高岡大輔

たかおかだいすけ



当選回数回

高岡大輔の1956年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月16日第24回国会 衆議院 外務委員会 第7号
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○高岡委員 一月四日でありますか、大臣が御郷里へお帰りになるときに新聞記者に、アジア諸国との友好関係を増進し、経済外交を推進する、それからもう一つは、二つの中国の問題、これがことしの外交の焦点になる、こういうお話があったのでありますが、私はこれはほんとうにごもっともといいましょう...全文を見る
○高岡委員 大臣からそういうこまかい御説明をいただきますと、時間がなくなりますので、恐縮するのでありますが、私の申し上げましたことはコロンボ会議に参加していけという意味じゃございません。これはコロンボ計画に日本が参加して、そうして経済外交を推し進めようというならば、三千万円くらい...全文を見る
○高岡委員 最後に一つ申し上げますが、私どもは去年ずっと東南アジアを回ったのでありますが、そのときに、各国にそれぞれの問題があり、またお互い同士の間にもいろいろ問題があるにもかかわらず、なかなかこれは解決するには時間がかかるだろうから、われわれで近道を選ぶという意味で、東南アジア...全文を見る
02月21日第24回国会 衆議院 外務委員会 第9号
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○高岡委員 ただいま並木委員の質問によって三十一年度の計画がわかったのでありますが、将来の計画について一つあわせて御答弁を願いたい。と申しますのは、なぜバンコックまで出てとまっておるのか。将来この線は延びるかどうか。御承知のようにバンコックでは中途半端でありますし、カラチまで行き...全文を見る
○高岡委員 インドといいますと、デリーまでですか。
○高岡委員 ただいま政務次官から、外務省には、選挙区はないので困るのだというお話でございましたが、もちろんその意味から予算が取りにくいという点もございましょうけれども、これは日本という立場に立ちますと、そうばかりは言われませんので、十分一つ御活躍を願いたいと思うのであります。いわ...全文を見る
○高岡委員 ただいまの通産省または農林省の官吏の方が出先公館にいらっしゃるということは仰せの通りでありますが、これが何分にも大使館に一人か二人しかいない、まるですみっこの離れ座敷にカン詰にされているような感じがなきにしもあらずだと思うのであります。それではどうも大した効果が得られ...全文を見る
○高岡委員 その相談室の問題でありますが、私が最初に申し上げますのは戦前の実例でありますし、それからあとでまたもう一つ申し上げますのは戦後の、私がうわさに聞いたのでありまして実際自分で接触しない問題でありますからはっきりはわかりませんが、戦前でありますというと、御承知かもしれませ...全文を見る
○高岡委員 繰り返して申し上げますけれども、これは業者の方も十分それに対しては私はこたえるだろうと思いますが、それと同時に今後合弁会社の問題につきましても十分考えるべきものがたくさんあります。従いましてこの特派大使というものは、代議士だとかあるいは昔の外務省の外交官の古手を必要に...全文を見る
○高岡委員 それでけっこうな答弁になるのでありましょうが、国際金融公社に今度は投資するというようなことがいずれこの委員会にかかるだろうと思うのでありますが、かりに十億の金を投資しますれば、その使い道というものも相当考えていかなくちゃならぬ、この国際金融公社の問題はそれが議題になり...全文を見る
02月25日第24回国会 衆議院 外務委員会 第12号
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○高岡委員 ちょっとお伺いしたいのですが、先ほどから聞いておりますと、何か国際儀式の場合だけを予定していらっしやるようでありますし、それから特派大使としては国会法云々ということで、結局国会議員を対象にしていらっしゃるようでありますが、民間人の起用といいましょうか、民間人でもなれる...全文を見る
○高岡委員 特派大使を出します場合の対象は、国際儀式とでもいいましょうか、ただそういうことだけが対象なのでありましょうか。それとも今後私は東南アジア諸国にかなりスケールの大きな合弁会社ができることを予想し得るのでありますが、そういう合弁会社ができるような際に、その折衝のために財界...全文を見る
○高岡委員 今どうもルールケラーの鉄鉱石開発などという具体的な一とを言ったからちょっと官房長あれでしょうが、かりに口比賠償は今進行中でありますからいいとしまして、あるいは予想されますことは、この五月ごろからインドネシアとの賠償問題が議題に上るだろうと思います。そういう場合に、この...全文を見る
○高岡委員 今のインドネシアの場合に、具体的になって恐縮なんでありますけれども、ここは御承知のように国交は調整されておりませんので、ジャカルタにあるのは総領事館でありまして、しかも今の倭島さんは公使として行っておるわけで、重要な折衝をする場合には、どうしても大使級が必要だという気...全文を見る
○高岡委員 もう一点だけ今の全権大使と特派大使の性格の違いを御説明願いたいと思います。
○高岡委員 この次のときでけっこうでありますからお願いしたいことは、この国際金融公社に十億円投資する以上は、使い道を考えなければならぬと思いますが、それをどこにどういうふうに使うかという計画がございましたら、その計画書を御提出願いたいと思います。もう一つは、今御承知のようにコロン...全文を見る
03月13日第24回国会 衆議院 外務委員会 第19号
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○高岡委員 この前私は重光外務大臣にお聞きしたのでありますが、重光外務大臣は、所管が違ったといいましょうか、あまりはっきりした御答弁がなかったのであります。といいますのは、私は東南アジアの経済協力といいましょうか、これを進めていきますには、相当の考えが日本になければならないと思い...全文を見る
○高岡委員 私がお尋ねしたいことは、はっきりする意味で一例を申しますと、かりに日本が東南アジアに技術協力とかいろいろのことで米の増産に日本が協力するとします。そうしますと、現在タイ国のチェンマイ地区で蓬莱米の品種改良の意味において蓬莱米を奨励しているのでありますが、こういうことを...全文を見る
○高岡委員 今大臣のおっしゃいました通り、日本が海外投資をするのでありますけれども、目的は向うの国々の生活水準を上げてやることが目的になっている。ただ向うの国民の生活水準が上ったはね返りとして、この国々と日本との貿易が活発になってくるということなのでありまして、日本の海外投資は、...全文を見る
○高岡委員 そうするとただいま議題になっております国際金融公社の金は、日本国内を目的としたものだけだ、現在のところはこれだけだという解釈をしてよろしゅうございますか。
○高岡委員 カンボジアの移民に対する予算の裏づけをちょっと聞きたいのですが、外務省の方ではカンボジアに対する移民をすることは、矢口局長みずからがカンボジアに行かれて、いろいろ打ち合せてこられました。ところが外務省の予算を見ますというと、実にわずかな金額でありまして、昨年から比べま...全文を見る
○高岡委員 ただいま議題となっておりますのはカンボジアの問題でありますから、カンボジアのことを聞くのでありますが、カンボジアに対する移民の場合と中南米に対する移民の場合とでは、性質が相当違っておりますことは、主計局も御存じだと思います。ここに移住局長がいらっしゃればその点がはっき...全文を見る
○高岡委員 これは外務省との連絡がうまくついていないのではないですか。外務省の方ではもう相当話し合いが進んで、今も話のありましたように、大体三十一年度には二千人ほどカンボジアに移住をすることになっているのでありますから、そう想像といいましょうか、雲をつかむような話ではないのです。...全文を見る
○高岡委員 もう一点お伺いいたしますが、今のお話では、外務当局の方で今協議を進めておられるので、従って大蔵省としては今のところ何とも計算のしようがないとおっしゃっておりますが、先ほどから明らかになりましたことは、もうほとんど中南米の移民で金が一ぱい一ぱいだということになってくれば...全文を見る
○高岡委員 今の主計官の御答弁は、ちょっと私のお尋ねしたことを考え違いしていらっしゃるようであります。私は何も、日本の外務当局とカンボジアとの細目協定がきまらないうちは云云というようなことは話していない。細目協定は、いずれ今度の条約が批准され、交渉が進められた上でありましょうが、...全文を見る
○高岡委員 今の下田条約局長のおっしゃったことはよくわかります。それは順序としてなるほどそうでございますけれども、私が言いますことは、かりに二千人としましょうか、そうして今おっしゃいましたような北海道で二十万円で、二倍かかるか三倍かかるか見当がつかないが、かりに二倍半としても五十...全文を見る
○高岡委員 これはあまりこまかいことで、大臣御存じないことだと思うのですけれども、今岡田委員がおっしゃいましたように金の面では、せっかくカンボジアと友好条約を結んでも実行ができないような金額しかここに出てこないわけです。しかもカンボジア国には、大臣おいでになったことはありませんで...全文を見る
○高岡委員 関連質問が次から次に出ましたので、最後にお伺いしたいのですが、私はこのたびのカンボジア移民はさっきから申しますように非常に重大な意義を持っておりますので、この移民はどういう人に向うに行ってもらうかという点から考えまして、私は最も適当な人は、農林高等学校卒業者が最も適任...全文を見る
03月19日第24回国会 衆議院 法務委員会 第18号
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○高岡委員 社会生活が複雑化して参りますにつれて、立法機関といいますか、国会では毎日のように新しい法律が制定され、法の改廃が行われておりますが、どうしても法律には盲点が生じてくることは現実であります。それで、この盲点で非常な損害と言いましょうか損失を受ける場合が多いのであります。...全文を見る
○高岡委員 ただいまの御説明のうちに署名捺印というお言葉があったのでありますが、その文書が本人の意思に基いて書かれたものだということを承認するための署名捺印を行う方法としては、世界各国では、日本のようにやっているところと、やっていないところと、どれほどの例がありますか。その点をお...全文を見る
○高岡委員 ただいまの婚姻届といいましょうか戸籍関係の面につきましては、あるいは正式な結婚式をあげずに結婚をする人がありましょうから、場合によってはそういう今おっしゃったような困難さも出てくるだろうと思います。それから、出生の場合にしましても、ほんとうの夫婦の間ならともかくも、夫...全文を見る
○高岡委員 昔登記所と言っていたところは法務局と今言っているような気がするのでありますが、法務局で財産所有者の印鑑を保存するというか、法務局で印鑑をはっきりしておくということはできるのですか。市町村役場にある印鑑証明ですか、これを、財産を扱っている法務局で正確にしておくという方法...全文を見る
○高岡委員 この印章に関する問題は、当局としては十分御存じのような気がするのであります。これによって、法律の盲点とでも言いましょうか、個人の財産が知らないうちに転売されておるとか、あるいは戸籍が本人の知らないうちに除籍されておるというような犯罪が起きておることは、法務当局としても...全文を見る
○高岡委員 ちょっとお伺いしたいのでありますが、各市町村にあります条例をもう少し整備する法律を出すということと、それから、もう一つは、印章を彫る店に対して何らかの注意をすると言いましょうか、実印とかそういうものの注文を受けました場合に、それを確かめないうちはみだりに実印は作れない...全文を見る
○高岡委員 それでは、私はずぶのしろうとでありますし、そちらは専門家でいらっしゃいますから、一つ十分御研究を願いまして、せっかく日本が法治国であり、私有財産が認められているのだから、このわれわれの財産が安心しておられるような措置を講じていただきたいと思います。あわせて、戸籍等につ...全文を見る
04月04日第24回国会 衆議院 外務委員会 第27号
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○高岡委員 大臣にお伺いいたしますが、この前大臣にいろいろお伺いいたしましたときに、低開発の地域という問題について、日本政府として考えていらっしゃることは大体どこでありますかという質問に対して、東南アジアというものはほとんど対象にしていないのだ、おもに日本だというお話がございまし...全文を見る
04月26日第24回国会 衆議院 外務委員会農林水産委員会連合審査会 第1号
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○高岡委員 ちょっと外務当局にお伺いしておきたいと思います。去年か第一次でことしが第二次でありますが、今後ともこれは続けていく見通しなのでありますが、その点をお伺いしたい。
○高岡委員 これは日本の現在としては、この取り決めはやむを得ないと思うのでありますが、今のお話で明年度はどうなるかわからぬということになってきますと、話が、内容が非常に変わってくるわけでありますが、それはどういう意味でなのですか、もう一度お伺いしたいと思います。
○高岡委員 そうしますと、これは企画庁長官であられます高碕さんに伺いたいと思いますが、かりに電源開発をしたとか、そういうところへ投資しておりますのが相当長く続くという見通しで投資しているとすれば、それが一方において来年度は、今度はいろいろな意味からこれをやめるということになってき...全文を見る
○高岡委員 そうしますと、これはもう大体ことしきりで打ち切りだという考え方で進んでいいのではないですか。といいますことは、もしこれが将来続くということになりますと、ここにいろいろと将来の問題について一つの日本としての希望といいますか——このものそれ自体を考えますと、必ずしも日本が...全文を見る
○高岡委員 第一次と第二次の内容からしましても、今大石政務次官のおっしゃいましたことからして、政府当局がこのたび非常に御苦心されたということは多といたします。ちょっとお尋ねしたいことは、葉タバコは、だいぶ日本の大蔵省の専売局には貯蔵があるはずでありますが、それにもかかわらずまた今...全文を見る
05月11日第24回国会 衆議院 外務委員会 第42号
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○高岡委員長代理 暫時休憩いたします。    午前十一時三十分休憩      ————◇—————    午後零時八分開会
○高岡委員長代理 休憩前に引き続き会議を開きます。  国際情勢等に関する件についての質疑を許します。松本七郎君。
○高岡委員長代理 岡田春夫君。
05月18日第24回国会 衆議院 外務委員会 第45号
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○高岡委員 ただいまはお二人の方々から非常に詳しいお話を承わり、御同情たえない次第であります。  これは私の思うにはて敗戦と同時に日本は第八軍と第九軍によって占領行政が行われたのでありますが、沖繩はこの第九軍の占領行政下にあったということが一つの原因であり、また地理的位置からだ...全文を見る
○高岡委員 そうです。
○高岡委員 私は午前中に政府にお伺いしようとしましたら、途中で都合によって中止をいたしたのでありますが、続いてお伺いしたいと思います。  どういうことを基礎にして私がお伺いするかといいますと、三月二十九日の本会議において、鳩山総理大臣は沖繩問題について答弁をせられました。その答...全文を見る
○高岡委員 今アジア局長は、アメリカがあまり日本に対してよい感情を持っていないような、今期国会ではこの問題は論じないようなお話でありましたけれども、それは国会としてはそうかもしれませんけれども、さきも午前中に私が申しましたように、雑誌のフォーリン・アフェアーズのアームストロング氏...全文を見る
○高岡委員 先ほど午前中の参考人の方々のお話で、与那嶺悦子さんという方が弾丸のかけらでありますか、スクラップを拾ったのをガードが射殺してしまったという話から、いろいろ向うで起きております殺傷事件が述べられております。しかしこれは私思うのに、アメリカ政府は詳しい情報を知ってないのじ...全文を見る
○高岡委員 もう一点お伺いします。それは講和会議の際に吉田全権が、沖繩の主権を日本に残されるというアメリカ合衆国全権及び英国全権の発言を、私は国民の名において多大の喜びを持って了承するものであります。こう吉田全権が言っておられますから、もちろん潜在主権といいましょうか、これは日本...全文を見る
○高岡委員 この点は私は非常に大きな問題であり、重大な点だと思うのであります。といいますことは、かりに労務賃をきめますにしても、アメリカ人でも、いわゆる白、黒で区別をつけ、それからフィリピン人、日本人、沖繩人、こういう工合に段階をつけている。これは沖繩人と日本人というものを、同等...全文を見る
05月22日第24回国会 衆議院 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第13号
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○高岡委員 これは事務的なことで恐縮でありますが、このごろ見ておりますと、遺族年金あるいは公務扶助料あるいは恩給等の処理がなかなか進んでいないような気がするのでありますが、援護局あるいは恩給局の作業員はどんな工合になっておりますか。十分でありますか。この点を伺います。
○高岡委員 局長がおっしゃったように、今残っております案件は、むずかしいものだけが残っておりまして、件数が幾らだからといって作業員を減らしたのでは、仕事が渋滞するのは当然だと思うのであります。一目見てすっとわかる書類と、どうだろうかと思って、いろいろあっちもこっちも見なくちゃいけ...全文を見る
05月22日第24回国会 衆議院 外務委員会 第47号
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○高岡委員 二、三点お伺いしたい。石坂委員、大橋委員で大体尽きたようでありますけれども、協定第八条の沈船引き揚げであります。沈船引き揚げは賠償全体から見て何パーセントくらいになりますか。
○高岡委員 そういたしますと、非常に安いような気かするのでありますが、これはここにありますので、一九五三年三月十二日署名云々と書いてありますが、これが私よくわかりません  のでお尋ねしたいのであります。この沈船引き妨げは、スクラップとしての計算をするのでありますか、それとも引き...全文を見る
○高岡委員 私の聞いた話でありますけれども、最初は何か干満のいわゆる平均水位といいますか、それから何メートル下ということで、そういう数字の出し方をしたら、ある地点では、軍艦がぐっと海底に突っ立っておって、ちょうどその水面から何メートルというと、軍艦を胴っ腹から切らなくちゃいけない...全文を見る
○高岡委員 引き揚げました場合、初めフィリピンの方では、おれの方には非常に大きなドック等があるから全部やれるというようなことを言ったのですけれども、実際日本の専門家が行きますと、フィリピンでとても修理なんかできっこないということで、日本のドックまで引いてきて、日本で修理をするとい...全文を見る
○高岡委員 第九条第二項でありますが、これは日本とフィリピンとアメリカの共同開発金融機関のようなものでなさるつもりなのか、これはどういうふうになっておりますか。
○高岡委員 そうしますと、せっかくこちらから機械を持って行ったり役務賠償にしたりするのでありますが、向うの施設費というものは一体どこから出るのでありますか。それはフィリピン政府が出すのでありますか。フィリピン政府としてもそう金があろうはずはないのでありますが、結局今新聞に出ており...全文を見る
○高岡委員 使節団が日本に来ますことはわかっておりますが、その権限の問題につきましては、先ほども石坂委員からいろいろ御質問がありましたから、私どうもふに落ちない点もありますが、一応それで了承いたします。それでフィリピンで今度は経済開発の企画委員会とでもいいますか、そういうものが非...全文を見る
○高岡委員 もちろんフィリピンの国民感情というものもございますし、そういう点はむしろほかの国よりも慎重に考えていかなくてはいけないとは思いますけれども、こちら側の今後の態度いかんによっては、私はそう向うを刺激したり、ないしは干渉するという気持を起させずに済むと思う。実際にその機械...全文を見る
○高岡委員 大体どこの国の人を考えておりますか。私がそれを言いますのは、結局これが最後のところにくるのでありますが、この人がほんとうに厳正中立の人ならいいのですけれども、下手な国から下手な人を頼めば、日本は二対一で常に負けるという結論が、初めから人選によってわかるだろうと思うので...全文を見る
○高岡委員 第五条の第四項でありますが、賠償契約をしないでやることができると書いてありますが、これはどういう意味なのですか。その前の方には「賠償としての役務及び生産物の供与は、」と書いて、それが賠償契約をしないでやるというのですから、これはどういうことになるのですか。
○高岡委員 その点はわかりましたが、先ほど石坂委員がいろいろと御質問なすっていらしたようでありますが、私は本会議の関係で出席しませんので、あるいはダブるかもしれませんが、第九条の第二項でありますが、「実施計画に含まれていない資材、需品及び設備は、フィリピン共和国政府が提供する」こ...全文を見る
○高岡委員 それならば一応据付が終りましたあとで、今度はアフター・サービスまで入るのかどうか。もう据え付けてしまえばオーライといいましょうか、それで終りという話し合いでありますか。これは実はあまりしつこいことをお伺いするようでありますけれども、日本が東南アジアにおいて欧米と比較に...全文を見る
○高岡委員 ただいまのアフター・サービスというものは、これは賠償のうちに加えるわけには参らぬかとも思うのでありますけれども、これは私はいろいろこの附属書の施設をやっていきますについて、こういうことは順次話し合いでやっていかなければいけない、そうすることが、結局向うにせっかく日本が...全文を見る
05月31日第24回国会 衆議院 外務委員会 第54号
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○高岡委員 私は、このたび社会党と自由民主党の両党の共同提案といたしまして、沖縄の軍用地接収問題等に関する決議案を提出いたしたいと思います。  まず案文を読みます。   沖縄の軍用地接収問題等に関する決議案   終戦後すでに十年を経過した今日、沖縄はなおアメリカの管理下にお...全文を見る
06月02日第24回国会 衆議院 本会議 第61号
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○高岡大輔君 ただいま議題となりました決議案に対し、各派を代表して賛成の意を表したいと存じます。(拍手)  提案者の御説明にもありました通り、沖縄及び小笠原諸島の主権がわが国にありますことは明白な事実でありますが、ただ、平和条約第三条によりまして、沖縄や小笠原諸島には、アメリカ...全文を見る
07月12日第24回国会 衆議院 外務委員会内閣委員会法務委員会連合審査会 第1号
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○高岡委員 ちょっとお伺いしますが、この四原則のうちの第四でありますが、不用の土地というのはゴルフ場の十万坪とかいろいろございましょうけれども、皆さんが大体これは不用だとお認めになります地積とでも言いましょうか、どれくらいを考えていらっしゃいましょうか、その点一つ。  それから...全文を見る
11月19日第25回国会 衆議院 日ソ共同宣言等特別委員会 第2号
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○高岡委員 政府当局に御質問申し上げます前に、過去数回にわたる日ソの交渉に当って、全権並びに全権一行としておいでになりました方々の御労苦に対して深甚の敬意を表します。  このたびの日ソの国交が回復なるにつれまして、いろいろな心配とでもいいましょうか、そういうものが国民のうちには...全文を見る
○高岡委員 ただいま河野農相からいろいろとお話があったのでありますが、この共同宣言その他の批准が終りましたときに、日本とソ連との間の外交官の交換その他による外交機関ができて参りますが、あくまでもこの領土問題に関しては、日本とソ連との間だけによって、今後平和条約の形式とでもいいまし...全文を見る
○高岡委員 ただいまお話を承わっておりますと、私の言い方に言葉がが足りなかったような気がするのですが、私は何も日ソの間の話は一応やめて、そうしてサンフランシスコ条約の国々でありますとか、あるいはアジア・アフリカ諸国に訴えて云々という意味ではないのでありまして、日ソの間で交渉すると...全文を見る
○高岡委員 これは御本人から直接聞いたわけではございませんけれども、これもわきから聞きますと、高崎長官が日本におられますチフヴィンスキー漁業代表にお会いになったときに、シベリア開発の話をなすったということを耳にするのでありますが、話によりますと、ソ連は欧州におけるソ連とアジアにお...全文を見る
○高岡委員 今わきから話がございましたが、今の総理のお話で、ソ連においてそういうような考え方をしておったというのでありますけれども、これにつきまして、日本政府を代表されるといいましょうか、総理はこの考え方に御同意かどうか、御同感かどうか。もしもそうだといたしますと、私は日本として...全文を見る
○高岡委員 次にお伺いいたしたいことは漁業問題であります。漁業条約等につきましては、ほかの委員の方から詳細にわたる御質問があろうかと思いますが、私は一つ素朴な点でお伺いをしたいと思います。  それはよく言うのでありまして、これはいいことか悪いことかわかりませんが、日本の漁師の方...全文を見る
○高岡委員 それなら、もう一つお伺いしたいのでありますが、漁獲物の保存の問題といいましょうか、この問題については、ソ連の方では技術がないとは申しませんけれど、端的に言いまして、カン詰業とでもいいましょうか、これが非常におくれておるといいましょうか、それまで手が伸びないとでもいいま...全文を見る
○高岡委員 私は今の経済提携といい、あるいは両国の経済的ないろいろな今後の話し合いをします場合に、これは私は日本の漁師の方々が生きる道としては非常に格好のものだと考えるのでありまして、もしもそういう話し合いが今日までなかったとしましたら、今後の折衝において十分に一つ願いたいと思う...全文を見る
○高岡委員 最後に一つお伺いしたいことは、例の日本の引揚者の問題であります。これは鳩山総理が非常に友愛精神とでもいいましょうか、人道上から強くこの点は主張され、この面につ  いては非常な御努力をなすったごとを、私どもは感謝しております。そこで、この折衝の経過を拝聴しておりますと...全文を見る
○高岡委員 この際厚生大臣に、話は飛躍いたしますけれども、ちょっとお伺いしておきたいことがあります。それはマリク名簿にしろ、またそれ以外の方も、生きていらっしゃる方は一日も早く日本に引き揚げていただく、引き揚げの希望がかなうように、日本政府としては存分の措置を講ぜられるでありまし...全文を見る
○高岡委員 ちょっと厚生大臣にお伺いしますけれども、それは調査だけでございまして、お祭りのところまではいかないのではありませんか。
○高岡委員 終りました。
11月28日第25回国会 衆議院 外務委員会 第2号
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○高岡委員 ただいま石坂、田中両委員の質問で大体了承したのでありますが、それによりますと、大使館の館員は二十名ないし三十名、それはこちらの大使館のことでありましょうが、ソ連の大使館は東京に一体どのくらい置く意向であったのか、交渉の際にそういう話が出たのかどうか、これは下田条約局長...全文を見る
○高岡委員 そうしますと、今の下田条約局長のお話では交渉の間において人数等のことについては議題に上らなかったというのでありますが、先ほど官房長が言われましたように、西ドイツあるいはインドネシア等には相当数の方がソ連から行っておられるのです。インドネシアには五、六百人ということさえ...全文を見る
○高岡委員 そうなりますと私は一つ気づかう点が出てくるのであります。先ほど田中委員がおっしゃいましたときに、もしも大ぜい向うから見えるような場合には査証の拒絶をするかもしれないというような御答弁があったのでありますが、そもそも日ソ共同宣言は御承知のように相互理解と協力の上に云々と...全文を見る
○高岡委員 相互主義といいますと、もしもモスクワの日本大使館に日本の自衛隊からだれも行かないということになってくると、ソ連もあれだけ軍隊を持っているのでありますが、その駐在武官も来れないということになるのですか。こっちから一人も自衛隊関係の、いわゆる防衛庁関係の方が参らなければ、...全文を見る
○高岡委員 今審議中であるからあれでありますが、これはソ連としましては、当然私は駐在武官を必要とすると思います。それはただ単に日本における自衛隊の増強ぶりを見たいというだけでなくて、日本は日米安全保障条約その他一連の条約等によりまして、いろいろな軍事施設等がございます。これらにつ...全文を見る
○高岡委員 この点は結局押し問答をしましても、審議中でいらっしゃいますのでしようがありませんから、次に総領事館並びに領事館の問題についてお伺いいたします。  先ほどこれも田中委員が御質問になったようでありますが、それに答えて官房長は、函館、小樽、長崎、敦賀でありますか、あちこち...全文を見る
○高岡委員 ちょっと話が飛びまずけれど、この総領事館の館員数というものはどうなりますか。これもやはり一つの考え方といいましょうか、五人とか十人というようなものを頭に描いていらっしゃるのか。これは必要によっては何百人でもいいというようにお考えになるのですか。
○高岡委員 物事がすべて素朴な議論をし、すべて常識で事を判断するというのなら、それは決して大したことにはならないとは思いますけれど、さっきも言いましたように、西ドイツでありますとかインドネシアには何百人という人が行っておるが、一体それだけの用事があるのか。インドネシアにしてどれだ...全文を見る
12月05日第25回国会 衆議院 外務委員会 第6号
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○高岡委員 議事進行について。先ほど南連局長から御答弁があったのでありますが、先ほど来五人の方々からそれぞれ貴重なといいましょうか、切々たるお気の毒な話をいろいろ聞かされたのであります。これに対する御答弁のように南通局長はおっしゃったのでありますけれども、話を聞いておりますと、対...全文を見る
12月12日第25回国会 衆議院 外務委員会 第9号
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○高岡委員 数日前に当委員会におきまして、沖縄の方々から参考人となっていただいていろいろ事情をお聞きしたのでありますが、その際に仲吉さんという参考人の方から沖縄の施政権の問題についての御発言がありました。そのお話の内容を聞いておりますと、日本が近く国連に加盟が許されるようになる機...全文を見る
○高岡委員 今の局長のお話を聞いておりますと、アメリカ側の意向もうかがわれるのでありますが、しかしこれは考え方によりましては、かつてマッカーサーが日本に軍政をしいておりました当時に、日本はまだ十二才の少年だというようなことを言ったのでありますが、日本もようやく国連に加盟ができると...全文を見る
○高岡委員 ただいま局長はアメリカ側の意向として、緊張緩和という表現をしているようでありますが、この緊張緩和ということは、これは多分にアメリカの主観的な考え方によるのかもしれないのでありますけれども、緊張緩和というものは客観的に判断しなくてはいけないと思います。もしもそうだといた...全文を見る
○高岡委員 話が逆戻りするようでありますけれども、この軍用地の問題につきましては、何か今までの経過を見ておりますと、出先の軍と現地のいわゆる地主との間に話が進められておるようでありますが、この基本というものは、どうしても日本政府対アメリカ政府、端的に言って日本の外務省と向うの国務...全文を見る
○高岡委員 なお講和発効前の補償問題でありますとか、あるいは沖縄の方で海外から引き揚げてこられました方方の生業資金というのでありますか、そういったような問題につきましても、過般の当委員会において参考人の方からそれぞれ御意見の御開陳があったのでありますが、これは多分に法律解釈のみで...全文を見る
○高岡委員 ただいま吉元、桑江両参考人の方からいろいろお話を承わりましたが、その前に中川アジア局長並びに石井南連局長が私どもの質問に対してお答えになり、ただいま両参考人の方のお話もアジア局長並びに南連局長はお聞きになったのでありますが、問題は講和発効前の補償問題と、それから沖縄県...全文を見る
12月13日第25回国会 衆議院 外務委員会 第10号
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○高岡委員 私ただいま田中官房副長官のお話を承わっておりますと、副長官は少し勘違いしていらっしゃるのではないかという気がするのであります。といいますことは、援護会のことにつきましては先ほど穗積委員との間に、これもちょっと、実際は違っていないでしょうけれども、聞いておる者には線が違...全文を見る
○高岡委員 私は、田中官房副長官が内閣のうちで沖縄担当官でいらっしゃるというのでお聞きしたのでありますが、その以前の問唐とでもいいましょうか、大蔵当局に対してお願いというか、お伺いしたいことがございます。それは、先ほど来の質疑応答によっておわかりになりますように、この問題は法律的...全文を見る
○高岡委員 今の政務次官の御答弁は、御当局としてはごもっともなことでありまして、今ここではっきりした数字をお出しになれないことは了承いたします。しかし大蔵当局としては、今後の予算を組んでいきます上においては、これを十分頭に置いて一つ御配慮願いたい。  それから先ほど田中官房副長...全文を見る
○高岡委員 ほかに他の方もまだ御質問があるようでありますから、最後に一点だけお伺いして私の質疑を終りたいと思います。  それは、新聞記事は当てにならないというと新聞記者諸君は怒るかもしれないのですが、けさの東京新聞を見ますと、こういうことが書いてあります。  沖縄の平和条約発...全文を見る