高木義明

たかきよしあき



当選回数回

高木義明の1997年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月20日第140回国会 衆議院 予算委員会公聴会 第1号
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○高木委員 新進党の高木義明でございます。  公述人のお三方の先生には大変示唆に富む重要なお話を賜りまして、極めて参考になりました。本当にありがとうございました。  今、我が国の平成九年度の予算審議が最重要局面に至っておるわけでありまして、私どもは、真に国民生活、また当面、経...全文を見る
○高木委員 負担を前提に改革を求めると。私は、改革を前提に負担を求めるということではないかなと思っておる次第でございます。かかって、これは政治、内閣の実行力の問題でございまして、私は、なかなかそういうことに信頼が持てない、こう思っておる一人でございます。  次に、宮脇先生に御所...全文を見る
○高木委員 ありがとうございます。  では、芦田会長にお尋ねをしておきます。  私がここで触れるまでもありませんで、今まさに国際環境、激しい競争の中にあります。産業、企業も、リストラを前面に立てて、まさに歯を食いしばってこの荒波を切り抜けておられる。また、一部に、国民の経済、...全文を見る
○高木委員 私は、この春季生活闘争は、まさに今お答えがありましたように、国民の経済にとっても、また地域社会にとっても大切な一つの大きな課題であろうと思っております。したがって、私は最大限の成果が得られますように期待をする次第でございます。  そして一方で、今芦田会長も触れました...全文を見る
○高木委員 私は、実は昨日、福岡県、熊本県、いわゆる三井三池炭鉱の閉山に伴いまして、我が党の特別委員会としての調査団の一員として現地に行ってまいりました。三月三十日をもって千二百人余りの方々が解雇されるわけであります。今、労使の間で、今後雇用問題、あるいは地域問題、あるいは退職に...全文を見る
03月04日第140回国会 衆議院 予算委員会第一分科会 第2号
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○高木分科員 新進党の高木義明でございます。  私は、今我が国の平和と安全のかなめとしての我が国における米軍基地の問題、とりわけ佐世保の問題についてお伺いをしたいと思います。  私は、日米安保体制の維持は我が国の平和と安全にとって重要な柱である、このように確信をいたしておりま...全文を見る
○高木分科員 日本国、米国そして佐世保重工業の三者間で、日米地位協定第二条四項(b)、一時使用規定でございますが、これに基づいて第三ドックの返還使用協定が昭和四十三年八月十三日に結ばれておるわけでありますが、国と米国、佐世保重工業、この三者の関係についてどのように理解をしていいの...全文を見る
○高木分科員 返還使用協定には佐世保重工業が「主たる使用者」となっておるのですが、実はこの協定を結ぶ前に、国の北九州財務局と佐世保重工業の間で売買契約が結ばれております。これは昭和四十三年三月二十三日のことでございますが、そのときに第三ドックの所有者は国から佐世保重工業に移ったわ...全文を見る
○高木分科員 地位協定と返還使用協定は、日米安保条約に基づく日本国政府と米国政府との関係を規定しておるわけでありまして、今回の佐世保重工業の第三ドックの使用問題は、結果として日米安全保障に係る国家間のコストを一民間企業に求めるということになっておるのでございます。この点についての...全文を見る
○高木分科員 ところで、きょうは外務省にも来ていただいておりますが、このベローウッド、米海軍は横須賀に専用ドックを持っておるのです。ベローウッドが横須賀ではなくて佐世保で修理を行わなければならない理由について、どのように認識をされておりますか。
○高木分科員 我が国ではこのクラスは初めてと言われるほどの米海軍の強襲揚陸艦ベローウッド、これは平成四年九月三十日に佐世保に配備されております。その後、ガーディアン、パトリオットという二隻の掃海艦も配備をされておるのです。いわゆる冷戦後の米国戦略の一環で、アジア太平洋、それからや...全文を見る
○高木分科員 そのような位置づけ、そしてアジア太平洋の戦略的なねらい、そういうことから、佐世保の位置づけというのも私はかなり重くなっていくのではないかなと思っております。  しかし、一方で、地元地域におきましては、これは沖縄のみならず、冷戦が終焉をしていわゆる平和戦略も大きな見...全文を見る
○高木分科員 その点につきましては、ぜひきちっとした検討をされながら善処を賜りたいと思っております。  先ほどはベローウッドのことについて申し上げましたが、実は、昨年の十二月十八日から四十日間、米海軍は、いわゆるクリスマス休暇で入港艦船がふえてくる、したがって佐世保港の立神第四...全文を見る
○高木分科員 確かに、お話がありましたように、ベローウッドのときもあるいはこの立神岸壁のときも、防衛庁として本当に御努力をされておられた姿に私は敬意を表するわけでございますし、むしろ本当に感謝もしておるわけであります。  しかし、私が今回まで取り上げてきた問題、きょうは三十分し...全文を見る
03月04日第140回国会 衆議院 予算委員会第三分科会 第2号
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○高木分科員 新進党の高木義明でございます。  自治大臣には大変お疲れでございますが、私は、主としてこの機会に、船員の洋上投票についてお尋ねをしてまいりたいと思います。  その前に、若干確認の事項がございます。一月の二十七日の予算委員会におきまして、山本有二議員の質問に対し、...全文を見る
○高木分科員 選挙部長の答弁は了承いたしました。この件については明らかに返却されたと認識をしてよろしいわけですね。
○高木分科員 では、私の本日の質問といたしております洋上投票について、今からお尋ねをしてまいります。  私が言うまでもございませんが、国民の最も重要な公民権の行使である投票は、すべての有権者にやはり公平に機会を与えるという、そういう理想に向かっていくべきであります。それは同時に...全文を見る
○高木分科員 これは全日本海員組合、あるいは家庭を守っておられる海友婦人会、またつい先日は宮城県としても、自治大臣に対して何とかこういう機会を確保してほしいという要望があっております。  私も、何回か国会の中でこの問題を取り上げて抜本的な改革を訴えておりますが、残念ながら今日現...全文を見る
○高木分科員 例えばお役所に納める公金についても、そういうシステムだって、今金融システムの一つとして私の身の回りにも見当たりますし、秘密の保持というのは、私は今のノウハウからいえばできない問題ではないと思っております。  また、投票開票技術革新を急げとか、あるいは近代的な電子投...全文を見る
○高木分科員 ここで、いわゆる代理投票ということについてなんですが、例えば病院の場合、院長が不在者投票管理者として病院内で不在者投票や代理投票が行われております。現状。この際の本人確認あるいは不正の防止、秘密保持は確実になされておる、私はそのように認識をいたしております。特に代理...全文を見る
○高木分科員 ところで、この問題と深くかかわり合いがあるのですが、在外邦人にも国政選挙の投票を可能にするための法律案が過去、昭和五十九年に提出されております。その後、衆議院の解散等によって廃案になっておる経過もございます。しかし、今国会にこの法案について提出を検討しておる、こうい...全文を見る
○高木分科員 現行の公職選挙法では、公正な投票を確保するために、一人一票主義、投票所での投票、投票用紙の公給主義、投票白書主義などの原則がございます。一方、憲法の精神は主権在民でございまして、参政権というものは基本的人権の一つであります。したがって、船員の投票は、さらにひとつその...全文を見る
○高木分科員 ありがとうございました。終わります。
04月17日第140回国会 衆議院 石炭対策特別委員会 第4号
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○高木委員 新進党の高木義明でございます。石炭政策について、三池炭鉱の閉山問題、また今後の石炭政策、エネルギー政策のあり方についてお尋ねをしてまいりたいと思います。  去る三月三十日、三池炭鉱は、明治政府の官営炭鉱として創業されて百二十四年、民営化されて百八年の歴史に幕を閉じた...全文を見る
○高木委員 この再就職をしていく企業等への要請というのは、これは地元の職安へも四十五歳以下という条件を提示をしている関係上、炭鉱離職者に限ってこれを変えるということは、一般社会の中で非常に難しい面があると私は思っております。  ただ、国の施策としましても、例えば特定求職者雇用開...全文を見る
○高木委員 ぜひそのような御努力をお願いをしたいと強く要望しておきます。  また、逆に年齢を引き下げるという件について、例えば自治体等におきまして、公的機関においては高齢者の雇用対策、こういうことが行われておるわけでありまして、これには五十五歳あるいは五十七歳以上といった決まり...全文を見る
○高木委員 私が今申し上げたのは、四十五歳以下という求職の一つの基準をむしろ上げてそれに対応できるようにしてほしい、あるいはまた、高齢者対策としての雇用の部類についてもそれが適用できるようにすれば、この離職者の雇用というのはかなりまた広がっていく、こういうことで私は申し上げておる...全文を見る
○高木委員 次に、住宅問題についてお尋ねをしてまいります。  当初、閉山後の住宅入居につきましては一年ということでありましたが、事情がある場合にはさらに六カ月延長することができる、こういう最終的な労使協定になったわけであります。現在、社宅には、閉山時の従業員が大牟田市で四百六世...全文を見る
○高木委員 住宅に関連してですが、今特に、国会でも、特殊法人とかあるいは各種事業団等の統廃合の議論がかなり活発に行われております。  雇用促進事業団、それもその一つなんですが、この雇用促進事業団、いわゆる雇用促進住宅の趣旨からすると、まさにこういうときにこそ雇用促進住宅というの...全文を見る
○高木委員 まだまだ、例えば三池港の整備とか、あるいは社会資本、いわゆるインフラ、九州縦貫自動車道、高速道路の南関インターからのこの地区への道路の整備、これは地域の発展には極めて大きなインパクトを持つと私は思っております。どうぞひとつ、これらの促進についても、ぜひ強力な手だてを講...全文を見る
○高木委員 今日まで、電力業界が、内外価格差約三倍という割高な国内炭を、国の石炭政策ということに基づいて引き取る形で国内炭鉱が存続したという事実は、私は否めないと思っております。しかし、石鉱審に臨む業界の対応次第では、現存の二鉱、いわゆる松島、釧路、この存続も非常に危ぶまれておる...全文を見る
○高木委員 石炭の安定供給、そのことがひいては日本の採炭技術を維持する、生かすという意味でも同様のことでございまして、ある資料によりますと、坑内掘りの対象埋蔵量の比率は、坑内掘りと露天掘りの対象でございますけれども、中国で坑内九三%、インドネシア八五%、非常に高いわけですね。中長...全文を見る
○高木委員 通産大臣にお伺いをしてみたいと思います。  大臣は、三月四日の本委員会におきまして、我が党の古賀一成議員の質問に答えて、石油、石炭、天然ガスの安定供給を図りながら、省エネルギーの推進、新エネルギーの導入促進、原子力開発利用の推進をしていくことが重要との見解を示してお...全文を見る
○高木委員 時間も参りましたので、最後に一点だけお尋ねをしておきます。  確かに、石炭の持つ性格から環境問題の克服が課題だと私は思っております。もちろん、その問題についても、このような科学技術の進歩でありますから、我が国は相当なノウハウも持っております。そういうものをあわせて考...全文を見る
○高木委員 終わります。
06月04日第140回国会 衆議院 建設委員会 第15号
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○高木委員 新進党の高木義明でございます。  貴重な時間をお与えいただきまして、ありがとうございます。私は、本四架橋、いわゆる明石海峡大橋の建設問題、雇用の問題についてお尋ねいたします。  質問に入る前に、この地区のことを考えますと、どうしても忘れてはならないのは阪神・淡路大...全文を見る
○高木委員 答弁はなるべく簡潔にお願いします。  今お話がありましたが、この話というのはやはり昭和五十六年、特措法ができたときから始まっておるわけです。昭和五十六年六月九日に、本四架橋に伴う旅客船事業者への支援や離職者の再就職を促進し、影響の軽減を図ることを目的に、本州四国連絡...全文を見る
○高木委員 そういう実態なのですよ。就職あっせんがほとんど進んでいない。  船の現場が荒れるのは当たり前ではないですか。航行安全ということと雇用問題、これは別問題と協議会の委員長は言っていますよ。杉浦委員長、この方は神戸商船大学名誉教授であります。  建前としてはそうでしょう...全文を見る
○高木委員 船員を締め出す形でそれを決めておるじゃないですか。これが何の話し合いですか。大体、本四公団は、雇用対策をないがしろにして建設促進のみを進めておるではないかという不信感が非常にある。  それから、本日、現地には海員組合の中西組合長が本四公団とお話し合いをするために出向...全文を見る
○高木委員 行革も大事です。しかし、人の生活はなお大事じゃないですか。何を言っておるんだ、あなたは。  時間がありませんから、大臣、大臣はこの問題はよく承知のことと思っております。  かつて、国鉄の民営化のときに、国鉄職員を各地方自治体は受け入れたんだ。そして一つの雇用問題を...全文を見る
○高木委員 終わります。ありがとうございます。
09月29日第141回国会 衆議院 議院運営委員会 第1号
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○高木委員 甚だ僭越でございますが、委員各位のお許しを得まして、一同を代表して、前委員長並びに新委員長に対しまして、一言ごあいさつを申し上げます。  平沼前委員長は、昨年十一月に御就任以来、その円満なるお人柄と強い信念をもって当委員会の円滑なる運営と国会の権威の向上に御尽力され...全文を見る
12月10日第141回国会 衆議院 本会議 第19号
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○高木義明君 私は、新進党、民主党、太陽党を代表いたしまして、提案をいたしております亀井善之議院運営委員長の解任決議案について、その趣旨を申し述べたいと存じます。  去る十二月五日の金曜日に議院運営委員会理事会が開かれました。その議題は、次の本会議の日程についてであります。自民...全文を見る
12月11日第141回国会 衆議院 石炭対策特別委員会 第3号
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○高木委員 新進党の高木でございます。  限られた時間ではございますが、私は、石炭政策、とりわけ国内炭鉱並びに国内炭の役割と必要性について、この際政府の考え方をお伺いをしておきたいと思っております。  御承知のとおり、本年三月、国内最大の炭鉱でありました三池炭鉱が閉山をいたし...全文を見る
○高木委員 石炭の安定供給ということと我が国の炭鉱技術の関連性についてお尋ねします。  今お答えがありましたように、我が国の炭鉱技術というのは極めて高度なものであって、国際的な技術貢献を果たしておる、そして今後の石炭供給の安定のためにもこれは重要な要素である。去る十一月二十八日...全文を見る
○高木委員 また、ベストミックスという観点がございます。電源のベストミックスにつきまして、今言われておる内容について、また当局としての考え方について、この際、改めてお伺いをしておきたいと思います。
○高木委員 エネルギーセキュリティーということについて触れたいと思います。  国内炭は、これまでも出ておりましたが、もはやエネルギーセキュリティーに寄与しているとは言いがたいという論議がございます。しかし、今私たちが使う電力、そしてその電力の源となる一般炭、これは年間約四千三百...全文を見る
○高木委員 いわゆる内外価格差の問題も重要であります。  そこで、ユーザー、とりわけ電力業界の協力についてでありますが、今日まで内外価格差をめぐって我が国の炭鉱も相当思い切った構造調整、合理化等コスト削減努力をしてきております。また一方、ユーザーの電力業界にしても、一つの重要な...全文を見る
○高木委員 そこで、国の石炭政策というのが重要になってくるわけでございます。  国内炭に対する負担という観点から見ますと、例えば石油の場合、年間五千三百億あるいは五千五百億と言われる国の予算が使われております。国内炭の内外価格差といわゆる生産支援に対しては約四百億円でございます...全文を見る
○高木委員 私は国内炭について、エネルギー政策としての位置づけあるいはまた社会政策としての位置づけ、いずれにしましても、我が国の貴重な人的財産でもあり、そしてエネルギー資源でもある、その活用は今後とも必要であろう、そういう意味で、国を挙げて、新たな財源対策を含めてぜひ積極的な検討...全文を見る
○高木委員 時間も迫ってまいりました。大臣におかれましては、地球温暖化防止京都会議、COP3、大変御苦労さまでございました。私どもが今取り組んでおる石炭産業そのものが、まさに環境問題と密接なかかわり合いがあります。したがいまして、いわゆる石炭の有益性とCO2削減の要請への対応につ...全文を見る
○高木委員 時間も来ましたので、最後に一点だけ。  国内炭の存続とあわせて、産炭地振興策というのも大切であります。やむなく閉山を余儀なくされた地域への振興策、これは先ほどからも質問が出ておりますように、北海道や福岡県、熊本県を初め、例えば私の地元の長崎県もその一つであります。そ...全文を見る
○高木委員 どうもありがとうございました。終わります。