高木義明

たかきよしあき



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高木義明の1991年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月15日第120回国会 衆議院 運輸委員会 第3号
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○高木委員 私は、海運行政について質問をいたします。  なお、今長期化が憂慮されております湾岸問題に関連をして、主にペルシャ湾における日本船舶の安全航行についてお尋ねしたいわけであります。  いきさつは今さら言うまでもありませんけれども、御承知のとおり、一月十七日に湾岸戦争は...全文を見る
○高木委員 この現状認識でございますが、ひとつつぶさにその認識を改めていただきまして、不幸な出来事がないような、そういう配慮を私は強く求めるわけであります。  さて、今のそういう状態の中で、かつて、先ほども触れましたけれども、イラン・イラク戦争に見られる二名の犠牲者ということが...全文を見る
○高木委員 今大臣から安全対策あるいはまた海運労使に対する評価につきまして基本的にお答えいただきました。これはこれで了とさせていただ Fきまして、さらに細かい分につきましてなおお尋ねをしていきたいと思います。  具体的に、湾岸戦争勃発以来政府として取り組んできた安全対策は一体...全文を見る
○高木委員 私は今の答弁、満足をいたしません。やはりこういう特殊な危機の中にありますから、私は政府として責任を持って退避勧奨なり指示なりを出すべきではないか。今海域が、制空権が制圧をされたとか安全確保がなされたとかいって拡大をされております。そういう海域はイラクのミサイルの射程距...全文を見る
○高木委員 ぜひそういう危機管理という意味におきましても、船舶の安全航行という意味では大切な問題でありますので、さらに留意をしていただいて、善処をしていただきたいと思います。  次に、この戦争の長期化の場合に一体日本海運に与える影響はどうなのかという一つの大きな問題があります。...全文を見る
○高木委員 私は、今後戦争が長期化しないようにただただ祈りますし、また必要な施策につきましては政府も対応していただくということにさせていただきまして、次に進みます。  こういった中で、今一番大事なのは、湾岸のニュースはもう毎日毎日茶の間に届くわけでありますが、私が最も申し上げた...全文を見る
○高木委員 そういうことでひとつよろしくお願いしたいと思います。  最後になりますが、今、自衛隊の輸送機による避難民とか被災民の輸送というのが国会でも大きな論議になっておるわけでございますが、ひとつ民間船舶によって避難民あるいは被災民を輸送したらどうか、こういう声も強いわけであ...全文を見る
○高木委員 最後に要望申し上げますが、そういう前向きの御答弁をいただきましたので、ひとつよろしく御検討もいただいていくことが、私は日本の貢献策としても大いに結構ではないかと思っております。  なお、この問題についてはいわゆる医療団の派遣等々も論議がされております。大変これは難し...全文を見る
02月16日第120回国会 衆議院 予算委員会公聴会 第1号
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○高木委員 それぞれ公述人の先生方に貴重な御意見をお伺いしまして参考になり、ありがとうございました。せっかくの機会でございますので、若干の御質問をさせていただきたいと思います。  まず、市川先生にお尋ねをいたします。  先生は環境問題を中心にされましてお話がありました。この中...全文を見る
○高木委員 先ほどのお話の中でも、先進諸国の中で日本が環境問題にかかわる技術研究の予算が低い、こういう指摘もなされておるわけですが、今後はそういうのが一番我が国の大きな課題であろうと思っております。  そこで、あと一つになりますけれども、それと関連をしまして、今熱帯雨林の問題、...全文を見る
○高木委員 次に、岸本先生にお尋ねをしたいと思いますが、先生は、平成三年度予算につきましての歳入面、歳出面にわたりましていろいろお話をいただきましたが、その中でとりわけ土地を下げること、これが例えば公共投資の問題にしましても生活環境の整備にしましても大切だというふうな御指摘がござ...全文を見る
○高木委員 終わりでございますが、森先生にお伺いします。  森先生は憲法学の立場からお話がございました。先生は憲法の前文を引用されてお話がありましたが、この憲法前文の中に「われらは、全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免かれ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する。」...全文を見る
○高木委員 終わります。
02月21日第120回国会 衆議院 石炭対策特別委員会 第4号
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○高木委員 私は、さきに行われました各大臣の所信を受けまして、以下お尋ねをしていきたいと思います。  昨年の夏以降に示されましたが、総合エネルギー調査会は石炭の位置づけにつきまして次のように提言をしておるわけであります。まず第一に、石油とか天然ガスに比べて供給の安定性あるいはま...全文を見る
○高木委員 国内炭を維持存続をするために総合エネルギー政策の中での位置づけと同時に、やはり需要量をどう確保していくかというのも一つの大きな課題であろうと私は思っております。そういう意味では、需要家への買い取り要請の努力というのが、石炭鉱業審議会が進められておりますけれども、私は同...全文を見る
○高木委員 お答えになられたように価格の面が大きな問題になるわけでありますが、この価格対策につきましては、内外炭の価格格差の解消という意味で従前以上の国の手だてをして、いわゆるエネルギー政策上の国内炭を維持する、そういうお考えはありやなしやということ。同時にやはり今石炭鉱業の各社...全文を見る
○高木委員 では次にいきますけれども、今年度、平成三年度の主要施策の中に、その目玉といたしまして産炭地域石炭企業等の経営多角化促進補給金制度の創設がございました。これは大変評価をされておるわけでございますし、また産炭地域に関係してはいわゆる街づくり基盤整備事業というのも創設をされ...全文を見る
○高木委員 労働大臣にお伺いをいたします。  離職者対策、特に八次以降の離職者対策あるいは雇用対策、それぞれの取り組みにつきましては私は敬意を表する次第でございます。ただ、その中で例えば職業訓練の充実につきましては、非常に技術の進歩あるいはまたライフスタイルの変化等もありまして...全文を見る
○高木委員 時間も参りましたので、一点だけお尋ねをして終わりたいと思います。  私の地元の長崎県の池島鉱にいたしましても、あるいはまた福岡県の三池にいたしましても、あるいはまた北海道にいたしましても、今この産炭地の問題は地域の大きな課題になっておるわけです。したがって、今そうい...全文を見る
○高木委員 終わります。      ────◇─────
02月28日第120回国会 衆議院 石炭対策特別委員会 第5号
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○高木委員 参考人の皆様方には、貴重な御意見をお聞かせいただきまして大変参考になりました。心から敬意を表する次第でございます。  私は、時間も限られておりますので、お二方の御意見をさらにお聞かせいただきたいと思うわけであります。  まず初めは、笹生小委員長のお話の中で、産炭地...全文を見る
○高木委員 先ほども出されておりましたが、地元知事が計画原案をつくるということになりますと、ある一面ではいわゆる地方自治の精神にのっとって非常にいいことでありますが、そうなりますと、同時に財源の地方負担がますますふえるのではないか。もちろんその配慮も地方交付税等でされるとは思いま...全文を見る
○高木委員 次に、地域振興整備公団の田中副総裁にお伺いをいたします。  整備公団の前身は昭和三十七年に設立をされまして、企業誘致のための工場団地の造成ということが大きなねらいであったわけでございますが、現実に今、公団のいわゆる機能強化、すなわち、やはり地方の自治体との連携の中で...全文を見る
○高木委員 終わります。ありがとうございました。
02月28日第120回国会 衆議院 本会議 第15号
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○高木義明君 私は、民社党を代表して、平成二年度補正予算(第2号)二案に対して賛成の討論を行うものであります。  第二次世界大戦後の国際政治は、米ソの冷戦という極めて厳しい状況のもとで激動し続けてまいりました。しかし、一昨年のソ連・東欧ブロックの崩壊は、モンゴル等の民主化、さら...全文を見る
03月06日第120回国会 衆議院 文教委員会 第7号
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○高木委員 私は、学位授与機構の新設に関連をしてお伺いをいたします。  今回の改正は、国立学校設置法を一部改正して学位授与機構をつくり、あわせて学校教育法を一部改正をして、一つ、学士を学位とする、二つ、短大卒や高専卒の者にも、大学などの一定の単位を修得した場合に学士の学位を授与...全文を見る
○高木委員 この学位授与機構が新設された場合、短大や高専卒の人が学士の資格を取ろうという動きになるのか。世間は今大学卒ということに価値を置いておるのでありまして、学士という肩書に価値を与えているのではないと私は今日段階思うわけであります。そういう中で、この肩書を得るためにどのくら...全文を見る
○高木委員 次に、私は学士を授与した場合の効果についてお伺いをいたします。  短大あるいはまた高専卒業者が大学の科目登録別やコース登録制あるいは専攻科において一定の単位を修得した場合に、学位授与機構に申請をして、審査を経て、学士の学位が授与される、こういう仕組みになっております...全文を見る
○高木委員 さらに、地方自治体では一体どうなってくるのか、どういう取り扱いがなされるのか。あるいはまた、民間企業においてはどうなるのか。民間企業におきましては、この取り扱いはさまざまになると思いますけれども、そういう学士の授与が社会的に公正に評価されないとするならば、この制度とい...全文を見る
○高木委員 この学士の学位の授与につきましては、一朝一夕にそれが一つの評価となってあらわれないということは重々私も承知をいたしておりますが、こういうことがあり、しかも、それが社会的に正当に評価されてこそ初めてこの趣旨が生きるわけでございますので、とりわけ地方自治体あるいは民間企業...全文を見る
○高木委員 次に、法六十八条の二、学士の学位の授与について、今回の改正案では、その資格として、学校教育法第六十八条の二で、一、短大卒業者、二、高専卒業者、三、上記に準ずる者、こういうふうになっておりますが、この三の上記に準ずる者とは具体的にはどういう者を指すのか、こういうことにつ...全文を見る
○高木委員 専修学校の件でございますが、専修学校の専門課程は在学生徒約五十六万人、新規高校卒業者の一三・四%を占めておる。これは短大の在学生約四十六万人、同進学率の一二・四%を上回っておりまして、今や高等教育機関の重要な一翼を担っておるわけであります。これは既に御承知のことでござ...全文を見る
○高木委員 さらに、各省庁関連の研究施設、この中にも最近では大変内容が充実したものもたくさんございます。したがって、私はそういうものも十分配慮をしていいのではないかと思うわけであります。  例えば、先ほども申し上げましたように、労働省管内では職業訓練短期大学校、これは全国で十九...全文を見る
○高木委員 私が先ほど例を出しました問題につきましては、学校教育の体系の枠外でございまして、それは今日段階すごく難しい問題も多々あるかと思いますが、要は、生涯学習という観点からこの問題が論じられるべきでございまして、本当にそれと同様の評価をされるような社会風潮、そしてまた処遇、こ...全文を見る
03月07日第120回国会 衆議院 石炭対策特別委員会 第6号
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○高木委員 先ほどから論議もかなり深まっておりますし、一部重複した点もあるかと思いますけれども、確認の意味を含めて、あるいはまた要請の意味合いを含めまして以下お尋ねをしてまいりたいと思います。  まず質問の第一は、この法律の十年延長の意義と法の役割は一体何か、こういうことについ...全文を見る
○高木委員 八次策影響地区は除きまして、三十年という異例の経過をしながらもなお疲弊の状態が続いておる、今後、審議の中でこの点についてどう踏まえられておるのか、その辺の御所見をいただきたいと思います。
○高木委員 この法案の大きなよりどころであります産炭地域振興審議会、この答申の中で今後に大きな問題を残すのは、何といっても地域の見直しの問題ではないかと思っておりますが、地域の見直しの背景あるいはそのねらい、これについてどうとらえておられるのか、お伺いします。
○高木委員 そのときの見直しの基準はどうしていくのか、あるいはどういう場で見直しがされるのか、その点についてお答えをいただきたいと思います。
○高木委員 特に見直しを行う場合には、それぞれの対象地域におきましては激変緩和という意味での心配りというのが望まれるわけでございますが、例えば猶予期間とかあるいはまたその他の支援策、こういったことについてはどういうふうに現実段階お考えであるのか、お示しいただきたいと思います。
○高木委員 次に、地域振興実施計画の策定についてお尋ねしますけれども、この実施計画は今回は特に道県知事が原案を策定するというところに大きな特色があるわけでございますが、知事が原案をつくるその意義というものについてどう受けとめておられるのか、お尋ねをしておきたいと思います。
○高木委員 早急な取り組みと、また努力が必要でありますけれども、この計画策定に当たっていつごろどういうふうになるのか、そういうスケジュールについてはどうお考えですか。
○高木委員 こういう実施計画ができ上がりまして、その中に例えば道路、そういうインフラ整備についての課題が出てまいります。  例えば私の地元では、長崎県では御承知のとおり高島あるいは伊王島、池島、大島、崎戸町、こういった産炭地はほとんど離島でございますし、そしてまたその関連の町村...全文を見る
○高木委員 ぜひ重点的な配慮をお願いをしたいものだ、このように要望しておきたいと思います。  次に、自治体関係の問題でありますが、自治体の財政支援の強化が特に言われております。例えば答申の中でもこの件については強調されております。地元関係者の主体的な役割が重要としながら、財政力...全文を見る
○高木委員 いわゆる地方の地域の活性化ということで、御案内のとおりにふるさと創生事業というのがございました。これは産炭地域におきましても、とにかくその地域のイメージアップを図り、活力を呼び戻し、そして住民にやる気を起こそう、こういう意味では、これはふるさと創生事業でありながらも産...全文を見る
○高木委員 先ほどもお尋ねしましたけれども、建設あるいは自治、それからそのほか労働、運輸等々の各省庁にまたがる振興策というのが大きなかぎになるわけでありまして、大臣も先ほどからもそのことについて触れておられましたけれども、そういう強力なバックアップ体制づくりがとにかく今後はこれま...全文を見る
○高木委員 八次策影響下への強力な支援がうたわれておりますけれども、この点につきまして具体的にどのような決意と、また施策を講じていくのか、この点についてお示しいただきたいと思います。
○高木委員 そこで、今出ましたけれども、地域振興整備公団の機能強化という観点について、この際、お尋ねをしておきたいと思います。  この企業立地の動向につきましては、時代の流れあるいは産業の変革等々でいろいろ違ってきておりまして、それに見合う対応というのがどうしても必要でございま...全文を見る
○高木委員 時間もそろそろ終わりに近づきますので、最後の質問にさしていただきます。  ポスト八次石炭政策というのが今大きく注目されておるわけでありますが、これまでも産炭地域の振興につきましてはるるいろいろ論議があったところですけれども、現行炭鉱があるところにおいてはその存続が最...全文を見る
○高木委員 今後の御努力をお願い申し上げまして、終わります。
03月08日第120回国会 衆議院 運輸委員会 第6号
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○高木委員 私は、新幹線関係三法案につきまして質問をいたします。時間が限られておりますので、簡潔にお尋ねをいたしますので、よろしくお願いを申し上げたいと思います。  私たち国民一人一人の日常の活動は日増しに広域化あるいは情報化、そしてまた国際化、こういう人、物、それらを含めての...全文を見る
○高木委員 国の四全総にも一日交通圏ということが示されておりますし、今国政の大きな一つの課題は、東京一極集中の是正、こういうこともあります。そういう意味で、多極分散型国土の形成につきましては、とりわけ高速鉄道網の積極的な整備が必要と思われますけれども、高速鉄道網についての中長期の...全文を見る
○高木委員 今後の総合交通体系のあり方について、先ほども出ておりましたが、運輸政策審議会における検討状況につきましてお示しいただきたいと思います。
○高木委員 ちょうど昨年の今ごろは日米構造協 議が大きな山を迎えておりまして、アメリカの方から、日本の社会資本の整備は大変おくれておる、そういう指摘がなされました。その後、四百三十兆円に上る公共投資の基本計画ができ上がったわけでありますが、この公共投資基本計画上における鉄道、空...全文を見る
○高木委員 さて、譲渡の問題でございますが、まず、改めて確認の意味でお尋ねをしたいのは、既設四新幹線を本州JR三社に譲渡しようとするその背景、その理由、これについてお聞かせいただきたいと思います。
○高木委員 そこで、いわゆる譲渡価額の九・一兆円でありますけれども、本当にこの九・一兆円というのは妥当性があるのか、どうして九・一兆円になったのか、素朴な疑問があるわけでございまして、この点についての明確なお答えをいただきたいと思います。
○高木委員 今後、審議会ですかを設けて新たに評価を精査するということでございますが、この九・一兆円と大きく隔たることがないのか、その辺の見通しについてはどうお考えでしょうか。
○高木委員 では、今後建設される整備新幹線は将来無償で譲渡されるのでしょうか、その点についてどうお考えでしょうか。
○高木委員 新幹線の譲渡というのがいわゆるJRの純民営化にとっては必要な大きな要件だ、こういうことでございました。この民営化のためには、株式の売却そして上場だけではなくて、特殊会社を規制しております会社法、いわゆる旅客鉄道株式会社及び日本貨物鉄道株式会社に関する法律、この法律の改...全文を見る
○高木委員 既設四新幹線が譲渡されますと、本州JR三社の経営問題が大きく一つ注目されるわけでありまして、やはり、国民といたしましても利用客にいたしましても、これによってJR三社の経営が大きく悪化するのじゃなかろうか、あるいはまた料金値上げが出てくるのではなかろうか、こういう不安が...全文を見る
○高木委員 この問題につきましては、確認の意味でお尋ねしますが、JR三社との合意は十分にできておるのか。私はあえて申し上げますと、やはり第二の国鉄にするなという言葉は、いわゆる国鉄時代の好ましくないあり方については十分反省し、そして肝に銘じる、これが大事なことだろうと思います。も...全文を見る
○高木委員 ぜひ私は、もちろん民間企業でございますので、その企業の自律と自主という精神については大切にしていただきたいと思っております。  次に、経営の悪化に関連すると思われますけれども、いわゆる大規模な災害復旧工事であります。確かにこれまで新幹線は安全で運行されておりまして、...全文を見る
○高木委員 この譲渡の問題の一連の中でクローズアップされたのですが、東海道新幹線の輸送力逼迫対策といたしまして品川新駅の新設なども取り上げられておりますが、こういった問題についてどう対応していかれるのか、お考えをお聞かせいただきたいと思います。
○高木委員 次に、鉄道整備基金の問題に移りますが、まず、この基金の設立の趣旨、そしてそのねらいは何かということについて明らかにしていただきたいと思います。
○高木委員 これまでありました保有機構と今度新たに設立されます基金との関係は一体どうなってくるのか、こういうことでございます。  この基金の要員の問題についても、その配置はどういうふうになるのか、あるいは保有機構におられた職員の身分保障についてはどうなるのか、この点についてお尋...全文を見る
○高木委員 運輸大臣が定める業務実施方針の内容についてお伺いいたします。
○高木委員 具体的にお伺いしますけれども、鉄道整備全体についての構想はこの基金として示すことはできるのかできないのか、お尋ねをしておきたいと思います。
○高木委員 鉄道整備基金法案に言う「大都市」の範囲でございますが、この範囲についてどのように考えておられるのか。また、その他の大都市の中で、北九州市、札幌市が入っていない理由はなぜか、お尋ねをしておきたいと思います。
○高木委員 時間も参りましたので、残余の分につきましては次回にいたしたいと思います。  これで終わります。
03月12日第120回国会 衆議院 運輸委員会 第7号
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○高木委員 新幹線の関係三法案につきまして、前回に引き続き質問をいたします。  前回は鉄道整備基金の法案に言う「大都市」とはどの範囲を言うのか、こういうところまで終わりました。  この新幹線関係法案の大きな目玉は何といっても今後の新幹線の整備にあるわけでありますが、基金法に言...全文を見る
○高木委員 特に私が指摘をしたいのは、基金の設置によりまして、地下鉄整備を含むこの鉄道整備というのが大きく今要望されておるわけでございます。特に、この基金法に言うところの財源なんですが、特定財源あるいは一般財源の区別を明確にしてこれに当たらなければならないと私は思いますけれども、...全文を見る
○高木委員 通勤混雑緩和対策につきましては、格段の取り組みを要請をしておきたいと思います。  次に、全国新幹線鉄道整備法、いわゆる全幹法の改正についてお尋ねをしてまいりたいと思います。  この全幹法の沿革でありますが、既に御案内のとおり、昭和四十五年五月十八日に法の制定がなさ...全文を見る
○高木委員 前回私は運輸大臣から御答弁をいただきましたが、いわゆる国の総合交通体系というのが一つありまして、その中で幹線鉄道網をどうしていくのか、こういう一つのきちっとした考え方も当然あるべきだと私は思います。  そういう意味で、この新幹線問題は、これまで長い間いろいろな変遷を...全文を見る
○高木委員 全幹法が制定された趣旨と、当時と今の情勢というのは、まあ大きく時代が変わっておりますが、その交通体系の整備という意味では、とりわけ今の方が要求をされておるという事態でございます。そういう中にありまして、今後整備新幹線を進めていくということにつきましては、私は大きく賛意...全文を見る
○高木委員 この中で「当分の間」という用語がございますが、これについては具体的に一体どういう時期を指すのか。
○高木委員 この現行整備計画はどう取り扱われるのですか。今、暫定整備計画というのがこれから歩き出しますけれども、現行の整備計画は一体どうなっていくのか、これとの関連について。
○高木委員 「当分の間」のことですけれども、財源問題あるいはまた投資効果、そういうことがいろいろ要素になるわけでありますが、そういうものがクリアされるかどうかということについて、どういう場所でどなたがこれを決定していくのですか、判断をされるのですか。
○高木委員 今回の整備計画では、九州新幹線の八代—西鹿児島、東北新幹線の盛岡—青森、それから北陸新幹線の軽井沢—長野、こういうところが平成三年度から本格着工されるということになったわけでありますが、当然のことながらJRの経営に対して足を引っ張らないようにすべきだと思っておりますが...全文を見る
○高木委員 その点は十分配慮をいただきたいものだと思っております。  次に、先ほどからも出ておりますが、並行在来線についてお伺いをしてまいりたいと思いますが、並行在来線のJRからの経営分離については、地域によって差があるようでございます。その点について、どうしてそういう差がある...全文を見る
○高木委員 並行在来線問題につきましては、岩手県の方でも住民の反対意見があるようでございます。ぜひ、地元の意見を十分調整しながら対応していただきたいと思いますし、また、大きな問題としましてのJR貨物、この輸送体制、路線の確保という意味におきましても、私は十分検討されまして支障が出...全文を見る
○高木委員 この長崎ルートの件でございますが、このルートにつきましては、昨年の十二月二十四日の政府・与党の申し合わせの中で今触れられましたとおりのことが出ておるわけであります。地元におきましても、昭和四十七年に基本計画の決定があります。そして四十八年の十一月には整備計画ということ...全文を見る
○高木委員 はっきり申し上げまして、整備五線のうち、当初の建設費は、これは昭和六十二年四月時点でありますが、フル規格で建設した場合には五兆三千三百億円、整備三線約八百キロをフル規格で建設した場合は二兆九千二百億円、そして今回運輸省案、いわゆる長野—軽井沢をフル規格で建設した場合、...全文を見る
○高木委員 再度お尋ねしますが、建設推進事業費というそういう呼び方が出ておりますが、これは一体具体的にどういうことがなされていくのか、その整備計画との整合性は一体どうなのか、そして今後、地元あるいはJR九州そして運輸省、そういうそれぞれの関係については一体どのような段取りでこれが...全文を見る
○高木委員 時間もございませんので、前回から今回にかけましていろいろ質問をしてまいりましたが、この新幹線ができたときからそして今日におけるまで、この恩恵というのも私ははかり知れないものがあろうと思っております。幸いにして安全に運行されてきたことにつきましても私は評価をするわけであ...全文を見る
○高木委員 これで終わります。
03月13日第120回国会 衆議院 文教委員会 第8号
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○高木委員 私は、準学士の称号の創設に関連をいたしまして、質問をいたします。  まず、今回の改正案でありますけれども、短大卒、高専卒に準学士という称号を与えるというふうになっておるわけであります。これはさきの委員会でも、四年制大学の学士という称号に学位を与えるというふうな法案が...全文を見る
○高木委員 従来の学士の称号も、私は先ほど申し上げましたように、余り社会的には現在意味を持たないというふうに思うわけでありますが、この準学士の「準」という言葉、この言葉の響きなんですけれども、英語で言えばアソシエートというふうになるかと思うんですが、私は準学士でありますということ...全文を見る
○高木委員 準学士という呼び方が一番よかった、こういうことからの設定であると思いますが、どうも私もその響きがいまいち余りいい呼び名ではないんではないかなというふうな感じがいたしております。  また、次でありますが、これも前回の議論の中でも行ったわけでありますけれども、なぜ今回こ...全文を見る
○高木委員 制度の問題でなかなか難しいということはわかりますが、大切なことは、やはり教育の成果、水準、同じレベルで勉強しておられる方方でありますから、当然社会的な評価、あるいは先ほども述べましたように、国際化の中でのそういう位置づけということにつきまして、そういう制度の改善といい...全文を見る
○高木委員 確かにそういうことは理解できるわけでございまして、まだ後でお尋ねしますけれども、専修学校へも拡大をしたという、これは昭和五十五年になったわけでありますが、そういう意味では、基準、条件整備さえすれば可能になるのではないかというふうに私は思うわけであります。どういう条件が...全文を見る
○高木委員 そこで、きょう労働省も来ていただいておりますので、労働省にお尋ねをいたしますが、公共職業訓練施設の位置づけについてであります。先ほど私が申し上げました、いわゆるコンピューターカレッジ、ここに通う学生生徒に対する技能者育成資金、これは今職業能力開発促進法ということでこう...全文を見る
○高木委員 とにかく、私が今ここでこのような問題提起をするのは、生涯学習の時代だという観点からでございます。経済的に非常に厳しい方々にそういう教育、学習の場を与える、保障するという意味では大切な政治課題だと私は思っておるから、こういうことを言っておるわけでございまして、どうかひと...全文を見る
○高木委員 奨学金の返還免除制度というのもございます。これにつきましてのいきさつはもう言うまでもありませんけれども、これは育英会法の施行令で、大学卒業後教育研究職に五年以上継続的に勤めた場合返還が免除される、こういう規定でございますが、この規定の適用が受けられないケースがあるわけ...全文を見る
○高木委員 その免除制度の問題につきましては、私たちは別の機会でまた御意見を申し上げますけれども、現制度がある以上、特に文部省は生涯学習というのを今推進をしておるさなかでございまして、そういう意味では専修学校の教職員のやる気あるいは確保、意識の向上という意味では大切な課題の一つで...全文を見る
○高木委員 時間がありませんので、これで終わりますけれども、行政改革も大切な課題でありますが、教育改革もまた大切な課題であります。したがって、ぜひ私が申し上げた趣旨を具現化させていただきますように努力をお願い申し上げまして、終わります。
03月13日第120回国会 衆議院 予算委員会第八分科会 第3号
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○高木分科員 大変お疲れさまでございます。私は、道路行政につきましてお尋ねをしてまいりたいと思います。  地方の時代が叫ばれて久しいわけでございます。地方の時代というのは、御承知のとおり地方分権、いわゆる権限、財源を地方に移譲するという一つのそういう大切な要件もございますが、そ...全文を見る
○高木分科員 ただいまは、取り組みの状況並びに整備の見通しということを含めてお答えをいただきました。特に、地元におきましては、二月の十四日にこのアクセスともいう常盤町田上町線という道路の都市計画決定もされたようでございまして、着々と地元としての準備も進められておるわけでございます...全文を見る
○高木分科員 そこで、平成二年一月二十六日に大村―武雄北方、この間が供用開始されまして大変交通の利便に供したわけでございますが、ただ残念なのは、いろいろな諸条件がございまして暫定二車線ということで供用されておるわけでございますが、普通の道路ならいざ知らず、やはり高速道路でございま...全文を見る
○高木分科員 次に、国の直轄国道であります一般国道三十四号日見バイパスの建設促進についてお尋ねをいたします。  この道路も、御承知のとおり長崎都市圏の重要な幹線道路でございまして、この新しい日見バイパスの建設は大きな効果が期待されるわけでございます。この日見バイパスの建設促進に...全文を見る
○高木分科員 御案内のとおり、第五工区の田中町―芒塚間、そして第六工区の芒塚―妙相寺間、この間はトンネル区間でございますが、大変難工事も予想されておるわけでございます。そしてまた第七工区の妙相寺―蛍茶屋間、この三工区が今建設促進が望まれております。どうぞ、先ほど申されました趣旨も...全文を見る
○高木分科員 特に私が申し上げたいのは、長い間の要望でございまして、全国的に見ると非常に厳しいことも理解をするわけでございますが、とりわけ今、東京一極集中の是正という政治課題もありますし、財政力の比較的弱い地方の県につきましては、公共投資の傾斜配分を配慮されて、きめ細かく対応する...全文を見る
○高木分科員 次に、長崎市のこれまた大きな期待でありますが、女神大橋構想というのがございます。これは長崎港をまたぐ道路計画でございまして、交通体系上極めて意義ある道路でございます。すなわち、先ほども述べましたけれども、長崎は我が国の西の果てに位置をしておるということ。ということは...全文を見る
○高木分科員 時間も来ておりますけれども、ぜひ私は、この女神大橋に寄せる県民の期待というのも高いものがございますので、今後一層の取り組み、位置づけをお願いしたいと思っております。もし取り組みの考え方がございましたら、お述べいただきたいと思うわけでございますが、どうでしょう。  ...全文を見る
○高木分科員 終わります。
03月15日第120回国会 衆議院 運輸委員会 第8号
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○高木委員 港湾整備緊急措置法の一部を改正する法律案に関しまして質問をいたします。  我が国は港から栄えたとも言われております。戦後の港湾整備の時代的イメージといいますか、その移り変わりを見ますときに、十年ごとに大きな節があるように私は思えてなりません。  まず第一期の昭和二...全文を見る
○高木委員 新五カ年計画における重点事項ということについては、いかがお考えでしょうか。
○高木委員 私は、一つの視点として特に地方の港湾整備を重視すべきだというふうに考えております。特に、財政力の弱い地方自治体におきましてのこの事業の実現というのは大変なものがございます。そういう意味で、離島、半島地区を含めた地方圏の港湾の整備、この点について特に強い国の働きかけをお...全文を見る
○高木委員 最後に、運輸大臣の御所見をいただきたいと思うわけでありますけれども、海洋国日本で、今日まで経済社会、いわゆる国民生活の全般において港湾が果たしてきた役割は大変重要だったと私は認識をしておるわけです。しかし、道路とか公園とか下水道、そういった社会資本に 比べますと、港...全文を見る
○高木委員 時間が来ましたので、これで終わります。
04月12日第120回国会 衆議院 運輸委員会 第9号
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○高木委員 国鉄清算事業団法の一部を改正する法律案につきまして若干のお尋ねをいたします。  まず、今回の改正の趣旨は、いわゆる国鉄改革の一環といたしまして、国鉄の長期債務そして資産の処分を適切に行うということは極めて大切なことでありますし、同時に、私は、国民の負担をできるだけ少...全文を見る
○高木委員 ただいま申されましたように、昭和六十二年から平成元年度、大体当初の目標では九千五百億円、こういう目標に対しまして六千百三十八億円の実績でございます。これは買い手がないのか。特に自治体あたりへ公共用地として残すことは大切でございますので、自治体としては、とりわけ地方にお...全文を見る
○高木委員 債務の処理の見通しでございますが、膨大な債務、二十六・二兆でございますか、そういう債務があるわけでありますが、当然土地の処分あるいはJR株式の処分、これにつきましては現下の経済情勢等を見ながら対応されると思うのですけれども、こういうことに対して、その債務処理の見通しに...全文を見る
○高木委員 一年間の利子はどのくらいに上りますか。
○高木委員 次に、いわゆる今回の法律改正の内容であります株式変換予約権つき事業団債方式ということでこの土地処分を実施しようとするわけでございますが、このいわゆる特別債券方式、これについて、これは大都市圏の大規模用地というふうに言われておりますが、特に汐留というのは明らかに出ておる...全文を見る
○高木委員 債務償還については早期かつ効果的に処分をするということは当然でございますけれども、さらに一歩進んで、いわゆる地価対策への配慮あるいはまた都市整備の観点、こういう面についてこの方式は十分に対応できるのかどうか、その辺はいま一度、非常に心配になるところでございますので念の...全文を見る
○高木委員 次に、資金調達の面についてですが、いわゆるこの特別債券の購入者として、私たちは、そのイメージなんですが、やはりその債券が売れるかどうか、十分に目標どおり売れるかどうか、これが一番大きな心配なんですが、どういう方々を念頭に置いておるのか、一体この資金調達がうまくできるで...全文を見る
○高木委員 改めてお伺いしますが、調達額はどの程度お考えですか。
○高木委員 次に、いわゆる開発構想の点なんですが、汐留用地の開発につきましては既に各種調査が行われておると聞いておりますが、やはり一つの開発構想なり基本方針なりはきちっとしておかなければなりません。したがって、その開発構想はどういう形で協議をされ、どういうものなのか、そしてまたそ...全文を見る
○高木委員 この汐留地区の開発に合わせまして、いわゆる交通アクセス、地下鉄とか新交通システム、こういう整備も計画をされておると私は聞き及んでおりますけれども、その現状について、また今後どう整備をされていこうと考えておられるのか、その点についてお示しをいただきたいと思います。
○高木委員 今でも交通渋滞、通勤通学の大きな問題が生じておるわけでありますが、こういう開発がなされますと、もちろん開発途中もそうですが、開発後もこれまた多くの方々の出入りというものが出てくるわけでございます。したがって、私は、今の交通渋滞解消策と同時に、やはりこの面についても一極...全文を見る
○高木委員 次に、出資会社についてお尋ねしますが、この開発事業を行うべき出資会社というものの役割はかなり大きな地位を占めておるわけでありますが、この出資会社、いつごろどういう方法で設立する予定なのか、お尋ねをしておきます。
○高木委員 私は、特にこの出資会社におかれてはしかとした経営理念を持っていただきたい。というのは、これまでも出ておりますように、いわゆる雇用のための会社ではなくて、あくまでも事業推進をする会社である、こういう前提に立ちながら効率的な運営を進めていただきたい。特に、こういう事業につ...全文を見る
○高木委員 今後、例えば建設工事につきましてもあるいは建設が終わった後のテナントの契約にしましても、これまでよく言われておるのは、とにかくいわゆる企業関連あるいは国鉄関連ということで、なかなか多くの公正な参入ができない、そういう声も一部では聞こえたわけでございます。今回はその辺に...全文を見る
○高木委員 地方自治体との関係なんですが、これはもちろん汐留の問題も東京都、港区等との連携は当然十分にしていかなければなりませんし、特に土地利用に関する計画の策定あるいは都市計画決定あるいは用途地域の変更、こういったこと等々につきましては、どうしても地元自治体との十分な協議がなけ...全文を見る
○高木委員 次に、いわゆる地価税ですね。地価税の創設に伴いまして、今後、今時価三兆円と言われておりますが、地価の動向が必ずしも将来にわたって明確ではございません。また、資産価値の変動もこれは予測が難しいところでございますが、とりあえず今回の地価税につきましては、国鉄清算事業団が有...全文を見る
○高木委員 時間も限られておりますので、最後になりますが、そういうふうにこの問題については不確定要素が多い。そういう中ではありますけれども、私は国鉄改革法の精神にのっとって事業団が持っておられる土地の処分については早期かつ適切に行ってほしい、こういうことで切に御期待申し上げます。...全文を見る
○高木委員 終わります。
04月12日第120回国会 衆議院 大蔵委員会 第14号
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○高木委員 山田参考人にお尋ねをいたします。  御承知のとおり、主要先進国では例を見ない土地問題が深刻化をしておりますが、この異常な土地高騰に対しては特にサラリーマンが苦しんでおられる。だからこの苦しみを何とか救うためには、今かかっております土地保有税の税制改革あるいはまた都市...全文を見る
○高木委員 私たちは、下がるか下がらないかという一つの大きな注目点があるわけですが、何とかこの税制改革によりまして地価が引き下がるということを願ってやみません。しかし同時に、上質な住宅あるいは宅地を供給するという方策も大事なことでありまして、そういうことにつながるものでなくてはな...全文を見る
○高木委員 次に石参考人にお伺いをしますが、まず政府税調としてはこの土地保有税を国税として創設をする、こういう答申をされたわけでございます。当初は、広く薄く土地保有に対して課税する、こういう位置づけがあったと思うわけですが、しかしその後、聞くところによりますと、自民党税調あたりで...全文を見る
○高木委員 時間も限られておりますので終わりにいたしますが、不確定な固定資産税の引き上げを前提とした地価税というのは問題があると私は思っておりますし、初めに狭い課税ベースありきという考え方はどうかな、いかがなものかなと私は思っております。要するに実効が上がるか、中途半端に終わって...全文を見る
○高木委員 ありがとうございました。
04月24日第120回国会 衆議院 商工委員会 第15号
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○高木委員 商標法の一部を改正する法案につきましてお尋ねをいたしますが、私は主に三つのポイントからお尋ねをしてまいります。  まず今回のサービスマークでありますが、いわゆるサービスを識別するサービスマークを登録をして法的に保護をする制度をつくる、このことがサービス産業の発展ある...全文を見る
○高木委員 そういう立場で今後ともひとつ御努力をいただきたいと要望しておきたいと思います。  次に、審査に当たっての透明性の確保という観点からお尋ねをしてまいりたいと思いますが、このサービスマークにつきましては、これまでのいわゆるトレードマーク、商標と同じような枠組みで適用され...全文を見る
○高木委員 知名度の判断基準でございますが、今後審査基準をつくるということでございますので、中央のみならず地方におきましても、あるいは大企業のみならず中小企業、零細企業を含めまして十分な透明性が確保されるように、客観性が確保されるように、私は今後の対応を望んでおきたいと思います。...全文を見る
○高木委員 ただいまの御答弁を聞いてもわかりましたけれども、サービスマークにつきましても、商標と同じ手順を踏むのであればまた同様の事態を招くであろうと私は予測するわけでございます。せっかく法を改正してサービスマークについても登録をしていくのですから、この際、法案の中に、ある意味の...全文を見る
○高木委員 行政として審査期間はおおむねどのくらいが適当だと考えておられるのか。できれば諸外国のケースを含めてお答えいただきたいと思います。
○高木委員 時間も参りましたので、この制度が十分に機能できますようにそれぞれの御努力をお願いをいたしまして、私の質問を終わります。
04月26日第120回国会 衆議院 運輸委員会 第10号
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○高木委員 船舶安全法及び船舶職員法の一部を改正する法律案につきまして、若干の質問をいたします。  まず初めに、船員の労働時間短縮に係る点からお尋ねをしてまいりたいと思います。  御承知のとおり、現在の船員状況は、外航船、内航船ともに高齢化が著しい、同時に若年労働者の確保が大...全文を見る
○高木委員 これまで陸上においての労働基準法は、本年四月一日より週四十四時間に移行したわけでございます。さらに、労働大臣は四月十七日、一九九三年を目標に週四十時間に移行をしたい、こういうお考えを表明をしておるわけでございます。  今回私がお尋ねをしておる背景は、御承知のとおり船...全文を見る
○高木委員 ぜひこの労働時間短縮につきましても、これは海上勤務という特殊な事情もありますし、魅力ある仕事という観点からも、ひとつこういう問題につきましては十分に取り組んでいただきますように特に要望をしておきたいと思っております。  さて、いわゆるGMDSSの問題でありますけれど...全文を見る
○高木委員 特にRCC、いわゆる陸上救助センターというものにつきましては、私は、発展途上国についてはなかなか整備が進んでないのではないかというふうな危惧を持つわけでございます。また、各国にわたる問題でございますので、公海上において十分にそれぞれの国際的な協調ができるのか、コーディ...全文を見る
○高木委員 まあされるものと思われますということでございますが、やはり海上という特殊な職域でございますので、これは安全というものは必ず十二分に保障されるというのがその精神でございますし、大切でございますので、そういう意味で私はお尋ねをしたわけでございます。  次に、これに関連し...全文を見る
○高木委員 私は、その基準を定める基本的な考え方を持っておられたら示していただきたいという質問であったわけですが、次に参りますので、どうぞそのときあわせてお願いします。  一定期間ごとに一定の条件を満たす点検、こういうふうな条件もあるわけでございますが、この一定期間というのは、...全文を見る
○高木委員 設備の搭載につきましては、この新システムによりますと海域ごとにその基準が定められております。我が国におきましてはA2海域からA4海域まででございまして、来年の二月一日からの移行に当たりまして、これまでもそれぞれ整備が進められておるわけでございますが、予算等の都合でA2...全文を見る
○高木委員 では、非条約船ですね、いわゆる旅客船、カーフェリーあるいは漁船等々が入るのですが、とりわけ最近客船あるいはカーフェリー、かなり高まっておりますけれども、こういった通信システムについては、そういう新システムとこれまでの通信システム、その移行する趣旨からいけばこれはどうな...全文を見る
○高木委員 そういうのは義務づけになるわけでしょうか、その辺どうですか。
○高木委員 時間も限られておりますが、最後にもう一つだけ、先ほどからも出ておりましたが、通信士の問題でございます。  通信士の職場の確保というのは、これも大切な問題でございますし、同時に、時代の流れ、技術の革新ということも大切なことでございまして、要するに海上で安全に航行でき、...全文を見る
○高木委員 時間が参りましたので、これで終わりますが、ひとつよろしくお願いいたします。
05月23日第120回国会 衆議院 運輸委員会 第12号
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○高木委員 まず初めに、信楽高原鉄道の事故についてお尋ねをいたします。  私も、今回この事故によりまして亡くなられました四十二名のとうとい犠牲者の方々の御冥福を謹んでお祈り申し上げますとともに、負傷をされました四百四十九名の方々、そしてまた御家族に対しましても心よりお見舞いを申...全文を見る
○高木委員 原因究明もさることながら、私も大切なのは被害者に対する救済、補償の問題であろうと思っております。もちろんこの財源につきましては、先ほどからもるる論議があっておりますが、大変な額に上ることが予想をされております。したがいまして、今後そういうものに対して補償制度、保険制度...全文を見る
○高木委員 委員長報告にもありますように、今お答えでは県が中心になってというふうなことでございますし、いろいろなお金の関係につきましては、JR西日本が立てかえる等いろいろ配慮しておるということがあっております。もちろん、県、町、そういったところが責任を持った対応が必要になりますけ...全文を見る
○高木委員 次に、地元の方々はこの事故で本当に沈んでおります。大変お気の毒なことだと私も思っております。同時に、やはり現実に信楽町あるいは沿線の住民は、学校に通い、あるいはまた仕事に通う、こういう生活もしなければなりません。したがいまして、信楽高原鉄道が今こういう状態でございます...全文を見る
○高木委員 御答弁いただきましたので、ぜひそのようにひとつ御努力をいただきたいと思っております。  時間も限られておりますので、私は最後に、この問題はほかの全国の第三セクターに及ぼす影響も大きいものがございます。それぞれ努力をいただいておる第三セクターが、この件によりましていさ...全文を見る
○高木委員 この問題はここで終わりまして、次に、いわゆる火山活動が時々刻々と進んでおります雲仙岳の問題について、この際お尋ねをしておきたいと思います。  私の地元の問題でもございますが、二百年ぶりというこの噴火活動によりまして、最近ではまた新しい状況が生じておるというふうに言わ...全文を見る
○高木委員 もう時間が参りましたので終わりたいと思うのですが、せっかく今御努力いただいております林野庁も建設省も来ておられますので、私は防災体制について万全を期していただきたいと思っておりますが、一言御答弁をここでお聞きをしておきたいと思っております。
○高木委員 終わります。ありがとうございました。
06月06日第120回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第7号
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○高木委員 質問に入ります前に、私は民社党を代表いたしまして、改めて雲仙・普賢岳火砕流災害によって亡くなられた方々に謹んでお悔やみを申し上げますとともに、負傷された方々そして遺家族の方々にも心からお見舞いを申し上げる次第でございます。  まず私は、地元の一人といたしまして、今次...全文を見る
○高木委員 そこで私は気象庁にお尋ねをするわけでございます。  私は、去る五月二十三日の運輸委員会におきまして、当時、五月十五日ごろから土石流の災害によりまして大変な不安がなされておったときでございました。その席で、今後の見通しと観測体制の強化と、そしてまた土石流対策に対する政...全文を見る
○高木委員 たくさんの課題がございますが、時間の関係で要望等にかえさせていただく問題もございます。それは二次災害の土石流対策でございます。砂防対策、林野庁の治山対策、これは大変な状況の中で仕事もかなり進みにくい状況がございますが、どうか梅雨季と重なっておりますので、この問題につき...全文を見る
○高木委員 ありがとうございました。
08月02日第120回国会 衆議院 石炭対策特別委員会 第8号
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○高木委員 労働大臣、御多忙のようでございますので、冒頭雇用問題からお尋ねをさせていただきます。  来年度以降の石炭政策につきましては、これまでいろいろ述べられておりますように、石炭鉱業審議会の答申、これにつきましては今後さらに検討される部分が多い、そういう意味でまだまだわかり...全文を見る
○高木委員 今後、いわゆる現状ある制度を十分に見直されまして、より適切な、的確な措置ができるように十分に検討をお願いをしたいと思います。ありがとうございます。  さて次に参りますが、昨年秋からの石炭鉱業審議会の会長さん初め各皆さん方には、私は心から敬意を表する次第でございます。...全文を見る
○高木委員 昭和三十七年から第一次政策、そして平成三年度まで第八次政策、こういうふうに言われてまいりました。今回は最後の石炭政策というふうな呼び方がされておりますが、第九次政策とは言われていないと思うのであります。なぜ第九次施策と呼ばなかったのか。この辺についてはいかなる背景があ...全文を見る
○高木委員 私は第九次施策と呼んでもらいたいと思いながらのお尋ねでございます。  時間がありませんから次に参りますけれども、今回の特色の一つは、従来のように生産規模、いわゆる生産目標水準というものが示されていないということになっております。先ほどからも議論がありましたように、均...全文を見る
○高木委員 答申の中にはコスト低減のための経営努力というものが大きくうたわれております。私は、現状目いっぱいの合理化努力がされておるにもかかわらず、今後さらにまだそういう余地はあるのかと考えたくなるわけであります。もちろん親会社、子会社が一体となってこういう努力をすることはやぶさ...全文を見る
○高木委員 お尋ねしたい問題はたくさんあるわけでございますが、あと一点に絞ってまいります。  今回の委員会の大きな意義は、新しい政策の答申を受けまして、政府がこれから次期通常国会に向けて関連の法案なりあるいは予算措置をどうしていくのか、これを前にしたいろいろな議論だと私は思って...全文を見る
○高木委員 終わります。
08月29日第121回国会 衆議院 災害対策特別委員会雲仙・普賢岳火山災害対策小委員会 第2号
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○高木小委員 私たちといたしましては若干の意見とお尋ねをしてみたいと思いますが、まず、おとといからきのう、またきょうにかけまして、一時小康状態と言われておりましたが、また厳しい変化になっておる、こういうふうに私たちは認識をすることが第一。  それからもう一つは、この雲仙・普賢岳...全文を見る
09月13日第121回国会 衆議院 厚生委員会地方行政委員会商工委員会環境委員会連合審査会 第1号
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○高木委員 時間の範囲内でお尋ねをしてまいりますが、今回の法改正の趣旨の一つは、何と申しましても廃棄物の減量化と再生利用というのがございます。そのためにはどうしても大切なのは、何といっても国民の意識の高揚でありますし、また的確な行政指導と思うわけであります。同時に、具体的な廃棄物...全文を見る
○高木委員 私はこのリサイクルセンター、スドックヤードと並んで大切なのは、この法案の中にも明記されておりますが、有害廃棄物とかあるいはまた適正処理が困難な廃棄物、こういったものの処理をするための廃棄物処理センターの設置がうたわれておりますが、この設置につきましても早急に整備を図る...全文を見る
○高木委員 大蔵省も来ていただいておりますので、この際お尋ねをしておきます。  確かにこの廃棄物処理の問題は、今日の重要な一つの行政課題であり、政治課題でございます。そういう意味では、ただいま厚生省からお述べになりました予算措置につきまして、私は自分の感じでは焼け石に水ではない...全文を見る
○高木委員 ぜひよろしくお願いをしておきたいと思います。  次に、自治省にお尋ねをしておきますけれども、何といってもごみ問題の受け皿は地方公共団体でございます。したがって、ただいま私が提起しましたリサイクルセンター並びにストックヤードの設置については、自治省としても指導されてい...全文を見る
○高木委員 そういう前向きの気持ちで取り組んでいただくことを要望しておきます。  次に、少し時間がありますので、先ほど来からもいわゆる不法投棄の問題がたくさん出てまいりました。例えば建設廃材にしましてもドラム缶等の廃棄物にしましても、これはもう大変なゆゆしき問題であります。しか...全文を見る
○高木委員 終わります。
09月25日第121回国会 衆議院 労働委員会 第4号
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○高木委員 私は、民社党の高木義明でございます。  各参考人の方々には、大変貴重な御意見をいただきまして、ありがとうございました。時間も限られておりますので、本来ならばそれぞれの参考人の方々にお答えをいただきたいわけでありますが、均衡を欠く点もあるかと思いますが、お許しをいただ...全文を見る
○高木委員 同じく小川参考人にお伺いしますけれども、中小企業の時短促進については、これは大切な問題でございます。現状としましては、例えば短納期で発注をするとか、あるいは多頻度にわたって小口の納入をお願いする、こういった取引慣行か一つの大きな問題にされておるわけでございます。私は、...全文を見る
○高木委員 今度は連合の立場からお尋ねをしておきたいと思います。  我が国がいわゆる先進諸外国に比べまして労働時間が長いという大きな要因の中には、所定外労働時間の問題もさることながら、一つには週休日数が少ない、それから二つ目には年次有給休暇の取得日数が少ない、これが長時間労働の...全文を見る
○高木委員 時短について考えるときに、どうしてもこの問題でも国際協調というのが大きな課題ではないかと私は思っております。したがいまして、今日まで国際競争力というのがよく経済界で出てきた言葉でございますが、労働時間の短縮の問題は諸外国とも十分な連携をとる必要があると思っておりますが...全文を見る
○高木委員 ありがとうございました。
09月26日第121回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第5号
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○高木委員 私は、雲仙・普賢岳災害につきまして若干の質問をいたします。  まず冒頭には、国土庁長官にお伺いをいたします。  御承知のとおり、五月の半ばから雲仙・普賢岳におきましては土石流の危険性が叫ばれ、そして六月三日には火砕流の大惨事となったわけであります。今日まで四カ月間...全文を見る
○高木委員 では、現状の対応について具体的にお尋ねをしてまいります。私は率直に言いまして、政府の追加措置は大変わかりにくいと思っております。そういう立場でございますので、あえてお尋ねをするわけであります。  まず、災害の長期化に伴いまして長崎県が食事の供与を行う場合、経費の二分...全文を見る
○高木委員 では、そういうねらいに立ちまして、いつから具体的に手だてをしていくのか、始点ほどこなのか、この点についていかがでしょうか。
○高木委員 私は、警戒区域設定の時点からそのねらいのもとに対応できるべきだと思っておりますが、そう考えてもよろしゅうございますか。
○高木委員 非常に後ろ向きな答弁で私は不満でございます。今ねらいは一体何かと私はお尋ねしましたけれども、それに対してはそのような御答弁が返ってまいりました。もしそうであるならば、私は警戒区域設定が筋であり、それが本旨ではなかろうかと思っておりますが、いかがでしょうか。
○高木委員 では、収入が途絶えたとはどういう定義なんですか。
○高木委員 では、警戒区域外に、例えば当座の生活費用の一部を求めてアルバイトなりあるいはまた手伝いに行った、そういう方々についても当然対象になりますね。どうですか。
○高木委員 それから、避難生活とは一体どういう状態を言うのでしょうか。例えば、体育館とか公民館に限定するのか、あるいは仮設住宅におられる方には一体どうなのか、あるいはまた親戚、知人の家にお世話になっている方々については一体どうなのか、この辺についてお尋ねします。
○高木委員 まだ避難状況でありますけれども、九月の二十四日二十一時現在におきましては、体育館等におきましても百四十三世帯、四百六十人の方々が避難をされております。そういう状況でございますので、私は、せっかくの支給の趣旨からいいまして、ここに大きな不公平が出ないように、そして、いや...全文を見る
○高木委員 そういう避難の場所は問わないということで私は理解をしております。  次に、六カ月以内で区切っております。災害が今後さらに長期化していく。なぜ六カ月でくくるのですか。
○高木委員 次に、補助率二分の一となっております。これはいわゆる生活安定再建助成金の貸し付けにつきましては三分の二と聞き及んでおりますけれども、これとの対応からむしろ二分の一というのは若干少な目ではないかと思うのですが、いかがでしょうか。
○高木委員 災害救助法の食事の支給について十分な整合性がとれておりますか。その点どうでしょう。厚生省とも十分協議があったのですか。
○高木委員 大臣、お伺いしますが、これらの実施の時期でありますけれども、このねらいからいって、政治的な判断も含めまして、警戒区域設定のときからそれが妥当ではないかと私は思っておりますが、そういうことでどうぞ前向きに取り組んでいただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
○高木委員 そのようにお願いします。私あえて申し上げますけれども、災害対策基本法の趣旨ではなくて、私の言っておるのは今回追加の特別措置の趣旨がどうだと言っておるので、これは付言をしておきます。  次に、同じく追加措置の中で、新たな生活安定再建助成資金の貸し付けというのがございま...全文を見る
○高木委員 この文書の中に「警戒区域等内に居住を有する者」とございます。「警戒区域等内」という意味は極めて大切でございます。この範囲、地域についてのお考えをお示しいただきたいと思います。
○高木委員 次に進みますけれども、自治省の方にお尋ねをいたします。  いわゆる追加措置の一つの柱に、県が災害対策基金を設置する場合には「政府は、所要の地方財政措置を講ずるものとする。」というのがございます。これまでも出ております三百億円の基金でございます。この三百億という根拠に...全文を見る
○高木委員 これはなぜ国においてそういう基金ができなかったのですか。その点についてお伺いをします。
○高木委員 この利子補給につきましては国が面倒見る、しかし一〇〇%ではなくて九割少しというふうに聞いておりますが、その点とうなんでしょうか。
○高木委員 これは使途制限についてあえて設けてないのかどうか。そして、この基金についてはいわゆる個人の生活保障のための補てんに充てていいとお考えになっておるのかどうか。どうでしようか。
○高木委員 九月二十五日、長崎の県議会にこの基金の問題が提案をされております。この事業の主な内容を見てみますと、農業、漁業、商工業等に対する事業再開準備の助成金、また食事供与事業に加えて生活雑費の支給、それから被災住宅再建時の一部助成、中小企業、農林水産業に対する災害対策資金の利...全文を見る
○高木委員 長官、この追加特別措置は私たちは評価をしております。これは国土庁あるいは自治省ともどもにこれまでの枠を超えた新しい発想であり、救済制度と私は考えております。そういう意味で、食事の供与事業にしましても災害復興資金にしましても、私は、長期に多人数の避難者という特殊災害形態...全文を見る
○高木委員 これまでの殻から全く発想が抜け出ておりません。まず、特別立法はしないという前提での今のお考え方でございます。大臣、私は、二十一分野の九十項目、これは縦割り行政の中でそれぞれの省庁が知恵を絞って、私は大変な御苦労をいただいておる対策だと思っております。これはこれで私は評...全文を見る
○高木委員 すべてを制度化、整えろということでもないのですよ。この中から、いわゆる今回の雲仙・普賢岳の災害の特殊性にかんがみてこのような追加措置が出てきたわけです。だから、そのことだけでも一つの特別立法をつくったらどうかと私は言っているのです。どうでしょうか。
○高木委員 大変不満ですね。  そこで、大蔵省にも来ていただいておりますので大蔵省に質問をいたしますが、私は、こういうふうな災害を一つの教訓としまして、国土庁に対する、臨機応変にできる、例えば先ほど論議しました復興基金にしても、あるいは特別な食事供与の事業等にしても、国土庁がそ...全文を見る
○高木委員 時間も限られておりますので、もう多くは申し上げません。一つ要望を含めて申し上げたいと思います。  大体この九十項目で対応はできたと言われましても、まだまだ私は、要望がないかといえばそうではない。例えば雇用謝整助成金のサービス業への適用とか、あるいはこれらのさかのぼり...全文を見る
10月01日第121回国会 衆議院 地方行政委員会 第3号
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○高木委員 先ほどから、地方分権なり、あるいはまた東京一極集中是正なり、それぞれ地方に活性化を求める立場からの議論があっておりますが、私も今回、地方分権に合わせたテーマからお尋ねをしてまいりたいと思います。  現在、地方財政は、私が言うまでもなく大変厳しい状況にあります。また、...全文を見る
○高木委員 宝くじの中で時効当せん金の額は今一体どのくらいになっておるのか、そしてまた、これらのものについてはどういうものに使われているのか、この点についてお尋ねをいたします。
○高木委員 平成三年三月八日付の自治省財政局長通達でありますいわゆる宝くじ運営方針によりますと、運用利益金、すなわち宝くじの元本が生み出す果実、利子、これについては、「宝くじの健全な発展に資する事業の財源に充てるとともに、その他の部分については、公共事業の財源に充てることが望まし...全文を見る
○高木委員 ただいまのお答えでは、特に公共の建設事業ということでお受けをいたしましたけれども、そういう考え方でいいのですか、御確認をいたします。
○高木委員 では、公益という名がつけば何に使っても、それはそれぞれの自由な判断でやることで、そう受け取っていいでしょうか。
○高木委員 サマージャンボ室くしというのは、昭和五十四年四月に設立をされました市町村振興協会、各地方協会でその収益金が運用されておるわけですが、その収益金の利子についてはどのような運用がされておるのか、改めてお伺いをしておきたいと思います。
○高木委員 そうしますと、その利子につきましては、具体的には、市町村アカデミーの運営費あるいはまた海外研修の費用等に充てられておるということも聞いておりますが、そういうことでしょうか。
○高木委員 なぜその宝くじの収益金と別個のものという考え方に立つのですか。宝くじから出てきた収益金の運用益でしょう。あくまでも宝くじが基本でしょう。その点とうなんでしょうか。
○高木委員 結局これは宝くじから発生する運用益でございますので、先ほどから私がお尋ねをしておるように、公共事業に充てられることというふうに運営方針が出ておりますけれども、要するに何に使ってもいい、こういうことになるんじゃないですか。どうですか。
○高木委員 私は、その運営方針については、もう少し細部まで踏み込んで明確にしておった方が宝くじの健全な発展のためにはいいことではないか、これは指摘をしておきたいと思います。  そこで、先ほど出ましたように、こういう難しい時代でありますし、地方の仕事も非常に高度になっております。...全文を見る
○高木委員 宝くじに関連する団体もたくさんあるわけでございますが、非常にわかりにくい。したがって、今この関連団体と言われるものが幾つ存在するのか、今後もそういう団体が設立される予定はあるのか、その点いかがでしょうか。
○高木委員 これらの関係団体なんですけれども、いわゆるOBを含めた自治省関係の方々がどのくらいこういった団体に関与されておるのか、お示しをいただきたいと思います。
○高木委員 宝くじの払い戻し率につきましては、いわゆる当せん金付証票法によりまして上限五〇%とされております。しかし現在の払い戻し率は四五から四六%であると言われておりますけれども、この差は何を意味しているのか。そして、いわゆる適正な払い戻し率については一体どのようなことで考えて...全文を見る
○高木委員 昨年の五月、参議院予算委員会におきまして前自治大臣は、いわゆるこういう時勢でございますし、一つの庶民の夢でもございます、あるいはファンに親しまれたという実態の中で、この一等賞金を一億円にしてはどうか、こういうことについて前自治大臣は、前向きに取り組む、こういうふうな趣...全文を見る
○高木委員 善処をしていただきたいと思うわけであります。  時間もございませんので、実は私今回宝くじを取り上げたことは、やっぱりこれらの収益金については地方の自主財源の一翼を担っております。いや、一翼を担わざるを得ない。やはりあれをしたい、これをしたい。何につけても一つの補助金...全文を見る
○高木委員 私たちはそういう気持ちを持ちながら、ひとつ的確に対応していただきたいと思いますし、同時に、やはり地方自主財源の確立のためにはいわゆる第二交付税制度を私たちは訴えております。これは普通建設事業費の補助負担金分を国庫補助金の体系から外して、これを第二交付税として地方に一括...全文を見る
○高木委員 終わります。
10月03日第121回国会 衆議院 石炭対策特別委員会 第2号
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○高木委員 私は、石炭鉱業の構造調整についての支援策と、それから産炭地振興についての二つの件についてお尋ねをしてまいります。もちろん、私は国内炭鉱には評価をする立場については変わっておりませんが、時間の関係もございますので、以下、質問をいたしたいと思います。  まず、新分野開拓...全文を見る
○高木委員 だから、端的にお伺いしますけれども、国として石炭企業が具体的な血のにじむような努力をしておる、そう把握をしておるのか、それを私はお尋ねをしたいわけでございます。  まあ、その対応については私はそれはそれで理解をするのですけれども、とにかく石鉱害の政策部会において石炭...全文を見る
○高木委員 私は、新分野開拓あるいは経営の多角化というのは、言うはやすし行うほかたし、大変難しい問題だと思っております。とりわけ、今日まで石炭産業いちずに生きてきた、そういう方々が新しい世界に取り組むわけでございます。したがって、政府として石炭企業に対して的確な指導が必要である、...全文を見る
○高木委員 ひとつよろしくお願いをしておきたいと思います。  次に、産炭地振興の問題について触れさせていただきます。  私は、最大の地域振興は現存炭鉱を存続するということが何よりも一番の大きなポイントでございますので、これはもうしっかりとそのように受けとめておるのでございます...全文を見る
○高木委員 来年度の予算編成に向けてとりわけ、実際の支援はもちろんでありますが、インフラ整備のための公共投資、こういった財源も可能な限り確保していくことが大事でございます。強くその対応については要求をしておきたいと思います。  そこで、これに関連をしまして、私は地域の具体的な問...全文を見る
○高木委員 終わります。      ————◇—————
11月26日第122回国会 衆議院 国際平和協力等に関する特別委員会 第7号
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○高木委員 高木義明でございます。  陳述人の皆さん方には、大変お忙しい中でございましょうけれども、今承りまして、それぞれ大変貴重な御意見を受けました。私たちも十分に参考にさしていただきたいと思います。心からお礼を申し上げます。  まず、大屋先生にお伺いをいたします。また、同...全文を見る
○高木委員 香西先生、私の先ほどのお尋ねでございますが、先生としてはいかにお考えになられておりましょうか。
○高木委員 香西先生はお話の中で、国連としても各国の事情を十分承知をしておる、そしてそれぞれの国の対応についてはあらかじめ条件をつけておけば、それはこの活動についての十分な機能を果たせるのではないか、こういうお話でございました。そういう意味で、私は国会承認という条件も、国連の立場...全文を見る
○高木委員 土井先生にお尋ねをいたします。  実は、我が国戦後四十六年の歴史を振り返ってみましても、かなり国際情勢が揺れ動いた中で地域紛争もございました。そういう中で、たびたび日本が戦争に巻き込まれるのではないかという議論もあったことは事実でございますが、現実に我が国は戦争に巻...全文を見る
○高木委員 時間も来ましたので、これで終わります。
12月03日第122回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第3号
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○高木委員 私は、雲仙・普賢岳災害に絞りまして、国土庁長官初め関係政府委員の皆さん方にお尋ねをしてまいりたいと思うわけであります。  島原大変、肥後迷惑と言われまして、約二百年前に雲仙・普賢岳の噴火あるいは眉山の崩壊によりまして、地元島原市ではもちろんでございますが、長官の地元...全文を見る
○高木委員 ありがとうございました。  次に、今もお話が出ましたように、雲仙・普賢岳災害に対しては国として二十一分野九十項目の措置をしておる。もちろん、新たな特別措置を含めてでございますけれども、そういう措置をしておりますので、今日段階そういう二十一分野九十項目で大体対応できま...全文を見る
○高木委員 現地では災害復興基金、いわゆる三百億の基金の増額について強く要望をしておるわけであります。また、先ほど述べましたように、改めて申し上げますが、県の要望の中で島原防災都市づくりの道路網の整備あるいは防災集団移転に対する援助、被災地などの公共土木事業を施行する際の用地買収...全文を見る
○高木委員 とにかく私は、この際やはり災害全体の法整備を図るべきだという立場をとるわけであります。先ほども出てまいりましたが、県による基金を国による基金にしてはどうか、あるいはまた、広く個人救済を含めた共済制度、そういうものも考えたらいかがか、そして今日までいろいろ自然災害への救...全文を見る
○高木委員 時間が参りましたが、これで終わりますけれども、新しく長官になられて決意もお聞きをしましたので、ぜひひとつこれまでの措置を十分見直していただきまして、さらに必要なものについては積極的に対応していただきたい。同時に、行革という難しい問題はありますが、私は、国土庁の体制整備...全文を見る
12月03日第122回国会 衆議院 本会議 第7号
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○高木義明君 私は、民社党を代表して、ただいま議題となりました国際連合平和維持活動等に対する協力に関する法律案に反対、国際緊急援助隊の派遣に関する法律の一部を改正する法律案に賛成の討論を行うものであります。(拍手)  本年九月十九日、いわゆるPKO法案が国会に提出されました。以...全文を見る
12月04日第122回国会 衆議院 運輸委員会 第2号
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○高木委員 私は四つのテーマについてお尋ねをいたします。  一つは空港問題でございます。  御承知のとおり、航空審議会が十一月二十八日、第六次空港整備五カ年計画を答申をいたしました。二十九日には閣議決定がなされております。この内容を見てみます失特に、まず第一点で成田、羽田、関...全文を見る
○高木委員 この空港建設で一つ大きなポイントがありますが、今建設中の関西国際空港について、これは当初九三年の三月に供用開始、こういう目標でありましたのが、いわゆる地盤沈下が大変激しい、したがって一年ずれ込んで九四年になる模様だ、こういうふうに言われております。そういう意味では、漁...全文を見る
○高木委員 今後十分な研究を重ねていただきたいと思っています。  二つ目のテーマは、整備新幹線について若干質問をいたします。  運政審の総合部会の答申におきましても、いわゆる「幹線旅客交通システムの構築の基本的方向について」と題して、高速鉄道ネットワークヘの再構築を推進するた...全文を見る
○高木委員 今申されましたように、平成三年度予算にはいわゆる長崎ルートなどについては建設推進準備事業費二十億円というのが予算計上されておりますが、具体的にその二十億円の進捗状況なり内容等について、どの程度成果が上がっておるのか、お尋ねをしておきたいと思います。
○高木委員 時間がありませんのでこれ以上突っ込みませんけれども、そういう調査をされましたら、それを建設の方向に生かすような、そういう形でさらにひとつ努力をいただきたい、これは強く要望をしておきたいと思います。さらに、JR九州あるいは地元自治体とも十分連携をとりながら、今陸路となっ...全文を見る
○高木委員 労働力不足に対応した効率化の中に、これまでもよく言われておりますが、いわゆるジャスト・イン・タイム・サービスというのがございます。この見直しというのが今大きな課題の一つとされております。  このジャスト・イン・タイム・サービスというのは、在庫費用の圧縮を通じて物流コ...全文を見る
○高木委員 物流の効率化のもう一つの流れとしましては、幹線輸送においては、いわゆるトラックから鉄道、内航海運へのモーダルシフト、そしてまた都市内輸送につきましては、自家用トラックから営業用トラックヘの転換、あるいはまた輸送・配送の共同化、こういったことも考えられておりますけれども...全文を見る
○高木委員 海運界においての物流の効率化、いわゆる新物流システムとしまして大型超高速船、テクノスーパーライナーの開発導入が要請されておりまして、現在その推進が官民挙げて行われておるわけであります。九二年度には実海域模型船が建造着手されます。既に各地方自治体におきましても、北海道、...全文を見る
○高木委員 ぜひ目標に到達できるように、その促進をお願いをしておきたいと思います。  そこで、このテクノスーパーライナーは、早ければ一九九八年ごろに就航するということでございます。それこそ物流の新革命と言えるものであろうと思っておりますが、ここで大事なのは、このテクノスーパーラ...全文を見る
○高木委員 ぜひ高速貨物船と同様に、港湾の整備につきましても先手先手の対応をお願いをしておきたいと思います。  最後になりますけれども、海運と関連をしますが、いわゆる地球環境問題については、これはもう今キーワードとも言われておる重要な課題であります。二酸化炭素による温暖化、ある...全文を見る
○高木委員 今お答えの中でありましたように、特に油流出の防止につきましては、これはタンカーの二重船殻問題が注目されております。いわゆる海洋汚染防止という法的規制の問題になるわけであります。  御承知のとおり、国際海事機関によりましては、タンカーの二重船殻構造、いわゆるダブルハル...全文を見る
○高木委員 時間が参りましたのでこれで終わりますけれども、いわゆるタンカーの二重船殻問題等につきましては、それなりの技術開発支援ということも大切な課題でございますし、今後ともひとつこれまで以上に強力に取り組んでいただきますように要望しまして、終わります。  ありがとうございまし...全文を見る
12月11日第122回国会 衆議院 予算委員会 第4号
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○高木委員 私は、国内問題の一つの課題であります雲仙・普賢岳噴火災害に関する件につきまして、総理初め関係大臣にお尋ねをいたします。  質問に入る前に、これは私たちの地元の皆さん方の手づくりで雲仙・普賢岳の模型をつくりました。ぜひ総理に見ていただきまして、二万五千分の一の縮尺模型...全文を見る
○高木委員 質問は、そういう施策が十分に生かされているかチェックするために、国から現地に赴いて、そしてできれば指導助言をして、多くの今なお続いておる地元の要望とかあるいは疑問に対してこたえることはできないか、これを言っているのです。後でお答えいただきます。  それから、次の問題...全文を見る
○高木委員 いわゆる避難住民は今約二千百世帯、八千百人、その中で仮設住宅におられる方が約千四百世帯の五千七百人、こういう数字が出ております。いわゆるそういう方々の要望が的確に把握できないというお答えが今ありましたので、ぜひそれを把握するためにも、私は、先ほどの答弁漏れておりますけ...全文を見る
○高木委員 そういうことをよくおっしゃられますけれども、現実に新しい要求なり要望が出ておるのです。例えば、いわゆる今後の生活設計を立てるために土地家屋の買い取りの問題、あるいは島原半島全域が疲弊をしておる、そのためには災害避難を兼ねた交通アクセスの整備も必要だ。あるいはまた、これ...全文を見る
○高木委員 もう時間が来ましたので、これで最後の一言で終わりますが、災害対策の基本はやはり現場に入るということから始まると思います。既に国土庁長官あるいは副総理も現地を視察しておられます。どうか宮澤総理におかれましてもぜひ現地に、国会こういう状況で多忙な中とは思いますけれども、こ...全文を見る
○高木委員 終わります。