園田康博

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園田康博の2007年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月25日第166回国会 衆議院 日本国憲法に関する調査特別委員会 第1号
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○園田(康)委員 動議を提出いたします。  委員長の互選は、投票によらないで、中山太郎君を委員長に推薦いたします。
○園田(康)委員 動議を提出いたします。  理事の員数は八名とし、委員長において指名されることを望みます。
03月14日第166回国会 衆議院 厚生労働委員会 第4号
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○園田(康)委員 民主党の園田康博でございます。  まず、委員長、冒頭、定足数に足りているかどうか、確認をお願いしたいと思います。
○園田(康)委員 それにしては随分少ない数であろうというふうに思っておりますが、委員長、冒頭少し、私からも抗議をさせていただきたいと思います。  今回のこの委員会の持たれ方、こういう場合で、時間も大変不規則な時間帯になっている。しかも、先ほど大臣もくしくもおっしゃられましたけれ...全文を見る
○園田(康)委員 ありがとうございます。  それで、先ほど質問通告がないというような話もありましたけれども、昨日といいますか、本日の午前零時過ぎになってから委員会のタイムテーブルが来るという状況の中では、私どもも、その質問の準備をしてから質問通告という形になるのではないかという...全文を見る
○園田(康)委員 そうしますと、現存している省令の中では、「期間の定めのある労働契約の更新により三年以上引き続き雇用されるに至つた場合において当該労働契約が更新されないこととなつたこと。」というふうに、これが特定受給資格者の解雇等の部類に入っておりますが、これを改正するということ...全文を見る
○園田(康)委員 それからさらに、その契約更新があるということは、すなわちどういう形で証明がなされるものなんでしょうか。
○園田(康)委員 そうしますと、契約の内容の中に、さらに引き続き一年以上雇用するということが書いてない場合は、これは証明できませんね。それでは受給の資格要件として当てはまらなくなってしまうんじゃないでしょうか。
○園田(康)委員 そうしますと、これは個別的な紛争という形に恐らくなっていくのかなというふうに思うんですが、そういうところに持っていけということを想定されていらっしゃるんでしょうか。
○園田(康)委員 そうしますと、期間の定めのある形の中で、例えばこの被保険者期間、一年未満で期間満了となる期間雇用者について受給要件を満たさない場合が生じるので、政府の中でそれに対しては省令で定め、そしてその証明方法については、それぞれの労働者、使用者側からの意見を総合して判断を...全文を見る
○園田(康)委員 そうしますと、今課題にさせていただいているのが、この二万二千四百五十五人のうち、一年未満で、いわば継続雇用を見込んで、期待をしていたにもかかわらず、そこで雇いどめになってしまったというところで、それの受給資格があるかないかということが判断されることになるんですが...全文を見る
○園田(康)委員 ちょっと事務方も、私と今の答弁が全然食い違っているというのがわかっておられると思うんです。期間満了者は確かに一万五千四百七十名でございますが、私がお伺いしたのは、それとは別途で、自己都合で、先ほど申し上げた二万二千四百五十五人、期間満了に達していなくて自分が雇い...全文を見る
○園田(康)委員 失礼しました。  一万五千四百七十人ということで、であれば、データを持ち合わせていないのはどうしてですか。そういう統計をとっていらっしゃらないんですか。
○園田(康)委員 そうしますと、これで法改正がなされて、自分がどういう部類に入るのかわからないまま、その受給資格を、基本手当として失業手当を受け取ろうといったときに、あなたはもらえませんよと初めてそこで知るということになってしまうんでしょうか。  すなわち、法律を改正して、そし...全文を見る
○園田(康)委員 どういう方法で周知広報をされるんでしょうか。具体的にまだ見えていないんですが、教えていただきたいと思います。
○園田(康)委員 対象者がどれだけいらっしゃって、そして、そういう方々に対して周知広報すらも、そういう受け身のことしかできない。  すなわち、本来ならば、これは自分が受給できるかどうかというのは、おっしゃるとおり、一番最初の契約の段階で、私はそういうつもりであったというふうに思...全文を見る
○園田(康)委員 労働契約法制の話題を大臣がみずからおっしゃいましたので、私からも、本日のこの話とは別でありますけれども、大臣に基本的な御質問を少しさせていただきます。  労働者の就業請求権というものについて、大臣はどのように認識されていらっしゃいますか。
○園田(康)委員 あくまでも、これは個人としての勤労の権利に基づく請求をする、それもやはり労働者として、勤労者として、一人間としての基本権であろうというふうに私は考えるわけであります。したがって、要は、契約主義というところも確かに言われるわけでありますけれども、しかしながら、本来...全文を見る
○園田(康)委員 私は、我が国の雇用戦略といいますか雇用政策、労働行政というものは、やはりきちっとした柱を立てなければいけないんだろうなというふうに考えているんですね。今般、労働契約法制なるものは、まだまだ議論が必要であろうというふうに私は思っておりますし、何か、参議院選挙が終わ...全文を見る
○園田(康)委員 仕事を通じて万人を社会に統合する、これがヨーロッパの根底にある考え方だろうなというふうに私は思っているんですね。  社会をつくる、そしてその社会がまた時代の要請にこたえ、いろいろな変動をしていく。我が国にとって、社会であるとか、あるいは先ほど大臣もおっしゃった...全文を見る
○園田(康)委員 ただし、それが法案を提出している所管大臣としてはやはり不適切な答弁であったんだろうなというふうに私は思うわけであります。  したがって、議員同士の、そういう指摘をするということであるならばそれはそれでよかったんだろうと思うんですけれども、こちらは真剣に、この法...全文を見る
○園田(康)委員 といいますと、高齢者給付金の三十日とこれが同じ条件になるというふうに私には聞こえるんです。そうすると、季節労働者の概念でいきますと、大臣も御承知のとおり、ほとんどが北海道。  この制度が創設された当初は、いわば出稼ぎの部分があって、冬季の、冬の間仕事のあるとこ...全文を見る
○園田(康)委員 それは、一般の離職者の規定に基づいて大臣は今おっしゃったんでしょうか。  それでもいいんですけれども、私が申し上げたのは、一般の離職をされた方と、この一時的な特例金が創設された経緯は全く違うところにあったわけでありまして、これを他制度との並びで語るのはおかしい...全文を見る
○園田(康)委員 いや、今おっしゃったいろいろな施策が、私から言わせれば、それは完全なる形の施策にはなっていない、ただ単に相談支援を窓口に来たらやりますよというだけの話ですね。  実際に、それが雇用に結びついて、しっかりと生計が立てられるまでの施策として立てられているのかという...全文を見る
○園田(康)委員 先ほどもおっしゃったその数字でありますけれども、三十六億円の経費で七千四百人が通年雇用に結びついているというふうにおっしゃったわけですよね。そうですね。そうすると、では、今の二十三万人の方々のうち、これに結びつけられるのはどのぐらいだと思われますか。
○園田(康)委員 だからこそ、効果がしっかりとあらわれた上で、今まで、たった七千四百人じゃないですか。そうですね。では、今回この二十三万人のうち、どれだけなるんだと。二十三万人がまだ苦しんでいらっしゃるわけですね。にもかかわらずそれを下げていくということではなくて、これを継続的に...全文を見る
○園田(康)委員 きょうはもうあと時間がありませんので、また引き続きこの議論はさせていただきたいと思っております。  大臣、中間をとって、それを御理解いただきたいと言われても、それに、なぜ中間をとったのかということに対するきちっとした政策的な効果が、全然エビデンスとしてないわけ...全文を見る
○園田(康)委員 そうしますと、確かに国庫負担をこれで残しているわけでありますので、一三・七五%、したがって国の責任がこれでなくなるという議論にはならないかもしれません。しかしながら、この四五%削減して五五%掛けにしたということの根拠がまだわからないんです。これを六掛けにするか四...全文を見る
○園田(康)委員 過去の話は過去の話で、そのときの事情があったんだろうと思います。私もちょっと一回その辺を調べておきますが、今度の宿題とさせていただきます。  なぜ四五%という数字の削減を行ったのかという、その根拠なんですね。今の現状があって、それだからこそ国庫負担率はこれだけ...全文を見る
03月16日第166回国会 衆議院 厚生労働委員会 第5号
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○園田(康)委員 おはようございます。民主党の園田康博でございます。  ただいま委員長からの御指名によりまして、本日の雇用保険法等の一部を改正する法律案につきまして、先日に引き続き質問をさせていただきます。  その質問の前に、冒頭、私から、この委員会に臨む気持ちも含めて、少し...全文を見る
○園田(康)委員 そうしますと、四五%削減したことの根拠というものが、前回引き下げをした、それに見合ったという形で理解をするべきなんでしょうか。それか、今回、雇用保険財政の中からいきますと、総額ベースでの話で、このぐらいが適当であろうというふうに判断したということで理解をすればよ...全文を見る
○園田(康)委員 そうしますと、ちょっとこれは数値的な話でありますので、お願いを申し上げたいと思うんですが、国庫負担の今回の引き下げに基づいての財政的効果、四五%削減したことによってどれだけの負担額が引き下がったのかということは数値的にお持ちでしょうか。もしわかればお聞かせをいた...全文を見る
○園田(康)委員 前年度に比べ千八百億円ということであります。  この国庫負担の削減はいわば暫定措置という形でも行われるということで、ここにおいても当分の間というふうにおっしゃっておられるわけでありますけれども、これは全体の保険財政の状況を見ながら、これがまた悪化する状況があれ...全文を見る
○園田(康)委員 そうしますと、雇用保険財政がここで改善したということであるならば、二〇〇三年の改正のときに切り下げた基本手当がございますけれども、この給付をまずもとに戻すということが先に考えられるのではないかなというふうに思うわけですが、そういった検討はこの時点でなされたでしょ...全文を見る
○園田(康)委員 これは少し考え方の違いといいますか、国庫負担の責任というものが、決してここで引き下げなければいけない、あるいは引き下げ幅をもう少し柔軟に考えておけば、失業給付を受ける方々に対する給付というものを、いわば国庫負担率をここまで引き下げるのではなくて、もう少しこれを柔...全文を見る
○園田(康)委員 その点は、また法案等々が出てくればお話を、この場で審議をさせていただきたいと思います。  それから、非正規雇用の雇用保険の加入条件の緩和というものが今検討されているというふうに伺っております。  例えば、今回の法改正の中では、非正規雇用、いわゆるパート労働で...全文を見る
○園田(康)委員 さまざまな雇用形態がこれから考えられるというふうに思っておりますし、また、それがライフワークバランスという形の中の広い議論の中で議論がなされていかなければいけないのかなというふうに思っておりますので、第一弾の、二つの事業所で働いている、それを合算して二十時間で適...全文を見る
○園田(康)委員 そうしますと、雇用安定事業や能力開発事業、これは見直しを含めて継続をされるわけでありますけれども、この中ではそういったことは、新設等は行えない、行うことができないということで理解をしてよろしいでしょうか。確認をお願いいたします。
○園田(康)委員 ちょっとくどいように確認をさせていただきましたのは、いわゆる年金保険料の流用問題の中において、それがまだ継続される可能性が、まだ危惧を持っているところもありましたので、この点についてはないんですねということを確認させていただきました。  次の質問で、独立行政法...全文を見る
○園田(康)委員 少し細かい数字をお伺いしたいんですが、このうち常勤職員の、あるいは非常勤職員も含めて、人件費総額は幾らで計上をされておられるんでしょうか、お伺いをしたいと思います。
○園田(康)委員 わかりました。またわかれば資料を出していただきたいと思います。  つまり、この独立行政法人に対する運営交付金というものが支払われているわけでありますけれども、その内容までつまびらかにしておく必要があるというふうに私は考えております。すなわち、この雇用・能力開発...全文を見る
○園田(康)委員 そうしますと、六百名の目標を立てて、まだ三百名強ということしか削減になっていないというふうに私は見ているわけなんですが、これにつきましては、やはり当初の目標がまだまだ不十分である、半分ぐらいしか満たっていないというところからすれば、もっと努力が必要ではないかなと...全文を見る
○園田(康)委員 もう全くその点は、大臣と私も共有をするものであります。  この雇用・能力開発機構だけの運営費においても七百九十六億円という大変膨大なお金が使われているわけでありますし、これはもう保険料から行われているわけでありますので、それをやはり一円たりとも無駄にしてはいけ...全文を見る
○園田(康)委員 そして、この職員の退職金の平均支給額というものは、発足当時は常勤で二千四百万円、一年目の十六年度におきましては二千二百万円、そして二年目の十七年度におきましては一千百万円ということで、少しずつ下がってはきておるわけでありますが、いまだに高額なものではないのかなと...全文を見る
○園田(康)委員 ありがとうございます。  少し心強い御意見をいただいたのかなというふうに思っております。  さらに、もう余り時間がありませんので、最後の御指摘だけにとどめさせていただきたいと思います。  先般、渡辺行革担当大臣が、天下り規制といいますか、これに対しての、何...全文を見る
○園田(康)委員 ありがとうございました。
03月23日第166回国会 衆議院 厚生労働委員会 第7号
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○園田(康)委員 民主党の園田康博でございます。  先ほどに引き続きまして、私からも大臣に、国民年金法等の一部を改正する法律案に関しまして質問をさせていただきます。  ただ、質問に先立ちまして、先ほど山井委員からも薬害肝炎に関する判決のさまざまなお話がございました。厚生労働行...全文を見る
○園田(康)委員 その根拠としておられた原因確率、そしてそれにおける審査の基準、それがもう既に崩れてきているんだということなんです。それに対して厚生労働省が、その原因確率等々に対して、今までの科学的知見というふうにおっしゃっておられるのは、それはそれで一定のものがあるんだろうとい...全文を見る
○園田(康)委員 その原因確率、この判決の中にもありますけれども、その科学的知見を機械的に当てはめて、そして放射線起因性を否定してしまうということは相当ではないんだということがきちっと記載をされているわけですよね。したがって、大臣、これは検討の余地は十分ある話だというふうに思いま...全文を見る
○園田(康)委員 大臣、大変恐縮でございますけれども、厚生労働省としてはそういう御返答になるんだろうというふうに思いますが、私は、一般論として、この問題だけではなくて、この原爆症に対する大臣の姿勢というものを一度政治家としてお示しをいただきたいわけであります。  係争中に関して...全文を見る
○園田(康)委員 その科学的な知見というものが、根拠があるかないかということに対して異論がある、その異論に対して司法の場からも指摘を受けている、ここまではよろしいですね。  したがって、この異論があるということが、なぜそういう異論が出てくるのかということをまず当事者の方から意見...全文を見る
○園田(康)委員 やはりこれも、今くしくも大臣がおっしゃいましたけれども、科学的知見、そして、いわば対応を行ってきた、そこが争いになっているというふうにおっしゃいました。  しかしながら、この科学的な知見というものもきっちりと証明されているわけではないんだ、しかも、このトンネル...全文を見る
○園田(康)委員 確かにこれはだんだん減少はしてきている。対策をとられている。でも、その当時の責任として、累計でいきますともう九千人余りの方々がこのじん肺に苦しむ生活を余儀なくされ、職を失ってきたわけであります。  そして、おっしゃるように、七九年のこの厚生労働省の規則、この省...全文を見る
○園田(康)委員 義務づけは行って、罰則はあるんだけれども、それを検証して、さらに徹底させるというところまで実効性が伴っていなかったというふうに私は伺っております。つまり、形式だけの省令と罰則をつけただけであって、それに対するきちっとした実効性が伴っていなかったわけです。だからこ...全文を見る
○園田(康)委員 徹底に努めるというのはいいんですが、それに対するきちっとした罰則、そしてそれに実効性を伴わせるための対策というものが行われているんですかということをお伺いしているんですが、副大臣、いかがでしょうか。
○園田(康)委員 それではしっかりとした環境の中で仕事をしているというふうに担保できないじゃないですか。ただ単にガイドラインで指針を示し、そしてこれに沿ってやりなさいねと言っているだけにすぎなくて、それがきちっと守られているかどうか、そして守られていなかったら厳しい罰則を科す、そ...全文を見る
○園田(康)委員 まだちょっと納得ができないわけであります。なぜ五十メートルなのかということもさらに検証を進めていただきたいというふうに私は思うわけであります。  三十メートルあるいは十メートルという段階において、粉じんの量が、これはトンネル内は対流しますからね、さまざまな形で...全文を見る
○園田(康)委員 ぜひこれはお願いを申し上げておきたいと思います。  と同時に、大臣、これに対しても一連の判決がるるございました。先ほどの原爆症の判決とともに、私は、やはりこれも厚生労働省を所管する、あるいはそれに対する政治家としての政治的な判断というものを、決断をお願いしたい...全文を見る
○園田(康)委員 だから、その労災認定を受けるまでの間も、あるいは国の責任がこれだけ問われている状況の中で、やはりこれも政治的に補償制度というものを考える余地はあるのではないのか。全くもってそこで門戸を閉ざしてしまうということの姿勢を改めていただきたい。  これも連敗に次ぐ連敗...全文を見る
○園田(康)委員 税制の抜本的な改正というものは確かに厚生労働省の所管ではありませんが、この年金法の解釈でいきますと、これは厚生労働省として解釈をしなければいけないというふうに私は思っておりますので、まず、この附則の十六条の十九年度というものをめどにというふうに考えていた場合には...全文を見る
○園田(康)委員 そうしますと、通常、私が理解をさせていただきますのは、ことしは十九年でありますので、十九年度といいますと、来年の二十年三月三十一日が最終的な期限というふうに思うわけですが、大臣、その考えでよろしいですね。
○園田(康)委員 質問時間が終了いたしました。  大臣、今回のこの年金法の改正にかかわる財源として、約二分の一までのあと残りの財源が二兆五千億というふうに私は伺っております。この二兆五千億を埋めるための議論というものは、やはりこれは国民的な議論でありますので、大臣も税制にお詳し...全文を見る
03月29日第166回国会 衆議院 日本国憲法に関する調査特別委員会 第4号
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○園田(康)議員 民主党案につきまして、一般的国民投票を検討している現段階での話、それから、何らかの方法というものはどういったものであるのかということと、そして、与党の修正案についてどのような感想を持っているかという点でございました。  私ども、当初お答えをさせていただいており...全文を見る
○園田(康)委員 民主党の園田康博でございます。  きょうは、それぞれのお立場で諸先生方からお話をいただきまして、本当にありがとうございます。私自身も、そしてきょうここに派遣をされております委員全員も、真摯に受けとめさせていただくことが大変多かったのではないかというふうに思って...全文を見る
○園田(康)委員 大変失礼いたしました。時間がなくなってまいりましたのでコメントだけになるかもしれませんが、公務員の政治的行為の制限規定に関して、私どもも、当初の原案からこの部分に関しては適用除外をしていこうではないかと。すなわち、国家公務員と地方公務員の規定の差の中から、当初の...全文を見る
04月11日第166回国会 衆議院 厚生労働委員会 第12号
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○園田(康)委員 おはようございます。民主党の園田康博でございます。  ただいま議題となっておりますパート労働法の改正案、これにつきまして質問をさせていただきたい、そのように思っております。後ろの時間が決まっておりますので、私も手短に御質問をさせていただくと同時に、明快な御答弁...全文を見る
○園田(康)委員 そうしますと、事業主団体に対して事務当局がまず問い合わせをした、それに対して多数の意見があったということで、大臣はそれを今御報告されたというふうに理解をいたしました。  しかしながら、私は、それでは実は不十分ではないのかなというふうに思っております。すなわち、...全文を見る
○園田(康)委員 事実認定が困難というふうにおっしゃいますけれども、それは全く逆の論理で考えなければいけないんではないでしょうか。つまり、立法事実があって、それに対してどういう形の施策を打っていくのかというのが法律の根幹にあるものだというふうに私は思っています。  したがって、...全文を見る
○園田(康)委員 したがいまして、今回のいわゆるパート労働法の改正案というものは、つけ焼き刃的な部分がやはり私は否めないというふうに思っておりますので、大臣が今おっしゃったように、総合的な将来ビジョンというものをしっかり示しつつ、そういう個別の対応というものをやるということになっ...全文を見る
○園田(康)委員 問題は、やはり、それぞれの個人が考える働き方というものに今の制度が合っているかどうかというところに焦点を当ててやっていかなければいけないというふうに思うわけであります。  その際に、私ども民主党は、きょうはちょっと答弁席にお願いをしていなかったものですから、先...全文を見る
○園田(康)委員 私どもはしっかりとそれをやりたい、やっていきたいというふうに明示をさせていただいておりますけれども、大臣、ぜひ、これは民主党案が成立することを私は望んでおりますが、仮に政府案が成立をした際に、法施行後三年の見直しという規定が入っておるように見受けました。  し...全文を見る
○園田(康)委員 ぜひ、改めてまた検討の場というものを設けていただきたいというふうに強くお願いを申し上げておきたいというふうに思っております。これは、民主党案、政府案、どちらが成立しても同じ結論が出るのかなというふうに思っております。  そして、公正な賃金の改定、決定について、...全文を見る
○園田(康)委員 それでいきますと、本年度の予算案の中で、いわゆる短時間労働者均衡処遇推進助成金というものであろうというふうに伺っておるわけでありますが、ここでいきますと、まず、中小企業事業主団体向けというものと、さらに団体向けだけではなくて事業主向けにもあるというふうに聞いてい...全文を見る
○園田(康)委員 その際に、正社員との均衡を考慮した評価資格制度というものが設けられて、三十万から五十万円ということでありますけれども、この評価資格制度というものはどういったものを設置すればよろしいんでしょうか。具体的にお答えをいただきたいと思います。
○園田(康)委員 それから、正社員への転換において、この場合は、通常の労働者への転換を推進するために短時間労働者について三つの措置が講じられるというふうになっておりますが、そのうち、まず、通常の労働者の募集を行う場合の周知というふうになっているわけですが、この周知というものはどう...全文を見る
○園田(康)委員 したがって、パート労働の方々がしっかりと正社員への転換というものの募集を明確に認識するという形でないとまずいけないということでありますので、その辺はしっかりと指導をしていただきたいというふうに思っております。  時間がなくなってまいりましたので、あと、ちょっと...全文を見る
○園田(康)委員 ぜひこの点もしっかりと盛り込んでいけるように努力をしていただきたいと思います。  さらに、パート労働者を雇い入れる期間についての雇い入れ通知書、これに関して、雇用期間の有無の明示でありますけれども、これはどのような趣旨で盛り込まれるようになったのか。そして、例...全文を見る
○園田(康)委員 これは、おっしゃるとおり、全体的な問題ではありますけれども、とりわけ今回のパート労働に関しては、有期という限定が課せられるわけであります。したがって、なぜあなたは三カ月であったのか、あるいは半年であるのかということはきちっと明示するように私は努力をするべきであろ...全文を見る
04月12日第166回国会 衆議院 日本国憲法に関する調査特別委員会 第5号
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○園田(康)委員 ただいま議題となりました民主党提出の日本国憲法の改正及び国政における重要な問題に係る案件の発議手続及び国民投票に関する法律案に対する修正案につきまして、提出者を代表して、提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  この特別委員会が設けられてから一年半ほど...全文を見る
04月12日第166回国会 衆議院 本会議 第21号
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○園田康博君 私は、ただいま議題となりました雇用基本法案につきまして、提出者を代表し、趣旨説明を行います。  我が国では、経済産業の構造改革を経て、終身雇用、年功序列、内部労働市場での雇用調整、企業による職業訓練といった日本型雇用モデルが崩れていきました。また、長引いた不景気を...全文を見る
04月13日第166回国会 衆議院 厚生労働委員会 第13号
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○園田(康)議員 ただいま議題となりました雇用基本法案につきまして、提出者を代表して趣旨説明を行います。  我が国では、経済産業の構造改革を経て、終身雇用、年功序列、内部労働市場での雇用調整、企業による職業訓練といった日本型雇用モデルが崩れていきました。また、長引いた不景気を背...全文を見る
04月18日第166回国会 衆議院 厚生労働委員会 第14号
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○園田(康)委員 民主党の園田でございます。  引き続きまして、私からもこの雇用対策法の審議をさせていただきたいというふうに思っております。  さすが、やはり大臣でございまして、政治家としての大臣の発言を少しずつ聞かせていただいて、私も、大臣がみずからこの雇用対策法を手がけて...全文を見る
○園田(康)委員 委員長、大変恐縮でございます、ちょっと定足数を確認いただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
○園田(康)委員 そうしましたら、ちょっと私、この十八委員室というのは、先週大変嫌な思いをしたわけでございますけれども、こういう状況の中で審議をするというのはやはりいかがなものかというふうに思いますので、委員長、定足数が足りるまで質問をやめさせていただきたいと思います。
○園田(康)委員 昨日の本会議場でも、大変悲惨な状況が報道されたり、国民が見ているわけでございますので、どうぞ与党の皆様方も、しっかりとこの法案の審議というものに国会議員たるに値する態度で臨んでいただきたいというふうに思う次第でございます。  それでは、質問を続けさせていただき...全文を見る
○園田(康)委員 少し弱いのかなというふうに思っているんです。  つまり、それであれば、先ほどの大島委員とのやりとりの中で、基本計画を立てなかった、今回削除いたしましたよね。基本方針であるとか基本計画というものをしっかりと打ち立てるということも「進路と戦略」というところでやると...全文を見る
○園田(康)委員 そうしますと、地方労働行政運営方針を策定する際に都道府県知事からお話を聞く、地方指針を策定する際も同じように知事から御意見を伺って決めていくという形というふうに理解をするんですが、それでよろしいのかということ。  それからもう一点、となると、この運営方針は運営...全文を見る
○園田(康)委員 わかりました。  そうしますと、この地方指針を策定する際のプロセスということでございますけれども、いわば内容が、機動的に雇用施策を実施していくということであるならば、知事からの御意見だけではなくて、さらに中央でも審議会等でさまざまな労使のあるいは関係団体からの...全文を見る
○園田(康)委員 地方労働審議会でございますけれども、先ほど局長から、そういったところへも諮っていきたいというお話がありました。確かにそういうプロセスを踏むことは大切であろうというふうに思うわけですが、実際にその地方労働審議会というものが機能しているかどうかというところは、やはり...全文を見る
○園田(康)委員 さまざまな生き方もあるだろうし、そして私自身も、まさか東京でこういう仕事に携わるというふうには思っていなかったわけでございまして、本来ならば田舎、田舎と言ったらちょっとおしかりを受けるかもしれませんが、大変住環境のいいところに住み、大変おいしい水とおいしい空気に...全文を見る
○園田(康)委員 いわば、職業選択の自由の中から出てくる営業の自由とともに、この採用の自由というものもうたわれているわけでありますけれども、一方で二十七条、二十八条、勤労権、そして団結権という労働者の権利というものもあり、そして公共の福祉の概念の中から、そういったものも合憲的に扱...全文を見る
○園田(康)委員 三菱樹脂事件のときも、その他の法令で定める場合を除きというふうになっていたわけでありますので、判例上は、恐らくこういう形で法定化すれば問題はないであろうというふうに私も思っております。ただ、厳格な合理性の審査、もしそこに立脚をするということであるならば、立法事実...全文を見る
○園田(康)委員 恐らく、今の指針の中、ガイドラインに基づいて行っていくんだろうというふうに思いますが、私としてはなるべくきちっとこの委員会の中で審議をさせていただきたい。先ほどの外国人の情報提供の部分もそうでありますけれども、すべてこの後の議論に付するというのはいかがなものなの...全文を見る
○園田(康)委員 そうすると、これまで雇用情勢の厳しい、いわば七道県というふうに言われておりますけれども、北海道、青森、秋田、高知、長崎、鹿児島、沖縄というふうに名前が挙がっております。これに対して雇用対策を重点的に行っているということでありましたけれども、まず、簡潔で結構でござ...全文を見る
○園田(康)委員 そうしますと、今回の地域雇用開発促進法の改正というもので、いわば今までの、既存の四つのスキームがございましたけれども、雇用機会増大促進地域というものと、能力開発就職促進地域、求職活動援助地域、そして高度技能活用雇用安定地域というふうに四つのスキームを立ててやって...全文を見る
○園田(康)委員 そうすると、先ほど少し、悪い地域の中で公共事業に頼っている部分もあったのではないかというふうなお話が出ておりましたけれども、実際に、青森の方からのお話でいきますと、やはり今までそういったところに頼っていたという部分は否めない、したがって、これからは地域で、もっと...全文を見る
○園田(康)委員 いわば地域協議会というものを設置して、その中で、労働部局と労働局それから産業局とがきちっと連携してさまざまな施策をこれから打っていくというふうに伺っております。ぜひその枠組みをしっかりと連携をとっていただきたいなというふうに思うと同時に、ただ、厚生労働省に私は一...全文を見る
○園田(康)委員 ありがとうございました。  以上で終わります。
04月25日第166回国会 衆議院 厚生労働委員会 第16号
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○園田(康)議員 ただいま御指摘を賜りました、民主党案で、雇用基本計画という形で策定をするというふうに規定をさせていただいております。  先ほど大島委員からも御説明させていただきました、雇用に関するまず第一条の目的、そして第二条による基本的理念、しっかりと今度はその理念にのっと...全文を見る
○園田(康)議員 ありがとうございます。  第十九条にワークライフバランスということで規定をさせていただきました。  このワークライフバランスの定義につきましては、「仕事と育児、介護等の家庭生活、修学、社会的活動への参加等の社会生活その他の生活の適切な調和」という形で今回明確...全文を見る
○園田(康)議員 御指摘をいただきました十六条の一項で、私ども民主党案は、我が国の産業の国際競争力の強化等によって経済社会の活力の向上を図るためということで、高度な専門的な知識または技術を有する外国人の労働者の受け入れの促進、専門的な知識または技術を有する外国人留学生の我が国にお...全文を見る
○園田(康)委員 私は、民主党・無所属クラブを代表して、内閣提出の雇用対策法及び地域雇用開発促進法の一部を改正する法律案に反対、民主党提出の雇用基本法案、若年者の職業の安定を図るための特別措置等に関する法律案に賛成の立場から討論を行います。  我が国では、経済産業の構造改革を経...全文を見る
04月27日第166回国会 衆議院 厚生労働委員会 第17号
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○園田(康)委員 おはようございます。民主党の園田康博でございます。  きょうは、消費生活協同組合法の一部を改正する法律案ということで、政府案としては珍しく大変すばらしいといいますか評価できる法案が出てまいりましたので、それに準じまして私も質疑をさせていただきたいというふうに思...全文を見る
○園田(康)委員 おっしゃるとおりでございまして、災害時の緊急的なそういう役割というものも期待をされるんだろうというふうに思っております。  特に、先般能登半島沖地震あるいは三重県での地震という形で、最近地震が頻発をしている。と同時に、大臣も静岡県でいらっしゃいますので、東海沖...全文を見る
○園田(康)委員 ありがとうございます。  共済事業等、購買事業も含めて、利用者あるいは契約者保護の観点からそういった事業での見直しを行っていくということでございました。  さて、共済事業の中で保険関係のものがあるわけでございますけれども、大臣も御承知のとおり、昨年からことし...全文を見る
○園田(康)委員 皆さんお聞き及びのように、生命保険会社においては四十四万件、三百五十九億円の支払い漏れという実態があったということでございますし、適切な対応というものを強く求めてまいりたいというふうに思っておるところでございます。  さて、民間の生命保険会社の実態というものが...全文を見る
○園田(康)委員 それでは、時間がなくなってまいりましたので、二点ほどちょっと確認をさせていただきます。  まず共済事業についてでありますけれども、今般の法第十条の三項でしょうか、共済事業における兼業規制となっております。これにつきましては、生協の今おっしゃっていただいたような...全文を見る
○園田(康)委員 それからもう一点でありますが、購買事業につきまして、第五条の関連でありますが、今回、事業の区域に関しましては、購買事業の実施のために必要と認められる場合に隣接県まで事業の区域を設定できるというふうになっております。  その理由と、それから、離島であるとかさまざ...全文を見る
○園田(康)委員 時間が参りましたけれども、一点だけ大臣のお考えを最後に聞かせていただきたいと思います。  今回、多くの規制が課せられる。でも、これは、生協の制度を実態等を認めて推進していくという観点であります。この改正案につきまして、生協の自主性であるとか独立性、自律性という...全文を見る
○園田(康)委員 ありがとうございました。終わります。
05月11日第166回国会 衆議院 厚生労働委員会 第19号
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○園田(康)議員 民主党の法案では、まず、御指摘のとおり、これまでの社会保険庁にまつわるさまざまな不祥事、私どもも三年前にこの審議に携わったときには、いわゆるあのカワグチ技研であるとかパピアートといったようなものも出てきて、国民の保険料というものが流用されていた、あるいは宿舎、庁...全文を見る
○園田(康)議員 ありがとうございます。  私ども、年金信頼回復三法案という形で、委員御存じのとおり、保険料流用に関しての禁止法案、これもセットで出させていただいているところでございます。したがいまして、保険料の給付以外には使わせない、これが私どもが提出させていただいている法案...全文を見る
○園田(康)議員 私ども民主党の案でまいりますと、これは国の機関という位置づけにまず当然なるわけであります。歳入庁というのは、国税庁とそれから今の社会保険庁を整理統合するという形でありますので、当然国の機関であります。  したがいまして、国の機関ということは、もう委員も、あるい...全文を見る
○園田(康)議員 ありがとうございます。  今の御質問でいきますと、私どもは、まず国税庁と、先ほど来申し上げておりますように、今の社会保険庁、この重複事務というものがかなり多くあるというふうに考えているわけであります。  例えば、社会保険庁の業務量調査結果というものでいきます...全文を見る
05月16日第166回国会 衆議院 厚生労働委員会 第20号
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○園田(康)委員 民主党の園田康博でございます。  引き続きまして、日本年金機構法案ほかの法案につきまして御審議をさせていただきたいというふうに思っております。  やはり、この年金の問題ということに関して、もう少し前向きにというか真剣に考えておられた方がよろしいんじゃないかと...全文を見る
○園田(康)委員 千九百五十三億円かけて四十八億円でしか売れなかったということでございますね。これも年金保険料の運用資金の中から使われたということでございますので、私は、当然この中で損が生じたんではないかと。国民年金の保険料がそこの中で使われてしまったという形であるわけであります...全文を見る
○園田(康)委員 確認ですが、その一定期間というものは、どれぐらいの長さの期間でしょうか。
○園田(康)委員 そうしますと、その十年間は公共の用途に用いられなければならないという条件がつけられているわけですね。  そうしますと、その当該の市が買って、そしてその間、十年間はそのように使われるということでありますけれども、その市が、仮に、これは和歌山県の事例でありますけれ...全文を見る
○園田(康)委員 その賃貸借契約の終了後について私はちょっと問題視をさせていただいているわけなんです。つまり、この十年間は転売はもちろんできません。これは条件によって決められているというふうに聞いているんですが、この十年間の間で、もちろん転売ができないものだから、その民間会社にあ...全文を見る
○園田(康)委員 それでは、なぜそういう転売を禁止するような条件を設けているんでしょうか。意味がないじゃないですか。  民間の会社に、そういった、わけのわからないと言ったらちょっと失礼かもしれませんが、わけのわからない会社にそのような形で転売されて、それが公共の用途に供しない場...全文を見る
○園田(康)委員 南紀のこの譲渡価格は二億七千五万円ですね。そうすると、勝浦町が購入、譲渡価格二億七千五万円、それに対して、このボアオが賃貸借契約を結んだのは幾らでしょうか。十年間のリース契約、賃貸借契約、幾らになるんですか。
○園田(康)委員 すなわち、国から二億七千万円で譲渡をして、そのうち一億六千万円で、さらにここから賃貸借契約という形でこの民間会社に貸し付けられているということなんですね。そういうことですね。その差額の一億一千万円、これは一体どこに消えるんでしょうか。だれが負担するんでしょうか。...全文を見る
○園田(康)委員 その実態はわかりました。  そこで、私が問題視をさせていただいているのは、そういう事実上転売に付するような契約形態が果たして妥当かと。  この年金保険料で建設された福祉施設も含めて、グリーンピアがそういう売却をされている。確かに、売却をするのは自治体までの売...全文を見る
○園田(康)委員 そうしますと、要は、どこの自治体でも確かにそういう経営をするということは難しいであろう、それによって破綻をしてしまうというのは、また第二、第三のさまざまな問題を引き起こすというふうになってくる、したがって、民間のそういう活力を用いるということは当然あってしかるべ...全文を見る
○園田(康)委員 したがって、保険料の内訳の中でさまざまな科目が出てくるんだろうというふうに思っておりますけれども、その科目をできるだけ細かく規定しておいた方がいいのではないかというふうに私は思うわけなんですね。  そこで、先ほどの議論にもありました、来年の四月から年金事務費へ...全文を見る
○園田(康)委員 ですから、その国庫負担とした理由でございますけれども、当初は、年金事務費は国庫負担で始まっていたわけでありますけれども、保険料の財政状況から、これを充てることはできないだろうかというふうに変わってきた。しかしながら、やはりそこで拡大解釈が行われたので、さまざまな...全文を見る
○園田(康)委員 その本来国庫負担をすべき経費として、私は、この年金業務に携わる謝金職員の問題をちょっと取り上げさせていただきたいと思います。  これは相変わらず年金事務費によって、恒久化に基づいて保険料から払われる対象となるものでございます。一問飛ばして、まず長官にお伺いをし...全文を見る
○園田(康)委員 そうすると、それは厚生年金保険料、そして国民年金保険料から充当されているということでございますね。業務取扱費として、一千四百二人の先ほどお話がありました国民年金保険料収納指導員であるとか、あるいは国民年金適用事務指導員という方々がそれに当たるというふうになってお...全文を見る
○園田(康)委員 長官、この年金業務に携わる謝金職員の方々の身分というものは、どういう労働契約をもって採用されていらっしゃるんでしょうか。非常勤職員として契約を結ばれているわけでしょう。
○園田(康)委員 そうすると、年金相談あるいは年金業務に携わる方々であったとしても、しっかりとした非常勤職員という形での労働契約が結ばれているということでよろしいですね。そうなりますと、これは立派な人件費ですね。私は、これを人件費というふうにみなすわけですが、なぜこの人件費たる謝...全文を見る
○園田(康)委員 いや、ですから、それにしても、社会保険事務所の中で非常勤職員として契約を結ばれているわけですね。であれば、これは立派な職員の人件費じゃないですか。しかも、今回、次の質問と絡めてですけれども、日本年金機構に変わったら、この謝金職員の方々はどういう身分になるんですか...全文を見る
○園田(康)委員 そうすると、公の、特殊法人という法人に変わって、そしてこの謝金職員の方々も非常勤のそのままの形態で契約を結ばれるということなんでしょうね。そうなりますと、今までは保険料財源であったわけなんですけれども、同じように保険料でまたさらに充当されるというふうになりますね...全文を見る
○園田(康)委員 予算計上では減らしている。しかしながら、人数が減っているわけですね、一千七百七十二名から一千四百二名、業務取り扱いの場合でいくと。にもかかわらず、その予算の減り方がどうも少ないんじゃないでしょうか。人数がこれだけ減っているんだったら、予算ももっと減額されてしかる...全文を見る
○園田(康)委員 しかしながら、この福祉施設事業費においても同じような現象があらわれて、昨年度は、長官も御存じのとおり、特別強化体制という形で人員をふやしたわけですね。したがって、今年度からは、その人数が十七年度と同じような人数になってくるというふうになっているわけなんですが、で...全文を見る
○園田(康)委員 そうすると、今度からできる日本年金機構の中において、ざっくりと交付金を渡して、その中に保険料もまぜ込んで、そして、その中で、こうした謝金職員がどれだけ使われるかというのも年度によってばらばらになってわからないということですね。  そうすると、この謝金職員、それ...全文を見る
○園田(康)委員 では、逆にお伺いしますけれども、直接業務に携わっている方々に対して国庫負担でできない理由は何ですか、保険料じゃなくて。保険料で充てていることにしているから保険料で充てるんですではなくて、では、国庫負担でこれができない理由は何ですか。
○園田(康)委員 では、今現在、国庫負担でできるじゃないですか、大臣。この謝金職員の方々も、大臣、これは大臣にお願いしたいと思うんですが、国庫負担でやっても、仕切っても何の問題もないということですね。それを排除する理由はないということは、今長官がおっしゃったと同じように私は伺いま...全文を見る
○園田(康)委員 いや、ですから、大臣、先ほど、ちょっと私、気をつけて聞いていたんですけれども、内山委員と部長でしたかとのやりとりの中で、年金事務費をどのように使いますかというふうにお伺いをしたときには、何に使うんですかというふうにお伺いしたときには、この謝金職員の分類は入ってい...全文を見る
○園田(康)委員 時間が参りましたので終わりますが、この問題につきましては、大臣、この問題はちょっと頭に入れておいてください。年金保険料の流用だけではなくて、この政府管掌の健康保険料、こちらの部分に関しても、交付金という名の人件費というものがその中で流れている可能性があるんだとい...全文を見る
05月23日第166回国会 衆議院 厚生労働委員会 第23号
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○園田(康)委員 民主党の園田康博でございます。  午後も引き続きまして、日本年金機構法案ほか、私ども民主党が提出をさせていただいております歳入庁法案、この審議ということで進めさせていただきたいというふうに思っております。  まず冒頭、私、きょうは三十分しかございませんので、...全文を見る
○園田(康)委員 それでは、その議論はまた後ほど、私の私見も含めて申し上げたいというふうに思います。  それでは、まず、先般私がグリーンピアの問題といいますか、少し懸念材料があるというふうに申し上げた件がございました。言わずと知れたグリーンピアの南紀基地の話でございました。そう...全文を見る
○園田(康)委員 ちょっと待ってください。大臣、きょうは政府参考人を私はお呼びをしておりませんが、昨日のレクの段階でお願いをしておりましたのは、きちっとこのことを経済産業省なり当時の大臣に対しても、しっかりと事実関係を確認しておいてくださいというふうに申し上げたんです。  今、...全文を見る
○園田(康)委員 だから、昨日の段階では、その経済産業省に対してきっちりと、あるいは那智勝浦町に対してきっちりと調査をしてくださいというふうに私は頼んでおきました。それがどういうふうな形で調査をされたのでしょうか。
○園田(康)委員 そうしたら、大臣、ちょっと質問の趣旨を変えますけれども、では、例えば厚生労働省で、柳澤厚生労働大臣の応接室、これがそういう使い方をされたことはないとこの間おっしゃっておられましたけれども、そういう使い方をしていいものかどうか、厚生労働省ではいかがですか。
○園田(康)委員 その際に、当然、厚生労働大臣の応接室ですから、厚生労働大臣の所管の業務の範囲内で行われるべきものだというふうに私は考えるんですが、仮に、厚生労働省の所管の業務に関係のない契約事項をその厚生労働大臣の応接室で行うということは可能なんですか。
○園田(康)委員 では、そうしますと、全然関係のない、例えば柳澤厚生労働大臣の御地元の業者と、例えば道路建設にかかわる公共工事の契約を国土交通省所管のもので結ぶのを大臣室で、応接室でやっても構わないということになるんですか。
○園田(康)委員 大臣、今の御発言、私は看過できるものではありません。すなわち、政治家としてさまざまな形で引き合わせるというような話、これをやるのであれば、御自分の議員会館があるんじゃないでしょうか。その立場と厚生労働大臣の大臣室というものが同じ感覚で使われているというふうには、...全文を見る
○園田(康)委員 では、それに対して、この茅ヶ崎市の場合はこの通達に反してこのような記載をしたというふうに理解をしてよろしいんでしょうか。
○園田(康)委員 そうしますと、県の指導監督下にも違反していたということでございますね。そうするならば、社会保険庁はちゃんとやっていたということですね。それに対して、この茅ヶ崎市、例としては茅ヶ崎市だけが出てきたわけでありますけれども、ここがそれに対して違反をした。したがって、本...全文を見る
○園田(康)委員 したがって、領収書がない場合に、それの立証責任は社会保険庁にあるんじゃないですかというふうに私は申し上げているんです。  すなわち、社会保険庁がきちっと、瑕疵なくして、長期間保存ではなくて、この領収書は最後の最後までとっておいてください、そうでないとあなたの年...全文を見る
○園田(康)委員 ですから、まず実態として、では、社会保険庁の長官、社会保険事務所の職員が、領収書を持ってきなさい、そうでなければだめだと言ったことはないということでよろしいですか。そういった事実はなかったということでよろしいですか。
○園田(康)委員 ですから、最終的には領収書というものが証明になるということでありますね。それを持ってこなければそれは証明できてないんだからあなたはだめですよというふうに、事実的に、実際というか、現場ではそういう形になっているんですよ。そういうふうに言われて何人もの方々が追い返さ...全文を見る
○園田(康)委員 おっしゃるとおり、質疑は終了させていただきます。  最後に、今大臣るるおっしゃいましたけれども、まず、私は、姿勢として、国民の生活権がかかっている大切な大切な年金、この生活費たる年金をお預かりしている立場であるということは忘れないでいただきたい。お預かりをして...全文を見る
05月24日第166回国会 衆議院 本会議 第34号
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○園田康博君 民主党の園田康博でございます。  私は、民主党・無所属クラブを代表いたしまして、ただいま議題となりました内閣提出、労働契約法案、労働基準法の一部を改正する法律案、最低賃金法の一部を改正する法律案について質問をいたします。(拍手)  質問に入ります前に、一言申し上...全文を見る
05月25日第166回国会 衆議院 厚生労働委員会 第24号
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○園田(康)議員 福島委員も読んでいただいたと思っておりますけれども、私どもが提出をさせていただいているこの法案の中には、第三者委員会というのを設置するという項目がございます。そして、その中において、調査の方法、実施状況、調査結果の取りまとめ、記録の訂正、被害者の救済という形まで...全文を見る
05月30日第166回国会 衆議院 厚生労働委員会 第25号
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○園田(康)委員 民主党の園田康博でございます。  私は、民主党・無所属クラブ、国民新党・そうぞう・無所属の会を代表いたしまして、ただいま議題となっております山井和則君提出、厚生労働委員長櫻田義孝君の不信任に関する動議に賛成の立場から討論を行います。  まず、今回のこの委員会...全文を見る
05月31日第166回国会 衆議院 本会議 第37号
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○園田康博君 民主党の園田康博でございます。  まず、先日、五月二十八日にお亡くなりになられました松岡利勝農林水産大臣に心から哀悼の誠をささげ、御家族の皆様に心よりお悔やみを申し上げます。  それでは、ただいま議題となりました政府提出、日本年金機構法案及び国民年金法改正案に対...全文を見る
○園田康博君(続) 与党の強行採決によって採決には至りませんでしたけれども、先ほど長妻昭君がわかりやすく説明したように、民主党は、社会保険庁を解体する歳入庁法案と同時に、消えた年金記録被害者救済法案を国会に提出し、厚生労働委員会において審議に付していました。この法案は、消えた年金...全文を見る
○園田康博君(続) つけ焼き刃の何の効果があるのか不明な法案ではなく、この民主党案を審議するべきでありました。その方がはるかに効果のある救済策を、しかも時間を区切って講じることができるのであります。  私たちは、年金の受給者、加入者のための修正であるならば、幾らでも応じようでは...全文を見る
○園田康博君(続) 国民の批判の強さを受け右往左往する政府・与党の姿は、それが選挙対策であることを如実にあらわしているものであります。  国民の年金不信、政治不信は、先週及び今週の強行採決で頂点に達したものと考えます。この不信を払拭する第一の手段は、本法案を本院において否決し、...全文を見る
06月06日第166回国会 衆議院 厚生労働委員会 第28号
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○園田(康)委員 民主党の園田康博でございます。  引き続きまして、労働契約法、労働基準法並びに最低賃金法の改正案ということで職権で立てられているわけでありまして、私どもはこの審議の持たれ方に対しまして大変抗議を申し上げたいというふうに思っております。  先々週からこの委員会...全文を見る
○園田(康)委員 はい、わかりました。  そういった事実に直面をしていないということでしょうから、そういう調査をするということにはなっていないということであろうというふうに思っております。  それで、先ほど、一昨日、国民の皆様に今回の年金の問題についておわびを申し上げたという...全文を見る
○園田(康)委員 本来ならば、私は、一番最初に大臣の危機管理のあり方が問われる状況ではないのかなというふうに思っているんですが、事実関係が少しずつ判明をしてきた段階で、強行採決という話もいろいろありましたけれども、支持率云々かんぬんの話で、そこから謝罪をされるということではなくて...全文を見る
○園田(康)委員 それで、その際に、ちょっと大臣、これは、私から、御提案ではありませんけれども、岐阜県庁の古田知事が、県民の皆さんの信頼を失墜させてしまったというところで、どういう姿勢で取り組んだかということを一つ御披瀝させていただきたいと思います。  これは岐阜県庁のホームペ...全文を見る
○園田(康)委員 そうですね。  この八十四件というものはもう既に厚生労働省もお認めをいただいていたわけでありますけれども、そして、この八十四件のうち、社会保険庁または市町村の資料に納付記録があった件数は何件だったでしょうか。     〔吉野委員長代理退席、委員長着席〕
○園田(康)委員 そうですね。  大臣が今おっしゃっていただいたように、八十四件のうち二十九件は社会保険庁あるいは市町村に記録が残っていた、だからこそ訂正が可能になったということでありましたけれども、では、五十五件というものは、これは社会保険庁並びに市町村にも記録がなかったわけ...全文を見る
○園田(康)委員 そうしますと、少なくともこの五十五件に関しましては社会保険庁あるいは市町村に記録がなかったわけですね、記録がない。だけれども、御本人が払って、その領収書は残っていた。だからこそ、証明ができたからこそその訂正ができたということだけれども、もしこの五十五人の方も領収...全文を見る
○園田(康)委員 そうしますと、その場合に、もしこの方々の領収書がなければ記録の裁定ができなかったわけですから、本人には支払われなかったということになりますね。  したがって、これはいわば消えているというふうに、どこかにひょっとしたら、もっとほかに捜せばあるかもしれませんけれど...全文を見る
○園田(康)委員 先ほど山井委員も消えているではないですかということを申し上げたわけですけれども、こういう事実があるということは、この厚生労働委員会の委員の皆様方はまずしっかりと御認識をいただきたい。  消えたという表現が自民党の皆さんからすれば違うということであるならば、今消...全文を見る
○園田(康)委員 その点については、先ほど来大臣がおっしゃっておられるように、これから第三者機関等々、その第三者機関の内容についても私どもは疑義があるというふうに思っておりますけれども、その方々をやはりしっかりと、社会保険庁そのものあるいは厚生労働省として、逆に、あなたはこういう...全文を見る
○園田(康)委員 そうしますと、その公文書による通知でありますけれども、期限はいつまでになっているんでしょうか。
○園田(康)委員 そうしますと、どうでしょうか、もう数は出ているんじゃないでしょうか。
○園田(康)委員 そうしますと、今、事務方の方からでもいいですけれども、済みません、きょうは参考人の登録をしておりませんから、今現在で幾つ回答が返ってきているんでしょうか。
○園田(康)委員 昨日、私は一応質問通告をさせていただいておりまして、破棄した自治体の数はいかん、そして、その公文書をやっているというのは、先ほど長妻委員の質疑の中で聞かせていただいたんですが、合併後の自治体の中で千五百五十一自治体から、台帳が残っているという簡易調査による回答が...全文を見る
○園田(康)委員 五月末で回答が何件来ているのかということは恐らく後ほど伝えていただけるんだろうというふうに思っておりますけれども、だったら、幾つかの自治体から最終的に、では、ここだ、これだけの数がまだ残っている、それで、何件、何人分の件数の台帳が残っているという形で明らかになる...全文を見る
○園田(康)委員 ただし、どこの自治体かというところまで、実は先ほどの議論の中で要望もさせていただいておりますので、それもあわせて私は要望をさせていただきたいと思っております。  委員長、そのことも後ほど理事会でお計らいをいただきたいなというふうに思いますが、いかがでしょうか。
○園田(康)委員 それと、今回の国民年金被保険者台帳の取り扱いについてという通知、六十年の九月の三日に行われております。この際、台帳の破棄というふうな形で、マイクロフィルム化が完了した特殊台帳及び記録の突合、被保険者ファイルの補正が完了した特殊台帳を除く台帳については、破棄するこ...全文を見る
○園田(康)委員 正木馨さんですね。今現在、財団法人復光会というのがあって、これの理事長をされておられるということですが、間違いないでしょうか。
○園田(康)委員 この復光会の前職はどこになるでしょうか。
○園田(康)委員 九六年から社会保険健康事業財団理事長に御就任をされておられますが、この前の職はどこでしょうか。
○園田(康)委員 天下りとわたりの問題は、さらにまた後ほどお話をさせていただきたいと思います。  その前に、問題の所在を明らかにしたいと思います。  この六十年の九月の三日に出された通知というものは、特殊台帳を除いて破棄することというふうに出されたわけでありますけれども、した...全文を見る
○園田(康)委員 そうしますと、社会保険事務所に対して破棄することというふうにしてしまっているわけで、それがひょっとしたら、それによって破棄された場合もあるわけですね。違いますか。  済みません、大臣。これはもう一度確認をさせていただきます。  これは社会保険事務所に対しての...全文を見る
○園田(康)委員 そうしますと、そこから委任事務という形で市町村に委任されていたのではないんですか。そういうわけではない。
○園田(康)委員 そうしますと、この破棄された台帳に関しては、社会保険事務所は、このとおりなされたというふうに理解をしてよろしいんでしょうか。
○園田(康)委員 そうしますと、この指示がなければ、あわよくばというか、本来ならば、ずっと社会保険事務所にもこの記録の台帳が残っていた可能性はあるわけですね、この通知がなければ。そうですね。  そうすると、さらに、今のコンピューターとの突合なんかも、この中から一つ一つ探していけ...全文を見る
○園田(康)委員 ごめんなさい。私が質問したかったのは、この全国の三百十二の社会保険事務所がありますね。これは、社会保険事務所に対して通知が行われた、破棄をせよというふうに通知をしたわけですけれども、これによって破棄しなかったかどうか、あるいは残っているかもしれない、この通知に従...全文を見る
○園田(康)委員 そうすると、五十五件以外にもひょっとしたら、管理もずさんだったんですけれども、その指示系統に対して、その指示を守らなかったということですね、残っているということは、逆に。すなわち、言うことを聞くときと聞かないときとあったようでございますけれども、もしこれが幸い、...全文を見る
○園田(康)委員 そうしますと、この責任の所在という点においては、その当時の歴代の長官の方々に私はやはり参考人としてぜひ話をお聞かせいただきたいというふうに思うんです。  特にこの正木さんに関しましては、現在も天下りを、いわゆるわたりという形で今でも復光会の理事長についておられ...全文を見る
○園田(康)委員 今私が申し上げた、台帳の破棄について命じた、当時の長官、正木馨さんの話であります。  同時に、その第三者委員会がずっと行われて、この責任の所在が一つ一つ克明に明らかになってきた、その時点で、またさらに、その当時の長官の任命責任あるいは管理監督責任というものを、...全文を見る
○園田(康)委員 恐らく今の私の質問に対して直接お答えをしていただいたものではないというふうに認識しておりますが、ぜひ委員長、このことを資料要求として、先ほど申し上げた記録すべてを提出するように、まず理事会でお諮りをいただきたいと思います。委員長、いかがでしょうか。
○園田(康)委員 大臣が答えていただけないから、私は理事会を通じて、この衆議院の厚生労働委員会の総意でちゃんと調査をしてくださいと申し上げました。
○園田(康)委員 ぜひ、第三者委員会も含めて、我々はこの問題を過去にさかのぼってしっかりと調査する必要があるということを申し上げておきたいというふうに思います。  この問題、まだまだあるわけでありますが、あと三分、四分であります、最低賃金法の質問をさせていただきます。  でも...全文を見る
○園田(康)委員 今回の制度で、中央最賃審議会と地方最賃審議会の枠組みは変わらない。そして、屋上屋のようなこの円卓会議なるものが、私はそのような印象を受けているわけでありますけれども、しっかりとこういう政府全体の取り組み、中小企業の推進策というものもあわせて私は行う必要があるとい...全文を見る
06月15日第166回国会 衆議院 厚生労働委員会 第31号
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○園田(康)委員 民主党の園田康博でございます。  ただいま議題となっております救急医療用ヘリコプターを用いた救急医療の確保に関する特別措置法案ということで、本日は、久しぶりと言ってもいいのかもしれませんが、与野党合意の上での、職権でない委員会となったということで、私も、この法...全文を見る
○園田(康)委員 今、理由としてるるお話をいただいたわけでありますけれども、やはり財政的な面が大きな理由になってくるのかなというふうに思っておるところでございます。  それに対して、今般のこの法律案につきましては、病院の開設者に対して費用を助成金という形で充てることができるとい...全文を見る
○園田(康)委員 ありがとうございます。  確かに、ヘリポートの所有、これは救命救急センターの百二十六施設というふうに理解をさせていただきますけれども、そこにまだヘリポート等が所有されていないというところがあるのかな、私も、その点は、整備の必要性というものを共有させていただきた...全文を見る
○園田(康)委員 ありがとうございます。隗より始めよ、進めていかなければいけないというところから、こういう法案のスキームになっているんだろうというふうに思っております。  ただ、いわば基本となる厚生労働大臣の基本方針、ここで全国的な視野があるわけでございます。地域事情は確かにい...全文を見る
○園田(康)委員 そうしますと、恐らく厚生労働省さんも海外の諸事情、いろいろ研究をされていらっしゃるのかなというふうに思っておりますけれども、例えばドイツでいきますと、今、半径七十キロというふうにおっしゃっていただいたわけでありますけれども、ドイツの場合は、十五分の半径五十キロ、...全文を見る
○園田(康)委員 正確にいきますと、局長、済みません、今、二百カ所以上というふうにおっしゃいましたけれども、今二百一カ所というふうに理解をしてよろしいでしょうか。
○園田(康)委員 ありがとうございます。人口百万をめどとして整備をし、そしてそれ以上の二百一カ所が今全国に整備をされているということでございます。  また、昭和五十二年度から始まっておりますドクターカーというものがございましたけれども、やはりこれも医師が同乗して現場に駆けつける...全文を見る
○園田(康)委員 失礼いたしました。五十一年度から始まっているということでございますけれども、二百一施設中七十七施設の九十台ということでございました。ただ、二百一施設中の七十七施設でありますので、整備途中という形ではありますけれども、まだ半分にも至っていないというのが現状なのかな...全文を見る
○園田(康)委員 おっしゃるとおり、地域事情といいますか、陸上での搬送の方が速やかに行うことができるというような状況があるというふうに私も伺っておるところでございまして、ドクターカーとドクターヘリのいわば混在した中で、その中から選択肢として一番いい方法での搬送ができるという状況を...全文を見る
○園田(康)委員 消防本部につきましてはおおむね三十万人規模という形で、それ以上というふうに理解をさせていただいているところでありますけれども、広域化を行いつつ、それによって集中的に配備をしていくというふうに理解できるのかな。したがって、救命救急センターの百万をめどというのと消防...全文を見る
○園田(康)委員 ありがとうございます。  今、東京消防庁など四カ所というふうにいただきました。私がいただいている資料でいきますと、千葉市の消防局、それから東京消防庁、そして横浜市安全管理局、さらには京都市の消防局という形で、これが二十四時間常駐体制であるというふうに伺っており...全文を見る
○園田(康)委員 これは恐らく医師会の皆様方の御協力等も仰がなければいけないというふうに思っておるところでございますけれども、今、携帯電話等で通信の連絡も行っているということでありましたけれども、私から言わせれば、少し心もとないのかな。  仮に指令室に専門的な医師が常駐し、そし...全文を見る
○園田(康)委員 これから検討しながら進めていきたいと前向きな御答弁をいただいたというふうに理解をいたしました。  そして、ただ、現状からすれば、先ほどの御報告ではありませんけれども、携帯電話等での体制は整えているという御報告がありつつも、残念ながら、八百七カ所中四件、四消防本...全文を見る
○園田(康)委員 これからまた検討を重ねていくということでありました。  確かに、この報告書でも、いわゆる誤認と言われているアンダートリアージというものの危険性をもっと低めていかなければいけない、ぜひ、これは厚生労働省とも連携をしていただきながら、しっかりと、こういうところであ...全文を見る
○園田(康)委員 よろしくお願いをしたいと思います。  恐らく、先ほども、ドクターカーの配備がまだまだ全国展開からすれば半分以下であるし、あるいはドクターヘリに関しましても、当初の三十機というところからすれば、まだまだ三分の一にしかなっていない。仮にこの法案を通して、そして基金...全文を見る
○園田(康)委員 ありがとうございます。  今御報告をしていただきましたのが、皆さんにお配りをしております資料の一ページ目とそれからその裏の二ページ目でございます。  まず、一ページ目の資料で見ていただきますと、先ほど四十五都道府県、五十二団体で七十機という形で御報告をいただ...全文を見る
○園田(康)委員 私のお配りをさせていただきました資料三が、救急業務の実施基準といたしまして救急時に備えつける装備一覧というふうになっておるところでございます。きのうのレクでお伺いをいたしましたら、基本的には別表の第一の部分が標準装備で、二と三については、その都度その地域によって...全文を見る
○園田(康)委員 おおむね五分程度かかってしまうというところがあります。すなわち、これの意図するところは、きょうはドクターヘリの話でありますけれども、ドクターヘリというのは救急専門で飛んでいくわけでありますから、最初から救急用の装備をしているというわけであります。ところが、消防防...全文を見る
○園田(康)委員 このピックアップ方式というものでお医者さんを現場にいち早く搬送するという形がとられているというふうになっているわけでありますけれども、その際、例えば通信が入ってお医者さんをピックアップするまでの時間というのはどのぐらいかかっているというふうに理解をしておられます...全文を見る
○園田(康)委員 そうすると、このドクターヘリ的な運用、活用といいますか、ピックアップ方式を行うというものでありますけれども、災害あるいはそういう救急通信というものはいつ何どきどういう形で入ってくるのかわからないというところからすれば、残念ながら、例えば先ほどの話でいきますと、救...全文を見る
○園田(康)委員 残念ながら、現行の消防防災ヘリについても、この二十四時間体制、先ほど申し上げたように、災害はいつ何どきどういう形で起こるかわからないという状況からすれば、二十四時間体制の全国配備がまだされていないというところがあるわけでございます。全体の二〇%ぐらいという形なの...全文を見る
○園田(康)委員 ありがとうございます。  それでいきますと、残念ながら、平成十六年度の消防白書と比べてみますと、病院搬送まで二十九・四分であったのが、今回は三十一分に延びてしまっているということであります。それから、病院収容までの時間、三十分以上時間を要した者が、平成十六年度...全文を見る
○園田(康)委員 ありがとうございます。  十四分で、ドクターヘリの場合はお医者さんが乗っていくわけですので、そこですぐ治療を初期段階で行うことができるというところからすれば、かなりの時間短縮であろうというふうに思うわけでございます。  そこで、私が今資料としてお配りをさせて...全文を見る
○園田(康)委員 そしてもう一点、ドクターヘリの夜間飛行が現状では行われておりません。ただ、先ほど申し上げたように、消防防災ヘリでは幾つか行っている。二十四時間体制で夜間飛行も行っている事例があるんですが、今のところ運航事業者がドクターヘリに関して夜間の飛行を行っていないというと...全文を見る
○園田(康)委員 ありがとうございます。  安全が確保されるということが大前提になるんだろうというふうに思います。  るるここまでお話を、状況をお聞かせいただいたわけでありますけれども、私が提出をさせていただいた資料でいきますと、民主党で救急制度改革法案を提出させていただきま...全文を見る
○園田(康)委員 はい。わかりました。  最後に、大臣にこれをお伺いしたいと思います。  救急制度改革の法案について、これをごらんいただきますと、救急本部を都道府県に置き、そして救急要請がされてからトリアージ、先ほど言った緊急度、重症度を選別しながら、軽症、重症のいろいろな判...全文を見る
○園田(康)委員 ありがとうございました。
11月02日第168回国会 衆議院 厚生労働委員会 第4号
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○園田(康)委員 民主党の園田康博でございます。  与えられた時間の中で、私は、政府案の労働基準法改正案についての質問をさせていただきたいというふうに思っております。今までは、労働契約法あるいは最低賃金法の改正という形の審議でございましたので、ちょっといつもより時間が短いもので...全文を見る
○園田(康)委員 そうしましたら、今大臣は、これが最低ラインなんだよというラインを、一定のラインとして八十時間というものをお示しになったというふうに思っております。ですが、やはり最初の議論、このメッセージ性といわゆる現実のギャップをどう埋めていくかというところで、この議論をさせて...全文を見る
○園田(康)委員 そうしますと、今大臣がおっしゃっていただいた政府案の中で、月四十五時間を超えた、上限基準を超えた場合、これにいったら二五%以上という規定になっておりますね。これは、二五%以上というふうに課して、それから今度は、それ以上の努力をしていただきたいですよということを、...全文を見る
○園田(康)委員 確かに、労使が協議をしてそれで決めていくというのは、それは原理原則であろうというふうに思っております。  ただし、大臣もおわかりのとおり、先ほど来から、使用者、使用者、あるいは経済的なところでどうしてもそれがネックになっているというところからすれば、必然的に弱...全文を見る
○園田(康)委員 しかしながら、中小企業に対するさまざまな負担がふえるというのは、確かにそのようになっていくと思います。私どもの提案もそういう形になりますから。したがって、であれば、中小企業政策と一体となって、私は、労働の政策としては、やはり一体となって他省庁とも連携をとりながら...全文を見る
11月07日第168回国会 衆議院 厚生労働委員会 第5号
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○園田(康)委員 民主党の園田康博でございます。  引き続きまして、労働三法に関する質問をさせていただきたいというふうに思っております。  そのうち、私は、先般余り時間がございませんでしたので、労働基準法の改正案についてのいわば時間外労働の部分、そちらの御質問をさせていただき...全文を見る
○園田(康)委員 そうしますと、休暇本来の趣旨は離れることはないということであろうというふうに思っております。  ただ、今、例えば朝の家事も少しある、あるいはお子さんを幼稚園に送っていかなければいけない、あるいは急に熱が出たというような形もあろうかというふうに思います。それはそ...全文を見る
○園田(康)委員 恐らくそうだろうというふうに私も理解はいたしておりますが、ただ、ちょっと一点、局長から先ほど数字的な発表がございましたけれども、大臣、ぜひこの取得状況を今度時間があるときによく見ていただければなというふうに思うんです。  年々、今は四六・六%ということでありま...全文を見る
○園田(康)委員 恐らく労使協定の範囲の中でありますので、これを調べようとなると少し問題が出てくるのかなというふうに思うわけでありますが、しかしながら、そういう企業努力あるいは労使協議の中で、そういう努力をしながら、少しでもリフレッシュに向けて、労働者の環境改善に向かって努力をし...全文を見る
○園田(康)委員 ありがとうございます。  そこで、では今回時間を、五日分の時間に規定をされようというふうになっているわけであります。これは、政省令で今後決まっていくものであろう、あるいは労政審などの議論を経てこれが決まっていくものだろうというふうに思っておりますが、例えば、ち...全文を見る
○園田(康)委員 そうなんですが、一応、今の現状の中からいくと、例えば、所定労働時間が七・五時間というふうになった場合、これを時間で割るという形になると、この三十分間を切り上げるのか切り下げるのかによって、八時間労働のところの人とそれから七・五時間の人では、一ポイント減るか減らな...全文を見る
○園田(康)委員 恐らく本当にこれからのことなんだろうというふうに思いますが、大臣、あと二点だけ、こういう問題もあるよということだけ、私の指摘。多分これは、議論を繰り返していてもまだ結論が出る話じゃないので。  例えば、一勤務十六時間を、これは二日間にわたる方、あるいは介護士、...全文を見る
○園田(康)委員 ありがとうございました。終わります。
11月16日第168回国会 衆議院 厚生労働委員会 第7号
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○園田(康)委員 民主党の園田康博でございます。  私の時間は四十分ということでいただいておりますので、よろしくお願いを申し上げたいと思います。  きょう午前中でも、これまでの一時間余りですが、医療の問題あるいは原爆症の問題等々、さまざまな議論がある。大変大きな厚生労働行政の...全文を見る
○園田(康)委員 大臣、与党ばかりのPTの話をされておられますけれども、実は、私ども民主党も議員懇談会をつくっておりまして、この問題は、厚生労働部門会議の中でも議論をさせていただきながら、先般、在外被爆者については見直しの改正案を取りまとめをさせていただきまして、今、延長国会にな...全文を見る
○園田(康)委員 いや、そこで見直しを考えていらっしゃるということでありますけれども、たしか福田総理が、自由民主党の総裁選挙の際に、高齢者医療制度の見直しと、それから、この障害者自立支援法に関しても見直すというようなことを公約としておっしゃっておられました。そこで私もすごく期待を...全文を見る
○園田(康)委員 それはすなわち、厚生労働省としてどのように考えていらっしゃるかというのを私は一点聞きたかったわけなんです。与党の皆さん方がやるのは、それはそうですよ。我々もその議論はずっとやらせていただいております。  全国から多くの皆様方が、六千五百人もことしも集まった、去...全文を見る
○園田(康)委員 この問題は、いずれ本当に長時間いただいて、大臣のお考え方もしっかりと私は議論をさせていただきたいというふうに思っております。  次の質問に移りますが、その前に、やはり、先ほどおっしゃっていただいた、結果的に負担が一緒になるのであればというようなお話が前提にあり...全文を見る
○園田(康)委員 もう一つ、ついでにお伺いをしたいと思います。  附則の第三条の「検討」の第三項でありますけれども、障害者等の所得の確保についての規定がございます。それでいきますと、「政府は、障害者等の福祉に関する施策の実施の状況、障害者等の経済的な状況等を踏まえ、就労の支援を...全文を見る
○園田(康)委員 そうすると、今のも私が、この答弁の裏でといいますか、担当の方からいろいろお話を聞いていますと、厚労省そのものは、きちっとしたこの法律の附則あるいは衆参国会の意思としてつけさせていただいた附帯決議、それに基づいて主体的に検討をしていくという形には実はなっていないわ...全文を見る
○園田(康)委員 ありがとうございます。  実は私も、この調査結果を数字で見て、一瞬、ああ、減ったからどうなんだろう、いいのかなというふうに、数字的にはそういう印象を受けるんですけれども、実は、この数字にはいろいろな、トリックではありませんけれども、現場、現実とはかけ離れた実態...全文を見る
○園田(康)委員 今るるお話をいただいたわけでありますけれども、要は、何も実態調査をしていないということなんですよ。しかも、市町村に柔軟かつそういう対応をしてもらうからそれでいいんだというような形の投げやりの答弁を、私は、担当部局としては、承服できる話ではありません。  大臣、...全文を見る
○園田(康)委員 もう時間が来ていますので、これで終わらなければいけないというふうに思います。  大臣、お聞きいただいたように、まだまだ全然その内容、実態が把握されていないということであります。ぜひ今後そのことを強化していただくことをお願い申し上げて、私の質問を終わらせていただ...全文を見る
12月12日第168回国会 衆議院 厚生労働委員会 第12号
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○園田(康)委員 民主党の園田康博でございます。  私も同僚議員に引き続きまして、舛添大臣にまず申し上げたいことがございます。それはやはり、先ほど来お話が出ておりますように、この年金問題。  政治家は、ある面、結果責任が問われる場面があるというふうに私は思っております。同時に...全文を見る
○園田(康)委員 後ほど細かい議論をさせていただきますが、大臣、ちょっともう一度、これだけ私は申し上げておきたいと思います。  訴訟で闘わせていただいているその内容は、幾つか論点はあるわけでありますけれども、いわゆる今問題になっている原爆症認定のあり方に対して、審査の方針という...全文を見る
○園田(康)委員 申しわけないですけれども、局長、そうすると、ここで議論になったときは、これをもとに最終的な案を取りまとめるということになったんでしょうか。
○園田(康)委員 ということは、さまざまな異論がこの中でまだ闘わされているということですね。まだ確固たるものが、しっかりとした合意点のものができたということではないんだということで理解してよろしいんでしょうか。
○園田(康)委員 そうすると、この検討会というのは、一体最終的にはどういう形で取りまとめがなされるんでしょうか。すなわち、反対意見があり、あるいはその集約ができないということであるならば、この検討会そのものがまとまらない、そういう可能性だってあるということでしょうか。
○園田(康)委員 つまり、この間、副座長から指摘をされた「これまでの議論のまとめ(案)」というものでございますけれども、あくまでも、これでいきますと、審査は科学的な知見に基づいた放射線起因性を基本とするというふうになっているんですよ、大臣。すなわち、いろいろな議論が闘わされている...全文を見る
○園田(康)委員 すなわち、大臣、これはどこかで当然聞かれたことがあると思っておりますけれども、広島や長崎に駐留経験のある退役軍人、この方々が、いわゆる二十一種類のがんを原因疾患として、もう一つ制度はあるんですけれども、駐留の事実が確認されれば、原因疾患として被曝との関連が自動的...全文を見る
○園田(康)委員 余り期待の持てるものではありませんでしたけれども、ぜひ大臣、真剣にこの訴訟の中身もきちっと見ながら、決断をしていただきたいと思います。  終わります。