高井美穂

たかいみほ



当選回数回

高井美穂の2008年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月22日第169回国会 衆議院 農林水産委員会 第3号
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○高井委員 民主党の高井美穂です。  本日は、中国製の冷凍ギョーザの中毒事件ということと、あと林業と中山間地域直接支払い制度について、それから鳥獣被害、できればそこまで行きたいと思いますけれども、よろしくどうぞお願いいたします。  まず、食品安全基本法というのが平成十五年にで...全文を見る
○高井委員 それでは、重ねて内閣府副大臣にお伺いしたいんですけれども、先般、二十一日の新聞報道の中で、日本生活協同組合連合会が問題のギョーザの包装材から、ジクロルボスとともに有機燐系農薬の成分のパラチオン、パラチオンメチルを検出したという発表が新聞報道でありました。  この発表...全文を見る
○高井委員 再度起きないように政府が一体となって取り組むと中川副大臣がおっしゃいましたけれども、この言葉を何度聞いたことかといいながら、毎日毎日民間の業者さんも一生懸命調べておられますよね。政府としてのメッセージ性が低いのではないかと思うんです。  消費者は今かなり混乱しており...全文を見る
○高井委員 民間が頑張ってやっているから政府としては全部回収できないとか、何かそういう答弁なんでしょうか。  つまり、輸入加工食品に関しては、それこそ民間の業者さんの方が詳しいかもしれませんけれども、ただ、やはり政府としての責任は絶対的にあるわけですよね。とりわけ輸入加工食品は...全文を見る
○高井委員 食品衛生法に基づいて政府が回収命令を出せると思いますので、しっかりやっていただきたいと思います。  ちょっと中川副大臣に、この問題が起きたときに、何とかしなきゃいけないということで、総理が岸田担当大臣を任命されてつくられたということなんですか。
○高井委員 すぐすぐ、迅速にとおっしゃる割に、そういうふうなメッセージ性が聞こえてこないので、繰り返し申し上げているんですが、ぜひやっていただきたいと思います。  食品安全基本法に基づいてできた食品安全委員会というのがございますよね。食品安全委員会というところは、食品健康影響評...全文を見る
○高井委員 ちゃんとやってくださいということを申し上げているのです。  では、食品安全委員会でこれはちゃんと扱うんですか、扱わないんですか。まずそこから教えてください。
○高井委員 では、農水大臣にちょっとお聞きしたいと思うんですけれども、この件に関して、農水大臣はどういうふうにお取り組みをなさろうと思っていらっしゃるんでしょうか。
○高井委員 まさに大臣がおっしゃったとおり、全くばらばらな状態で、一元化されていないですよね。大臣の方から、幾ら厚生労働大臣が所管であったとしても、政府として、多分回収命令を出すことは可能なんだろうと思うんですよ。だから、政府としての取り組みをやるということを総理が表明されて、一...全文を見る
○高井委員 この件が食品衛生法違反かどうかというのはまだわからないんですよね。(若林国務大臣「わからない」と呼ぶ)わからないんですよね、食品衛生法違反かどうか。それも一刻も早く調べた方がいいと思うんですよ。私もわからないと怖いです。  大臣がサバはしばらく食べるのは嫌と記者会見...全文を見る
○高井委員 個々個別の専門的なことをお聞きしているわけではないので、一元化しているということの話ですから、ぜひ取り組んで、調べろと言う権利は多分あるんだろうと思うんですよ。そういうことをお聞きしているわけですね。早急にこれを調べてくれと、大臣として、また政府としてやっていくという...全文を見る
○高井委員 政府がそういう認識であるならば、それは仕方がないのかもしれませんけれども、急を要することですよね、この冷凍ギョーザの件は。我々が政権をとったら、そんな悠長なことは言いませんので、頑張りますので、今の政府はそうだという認識を持ちたいというふうに思います。  けさの新聞...全文を見る
○高井委員 きょう私は質問する前に、通告の段階でも、その前の段階でも、中国の中毒ギョーザの件を聞くということを申し上げておりました。なので、きょう新聞に突然出たわけですから、それで今改めてお聞きしたわけです。これは全然私も記者会見を拝見していないもので、ただ、聞くにも当たって、ま...全文を見る
○高井委員 その中身については、個々個別に全部明らかになってから、またお聞きしたいというふうに思うんです。  大臣に一つ提案なんですけれども、せめて輸入加工食品の原産地表示のルール化をしていただけないかというふうに思います。つまり、個々個別に一個一個加工されたものに、このしょう...全文を見る
○高井委員 原産地表示は、それは国だけなんですか。だから、それをもう少し細かいレベル、もしくは、特にJAS法は罰則規定もないわけですし、違反していても今のところ何も。  例えば原産地表示を偽装したら、犯罪として摘発されるようになっているんですか。
○高井委員 個々個別に一個一個の中身、原産地を表示するというのは大変難しいということもよくわかります。わかっているつもりです。だからこそ、輸入加工食品の安全確保策というのは大変難しいと思いますし、こういう事件が起きてしまったので、これからいろいろな会議を重ねられると思いますけれど...全文を見る
○高井委員 今、木材の自給率は二〇%ですよね。幸いなことといいますか何というか、最近輸入木材の増加が、二十年ほど前からずっと続いていたのが少し減ってきて、また少し国内産の需要が高まっているということでございますけれども、それをチャンスに、この政策をぜひ危機感を持って進めていただき...全文を見る
○高井委員 ありがとうございました。  最後の質問になりますけれども、鳥獣被害について、一問だけお答えいただきたいと思います。  これは議員立法として、与野党の協議を経て修正の後、鳥獣被害防止特別措置法が成立をいたしました。大変待ち望んでいた市町村も多いと思いますし、よかった...全文を見る
○高井委員 ありがとうございました。  最後に、大臣、一言何かおっしゃりたいようなので、さっきの鳥獣被害政策に関して、最後にお願いします。
○高井委員 済みません。超過しました。  ありがとうございました。
04月09日第169回国会 衆議院 文部科学委員会 第5号
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○高井委員 民主党の高井美穂と申します。どうぞよろしくお願いいたします。  きょうは、弱視の子供たちへの拡大教科書についてということと、情報教育についてという二点からお伺いをさせていただきたいと思います。二十五分しかございませんので、早速質問の方に入りたいと思うんです。  先...全文を見る
○高井委員 大臣、平成十七年といったら三年前ですよね。なぜこのように調査が進まないのか、というか、むしろ高等学校においてはされないのか。なぜでしょうか。各都道府県、細やかに教育委員会もございますし、各学校の先生方、自分が持っているクラスの子供に弱視の子供がいるということは多分承知...全文を見る
○高井委員 私どもはすごく厳密な調査を求めているわけではないんですね、〇・三以上とか医者の診断書とか。そういうわけではなくて、やはり、自分の高等学校に弱視の子供がいると思わなければ拡大教科書が欲しいということに手を挙げないし、それもあって普及が進まない。そうしたら、その子供たちは...全文を見る
○高井委員 今、厳密な意味では検定教科書とは言えないという御答弁がありましたけれども、そのほかの部分では、無償供与できるように努力しているというお話がありましたけれども、厳密な意味でも適用できるようにできないんですかね。私はなぜできないのかよくわからないんですが、どうでしょうか。...全文を見る
○高井委員 いや、大臣、実態がそうなので、実態に合わすように法律を変えればいいんじゃないですかということを申し上げているんです。やはり法的根拠というのは結構大事ですので、実態が今そうなっているんですから、実態に合わすように、政省令でできるのか、この法律改正をきちんとしなくてはいけ...全文を見る
○高井委員 済みません、質問に夢中になって、委員長や理事の皆様の御了解をいただいて、拡大教科書を皆さんにぜひごらんいただこうと思っていたのを、遅くなりましたけれども、回してよろしいでしょうか。
○高井委員 ぜひ、ごらんください。  確かに、一冊一冊大変時間がかかると。丁寧にオーダーメードでやっているならば大変時間がかかるのもよくわかりますし、教科書会社も大変だというのもよくわかるつもりなんですけれども、多分、今見ていただいたらわかると思うんですが、今のこの御時世におい...全文を見る
○高井委員 いずれにせよ、きちんと行政として予算をつけて拡大教科書の供給体制を確立することにぜひ尽力をしていただきたいと思いますし、全国で今弱視の子供たちが教科書を待っています。一人残らずすべての児童に教科書を提供するという義務教育の大前提を果たすためにも、ぜひ努力をお願いしたい...全文を見る
○高井委員 実は私、民主党の方で、違法な有害情報のサイトの対策チームということで、プロジェクトチームの事務局長をさせていただいております。  実は、児童の権利条約の観点からも、もちろん児童が自分でいろいろな情報を見て、それを選び取る能力をつけるということがまず何よりも大事ですけ...全文を見る
○高井委員 先日、新指導要領に対するパブリックコメントの中にもメディアリテラシーという項目がございました。先日いただいた資料の中にも、ぜひ学校教育における新聞活用の指導やメディアリテラシー育成の充実が必要であるということが書かれていました。  我々が言うところの、民主党案に、日...全文を見る
04月15日第169回国会 衆議院 農林水産委員会 第9号
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○高井委員 民主党の高井美穂と申します。  引き続き、森林の間伐等の実施の促進に関する特別措置法について質問をさせていただきたいと思います。  私は、徳島県の三好市三野町という小さいところの生まれでありまして、家はハッサクを一反少々つくって、エコファーマーをしております、今は...全文を見る
○高井委員 ありがとうございます。  ぜひ長期的スパンで、おくれている間伐を進めていくという観点は本当に私も大事だと思っておりますので、よろしくお願いしたいと思います。  本法案の目的として、六年間で約三百三十万ヘクタールの間伐が行われて、大量の間伐材が排出されることになりま...全文を見る
○高井委員 ぜひよろしくお願いいたします。  中山間地区を抱える私の生まれ故郷のようなところからは、やはり農産物も同じで、生産から加工、販売まで一貫して取り組める仕組みが大事である。もちろん林業においても同じように一貫して取り組めるということを後押ししていただきたいという要望が...全文を見る
○高井委員 今御説明ありましたように、後押しする施策として追加をするということでございました。  それでは、今回の森林整備を実施する上での役割分担は今までどおりということでよろしいんでしょうか。例えば、都道府県も財政状況が厳しいところはたくさんあると思いますけれども、市町村もも...全文を見る
○高井委員 先ほど佐々木委員の質問にもございましたけれども、森林の境界線を早く線引きするべく施策を後押ししてほしいという要望が私の地元でもございます。その中の声として、今、境界線に関する調査には県も負担するようになっていると思うんですけれども、県の方が乗り気になってくれなくてなか...全文を見る
○高井委員 わかりました。  集約化による大規模化、コスト削減という点もすごく大事だと思いますし、先ほど来大臣も御答弁なさっておいでですけれども、何よりも個人が持ち出しで間伐をしなければならない状態、個人負担の軽減というのは私も大変大事だと思っております。先ほど来から御質問の中...全文を見る
○高井委員 一ヘクタール当たり二十五万ということになると、一アール、百平方メートル約二千五百円ということになります。こういう方式を両親が知っているかどうか、私も家で聞いたところ、知っていると。申し込んだかどうかは別にしろ、一アール当たり二千五百円では、元が取れるどころか、とてもじ...全文を見る
○高井委員 いや、私は、そればかり進めろと言っているのではございません。両面の政策が必要ではないかというふうなことを申し上げているのであります。  農業においても、小規模の農家のためにある中山間地直接支払い制度というのがございます。この制度は両面から進めていかないと、今の大変厳...全文を見る
○高井委員 農業地として利用が難しいところは、林業地としてもなかなか難しいのだろうというふうに思います。だからこそ、不在村や高齢林業者が多い山林など、条件不利地域への御支援をぜひお願いしたいと思います。  多くの委員の皆さんも、中山間地区の直接支払い制度、農業においては反対をし...全文を見る
04月18日第169回国会 衆議院 青少年問題に関する特別委員会 第5号
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○高井委員 民主党の高井美穂と申します。本日は、よろしくお願いを申し上げたいと思います。  本法案、インターネット異性紹介事業を利用して児童を誘引する行為の規制等に関する法律の一部を改正する法律案ということで、いわゆる出会い系サイト規制法というのは、ある意味で、出会い系サイトに...全文を見る
○高井委員 踏み込んだ御発言、ありがとうございます。  先ほど江崎議員からも御質問がございましたけれども、いわゆる違法情報を掲載するということの犯罪要件に対してちょっとお聞きをしたいんです。  先ほど来、サイバー犯罪を取り締まることの難しさ等も御答弁ございました。それを踏まえ...全文を見る
○高井委員 ありがとうございます。  今御説明があったように、取り締まるといっても、極めて難しい問題もそういうふうにあるのではないかと思います。  そういう意味でも、私は、やはり唯一、小さい立場の人を守るという意味で、フィルタリングを促進していくというのはすごく大事なことだと...全文を見る
○高井委員 今、武内さんがおっしゃったとおり、やはり海外発の、もうパソコン一つあれば、例えば中国に移してそこから発信する、海外だと日本の本法案に言うところの届け出をしなくていいわけですから、そこにはもう手が届かない。いろいろな国際的な取り組みもあるというふうに先ほど来お答えがあり...全文を見る
○高井委員 政府からの御答弁ということでは、私は質問主意書を出しまして、二月八日に戻ってきた答弁書の中で、「フィルタリング利用の義務付けについて法律案を提出する予定はない。」ということで、先ほど御答弁ありましたとおり、現在ある既存の法律や枠組みの中でできるだけ努力をしていくという...全文を見る
○高井委員 ありがとうございます。  インターネット上の表現行為の規制と表現の自由の保護という問題は大変難しいというふうに、私もPTの事務局長をしながら、これは本当に隘路と申しますか、バランス、こっちが行き過ぎてもだめ、こっちが行き過ぎてもだめという極めて難しい問題だと思ってい...全文を見る
○高井委員 もちろん、今回のまさにこの法案がそうだと思うんですけれども、構成要件が明確な犯罪を規定すればそれに違反したものを削除させることも憲法違反ではないということが、この法案はそういうふうな仕組みになっているんだろうと思います。つまり、目的が、児童を出会い系サイトを通じて性交...全文を見る
○高井委員 まさに、立法化する場合には、恐らくその対象なり、きちんとはっきりする形で、例えば本当に低年齢の児童に限るなど、しかも、フィルタリングの精度がきちんと上がっていき、まさに親御さんとともに子供がこのレベルのフィルタリングをかけたいとまで、きちんと精度がよくなっていけば、そ...全文を見る
○高井委員 一概にフィルタリングといっても、日々生まれるサイトをチェックしながら、また精度を上げるためのカテゴリーを検討しながらということは、大変投資もかかることですし、事業者の皆さんに負担も強いる話になるかもしれませんけれども、やはりそれを政府が支援する形で、社会総挙げでフィル...全文を見る
○高井委員 ありがとうございました。  違法な有害な情報がはんらんしているということ自体、IT社会の発展に努力している関係者の皆様自身が一番懸念されているところでありまして、繰り返し申し上げますけれども、過剰な規制をして子供たちを情報鎖国に置くということに対しては、かえってリテ...全文を見る
05月15日第169回国会 衆議院 農林水産委員会 第12号
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○高井委員 民主党の高井美穂です。  本日は、世界の食料危機についてと米のミニマムアクセスについてお伺いしたいと思うんですけれども、それに先立って、一つだけ、きのうの報道にあった談合事件の件でお伺いをしたいというふうに思っています。  昨日、五月十四日の新聞によりますと、北海...全文を見る
○高井委員 大臣が冬柴大臣の御答弁を承知していないということですので、もう少し細かく申し上げますけれども、つまり、冬柴大臣は、監督は農林水産大臣のみが行えるような法制度になっていて、沖縄もちょっと特殊ですけれども、ほかのところではそういう仕組みはございませんと。職務については農水...全文を見る
○高井委員 冒頭申し上げたように、こうしたことが発端になって、二〇〇二年に、まさに官製談合防止法、入札談合等関与行為の排除及び防止に関する法律というものが議員立法でできたわけであります。それにもかかわらず、今回の事件は、〇六年から〇七年に開発局が発注した数件の事業ということであり...全文を見る
○高井委員 合わせると四十カ国以上の国々がそういう状況にあるということだろうと思いますけれども、主食となる穀物が足りないという状況は暴動まで引き起こしているというふうに、この冊子にもいろいろ書いてございました。今後の需給動向の見通しをどういうふうに考えておられるのか、重ねてお伺い...全文を見る
○高井委員 今、輸出規制のお話がございましたけれども、インドやベトナム、インドネシアなど生産国が米の輸出を禁止したため、需要が逼迫しそうだという予測のもとにアジアで米の高騰が続いているというふうな調査もございます。輸出規制を始めたのはアジアだけでなくて、他の農産物についても、ロシ...全文を見る
○高井委員 ありがとうございます。  大臣おっしゃるとおり、いろいろと難しい問題もあろうと思いますけれども、できるだけ協定にきっちりとした合理的な規定を書き込めるように、そして法的な義務を明確化するべく努力をしていく必要があるのではないかというふうに私も感じておりますので、ぜひ...全文を見る
○高井委員 そのミニマムアクセス米が四月二十二日の買い入れ入札で不調になったというふうに報道なり記者会見なりで拝見、拝読をいたしました。その原因をどのように認識しておられるでしょうか。
○高井委員 今お話があったとおり、お米が高騰している、それで予定価格では入札できなかったということだろうというふうに思いますけれども、一応予定されている、これは平成十九年度分、去年度分だと思いますけれども、七十六万七千トンですか、今のところ全く買えていない状況であるというふうに思...全文を見る
○高井委員 恐らく一カ月か二カ月のうちには次の入札がまた来るんだろうと思うんですね。そのときまでにはやはり対応をちゃんと決めておかないといけないのではないかというふうに思うんです。  九四年五月二十七日の政府統一見解、これは古い九四年の江藤先生の質問をひもといて丁寧に読んでみた...全文を見る
○高井委員 今のような食料需給状況が逼迫しているときならば、購入凍結という選択もあり得ると思うんですね。無理に高いまま入札に応じて調達価格を引き上げれば、米相場の引き上げの要因にもなりかねないですし、他の輸入国から批判すら出かねない。とりわけ、日本は米が足りているにもかかわらず金...全文を見る
05月21日第169回国会 衆議院 文部科学委員会 第10号
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○高井委員 民主党の高井美穂です。  引き続いて、社会教育法、図書館法及び博物館法の一部改正について質問をさせていただきたいと思っています。  私の方から、まず、資格要件と研修についてお伺いをしたいと思います。  図書館法第五条で、大学において履修すべき図書館に関する科目を...全文を見る
○高井委員 直接的に科目がふえるかどうかのお答えはございませんでしたけれども、今検討中ということでございました。ただ、大学側の方も、これは二十二年から施行になるということですが、準備等、また人員、人材というか、どんな教科を教えられるか、きちんと中身の検討等もありますし、できるだけ...全文を見る
○高井委員 私が懸念しているのは、次々と新しい科目ができたり、研修がふえていっても、それが実効性が上がるものでなければ、大学側の負担だけになってしまって、内容がやはり何といっても大事だと思いますし、せっかく大きな法改正でございますので、ぜひ充実した中身になるものになるよう検討を重...全文を見る
○高井委員 国及び都道府県の教育委員会が研修の実施を主体的に行うということでございますが、国がやるものはともかくとして、やはり都道府県の教育委員会にお任せするものは、必要経費などをすべて自治体が負うということになると思います。先ほどお話があった研修の内容、大変いいものであるという...全文を見る
○高井委員 本当に、問題意識をお持ちでいらっしゃいますので、ぜひ促していけるよう、フォローアップというか、バックアップをよろしくお願い申し上げたいと思っています。  先ほど来、逢坂委員の質問の中で、やはり現状、図書館においても司書の方々は必置とされていないということでありますの...全文を見る
○高井委員 もちろん大臣のおっしゃることはわかるんですけれども、やはり今地方分権といっても、やることだけは国がきっちりと定めて細かく指導し、そして権限は渡さずに、お金も渡さずに、やることだけをきちっと決めていくということになれば、それはやはり本当の分権ではないと思いますので、権限...全文を見る
○高井委員 私も、確かに一定の職に三年以上あったことを社会教育主事、司書及び学芸員の資格を得るための必要な実務経験として評価できるようにするということはいいことだと思っています。  ただ、今はその明確な方向性はまだないという感じの御答弁だったと思います。汎用資格を設けるなど検討...全文を見る
○高井委員 よろしくお願いしたいと思います。  次に、私立図書館に対する設置運営上望ましい基準の適用についてお伺いをしたいと思っています。  まず、図書館法の指すところの私立図書館という定義を教えていただきたいと思います。
○高井委員 今回のこの図書館法第七条の二で、これまで公立図書館を対象とするものであった文部科学大臣が定める設置運営上望ましい基準を、今回の改正で私立図書館に対しても適用するということになると思います。今御答弁があったとおり、私立図書館の定義、先ほどのようなお答えでしたので、つまり...全文を見る
○高井委員 ありがとうございます。  今回の法改正については、現状の取り組みを後押しするのも含めて法的根拠を与えるということもあり、私どもも反対するものではないんですけれども、やはりさまざまな規定の整備等もきちんと整合性があるもので、そして、予算についても後押しができるようなこ...全文を見る
○高井委員 私は、このところ、政策上の教育の優先順位が下がっているのではないかと思いまして、懸念をいたします。この数値目標を入れない教育振興計画というものに実効性がどこまで果たしてあるのか、ないに等しいんではないかというふうに思うんですけれども、指導要領の改訂などで、この間、教育...全文を見る
○高井委員 ぜひひとつ気合いを入れて頑張っていただきますように期待を申し上げております。  OECD加盟国の三十カ国の中で、過去五年間で教育投資が減り続けているのは日本だけというふうなこともございます。ぜひ大臣、よろしくお願いを申し上げたいと思っています。  最後の質問ですけ...全文を見る
○高井委員 最後に大臣に。  こういう情報リテラシー教育ということが書き込まれただけでも私はいいと思うんですけれども、現在の取り組みをいろいろ調べてみましたが、リテラシーというところの能力までを教えるということよりも、まだ情報モラルの教育の域を出ていなくて、本当の意味で子供たち...全文を見る
○高井委員 ありがとうございました。
05月23日第169回国会 衆議院 文部科学委員会 第11号
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○高井委員 私は、提出者を代表いたしまして、本動議について御説明申し上げます。  案文を朗読して説明にかえさせていただきます。     社会教育法等の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   政府及び関係者は、本法の施行に当たり、次の事項について特段の配慮をすべきであ...全文を見る
05月28日第169回国会 衆議院 青少年問題に関する特別委員会 第9号
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○高井委員 民主党の高井美穂と申します。  私は、この違法・有害情報の民主党の方のプロジェクトチームの事務局長として、この間十七回ほど勉強会を重ねて、いろいろな関係各位の皆様に意見を聞いて、民主党案としての一つの方向性を出させていただきました。  実は私がこの問題に関心を持っ...全文を見る
○高井委員 まさにその最低限というのをどこのラインに設けるかという話に今度はなってくるんだろうと思うんですね。  登録の方ですと、それがどういう要件に当たるのか、そういう意味ではある程度枠が決まってきてしまって、例えばそれから漏れる民間団体はまさにノータッチになってしまうのでは...全文を見る
○高井委員 済みません、重ねてもう一つだけ。  では、登録制ということであれば、罰則等も入ってきてしまうのはある意味仕方がないというふうにお考えになりますでしょうか。
○高井委員 少し誤解があってはいけないので、私も罰則には反対なんですが、登録機関で国がお墨つきを与えている以上、その登録機関がきちんと秘密保持をしないとか、業務に対してちゃんと適切なことができていないというときには罰則がかかるというふうに、出会い系サイト規制法の登録機関の枠組みが...全文を見る
○高井委員 では、最後の質問になりますけれども、違法情報、有害情報ということに対して対応が異なるべきだと私は思っておりますので、それについてお伺いをしたいと思っています。  つまり、最後に国分参考人が言われたとおり、本当に、違法は違法なので、何といっても警察にきちんと頑張っても...全文を見る
○高井委員 では、ちょっとここで伊東参考人にお伺いをしたいんですけれども、その点、今申し上げた違法な情報に対する対応ということに関しては、業界の皆さんも、やはりきちんと、警察から通報があったら努力するという方向で、情報を開示するなり、まさに共犯で逮捕されるようなことがないよう努力...全文を見る
○高井委員 警察から通報があったり、どうしてもその書き込みの相手が見つからないということが、なかなか警察が違法情報に即対応し切れないということの原因だと思うんです。むしろ、国分参考人の方にお聞きした方がよかったかもしれませんけれども、ありがとうございました。  それで、一言だけ...全文を見る
○高井委員 わかりました。ありがとうございました。  以上で終わります。
06月10日第169回国会 参議院 内閣委員会 第20号
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○衆議院議員(高井美穂君) 個人名を挙げて死ねとかいう、そういう設例について言えば脅迫罪などに該当する場合もあるかもしれませんけれども、多くの場合は違法情報ではないというふうに思われます。麻薬取引と先ほど御指摘があった設例について言えば、隠語、業界用語を用いたとしても、それが違法...全文を見る
○衆議院議員(高井美穂君) 本法案における携帯電話インターネット接続役務提供事業者は、携帯電話端末又はPHS端末からインターネット接続を提供する電気通信サービスで、青少年が青少年有害情報の閲覧をする可能性が高いものとして政令で定める携帯電話インターネット接続役務、第二条第七項でご...全文を見る
○衆議院議員(高井美穂君) 御指摘の点は、最近市場に登場しているモバイル情報端末機器等についての御質問というふうに思います。  この携帯電話端末とPHS端末については、第十七条の規定に基づいて携帯ISPがフィルタリングサービスを提供するということを義務付けるものとなっています。...全文を見る
○衆議院議員(高井美穂君) 御指摘のあった点、具体的には企業の業務用などとして出荷されるパソコンや、少量生産される一部マニア向けのパソコン、インターネット機能は付いているけれども実際にそのような使い方をしないゲーム等を想定しておるわけであります。