高井美穂

たかいみほ



当選回数回

高井美穂の2007年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月07日第166回国会 衆議院 予算委員会 第4号
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○高井委員 民主党の高井美穂と申します。  私は、この二月でやっと議員生活が丸三年になりまして、私のような議員歴の短い人間がこうした予算委員会の場で質問に立たせていただきますことを、まずもって感謝を申し上げたいと思っております。  引き続き、午後の一番から、冒頭から質問に入り...全文を見る
○高井委員 私も、柳澤大臣がすごくお孫さんを大事にしておられるお話、またお嬢様も職業を持っているお話、もう実は、うわさのレベルですけれども、お聞きをしたことがあります。だからこそ、なぜこういう御発言が出たのか、大変残念でございます。  私は、三十分御講演があった話を当然全部は聞...全文を見る
○高井委員 今、どういう御認識でこういう発言が出たのかということをお聞きしているのであって、つまり、かなり強調しておられますよね、申しわけない、申しわけないとは言いながら、産む役目の人が一人頭で頑張っていただかなくてはならないと。  つまり、少子化の問題、子供の問題自身がとりわ...全文を見る
○高井委員 済みません、謝ってくれと私は申し上げているのではなくて、発言の趣旨、それから、どういうおつもりで少子化政策を進めていかれるのか、つまり、なぜ少子化対策が必要だとお考えなのか、そこからお聞かせください。
○高井委員 そうおっしゃる割には、この発言の最後には、一・二六まで特殊出生率が下がったからそれを上げなくてはいけないというふうにおっしゃっていますよね。  そもそも特殊出生率を上げるのは何のためなんですか、大臣の御認識をお聞かせいただきたいと思います。少子化対策というのは、要す...全文を見る
○高井委員 少子化という問題がとりわけ言われ始めて、一番最初に対策がとられたのは、一九九四年が、エンゼルプランといって、スタートでございました。それからはや十三年も超えております。既に社会はもう変貌してしまっていて、今の社会に合わせて制度が変わっていないから、ついてきてこないから...全文を見る
○高井委員 引き続く質問にも一言お答えいただきたいんですけれども。  では、年金制度改革、三年前の年金制度法案をこの推計に合わせてもう一回また改正しなくてはいけない、もしくは抜本的に年金を変えなくてはいけないというおつもりですか。あのときの、百年安心と言った年金制度は、もう既に...全文を見る
○高井委員 多分、少子高齢化というよりも少子高齢社会に既になっていて、もう随分前から、こういうふうになるんではないかということは、もう二十年も前から恐らくわかっていたことだろうと思うんですね。だから、急いでやらなくては、急いでやらなくてはと言いながら、多分対策が後手後手に回ったこ...全文を見る
○高井委員 それならば、ぜひ御発言に御注意をしていただきたいというふうに思います。健全なという言葉をお使いになるだけでも、二人持てる、私は二人持つことができましたけれども、持ちたくても持てない、産みたくても産めない、例えば病気で子宮を失った人もやはりいるわけでございますから、そう...全文を見る
○高井委員 まさに社会全体で取り組んでいかなくてはいけない、だからこそ大臣の御発言には、ぜひ細やかな気遣いをいただきたいというふうに思うんです。そうしないと、新少子化対策をやるんだ、社会全体でやるんだと言いながらも、やはりこういうふうに女性を見ているんだということであれば、まさに...全文を見る
○高井委員 しかしながら、現実的には、産みたい人が産めていないという現実があって、出生率がどんどん下がっているわけですね。だから、多様な価値観を許すこと、ぜひ御発言に留意をしながら、使っていただきたいというふうに思っています。  それで、一つ、生殖補助医療のことに関して、私は法...全文を見る
○高井委員 確かに、これは生命倫理の価値観の問題も絡んで大変難しい問題だということは承知をしておるつもりです。しかしながら、先ほどの助産師の件でもそうでございますが、現実的にこういう子供たちが毎年毎年生まれている中で、やはり、ちゃんとした規制を、ルールをつくるということは一刻も早...全文を見る
○高井委員 難しい難しいと言いながら、現実がもう既にそうなっている以上、どんどん政治の場の方がおくれてしまっていることは大変残念でございます。やはり、この少子化対策でもそうですけれども、さっき申し上げたエンゼルプランから約十三年にわたって、恐らく累計では随分予算をつぎ込んできたの...全文を見る
○高井委員 数字だけではなくて、書いてある要望事項等もぜひこの場で、この場でというか政治の場で、いろいろな法制度、サービスの不備とかを直すためにも、ぜひ早急に私どもにも見せていただきたいんです。これはぜひ早急に提出をしていただけるということを約束願えませんか。
○高井委員 ありがとうございます。  この委員会にもぜひ提出をしていただきたいと思いまして、理事会でぜひ協議していただきたく思います。お願いします。
○高井委員 そこで、そもそもこの障害者自立支援法において、なぜ子供が適用の対象なのかということをお聞きしたいと思っています。つまり、成人を対象としてつくられている制度ではないかというふうに思うんです。  つまり、児童は保護者による保護が必要なわけですよね。そして、障害児には、と...全文を見る
○高井委員 幾らその軽減措置をとられたといいましても、やはり三年間でしかない。その三年後、障害を持つ子供たち、障害を持った方々は、三年だけ障害があるわけじゃなくて、ずっと、一生障害とおつき合いをしていかなくてはいけない、生活していかなくてはならない。当然、三年後どうなるんだろうと...全文を見る
○高井委員 とりあえず予算措置が今回つきましたけれども、次の見直しまで、それまでに何人もの子供たちが少しずつ減らすことがあるんじゃないかということを懸念しております。  次の、三年後と言わず、できるだけ早く見直しのことも検討していただきたい。ここまで大幅に予算を投入しなくてはい...全文を見る
○高井委員 まさに教育の現場で、予算の制約があって、学校に行きながらも福祉のサービスを利用してできるだけ社会に溶け込もうと努力しておられる子供さん方が多いわけですから、そこを軽減するということは必ず必要なことだと思います。  伊吹大臣がおっしゃった納税者の理解というものに関して...全文を見る
○高井委員 まさにこの障害者自立支援法の根本的な問題は、障害が重い人ほど負担が重くなるということであると思います。  応能負担から応益負担へということで変わったわけですけれども、つまり、障害を持った方がサービスを受けて、サービスをかりて普通に生活することは、それは益なのかどうか...全文を見る
○高井委員 前向きな御答弁をいただきまして、ありがとうございました。  時間が来たので終わります。ありがとうございました。
02月28日第166回国会 衆議院 予算委員会第四分科会 第1号
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○高井分科員 民主党の高井美穂です。  お時間をいただきまして、ありがとうございます。連日お疲れさまでございます。  通告に従いまして、小中学校の耐震化の件、それから学校法人への株式会社の参入問題、それから、時間があれば給食費未納問題についてもお聞きしたいと思っておりますが、...全文を見る
○高井分科員 だからこそ、ちょっとお聞きをしてみたかったわけなので、それで、そのように述べていただくのは十分結構なのでございますが、私は、国会の中でバターに例えておっしゃったかどうかは存じておりません。国会の中で、メタボリックになるというようなことはおっしゃったことはないんじゃな...全文を見る
○高井分科員 そういうことだろうと思いますけれども。私は、個があって、かつ、自分を大事にすることができる人はみんな友人も大事にできる、そういう個を大事にすることも前提にしながら公共を大事にするという社会が本当はあるべきでないかと思っていますし、その点では多分同じであろうと思います...全文を見る
○高井分科員 今お聞きなさったとおり、まだ半分ですよね。私の生まれた徳島県におきましても、徳島はとりわけ低くて今三七・八%の耐震化率ということでございまして、調査の方はやっと六五%と全国平均に近くなっておりますが、大変私は懸念をしております。  というのも、やはり今世紀前半にも...全文を見る
○高井分科員 昨年度の予算ベースでお聞きしましても、今年度も一千百四十億の予算を計上されておりますが、この予算で大体例年どおりで考えればどれぐらい進むかということをお聞きしたら、やはり三%という話でした。ということは、残り四五%あれば、少なくとも十五年近くかかってしまうということ...全文を見る
○高井分科員 LECだけではなく、特区で申請をして始めた大学が幾つかあると思うんですが、ほかの県等ではこのような問題は起きていないのか。また、法令違反まで至らなくても、ちょっと問題点がある県があるのか。LECだけの問題ではなくて、幾つかほかの大学でもこれに近い法令違反があるという...全文を見る
○高井分科員 今、大臣もお聞きなさったように、さまざまな問題点が今指摘されているということでございますけれども、私が少し懸念しておりますのは、まさにこういう問題が起きることもしかりながら、やはり、株式会社が入った場合、運営母体の株式会社の経営が悪化した場合の買収の懸念、もしくはま...全文を見る
○高井分科員 野党の悲しさながら、やはり政府の方の方針に合わせて私たちも、何が間違っているか、どうすればいいのかということを考えて動いていくわけでございまして、もちろん、官が行き過ぎ、官がやり過ぎていたら民の力が必要だというふうな考えでスタートはしてきたものの、やはり、民の力を導...全文を見る
○高井分科員 ありがとうございました。  最後まで行けませんでしたけれども、御協力ありがとうございました。
03月15日第166回国会 衆議院 本会議 第13号
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○高井美穂君 民主党の高井美穂です。  私は、民主党・無所属クラブを代表して、児童手当法の一部を改正する法律案について質問をいたします。(拍手)  質問に先立ちまして、国民生活に直結する重要な予算、法案審議において、数の力に物を言わせた強引な国会運営を推し進める与党に対し、強...全文を見る
03月16日第166回国会 衆議院 文部科学委員会 第4号
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○高井委員 民主党の高井美穂です。おはようございます。質疑、よろしくお願いいたします。  まず、質問に入る前に、一つ大臣にぜひ教えていただきたいと申しますか、私はまだ議員として当選回数が浅いもので。  今回の独法の所管庁は文化庁でございますよね。だから、当然この独法の最高責任...全文を見る
○高井委員 説明していただいたとおりのことはよく理解できました。  ただ、そうはいっても、国会でこの質問がこういう日程になるのは割と直前にならないとわからないわけでございますし、この法案の最高責任者は一応文化庁長官ということでございますので……(伊吹国務大臣「いや、それはそうじ...全文を見る
○高井委員 他の委員会との兼ね合いもあられるし、副大臣というのは、それはそれでいい機能になっているんだろうとは思いますが、ただ、大臣という最高責任者が答えられるのと、副大臣という立場、やはりそれはある意味で重みが違うと思います。  それに、文化庁長官になぜお聞きしたかったかとい...全文を見る
○高井委員 それは私もそうするつもりです。細かい数字を細かく大臣にお聞きするつもりはございません。  ただ、この劣化問題が明らかになって、また、隠ぺいのことが明らかになったときに、これはある雑誌か何かのインタビューで当時の文化庁長官河合隼雄さんが、壁画はぼろぼろ、ばらばらという...全文を見る
○高井委員 だから、私もさっき申し上げましたけれども、マスコミを通じてしかこのことを調べることができなかったので、だから国会でぜひとも答弁していただきたいというふうに思ったわけでございます、文化庁次長のこの件に関しても。だから、文化庁長官にぜひお聞きしたかったんですけれども。
○高井委員 では、この件に関して、きちんとした通告はしていないんですけれども、今お答えできますでしょうか、前任者のこの御発言について承知をしておられるかどうか。高松塚古墳の件に関してどのように対応、対応というかお考えになっておられるか、次長の立場でお願いをいたします。
○高井委員 厳粛に受けとめているということは、失敗はなかったということなんですか。間違いはなかった、落ち度はないということの意味なんでしょうか。ちょっと教えてください。
○高井委員 もう一度確認させてください。落ち度があったと今おっしゃいましたが、それは、厳しい指摘を受けたことに対して、認識の甘さについて落ち度があったということなんでしょうか。この事実、起こってしまったことに対して、今までやってきたマニュアルの作業、それからカビが生えてしまったこ...全文を見る
○高井委員 その調査委員会の議事録というか、検討結果については公表しておられますね。それで、その内容についてすべて落ち度があったというふうにお認めになっておられるという御答弁でよろしいですか。
○高井委員 承知しました。  今大臣もお聞きになったとおり、まさにこの件は大変な失敗だったということを文化庁もお認めになっておられる。  さらに、もう一つ問題なのは、高松塚古墳という大事な壁画がここまで傷んでしまって、結局石室を解体することに決めましたよね。そのときに、国宝高...全文を見る
○高井委員 まさにみずからが招いた失敗によって結局解体せざるを得なくなったということ、その一因を招いたということで、そういう結果になったわけでございますが。  今回の国会の法案の趣旨というか、書いてあることに、今度新しくできる国立博物館と文化財研究所が統合されてできる国立文化財...全文を見る
○高井委員 大臣、私も、発掘をして、きちんと保存をして、目にさらすことは何も悪いことではないというか、むしろそうするべきだと思っています。それをいけないと言っているのではありません。それに、やはり自然のものですから、マニュアルどおりにやったとしてもカビが生えることだってあろうと思...全文を見る
○高井委員 高松塚古墳のことだけに限らず、さまざまな、こういう発掘の仕方であったり科学的知見であったり、いろいろ研究するんですよね。そういう事業はきちんとやっておられると思っていいんですよね。御確認をお願いします。
○高井委員 わかりました。  ちょっと、本体の法案についてもう少し詳しくお聞きしたいんですけれども、もともと、行革によって独立行政法人の統合が決まりましたけれども、文化財の保存を目的とする博物館と、文化財の調査研究を目的とする文化財研究所では、その性格も活動も基本的に異なってい...全文を見る
○高井委員 先ほどの高松塚古墳の失敗の件の話を聞きましても、国民の貴重な文化財を守るということに説得力が少し薄いような気がいたしまして、大変心配をしておるんですが、具体的に、この組織の統合によって、何か効果が期待できるというふうにお考えなのでしょうか。
○高井委員 格段の質が上がるということに私も期待したいと思うんですけれども、この統合による削減の効果は、予算だけでなく、やはり人の側面もあるだろうというふうに思います。この統合によって、この二つの組織の役員や職員の数、それから出向者の数などは削減される予定になっているのか、具体的...全文を見る
○高井委員 さっき次長がおっしゃったとおり、五年という目標が設定されて、人件費、事業費は五%、管理費は一五%の削減が求められているということでございますし、さらにその上に、一般管理費を一〇%削減するという目標が定められているということですので、大変これは、経営というか、厳しいと思...全文を見る
○高井委員 東京に集約されるということでございますけれども、組織を構成する博物館は東京、奈良、京都、福岡、文化財研究所は東京と奈良というふうに点在をしておりますよね。この点在する組織を結びつけて、さらに統合の効果を生み出してやっていく。  一つに集約をしていくと、やはり事務連絡...全文を見る
○高井委員 この文化財に関係する分野は大変競争原理が働きにくい分野でございますし、機能させてはならない分野でもあるのではないかと思うので、費用の削減をする中でも、行き過ぎた合理化の結果現場の方に支障が出るようなことがないように、科学的研究なり、そこの分野が怠っていったりすることが...全文を見る
○高井委員 ごめんなさい、ちょっとよくわからなかったんですが、より重みが増すというか、ポジションとしてはナショナルセンターとしての機能がより重くなるということでよろしいんでしょうか。
○高井委員 それでは、これは将来的にはどうなっていくのか、お聞きをしたいと思います。  これはむしろ大臣にお聞きした方がいいかもしれませんけれども、この独立行政法人改革というのは、もともと行政改革会議の中で、この最終報告で特殊法人の問題点として、経営責任の不明確性、それから、事...全文を見る
○高井委員 私もその点においてはとても大臣がおっしゃるとおりだというふうに賛同いたしますし、むしろ私どもは、独法自体すべてをゼロベースで見直す中で、民間として存続すべきものはもう民間に任せる、国としてどうしても必要なものはむしろ国営で、直轄でやるとはっきりしていく方がいいのではな...全文を見る
○高井委員 率直な御答弁をいただきましたけれども。まさに前段の部分は、小泉首相がおっしゃったことの部分、大部分は、我々が提案していた、もともと言っていた部分もございます。  ただ、我々は時流に流されて言っているわけではなくて、大臣や自民党と民主党との一番の違いは、どこまでを国が...全文を見る
○高井委員 わかりました。海外の国々との連携からしても、誤解のないようなさまざまな努力というか説明も求められると思いますし、今後もまた頑張っていただきたいというふうには感じております。  さっき大英博物館のお話が大臣からもございましたけれども、私も外国に行って驚くのは、博物館、...全文を見る
○高井委員 ありがとうございました。  もう文化庁も二度とこの高松塚古墳のようなことにならないように、隠ぺい体質だと言われないように、これからも御努力をお願いしたいと思いますし、大臣にもぜひ厳しい御指導をお願いしたいと思います。  ありがとうございました。
03月23日第166回国会 衆議院 青少年問題に関する特別委員会 第3号
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○高井委員 民主党の高井美穂と申します。  本日は、参考人の皆様、本当にお忙しい中、そして、それぞれのお立場から大変貴重な御意見を賜りました。法改正に向けて、大変参考になりましたので、引き続き私どもも頑張ってまいりたいというふうに思っています。  私は、より具体的なことをお聞...全文を見る
○高井委員 ありがとうございました。  私も平湯参考人の御意見に大変強く賛同するものでございまして、やはり裁判所にきちんと関与していただく、そして、現状、子供の身体の危険がある場合は警察とともに立ち入りができる仕組みになっておりますので、やはりそれ以外のところをできるだけ抑制的...全文を見る
○高井委員 まさに現場で頑張っていただいている皆さんに対して一番やりやすい方法をできるように、我々も努力して、法改正や制度運用に対して一緒に協力してまいりたいと思いますので、今のは大変貴重な御意見でございました。ありがとうございました。  続いて、親指導と子供のケアについて、実...全文を見る
○高井委員 やはり金銭的な罰則を少し上げることをまさに視野に入れて法改正を進めてまいりたいというふうに感じています。  そして、最後の質問になると思うんですが、親権制限についてお伺いしたいと思います。  これは平湯参考人にまずお伺いしたいんですけれども、先ほどの意見陳述の中で...全文を見る
○高井委員 本当にこれは、根本的なというか大きなことにかかわる問題なので、ぜひ私たちも、司法制度審議会であるとかで、きちんとした形で、親権のあり方をどうするかというのは長い徹底的な議論が必要であるというふうに考えています。少し長期の考えを持って、この問題にも取り組んでまいりたいと...全文を見る
○高井委員 各参考人の皆様、ありがとうございました。大変参考になりました。
04月13日第166回国会 衆議院 法務委員会厚生労働委員会連合審査会 第1号
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○高井委員 民主党の高井美穂です。  本日は、お時間をいただきまして、ありがとうございます。よろしくお願いいたします。  まず、冒頭、法務大臣にお聞きしたいんですけれども、今回の改正そのもの、条文一つ一つではなくて、全体で厳罰化ではないというふうな御意見でしょうか。少年法の今...全文を見る
○高井委員 では、そういう認識ということで、私もその認識に従って質問をさせていただきたいと思うんです。  不安がいっぱいある社会というのは、やはり国民が犯罪報道にストレス発散の場のような感じを受けているんじゃないかという感じがしております。つまり、メディアの報道も、少年犯罪、と...全文を見る
○高井委員 大臣、そうおっしゃいますけれども、警察官の権限行使の対象に歯どめがないような規定、ないに等しいんじゃないかというふうに私は感じますね。  つまり、それが虞犯少年かどうかわからない少年に対して調査するのであれば、児童福祉的な手法で、それこそ児相が主体でやればいい話であ...全文を見る
○高井委員 私は、やはり警察には、まさに犯罪捜査、また犯罪の摘発、犯罪者の逮捕とか、そっちの方に力を入れていただきたくて、虞犯少年なり少年の事例は、できるだけ福祉的手法、児相の関係者なりに調査の主体を置くという考えでやっていただきたいんですね。  ただ、きちんと調査手続が書き込...全文を見る
○高井委員 柳澤大臣、今お聞きになられたように、一時保護所は大分定員いっぱいであるところも多い。私も視察にも参りましたけれども、余りいい環境に子供たちが置かれているとは思えません、もう大臣も御承知かと思いますけれども。  かつ、今御答弁があったように、一時保護所には、非行少年と...全文を見る
○高井委員 ちょびっとずつでは本当に改善にならないので、力を入れて、予算とともに人の配置もぜひお願いしたいと思います。  そこで、入所児童のうち、被虐待児が約六割に及ぶというあるアンケート調査がございます。それをちょっと御紹介をしたいと思うんですけれども、全国の児童自立支援施設...全文を見る
○高井委員 ありがとうございます。  具体的なことは先ほど福島委員にお答えになったのとほぼ同じだと思いますので、繰り返しは結構でございます。  ただ、よく頑張っておられるのは私もわかるんですが、やはり再犯率が下がっていないのであれば何か問題があるのではないか。日々どんな研究が...全文を見る
○高井委員 いろいろとぜひ検討をしていただきたいなというふうに申し上げます。  そして、再犯がなぜ起こるかということは、やはり、退院した後に親元に戻る、親の状態が変わらない、戻ったときにまた悪い少年たちと同じ状態に戻るというふうな、先ほど大臣の御答弁がございましたけれども。 ...全文を見る
○高井委員 ほとんどのケースの場合ということでよろしいんでしょうか。大体はこうした保護者に措置をするということで、訓戒なり指導をするということでよろしいんでしょうか。この必要があると認めるときというのは、審判の中では大体何割ぐらいのケースに当たるのかわかりますでしょうか。
○高井委員 少年が院を出た後、親元以外に帰る選択肢というのは今日本では極めて少ないので、やはり親に対する指導というか、帰れる場所を豊富に提供するような仕組みをつくっていかなきゃいけないというふうに思っています。  最後に一点だけ、法務大臣に教えていただきたいと思います。  今...全文を見る
○高井委員 大臣のおっしゃる趣旨からいえば、おおむね十四歳未満というふうにした方がいいのではないかと思うんです。十四歳未満で入ることができるようにというよりも、私はそういうふうにぜひ提案をしたい、修正をぜひしていただきたい。その大臣の趣旨からすると、おおむねでも全く、前後そんなに...全文を見る
04月25日第166回国会 衆議院 教育再生に関する特別委員会 第4号
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○高井委員 民主党の高井美穂です。  他の議員と重複するところは割愛させていただきます。そして、本日は、政府の提出された教員免許法の改正案についてのみ集中してお聞きしたいと思っておりますので、どうぞよろしくお願いをいたします。  まず、改正のねらいについてお伺いしたいと思って...全文を見る
○高井委員 ということで私は理解します。  次の、修了認定をどうするかということで、通告した最後の方の質問に大変大きくかかわってくる点ですので、伊吹大臣に確認をもう一度させていただきます。  教育再生会議の意図もちゃんとここに入っている、中教審の意図と折衷案でなされたというふ...全文を見る
○高井委員 承知をいたしました。  そこで、教員にだけ免許を更新する制度にするという理由を、もう少し踏み込んで、これは伊吹大臣にお伺いしたいと思うんです。  ほかの細かな、弁護士であるとか、医師であるとか、介護士であるとか、建築士であるとか、薬剤師であるとか、そういう多々いろ...全文を見る
○高井委員 それで、その上でさらにお伺いをしたいと思うんですけれども、専門性をより高めるということは大事ですし、更新することで資質、能力を高めるということはより大事だと私どもも思っているからこそ、対案を出して、その中で、免許制度全般について考える中で、更新制度という名称ではござい...全文を見る
○高井委員 まさに民主党案のみそがそこなんですね。本当に、養成課程を大事に……(発言する者あり)私、提出者の一人なので、次回、また一時間、時間をいただけるときに民主党案にたっぷり質問したいと思いますが、きょうは政府案にお聞きしたいことがいっぱいあるので、その三十時間講習の中身につ...全文を見る
○高井委員 この三十時間の研修の内容について少し踏み込んだ質問をさせていただきたいんですが、これはまず、全員、すべての現職の教員が同じ研修を受けるというふうに考えていいんですね。政府参考人で結構です。
○高井委員 そこで、その国会での議論を踏まえてということで、中身をお聞きしたいんですけれども、今言ったように、共通のことがほとんどであるというようなお話でした。そして、その上で、かつ、少しずつ多様な要求にこたえるようにしたいというような中身だったと思います。  ただ、たった三十...全文を見る
○高井委員 これはもしかしたら、教員免許を持っていらっしゃる馳先生とかに教えていただいた方がいいのかもしれませんけれども、今言ったような講習の内容というのは恐らく、現場の先生で、ある程度一生懸命やっているベテランの先生方はもう当然のごとくして持っている知識であり、やっていることで...全文を見る
○高井委員 我が党案は百時間ということで、全く政府の三十時間を前提につくっている法案ではございませんので、朝、藤村委員からも、法案提出者からも内容について御答弁があったと思いますので、承知の上で言われたと思うので繰り返しは申し上げませんけれども、現場研修も含めて入っている研修の制...全文を見る
○高井委員 私は修了試験、免許更新研修受講後、試験をするというのを初めて聞きましたので、これは大事なポイントなのでお聞きしたいんですが、試験をするということで、そうしたら、その試験というのは、いわゆる全国学力テストのお話がありましたけれども、全国同じ、教員免許、受講された方が同じ...全文を見る
○高井委員 もう一度確認したいんですけれども、講習の中身はほぼ同じものにするということだったと思いますが、試験は各大学ごとに少々異なるというふうなことも可能性としてあるんですか。
○高井委員 ちょっとわかりにくいので、もう一遍教えてくださいね。それぞれの開設者ということは、一年間に全国で約十一万人が受けるような試験になるんですよね。十一万人がばらばらのところでいろいろ講習を受けます。その中で、一人一人受ける場所が違うときに、少しずつ試験の内容が違うという形...全文を見る
○高井委員 これは冒頭に伺った厳格な修了認定をどうするかということに大きくかかわってくるので、きちんと確認をさせていただきたいんですけれども。  今、筆記試験プラス実技のようなもの、両方を最後にするというふうにおっしゃいましたよね。ということは、大学の先生によって実技なんかの判...全文を見る
○高井委員 今のでよくイメージがつかめました。ありがとうございます。  そこで伺いたいんですけれども。  そうすると、この講習を受けて更新ができない人は余りいないのではないかというふうに感じています。今、教員の資格を大学で取って、それでも教師になれない先生が、ちゃんと教育実習...全文を見る
○高井委員 官房長官、ここの趣旨のところはどうでしょうか。伊吹大臣の御答弁があったんですけれども、どのようにお考えか、お伺いします。
○高井委員 では、やはり、更新講習を受けても免許がもらえないという方も想定されているというふうに感じました。  そうしたら、一年間十一万人ずつ講習するというのであれば、認定講習の最後のところを見る人の、要するに大学の先生や講習をした最後の先生方の、その先生一人一人を見る力という...全文を見る
○高井委員 いや、まさに更新講習の質の確保は何よりも大事なんですが、ちょっとさっきの、更新ができなかった人は、さらに受け直すことができるという御答弁だったので、もう一回踏み込んで言いますが、これは例えば何度でも受けられるようにするのか。いや、大事な問題ですからね、これは。  か...全文を見る
○高井委員 まさにそこの分限のこともお聞きしたかったので、先に御答弁をいただいたわけなんですけれども。  要するに、私も心配しているのは、例えば分限事由で適格性がないというふうに、教育委員会が一応任命権者ということで認定するわけですよね、分限事由かどうか。要するに、その時期によ...全文を見る
○高井委員 民主党案はもう少し仕組みが違っていて、三十時間ではなく、例えば補充まで想定したり、休職制度をとってまた専門大学に勉強に行ったりする制度まで仕組んでありますので。また民主党案でも同じことが起こるんじゃないか、それはないとは、ゼロとは言いませんけれども、もう少し仕組みを変...全文を見る
○高井委員 質の向上、中身、講習の質をきちんとしたものにするためにも、毎年見直しも大変大事でしょうし、かつ、笠議員の質問にお答えになられて、伊吹大臣が、現行の十年研修と今度の更新研修とは目的が違うということをお答えになっておられます。  少し引用させていただくと、現行の十年研修...全文を見る
○高井委員 つまり、講習の中身の鮮度を保つために研究をすることがかなり必要になってきますし、それはもう大変な作業だと思いますけれども、それをしていただけるという認識でよろしいかということだったので、多分そうだというふうに思います。  そこでさらに、十年研修は、任命権者が教諭に対...全文を見る
○高井委員 大臣のその御答弁どおりであれば、私はより一層、必ず受けなければいけない最低の資質としての方をよっぽど職務命令で受けさせるべきではないかというふうに私は思うわけですが、それは認識の違いで結構だと思います。  ちょっと、時間がないので、最後に、お配りした資料の点だけ質問...全文を見る
○高井委員 あと、ペーパーティーチャーの扱いについてとかもお聞きしたかったんですが、本日は時間がございませんでしたので、次回にさせていただきます。  菅大臣にも、お聞きしたかったことの最後まで行けませんでしたので、また次回を楽しみにしております。  ありがとうございました。
04月26日第166回国会 衆議院 青少年問題に関する特別委員会 第5号
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○高井委員 はい、承知しました。  民主党の高井美穂です。  泉議員と中身をいろいろと分担しまして、引き続き同じような視点から質問をさせていただきたいというふうに思っています。重複するところはすべて割愛させていただきますので、少し順番を入れかえて、先に泉議員からもありました養...全文を見る
○高井委員 もう一点、厚生労働省に伺いたいと思います。  本委員会でこの後提出を予定されております児童虐待防止法の改正案の中で、このたび中身が大変大きく変わった点、立入調査の件について、大きく変わったという報道もありましたし、予定されている案文を拝見いたしますとそのようになって...全文を見る
○高井委員 今御答弁いただいたとおり、大変厳しい要件を経て初めて警察に力をかりて子供の安全を確認するということですから、単に不登校であるから、姿が見えないからちょっと調べに押し込むなんということはあり得ないと思いますので、こういうふうなことを懸念している団体の方がおいでですから、...全文を見る
○高井委員 最後に一点だけ。  私は、児童をやはり健全に育成するための社会的資源といいますか、社会的なリソース、今、日本にはまだ少な過ぎるんじゃないかというふうに感じております。あの少年法改正のときも質問に立たせていただきましたけれども、やはり現実的に社会が大きく変わって、家庭...全文を見る
04月27日第166回国会 衆議院 教育再生に関する特別委員会 第6号
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○高井議員 お答え申し上げます。  田嶋委員の御指摘になった問題意識の考えを背景に本法案をつくりました。それが、今回提出した学校教育の環境整備の推進による教育の振興に関する法律案が、まさにそこに立法趣旨が、御指摘になったとおりのことを反映してつくられたものがこの法案でございます...全文を見る
05月08日第166回国会 衆議院 教育再生に関する特別委員会 第8号
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○高井委員 民主党の高井美穂と申します。  本日は、お忙しい中、本当に貴重な御意見をありがとうございました。それぞれに大変深い御意見をちょうだいいたしました。  私は、民主党の日本国教育基本法案の提出者の一人でもあり、今回、教育環境整備法案という、できるだけ教育の環境を整備す...全文を見る
○高井委員 佐貫参考人はいかがでございますでしょうか。さっきおっしゃられた意見陳述に加えて、より踏み込んで、現場に何か弊害が生じると思われることがあれば、補足でお願いをいたします。
○高井委員 私は両参考人の懸念に極めて賛同するものでございまして、本当に、今回の政府案に対して私どもが反対の立場でおるのは、まさに統制強化というところで、上しか現場が見ないんじゃないかということを大変懸念しているものでございます。  そして、先ほど田村参考人、学力低下の件で大変...全文を見る
○高井委員 ありがとうございました。  引き続く委員会の質疑に皆様方の御意見を大変参考にさせていただいて、頑張ってやっていきたいと思います。ありがとうございました。
05月10日第166回国会 衆議院 教育再生に関する特別委員会 第9号
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○高井委員 民主党の高井美穂です。午後の質問も引き続きよろしくお願いいたします。  二回目の質問の機会を与えていただきまして、ありがとうございました。小さい脳みそと少ない政策秘書との間で一生懸命質問をつくりながら頑張って勉強しておりますので、ぜひ御理解をいただいて、わからないこ...全文を見る
○高井委員 この第二分科会の、今私が新聞で取り上げた、二十五日の、親学が議論されたというふうに報道された分の分科会の議事録は、まだ要旨も公開はされておりませんが、それはいつごろ公開になるおつもりなのか、いつぐらいのうちにしようとお考えなのか、参考人で結構ですのでお答えください。
○高井委員 今お隣で大島筆頭が、衆議院通過するまで余計なことはするなということをひとり言のようにぼやいておられましたけれども、ただ、私は、審議を充実したものにしたいので、情報をできるだけ知りたいのです。野党のただ一議員でございますから、政府内部が持っている教育再生会議の細やかなこ...全文を見る
○高井委員 つまり、非公表にするかどうかというのは、恐らくその会議の議論の中で、この部分からは非公表にしていただきたいんですがとかいうふうに前置きをしてお話しになられるのか、それとも、結果として、その会議をした中で、きょうした話の中でこの部分は非公表にしようというのは、要するに、...全文を見る
○高井委員 わかりました。  そのルールをわかった上で、それでは、以前たしかお聞きしたときに、総理か官房長官だったと思いますが、原則、中教審とか教育再生会議とか、政府の機関なり、その諮問機関であるものの議論の中身は公開をするというふうにお答えになられておると思います。原則という...全文を見る
○高井委員 たしか総理も同じように、原則は公開するというふうに答えられたというふうに私も認識しておりまして、今の官房長官の答弁も、原則公開するということで確認をしたつもりです。それでしたら、議事録と議事要旨というのは、やはりかなり違うものだと思うんですね。  議事録は、私はどう...全文を見る
○高井委員 私は、思惑が入ることを強く懸念しているというよりも、やはり主観的なものになってしまうというふうなことをまず、人間ですから、議事要旨をまとめるときに、どれを落としてどれを入れようというのは主観的なものにどうしてもならざるを得ない。それは、大臣がよく教育の中立性ということ...全文を見る
○高井委員 私は、知識が少なくて人生経験も短うございますので、伊吹大臣の半分とまでは言いませんけれども、経験年齢、半分はいきません、済みません、三分の二、もうちょっと、大分、もしかしたら娘さん、お孫さんの世代ではないと思いますが、娘さんの世代以下だと思いますので、いかにリベラルア...全文を見る
○高井委員 多分勝手にだれかが漏らしたということで理解していいんだろうと思います。だから私は、これに基づいて、だれかが勝手に漏らしたものに基づいて大臣に質問はできません。だって、大臣もよくおっしゃるように、マスコミの書いていることは本当かどうかわからないじゃない。いや、本当かどう...全文を見る
○高井委員 理屈はよくわかりました。私も大臣と同じような認識を持っている部分もありますし、それこそ、きょうの新聞に小さく載っていましたけれども、「世界」に、自民党の若手の有志の方が何人か「教育再生会議への七つの疑問」というタイトルで投稿されておられます。  これは、まさに疑問が...全文を見る
○高井委員 法案について審議しますので、この親学の件とかも、どういう背景で考えておられるのか、政府の考え方が気になりますので、官房長官は直接出席しておられないんでしたら、やはり山谷補佐官、政治の場で、ここの場でぜひ意見を聞かせていただきたいなと。  伊吹大臣は細かいことは聞いて...全文を見る
○高井委員 めげずに本題の方に参りますので、頑張ります。  地教行法、教育委員会の制度についてお聞きしたいと思います。これは菅大臣と伊吹大臣を中心にお伺いさせていただきますので、どうぞよろしくお願いをいたします。  今回の法案で教育委員会の権限がある意味で強くなる方向になると...全文を見る
○高井委員 申しわけございません。先ほどの件は私の失言でございましたので、謝りを申し上げます。  本題にもう一回戻りますけれども、まさに教育委員の資質というのもこれから大事であると思いますし、同じように、二十年前から教育委員会が形骸化しているんじゃないかということを指摘されてい...全文を見る
○高井委員 承知をいたしました。  では、そういうきちんとした形で資質が求められる教育委員、そして教育委員会というものがあって、かつ、今回、その教育委員会が、今回の法案提出の背景に未履修問題のことがあると思いますけれども、是正要求を国ができるようになって、そうしたちゃんとした教...全文を見る
○高井委員 わかりました。  議会と首長に中身のことを通知するということであるならば、法令違反をしているかどうかの教育委員会自体をチェックするのは、議会と首長がチェックするということで、適切に是正されたかどうかチェックするということでいいんでしょうか。
○高井委員 そこまで問題になる前に、本来ならば議会でチェックできてなかったらいけなかったでしょうし、これだけ未履修が広がる前にだれも発見できなかったということ自体が多分問題であるということもあって法案改正を試みられているんだろうと思いますけれども、逆に、やはり、上からの縛りが強く...全文を見る
○高井委員 それはもう筋からするとおっしゃるとおりだと思いますけれども、最終手段は直訴という形のようなものでちゃんと問題の所在を把握するということですから、これも、私も、ちゃんと機能するのかどうか少し心配はいたします。  そこで、総務大臣にお伺いしたいんですけれども、この間、教...全文を見る
○高井委員 一つの考え方とおっしゃるのは、よくも悪くもないということなんでしょうか。  ここは政治の場ですので、多分、大臣が国の方向性をお決めになることで一つの地方自治の方向は決まります。今最も地方行政に責任ある立場の大臣として、これは問題があるからしないというのか、また先々議...全文を見る
○高井委員 いや、私も一つの考え方だと思っていますよ。でも、私が一つの考え方だと思ってこれはいいと思っても、導入できないんですよ。だって、行政の一員ではないですし。  だから、大臣にお聞きしたいのは、これは一つの考え方であるということは、よくも悪くもないということなんですか、そ...全文を見る
○高井委員 では、これは、民主党の法案では、ある種もう一つ進んだ形で、教育委員会を廃止するという法案を出しておりますけれども、今の制度上はできません。それをする、そういうふうに選択制に進めていくことは一つ意味があるんじゃないかというふうに提案をいたしますが、では、それについてはど...全文を見る
○高井委員 国会で決めるというのは、こうして議論をして決めることですよね。今、議論を申し込んでいるわけでございます。  大臣がどうお考えになるのか答えていただかなければ、政府参考人では答えることはできません、方向性を決めることでございますから。だから、もう少し踏み込んだ答弁をな...全文を見る
○高井委員 必置規制を変えて選択制にするということは、法案を出して変えるという作業が要ると思います。今の菅大臣の御答弁だと、まさにゼロ回答というか、一つの考え方だからということでとまっていると思うんです。  では、伊吹大臣にぜひお聞きしたいんですが、菅大臣はそうおっしゃいました...全文を見る
○高井委員 逆に、そういうふうに、伊吹大臣のように答えていただければ、私は伊吹大臣の考え方がよくわかります。  菅大臣の考え方がわからなかったので少し聞いたわけでございまして、内閣の意思はこうであったとしても、やはり国会の場というのは議論をする場ですから、政治家として、大臣とし...全文を見る
○高井委員 だから、まさに地方六団体の意見も尊重しつつこれからも行政に携わっていかれるわけですから、一つ検討に値するのではないかということを私は申し上げたいわけでございます。  そしてもう一つ、「教育委員会への国の関与の強化案に対する反論」として、これは、この法案がかっちり出て...全文を見る
○高井委員 地方六団体の皆さんにも理解されているというふうな御答弁だったと思いますけれども、当初、これを読む限りは、とてもじゃないけれども丁寧な御説明はまだなさっていないというような印象をお受けしましたので、これほど六団体の皆様が懸念しているということであれば、より一層、そういう...全文を見る
○高井委員 やはり、今ある、さっきおっしゃったような監査委員会制度の趣旨にのっとって、中立公平な監査委員会というのはできるというふうに私は考えている方なんですね。それは、多分伊吹大臣とは意見の相違であるかもしれませんので、あえてもう申し上げませんけれども、必ず、今ある監査委員制度...全文を見る
○高井委員 まさに財源の話は、何度もこの委員会でも出ましたし、伊吹大臣もいろいろな協議が必要だというふうなことをお答えになっておられますので、一般職員の給与をどんどん抑えてまで管理職をふやすという方向にだけはならないように、ぜひ丁寧にやっていただけるようにお願いしたいというふうに...全文を見る
○高井委員 ありがとうございます。  また、主幹教諭と主任教諭を兼務するような事例も出てくるかとは思うんですけれども、やはり主幹教諭というのは一般教員ですから、さらに校務の取りまとめもすることになる。事務負担は明らかにふえていくんだろうと思うんですね。学校には今、現状、事務職員...全文を見る
05月15日第166回国会 衆議院 教育再生に関する特別委員会 第11号
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○高井委員 民主党の高井美穂と申します。  本日は大変お忙しい中、貴重な意見をありがとうございました。  先ほど中村市長が清水小学校のことをおっしゃいましたけれども、私、拝見しに行って、デイサービスの事業がもう実施されて四年になるそうですね。何か問題があったり何かしたことはあ...全文を見る
○高井委員 私どもも率直に、市長に全部教育の責任を負わせようというのではなくて、やはりナンバースリーとして教育長がいらっしゃる、県の方でも知事の部局の中に教育担当部局がある、そこを強化しようと。より監査的な、中立的なチェックの機能に教育監査委員会制度というのをつくり上げて役割分担...全文を見る
○高井委員 ありがとうございました。
05月17日第166回国会 衆議院 教育再生に関する特別委員会 第13号
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○高井議員 けさほどの質疑からも、自民党の河村委員それから鈴木委員、伊藤委員とも、今回の教育予算の充実のためには、何といっても財源措置が不可欠だというような御答弁がございました。もちろん、私どもは、法案の趣旨として、今回また新たにちゃんとした形で法文化いたしたわけでございます。 ...全文を見る
05月24日第166回国会 参議院 厚生労働委員会 第22号
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○衆議院議員(高井美穂君) 実は、今回の改正案の作成に当たっては、前回、平成十六年度の改正のときに積み残しとなりました二つの課題、児童の安全確認と安全の確保を実効的に行うための方策と、あと親権喪失の制度の在り方に関するものと、この二つの大きな問題に大変時間を要しました。そして、児...全文を見る
○衆議院議員(高井美穂君) 今回の改正で、現行制度において一部の事例であるけれども安全確認が困難なケースが存在するということを踏まえて、今回新たに司法の関与による立入捜査を制度化したわけでございます。  清水委員がおっしゃられる趣旨というのは大変私たちも議論をいたしまして、今回...全文を見る
○衆議院議員(高井美穂君) 前回の改正の、平成十六年の児童虐待防止法の改正時においては、児童の住所又は居住における児童の安全の確認又は安全の確保を実効的に行うための方策と、親権の喪失等の制度の在り方と、この二点が積み残されたことはさっき申し上げました。そして、このうち前者について...全文を見る
○衆議院議員(高井美穂君) 御指摘の件は、親が児童に暴力を振るった場合、通常は児童虐待防止法の第二条第一号の、児童の身体に外傷が生じ、又は生じるおそれのある暴行を加えることと。すなわち、この身体的虐待に該当するというふうに考えております。  その判断をどこが下すのかということに...全文を見る
○衆議院議員(高井美穂君) 現在、児童虐待対応に対して、医療機関については児童虐待を受けたと思われる児童を発見した際に通告をためらう事例が見られるということ、それから虐待を受けた児童に対する著しい情緒、行動の問題とか、精神障害への治療的かかわりなど専門的な対応ができる機関が少ない...全文を見る
○衆議院議員(高井美穂君) 御指摘のとおり、児童虐待の問題をやはり解決するためには子供を保護するということは一番でございますが、虐待をした保護者自身の養育態度、生活態度を変えて再発防止を図るということが何よりも重要だと思っております。  保護者指導、親指導につきましては、養育方...全文を見る
○衆議院議員(高井美穂君) 御指摘のとおり、長期にわたり子供が登校しない場合、児童相談所は保護者、子供本人から相談があった段階で対応を開始することが一般的であるというふうに思ってはおります。  こうした場合において不登校相談として対応することとなりますけれども、一見この不登校に...全文を見る
○衆議院議員(高井美穂君) おっしゃるとおり様々な複雑な事例があると思いますが、不登校かこのネグレクトに当たる登校禁止かの判断に関しては、児童相談所において保護者、子供本人との面接、それから家庭環境、家族の状況等の調査、学校関係者への聴き取りなど総合的に判断するものであると思いま...全文を見る
○衆議院議員(高井美穂君) 御指摘の点、大変重要だと思っております。  施設を退所した子供たちは、言わばそこから新たな人生のスタートを切ることになるわけでございますが、その際、進学、就職、それから住まいの確保など、自立に向けた様々な支援が必要だというふうに考えています。子供たち...全文を見る
06月06日第166回国会 衆議院 文部科学委員会 第11号
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○高井委員 民主党の高井美穂です。  大臣におかれましては、連日の質疑、大変お疲れさまでございます。教育特の方で、まだ参議院の方でさまざまな質疑が続いておると思いますが、本日は、私、三点について大きく伺いたいと思います。  第一点目は、実は、教員免許更新制の件で一つだけ確認し...全文を見る
○高井委員 ということは、私が例えば来年大学を出て免許を取得したとします。それから、教員になれなくて、例えば十年たったとします。そうしたら、十年後には教員になって講習を受けなければ失効するということでいいんだろうというふうに思うんですけれども、例えば、免許を取ったけれども残念なが...全文を見る
○高井委員 例えば先生にはなっていないけれども塾の講師をするというときに、大学を出て、免許を取ったんだけれども、十年たってしまったということになると、履歴書に書くときに、私は教員免許を持っているというふうに書けなくなるということなんだろうと思うのですね。本法案施行後取った場合とい...全文を見る
○高井委員 ありがとうございました。  弾力的な運用をしていただけるということで御理解を申し上げました。  ただ、十二年目というふうに大臣もおっしゃいましたけれども、多分二年ぐらいの猶予期間というか、十年過ぎても二年間ぐらいのうちに受ければいいというふうな法の仕組みになってい...全文を見る
○高井委員 ありがとうございました。今の御答弁で私もよく理解ができました。  それでは、学校週五日制のことについて少しお伺いしたいと思っています。  先週末からここ一週間ぐらい、教育再生会議の議論が報道されました。大臣も恐らく、教育再生会議についてはさまざまな思いがあるんだろ...全文を見る
○高井委員 授業時間数を一〇%ふやさなければいけないという話の背景には、今教えている内容が少な過ぎるということなのか、それとも、今教えている量はいいけれども、もっと丁寧に教えるか、何がしか、もう少し知識の量をふやすべきでないか、そういう認識でいいんでしょうか。
○高井委員 先ほど御答弁の中にも、幾つかの国でも学校週五日制をとっているという話もあったように思いますけれども、たしか教育特の委員会でも、学習時間と学力の関係はどうなのか、また、本当に日本の子供は学力が下がっているのか、いろいろな議論があったというふうに思っています。  私は、...全文を見る
○高井委員 大臣、提言はだれでもできるとおっしゃいましたけれども、総理からきちんと委託を受けたこの教育再生会議というところの提言というのは、非常に次の方針に反映される可能性も高うございますので……(伊吹国務大臣「だから、そうしているんですよ」と呼ぶ)いや、だからこそ注目をして見て...全文を見る
○高井委員 大臣から見られればそうだろうと思いますが。  私ども現行制度でできるのもよくわかっております。いろいろなところが取り組みをしているのもよくわかっているつもりです。でも、それならば、こんなことはやっているから、教育再生会議、こんな提言はむしろ無意味ですよね、今やってい...全文を見る
○高井委員 提言は提言で、その後は大臣の権限ではないんでしょうか、予算をつけるかどうかは。何か、骨太の方針に、六月に出されるというふうなこともちょっとお聞きをしたんですが、その中に盛り込まれるかどうか。今、教育行政の一番の責任者である文部科学大臣が盛り込みたいかどうか、そういう意...全文を見る
○高井委員 それはもう、私も政権与党にはなったことがないので。外で見る限り大変だろうと思います。では、一回渡していただければその大変さもわかるかもしれないので、その時期を楽しみにしておりますけれども。  ただ、いかに大変だろうと、文部科学行政を背負ってやはり伊吹大臣が内閣で物を...全文を見る
○高井委員 そういうふうに、現状どのような議論が行われているかを私は知りたいのであって、今大臣がまさに本音を吐露されたと思います、全く白紙の状態だと。  まさに、だれがどう負担するようになるのか、税金をどうするのかという問題こそ国会でやるものですし、今、開会中でございますから、...全文を見る
○高井委員 ありがとうございます。  まさにその、大臣が教育再生会議におっしゃったことを知りたくてお聞きをしているわけであります。報道で見る限りは、本当に断片的に取り上げられておりますけれども、まさに、大臣がよくおっしゃるように、報道がすべてを伝えているとは思いませんし、だから...全文を見る
○高井委員 私も大臣と認識を同じくいたします。  まさに、やはり研究内容とか成果に応じて配分されるようになりますと、ますます成果を出すこと、研究をすることのみに偏り過ぎて、まさに教育そのもの、生徒を教育するという、数字として成果が見えにくいところが評価をされなくなっていくのでは...全文を見る
○高井委員 丁寧な御説明、ありがとうございました。  質問を終わります。ありがとうございました。
12月05日第168回国会 衆議院 文部科学委員会 第3号
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○高井委員 民主党の高井美穂です。  渡海大臣と初めての質疑となります。どうぞよろしくお願いいたします。  私は、障害を持つ子供への支援ということと、あと、科学技術に関する契約についてという、大きく二点に分けて御質問を申し上げたいと思っております。どうぞよろしくお願いをいたし...全文を見る
○高井委員 分け隔てる教育、原則分離というのではなくて、できるだけ分け隔てなく、一緒に、ともに育っていこうという趣旨で進んでいかれるということでいいんだというふうに認識をいたしました。  そして、これまでの特殊教育という名前から特別支援教育というふうに名前が変わって、より一人一...全文を見る
○高井委員 では、自治体につくりたいという意思があれば積極的にそれは推進していくということでよろしいですね。
○高井委員 では、自治体がよしつくりたいということになると、予算措置もやはりあるわけですから、補助率、補助の仕組みというふうになっておりますので、設置自体は多分、新設だと国が半分、都道府県が半分ということになるでしょうし、また、改修になると多少補助率が違うということもお聞きしてお...全文を見る
○高井委員 そのように制度改正したということも伺っていますし、先ほどのお話だと、技術的というか手順的には全くもってそのとおりだと思うんですけれども、どの保護者に聞くか、どの子供をその対象にするかをまず教育委員会の側が決めるわけですよね。そうではなくて、やはりまず基本的にみんな通常...全文を見る
○高井委員 ありがとうございます。  ちょうど県議会の方でも、高校再編の動向を踏まえて、この有効活用を視野に入れて検討していきたいというふうな答弁が議会で教育長からもあったようなので、その点も私もぜひ注目していきたいというふうに思うんです。  日本も批准しております子どもの権...全文を見る
○高井委員 これはまさに防衛省の今回の問題の構図と一緒で、兵器や部品や宇宙関係部品というのは本当に特注品でありますので、さっきおっしゃったように独占、代理店との随意契約で、一般的な商取引の競争原理が働かない。ということは、逆に言い値で買い続けざるを得ないという状態になりがちで、そ...全文を見る
○高井委員 同じような問題がこうやって防衛省で九八年も起こり、また談合事件が起こりと繰り返されている。これは、何よりも、私たちというか国民の税金ですので、本当に心して取り組んでいただきたいというふうに思っています。  いろいろな仕組み上きちんと随意契約にしなけりゃいけないという...全文を見る