高岡大輔

たかおかだいすけ



当選回数回

高岡大輔の1953年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月04日第15回国会 衆議院 外務委員会 第14号
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○高岡委員 ちよつと予算のことについてお伺いしたいのでありますが、この予算を拝見しておりますと、一体日本が地球上のどこにあるかという焦点がまずぼけて来るのであります。一体向米一辺倒でないといい、東南アジアには重点を置くというようなことを盛んにおつしやるのですけれども、この予算を見...全文を見る
○高岡委員 私は決して総理の演説ないしは外務大臣の演説をとやかく申し上げるのではないのです。おつしやつたことは、今政務次官のおつしやつた通り、アジア外交には力を入れるとか、向米一辺倒ではないとかいうその言葉は、私はその通りだと思うのであります。しかしただそれはいわゆる言葉だけであ...全文を見る
02月06日第15回国会 衆議院 外務委員会 第15号
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○高岡委員 時間がありませんから一点だけお聞きします。  先ほどの局長の御説明である程度納得したのでありますが、たつた一点だけ私のふに落ちない点があります。それは、日米間のいろいろの問題が起きた場合に、どうしてもまとまらないと、最後には合同委員会へ来るとまとまるとおつしやつたの...全文を見る
○高岡委員 今のお話でありますと、合同委員会は常に大所高所から論ずるから話がまとまる、こうおつしやるのでありますが、これは一応そうお聞きだけしておいて、時間がありませんからこれでやめます。
02月11日第15回国会 衆議院 外務委員会 第16号
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○高岡委員 きようは外務大臣の御都合で、私はアジアの不安についてひとつお尋ねをしたいと思つたのでありますが、時間がないそうでありますので、ほんの一、二をお聞きします。  第一にお聞きしたいことは、けさの新聞にあります日本の島津さんを団長とした引揚交渉団の人たちが、モスクワへ行つ...全文を見る
○高岡委員 いろいろな方案をお考えになつていらつしやるというのだから、そのうちに全部包含されますけれども、最初にこの問題はたしかインドに御依頼になつたように聞いておるのでありますが、インドの方からその情報といいましようか、交渉団のその後の様子をお聞きになるという、そういう連絡はな...全文を見る
○高岡委員 これは外務省としては、おわかりになつてもなかなかこうした責任のある場所ではおつしやらないでしようが、こつちから交渉団が行く、とたんに相手の李徳全が病気になつてしまう、それは人間のことですからそういうことはあり得ますけれども、ちよつと考えるとどうもそのときからおかしい気...全文を見る
○高岡委員 これは全然情報が入つていないとおつしやるのでありますけれども、こういうことが巷間伝えられております。それはこの交渉は必ず延びるだろうと予言者のようなことを言う人があります。それはどうしてかと聞きますと、この交渉が延びるということは、大体三月から四月、五月と、引揚げの方...全文を見る
○高岡委員 それなら日本の交渉団が出かける前にインドとの話合いは済んだのですか。
○高岡委員 それではこの問題については、もうインドは全然手を引いたと了解していいのですか。
○高岡委員 今私の申し上げましたのは、言葉が足りなかつたでありましようが、頼んだことを向うでできないと申し入れて来た、それはそれでいいのですが、それでいよいよこつちから外務大臣の御心配によつて行くことになつたのですが、その行くことについては、もうインドには何らの連絡なく、民間団体...全文を見る
○高岡委員 そうしますと、向うに行つた方は、北京飯店にカン詰めになつたきり、どうにもならないということになるのでしようか。何とかこれは連絡の方法があるとお考えになりますか、そういうようなことについてひとつ……。
○高岡委員 ではその話はその程度にしまして、もう一つ簡単にお聞きしたいと思います。去る二月二日の新聞に外務省顧問という白洲次郎さんが、大使の資格を持つて欧州へ出かけるという記事が出ておりました。この白洲さんは去年アメリカへ特派大使として行かれております。私はこの白洲さんという方は...全文を見る
○高岡委員 それはまことに白洲さんに対してはお気の毒な話でありますが、世間では只見川の外資導入にアメリカに行かれたのだ、しかも高碕さんが目印合弁の製鉄会社をつくるために、国際銀行のガーナー氏と折衝されたことは事実でありますが、そのときも白洲さんが一緒に会いたいというときも、高碕君...全文を見る
02月18日第15回国会 衆議院 外務委員会 第18号
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○高岡委員 二月四日付のインド政府の通告として、駐日インド大使から外務省の方へ、日本とインドとのいわゆる目印製鉄会社をつくる話合いの打切りが申し込まれて来ております。これは高碕氏がアメリカまで行かれて、相当外務省としては力を入れてこの問題に当られたのでありますが、どういうわけか先...全文を見る
○高岡委員 今の外務大臣の御答弁でありますが、外務大臣としては、かつてはインドの総領事までなさつた方でありまして、インド人の気持はよくおわかりだろうと思う。今の首相のネールさんが一体どんな政治活動を今日までやつて来られたかということもおわかりだと思いますし、また国民会議派の今日ま...全文を見る
○高岡委員 これは二月十五日の読売新聞の夕刊であります。こういうことが新聞記事に出ておるのでありますが、この態度は、何も今の目印合弁の製鉄会社には関連しないと言えば関連しないのでありますが、こういう気持がどこかに出ておるのじやないか。いわゆる俗にいう外務大臣の向米一辺倒外山父が非...全文を見る
○高岡委員 今外務大臣は商談だとおつしやつたのでありますが、私はこれは単なる商談とは考えないのであります。これは敗戦日本が今後経済的に何とか打開して行かなくちやいけないという、国家的な今後の行き方の一つの大きなことだと思つています。そこでもう一度お聞きしたいのは、一体日本の会社、...全文を見る
○高岡委員 私がインドに対して賠償云々と言つたとかで、お前は思想的に混乱しておるとおつしやるのでありますが、私は話の途中から全体のことを言つたものだから、そういうふうにお考えになつたのでしよう。これはそれとしまして、インドのこの問題について、私が言おうとすることは、たとえて言いま...全文を見る
○高岡委員 今外務大臣から、農林省から技術者をインドにやるというようなことをおつしやつたので、たいへんけつこうだと思います。ぜひそういうふうにして日本人がいろいろインドの農業というものを知つて、それから事を始めなければならないのでありますし、もう一つ考えなくてはいけないことは、イ...全文を見る