高井和伸

たかいかずのぶ



当選回数回

高井和伸の1993年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月27日第126回国会 参議院 本会議 第3号
議事録を見る
○高井和伸君 私は、民主改革連合を代表しまして、宮澤総理の施政方針演説に対し質問をいたします。  私ども民主改革連合は、この第百二十六通常国会から会派名を、「連合参議院」を改め「民主改革連合」といたしました。  民主改革連合は、三つの改革を活動の中心とします。一つが政治改革で...全文を見る
03月02日第126回国会 参議院 逓信委員会 第4号
議事録を見る
○高井和伸君 電気通信基盤充実臨時措置法の関連で、まず第一に大臣に基本的な点でお尋ねしておきたいと思いますけれども、電気通信網というネットワークは、私から見れば日本を基本的に支える社会的共通資本、インフラの非常に重要な一つだろう、こう考えております。そういった事業が今民間レベルで...全文を見る
○高井和伸君 今度は少し各論的な世界で電気通信局長さんにお尋ねしたいんですけれども、昭和六十年に電気通信事業法ができて新しい電気通信行政が始まった。そして現在まで約七年ぐらい経過しました。民間企業が参入して競争原理が導入できて、NCCと言われる会社がたくさんふえて、先ほどの質疑の...全文を見る
○高井和伸君 きょうは電気通信基盤充実臨時措置法のしかもその一部を改正する法案という局限されたテーマが中心になっておりますけれども、今、日本全体では総理の今国会における施政方針演説にもございました生活大国づくりというのが非常に大きなテーマになっているというときに、電気通信分野にお...全文を見る
○高井和伸君 ちょっと古い話になりましたけれども、かつて三鷹市で、電電公社と言われたころに非常に実験的な意欲的なCATVを中心とした作業が行われたというふうに記憶しております。どうやらその成果は余り広がらずに、それなりの成果をいろんな面でとらえられたと思いますけれども、その裏側に...全文を見る
○高井和伸君 少し細かい問題になりますが、通信・放送機構のお話に触れられましたけれども、行政としての支援体制をしっかりしなきゃいかぬ、それからもう一つは公共事業の問題で、区分としてもっと取り込んでいかなきゃいかぬのではないか、資本調達の方法としても大いに考えるべきだと三本の柱を今...全文を見る
○高井和伸君 そういう側面で、今回の信頼性向上施設の支援の問題で、六条の債務保証するという条文は、通信・放送機構法に置かなくて電気通信基盤充実臨時措置法に置くというのは、やっぱり臨時的な十年間の暫定の基盤充実の法律だから、恒常的な通信・放送機構法の中に置く規定よりは、こっちの臨時...全文を見る
○高井和伸君 時間がありませんので簡潔に答えていただきたいんですが、今の六条における債務の保証というのは、これは通常の保証であって、連帯保証でも何でもない単なる保証なんですね。
○高井和伸君 行政手続法が今般制定を検討されておりますが、今回の臨時措置法の中にある信頼性向上施設の整備を行う電気通信事業者に対する計画の認定という概念は、今予定されている法律に載ってくる行政手続の一種として見てよろしいわけですね心そのとおりだと思いますが。
○高井和伸君 あと一つ。ちょっと水を差すようなことになるかもしれませんけれども、今度の支援対象施設の中に洞道というのがございます。これは非常にいろんな面でいいような感じですけれども、東京都内で電気の配線をやっている会社の方に聞いた話ですけれども、地下に入れちゃうと災害時に復旧は大...全文を見る
03月11日第126回国会 参議院 議院運営委員会 第6号
議事録を見る
○高井和伸君 私は、議院における証人の宣誓及び証言等に関する法律の一部を改正する法律案に対して賛成の立場から討論いたします。  そもそも議院証言法、略称で呼ばせていただきますけれども、この法律は先ほど提案趣旨説明にございましたとおり、憲法第六十二条にゆえんしているものでございま...全文を見る
03月26日第126回国会 参議院 内閣委員会 第2号
議事録を見る
○高井和伸君 防衛庁に、自衛隊員の日ごろの訓練の中で、特に私は、隊員の国を思う心というところに昨今の日本の政治の動きというのは非常にいろいろな場面で反映しているんじゃなかろうかと、こう思っております。  防衛庁長官、いきなりで恐縮でございますけれども、今のこういった総理大臣を最...全文を見る
○高井和伸君 ちょっと細かいことになりますけれども、自衛隊法施行規則三十九条によりますと、まず、隊員になりますと、「一般の服務の宣誓」というので例文が載っております。その中をいろいろ読んでおりますと、「政治的活動に関与せずこと、こうなっております。そしてまた他方、自衛隊法の中でも...全文を見る
○高井和伸君 私の質問に何も答えておられないんですけれども、防衛庁しっかりしてほしいんですが、私の質問は、端的に言えば自衛隊法六十一条の立法趣旨は何かと、こう聞いているわけです。
○高井和伸君 結構です。  じゃ、少し質問の角度を変えます。日本国民としては政治活動をしていいんですよ、基本的に。しなきゃおかしいんですよ。それをあえて禁止するというのは自衛隊の目的があるんだろうと思うんですよ。ならば、その代償措置は何なのか。自衛隊員の政治活動を規制しておきな...全文を見る
○高井和伸君 それはちょっと横へ置いておきましてあとやりませんが、「自衛官の心がまえ」というのをいただきました。その中を読みますと、日本の国は民主主義の国家である、民主主義が貫か札でいるというふうなことがるるうたってあります。そういった前提で自衛隊員はきちっとした心構えを持たなき...全文を見る
○高井和伸君 今のお話だと、幹部だけが使っているんですか。
○高井和伸君 これは、朝な夕なにまず起きたらこれを読み上げるというようなことをやっておられるんですか。
○高井和伸君 自衛隊は、有事があっては困るわけで、普通平時だろうと思うんです。その間に行われることはすべてほとんど訓練教育だろうと思います。  そういった訓練教育の場において、新しい武器が来たから新しい武器に修練する、いろいろそういうことがあるかもしれませんが、基本的な政治に関...全文を見る
○高井和伸君 かなり生臭い話まで知った上官でないとなかなか指導ができないんだろうと思うんですね。  念のために聞きますけれども、政治活動の行為がいろいろ禁止されます。そのペナルティーたるや、いろんな厳しいペナルティーが科せられております。しかも、今おっしゃられました「自衛官の心...全文を見る
○高井和伸君 ただいまの答弁を聞いていますと、大変不安になります。自衛隊員たる者が政治的ないろんな判断をするときに、単に人格的なレベルだけで政治的ないろんな現象を理解できるわけがないわけです。政治的な民主主義のルールというのは、これは人間が長い紛争の歴史の中でつくり上げてきたルー...全文を見る
○高井和伸君 総務庁及び内閣官房長官に、まだ通告しておりませんが、共通の話題になりますのでお尋ねしておきます。  今国会冒頭における内閣総理大臣の施政方針演説にもございました、行政の分野に透明性、公正性を与える、昨今政治改革でも言われている透明性という言葉が盛られた決意が述べら...全文を見る
○高井和伸君 時間がありませんので、最後に総務庁長官及び内閣官房長官に決意を述べていただきたいということでございますが、ぜひとも従前の流れの中で成立を今国会で期していただきたいという立場でございます。  そして官房長官は、官房長官になられる前から興味を示されて、新聞紙上で成立を...全文を見る
03月29日第126回国会 参議院 内閣委員会 第3号
議事録を見る
○高井和伸君 私は、恩給問題で初めて質問するという立場から基本的に日ごろから考えている大きな枠組みの問題になるかもしれませんが、諸問題について質問したいと思いますけれども、特に恩給の問題と絡めまして、先ほど翫委員も御質問されました戦後の補償という側面のトータル的な観点についても御...全文を見る
○高井和伸君 そういうときに、昭和六十一年に第一次臨時行革審が最終答申で、「恩給制度については、年金制度改正とのバランスを考慮して、必要な見直しを急ぐ」、こういう答申が出ました。これに対しては先ほど質問がありましたが、総合勘案方式という方に流れていったと思うんですが、先ほどおっし...全文を見る
○高井和伸君 今の答弁の中にありましたけれども、新規参入者がもういないという具体的な発言で、私の思うところはこういう恩給制度の何というのですか、一番先々法律の使命を達するまでのプログラムというかシミュレーションというか、そういったものは大体どんなふうに想定されているんでしょうか。
○高井和伸君 今のお話を聞いていますと、本人が死亡なさると扶助料に変わっていくと、そういう面で大分先へ続いていくことになるんでしょうけれども、本来的な本人支給という問題については、かなり早目に最終地点が見られるんじゃなかろうかと思います。私の言いたいことはまた後でまとめて申し上げ...全文を見る
○高井和伸君 一分間で質問します。
○高井和伸君 わかりました。じゃ私の提案だけにいたします、委員長の叱責によりまして。  今、官房長官からの御答弁にございましたように、基本的には私は恩給法をベースに皆さんは自分の被害をはかっているんだろう、こういうふうに考えております。その大きさの枠組みにおいては、恩給法がよ過...全文を見る
03月30日第126回国会 参議院 予算委員会 第11号
議事録を見る
○高井和伸君 民主改革連合を代表しまして、景気対策に関して二つほどテーマを絞って質問させていただきます。  今までのお話は大変スケールが大きくてマクロベースのお話でしたけれども、私は市民のレベルからミクロの小さな話になるかもしれませんけれども、日本の政治を変えるほどに重要なテー...全文を見る
○高井和伸君 国税庁にお尋ねしますが、こういった貸し金の貸し倒れの損金処理に当たって、私が先ほど申したようなケースで、破産をしない、任意に返済していくときに支払い不能にならないようにするためにはある程度元本を、六割ぐらいカットしてくれあるいは五割ぐらいカットしてくれ、まあ虫のいい...全文を見る
○高井和伸君 法務省にお尋ねしますけれども、今のお話にありましたように、法令の規定によって損金算入はかなり自動的にできるというふうになっております。そうした場合第二の方法として、債務者の実態をとらえての損金算入というときに、これは任意の示談交渉によるというようなことになりますけれ...全文を見る
○高井和伸君 私が提案しようということを先に言われてしまったようなところがございますけれども、私が言いたいのは、これは特に総理に聞いていただきたいのは、平成元年では自己破産の件数は約九千件だったんです。ところが、二年になると一万一千件と微増だったんですが三年になると倍増して二万二...全文を見る
○高井和伸君 総理のお答えをいただきたいわけでございますが、裁判所の方も、自己破産がふえているというので裁判所の定員をふやすというようなことで、そういう手当てしておられます。他方、先ほど申したように、法人税の貸し倒れ的な側面での手当てもあるかと思いますけれども、もっと次元が違うだ...全文を見る
○高井和伸君 法務大臣に期待しておきます。  次に、新聞報道に出ましたので述べても差し支えないと思いますが、日産自動車が座間工場の生産を中止する、二年間でそれを整理して九州と武蔵村山市へ二千五百人ぐらいの人間を移すと。こういうときに、これは通産省、労働省、それぞれいろんな対応が...全文を見る
○高井和伸君 先ほどは不動産の買取機構という問題で、特に金融機関の担保物件の問題が出ておりました。  私がここで申し上げたいのは、二千五百人の方が移動せざるを得なくなったときに、この座間市にお住まいの方、そして自分の住宅を持っておられる方がそれぞれ移転するという場合に、私はそう...全文を見る
○高井和伸君 終わります。
04月12日第126回国会 参議院 決算委員会 第3号
議事録を見る
○高井和伸君 まず通産省にお尋ねしますけれども、商品販売における信用供与の問題で、個人信用情報の運用において問題点はどんなところにあるのか、一般論ですがまずお尋ねいたします。
○高井和伸君 ちょっと細かい問題ですが、情報の充実ということが一つのテーマだとおっしゃられましたけれども、充実度というのは大体どんなふうになっておるのか。そしてもう一つは、充実していない部分があるとすれば、そういった問題で運用の効用というものはどのくらい図ればうまくいっているのか...全文を見る
○高井和伸君 まだ続いて質問いたしますが、プライバシーの保護について問題になっているんじゃないか、その保護をするためにどういう具体的な配慮をしているのかお尋ねします。
○高井和伸君 あと消費者金融の問題でございますが、他の大蔵省管轄というか銀行関係あるいは貸金業者関係の情報機関との情報交流というんですか、交流の促進というようなことで先ほど言っておられましたけれども、その実態それから効用というのはどんなふうでございましょうか。
○高井和伸君 以上の御答弁に対しまして、幾らか細かいことを聞いておきたいと思うのは、今は多重債務者保護というようなことである意味では売る方あるいはお金を貸す方の保護がどちらかというと目立っていて、それが結果的には消費者あるいはお金を借りる債務者側には利益になる、こういうことである...全文を見る
○高井和伸君 もう一つだけ細かい問題ですが、ホワイト情報は今取引残高だとおっしゃっておられました。取引の内容、経過というような手数の問題というようなところはホワイト情報には入っているんでしょうか。
○高井和伸君 それで、通産大臣に。  これは、予算委員会で私の尋ねたところとつながってくるんですけれども、こういった情報ができればある意味では自己破産のときにその中間的な個人更生法的なものができないか、こんなようなことで法務省に私は聞いたりしておったわけでございますが、こういっ...全文を見る
○高井和伸君 続いて、エネルギーの問題でお尋ねしておきたいことでございますが、いろいろ質問事項を出しておきましたが時間がありませんので一つだけ聞いておきたいことは、これから原子力発電というのは比重としては伸びていく、こういうことはわかっておりますが、そのほかに他のエネルギー、新し...全文を見る
○高井和伸君 科学技術庁に質問いたしますけれども、核燃料の自給は、これは日本の内地でほとんどゼロだろうと思っております。プルトニウムもたくさん返ってきましたけれども、リサイクルということで余り要らないんだ、うまいこと使用済み核燃料を再処理すればそうは要らないんじゃないか、宣伝がよ...全文を見る
○高井和伸君 あと一点、高レベルの放射性廃棄物の問題、これは三十年、五十年かからないとガラス化したペレットみたいなのが冷えない、それから最終処分を決めるというような、いろんな文献を見ましてもそういう解説がしてあります。この最終処分へのイメージが私はできていないということでいいんだ...全文を見る
04月27日第126回国会 参議院 内閣委員会 第4号
議事録を見る
○高井和伸君 民主改革連合を代表いたしまして、皇太子徳仁親王及び小和田雅子さんの結婚の儀に対して大変心うれしく思っております。  そういったことを前提にしまして、ちょっと二、三確認的な質問をさせていただきますけれども、皇室行事のうち、国の儀式としている範囲はどれだけかという質問...全文を見る
○高井和伸君 今までの質疑の総括をしますと、皇位の承継順位一位の方に限定している、このように伺ってよろしいわけですね。
○高井和伸君 それから、今度祝日の関係でお尋ねいたしますが、かつての皇室関係行事と関連しての祝日であった日が振りかえという概念ではないんでしょうけれども、新たな祝日ということでセットされてきたというか、国会でもちろん法律として成立して行われてきたということでございますけれども、後...全文を見る
○高井和伸君 皇室関係のことでちょっとさかのぼったような質問になりますけれども、関連して一つだけ質問させていただきますけれども、皇族の方々が御臨席される行事というのをいろいろニュースで見聞しております。  そういった中で、そういった決定手続はどのようになっているのかということを...全文を見る
○高井和伸君 休日の関係に戻ります。  五月一日、メーデーと言われておりますけれども、この日を国民の祝日にするということで私は国民の意識は熟しているのじゃないか。先ほどから何度も言われますが、こぞって祝うということになれば、勤労者あるいは労働者という立場から最もふさわしい、フィ...全文を見る
○高井和伸君 祝日に関する国民の意識調査、これをやったことが政府としておありなのか。何か祝日法施行直後にやったというような話を聞いておりますが、その後やっておられるのかどうか。やっておられないというのならば、特に五月一日を祝日にしたらいかがかというような世論調査をするつもりはない...全文を見る
○高井和伸君 これは、先ほどのお話、いろいろ細かいことはそれなりに理解できますけれども、いよいよ官房長官に登場願って御答弁をいただきたいんですが、世界各国においで五月一日、レーバーデーだとか、ワーカーズデーだとか、メーデーだとか、これによって設定されているのが、労働組合の連合体の...全文を見る
○高井和伸君 官房長官にPKO問題で質問通告しておりませんでしたけれども、今までの議論の中で二つばかり簡単な質問でございます。ぜひお答え願いたいと思います。  一つは、五原則が満たされないということが確認されたとき、自衛隊は中断して撤退するということになりますが、今世情そんなこ...全文を見る
○高井和伸君 もう一つ、選挙が終わり憲法制定議会ができれば、それでUNTACの使命は終わりだと、こういうことで、UNTACの使命もそれに限定されているはずでございます。  そういったときに、ポル・ポト派が選挙に参加しない、しかし選挙は実施するというSNCの決定などを見るときに、...全文を見る
○高井和伸君 私の言っている趣旨は、そういった上で政権移譲すると言ったところで、ポル・ポト派が参加しないような選挙結果をもってすれば、先ほどから官房長官がおっしゃっておられるように、変節があることを当然の前提としながらもいろいろ知恵を出し合ってやっていこうじゃないか、こうおっしゃ...全文を見る
○高井和伸君 ありがとうございました。  次に、きょうは国の防衛に関する調査という一般調査事項でございまして、私はかねてから頭の中に引っかかっているテーマについて防衛庁に質問したいと思っておりますが、簡単に申し上げますと、自衛隊は軍隊か、こういう論理になります。私が質問すること...全文を見る
○高井和伸君 おっしゃることは大体予想していたことでございました。それではいろいろ議論する前提としまして、自衛隊法に定めている刑罰、先ほどおっしゃったように通常の公務員とのバランスを考えてと、したがって自衛隊員なるがゆえに幾らか加重はされるけれども、余り重い加重はなされていないん...全文を見る
○高井和伸君 そこで、自衛隊法に定める罰則規定に違反があり、それが、実刑が確定したというか、刑が確定した、無罪ではないという事件はどれほどあるのか、個々的に挙げていただきたいと思います。自衛隊法施行後のことでございます。全部です。
○高井和伸君 非常に数が少ないという事実がわかりました。そして過去の事件、ニュースで秘密漏洩なんていうような問題が、ちょっと自衛隊の高官の方がなさったということも今思い出しました。そういった中で少なかったことは、没価値的にいっていますから評価はやめます。  そこで、アメリカの軍...全文を見る
○高井和伸君 防衛庁長官は、今までの議論で私が何を聞きたがっているのかよくわからぬと、こうおっしゃるのかもしれません。これは前回も私、予算のときに質問した事項でございますが、日本の自衛隊は強いか、こういう結論に私はなるということを言いたいわけです。  強いと、こうおっしゃるはず...全文を見る
○高井和伸君 そこで防衛庁長官、以上の議論を踏まえて、私の心と今の政府委員の答弁の心の落差を、食い違いをぜひ埋めていただきたいと思います。
05月13日第126回国会 参議院 逓信委員会 第7号
議事録を見る
○高井和伸君 きょうは私の趣味の世界と国務の世界が一致いたしまして、つらつら郵便切手カタログを見ましたら、一九五六年五月五日発行の世界子供の日記念の切手が私の郵便局へ行って買った初めての切手でございます。数えますと三十七年になります。そのときそれは五円切手で、二十枚シートで百円で...全文を見る
○高井和伸君 郵便切手の世界は、そのときの大臣の趣味にもよるんじゃないかと私は思っております。こういった世の中の激動する時代に、テレコミュニケーションという分野も所掌されておられます大臣の立場からいいまして、明治百年以上たった日本の郵便制度を支え、先ほども、何でもないようなことが...全文を見る
○高井和伸君 同好の士としての大臣のお言葉、非常に心強く思っております。  私、外国に行ったとき、そういった趣味があるものですから、きょう逓信委員のお二方など特に私の外国における行動はよく御存じでしょうけれども、徹夜して本当に一生懸命はがきに切手を張るんですね。日本の方に手紙を...全文を見る
○高井和伸君 今度外国で売るというわけですから、日本の切手に何が書いてあるのか、何の切手なのかという面で従前のものを少し見させていただくと、少しは英文で解説した部分がありますけれども、もっとばしっと英文で日本語と同様に、余り英語と言うとフランスの人が怒るかもしれませんけれども、一...全文を見る
○高井和伸君 時間もなくなったので、最後に一つ。  先ほど言っていたようなことなんですけれども、よそのデザインを借りてくるんじゃなくて、自分のところ独自のデザインではしっとした、私に言わせればシンプルなデザインで、凹版の切手で、コイル切手というようなことをイメージしておりますけ...全文を見る
○高井和伸君 外国で売れる切手を私の立場からアドバイスしたつもりでございますので、聞いていただければ幸いです。そして、たくさん外国で売ってください。
06月10日第126回国会 参議院 内閣委員会 第5号
議事録を見る
○高井和伸君 外務省にちょっと簡単なことから聞きます。  外地におられる邦人を日本国が保護しなきゃいかぬという基本的なことはわかりますけれども、そうした場合に、外地におられる以上、外国の主権下にいるということが基本的な枠組みだろうと思うんですね。だから、やみくもに邦人救出だから...全文を見る
○高井和伸君 もう一問。今外国には邦人がどれほどおられますかという質問に、約六十六万人で、これは平成三年十月一日現在のデータであると。前年比七%増で五年前に比べて三〇%増、そういうことで全世界に長期滞在者が大変ふえていると。北米が約四割で南米が二割、残りがヨーロッパとアジアと、こ...全文を見る
○高井和伸君 今回、改正を予定されている百一条の法文を読みますと、「生命又は身体の保護を要する邦人」と、こういうふうになっております。この中に通常、身体、生命、財産というような言葉が通常の用語例でぱっぱっぱっと出てくるんですが、邦人の財産保護というような要請のもとでの自衛隊機の派...全文を見る
○高井和伸君 あと一つ、当然のことだろうと思いますが、念のために、法文の後ろの方に、外国人を同乗させることを依頼された場合、これを「同乗させることができる。」と、こういう条項がございます。念のためですが、これが主力になるということはないわけですね。原則例外が逆転するようなことはあ...全文を見る
○高井和伸君 ちょっと運輸省に今度私の尋ねたい視点は、世界各地に日本人がそれぞれ行っておられる。そういう中で、本条項が発動される場面において本当に空港におりられるのかということから考えますと、大体、民間パイロットの方が外地へしょっちゅう定期便で飛んでいるわけですから非常に腕はいい...全文を見る
○高井和伸君 具体的に、先ほどおっしゃられた空港に対する完熟度というような問題で機長の路線資格という問題が出てきました。この機長の路線資格という問題、定期運送路線じゃありませんから、自衛隊機は。しかしながら安全性を重視するという側面からいえば、私から見れば緊急事態で出動する、出動...全文を見る
○高井和伸君 あと二つほど。  外国の軍用機が日本の空港におりたい、こう言ってきた場合に、これは運輸省の世界で言うとどういった点、管制の問題が出てくるだろうと思います。それから、そういった軍用機が着陸する場合、運輸省サイドでは例えば防衛庁に尋ねるだとか、そういうことはあるんです...全文を見る
○高井和伸君 そこで、自衛隊サイドにお尋ねしますけれども、この政府専用機の747-400の操縦士は、これは先ほど言われた定期便を操縦できる資格、運輸省サイドの資格は持っているんでしょうか。
○高井和伸君 先ほど答弁の中に、さらに試験を受けさせてパイロットの数をふやす、さらにシミュレーションによるような訓練で、映像の中で空港が映し出されてそれでやるというような話が出ておりましたけれども、そういった訓練。今ここで議論が出ているのは、世界じゅうを相手に、いただいた資料によ...全文を見る
○高井和伸君 今度、自衛隊法の問題で、軍用機という側面からの法律の適用の関係を言いますけれども、宮澤総理はせんだっての本会議においての答弁の中で、自衛隊の武器使用は想定されない、戦闘機で護衛することも想定されない、想定されないという言葉を使われました。逆に言えば、法文上の操作によ...全文を見る
○高井和伸君 自衛隊の世界においてシビリアンコントロールが貫徹されなきゃいけないときに、法の支配もきちっとされなきゃいけない。私が思うのは、カンボジアにおける警護、巡回、パトロールというようなことの解釈における形骸化というのが非常に心配しているものですから。それから、かつて掃海艇...全文を見る
○高井和伸君 終わります。
○高井和伸君 外務大臣と防衛庁長官に大きな法律の枠組みのことで質問させていただきたいと思います。  今度の邦人輸送というテーマでございますけれども、似たような法律を探しますと、国際緊急援助隊法があり、PKO法がある。それとこの法案の百一条、自衛隊法の百一条の関係を見ますと、すべ...全文を見る
○高井和伸君 総理府内閣官房安保室の方来ておられますか。来ておられませんか。来ておられませんね。結構です。  私の質問したいのは、外務大臣にお尋ねしたいんですが、先ほども防衛庁の方にこういった危機管理的な、危機管理という言葉が大げさだと言われたんですが、緊急に邦人を救出すると言...全文を見る
06月11日第126回国会 参議院 内閣委員会 第6号
議事録を見る
○高井和伸君 防衛庁長官にお尋ねします。  せんだっての本会議場における趣旨説明の中に、本改正は「一般的、恒常的な権限」を付与する必要がある、こうおっしゃられました。この一般的、恒常的な権限を自衛隊法に盛り込む趣旨、もう少しかみ砕いて御説明願いたいと思います。
○高井和伸君 防衛庁長官が外務大臣の要請を断る場合があるというのが本会議における答弁でした。今までの議論の中でかなりいろいろ出てきたんですが、そこで、今までの話を私なりにまとめて言いますと、安全性が確認できないときは断るということだと思います。  二つ目は、ここの法文上に載って...全文を見る
○高井和伸君 あと、機材の都合で行けないという場合もあるだろうと思いますし、さらにパイロットがそういう能力がないという場合もいろいろあるだろうと思います。  私、ちょっと細かいことになるかもしれませんが、想像力でいろいろ議論する前に、実際にはどうなるのかということで私が事前に通...全文を見る
○高井和伸君 このキプロスに行くときに、私から見れば中東のどこかの上を飛んでいかなきゃいかぬと思うんですね、あそこらは難しいんです。具体的にはどこの国を通るんですか、あそこのインド洋から地中海に抜けるところはどこを通るん ですか。
○高井和伸君 今、C130の場合、給油が必要である、単なる着陸じゃない。そうすると、途中の周辺国から給油の支援を受けなきゃならない。これは受けるかどうかも外交ルートできちっと事前におやりになる、こういうことでございますか。
○高井和伸君 派遣要請の要件ということを今までの議論で考えますと、これは安全性の確認が第一だ、こういうことだと思うんです。今言われた経路、領空通過許可それから給油がとれる、そして当該国の着陸許可がある、機体への支援も要る場合は必要である。そしてあともう一つ、軍事的配慮も一応あるん...全文を見る
○高井和伸君 今のは訓令なんですね。
○高井和伸君 それは、運輸省と協議して当然定められているはずだと思います。条文上で言うと、自衛隊法の百七条の中に、運輸省と協議してつくってあるはずでございますけれども。  そこで、操縦士が正当な事由があればというと、この訓令の世界では、操縦士がみずから立証責任を負うんですね、法...全文を見る
○高井和伸君 そこで、官房長官にお出まし願って、安全保障室というのが内閣官房にございます。こういった場合、そこの情報と外務省の情報と防衛庁の情報が三本柱になって、互い違いに、国際紛争ということになればかなりの場面で出てくるのじゃないかと思います。  そうした場合、私に言わせれば...全文を見る
○高井和伸君 満足したかしなかったかということは別にしまして、次の質問に行きます。  今までの話、安全性が確認されたという確定的事実でお話ししました。しかし、物事が急を要する、サイゴンの例と同じように、一刻も早く飛んでいかぬと日増しに保険料が高くなってしまって、着陸できないかも...全文を見る
○高井和伸君 防衛庁長官、今あり得ないとおっしゃられましたけれども、私に言わせると、ちょっとそれは安全神話があり過ぎた話じゃなかろうかと。最後のときのマニラまで行っておるという、マニラから先へ行けなかったから引き返してきたと、こういうことになると思います。ちょっとおしゃべりしてい...全文を見る
○高井和伸君 今のは防衛庁長官の趣旨ですね。