田浦直

たうらただし



当選回数回

田浦直の1996年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月01日第136回国会 参議院 災害対策特別委員会 第3号
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○田浦直君 私は、大臣所信に関連いたしまして、長崎の雲仙・普賢岳の噴火災害について二、三御質問をいたしたいと思っております。  最近は大災害があちこちでたくさんあるものですから、もう雲仙のことも忘れられてきているんじゃないかなというふうな心配をいたしております。雲仙のこの噴火は...全文を見る
○田浦直君 行政とかあるいは先生方で検討委員会をつくられて今検討されているというお話でしたけれども、やはり僕は地元の住民の声を一番聞いていただきたいというふうに思っているんですね。住民にとっては本当に、二百ヘクタールとか三百五十ヘクタールですか、とかいうような広い土地ができるわけ...全文を見る
○田浦直君 せっかくですから、そういう災いを転じて福にするとかで、住民が本当に喜ぶようなものになるとかいうふうな方向に、ひとつぜひ御検討して、早くつくっていただきたいというふうに思っております。  それから、今復興の途についたというところでございますけれども、そのためには、やは...全文を見る
○田浦直君 深江町というところから諌早まで五十キロあるわけなんですね。今やられているのは大体五キロ、それからあと五キロというところはめどがついているというところだと思うんですね。したがいまして、あと四十キロぐらい残っておりますですね。これは、用地の問題とかいろんなことで、道路に関...全文を見る
○田浦直君 ぜひそういうふうにお願いしたいと思うんですね。  この杉谷地区というのは、私のおふくろの里でもあるんですよ。それで、そこから移転するということについては、やっぱりそこに住んでいる住民というのはどうしても愛着とか、何とも言えないものがあるわけなんですね。でも、そういう...全文を見る
03月28日第136回国会 参議院 厚生委員会 第5号
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○田浦直君 私は、厚生大臣所信につきまして、主として医療問題について御質問を申し上げたいというふうに思っております。  大臣もおっしゃられておりますけれども、急速な高齢化社会によって国民医療費が高率に伸びる一方、保険料の収入というものは経済的なものを反映して伸びないというふうな...全文を見る
○田浦直君 高齢化社会にふさわしい良質かつ適正な医療を効率的に確保するというふうなことになるかと思うんですけれども、これにつきまして平成九年度の制度改革に向けて取り組んでおるということも発言をされておられるわけですけれども、この平成九年度の制度改革というものの中身といいますか、そ...全文を見る
○田浦直君 そうしますと、その制度改革というのは平成九年度にはできる、平成九年度が終わったらできるということなんですかね。
○田浦直君 国民医療費というものはやはりこれから伸びざるを得ない、もう高齢化社会ですから。これはもう高齢化社会が進む一方だというのはどうしようもないわけなんですね。そうすると、お年寄りの方が病気にかかるというのもこれはもうどうしようもないというふうに思うわけですね。  したがい...全文を見る
○田浦直君 それで、そうおっしゃっていただけば非常にありがたいんですが、私どもの方からいえばこれは当然パイを大きくする、その中に例えば介護保険なんかも今度は新しくできてくるという意味もあるのかなと私は自分ではそういうふうに思っておるわけなんですね。やはり、国民医療費が伸びない、収...全文を見る
○田浦直君 今度の改定は実質アップというのは〇・八%と言われておりますね。恐らくこれは四月から二年間それでいくということにおおよそなると思うんですね、例年二年ごとに改定をしていくわけですからね。  そうしますと、今多くの病院、特に官公立病院なんかほとんどは赤字経営をしておるわけ...全文を見る
○田浦直君 ちょうど今、局長から話が出ましたから、質問しようかなと思っておったんですが、消費税の問題、恐らく来年の四月には上がる、これは法律で決まっておるわけですから。何%かということはわかりませんけれども、この消費税というのは病院にとっても非常に負担になるわけですね。  それ...全文を見る
○田浦直君 僕も今の消費税分の上乗せの仕方はちょっと診療側にとって不利な感じがしておるわけですね。その辺はぜひ検討をしていただきたいというふうに思っております。  それから、今度の診療報酬の改定で一つ二つ細かいことを言いますと、非常に複雑になっているんですね。例えば、看護料の組...全文を見る
○田浦直君 だから、もしそういうふうな理解ある気持ちでそういうふうにされたとおっしゃられるなら、その診療を受けた診療所からの請求でいいんじゃないかと。それをわざわざもとの病院にこれだけ要りましたと、これは診療所の先生にとっては非常にある意味では屈辱的なんです。何で病院にそれを出さ...全文を見る
○田浦直君 その辺はぜひもう一度検討をしていただきたいと思います。  それから、大臣所信の中にも盛られていますけれども、高齢化社会をやはり何とか、予防すると言ったらなんですけれども、少しでもカーブを落とすためにはやはり子供さんをたくさんふやすことだと思うんですね。高齢化社会を何...全文を見る
○田浦直君 大体そういう答弁をずっとしてありますよね、読みますと。  私がちょっとわからないのは、例えば老人は無料なんです。一部負担はありますよ、千十円とかね。だけれども、子供は有料なんだと。これは大体三割。これはどういう理由なんですか、老人は無料で。今の御説明だとおかしいんじ...全文を見る
○田浦直君 私もそういう考えはよくわかるんですよ。だから、そうなれば例えば子供さんも一割ですよ、お年寄りも一割ですと、これならわかるんですよね。だけれども、子供さんは三割です、お年寄りは無料です、千円負担すればいいんですと、これはやっぱりおかしいと思うんですね。  特に、今から...全文を見る
○田浦直君 もう時間ですから最後に申し上げたいと思うんですが、指導なんですよね、監査と違って。だから、今、局長が言ったようなそんなやわらかいことをやっておれば、だれも自殺しませんよ。自殺がもう知っておるだけでも二人も出ておる、この近年。あるいはまだそういうふうになっていなくてもい...全文を見る
04月17日第136回国会 参議院 厚生委員会薬害エイズ問題に関する小委員会 第1号
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○田浦直君 平成会の田浦でございます。  きょうは、安部先生、本当に御苦労さまでございました。  先生の前に原告の方の御陳情があったわけですけれども、真相究明のためにぜひこの帝京大症例がなぜ認定されなかったかということを徹底的に究明してくれということがありました。私も、実は医...全文を見る
○田浦直君 先生、当時はエイズの専門家というのはそんなにおらなかったと思うんですね。研究班を見ましても、例えば肝炎の専門家だとかあるいは疫学の専門家だとかという方が入っておられましたけれども、エイズの専門家といえば先生ぐらいしかおらなかったはずだと思うんです。それを、先生が自信を...全文を見る
○田浦直君 私はちょっとその流れとしてやはり何か、この症例を認めたくなかったのではないかなと、その場で、という雰囲気はございませんでしたでしょうか。
○田浦直君 じゃ、次のスピラ診断です。  スピラ博士というと、これはもうエイズの全く本当に世界的な権威でございます。その方が認定をした。これは書いてありますね。「Dr.Abe, we are very sorry」と、こう書いてあるんですね。  これはもうエイズだと発言されて...全文を見る
○田浦直君 それは、例えばステロイドを使って免疫が低下したからというふうなことで否定されたということになりますね。しかし、先生は「臨床成人病」の中ではCDCの条件は十分に満足していると自分では思っている、こうおっしゃられているんですよね。だから、私からしますと、スピラ博士もこれは...全文を見る
○田浦直君 じゃ、次に進みまして、それからもう一度また、今度はギャロ博士のところに先生の検体を送ってこれを見てもらったらもう抗体陽性だと。これは臨床経過から見まして陽性であるならば患者には間違いないですね。だけれども、その時点でもこれが第一号になっていない。これは一九八四年の九月...全文を見る
○田浦直君 これは医学的に、学問的に言いまして、班長だから、あるいは班長でないから第一号の症例になるとかならぬとかいうことはないと僕は思うんですね。症例として全く第一号に十分値する。それが認定されなかったというのは、私は何か働きかけがあった、先生はしたがったけれどもどうしてもでき...全文を見る
○田浦直君 それでは先生、この順天堂から出ました症例、これは突然出てきて、先生のは二年間ぐらいかかっていろいろやったけれどもエイズの一号にはならなかった。ところが、順天堂から出てきた症例は出てきて瞬く間にエイズと認定されて、またもうアメリカに帰ってしまった、今どうしておるのかわか...全文を見る
○田浦直君 いや、先生、班長としてじゃないんですよ。先生が血友病の、そしてエイズの学者として、第一人者として、こういうものは本当に第一例としていいのか、そういうところを私はお聞きしたいんです。その辺はどうお考えでしょうか。
○田浦直君 もう時間ですから。  先生がこの症例が否定されたときにこういうふうな発言をされているんですよ。これは私には何ともできないと、これには厚生省の意向も十分酌まなければならないし、大変苦しみました、患者さんに対しても爆発的に患者が出たら自分は大変だということで悩みましたと...全文を見る
○田浦直君 じゃ、先生、もう最後ですから、厚生省のやっぱり意向が要るわけだということですね、今の御発言だと。第一号を決めるというのは学問的に決めるだけではなくて、今、先生、厚生省のやっぱり意向はどうしてもあるんだというような御意見でした。  先生、これでもう終わりにいたします、...全文を見る
○田浦直君 平成会の田浦でございます。  きょうは、松田参考人には、大変御苦労さまでございます。  先生が冒頭に発言されましたけれども、この帝京大症例を見送ったということは悲劇の始まりであるというふうにお話をされました。もしこのときにこれが認定されておれば、この血友病の対策と...全文を見る
○田浦直君 私ももう全く同感でございますですね。我が国で第一例が認定されたのはこの後、約二年近く後ですから、その間に本当にこの対策が手おくれになったというふうに理解しておるわけです。  先生が今発言されました中で非常に気になりますのは、初めはこれを認定しようという空気が研究班の...全文を見る
○田浦直君 今、天下った方々あるいは官僚の上層部の方々というところから何かあったんじゃないかと。  その心証を得るような何かがございますですか。
○田浦直君 それで、この帝京大症例をずっと私もそれなりに調べてみたんですけれども、これは認定されるチャンスというのが何回もあっていますね。研究班のところで認定される、あるいはスピラ博士の診断のところでも認定される、あるいはギャロ博士に検体を送って抗体陽性だと出たときでも認定される...全文を見る
○田浦直君 全くそうだと思うんですね。  そして、ギャロ博士のときはもう既に抗体陽性が出ているわけですね。そして、私も「臨床成人病」という雑誌の中でその患者の経過をずっと見てみましたけれども、これはもう明らかに発病している、もう亡くなっているわけですから。そうしますと、これを認...全文を見る
○田浦直君 そこにやっぱり作為的なものを私はどうしても感じるんですね。  結果として我が国第一例はその順天堂大学から出ているんですね。しかも、それはアメリカ在住の方が日本に来て、そしてたまたま順天堂で診断を受けて、またすぐ帰っておられる。まるでその第一号の認定を受けるために日本...全文を見る
○田浦直君 第一号症例はホモの患者なんですね。血友病患者ではない。先生がおっしゃられるように、血友病をしたくないという働きがあったんじゃないかという気がしますですね。しかも、厚生省の森尾課長補佐の発言によれば、大体対策ができたころに軟着陸できるような態勢で第一号が出てくるのが一番...全文を見る
05月07日第136回国会 参議院 厚生委員会 第13号
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○田浦直君 私、平成会の田浦でございますけれども、厚生省所管の諸問題について幾つかお尋ねをしたいと思います。  まず初めに、医療の問題についてお尋ねをしたいと思うんですが、先月の二十五日に医療審議会の方から答申が出されました。その中に地域医療支援病院創設という構想が入っているわ...全文を見る
○田浦直君 私もなかなかおもしろいといいますか、いい構想ではないかなというふうに思っているんですね。  その中で特に有床診療所を療養型病床群に充てたらどうかという答申がなされているわけですけれども、これも非常にいい考えだというふうに思うんですが、これを実施する場合に幾つかの問題...全文を見る
○田浦直君 私はこの十三条自身を変える方がいいんじゃないかなと思うんですね。  今のは療養型病床群だけですけれども、もう既に例えば診療報酬の中で入院時医学管理料というのもありますね、これも明らかに長期に入院するということが建前の上で診療報酬が決められているわけですから、この十三...全文を見る
○田浦直君 十三条のことはひとつぜひ検討をしていただきたいと思います。  もう一つ、地域医療計画というのがございますね。この地域医療計画も病院の病床を制限するということになっているわけですが、診療所を今度療養型病床群にすると、診療所というのは何にも規制がないわけですから、療養型...全文を見る
○田浦直君 医療法の改正、第三次改正とか言われておりますね、その上に乗ってくるのかなというふうに私は考えておるわけですけれども、今度改正されるのは大体いつごろの時期になりますか、今の問題とも関連をするわけですけれども。
○田浦直君 私はいい構想だからできれば早く実施できるような方向でやってほしいというふうに思っているんですよ。  それで、局長の答弁を聞いておると一つもはっきり、何にも言わないというような感じがするんですね。何か、私この国会に来ていつも感じるんですが、何にも言わないというのが役人...全文を見る
○田浦直君 いや、医師会だけじゃなくして、医療関係の団体等は一応建前的には選定委員会の中に入っていないけれども、きちんと話し合いはするんだということでございますね。ちょっと確認をさせていただきたい。
○田浦直君 そのときの基準が点数が高い人をということに今なっているんですね。これは私ども医師から言うとちょっとおかしいなと、それだけで選ぶというのはおかしいなという感じがするんです。  この点数が高いというのはいろんな分け方があると思うんです。病院なり診療所なり、診療所にしても...全文を見る
○田浦直君 さっき述べましたあれはどうなんですか、処方せんを出しているところと出していないところというのは余り関係ないですか。
○田浦直君 そういうふうなことをされるときに、いろんなものが資料として厚生省の中にもあると思うんですね。私どもの医療機関あるいは医師会が非常に欲しいのはやっぱり資料ですね。エイズでもいろいろ問題がありましたけれども、やはりいろんな資料を公開してほしい。例えば、地域の医療機関の平均...全文を見る
○田浦直君 ぜひそういうふうにお願いを申し上げたいと思います。  次に、薬害エイズについてちょっとお尋ねをしたいと思うんです。  今、厚生委員会の中に小委員会ができていますから細かいことは小委員会でこれからも尋ねてまいりたいと思うんですけれども、この前調査プロジェクトチームと...全文を見る
○田浦直君 そうしますと、今、大体総括をしたところで、何かがあったらまた活動するけれども、一応もう終わっているというふうな状態なんですか。
○田浦直君 そうしますと、もう大体資料はこれ以上は出てこないだろうということになりますね。  それからもう一つは、私も結構資料を読んだつもりですけれども、全部はもちろん読み得ませんけれども、結論というのはないんですね。こういうふうな回答がありましたとか、こういうふうな意見があり...全文を見る
○田浦直君 大臣のおっしゃることはよくわかるんですね。私は、厚生省がやっぱりいろんなことで疑われているわけですから、この際すっきりさせた方がいいというふうな気がするんですね。安部研究班の班長は殺人罪で今訴えられているということがありますけれども、厚生省も僕は同罪だと思うんですよ。...全文を見る
○田浦直君 薬害エイズ、二千人の方が今かかっておられるわけですし、四百人の方が亡くなられているというわけですから、どうぞひとつうやむやにならないように真相究明に努力をしていただきたいというふうに思います。  以上で終わります。
06月03日第136回国会 参議院 厚生委員会薬害エイズ問題に関する小委員会 第3号
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○田浦直君 平成会の田浦でございます。  きょうは、お忙しい中を三先生ありがとうございます。  早速ですけれども、木村先生にちょっと冒頭にお尋ねしたいと思います。  この十年ぐらい診療に携わっておられるということです。この十年間の経過を見て、研究という面では結構進んできてい...全文を見る
○田浦直君 ぜひそういうふうに先生方のお力でお願いをしたいというふうに思っております。  この十年間で、診療をしていく中で、あるいは医療体系の中で特に困られたというようなことはございませんでしょうか。
○田浦直君 先生のこの文章の中にエイズ研究・治療センターといいますか、そういったものが大変大事なものの一つであるというふうに書かれておられますけれども、これは国立国際医療センターの中にという御意向のような気がいたしますですね。私もそうあるのがいいんじゃないかというふうに思うんです...全文を見る
○田浦直君 これからそれにかかるというタイミングでございますから、ぜひ岡参考人にも根岸参考人にもつくる前の段階で御意向を伺っておきたいというふうに思いますので、よろしくお願いをしたいと思います。
○田浦直君 総合的な病院でありながら、しかも独立性を持っておらなければちょっといかぬのじゃないかなということになるんじゃないかなと思うんです。  今度は人の問題になりますけれども、例えばそこの一番上の方になられる診療部長と言うんですか、これがどういう位置づけになるのか。例えば、...全文を見る
○田浦直君 根岸先生、先ほど情報ネットワーク構想というのをおっしゃられましたですね。ここのセンターの中にもそういう構想があると聞いておるんですけれども、それについて何かお聞きしていることはございませんか。ここのネットワーク構想と先生のおっしゃられたネットワーク構想はほぼ同じような...全文を見る
○田浦直君 根岸先生にちょっと教わりたいと思うんですけれども、私は長崎なんですけれども、長崎に行きまして拠点病院の先生方にもいろいろお話を聞きましたし、患者さんの代表の方にもお聞きをしてきたわけなんですけれども、東京では起こらないようなことも地方では起こり得る、まだそういうふうな...全文を見る
○田浦直君 岡先生にもう一つお尋ねしたいと思うんですけれども、先ほどちょっとお話がありましたが、患者さんの方が診療を拒否するということもあるわけですね。HIV診療の理念といいますか、医者の理念と相反するというようなことで拒否されるとかいうこともあるんじゃないかなというふうに思うん...全文を見る
○田浦直君 例えば、新薬がある、これはいい薬だというのが流れますね。しかし、医者の方から見ますと、この人にこれを与えると副作用が強くて結局体力を消耗するんじゃないかという考えで与えないということもたくさんあると思うんですね。そういった場合に、医者と患者さんとの間が本当に分け隔てな...全文を見る
○田浦直君 そういう話をちょっとお聞きしたものですから、善意でお互いにやっているのにかかわらずそういう不信感が出てくるというのは非常に悲しいことだというふうに思いますので、これからそういう情報をいろいろたくさん流していただいて、よりよき医療ができますようにぜひお願いを申し上げたい...全文を見る
06月04日第136回国会 参議院 厚生委員会 第16号
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○田浦直君 平成会の田浦でございます。  きょうはお忙しいところありがとうございました。  私も、年金は素人でございますから、教えをいただくというふうなことで御質問をさせていただきたいと思っております。  貝塚先生が初めにおっしゃられましたけれども、財政が単位としては大きい...全文を見る
○田浦直君 大体一階部分ができた六十年度には、七十年には二階部分も一元化するんだというような閣議決定が出ているわけですね。でも、その年に来ましたら、いやなかなか難しいんだというような論法ではちょっと困るなという気がするわけですね。これは先生方の方の問題ではないと思うんですね。政治...全文を見る
○田浦直君 ありがとうございました。  では、山本参考人にもちょっとお尋ねしたいと思うんです。  何か一元化のためにいろんな制度を調整することによってかえって複雑になってきているんじゃないかなと。一元化して簡単になってきているのか複雑になってきているのか。私ども国民としては年...全文を見る
○田浦直君 もう一つお尋ねしたいんですけれども、この厚生年金基金の部分ですね。これは五・五%の利回りの運用ということに決まっておるんですが、実際、現在はもうとても乖離しているわけですね。でも、それを守らぬといかぬというふうになっておるようですけれども、これを弾力的にいろんな数字を...全文を見る
○田浦直君 公文先生に一つだけお尋ねしたいと思うんですけれども、四十年間制度間調整をするということはおかしいと。私も同感ですね。これについて先生のちょっと御見解を述べていただければと思います。
○田浦直君 ありがとうございました。
06月10日第136回国会 参議院 厚生委員会薬害エイズ問題に関する小委員会 第4号
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○田浦直君 平成会の田浦直でございます。  先生にはお忙しいところを本当にありがとうございます。  私は、前回も安部先生の方に参考人質問をさせていただきました。そのときも帝京大症例と順天堂大症例ということでさせていただきましたので、先生も本当にもう何回もそれでうんざりされてい...全文を見る
○田浦直君 そのステロイドは、何のステロイドですか。プレドニゾロンですか。
○田浦直君 わかりました。  ステロイドの量というのが非常に問題になるところですから、これは正確に確認をさせていただきたいというふうに思ってお尋ねをさせていただいたわけでございます。  私は、この症例はエイズの疑似症例ということで報告されておるわけなんですが、そのときからずっ...全文を見る
○田浦直君 先生は同席はされておらないんですね、記者会見のときには。
○田浦直君 そうしますと、私どももそのときの記者会見の状況がもうわからないんですね、今。  ただ、翌日の新聞を見ますと、「類似二例シロ」と書いてあるんです。あるいは「AIDS上陸を否定」と書いてあるんです、記者会見を受けての新聞発表では。これから見ますと、先生がいつもおっしゃら...全文を見る
○田浦直君 そうしますと、委員会の空気を研究班長、安部先生の記者会見の発表のときは正直に伝えておらなかったというふうに思っていいですか。
○田浦直君 僕が申し上げたいのは、委員会の雰囲気としてはクロに近い灰色だという雰囲気であったのにかかわらず、記者会見の場ではシロに近い灰色だというふうな発表をされておるというふうに感じるわけなんですけれども。
○田浦直君 それでは次に、第一回の先ほど話がありました調査検討委員会ですね、先生は出席されておらないということなんですけれども、私どもから言うと先生が委員長なんですよ。その委員長を決めるのはそこの場で決めたんじゃないかなと思うんですが、そうではないんですか。
○田浦直君 第一回、八四年の十一月の二十九日ですね。
○田浦直君 じゃ、そのときに先ほどの栗村博士とかあるいはギャロの報告とかいうのはあっているはずなんです。正確には伝わっていないかもしれぬけれども、そういう似たような報告があっているような記録がございます。だから、先生もそのときにはそのことはお聞きしているわけですね。
○田浦直君 ここら辺も大事なことなんで、先生おっしゃられますように少し確かに読みにくいものですから、そこを正確に解読して、当時のことを正確に再現させなければいかぬと思うんです。  その中で、出席、発言者の名前の欄は黒塗りにして届いているんです。だから、だれがどういう発言をされた...全文を見る
○田浦直君 それも見せてもらったんですけれども、抄録よりは少し詳しいけれどもというぐらいな感じなんです。やっぱり大事な症例だからもう少し詳しく調べて検討させてもらいたいと思っておるんです。そういう意味では、この症例は大事な症例にかかわらず余りデータがないというふうな感じがするんで...全文を見る
○田浦直君 松本先生の方からはどういう御相談だったんですか。診察をしてくれということはなかったんですか。
○田浦直君 僕も医者なんですけれども、松本先生の立場になると、初めてエイズの本邦第一例になるかもしれないという患者さんを診て先生に御相談したときに、ちょっと診察してくれませんかとか、あるいは診てくれませんかと言わないのは不思議な感じがするんですよ。その辺が本当に先生とお弟子さんの...全文を見る
○田浦直君 それじゃ、松本先生の方は先生に診断を頼んだという事実はないんですね。診察及び診断をお願いしたということはないんですね。
○田浦直君 そこら辺のくだりが、どうもちょっと普通の医師の関係ではおかしいなという感じがするんですね。松本先生の方もおかしいし、悪いけれども、塩川先生の方も本邦第一例の患者さんが目の前におられるのに、少し話をして、何か疲れているような顔をしておったからというようなことで、もうその...全文を見る
○田浦直君 こればかりやっておってもあれでしょうから、その辺に僕は、悪いけれども、塩川先生、医師としての何か足らないところがあるような気がしてならないわけなんです。  それからこの患者さん、フォローも全然していないとおっしゃられましたですね。フォロー、後を全然見ていないとおっし...全文を見る
○田浦直君 わからないということになっておるんですけれども、衆議院の記録を見ますと、先生は、何かその後重い髄膜炎にかかっているという発言をされております。それはどうなんですか。
○田浦直君 何回もまたその後日本にその患者さんが来られたんですか。
○田浦直君 それは僕は初めて聞いたんですけれども、そうするとそのときにはやはり順天堂の、あるいは松本先生のところで診察を受けられたということでしょうか。
○田浦直君 多分というのは、松本先生から先生には何ら患者さんについてはその後報告は来ていない、ただ来たのではないかという話があるというだけなんですかね。
○田浦直君 これ結構大事なことだと思うんですね。というのは、衆議院でもそうですが、十年間もぴんぴんして元気でおられたということに対しまして、先生の方は、いやこれは重い髄膜炎にかかっておったんだという御発言をされていますし、この辺のところを僕は、診察を受けた翌日にアメリカに帰っても...全文を見る
○田浦直君 先生のおっしゃることはよくわかるんです。そこまでが仕事だからそれでやったんだということだと思うんですけれども、これだけ問題になっておりますし、例えば一度しか抗体検査をやっておらないとか、やっぱり不備な点もあるわけです。あるいは、私が既往歴を聞いたのは、よその病院でひょ...全文を見る
○田浦直君 そういう御意見でしたら、私はやはり松本先生も一遍参考人なりなんなりで来ていただいて、詳しいお話を聞かせてもらいたいなと思いますので、委員長に申し上げたいと思います。  以上で終わります。ありがとうございました。
06月13日第136回国会 参議院 厚生委員会 第19号
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○田浦直君 私は、今回の薬事法一部改正に関連をしまして業務行政について幾つかお尋ねをしたいと思っております。  今回の改正が、ソリブジンあるいは血液製剤の薬害が続発するということによりまして薬事法を検討し、あるいは法的に整備し直す、こういうふうなことに業務局が取り組まれておられ...全文を見る
○田浦直君 それで、この血液製剤についてはいわゆる内外価格差といいますか、アメリカにおける価格よりも日本おいては、ある週刊誌によれば、五倍から十倍もするんだと、そのためにメーカーがその製品を売るのに狂奔して、そしてこういう二千人にも上る被害を起こしたんだということが書いてありまし...全文を見る
○田浦直君 今のお話だと、日本とアメリカとを比較すると、アメリカの方が大体二倍するという、日本の方が半分ということになりますか。
○田浦直君 それはいわゆる民間で、アメリカなんかは民間の売買ということになりますが、日本の方は薬価基準に載って、いわば公定価格みたいなものになるんですけれども、どことどことを比較したということになりますか。
○田浦直君 そうしますと、さっき僕が言ったことは事実にもとる、全然事実ではないというふうに理解していいというわけですね。日本の方が高いからたくさん売るのに狂奔したんだということはないというわけですね。
○田浦直君 そのことはわかりました。  私は、日本の薬、これは薬価基準に載る薬ですけれども、これは一般的に見て高いんじゃないかなという感じがするんですね。あるいは外国と比べると日本は高いという感じがずっとしておったわけなんですけれども、今のお話では必ずしもそうでもないというふう...全文を見る
○田浦直君 それでは、薬価というのは二年に一遍ずつぐらいずっと改定をしておられますね。その改定する理由、あるいはどういうふうなことで改定をするのか、改定率といいますか、そういったことについてお尋ねをしたいと思います。
○田浦直君 薬価の改定をされますと、それと引きかえにといいますか、技術料をアップするということに大体なっているような感じがするんですね。ただ、薬価がどれだけ下がったからというのが、薬を使っている側からいいますと、非常にたくさん使っている薬というのは薬価ががくっと下がるんですね。そ...全文を見る
○田浦直君 薬価差というのが今出ましたけれども、R幅というのがありますね。これについてちょっと御説明をお願いしたいと思います。
○田浦直君 その薬価差というのを今言ったようなR幅に近づけていきたいと。R幅は一〇%なら一〇%というのはこれはいろんなことで認めざるを得ぬだろうということだろうと思うんですね。  R幅を一五%あるいは平成十年には一〇%までと目標にしているわけですけれども、その根拠というのは何か...全文を見る
○田浦直君 私が聞きたかったのは、その管理あるいは流通、そんなものに対してやはり一〇%ぐらい要るんじゃないか、その根拠は何か数字があるのかなということを聞きたかったわけです。  今のお話によると、大体一〇%ぐらいのところでという、大体そんなことなんですか。数字に裏打ちされた一五...全文を見る
○田浦直君 それでは、R幅についてはこれくらいにして、仕切り価というのがございますね。この仕切り価というのを最近は非常に推し進めているような感じがするわけです。  この仕切り価というものの意義とか、あるいはどうしてこういうものをつくったのか、そういったことについてお尋ねをしたい...全文を見る
○田浦直君 その仕切り価をやっぱり問屋さんが今一生懸命進めたいということで努力をされておられるんですね。しかし、診療側からいいますと、例えば契約書を結ぶ、そして薬を買うという新しい商取引といいますか、そういうふうなことを導入されたということになるわけですね。  私ども診療側から...全文を見る
○田浦直君 これまでの慣習は、納品書を入れます、請求書を入れるわけですね、そして領収書をとる。これでも立派な商取引じゃないかと思うんですよ。それにまた新たに契約書を交換することが必要だと言われても、診療側としてはそんなことまでする必要はないんじゃないかという考えがあると思うんです...全文を見る
○田浦直君 そういうことを決められた医薬品流通近代化協議会というのがございますね。この協議会というのはこれまで何回ぐらい開かれておりますか。あるいは、平成四年に新仕切り価といいますか、そういったものを発足させたわけですけれども、その後は何回ぐらい開かれているか。
○田浦直君 そういうものを推し進められるならそういう会合をもう少し開いて、そこの中で診療側あるいは問屋、メーカーのいろんな御意見をよく聞きながら意思疎通をさせていかなければなかなか僕は進まないんじゃないかなというふうな気がするわけです。これからはもう少し数多く開いていかれたらいい...全文を見る
○田浦直君 最後になりますけれども、冒頭に言いましたけれども、やはり厚生省というのは情報公開というものをもう少しやられた方がいい、そして、今の話でもそうですけれども、意見の交換を盛んにされた方がいいと思うんですね。どうも末端まで流れてこないし、医師会なんかにお聞きしても、なかなか...全文を見る
06月17日第136回国会 参議院 厚生委員会薬害エイズ問題に関する小委員会 第5号
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○田浦直君 平成会の田浦でございます。  きょうは、厚生省に幾つか御質問をいたしたいと思います。  まず、この薬害エイズがこのような大きな問題になったのは、一つはこの発端が書類隠しといいますか、原告側が要求しておった書類がないという話でしたけれども、大臣がかわられた途端に書類...全文を見る
○田浦直君 前回の小委員会のときに塩川参考人に私も質問させていただいたわけですけれども、やはりもう十数年たって塩川参考人もいろいろ記憶が定かでないという話もありました。私はそのときに、第一回の調査検討委員会のことを質問させていただいたわけです。その会に塩川参考人が出席したのかしな...全文を見る
○田浦直君 塩川参考人も、実は自分も古い話で定かでない、しかしながら真相究明のためにはできるだけ協力をしたいというお話であったわけです。私は、ほかの委員の方々も恐らくそういう気持ちだというふうに思うんです。恐らくその中に書いてある発言が、名前が出たから困るという方は余りおられぬの...全文を見る
○田浦直君 おっしゃることはわかるんですけれども、実際にどういうふうに取り組まれるかということを私どもは本当に期待をして見ているわけですので、期待を裏切らないように取り組んでいただきたいというふうに申し上げておきます。  今、この報告書の中にもありましたけれども、第四ルートとい...全文を見る
○田浦直君 次に、厚生科学会議というものが大臣の諮問機関でありまして、私も報告書を見せてもらいました。これは大体何回ぐらい開かれたのか、そして今後はどういうふうになるのか、その点についてお尋ねをいたします。
○田浦直君 その第三者機関、これにまた期待をするということになりますけれども、これはどういう性格のものになるんですか。あるいは構成について、今どういう構成にするかという段階だということですけれども、やはり少し権限がないとまた同じようなことになるんじゃないかというふうな気がするんで...全文を見る
○田浦直君 菅大臣は、よく権限がないと、例えば航空機事故が起こった場合はその調査委員会というのは権限があるんだ、したがってそういう委員会ができないと非常に困るというお話を何度かされたわけなんですね。  私も全くそのとおりだと思うので、厚生科学会議の報告書というのが今度出ましたけ...全文を見る
○田浦直君 まだできていないわけですから、できていない前からいろいろ言うのもよくないと思いますから、できて、その結果を見てからまた質問をさせていただきたいというふうに思っております。  やっぱりこれからは、先ほど石井委員からもお話がありましたように、どう治療に取り組むか、いわゆ...全文を見る
○田浦直君 そういうセンターあるいは拠点病院をつくる場合に、先ほどちょっと説明がありましたけれども、患者・原告団といいますか、そういった方と話し合いをやりながら整備していくんだと、いっているんだというお話でしたけれども、この話し合いは大体スムーズにいっておるわけなんですか。
○田浦直君 もちろん、話し合いだからいろんな意見の食い違いもあるでしょうし、対立もあると思うんですね。しかし、やはりセンターをつくるとか拠点病院をつくるということだけではだめだと思うんですね。やはりそれには患者さんあるいは原告団の理解を得ながらつくらなければ、恐らく余り活用もされ...全文を見る
○田浦直君 ぜひそういうことに気を配って整備をしていただきたいと思います。  私、地方に帰りまして、やっぱり拠点病院とか患者さん方といろいろ話し合いをしておるわけなんですけれども、医療のことはもちろん病院とか医師とかの関係がありますけれども、もう一つ大きなのはやっぱりカウンセラ...全文を見る
○田浦直君 最後になりますけれども、やはり一番大事なのは治療なんですね。完治療法があればそれでいいんですけれども、そういったものも含めて、厚生省としては今どういう組織でどういう研究がなされておるのか、あるいはどういうふうな検討をされておられるのか、そういったところを最後にお尋ねを...全文を見る
○田浦直君 終わります。
12月17日第139回国会 参議院 厚生委員会 第1号
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○田浦直君 自由民主党の田浦直でございます。  私は、医療保険改革についてお尋ねをしたいと思います。  今の日本の医療というのは、本当に患者さんにも恵まれておる世界に類を見ないようないい制度だというふうに私は評価をしております。いつでも、どこでも、だれでもかかれるような、こう...全文を見る
○田浦直君 そこで、大臣の諮問機関であります医療保険審議会というものがありまして、そこから建議書というのが最近出されておるわけであります。  私は、この医療保険審議会を見まして、少し人員の構成のアンバランスがあるんじゃないかなというふうな気がするんですね。と申しますのは、これは...全文を見る
○田浦直君 今の御答弁を聞くと変えないということのようですけれども、これは平成四年にできたと思うんですが、そのときの枠を何もそのままやらなくても、それは弾力的に運営していくべきじゃないかなと思うんですね。  私、今度の建議書を見まして、やはりそこが欠けているというのがたくさんあ...全文を見る
○田浦直君 大蔵とどういう交渉をやっているのかと聞いているんだよ。
○田浦直君 それはいつまでに解決するんですか。だって患者に負担を求めているわけだから、その前に解決しなければだめですよ。いつまでに解決すると約束できますか。
○田浦直君 この繰り延べ金については衆参の大蔵委員会でもきちんと附帯事項をつけて、請求があったら速やかに返すべしと書いてあるんですよ。法律で決めてあるんですよ。それを厚生省が大蔵省に要求しているわけですから、そんなのはいつまでに返していただくということをはっきり述べなければ、だっ...全文を見る
○田浦直君 ぜひひとつよろしくお願いをいたしたいと思います。  それから次に、私はやっぱり薬価を整理しなければいけないと思うんですね。医療費の中で三割は薬価なんですよ。もう八兆円になる。製薬メーカーが苦しんでおるのならともかく、非常に今景気がいいんですよ。これは私どもから言うと...全文を見る
○田浦直君 だから私は、一つはやっぱり財政が苦しくなってきているわけですから国も負担をしなければならない、患者さんも負担をしなければならない、それなら薬の方も負担をしなければならないという考えになるだろうと思うんですよ。みんながやっぱりその痛みを分かち合ってそれぞれ分担していかな...全文を見る
○田浦直君 だから、この出し方がおかしいと思うんですよ。国民の負担の方を先に出すわけでしょう。ほかのは後から出す。それがどうしても僕は納得できないんです。自分たちがまずやることをやって、そしてどうしてもうまくいかないから何とかしてくれと言うならわかるんですよ。国民の方にはまずこれ...全文を見る
○田浦直君 だから、患者に一割負担させるなら薬価を一割カットしなさいと言っているんですよ。簡単に言っている。そのくらいの決意があるのかと聞いているんです。この問題はもう同じことでしょうからまた後ほど質問させていただきます。  この建議書で老人一割から二割負担、薬価三割から五割負...全文を見る
○田浦直君 じゃ、今、老人の一カ月で平均は幾らなんですか。あるいはその中の薬価分は幾らなんですか。それは出ているでしょう。
○田浦直君 その中の薬価、二万三千円の中の薬価は。
○田浦直君 大体そんな数字だと思うんですよ。それで試算するとすぐ出てきますね。私が今言いました二割の薬価五割でいくと一万円を超えますね。それから、一割の薬価三割でしても六千円になりますね。千円、千十円、千二十円の負担からそれだけの負担に本当に耐えられるのかどうかということも慎重に...全文を見る
○田浦直君 大臣、ぜひよろしくお願いをしたいと思うんです。  もう一つ問題があるのは、定率でやるか定額でやるかということなんです。  一つは、やっぱり定率でやるとどうしても重い方が負担が大きくなる。そうすると、病院にかからなくなるし、薬ももらいに来なくなる可能性がある。それか...全文を見る
○田浦直君 もう時間も参りましたから終わりたいと思いますけれども、財政も確かに大事ですけれども、くれぐれも患者さんのことをぜひ考えていただいて、今までのいい医療制度を続けていただきますようにお願いを申し上げておきます。  以上でございます。