○関根則之君 それでは、いろいろなところで言っているんですけれども、例えばテレビのインタビューで石崎松之介容疑者が名簿の順位に関連いたしまして四、五人の政治家に金を渡したと、こういう証言をしているということがありますが、これについて警察はどういうふうに承知をいたしておりますか。 ...全文を見る
○関根則之君 警察は口がかたいですからね。はっきり確定してからじゃなきゃ言えないんだと思いますけれども、しっかりひとつ調査をしていただきたいと思います。  ところで、名簿の登載、それから順位の決定につきまして、もし資金の提供が行われたり、あるいはそれを収受したりいたしますと三年...全文を見る
○関根則之君 これは選挙区の参議院議員についてはそういう規定はありませんね。どうして選挙区がなくて比例区の方だけこういう罰則規定があるのか、その辺はどうですか。
○関根則之君 この名簿に関して金が動くということは大変な重大な犯罪として日本の法律で決まっているわけですよね。そういうことが行われたのではないかという疑いが持たれているわけですけれども、これに対する検察庁と警察の対応の仕方は現在どういうふうになっていますか、友部に関連して。
○関根則之君 今、警察は生活安全局で扱っていますよね、友部の事件を。私は、これは最初から、詐欺事件だから、刑事局が表へ出てきてやらなきゃいけないと思うんですよ。今警視庁でも生活安全部か何かでやっているんじゃないですか。この問題に対して真っ正面から、二百二十四条の三、さっきの名簿に...全文を見る
○関根則之君 警察官が一生懸命やってくれている。特に、この寒の内の寒空の中で一生懸命夜も張り番をしているというのはよくわかっていますよ。しかし、さらに徹底してこの問題について、特に名簿の順位に関連する罪について真っ正面から照準に据えて、視野の中に入れてやってもらいたいと思います。...全文を見る
○関根則之君 名簿登載について権限を有する者が、先はどのような私が挙げたような例でお金が動いたということになりますと罪を問われるわけなんですが、平成七年の選挙の当時、友部さんの選挙の当時、新進党のこの権限を有する者というのはどういう方がついていたわけですか。
○関根則之君 警察の方は、だれとだれとだれが当時の責任のある者だっだということを特定しておりますか。
○関根則之君 当時、いわゆる比例名簿を出すときに附属書類として提出があるわけですけれども、権限ある者としてどんな書類が新進党からは出ておりましたか。
○関根則之君 そうすると、当時の新進党の党首だとか副党首だとか幹事長、だれですか、わかりませんか。
○関根則之君 党首が海部さんで、副党首はいろいろいますよね。それから、幹事長は小沢さんですよ。もし仮にこれらの人に対して先ほど申し上げましたような資金が動いているということになればこれは大問題でございますから、その辺のところはぜひひとつ検察当局、警察当局でしっかりと厳正に捜査をし...全文を見る
02月21日第140回国会 参議院 地方行政委員会 第5号
議事録を見る
○関根則之君 今、地方分権の必要性が強調されておりまして、我が自由民主党におきましても積極的に地方分権を進めていこう、こういうことで鋭意協議をしているところですけれども、白川大臣も自治大臣として地方分権を進める上で大変情熱を燃やされておりまして、そのお話をたびたび伺っております。...全文を見る
○関根則之君 そういう全般的な問題もありますけれども、私は、外交とか防衛は国がやって地域の問題は地方でやるということになりますと、これからの高齢化社会を迎えて、いわゆるお年寄りの介護とか医療問題とか環境の問題とか子供の教育の問題、そういった生活に密着したような問題、そういうものに...全文を見る
○関根則之君 基本的な問題もあるんですけれども、物すごい高齢化社会を迎えて、地域で地域の住民のための仕事をしていくということになると、高齢者の対策をきちんとやっていかなきゃいけないと思うんですね。そのための仕事というのは相当大きな量になりますよ。  今、介護保険法が国会に提案さ...全文を見る
○関根則之君 余り一般的な議論をしていたってしょうがないんですけれども、少なくとも介護保険、きちんとある程度の保険数理が成り立つような規模でなきゃ保険にならないんですから、そういうことを考えると、私は、少なくとも人口十万ぐらい必要なんじゃないか、そんな感じがするんですよ。そういう...全文を見る
○関根則之君 基礎的な地方団体としての市町村を大事にしていかなきゃいけないというのが今の自治省の考え方だと思うんですよ。私はまさにそのとおりだと思うんです。  ところが、自治省の物の考え方というのは必ずしもそうなっていないんだね。やっぱり現在の都道府県に対する遠慮みたいなものが...全文を見る
○関根則之君 結論だけでいいですよ。
○関根則之君 いろんなバリアをこしらえて、ならないようにならないようにしているんですよ。独立しちゃだめよという動き方なんです。  私は、これからの地方自治、地方行政というものを考えた場合に、都市にこそ活力が残っていると思うんですよ。二十一世紀の日本の地方の開発といいますか、発展...全文を見る
○関根則之君 ぜひそういうことを、昔の人たちが一つの生活圏というものを持っていてあの郡というのはできているところが多い、そうでないところももちろんありますよ、そういうものを大事にして考えていったらいい。それから、中心市が単独で市になっているときも、周りの町村を集めて、できれば昔の...全文を見る
○関根則之君 脳機能学者の苫米地英斗さん、これはお医者さんですか、医者の資格を持っている人かどうか後で答えていただければいいですが、この人に頼んで、元警察官が本当に銃撃したのかどうか、長官を撃ったのかどうかということをいろいろ状況を調べるといいますか、自白といいますか、そういう考...全文を見る
○関根則之君 しかもそういうビデオの管理を、警察はビデオがあるということを知らなかったんじゃないですか。どうなんですか、そこは。
○関根則之君 だから、そもそも警察がそんなお願いをしてやっているんだから、警察のそのお願いの範囲内で忠実に警察と信頼関係を持ちながらやってくれるような人を選ぶべきなんですよ。その頼んだ人の意に反してどんどん出しちゃうなんて、そんな人を選ぶこと、選任がそもそも間違っていたんじゃない...全文を見る
○関根則之君 警察は申し入れをしなかったけれども、弁護人を通じて本人は、そんなビデオが外へ出ると、そうでなくたって親兄弟が大変心配をしてくれて、何か弟さんの就職の問題にまで影響するんだというようなことで、本人自身は平静時においてはこの事件が外へ出ることを特に嫌っているということで...全文を見る
○関根則之君 放送法に抵触しない、それは結構だ、それじゃ何ら問題はない、そういうことですか。まあいいですよ、法律上問題はないということのようですからね。  ただ問題は、結論からいって私はこれは放送局の思い上がりではないかな、そんな感じがしてなりません。放送というのは公共の目的を...全文を見る
○関根則之君 よしあしの判断はできかねるということですが、これはやっぱり条理からしても見逃すべきものではないと私は考えます。  引き続きこの問題の状況をきちっと調査する必要があると思いますが、郵政省としては調査をするつもりがありますか。
○関根則之君 放送倫理というものがあるんです。それから報道の準則というものがあるんですよ。そういうものに照らして問題があると思いますので、対応していきますじゃ困るんだよ。ちゃんと調べてください。いかがですか。
○関根則之君 とても今の答弁を承服するわけにいきません。そういうことがあったら、まさにきちっと調査をして全体像をつかむべきだと思います。あなたではだめだから、大臣なりなんなりにきちっとまた対応します。  私どもとしては、この問題は非常に重要な問題だ、これからの放送のあり方の問題...全文を見る
03月10日第140回国会 参議院 予算委員会 第6号
議事録を見る
○関根則之君 日銀にお伺いいたしますけれども、この前のバブルはなぜ起こったと思っておりますか。
○関根則之君 大蔵大臣、日銀法の改正、近く国会に提出されると思いますけれども、いつごろになりそうですか。
○関根則之君 今回の改正によって、日銀が機能することによって二度とバブルが起こらないようになるかどうか、いかがですか。日銀と大蔵、どうぞ。まず日銀で結構です。
○関根則之君 日銀法の改正があったからといって、すぐにバブルが絶対に二度と発生しないということにはどうもなりそうもありませんけれども、ひとつぜひ万全の体制で金融政策をやっていただくようにお願いをしたいと思います。  ところで、この前のバブルの発生について、ぎりぎりの選択であった...全文を見る
○関根則之君 特定の人の責任じゃないからだれも責任とらなかったということですが、今度は日銀法が改正されるわけですから、きちっと責任をとれるようなそういう改正がなされると思いますけれども、それは大丈夫でしょうか。
○関根則之君 オレンジ共済の問題に移ります。日銀総裁、結構でございます。  この前の参議院の選挙におきます新進党の比例名簿の順位のつけ方をめぐりましてはいろいろな問題が出ているわけでございます。特に新進党では何か新人のコンテストをおやりになった。その結果、合格した人合格しなかっ...全文を見る
○関根則之君 何か、本人は認めているにもかかわらず収支報告がなされていないということは、これは政治資金規正法上やっぱり問題があるんじゃないかと思います。  それで、岩手県と秋田県の知事選挙におきましても、何か百万円単位の献金がなされていたんじゃないかと言われておりますけれども、...全文を見る
○関根則之君 いずれもないということですけれども、初村謙一郎さんに平成七年の四月と平成七年の七月にそれぞれ一千万ずつ、合わせて二千万が渡されたんじゃないか、こういう報道もあるんですけれども、これについての初村さんの資金の収支報告には何か記載がありますか。
○関根則之君 いろいろな今まで出た話を総合しますと、相当多額のお金が動いているということになると思うんですよね。まだ全容は解明されていないわけでございますけれども、オレンジ共済系列から新進党へ流れていった金は総額で、それぞれ一つ一つ問題になったものだけを合わせましても九千四百万ぐ...全文を見る
○関根則之君 法務省、いかがですか。
○関根則之君 それはおかしいんですよ。すべての法律の具体的な適用というのは裁判官が決めるので、あなた方が決めることじゃないから、そういうことで議論をするんだったら、役所に対して法律の解釈を聞くということは一切無意味になっちゃうんですよ。  そうじゃなくて、一般論として、こんなも...全文を見る
○関根則之君 それでは、こういう問題につきまして捜査の状況ですけれども、詐欺によって得られた資金のいわゆる出のところ、集めたところの方もまだ必ずしも明確にはなっていないようですけれども、出の方の捜査はその後どういう状況になっておりますか、警察。
○関根則之君 警察当局は真剣に、一生懸命捜査に当たっているということでございますが、自治大臣・国家公安委員長から、この捜査の進め方につきましての決意といいますか、徹底的な捜査をやるということにつきましての御決意を伺いたいと思います。
○関根則之君 候補者選考に関する罪の問題もきちっと視野に入れて捜査を進めるということでありますから、ぜひひとつしっかりやっていただきますように重ねてお願いを申し上げておきます。  比例順位十三位の友部の問題がずっと前面に出てきておりますけれども、どうもいろいろほかにも多少問題が...全文を見る
○関根則之君 この未来医療から、細川さんの関連の政治団体に対しまして、平成六年ないし七年で何か献金の収支報告は出ておりますか。
○関根則之君 新進党参議院比例代表選出第三十三総支部というのがあります。これは多分友部さんがその支部長をお務めしていらっしゃるんじゃないかと思いますが、その団体から平成七年度分として新進党関連の支部なりあるいは何かはかの団体に対して寄附金が支出をされていると思いますけれども、収支...全文を見る
○関根則之君 失礼しました。この三十三総支部は水島さんが支部長でございます。  ところで、大分大きな金額の献金が新進党系列になされているわけですけれども、平成八年度の収支報告はまだ出てきておりませんか、この三十三総支部からは。
○関根則之君 いずれにいたしましても、相当多額の献金がなされている。そのことが何を意味しているのかということにつきましてはこれから私どもはしっかり事実解明をしていかなければいけない課題だな、そんなふうに思っております。  ところで、水島裕さんは、聖マリアンナ医科大学ですか、そこ...全文を見る
○関根則之君 聖マリアンナ大学というのは国庫補助を受けているでしょう。平成七年度の国庫補助金の額は幾らですか。
○関根則之君 二十七億円もの国庫補助金が交付されているような大学なんですから、その運営等については文部省も経理に不正なり疑惑があるようなことはないかということをしっかりと調べていただいているんだと思います。  この大学の中にエルティーティー研究所というのが何か同居しているようで...全文を見る
○関根則之君 既にもう数日前の新聞にもこのエルティーティーを通じてどうも政治献金が細川元総理サイドに相当多額の、この記事によりますと三千五百五十万円流れている、こういう記事が出ているぐらいなんですから、二十七億もの補助金をもらっているそういうところの敷地の中に存在しているその法人...全文を見る
○関根則之君 何をぐずぐずしているんだというような感じですけれども、まだ調べていないというのではしょうがないと思いますが、今後しっかり調べていただきたいと思います。  そこで、水島さんはこの聖マリアンナ医科大学の難病治療研究センターの主任者というんですか教授のようでございますが...全文を見る
○関根則之君 今後しっかりその辺のところを調べていただく必要があると思います。特に、補助金の使途との関連で何か変な問題でも起こってきたら大変なことになりますので、お願いを申し上げておきます。  ところで、厚生省、医療問題新政策研究会という会のことを御存じですか。これはどんな委員...全文を見る
○関根則之君 今、委員は十六人というお話でしたけれども、これはいつ時点の委員の数でありますか。
○関根則之君 これが非常におもしろいんですよね。平成六年二月二十四日にはまた全然別な委員の名簿があるんです。その名簿によりますと、新進党系の政治家も大分入っているんですが、先ほど示していただいた、私の方へ文部省からいただいた資料によりますと、その辺の系統の人たちが全部抜けちゃって...全文を見る
○関根則之君 平成六年二月二十四日付の役員の構成の表があるんですが、それによりますと、世話人は同じです。幸田さんと高久さんと水島さんという方なんです。顧問の中には鴨下一郎さん、円より子さんが入っている。そういう団体なんですが、その中の幸田正孝さんという人はどういう人ですか。
○関根則之君 年金福祉事業団というのは特殊法人ですよね。公共的な目的のために一定の一どんなことをする団体ですか。
○関根則之君 したがって、そういう仕事というのはともかく公的な仕事ですよね。公的な仕事である以上、当然公正に政治的に申立てやっていかなければいけない、そういう団体に要請される性格を持っているものであろうと、そういう感じがするんです。そういう性格の中立性を持って公正公平に業務執行を...全文を見る
○関根則之君 いかがでしょうか、厚生大臣。一向に差し支えないという、役人の……。
○関根則之君 政治活動についてはきちんとけじめをつけなければいけないと、こういうお話がありましたけれども、大変突っ込んだ答弁のようではありますが、やや一般論のような感じがしないでもない大変聡明な大臣の御答弁だと思います。  そこで、内容をちょっと私申し上げますけれども、この幸田...全文を見る
○関根則之君 さらに、この総会には時の総理の細川さんからメッセージが届いているんですよ。それで、それを代読したのが永田良三さんですよ。永田良三さんというのはどこかで聞いた名前だなと思って調べてみたら、よくわからないんですよ。よくわからないんですが、何かフォーラム「二〇一〇」という...全文を見る
○関根則之君 そうすると、フォーラム「二〇一〇」というのは、これはもう細川さんの指定団体ですから、まさに細川さんのぴったりそばにいらっしゃる方ではなかろうかと、そういうふうに思います。その永田良三さんが代読をして、文章の内容は長いから、時間ありませんので一々読み上げられませんけれ...全文を見る
○関根則之君 大変信頼を集めていらっしゃいます厚生大臣が、調査しますと、一言短く、しかし重い御答弁をいただきましたので、しっかりひとつ御調査いただきますようお願いを申し上げます。  ところで、今まで申し上げましたような、オレンジ共済に関連してこの前の参議院議員選挙の名簿作成の前...全文を見る
○関根則之君 それから、今ずっと申し上げてまいりました水島裕さん、現在参議院の議員でございますので、議員である以上、やはり私どもとしては議員の立場というものをしっかり尊重しながら慎重に取り扱いを考えていかなきゃいけないと思います。しかし、今ずっと申し上げてまいりましたようないろい...全文を見る
○関根則之君 わかりました。それはしっかり確認してからまた報告をいただきたいと思います。  いずれにいたしましても、その研究会には、先ほど申し上げましたように、いろいろな関係の薬品会社の代表の皆さんも入っていらっしゃるようでございまして、そういったことも必要に応じて参考人なりあ...全文を見る
03月17日第140回国会 参議院 科学技術特別委員会 第4号
議事録を見る
○関根則之君 今度の火災を見てまして、最初出たときに、あのセルの中で火事が起こるとは設計上予定していなかったんだなんという説明がちょっと一時ありましたけれども、そんなことはないようです。私は、火が出たときに実効的に火を消せるような、設計上も、通常の管理上も、職員の配置上も、それが...全文を見る
○関根則之君 こっちはリード部分で、結果論としてこういうことになっちゃって、放射能が外に出ちゃっているんです。だから、一応は火災が出たときに、それを鎮火するために設計上も管理上もやってはいたけれども、それが不十分だったんじゃないかということを言っているわけですよ。何をやったなんて...全文を見る
○関根則之君 決して私はあなた方を非難する立場から質問しているんじゃないんだから、余り警戒した答弁しなくていいんです。  それでは聞きますけれども、これは手動のスプリンクラーが動いていますね。そのスプリンクラーを動かすについては上司まで行って相談をしてからでなきゃ使えないわけで...全文を見る
○関根則之君 スプリンクラーの噴出口は何個ですか。
○関根則之君 一個当たりのカバー面積はどのくらいですか。
○関根則之君 わかりました。十一個じゃ物すごく少ないと思います。通常の建物火災のときのスプリンクラーの配置数からしてもうんと少ないんじゃないかと思います。  それから、問題は、スプリンクラーで消したって、瞬間的に炎は消えるかもしれないけれども、温度を下げなきゃいけませんね。温度...全文を見る
○関根則之君 それではスプリンクラーで火を消したといったって、消火対象物が本当に温度が下がって消えたのか消えてないのか確認しようがないじゃないですか。  今の説明で、外からのセンサーで温度が下がったか下がらないかをつかむと言っていますけれども、本当にそれはできたんですか。
○関根則之君 だとすると、設計上スプリンクラーで消しますといったって、スプリンクラーで放水をしたって、何度に下がって、再発火の心配はないというまで確認ができないじゃないですか。外からのぞいて温度をはかりますといったって、そんなものは事故がおさまっちゃってからやっているだけの話であ...全文を見る
○関根則之君 それだけの、幅が十五メートルぐらいあるんですか、それで長さが三十五メートルぐらいある、高さは二階分だというんでしょう。それだけのものを消すのに、スプリンクラーで消して温度を下げて、しかもそれを長時間維持するといったら七立米じゃオーバーフローしちやうんですよ。設計上そ...全文を見る
○関根則之君 私は、設計上、負圧を信じ過ぎたんじゃないかと思うんですよ。負圧なら外へ出ていく心配はないんだから、密室性が多少薄くなっていても外へ出る心配はないですよ。ところが、逆にダンパーがばんと閉まっちゃって、排出口のところが閉まっちゃって、負圧がプラス圧に変わってしまえば、す...全文を見る
○関根則之君 かつては。
○関根則之君 それなのにどうして一年と言うんだ。
○関根則之君 こういうものは、具体的に幾ら頭の中でどんな頭のいい人が考えたって、実際やってみなきやわからないのがいっぱいあるんです。皆さん方よく知っているでしょう、そういうことは。だから、訓練をまずしなきゃだめです。しかも訓練というのは、図上訓練じゃなくて、現実に水を出してみて訓...全文を見る
○関根則之君 そこが心配なんだ、私は。電気でガラス固化体をつくっているんだ、ガラスなんか燃えやしませんよ、大丈夫だと言ったって、アスファルトだって大丈夫だということであなた方やっていたんでしょう、さっきの設計で、そうでしょう。スプリンクラーの数だって足りないんですよ。レーンの容量...全文を見る
○関根則之君 わかりました。窒素消火、わかりますよ。あれは、いわゆる酸化は防げるでしょうね。しかし熱は防げませんよ。熱処理はどうするんですか。
○関根則之君 そういう技術的な話をしていたら、あなた方の方が細かい知識、もちろんはるか上の知識をお持ちなんですけれども、全体として私は非常に心配なんです。  全体の設計が、低レベルであれだけのことを起こしているんだから、低レベルだからといってばかにしていたわけじゃないでしょうけ...全文を見る
○関根則之君 時間がありませんので余り詳しいこと言っていませんが、そういう連絡体制をもう一回見直して的確に連絡が行くようにぜひしていただきたいと思います。  それから、今度の事件で、被曝の曝と字が違うんだけれども、爆発の爆と間違えて、原子爆弾でも破裂したんじゃないかと、そんな印...全文を見る
○関根則之君 ということなんですよね。だから、これだけの被曝を十回繰り返して初めて胸のレントゲンを一回撮ったのと同じぐらいの程度、幸いなことに。事態は重大だと思いますよ、この事故は。重大だけれども、幸いなことに、結果としては被曝量としては本当に少なくてよかったんですよ。一回のレン...全文を見る
03月19日第140回国会 参議院 地方行政委員会 第7号
議事録を見る
○関根則之君 私は、自由民主党、社会民主党・護憲連合を代表して、政府提出の地方税法及び国有資産等所在市町村交付金法の一部を改正する法律案及び地方交付税法等の一部を改正する法律案の両案に対し、賛成の討論を行うものであります。  まず、地方税法及び国有資産等所在市町村交付金法の一部...全文を見る
04月08日第140回国会 参議院 地方行政委員会 第9号
議事録を見る
○関根則之君 このたびの人事異動によりまして関口新長官が就任をされたわけでございますけれども、所管の常任委員会でございますので、御就任に当たりまして、警察行政全般の運営の最高責任者におつきになったわけでございますので、これからの警察行政運営につきましてどのような考え方をお持ちであ...全文を見る
○関根則之君 国民に愛される国民のための警察をしっかりと運営していくんだというお話と、具体的な警察の取り組みの中心的な課題といいますか、非常に重要な力点を置いていかなきゃならないものが組織犯罪対策だと、こういうお話がございました。非常に二つとも重要な問題だと思いますので、ぜひひと...全文を見る
○関根則之君 実はこの間、地行の先生方と一緒に鮫洲の試験場を見せていただいたんです。それで、あそこに配置されている職員もそれから外部委託みたいな形で安全協会の方も働いていらっしゃいます。中の人たち、正規の警察官並びにそういった協会の職員含めて、お客さんが多いですから大変忙しいんで...全文を見る
○関根則之君 長官がそういうお気持ちであれば組織全体としても本当に、そういうことをいつも注意していませんとどうしてもマンネリに陥って能率のいい方へ行っちゃうものですから、ついつい言葉遣いも荒っぽくなったり、いわゆる事務的になり過ぎたり、あるいは場合によると一般の人をつかまえて犯罪...全文を見る
○関根則之君 民事への暴力団の介入というのが非常に多くなってきている、それに対応するという意味もあって暴対法というのができたのではないかと、そういう認識を持っておりますけれども、今回もさらに強化していくために暴対法の改正を考えているようですから、それはそちらの審議の方に譲りたいと...全文を見る
○関根則之君 一生懸命やっていらっしゃるということはわかっているんですよ。ただ、目に見えるような形で実態を変えていくといいますか、そういう一つの戦略なり戦術を持って、一つの戦略目標をきちっと決めてそれに向かって具体的な細かい戦術をしっかり組み上げて、ここのところはつぶしちゃうんだ...全文を見る
○関根則之君 総合的な対策、結構なんですけれども、例えば金融ビッグバンを二〇〇一年からやろうといって橋本総理は大変な目標を掲げて、もう自分自身をそこへ追い込んじゃってやっているわけですよ。だから、暴力団対策だってもうこれは長い長い歴史があるから簡単にはいかない、それはわかるんです...全文を見る
○関根則之君 大臣は高い見識をお持ちであるということで私も安心しているわけでございますけれども、暴力団といいますか、いわゆる陰の社会と表の行政なり政治というのは常に大昔からいろんな連携がある。幡随院長兵衛じゃありませんけれども、ああいう話もみんなそうなんですね。後ろの世界との連携...全文を見る
○関根則之君 警察と法務省の関係は別問題、別な組織ですから。しかし、犯罪を扱うという点では目標は同じなんですから、警察サイドからも法務省に対して、審議の促進なり制度づくりなりに早く協力していただくように、ぜひひとつ働きかけをお願いしておきたいと思います。  組織暴力の話で、これ...全文を見る
○関根則之君 問題意識は十分認識をしていらっしゃって、そのための対応をしていただいているんだと思うんです。ペルーのあの事件は第一義的には接受国の責任ですから、ペルーを別にどうのこうの言うつもりはありませんが、日本でもし仮に起こったときにあんな状態になってしまったら、日本の警察の権...全文を見る
○関根則之君 この交通安全活動推進センターというのは民間の団体ですから、そういうものがどんどん交通安全のために仕事を広げてやっていかれるということ自身は私は結構なことだと思うんです。ただ問題は、法律にどんどん書き込んでいって、それで法律制度としていろんな仕事をできるようにするとい...全文を見る
○関根則之君 それはそれで結構なんです。ただ、今民間の公益法人等に対する規制の緩和だとか、官側が余り口を出さないで自由にやらせようじゃないかと、そういう方向との兼ね合いを十分考えて、いやしくも警察が天下り先を強化してつくったんだと、これはできているものだからつくったとは言われない...全文を見る
○関根則之君 合理的な基準があって、交通量だとか気象条件とかというもので決まっているんでしょうけれども、不思議なことは都県境でがらっと変わるんですよ。首都高速を走っていて、千葉県に入ると途端に黄色になるんですよ、白銀灯が。全然交通量は変化なしですよ。それから、国道もそうなんです。...全文を見る
04月17日第140回国会 参議院 日米安全保障条約の実施に伴う土地使用等に関する特別委員会 第6号
議事録を見る
○関根則之君 外務大臣にお尋ねをいたしますが、おとといの大臣の御答弁の中で、竹島に関連しまして、安保条約の適用関係で従来からの竹島に関する政府の方針が変わったんじゃないかというような感じがちょっと受けとめられます。マスコミあたりもそんな受けとめ方をしているところもありますので、変...全文を見る
○関根則之君 従来の方針を変更するものじゃないということでございますし、両国の間に未解決の問題があるんだと、しかし紛争の解決は平和的にやっていきたいと、こういう方針ですから、それはそれで大変結構だと思いますけれども、日本国の領土であるという立場を踏まえて、解決に向けての真剣な努力...全文を見る
○関根則之君 わかりました。  これからの問題についてちょっとお尋ねしますが、新進党の小沢党首と総理は会談をなさいまして、米軍に提供する土地の問題につきまして、「国が最終的に責任を負う仕組みを誠意をもって整備する」と、こういう合意がなされたというふうに承知をいたしておりますけれ...全文を見る
○関根則之君 いわゆる駐留軍に提供する用地を取得して提供するという事務はいろいろ複合事務なんですね。  ただ単に事業認定をやるとか、そういうことをぽんと一つ防衛施設局長がやればよろしいというようなものじゃなくて、収用委員会にかけてやらなきゃいけない、また土地の調書をつくらなけれ...全文を見る
○関根則之君 今の土地収用法は、これが発動されるのは極めてレアケースみたいになっちゃっているんですね。だけれども、制度としてある以上、本当に公共の目的のために、財産権は法律で定めるということになっているんですから、公共目的にちゃんと奉仕できるような内容にしていく。それから、正当な...全文を見る
○関根則之君 警察当局でも行方不明者、失踪者の所在確認その他について御努力をいただいていると思うんですが、現在の捜査の状況等についてどういうふうになっていますか。  それから、国家公安委員長に、これから事実の解明、それからその先にある行方不明者の帰還といいますか、そういうことに...全文を見る
○関根則之君 もし仮に外国の国家意思に基づいて日本国民の拉致なんという問題が本当に起こっているのだとすれば、これはもう我が国の主権侵害も甚だしい問題で重大な問題でございます。特に、国の政治というのは国民の命を守る、自国民の保護というのは政治の中の最大の責任ではないかと私は思ってお...全文を見る
05月19日第140回国会 参議院 本会議 第26号
議事録を見る
○関根則之君 私は、ただいま議題となりました臓器の移植に関する法律案、いわゆる中山案及び猪熊案両案につきまして、両発議者並びに厚生大臣に対して質問をいたします。  生きとし生けるもの、死は避けることのできない厳粛な運命であり、それだけに人の死の問題につきましては、医学的、生物学...全文を見る
05月26日第140回国会 参議院 臓器の移植に関する特別委員会 第3号
議事録を見る
○関根則之君 まず、中山案と言われている案に対しまして、最初、提案者に御質問を申し上げます。  中山案の特質といいますか、その前提になるものとして、脳死は人の死である、脳死をもって人の死とするという考え方が前提にあるんだと、こういうことが言われておりますけれども、それはそういう...全文を見る
○関根則之君 御丁寧な御答弁をいただいたわけですけれども、ただいまの御説明の中で、脳死臨調では、脳死を人の死とすることについておおむね社会的な合意がなされている、こういうふうに述べているんだというんですが、逐一全部臨調の答申をそういう観点から当たっておりませんが、いろいろな議論を...全文を見る
○関根則之君 御丁寧な御答弁を聞いていると、ますますどうもよくわからなくなっちゃって困っているんですよ、正直な話が。  要するに、臨調の最終的な答申は、人の死についてはいろいろな考え方がある、一方的に決めつけるのはどうも問題があるんじゃないか、その辺を十分配慮しなさいということ...全文を見る
○関根則之君 死の診断法の一つであるということなんですが、今、法律案になっているわけですね。その法律では、脳死は人の死であるということを私は見たときに、法律上も脳死は人の死であるというふうに考えて、そういう形で整理して法律がつくってあるんだと、こういうふうに受けとめているんですが...全文を見る
○関根則之君 そういう前提であれば、それは一つの考え方ですから、脳死というものは人の死なんだということを前提にしてやれば、これは臓器を提供しようとする意思を持っている人だけに限られたことじゃなくて、すべての、交通事故か何かで脳障害を受けた、そういう人たちは、本人がドナーカードを持...全文を見る
○関根則之君 ところが、本会議の質問等で私がやりました、それから同僚も質問いたしましたが、その段階でいろいろな答弁がなされておりますけれども、簡単に申し上げまして、いやいや、そうはいっても、臓器提供をすると言っている人以外にもこの脳死判定をするということは余りやらないような感じの...全文を見る
○関根則之君 きょうは厚生省からお見えになっていると思いますが、厚生省はどんなふうに考えておりますか。
○関根則之君 どうも答弁がはっきりしないんですよ。  要するに、脳死判定なんというものはおれは受けたくないよ、おれの死というのは心臓がとまったときが死なのよ、そういう伝統的な解釈に基づいて、自分でそういう意思を持っている人が脳死になっちゃったら、なった段階ではもう判断のしようが...全文を見る
○関根則之君 さっき答弁をしたんですよ、客観的事実と。
○関根則之君 これについては、中山先生の方も同じような考え方ですか。
○関根則之君 脳死というのは、ある程度医学的には客観的な事実が進むことによって、目に見えるかどうかは別として、いろんなテストをやって、そういう病気の進行といいますか体の変化といいますか、そういうものが進むことによって、ある時点になったらそれはもう不可逆的な全脳の機能停止だ、それが...全文を見る
○関根則之君 そういうふうに理解すべきであるというお話ですから、理解することはやぶさかでないんです。だけれども、法律の制度としては、家族が嫌だと言ったときには脳死判定は行われないということは法律上どこかで担保されておりますか。これは臓器移植の場合だけでありますよとか、そのことも書...全文を見る
○関根則之君 日常の医療の現場で脳死判定が行われている、こういうお話です。それは私行われていることについて、別に脳死判定についての法律が今あるわけじゃありませんから、事実行為として診療行為としてそういうものが行われているということ、これは別に法律上の効果は、それが適法なのか違法な...全文を見る
○関根則之君 判定しなければ脳死体にはならない、それはきちっと書いてあるんです。ところが、判定するかしないかというところが書いてないんです。嫌なやつでも判定できるのかもしれないように書いてあるんです。  明文で、拒否されても判定できますよとは書いていない。そこまでは書いていない...全文を見る
○関根則之君 そうすると、厚生省の方が衆議院で答弁した拒絶の権利は、拒否の権利はないんだよという趣旨の答弁がありますが、それと今の中山先生の御答弁とは大体軌を一にするというふうに理解できると思いますが、いかがでしょうか。結論だけ言ってください、時間がありませんから。
○関根則之君 そこで、まことに先生に対して余り法律論ばかりやるというのは私申しわけないような感じもするんですけれども、しかしこれは法律の問題でございますので、ややくどいようで申しわけございませんが、ちょっと続けて御質問申し上げたいんです。  臓器の摘出ができるというのは、いろん...全文を見る
○関根則之君 本人の意思は尊重される、あるいは家族の意思は尊重されるということ、それはもう事実論としてはそのとおりだと思うんですが、法律の構成としてはちょっとここのところがそれだけでいいのかなと。臓器を提供します、いつの時点で提供しますということについては書いてないんですよ、これ...全文を見る
○関根則之君 だから、実際の取り扱いとして、確認行為などを丁寧に丁寧にやって、少しでも疑問があったらやらないよと、そういうことはよくわかるんです。実際上、多分そうだと思うんですよ。ただ、法律の構成としては、ただ漠然と臓器提供の意思があって、脳死判定の結果、いろんなテストがあって判...全文を見る
○関根則之君 ですから、ドナーカードの書き方だよという感じがちょっと伺えるんですけれども、それは、ドナーカードの書き方というのは厚生省令なんですよ。一番肝心の心臓がまだ動いている段階で、脳死の段階で心臓を摘出してもいいよという、この臓器移植法の一番肝心のことが法律上きちっとしてな...全文を見る
○関根則之君 法律に書けばすべて正当行為になるという、それは私はちょっと無理なんじゃないかという感じがします。  時間になりましたので、石渡議員にあとお願いを申し上げて、私の質問を終わります。
06月16日第140回国会 参議院 臓器の移植に関する特別委員会 第7号
議事録を見る
○関根則之君 第二班につきまして御報告いたします。  派遣委員は、照屋理事、川橋理事、石渡委員、中原委員、松村委員、山崎委員、渡辺委員、栗原委員及び私、関根の九名で、去る十二日、新潟市において地方公聴会を開催し、六名の公述人から意見を聴取した後、委員から質疑が行われました。なお...全文を見る
○関根則之君 私は、ただいま議題となりました衆議院提出の臓器の移植に関する法律案、いわゆる中山案に対し修正の動議を提出し、その提案理由と内容の概要を御説明申し上げます。  本法律案は、人道的見地に立って、臓器の移植が臓器提供の意思を生かしつつ移植術を必要とする者に対して適切に行...全文を見る
○関根則之君 御質問のとおり、修正案は臓器の移植に関する立法でございますので、臓器の移植に関して規定を定めているものでございます。したがって、臓器移植にかかわらない、臓器移植以外の医療の中身について全く規定をしているものではないわけでございます。  したがいまして、現在、救急医...全文を見る
○関根則之君 医療の現場で実際どういうふうにやっているかということもございますけれども、法律上の整理と申しますか、規定のしぶりとして、脳死判定を受ける本人の意思というのはきちっとその表示を明らかにしておいた方がいい、そういうふうに判断いたしましてこの規定を設けたものでございます。...全文を見る
○関根則之君 おっしゃるとおりでございまして、中山案はいわゆる脳死体というものを死体としております。こちらは、表現はちょっと変わっておりますけれども、死体の中に「脳死した者の身体を含む。」ということになっておりますので、基本的にそこのところが同じでございますので、中山案の修正案と...全文を見る
○関根則之君 私どもは、一般的に社会的な合意がどこまで成り立っているかということを突き詰めて議論して、それを前提にして法案を作成しているわけではありません。ただ問題は、審議の過程でいろいろ意見が出てまいりましたように、今の状態の中で脳死は人の死であるという大前提で法文を書くという...全文を見る
○関根則之君 この修正案は、少なくも臓器提供の場で臓器を移植するという目的といいますか、それに同意をしている、しかもその前提として脳死段階からの摘出は結構ですよという本人の脳死判定に従う意思、そういうものをずっと限定してきまして、そういう限定があった状況の中での脳死と判定された人...全文を見る
○関根則之君 先生十分おわかりだと思いますけれども、法律というのはそれぞれの守備範囲というのがありまして、その守備範囲の中で必要な規定をきちっとしていくという性格のものであろうというふうに私どもは考えております。  したがって、この修正案は臓器移植というものを前提とした、そのた...全文を見る
○関根則之君 民法八百八十二条の、相続の開始は死亡によって行われます。その死亡には、脳死した者の身体、これが括弧して死体に含まれますから、そういう状態になったときには相続は開始される、八百八十二条の相続開始の死亡があったものと解釈をされるというふうに考えておりますし、また例の検視...全文を見る
○関根則之君 先ほどから繰り返し申し上げておりますように、この修正案は臓器移植を行う場面についてだけ規定をいたしておりますので、そのほかの問題については言及いたしておりませんから、臓器移植に関して死体というふうに整理をしておりますので、その臓器移植の場で死体に含まれてしまった人は...全文を見る
○関根則之君 この修正案が通りますと、この修正案によって一つの法律ができるわけです。日本の法律ができるわけです。それで、日本の法律に明文をもって、脳死の判定を受けて、もちろんいろんな手続はありますけれども、そういう手続をすべて踏んで、脳死判定を受けて、そういう人は六条の一項で脳死...全文を見る
○関根則之君 これは自己決定権によって死体になったり生体になったりする、そういう考え方はとっておりません。法律にきちんと明文をもって脳死判定を経たものについては死体の中に含めるということを書くことによって、一つの法律の制度として死体としての取り扱いがなされるということを決めたもの...全文を見る
○関根則之君 法律の解釈をする上で、この規定は創設的なものか確認的なものかという区別をしていることは私もよく承知をいたしております。  しかし、これはいわゆる講学上の言葉でございまして、私ども法律をつくる立場の者、立法作業に携わる者としては、一つの法律をつくるということは、そこ...全文を見る
○関根則之君 死の定義というのは法律上どこにも書いてないんです、今までの法律を見ても。厚生省令で死産児といいますか、死産の場合の判定を書いていますよ。呼吸をしていないとか心臓が動いていないとか、あるいは筋反応というか筋力が全然出てこないとか、そういうことを書いていますが、あれは別...全文を見る
○関根則之君 社会的合意も着々と進みつつあるとは考えておりますけれども、今の時点で、脳死したらもうその人は死亡したものですよというようなことを法律でぴしっと書くことが大方の人々に受けとめられるといいますか、書いていいなと思われるほどにはちょっと残念ながらまだ行っていないんじゃない...全文を見る
○関根則之君 一律に脳死は人の死だという社会的合意ができていないときに法律で書くと、それはちょっと行き過ぎというよりは、まさに創設的な分野が非常に多い法律だと思います。ところが、法律というのは、つくるときには社会的合意というものがあって、それが明文の形で存在して、それをただ法律に...全文を見る
○関根則之君 脳死の判定というのは、常に判定によって死が左右されるといいますか、ある人は、同じような身体的状況にあっても、判定をした人は脳死判定で死なんです。それから、判定をしない人はもう脳死の判定のしようがないんですから、していないんですから、それはもう心臓死までいってしまうわ...全文を見る
○関根則之君 そういう意味で、判定を承諾するとかしないとかにかかわらず判定の手続によって結果が変わってくる、そういうものですから、臓器提供の場合に、ずっと手続を経て、その判定の結果死体となるというものはそれで一つの死が完結しますよ、死が。それから、そのほかのものはそのほかのもので...全文を見る
○関根則之君 死について二重の考え方とか概念とか、そういうものを導入するものではありません。
○関根則之君 いやいやそうじゃなくて、判定の問題なんですよ。だから、この手続に従って脳死と判定され、この修正案のとおり臓器の場であり本人が判定に従いますと言っている場合の判定を受けて、判定の結果脳死だと判定された場合には、法律に基づいて死になるんです。一般の場合、一般の場合という...全文を見る
○関根則之君 ただ単に、私は臓器を提供しますという意思が書いてあった場合に、その意思は何なのか。ある人は、私は心臓がとまってから私の臓器を差し上げます、そういう意味で私の臓器を提供いたしますと臓器提供の意思を書面できちっと書いてあったとします。その人は、脳死段階でまだ心臓が動いて...全文を見る
○関根則之君 脳死判定の結果を自己の死として受け入れますというところまで含んだ意思表示であるというふうに私どもは考えています。
○関根則之君 私どもは、自己決定だけで脳死を認めるとかそういう物の考え方をしているわけではありません。  社会的合意がどの辺まであるのかということを測定するときに、本人が脳死というものを受け入れて、脳死判定があったときには自己の死と考えて取り扱ってもらって結構です、そういう意思...全文を見る
○関根則之君 脳死判定そのものが人の死と生との分かれ目になる基準になってきますから、これは極めて重大なものと思っております。しかし、具体的な脳死判定基準をどうするかということは、中山案におきましても厚生省令にゆだねられているわけでございまして、しっかりした厚生省令をつくってもらわ...全文を見る
○関根則之君 私どもは修正案の提案者でございますので、全体の枠組みをどうするかということについて責任のある答弁ができる立場にあるのかなという感じはいたします。しかし、いずれにしろこの臓器移植に関する法律をこしらえ上げて、日本でも臓器移植ができるようにしていこう、こういう意欲を持っ...全文を見る
○関根則之君 私は、日本のいろんな社会の分野におきまして、どうも戦後長い間の教育が、自分のことさえよければいいじゃないかというような感じになってきております。これからはやっぱり全体のこととか国のこととか社会のことを考えながら、人のことを考えないと自分の幸せも得られない、そういうこ...全文を見る
○関根則之君 これはもう本当に個人の崇高な意思に基づいて臓器提供というのは行われる、まさにギフトですから、そういう精神を忘れないで、かりそめにも強制にわたるようなことになってしまってはいけない、注意をしながら、本当に注意をしながら進めなければいけないと思っております。
○団長(関根則之君) ただいまから参議院臓器の移植に関する特別委員会新潟地方公聴会を開会いたします。  私は、本日の会議を主宰いたします臓器の移植に関する特別委員会理事の関根則之でございます。よろしくお願い申し上げます。  まず、私どもの派遣委員を御紹介いたします。  社会...全文を見る
○団長(関根則之君) どうもありがとうございました。  次に、刑事法学者・北陸大学法学部教授中山研一君、お願いします。
○団長(関根則之君) どうもありがとうございました。  次に、金沢大学法学部教授深谷松男君、お願いいたします。
○団長(関根則之君) どうもありがとうございました。  次に、ノンフィクション作家の向井承子君にお願いします。
○団長(関根則之君) 向井公述人に申し上げます。そろそろお時間でございますので、おまとめをいだたきたいと思います。
○団長(関根則之君) ありがとうございました。  次に、肝臓移植者の黒田珠美君、お願いをいたします。
○団長(関根則之君) どうもありがとうございました。  それでは、次に牧師の岸本和世君からお願いを申し上げます。
○団長(関根則之君) ありがとうございました。  以上で公述人の方々の意見の陳述は終わりました。  それでは、これから公述人に対する質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言をお願いします。
○団長(関根則之君) どうもありがとうございました。  これにて公述人に対する質疑は終わりました。  この際、公述人の方々に一言御礼を申し上げます。  皆様には長時間にわたりまして有益な御意見をお述べいただきまして、まことにありがとうございました。拝聴いたしました御意見は、...全文を見る
06月17日第140回国会 参議院 地方行政委員会暴力団員不当行為防止法及び風俗営業等に関する小委員会 第1号
議事録を見る
○小委員長代理(関根則之君) どうもありがとうございました。  次に、河合参考人にお願いいたします。
○小委員長代理(関根則之君) どうもありがとうございました。  以上で参考人からの意見の聴取は終わりました。  これより政府の報告並びに参考人に対する質疑を行います。  質疑は自由質疑方式といたしますので、質疑のある方は挙手をし、私の指名の後、御発言願います。  それでは...全文を見る
○関根則之君 それじゃ、一言。  宮台参考人にお尋ねしますけれども、今援助交際という言葉を使っていますね。どうしてずばり売春なんだよということを言わないんだろうか。それは概念として、ちょっとお茶飲むのが入るから援助交際という言葉でくくるんであって、しかしただお茶飲むために金を払...全文を見る
10月16日第141回国会 参議院 建設委員会 第1号
議事録を見る
○委員長(関根則之君) ただいまから建設委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  去る十月九日までに辞任されました委員は、井上孝君、松谷蒼一郎君、市川一朗君、広中和歌子君及び小島慶三君でございます。委員の辞任に伴いまして、新たに太田豊秋君、益田洋介君...全文を見る
○委員長(関根則之君) 一言ごあいさつを申し上げます。  去る六月十八日の本会議におきまして建設委員長に選任されました関根則之でございます。  本委員会の運営に当たりましては、皆様方の御協力を賜りまして、公正かつ円滑に行ってまいりたいと存じますので、何とぞよろしく御指導、御支...全文を見る
○委員長(関根則之君) 理事の補欠選任についてお諮りいたします。  委員の異動に伴い現在理事が三名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔...全文を見る
○委員長(関根則之君) 御異議ないと認めます。  それでは、理事に岩井國臣君、益田洋介君及び緒方靖夫君を指名いたします。     —————————————
○委員長(関根則之君) 次に、国政調査に関する件についてお諮りいたします。  本委員会は、今期国会におきましても、建設事業及び建設諸計画等に関する調査を行いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(関根則之君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。     —————————————
○委員長(関根則之君) この際、瓦建設大臣、亀井国土庁長官及び鈴木北海道開発庁長官から発言を求められておりますので、順次これを許します。建設大臣瓦力君。
○委員長(関根則之君) 国土庁長官亀井久興君。
○委員長(関根則之君) 北海道開発庁長官鈴木宗男君。
○委員長(関根則之君) 次に、蓮実建設政務次官、坪井国土政務次官及び吉川北海道開発政務次官から発言を求められておりますので、順次これを許します。建設政務次官蓮実進君。
○委員長(関根則之君) 国土政務次官坪井一宇君。
○委員長(関根則之君) 北海道開発政務次官吉川貴盛君。
○委員長(関根則之君) 建設事業及び建設諸計画等に関する調査を議題といたします。  先般本委員会が行いました委員派遣につきまして、派遣委員から報告を聴取いたします。岩井國臣君。
○委員長(関根則之君) 以上で派遣委員の報告は終わりました。  本日はこれにて散会いたします。    午前九時五十七分散会
12月02日第141回国会 参議院 建設委員会 第2号
議事録を見る
○委員長(関根則之君) ただいまから建設委員会を開会いたします。  理事の補欠選任についてお諮りいたします。  委員の異動に伴い現在理事が二名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと...全文を見る
○委員長(関根則之君) 御異議ないと認めます。  それでは、理事に益田洋介君及び緒方靖夫君を指名いたします。     —————————————
○委員長(関根則之君) 参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。  建設事業及び建設諸計画等に関する調査のため、本日、日本道路公団理事黒川弘君及び本州四国連絡橋公団理事縣保佑君を参考人として出席を求めたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と...全文を見る
○委員長(関根則之君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。     —————————————
○委員長(関根則之君) 建設事業及び建設諸計画等に関する調査を議題とし、質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言願います。
○委員長(関根則之君) 午前の質疑はこの程度にとどめ、午後一時十分に再開することにし、休憩いたします。    午後零時十分休憩     —————————————    午後一時十一分開会
○委員長(関根則之君) ただいまから建設委員会を再開いたします。  休憩前に引き続き、建設事業及び建設諸計画等に関する調査を議題とし、質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言願います。
○委員長(関根則之君) 後刻理事会において協議いたします。
○委員長(関根則之君) 後刻理事会において協議いたします。
○委員長(関根則之君) 速記をとめてください。    〔速記中止〕
○委員長(関根則之君) 速記を起こしてください。
○委員長(関根則之君) 後刻理事会において協議いたします。
○委員長(関根則之君) 後刻理事会において協議いたします。
○委員長(関根則之君) 益田君、そろそろ時間ですので、手短にお願いします。
○委員長(関根則之君) 後刻理事会で協議をいたします。
○委員長(関根則之君) 本日の調査はこの程度にとどめ、これにて散会いたします。    午後四時四十八分散会      —————・—————
12月12日第141回国会 参議院 建設委員会 第3号
議事録を見る
○委員長(関根則之君) ただいまから建設委員会を開会いたします。  理事の補欠選任についてお諮りいたします。  委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと...全文を見る
○委員長(関根則之君) 御異議ないと認めます。  それでは、理事に益田洋介君を指名いたします。     —————————————
○委員長(関根則之君) これより請願の審査を行います。  第一九八号急傾斜地崩壊対策事業の充実・強化に関する請願外二十二件を議題といたします。  本委員会に付託されております請願は、お手元に配付の付託請願一覧表のとおりでございます。  これらの請願につきましては、理事会にお...全文を見る
○委員長(関根則之君) 御異議ないと認めます。よって、さよう決定いたしました。  なお、審査報告書の作成につきましては、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(関根則之君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。     —————————————
○委員長(関根則之君) 次に、継続調査要求に関する件についてお諮りいたします。  建設事業及び建設諸計画等に関する調査につきましては、閉会中もなお調査を継続することとし、本件の継続調査要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ...全文を見る
○委員長(関根則之君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  なお、要求書の作成につきましては、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(関根則之君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。     —————————————
○委員長(関根則之君) 委員派遣に関する件についてお諮りいたします。  閉会中の委員派遣につきましては、その取り扱いを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(関根則之君) 御異議ないと認め、さよう取り計らいます。  本日はこれにて散会いたします。    午後三時五十八分散会      —————・—————