田浦直

たうらただし



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田浦直の2000年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月03日第147回国会 参議院 国民福祉委員会 第1号
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○田浦直君 自由民主党の田浦でございます。  私は、自由民主党を代表いたしまして、今回の年金制度改正法案について質問をしたいというふうに思っております。  まず初めに、きょうから本委員会で本法案が審議されるということになったわけですけれども、本委員会においては衆議院で見られた...全文を見る
○田浦直君 年金制度は現役世代と高齢者世代から成る全国民にわたる制度なわけでして、その改正に際しては、現役世代の視点あるいは高齢者世代の視点のどちらか一方のみを考慮して改正案を考えるということは、世代間の助け合いという年金制度の根本をも否定しますので極めて危険なことだというふうに...全文を見る
○田浦直君 今の御説明だと、今回の改正では二割程度、正確に言うと一九・六%ぐらいになるんじゃないかというふうに思うんですね。私も、大体これくらいまでだと負担するということが了解を受ける、国民の理解を受けるんじゃないかなというふうに思っております。  今度はそれじゃなくして給付の...全文を見る
○田浦直君 私どもは理解して安心をしているわけですけれども、やっぱり国民の皆さんからいうと、少子高齢化の時代ですから、保険料を納める人が減って年金をもらう人が当然ふえてくるというのがもうわかっているわけです。したがいまして、それを解消するには、年金額を減らすか保険料をふやすか、あ...全文を見る
○田浦直君 やっぱりこの辺に縦割り行政というものの、弊害とまでは言いませんけれども、出てくるんじゃないかなというふうに思うんです。年金は年金の財政的な事情で年齢を引き上げていくということをやらざるを得ない。しかし、労働の方は、これは労働省で高齢者の雇用についていろいろ検討をすると...全文を見る
○田浦直君 私は、これは年金の問題じゃないですけれども、やはり国を思えば少子化対策に取り組むということは本当に政府を挙げてやらなければならぬことだというふうに思うんです。  今、話がありましたように、審議会でいろんな意見が出ているけれども、具体的には取り組んでおられないですね。...全文を見る
○田浦直君 年金福祉事業団が黒字に今度は転じたということは大変喜ばしいことだというふうに思っております。その一つが資金運用部への借入金利の支払いがなくなったというふうなお話ですけれども、これから恐らく黒字がだんだんふえていくだろうというふうに希望を申し上げておきたいと思っておりま...全文を見る
○田浦直君 この点も私はやっぱり事業をするということがどうなのかなという疑問を持っているわけですけれども、事業をされる以上は責任を持ってやっていただきたいなというふうに思っております。  この年金積立金は平成十年度末で約百四十兆円という巨大な額になっておるわけです。これで政務次...全文を見る
○田浦直君 時間が参りましたので、これで質問を終わらせていただきます。
02月15日第147回国会 参議院 国民福祉委員会 第2号
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○田浦直君 自由民主党の田浦直でございます。きょうは、お忙しい中、中曽根大臣初めお集まりいただきましてありがとうございました。  きょう、年金の中での共済組合の関係ということになっておるわけでございますけれども、大体中身は基本的にすべて厚生年金と同じ改正だというふうに思っている...全文を見る
○田浦直君 それと関連をするわけですけれども、定年という問題もございます。農林年金の支給開始年齢が六十一歳へと今度は引き上げていくということになりますね。そうすると、雇用と年金とのすき間といいますか、そういうものが今の状況だと出てくるんじゃないかと私は心配をするわけです。このこと...全文を見る
○田浦直君 お答えと現場の感じとはちょっと違うんじゃないかなと私は感じているわけです。  そこでお尋ねしますけれども、農林省としてはこの統合はどういうふうに考えておられるのか。この改正をして農林年金は厚生年金と一緒になりたいと、こう言っているわけなんです。それについて農林省はど...全文を見る
○田浦直君 この農林年金の場合は三階建てになっていると思うんです。一階、二階はともかくとして、この三階部分についてはどう取り扱われるのか、厚生年金と一つになった場合。これも結構大きな問題になるんじゃないかなと私は思っているんです。その三階部分がそのまま統合後も存続するのか、それは...全文を見る
○田浦直君 農林年金というのは一度は厚生年金から外れた経歴もあります。そんなことで、また今度入ってくるということでいろんな問題があると思うんです。今言ったような三階部分なんかの取り扱いもやはり考え方によっては、それをそのまま取り入れるということになれば、これはいかにも甘やかしてい...全文を見る
03月07日第147回国会 参議院 国民福祉委員会 第7号
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○田浦直君 私も先回の委員会で質疑をさせていただきましたけれども、その中で将来の現役世代の負担については年収の二割程度に抑制するとともに、給付水準については手取り年収のおおむね六割程度を将来にわたり確実に支給するということになっておるわけです。  私は、この法案は非常によく練れ...全文を見る
○田浦直君 これは国民の要望も強いことだと思いますから、我々も早くこの法案を成立させて、その期待にこたえなければならぬなというふうに思っておるんです。  学生の場合は、これは免除にはできないんですか、猶予するという話ですけれども。育児休業の場合は免除になるわけですね。学生はどう...全文を見る
○田浦直君 だから、働いている方はそれでいいですけれども、働いていない方はどうかなと私なんかは思っておるわけです。これはいいです、そういうふうに法律がなっている、改正案に書いてありますから、ひとつ御検討をしていただきたいと思っております。  それから、今回の年金制度改正法案は三...全文を見る
○田浦直君 続いて、基礎年金の国庫負担分についてお尋ねをしたいと思います。  これは午前中も論議がなされておりましたけれども、今回の改正法案では、国庫負担については平成十六年までの間に二分の一への引き上げを図るということになっておるわけです。現在でも国民年金については未納、未加...全文を見る
○田浦直君 厚生省の方でも三分の一から二分の一へ引き上げるということはおおよそコンセンサスはとれていると思うんです。だからこの法案に書き込んでおられると思うんです。  しかし、今のお話では、財源はこれから探すんだというふうなことでは、本当に十六年になったときにそういう財源が見つ...全文を見る
○田浦直君 これは大きく言えば政治の責任ということになりますから、我々もこの法案を出す以上は責任を持ってやらなければならないなというふうに思っておるところで、局長からの答弁はそれくらいなところでしかできないんじゃないかなということは理解できるわけです。  私は、この年金の改正案...全文を見る
○田浦直君 ぜひお願いをしたいと思うんです。午前中もそういうことについて四十歳、五十歳ぐらいの方々が一番不安を持っているという御指摘もあったようですので、国民に広く理解をしていただくように努力することをお願い申し上げまして、私の質問を終わらせていただきます。
08月09日第149回国会 参議院 国民福祉委員会 第1号
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○田浦直君 おはようございます。自由民主党の田浦直でございます。  きょうは八月九日ということで、長崎の原爆記念日でございます。私も被爆者でございまして、三千八十メーターのところで被曝をした者でございます。そんな関係もありまして、きょうは長崎の原爆の問題についてお尋ねをさせてい...全文を見る
○田浦直君 過去の指定は行政区域によってやったということなんですね。だから、今回の調査で出ていないところもその指定に入っているんだと。そうしますと、今回の調査でプルトニウムが出ているところの住民の方々からいえば、それは行政として不公平じゃないか。自分たちのところはプルトニウムがた...全文を見る
○田浦直君 私は、先ほどから述べましたように、それではやっぱり住民に対して不公平ではないかということを一点申し上げておきます。  それから、残留プルトニウムの健康に対する影響ということですが、実は私は残留プルトニウムの調査をするというときに反対をしたんです。戦後五十年ですよね。...全文を見る
○田浦直君 終わります。
○理事(田浦直君) この際、委員の異動について御報告いたします。  本日、勝木健司君及び佐藤泰介君が委員を辞任され、その補欠として久保亘君及び石田美栄君が選任されました。     ─────────────
○理事(田浦直君) 次に、理事の補欠選任についてお諮りいたします。  委員の異動に伴い現在理事が二名欠員となっておりますので、そのうち一名の補欠選任を行いたいと存じます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。...全文を見る
○理事(田浦直君) 御異議ないと認めます。  それでは、理事に柳田稔君を指名いたします。     ─────────────
○理事(田浦直君) 社会保障等に関する調査について、引き続き質疑を行います。
08月30日第149回国会 参議院 決算委員会 閉会後第2号
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○田浦直君 おはようございます。自由民主党の田浦直でございます。  東京も非常に暑いんですけれども、長崎の八月というのは特に暑いときでございます。それは、原爆が落ちて五十五年を今迎えようとしておるところでございます。  この前の八月九日のこの長崎の原爆記念日に、国民福祉委員会...全文を見る
○田浦直君 今、大臣から話がございましたように、心のケアという問題を今回は取り上げて、八十五名の方からの証言集というものをまとめて、厚生省にも提出をさせていただいたということでございますけれども、実はその証言集の裏には三百十二人の方々の証言がございます。それから、そもそもその原本...全文を見る
○田浦直君 ただいま一年ということで期限を切っていただいて、これは大変ありがたいと思っております。  ただ、欲を言いますと、今世紀中にということで、ことしいっぱいぐらいに何とか結論を出されないのかなというのが我々の切なる希望なんですけれども、もう一度御検討いただけませんでしょう...全文を見る
○田浦直君 一年以内ということで、できるだけ早くということで理解をさせていただきたいというふうに思っております。  厚生省ではこの問題について検討会を設置されるというようなことで進められているようですけれども、その場合に検討会の構成ですね、メンバー、あるいは今話がありました検討...全文を見る
○田浦直君 私どもの希望としましては、この前東京で被爆地域あるいは被爆の今話がありました後障害、心的な後障害についてのシンポジウムをさせてもらったんですけれども、非常に長崎でも熱心にこの問題に取り組んでいる学者の方々もおられるんですね。この前の基本懇のときには地元の方がたしか入っ...全文を見る
○田浦直君 大変ありがとうございました。  この被爆者といいますか、未指定地区の被爆者、本当に五十五年間心待ちに待っておるところでございますので、今、大臣からも話がありましたように、この問題については一年以内、そして我々の希望としては今世紀以内に結論づけていただきたいというふう...全文を見る
○田浦直君 これまで厚生省が進めてこられた抜本案づくりというのは大体四つの大きな柱で、薬価の問題、診療報酬の問題、医療提供体制、それから今、大臣がおっしゃられた高齢者医療制度をどうするかということだろうと思うんですね。  高齢者医療制度については、今、大臣がおっしゃられたように...全文を見る
○田浦直君 ただいまの報告はそのとおりだと私も思うんですね。  ただ、薬価差を今度はなくしたということで、これは画期的なことだったかもしれませんけれども、薬価差というのは、これまでは診療報酬に次ぐ、診療報酬が低いために第二の診療報酬というようなことで暗黙の了解に立って薬価差とい...全文を見る
○田浦直君 私は、今行っている老人医療の制度というのは、大半は老人医療拠出金に賄われているというところが強いと思うんです。ところが、老人医療拠出金は、制度発足当時は、組合の方からいうと一五%ぐらいの負担だったということで、当初は悪くなかったんですが、現在はもう三〇%を超える数字に...全文を見る
○田浦直君 拠出金制度、これは、私が感じますのは、保険者というのが存在しないんですね。したがって、これはどこがその責任を持っているのかということ、それがあいまいだということになるんですね。それで、負担と給付の関係というのが、これが複雑なものですからぴんとこないんですよ。そんなこと...全文を見る
○田浦直君 先ほどから述べていますように、拠出金のおかげで本来の保険組合が非常に困っているということなんですね。もう四〇%も五〇%もただ拠出金を拠出するだけだというふうなことになると、これはその中の組合員に対する給付という面からいうと大変困った問題だなというふうに思うんです。 ...全文を見る
○田浦直君 今、一部プールしているところもあるという話でしたけれども、そういうことができるわけですから。今の大体三・五兆円ぐらい財産があるというふうに聞いておるんですね。したがいまして、私は、財政調整をすることによって老人医療そして拠出金の問題、結構荷が軽くなるというふうな気もす...全文を見る
○田浦直君 では、ひとつ抜本案づくりにつきましては厚生省を挙げて二〇〇二年に向かって進んでいただきたいなというふうに申し上げておきたいと思います。  それから、介護保険の問題を二、三ちょっとお尋ねをしたいと思いますけれども、介護保険が実施されてから今五カ月ぐらいになるんですね。...全文を見る
○田浦直君 導入直後ということでいろいろ厚生省として考えもあったんだろうと思うんですけれども、やはり数字を出すのがやや時間的におくれている。そのことによりまして請求する側もそれに対応できないというふうなことで、今おっしゃったような概算的な処理をされるという場面が生じてきているんじ...全文を見る
○田浦直君 それから、新聞にも時々載っておりますけれども、民間企業による営利優先の事業展開というのが見受けられるんですね。これは利用者の切り捨てとかあるいは従業員の切り捨てというふうなことであらわれているところがございます。  それから、私の聞いたところでは、認定された額いっぱ...全文を見る
○田浦直君 時間が参りましたから、これで終わらせていただきます。ありがとうございました。