高岡大輔

たかおかだいすけ



当選回数回

高岡大輔の1958年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月12日第28回国会 衆議院 外務委員会 第2号
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○高岡委員 この委員会で、たびたび大臣に対して同僚諸君から質問があったのでございますけれども、まだ私が了解するところまで参りませんので、補足的といいましょうか、つけ加えた点でお伺いしたいと思います。  その第一点はアジア開発基金なんですが、これはただいまの御説明をいろいろ聞いて...全文を見る
○高岡委員 そうしますと、新聞等によって報ぜられておりますいわゆる臨時経済協力審議会といいますか、その審議会でいろいろ審議した結論によって使途をきめていく、こう解釈してよろしゅうございますか。
○高岡委員 そうしますと、今東南アジアでいろいろと問題になっておりますものを合計しますと、五十億を使い切ってしまうのじゃないかという気がするのであります。今申し上げましたタルタウ島の問題もございますし、そのほかインドにおける技術センターの問題もあるようでありますし、またメコン川開...全文を見る
○高岡委員 時間がございませんから飛ばして参りますけれども、私が昨年の暮れにアメリカに参りまして、いわゆるアジア開発基金問題についてアメリカの民間側との話し合いをやってみたことがございます。その場合向うの危惧しておりますことは、一体東南アジアにどれだけの仕事があるのか、しかもどの...全文を見る
○高岡委員 それは審議会そのものの仕事ではないかもしれませんけれど、話はちょっと飛躍して、語弊があるかもしれませんが、かつて満鉄が膨大な調査機関を持っておったことがあります。私は少くとも今日の日本は、しかも東南アジアに対して経済協力を進めるというからには、内容は別としまして、規模...全文を見る
○高岡委員 この問題はいろいろお伺いしたいのでありますけれども、ただ時間の関係で切り上げますが、最後に私は一言お願いしたいことがございます。それは将来この東南アジア開発というものが軌道に乗って進んだといたします。そうしてどこどこのこういう企業をやるんだということになってきますと、...全文を見る
○高岡委員 ただいま拝聴したのでありますが、国全体から見ますれば、貿易会社というものの数はほとんどずっと横ばいでありましょうが、その中身を見ますと、きのうできたのがきょうはつぶれ、またあすは一つできるといったようなことで、非常に醜い姿だろうと私は思うのであります。従いまして、私は...全文を見る
02月14日第28回国会 衆議院 外務委員会 第3号
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○高岡委員 本国会になりましてから、いろいろと千島問題が議題になっているようであります。それで、ただいま日本から漁業問題でソ連に平塚さんが団長として行っておられますけれども、これは漁業条約第三条による、毎年モスクワと東京と交代でその年の漁獲についての話し合いをする委員会だと私ども...全文を見る
○高岡委員 今の御説明を聞きますと、国後、択捉、歯舞、色丹におられた方々は海外引き揚げのワクにも入らない。すなわち満州とかシナ大陸とか、あるいは南方地域から引き揚げた方は海外引き揚げになって、過般見舞金の形で全体で五百億円が出た。しかし国後、択捉は日本本土なんだから別に引き揚げて...全文を見る
○高岡委員 ちょっと繰り返すようでありますけれども、それではこの前の国会で通過いたしました海外引揚者の財産に対する補償として、見舞金として五百億円出ましたですが、その中に入っておりますか。
○高岡委員 領土であるのかないのかという本質問題は差しおいて、形の上でそういう措置をおとりになったのですか、現実の形の上において……。
○高岡委員 それで私お伺いしてみたいのですが、これらの方々はいろいろと、長い間にわたって政府に要望しておられる。その一つとしましては、歯舞、色丹、国後、択捉は、断じてわれら祖先から居住した日本固有の領土だ、だから一つあくまでもわれわれは自分の郷里に帰りたいのだ、すなわち日ソ平和条...全文を見る
○高岡委員 返事がないとおっしゃいますが、相手が相手だからそう簡単に返事がないでしょうけれども、これは一つ重ねて強く要望をしていただきたいと思うのであります。これも今申し上げましたように、なかなかめんどうなことでございましょうけれども、この方々が今非常に困っておられますことは、大...全文を見る
○高岡委員 今の南連局長の御説明でまことにげっこうなことだと思うのでありますが、今度は南連に千島並びに歯舞、色丹関係の一課を設けて、そこで沖縄、小笠原に対すると同じような事務をとっていく、こう解釈してよろしいですか。
○高岡委員 そうしますとその五人の方がいろいろと今後の作業をなさるわけでありますが、大体千島におられた方はもら相当な調査はいたしてございます。一つ申し上げますれば、居住者連盟の会員名簿ができておりまして、ほとんど九分九厘でき上っております。しかも財産調べまでもうちゃんとひな形を作...全文を見る
○高岡委員 もちろん今ここではっきりした御返事はいただけないとは思いますけれども、今申し上げましたように、船で徴用されたものでも相当数に上っております。しかしこれらはおそらく戦時災害補償は受けていないと思うのであります。ということは、その当時は戦況によってとてもそういうことは申請...全文を見る
○高岡委員 今いろいろとお答えがあったのでありますが、おそらくこれらの方々は戦時災害補償はもらっておらないようであります。しかもこれらの方々の二千三百九世帯のらち、八割以上が北海道に今居住しております。あとの二割足らずが九州に至る日本本土全体に散らばっておるわけであります。しかも...全文を見る
○高岡委員 ただいま大蔵当局からのいろいろのお話を聞きますと、なかなか事は簡単でありませんが、かりに引き揚げた方々がまとまって船を作った場合に、水産庁の方がお見えだそうでありますからお伺いしますが、こらした方に対して優先的に独航船のワクにこれを認めるとか、ないしは日水とか日魯とか...全文を見る
○高岡委員 なるほどそう一ぺんに、私がお伺いしたからといって、あまりらまいこともおっしゃれないでしょうけれども、これは繰り返して申し上げますけれども、あの地区の方は、公海とはいいながら、これは自分の職場でありますから、職場を全く奪い取られたというような方々であります。これはもち少...全文を見る
○高岡委員 結論的に私申し上げますと、これはこの四月一日から南方連絡事務局に北方班が設けられるわけですが、ぜひそれを中心として関係各省と連絡をとりつつ、南千島から本土に引き揚げて来られます方々に対して十分援助の手を差し伸べて、今後の生活には不安のないように一つ日本政府として対処し...全文を見る
02月21日第28回国会 衆議院 外務委員会 第5号
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○高岡委員 今大臣は三社にそれぞれ特徴がある云々というようなお話でございますが、運輸大臣のおっしゃる通り三社にはそれぞれ特徴がございます。特徴はございますが、先ほど外務省の経済局長の御答弁では北洋材が相当入って来るだろうというような話がありました。この北洋材が入ってきますと、当然...全文を見る
○高岡委員 私の今お尋ねしましたのは、確かに植物検査所が必要になるのじゃないかという気がするのであります。それは農林省関係になるだろうと思うのでありますが、植物検査所をどこへ置くかということも、一応運輸省としてはお考えを願いたいということが一つ。  それからもう一つは、今大臣が...全文を見る
○高岡委員 もう一つお伺いしますが、これは大臣のことですからそつはないと思うのですけれども、日本海における海図——これは日本の帝国海軍があったころのものはございましょうけれども、われわれが必配していますのは、浮遊機雷がだいぶあるようにも聞かされております。御承知のように、日本海の...全文を見る
○高岡委員 私の聞いておりますのはソ連の方の沿岸か海図のはっきりしたものがございませんと、航行するのに危険だと思う。しかしソ連の方で、軍事上の問題があるので、果して正確な海図をくれるのかどうかという点が心配になっているのですが、果して今運輸省はソ連からそういう海図を手にしていられ...全文を見る
02月27日第28回国会 衆議院 外務委員会 第7号
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○高岡委員 先ほど日本とパキスタンとの文化協定についての質疑が行われたのでありますが、私はここで一つ――文化というものは、なほるど映画も必要でありますし、いろいろ必要なことは申し上げるまでもありませんが、ここで政府当局に注意を喚起したいことがあります。それは、どうも日本――外務省...全文を見る
○高岡委員 今東パキスタンのことだけ申し上げましたけれども、西パキスタンには今度は回教文化、これはコーランからきた文化でありますが、これもすばらしいものがあります。これはすべていわゆる回教圏内に通ずる問題ではございますけれども、なぜ回教徒の諸君が豚を食わないかとか、ないしは細君を...全文を見る
○高岡委員 カンボジア、ラオスが今進行中であることは仄聞しておりますが、ぜひ一つ外務省としてはこの際日本があまりいつまでもほうっておかないように十分推進していただきたいと思います。  次にインドとの通商協定についてですが、この問題の最初に提案理由の説明をなさいましたときに、「わ...全文を見る
○高岡委員 ただいま松本政務次官がおっしゃった通りでありますが、私もどういう風の吹き回しで、こういうようなうまい協定ができたんか、実は私自身で驚いております。なるほど期間は二カ年でございますけれども、これはその二カ年の実績によって、さらに前進ができるだろうと期待されますし、ぜひま...全文を見る
○高岡委員 そうしますと、この貿易というものはものによっては政府と直接やりとりをし、それから小さな雑貨のようなものだったらインド人の商社と取引していく、こう解釈してよろしゅうございますか。
○高岡委員 それからこの条約の第二条の中にあるのでありますが、支払、送金云々と書いてありますが、今までインドにおります日本の商社がLCも組めないで困っていたのでありますが、その点はどうなりますか。
○高岡委員 御承知のことと思うのでありますが、インドは戦前からずっと続いて来ておるものは、本国に本社があってインドに支社ないしはそれに準ずるものを認めてきたのであります。戦後のものは全然認めないという形式を今までとってきたのでありますが、今後はこの協定が結ばれれば、日本に本店を置...全文を見る
○高岡委員 その点が非常に重大といいましょうか、商売人から言わせますと、それは非常に重要な点なのであります。日本に本店があるものが、カルカッタとか、ボンベーとか、ニューデリーに店を持ちましても、その点が非常にあやふやでありますので、商売はできないのです。今までインドに駐在しており...全文を見る
○高岡委員 ところが局長そうじゃないのですよ。それは戦前からでありますのと戦後あらためてこれから協定を結んでやるのとは違うのです。日本に関する限りこれからになるわけでありますが、それは区別されている。だからその点を局長そう甘くお考えになりますと、とんでもないことになりますから、そ...全文を見る
○高岡委員 局長を決して責めているわけではないのでありますけれども、おそらく滞在も数年にわたるというようなことになってくると、結局私は問題が出てくると思うのです。ところが御承知のように、なるほどネールさんとかそういう指導者の諸君は、英語でしゃべってちっとも差しつかえないのでありま...全文を見る
○高岡委員 それから次にお伺いしたいことは、最近インドに百八十億ですかの借款を許したのでありますが、あれによって出る機械類等は貿易といううちに入るのでありますか、入らないのでありますか。これはこの通商協定のワク外に外務省としてはお考えになっておりますか、その点をお聞かせ願いたいと...全文を見る
○高岡委員 その問題につきましては、インドは例の第二次五カ年計画の進行中でありますが、御承知のようなインドの経済状態でございますので、いろいろ向うでも注文といいましょうか、希望を述べてくると思う。いわゆる五カ年延べ払いないしは七カ年延べ払いということを向うは希望しておったのであり...全文を見る
○高岡委員 そうしますと、あの百八十億というものは通商協定外と見るのが適当でございますか。
○高岡委員 もう一つつけ加えてお伺いしますが、昨晩インドに鉄鋼使節団が行きました。初めはルールケラーの鉱山開発が非常に大きく取り上げられたのでありますが、どうやら下調査等によりまして、ルールケラーでないところがいい。むしろルールケラーは、ご承知のようにあれはビサガパタムの港からた...全文を見る
○高岡委員 そうしますと、今の鉄鋼問題はちょっとこの協定からは別格に取り扱われているというように理解してよろしゅうございますか。
○高岡委員 そうすると、あの問題は両国の単独の協定によって、今後経済的に折衝していくというようになるわけですか。
○高岡委員 私が自分で私案を申し上げると、はなはだ恐縮ですから、申し上げないのでありますけれども、これは日本の八幡にしましても、いろいろなそういう会社がございますが、これを一体、今の視察に行かれたあの一団の関係会社だけでなさろうとするのか、それとも今まで長い間日本とインドとの鉄の...全文を見る
○高岡委員 それならいずれ委員長からその機会をお与えいただくことにしまして、今の鉄鋼問題ないしはその他の機械類につきましては、その節に御質問したいと思います。  それで今私は通商協定だけについてお伺いしておるのでありますが、最後にお聞きしたいことは、今度は議定書の中であります。...全文を見る
○高岡委員 私は今質問申し上げる際に、沖縄県民という言葉を使っている。平和条約第三条を縦から見ようと横から見ようと、それから最近岸総理並びに藤山外務大臣がアメリカヘおいでになって、アメリカの首悩部とトップ・レベルの話をなさいましたときも、潜在主権はあるのだということを向うははっき...全文を見る
○高岡委員 そうすると、沖繩県人はだめなんですか。
○高岡委員 そうしますと、しつこいようでありますが、沖繩の人は除外されないのですね。本土の人と同じような待遇を受けるということなんですか。私、頭が悪いものだから、回りくどく言わずに、さっとそのまま言ってもらいたい。
○高岡委員 そうしますと、台湾に原籍地があって、そしていろいろ名前がありますが、これは明らかに内地本土の人と、文字の上からも区別がわかるような気がします。朝鮮に原籍地を置かれた人も、改名しない限りは大体わかるような気がします。ところが沖繩県人は、文字から言うても、それから原籍地を...全文を見る
○高岡委員 つまらぬ協定を結んだと思って、私は情なく思うのでありますが、それはほかの委員からもいろいろ御質問なさいましょうから、この程度にいたします。  それから議定書の第三項で、パキスタンの船舶はインドの沿岸貿易の制限の例外とするというのですが、これは一体どういうことを規定し...全文を見る
○高岡委員 条約の協定文を見ますと、私がこれを読んで、個条書きでないものだから、非常に頭に入りにくいのです。しかし、先ほどからの局長の御答弁によってわかったような気もしますけれども、条文は一応それでいいとしまして、実際インドと貿易をします場合には、そんななまやさしいものでないとい...全文を見る
○高岡委員 そこに幸い、最もうるさい貿易港であったカルカッタの元総領事がいらっしゃいますが、この問題は一つ十分御考慮を願いまして、せっかく結ばれますこの日印通商協定によって、両国の経済関係の今後ともますます密になりますように、外務当局の一段の御努力を願いまして、私の質問を終ります...全文を見る
03月05日第28回国会 衆議院 外務委員会 第9号
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○高岡委員 最初に日本国とインドネシア共和国との間の平和条約についてお伺いいたします。両国がこのたび平和条約を締結するに至りましたことは、まことに慶賀にたえないのでありますが、第三条に書いてあります「バンドンにおいて開催されたアジア・アフリカ会議における決定の精神に従って両国間の...全文を見る
○高岡委員 ただいまの説明で一応了承できるのでありますが、重ねてお伺いします。バンドン会議の決定の精神ということは例の十原則をさしておるのでありますか。
○高岡委員 その点をもう少し明白にしていただきたいのであります。十原則の一つ一つというものは十分検討していきますと多少そこに問題点もある、しかしバンドン会議全般を通じてあった一つの流れというものを精神と代表した言葉で使っている、こう解釈してよろしいのですか。
○高岡委員 なるほどこれは御承知のようにバンドンにおいてアジア・アフリカ諸国が集まられていろいろと話し合いをなさったのであり、しかもそこには平和的な、さらに互恵的な精神というものが盛られたことは申し上げるまでもないのでありますが、しかしアジア・アフリカ会議というものは、今度は第三...全文を見る
○高岡委員 それでいいような気もするのでありますけれども、一つのことを申し上げますと、その条約の(a)に「貿易、海運、航空その他の経済関係」云々と書いてあります。海運事業にしましても、航空事業にしましても、これはそう簡単ではございません。御承知でもございましょうが、インド洋の沿岸...全文を見る
○高岡委員 そういたしますと、この話し合いの際にはどういうものを大体向う側としては考えておるかというような話し合いはなかったのでございますか。
○高岡委員 これはやはり一応日本としてはどういうようなものをインドネシア側が要求するかということは、あらかじめお考えおき願いませんと、あまりにもこの点が大きくなって参りますと日本の、サンフランシスコ平和条約との関連が出てくるのではないか。といいますことは、なるほどこのたびの賠償協...全文を見る
○高岡委員 私はインドネシアの方々を侮辱する意味は毛頭ございませんけれども、とかくわれわれが風評で聞きますことでは、今日までの歴史からして相当いろいろなことがあり得るというようなことをよく聞かされます。そこへ持っていってそういうふうに誘導することの妙手にかけては日本の業者というの...全文を見る
○高岡委員 それで私はさっき資本財以外の生産品ということをお伺いしたのでありますが、資本財の方は設計によって機械その他が持ち込まれるわけでありますから、なかなかわきへ売るとか、再輸出するということはあり得ないと思います。しかし日用必需品と申しましょうか、消耗品でありますと、これは...全文を見る
○高岡委員 ただいま経済局長のお話で大体わかりましたが、しからばその一億七千数百万ドルの焦げつきがなぜ政府がこのしりぬぐいといいましょうか、責任をとるようなことになったか、そのいきさつについて一つ御説明願いたいと思います。
○高岡委員 私が聞いておりますところでは、この話し合いの途中には、資本財をもって——一つの例をもっていえば、向うへ機械を出す。ところがこの据付、運転等その他のアフター・サービスを入れたそういうものまでやってやらないと、万全を期せられない。ところがそういうときの費用というものは、機...全文を見る
○高岡委員 ついでにお伺いしたいことは、この議定書の批准についてであります。これの第三条によりますと「平和条約の効力が発生する日のいずれかおそい日に効力を生ずる」とあります。従いまして今、日本の国会においてこれが審議されておるのでありますが、インドネシアの方ではこの審議状況がどん...全文を見る
○高岡委員 最後にその問題に関連してお伺いしたいのでありますが、御承知のようにインドネシアでは反乱軍だとかというような、いろいろな問題が報道されております。しかしこれはその人によっておのおの見方が違うことは申し上げるまでもないのですが、一つの現われとしては、バッタ氏がどこまで現政...全文を見る
03月14日第28回国会 衆議院 外務委員会 第13号
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○高岡委員 お伺いしたい点は、経済開発の借款に関する交換公文についてであります。これによりますと、相手はインドネシア共和国の政府と国民というのが対象になるわけですが、その政府の対象といいますと、どういうことが一応考えられるわけでありますか。私のお伺いしたいことは、それの第四項に、...全文を見る
○高岡委員 今の御答弁で大体わかったのでありますが、一つそれに付随してお伺いしたいことは、御承知のようにインドネシアには相当埋蔵資源があります。ところが石油等に至りましては、オランダが権益を持っておりますので、現在のものは全部オランダのものであります。従って将来石油等について、イ...全文を見る
○高岡委員 外務大臣にお伺いしますが、先ほど大臣がおっしゃいましたように、この問題はコマーシャル・ベースによってなされることは明らかでありますが、従ってコマーシャル・ベースといえばもうけ事業ということにならざるを得ない。そういたしますと、もしもそれの計画がうまく参りまして、利益が...全文を見る
○高岡委員 今大臣のおっしゃいました当事者というのはインドネシアの方の当事者ですか。
○高岡委員 そうしますと、民間側としましてはインドネシア側の計画等を見まして、向うの方で希望しましても。これは相当日本の実業家の中においては、インドネシアのことについては詳しい人がおりますので、それはうまくいかない、初めから損だということがわかるというような見通しを日本の実業家の...全文を見る
○高岡委員 それはスムーズに事の運んだ場合はそうでございますけれども、私は相手がインドネシア政府である場合は、政府としては、どうも日本の業者と話し合いがなかなかうまくつかないというような場合には、結局日本政府に話し込んでくる。その場合には当然日本政府としてはそれに相手にならないと...全文を見る
04月02日第28回国会 衆議院 外務委員会 第18号
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○高岡委員 三点についてお伺いしてみるのですが、きょうは厚生大臣が何かの御都合で御出席がないようでございますので、その点は厚生省の局長から一つお聞きしたいと思うのであります。  最初にお伺いしたいことは、藤山外務大臣も御承知のように、最近沖縄で立法院議員の選挙が行われました。そ...全文を見る
○高岡委員 はなはだ恐縮でございましてあれでありますが、ただ私の申し上げた考え方をもう一度申し上げますと、アメリカと沖縄側の両者の間のそごしております点、意思の疎通を欠いておる点は、アメリカ側のいいますのは、土地を借りるということは地主対アメリカであって、これは単なる経済的の賃貸...全文を見る
○高岡委員 それなら私は、一時この問題の今の強硬態度を中止するように厳重な——厳重なといいましょうか、真剣になってこの問題を一つ御折衝願いたいと思います。と言いますことは、もしもこれが失敗しますと、このたびの立法院議員に当選されました方々がこれでもう両手をあげるようなことになりま...全文を見る
○高岡委員 今、外務大臣がこの問題は未解決だということになって参りますと、私も全くそう考えるのですが、もしもそうでございますれば、私は厚生省の援護局長のこの前の御答弁をもう一度はっきりこの点について御説明を願いたいと思うのであります。それは、なぜこんなことを私がしつこくお伺いする...全文を見る
○高岡委員 それではこの問題はもう少しお聞きしたいのでありますが、せっかく今度は北方班ができるのでありますから、この問題は十分検討して御処理を願いたいと思うのであります。  それでは第三点としてお伺いしたいことは、これも厚生省に関係があるのでありますが、実は何とも時期を失したよ...全文を見る