高井和伸

たかいかずのぶ



当選回数回

高井和伸の1992年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月27日第123回国会 参議院 外務委員会 第1号
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○高井和伸君 副総理そして外務大臣に外務委員として初めて質問する機会でございます。  少し唐突かもしれませんけれども、今の日本の外交を担当なさっていまして政治改革との関連でどのような御感想をお持ちなのか。日本の政治改革がしっかりできていないので外交はやりにくくてしょうがない、あ...全文を見る
○高井和伸君 続きまして、今の続きになろうかと思いますけれども、米ソがそれぞれ核兵器を保有し、その抑止力によってある意味では国際関係が確立されていた。そういう中で、現在米ソの東西の冷戦構造が解消されまして、ある意味では米ソが核兵器を使うということ自体避けられそうな雰囲気になってい...全文を見る
○高井和伸君 旧ソ連が解体してそれぞれの国が独立国家になった。核の今の所在はロシアが中心で、それ以外にもウクライナ、カザフ、ベラルーシというところにあると言われている。そういったものが現在どういう状況になっているのか。あるいは撤去されたのか廃棄されたのか。そういったことがどのよう...全文を見る
○高井和伸君 核兵器の旧ソ連における廃棄という側面ではどんな進行状況になっているのでしょうか。
○高井和伸君 いずれ核兵器が廃棄される場面になりましたときに核弾頭の処理が問題になってくる。そうした場合、ウランあるいはプルトニウムというものが出てくる。こういったものの管理というか拡散を防止するというか、こういった措置、日本としてもぼんやりしているわけにいかないというときに、こ...全文を見る
○高井和伸君 また、ロシアから日本へプルトニウムなどの売却の意図があるというような言われ方も私ども聞いているのですけれども、政府としてはどのようなお考えなのか。そういったことを耳にしているのかしていないのかを含めてお答え願いたいと思います。
○高井和伸君 先ほどは頭脳流出の問題への対応をお話しになっておられましたけれども、将来、現実的に核物質、プルトニウムなどが余ってくるというか存在するという事態になったとき、原子力発電に使うというような方向が考えられるわけです。ある意味では、これを原子力発電に使うというようなことで...全文を見る
○高井和伸君 核弾頭をプルトニウムにする手続においてもかなり技術者が要る。その技術者がかなり流出しているというようなときに、やはりそのまま核弾頭としておくよりは元の核物質に戻した方がいいだろう。そういったところにも日本の国としての対応があろうかと思うわけです。  そこで、外務大...全文を見る
○高井和伸君 PKO法案について総理が国連の安保理で成立をいわば公約されたというふうに私ども理解しています。そういった背景のもとで連合参議院におきましてもいろいろ検討しておりまして、やはり国際貢献は必要だろう。先ほどもカンボジアの話が出てきました。そういったときに、私どもやはり原...全文を見る
03月18日第123回国会 参議院 予算委員会 第4号
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○高井和伸君 連合参議院を代表いたしまして、質問させていただきます。  昨日、国会におきまして、フジモリ・ペルー大統領の演説を聞かせていただきました。宮澤総理も渡辺外務大臣も最前列で聞いておられましたけれども、四十年ぶりの日本語を使っての演説は大変私感銘を受けました。冒頭の、私...全文を見る
○高井和伸君 困難な事態に敢然と立ち向かっておられますペルー国のために、さらなる支援を期待しております。  続きまして、けさの新聞でまた少し気になる記事がございました。朝早く質問通告いたしましたけれども、毎日新聞の朝刊に、ある種の疑惑というような報道のされ方がされております。 ...全文を見る
○高井和伸君 あと一点だけ、今の聞き漏れがあったらいけないので確認いたしますが、芝公園にホテル計画自身はあったんでしょうか。
○高井和伸君 はい、わかりました。  続きまして、このたび奈良と宮城県におきまして参議院の補欠選挙がございました。この一連の補欠選挙において、ある意味では国民の声がこの選挙によって意思表示されたというように私は理解しております。そして私どもの仲間、連合参議院に二名の議員がふえま...全文を見る
○高井和伸君 選挙の結果についてかれこれということでございましたけれども、実は新聞記事を見ますと、自由民主党の幹部の方々が大変いろいろな発言をなさっておられます。  そこでまず、渡辺副総理に質問いたしますけれども、三月十日付の共同の配信の記事を見ますと、政府と自民党首脳会議の後...全文を見る
○高井和伸君 今の前提たる事実の発言の要旨は、そうであったかどうかということはよく理解できませんでしたが、そのとおりの発言があったという前提で質問しますが、そうすると、無責任だという言葉がありますけれども、これはどういう意味になるんでしょうか。
○高井和伸君 選挙の多少のエスカレートということですけれども、時の副総理・外務大臣の渡辺さんが発言なさるとやっぱり記事になります。私ども連合参議院十三名といえども、やはり参議院に足場を持って、政治家として、さらに国民の代表として、ある意味では各選出県の代表として頑張っておる立場か...全文を見る
○高井和伸君 おわびして訂正をいたしますということを言われますと、これ以上申すことございません。先ほどの特別公務員だということも承知しております。衆議院議員であることも承知しております。しかしながら、衆議院議員としての発言あるいは副総理としての発言はやっぱり質が違う、このように感...全文を見る
○高井和伸君 そこで、まず形式論からいきますけれども、この席は私の察するところ内閣官房長官として定例の記者会見の席上で、内閣を預かっている、官房を預かっている立場で記者会見なさったはずでございます。先ほどの渡辺副総理兼外務大臣と違ったシチュエーション、場所、行政府のスポークスマン...全文を見る
○高井和伸君 今の話が平場の話なら、それは理解できます。しかしながら、これは補欠選挙が二つ終わった、宮城の補欠選挙が終わった直後の発言でございます。今のような発言は負けた悔しさの上での発言と、こう理解すればわりかし素直に聞けるんですが、そのとおりですか。
○高井和伸君 こちらも、山岸連合会長の言論の弾圧だとかそういったことについて私はコメントする立場にございません。そして今、民間連合からの流れ、全民労協あるいは得本委員長というような話、これもそのとおりだと思いますけれども、しかしながら私の言いたいことは、行政の官房を預かる長として...全文を見る
○高井和伸君 私は、まだもう一回質問します。  連合参議院がへなちょこな集団であるというような発言は、これは奈良県の連合の会の吉田之久さんを当選させた県民に対して大変失礼な話です。そして、宮城県の萩野浩基氏を当選させた方々に対して大変失礼な話です。政策がないような連合の会の候補...全文を見る
○高井和伸君 私の質問に答えておられません。謝罪される気はありませんかと聞いているんですから、ないならないとはっきり言ってください。
○高井和伸君 私が言っているのは、原子力の問題が争点になった選挙ではございません。そして、私に言わせれば、これは選挙後間もない、選挙結果が出た後の発言でございます。とても今の回答は納得できません。
○高井和伸君 私は、そんなことであなたに答弁を求めていません。そういったことの議論はまた別にやります。  今言っているのは、私の方は米と政治改革とそして政治腐敗の問題を含め、そして先ほど総理もおっしゃられたように、あともう一つは景気の問題、そして暗い。話題が多い、こうおっしゃっ...全文を見る
○高井和伸君 続きまして、それでは、今のは納得したわけではありませんが、続行します。  「国連平和維持活動などに連合参議院がどういう意見を持っているのか、いまひとつ明確でない」という言葉ですが、どういう理由からそのようなことをおっしゃるんですか。
○高井和伸君 官房長官、あなたそこにお座りですよ、ずっと。私は百二十二国会のときから宮澤総理に言っておりますよ、何度も何度も。そして、我々、PKO特別委員会で同僚議員も何度も言っています。そこで今渡辺副総理がうなずいておられます。外務委員会でも元り言っております。政府に我々は物す...全文を見る
○高井和伸君 もとへ戻ります。あなたが、私たちがいない官房の記者会見場で片面的に、一方的に、時あたかも選挙の後の記者会見でそのような事実不認識の上での発言、やはり誤解を生ずるわけですよ。フライングになるわけですよ。  もとへ戻ります。  奈良県民、宮城県民の代表でもある我々の...全文を見る
○高井和伸君 宮澤総理にお尋ねします。  今までの議論を聞いていただいて、番頭である官房長官、言い逃れしておられます。選挙直後の場面で自民党・政府の重要首脳会談があって、私は、綿貫幹事長だとか森政調会長の発言は、政党人として当然それはしかるべきだと思います。ところが、官房長官が...全文を見る
○高井和伸君 心情的なお言葉でございました。私ども客観的な立場からいろいろ申しましたけれども、今の総理のお言葉で、一応この場はこれにて次のテーマに移りますけれども、今後ともやはり時と場所を心得て発言されるよう注文をつけて、次の質問に移ります。  次の質問もやはり同じ脈絡の中で出...全文を見る
○高井和伸君 官房長官は御存じなんでしょうか。
○高井和伸君 記事は長くいろいろ書いてありますので読み上げませんけれども、総理にお尋ねします。これだけ好き勝手に連合の金あるいは連合参議院が誹謗されるような記事が出ている以上、私ども公開討論で反論したいと思います。このような御計画をお持ちなんだろうと思います。総理、いかがですか。
○高井和伸君 官房長官、いかがですか。
○高井和伸君 最後の答弁が聞こえませんでした。もう一度答弁お願いします。
○高井和伸君 討論するなら私ども受けますのでよろしゅうと、こういうことです。
○高井和伸君 我々も、新聞記事で一方的に言われますと、やはり片面的な立場で抗弁権というか反論権というか、それを行使しないとおさまらない立場でございます。新聞記者会見場においても同じでございますし、このように自民党首脳会議で決まったということもメッセージが伝わっておりませんので、新...全文を見る
○高井和伸君 それは総理のお言葉じゃなかったかもしれませんので、承知しました。  それからまた、これも一方的なことでございますが、宮域県でも、萩野が当選したら飯が食えなくなるぞ、こういうせりふがやはりエキサイトした選挙の終盤の段階で大変出てきている。こういった選挙活動、まあこれ...全文を見る
○高井和伸君 私も大変理解できるお話でございました。  それで、今時にいろんな、きょうの新聞でもたくさん出ておりますけれども、金丸副総裁がいろいろ発言なさり、会談での発言が報道されております。宮澤総理のもとでコンビとして自由民主党をお預かりになっている金丸さんの発言、自民党を割...全文を見る
○高井和伸君 先ほどPKO法案につきまして、中身に入らず形式論で失礼いたしました。  連合参議院の基本的な政策は、今かなり熟しつつあるいろんな動きとマッチしているというように考えております。実は連合参議院は、第百二十一臨時国会でPKO法案が継続審議になった後にプロジェクトチーム...全文を見る
○高井和伸君 憲法論議をするつもりはございませんけれども、私は諸外国等の情勢判断のもと、キプロスヘ国会議員として初めて入った、そういうふうなことでございました。トルコ兵とギリシャ兵が本当に一間、一間というと古い言葉ですが、二、三メーターで対峙して鉄砲を向け合っているような現場を通...全文を見る
○高井和伸君 掃海艇の派遣の問題が出てきました。私は、憲法が解釈によっていろんな面でゆがめられている。要するに行政が法律によらず行われている。解釈によって行われてしまって法律が歯どめにならない。法の支配が貫徹されていないという現象を憂えるものでございます。  掃海艇の派遣につい...全文を見る
○高井和伸君 私のそのときの反対討論の趣旨は、やはり法の支配が行われていない。九十九条という雑則の第八章にある端っこの条文で送るということは論外である。これはせめて日本海近海の機雷掃海なら許されるけれども、それ以上のことは許されない。これが、法の支配がここでスホイルされている、抜...全文を見る
○高井和伸君 実態論につきましては伺っておくということにいたしまして、やはり私は法律の解釈論としては掃海艇の派遣は誤っていたと。その効果云々かんぬんということを言っているわけじゃありません。私もどちらかというと形式論は好きじゃありませんが、まずそれが日本の骨格を占めている、背骨を...全文を見る
03月26日第123回国会 参議院 外務委員会 第2号
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○高井和伸君 在外分館のことがきょうの法案のテーマでございますけれども、このほどペルー・フジモリ大統領がお見えになりました。そして、この在外公館の方は中を見ますと北半球のテーマになっておりますけれども、私はきょうは南半球の特に中南米の外交政策について質問したいと思います。  ま...全文を見る
○高井和伸君 私ども中南米でイメージをするときは、日本の移住者というか、渡航されて現地で永住されている方が多い、日系人だとかそういうイメージで考えておりますが、私がいろいろ勉強しますと、鉱物資源を大変中南米に頼っている側面がクローズアップされております。  一般的に日本と中南米...全文を見る
○高井和伸君 せんだってのペルーの大統領のお話の中にも、ペルーにある鉱物資源をぜひ大いに利用してくれと、こういうような発言がございました。ほかの問題もいろいろありますけれども、私が興味を持っているのは、日本国は中南米に対して外交政策として基本財にはどういうスタンスで、現在の外交ス...全文を見る
○高井和伸君 フジモリ大統領の例を出すまでもなく、日系人が大変中南米に多うございます。国によって濃淡がありますが、私が見たところ、ブラジル、アルゼンチン、パラグアイ、ペルー、ボリビア、メキシコ、こういったところに日系人あるいは長期滞在者が大変多くなっております。こういった方々の活...全文を見る
○高井和伸君 少し細かい問題になりますが、失われた八〇年代というような言葉がございますけれども、一般的に言って債務累積問題あるいは麻薬問題というのが、そして民主化というような言葉で先ほどおっしゃられたように非常に政治的な側面が立ちおくれている。こういったところへの支援の仕方という...全文を見る
○高井和伸君 中南米の財源はある意味では麻薬と誘拐だと、そんなような言葉であらわされている側面が、裏の経済というか、そういったものがかなり事実上の力を持っている。そういった中で、麻薬対策に対して日本はこの中南米との関係ではどんな措置をとっておられるのか。
○高井和伸君 あと誘拐の問題でございます。  日本人の在外邦人の生命の安全の問題が非常に問題になりつつあり、せんだっても近々の問題として行方不明者を出している。そういったことは経済的な問題よりむしろ政治的な不安が非常に広がっているという側面なのだろうと思いますが、こういった問題...全文を見る
○高井和伸君 最後に外務大臣に、これからの中南米政策、これに対する展望と意気込みと決意をお述べいただきたいと思います。
○高井和伸君 ありがとうございました。     ―――――――――――――
03月26日第123回国会 参議院 予算委員会公聴会 第1号
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○高井和伸君 連合参議院の高井和伸でございます。  まず、一河先生にお尋ねいたしますけれども、日本の財政あるいは景気というものが平成四年度予算で三・五%という数字でセットされました。日本の経済は、ある意味では前年比プラスでいかないともたない経済だと言われている。この状況をどのよ...全文を見る
○高井和伸君 岡野先生にお尋ねしますが、生活大国という場面において私が非常に実感しているのは、お話の中身はみんな同意できることばかりでございますけれども、端的に生活感覚から言いますと、子供の数が少なくなってしまって、一粒一粒の子供を大きく育てよう、そしてしかも高度の教育を与えよう...全文を見る
○高井和伸君 どうもありがとうございました。
○高井和伸君 河口公述人にお尋ねします。  土地・住宅政策の問題でございますけれども、土地の値段の高騰により年収五年分での住宅取得が難しくなったと言われております。そういった計数を今度の春闘などに入れた場合どんなことになっていくのかということなんでございますけれども、要するにこ...全文を見る
04月07日第123回国会 参議院 外務委員会 第3号
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○高井和伸君 渡辺外務大臣にお尋ねしますけれども、四月五日の朝日新聞の記事によりますと、「連合は毛針、政策なし」というサブタイトルの新聞記事がございます。その記事を念のため重要なところだけピックアップして読み上げますと、「渡辺美智雄副総理・外相は四日夜、地元の栃木県鹿沼市で開かれ...全文を見る
○高井和伸君 そうしますと「連合候補に実質的な政策はない。だましだ、連合は。毛針だ。毛針はダメ」という発言は今のような前提でおっしゃったということでございますか。
○高井和伸君 そうすると、お認めになったという前提で次へいきますけれども、連合にはいろいろあると、こうおっしゃいました。少なくともいろいろというのは数を限定していただかなきゃいかぬわけですが、連合というのは、労働組合のナショナルセンターの連合がございます。そしてさらに、連合の会と...全文を見る
○高井和伸君 結局は選挙母体の連合という。そうしますと第四の集団が政策がなくて毛針だと、こういうことになるわけですか。
○高井和伸君 前提の事実関係いろいろわかりました。大臣そのものは連合という言葉をそんなにしっかりした概念でとらえておられない。ファジーに使っておられる。そうしますと、連合参議院、私が所属しております連合参議院にも当然毛針論が及んでくるというふうに考えます。そういったときに、半分ジ...全文を見る
○高井和伸君 大臣の論旨不明快なところでなかなか議論が長引いてしまいます。  しかしながら今の御説明だけでは、連合参議院も毛針論の中の一端に入っているというふうな理解をしていたのですが、大臣がそうじゃないそうじゃないとおっしゃいますとちょっと矛先が鈍るわけでございますけれども、...全文を見る
○高井和伸君 そうしますと、そこでまた逃げられますけれども、勉強していない、政策は知らないと言われるならば、先ほどからの政策がないだとか一貫していないだとかという御発言はぜひ慎んでいただきたい。これが私の要請でございます。  この問題につきましては、連合参議院を非難しているのじ...全文を見る
○高井和伸君 PKO法案に対する政府の方針は、衆議院通過の修正した法案を通すと、こういうことでございますか。
○高井和伸君 今のお話ですと、衆議院に修正案が戻る可能性があるというようなお話の前提での衆議院の解散論がおっしゃられました。しかし、参議院で通らないことも一つの政治的な現象でございます。それがなぜに衆議院に波及するのか。そういった力でもって、参議院に対する力の行使をして政府原案ど...全文を見る
○高井和伸君 私の言いたかったのは、衆議院と参議院は違う、二院制がありそれぞれの院の意思表示があったときに、片方の院の意思表示を他方の解散ということで圧力を加えるのは二院制の否定につながるということを言いたいのですが、二院制に対する大臣のお考え、最後に質問します。  同日選挙は...全文を見る
04月09日第123回国会 参議院 本会議 第9号
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○高井和伸君 私は、連合参議院を代表して、ただいま議題となりました平成四年度総予算三案に対し反対の討論を行うものでございます。  宮澤内閣が発足して半年が過ぎようとしております。この間、国民は、目まぐるしく変化する内外情勢の中で、総理が山積する重要課題にどのように対処していくの...全文を見る
04月09日第123回国会 参議院 予算委員会 第14号
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○高井和伸君 連合参議院の高井和伸でございます。  本日の締めくくり総括の質問では、生活大国について質問いたします。  まず、宮澤総理は、施政方針演説の中で生活大国への前進ということを提唱されました。非常に結構な提案だと受けとめております。総理には最後に御質問いたしたいと思い...全文を見る
○高井和伸君 今の長官の答弁の中にもございましたけれども、国民はいろんな面で生活に不安を持っております。長い労働時間あるいは貧しい自由時間、家族との触れ合いの不足、そして内外価格差の是正が進まず国際的に割高な生活必需品を使っている、土地の値段は高値でとまったまま、まじめに働いても...全文を見る
○高井和伸君 続いて、貧しい自由時間、家族との触れ合いの不足、そして内外価格差が進まない、この点についてはいかがですか。
○高井和伸君 続いて、地価の高値どまりについては。
○高井和伸君 まじめに働いても買えないマイホームについては。
○高井和伸君 老後の生活に対する不安。
○高井和伸君 あとは、環境に対する不安がいかなる施策の不足によって生じたのかを質問します。
○高井和伸君 最後に、総理に。今までいろんな生活大国への国民の不安を各省大臣からお尋ねしました。要するに縦割り行政だけではなかなか対処できない、これを今の総括的な私のまとめにしたいと思っております。  そこで、総理としてはこういった総合的な大政策を実現するためには、内閣直属のも...全文を見る
○高井和伸君 さらなる推進を期待いたしまして、次の質問に入ります。  やはり同じ生活大国への道の中に、消費者、一般投資家保護の行政の確立ということで行政手続法制の整備に取り組むという決意を述べられております。そこで、私も百二十二臨時国会の予算委員会の総括質問でいたしましたが、そ...全文を見る
○高井和伸君 外務大臣にお尋ねしますけれども、この行政手続法のきっかけは、通産省の行政指導があいまいだし、そういったものについてなかなか外国が参入するときの障壁になっているということで、これはアメリカからも非難がされているというような日経新聞の記事も三月三十日付でございました。こ...全文を見る
○高井和伸君 具体的な問題としまして、行政手続法の一環で、運輸省の今取り扱っておられます東京佐川急便に関する、佐川急便に合併する認可手続について具体的にお尋ねしますが、現在この認可手続はどのようになっているんでしょうか。
○高井和伸君 十一月二十五日という日にちが非常に重要だと思っているんですが、その後、いわゆる佐川事件におきまして特別背任罪ということで東京佐川関係で七百九十五億円の焦げつきがあるというような認定がなされました。これは検察庁の認定でございます。さらに三月三十日の京都の佐川の記者会見...全文を見る
○高井和伸君 運輸大臣にお尋ねします。  今のような状況のもとで、早目に認可するならする、しないならしない、これをつけないと行政手続面では非常にまずいというふうに考えます。今後の大臣の心構えはどのようになっているんでしょうか。
○高井和伸君 私も法律家としての直観を申し上げますと、もうこれは東京佐川事件は会社更生の問題だろう。今まで合併の契約がそれぞれなされて、東京佐川は京都の佐川急便の本社の株に対して一千八百分の一というような合併比率、これはもう到底合併じゃないだろうと思うんです。そういう直観を持って...全文を見る
○高井和伸君 大臣の御決意はいかがでございますか。通産大臣。
○高井和伸君 厚生省、農水省、大蔵省、労働省、建設省というのがたくさんあるところでございますが、時間の関係上、代表で、証券問題で行政指導が問題になりました大蔵省の現状はいかがでございますか。
○高井和伸君 大臣の御決意を。
○高井和伸君 最後に、総括的な質問になりますが、官房長官に。ある意味じゃ政治的な組織論では総務庁が大変重要な役割だろうと思いますが、各省庁の官房が中心になって取りまとめておられるはずでございます、こういった法案は。そこで官房長官としましても、こういった、大変膨大なというような言葉...全文を見る
○高井和伸君 終わります。
04月09日第123回国会 両院 平成四年度一般会計予算外二件両院協議会 第1号
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○高井和伸君 税制との関係で申し上げますと、公約違反の地価税収の一般財源化という問題は、見逃すことができないというのが反対の大きな理由です。  そもそも国会というのは、国民の代表者がそういった課税に対して自分たちの意思を表現するということから発生したという原点に立ち返るときに、...全文を見る
04月14日第123回国会 参議院 外務委員会 第4号
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○高井和伸君 旅券法の改正につきましては、いろいろ疑問もありますけれども、基本的にはやむなし、賛成という立場でございます。  そこで、旅券法全部つらつら読ませていただいて、細かい点いろいろな面でお尋ねしたいと思いますが、まず先ほどから旅券を発行することは行政サービスだと、こうお...全文を見る
○高井和伸君 そういったことを取り決めた条約というよりは、そういうふうなもう長年の外交慣行ででき上がっていて余り疑問も挟む余地もないということなのだけれども、じゃなぜ条文化しなかったのですか。
○高井和伸君 私がこんなことを言うのは、旅券を発給するという概念が使ってあります。旅券を交付するという概念が使ってあります。そうすると発給という行為は、私の今生での概念からいうと、ある意味では、旅券の所持者に対して国が外国に対してある種の保護をお願いしますよと、外務大臣と書いては...全文を見る
○高井和伸君 そうすると、なぜ交付という概念をこう仰々しくいろいろ条文の上で書くのですか。
○高井和伸君 そうしますと今度は、私がああのこうの言うのも行政手続法というものが今国家の俎上に上がっているということからの視点が一つございます。発給あるいは交付する期限というか約束する国民に対するサービスとして、申請があってから何日以内に発給しますというような公の明らかにした基準...全文を見る
○高井和伸君 続いて十三条のあたりのことについてお尋ねしますけれども、ここでは発給しないことがあるということで制限的な条項が第一項の一号から二、三、四、五とあります。こういった条項を入れて旅券を発給しないこともあるというその制度的な理由というのは、大体見当はつくのですが、ばちっと...全文を見る
○高井和伸君 それでは、十三条一項一号の「渡航先に施行されている法規によりその国に入ることを認められない者」というのは、これは普通の国民から見れば何だかさっぱりわかりませんね、自分がそういう人物なのかどうか。わかりませんが、これは一般的にはどうやって国民はこれに該当しないというこ...全文を見る
○高井和伸君 そうすると、これは要するに親切規定であって、本来ならば、日本国としては発給しておいて向こうが入れないというのならば、それは向こうの国の都合なのであって、日本国のせいではありませんからねということをあらかじめ予告する程度のふんわりした規定だということになると、やや何か...全文を見る
○高井和伸君 そうすると、こういったものはある意味で、ビザという概念もちょっと私も正確には把握しておりませんけれども、ビザという概念の先取り的な発給要件に取り込んだというようなイメージでいいのですか、これは。
○高井和伸君 そうすると、先ほどのお話のもとへ戻りますけれども、合理的な制限そして公共の福祉といった場面においてこの一号がその線上にあるのだと、こういったときの公共の福祉とは何なのですか、一号の場合。
○高井和伸君 質問する予定の先取りで答えていただきましたのであと残りのところをちょっと言いますが、二号のところの後段の方で「外務大臣に通報されている者」ということで、これは通報されてない者は、勾留状を発せられていても勾引状を発せられていても逮捕状が出ていても通報がなければその人に...全文を見る
○高井和伸君 次に、五号の問題ですが、これは非常にこういうのを何というのですかね、白紙委任条項というか、まるっきり中身が何だかさっぱりわからぬという典型的な条項でして、「著しく且つ直接に」と。みんな形容詞ですね。「日本国の利益」、これは何だかさっぱりわからぬ。「利益・又は公安」、...全文を見る
○高井和伸君 それで私の考えますところ、これの中身をもう少し具体化して、条文はこうなっているから一々細かいことを規定できないのだけれども我々はこう考えているというようなことで、例えば知事あてにこういったものを我々考えていると、通達というのかそういったことで公に公表して、その具体的...全文を見る
○高井和伸君 これは外交上の機密だとかそれこそいろいろな特段な事由があるから出せないという理由もあるでしょうし、定型化ができないという意味もあるでしょうしいろいろあろうかと思うのですが、どれが一番大きい理由ですか。
○高井和伸君 この十三条一項の一号から五号までの該当というのは、ある意味では都道府県知事なんかに委任したようなレベルではとてもチェックできないのじゃないかと思うのですが、こういったものをシステムとして発給するときにこの条項を発動するような場面は担当はどのようになっているのですか、...全文を見る
○高井和伸君 次は十四条ですが、この十四条の趣旨、後段はこういった発給を拒否した場合においてその理由を付した書面を交付すると。これは行政手続法上の規定からいうとぴったりのいい条文だろうと思います。  問題は具体的な運用でございますが、その発給の拒否理由は具体的に書くのか書かない...全文を見る
○高井和伸君 続いて今度は、十九条に「返納」という概念がございます。これは申請に対する発給という対比と違って一たん出したものを返せ、こういうことですから、行政手続上、世に言う不利益処分だとか侵害処分だとかそういった行為に当たるだろうというふうに考えるわけですが、この中にあります同...全文を見る
○高井和伸君 続いて五号にあります「一般旅券の名義人の渡航先における滞在が当該渡航先における日本国民の一般的な信用又は利益を著しく害しているためその渡航を中止させて帰国させる必要があると認められる場合」、これは具体的にはどういう場面なのですか。
○高井和伸君 具体例がないなんて言われると、あと質問しにくいのですが、一応規定が載っていますから。  三項ですが、三項もこういった返納を命ずる決定をしたときは理由をつけて通知しなさいと。これも先ほどの十四条と同じで、発給を拒否したときと同じで結構なのですが、実はこの手続について...全文を見る
○高井和伸君 はい、わかりました。  私の方の質問の細かいことは以上でございますけれども、基本的に先ほどのもとへ戻りまして手数料という問題になってきますと、今の規定いろいろ見ても、大体もう余り恩恵的な面で、国際性がこれだけになってしまって情報化が進んだ現代において、保護の経費だ...全文を見る
○高井和伸君 私の言いたかったのは、昔はそうだったかもしれませんが、先ほどもおっしゃられましたように、年間に出ていく人の数が一千九十九万人、そして年間発給するパスポートが四百万か五百万だというようなこういう時代に、それは財源としてはとても魅力的ですけれども、我々が戸籍登録するのに...全文を見る
○高井和伸君 あと偽造のことについてお尋ねしますが、この日本国発行のパスポートは偽造されることは多いのですか少ないのですか。事例はどんなものなのですか。
○高井和伸君 あとちょっと形式的なことですが、十一月から機械で読み取るMRPというものを導入する。先ほどの一番初めの質問にもかかわるわけですが、パスポートの様式、形式、そういったものはいろいろ法令集を見ても何も書いてないのですが、どこかにあるのですか。MRPを導入するということは...全文を見る
○高井和伸君 その形式は例えば省令だとか何とかかんとかという様式で官報に載せるような手順はあるのですか、ないのですか。
○高井和伸君 わかりました。  終わります。
04月16日第123回国会 参議院 外務委員会 第5号
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○高井和伸君 私も核の問題を取り上げようということでそれなりの質問を準備してきました。今の立木委員からの質問で尽きているようなところもございますけれども、非常にレベルの高い質疑応答がございました。  そこで、日本の基本的な核の四つの政策があるというふうに認識しておりますが、一つ...全文を見る
○高井和伸君 国会における答弁の中でそういった文章を見せていただいておりますが、外交白書それから防衛白書というようなところでもそういった文言がございます。これをきちっとした日米安保条約の上でも、それから日本のある種の自衛隊法だとかそういったところで定着させた行為は日本国政府はとっ...全文を見る
○高井和伸君 明確になっているということは、どういうふうになっているのですか。
○高井和伸君 今のこの基本核四原則という政策は、いつから現在まで続いているのでしょうか。
○高井和伸君 核抑止。
○高井和伸君 そこで、防衛庁にお尋ねしますけれども、今、日本にゴルバチョフさんが来ておられまして、このゴルバチョフさんがある意味では新思考外交ということで現状の米ソ冷戦構造の雪解けのきっかけをつくったという言い方もできると思うのです。そこで一番強調されたことは、やっぱり今のような...全文を見る
○高井和伸君 現実に、今のは一般論としてわかるわけですけれども、欧州においても同じような状況だという前提のお話なのでしょうか、今のは。
○高井和伸君 それで、外務大臣にお尋ねしますけれども、先ほどからのお話で答えはわかっているようなところもございます。しかし、中学生に説明するような気持ちで答弁いただきたいのですが、要するに核はよくない、廃絶したい、非核三原則を日本は持っている、しかし現実的にはアメリカとの日米安保...全文を見る
○高井和伸君 大臣に答弁していただく前に、核があることがいけない、核の脅威が一番悪だとおっしゃいました。そういった概念はそれで結構だと思いますけれども、矛盾していないということはないと思うのです。核保有国に対してけしからぬと思っているあなた方が、核で他人をおどすのはいけませんよと...全文を見る
○高井和伸君 今の議論は簡単に言えばコロンブスの卵みたいな話でございまして、どっちが先かというだけの話なのです。そこはちっとも美しくもなく哲学的でもなく倫理的でもなく人間性もないという、単なる力と力、パワーの世界だけでありまして、人間の生存の美しさは全然出てこない。その理屈は聞い...全文を見る
○高井和伸君 期待いたします。  続きまして、アジア=太平洋郵便連合の条約についてお尋ねします。  まず外務省に、こういったアジア・太平洋とのブロック的な関係というのが非常に重要だろうと思っておりますが、アジア・太平洋というような地域的な面での外交政策というのはどうなっている...全文を見る
○高井和伸君 続いて、郵政省にお尋ねしますけれども、この条約への参加、この条約の存在によって郵便の行き来という実態はどれほどのものかということが一つ。  もう一つは、聞くところによりますと、このAPPUに対する日本国の平成三年度の予算では六十九万円ぐらいの支出しかしていないとい...全文を見る
○高井和伸君 続いて、運輸省にお尋ねします。  今度は船荷証券に関する統一条約の問題でございます。今回の批准に至るまでかなり年限がかかったのは海運企業に過大な負担がかかるというようなことでございましたけれども、この実態は大体どんな経緯だったのでしょうか。
○高井和伸君 あと、法務省にお尋ねしますが、この船荷証券の統一条約改正の批准に伴って国際海上物品運送法の改正が行われます。その中で特に一つだけわかりやすく御解説願いたいのですが、運送人などの不法行為責任の減免ということで今回の法改正が行われるようでございます。もちろん条約の改正の...全文を見る
○高井和伸君 ありがとうございました。  終わります。
04月21日第123回国会 参議院 外務委員会 第6号
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○高井和伸君 トルコとの投資促進の協定についてお尋ねしますが、まずトルコ共和国に対する日本の外交政策の基本は何か、こういうことから聞きたいと思います。
○高井和伸君 各論になるかもしれませんが、友好関係での経済取引ということでは、この協定が成立する以前の現状というか実態はどんなぐあいでしょうか。
○高井和伸君 トルコの経済状況というものは日本からの投資に見合った状況かという端的な質問に対しては、現状はどうでしょうか。
○高井和伸君 日本の企業がトルコに意欲をもって投資できるような経済環境がトルコ国にあるか、こういう趣旨でございます。
○高井和伸君 この協定が効力を発した暁に、現実的に日本の経済、トルコの経済、双方にとって、シミュレーションした場合、大体どんなぐあいにじわっと効果を発揮し、どちらの国がよりいい思いをするかというか経済的発展の果実を得るかというようなことを、今現在シミュレーションするとどうなります...全文を見る
○高井和伸君 念のためにお尋ねしますけれども、主にこの協定が威力を発揮するのは日本がトルコヘ投資をするという場面が一番多く想定されると。協定自身、相互主義的な立場で書いてはありますが、そういうことになるでしょうか。
○高井和伸君 この協定がどのような手続で効力を発するかということで、トルコ側の措置は国会の承認だとかいうのがあるのでしょうか。もうトルコ側は効力が生じているのでしょうか。その点についてちょっと確認しておきたいと思います。
○高井和伸君 日本国のことをお尋ねしますが、この協定を批准承認することによって国内法制は特段の措置は要らないと、こういうことでよろしいのですか。
○高井和伸君 それでは、ちょっと細かいことになりますが、法務省関係がと思いますが、第一条に概念規定がございまして、「会社」というところに「その他の団体をいう」というようなことを書いてあります。なぜこんなことを書くのでしょうか。
○高井和伸君 第三条の第三項に「投資に関連する事業活動」として「次のものを含む」ということで、(a)、(b)、(c)、(d)と例示的に書いてあるのだろうと思いますが、こういった規定の必要理由は何なのでしょうか。
○高井和伸君 第四条について法務省にお尋ねしますが、先ほど総括的な質問によりまして日本国内法制については何ら措置は要らないと言っておりますが、第四条の規定は、それぞれの国において、トルコの方が日本へ投資した場合、その方々の権利の擁護、行使、そういったものが裁判所の司法手続でちゃん...全文を見る
○高井和伸君 第五条の二項でございますが、建設省のことになろうかと思います。  収用における手続ですが、国有化という概念は収用も国有化じゃないかと思うのです。こういった手続、この規定がなくても、トルコの方が日本に投資財産を持っている場合、その投資財産を収用するような場面において...全文を見る
○高井和伸君 八条で大蔵省にお尋ねします。  投資に関連するものの移転の自由という概念でございますが、こういったものは国内法制においては何ら規定がなくてもそのとおりに行使されるはずである、トルコの方が日本に投資した場合は。こういうことでよろしゅうございますか。
○高井和伸君 各省、ありがとうございました。  外務省にお尋ねしますが、やはり先ほど立木委員もおっしゃられておりますが、基本的には私にすればあえてこんな協定を結ばなくても何ら構わぬのじゃないかというほど日本国の場合は立派な法制がいっぱいあって、当たり前のことが当たり前に書いてあ...全文を見る
○高井和伸君 投資促進の枠組みを決めることについては私も異議はございません。  それで、このトルコとの協定の問題をちょっと立体的にするためにお尋ねしますけれども、中国とも同じような投資協定がある、他国ともいろいろ投資協定が三、四カ所あるということから比べたときに、トルコとの協定...全文を見る
○高井和伸君 わかりました。  そうしましたら今度は、トルコ国とその他の先進諸国などがたくさん同じような協定結んでいるわけでございますが、その投資協定と日本とトルコの投資協定の差というのはあるのでしょうか、ないのでしょうか。
○高井和伸君 第十一条一項の先ほど立木委員もおっしゃっておられました「友好的な協議により解決される」という紛争解決、こういう国家と国家との間の約束が当事者間の紛争の解決をどうやって実効性あるものにするのでしょうか。そのつなぎはどうなのでしょうか、この条文を読むときに。
○高井和伸君 あと一つ、内国民待遇あるいは最恵国待遇という概念というのはまだ外交政策上大きな比重を占めているのでしょうか。もうある意味では要らないのじゃないかというようにちょっと素人的に思ったりするのですが、そういう概念は外交の概念としてはまだ大いに生きているのでしょうか。
○高井和伸君 それでは次は、障害者の職業リハビリテーション及び雇用に関する条約についてお尋ねしますけれども、主にこの条約は雇用の促進、職業リハビリという側面で規定されております。  ところで、障害者全般の政策について二応急のために厚生省にお尋ねしたいと思うのですけれども、厚生省...全文を見る
○高井和伸君 労働省にお尋ねします。  先ほどから障害者雇用対策の概要について御説明願っているわけですけれども、いろいろな側面で私の質問の趣旨は、自由市場経済原理、経営者原理でいろいろ動いている企業に対する雇用の法定雇用率というようなところでの考え方の問題で、今度の条約の説明の...全文を見る
○高井和伸君 最後に一点だけ。  こういった障害者をお持ちのお母さん方からよく相談を受けるときに、今は大きなハードの仕組みのシステムの問題だろうと思いますが、個々的な障害者の相談に乗っていただいてきっちりとしたこういったところへ当てはめをやっていただくような仕組みとしていろいろ...全文を見る
○高井和伸君 あと、最後に外務省に。  この条約の批准がおくれた理由が先ほどは対応に時間がかかったということをおっしゃっておられました。主にどういったところだったのでしょうか。そこをお尋ねして、質問を終わります。
○高井和伸君 終わります。
04月23日第123回国会 参議院 外務委員会 第7号
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○高井和伸君 外務大臣にお尋ねしますが、私がこの外務委員会に所属するようになりまして条約案件の審議をするについて思う一番初めの印象は、やたらと条約の名前が難しいというのですか長ったらしいというのですか、例えば「千九百六十八年二月二十三日の議定書によって改正された千九百二十四年八月...全文を見る
○高井和伸君 大臣、いかがでございますか。
○高井和伸君 そのようにお願いいたします。  続きまして、この条約の一番基礎的なところで母川国という概念がありまして四カ国があらわれております。ところが、そのほかには韓国、北朝鮮、中国もこの地域において母川国だというようなことになっておりますが、この母川国という概念、今度の北太...全文を見る
○高井和伸君 この条約の基本的な原点が漁業資源の保存、確保というふうなことからスタートしているにしては今のデータはお粗末に過ぎるというのか、そんなところなのかというイメージがあったりしましてそういう印象なのですが、さらに条約外の国というのはどのくらいとっているのかわかっているので...全文を見る
○高井和伸君 今のは、自国の二百海里内における漁獲高から見ればそういった母川の割合というのはわかると思うのです。私が先ほど質問したのは、北太平洋地域における従前の漁獲も入っているだろうと思うのですが、さっきのデータはどういうデータなのですか。
○高井和伸君 そうしますと再生産という概念を持ち込んだ場合、今の条約で全面的に四カ国がこの地域で漁獲をしないということになりますと、いつかこの条約が要らなくなる、あるいはまた沖取りができるようになる時期というのはこの条約ではどんなふうに科学的ベースを持って考えておられるのですか。
○高井和伸君 そうしますとこの条約の目的は、もう一回繰り返しますが、何なのですか。
○高井和伸君 そうしますと今までの沖取りという概念は、今の母川における漁獲という概念とはある意味では矛盾していたというか対立していたというか好ましくなかったというか、過去の沖取りをどう評価したらいいのですか、そういう概念からいうと。
○高井和伸君 この締結四カ国全部同じですか、そういう事情は。
○高井和伸君 そうすると、先ほどの質問に戻りますけれども、この条約はずっと未来永劫続く可能性が高い条約というふうに考えたらよろしいですか。
○高井和伸君 この条約違反の国がというか、日本の漁船がこの北太平洋地域においてサケ・マスを沖取りしたというときの措置、それを見つけたカナダの船が臨検拿捕したというときの措置、その後をシミュレーションするとどうなりますか。
○高井和伸君 この場所が条約によるとある程度限定され特定されるような条項になっているようですけれども、これは外務省でも結構ですが、もし日本で引き渡しするようなそういった場所は、例えば根室だとか釧路だとか、そんなところですか。決まっているのですか。
○高井和伸君 その第五条二項(a)に「締約国の正当に権限を有する公務員」と、日本の場合は司法警察員、特別司法警察員だろうと思いますが、具体的に言うとどこの官庁のどういう人でどんな船に乗ってだれが巡航して見張っている一のかということになると、現状はどうなりますか。
○高井和伸君 この条約を実効あらしめるために自国がそんなことをしちゃいけないということで漁業法に基づいて処罰されるのだろうと思いますけれども、この域内において違反漁船があるかないかということを積極的にチェックするのか何もしないのか、ほんのちょっとやるのか、そういう質問をするとどう...全文を見る
○高井和伸君 もうちょっと具体的に、週一回ぐらい回ってくるだとか、それは有限の人材ですから程度の差はあると思うのですが、もう少し具体的にイメージアップしてほしいのですが。
○高井和伸君 この北太平洋地域において日本の船が違法な操業をした場合はこれは何条の何に当たるかということをお尋ねしますが、どういう罪になるのですか。
○高井和伸君 具体的な条項は何条ですか、そうすると。
○高井和伸君 あと外務省にお尋ねしますけれども、先ほど立木委員からも御質問ありましたが、本来入ってもらいたい国が入っていない、そういったもとでまず合意。できる国から四カ国でやっていこう、それで条約をオープンにしていこうというときの働きかけだとか、国際的なある種の力関係が加わってい...全文を見る
○高井和伸君 あと水産庁にお尋ねしますけれども、先ほど母川国の割合を聞いたときのお答えの様子を見ていますと、どうも基礎的データは科学的には余り大し光データじゃないということを自認しながら、自白しながらおっしゃっておられましたけれども、私たちがこれから漁獲量だとかそういったものを見...全文を見る
○高井和伸君 一点だけ。  それはサケ・マスに限ってですね。
○高井和伸君 終わります。
05月12日第123回国会 参議院 外務委員会 第8号
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○高井和伸君 きょうは主にアフガニスタンとユーゴスラビアの紛争につきまして国連の役割というようなことを中心にお尋ねしたいのですが、カンボジアの問題で現在日本国、議論が沸騰しております、そしてその中で、外務省の支援をいただきまして、連合参議院、せんだってカンボジアにも行ってきました...全文を見る
○高井和伸君 先ほど応援団のところで大臣のお話は、そういったことを言っても仕方がないのでとりあえずというようなことでお答えになってしまわれまして、どうも聞き損なったというイメージでございます。現実的に紛争を解決することは大変いいことで別に悪いと言っているわけではございませんが、そ...全文を見る
○高井和伸君 カンボジアにおいてはある意味では四派と言われておりましたけれども、こちらのアフガニスタンではもう数限りないというように非常に数が多い。暫定評議会の人数が五十人だとかというような数字になっているということは先の見通しは非常に明るいと言うべきでしょうか、わからないと言う...全文を見る
○高井和伸君 アフガン問題で最後に、日本国の外交方針として今のアフガニスタンの現状についてはどのような姿勢でお臨みになるのかということになりますと。
○高井和伸君 最後に一つだけ。  カンボジアにおけるUNTAC方式、政治的枠組みつくり方式というのは日本としては希求されるのでしょうかされないのでしょうか、アフガニスタンについて。
○高井和伸君 アフガンの問題は終わりますけれども、難民が百万だとか百五十万だとか言われております。カンボジアにおける三十七万だとか国内難民が二十万だとかそういった数字、さらにまた地雷もあるというようなことを聞きますと、このアフガンの先というのは大変難儀なことだろうというようなこと...全文を見る
○高井和伸君 国連のPKOの活動がクロアチアで行われている。行われつつあると言うべきでありましょうか。それからボスニア・ヘルツェゴビナ国における活動、こういったものの現状というのは新聞報道程度のことは知っておりますけれども、今後の展開からいった場合、見通しというのはどのように掌握...全文を見る
05月14日第123回国会 参議院 外務委員会 第9号
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○高井和伸君 この租税条約三つの審議に当たってちょっと総論的なことをお尋ねいたします。  オランダ、ルクセンブルグ、ノールウェーの税制というのは日本とは当然一致するわけはないですけれども、こういった租税条約を締結あるいは改正することによってどのぐらいバランスいい二重課税の回避が...全文を見る
○高井和伸君 それぞれの国の状況によって差はあるということはわかっておりますが、直間比率というのは大体どれぐらいになっているのかというのはおわかりでしょうか。
○高井和伸君 そうしますと、もう一回総論的な質問になりますが、この租税条約によって二重課税は、各国の税制によってバランスは違うわけでございますが、大体どれぐらいクッションとして吸収できるのか、こういう質問をした場合とんなお答えになりますか。
○高井和伸君 先ほども外務大臣が税制の国際化ということをおっしゃられました。いろいろな面で摩擦という現象があるということは承知しておりますし、しかしながら各国の情勢もあるという難しいテーマだろうと思います。  そこで、ちょっと各論的な質問でございますが、航空会社が稼いだ金の税制...全文を見る
○高井和伸君 オランダの租税条約の改正の中で徴収共助規定が追加されたと。今までなかったということが前提になるわけでございますが、あとの二つにはそれはもともとある。ースイスとの間に租税条約は結ばれておりますね。スイスとの間ではこういった徴収共助あるいは情報交換といったものはないとい...全文を見る
○高井和伸君 徴収共助という場合は、日本の税金も取るけれどもその相手国の税金も一緒に取ってあげるということなのだろうと思うのです。これは条約上の規定としてはわかるのですけれども、現実の運用の中では、日本国においてよそのあらゆる租税条約の上での実績というのはいかばかりなのでしょうか...全文を見る
○高井和伸君 それからこの条約すべて二重課税の回避ということが主要なテーマになっておりますけれども、逆に脱税というかタックスヘーブンというか公正な課税を逃れるというか、そういった側面への配慮も当然この三条約の中に裏返しの意味で入っているのだろうと思います。こういった条約の中には移...全文を見る
○高井和伸君 ありがとうございました。
06月06日第123回国会 参議院 本会議 第20号
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○高井和伸君 私は、連合参議院を代表いたしまして、梶原敬義さん外一名の発議になる我が参議院の井上孝議院運営委員長の解任の決議に賛成する立場から討論を行うものでございます。  私ども連合参議院も、修正案を出しまして、この天下を二分するPKO法案に対しまして真剣に取り組んでまいりま...全文を見る
06月11日第123回国会 衆議院 国際平和協力等に関する特別委員会 第5号
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○高井参考人 私、連合参議院の政審会長の高井和伸でございます。  私ども連合参議院がこのPKO法案に対応する第一の目的は、国民がみんなこぞって合意のもとで送り出せる、そういう平和協力でなければならないという観点が第一でございます。そして、今いろいろ問題があります、自衛隊丸ごとあ...全文を見る
12月08日第125回国会 参議院 国会等の移転に関する特別委員会 第2号
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○高井和伸君 私はきょうは、建設省、国土庁、それから安全保障室、それから最高裁、郵政省にお尋ねしたいと思うので質問通告しておりますけれども、その前に、私がそれなりに考えている前提を申し上げておいた方がよろしいかと思って、申し上げます。  実は私の出身県は岐阜県でございますが、岐...全文を見る
○高井和伸君 建設省にお尋ねしたいところでございますが、建設省が所管されています道路網を中心に考えた場合、私が考えますところ、全国をやはり東京、それから仙台、札幌、名古屋、大阪、広島、福岡といったあたりが一つの中心的な機能、首都機能を持ち得るバックグラウンドがあるというような理解...全文を見る
○高井和伸君 内閣の安全保障室にお尋ねしますけれども、危機管理の側面から、ある意味では、この霞が関、永田町かいわいが壊滅的な打撃を受けた場面においては日本のあらゆる機能がパンクしてしまうんじゃないか、こういうような思いがし、防衛白書を見ますと、「日本の防衛」の中の第六節「その他の...全文を見る
○高井和伸君 最高裁にお尋ねします。  本法律案の第一条の冒頭に、「国は、国会並びに行政及び司法に関する機能のうち中枢的なものを東京圏以外への移転」ということで、司法も射程距離に置いております。  諸外国を見ますと、行政と違って司法というのはそれなりに安定したというか、余り時...全文を見る
○高井和伸君 郵政省にお尋ねします。  今までのお話を聞きますと、方針を決めていただかないと検討はしませんというんじゃなくて決めてもらった方がいいんだという意見だったと思いますが、今までのお話を聞きますと、特に行政機能は立法府と余り離れちゃいけない、効率性からも一体性のゆえから...全文を見る
○高井和伸君 今まで一当たり各省庁のお考えを聞きました。  これから調査会を置くというわけで、調査会の問題に移りますけれども、きょう、この議員立法の法律によります調査会のメンバーのところで意見だけ私の立場から申し上げておきたいと思います。答弁には及びません。  調査会の委員で...全文を見る
○高井和伸君 先ほど前半の部で、私は各省のお考えを聞きました。建設省、国土庁、あるいは最高裁判所、内閣安全保障室、郵政省というところに聞きました。  その感想を述べますと、私が考えているのは首都機能の立法、司法、行政というものをできるだけ拡散して、日本の今ある核、札幌、仙台、東...全文を見る
○高井和伸君 もう私の質問しようとしていたことを先に総理が言われました。過去にこちらの委員席の方からも質問ございました。基本的には私は道州制ぐらいの大きさの規模の行政単位が必要じゃなかろうかと。簡単に言えば、経済の活動に合ったものでなければいかぬというふうに私は強く思い、そういっ...全文を見る
12月08日第125回国会 参議院 内閣委員会 第1号
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○高井和伸君 まず、官房長官にお尋ねしますけれども、ことしの二月の閣議了解で、国家公務員第Ⅰ種採用試験については特定大学の採用率を下げよと、簡単に言うと東京大学の採用者を下げよということで各省庁に指導なさったということを聞いておりますが、十月二日発表のⅠ種の各省庁別の内定状況など...全文を見る
○高井和伸君 実は、こういった話は私立大学の就職の責任を持っている教授の方々が悲鳴のような声を上げられるんですね。やはり一つのステータスとして、Ⅰ種試験にうちの大学から何名入れたと、こういったことが都内の有名私立大学法学部の教授なんぞは大変な興味を持ち、この閣議了解あるいは閣議に...全文を見る
○高井和伸君 今の御決意、大変心強く感じました。特に、各省庁平均じゃなくて、各省庁が五割を割るように御指導をお願いしたいと思います。  続きまして、人事院勧告の問題に移ります。  まず、人事院にお尋ねしますけれども、実はついせんだって、十一月二十七日に連合のシンクタンクである...全文を見る
○高井和伸君 読んでおられないということについては、一応レクの段階で通告はしておきました。遺憾であります。  しかしながら、今の御発言の話を聞きますと、民間との比較というような側面でこういった人事院勧告するときのスタンスとしては、基本的に、じゃ私の質問をこういたしますが、今回の...全文を見る
○高井和伸君 人事院総裁に伺いますが、今のお話聞いておりますと、民間と歩調しているということでございますけれども、私の言いたかったのは、企業社会、法人社会あるいは会社一家思想、そういったものがこういった賃金体系の中でその会社に所属することが生活を保障されると。労働力の異動だとかい...全文を見る
○高井和伸君 防衛庁長官にお尋ねします。  今度の給与法の中の一つの新しい骨子として、調整手当を新規に採用したということでございます。今るる私の質問で官民較差の問題で民間と同一歩調ということからいうと、私の目から見た上では大変異質な、簡単に言うと民間と比べておくれている制度をゆ...全文を見る
○高井和伸君 細かいことたくさん聞きたいと思いますが、選挙監視要員の派遣は将来的にはどのように今のところ読んでおられるんでしょうか。
○高井和伸君 そうした場合の人的資源は日本国。政府としては各省庁に協力義務はあるんでしょうけれども、基本的には地方自治体の方々にお願いするということになるんでしょうか。
○高井和伸君 防衛庁にお尋ねしますが、ガンボシアに行った隊員の方々の健康状態、特に私の体験からいうと胃がやられるというか大変胃が下るような感じで、私も、カンボジアに行った三名のうち二名がやられました。こういった隊員の現状はどうなっているんでしょうか。
○高井和伸君 細かいことになりますが、実施計画の中で、説明の中にある点てちょっと教えてもらいたいと思うのは、停戦監視の業務を挙げるについて法律を引用しながら、三条の三号のイロハと、イだけでいいんじゃないかと思うところをロハを挙げておる理由は何なんですか。
○高井和伸君 日本から派遣されています停戦監視要員八名でございますが、この八名の方、具体的にはよその国の停戦監視員とペアで何名か、数名でおやりだと思うんですが、要するにPKFの部隊と一緒に一部的に動かないと、今のイロハのハなんてやれないんじゃないかと思うんですが、本人は丸腰じゃな...全文を見る
○高井和伸君 わかりました。  かなり当初の国会審議のときと比べると踏み込んだ部門に来ているなどいうイメージと、特に危険の高いのは今の方々、特にイロハのハのあたりをやっておられる方がかなり危険度が高いのじゃないか。  もう一つは、文民警察のイメージをちょっとわからすためにお尋...全文を見る
○高井和伸君 それで、先ほどは停戦監視も危ないと言いましたけれども、この地図をいただいたところを見ますと、非常に広がりのある文民警察の方々の散らばりようでございます。まあ、ここは四派がいろいろ占拠しているんですが、この地図を見るとどうやらプノンペン政府の支配下の部分の文民警察的な...全文を見る
○高井和伸君 それから、ちょっとほかの世界にいきますが、この派遣先国の中に、カンボジアということで実施計画の中でございますが、その中にタイ、ラオス、ベトナムとの連絡調整に関する業務を行うことができる。こういうくだりがございます。具体的にはどんなことなんでしょうか。
○高井和伸君 UNTACは国連の機関であって、日本のPKO隊はその下に入るわけでして、UNTAC本部に国連職員として日本の明石さんのような方が入っておられることは別として、通常自衛隊からUNTACの本部へ連絡に行くことはあるとしても、その内部的なところにまで日本のPKO隊の隊員が...全文を見る
○高井和伸君 今の方々は、簡単に言うと、日本のPKO隊の出向みたいなもので行っておると、こう理解すればいいんだろうと思いすが。  そこで、先ほどのような新たな連絡調整役をやった場合、法律との関係で整合性でいうとどれに当たるんですか。三条の三項の何に当たるんですか。
○高井和伸君 はい、わかりました。  もとの実施計画の中に、今度はフィリピン、タイとシンガポールの国において輸送、補給業務などを行うことができる。こう書いてありますが、これもC130が飛んでいくときについでに国連の物資を積んでいってくれと、こういう要請があったから今度実施計画を...全文を見る
○高井和伸君 形式論でいって申しわけないんですが、実施計画ではもうできると、こう書いておいたのが、本当に要請があったもんだから念のためにもう一回実施計画で決めたと、ついでにその際に水の浄化も入れたと、こういうふうに理解すればいいんですか、この変更ともとと。
○高井和伸君 最後の質問ですが、防衛庁長官にお尋ねします。  今までいろいろ難産のPKO法案のもとで実施が行われております。私が見ているところ、難民の帰還がそう思うようにいかないはずだし、来年の五月か六月までに選挙をしなきゃいかぬというリミットであり、さらにそれ以上のお金はUN...全文を見る
○高井和伸君 終わります。