高木義明

たかきよしあき



当選回数回

高木義明の1992年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月26日第123回国会 衆議院 運輸委員会 第2号
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○高木委員 私は、運輸大臣の所信表明に対しまして若干の質問をいたします。  一連の佐川関連の問題につきましては、我が党におきましても既に関係者の証人喚問を要求しておりますし、今後予算委員会等で真相究明に向けて最大限の取り組みを進めていくことにしておりますので、今回は大臣所信表明...全文を見る
○高木委員 今後、機会をとらえてまた触れてまいりたいと思いますが、物流問題に関連をいたしまして、私はいわゆる働く者の立場から、あるいはまた生活者の立場から、今物流業界は大きな変革の波の中にあると思っております。  それは、まず第一には言われておるところの人手不足の問題、あるいは...全文を見る
○高木委員 一定の進展はあったという御回答でございますが、さらにこの問題については進めなければならない課題だと思っております。  したがって、今後こういう対策につきましてはどういう観点から取り組んでいこうとしておられるのか、その辺の決意をお伺いいたします。
○高木委員 格段の取り組みを要請をしておきます。  次に、鉄道関係につきましてお尋ねいたします。  まず、国鉄改革に残された最大の課題でありますいわゆる国鉄清算事業団の国鉄長期債務等の解消の問題でありますけれども、平成三年度初めにおきましては約二十六兆二千億円というふうに報告...全文を見る
○高木委員 二つの柱でありますいわゆるJR株の売却につきまして、昨年大臣は、株式を国が保有していれば経営や人材に対する規制が続くので、早く完全な民営会社にしたいということで、株式の売却について、今年三月にもJR西日本がいわゆる上場基準を達するというところから、いわゆるJR東日本、...全文を見る
○高木委員 ひとつできるだけの知恵と工夫をされまして、ぜひ国鉄清算事業団の長期債務を解消されますように格段の努力をこれまたお願いをしておきます。  次に、新幹線問題でございますが、御承知のように整備五線のうち、いわゆる平成元年着工しております北陸の新幹線高崎−軽井沢間に加え、東...全文を見る
○高木委員 大臣から長崎ルートというのも出てまいりましたのであえてこれ以上触れませんけれども、四全総を引き合いに出すまでもなく、この整備五線につきましては、これまでの経緯からぜひ実現をできるようなスタンスで強力な取り組みをお願いをしたいと思っております。  次に参ります。  ...全文を見る
○高木委員 おっしゃられるとおりに、科学技術庁なり動燃が主体でございますので、その要請を受けてということになるわけであります。  しかし、私はそういうことで今答えられないというのであればそれはそれで子とするわけでございますが、やはりどうしても海上の安全輸送については気がかりでご...全文を見る
○高木委員 とりわけ外務省と十分な連携をとり合いながら、国際情勢のその場その場の的確な把握ということも欠かせない問題だと私は思っております。とにかく万全の準備態勢を進めていただきたいと思っております。  次に、海難事故の防止についてお尋ねをいたします。  御案内のとおり、最近...全文を見る
○高木委員 時間も来ましたので終わりますけれども、今回の教訓を十分に生かされまして、とりわけハイテク技術、ハイテク装備等の強化を含めてぜひ御検討いただきたいと思っております。  以上で終わります。      ————◇—————
02月27日第123回国会 衆議院 石炭対策特別委員会 第2号
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○高木委員 両大臣におかれましては、連日の御審議で敬意を表しております。私も両大臣にお尋ねするのは初めてでございますので、どうぞよろしくお願いを申し上げたいと思います。  新しい石炭政策に向けての幾つかのお尋ねをいたします。  実は、このようなところに立ちますと、やはり何とい...全文を見る
○高木委員 そのような中におきまして、国内炭の需要について基本的に一体どう考えておられるのか、この点についてお尋ねをいたします。
○高木委員 この点につきまして、ちょっとくどくなるようで恐縮なんですけれども、この問題はいわゆる法律の延長というのが前提でございまして、軽々にお答えできない問題はあるかと思いますが、やはり一番関心を持たれておるところは、当面する平成四年度、来年度の具体的な需要についてどうなるのか...全文を見る
○高木委員 では、この問題はこの程度にいたしますけれども、構造調整についてお尋ねをしてまいりたいと思います。  昨年十月十五日に石炭各社から構造調整についての基本的な考え方というのが提出されております。まあ各社の内容を見てみますといろいろ出ておるわけでありますけれども、非常に厳...全文を見る
○高木委員 そういう評価に立ちまして一体国はどうしていくのか。もちろん石炭各社の企業努力、これが前提でございますが、その支援を一体いかなるように取り立てていくのかというのがまさに今重要な問題であろうかと私は思っておりますが、その点についてお聞かせいただきたいと思います。
○高木委員 よろしく御対応いただきたいと強く。御要望しておきたいと思います。  次に、環境問題に関連するのでありますけれども、この石炭需要の増大に当たっては、何といっても環境問題に配慮することは言うまでもありません。しかし、石炭は石油あるいは天然ガスに比べまして燃焼時の単位発生...全文を見る
○高木委員 ぜひ実用化が一日も早くできまして、地球にやさしいとよく言われておりますけれども、環境対策あるいは石炭の需要拡大といったことにも寄与していくべきだと思っておりますので、鋭意お取り組みを進めていただきたいと思っております。  次に、産炭地問題に入ります。  昨年の秋か...全文を見る
○高木委員 この実施計画が十二分に生かされまして実行できるためには、ただいま御答弁ありました施策が必要な要件だろうと私は思っております。この点につきましても、万全なものとしてさらに御努力を願いたいと思っております。  そこで、それぞれの産炭地におきましては、もう言うまでもありま...全文を見る
○高木委員 ありがとうございました。  雇用問題についてお尋ねをいたします。  大臣は所信表明の中におきまして、求職活動中の早期再就職の促進と生活の安定を図るため各般の援護措置を講じ、万全を期してきており、今後雇用問題の解決に当たりさらなる努力を行うというふうに力強く述べてお...全文を見る
○高木委員 ありがとうございました。  時間も残りわずかになってまいりました。せっかくの機会でございますので、通産大臣、私が先ほどから述べてまいりましたが、新しい石炭政策を進めるに当たりましての御決意をお伺いしてみたいと思います。
○高木委員 ひとつよろしくお願いいたします。  時間が参りましたので、これで終わります。ありがとうございました。
02月27日第123回国会 衆議院 予算委員会公聴会 第2号
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○高木委員 公述人の皆様方には大変貴重な御意見をいただきまして、感謝を申し上げます。  時間の関係もありますので、早速河野先生からお尋ねをしてまいりたいと思います。  河野先生は、今後日本が世界に対してどういった役割を果たしていくかという意味の国際貢献についてかなり突っ込んで...全文を見る
○高木委員 私たちは、生活大国づくりではなくて、生活先進国づくりをしよう、こういうふうに訴えておるわけであります。  バブル経済の中で資産格差が拡大しておるということでありますけれども、先生、そのための、これを解消するための対策について何かお考えがあればお聞かせいただきたいと思...全文を見る
○高木委員 伊藤先生にお尋ねを申し上げます。  現在のPKOの法案につきましては、参議院で継続審議扱いになっておるわけです。昨今、一部にはPKO法案を今国会で成立させるために、PKFへの参加を凍結して成立させるべきだ、こういう声も出ております。PKFを抜いてのPKO参加は果たし...全文を見る
○高木委員 藤井先生にお尋ねをいたしますが、先生の書かれた文献を拝読をさせていただきました。その中で先生が自衛隊縮小論を唱えられておられるのを見ましたけれども、そうであるならば具体的にはどの程度縮小すべきだと考えておられるのか、そしてまたその根拠は大体どういうものなのか、お示しを...全文を見る
○高木委員 時間も参りましたので、これで終わります。どうもありがとうございました。
03月04日第123回国会 衆議院 石炭対策特別委員会 第3号
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○高木委員 参考人の河原崎さん、藤原さん、親松さん、それぞれの立場で石炭関係につきまして特にいろいろな御尽力、立場、持ち場によりましてお力をいただいておりますことのまず敬意を表しております。  同時に、先ほどからそれぞれの御意見をお聞きしまして大変参考になりました。赤平市長さん...全文を見る
○高木委員 海外炭の事業につきましては、例えば企業の体力、産業のそれぞれの協調等も大切でございますが、そういう意味では問題点も多々あろうかと思っております。そういうことを克服しながらの挑戦でございますけれども、今回、法案について見てみますとそういう海外炭に対する事業について十分な...全文を見る
○高木委員 ありがとうございました。  藤原会長にお願いをしますが、実は、そういう海外プロジェクトといいますと、今何といっても、国際協調といってやはり日本が持てるいろいろな力と技術を世界に貢献をするという意味では、私は大変大切な課題だと思っておりますが、企業の経営努力というのが...全文を見る
○高木委員 藤原会長にあと一点この際お教えいただきたいのは、海外炭のことを私も触れましたけれども、それぞれの各社の基本的考え方の中には、現存の生産規模を維持してさらに頑張るというところもあるわけでございまして、そういう意味では、着手の働く皆さん方の、技術の伝承等も含めて、やはり労...全文を見る
○高木委員 ありがとうございました。終わります。
○高木委員 参考人の皆様方には大変お疲れでございます。先ほど来から貴重な御意見を聞かせていただきまして、感謝申し上げます。また、各自治体の振興のために日ごろから御尽力をいただいております。心から敬意を表します。  私は、持ち時間の範囲内で皆さん方の御意見を聞き、法案審議に当たっ...全文を見る
○高木委員 私が今引用しましたのは、先ほど参考意見の中で副知事さんがあえて、今後さらなる合理化があるんではないかというふうなことを言われましたので、私としては大変厳しく受けとめておりますし、やはり県政の重要課題でありますので、それなりの県としての、もちろん地元の大牟田市長さんも来...全文を見る
○高木委員 これは参考までにお聞かせいただきたいんですが、やはり福岡県として二十一世紀を展望したビジョン、いわゆる中長期計画というのが恐らくおありであろうと思っておりますが、今回の新しい石炭政策についての石鉱審答申を受けて、こういったビジョンがどのように変更されたものか、あるいは...全文を見る
○高木委員 産炭地へのいわゆる企業誘致については、全国産炭地、言うはやすし行うほかたしで、大変これは難しい問題があるわけであります。特に景気の動向も影響するのでありますけれども、しかし、福岡県は九州の顔でございまして、いわゆる大都市を抱えた、まさに九州の活力の源と、私はそう思って...全文を見る
○高木委員 ありがとうございました。  そこで、大牟田市長さんにお聞きします。  市長さんはかねてから、いわゆる石炭もある町ということで、精力的にいろいろな事業に挑戦をされておるということを聞き及んでおります。そ   こで、もちろん国の支援は大切でございますが、地元自治体とし...全文を見る
○高木委員 市長さん、そしてまた山本町長さんにおかれましても、また荒牧会長さんにおかれましても、何かと大変な時期になるかと思いますけれども、さらにひとつ一生懸命頑張っていただきたいと思います。  時間が来ましたのでこれで終わります。ありがとうございました。
03月05日第123回国会 衆議院 石炭対策特別委員会 第4号
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○高木委員 私は、石炭対策関連法案につきまして、以下若干の御質問をいたします。  これまでの八次策の総括をしながら、今回の法改正に当たりましては、石炭鉱業審議会の答申を十分に踏まえたものであり、構造調整を円滑に進めるものであると私は思っております。そういうことから、一部に先行き...全文を見る
○高木委員 これからもし法案が可決をされまして新しい年度に向かうとするならば、やはり今の経済環境、すなわち、これは経済企画庁が先月の二十五日に、   我が国経済は、景気の減速感が広まっており、インフレなき持続可能な成長経路に移行する調整過程にある。   政府は、内需を中心とす...全文を見る
○高木委員 今回の改正によりまして私は一層の構造調整が進展すると思っております。ただ、石炭産業は言うまでもなく地域の経済社会に重要な役割を果たしておりますし、構造調整に対応した地域振興対策が不可欠であります。  現在、産炭地振興は過去の産炭地域振興計画により産業生活基盤等の面に...全文を見る
○高木委員 産炭地域振興実施計画を実効あらしめるためには、例えばインフラ整備のための公共事業とか国が行う各種施策、こういったものを産炭地域においては優先的に進めていくことが地域活性化であり、その実施計画を実効あらしめる大きな要件だと私は思っておりますけれども、この点についてどうお...全文を見る
○高木委員 次に、石炭企業の経営多角化あるいは新分野開拓についてでありますけれども、これらの取り組みに対応していわゆる働く者の職業転換がスムーズに図られるような雇用対策の積極的な支援が必要であることは言うまでもございません。重ねてでございますが、この点についていかがお考えであるか...全文を見る
○高木委員 今回の炭鉱離職者臨時措置法の改正におきまして、新分野の開拓に伴う炭鉱労働者の雇用安定措置として、鉱業権者等の新分野の開拓に当たっては炭鉱労働者の雇用の安定に努力することを義務づける、こういう規定が設けられておりますけれども、この規定の趣旨は一体何か、明らかにされたいと...全文を見る
○高木委員 私どもは、我が国におけるエネルギーの自給率が極めて低い、こういう観点に立ちまして、これまで国内炭の存続は必要である、こういう訴えをしてまいりました。今回の答申を受けて、今後新しい石炭政策が進められようとしておりますが、なお引き続き安全と生産性の向上に配慮しつつ国内炭の...全文を見る
○高木委員 終わりになりますけれども、当面の国内炭存続を含めて、今後新しい石炭政策を進めるに当たりましての通産大臣の決意なり所見なりをこの際お伺いしてみたいと思います。
○高木委員 これで終わります。
03月06日第123回国会 衆議院 文教委員会 第3号
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○高木委員 私は、学校五日制並びに高等教育につきまして、時間の範囲内で質問をいたします。  まず、学校五日制でございます。私は、国民にゆとりと豊かさを実現するために、生活先進国づくりは何としても今の大きな政治課題でありまして、その中で学校五日制の早期導入につきましても賛同をする...全文を見る
○高木委員 今各都道府県の地方議会におきましては、二月あるいは三月議会がそれぞれに開催されておる、そういうさなかだろうと思います。そういった議会の中でも、この学校五日制をめぐる論議は大変華々しく出ております。そして、その議会の中で議論されることは、何といってもことし九月から導入さ...全文を見る
○高木委員 事が私たちの子供たちあるいは私たちの家庭のあり方、もっと大げさに申し上げますと、日本の教育の行く末を大きく左右すると言っていいほどこの問題は重要でありまして、ただひとり政府にだけ責任と対策を押しつけるということは私は許されないと思っております。やはりみずからの責任も放...全文を見る
○高木委員 勤労青年を中心にしまして、よく高齢者の福祉施設とかあるいは障害者施設あるいは児童養護施設、こういったところに勤労奉仕に行ったりあるいはまた慰問に行ったりして、そしてみずからが今まで見なかった社会の隅々を見直して、社会連帯のために何かをしなければならないという心を取り戻...全文を見る
○高木委員 次に、地域連帯の回復という意味合いから、私は地域活動の面について申し上げますけれども、これはよく言われておりますが、偏差値による輪切りや学校によって断ち切られた青少年の社会的連帯意識、こういったものを洗い直し、またはぐくんでいくために、私は地域での子供たちの活動という...全文を見る
○高木委員 学校五日制の導入に当たって危惧される一つの有力な意見の中に、塾通いがふえるだけ、このようなものがございます。私は、塾通いと教育理念について、重要な問題をはらんでおると思っております。  最近でありますが、塾の中には、表向きには、社会の批判を恐れてかどうか知りませんが...全文を見る
○高木委員 先ほどから私が言っておりますように、国民のゆとりと豊かさを実感できるものにするためには学校五日制の早期導入は賛成であります。しかし、しつけなどは主として私たち家庭の仕事でありますし、また社会性をはぐくむ上から地域社会が主導権をとって子供たちに教えていく、そういう共有の...全文を見る
○高木委員 ありがとうございました。  私は、この問題はこれで終わりますけれども、今子供たちは広い意味では学校、あるいはまた狭くなりますとクラブ活動あるいは塾、こういった中で管理された一つの子供社会というのが現実にありまして、そういう中である者はひとりぼっちになる、ある者は過当...全文を見る
○高木委員 臨時行政改革推進審議会の第二次答申によりますと、「高等教育の多様化、弾力化」として「地方国立大学の運営改善、再編等」「大学の地方分散」の方策が示されていますが、私もその中でうたわれております、特に地域社会や地域産業との共同研究、共同活動の推進、大学と地方自治体との協議...全文を見る
○高木委員 先般、国立長崎大学に関連をいたしまして、前畑局長が長崎に来られた折に県庁で記者会見をした。そのねらいと趣旨については定かではありませんけれども、この記者会見の中で、長崎大学はそんなに大した大学ではない、このままでは死に体だ、こういった発言がなされ、地元の関係者はひとし...全文を見る
○高木委員 私は、事の次第はいろいろいきさつもあるのでしょうし、ある情熱に燃えられての発言かもわかりませんが、しかし、やはり文部省の方が、しかも責任ある立場にある方がそういう発言をすることそのことが、私は教育的にとって非常に問題なことではないかと思っております。したがって、私は十...全文を見る
○高木委員 ちょっと時間が来ましたので、多くを申し上げませんけれども、文部大臣、大臣が文部省の皆さん方、特に前畑局長のことを思われる大変人間味あふれた温かい心、それはよくわかりました。そして、また局長も長崎大学をよくしたいがための発言だということも、これも私もわかっております。し...全文を見る
○高木委員 終わります。
03月07日第123回国会 衆議院 予算委員会 第14号
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○高木委員 私は、まず環境問題についてお尋ねをいたします。  環境には自然浄化作用があり、多少の負荷の増加は環境の状況に影響を与えない。しかし、ある一定のレベルを超える上、自浄作用を発揮する間もなく破壊され、健康被害や生態系の破壊、そのような大規模な破壊を生み出す。これが環境を...全文を見る
○高木委員 そこで、この地球サミットの最大の焦点であります温暖化防止条約につきましては、世界先進国の中でアメリカのみがCO2の排出抑制目標の設定に反対をしており、条約の合意が危ぶまれております。日本としてアメリカが条約に合意するよう最大限の努力を払うとともに、アメリカが最終的に条...全文を見る
○高木委員 地球サミット成功と、いわゆる地球環境保護のためには、南北問題の解決が重要なポイントになることは言うまでもありません。一九八八年の六月のサミットにおける経済宣言の中で「持続可能な開発」という言葉が確立をいたしましたし、これが国際社会の中における重要なキーワードとなってお...全文を見る
○高木委員 特に私たち日本の近隣に目を向けましても、中国大陸あるいは朝鮮半島地域においては、今や砂漠化と大気汚染が大変深刻になっております。その結果、我が国にも酸性雨が降り、あるいはその他の公害も危惧をされておりますし、我が国としてこの地球大気汚染と酸性雨防止、そのためには積極的...全文を見る
○高木委員 次に、被爆者問題につきまして厚生大臣にお尋ねを申し上げたいと思います。  御承知のとおり被爆から四十七年という年月を経ました。被爆者の多くは高齢化をいたしておりまして、今なお苦しい生活を余儀なくされておるということは既に大臣も御承知のことと思っております。全国の被爆...全文を見る
○高木委員 健康管理手当の所得制限、これにつきましては平成三年度から緩和された、こういうふうに聞き及んでおりますが、どのような考え方に基づいて措置を講じられたのか、この点についてお尋ねしておきます。
○高木委員 引き上げられたことは非常に喜ばしいことでございますが、ただ問題として、わずか一%の方々が対象でありまして、その所得制限を設ける。わずか一%のことにどれほどの意味を持つのか、私は疑問に思うのであります。  したがって、同じ被爆者でありまして健康管理等に係る対策であれば...全文を見る
○高木委員 私は、今御答弁がありましたそのような考え方はわかるわけでもありますけれども、しかし、被爆者の被爆の特殊性という事情から考えても、私はもうそういう時期に来ているのではないかというふうに思っております。これにつきましては、さらに取り組みを進めていただきたい、このように思い...全文を見る
○高木委員 一般的にはこの相談事業、いわゆる保健婦さんがやられる被爆者保健相談員、私が今述べましたのはその問題であります。長崎市の場合は、平成二年度の場合で三千八百七十八件の相談に五人の相談員で対応をしておるということでございます。  それと同時に、今お答えがありましたようにい...全文を見る
○高木委員 これは私が言うまでもなく、当時行政区によって線引きをされたと言われておりまして、かなりいびつな格好での地域が設定をされたわけでございます。したがいまして、そういう意味で非常に不公正だという地域の声も強くあるわけでございます。しかし、戦後四十七年、もう今さらそういう調査...全文を見る
○高木委員 ひとつ今後ともこの問題については念頭に置かれまして、善処方お願いをしておきたいと思います。  被爆者行政、最後になりますが、これまでいわゆる我が国が被爆国として世界に対してもう二度と被爆者をつくらないという決意、そして東西冷戦が終えんをいたしまして、米ソの核軍縮も画...全文を見る
○高木委員 ありがとうございました。  次に、国土庁長官にお尋ねを申し上げます。  雲仙・普賢岳噴火災害でございますが、実はこの問題、昨年から大きな国内の一つの政治課題になっております。しかし、今なお活動が活発であります。本日も、本日現在、これは昨日からですけれども、三月六日...全文を見る
○高木委員 災害対策基金というのは、県がつくっておりまして、国の方でその財源措置を講ずるということでございまして、大変有効に効力を発揮しておるわけでありますが、これまた災害の長期化によりまして、あるいはまた金利等の関係もありまして大変厳しい状況だと言われております。三月五日、県議...全文を見る
○高木委員 最後になりますけれども、今国会の冒頭、代表質問におきまして我が党の大内委員長が総理に対しまして、ぜひ現地の視察をという要請をしたわけでございますが、既にかなりの月日、日数も経過をいたしております。聞くところによりますと、近々そういう機会を持てるということも聞いておりま...全文を見る
○高木委員 ありがとうございました。
03月10日第123回国会 衆議院 運輸委員会 第3号
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○高木委員 私は、特定船舶製造業経営安定臨時措置法を廃止する法律案に対しまして、ただいまから若干のお尋ねを申し上げます。  この法律案につきましては、既に海運造船合理化審議会におきまして各界のそれぞれの意見を踏まえたものでありまして、私はこの法案に対しましては賛成の立場を明らか...全文を見る
○高木委員 最近〔国際貢献ということがよく述べられるわけでありますが、私は、今回のあらゆる構造不況にかかわる問題等の反省を含め、今後、世界共通の課題克服に向けて我が国造船業界が果たすべきいわゆる国際貢献ということが重要ではないかと思っておりますが、この点につきま して、政府とし...全文を見る
○高木委員 宮澤内閣の大きなキャッチフレーズの一つに「生活大国」ということがあります。そういう生活大国づくりに資するためにも、今後新しい造船技術の研究開発、そういうことによりまして快適な余暇の活用とか物流の効率化、こういった面に寄与していくことが大切だと私は思っております。  ...全文を見る
○高木委員 ありがとうございます。  これに関連いたしますけれども、造船業基盤整備事業協会、これが存在しておるわけでありますが、今後この協会のあり方についていかがお考えか、お尋ねしておきます。
○高木委員 造船業界は、御承知のとおり、今、二年分強の仕事量を確保しておると言われておりまして、いよいよ今から確固たる経営基盤の安定のために歩み続けるわけでございます。今後は、適正操業、適正価格、こういったものを確保しつつ、労働条件の改善あるいはまた設備投資、研究開発、こういった...全文を見る
03月10日第123回国会 衆議院 地方行政委員会 第3号
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○高木委員 私は、二、三の問題につきましてお尋ねをします。先ほどからの議論と重複する点もございます。しかし、立場を変え、しかも確認の意味も含めてさらにお尋ねするわけでございます。  まず、市街化区域内農地の宅地並み課税についてお伺いをいたします。  御承知のとおり第百二十回国...全文を見る
○高木委員 これに関連をしまして、いわゆる地方公共団体が条例等によりまして、宅地と申請する場合の税負担の軽減措置を模索する動きがあると私は一部に聞き及んでおりますが、その場合、前回の生産緑地法の趣旨に沿って問題はないのか、この点について御所見を賜りたい。
○高木委員 もしそういうことがあった場合には、いかが対応されるでしょう。
○高木委員 農地として申請されるケース、これが激減をした場合、これは宅地供給という観点からは非常に喜ばしいわけでございまして、それはそれなりの趣旨に合致するものでありますが、同時に一方、いわゆる緑地保全、先ほども申されておりますように、オープンスペース、こういったものの確保の観点...全文を見る
○高木委員 次に、固定資産税について伺います。  自治省は、固定資産税の評価水準につきましては、これまで平成六年度評価がえにおいて地価公示価格のおおむね七割程度を目標に評価の均衡化、適正化を行う、こういうことを言っております。現在、固定資産税評価額は全国平均で公示価格の三六・三...全文を見る
○高木委員 この固定資産税の評価額は地域間でかなりまちまちばらばらでございますが、これを七割に引き上げるということになりますと市町村間に新たな格差の拡大というものが出てくるのではないかというふうにも思われますけれども、この点についてはいかがお考えでしょうか。
○高木委員 この固定資産税に関連しまして、地方公共団体の固定資産税課税ミスの問題についてお伺いしますが、最近マスコミでも地方公共団体による固定資産税の課税ミスに関連した報道が多くあります。この問題は以前からも言われておるのでありますが、これらは氷山の一角ではないかな、私はこのよう...全文を見る
○高木委員 言うまでもなく、住民の税に対する信頼を確立するためには、私はこういったものの一層のチェックの徹底というのが大切であると思いますが、具体的に地方公共団体に対してどういうふうな御指導をしていくのでしょうか。
○高木委員 固定資産税の課税ミスに対するいわゆるその後の還付については、還付請求権の五年という問題もありまして、時効になった件については地方公共団体によって対応はまちまちでございます。自治省として、時効となった件について例えば国家賠償法を適用するなど一律に対応すべきと考えますけれ...全文を見る
○高木委員 次に、自動車税に関連をする問題に移ります。  今回の改正では、公害防止対策の観点からいわゆる地球に優しいという意味合いを含めて、低公害車であるメタノール自動車の普及促進のために、自動車税の軽減措置の適用期限を引き続き二年間延長するとしております。今までの軽減措置によ...全文を見る
○高木委員 私は、促進に大きく役立った、こういうふうには思えないわけであります。いわゆるメタノール車促進のために自動車税を軽減をするといえば聞こえは非常にいいわけでありますが、その内容を見てみますと、乗用車、一リッター以下、軽自動車についてでありますが、メタノール営業用車七千円に...全文を見る
○高木委員 私は、先ほど申し上げましたように、もう少し深くわかるような形で軽減をすべきだと強く要求したいと思うのですが、再度、この点についていかがお考えか、どうでしょう。
○高木委員 同様に、自動車排気ガスによる環境に対する影響を抑制する、そして買いかえを促進するために、昭和五十四年自動車排ガス規制に適合するディーゼルトラック、ディーゼルバスを廃車して新たに昭和六十三年以降の自動車排出ガス規制に適合するトラック、バスに買いかえる場合、自動車取得税を...全文を見る
○高木委員 私は、税制面だけでこれらのことをすべて解決しようなんというのは初めから申し上げておりません。やはりこれは側面的なものでございまして、国として総合的に低公害車の普及というのは今大切な課題だと私は思っております。したがって、きょうはこういう委員会でございますから、特に関連...全文を見る
03月11日第123回国会 衆議院 予算委員会第八分科会 第1号
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○高木分科員 私は、道路整備についてお尋ねをしてまいりたいと思っております。  政府の平成四年度道路整備事業は、御案内のとおり、第十次道路整備五カ年許画の最終年度ととらえて、高規格の幹線道路からいわゆる地方の市町村道に至る道路網の計画的な整備を基本としておりまして、道路整備特別...全文を見る
○高木分科員 確かにおっしゃられるとおりに、欧米先進国との社会資本の比較を見てみましても、私は、そのとおりだと痛感するところはございます。そういう意味で、今後は高規格道路を中心にした国土のネットワークづくり、これはもう大いに推進をされて結構だと思っておりますので、それはそれで、私...全文を見る
○高木分科員 今私は、改めて考えなければならないのは、こういった国道網の将来構想についてもう一度やはり考えてみる必要があるのではないかと思っております。したがって、今、一般国道五万キロ構想ということでありますけれども、これらを見直すべきではないかな、私はそういう意見を持っておりま...全文を見る
○高木分科員 国道の追加指定に当たりましては、私の地元の長崎県でも今日五つの線について国に要望をいたしておる状況です。私は今回、この五つの中で厳原、これは対馬でございますが、対馬の厳原豆酘美津島線、この一部を国道昇格、いわゆる追加指定にしてほしい、こういう強い要望があるわけであり...全文を見る
○高木分科員 そのような御答弁で、ひとつよろしくお願いを申し上げておきます。  この終点の豆酘の実情なんですが、ここは先ほど漁港と申し上げました。いわゆる対馬の位置するところでございますから、台湾とか韓国、中国、こういったところの漁船がその近くで操業しますしげに過ったときにはこ...全文を見る
○高木分科員 この事業の今後の取り組みは一体どうなるのかということが大きな注目でございます。運輸省との調整の状況とか、あるいはこの長大橋を整備していく整備手法とか、これらについては一体どのようになるのであろうか、この点についてお伺いしておきます。
○高木分科員 少し御確認をしておきますけれども、この事業のいわゆる事業主体は一体どうなるのであろうか。それから、事業費については大体どの程度をお考えなのか。それから、本格着工並びに完成目標というところはどのようになっておるのか、この点についてあわせてお伺いしておきます。
○高木分科員 そのようによろしくお願いを申し上げます。  次に、橋梁関係でございますが、長崎県は離島が多いところでございまして、少しでも離島の大きな足であるところの離島架橋をかけながら住民の福祉に供するという取り組みを積極的に進めておるわけですが、既に御承知の西彼杵郡の、これは...全文を見る
○高木分科員 次に、高速道路、いわゆる九州横断長崎自動車道の区間延伸問題についてお尋ねします。  この道路につきましては、昨年十二月の三日の国土開発幹線自動車道建設審議会、国幹審ですか、この審議会におきまして、現在の長崎多良見から長崎市内の南部への延伸、具体的には長崎市早坂町か...全文を見る
○高木分科員 大臣にお尋ねします。  時間も参りましたので、ひとつ決意のほどをお伺いしたいのでありますけれども、私は今回道路行政について取り上げました。言うまでもなく、道路につきましては、これは私たちの先人が大変な御努力でつくり上げてきたわけでございまして、私は、この道路をつく...全文を見る
○高木分科員 これで終わります。ありがとうございました。
03月12日第123回国会 衆議院 石炭対策特別委員会 第5号
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○高木委員 時間も限られておりますので、私は石炭鉱業年金基金についてお尋ねをしてみたいと思います。  先ほども御議論があっておりましたけれども、この年金の趣旨につきましては、言うまでもなく本制度は昭和四十二年十月、炭鉱に働く人々の老後の生活の安定と福祉の向上を図るため特別に法律...全文を見る
○高木委員 今お答えのとおりに、いわゆる関係の諸法等につきましても、この際、全般的に見直し、検討が必要であろう、私はこのように思っております。  そこで改めてお伺いしますけれども、この石炭鉱業年金基金の現在の運営状況は一体どうなっておるのか。例えば掛金、給付、受給対象者等につい...全文を見る
○高木委員 関係団体におきましては、この制度の内容につきまして、例えば掛金の引き下げとかあるいは給付の改善等をしたらどうか、こういう声もありますが、この点についてどのようにお考えなのかお伺いしたいと思います。
○高木委員 また、余剰金の有効活用についてもいろいろお考えがあるようでございます。例えばいわゆるシルバーセンターとか健康ハウスとか、地域における福利厚生に役立つもの等への支出等について、そういうものも可能ではないかと思っておりますが、この点はいかがでしょうか。
○高木委員 改めて私は今後制度の見直しを含めて検討する必要があると思っておりますが、いかがでしょうか。
○高木委員 私は、その制度の見直し、検討を強く要請をしておきたいと思います。  時間もありませんので最後になりますけれども、石炭部の行政の体制についてでございます。  いわゆる新しい石炭政策に入っていくわけでございますけれども、業界としてはかなり厳しい節減合理化等も行われてお...全文を見る
○高木委員 終わります。
○高木委員 私は、民社党を代表し、ただいま議題となっております法律案に対し、賛成の意見を申し上げます。  言うまでもなく、我が国の経済発展と国民生活の安定向上に石炭産業は大きな貢献をしてまいりました。しかしながら、エネルギー革命、内外価格差問題等の荒波の中で、残念にも閉山・縮小...全文を見る
03月12日第123回国会 衆議院 予算委員会第八分科会 第2号
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○高木分科員 私は、離島の問題についてお尋ねをしてまいりたいと思います。  御承知のとおり、離島振興法は昭和二十八年に制定されまして、今日まで約四十年間の月日がたっておるのでありますが、当時の我が国の社会経済情勢は、私がここで述べるまでもなく、今日とは大きく異なった状態であった...全文を見る
○高木分科員 私は、これからの離島振興対策を進める上では、まず我が国にとって離島とは一体どのような役割を持つのか、そういう位置づけをきちっとした中でこそ政策の展開があり得るというふうに思っております。今お述べになられましたように、何といっても離島は我が国国土の保全の面からしても、...全文を見る
○高木分科員 私は、離島の福祉や教育、産業、いろいろ重要な課題がありますが、やはり何といっても交通アクセスと申しましょうか、足の確保だと思っております。  そこで、その足の離島航路の維持、改善につきまして、まず国土庁として今どのようにとらえておられるのか、御所見を承りたいと思い...全文を見る
○高木分科員 運輸省におかれましては、離島航路の補助制度としまして、これはもちろん離島航路整備法に基づくものでございますが、現在のところ平成三年度で補助対象の航路数は百三十六航路となっております。平成四年度の予算につきましては三年度より五%アップ、むしろこれは大幅だと私は評価する...全文を見る
○高木分科員 さらに、基幹の交通手段の助成強化がなされますように強く要望しておきたいと思います。  さて、海もさることながら、こういう時代になりますと、何といっても空の便というのも大切でございます。今の時代ですから、飛行機なんてという方も一部におられますけれども、やはり多くのニ...全文を見る
○高木分科員 そこで、運輸省の方にお伺いします。  これまで離島航空路の助成につきましては一定の対策が講じられておりまして、まことに結構だと思っておりますが、私が申し上げました例えば離島航空路整備法等の制定とかあるいはまた新たに機体を購入する場合の補助制度、こういったものの導入...全文を見る
○高木分科員 時間も限られておりますので、離島航路あるいは航空路の問題はこの辺にいたしまして、離島問題につきまして、私は、今後離島架橋の整備も大切な課題であろうと思っております。  今既にかなり整備が図られておりますけれども、例えば私どもの長崎県におきましては、西彼杵郡の仮称大...全文を見る
○高木分科員 次の問題に移りますけれども、いわゆる長崎県、熊本県、鹿児島県、この三県が、島原・天草・長島架橋構想というものを持っております。この問題につきましては既にその実現に向けまして九州中西部地域整備計画調査というのが行われておりますが、この結果についてお教えいただきたいと思...全文を見る
○高木分科員 時間もございませんので、国土庁長官、せっかく御出席でございますので、今私が最後に提起しました島原・天草・長島三県架橋構想の実現は地域の活性化にとって、また大臣も大変かかわり合いの深いところでございまして、大切な事業だと思っております。したがって、その事業につきまして...全文を見る
○高木分科員 終わります。
03月25日第123回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第5号
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○高木委員 私は、さきの特別委員会におきましての現地調査を踏まえ、雲仙・普賢岳災害、そして大分県を中心にしましたところの林野関係災害について質問をいたします。  まず冒頭に、国土庁長官に御所見を賜りたいわけであります。  本日の新聞報道等によりますと、普賢岳噴火活動に伴い、避...全文を見る
○高木委員 私は、亡くなられた方に心から哀悼の意を表します。お悔やみする次第でございますが、新たな決意に立って、これら災害の復旧対策、あるいは地域住民の安全対策、そしてまた生活の維持向上対策、こういった問題にさらに取り組んでいきたい、こういう決意を持つものでございます。そういう決...全文を見る
○高木委員 私がこの問題を取り上げたのはなぜかと申し上げますと、その八月二十三日の国土庁からの文書によりますと、二十一分野九十項目の特別措置を含めたこの施策で「決着を図る」というふうな用語が使われておりました。恐らく、いろいろ要望が出るであろうけれども、国としても最大限の弾力的な...全文を見る
○高木委員 私は、この新たなる特別措置につきましては、過去の反省を含めて、災害の終息を一日も早く望むものでございますけれども、これまた予測がつかない、したがって、今後かなり長い間継続する場合においてはこの特別措置についても補強、補充が図られるべきではなかろうかと思っておりますが、...全文を見る
○高木委員 食事供与事業は、二カ月以上避難生活が継続し、収入が途絶えている世帯に対して、長崎県が食事にかかる費用として現金での供与を認め、二分の一を国庫補助とするものでございます。具体的には、四人世帯で月十二万円、ほかに長崎県が雑費補助として月三万円支給しているということで私は把...全文を見る
○高木委員 予算の支出元につきましては、どういうものから出されるお考えなのか。
○高木委員 適切な措置を要望しておきます。  さて、この食事供与事業に関連をするわけでありますが、いわゆる災害救助法によります食事の供与は、政府の従来の主張では原材料及び現金を支給することは本制度に反するし認められないということでございます。しかし、私は政府が予算補助として実施...全文を見る
○高木委員 国土庁としてのお考え方はいかがでございましょう。
○高木委員 このような災害が起こらないことが一番望ましいわけでございますが、我が国は火山列島でございますし、予期せぬ災害に遭遇した場合にこういう制度が生かされるのではないかという立場から私は申し上げたわけでございますので、なお今後ひとつ御検討いただきたいと思います。  次に参り...全文を見る
○高木委員 この基金の今日までの使途の把握あるいは効果、効用といいますか、どう評価されておるのか、この点についてお聞かせいただきたいと思います。
○高木委員 そういう効用の上に立って、今後県の方でまた具体的な対策が講じられますが、さらに御支援、御助言をいただきたい、このように思っております。  次に、いわゆる防災事業、二月二十二日に県としていわゆる大型砂防ダム等の基本計画と農地の復旧方針を被災住民に説明を行いました。これ...全文を見る
○高木委員 これに関連しまして、いわゆる移転問題に関連をし、国土庁長官は参議院におきまして我が党の勝木議員の質問に対しまして、地元の意向にできるだけ配慮する、事業の推進に当たっては運用面等で知恵を出し合って、どう対処していくのかということを十分踏まえなければならない、このように御...全文を見る
○高木委員 今地元の要望は、とにかくいわゆる買収価格を早く決めてもらう。そういうものが一つの、例えば集団移転につながっていくのか、あるいはみずからがそれぞれの農地あるいは宅地を求めていくのかという大きなポイントになっておるわけでございますが、私は、この点については今回の特殊性に沿...全文を見る
○高木委員 よろしくお願いをしておきます。  次に、農業の問題でございますが、島原半島は長崎県においても有数の農業地域であります。したがって、すぐれた農業者も多い地域と言われております。今次災害による被災を面的にとらえると、農地の占める割合が大変大きく、その復旧も予断を許さない...全文を見る
○高木委員 時間もございませんので、残された問題、また別途お伺いするといたしまして、先般大分県に調査に参りました。いわゆる台風十九号によります災害の実態をつぶさに調査をいたしまして、本当に心からお見舞いを申し上げる次第でございます。一日も早い復旧と、それからいわゆる土木流と言われ...全文を見る
○高木委員 強く要望をいたしまして、終わります。
04月14日第123回国会 衆議院 運輸委員会 第4号
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○高木委員 ただいま議題となっております法律案につきまして若干のお尋ねをいたします。  法案の性格上、一部重複の点もありますけれども、さらに確認の意味を含めまして御答弁をいただければ幸いでございます。  まず、海洋の汚染の問題、油の流出事故防止につきましては、諸外国との協力が...全文を見る
○高木委員 その問題と並びまして、平成二年十一月に国際海事機関の環境委員会におきましていわゆるOPRC条約が採択されました。この採択に当たっては、我が国といたしましても早期にそれを批准をして、関係の整備を進めていくことが必要だろうと思っておりますが、この点についてどのような御所見...全文を見る
○高木委員 いわゆるOSPAR計画等におきましては我が国は環境保護の担い手だ、こういう立場に立ち、あるいはまた自覚を持って事に当たられることが肝要だろうと思っております。とりわけ技術面の協力におきましても、そしてまた資金面の援助、拠出におきましても私は今我が国が大きく役割を果たす...全文を見る
○高木委員 この法案のいわゆるよって立つ趣旨といいますか、背景につきましてはこれまでも言われております。いわゆるエクソン・バルディーズ号の座礁事故、約四万キロリットルの油が流出をしてアラスカ湾沿岸を中心にしたところの生物の生態系をかなり侵していったということで、環境に甚大な影響を...全文を見る
○高木委員 資料によりますと、船舶からの油の排出による海洋汚染発生確認件数ということで、例年なべまして大体四百数十件、平成二年度の場合は四百八十五件というふうになっておりまして、この中で、故意の油の排出が昭和六十三年には九十二件、平成元年には百十一件、平成二年に百一件、こういうこ...全文を見る
○高木委員 その点につきましては、国際協力を踏まえまして、今後いわゆる監視体制、取り締まり体制、これはむしろ拡充強化をしていくべきではないかと私は思っておりますが、ぜひそのように取り組んでほしいと要望申し上げておきたいと思います。  そこで、海洋汚染の防止対策といたしましては、...全文を見る
○高木委員 時間も参りましたので、最後に大臣に今後の決意をお伺いしておきたいと思います。  油による海洋汚染、これは陸上からの汚染もあるわけでございますけれども、運輸省として、海上における船舶の安全航行、これが私は何といっても一番重要とされなければならない課題ではないかと思って...全文を見る
○高木委員 終わります。
04月15日第123回国会 衆議院 運輸委員会 第5号
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○高木委員 私は、陸運あるいは海運また航空路にかかわる諸問題につきまして、お尋ねをいたします。  まず、陸運にかかわる問題としまして、佐川問題に触れてみたいと思います。私は、貨物自動車運送事業の健全な発展を守る立場から、これまでも国会の中で議論がございましたけれども、その後の対...全文を見る
○高木委員 それでは労働省にお尋ねをいたします。  昨年十一月の特別監督はどのような趣旨で、また具体的にどのようなことを行ったのか、この点についてお尋ねをしておきたいと思います。
○高木委員 現在その調査結果を取りまとめ中ということですが、先ほどの答弁でございましたように運輸省が労働省の結果待ちという状況でございますから、労働省が一日も早くその調査結果を取りまとめていただいて、それに基づいて私は適切な処置をしていく必要があると考えております。どうでしょう、...全文を見る
○高木委員 もう一つ労働省にお伺いしておきますが、もしその調査結果によりまして佐川急便グループの違法事例が明らかになった場合、速やかに運輸省が同グループの特別監査を行うことに対して労働省として調査の協力とかあるいは対応とか、そういったことを含めまして特に異存はありませんね。いかが...全文を見る
○高木委員 現在トラック運送業界は、私がここで取り上げるまでもなくて、いわゆる労働力不足ということも深刻化をいたしておりますし、またそれに伴う長時間労働あるいは今日的な課題である環境問題、こういったものに対応するために、それぞれの業界各社が必死になって物流の効率化、運輸秩序の確立...全文を見る
○高木委員 ひとつそのようにしかるべき対応をお願いをしておきたいと思います。  そこで、これまでも佐川急便グループの合併問題がいろいろ取りざたされてまいりましたけれども、今日現在この合併の見通しにつきましていかが御承知をされておるのか、その点につきましてこの際お答えを賜りたいと...全文を見る
○高木委員 私が申し上げました趣旨を十分踏まえていただきまして、その都度その都度適切な御対応を要請をしておきたいと思います。  次に、海運関係に移ってまいりますが、海の日の制定についてであります。  この問題は既に超党派のテーマといたしまして各方面でそれなりの御尽力がなされて...全文を見る
○高木委員 ありがとうございます。  本日は総理府にも来ていただいておりますので、これに関連しまして、私たちは、やはり二十一世紀に向けた日本の新たな国家目標、これは国民が日本の経済力に見合った真に豊かな生活水準を享受できる、いわゆる宮澤総理に言わしめれば生活大国、我々は生活先進...全文を見る
○高木委員 よく総理にも進言をしていただきまして、生活大国が今から具体化されるわけでございますので、その大きな具体化の一つとして祝日をふやす、海の日を制定するということは、私は非常にいいことだと考えております。よろしくお願いを申し上げます。  そこで、運輸省にお尋ねしますが、や...全文を見る
○高木委員 最後になりますけれども、ジェットフォイルの夜間航行の問題についてお尋ねをしておきます。  ジェットフォイルにつきましては、時代の要請ともいいましょうか、今我が国では八航路、十隻が就航いたしております。さらにこのジェットフォイルにつきましては、例えば、島民が日帰りでき...全文を見る
○高木委員 時間が来ましたので、終わりますが、ジェットフォイルの件につきましても、よろしくお取り計らいをいただきたいと思います。終わります。
04月16日第123回国会 衆議院 地方行政委員会 第6号
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○高木委員 まず私は、地方交付税の総額の特例措置についてお伺いをいたします。  この問題につきましてはもう先ほど来から繰り返し繰り返し取り上げられておりまして、私としては重複を避けて言いたくはないのでございますけれども、非常な重要な問題でございますので、私たちの立場といたしまし...全文を見る
○高木委員 自治省としての立場をかなり強く主張されたことにつきましては私たちも聞き及んでおりますし、敬意を表する次第でございますが、ただいまの答弁でありますと、国と地方との相互的なかかわりの中でそういうことをされたということでございます。  では、国の財源が不足をして地方の財源...全文を見る
○高木委員 交付税の減額という形をとっておりますけれども、これはいわゆる隠れ借金でしかないと私たちは考えております。政府はこれまで赤字国債の発行をやめたと言っておりますが、実はこのような形での借金というのは性格からいえば不明朗であろう、このように私は思っております。  そこで一...全文を見る
○高木委員 いろいろお話を聞いてみますと、私は国の財政再建というのはまだまだだというふうに思います。そういうことからも、常に増税という話も聞かれてくるわけでありますけれども、まさに今、歳出経費のむだをなくし、あるいは行政効率を高める、そういった改善努力がなされなければならないと思...全文を見る
○高木委員 これに関連しまして、いわゆるパイロット自治体というのがありますが、これは行革審のくらし部会でそういう提言がなされたわけでございます。これは、なかなか進まない地方分権、権限移譲を一部特例的に進めていこうということでありまして、私たちは注目すべきことだろうと思っております...全文を見る
○高木委員 まだいろいろ議論をしたい点もございますけれども、今回はこれで締めくくらせていただきます。私が述べました地方分権、こういったことにつきましては自治大臣が所管でございますけれども、ぜひ権限とともに財源の移譲についても最大限の工夫をして善処していただきますように強く要望して...全文を見る
04月20日第123回国会 衆議院 建設委員会地方行政委員会農林水産委員会商工委員会逓信委員会土地問題等に関する特別委員会連合審査会 第1号
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○高木委員 地方拠点都市整備法に関連をいたしまして、私は幾つかの質問をいたします。  まず、国土審議会の調査部会での議論の内容についてお伺いをしていきたいと思っております。  東京一極集中を是正をし、国土の均衡ある発展を実現しようということで、昭和六十二年六月、第四次全国総合...全文を見る
○高木委員 会合の中では、依然として東京一極集中は持続をしておるという、こういうことが指摘をされたようでございます。各省庁の極めて優秀な人材がいろいろな知恵を絞って、この一極集中を是正をしよう、こういうことで努力がなされておりますものの、一体なぜこの東京一極集中が是正されないのか...全文を見る
○高木委員 さて、今回この法案が提出された背景の一つに、先ほどからも出ておりますけれども、国勢調査による地方の人口減少、こういうことがあると言われております。すなわち、昭和六十年の国勢調査時には、人口減少した都道府県は秋田県ただ一県でございましたのが、平成二年度の国勢調査時には、...全文を見る
○高木委員 私は、先ほど申し上げましたように、県民所得の比較的低いところあるいは人口減少がひどいところ、こういったところに手厚い処遇をしていく、こういうものを配慮してこの法案の実施を強く要望したいわけであります。太平洋ベルト地区のみが、あるいはまた東京圏近郊のみがこういった法案の...全文を見る
○高木委員 郵政大臣にお伺いをいたしますが、通産省が昨年の八月に「東京に本社を置く企業の移転可能性に関する動向調査」を行った結果、移転に際して必要と考えられる政策的措置の中で、第二位に挙げられるのが、情報通信ネットワーク等の通信インフラの整備、こういうのが挙げられております。この...全文を見る
○高木委員 時間が参りましたので、それぞれ強く御要望申し上げまして、私の質問を終わります。
04月21日第123回国会 衆議院 運輸委員会 第6号
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○高木委員 船員法の一部改正に関連をいたしましてお尋ねをいたしますが、まず、内航船員の抱えておる諸課題についてでございます。  今、内航船員と言われる方々は約五万人と言われております。しかも五十歳以上の方々が実に三五%、一万七千名以上いる、こういうふうに統計でも出ておるのであり...全文を見る
○高木委員 私は、内航船員が非常に好まれない理由はやはり何といっても労働諸条件の問題が最も大きいのではないか、賃金の面あるいは労働時間の面、陸上の休暇、そしてまた保障されているとは必ずしも言えない災害補償の問題、また退職金制度、そしてまた一方におきましては生活の基盤である船内居住...全文を見る
○高木委員 船員の労働諸条件、これの改善の前提は何といっても適正な運賃あるいは用船料、こういうことがいかに確保できるかということであろうと私は思います。  もちろんそういう船会社におかれましても、営利企業でございますので一定の利潤を上げるということは大切なことでございます。ただ...全文を見る
○高木委員 先日の新聞報道では、石油元売り最大手の日本石油は、十四日でありますけれども、特約店向けに毎月決めている石油製品の卸売価格に、これまで含めていなかった精製費、販売管理費、人件費、流通費などの間接コストの上昇分を上乗せする方針を固めた、七月以降卸売価格に転嫁していく予定で...全文を見る
○高木委員 運輸省もいろいろ御多忙でございまして、また非常に幅広い業界でもございます、調査も大変難航をきわめると思いますが、私はまずマンニング業者の実態を十分調査していくことが大切じゃないかと彫っております。そういう調査の上に立って的確な指導を行うということが業界全体の発展につな...全文を見る
○高木委員 では、労働時間の問題に移りたいと思います。  労働時間に関しましては労働基準法第三十二条で週四十時間労働制が規定をされております。その暫定措置として、第百三十一条では「四十時間を超え四十八時間未満の範囲内において命令で定める時間」とされているわけであります。しかし、...全文を見る
○高木委員 その際、船員法におきましても例外となることなく、陸上と同時に達成を強く求めたいと私は思っております。この点につきましていかがお考えであるか、同時に、週四十時間達成に向けての今後のスケジュールについてどのように考えておるのか、この点についてもあわせてお答えをいただきたい...全文を見る
○高木委員 基準労働期間の見直しについてでありますが、先ほどからお話があっております。船員に対する労働時間の短縮の実効を上げるためには週の法定労働時間の短縮以外に、やはり何といっても基準労働期間の短縮というのが必要であろうと思っています。  船員の場合は、基準労働期間内において...全文を見る
○高木委員 時間もございませんけれども、あと一つ、船舶の乗り組み定員についてお伺いをしておきます。  法第七十条は、改正案におきましては七百トンの線引きがなくなるわけであります。すべての船舶を対象に航海の安全が確保できる海員を乗り組ますことになっております。現行の同条第一項の航...全文を見る
○高木委員 以上で終わります。
04月22日第123回国会 衆議院 地方行政委員会 第7号
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○高木委員 参考人の皆様方には貴重な御意見をいただきまして、大変ありがとうございます。  結論的には、それぞれ本法案については早期成立ということでお伺いいたしました。そこで、せっかくの機会でございますので、私は率直に、それぞれ自治体の責任者たる市長さん、県知事さんがおられますの...全文を見る
○高木委員 その点につきまして、奥田知事さん、どうでしょうか。
○高木委員 ありがとうございます。  そこで、この陳情の政治ということについてそれぞれのお立場からいかがお考えであるか、これが地方にとっていいことであるか、そうでないか、その点についての御所見を少しお伺いしておきたいと思います。
○高木委員 昨年の暮れには地方団体がこの交付税の八千五百億円の減額措置について大変熱い熱い反対の行動を起こしておりましたし、これについては私は敬意を表するわけでございます。  まあそれなりの措置がとられたということでやむなく今のこのような状態になったわけですが、地方自治にとって...全文を見る
○高木委員 私は先ほどからのいろいろなお話を聞いておりまして、地方財政富裕論ということも言われております。これは総体的に総額として見るとそういうことにもなるわけでありますが、しかしいこれは今大きな格差がある。したがってその格差是正の意味を持っておる制度があるわけなんですが、これが...全文を見る
○高木委員 私たちは地方の自律、自主性、こういうものを強めるために、我が党ではいわゆる国庫支出金の中で普通建設事業費については一般財源にする、そういう意味で第二交付税的なものをつくるということの財源の一つの自主性あるいは権限、そしてまた国、地方の人材の交流、こういうことも私は大切...全文を見る
○高木委員 以上で終わります。ありがとうございました。
05月12日第123回国会 衆議院 運輸委員会 第7号
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○高木委員 私は民社党の立場で若干の質問をいたしますが、それぞれポイントにつきましては朝の方から議論がされておりますので、確認あるいはまた念のために重要な点につきましてお尋ねをいたしてまいります。  まず第一点ですけれども、今回の法改正によります、現在既に登録されておるホテル、...全文を見る
○高木委員 助成基準等につきましては何か区別的なものはないのでしょうか。
○高木委員 次に、この登録基準の法律から省令への変更についてでございますが、現行の法律事項から省令で定めることに変更されたその理由は一体何かということをまずお伺いしたいのであります。  また、この登録基準は省令で定められることになったにいたしましても、やはりその性格からいいまし...全文を見る
○高木委員 そのようなことであってほしいと私は強く要望しておきます。  次に、この法律によりまして新たに指定登録機関あるいは指定法人というものが存在をし、それぞれの活動をしていくわけでありますが、この趣旨につきましては、行革の趣旨に沿って民間委譲をするということが述べられており...全文を見る
○高木委員 ぜひ民間委譲という趣旨に合致するような体制をとっていただいて、国民のサービスにこたえていただきたい、このように思います。  次に、外客接遇主任者についてお尋ねをします。  この選任要件についてはいろいろあると思います。しかし、この選任要件を厳しくすればいろいろな問...全文を見る
○高木委員 この法改正によりましてそれぞれの施策が実施されていくわけでありますが、ホテル、旅館の経営者の声だけではなくて、むしろ直接現場で接客業務をする方々の声をも反映するということが私は大切ではないかと思います。このことが本当の意味で心の通った我が国の観光のあり方であり、そうい...全文を見る
○高木委員 時間も限られておりますので最後のお尋ねとしますが、せっかくですので、運輸大臣の方からお答えをいただきたいと思います。  こういった法案の審議が今なされておるわけでありますが、私たちは基本的にこの法案については賛成でございます。我が国のいわゆる国際観光の振興あるいは地...全文を見る
○高木委員 終わります。
05月12日第123回国会 衆議院 地方行政委員会 第8号
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○高木委員 私は、民社党の立場からただいまから若干の質問をいたしますが、まず、地方交付税の件につきましてはかなりの議論がなされておりまして、私たちは地方固有の財源である、こういう主張をしておりますけれども、こういう立場を明確にしながら、今回は地方交付税につきましては割愛をさせてい...全文を見る
○高木委員 私は先ほども述べましたように、この第三セクターについては、それらが取り組む事業については公共性が強い事業が多いにもかかわらず、住民のチェックが届きにくいとか、あるいは経営上の問題点が生じた場合には、その責任のなすり合いといいますか所在が不明確だ、こういうことで、結局は...全文を見る
○高木委員 ひとつこの点につきましては、やっぱり最小限度の関与というこの方法について、私は、もう少し考慮いただいて適切な方策をとることが必要ではないか、このように思っております。さらにひとつ御検討をいただきたいと思います。  そこで、既に御案内でありますが、先日、浦和地方裁判所...全文を見る
○高木委員 第三セクターに職員を派遣する問題につきましては、それぞれのケース・バイ・ケースということでいろいろなやり方があると思っておりますが、第三セクターに派遣した職員の給与を地方公共団体が支出するということについて、自治省としてはいかがお考えなのか、この点について私はただして...全文を見る
○高木委員 裁判の行方はそれはそれといたしまして、まだ今後時間もかなり要すると思います。しかし、それを待ってどうのこうのということもどうかなと私は思うわけであります。したがって、こういったことですっきりしたものはいかにあるべきかということにつきましては、積極的な検討をしていただい...全文を見る
○高木委員 確かに第三セクターは、計画性が確保されて事業の公共性が保たれるという利点、あるいはまた、資金、経営能力を含めた民間活力の導入ができるということ、それから、議会の介入がないので予算制度、行政制度のある意味の硬直化を回避できる、こういう利点も持っております。したがって、公...全文を見る
○高木委員 大臣、ガイドブックをつくって今後対応していきたいということで前向きの答弁でございますので、私はその先を走る法制定ということを申し上げたわけでございますけれども、ひとつそういった趣旨に照らし合わせた前向きの御検討をお願いをしておきたいと思います。  次に、私はリゾート...全文を見る
○高木委員 マスコミ等におきましてはリゾート開発の失敗例というのが報道されておりますし、私も目にし、耳にしますけれども、自治省、国土庁として、こういった失敗例もありますが、もちろん成功例はあるわけでありまして、成功例、失敗例、こういうものをきちっと把握をされておるのかどうか、この...全文を見る
○高木委員 これは一部の新聞でありますが、これは首都圏の千葉県、埼玉県、群馬県、栃木県、茨城県、こういった県ではうまく進んでおるものもあるわけでありますが、今後を非常に危惧をされた事例が報道されておるわけです。  現在リゾート開発と申し上げますと、例えば一番初めに目につくのがゴ...全文を見る
○高木委員 リゾート開発に絡みますいわゆる贈収賄事件とか、あるいは自然環境の破壊の問題、これも私は見逃せないと思うのであります。加えて、バブル経済崩壊によってリゾート計画が失敗し、とんざをするということもありまして、地域の振興どころか、むしろ地域の破壊あるいは混乱、こういった悪い...全文を見る
○高木委員 国土庁は、このリゾート法の問題点に対しては、法律の見直しではなくて、運用の再検討をして見直しを図ったらどうかという考え方のもとで今何らかの準備を進めておると思っておりますが、そのような点につきまして、どのような検討がなされ、どういう内容についてやっておられるのか、この...全文を見る
○高木委員 確かに、リゾート法ができまして六年が経過をしております。このバブルの崩壊という大変大きな変化が起きたわけです。したがって、そういう意味でも今の法は見直すべきではないかと思っておりますし、今や自然環境保護というのが大きなキーワードになっておりますから、そういうものに対し...全文を見る
○高木委員 ぜひそれぞれの問題点を正確に把握していただきまして、適切な思い切った措置をとっていただいて、本当の意味で国民福祉の貢献になり、そしてまた地域の振興につながる、しかも環境には十分配慮したものになるような事業の推進を私は期待しておるわけでありますし、またそういうことで取り...全文を見る
○高木委員 地方の中小都市の議員の歳費を調べてみますと、月額二十万円を割っておる。年間所得も四百万円を下回っておるというところも少なくないわけでありまして、これでは副業を持たずに議員活動に専念をしろといっても無理な話でございます。  だからといって、お手盛りで歳費を上げろとい ...全文を見る
○高木委員 時間は少々あるようですけれども、採決も控えておりますのでこの辺で私は質問を終わりますが、自治大臣おっしゃられましたとおり、やはり地方政治、地方議員の機能を高めること、これについては勇断をもってひとつ自治省の方で御検討いただいて、具体的な施策を講じて指導していただく、こ...全文を見る
○高木委員 私は、民社党を代表して、ただいま議題となっております地方交付税法等の一部を改正する法律案に対して、賛成の討論を行うものであります。  我が党は、地方自治の確立のため、特に、地方財源の拡充を最重要課題として取り組んでまいりました。この見地から、今回政府から提出された平...全文を見る
05月22日第123回国会 衆議院 運輸委員会 第8号
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○高木委員 最初に、我が党は、本法案が持つ地域の伝統芸能を積極的に活用していく、そしてまた育成していくという意義にかんがみまして、賛成の立場を明らかにしたいと思います。その上で以下幾つかのお尋ねをしてまいりたいと思います。  まず、政教分離の点についてでございます。この法案で支...全文を見る
○高木委員 この点につきましては十分なる御配慮をお願いしておきたいと思います。  次に、法案では地域の特性を生かした観光振興あるいは商工業の振興のために、特に伝統芸能や風俗慣習を取り上げたのはなぜでありますか。まず、その点の理由につきましてお答えいただきたい。  また私は、地...全文を見る
○高木委員 次に、文化庁も来られておりますので、現代芸能の取り扱いについてお尋ねいたします。  いわゆる音楽、演劇、こういった現代芸能は地域性が希薄である、こういうことから、この法案の中にのるかのらないかという意味におきましては非常に難しい問題があるかとは思いますが、これとて現...全文を見る
○高木委員 将来において芸術文化をつくっていくんだ、まさにこれからそういうものをつくっていくんだという観点も私は忘れてはならないことだろうと思っておりますので、ぜひ積極的な支援をお願いしておきたいと思います。  次に、各省の調整についてでございます。  この法案は、御承知のと...全文を見る
○高木委員 私は、支援策がありまして、その支援のイメージというのがいまいちわいてこないのであります。この行事の実施主体は、その名のとおり地方が中心になるものだと思います。しかし、具体的なイメージといいますか、これがわかないのが今の私の偽らない気持ちでございます。  例えば、私の...全文を見る
○高木委員 大体そういう手続が進みましたら、例えば来年度全国でどのくらいの指定の数になるものか、その辺の見当がありましたらお答えをいただきたいと思います。
○高木委員 要望が多ければ多いほどと言いますが、やはり支援に対する予算の裏づけというのも大きな要件ではないかと私は思っておりますので、これ以上この問題については申し上げませんけれども、できるだけその点につきましても十分な御配慮をしていかれるように要請をしておきたいと思います。 ...全文を見る
○高木委員 よろしくお願いいたします。  次に、英語以外の施策でございます。運輸省、法務省の統計によりますと、これはさきの法案審議のときにも明らかになりましたけれども、日本への観光客は非常にふえておる。そういうことから、ホテルを含めて英語を対象とした対策についてはそれなりに考慮...全文を見る
○高木委員 中小企業の支援についてお尋ねしますが、地域の伝統芸能を支援する方策を考える際、いわゆる地場の中小企業の活躍というのは大いに期待できるところでございます。さらに申し上げますと、地元に密着した中小企業の方々は、そういったニーズにきめ細かに対処できるものではないかと私は思っ...全文を見る
○高木委員 最後になりますけれども、私はこの法案に対して賛成の立場からそれぞれお尋ねをしてまいりました。この法案が成立をし、そしてその期待に沿って今後、地域の伝統芸能活性化、あるいは観光、商工業の振興という上においてどの程度の寄与を考え、そしてまた推進に当たりましてはどういう決意...全文を見る
○高木委員 終わります。ありがとうございました。
05月27日第123回国会 衆議院 運輸委員会 第9号
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○高木委員 私は、関西国際空港の問題につきまして、以下お尋ねをしてまいります。  なお、午前中の質疑の中にも若干の重複点がございますが、極めて重要な課題でありますし、私どもの立場を踏まえてお尋ねをしてまいります。  この空港問題につきましては、何といいましても近年の航空需要の...全文を見る
○高木委員 開港予定につきましては再来年の夏と言われております。そういう意味では、当初の一九九三年初めということから大幅に延期をされたのでありまして、この延期の理由につきまして、どういった原因によるものか、この際、明らかにしていただきたいと思います。
○高木委員 そのおくれの大きな原因に、地盤沈下ということが言われました。もちろん、この事業推進に当たりましては万全の事前調査が行われたものと私は確信をいたしておりますが、今日の技術によりましてもなおかつこのようなことが起こったということについては、私は極めて残念なことと思っており...全文を見る
○高木委員 第一期工事が完成をし、業務を始めた後、滑走路などにおきましてはいわゆる不等沈下によるひずみというのが生じるのではないか、もしこのようなことが起きれば大変な事故につながるし、大きな問題であろう、こういうふうに言われております。この点について運輸省としての御見解をお伺いし...全文を見る
○高木委員 私は、後の方でまた申し上げますけれども、当初この事業に当たりましての工法につきましてはかなりの議論があったということで承知をいたしております。いわゆる埋立工法に対する不安の問題点もたくさん出されておりますが、結局は航空審議会等の答申によりまして埋立工法というのがとられ...全文を見る
○高木委員 工事費が増加する中で、関西国際空港株式会社、これはいわゆる民間活力ということで株式会社方式によって運営をされておるわけであります。もちろん独立採算制の原則に立っての事業推進がなされておるわけであります。  先ほども出ておりましたように、第一種空港につきましては当然国...全文を見る
○高木委員 第一期工事の進捗を期待をいたしますが、さて、今当面の課題は二期工事をどのようにやっていくのかということであると思っています。平成三年十一月に閣議決定されましたいわゆる第六次空港整備五カ年計画の中では、この二期工事については次のように述べております。  「二期計画は、...全文を見る
○高木委員 この推進に当たりましては、本年四月に関西国際空港全体構想推進懇談会、いわゆる推進懇談会が推進に向けての報告をいたしておりますが、この報告の概要についてお示しいただきたいと思います。
○高木委員 この報告の中には、例えば空港島面積は二期で千二百ヘクタール、三期においては千三百ヘクタール、また二本の滑走路はA滑走路と独立した運用が可能となるオープンパラレルの位置とすることが効果的である。あるいはまた、収支採算性を考え、第二期工事はB滑走路とC滑走路用の一部埋め立...全文を見る
○高木委員 二期工事を含めて、三期工事というのも出てくるわけであります。それを含めて、いわゆる全体構想について事業費の抑制についてはいかなる考え方を持っておられるのか。いかがでしょう。
○高木委員 そこで、地元負担の問題が今後大きく議論をされていくと思っております。先ほどから私がいろいろお尋ねをいたしましたが、これを踏まえまして関西国際空港の場合の地元負担についてどのようなことが望ましいと考えておられるのか、その辺の御見解がありましたら、お示しをいただきたい。
○高木委員 株式会社方式でありますけれども、この事業の位置づけからすると、私はまさに地元負担を含めまして新しい財政支援、国の財政支援の枠組みを検討してもいいのではないかというふうに思っております。この点についていかがでしょう。
○高木委員 前向きに検討していくということでお受けしてよろしゅうございますか。
○高木委員 平成四年度予算におきましては、この第二期工事の前提となるボーリング調査の実施が見送られております。もちろん音波探査の予算は計上されておりますが、来年度に向けましてこのボーリング調査の実施につきまして、その見通しはいかがでしょうか。
○高木委員 ぜひ積極的に取り組んでいただきたいと思います。  そこで、これはやはりいかにして建設事業費を節減をし、早期に完成をさせるかということが大きな柱になってくるわけであります。この問題で、これも先ほども触れましたように、過去にこの工法につきましては大きな議論があった、そう...全文を見る
○高木委員 私は、埋立工法を含めたあらゆる可能性について検討していくベきだ、このように思いますので、後段の御答弁を大きく前向きな答弁だということでお受けをしておきたいと思います。  そこで、時間もありませんので最後になりますが、この際運輸大臣にお尋ねをしておきます。  いわゆ...全文を見る
○高木委員 終わります。
11月26日第125回国会 衆議院 地方行政委員会 第1号
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○高木委員 地方交付税法等の一部を改正する法案に関連をいたしまして、まず地方交付税の総額の特例措置についてお尋ねをしておきます。  この問題につきましては、本日も他党の議員からも繰り返し取り上げられております。私としては重複を避けたいところでありますが、予算編成を前にして非常に...全文を見る
○高木委員 さて、地方財源の中で今大きく要望があっておりますのは、補助率のカットの復元でございます。地方公共団体からも強い要望が出されております昨今でありますが、自治省として、この国庫補助金、とりわけ公共事業の補助率につ いていかに考えておるのかということであります。仄聞すると...全文を見る
○高木委員 いずれにいたしましても、地方財政に支障のないようにぜひ留意をされて対処していただきたいと要望をしておきます。  次に、パイロット自治体についてお聞きをいたします。  行革審のくらし部会におきましては、いわゆるパイロット自治体の提言がなされております。やる気と能力の...全文を見る
○高木委員 きょうは特にこの問題についてさらに申し上げることもございませんけれども、全国の四十七都道府県知事にこのアンケートをとった結果、評価できないという都道府県は十六都府県あったということで、非常に失望を抱いておるのであります。したがいまして、今後私は、一歩前進ということであ...全文を見る
○高木委員 終わります。
12月08日第125回国会 衆議院 運輸委員会 第1号
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○高木委員 私は、佐川問題につきまして一言触れさせていただきます。  この問題は、今や今国会の最重要課題でありますし、大きな社会問題となっております。私どもはかねてから、物流については、国民の生活と産業活動を支える重要な基盤といたしまして、この健全な活動については日常的に敬意を...全文を見る
○高木委員 私どもは、今国会の開会前に、このような事態でありますから特に委員会の開催を要求したところであります。  今お話がありましたけれども、四月の末時点から十月の一日までは五カ月間の経過があります。これほどこの問題が問われておるときに、一体なぜ十月一日からではないと監査がで...全文を見る
○高木委員 会社は確かに発足時点はそうでありました。しかし、仕事はこれまでと同様に延長、むしろそれ以上にやられておるわけですから、だからその仕事に対しての監査でありますから、今の答弁は私は納得できない。それは運輸省の消極的な姿勢と言われても仕方ない、私はこのように指摘せざるを得な...全文を見る
○高木委員 この時点でこの論議は、時間もありませんので省きますけれども、ぜひその監査報告が早くできるように、今後はひとつ力を注いでいただきたい、このように要請をいたしておきます。  そこで、今回の事件が発生した背景には、何と申し上げましても運輸省の持つ膨大な許認可権限があると指...全文を見る
○高木委員 運輸省が許認可によりまして業界をある意味では保護、支援している現実は、結果として国民のためにも業界のためにもなっていないというのが少なくないと思うのであります。  例えば航空業界におきましても、運賃問題、これはいろいろ取り上げられてまいりましたけれども、現状さまざま...全文を見る
○高木委員 私は今回、この航空運賃、国内運賃、まあこれは国際運賃も含めてでありますが、これが高いか低いかという議論はもちろんする余地もございません。しかし、九〇年時点におきましては、例えば名古屋−新潟とアメリカのサンフランシスコからロサンゼルスを比較しまして、日本の一〇〇に対して...全文を見る
○高木委員 時間が大変限られておりますので、また次の機会に申し上げたいと思いますけれども、私が言いたいのは、いわゆる行政に求められるのは、利用者、いわば消費者でございますが、こういった動向に企業がもう機敏に対応できる、そういうふうなことをしていただくために、余り公的な介入をしない...全文を見る
○高木委員 終わります。