高木義明

たかきよしあき



当選回数回

高木義明の2000年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月24日第147回国会 衆議院 運輸委員会 第2号
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○高木委員 民主党の高木義明です。  大臣の所信表明に対しまして、総論、各論を含め、時間の許す限りお尋ねをしてまいりたいと思います。  まず冒頭なんですけれども、最近の出来事の中で、外形標準課税で今世の中を動かしております東京都の石原知事が、いわゆるディーゼル車NO作戦という...全文を見る
○高木委員 実はこの問題は、確かに、技術開発によって有害物質を極力抑えていくということは、まさに当面する大事な課題でありましょうし、同時に、運輸省がこれまで十年来主張し続けておるモーダルシフト、こういったものもなかなか進まない、こういうことも私は大きな要因ではなかろうかと思います...全文を見る
○高木委員 ディーゼル車問題については、やはり環境対策、技術開発、そして同時にモーダルシフト、いずれにしてもやはり強力な政策誘導によってやるべきだということを私は主張して、次に移りたいと思います。  次に、所信表明の中でも触れられておりますけれども、平成十三年、いわゆる省庁統合...全文を見る
○高木委員 ぜひそういう懸念がないような御努力をひとつお願いしておきたいと思います。  さて、大臣は、所信の冒頭に、これは今の国政の大きな責務の一つでありますが、景気回復について触れられております。今後、雇用不安を払拭するとともに、我が国経済を本格的な回復軌道に乗せ、未来志向型...全文を見る
○高木委員 先ほどは安房トンネルの例を引き合いに出しました。私は、何といいましても、ソフトとハードもあるのですけれども、当然にして効率的な投資、重点的な投資というのが今からの時代のニーズですけれども、やはりアクセスを大切にしてやるということに尽きるだろうと思っております。  と...全文を見る
○高木委員 次に、この際、整備新幹線の問題について若干のお尋ねをしておきたいと思います。  一九七〇年、昭和四十五年ですから、もう三十年になりますね、全国新幹線鉄道整備法が施行されました。そして、一九七三年、昭和四十八年十一月に整備計画が決定をされた。そして当時、次の五線につい...全文を見る
○高木委員 予算成立後新たな検討委員会を設けて財源を確保する、また新しい区間の着工について検討する、こういうことでございます。  いまいちはっきりしませんけれども、建設費の効率化といいますか、削減という努力も当然大事なんですね。特に、フリーゲージトレーン、これは言うならば在来線...全文を見る
○高木委員 まず、今の新幹線、トンネルのコンクリートの剥落事故ということはありましたけれども、これはこれとして徹底的な対応をしていただきながら、やはり今既存の新幹線がいささかも運行が滞ってはならぬと私は思っております。そういうことで、ぜひ大きな決意に立って取り組んでいただきたいと...全文を見る
○高木委員 大臣、今の御発言、結構ですね。  時間が来ましたので、この程度で終わりたいと思います。ありがとうございました。
02月28日第147回国会 衆議院 予算委員会第五分科会 第2号
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○高木分科員 おはようございます。民主党の高木義明でございます。  きょうは、日中漁業交渉に関係するテーマについて、大臣にお伺いをいたしたいと思います。  まず、玉沢農林水産大臣におかれましては、一昨日、昨日、中国におきまして、閣僚級の協議、大変お疲れでございました。多くの問...全文を見る
○高木分科員 言うまでもありませんが、この際、改めて国連海洋法条約というものの趣旨についてひもといてまいりました。この条約は、「すべての国の主権に妥当な考慮を払いつつ、国際交通を促進し、かつ、海洋の平和的利用、海洋資源の衡平かつ効果的な利用、海洋生物資源の保存並びに海洋環境の研究...全文を見る
○高木分科員 この件につきましては、過去のことでございますけれども、現実的に大変な死活問題ということでございます。ぜひ御検討いただいて、しかるべき対応をお願いしておきたいと思います。  さて、この漁業協定でありますけれども、今回の閣僚級協議の焦点は、東海、いわゆる東シナ海であり...全文を見る
○高木分科員 この水域は、まさに許可なしで操業できる水域でありますが、先ほどは、共同委員会をつくって協議をしていくということでございます。しかし、これまでの日中漁業交渉の経過を見ると、大筋は決まったけれども、その内容、まさに操業条件が大変な問題になろうと私は推測をするわけです。し...全文を見る
○高木分科員 先ほどから議論があっておるのは、この黄色い部分ですね、いわゆる中間水域。これが中国の東経百二十八度、我が国の百二十七度の主張点の妥協部分だということですが、以前から設定されておりましたいわゆる暫定措置水域、これは東海のうちに北緯三十度四十分、北緯二十七度線の間の日中...全文を見る
○高木分科員 暫定措置水域の中でも今後段階的に中国の漁獲量を制限していかなければならないのでないか、私はそのように思うわけですが、その点についていかがお考えなのか。  それから、今回の協議の中でも、暫定措置水域の規制というのは、今まだ明確になっていない、まだこれからですね。それ...全文を見る
○高木分科員 時間も限られておりますので。  これまで二年間の我が国漁業への影響、それから今回の取り決めによって影響が甚大で漁業者の死活問題につながる点につきましては、ぜひ何らかの対応措置をとっていただきたい、この点が一つ。  それから、まさに今経済回復に対して国を挙げてやっ...全文を見る
○高木分科員 時間が来ましたので、これで終わります。ありがとうございます。
03月10日第147回国会 衆議院 運輸委員会 第4号
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○高木委員 民主党の高木義明でございます。  きょうは港湾法の一部改正につきましてお尋ねをしてまいりたいと思いますが、まず冒頭、先ほども大臣の方から営団地下鉄日比谷線の脱線衝突事故の件について御報告がございました。私は、この際、亡くなられた四名の方々の御冥福を心からお祈りしたい...全文を見る
○高木委員 今、当面急がなければならないのは、再発防止のための対応、そして何よりも原因の早期解明、そしてこれはもう既にやられておると思うんですが、犠牲者や負傷者の皆さん方に対する的確な万全の対策、これが私は必要であろうと思っております。したがって、ぜひ抜かりない御対応をよろしくお...全文を見る
○高木委員 ぜひ、先ほど申し上げましたように、犠牲者に対する的確、万全な対策、そして原因究明を早くやって、いっときも早く国民の、利用者の不安を解消していただくように強く要請をしておきたいと思います。  さて、港湾法でございますけれども、この法案の大きな改正点は環境保全というとこ...全文を見る
○高木委員 そこで、港湾の分類というのが今度この中に入ってきております。その基準について、あるいは、こういった基準の見直しの時期についてどうなのかということについてお尋ねをしてまいりたいと思います。  重要港湾の定義についてですが、国際海上輸送網または国内海上輸送網の拠点となる...全文を見る
○高木委員 この点について運輸省の港湾局においては、港湾サービスの指標導入に関する研究会、こういうものを設置しております。去る三月一日に初会合を開きまして、四月をめどに指標のあり方について基本的な考えをまとめる。  指標については、まず一点は輸送拠点、二点は交流、にぎわいの空間...全文を見る
○高木委員 一つの基準を明確にするということが、今後の整備については国民の支持の中で大切な課題であろうと私は思っておりますので、批判が強いいわゆる裁量行政という誤解を招かないためにも的確なものをつくっていくことが必要ではないかと強く要請をしておきたいと思います。  そこで、費用...全文を見る
○高木委員 今回のこの改正といいますか予算編成に当たりまして、いわゆる重点配分の結果として、地方港湾に重要港湾から降格というのでしょうか、こういう呼び方がふさわしいかどうか知りませんけれども、重要港湾から地方港湾になる港湾があります。こういった自治体については今後新たな財政負担が...全文を見る
○高木委員 さて、この港湾整備については、既にこれまでも何度となく港湾整備計画が出されて、それに沿って来たわけですが、今はいわゆる第九次港湾整備計画、こういうふうになっております。  変遷は、昭和三十六年に港湾整備緊急措置法に基づいて港湾整備五カ年計画が進んできて、そしてこの第...全文を見る
○高木委員 ぜひ国民の支持が得られる、しかも我が国の産業、経済あるいは国民生活の豊かさにつながるような夢のある港湾整備を推進していただきたいと強く要請をしておきたいと思います。  さて、港湾審議会のメンバーのお一人であります東京大学の森地茂先生が、その審議会の答申以降の座談会で...全文を見る
○高木委員 そこで、今後のあり方について、位置づけについてなんですが、先ほども御答弁ありましたように、そういうことについては、その重要性について認識をされておることを私は多としたいと思っております。  では、諸外国はどうなっておるのか、こういうことでございますが、例えばアメリカ...全文を見る
○高木委員 神戸港では、先ほど申し上げましたように、その基準が一万総トンに引き上げられたわけです。しかし、外国船に乗船する水先人の日本船長協会というのがありますが、この船長協会のレポートの中に、神戸港に入る一万総トン未満の外国船で、装備や設備、船員の能力、いずれかに欠陥があるもの...全文を見る
○高木委員 質問時間が終わりましたので、これで終わりにしますけれども、どうぞ善処方よろしくお願いします。  ありがとうございました。
03月22日第147回国会 衆議院 運輸委員会 第5号
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○高木委員 おはようございます。民主党の高木義明でございます。  運輸施設整備事業団法の一部を改正する法律案について、時間の範囲内でただいまからお尋ねをしてまいりたいと思います。  まず初めは、行政改革の観点から若干のお尋ねをしてみたいと思います。  特殊法人の整理合理化等...全文を見る
○高木委員 「特殊法人等の整理合理化について」、平成九年六月でありますが、この閣議決定に基づいて、今回の議案の中にも主な柱としてあります造船業基盤整備事業協会が廃止をされて、その業務の一部を、ただいま申し上げました運輸施設整備事業団が引き継ぐことになっております。  現在の造船...全文を見る
○高木委員 今の御答弁は一定の評価をしたいと思います。この造船業基盤整備事業協会は、思えば昭和四十八年でありましたが、あの石油危機に端を発しまして、いわゆる造船業が構造不況に陥った、これを乗り切るために、当時五千トン以上の船舶を製造することができる造船業の過剰な設備、土地の買収等...全文を見る
○高木委員 この整備事業協会は、構造転換事業、いわゆる買収事業の完了に伴って廃止することといたしておりますが、これは何をもって完了と言えるのか、この点について、いま一度明らかにしていただきたい。
○高木委員 そこで、中小造船業の状況についてお尋ねをしてまいりたいわけですが、中小造船というのは、御承知のとおり、各地域における経済あるいは雇用、こういうところでは大きな役割を果たしておるわけです。ところが、今日のこの不況に加えて、中小造船の操業度も非常に厳しい状況にあって、廃業...全文を見る
○高木委員 この運輸施設整備事業団の一つの業務として、いわゆる共有建造がございます。これは、海上運送事業者、いわゆる船主さんとこの事業団が共同で船をつくる、そして、その債務を返済しながら、後は船主が引き取る、こういう制度でございまして、これは今日まで、中小船主さん、内航船主、ある...全文を見る
○高木委員 共有建造という重要な役割があるわけですから、回収ということも十分理解はできますけれども、やはり積極的な建造意欲のある船主さんにはそういうものが使えるような体制をぜひとっていただきたい、これは強く要望をしておきたいと思っております。  次に、運輸施設整備事業団が造船業...全文を見る
○高木委員 私の先ほどのお尋ねの中の、納付金率が〇・五%を、〇・〇五%と訂正させていただきたいと思います。  そこで、テクノスーパーライナーの件に入ってまいりますけれども、今回の事業団法の改正は、民間が行う高度船舶技術の試験研究に必要な資金に充てるための助成金を交付する、既に実...全文を見る
○高木委員 TSLはまさに我が国造船業の技術を集めた次世代の大切な技術だと私は思っておりますが、このTSLの実用化に向けて、どういうところで会社を持っていくのかとか、出資金をどうするのか、本当に採算性がとれるのか、そういう問題から、海運業、荷主、造船業、そういう業界にも賛否両論が...全文を見る
○高木委員 実用化に向けて、どうぞひとつ力強いリード役も果たしていただきたいと思います。  今、もう言うまでもなく、造船業界というのは大手も中小手もそれぞれの背景によって厳しい経営環境なんです。例えば、ことしの春闘、いわゆるベースアップについて見ても、ベアゼロという状況でござい...全文を見る
○高木委員 そういう前向きな力強い決意をいただきまして、非常に頼もしく考えるわけでありますが、これは各界協力をして前に進めなければならぬ、このように思います。  この件に関して、私はせんだって新聞報道も見ましたけれども、運輸省の方で、例えば海上保安庁の方に、一昨年でしたか、例の...全文を見る
○高木委員 時間が参りましたので、これで終わります。ありがとうございました。
04月04日第147回国会 衆議院 運輸委員会 第7号
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○高木委員 民主党の高木義明でございます。  参考人の方々には、貴重な御意見、御提言をいただきまして、審議の参考にするためには非常に貴重なものばかりだと思っております。なお、発言の時間が大変制約をされておりまして、まだまだ言い足りない面がたくさんあろうかと思いますが、私の質問の...全文を見る
○高木委員 次に、尾上参考人にお尋ねをいたしたいと思います。  いわゆる指針や基準や計画などに、当事者の参加がなぜ必要なのか、また、具体的にはどのような点なのかということについて、今日までの経験を踏まえてお話しいただければと思っております。  先ほどからも出ておりますように、...全文を見る
○高木委員 川内参考人にお尋ねをします。  いわゆるSTS、スペシャル・トランスポート・サービスでありますが、民主党の案におきましては、これは移動制約者が健常者と同様に公共交通機関に乗れるということを前提に、五年後にSTSに関する必要な法制上の措置を講ずる、こういうことを明らか...全文を見る
○高木委員 松尾、村谷参考人にお伺いしますが、民主党案には、御存じのとおり、主務大臣が定める基本指針の国会承認、あるいは移動の自由を確保するために講じた施策、いわゆる努力でありましょうから、こういうことについてはきちっと毎年国会報告をする、そういう規定を置いておるんです。大変大事...全文を見る
○高木委員 ただいまの私の、いわゆる国会の関与について、尾上参考人、川内参考人、御所見がありましたら、この際、お聞きをしたいと思います。
○高木委員 貴重な御意見をありがとうございました。  時間が来ましたので、これで終わります。
04月14日第147回国会 衆議院 運輸委員会 第9号
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○高木委員 民主党の高木義明でございます。連日の審議で、大臣初め皆さん方、大変御苦労さまでございます。  いよいよ議論も煮詰まってまいりまして、私も、これまでの議論を踏まえ、また、各界の参考人の皆さん方の専門的な意見をお聞きいたしました。また、先日は羽田から品川まで委員会として...全文を見る
○高木委員 私が先ほど紹介しました光野さんのお話は、十五年前のスウェーデンの様子でありますから、あれから十五年、もっとスウェーデンも進んでおると私は思っております。  そういう意味で、私は、このせっかくの法律が制定をされるときに、考えられるものについてはできるだけ多くこの法律の...全文を見る
○高木委員 私は、今ここに障害者基本法あるいはまた高齢社会対策基本法というものを持っておるんですが、この基本理念の中には、例えば障害者基本法の第三条、「すべて障害者は、個人の尊厳が重んぜられ、その尊厳にふさわしい処遇を保障される権利を有するものとする。」そして、「すべて障害者は、...全文を見る
○高木委員 次の一つの私の率直な疑問は、この法律は運輸、建設、自治、警察庁、いわゆる四省庁共管でございます。民主党の法律案には、その条項にことごとく、例えば基本指針の作成についても厚生大臣と協議をする、また公共交通事業者等が講ずべき措置にいたしましても、その整備基準を定めようとす...全文を見る
○高木委員 次に、既存物の整備についてでありますけれども、いわゆる民主党案と政府案の相違点の一つが既存施設に対してのバリアフリーの義務化にあることは御承知のとおりでございます。  先日も、参考人の意見陳述にもございましたが、大阪府の例がありました。大阪府の条例では、新設、既設を...全文を見る
○高木委員 改善計画の義務化というのは、そもそもみずから、いわゆる交通事業者が主体性を持って整備をしていくということが大事なのであって、それに国や公共団体も社会連帯の立場からお互いに協力をして物事をなそう、こういうことが私は大事だと思うのですね。だから、かつて市町村から、とにかく...全文を見る
○高木委員 この交通バリアフリー法のいわゆる事後評価の仕組みについてでありますが、先日三月七日の大阪読売新聞で、大阪府の福祉まちづくり条例に基づく市町村道のバリアフリーの実績報告がございました。その中で、残念ながら三市が捏造データを提出したり、調査の大半をすっぽかしたりしている、...全文を見る
○高木委員 政府案には、いわゆる指定法人、主務大臣が公益法人を指定し、移動円滑化のための事業実施に関する情報の収集、整理及び提供、必要な助言、指導、資金の支給その他の援助、事業に関する調査及び研究その他、事業を促進するために必要な業務を行わせることとなっております。  行政改革...全文を見る
○高木委員 私は、この法案の審議を通じまして率直に感じることは、いわゆる新たな地域間格差をつくっていくのではなかろうか。まさに高齢化というのは地方に行けば行くほど進んでいく。ところが、やはりこのバリアフリー法での施設整備においては、乗降客一日五千人以上の駅舎を中心とした整備という...全文を見る
○高木委員 時間が来ましたので、これで終わります。
04月26日第147回国会 衆議院 運輸委員会 第12号
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○高木委員 民主党の高木義明でございます。  道路運送法につきまして、たくさんの議論が出ておりますが、大切なテーマでもございますし、一部重複する点もございますけれども、改めて確認の意味でお尋ねをさせていただきたいと思います。  いわゆる規制緩和という時代の大きな流れの中で、一...全文を見る
○高木委員 これまでも、いわゆる乗り合いバス事業に当たりましては、例えばオムニバスタウン構想、こういったものも掲げながら、それぞれ指定をして取り組まれておりますし、現実的にはバスの優先レーンでバスの利用者にできるだけ定時性が確保されるという安心感が持てるようにしていくとか、あるい...全文を見る
○高木委員 基準の設定については、私が申し上げたことを十分に踏まえて行われたいと強く要望いたしておきます。  次に、いわゆる補助制度の問題です。  従来の免許制におきましては、事業者に対して、事業継承、引き継ぎが義務づけられておりましたが、今度は参入の許可制を改めることにより...全文を見る
○高木委員 その地域協議会、これもかなり議論をされておるわけです。事業者が路線を退出したり、事業の継続が困難になった場合は、地域の足をどのようにして確保していくかということで、法案とは別に地域協議会を開催して、関係者の皆さん方の意見を広く聞く、そういう協議をするところでありますが...全文を見る
○高木委員 安全は何よりも優先されますけれども、安全規制の見直しとして、今回、運行管理者は、資格試験による資格者証交付を受ける者のうちから選任することになる。現在は経験とか実績等から選任をされておるわけであります。  トラックに関しては、社団法人のトラック協会が指定試験機関とし...全文を見る
○高木委員 運賃の問題についてですけれども、路線バスにおいては、不当な競争を引き起こすおそれのある運賃に対しては変更命令があって、その発動基準については、それを基準として明らかにされて、厳格な運用をすべきだと私は思っております。また、同一路線あるいは同一エリア内に、これはもちろん...全文を見る
○高木委員 利用者の立場に立ちますと、乗り合いバスが路線を撤退していく、そういうときの問題について非常に強い関心があるのですが、今回の改正では、そういうことをする場合は、六カ月前の届け出となっておるわけですね。  御承知のとおり、鉄道は路線廃止の一年前に届けなければならない。鉄...全文を見る
○高木委員 次に、タクシーの問題に移りますけれども、いわゆるタクシーについても、私が先ほど、乗り合いバスの基本的な将来方向あるいは公共輸送におけるところの役割分担、こういう重要性について申し上げましたけれども、タクシーも、非常に現実は厳しいけれども、しかしやはり競争の流れに乗って...全文を見る
○高木委員 大臣から非常に前向きなお答えをいただきまして、私は期待をするわけでございます。  例えば、今私が引き合いに出しました介護タクシーについては、運転者が介護士の資格を持っておりますから、いわゆる手を差し伸べて車に乗せて、そしてまた施設に送るというときには、この行為につい...全文を見る
○高木委員 運輸政策審議会の考え方の中に、タクシー事業の場合は都市部と地方部ではその事情がかなり違うので、この点についてやはり十分に留意すべきだ、こういう意見がございました。  これを受けて、タクシーの需給規制の廃止を地域に分けて段階的に行っていいのじゃないか、こういう意見もあ...全文を見る
○高木委員 個人タクシーの問題ですけれども、これまで同様やはり厳格な資格要件を設ける必要があろうと私は思いますが、いかがなものでしょうか。  また、いわゆる受験資格が地域によって異なっておるという実情に対して、これをやはり直していくべきだと思いますけれども、この点について運輸省...全文を見る
○高木委員 緊急調整措置の件でありますが、これまたかなりの議論がされておりますが、確認の意味でお尋ねをしておきたいのは、貨物自動車の場合、十年間一度も緊急調整措置が発動されていなかった。トラック市場を見てみますと、何回かそういうふうな機会もあったように思うのですけれども、なぜそれ...全文を見る
○高木委員 その緊急調整措置の地域の広さが大体どのようになるのかというのも重要なことです。地域の単位。それと、それに指定されましたらどのような制限が出てくるのか。また、いわゆる減車のための措置もやはり講じるべきではないかと私は思っております。また、増車を伴わない譲渡や譲受あるいは...全文を見る
○高木委員 増車を届け出た場合、例えば車庫の収容能力とか施設の整備、あるいは運行管理者、こういったものの配置をどのように担保するのか、事後的な変更命令では対応し切れない、そういう供給過剰になりやすいタクシー事業の特性を踏まえて、やはりこれは認可が適当ではないか、こう思いますが、こ...全文を見る
○高木委員 時間ももう限られてまいりましたので、あと運賃の問題です。運賃の認可基準であります、いわゆる能率的な経営のもとにおける適正な原価、こういうことが書かれておりますね。この適正な原価に適正な利潤を加えたものを超えないこと、これは具体的に一体どのように設定されるんでしょうか。...全文を見る
○高木委員 時間が参りましたからこれで終わりますけれども、かつて、認可制のもとでの運賃改定を行う場合に必ずと言っていいほどその運賃改定は労働条件の改善につながるものであること、最近ではこういう不況の時期でありますから労働時間の短縮なんという話がちょっと薄れておりますけれども、そう...全文を見る
05月10日第147回国会 衆議院 運輸委員会 第14号
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○高木委員 民主党の高木義明でございます。  質問の前に、さきに起こりましたバスジャック事件で、亡くなられた方に心からお悔やみを申し上げます。負傷された方々には、一日も早い御回復をお見舞い申し上げたいと思います。  既に当局といたしましても、バス関係の皆さん方にはそれぞれの対...全文を見る
○高木委員 過度のダンピングという表現もございますが、これは不当な競争を引き起こすおそれのある場合と言った方がいいかもわかりませんけれども、港湾運送の混乱を防ぐために、今度料金変更命令あるいは緊急監査制度を導入するとなっておりますが、これはどういうときに発動していくのか、その発動...全文を見る
○高木委員 私は、自由競争、いわゆる競争力強化という観点については、むしろ今から取り組むべき課題だと思っております。これを前提にして、やはり、事業者の経営、あるいはそこに働く労働者の方々の健康と安全ということを思うばかりに、まさにセーフティーネットとしての立場というのはきちっと確...全文を見る
○高木委員 次に、拠出金のことについてお伺いをします。  現行では、いわゆる港湾労働者の福利厚生、あるいは仕事の波動性に対応するために、港湾労働安定基金などの拠出金が認可料金制度の中できちっと位置づけられておるわけですね。例えば、港湾福利分担金、トン当たり四円、港湾労働安定基金...全文を見る
○高木委員 今回の改正案では、いわゆる主要九港を特定港湾に指定しております。しかし、この九港以外の港の規制緩和は今後どうなっていくのかということは、先ほどからも議論があっております。特に地方では二十人以下の事業者が六四%、そういったことで非常に規制緩和の影響が大きいのではないか。...全文を見る
○高木委員 今回の港湾運送事業法に係る今日までの経過、大変なものがあったようでございます。  運輸政策審議会が平成十一年六月十日に最終答申を取りまとめておりますけれども、第一回の平成十年六月から十三回もかけて激しい議論があっております。特に、船社、荷主は当然にして、市場競争原理...全文を見る
○高木委員 私は、先ほども申し上げましたように、この改正によって厳しい環境に置かれるであろうそれぞれの事業者あるいは働く方々、こういった方々が意欲を持って、夢を持って頑張れる、そういうふうな環境を整えるために、当局としても最善の力を尽くしていただきたいと強く要請をしておきたいと思...全文を見る
○高木委員 時間が来ましたので、終わります。ありがとうございました。
○高木委員 ただいま議題となりました港湾運送事業法の一部を改正する法律案に対し、附帯決議を付すべしとの動議につきまして、自由民主党、民主党、公明党・改革クラブ、保守党及び自由党の五会派を代表し、その趣旨を御説明申し上げます。  まず、案文を朗読いたします。     港湾運送事...全文を見る
08月04日第149回国会 衆議院 運輸委員会 第1号
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○高木(義)委員 民主党の高木義明でございます。  新しく大臣に御就任されましたこの委員会におきまして、時間の限りがありますから、所信の中から絞って、関空の地盤沈下の問題、また整備新幹線に臨む姿勢についてお尋ねをしてまいりたいと思います。  今まさに我が国の時代的要請の中で、...全文を見る
○高木(義)委員 この不等沈下は、まさに地盤沈下です。そのために、まさに人工島の地表と海面の距離が当然小さくなるわけですから、地下水も比較して相対的に上がってくる。このことによって、空港ビルの地下構造、あるいは貯油タンク、こういったところに新たな応力がかかって、高波が護岸を越えた...全文を見る
○高木(義)委員 今話がありましたように、当初この事業は一兆円と見込まれておったのですが、昭和六十一年の十二月時点で一兆六百七十六億、平成二年十二月の時点で一兆四千三百億、平成六年十二月の時点で一兆四千五百八十二億。そして、今回こういう状況になりますから、当然また増嵩していくわけ...全文を見る
○高木(義)委員 着工当時、これは六十二年の一月ですけれども、関空会社が沈下データの解析結果と対応策を発表いたしております。  五十年後の予測沈下量を当初の八メートルから十一・五メートルに修正、埋立土砂量を一億六千六百万立方メートルから一億八千三百万立方メートルにふやすことが必...全文を見る
○高木(義)委員 関空については、私は、今経営状況も厳しいというのを承知いたしております。この経営問題については、きょうは会社もおりませんし、これは時間がありませんから、また後日に回したいと思いますが、特にこういう公共事業についての観点から私はお尋ねをしておるわけです。  一期...全文を見る
○高木(義)委員 ぜひ関空の現場も視察をされ、そしてメガフロートも視察をしていただきたい。そして、これは既に二十年、こういう議論の中で今日があるわけでして、まさに研究の段階から、今実用化の段階にあるんです。この実用化というのは、むしろ政策誘導によって実用化をしなければ、研究ばかり...全文を見る
○高木(義)委員 時間も限られておりますので、あと一点の問題。  これは整備新幹線についての対応について、所信でも明らかにされておりますが、大臣は、二十一世紀に向けたこの国家プロジェクトの推進に努力をする、こういう話がありました。既にこの整備新幹線の問題は、昭和四十八年に整備計...全文を見る
○高木(義)委員 時間が来ましたから、これで終わります。ありがとうございました。
11月07日第150回国会 衆議院 安全保障委員会 第1号
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○高木委員長 これより会議を開きます。  この際、一言ごあいさつを申し上げます。  このたび、安全保障委員長に就任いたしました高木義明でございます。まことに光栄に存じますとともに、その職責の重大さを痛感しておる次第であります。  今日においても依然として不透明な国際情勢のも...全文を見る
○高木委員長 理事の補欠選任についてお諮りいたします。  委員の異動に伴いまして、現在理事が一名欠員となっております。その補欠選任につきましては、先例により、委員長において指名いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○高木委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。  それでは、理事に桑原豊君を指名いたします。      ————◇—————
○高木委員長 国政調査承認要求に関する件についてお諮りいたします。  国政に関する調査を行うため、本会期中、国の安全保障に関する事項について、衆議院規則第九十四条の規定により、議長に対し、承認を求めたいと存じますが、御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○高木委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。      ————◇—————
○高木委員長 国の安全保障に関する件について調査を進めます。  本件調査のため、本日、政府参考人として防衛庁長官官房長守屋武昌君、防衛庁防衛局長首藤新悟君、防衛庁人事教育局長柳澤協二君、防衛施設庁長官大森敬治君及び外務省北米局長藤崎一郎君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じ...全文を見る
○高木委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。     —————————————
○高木委員長 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。下地幹郎君。
○高木委員長 次に、松浪健四郎君。
○高木委員長 次に、伊藤英成君。
○高木委員長 次に、島聡君。
○高木委員長 次に、田端正広君。
○高木委員長 次に、藤島正之君。
○高木委員長 次に、大森猛君。
○高木委員長 次に、今川正美君。
○高木委員長 次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。     午後零時四十一分散会
11月09日第150回国会 衆議院 安全保障委員会 第2号
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○高木委員長 これより会議を開きます。  本日付託になりました内閣提出、周辺事態に際して実施する船舶検査活動に関する法律案を議題といたします。  趣旨の説明を求めます。虎島防衛庁長官。     —————————————  周辺事態に際して実施する船舶検査活動に関する法律...全文を見る
○高木委員長 これにて趣旨の説明は終わりました。  次回は、明十日金曜日午前八時五十分理事会、午前九時委員会を開会することとし、本日は、これにて散会いたします。     午後三時二十三分散会
11月10日第150回国会 衆議院 安全保障委員会 第3号
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○高木委員長 これより会議を開きます。  内閣提出、周辺事態に際して実施する船舶検査活動に関する法律案を議題といたします。  この際、お諮りいたします。  本案審査のため、本日、政府参考人として防衛庁防衛局長首藤新悟君、防衛庁運用局長北原巖男君、外務省総合外交政策局長竹内行...全文を見る
○高木委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。     —————————————
○高木委員長 これより質疑に入ります。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。松浪健四郎君。
○高木委員長 次に、冬柴鐵三君。
○高木委員長 次に、田端正広君。
○高木委員長 次に、金田英行君。
○高木委員長 次に、西川公也君。
○高木委員長 次に、吉川貴盛君。
○高木委員長 次回は、来る十四日火曜日午前八時五十分理事会、午前九時委員会を開会することとし、本日は、これにて散会いたします。     午後零時一分散会
11月14日第150回国会 衆議院 安全保障委員会 第4号
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○高木委員長 これより会議を開きます。  内閣提出、周辺事態に際して実施する船舶検査活動に関する法律案を議題といたします。  この際、お諮りいたします。  本案審査のため、本日、政府参考人として警察庁長官田中節夫君、防衛庁防衛局長首藤新悟君、防衛庁運用局長北原巖男君、防衛庁...全文を見る
○高木委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。     —————————————
○高木委員長 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。渡辺周君。
○高木委員長 次に、首藤信彦君。
○高木委員長 次に、大石尚子君。
○高木委員長 次に、長妻昭君。
○高木委員長 次に、江崎洋一郎君。
○高木委員長 次に、山田敏雅君。
○高木委員長 午後四時三十分から委員会を再開することとし、この際、休憩いたします。     午後零時四分休憩      ————◇—————     午後四時四十二分開議
○高木委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。  質疑を続行いたします。藤島正之君。
○高木委員長 次に、赤嶺政賢君。
○高木委員長 次に、今川正美君。
○高木委員長 次に、北村誠吾君。
○高木委員長 次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。     午後六時三十五分散会
11月16日第150回国会 衆議院 安全保障委員会 第5号
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○高木委員長 これより会議を開きます。  内閣提出、周辺事態に際して実施する船舶検査活動に関する法律案を議題といたします。  この際、お諮りいたします。  本案審査のため、本日、政府参考人として防衛庁防衛局長首藤新悟君、防衛庁運用局長北原巖男君、防衛庁人事教育局長柳澤協二君...全文を見る
○高木委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。     —————————————
○高木委員長 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。伊藤英成君。
○高木委員長 次に、藤島正之君。
○高木委員長 もう時間が参りましたから。
○高木委員長 次に、塩田晋君。
○高木委員長 次に、赤嶺政賢君。
○高木委員長 次に、今川正美君。
○高木委員長 これにて本案に対する質疑は終局いたしました。     —————————————
○高木委員長 これより討論に入ります。  討論の申し出がありますので、順次これを許します。藤島正之君。
○高木委員長 次に、赤嶺政賢君。
○高木委員長 次に、今川正美君。
○高木委員長 次に、松浪健四郎君。
○高木委員長 これにて討論は終局いたしました。     —————————————
○高木委員長 これより採決に入ります。  内閣提出、周辺事態に際して実施する船舶検査活動に関する法律案について採決いたします。  本案に賛成の諸君の起立を求めます。     〔賛成者起立〕
○高木委員長 起立多数。よって、本案は原案のとおり可決すべきものと決しました。  お諮りいたします。  ただいま議決いたしました法律案に関する委員会報告書の作成につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○高木委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。     —————————————     〔報告書は附録に掲載〕     —————————————
○高木委員長 次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。     午後五時五十五分散会
11月17日第150回国会 衆議院 本会議 第15号
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○高木義明君 ただいま議題となりました周辺事態に際して実施する船舶検査活動に関する法律案につきまして、安全保障委員会における審査の経過及び結果について御報告申し上げます。  本案は、周辺事態に対応して我が国が実施する船舶検査活動に関し、その実施の態様、手続その他の必要な事項を定...全文を見る
11月30日第150回国会 衆議院 安全保障委員会 第6号
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○高木委員長 これより会議を開きます。  この際、御報告いたします。  本会期中、当委員会に付託になりました請願は三件であります。各請願の取り扱いにつきましては、理事会において検討いたしましたが、委員会での採否の決定は保留することになりましたので、御了承願います。  なお、...全文を見る
○高木委員長 次に、閉会中審査に関する件についてお諮りいたします。  国の安全保障に関する件につきまして、議長に対し、閉会中審査の申し出をいたしたいと存じますが、御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○高木委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。  次に、閉会中審査案件が付託になりました場合の諸件についてお諮りいたします。  まず、閉会中、委員派遣を行う必要が生じました場合には、議長に対し、委員派遣承認申請を行うこととし、その派遣地、期間、派遣委員の人...全文を見る
○高木委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。  次に、閉会中審査におきまして、委員会に参考人の出席を求め、意見を聴取する必要が生じました場合には、参考人の出席を求めることとし、その人選、出席日時等につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議あ...全文を見る
○高木委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。  本日は、これにて散会いたします。     午前十時十三分散会