田浦直

たうらただし



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田浦直の1998年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月20日第142回国会 参議院 災害対策特別委員会 第3号
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○田浦直君 皆さん、おはようございます。自由民主党の田浦直でございます。  災害対策について幾つかお尋ねをさせていただきたいと思っております。  今回、重点施策としてアジア防災センターというものが設けられたということでございますけれども、これはアジアの諸国にとっては大変関心の...全文を見る
○田浦直君 アジアにも自然災害、台風あるいは水害、地震、いろんなものが切れ目なく起こっているような気がするわけで、そういうときに日本が中心になってこのセンターをつくるということでございますから、ぜひしっかりしたものにしてほしいというふうに思うわけでございます。  それから次に、...全文を見る
○田浦直君 社会とか産業が複雑化、高度化してくるにつれてこれまでの災害という概念が、自然を中心としておったものから、それに加えていろんな事故が起こることによって災害が伴ってくるということが盛んに起こってきているわけでございます。例えばこの前のナホトカ号の事件なんかでも、これも事故...全文を見る
○田浦直君 そういう意味では、今回基本計画の中に事故災害というものを大きく取り込まれたということは評価したいというふうに思うわけでございます。  次に、被災者の支援といいますか、そういったものについて二、三お尋ねをしたいというふうに思うわけでございます。  私も長崎ですので、...全文を見る
○田浦直君 災害の予防とか災害の応急処理というんですか、こういったものについては私も雲仙の対策を見て非常によくやっていただいたというふうな気がしておるわけです。  阪神でも同じことだと思うんですけれども、これから復旧・復興というところにかかってきているわけですが、その時期に、大...全文を見る
○田浦直君 雲仙のときも個人補償、私有財産の補償ということで特別立法をつくってくれということも随分陳情をいたしたわけですけれども、今説明がございましたように二十一分野百項目ですか、あるいは一千億の基金、そういったもので救済は確かにしていただいたというふうに思っておるわけでございま...全文を見る
○田浦直君 ぜひ関心を持っていただきたいというふうに思っております。これは法案ができましたらまた重ねて質問をさせていただきたいというふうに思っております。  最後になりますけれども、先ほどから私述べておりますように、雲仙・普賢岳災害、おかげさまで随分現在復興をしておるわけでござ...全文を見る
○田浦直君 地元におきましても実は「がまだす計画」というものを、これは多分野に分けていろんな計画をして復興への努力をされておるわけです。「がまだす」というのは元気を出すというふうな方言ですけれども、そういった意味ではぜひ国の御支援もできるだけしていただきたいというふうに思うわけで...全文を見る
04月07日第142回国会 参議院 国民福祉委員会 第5号
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○田浦直君 自由民主党の田浦直でございます。  最近の新聞とかテレビを見ますと、四兆円の減税とか十六兆円の景気対策費、あるいは補正予算を組んで公共事業をやるというような、私から言いますと大変景気のいい話が載っておるわけでございます。また、経済評論家にしてもあるいは議員にしても大...全文を見る
○田浦直君 よく社会保障費と公共事業費というのを対比して話すことがあるわけですけれども、確かに当初予算においては社会保障費も抑えた。公共事業費もマイナス七%でやる、こうおっしゃられたからそれは私どもも理解がついているわけなんです。しかし、今になってこの財革法に縛られない補正で公共...全文を見る
○田浦直君 財革法を読みますと、赤字国債については減らすんだ、しかし建設国債はその定義の枠の中ではないということになっておりますから、建設国債を大量に発行するということになると当然公共事業費に回るということになると思うんですね。私は、社会保障費というものは、道をつくるとか橋をつく...全文を見る
○田浦直君 それでは次に、医療保険の抜本改正についてお尋ねをしたいと思っております。  今行なわれている抜本改正というのは、やはり感じとしてはまず財政ありきという感じがするわけです。普通、医療保険の抜本改正、医療の抜本改正となれば、健康のためにはどうなのかというところからスター...全文を見る
○田浦直君 私は、薬のことについてこう考えているんです。薬の一生というのを考えてみると、いろんな研究がされて、薬ができて、メーカーでつくって、問屋に渡し、それを医療機関が買って、患者さんに渡す、患者さんに飲んでもらう。  これを薬の一生と考えると、問屋さんに行く、それからお医者...全文を見る
○田浦直君 今盛んにこの薬価差という問題が言われているわけですね。でも、それについてはもう随分今は縮小してきております。恐らく、消費税プラス管理料に近い数字になってきている。薬価差を考えるよりも、薬価をまず直すということが大事じゃないかなと思ってそういう質問をさせていただいたんで...全文を見る
○田浦直君 それからもう一つ、この抜本案の中で診療報酬についても定額制を広く受け入れていこうという方向で今検討されていると思うんですが、実際にもう国立病院等ではそれを試行されているんじゃないかと思うんです。それについて何らかの結果なり中間報告なりありましたら、お尋ねをしたいという...全文を見る
○田浦直君 この抜本案づくりというのが少しおくれてきているんじゃないかなという気がするんですね。昨年の九月に健保法の一部改正を行って、窓口で患者さんから薬代を一部負担してもらうという制度が取り入れられたわけですけれども、これは余り評判がよくないんですね。患者さんにとってもよくない...全文を見る
○田浦直君 ぜひ、早目に内容を示していただきたいというふうに思っております。  小泉大臣は、高額医療費というのがあってそれが医療費を圧迫しているという話をよくされますけれども、私も全くそうだと思うんです。もう国民の大多数、七五%は低医療費でやっているわけなんですね。あとの二五%...全文を見る
○田浦直君 先ほど薬価差のところでも言いましたように、どうも細かいところを一生懸命やっている。大まかなところを押さえた方が私はいいんじゃないかなという気がするわけですので、そういう方向でぜひ御検討をお願いしたいと思います。  もう一つ、今度医療法が改正されましたので、それについ...全文を見る
○田浦直君 今よく言われているのに、かかりつけ医というのがありますね。このかかりつけ医と地域医療支援病院というのとは何らかの関係ができできますか。かかりつけ医というのはまだ制度化はされていないんですが、何かそういう方向で動いているのかなという気がするんですが、その点はいかがですか...全文を見る
○田浦直君 そのかかりつけ医というのは制度化しないというお話でしたけれども、私はその方がいいんじゃないかと思うんです。患者さんはどこでもかかれるというフリーアクセスはとっておかなければならないんじゃないかというふうな気がするんですね。  かかりつけ医といいますと、昔の、あるいは...全文を見る
○田浦直君 次に、今度の医療法改正で取り上げられております有床診療所の療養型病床群への転換、これは前回も私が厚生委員会でぜひ有床診療所でそういう機能を持つようにさせていただきたいという質問をいたしましたし、今回の医療法改正でそれが取り上げられておりますので大変うれしく思っておるん...全文を見る
○田浦直君 都道府県の医療審議会でひとつお願いするということだと、私もその方がいいんじゃないか、地域の事情がよくわかるわけですからいいんじゃないかと思うんです。  ただ、全国的に十九万床ぐらいというのがありますね。そうすると、その枠の中でやるということになるのか、都道府県でやっ...全文を見る
○田浦直君 先ほどの文章でいえば、療養型がまずは転換し、介護力強化病院が転換し、有床診療所が転換するという順番になると思うんですが、私は今のお話だと、都道府県でその辺は弾力的に考えていいんじゃないかと思うんです。同時に受け付けてもいいとかいうふうな、その辺はもう自由に都道府県の医...全文を見る
○田浦直君 以上で終わります。
04月10日第142回国会 参議院 災害対策特別委員会 第5号
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○田浦直君 自由民主党の田浦直でございます。  日本は自然災害が大変多い国でございます。このような災害被災者の自立支援ということで、発議者の先生方には大変御苦労をされてこういう法案をつくられたということにつきまして、心から敬意を表したいというふうに思っているわけでございます。 ...全文を見る
○田浦直君 主に義援金の話が出ておりましたけれども、義援金というのはこれは善意の寄附ですので、これによって期限をどこまでさかのぼるというのはどうかなという気がするわけです。もともと遡及するということ自身が法律としてなじむのかな、どこまで遡及すると決めることができ得るのかな、それな...全文を見る
○田浦直君 今特別支援金の御説明がありましたけれども、僕はこれもちょっと不合理ではないか、あるいは難しいんじゃないかというふうな気がするわけです。これは阪神・淡路法ですけれども、平成六年度と平成八年度を比べて所得が三分の二以下になった場合というふうになっているわけですね。一つは所...全文を見る
○田浦直君 納税証明をもらえる人はいいですが、低所得者とか、あるいはその年はたまたま収入、所得がないという場合だってあるわけで、その人たちの把握ができるのかなというのが疑問でございます。  それから、高額所得者に対しても支給するように書いてあるんですね。弔慰金改正法の場合は二千...全文を見る
○田浦直君 今、都築先生がおっしゃられましたように、地域によっても所得の格差というものがあるし、考え方が違うと思うんですが、やはり一千万、二千万というのは庶民から見れば高額になるんではないかなというふうな気が私はするわけでございます。  それから、両案とも支援金の使途というのが...全文を見る
○田浦直君 私も、冒頭に言いましたように、細かくは規制する必要はないと思うんです。ただしかし、もうやりっ放したと、確かにおっしゃられるように多くの人は必要なものに使用されるかもしれませんけれども、そうでない場合もあるんじゃないかという危惧はどうしても起こってきます。これはやはり税...全文を見る
○田浦直君 私がそういう質問をいたしますのは、被災者の支援については、災害救助法によって炊き出したとか避難場所の確保、あるいは応急仮設住宅の供与とか、あるいは災害援護資金を初めとする各種の融資、公営住宅の建設等によって幅広くかつきめ細かく対応しておるところですね、現状でも。新たな...全文を見る
○田浦直君 整合性はどうですか。
○田浦直君 では次に、支給対象世帯についてお尋ねしたいんですが、両案とも住家半壊世帯も対象となっておるわけですが、この半壊世帯というものは、統一基準によれば補修すればもとどおりに再使用できる程度のものということになります。それから、損壊の程度も非常に幅が広がっておるわけで、例えば...全文を見る
○田浦直君 半壊という言葉で一くくりにしているわけですから、それが二〇%から七〇%、これは面積ですね。そうすると同じ半壊であっても差ができてくるんじゃないか、不公平感が出てくるんじゃないかと逆に思うわけです。今五〇%と言われたのは、住家の時価の二〇から五〇%ということになりますね...全文を見る
○田浦直君 この弔慰金改正法の中には先生のそういう精神が盛り込まれ過ぎているんじゃないかなというふうに思うんです。  一つは、阪神・淡路にまで遡及適用されるわけですけれども、阪神・淡路は十分の十なんですね、国の持ち分というのがね。しかし、ほかのものは二分の一だと書いてあるわけな...全文を見る
○田浦直君 先生の阪神・淡路にかける情熱というものはよくわかるんですが、国でつくる場合に、本当なら、私どもが賛成するわけじゃないけれども、全部十分の十と書かれるか、いや阪神・淡路も二分の一だ、そしてそのような方法でやるんだと、そういうふうに書かれた方がいいんじゃないか。これは先ほ...全文を見る
○田浦直君 私が言っているのは、国会法に意見を聞きなさいと書いてあるわけです。それに別に従いなさいということではないんです。そういう手続はやっぱり踏まなければならないという話をさせていただいたわけでございます。ぜひそういう手続を踏んでいただきたい、こういうふうに思うんです。  ...全文を見る
○田浦直君 もう時間が参りました。  私たち自由民主党におきましても、芦尾先生初め震災や災害に熱心な先生方がおられまして、先ほどの全国知事会とかあるいは政府ともいろいろ折衝をしながら、あるいは御意見を聞きながら、今国会に間に合うように、被災者の住宅再建、生活再建に役立つような法...全文を見る
04月16日第142回国会 参議院 国民福祉委員会 第8号
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○田浦直君 自由民主党の田浦直でございます。  感染症関連二法についてお尋ねをいたしたいと思います。  先ほど南野委員から動物由来の感染症についていろいろ御質問がありましたけれども、その中で猿を媒介とした感染症がいろいろあるという話もあります。私が習ったころには、ノミとかシラ...全文を見る
○田浦直君 現在はそういう動物由来の感染症、ここの新法の一類感染症に載っておりますようなペストとかエボラ出血熱とか、クリミア・コンゴ出血熱とかマールブルグ病、ラッサ熱、片仮名ばかりで、私も勉強したことも聞いたこともないんです。これは日本でまだ発病していないということで大変いいこと...全文を見る
○田浦直君 わかりますけれども、そういうことでぜひこういう病気を持ち込まないようにお願いをしたいと思うんです。  猿の輸入をいろいろ規制するということはそれでいいと思うんですが、日本国内における感染症の発生とか蔓延を防止するためには、国内に病原体を持ち込ませないということがまた...全文を見る
○田浦直君 今回のこの法案、感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律というこの法律によって園内対策をやろう、それから検疫法によって水際作戦をやろう、この二つで感染症を防止しようということだろうというふうに私も思うんですけれども、しかし両者の連帯感というのもまた必要じゃ...全文を見る
○田浦直君 私どもが外国に行って日本にまた入国するときもいろいろチェックを検疫所でされているだろうと思うんですけれども、実際は、飛行機の中で何か紙を持ってきていただいて、異常はありませんかというような丸をつけるぐらいなことしかないような気がするんです、今の僕らの体験から言うと。 ...全文を見る
○田浦直君 今の話では、確かに旅行する人の病気に対する意識が変わってきた、それは大変いいことではないかなと思うんです。  それと今おっしゃられましたように、帰ってくるときだけじゃなくして、出るときに一つの知識を与えるといいますか、そういう話、情報を流すということも今回はされると...全文を見る
○田浦直君 それから次に、数年前に病院とか老人ホームとかでたくさんMRSA感染症というのがはやったと思うんです、随分いろいろ騒がれて。最近は余り新聞にも載りませんし、落ちついてきたのかなというふうに思うんですが、その現状はどういうふうになっておるでしょうか。お尋ねをしたいと思いま...全文を見る
○田浦直君 病院とかあるいは施設とか、随分そういう院内感染に対する意識というものが高まってきているという感じは私もするんです。私も時々そういうところに行くわけです。そうするともうちゃんと病室の入り口には手洗いが置いてあったり石けんが置いてあったり、いろいろしてありますね。そういう...全文を見る
○田浦直君 そういうふうな感染症の発生とか蔓延を防ぐという意味では情報をまたキャッチするということも大事なことだろうと思うんです。その発生状況の把握というものはどのような仕組みで行うことになっておるのか、お尋ねをしたいと思います。
○田浦直君 それともう一つは、保健所と現場の医師との連携というものもまた大事なことじゃないかなと思うんですが、それについてはいかがでしょうか。
○田浦直君 この感染関連二法案、これは大変大事な法案でもあるし、ぜひ成立させなければいけないと私も思っているわけでございます。  これは私の個人的なことで恐縮なんですけれども、皮膚科で帯状疱疹という病気があるんです。これは皮膚が非常にけばけばしく、胸にできたり顔にできたり、昔の...全文を見る
○田浦直君 今回の法案では非常に人権に配慮をしていると、こうおっしゃられるんですけれども、実際に入院される患者さんに対して具体的にどのような配慮をされているのか、それをお尋ねしたいと思います。
○田浦直君 こういうふうな感染症を予防するというのも社会保障費の一つで、お金は余計要るんだろうと思うんです。  私は、これは最後になりますけれども、せっかく大臣に来ていただいておりますので、前回も質問させていただきましたけれども、財革法の中で今二%のキャップを外す、外さないとい...全文を見る
05月19日第142回国会 参議院 国民福祉委員会 第14号
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○田浦直君 自由民主党の田浦でございます。  きょうは、参考人の皆様には貴重な御意見を御披瀝いただきまして、厚くお礼を申し上げたいと思います。  私、衆議院の議事録もずっと読ませていただきましたけれども、おおよそ皆さんがおっしゃられているのは一時的なしのぎのこの法案ではだめだ...全文を見る
○田浦直君 次に、桝本参考人、安岡参考人にお尋ねしたいんです。  桝本参考人は診療報酬が二点に上がったということで非常にお怒りでしたけれども、実質的には薬価が下がるわけですから、診療報酬がプラスではないと私は思っておるんです。そのことはさておきまして、その発言の中で、手続が悪い...全文を見る
05月21日第142回国会 参議院 国民福祉委員会 第15号
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○田浦直君 自由民主党の田浦直でございます。  私もこの委員会で、財政構造改革法についてはキャップを外していただきたいという質問を二回ほどさせていただきました。そのせいで厚生大臣が頑張ったというふうには私は思っておりませんけれども、辞職も決意するような非常に強い姿勢で頑張られた...全文を見る
○田浦直君 私どもも党の方とかいろんなところにキャップ外しの陳情をした限りにおきましては、非常にガードがかたい。もっと言えば、社会保障費を抑えるためにこれをやったんだと言い切るぐらいの方々もおられたわけでございまして、そういう中で大臣が一生懸命頑張られたということにつきましては厚...全文を見る
○田浦直君 その抜本改革案の中のテーマにしておるのは薬価、診療報酬、老人医療ということのようですけれども、それぞれ私もお尋ねしたいんですが、きょうは薬価についてひとついろいろお尋ねをさせていただきたいと思うんです。  今、厚生省はいわゆる参照価格制というものを中心に考えて薬価の...全文を見る
○田浦直君 検討に値するということであれば、ぜひ御検討をお願いしたいと思います。  私は、参照価格制度というものについては余り賛成ではないんです。それは、理由をひとつ述べてみたいと思うんですが、例えば厚生省で今度、参照価格制度では薬をグルーピングするわけですね。これは二万種類か...全文を見る
○田浦直君 これは、今度は診療する医療機関からいいますと、幾つかの種類の薬が同じ病気でできるわけですね。例えば、この薬は無料です、この薬を使うなら三十円ください、あるいはこの薬は患者さんから五十円追加していただかないといかぬ、そういうふうなメニューをそろえて見せなければならぬとい...全文を見る
○田浦直君 医療というのはそんな簡単な問題じゃないんじゃないかなと思うんです。非常にデリケートでもありますし、やっぱり信頼関係というものが一番大事なものだと私は思っているわけです。  それが、お金を持っている人はいい薬をもらえる、お金を持たない人はただの薬だというふうになってく...全文を見る
○田浦直君 もう時間がありませんが、もう少し論議したいところなんです。  結論を申しますと、厚生省も大変な作業が要る、医者も本当にまた事務量がふえて、そういうふうな医師と患者の信頼関係が損なわれるかもしれぬという危険性を持っている、あるいは患者さんも精神的に安い薬をもらうという...全文を見る
○田浦直君 私の方から一つだけお尋ねしようと思います。  先ほどから、昨年の七月ぐらいから患者の受診控えが起こってきて医療費も節約されたというふうなお話があるわけですけれども、本間、松元、山内公述人に、どういうふうな評価をこれについてされるのか、保険者、診療側、それから患者の代...全文を見る
○田浦直君 もう少し時間があるようですから、猪股、後藤両公述人にお尋ねしたいんですが、今、薬価差というのが非常に問題になっているんですね。病院では、特にそれによって病院は成り立っているという面もあるかと思うんですが、この薬価差についてどういうお考えを持たれているのか。  我々あ...全文を見る
○田浦直君 ありがとうございました。
09月10日第143回国会 参議院 労働・社会政策委員会 第3号
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○田浦直君 自由民主党の田浦直でございます。  先日、大臣の所信あるいは労働基準法の一部改正の趣旨説明をお受けしたわけですけれども、それに関連して幾つかお尋ねをさせていただきたいと思っているわけでございます。  私は、いろいろお話を聞いておりまして、これからの労働力あるいは労...全文を見る
○田浦直君 高齢化社会ですから、今お話があったように将来は五人に一人ぐらいの六十歳以上の労働者が必要になってくるという時代になってくるんだと思うんです。そういったときに、その高齢者の雇用というものはやっぱり今までの雇用関係と違うものが生じてくるはずだと思うんです。そういったものを...全文を見る
○田浦直君 さっき話がありましたように、二〇一五年になりますと二〇%の人が六十歳以上であるわけですね。そのうち六十五歳以上の方も一二・八%あるわけです。今まで恐らく六十五歳以上の方々の職場あるいは仕事というものはなかなかなかったんじゃないかというふうに思うんです。  しかし、今...全文を見る
○田浦直君 若年者の労働者、若年者というか働き盛りの労働者の数というのはどんどん減ってくるわけです。そうしますと、それを今度は高齢者でカバーするというふうになるんじゃないかと思うんです。  ただ、その場合それが本当にできるのかという疑問があるんです。やっぱり若い人の労働力という...全文を見る
○田浦直君 御説明はよくわかるんです。だから、それはそれで大変大事なことだからぜひやっていただきたいと思うんです。  私は、やはり基本的には若い労働者をつくるというのが一番大事なことではないかなと思っておるわけです。それは国際的な競争という面からいいましても、やっぱりそうしなけ...全文を見る
○田浦直君 少子化対策として今おっしゃられましたいろんな施策があると思うんです。例えば税制でもそうだと思うんです。あるいは建設あるいは医療、例えば子供の医療費の無料化とかそういう経済的な面もあると思うし、あるいは保育所をたくさんつくる、事業所内保育所をつくる、あるいは保育料の軽減...全文を見る
○田浦直君 介護は、介護休業制度。
○田浦直君 わかりましたけれども、まだ物足らないですね。育児休業制度にしてももう少しできないものかなという気がします。  それから、これは労働省でないからなんですけれども、例えば児童手当というものがあるんですけれども、これも私はやっぱり外国と比べると非常に少ないといいますか、も...全文を見る
○田浦直君 そういう子育ての施策として平成六年にエンゼルプランというのがつくられておりますね。これは厚生、文部、労働、建設の四大臣の合意でエンゼルプランというのができたわけですけれども、これが何となくまだくすぶっているというか、子育てのための力をまだ発揮していないというような気が...全文を見る
○田浦直君 子供さんをつくりたくないということではないんですね。アンケートなんかをとりますと二・五三名は欲しいという統計があります。実際は二・一七名しか産んでいない。それについては、先ほどからいろんなことを言っていますように経済的なものあるいはほかのいろんなものがあるんですけれど...全文を見る
○田浦直君 大臣のお言葉はよくわかるんです。  今、大臣からもお話がありましたように、少子化への対応を考える有識者会議というのを総理の諮問機関としてつくられて取り組む、ここの意気込みは私も非常にいいと思うんです。ただ、もう今さら有識者の話を聞くような時期ではないと思うんです。も...全文を見る
○田浦直君 終わります。
10月08日第143回国会 参議院 労働・社会政策委員会 第9号
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○田浦直君 自由民主党の田浦直でございます。  前回、少子・高齢時代の労働、雇用についてお尋ねをしたわけですが、きょうもちょっとその続きをさせていただきたいというふうに思っております。  前回のこの国会で労働基準法の一部改正が行われました。育児休業に引き続いて介護休業というも...全文を見る
○田浦直君 今おっしゃられましたように、ホームヘルパーさんでも今十二万人ぐらいで、新ゴールドプランでもあと七万人は要る。恐らくこの数はその時期には足らない数だというふうに思うんです。もっとたくさん実際には要るというごとになると思うんです。あるいは、この前試験がありましたけれども、...全文を見る
○田浦直君 もう一つは、これも医学と非常に関係あるわけですから、非常に日進月歩進歩していくというふうに思うんです。だから、その介護に従事している方々の教育というんですか再教育といいますか、そういったこともずっとやっていかなければならぬのじゃないかなというふうに思うわけですけれども...全文を見る
○田浦直君 私は今、これから従事する人、今従事している人の能力開発ということについてお尋ねしたんですが、もう一つは今度は、先ほども申しましたように、民間のいろんなそういう介護企業といいますか、そういうものがたくさん参入してくるということは考えられるわけですね。そのときには今度はも...全文を見る
○田浦直君 この介護の問題は当然厚生行政と非常に絡んでくるわけですから、労働行政、厚生行政の連携をぜひ高めていっていただきたいというふうに思うんですけれども、その点についてはいかがですか。
○田浦直君 きょうは介護についていろいろ質問をさせていただいたわけですけれども、これは二〇〇〇年からのことですから、まだまだ具体的に姿が見えてきているわけでもないんじゃないかなと思うんです。ただ、福祉あるいは厚生行政から見ると大変な変革を起こすものだというふうに思います。同時に、...全文を見る