高井美穂
たかいみほ
当選回数回
開催日 | 会議名 | 発言 |
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01月31日 | 第164回国会 衆議院 環境委員会 第2号 議事録を見る | ○高井委員 おはようございます。民主党の高井美穂です。どうぞよろしくお願いいたします。 きのうの予算委員会、小池大臣も御出席でおられました。中川大臣の御答弁が二転三転したのは、多分だれが聞いてもおわかりになっただろうというふうに思います。原因は、アメリカの圧力に負けて早く輸入...全文を見る |
○高井委員 もちろんスピードがある解決は大事でございます。しかし、スピードだけを重視して、低水準で低給付で被害者の方が苦しむようなことになれば、ますます汚点を残す。そのために、我が党は修正案を用意しております。そこら辺もぜひ御配慮を賜りたいと思っています。 時間がございません...全文を見る | ||
○高井委員 労災認定に関して、再審査請求を公害健康被害補償不服審査会に対し行うことになっておりますが、このアスベストに係る審査については、公開かつ弁護士等の同席による本人または遺族からの意見聴取というのはなされるんでしょうか。 | ||
○高井委員 ぜひとも本人や遺族からの意見聴取をしっかり行っていただいて、その意思が反映されるようにしていただきたいというふうに思います。 この法案の救済給付は水俣病の未認定患者に対する給付策に大変似ておりますけれども、御承知のとおり、行政認定されない患者さんが一万人以上にも上...全文を見る | ||
○高井委員 人間としての生きる権利の確保ですから、しっかりと対応の方をよろしくお願いします。 この労災給付と新法による給付では格差があり過ぎるということは、先般、金曜日の質疑でも多くの議員からの指摘がございました。 田島議員の質問の中で、新法による救済と労災補償の併給は不...全文を見る | ||
○高井委員 例えば、労災認定されないことになるのであれば、石綿暴露作業に少しでも従事したことがあるという覚えがあれば、労働基準監督署の方に申請した方がいいということになりますよね。今回の法案では保健所の方と別になっておりますが、そうした、つまり労災の方がかなり手厚い補償がされるわ...全文を見る | ||
○高井委員 併給されないということなので、必ずちゃんとした形で情報提供がなされるように、できるだけ労災で給付されるような形もお願いしたいと思いますし、本当ならば、でき得ることならば、この新法の給付案も労災と同じだけの補償がなされるのであれば、このようなことを聞かなくて済むんです。...全文を見る | ||
○高井委員 厚生労働副大臣、いかが思いますか、これだけ給付差があることと、労災適用が今少ない状況の中で、できるだけ政治家同士の折衝で給付水準を近づけていただきたいと思うんですが、不可能なんでしょうか。 | ||
○高井委員 できるだけ早期の見直しも含めて、政治家同士の折衝で、ぜひとも同じだけの給付、救済、補償がなされるように検討していただきたいというふうに思います。 それから、今回、私もいろいろなことを調べるに当たって、昨年六月から起こったアスベストの問題は、一九八七年の、学校校舎に...全文を見る | ||
○高井委員 私も、調べてみて、この文京区にあるさしがや保育園のアスベストばく露による健康対策等検討委員会の報告書を読んで、大変に驚きました。 アスベストは閾値のない発がん物質と言われます。暴露量がどんなに微量であっても発がんの可能性はある。幼少のころに暴露した可能性があるとい...全文を見る | ||
○高井委員 アスベストの不法投棄が全国で起こることのないように、どうぞよろしくお願いをいたします。 一九七〇年代から、今、二〇〇六年に至るまで、全面禁止がなされたのは実質的にこの二〇〇六年というのは中野副大臣の御答弁の中にございました。その間、三十五年以上四十年近く、少しずつ...全文を見る | ||
03月14日 | 第164回国会 衆議院 環境委員会 第6号 議事録を見る | ○高井委員 民主党の高井美穂です。 私も、引き続き、独立行政法人国立環境研究所法の一部を改正する法律案について質問をさせていただきます。どうぞよろしくお願いをいたします。 大臣に、まず、そもそも今なぜ非公務員化しなければならないのか、つまり、今までの現行制度に問題点があっ...全文を見る |
○高井委員 今、まさに大臣がおっしゃった懸念の部分について、私も同様に懸念を持っておりますので、そこら辺を詰めた質問をしていきたいというふうに思います。 今、経過の説明はよくわかりました。ありがとうございます。ただ、その平成十六年の九月六日に総務省に提出した「組織形態の見直し...全文を見る | ||
○高井委員 さまざまな御努力をするという御回答はよくわかるんですが、実際に、ただ情報漏えい等に関しても、官民交流がたくさんになれば、やはりその危険性はあるんではないかというふうに思います。 具体的に少しずつ話をさせていただきたいと思うんですが、まず、非公務員化するということで...全文を見る | ||
○高井委員 私は、これは、政府が言う純減、人件費、五年で五%削減するというこの中に、てっきり今回のこの国環研の件も含まれているんだと思ったら、実はよく見るとそうではない。国環研の人件費は運営費交付金から出されているということなので、その部分には当てはまらないということだったんです...全文を見る | ||
○高井委員 まさにこの行政改革の重要方針の中に、「その他の公的部門の見直し」というところで、独立行政法人及び国立大学法人法に基づく法人は、主務大臣が国家公務員に準じた人件費削減の取り組みを行うということを中期目標において示すというふうに書かれております。その次に、今後五年間で五%...全文を見る | ||
○高井委員 まさに国環研は、地球温暖化から始まって生物多様性、内分泌攪乱化学物質、廃棄物管理とか、大変に時間のかかる大事な大事なプロジェクトをたくさん抱えておられます。 そういう中で、今大臣の方針は、政府の方針に従って運営費交付金は削減していかなくてはならない、しかし、国環研...全文を見る | ||
○高井委員 私は、さまざまな御努力をなされるだろうというのはよくわかります。しかしながら、やはりすべての独法に同じように一つの枠組みをかけるのではなくて、その組織のあり方とかその組織ごとに、また独法ごとに、やはり方向を決めていくという丁寧な作業が本当は必要だったんではないか。ほか...全文を見る | ||
○高井委員 仕組みを設ける、就業規則において定めるという御回答だったんですが、先ほど申し上げた平成十六年九月の六日に出された素案の中に、「調査研究においては、住民の健康被害や企業等の利害に直接つながる事項を扱う場合も多いため、提供者にとっての安心感や信頼感を得られやすい、国家公務...全文を見る | ||
○高井委員 さきの先生の御質問の中でも、研究者の現状、大変な立場にあるというお話もございましたけれども、つい最近、二カ月ほど前ですか、ソウル大学でも、有名になった、ヒトクローン胚からES細胞をつくるという研究が捏造だったという衝撃的なニュースがございました。日本でも昨年からことし...全文を見る | ||
○高井委員 研究推進委員会と評価委員会等、さまざまな委員会、委員会でさらにその評価なりチェックをかけるのだろうと思いますけれども、それがやはり研究者にとって大変プレッシャーになることは事実であると思いますし、競争的資金獲得のためにやはり激しい競争が起こるだろう、恐らくそうなってい...全文を見る | ||
○高井委員 私も、非公務員化することによって直接不正がふえる、そういうことではなくて、やはり長期的に見るとそういう可能性があるのではないかということを申し上げているのです。 官民交流が増すことによってやはり民の側も近づいてくる、民の側も、やはり企業にとってのメリットがあるとい...全文を見る | ||
○高井委員 やはり見かけ上の公務員数を削減するということを実現するためだけに数合わせの非公務員化をしていくということは、かえって国民の利益を損なうのではないかというふうに思います。事業の性格に応じて組織のあり方とか職員の身分を本来ならば定めるべきであって、やはり非公務員化したこと...全文を見る | ||
○高井委員 政府全体の方針が運営費交付金を削減していくということを掲げている中で、さっき大臣がおっしゃったように、できるだけ運営費交付金を確保していくという大変厳しい折衝が恐らく始まるんであろうと思いますし、その競争的資金を得るために、またそれなりにやはり厳しい競争がなされるんだ...全文を見る | ||
○高井委員 給与、賞与ともに独法の方が国家公務員より優遇されているというようなことがあればおかしいですけれども、むしろ国環研の場合は優遇どころか、低遇とまでは言わなくても、それより低い値で頑張っておられるということですから、もともとモチベーションが高いんだろうというふうにも考えま...全文を見る | ||
○高井委員 私は、民主党・無所属クラブを代表して、独立行政法人国立環境研究所法の一部を改正する法律案について、反対の立場から討論をさせていただきます。 独立行政法人は、国民生活及び社会経済の安定等の公共性の見地から確実に実施されることが必要な事務事業を政府から独立した主体が行...全文を見る | ||
04月06日 | 第164回国会 衆議院 本会議 第20号 議事録を見る | ○高井美穂君 民主党の高井美穂です。本日最後でございますので、どうぞよろしくお願いします。 私は、民主党・無所属クラブを代表し、ただいま議題となりました就学前の子どもに関する教育、保育等の総合的な提供の推進に関する法律案、いわゆる認定こども園法案について質問をいたします。(拍...全文を見る |
04月14日 | 第164回国会 衆議院 文部科学委員会 第13号 議事録を見る | ○高井委員 民主党の高井美穂です。どうぞよろしくお願いいたします。 本日は、この委員会室にも、現場で働いている皆様、それから関係各位の皆様も傍聴に来ていただいております。小坂文部大臣、そして馳副大臣、どうぞ現場の皆様に直接お答えするというおつもりで御答弁をいただきたいと思いま...全文を見る |
○高井委員 では、こども園に関しては、厚生労働省も文科省も全く理念もやり方も同じであるという認識で受けとめます。だから、大臣は、文部科学委員会では厚生労働大臣はお呼びすることはできませんけれども、政治的な理念等もきちんとお答えいただけるということと思っております。 委員長にお...全文を見る | ||
○高井委員 ありがとうございます。ぜひ、政治家としても、やはり共管の法案を出しているわけですから、よりよい質疑をするためにも、きちんとした連合審査をやるということを、政府の方としてではなく、大臣にも政治家としてお話し合いをなさっていただくことをお願い申し上げたいと思います。 ...全文を見る | ||
○高井委員 はい。(発言する者あり) | ||
○高井委員 もちろん、政治家としても、就学援助を受けている子供もいます、そういう場にこそたくさん目と心を注いでいただけるようにぜひお願いしたいというふうに思います。これは単なる意見でございますので、どうぞ、お聞きおきというか、お聞き流しいただいて結構でございます。 質問に入り...全文を見る | ||
○高井委員 本会議質問の答弁の中で、すべての幼稚園や保育所を認定こども園に統合しようというものではありませんというふうなことがございました。そして、今の御答弁の中では、既存の幼稚園、保育所と相まってこの施設を推進していくというような趣旨であったかと思いますけれども、先ほどの御答弁...全文を見る | ||
○高井委員 でも、現場から見ると、形として第三の施設ができたように思えるのではないでしょうか。 幼稚園、保育所、そのまま制度があります。では、こども園、どういう制度かといえば、全く幼稚園でもない、全く保育所でもない、でも第三の施設でもない。非常に難しいんではないか。現場として...全文を見る | ||
○高井委員 何か新しい施設、第三の施設でもなく、新たな選択肢というほども目新しいことが大変多く取り込まれているというわけでもないように思います。 つまり、従来型の制度はそのままで、折衷した形の園をこども園という形でつくるというふうにしかどうしても認識を持てないんですが、先ほど...全文を見る | ||
○高井委員 教育、保育の現状というのは、地域によって大変にばらつきもあるし、家庭によってばらつきもあると思います。農山村部と都市部では違うと思います。待機児童が多いのは都市部が中心である。特に、保育所に入れない子供たちを待機児童というふうに主に言うんだろうと思いますけれども、今回...全文を見る | ||
○高井委員 今の幼保連携型の一番のケースというのはまだ十分に制度としてない中で、今お聞きになったように、こども園の類型というのはほぼ四類型あるということなんですが、従来の幼稚園においては、原則として三歳未満の子を受け入れていなかった。今の御答弁のとおり、こども園になっても、原則と...全文を見る | ||
○高井委員 法律上の読み方はわかりました。 では、現実的に空き教室を利用してやるケースというのは、今までに何件ぐらいあるんでしょうか。もしわかっていたら、教えていただきたいと思います。 | ||
○高井委員 わかりました。では、恐らく今までにはないということなんですね。これからやってほしいという思いでこの法案をつくられたと。 つまり、可能性としては、空き教室を活用してやってきたケースというのは、私はモデルケースか何かであったのかなと。それとも、今までの中に、大分現場が...全文を見る | ||
○高井委員 お聞きになられたとおり、全国でたった二百、全国の数ある保育施設、幼稚園施設を合わせると、それこそ三万七千ある中での二百ぐらいがそのケースであるということで、これからふえていくというふうには、私はとてもじゃないけれども思えません。 というのは、特に待機児童の解消とい...全文を見る | ||
○高井委員 そのためには、先ほど来から御答弁でありました教育と保育の理念すらまだきちんとすり合わせされていません。さらに、施設の基準、それから教諭、教諭というか幼稚園で働く職員の方、保育士の資格を持っておられる職員の方、その制度のすり合わせも、これはまだ十分ではない。さまざまなハ...全文を見る | ||
○高井委員 なかなか現場の方はこれから混乱をしていくのではないかと思います。ぜひともフォローアップ並びに丁寧な説明、情報開示をよろしくお願いしたいというふうに思います。 続きまして、先ほど来からのお話の中で、文科省としては、こども園になることを推進したいんでしょうか、ふえてい...全文を見る | ||
○高井委員 というのは、やりたければやってくれというような話なんですかね。違うんですか。新しい選択肢として提示した、やりたければやってくださいということなんですよね。こども園になりたければなってくださいというふうなところの、これを設けたというお話なんですよね。推進していくわけでは...全文を見る | ||
○高井委員 現場が望んでいるから、ニーズがあるからこの法案ができたという御趣旨でございます。それは、ある意味ではとても納得できます。 そうすると、こども園というこの法案が通ったら、ニーズがあるんだから、たくさんこども園の認定をされる人がふえるはずですよね。制度ができて使いやす...全文を見る | ||
○高井委員 わかりました。とりあえずわかります、認定こども園は現在ございませんから。 ただ、現場の方が喜んで、では、認定こども園という制度ができたから、待っていました、これはぜひやりたいというふうなことで、ニーズにこたえて手を挙げてくださるだろうということを今お聞きしているわ...全文を見る | ||
○高井委員 では、活用しやすいように垣根を下げて、こども園という法案をつくった以上は、本当に現場に活用しやすくしていただきたいと思います。 そのために、まず、本当に窓口自体がやはり文科省、厚労省と分かれていて、私はこども園に手を挙げたいんだけれども、では、どこへ電話すればいい...全文を見る | ||
○高井委員 恐らく、子供の側から見て差があるとは思わないでしょう。子供にとっては、一日の流れの中でそのこども園にいるわけですから、私が子供であったら多分全くわからないと思います。しかしながら、理念としても制度としても全く違うわけで、先ほど来から大臣お述べになられるとおり、保育と教...全文を見る | ||
○高井委員 実質的に区別がないんです、本当にそのとおりなんです。だから、一体化したらいいじゃないですか。保育園も内閣府に一元化して、部署を一つにすればいいじゃないですか。今、認可外の保育所、幼稚園で教える職員の方は、児童福祉法に基づくか学校教育法に基づくかを意識せずに教えていると...全文を見る | ||
○高井委員 姿勢とか現場でやっていることは本当にそのとおりだと思います、分けていないと思います。 では、分けているのは、制度上は分かれていますよね、これは確実に確認をしたいのです。制度上は分かれていますよね。それで、現場は分かれていないけれども、分けているのは国だけだ。中央省...全文を見る | ||
○高井委員 本当に多様なニーズに対応できるべく御尽力をいただきたいと思うんですが、私がなぜこの制度上の区別にこだわるかといいますと、御承知のとおり、補助金の出方が違うんですよね。 現場は、どこに申請するか、どうやって手続をするか、補助金を幾らもらえるかというのは、今までどおり...全文を見る | ||
○高井委員 従来からやっている保育園や幼稚園であれば、今までどおりの形で、こども園に手を挙げることができれば、そんなに混乱はしないかもしれませんが、これからこの制度ができて、しばらく、特に五年間は見直しをしないということなので、万が一何か現場に混乱が起こった場合のことも考えられる...全文を見る | ||
○高井委員 ありがとうございます。 今さまざまな経済環境の中で子供が育っている中で、やはり子供に直接すぐ影響が出ることもこれから多くなってくるのではないかと思います。ぜひとも今のような特段の御配慮をお願いしたいというふうに思っています。 それから、先ほど私立幼稚園のお話も...全文を見る | ||
○高井委員 ありがとうございます。 やはり、障害児童のための設備を整えるには、財政的にも措置が必要であると思います、大変現場の先生方にも理解が必要だと思います。この点こそ、国の方で補強して支援をお願いしたいというふうに思います。 今、世界の流れの中では、インクルーシブ教育...全文を見る | ||
○高井委員 政府として、少子化問題は大事であるというふうに常におっしゃっておられるわけですから、ぜひとも子供のための政策を、本当に財政支援も含めて全力を挙げて取り組んでいただきたいというふうに思っています。 もちろん、制度ばかり充実すると、家庭教育がおろそかになるんではないか...全文を見る | ||
○高井委員 ありがとうございます。 基本的な理念といたしまして、あくまで子供と保護者の利益の視点に立つべきであるという前提に立って考えております。 それで、現状の文部科学省所管の幼稚園と厚生労働省所管の保育所、そして今回の認定こども園が併存するということは、先ほど来から質...全文を見る | ||
○高井委員 小学校に入る前の、就学前と言われるすべての子供を対象に、希望すればすべての子供が入れるという、子供にとって質のよい居場所を提供すべきというふうに考えています。 働きながら子育てしたいという女性が今半数を超えておるようでございますが、仕事をしている保護者の子供はもち...全文を見る | ||
○高井委員 お答えをいたします。 将来的には子供及び家庭に関する事務を総合的に処理する新たな省、子ども家庭省を設置することを我々としては検討しております。 しかしながら、それまでの当面の措置として、やはりこの認定こども園関係の事務を含め、文部科学省の幼稚園関連事務それから...全文を見る | ||
○高井委員 保育に欠ける、保育の必要度の高い子供については、やはり優先して入れるように児童福祉法の理念を生かしながら、公、つまり国や地方公共団体が責任を持って取り組むべきだというふうに考えております。政府案において、先ほど来御答弁ありましたとおり直接契約ということですが、やはり必...全文を見る | ||
○高井委員 先ほど申し上げました、できることならば内閣府に移管して、そこから補助なら補助も一本化して出せるということが望ましいわけでございますが、現状の中で、今回の政府案で、私立幼稚園型には文部科学省の私学助成、私立保育所型には厚生労働省の保育所運営費負担金という両者の補助制度を...全文を見る | ||
○高井委員 やはりすべてのこども園に対して、保育所も幼稚園もすべて第三者評価を客観的にすることによって、第三者の目から見て、子供に質のよい居場所をつくるということが達成されるのではないかというふうな我々の思いがありまして、こういうふうに規定に入れさせていただきました。 今回の...全文を見る | ||
○高井委員 御指摘のとおり、統一的なものが必要というふうに我々も考えております。 幼稚園、保育所を将来的に一本化することによって、一本化した施設において、必要な幼児教育を行い、保護者のニーズに応じた多様なメニューの保育を提供するべきというふうに考えておりまして、財政措置や保護...全文を見る | ||
○高井委員 やはり生まれてきた子供がすべて安心して育つことができる、保護者が安心して子供を産み育てることができる、そのためには、本当に省庁の枠を乗り越えた総合的な政策が必要であると強く強く考えています。 民主党としましては、就学前の子供によりよい環境を提供するために、経済的な...全文を見る | ||
04月21日 | 第164回国会 衆議院 文部科学委員会 第15号 議事録を見る | ○高井委員 御質問ありがとうございます。 私どもは、こども園は本来ならば幼保の双方のうちで厳しい方の設置基準を守ってつくられるべきだというふうに考えております。つまり、職員配置の基準であれば、四歳児、五歳児は保育所の方に合わせる、それから調理室の件であれば、できるだけ必置の方...全文を見る |
04月28日 | 第164回国会 衆議院 文部科学委員会 第16号 議事録を見る | ○高井委員 民主党の高井美穂です。民主党としては最後の質疑者になります。どうぞよろしくお願いをいたします。 先ほど来から多くの懸念の問題等も出されましたので、通告した部分以外で重複した部分はカットをさせていただきたいと思いますが、最後の質疑ですので、私自身も確認したいことをき...全文を見る |
○高井委員 済みません、大臣にも御答弁をお願いします。 | ||
○高井委員 大臣、私も私なりに理解をしているつもりでございます。だからこそ申し上げるんですが、現場は、ほぼ、幼稚園の方も保育所の方も、教育と保育とをはっきりと分けてやっていないんだということを前回の質疑の中でも御答弁をいただきました。本当にそのとおりだと思います。 だからこそ...全文を見る | ||
○高井委員 ありがとうございます。 ぜひ事務の簡素化に御努力をいただけますよう、重ねてお願いをいたします。 実は、先般、池坊委員からも質疑の中で御指摘があったんですが、縦割りの一つの典型なこととして、重ねてお伺いしたいんですけれども、送迎バスと給食が、幼稚園と保育所で同じ...全文を見る | ||
○高井委員 お聞きしても、今の説明でああそのとおりだと思う方は多分おられないんじゃないかと思います、だって、実質同じことをやっているんですから。保護者の側から見ても何でだろうというふうな思いはあると思います。大臣だってそう思われますよね。 それこそおっしゃるとおりで、学校教育...全文を見る | ||
○高井委員 ありがとうございます。 精いっぱい前向きな御答弁をちょうだいいたしまして、私たちももちろん努力したいと思いますが、何分縦割りでさえなければできるようなこと、実質同じなのに縦割りであるがゆえに分かれていることというのは、やはりこの件だけでもなく、さまざまなところで直...全文を見る | ||
○高井委員 ありがとうございます。 認定こども園では、今度、子育て支援機能というのが拡充されるということが大きな目玉の一つでもあるというふうに思います。それで、この第二条六項に基づいて、条文の中では二条六項に子育て支援事業をちゃんと明記しておられまして、そして、その後の三条の...全文を見る | ||
○高井委員 重ねてお伺いしたいんですけれども、この条文の三条の一項一号、「当該教育のための時間の終了後、」というところがあるんですが、三条の一項の一号の中に、幼稚園型のこども園の中では、教育の時間というのは一応九時から十四時までだ、それで、その後は保育の時間というふうな形で、制度...全文を見る | ||
○高井委員 この第三条に書かれている部分というのは最低要件としてきちんと満たさなくてはならないというふうにお聞きしたので、これ以上のサービスを提供するのはオーケーだということをお聞きしました。 ただ、やはり問題なのは、できるだけいいサービスを提供したくても、やはり経営がうまく...全文を見る | ||
○高井委員 ありがとうございます。 まさに、子育て支援の事業というのはニーズがあるところだと思うんです。大臣がやはりおっしゃっておられるように、多様なニーズにこたえてと。この部分は特にニーズが多かったんではないかと思いますが、それとともに、現状の幼稚園や保育園関係者からも、逆...全文を見る | ||
○高井委員 ありがとうございます。ぜひともよろしくお願いをいたします。 このこども園の認定を都道府県に任せることによってまた格差が生じないかというのも、現場からの一つの大きな懸念の声でございます。最低基準以下を認定する施設が出てきて基準が下がらないかという件に関しては、先ほど...全文を見る | ||
○高井委員 ありがとうございます。 保育事情は地域によってさまざまに違いますし、分権の観点からも、できるだけ地域のニーズを酌み上げて、地域に任せてやっていくということはもちろん大事なことというふうに思っています。それと同時に、国がきちんとしたナショナルミニマムを同時進行で提示...全文を見る | ||
○高井委員 ありがとうございます。 最低基準を改善するという方向で検討していただけたらと思います。そうするには、教育、保育の理念をまず一体化させるという整合性を図って、それから制度を一体化していき、どの施設を利用しても、どの子供も同じように生活が保障されるという方向になってい...全文を見る | ||
○高井委員 ありがとうございます。大変に力強いというか、深い御理解の御答弁を賜りましたことを大変私も感謝をいたしたいというふうに思います。 どなたかの質疑の中で、保育所や、やはりこういう子育て支援機能を充実すればするほど、家庭育児、家庭教育を放棄するんじゃないかというような御...全文を見る | ||
○高井委員 ありがとうございます。 恐らく、子育て支援機能が充実すればするほど、またこども園でも併設をして持つようにできるところもふえてくるだろうというふうに期待をしたいですし、それに潜在的に育児にストレスを感じている方のところに先んじて手を差し伸べる、少しそれで話を聞く場を...全文を見る | ||
○高井委員 ありがとうございます。 おっしゃったように、ニーズがどんどん出てくる。産業と言ってはいけないのかもしれませんけれども、この教育、保育関連サービスを、例えばマーケットとしても非常に需要が多い、ニーズがある、それなのに、なぜ政府がこの産業を本当に育てようという観点でや...全文を見る | ||
○高井委員 御質問、ありがとうございます。 私たちの民主党案では、最終的に幼保別々の機能を持った施設が子供のための施設として一つの類型となることを目標、理想としています。そして、それは今までの幼保の存在を否定するものではなくて、教育、保育双方の必要なところすべてを包括する理念...全文を見る | ||
○高井委員 私は、提出者を代表いたしまして、本動議について御説明申し上げます。 案文を朗読して説明にかえさせていただきます。 就学前の子どもに関する教育、保育等の総合的な提供の推進に関する法律案に対する附帯決議(案) 政府及び関係者は、本法の施行に当たって、次...全文を見る | ||
05月09日 | 第164回国会 衆議院 環境委員会 第10号 議事録を見る | ○高井委員 民主党の高井美穂です。引き続きフロンの法案、よろしくお願いいたします。 ゴールデンウイークを挟んで少し間があいてしまいましたけれども、小池環境大臣におかれましては、お元気で国会に戻られましたことを心からまずお喜び申し上げます。男性よりも女性の方が十倍頑張ってしまう...全文を見る |
○高井委員 談合等で貴重な税金が無駄に使われるようなことがあってはならないというふうに思います。増税の議論がなされている中でもございますので、どうぞ重々お気をつけいただいて、いろいろな御指導をお願いしたいというふうに思います。 それでは、本題に入ります。 先ほど来、山本先...全文を見る | ||
○高井委員 相当の努力も必要かと思います。 それでは、この約二十年間の我が国のフロンの消費量はいかがでしょうか。どのように推移しているか、教えていただけますでしょうか。 | ||
○高井委員 産業界挙げた支援と取り組みもぜひともお願いしたいというふうに思います。 効果が出るまでにオゾン層対策というのは時間がかかるものでもございますので、引き続き対策を続けていくとともに、オゾン層を守るためには、我が国の取り組みだけではなく、やはり国際的な取り組みが必要だ...全文を見る | ||
○高井委員 ありがとうございました。 私の選挙区は徳島県なんですけれども、お隣の高知県の高知市に大旺建設という会社がございまして、この会社は、名前のとおり、もともと建設会社でございます。ただ、女性の技術者を積極的に採用したり、女性の視点からさまざまな建築工事に力を入れている一...全文を見る | ||
○高井委員 ありがとうございました。 私も本当に細かい事情は聞かなかったんですが、実際にやっているビジネスがいいことであれば、ぜひとも支援していただけるようによろしくお願いいたします。 それでは、法案の中身の方、課題等についてもう少しお聞かせ願えたらと思います。 フロ...全文を見る | ||
○高井委員 都道府県知事が指導、助言、勧告等ができるという規定が新設されているというお話が今出ましたけれども、恣意的な指導によって、中小企業の事業者に過大な負担がかかる、そういうことはないのでしょうか。 | ||
○高井委員 お話がありましたとおり、整備時のフロン回収に対しても、機器を廃棄する際のフロン回収と同様に、規定が整備されることというふうにこの法案でなっておりますが、行程管理制度自体はこの部分には導入されておりませんね。この整備時のフロン回収について、行程管理制度を導入すべきではな...全文を見る | ||
○高井委員 それから、産業廃棄物等のマニフェスト制度では、電子マニフェストの推進というのが行われていますけれども、今回、新たに導入が提案されているこの行程管理制度の中では、電子化が制度化されておりません。検討要項としてあるのかどうか、お聞かせください。 | ||
○高井委員 フロン類の回収が必要な場合として、機器の廃棄時に加えて、整備時とか部品のリサイクル等を目的としてリサイクル業者に譲渡する場合も追加されていますが、これがうまく働けば回収率はかなり向上するというふうに思います。 例えば、この業務用冷凍空調機器が中古品として譲渡される...全文を見る | ||
○高井委員 関係者に対しても制度の中身について十分に周知するというお話もございましたけれども、どのような周知の仕方を行うのか、お聞かせいただきたいと思います。 この改正法の対象となるビル管理業者等には、個人のビルオーナーや営業用の冷凍機器の中古品を扱うリサイクル業者、いわゆる...全文を見る | ||
○高井委員 三千四百万という話でございましたけれども、全面広告、これを全国紙四紙で拝見したんですが、恐らくこれだけでももう三千四百万はとうに超えているのではないかというふうに推察します。十分な周知徹底ができるか少し懸念は残るんですが、ぜひとも御努力をお願いしたいというふうに思って...全文を見る | ||
○高井委員 と言うからには、やはり、環境省や国環研などでは、国の機関や独立行政法人等ではダストブロアは使用されていない、まだ一〇〇%ではないかもしれませんが、できるだけ使用を控えるようにしていただきたいというふうに思っています。 時間がございませんので、次の質問に移ります。冷...全文を見る | ||
○高井委員 ノンフロン化のお話が出ましたけれども、ちょうど衆議院会館や参議院会館が建てかえとなるに際して、ノンフロン化のものが用いられるのかどうか、教えてください。 | ||
○高井委員 政府が最大の購入者というお話も先ほどございましたけれども、隗より始めよの言葉どおりで、やはり、まず身近なところからノンフロン化のものを使うようぜひとも努力をしていただきたいというふうに思っています。 それから、消火剤として用いられてきたハロン、フロンと比べて三倍か...全文を見る | ||
○高井委員 大変な量だと思いますが、この使用の現状と大気中へ放出を抑制する対策等に関しては検討されていますでしょうか。 | ||
○高井委員 ありがとうございました。 最後になってしまいましたけれども、今後のフロン対策の推進について、環境大臣に一言いただいて終わりにしたいと思います。 | ||
○高井委員 ありがとうございました。 山本先生のお話にあった当時よりも、環境政策に関してはさらに多くの応援団がふえていると思います。さまざまな面で、関係各位の御努力を期待するとともに私どもも頑張っていきたいと思いますので、今後ともどうぞよろしくお願いをいたします。 ありが...全文を見る | ||
05月17日 | 第164回国会 衆議院 国土交通委員会 第21号 議事録を見る | ○高井委員 民主党の高井美穂です。 国土交通委員会に質問のお時間をいただきましてありがとうございます。感謝を申し上げます。 耐震偽造のこの問題を質疑するに当たって、初めていろいろなことを調べれば調べるほど多くの問題があるということに気づいて、まさに、まだまだ議論が必要で、...全文を見る |
○高井委員 今お聞きいただいたとおり、かなり手厚い支援というか、素早い対応における手厚い支援であるというふうに感じます。もちろん、こういうふうな公的支援については、実に柔軟であっていいと思うし、素早い対応はいいということは思うんですが、やはり、今までの例えば震災被害、同じく家とい...全文を見る | ||
○高井委員 一般的解釈は今お聞きしたとおりで、私もなかなか、国に直接責任があるということはすぐには感じ得ない、わからないというふうに思っています。今回のケースは、特に、構造に欠陥のあるマンションの売り主や偽装した建築士や設計施工に関与した建築会社らに、当然第一義的責任はあります、...全文を見る | ||
○高井委員 時間的リスクがあるというふうなお話でございましたし、それもよく私も理解をいたします。 しかしながら、例えば、ほかの欠陥住宅に住んでいる人で、耐震偽造というか同じ程度の耐震度で危ない物件というのもほかにあると思いますが、恐らくそういう方々は裁判で時間をかけて争ってい...全文を見る | ||
○高井委員 建築基準法第九条に基づいて行われていると。しかし、命令権者は建築主事を置く特定行政庁ですよね。つまり、地方公共団体ということになると思います。国土交通大臣がそのように、国交省として、行政として指示をされたということではございますが、命令権者自身は国土交通大臣ではない。...全文を見る | ||
○高井委員 当然さまざまに関係の方々と意見交換なりされてはおられるだろうとは思いますが、その上で、なおかつ、こうしたふうに自治体の方から国への批判が出るというのは、まだ十分ではないのではないかというふうに感じます。 というのは、今回の公的支援の措置についても費用負担に関しても...全文を見る | ||
○高井委員 多分、人口十万人当たり何人かというふうに数が決まっておるというふうなお話も聞いたんですが、全国で千八百二十五人という話でしたけれども、大変に少ないのではないかと。 自治体の現場で検査というのはなかなか難しいというふうに思います。やはり、プロが見ても、ずっとつくった...全文を見る | ||
○高井委員 そのケースは、今回のケースと同じようにマンションの撤去費用等を国や特定行政庁と言われる地方団体が出したわけでございますか。 | ||
○高井委員 つまり、公的支援はないという御答弁でよろしいんですよね、今おっしゃった件に関しては。 同じマンションという住まいに関する被害であっても、こうして公的支援にばらつきが出てしまうということに対しては、一般的に言えば、やはり憲法が保障する法のもとの平等ということに関して...全文を見る | ||
○高井委員 では、他の、例えば建築確認ができていないケースが生じた場合は、同じような対応をなさる可能性はありますか。 | ||
○高井委員 それでは、大臣がそのようにお感じになられた、お考えになられているベースの、この根拠として、つまり、今回の事件は、姉歯氏が関与をした物件が著しく危険である、保安上危険であるというような根拠により出されていると思うんですが、この危険性をどこでどのように判断されたのか。 ...全文を見る | ||
○高井委員 要件を設けられたというのはよくわかります。というのは、すべての欠陥住宅に対応するわけにはまいりませんし。 ただ、消費者というか、買う側からしてみれば、欠陥住宅を買ってしまった後、住んでしまった。〇・五以下という欠陥住宅というのは割と、裁判に携わっている方に言わせる...全文を見る | ||
○高井委員 姉歯物件のようなひどい物件がこれ以上ないということがあればもちろんいいんですが、あれば対応をしてくださるというふうな御答弁であったと思いますし、見落としがあるケースに対してはこのスキームで対応するということですので、ぜひよろしくお願いしたいというふうに思います。 ...全文を見る | ||
○高井委員 大臣のお気持ちもよくわかりますし、本当に素早い対応でよかったというふうに思っております、私どもも。 ただ、やはり例えば、今、裁判だけでも昭和三十六年以降でいえば百二十七件も、何かこの欠陥住宅にかかわるさまざまな裁判が行われておりまして、時間も費用も労して頑張ってお...全文を見る | ||
○高井委員 自助努力とおっしゃいますが、やはり天災で、天災は特に不可抗力であります。しかも、家財全部失ってしまう、そういうケースも多くて、むしろ天災の方が手厚い支援が必要ではないかと思います。 とりわけ民事上の責任はどこにも問うことができません。今回のケースなんかは民事責任を...全文を見る | ||
○高井委員 ありがとうございます。 周辺経費と集合住宅だけでなくて、住宅本体にまで踏み込んで、ぜひ支援を検討していただきたいということを重ねて申し上げたいと思います。 最後に、保険制度の話が出ましたが、私も、やはり今まで消費者として、検査確認されているものは大丈夫だという...全文を見る | ||
05月19日 | 第164回国会 衆議院 環境委員会 第13号 議事録を見る | ○高井委員 民主党の高井美穂と申します。 きょうは、参考人の皆様、お忙しい中、本当にありがとうございます。貴重な御意見をいただきました。 早速ですが、質問にどんどん移らせていただきたいというふうに思います。 市民団体の皆さんのこの条文等も本当によくできているなと、立法...全文を見る |
○高井委員 ありがとうございます。 先ほど小杉先生からもお話がありましたけれども、罰則か、それとも前向きなインセンティブか、どちらかで促していくというような中では、私もできることならば前向きなインセンティブを与えられるようなさまざまな援助という方がいいのではないかというふうに...全文を見る | ||
○高井委員 その他プラスチック製容器の包装の焼却に対して、現在でも多くの市民団体等がダイオキシン等の環境汚染を懸念しているというふうにお聞きしたんですが、もう一度、市民団体の立場として、山本参考人に、この点いかが思うか、御意見をいただけますでしょうか。 | ||
○高井委員 ありがとうございます。 私どもも、その懸念は大変共有するものであります。 どんどん質問に参りまして大変恐縮なんですが、今月十六日にございました委員会の質疑の中で、政府は、リターナブルの普及のために自主回収認定の弾力的な運用や自治体収集の実証事業を行うということ...全文を見る | ||
○高井委員 ありがとうございます。 まさに、その点、指摘のとおりで、私どもも、そういうふうな方向に変えなければ今のままではなかなか難しいなというふうに感じておる次第であります。 この容器等によるごみ削減に対しては、やはり行政とか事業者に対する責任強化だけでなく、国民の意識...全文を見る | ||
○高井委員 なるほど、確かに抑えとして導入する、目標設定として、抑えとして導入するという考え方は大変おもしろいなというふうに聞きました。 私もたしか小さいころには、家の前が小さな商店だったんですが、瓶を持っていって十円もらったのがうれしかったようなことを覚えていますが、今はも...全文を見る | ||
○高井委員 本当に貴重な御意見、お三方とも、ありがとうございました。感謝を申し上げて、質問を終わります。 | ||
05月31日 | 第164回国会 衆議院 教育基本法に関する特別委員会 第6号 議事録を見る | ○高井議員 お答え申し上げます。 政府の御答弁と重なる部分もありますけれども、民主党も同様に九年の年限を外しました。民主党案では、現行の義務教育の期間を高等教育にも幼児教育にも長くするということも考えに入れておるために、九年という文字を外したわけでございます。 これは社会...全文を見る |
○高井議員 御質問、ありがとうございます。お答え申し上げます。 発達段階及びそれぞれの状況とは、子供によってさまざまである成長の状況や家庭の環境それから障害の有無などを含め、幼児の置かれているさまざまな状況に応じた教育を受ける権利を定めたものでございます。 以上です。 | ||
06月02日 | 第164回国会 衆議院 教育基本法に関する特別委員会 第8号 議事録を見る | ○高井委員 民主党の高井美穂です。どうぞよろしくお願いいたします。 私は、日本国教育基本法の民主党案の提出者になっておりますので、本日は、政府の皆様方のみに質問をさせていただきたい。どうぞよろしくお願いをいたします。 教育基本法は理念法でございますけれども、この理念に基づ...全文を見る |
○高井委員 私も、とりわけ日本を愛する気持ちは強いと思っています。 その愛国心の表現の仕方は人それぞれ、さまざまでありましょうし、それぞれに日本を大事に思う気持ちをいろいろな形で持っていただければいいというふうに思ってはおりますが、先ほど大臣が答えられた子供をめぐるさまざまな...全文を見る | ||
○高井委員 ありがとうございます。大変御丁寧な答弁をいただきました。 まさに他者への理解、他者の痛みを知る、痛みを理解しお互いに支え合ってやっていく、まさにそういう人格を形成する、完成された人格を形成することこそ教育の目的の一つでもあろうかというふうに感じながら今聞きましたけ...全文を見る | ||
○高井委員 残念ながら、私は二条を拝見するだけでそこまでの思いに至りませんでした。ということは、逆に言うと、もうちょっとはっきりとわかりやすく、本当にだれが見てもわかるような形で盛り込んでいただける方がいいんじゃないかという思いを込めてお願いをしているわけでございます。ぜひとも御...全文を見る | ||
○高井委員 もちろん指導も大事なことなんですが、やはりそれを教える先生自身が他人をよく信頼し、また大人がまず他人を信頼しているという社会でなければ、なかなか子供にだけ教えることはできないというふうに冒頭に重ねて申し上げたいと思っています。 保護者の側、私も保護者の一人でござい...全文を見る | ||
○高井委員 政府案の六条第二項に、今回、学校教育の役割が規定されております。特に、この学校教育に求められている役割は何だとお思いになられますか。 | ||
○高井委員 それをぜひ実現していただくためにも、この人的、物的条件を備えるための財政措置というのは大事な要件になると思います。ぜひともよろしくお願いをしたいと思います。 我が党案では、何度も質疑がありましたけれども、財政措置について明確に規定をしております。OECDのパーセン...全文を見る | ||
○高井委員 民主党案の方が、より積極的に規定したという点があると思いますが。 昨日の質疑で、鳩山委員からも質問がございましたけれども、すべて国民、国民一人一人はと、今御説明いただいたところにも入っておりますが、何人もにすることはできないのでしょうか。つまり、国民だけでなく、日...全文を見る | ||
○高井委員 大臣、いかがでしょうか。そのような御説明がありましたけれども、これは政治的にやろうと思えば可能だと思います。いかがでしょうか、何人もの規定について。 | ||
○高井委員 国民のみ育成するということは、非常にある意味で排他的ではないかと、私は人権の感覚から残念でございます。ぜひとも検討していただきたい。 つまり、民主党案では、第七条にもありますが、普通教育を受ける権利を有する者は、何人もであって、義務教育を課する者は、国民というふう...全文を見る | ||
○高井委員 現行の教育基本法の審議の際に、家庭教育は広い意味で社会教育に含まれるというふうな政府の答弁がなされておりました。今回新たに規定を置いた理由をお聞かせいただきたいというふうに思います。 いわゆる当時の概念から、社会教育とは今回は切り分けて規定したということなんだろう...全文を見る | ||
○高井委員 では、今回の法案が、家庭の子育て力の回復、地域の子育て力の回復に効果はあるというふうにお考えになりますでしょうか。つまり、これに基づいて何か関連の法案等整備がなされるのか、教えていただきたいと思います。 | ||
○高井委員 本日のトップのニュースでもございましたとおり、ほぼ全紙が取り上げております、底見えぬ少子化、衝撃一・二五というふうになりました。団塊ジュニアのはしりの方の世代が私でございまして、三十から三十四歳の人口というのは、第二次ベビーブームで大変多うございます、私は三十四歳なの...全文を見る | ||
○高井委員 家庭の重要性を言うだけでは、少子化は解消されません。多分、家庭の重要性を聞けば、重要じゃないと答える人はいないんじゃないかと私は思います。みんなわかっているんですよ。それでも子供が産めないのはなぜなのかということをよく考えて、世界の先進国がさまざまに努力している中で、...全文を見る | ||
○高井委員 大臣は恐らく、重要性は何度も言わなくても当然御認識だろうというふうに思った上でお聞きしました。そして、それも盛り込まれているにもかかわらず、ではなぜ実態が伴わないのかということが問題でありまして、お金が足りないんです。国の施策に対する支援が足りない。それは、家庭への経...全文を見る | ||
○高井委員 今、五歳児で約三%の子供のみ幼稚園にも保育園にも通っていない、実質は九七%の子供が通っているという中で、待機児童も多い、二万人から三万人いるというふうに思います。これを例えば五万人と推計したとしても、保育所入所児が約百九十九万から二百万人のうちの二・五%であって、ちゃ...全文を見る | ||
○高井委員 親と行政の都合で子供が幼稚園と保育園に分けられているのはおかしいという指摘を元文科大臣の町村さんもされて、小坂大臣もそのようにお答えになっておられました。だからこそ、縦割りの弊害を排除するには、思い切ってそういうふうにするしかないというふうに思っています。 具体的...全文を見る | ||
○高井委員 ありがとうございました。 ————————————— | ||
○高井議員 失礼いたします。突然の御質問で、回答させていただきます。 私どもの考えとしては、保育所が要らないというわけではなくて、幼稚園と保育園、双方の理念を持つもの、両方のものを子供のための質のよい施設として提供し直したいというふうに考えておりまして、こども園は、残念なこと...全文を見る | ||
06月06日 | 第164回国会 衆議院 環境委員会 第17号 議事録を見る | ○高井委員 ただいま議題となりました鳥獣の保護及び狩猟の適正化に関する法律の一部を改正する法律案に対する修正案につきまして、民主党・無所属クラブを代表し、提案の趣旨を御説明いたします。 政府が提案している改正案は、鳥獣の保護と鳥獣による被害の防止の両立といった観点からは、抜本...全文を見る |
06月08日 | 第164回国会 衆議院 教育基本法に関する特別委員会 第12号 議事録を見る | ○高井議員 お答え申し上げます。 我が党案では、第二条に何人に対しても学ぶ権利を保障し、加えて、第三条二項において、「何人も、人種、性別、言語、宗教、信条、社会的身分、経済的地位又は門地によって、教育上差別されない。」というふうに定めており、この項目で男女の平等を含むものであ...全文を見る |
○高井議員 我が党案におきましても、もちろん子供の視点というのを一番大事に考えながら法案をつくりました。 我が党案におきましては、第二条に、学ぶ権利の保障という規定を新設しております。これは、すべての子供が漏れなく学習する権利を享受する、そのためには、これを教育基本法に明示す...全文を見る | ||
○高井議員 お答え申し上げます。 民主党案の第六条二項におきまして幼児期の子どもに対する無償教育の漸進的な導入等も盛り込んで、私たちは、あくまで、親が経済的に豊かかどうか、そういうことを別にしましても、やはりすべての子供にはできるだけ教育、保育のいい環境が与えられるようにとい...全文を見る | ||
○高井議員 御指摘のとおり、核家族化も進んで、私どもの子供の数は二人が平均ですので、確かに、集団生活として子供同士が切磋琢磨する状況が少なくなってきている現状は本当に御指摘のとおりでございます。だからこそ、集団生活において規範やルールを教育の過程で身につけるということがさらに大事...全文を見る | ||
○高井議員 御指摘いろいろとありがとうございます。 まさに、民主党の日本国教育基本法案には、前文にその文言が盛り込まれております。読み上げますと、「我々が目指す教育は、人間の尊厳と平和を重んじ、生命の尊さを知り、真理と正義を愛し、美しいものを美しいと感ずる心を育み、創造性に富...全文を見る | ||
○高井議員 私どもも、まさに山田議員おっしゃるとおりだというふうに思っておりまして、考え方を一にするところです。そして、食と農、それ自体が伝統と文化であると私は思っております。 私の生まれた町の近くにも里山や棚田がありますけれども、そういう普通の日本の伝統的な風景が今は失われ...全文を見る | ||
10月19日 | 第165回国会 衆議院 青少年問題に関する特別委員会 第2号 議事録を見る | ○高井委員 民主党の高井美穂です。 当委員会では初めての質疑でございます。ぜひよろしくお願いいたします。 私は、犯罪から子供を守るための対策について中心にお伺いをしたいと思います。 子供の問題は即大人の問題であるというふうに思っています。大人が子供に与える影響がよくな...全文を見る |
○高井委員 このプラン自体は内閣府が統括して、所管してまとめられたということでございますけれども、先ほどの井脇委員の話にもありましたように、どこが責任を持って最終的に実行に移すのか、私も大変にそれを心配しております。調整機関として頑張るという御発言も大臣からございましたけれども、...全文を見る | ||
○高井委員 私も、日本の政府には子供のことを中心に、全般に扱う役所がないと思って、本当に井脇委員と同じような問題意識をすごく持っています。 文部科学省が教育で、厚生労働省は保育、雇用、警察庁は犯罪、非行、内閣府はこうしたように調整や最終責任を負うことは言えども、これはあちらで...全文を見る | ||
○高井委員 このフィルタリングに関する認知状況といいますか、一般の方々の認知それから事業者間の認知、そこはいかがでしょうか。 | ||
○高井委員 お配りした資料を見ていただきたいんですけれども、これは、警察庁からいただきました「「出会い系サイト」に関係した事件の検挙状況について」という資料でございます。平成十八年八月四日発表でございますので、近々の資料でございます。 この中で、「出会い系サイトへのアクセス手...全文を見る | ||
○高井委員 実に、NTTドコモモバイル社会研究所というところのデータによると、平成十七年三月の段階で、子供、児童の携帯電話保有率、小学生が二四・一%、中学生は六六・七%、高校生に至りましては九六%の子供が携帯電話を保有しているということでございます。 それに比べて、四〇%の周...全文を見る | ||
○高井委員 前向きな御答弁をいただきまして、感謝を申し上げます。 そして、もう一歩踏み込んで、対策の提案をしたいと思います。 携帯電話が、インターネット、いわゆるiモードへの接続サービスを提供するに当たって、一つは、携帯電話の販売店、直営のドコモショップとかそういうショッ...全文を見る | ||
○高井委員 技術的に可能だということでございますが、いろいろなやり方があって難しいということもよく承知をします。ただ、これはぜひ、この分野は研究開発が進んでいると思いますので、何段階か、例えばホワイト方式、ブラック方式というのはいろいろあるんでしょうけれども、それも選択肢に含めな...全文を見る | ||
○高井委員 ありがとうございます。ぜひ御期待を申し上げたいというふうに思います。 出会い系サイトというのに絞って言いますと、無料で提供されているものが多いんですね。私も実は、この質疑をするに当たり、ちょっとアクセスをトライしてみました。そして、いろいろなことを調べたところ、ス...全文を見る | ||
○高井委員 ありがとうございます。ぜひともよろしくお願いいたします。 それこそ、当委員会で前回質疑されましたインターネット異性紹介事業を利用して児童を誘引する行為の規制等に関する法律、いわゆるこれが出会い系サイト規制法でございまして、平成十五年に成立し、十二月から施行。これは...全文を見る | ||
○高井委員 ぜひとも今後ともよろしくお願いいたします。ありがとうございました。 | ||
10月25日 | 第165回国会 衆議院 教育基本法に関する特別委員会 第2号 議事録を見る | ○高井議員 私は、民主党・無所属クラブを代表して、継続審議となっております民主党の議員立法、日本国教育基本法案について、その趣旨を御説明申し上げます。 人なくして国なしです。民主党は、あすを担う人材を育てることこそが最重要課題と位置づけ、新たな文明の創造を希求し、未来を担う人...全文を見る |
10月30日 | 第165回国会 衆議院 教育基本法に関する特別委員会 第3号 議事録を見る | ○高井議員 元気に答弁をさせていただきます。 民主党案は、まず前文で、我が国が直面する課題について、「人と人、国と国、宗教と宗教、人類と自然との間に、共に生き、互いに生かされるという共生の精神を醸成する」、この必要があるということをうたっております。 そして、共生やコミュ...全文を見る |
10月31日 | 第165回国会 衆議院 教育基本法に関する特別委員会 第4号 議事録を見る | ○高井議員 斉藤委員にお答え申し上げます。 私どもも混同しているわけではございませんで、今おっしゃったような概念で、生涯学習という大きな枠組みの中に社会において行われる教育、社会教育ということで、こういう意味を包摂しているというふうに考えています。 昭和二十二年に現行法が...全文を見る |
11月01日 | 第165回国会 衆議院 教育基本法に関する特別委員会 第5号 議事録を見る | ○高井議員 お答え申し上げます。 土肥委員のおっしゃることはわかりますけれども、我々の考え方として、なぜこういうふうな法案を出したかということについて主に申し上げたいと思っています。 おっしゃったように、ポストモダンの中で問題点の一つとしては、やはり物質文明偏重主義という...全文を見る |
○高井議員 御指摘のとおり、もう一歩踏み込んだ形では書いておりますが、先に申し上げたいのは、私は、虐待とか育児放棄とか、今起こっているようなことは犯罪だと思っておりまして、それはやはり関連法制並びにそれこそ処罰の対象としてきちんとチェックしていかなくてはならない、そういう具体的な...全文を見る | ||
11月09日 | 第165回国会 衆議院 教育基本法に関する特別委員会 第9号 議事録を見る | ○高井委員 民主党の高井美穂と申します。 私は、民主党案の日本国教育基本法案という法案の提出者の一人でもあります。本日は本当に、すべての参考人の皆様から大変貴重な御意見を伺いました。質疑にとても参考になる御意見ばかりでしたので、引き続き質疑をより深めてまいりたいというふうに思...全文を見る |
○高井委員 結構でございます。というか、私たちもアピールが足りなかったのか、こういうのを出しておりますので、ぜひ参考人の皆様全員にお送りをしたいと思います。 ただ、常に与党の皆さんからも、民主党は対案を出せ出せ、こういうふうに言われます。今回なんかも対案をちゃんと出したんです...全文を見る | ||
○高井委員 ありがとうございます。 私は全く藤田参考人の意見に賛同するものでございまして、そういう立憲主義をもとに、憲法に準ずる法案として「日本国」というものをわざわざタイトルにつけました。その上でさらに、これから二十一世紀を生きていく子供に何が必要かということを一生懸命考え...全文を見る | ||
○高井委員 まさにその国民の教育権というところを私たちは、第二条に「学ぶ権利の保障」ということで、何人も教育を受けてもらう権利を有するということでちゃんと新たな条項として書き込んでおります。これは政府案にも現行法案にもございません。この点、特に我々は違う点として強く書き込みました...全文を見る | ||
○高井委員 本当に繰り返しさまざまな議論がずっとされてきた中で、そこで我々は、では、制度か仕組みに少し工夫を加えなきゃいけないんじゃないか、そういう思いで、一つ提案のような形で、教育委員会を廃止するということまで踏み込んで書き込みました。 若月参考人は教育長でいらっしゃるわけ...全文を見る | ||
○高井委員 まさに、さっき言われた予算権限とかいうことは首長にあるわけですから、首長部局に一元化しちゃった方がいいのではないかと私は逆に思いました。 というのは、実際に教育長のお立場ではなかなか教育委員会の否定はできないとは思いますが、ただ一つ、その提案といたしまして、やはり...全文を見る | ||
○高井委員 問題提起されたことはまさに我々と問題を共有しておりまして、そのための改革ということで、我々の案として我々は検討しているところであります。 この話は大変長くなる話でございますので、教育委員会制度についてはひとまずここで終わらせていただきたいと思うんです。 未履修...全文を見る | ||
○高井委員 教育の世界にすべての数値目標というか、例えばいじめをゼロにするとか、そういうことも数値目標として設けるのはとてもおかしいことだと思っていまして、確かに競争というのはとても大事ですし、競争がない教育の現場というものは私はないと思っています。さらに過度に競争を促すように進...全文を見る | ||
○高井委員 おっしゃるとおりだと思います。 最後になりましたけれども、藤田参考人に最後に一つだけお伺いしたいんですけれども、さっき申し上げたように、例えば数字的な目標というのは私は教育の世界にそぐわないというふうに思っております。 そういう中で、教育基本法にも、我が党案に...全文を見る | ||
○高井委員 ありがとうございました。感謝申し上げます。 | ||
11月14日 | 第165回国会 衆議院 教育基本法に関する特別委員会 第11号 議事録を見る | ○高井議員 まさに前原委員が先ほどおっしゃったとおりの、我が党案も、京都の事例もさまざまに参考にしながら、コミュニティ・スクール、地域立の学校ということをかねてから主張してまいりました。 そして、伊吹大臣が先ほどおっしゃったこと、私どもの意見に大変近いんですが、我々は、よりも...全文を見る |
○高井議員 その言葉どおり受け取っていただけたらと思います。 | ||
○高井議員 お答え申し上げます。 この条文は、機会均等の保障と水準の確保を国が責任を持って行うということで、具体的には、機会を保障するということは財政的支援を行うということでございまして、水準というのは学習指導要領などで基準を示すということで、責任の所在を明らかにいたしました...全文を見る | ||
○高井議員 お答え申し上げます。 もちろん、いろいろな意味で国に責任はありますけれども、やはり現場の責任は、最終的に学校現場で解決していただこうという意味で、より学校現場での責任を明確にするという形で盛り込みまして、国がやるべきことは、事細かく、逐一現場のやり方に指導したりや...全文を見る | ||
11月15日 | 第165回国会 衆議院 文部科学委員会 第5号 議事録を見る | ○高井委員 民主党の高井美穂と申します。 教育特の方では、民主党の法案の提出者の一人といたしまして大臣の横の方の末席を汚しておりますけれども、本日は、大臣との質問は初めてでございます。どうぞよろしくお願いをいたします。 日ごろ、本当に連日連夜にわたりまして真摯な対応で答弁...全文を見る |
○高井委員 とりわけこの委員会で、先日の笠委員の質問に答えても、逆に質問したいんですがと、民主党案はこういうところが問題じゃないですかというふうにお答えになられたので、笠委員が再度手を挙げて、大臣のお考えを聞きたいのですと、民主党案についてのここが悪い、あそこが悪いではないという...全文を見る | ||
○高井委員 先ほどの、万が一謝礼金が払われているということであれば、きちんとそれも精査して理事会に提出をしていただきたいというふうに思います。 それに加えて、今、別途広告費用のお金がかかっているという御答弁がございました。恐らく新聞広告、テレビ、ラジオ等もCMをやっていたので...全文を見る | ||
○高井委員 今のは出せるということでよろしいんですか。 | ||
○高井委員 今の御答弁がよくわからなかったので、出せるか出せないか教えてください。精査中、調査中はわかります。出せるか出せないか。できるだけ早く、出せればいただきたい、できればで結構ですから。できればというか、できた段階でできるだけ早くいただきたいので、イエスかノーかで御答弁を。 | ||
○高井委員 私は出せるということで理解をいたしました。 では、でき次第提出していただきますように、委員長にお願いを申し上げます。 | ||
○高井委員 ありがとうございます。 なぜ私もタウンミーティングのことから入ったかといえば、先日、これは教育特の方に出された資料でございますか、八戸市の教育委員会に対してタウンミーティング担当室から、このやらせ発言の依頼のメールが提出をされました。そこの中に、「文科省依頼分(三...全文を見る | ||
○高井委員 今の御答弁からすると、島根の件はやらせではなかったという御答弁だったので、この答弁はうそではないという御趣旨だったと思います。ただ、一件でもやらせのケースが出た以上、やはりほかのケースも本当にやらせじゃないのかという疑いが出るのは当然だろうと思います。 まさにこの...全文を見る | ||
○高井委員 私も藤村先生と大臣とのやりとりはずっと聞いておりまして、非常に建設的だったと思いますし、認識の背景も一致していることも多うございます。私も先ほど大臣の答弁に一致していることも多うございますが、だから教育委員会を、もうそんな教育委員会だったら取っ払ってしまえという意見と...全文を見る | ||
○高井委員 副作用もわかっておりますし、プラスマイナス両面あるのはもう本当に承知しております。それで、あえて議論を前に進めていくより、副作用の点も、いい面もわかっていただくことが必要だと思いまして、まだまだたくさん私は議論したいなということで今お聞きをいたしました。 もう時間...全文を見る | ||
○高井委員 アメリカの話が出たので、アメリカは大学進学適性資格というんですか、一応、一斉の資格試験という形でございますよね、そういう形も検討することも一つの案かなと思います。 ありがとうございました。 | ||
12月07日 | 第165回国会 衆議院 青少年問題に関する特別委員会 第4号 議事録を見る | ○高井委員 民主党の高井美穂と申します。 本日は忙しい中、各大臣初め、ありがとうございます。先ほど来からさまざまな論点が出ておりますが、重複するところは、通告をしておりましたけれども避けて、せっかく大臣、副大臣等お見えですので、中心に御質問をしてまいりたいというふうに思ってい...全文を見る |
○高井委員 ありがとうございます。 今の土屋政務官のお話を聞いておりまして、まさに市町村の取り組みで、ぜひふやすところをふやしてほしいというようなことを私も感じてはおりますが、ただ、そうなる上には、なかなか財政が厳しいという現実があります。 そういう中で、設置基準の見直し...全文を見る | ||
○高井委員 ありがとうございます。ぜひ進めていただきたいというふうに思います。 三十万で約一児童相談所というと小選挙区一つぐらいの数になると思いますけれども、今、それすら満たされていないというのは、私はある意味で愕然といたしまして、この間の相談件数の増加ぐあい、それから、私な...全文を見る | ||
○高井委員 まさに政治家ベースで折衝してほしいというお話ではないかと思います。ぜひ、武見副大臣、土屋政務官、よろしくお願いをいたしたいというふうに思います。 立ち入りまで行って子供を死なせたケースはないということでございましたが、死亡事例の数を見るだけでも、平成十一年からの累...全文を見る | ||
○高井委員 ありがとうございます。 とりわけ、やはり性的虐待の件なんか、大人の方が隠したがり、大人の方が子供に、これはだれにも言うなよと言いながら続けているような感じが多いということを聞きます。だからこそ子供は、黙ってしまったり、どこに言っていいのか。この手紙の中に、毎晩同じ...全文を見る | ||
○高井委員 済みません。 では、ということを申し上げて、最後に高市大臣に、こういう後のプログラムのケースもぜひ御検証いただければと思いますが、一言、御感想を兼ねてお願いを申し上げます。 | ||
○高井委員 済みません、十分までと勘違いしていて長くなりました。失礼しました。 ありがとうございました。 | ||
12月13日 | 第165回国会 衆議院 教育基本法に関する特別委員会 第13号 議事録を見る | ○高井委員 民主党の高井美穂と申します。本日は三十分でございますが、よろしくお願いいたします。 少し時間が押してしまって、まずタウンミーティングの件について官房長官にお聞きしたかったんですが、記者会見ということで退席されたので、下村官房副長官、よろしくお願いいたします。 ...全文を見る |
○高井委員 広告宣伝費もそんなに多岐にわたっているというお話らしいんですが、先ほど中井先生の質問の中にもありましたけれども、タウンミーティング一回で一千万近くかかっているというのは、常識的に考えて、これはかかり過ぎだと思いますよね。それとは別に、さらに広告宣伝費がまだ整理されてい...全文を見る | ||
○高井委員 大変に驚きました。やらせがあったミーティングの件も含めて、一千万を超えて税金が使われているということは大変問題だと思いますし、ぜひこれは国会会期内のうちに院内でも詳しいことを、税金の使い方ですので、院で国民の皆さんに聞いてもらえるように議論するということが大事だと思い...全文を見る | ||
○高井委員 ありがとうございます。 官房副長官、もう一点だけお聞きさせてください。 この十二時に発表される資料の中には、今申し上げたような広告宣伝費の分も全部入っているというふうに考えてよろしいですね。 | ||
○高井委員 副長官、ありがとうございました。次の御予定があるということですので、本題の方というか、大臣並びに総理に対しての御質問に移らせていただきたいというふうに思います。(発言する者あり)ごめんなさい。できている分だけで結構ですので、ちゃんと出していただけるということで……(発...全文を見る | ||
○高井委員 ちゃんと出していただけるように再度お願いを申し上げます。それで、院内で議論をしていただけるようにもお願いを申し上げたい、ぜひ理事会でも協議をしていただきたいというふうに思います。(発言する者あり)議運の方ですか。ごめんなさい、院のことが私もよくわかっていなくて。 ...全文を見る | ||
○高井委員 つまり、安倍内閣として出される法案の一つの背景になる部分も、そこの提言が組まれた場合、あるわけですよね。 そうなってくると、例えば私が教育の議論をする中で、教育再生会議の中でこんな議論があって、それでこういう政策が出されてきたという場合に、それはどこにお聞きすれば...全文を見る | ||
○高井委員 私が一つ懸念していたのは、どんどんどんどんいろいろな形で外に会議が持たれる、つくられることによって、ここで議論したことをそっちで引き続き議論してもらうというか、移して議論をするという形になるのかどうかはわかりませんけれども、院の中でもっともっと議論をしてつくり上げた方...全文を見る | ||
○高井委員 わかりました。ありがとうございます、私によく説明していただいて。 というか、ほぼ感覚として、やはり自民党、公明党が中心につくっている法律が、そういうさまざまな諮問機関の提言を背景にできてきているのではないかという感覚がしておりましたもので……(伊吹国務大臣「そのと...全文を見る | ||
○高井委員 その導入に当たっても、場所、時間等、いろいろなことを丁寧に検証していただきたい、また次の国会でぜひお聞きしていきたいと思います。 それで、申しわけない、私は一つだけお願いしたいことがあります。 私は児童虐待防止法の改正の法案に取り組んでいるんですけれども、安倍...全文を見る | ||
○高井委員 ありがとうございました。 |