高木義明

たかきよしあき



当選回数回

高木義明の2011年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月28日第177回国会 参議院 本会議 第3号
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○国務大臣(高木義明君) 有村議員から教育について四点質問をいただきました。  まず、我が国の領土についての教育のお尋ねでありますが、我が国の将来を担う子供たちが自国の領土問題を正しく理解するということは大変重要な問題です。  高等学校学習指導要領解説では、我が国の領土問題に...全文を見る
01月31日第177回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○高木国務大臣 山口委員にお答えをいたします。  国を開くというお尋ねでありますけれども、まさに未来を開く人材の育成、特に今の時代は高度情報化、あるいはグローバル化が進展しております。そういう中で、高い国際感覚を持ち、そしてみずからの主張を、堂々と世界の舞台で物が言える、そうい...全文を見る
○高木国務大臣 新しい学習指導要領がこの四月から本格実施されますし、いわゆるいじめ、不登校などの教育的課題の解消のためには、何よりも教師が一人一人の子供たちと向き合う時間を確保しなきゃならぬ。同時に、それぞれの個性に応じた学習も重要でありますので、私どもとしましては、これはもう国...全文を見る
02月01日第177回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○高木国務大臣 甘利委員にお答えをいたします。  御指摘の点につきましては、我々としては、特に今回の予算については、これまでの反省も踏まえて、我が国がこれからも国際競争力を持つためには、科学研究費の増額というのは極めて重要でございます。したがいまして、文部科学省の予算の中でも、...全文を見る
02月03日第177回国会 衆議院 予算委員会 第5号
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○高木国務大臣 齋藤委員にお答えをいたします。  まさに、品格を重んじ、正々堂々と力を競い合う相撲、それが我が国の誇るべき文化であると私は思っておりまして、委員御指摘のとおり、私もその報道を知って本当に残念に思い、深刻な問題と受けとめております。  したがいまして、昨日、まず...全文を見る
○高木国務大臣 富田委員にお答えいたします。  委員もたびたびこの件については取り上げられておることは、十分承知をいたしております。その上で、私どもとしましても、国会の議論を踏まえて、最善の取り組みをさせていただきました。  特定扶養控除の見直しに伴って、現行よりも負担増とな...全文を見る
○高木国務大臣 郡委員にお答えいたします。  御指摘のとおりで、今大学生などの就職状況は極めて厳しいものがございます。私も、昨年の秋以来、大学関係者、そしてまた主要な経済団体の皆様方と直接お会いをしまして、雇用枠の拡大、卒業後三年以内の新卒扱い、あるいは今大きな問題となっており...全文を見る
○高木国務大臣 先ほど海江田大臣もお答えしておりましたけれども、ライフイノベーション、まさに、経済産業省、厚生労働省など関係省庁としっかり協調しながらやっていくことが何よりかと思っております。  せっかく基礎研究がなされても、その成果が出口に結びつくということが極めて重要であろ...全文を見る
○高木国務大臣 御指摘の点については、文部科学省としても、中央教育審議会で特別支援教育のあり方について審議をいただいておりまして、十二月に論点整理がまとまったところです。  それによりますと、まず一に、同じ場でともに学ぶことを追求するとともに、個別の教育的ニーズのある児童生徒に...全文を見る
02月04日第177回国会 衆議院 予算委員会 第6号
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○高木国務大臣 お答えをいたします。  私どもの私立学校教職員共済制度の加入者証については、平成二十二年の十一月末までに、加入者、家族、全員分について、既にカードに切りかえて終了しております。
○高木国務大臣 宮本委員にお答えをいたします。  御指摘のように、昨年の十一月二十二日に第一回の会合を開きました。今大きな問題となっております就職、採用の早期化、長期化の是正をどうしていくのか、また、大学の就業力の育成をどうしていくのか、また、大企業志向などのミスマッチ問題をど...全文を見る
○高木国務大臣 今、大学新卒者を取り巻く状況については、六八・八%という数字も申し上げられましたけれども、このような就職環境の厳しい状況は私も十分認識をいたしております。  私自身、経済界の皆さん方とも直接お会いをして、これまでも、採用枠をふやす、このことについてもお願いを申し...全文を見る
○高木国務大臣 先ほども細川大臣からもお話がありましたように、政府の中で、新卒者の雇用の特命チームがございまして、御指摘の追加求人など積極的に採用していただけるように、企業に対して総理大臣としてのメッセージを発出いたしております。  私どもも、もうしばらくでありますが、いわゆる...全文を見る
○高木国務大臣 御指摘の少人数学級については、現在、すべての都道府県で何らかの形で実施されておりまして、学校現場やあるいは保護者からの評価も得ているところです。  既に御紹介があっておりましたように、文部科学省として把握しておるデータでは、ほかの県に先駆けて少人数学級を導入して...全文を見る
○高木国務大臣 私どもとしましては、平成二十三年度予算案においては、小学校一年から三十五人以下学級を実現するために四千人の教職員の定数を措置する。その中で、三百人の純増を含め、二千三百人の定数改善を盛り込んでおります。  三十五人以下学級においては、小学一年生について義務標準法...全文を見る
○高木国務大臣 小学校二年生で三十五人以下学級を実施するためには、さらに四千三百人の定数増が必要になりまして、その予算は九十三億円の増が必要である、このように思っています。
○高木国務大臣 御指摘の小学校一、二年における三十五人学級の実現は、今御紹介もありました、元気な日本復活特別枠要望の評価会議におきましてB評価でありました。定数改善の取り組みの扱いについては後年度負担の問題も含めた検討が必要、これは政策コンテストの評価会議の御指摘でございました。...全文を見る
○高木国務大臣 在日米軍施設・区域に所在する小中学校の学級編制の基準については承知をいたしておりません。
○高木国務大臣 小学校二年生以上の取り扱いについては、昨年の三大臣合意に基づいて、これから検討することになっております。また、本日閣議決定された標準法の中にも、そのことの規定を盛り込んでおります。  まずは少人数学級を一年生からスタートができるということで、これからも、政府全体...全文を見る
02月07日第177回国会 衆議院 予算委員会 第7号
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○高木国務大臣 そのように思っております。
○高木国務大臣 教職公務員としては、法律を守ることは当然でございますが、そのようなことについては、今考えておりません。
○高木国務大臣 いわゆる任命権者、設置権者の北海道あるいは札幌市教育委員会で対応しておりますので、今、そのようなことで私は考えてはおりません。
○高木国務大臣 山内委員にお答えをいたします。  御指摘の点につきましては、中央教育審議会においては教員の資質向上方策の総合的な検討が今進められております。先日、一月末に審議経過報告が取りまとめられました。  この報告では、まず第一に、現在、学部四年が基本である教員養成につい...全文を見る
○高木国務大臣 御指摘のように、工業高校、商業高校あるいは農業高校、これらの専門高校は、これまで中堅技術者あるいは事務職員などの養成に大きな役割を果たしてきたことは事実でございます。  ただ一方で、世の中相当変わりまして、職業も多様化しております。昨年春の専門高校の卒業者を見て...全文を見る
○高木国務大臣 社会人の受け入れをもっと大学が進めていくべきではないかという御意見もお伺いいたしました。  例えば、今、私どもとしましては、奨学金についても、学ぶ意欲とそして能力のある学生が経済的な理由で学業を断念することがないようにという奨学金事業も積極的に取り組んでおります...全文を見る
○高木国務大臣 委員はJICAにもお勤めになられて、国際社会の中での留学生については大変深い御見識があると承知をいたしております。  御指摘のとおり、いわゆる留学生受け入れ総数の中での中国からの受け入れというのは多いんです。これは、地域的なものとかあるいは文化的なものが考えられ...全文を見る
02月09日第177回国会 衆議院 予算委員会 第9号
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○高木国務大臣 佐々木委員にお答えいたします。  農林水産大臣政務官をなされておられまして、今、この問題についても非常に熱心に取り組まれたお話がありました。  私たちとしましても、子ども農山漁村交流プロジェクト、これは非常に意義があるものと思っております。特に、子供時代に自然...全文を見る
○高木国務大臣 中根委員にお答えをいたします。  おっしゃられるとおり、私立高校生については、卒業を前にして、そのような実態が聞こえてまいりますが、昨年四月から就学支援金の支給を開始しておりまして、特に、低所得の世帯には支給額を増額しております。また、各都道府県においても授業料...全文を見る
○高木国務大臣 生活福祉貸付制度については、今お答えがあったとおり、対象の拡大もされております。  私どもとしましては、まずは、卒業を控えて意欲ある高校生が卒業できないということはあってはならないことでありますから、周知徹底を図ってまいりたいと思います。
○高木国務大臣 下村委員にお答えをいたします。  無償化手続を停止した理由、このことについては、十一月の二十三日、北朝鮮による韓国への砲撃、この事態は、我が国を含む北東アジアの平和と安全を損なう事態であり、国を挙げて情報の収集に努めたところでございます。また、不測の事態に備えて...全文を見る
○高木国務大臣 今、改めて十一月二十三日のことを思い起こしております。  まさに、我が国としてもあるいは国際社会としても、全く予想できない砲撃事件でありました。このことは、我が国の平和と安全、まさに国家の存立そのものを脅かす、そういう事態であったのではないか、そのように私も思い...全文を見る
○高木国務大臣 そのような不測の事態に備えて、大変な状況になるであろう、私はそのように判断をして、重大な決意をしなきゃならぬ事態になるかもわからない、そういう発言をいたしました。
○高木国務大臣 今回の措置は、従来の外国人学校の取り扱いについての考え方と決して矛盾はしていない、私はこのように思っております。  昨年の十一月の二十三日の北朝鮮の砲撃については、もう重ねて申し上げませんが、総理の指示によりまして手続を一たん中止したという事態でございます。 ...全文を見る
○高木国務大臣 北朝鮮の砲撃が我が国を含む北東アジアの平和と安全を損なうものであり、我が国としても、国家存立の危機にかかわる重大事項でございました。そのようなことだと思っておりますし、そういうことで総理も一たんの停止を指示したもの、私はそのように思っております。
○高木国務大臣 審査をし、指定をするかどうか、そのときには、私たちはこれまで同様、外交上の配慮ではなくて教育的見地からこれを行う、こういうことを言っているんです。
○高木国務大臣 審査と手続に当たっては、外交上の配慮はしなくて教育的観点から判断をする。今回の事態は、まさにその根底を揺るがす大きな事態、私はそのように考える。だから、それとこれとは別に考えることであろうと私は思っています。
○高木国務大臣 そのような不測の事態の中で、あの当時、国会においても大変な議論がございました。ああいう事態の中で、審査手続そのものが本当の意味で行われるかどうか、このことについて私は懸念を抱いております。
○高木国務大臣 手続再開の条件につきましては、朝鮮半島をめぐる情勢、今後の事態の推移を見る、それで総合的に判断することになります。
○高木国務大臣 外国人学校の取り扱いについて、外交上の配慮により判断すべきではなくて教育上の観点から判断すべきという基本的な考え方は変わっておりません。  それで、今回の事態、不測の事態、これに備えて、情報の収集などがあって、もっと言うならば、こういう状況の中で、しっかりとした...全文を見る
○高木国務大臣 その事態は、いわゆる韓国に対する砲撃事件、それ以下の状況だと私は思っております。
○高木国務大臣 昨日も、韓国、北朝鮮の会合が持たれております。この進展についてはさらに、内容はまだ煮詰まっておりませんが、北朝鮮と韓国の緊張緩和、この事態でございます。
○高木国務大臣 今、千葉県の例が出ました。所管官庁である千葉県がそのような判断をすることについて、私の立場からしてコメントすることはありません。
○高木国務大臣 全国で高校は十校あると私は把握をしておりますが、それぞれ長い間ずっと続いてきた制度でございます。まさに、それぞれの地方自治体で、判断でこれまでも決められたことでありましょう。私としては特にコメントすることはございません。
○高木国務大臣 先ほどから答弁しておりますように、不測の事態、これに備えて国を挙げて情報収集をしておる、こういうことの中で、総理から手続の一たん停止の指示がございましたので、今このような状況になっております。
○高木国務大臣 先ほどからお答えしておりますように、外国人学校の取り扱いについて政府の見解は今でも変わっておりません。  ただ、その以前の話で、昨年十一月二十三日の事態は、まさに我が国国内におっても不測の事態。そういう事態の中で総理の判断で停止をしておる、こういうことでございま...全文を見る
○高木国務大臣 撤回する考えはございません。
○高木国務大臣 総理の指示が、解除がありましたら、それは粛々と手続を進めることになろうかと思っています。  期限について、今の段階では明確なことはできません。
02月10日第177回国会 衆議院 予算委員会 第10号
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○高木国務大臣 佐藤委員にお答えいたします。  委員の御指摘の点については、私も同感でございます。先般の教育研究全国集会での発言の内容については、私も具体的には把握をいたしておりません。今、北海道教育委員会において事実関係を確認中でありまして、まずそれを私は待ちたいと思っており...全文を見る
02月16日第177回国会 参議院 本会議 第5号
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○国務大臣(高木義明君) 寺田典城議員から幼保一体化についてお尋ねがありました。  幼児期の教育は人格形成の基盤を培う重要なものであり、幼保一体化を進めることは質の高い幼児教育・保育を全ての子供に保障するために重要であると考えております。  幼保一体化を含む子ども・子育て新シ...全文を見る
02月23日第177回国会 衆議院 文部科学委員会 第1号
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○高木国務大臣 文部科学大臣の高木義明でございます。  所信に先立ちまして、昨日、ニュージーランドにおいて発生した地震について申し上げます。  このたびの地震により亡くなられた方々に心から哀悼の意を表しますとともに、日本人学生を初め被害に遭われた多くの方々に心からお見舞いを申...全文を見る
02月24日第177回国会 衆議院 本会議 第5号
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○国務大臣(高木義明君) 田村議員から、二点の質問がございました。  最初に、学校給食費未納についてのお尋ねがありました。  文部科学省が実施をしました平成二十一年度における学校給食費の徴収状況に関する調査では、学校給食費について、未納者のいる学校の割合は約五五・四%、また、...全文を見る
02月24日第177回国会 衆議院 予算委員会 第17号
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○高木国務大臣 昨年の十二月現在の統計でございますが、内定率は六八・八%ということでございます。
○高木国務大臣 吉泉委員の御指摘は、調査に当たっては、今は抽出調査であります、これを全数調査をしたらどうか、こういう御指摘もあるのではないかと思っております。  いわゆる就職内定状況調査については約二カ月ごとにやっております。その時点の状況を的確につかんで速やかにこれを把握する...全文を見る
○高木国務大臣 委員御指摘のとおり、例えば山形からいわゆる首都圏に就職活動をするためには、交通費を初め大変なまた経費がかかる。そういうことを私も十分承知をいたしておりまして、これについては、大学教育・学生支援推進事業というのがございまして、それぞれの大学が工夫をして、負担軽減のた...全文を見る
02月25日第177回国会 衆議院 予算委員会第四分科会 第1号
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○高木国務大臣 おはようございます。  平成二十三年度文部科学省関係予算につきまして、その概要を御説明申し上げます。  平成二十三年度予算の編成に当たっては、教育、科学技術・学術、スポーツ、文化の振興についての施策を総合的に展開するため、文部科学予算の確保に努めてきたところで...全文を見る
○高木国務大臣 金森委員にお答えをいたします。  今委員御指摘になったように、私の所信についての御感想、また問題提起がございました。その中で誠心誠意という言葉を使われました。私は、文部科学行政を進める上に当たって、いや、我が国が直面する多くの課題に立ち向かうためには、まさに誠心...全文を見る
○高木国務大臣 所信においては、私どもが取り組むべき重要な施策について幅広く触れたところでございました。  今御指摘のとおり、いずれも重要な施策と考えておりますが、あえてということで申し上げるならば、いわゆる少人数学級の推進、具体的には、来年度から小学校一年生の三十五人以下学級...全文を見る
○高木国務大臣 委員御指摘のとおり、私も同感をいたしております。  これからの我が国の将来を考えると、お触れになりました、例えば自立できない若者、あるいはまた、職についてもすぐ離れるという実態も、今あちらこちらで社会問題となっております。  私どもは、これについては、特に学校...全文を見る
○高木国務大臣 白石委員の御指摘の愛媛国体、前回、昭和二十八年に第一回がありまして、平成二十九年、二巡目の国体開催予定と聞いております。  国体の施設の整備については、これは開催地の公共団体が判断することでありますけれども、文部科学省といたしましては、国体の開催後の施設の使用見...全文を見る
○高木国務大臣 加藤勝信委員にお答えをいたします。  今の御指摘については、平成二十三年度の概算要求において、文部科学省が元気な日本復活特別枠による要求が多かった、概算要求の仕方に問題はなかったのか、こういう御指摘でございました。  御承知のとおり、平成二十三年度の概算要求、...全文を見る
○高木国務大臣 御指摘のとおり、現下のニュージーランドの地震もそうでしたし、さきの中国の四川省の地震もそうでしたが、学校教育施設が被災をされたというときに、我が国でも特に関心が高まりまして、とにかく予算をつけろ、こういう状況になったことは私もよく承知をしております。  今後、新...全文を見る
○高木国務大臣 これまでの被災の状況を改めて検証していかなきゃならぬと思っておりますし、申されましたことについては、我々も工夫をして、より子供たちの安全、あるいはまた地域の防災の拠点にもなるところでありますから、しっかり取り組みを進めてまいる決意であります。
○高木国務大臣 インクルーシブ教育についての方向性は同じだろう、私はこのように思っております。  その上で、文部科学省としては、中教審の議論など、この中にも、障害者や保護者、そしてまた教育関係者の皆さん方の意見も出ておりますし、それを踏まえて、具体的には、体制面あるいは財政面、...全文を見る
○高木国務大臣 谷委員にお答えをいたします。  御指摘の高校授業料無償化、この制度については、改めて申し上げますが、すべての意志ある高校生の学びを保障する、家庭の経済状況にかかわらず安心して学校に通える、勉学に打ち込める、そういう社会をつくる、このために昨年の四月から実施してお...全文を見る
○高木国務大臣 そのことにつきましても、先ほど申し上げましたとおり、制度がスタートして、やはり一年経過を見てしっかり検証しなきゃならぬと思っております。  したがって、今のところ、私たちとしては、全般的にどうなのかということについては持ち合わせておりませんけれども、国民の声を聞...全文を見る
○高木国務大臣 明確にいつまでということは申し上げられませんけれども、新しい年度になればそのことをしなきゃならない、このように思っております。
○高木国務大臣 公立学校及び私立学校に対する支援金制度、これについては所得制限を設けておりません。これは、すべての意志ある高校生の学びを保障する、教育費については社会全体で負担していく、こういうこと、また、多くの国で後期中等教育は無償となっておりまして、これはある意味では世界の常...全文を見る
○高木国務大臣 平成二十二年度の私立高校の授業料及び施設整備費等の納付金の合計額は、昨年度に比べて大きく増加をしていないと私は認識しております。また、来年度の私立高校への志願状況及び入学動向については、今後の推移を見守る必要がある、このように考えております。  一方、私立高校の...全文を見る
○高木国務大臣 いわゆる授業料と施設整備費等の納付金の合計額について私は述べましたけれども、授業料については、平成二十一年度、三十五万四千八百七十五円、平成二十二年度、三十七万一千九百五十円、上がっております。
○高木国務大臣 公立、私立それぞれ在校生がおるわけであります。私どもとしましては、公立はもとより、私立の場合は、それぞれの建学の精神に基づいて学校が設立され、また運営をされておるということでありまして、私立高校を完全無償化することについては、私が申し上げたそのとおりでございます。...全文を見る
○高木国務大臣 学力調査については、平成十九年度から二十一年度まで三年間、悉皆調査がされております。したがって、そのデータそのものは、私どもとしては非常に信頼性の高いものだと思っております。貴重な蓄積されたデータです。したがって、これを踏まえて、平成二十二年度には抽出調査をしたと...全文を見る
○高木国務大臣 先ほどの高校無償化の件について、公立の在学生は全員無償、なお、平均の授業料は十一万八千八百円となっております。これを、私立の学校についても基本的には同額を支援していくということです。  なお、低所得者対策がございますから、さらに増額をしたということ。公立学校につ...全文を見る
○高木国務大臣 公益法人は、積極的に不特定多数の利益の実現を目的とした民間の非営利法人であり、社会においては新しい公共の担い手としての役割が期待をされております。  このような公益法人の性質から見ても、公益法人は自律的に適正かつ透明性の高い運営を行うことが求められておりまして、...全文を見る
○高木国務大臣 公益法人については、自律的に適正に運営をしていく、まさに自浄能力を問われております。  相撲協会の話がございましたが、これまでの不祥事を踏まえた、いわゆるガバナンスの改革等もされておりますし、今回の八百長問題で、さらに国民の信頼を欠いたという事象もあります。した...全文を見る
○高木国務大臣 無気力相撲という言葉自体が、余り世の中では聞かされていない言葉でしたが、御承知のとおり、相撲協会の規定では、無気力相撲ということを防止する、そういう規定があると思っています。  無気力相撲というのは、結局、まさに無気力、力を抜いて行う相撲ではないか、私はそのよう...全文を見る
○高木国務大臣 いわゆる八百長という言葉は、委員御指摘のとおり、そこに金銭問題が絡む、これをもって世の中では八百長と言っておる、私はそのように認識をしております。
○高木国務大臣 私も、ファンの一人として、春場所が中止になったということは非常に寂しいことだと思っております。  今回の中止については、日本相撲協会の放駒理事長から、全力を挙げて今のこの事件の調査に取り組むために、二月六日の理事会において、これは臨時理事会でありましたが、春場所...全文を見る
○高木国務大臣 法律上は、所管官庁が監督上必要と認める範囲において指導助言はできるということになっております。  なお、今回の問題については、文部科学省としては指導は行っておりません。これは主催である日本相撲協会の判断、これを私たちは尊重したものでございます。
○高木国務大臣 私もそのような理解でございます。
○高木国務大臣 相撲に大変詳しい竹本委員からの御指摘でございまして、まさに相撲の魅力ということについては、私も国民の皆さん方もそうですし、ぜひそうありたいと思っておるのは間違いないと思います。  いずれにいたしましても、今、責任者たる放駒理事長が、とにかく先決問題としてこの全容...全文を見る
○高木国務大臣 御指摘の点については、委員は非常に詳しい法案審議の過程も承知をした上ですけれども、この独立行政法人に係る改革を推進するための文部科学省関係法律の整備等に関する法律の附則第十五条、つまり、「国は、国語に関する調査研究等の業務の重要性を踏まえ、当該業務の人間文化研究機...全文を見る
○高木国務大臣 昨年八月に日系定住外国人施策推進会議が策定しました基本指針では、いわゆる定住外国人の日本語習得のための体制整備、子供の公教育を受ける機会の保障などが盛り込まれております。  これに先立って昨年の五月に我が文部科学省で取りまとめた、定住外国人の子どもの教育等に関す...全文を見る
○高木国務大臣 御指摘の点については、現在、中央教育審議会で教員の資質能力の向上方策について議論をされております。  その中で、例えば、外国人児童生徒に対する教育などに関して、専門性を公的に証明する専門免許状、これは仮称ですけれども、こういったものをつくってはどうかということに...全文を見る
○高木国務大臣 確かに、定住外国人、これは、子供だけではなくて、大人に対する日本語の指導についても私どもは重要だと思っておりまして、いわゆる能力評価の基準とか標準的なカリキュラム及び教材を作成するとともに、これらの周知徹底そして活用について今後とも充実を図っていきたい、このように...全文を見る
○高木国務大臣 間違いありません。
○高木国務大臣 宮本委員にお答えいたします。  今、御指摘のように、独立行政法人日本学生支援機構の行う奨学金貸与事業については、失業や低所得等の経済困難者については原則五年間を上限として返済猶予を認めております。  議員は、卒業後三年以内の未就職者に対しても奨学金の返済猶予を...全文を見る
○高木国務大臣 奨学金については、いわゆる多くの方々がこれを受けたいという希望も多いわけでございます。次なる人へもそういう寄与をしなきゃなりませんので、ある意味での限界については今の状況の中ではやむを得ないのではないかと。しかし、その中で、私どもとしてはいろいろな方法をもって修学...全文を見る
○高木国務大臣 御指摘の調査は、日本学生支援機構の平成二十一年度における奨学金の延滞に陥っている方の属性に関する調査でありまして、本人の職業について及び年収についてということで整理をいたしております。  ともに、経済的な状況が相当厳しい方が延滞に陥っているという結果となっており...全文を見る
○高木国務大臣 かなり厳しいと思っております。
○高木国務大臣 委員も御承知かと思いますが、今、失業や低所得の方については原則五年間の猶予期間を持っておりまして、その後、奨学金の返済ができるようしっかりとした生活基盤の確立をしていただく、こういうことで考えております。  なお、災害とかあるいは疾病、生活保護などの理由によって...全文を見る
○高木国務大臣 御指摘の収入に応じた返還制度、いわゆる所得連動型と言っていいんでしょうか、今、イギリスやオーストラリアの例を挙げられました。そのための前提として、我が国の税制などさまざまな制度との調整が必要になってまいります。したがって、直ちにこのことを実施することは困難になる、...全文を見る
○高木国務大臣 今、現下の厳しい経済情勢の中で、雇用情勢も深刻であります。ただいまの個人信用情報機関の活用ということについては、言うまでもなく次の学生への貸与の原資となる、その返還金の回収促進ということも考えられるものでありまして、また、このことは、延滞者に対する各種ローンの過剰...全文を見る
○高木国務大臣 私立高校生の教育負担については、昨年の四月から就学支援金の支給を開始しております。特に、低所得者世帯の生徒には支給額を増額し、手厚く支援をしております。  また、国は、授業料減免補助や奨学金事業を行う都道府県に対して、国庫補助、地方交付税措置や高校生修学支援基金...全文を見る
○高木国務大臣 高校生の修学支援基金の総額は約四百八十六億円であります。平成二十一年度の取り崩し額は約五十億円であります。また、今年度の取り崩し額は、現時点では明らかではありませんが、平成二十二年の九月三十日現在で各都道府県が算出した執行見込み額によりますと、百十七億円程度となっ...全文を見る
○高木国務大臣 京都と富山の残金はゼロという報告を受けております。
○高木国務大臣 この件につきましては、修学支援基金の取り崩し見込みを精査いたしまして、各都道府県において充実されるように、こちらからとしても指導をしてまいりたいと思っております。
○高木国務大臣 二分の一の地方負担をなくすことについては、授業料減免補助が地域の実態に応じ都道府県の事業として行われておる、国と地方の役割分担の観点から、また既に手厚い補助をしている都道府県との公平性の観点から、困難であると考えております。
○高木国務大臣 中林委員御指摘のとおり、ニュージーランドの大地震、そして記憶に新しいところでは中国の四川省での地震、我が国では、もちろん阪神・淡路あるいは中越地震、こういった大きな災害に見舞われました。  我々は、そういう意味で、特に公立の小中学校、高校を含めてでございますけれ...全文を見る
○高木国務大臣 新しい年度からは新学習指導要領も始まりますので、それにあわせた形で、小学校一年生については三十年ぶりに四十人学級から三十五人以下学級、このことを予算の中にも編成しておりますし、関連の法案も提出をしております。  教師が子供一人一人と向き合う時間を確保するというこ...全文を見る
○高木国務大臣 我が国が将来にわたって持続的な成長をしていくためには、我が国の大きな誇りであり財産となる科学技術については極めて重要な課題であろうと思っております。これからも世界をリードできる科学技術立国として我々は立ち向かっていく、こういう基本姿勢を持っております。  その上...全文を見る
○高木国務大臣 この件につきましては、核融合を実現するためには一億度以上の高温が必要であって、重水素を用いた実験によって初めてそうした高温環境下での実験が実現できる、このように聞いております。  何はさておきましても、この実験については、地元住民の皆さん方の御協力が大きなかぎに...全文を見る
○高木国務大臣 今、私どもとしましては、この件をきょうお尋ねになるということでございました、そういう動きについては、非常に好転の期待をいたしております。
○高木国務大臣 重水素実験を行った場合に、非常に低いレベルではあるものの中性子や放射性物質が発生するために、核融合科学研究所では、放射線の遮へい等の対策を講じることによって安全性を確保するということを聞いております。  この安全性確保のための措置の妥当性について、核融合研究所で...全文を見る
○高木国務大臣 核融合科学研究所においては、平成二十七年度から重水素実験を開始する計画があること、そのための準備経費として、装置の増強などに平成二十四年から二十六年度に約三十億円必要であるとの計画を持っていることは承知をいたしております。  現在は、このような計画をスムーズに進...全文を見る
○高木国務大臣 御指摘の電源立地交付金制度は、電力の安定供給を確保するという重要性から見て、発電施設やあるいは原子力発電と密接な関係がある施設等の設置、運転の円滑化に資することを目的とされております。  そういう意味で、放射性物質を用いた基礎研究を行っている大学やあるいは放射性...全文を見る
○高木国務大臣 新しい公共という極めて重要な時代に我々は入っておりますし、むしろそういう精神に立って物事を進めていかなきゃならぬと思っております。  今、民主党マニフェストの話がございました。改めて民主党のマニフェスト二〇〇九を見てみますと、まず、「公立小中学校は、保護者、地域...全文を見る
○高木国務大臣 三十五人学級の実施に伴いまして法律の改正をお願いしております。また、予算も計上しております。速やかな成立を望むところです。その上で、必要となる教室の確保、そのための増築、新築、これについては、従前と同様、地方公共団体からの申請に基づいて国庫補助の対象としておるとこ...全文を見る
03月07日第177回国会 参議院 予算委員会 第3号
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○国務大臣(高木義明君) お答えをいたします。  委員御指摘のとおり、スポーツが健康の増進、あるいは人間の人格の形成、あるいは地域の活性化に果たす役割というのは非常に重要なものがあると認識をいたしておりまして、スポーツ振興は国の重要な施策の一つであると、私はそのように思っており...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) お答えをいたします。  今、スポーツのテーマでありますが、大相撲に対しても国民の大変な関心、ファンの存在を承知をいたしております。しかし、八百長問題に関しましては、当面は全容解明を急いでいただいて効果的な根絶対策について検討をしていただくと、これがまず...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) 植松委員にお答えいたします。  学ぶ意欲のある学生たちが家庭の経済状況によって修学の機会が奪われるということはあってはならないと、こういうふうに思っております。  そういう意味で、日本学生支援機構としては毎年充実を図っております。平成二十三年度の予算...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) 無利子奨学金につきましては、平成二十三年度予算案において、新規増五千人増を含め合計九千人増を図っておりますが、貸与基準を満たしながら貸与を受けられない学生は約一万八千人程度と想定をされます。  なお、有利子の奨学金については貸与基準を満たす学生全てに貸...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) 今御承知のとおり厳しい経済情勢を見まして、昨年十二月七日付け文部科学大臣政務官の通知を出しました。各大学に対して、経済的理由によって大学への修学が困難な学生など、いわゆる奨学金の授業料減免などの経済的支援策を活用するよう、その内容そして利用方法などを周知...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) 重要な御指摘と承知をしております。前向きに検討してまいりたいと思います。
○国務大臣(高木義明君) 吉川委員にお答えいたします。  先ほど厚生労働大臣が御答弁ございました。大学などの卒業予定者の就職状況の内定率、いわゆる統計の在り方でございますが、これは二か月ごとにやっておりまして、その時点その時点の就職希望者の状況を把握をして、タイムリーな対策を練...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) 今お話がありましたように、年金など社会保障制度については、例えば中学校の社会科においては、年金を始め社会保障制度の基本的な内容を理解をさせる、また少子高齢社会など現代社会の特色を踏まえながら福祉社会の目指すべき方向について考えさせると、こういうことで教育...全文を見る
03月08日第177回国会 参議院 予算委員会 第4号
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○国務大臣(高木義明君) 安井委員にお答えをいたします。  海外留学の件についてですが、若者が広く国際社会の中でこれからも信頼される我が国を代表して活躍できること、これは極めて重要なことだろうと思っております。そういう意味での留学というのは非常に大きな効果をもたらすと、このよう...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) 山谷先生にお答えをいたします。  我が国の将来を担う子供たちに我が国の領土、領土問題を正しく理解させるということは非常に重要でございます。したがいまして、私たちも適切な学校現場において学習指導要領に基づいた指導が行われるように、これからもしっかり対応し...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) こんなに資料があるということでございますが、承知をしておりません。
○国務大臣(高木義明君) 日教組の教研集会のことが出ております。私どもとしましては、教職員団体の一つ一つの行事あるいはその内容に関して文部科学省として調査を行うという権限は有しておりません。  いずれにいたしましても、学校現場でしっかりとした指導が行われるように、我々としては、...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) 先ほどの答弁と繰り返しになりますが、教職員団体の一つ一つの行事について我々は調査する権限を持っておりません。  ただ同時に、学校現場で学習指導要領に基づいた適切な指導がなされるように私たちとしてはしっかり見守り、また指導もしてまいりたいと思っております...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) 通告にもありませんでしたし、今のお尋ねでございますが、承知をしておりません。
○国務大臣(高木義明君) 内容は承知をしておりませんが、今官房長官申し上げましたとおり、私どもとしてはこれまでの教科書検定を踏まえて着実に対応してまいりたいと思っております。
○国務大臣(高木義明君) 私どもとしましては、我が国の教科書検定制度に踏まえてきちっとした対応をしていくこと、これに尽きると思っております。まさに我が国の自立と自主の中で教育行政はやられております。
○国務大臣(高木義明君) 又市委員にお答えをいたします。  外国人学校の指定については、外交上の配慮などにより判断すべきものではなく、教育上の観点から客観的に判断すべきものであるとの政府統一見解に留意しつつ、専門的見地から審査基準、手続、体制等について御提言をいただいたものであ...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) 申し上げますが、あの当時のことを私も今また思い新たにしております。我が国のまさに平和、安全にかかわる重要な事態でありました。そういう中で、国内において、不測の事態に備えて情報を収集し、万全の体制を取る、このことによって一旦審査を停止したものでございました...全文を見る
03月09日第177回国会 衆議院 文部科学委員会 第2号
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○高木国務大臣 下村委員の御指摘でございます。いわゆる海外の美術品に我が国の国民に広く親しんでいただく、そういう意味では、非常に重要なことであろうかと思っております。  今、各会派全会一致で御努力をいただいてきょうの提案の運びになったということ、これまでの経緯も含めて御紹介がご...全文を見る
○高木国務大臣 北教組の問題については、これまでの委員会でもたびたび御指摘をいただいておるところでございます。今、下村筆頭の方からのお話がございまして、私も承知をいたしております。  この問題については、本日、北海道教育委員会及び札幌市の教育委員会の担当者を文部科学省に呼びまし...全文を見る
○高木国務大臣 今御指摘をいただいた厳しく対応してもらいたいということについては、私たちとしても厳しく対応してまいりたいと思いますし、また、フォローも当然ながら非常に重要でございますから、フォローもいたします。  まずは、本日、両教育委員会に来ていただきますから、きっちり今この...全文を見る
○高木国務大臣 今御指摘のまさに英語力について、現状の極めて厳しい、しかも国際社会の中で、特に企業においては、まさにその採用基準の中にかなり高いハードルを抱えておることは承知をしております。  私も、今、グローバルな世の中で我が国が今後とも世界の中で存在感を示し、そして役割を果...全文を見る
○高木国務大臣 今、朝鮮学校の件で、年度をまたいで支給をするのかということでありましたが、この年度をまたいだ就学支援金の支給については、今後、今の状況を見ながら検討することとなっております。  下村委員も予算委員会で朝鮮学校の問題については取り上げられておりますが、今、先般の状...全文を見る
○高木国務大臣 来年度も含めた支給については検討しておりません。
○高木国務大臣 これは事実ではありませんで、私たちとしては今検討しておりません。
○高木国務大臣 手続の再開については、今御指摘のように、不測の事態が生じる可能性が北朝鮮による砲撃以前の状況に戻ったと総合的に判断できる場合などです。総理を初めとして、関係の閣僚と協議をしながら、文部科学大臣として適切に判断をしてまいりたいと思っております。
○高木国務大臣 総理と十分相談をして、最終的に私が審査をするかしないか、この判断をしてまいりたいと思っております。
○高木国務大臣 少人数学級の推進については、教育上大変重要な政策の一つとして取り組みを進めていきたいと思っておりますし、願わくば、小学校と言わず、中学校まで少人数学級を進めていきたいものだとは思っておりますが、現下の財政状況を考えますと、そういうわけにいきません。  私どもとし...全文を見る
○高木国務大臣 当然、そのように思いました。
○高木国務大臣 みずからのことを思い出しても、一年、二年どうだったかな、恐らく一年、二年はクラスがえはなかったのではないかなと思っておりますが、我が子のことを考えますと、これはまたどうだったかなと思っております。  御指摘のとおり、クラスがえをした方がいいのか悪いのか、いろいろ...全文を見る
○高木国務大臣 私の思いとしては、馳委員とも同じものがあろうかと思っております。できれば中学まで少人数学級を進めたいという理念は持っております。そういう中でありますが、予算編成の最終段階において、そういう意味で協議をして、やむなくこういう状況になったということでございます。
○高木国務大臣 改めて申し上げますが、昨年度の予算編成過程において、小学校二年生以上の取り扱いについては、引き続き、来年度以降の予算編成で検討するということになっております。  このたびの義務標準法においても、学校教育の状況や国、地方の財政状況等を勘案しつつ、小学校二年生以上の...全文を見る
○高木国務大臣 私どもとしましては、まさに我が国が将来ともに成長し、そして世界の中で人材として貢献できるためには、未来への投資として、財政状況が厳しいというのはもう重々わかりながらも、やはり二十年、三十年、いや五十年先の、国家百年の大計と申しますが、人づくりは国づくりだ、そういう...全文を見る
○高木国務大臣 先ほども鈴木副大臣から申しましたとおりに、判例におきましても、内閣総理大臣は、閣議決定が存在しない場合においても、流動的で多様な行政需要に遅滞なく対応するために、少なくとも、内閣の明示の意思に反しない限り、行政各部に対し、随時、その所掌事務について一定の方向で処理...全文を見る
○高木国務大臣 これは、ただいま申し上げていた中での総理大臣としての重要な指示だと私は受けとめております。
○高木国務大臣 このことについては何度も申し上げておりますように、北朝鮮の砲撃が我が国の安全にかかわる事態であって、国内において国民の生命と財産を守るために、内閣において情報収集をしながら万全の態勢を整える、こういうことから、総理の判断として、いわゆる内閣の最高責任者でありますが...全文を見る
○高木国務大臣 私が以前の記者会見において超法規的という表現を使ったことについては、今の一たん停止をするということについて比喩的に私の考え方を述べたのでありまして、誤解があれば、表現としては超法規的ということについて適切ではなかった、このようなことを思っております。
○高木国務大臣 それは、取り消させていただきます。
○高木国務大臣 私としては、そのように受けとめております。
○高木国務大臣 そのように考えております。
○高木国務大臣 先般の北朝鮮の砲撃は、今おっしゃられましたように、私としては、正常な教育や平和を揺るがすといったようなことも含めて、国家の安全にかかわるような事態である、このような事態について私は述べたものでございます。
○高木国務大臣 不測の事態というのは、何度も申し上げておりますように、国民の生命財産の安定ということであります、それが脅かされる事態と。  したがって、例えば、もう少し具体的なことを言いますと、あのときの状況を思い起こしていただければよくわかると思いますが、審査をする、そういう...全文を見る
○高木国務大臣 ただいま池坊先生から、公明党のマニフェストの一部の御紹介がございました。私も読ませていただいて、まさに、教育の当面する課題、これからの目指すべきもの、これが記載されておると思っておりまして、私たちとしても、字句や用語の使い方は別にしても、そう変わらないものだと思っ...全文を見る
○高木国務大臣 今御指摘のありましたように、既に九三%の児童が三十五人学級で勉強しておるという事実もあっております。  私どもはこれの制度化について今回取り組むわけでありますが、これは、国が財政措置を行うことが可能になるということで、既に少人数学級を実施しておる都道府県であって...全文を見る
○高木国務大臣 今回の三十五人以下学級においては、今さら申し上げるまでもなく、教師が一人一人の子供たちと向き合う時間を確保する。そういう意味では、きめ細かい指導が可能になる、このことは質の高い教育につながる、このように確信をいたしております。  同時に、今回の改正の中にも、都道...全文を見る
○高木国務大臣 池坊委員が少人数学級に取り組む熱意を改めて感じております。  今御指摘の特別支援学級の加配措置についても、我々としては、今回の制度改正によってその制度上の確保がしっかりできていくものだと思っておりますし、これからもひとつ、一人一人の児童と向き合う教師の時間をとる...全文を見る
○高木国務大臣 宮本委員にお答えをいたします。  今御指摘の新聞報道にありましたように、代替教員が間に合わずに一定期間欠ける実態があるということについては、幾つかの教育委員会から聞いております。
○高木国務大臣 子供たちに適切な教育を行うとともに、他の教員の勤務負担を軽減する観点等からは、必要に応じて代替措置が行われることが重要であります。各教育委員会においては、適切に対処をしていただきたいと考えております。  例えば、今御指摘にありました大阪府の教育委員会の取り組みの...全文を見る
○高木国務大臣 教職員の配置につきましては、御承知のとおり、任命権者である教育委員会がその職務、責任のもとにおいて人事管理をする問題である、したがって、各教育委員会において適切に地域内の実態を把握して対応していただきたいと思っております。  いずれにいたしましても、さまざまなケ...全文を見る
○高木国務大臣 毎日新聞の記事にあります平成二十二年五月一日現在の公立小中学校の教員数については、誤りはありません。
○高木国務大臣 平成十七年度の正規教員の数は約五十九万七千人、平成二十二年度の正規教員の数は約五十八万九千人となっております。六年間で、約八千人減少しております。  また、全教員に占める非常勤講師を含む非正規教員の割合については、平成十七年度一二・三%、平成十八年度一三・二%、...全文を見る
○高木国務大臣 学校教育を適切に行っていくためには、教育活動の状況あるいは地域の実情に応じて、各教育委員会において、正規教員や臨時的任用教員、非常勤の講師を適切に配置していただくことが必要であると考えております。  また、文部科学省といたしましては、今国会提出の義務標準法の改正...全文を見る
○高木国務大臣 適切な状況について、各都道府県教育委員会ともに、私どもは努力をしていかなければならないと思っています。
○高木国務大臣 例えば学級担任が産休とか育休の場合、その代替として臨時的任用教員が採用される場合もありまして、学級担任に正規職員を充てるか、臨時的任用教員を充てるか、先ほど委員もいみじくも原則としてという話がございましたが、その学校の状況等に応じて校長が適切に判断していただくこと...全文を見る
○高木国務大臣 非常勤講師というのは、言うまでもなく、時間当たりで報酬が支払われるわけでありますので、その勤務時間によっては収入が低い場合があるということは承知をしております。  なお、非常勤講師の授業一こま当たりの地方交付税上の単価は二千六百五十円となっております。非常勤講師...全文を見る
○高木国務大臣 正規教員をどのように配置するかは各都道府県教育委員会において適切に判断をされるべきものだと思っております。そういう中で、今国会提出の義務標準法の改正案によっては、小学校一年生については、三十五人以下学級に基づく四千人の教職員定数が児童数に応じて自動的に措置されるこ...全文を見る
○高木国務大臣 正規教員や臨時的任用教員、非常勤講師をどのように配置するかというのは、申し上げておりますように、各都道府県教育委員会で、地域あるいは学校の事情によって判断されるものと私は考えております。  ただいま指摘がありました総額裁量制の導入前で調査結果がある平成十四年度以...全文を見る
○高木国務大臣 国庫負担率の引き上げについては、国、地方の役割分担、税財源配分のあり方に極めて大きな影響を与えていくために政府全体として検討すべき課題である、このように私は認識をしております。  現在の義務教育費の国庫負担制度は、義務教育費の大半を占める教職員給与費について、国...全文を見る
○高木国務大臣 現行の地方公務員制度においては、正規任用と臨時的任用等の非正規の任用では、その採用の仕組みが異なっております。非正規の任用で一定年数を繰り返したとしても、正規任用とはなりません。地方公務員法の二十二条の中にもありますが、「臨時的任用は、正式任用に際して、いかなる優...全文を見る
○高木国務大臣 教員免許更新制の目的は、その時々に教員として必要な資質、能力が確実に保持されるよう、定期的に最新の知識、技能を身につけること、これにより教員が自信と誇りを持って教壇に立ち、社会の尊敬と信頼を得るようにすることである、こういう目的でございます。
○高木国務大臣 御指摘の調査は、平成二十一年四月から、制度導入から一年経過した時点で、教員免許更新制の効果について、更新の時期にはない教員や、学校長、保護者等も含め、幅広くアンケート調査を行ったものであります。  その結果においては、教員免許更新制の効果として、教員としての自信...全文を見る
○高木国務大臣 教員免許更新講習を実際に受講した教員による評価は、平成二十一年度、二十二年度とも、受講者の約九割が、講習内容に対して、よい、大体よいとの好意的な評価をしております。教員免許更新制はその目的に沿った運用がなされていると考えられます。  また、御指摘の教員免許更新制...全文を見る
○高木国務大臣 外国人からの献金についてどう考えるかということでございます。  御承知の政治資金規正法第二十二条の五においては、「何人も、外国人、外国法人又はその主たる構成員が外国人若しくは外国法人である団体その他の組織から、政治活動に関する寄附を受けてはならない。」とされてお...全文を見る
○高木国務大臣 現状は今述べられたとおりでございますが、もしという話です。私としては、その状況について今頭にありませんので、差し控えさせていただきたいと思います。
○高木国務大臣 不測の事態というのは、我が国の国民の生命財産にかかわる事態、国の安全保障の観点から、国内において国民がそういうものに脅かされる、そういう事態だと思っております。
○高木国務大臣 昨年の十一月二十三日、あの事態を改めて想起してみますと、まさにあの砲撃という事実は、我が国にとっても一体これからどうなっていくのかという、まさに我が国の安全についても大きくかかわる事態だ、私たちはそういうふうに考えておりました。
○高木国務大臣 それは、北朝鮮という、韓国に対するあの砲撃、これはまさに我が国に対しても、あくまでも近隣でありますから、そういう事態も安全保障としては当然考えられることでありますから、国内において国民の生命財産に対する影響を考えて、その事態に対してこういう措置をとったわけでありま...全文を見る
○高木国務大臣 改めて、何度も答弁をしておりますが、先般の北朝鮮の砲撃は国家の安全にかかわる事態であり、このため、国内において政府を挙げて情報収集に努めるとともに、不測の事態に備えて、国民の生命と財産を守るため万全の態勢を整えるという見地から、例の手続を一たん停止したわけでありま...全文を見る
○高木国務大臣 いわゆる朝鮮学校に対して審査をし、指定するか、こういうことに当たっては、外交上の配慮ではなくて教育的観点から客観的に判断をする、この考え方は変わっておりません。
○高木国務大臣 審査、指定に当たっては、政治、外交的配慮ではなくて、あくまでも教育的見地に立って判断をするということについては、変わっておりません。  ただ、思い起こしていただきたいのは、あの昨年の十一月二十三日の当時の状況、我が国、我が国民の思い、これを考えると、まさに事態と...全文を見る
○高木国務大臣 改めて申し上げます。  先般の北朝鮮の砲撃は、国家の安全にかかわる事態であって、このため、我が国の国内において、政府を挙げて情報の収集に努めるとともに、不測の事態に備えるために、国民の生命、安全を守るための万全の態勢を整えるということで、政府としてはこの手続を一...全文を見る
○高木国務大臣 この件については、国会においても賛否両論、意見があったところでございます。  その上に立って、私どもとしては、手続の規程を昨年の十一月五日に決めました。当時の状況は、それによって指定手続をする、そういう考え方がありましたけれども、思わぬ予想外のあのような事態にな...全文を見る
○高木国務大臣 小学校の英語教育については、新しい学習指導要領に基づいて、五年生、六年生、年間三十五単位の時間で外国語活動を平成二十三年度から導入することとしております。  私どもとしましては、午前中も御議論がありましたように、これから我が国の世界における立場を考えると、やはり...全文を見る
○高木国務大臣 御指摘の点はきっちり受けとめさせていただきます。  あらゆる方策を練って、効果的な英語教育について、今後とも各方面の声も聞きながらやってまいりたいと思います。
○高木国務大臣 枝野官房長官が先日の予算委員会で答弁をいたしました。当然、私も内閣の一員でありますし、その場にも出席をしておりましたので、承知をしております。これは共有しております。  ただ、私たちとしては、国内において情報収集をしながら、国民の生命、安全を守るための態勢をとる...全文を見る
○高木国務大臣 今何か私の聞き違いかもわかりませんけれども、テロなんという言葉も使われたんじゃないでしょうか。(松野(博)委員「岡崎さんが使っていますね」と呼ぶ)私はそのことについて言及をしたつもりであります。
○高木国務大臣 これは前国家公安委員長が国会で答えた答弁でありますから、当然私もその場におりましたから、この点については、私は考え方、認識は持っております。
○高木国務大臣 私としては、先ほどのお話の中でテロが出てまいりましたからそれについて私は言及したわけでありまして、問題の本質は、私どもの国民の生命財産の安全のために朝鮮学校の手続の停止をしたと、こういうことを申し上げた、このことであります。
○高木国務大臣 今御指摘のとおりでございますから、それは事実関係だと思っております。  私としては、あくまでも、昨年の十一月二十三日、あのことを頭に置いて今の状況がある、私はそのように思っております。
○高木国務大臣 私はその考え方は持っておりません。(松野(博)委員「先ほど意見を共有しているという……」と呼ぶ)
○高木国務大臣 そういうことは承知をしておりますということを私は申し上げたつもりです。その後の答弁で、私はそういう考え方は持っていないということを考えた。
○高木国務大臣 そういうことでございます。  その説明において、私はそういうことには及ばないということでございます。
○高木国務大臣 私は、これは、政務三役は、最終的には我々議論して決定するわけでありますが、意見が違う者はあってもおかしくないと思いますよ。議論は議論として、そして最終的には一つの方向にまとまる、こういうことでございますから、たびたび問題によっては見方、見解の違う場合はあってもおか...全文を見る
○高木国務大臣 私は、今の状況は停止をしている状況ですから、停止をしているのは事実でございます。その間、いろいろな御意見がある中で、議論としては当然あっていいのではないかと思っております。
○高木国務大臣 何度も申し上げますけれども、この不測の事態との表現はいろいろそれぞれの仕方があるかと思っておりますが、いずれにしても、北朝鮮の砲撃が端緒として国民の生命財産を脅かす、こういう事態を想定したものでございまして、これは今でも変わっておりません。  その上で私どもは、...全文を見る
○高木国務大臣 今、委員の御意見を静かに聞いておりまして、委員のおっしゃられたことについて、私としてはさらさらそういう考え方には立っていない、むしろある意味では大変なことを申されたなと、このように私は思っております。
○高木国務大臣 今のせっかくの御意見でございますが、それぞれそれは民主主義の世の中ですから、御意見はさまざまにあることは承知をしております。  今、誤解を招く、そういう意見でございましたが、少なくとも私が知る限りにおいては、そういうことを聞いたことはありません。今個々の議論の場...全文を見る
○高木国務大臣 私としては今申し上げたとおりでございまして、おっしゃられたように、人権問題とか、あるいはそういうことなんというのは非常に大事なことですよ。私としては、そんなことはさらさら考えておりません。率直な意味で不測の事態と申し上げてきました。
○高木国務大臣 永岡委員にお答えをいたします。  新しい公共とは何か、こういうことでございます。平成二十二年の六月の四日に「新しい公共」円卓会議というのが開かれ、そこで決定された言葉が「新しい公共」宣言ということであります。  その中で、新しい公共とは、支え合いと活気のある社...全文を見る
○高木国務大臣 先ほどは失礼いたしました。  永岡委員にお答えをいたします。  きょうも地震があったことは今お話がありました。阪神・淡路大震災はもとより、我が国は大変地震の多い国でございます。海外においても、ニュージーランド、そして先般は中国の四川省、こういうところで、特に学...全文を見る
○高木国務大臣 臨時的の任用職員などの正規に任用されていない教員については、当然のこととして、教員としての必要な資質並びに能力を有する者、これが任用されることは言うまでもありません。  また、正規に任用されていない教員の数を減らすべきだ、こういう御指摘がございます。正規教員や臨...全文を見る
○高木国務大臣 今、委員はそれぞれデータを踏まえての御指摘でございまして、私どもも憂慮しております。  原因は何かということを我々も考えておりますけれども、教員の精神疾患として各教育委員会から聞いたところによりますと、長時間労働によるストレス、あるいは保護者や地域住民の要望や期...全文を見る
○高木国務大臣 平成二十一年度の懲戒処分を受けた教員の中で、わいせつ行為については百五十三名という状況が今お話がありました。  文部科学省といたしましては、このようなことはあってはならず、厳正に対処しなきゃなりませんし、各教育委員会に対して改めて徹底した指導をお願いすることにし...全文を見る
03月09日第177回国会 参議院 予算委員会 第5号
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○国務大臣(高木義明君) 長沢委員にお答えをいたします。  御指摘の件は、義務標準法の改正とともに、少人数学級、新しい年度から小学校の一年、三十五人以下学級をするという政策でございます。  現在、各都道府県の教育委員会におきましては、平成二十三年度政府予算案及び義務標準法改正...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) 教職員の給与につきましては、三分の二が都道府県、三分の一は国費と、こういうふうになっております。  今、私どもとしましては、歳入欠陥が生じないように、何としても御理解をいただいて御審議をいただきたい、このように考えるところでございます。
03月10日第177回国会 参議院 文教科学委員会 第1号
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○国務大臣(高木義明君) 文部科学大臣の高木義明でございます。  所信に先立ちまして、先日、ニュージーランドにおいて発生した地震について申し上げます。  この度の地震により亡くなられた方々に心から哀悼の意を表します。いまだに安否不明の方が多くおられるなど、御家族、関係者の御心...全文を見る
03月11日第177回国会 参議院 決算委員会 第3号
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○国務大臣(高木義明君) 藤谷委員にお答えいたします。  藤谷委員は、かねてから教育問題には非常に積極的なお取組をされております。とりわけ、私立学校の環境整備につきましても御提言をいただいております。  御指摘のように、私立学校施設の耐震化に対する補助事業では、構造耐震指標、...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) 野上委員にお答えをいたします。  二月七日の月曜日に、御指摘がございましたように、上野通子参議院議員から提出されました質問主意書、高校無償化に伴う私立高校の授業料等の値上げについての件でございました。  文部科学省としては、私立高校の許認可を行う都道...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) お答えをいたします。  学校施設の安全確認、極めて重要な観点でございます。  文部科学省としましては、今年度予算においても重点的に計上しております。その結果、公立小中学校の耐震化率は平成二十一年四月の時点で六七%でありましたが、平成二十二年四月の時点...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) 本予算につきましては、昨年の六月、概算要求を決める前で一回調査をいたしました。今回、例年同様、二月に調査いたしましたが、御指摘のとおり、かなり多くの要望が出ております。  我が省としましても、この状況を踏まえて、まだ最終的な集計をしておりませんけれども...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) 安全性の案件については認識をしておりますが、この中で更に精査をして、私たちとしてはできるだけ危険性のある校舎についての耐震化を工夫をしながら、予算の工夫をしながら取組を進めていきたいと思っております。
03月22日第177回国会 参議院 予算委員会 第7号
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○国務大臣(高木義明君) 浜田委員にお答えをいたします。  東北地方太平洋沖地震によって生じたこの福島第一原子力発電所の事故については、今現在、政府を挙げましてその収束を一日も早く達成するように全力を挙げておるところでございます。  この事故による原子力損害の賠償についてのお...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) 委員御指摘のとおり、そういう法的な裏付けはございますが、何はさておきましても、被害の状況、そしてその原因について把握をした上で、被害者救済というものを大前提に置いて万全を期していきたいと思っております。
○国務大臣(高木義明君) 原子力事業者の賠償と、それから政府の措置としての賠償というのがございますが、言われるところの原子力事業者による賠償については、原子力発電所の場合、一事業所当たりその限度額は千二百億円というふうに承知をしております。
○国務大臣(高木義明君) 御指摘のとおり、この賠償責任というのは、これはもう既に政府を代表して枝野官房長官が昨日も記者会見でも述べておりましたとおり、一義的には原子力災害に起因のものでありますので、まずは東京電力、事業者が責任を持っていただくと、こういうことでございます。  そ...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) 先ほどはジェー・シー・オーの臨界事故の話がございました。このときは、当時の科学技術庁に設置をされました原子力損害調査研究会におきまして、原子力損害の賠償に関する法律の賠償の対象と認められる損害の範囲とかあるいは算定方法などについて検討が行われております。...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) そういうことも一部考えておかなきゃならぬと思っておりますので、協議を進めて対応してまいりたいと思っております。
○国務大臣(高木義明君) 福島党首にお答えをいたします。  既に私どももこの災害の大きさを感じながら、それぞれの大学関係者についても通知を出して善処を求めております。例えば、三月の十二日には入学手続期間の延長あるいは授業料等の徴収猶予、減免、また三月十四日は日本学生支援機構の緊...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) 今回のように広範囲に放射性物質が飛散をされておるという状況下の中で私たちが取るべきものは、どれだけの地域で大気への拡散あるいは地上への降下があるかということを見極めることがまず第一。  そのために、我々としては、まずは全国の空間放射線量の量率、そして大...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) いわゆるSPEEDIのデータにつきましては、文部科学省のみならず、原子力安全委員会あるいは関係機関とも共有をしております。したがいまして、特に原子力安全委員会においては、我が文部科学省で実施したモニタリング、これによって得られた資料をもってそれがどのよう...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) 今、役割分担として、私どもがモニタリングをする、そして原子力委員会でその評価をする、こういう体制の統一化が図られておりますので、我々としては、調べたものについては速やかに公表し、そしてこういった国民の不安解消に取り組んでいく、そういうことで今やっておりま...全文を見る
03月23日第177回国会 衆議院 文部科学委員会 第3号
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○高木国務大臣 委員長からのお尋ねでございます。  田中委員長は、お話にもありましたように、閣僚経験もされておりますし、長い間、与党の立場で、とりわけ災害復興に対しては多大なる貢献をされた方でございます。私が今さら言うまでもございませんで、今、私としては、国の緊急事態である、ま...全文を見る
○高木国務大臣 委員御指摘の災害対応として最も大事なのは、現地対応だろうと思っております。政府としては、現地の状況を的確に把握をする、そして最大の支援体制を整える、このことにあろうと思っております。  同時に、被災の皆さん方または国民の災害の不安の解消についてもしっかり努めてい...全文を見る
○高木国務大臣 近くは阪神・淡路そして新潟中越地震、そして私も、みずから身近な長崎の大水害、雲仙・普賢岳の火砕流災害、こういった大きな災害では、今委員御指摘のとおりに、いわゆる原形復旧か改良復旧かという議論が必ずつきまとうものでございます。非常に大事な点ではありまして、公立学校の...全文を見る
○高木国務大臣 被災した私立学校施設の復旧についてでありますが、今回の災害が激甚災害に指定されておりますので、私立学校施設についての災害復旧費補助としては、復旧に要する工事費の二分の一の国庫補助を行うことができるとなっております。また、残りの経費については、日本私立学校振興・共済...全文を見る
○高木国務大臣 この災害の状況を日々把握していくごとに、その大きさ、そして、まさにこれまでになかった非常な状況を私も感じます。ゆえに、これに対する災害復旧の経費というのも、ある意味では予想のつかないぐらいではないかなと思っております。そういう意味で、文部科学省としましては、補正予...全文を見る
○高木国務大臣 富田委員にお答えいたします。  私ども、テレビや新聞で報道される事実については、それに目をみはり、あるいは心を揺さぶられるということがあるんですが、テレビや新聞で報道されていない被災地、まだまだたくさんあられるし、さまざまな困難や苦しみがある、そういうふうに思っ...全文を見る
○高木国務大臣 いよいよきょうの午後から義務標準法の改正案についての審議をいただくわけでございます。  今御指摘ありましたように、文部科学省としては、被災した学校あるいは都道府県、そして児童生徒を受け入れた学校あるいは都道府県、そういった要望を踏まえて加配定数を措置するなど、可...全文を見る
○高木国務大臣 今回の地震津波災害によって、新卒者の内定状況に影響が出ることが懸念をされております。私は、このような災害であればこそ、被災者の皆さん方にもやはり夢と希望を与えなきゃなりませんので、採用取り消しなんということは一切ないようにお願いをしたいと思っております。  その...全文を見る
○高木国務大臣 委員が御指摘のとおり、二十四年度の入社の新卒者の採用選考活動に支障が生ずる可能性があって、既に幾つかの大手企業では、エントリーシートの締め切りをおくらせる対応を、柔軟な採用選考活動の動きがあるのを承知いたしております。  したがいまして、先ほども述べましたように...全文を見る
○高木国務大臣 この問題は、これまでの衆議院、参議院の予算委員会などでも指摘をされておりまして、震災直前の参議院の決算委員会でも各党からそのような指摘もございました。まさに備えあれば憂いなし、こういうこともありますから、特に耐震の事業については、最重点課題として取り組まなきゃなら...全文を見る
○高木国務大臣 文部科学省関係の人的被害の状況については、都道府県教育委員会などからの報告をもとに情報を集約し、既に掲載をしておるところでございます。そのうち、行方不明者の項目が不明となっているのは、岩手県、宮城県、福島県からの公立学校における状況が不明であるとの報告を受けておる...全文を見る
○高木国務大臣 現在、被災の甚だしい県教育委員会においては、児童生徒や教職員の安否や学校施設の安全性の確認、さらには避難場所となっている学校において、避難した住民への対応等を行っておるところでありますが、御指摘のように、自宅あるいは住居を失った児童生徒や教職員の数については、残念...全文を見る
○高木国務大臣 まさに生活物資とともに、子供たちにとって、児童生徒にとって学用品、本などは今必要になっております。特に、四月中旬から、学校再開に向けて必要になるものであります。  したがいまして、私どもも、被災地においてそれぞれの自治体の要望にこたえて、全日本文具協会あるいは日...全文を見る
○高木国務大臣 委員から、それぞれの避難所において、先ほどは生徒などの事例、そして今は教職員の皆さん方の事例、まさに心を打たれるところがたくさんございまして、そういう真摯な対応には心から敬意を表し、感謝をしたいと思っております。  被災した県の教育委員会では、県内の被災地域以外...全文を見る
○高木国務大臣 被災した児童生徒の心のケアのための臨床心理士の派遣についてでありますが、派遣予定人員としては、宮城県に三十四人、福島県に二十二人、茨城県に五人、そして愛知県、これは被災児童を受け入れたところでございますが五人、仙台市に七十八人、百四十四人に上っております。
○高木国務大臣 今回の災害によって必要となった学用品については、これも先ほども申し上げましたように、災害救助法に基づいて、必要な費用については都道府県が支弁をし、そしてその一部を国が補助するということにされております。  小中学校に対する就学援助については、被災地において就学困...全文を見る
○高木国務大臣 被災した児童生徒の受け入れについては、三月十四日付で、可能な限り弾力的な取り扱いをし、速やかに受け入れる、これについて通知を発出し、そしてまた周知をしたところでございます。文部科学省としては、各都道府県教育委員会における転入学、この弾力的な受け入れ、そして、被災地...全文を見る
○高木国務大臣 先ほども鈴木副大臣が答弁をいたしておりますが、今御指摘のとおり、私たちは柔軟に対応していきたいと思っております。
○高木国務大臣 被災した主な県の教育委員会においては、これは福島県、岩手県においては、一部の人事異動の時期を延期するということが工夫をされております。また、福島県の、これは管理職のみでありますが、宮城県においても、今年度の退職予定者を一定期間継続して勤務できるようにする。また、こ...全文を見る
○高木国務大臣 私立学校については、今回、激甚災害に指定をされたこともありまして、私立学校施設災害復旧補助として二分の一の国庫補助を行うことができると。また、残りの経費については、日本私立学校振興・共済事業団による長期、低利の融資、貸し付けの対象になる、こういう制度の中で対応しな...全文を見る
○高木国務大臣 この震災の厳しさ、こういう中で、内定の取り消しという懸念がされております。宮本委員も、これまでも学生等の就職問題についてはいろいろ御議論いただきました。私どもも、このような新卒者の雇用に係る問題が発生しないようにしていくことが大事だと思っております。  そのため...全文を見る
○高木国務大臣 このたび政府から提出いたしました公立義務教育諸学校の学級編制及び教職員定数の標準に関する法律の一部を改正する法律案について、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  少子高齢化やグローバル化が急速に進展する中、知識基盤社会の到来を迎えた現代にあって、学...全文を見る
○高木国務大臣 まさにこの災害は、これまでも阪神・淡路あるいは新潟中越地震など、地震としての大きな災害がございました。これもそうなんですけれども、それ以上に、大きな津波というものが加わりました。あるいはまた、原子力発電所もこのような事態になりました。そういう意味では、大変な事態、...全文を見る
○高木国務大臣 災害の対応、今、あしなが育英会の御紹介もございまして、まさに官民総ぐるみで対応しなきゃならないと思っております。特に、民間の皆さん方のそのような自主的、自発的な取り組みについては、心から敬意を表したいと思っております。  今後の課題について、まず、経済的な負担を...全文を見る
○高木国務大臣 義務教育国庫負担、これは一〇%カットすべきではないと今でも思っておりますが、政府の予算編成の基本方針、一部の経費を除き前年度予算の一〇%を縮減する、なお、元気な日本を復活させるための施策に予算の重点配分を行う仕組みとして元気な日本復活特別枠による要望ができる、こう...全文を見る
○高木国務大臣 二十三年度の概算要求については、平成二十二年の七月二十七日に閣議決定をされております。この点につきましては、先ほど申し上げましたように、一部の経費を除いて、新年度予算の一〇%縮減を方針として打ち出しております。その一方で、先ほどもありましたように、元気な日本復活特...全文を見る
○高木国務大臣 この少人数学級については、文部科学省としては、既に昨年の二月以来、教育関係団体からのヒアリングを行っておりますし、少人数学級の推進についての検討をずっと進めてまいりました。そして昨年の三月には、中央教育審議会初等中等教育分科会において審議が始まりました。そして、昨...全文を見る
○高木国務大臣 災害の復興財源は、これはもうはかり知れないほどのものであろうと、これは推察をいたします。その中で、過去の事例を考えてみても、当然、補正予算というのが極めて重要な段階になってくると思っております。  高校無償化については、既にこれは恒久法として成立をしておりまして...全文を見る
○高木国務大臣 仮定の話でございますけれども、私としては、義務教育の国庫負担は国が措置をすることは当然だとこのように思っておりますので、予算編成の基本方針についてはそのような姿勢を堅持すべきものであると、このように考えております。
○高木国務大臣 確かに、下村委員御指摘のとおり、本日この委員会で趣旨説明ができて、そして審議入りしたということは、野党の皆さん方の格段の御理解と御協力だと思っております。改めてお礼を申し上げたいと思っております。  ただでさえ衆参のねじれ状況ですから、私どもが提出を予定した法案...全文を見る
○高木国務大臣 鈴木副大臣からも述べられておりますように、また馳委員、教職に立たれた経験もあり、非常に詳しい立場からの御意見でございますが、私どもとしましては、再来年度においても概算要求について、義務教育国庫負担についてはシーリングにかけるべきではない、こういう姿勢を堅持したいと...全文を見る
○高木国務大臣 このたびの災害は、まさに国難と言えるほど非常なものでございました。今なお家族と離れ離れになって、あるいはまた肉親を失ってまさに途方に暮れておる子供たち、あるいは一方で、頑張らなきゃならぬと元気を出して、ボランティアあるいは皆さん方のお世話をしておる生徒たちの姿をい...全文を見る
○高木国務大臣 この少人数学級につきましては、昨年以来、中央教育審議会の提言など、また、多くの学校関係者の皆さん方の要望も踏まえて、私どもとしては、ぜひ少人数学級の実現を果たしたいということで議論をしてまいりました。そして、予算編成時期においては、残念でございますが、小学校一年と...全文を見る
○高木国務大臣 池坊委員の御指摘のとおりに、この少人数学級の実現については、公明党としても、義務教育、小学校、中学校まですべてを目標にしておるということは十分承知をいたしております。私どももそのようなことを当然目指しておりますが、残念ながら、昨年末の予算編成の最終的な場面では、小...全文を見る
○高木国務大臣 私どもとしましては、安定性、確実性の見地からも、法律で担保できる基礎定数をまずはしっかり確保するということが一つ。同時に、加配定数というのも、それぞれ地域の事情にかんがみて制度として今日までやってまいりました。そういう意味では、それぞれの地域の実情に合ったという柔...全文を見る
○高木国務大臣 この加配措置につきまして、特別支援教育関係では、平成二十三年度予算案において、小中学校などにおける通級指導実施のための加配定数を四千三百四十人、特別支援学校における特別支援教育コーディネーターを四百一人計上しております。また、小学校における理科の専門的指導について...全文を見る
○高木国務大臣 平成二十二年度では六十四市町村で、県の学級編制基準を下回る独自の少人数学級が実施されております。  今回の法改正においては、市町村教育委員会が地域の事情あるいは学校の状況に応じて弾力的に学級編制を実施できるようにするために、都道府県教育委員会が定める学級編制の基...全文を見る
○高木国務大臣 六十四市町村でございまして、全市町村からすると少ないと思っております。
○高木国務大臣 したがって、今まではそういうことが法的に根拠としてなかったわけでございます。今回そのようなことを法律としてしっかり書けば、私はこの六十四の市町村はかなりふえてくるのではないかと、このように思っております。
○高木国務大臣 今回、私どもはそのようなことを法律として担保しようとしております。ただ、同時に、教育委員会に周知徹底を図ることも重要でございます。  その上で、よりしっかりした法的な担保をとるべきだという御意見があることは承知をしておりますが、これについては、これからの御議論の...全文を見る
○高木国務大臣 災害の状況下での日本人のすばらしさについて御紹介もございました。私も同感でありまして、今日、我が国が世界の中で一定の存在感を示し、そして信頼をされる、これは、先人の教育にかける熱い思い、このたまものだと私も思っておりますし、また、現在、我々がこのような立場におる状...全文を見る
○高木国務大臣 世界の少人数学級の現状ということでございます。  平成二十二年七月の中教審の提言において、学級規模の諸外国との比較についてでございます。まず一番目には、一学級当たりの児童生徒数は、OECD平均が二十人程度であるのに対して我が国は三十人前後であること、二つ目には、...全文を見る
○高木国務大臣 我が国の一学級当たりの児童生徒数は、二〇〇八年において、小学校で二十八・〇人、中学校で三十三・〇人であります。OECD参加三十二カ国中、小学校では三番目、中学校では二番目に多いという状況です。  我が国においては、平成三年に四十人学級が完成して以降、いわゆる加配...全文を見る
○高木国務大臣 少人数学級の推進については、児童生徒の一人一人に目が届く、よりきめ細かな指導に一定の効果を上げている、こういう御指摘もございます。
○高木国務大臣 中教審の提言では、三十五人以下に学級の規模そのものを縮小する、少人数指導等の教職員定数については引き続き措置をする、こういうことを私たちとしては対応しておるところであります。
○高木国務大臣 これにはいろいろな理由があるかと思っておりますけれども、やはり大きくは財政的な理由ではないかと思っております。
○高木国務大臣 現在、すべての都道府県において何らかの形で少人数学級というのは取り組まれており、児童生徒、保護者、学校現場からも一定の評価を得ているものと私は思っております。  文部科学省として把握しておるデータでは、他の県に先駆けて少人数学級を導入している秋田県や山形県におい...全文を見る
○高木国務大臣 秋田県では、小学校一、二年生及び中学校一年生において、学年二学級以上の学校で三十人程度学級を実施しております。また山形県では、小学校の全学年、中学校の一、二年生において、児童生徒が六十七人以上、学年が二学級以上の学校で、市町村教育委員会からの要望に基づき、二十一人...全文を見る
○高木国務大臣 我々としては、長い間、多くの現場の皆さん方の理解と協力の中で今日があるわけでありますけれども、いじめあるいは不登校など、また子供を取り巻く大変な教育環境からして、やはり少人数学級がどうしても必要だという熱い思いがあり、長年の念願でございましたが、私たちとしては、教...全文を見る
○高木国務大臣 御指摘のスター計画というのは、一九八五年から一九八九年の五年間にわたって、幼稚園から小学校第三学年の四年間について、米国のテネシー州において、学級規模が児童生徒に与える影響について実験的研究を行ったものであります。  この研究では、まず一つは、小規模学級、これは...全文を見る
○高木国務大臣 文部科学省が平成二十二年に行った「今後の学級編制及び教職員定数の在り方に関する国民からの意見募集」においては、小中学校の望ましい学級規模として最も多く挙げられたのは二十六人から三十人であり、その意見は、学級規模に関する意見のうち六一%を占めております。  また、...全文を見る
○高木国務大臣 どの程度が一番理想かというのは、いろいろ議論があるところでございます。  私どもとしましては、OECD主要国に負けない地位を目指すべきだと思っておりますし、まずはできるところから、第一歩として、今回御提案を申し上げた三十五人以下学級を着実に進めていこう、こういう...全文を見る
○高木国務大臣 この件については、昨年の二月以来、学級編制、教職員の定数のあり方については、専門家の皆さん方やあるいは有識者からのヒアリングをしておりまして、この標準は三十人または五十人に見直すべきだ、こういう意見が大勢を占めておりました。また、中央教育審議会における審議は、昨年...全文を見る
○高木国務大臣 失礼をいたしました。  三十人または三十五人に見直すべき、こういうことでございますので、訂正をいたします。
○高木国務大臣 それはそうでございます。
03月24日第177回国会 参議院 文教科学委員会 第2号
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○国務大臣(高木義明君) 今日時点で教育委員会と連絡が取れないことは、三県ともありません。それぞれ連絡は取れる状況になっております。
○国務大臣(高木義明君) 今お話がありましたように、今回の東北地方太平洋沖地震のまさに規模の大きさ、甚大さ、そして範囲の広さ、これはまさに未曽有であろうと思っております。  近くには新潟県中越地震あるいは中越沖地震などもございました。私も自ら体験したのは、長崎県における平成三年...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) 必要な情報、そして教訓、経験、これは是非生かさなきゃなりませんので、あらゆる立場の方々と意見交換をして、とにかく速やかに的確な対応をしなきゃならぬ、こういう気持ちでございます。
○国務大臣(高木義明君) 今文部科学省で把握をしておることについて、先ほども教育委員会との連絡の状況について説明をいたしました。  なお、補足をいたしますけれども、機能が低下をしておる市町村の教育委員会として、例えば岩手県の陸前高田市においては、教育長を含め事務局職員の多くは安...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) 御指摘の件につきましては、私も微力ながら阪神・淡路大震災のときに方々の避難所も回らしていただいた思い出がございます。確かに学校施設を避難所に使っておるところがほとんどでございまして、ゆえに、それらの施設の管理運営に非常に精通をしておる校長始め先生方がそこ...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) 私もそのように思っております。
○国務大臣(高木義明君) 今回の災害のまた一つの大きな特徴は、予想をはるかに超えた大きな津波によっての被災ということも、多くの方々がお亡くなりになり、そしてまた行方不明者は今なお大勢の方がおられるということでありましょう。そういう中で復興が進みますと、今ある学校で学校が再開できる...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) 結論から申し上げますと、柔軟な対応について私は前向きに考えなければならぬと思っております。
○国務大臣(高木義明君) 私ども今国会に提案をしております平成二十三年度の予算については、当然ながら我が国の新たな成長のためにはやっぱり人材の育成というものが大きな基盤になることは言うまでもありませんで、必要な教育、科学、文化、スポーツ、そういった予算をお願いをしておるところでご...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) 今お話をお聞きしまして、また、災害というのは言わずもがな忘れたころにやってくると。全く今朝のことでは考えられないことが起きるわけですから、それぞれ人様々に、またそれぞれの地域、家庭で様々の予想外のことが起きてそれに対応せざるを得ない。  そういう意味で...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) お話がありましたように、今回の災害を通しても、いやまた、まだまだ長期化も予想されている中で、悲しいこと、苦しいこともございます。しかし、その中で、歯を食いしばってこれを乗り越えよう、そして助け合いの精神で人々を救おうと、こういう貴い人たちの集まり、私は、...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) SPEEDIの指摘がございました。  これは、当然にして国民のために活用されなきゃならないものだと私も思っておりまして、今回の災害の中で私どもは災害対策本部として一元的な組織の中で対応をしていく、まさにそれは速やかな広範囲の対応でございます。  そう...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) 私どももモニタリングで毎日、これ全国のものを含めて収集をして、それを原子力安全委員会、もちろんいわゆる内閣においての対策本部にも上げております。したがって、今後とも必要に応じて原子力安全委員会において活用されて、情報が国民の下に出されると私は思っておりま...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) それは私は承知をしておりません。まさに発電所そのものが大変な様相でございました。したがって、先ほども申し上げましたように、まさに元がああいう状況でございました。そういう中から、ようやく風向き等がありまして、私たちとしてはモニタリングができたということでご...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) 初めにも申し上げましたとおり、私どもとしてはモニタリングをするということが私たちの使命でございまして、これは速やかに原子力安全委員会あるいは官邸には届けております。それはまさに原子力安全委員会の中での御判断ではなかったかと思っております。
○国務大臣(高木義明君) 御指摘の点は、まさに教職員免許更新制についてでありますけれども、第一グループ、御存じのとおり、法改正施行日は平成二十一年の四月一日でありましたから、今年の三月三十一日が最終期限となっております。  この第一グループの現教職員のうち、昨年の八月末から九月...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) おっしゃるとおりでございますので、できるだけ早く、もう間もありませんけれども、是非そういうことをしていただきたいし、我々も早く把握をするようにしております。
○国務大臣(高木義明君) このような被災の現実がありますので、文部省としては各都道府県の教育委員会にあてて、いわゆる第一グループで修了確認期限の二か月延期を行っている者について、こういう方は代理申請も可能なことを考えておりまして、この辺についてはしっかり被災者の現状をお聞きしなが...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) 今高校無償化の件でございました。  特に私立高校に対しましては、就学支援金として公立高校の従来の授業料額と同等の額を支給しております。そして、加えて、低所得世帯の生徒については、大体年収二百五十万未満程度の世帯には二倍額を、そして年収約二百五十万から三...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) 先ほど現状について鈴木副大臣から報告がありましたけれども、特に熊谷委員におかれましては、宮城県という地元の被災で、まさに計り知れない御苦労、また悲しみもおありだと思っておりまして、お見舞いを申し上げたいと思っております。  私どもとしましては、これまで...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) 今、三月二十三日現在、文部科学省として把握をしておるところでは、公立小学校、中学校、高校、特別支援学校は四百二十三校が避難所として使用されておると承知をしております。
○国務大臣(高木義明君) 教職員の数は把握をしておりません。
○国務大臣(高木義明君) そのように認識をしております。
○国務大臣(高木義明君) 初動の期間というのは、今回の災害を見ましても様々な地域の事情もあると思っておりますので、私はケース・バイ・ケースで考えざるを得ないと思っております。要は、できるだけ早く本来の学校運営ができるような状況にいち早く戻すこと、これが私どもの大きな責務ではないか...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) 今の御指摘はまさに我々も懸念をしておりますし、またそうあってはならないと思っております。  ただ、しかし、被災によって相当なショックもあるでしょうし、あるいは、例えば転校したときの学校環境あるいは友人関係、多分にそのことが一つの苦労として考えられます。...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) 絶対に安全だということはあり得ないと、このように思っております。  今回の災害についても、政府の本部委員の一人として私も参画をしておりますけれども、とにかく、ある意味では最悪の事態を考えながら対応しておるというのが実情でございます。
○国務大臣(高木義明君) MOX燃料の点でございますが、この使用済MOX燃料については、使用済ウラン燃料より放射線が強く発生熱も高いので、貯蔵保管することの上で非常に危険性が大きいという懸念がまさに示されておりますが、原子炉内で生じる核分裂生成物の種類は基本的に同じであるという専...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) 御説のとおり、しっかり対応していきたいと思います。
○国務大臣(高木義明君) 経済産業大臣でありますけれども、もう経験豊かな草川委員のことでございます。御承知と思いますが、いわゆる原子力の防災体制あるいは安全規制において、いわゆる試験用、試験研究炉については文部科学省、実用発電炉においては経済産業省ということになっておりまして、今...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) 我が国の原子力行政、内閣府に設置されたいわゆる原子力委員会、これは原子力政策の基本方針を作る。原子力安全委員会が原子力安全確保の基本方針を提示をする。その基本方針の下で各省が分担をして原子力行政を実施しておる、こういう今仕組みになっております。したがいま...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) この度の災害は、過去の大震災の規模をはるかに上回る甚大な被害をもたらしておりますし、また広範囲にもわたっております。今は被害状況をしっかりと把握することが何より大事でありまして、当面する対応、救援活動も迅速化をしなきゃなりません。  ただ、今委員御指摘...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) 今委員の方から、心を一つにしてこの国難とも言える災害を乗り切るべきだというお言葉をいただきました。私も、そのことを踏まえて、これからも御提言などを受けながら対処してまいりたいと思っております。  お尋ねの、マニフェストへのこだわりがあるのではないかと、...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) 既に高校無償化は恒久法として制定をされまして、都道府県においても関連の条例も制定をされて、そして今既にそういうことで走っております。今これを変えるということは、新たなまた混乱ということも十分に考えられます。  また、この少人数学級についても、これはもう...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) 重要な子供たちの安全確保については、これは危険等の発生時のときに職員がとるべき措置の内容や手順を定めた危険等発生時対処要領というのを策定することとされております。これは、学校保健安全法第二十九条第一項に基づいてのことであります。  文部科学省としては、...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) これは促してまいります。
○国務大臣(高木義明君) これは言うまでもなく、震災発生当時からそのようなことをある意味では基本的な指導として当然やられるべきでありまして、改めて追った形で我々としては促してまいりたいと思います。
○国務大臣(高木義明君) 学校施設ですね、これは子供たちにとっても、特に正常な学校運営においては、ほとんどの昼間の時間、子供が過ごす場所でありますし、緊急災害時には地域の避難拠点となるものでございまして、私たちとしては、今回そういうふうなことが機能しておりますし、安全確保について...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) 教育費の負担軽減というのは非常に重要なことだと思っております。今委員が御指摘されました離島、特に離島の高校生のことであります。前回といいますか、昨年の本委員会においても御指摘もありました。私はそのことを十分承知をしておりまして、検討しております。まだしか...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) まず、今個別の名前が挙げられました。私としては、政治家たる者は、まさに自らの責任において言動するということでございますから、その進退については自らが決することになるであろうと。  ただ、私どもは、今御指摘のとおりに、子供たちに対しての我が国の領土、領海...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) この度、政府から提出いたしました展覧会における美術品損害の補償に関する法律案について、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  国民が優れた芸術作品を鑑賞し、文化芸術に親しむ環境の中で、豊かで活力ある生活を営むことは極めて重要です。しかし、美...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) 水落委員にお答えをいたします。  改めて申し上げますけれども、国内外の優れた芸術作品に国民が一人一人、より多くの方々が接する中で、文化的欲求を充足をする、そして芸術文化の振興を図りながら人間性の回復を図るという意味で非常に意義あることだろうと思っており...全文を見る
03月25日第177回国会 衆議院 文部科学委員会 第4号
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○高木国務大臣 室井委員にお答えいたします。  御指摘のように、教員が教育に集中できる環境をつくることというのはまことに重要でございます。今回の法改正においては、小学校一年の学級編制の標準を四十人から三十五人に引き下げることによって学級数がふえますので、これに伴って、四千人の教...全文を見る
○高木国務大臣 いわゆる小中一貫校を設置する市町村は、例えば、子供たちから学習上の負担を取り除く、あるいは人間形成上連続性を持たせる、またいわゆる地域社会、地域と一体となった学校づくりを進める、こういう観点から取り組みを進められていると私は承知をいたしております。  文部科学省...全文を見る
○高木国務大臣 下村委員にお答えしますけれども、まさに今みずから文教族と、そういう紹介もございまして、それだけに、これまで文部科学行政にはかなり深い見識をお持ちだ、そのように思っておりますが、私どもとしましても、震災という、かつてない、ある意味では本当に戦後初めての体験であるし、...全文を見る
○高木国務大臣 今、教員の資質の向上のために教員免許制度というのがあるんですけれども、私どもとしましては、また違った意見を持っておることも事実です。  ただ、これに対してどうしていくのがいいのかというのは、今、中教審に御議論いただいておりますので、非常に重要な問題です、この結論...全文を見る
○高木国務大臣 マニフェストには教員免許更新制については記述はありません。これは御理解ください。  それで、大事な問題ですから、今まさに専門家たる中央教育審議会で御議論をいただいておる。私たちはそのことを踏まえて判断をしていきたいと思っております。
○高木国務大臣 私は、義務教育国庫負担金は国が責任を持って対応すべきものだ、このように考えております。
○高木国務大臣 私どもとしましては、義務教育国庫負担金は、シーリングにかけるべきではない、これは当然国が措置をするものだ、このような立場は堅持をしております。
○高木国務大臣 平成二十四年の概算要求については、今後、政府としてその考え方を決めるときが来ると思っております。私としましては、義務教育国庫負担金の重要性を強く訴えてまいりたいと思います。
○高木国務大臣 今回の震災については、範囲もかなり広範囲にわたっておりますし、その災害たるや甚大なものであろう。当然、復興にかかる経費は相当、ある意味では予想のつかないものなんですけれども、それはそれとして、これは、我が国がこれからもしっかり立ち直るためには避けて通れないものだと...全文を見る
○高木国務大臣 お尋ねの少人数学級の実現については、これは昨年以降、平成二十三年度の予算等に関して、全国の知事会あるいは全国市長会、全国町村会、こういった地方団体からも要望されておりますし、また、教育委員会やPTAを初めとする諸団体からも強く要請を受けてまいりました。  昨年の...全文を見る
○高木国務大臣 平成二十三年度の概算要求において、元気な日本復活枠によって要望したこの三十五人学級、これについてはいろいろ議論があったところでございます。  私どもとしましては、委員指摘のとおりにいわゆる増員計画を持っておりましたが、ぎりぎりの予算編成の中で、財務大臣、戦略大臣...全文を見る
○高木国務大臣 しばしば国会の中でも、いわゆる先進諸国、主要国の少人数学級の実態の資料が出てまいりますが、我が国としては、これを一つの目安にして、なお一層少人数学級を進めなきゃならぬ、こういう思いでございます。
○高木国務大臣 三大臣の協議については御紹介あったところでございますが、先ほども申し上げましたとおりに、今お願いをしております法案の中にも、必要な措置を講ずるということについて盛り込んでおります。  学級編制の標準のさらなる改定等については、この法案の成立後、できるだけ速やかに...全文を見る
○高木国務大臣 私どもとしましては、その少人数学級の計画的な推進については、今も考え方は変わっておりません。  これからも、諸般の情勢もありますけれども、今後、小学校二年生以上における三十五人以下学級の推進について、政府全体として取り組めるように検討してまいりたいと思います。
○高木国務大臣 先ほども申し上げましたように、この法案が成立をした後に、速やかにその点も含めて検討していかなきゃならぬと思います。
○高木国務大臣 第七次公立義務教育諸学校教職員定数改善計画、平成十七年度に完成して以降は、計画は策定されておりません。
○高木国務大臣 今後の児童生徒の減少に伴う教職員定数の自然減でありますけれども、平成二十三年度は二千人減、二十四年度は四千九百人減、二十五年度は三千三百人減、二十六年度は四千人減、二十七年度は三千八百人減、二十八年度は四千四百人減、二十九年度は五千百人減、三十年度は四千九百人減、...全文を見る
○高木国務大臣 御指摘のとおり、仮に平成二十四年度に小学校二年生の三十五人以下学級を実施する場合は、四千三百人程度の定数改善が必要と見込んでおります。
○高木国務大臣 この改善数の四千三百人、自然減の数を下回っておりまして、このことのみをとらえれば、御指摘のとおり、国庫負担金の予算額は減額となると予想されております。
○高木国務大臣 先ほども申し上げましたとおり、この法律案が成立した後、速やかにその点について検討してまいりたいと思います。
○高木国務大臣 新学習指導要領における小学校の授業時数については、小学校の件ということでございますが、小学校一、二年で週二時間、三年生から六年生で週一時間増加をして、六年間で計二百七十八時間、約五・二%の増加を図っております。
○高木国務大臣 だからこそ、これまでも議論があっておりますように、教職員の基礎定数、もちろん加配定数というのがあります。加配定数は、歴史の経過もあり、地域の事情によって決められてきております。  それはそれとして柔軟に対応できるというメリットもございますが、計画的、確実性のある...全文を見る
○高木国務大臣 新学習指導要領は、御案内のとおり、来年度から小学校で完全実施されますし、それに続いて、中学校では平成二十四年度から実施されます。高等学校においては平成二十五年度から年次進行で実施されていくこととなっておりますが、その影響については、全体の実施状況を踏まえながら検証...全文を見る
03月25日第177回国会 参議院 文教科学委員会 第3号
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○国務大臣(高木義明君) 平成二十三年度の予算の概算要求組替え基準においては、義務教育の国庫負担金はその対象になりました。一方、組替え基準では、マニフェストの実現など私どもが求めておる人材育成に資する事業については、御指摘の元気な日本復活特別枠による要望ができることになっておりま...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) 私どもとしましては、義務教育国庫負担についてはシーリングを掛けるべきではないという思いを持っております。  しかし、政府全体の中で組替え基準ということの中でこのような措置が認められましたので、復活をお願いをしたということでございます。
○国務大臣(高木義明君) 御承知のとおり、今の国の財政、地方を合わせて大変な状況にある、また、経済環境も非常に厳しい、こういう中で、それぞれの事業を推進していくための苦渋の決断であると、私はそのように受け止めております。
○国務大臣(高木義明君) 私どもとしましては、法律の規定に従ってこういう査定がされておると、このように受け止めております。
○国務大臣(高木義明君) 予算編成というのは政府全体でするものでございますが、文部科学省としては、再来年度、平成二十四年度の概算要求に向けてしっかり二年生まで三十五人学級ができるように力を注いでいかなきゃならぬと思っております。
○国務大臣(高木義明君) 私どもとしましては、御指摘のとおり、計画としては中学校三年まで三十五人以下を実現をしたいと、そういう方針は変わっておりません。
○国務大臣(高木義明君) もちろん、目標、理想は掲げながら、一歩一歩現実対応していかなきゃならぬ面もたくさんございます。しかし、私たちは、今我が国の厳しい財政状況の中ではあるけれども、教育費の公的負担というのは例えばOECDの主要国についてもかなり劣る面があっております。国の将来...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) この少人数学級の議論は、もう昨年の二月からそれぞれの専門家あるいは国民からのヒアリングを通じながら議論を展開をしておりますし、昨年の八月に教職員の定数改善計画を発表をしたところでございます。その後、予算編成過程がありまして、もちろん予算とともにその根拠法...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) 確かに、国の予算が確定するまでには様々なことが十分予想されております。できるだけ前広に早く事を進めることが、ある意味では、言うまでもありませんけれども、御承知のとおり、私どもの考えた案が全て国会で速やかに通るという国会情勢でもございません。  しかし、...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) 平成二十四年度の予算編成、いわゆる概算要求の考え方についてはいまだ、まだ基本的な考え方は決まっておるわけではございません。今後政府として検討されることだと思っておりますが、私は今担当大臣としては、この義務教育費国庫負担は一〇%のシーリングを掛けるべきでは...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) 私どもとしましては、今予算編成の基本方針の中で、復活枠で、これも要望、要求を合わせた、まさに法律を踏まえて、対前年度八十九億円増の要求を行うことができたわけでございます。  私どもとしましては、今我が国が置かれておる状況を考え、大変財政は厳しいけれども...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) はねられるということは、私たちは想像はしておりませんでした。
○国務大臣(高木義明君) 先ほどからも出ておりますように、予算概算要求組替え基準、この中には、マニフェストの実現、そして人材育成に資する事業については元気な日本復活枠で要望ができると、こういうことを明記されておりますので、私どもとしてはそれに基づいて要求をし、そしてこのようなこと...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) 政府の中でもそれぞれの部門、とりわけ我が文部科学省の中では、何としても我々の政策実現の中に人材育成、これについては非常に重要である、したがってこのことについては我々の主張が認められ、そして閣議決定の中でも明確に規定をされたところでございまして、そういうも...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) 公立小中学校の一学級当たりの平均児童生徒数でありますが、小学校は二十七・八人、中学校は三十二・五人となっております。
○国務大臣(高木義明君) これは、それぞれの都道府県また市町村によってまちまちのことが実績として挙がっておりますけれども、今ある制度の中、加配定数などを活用してこのことが進められておると、このように承知をしております。
○国務大臣(高木義明君) 児童生徒に教師が当たる時間をやっぱりより多く取るということはそれだけ指導は行き届くと思っておりまして、そのことによって少人数学級と私たちは言っております。また、少人数指導というのは、それぞれのケースがありますけれども、それぞれの子供の個性、特性、そしてま...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) 一クラスの人数の下限については、特に標準法においても規定はいたしておりません。小学校においては我が国が二十八人であるのに対し、これはOECDの比較に基づいておりますが、二〇〇八年の場合、我が国が二十八人であるのに対して、OECDの加盟国の平均が二十一・六...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) 今、義家委員の御経験の中でそれぞれ貴重な御意見をいただきました。  今、教職員の職務というのは大変我々が義務教育を受けた時代とは大きく変わっておると思っております。そういう意味で、やはりその負担の軽減もしなきゃならぬと思っておりますし、この被災地では、...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) 西田委員にお答えします。  西田委員からは、福島県の双葉町の例が出されて、この町の教育についてのお尋ねがございました。私どもとしましては、この災害の甚大性、広域性、これまでとはかなり違った、また強い対応が必要であろうと。中でも、子供たちの教育環境が早急...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) 福島の第一原発、第二原発の今の状況はまだまだ予断が許されない状況でございます。今のところ二十キロから三十キロの域内には小中高校二十八校あると承知をいたしておりまして、現在、御指摘のとおり、この中にある児童生徒がこれからどのようなことになっていくんであろう...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) 言われることはもっともなことでございまして、災害において最も重要な役割を果たす立場にあるのは言わずもがな市長さんや町長さんであろうと思っております。  私どもも、市長さん、町長さんを全面的にバックアップする、そういうことがまず何よりも大事。それは、私も...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) 予算の編成の在り方について、広く無駄遣いはやめて国民の皆様方にも実情を知っていただくという意味での事業仕分というのがございました。ただ、その中で現実対応としていかがなものかと言われることがよく御意見として各分野で聞かれることも承知をいたしております。 ...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) お尋ねのスクールカウンセラーは、いわゆる児童生徒の臨床心理に関して高度の専門的な知識あるいは経験を持っておられる方、ある意味では生徒の心のケア、これを専門的にやっておられる方でございます。まさに子供の心の内面的なものの相談業務。スクールソーシャルワーカー...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) 御指摘のあったことについては、私どもとしましては二十五億円、日本オリンピック委員会に対する補助金に相当するものと考えております。我が国の平成二十三年度の競技力向上予算は百五十四・六億となっておりまして、これは前年度より七・七億円を増やしております。  ...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) 委員御指摘のとおりについて私も思うところがございまして、私どもとしてはやっぱりトップを目指すと。結果的に二位になったり三位になったりするわけでしょうけれども。この科学技術予算についてはある意味長い間のスパンを見なきゃなりません。昨年のノーベル化学賞、鈴木...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) 特に私はちょっと不明なものでございますが、せっかくの御提案ですからちゃんと調べて、それが今のこの状況の中で役立つのであれば、それはそれで活用させていただきたいと思います。
03月28日第177回国会 参議院 予算委員会 第9号
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○国務大臣(高木義明君) 塚田委員にお答えいたします。  委員御指摘のとおりに、被害者の保護、同時に原子力発電所の現在の厳しい状況、一刻も早く収束をさせていくという、まさに時間との闘いの今の現実でございます。  その上で、今お尋ねの原子力損害賠償制度については、これは原子炉の...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) 一事業所当たり千二百億、二原子力発電所があれば二千四百億ということでございます。
○国務大臣(高木義明君) そういうことになります。
○国務大臣(高木義明君) 政府としてもしっかりとやらなきゃならないと思います。
○国務大臣(高木義明君) 今は災害の拡大を防ぐという意味でまずやらなきゃならないことは、原子力発電所の事態の収束、これに総力を挙げるということだろうと思います。  ただ、そのような被害に対する補償の問題も国会の中でも意見も出されております。したがいまして、その点につきましては協...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) この原子力損害賠償法においては、委員も御承知のとおり、被害者と原子力事業者の間の損害賠償に係る紛争の円滑かつ適切な処理を図るために、紛争が生じた場合の和解の仲介など、また当事者による自主的な解決のために一般的な指針の策定をするために原子力損害賠償紛争審査...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) 被害者を救済する、被害者を守るということが大きな目的でございますから、委員の御意見、十分参考にさせていただきたいと思います。
○国務大臣(高木義明君) 確かに、この被害はいまだまだまだ予想が付かない状況でございます。委員御指摘のとおりに、政府の避難指示などによって多数の住民が避難をしております。また、避難の費用についてだけでも相当数の賠償請求が行われることを予測されております。  このため、私どもとし...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) 御指摘の点につきましては、午前中もお答えをしましたけれども、今お示しの資料のとおり、私どもとしては、まずは原子力事業者が賠償を行うものと考えておりますが、そういう考え方の中で、やっぱり被災者、被害を救済するということが一番大きな目的でございますが、全体的...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) この制度、申し上げますけれども、原子力事業者に無過失、無限の賠償責任を課しております。そして、その責任を原子力事業者に集中をしておると、これが一つの特徴でございまして、賠償責任の履行を迅速かつ的確に行うために、事業者に対し原子力災害賠償責任保険への加入等...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) まずは事業者の負担ということになります。
○国務大臣(高木義明君) 先ほど申しましたとおり、責任の一義的には事業者にあると……(発言する者あり)ええ、制度は今事務方が話をしたとおりでございます。
03月29日第177回国会 参議院 予算委員会 第10号
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○国務大臣(高木義明君) 加藤議員にお答えいたしますが、我が省としては、主に住民の安全、安心の確保から、特に三十キロ以遠についてのモニタリングをやっておりますと同時に、全国の都道府県に委託をして全国の地点においてのモニタリングもやっております。  現在のところ、速やかにその開示...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) そうであります。  したがって、私どもとしてはこのような対応をしておりますが、今一番最もやるべきは、早く原子力発電所の今の事態の収束を総力を挙げてやること、私はこれに尽きると思っております。
03月30日第177回国会 衆議院 文部科学委員会 第5号
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○高木国務大臣 石井委員にお答えをいたします。  石井委員も、過去、阪神・淡路大震災という大変な震災にも遭われて、いろいろな御苦労をされておることは承知をいたしております。  今回の東北地方太平洋沖地震・津波、これはまさに、またある意味では阪神・淡路を上回る規模の甚大な災害で...全文を見る
○高木国務大臣 昨年の予算編成のいわゆる大詰めのところに当たりまして、先ほど三大臣合意というのがありました。ぎりぎりの交渉の中で合意をさせていただきましたが、これまで以上にその厳しさを痛感した次第でございます。  米百俵という言葉も出ましたけれども、やはり今、我が国が、大変厳し...全文を見る
○高木国務大臣 御説のとおり、少人数学級は目的ではないと思います。私は手段だと思っております。  昔からよく言われておりますが、知育、徳育、体育、まさにバランスがとれた人間をつくっていく、今私たちとしては、いわゆる生きる力というものを一つの合い言葉にして、子供たちを育てていくと...全文を見る
○高木国務大臣 義務教育の国庫負担などにつきまして、今後応援をしていただくという非常にありがたいお言葉もいただいております。これももとにしながら、これからも我々はその意味で頑張っていかねばならぬと思っております。  いわゆる公立高校の無償化の点についてですけれども、これは私ども...全文を見る
○高木国務大臣 今回の小学校一年についての三十五人以下学級を進めるためには、これまでも申し上げておるように、四千人の教職員定数の措置をする必要があります。このうち千七百人については、これまでの加配定数を活用しておりますし、差し引き二千三百人の定数改善に必要な国庫負担金の予算額とし...全文を見る
○高木国務大臣 菅内閣においては、社会保障と税の一体改革というのを大きく打ち出しております。これはこれで非常に重要なテーマでございます。  しかし、今御指摘のように、私どもとしては、切れ目なく全世代を対象とした社会保障、未来への投資としての社会保障、これが重要であろうと考えてお...全文を見る
○高木国務大臣 今御指摘の点については、重要なテーマだと私も認識をしております。  現在、加配定数の役割の重要性については私も十分認識をしておりまして、基礎定数とあわせて都道府県教育委員会においてはそれぞれ有効に活用されておる、私はそのように認識しております。  一方、中教審...全文を見る
○高木国務大臣 これまでもかなりの御議論があっておりまして、基礎定数をまずしっかり確保する、このことが人事の安定性あるいは計画性につながるわけであります。  ただ、しかし同時に、一方で現場の柔軟な対応というメリットは一つはあります。御指摘の点についても、私たちとしては重要な課題...全文を見る
○高木国務大臣 御指摘の第四条に関し修正を行うということによって、三十五人以下学級の推進についてより一層明確となるという考えはありますが、これは、立法府においてさまざまな御論議があれば、その結果に従ってまいりたいと思っております。
○高木国務大臣 御指摘の加配事由の拡充の法制化については、立法府においてさまざまな御議論がなされれば、その結果に従ってまいりたいと思っております。
○高木国務大臣 私どもは、今回のこの少人数学級の推進に当たっても、御承知のとおり、児童生徒数の減少に伴う定数の自然減、あるいは定年退職者の増加に伴う給与の減、こういうことが見込まれておりますので、こういうものの財源を活用しながら、できるだけ追加の財政負担を伴わないように努力をして...全文を見る
○高木国務大臣 これまでの議論を通じましても、義務教育の国庫負担堅持、これについてはいささかの揺るぎはございません。今委員の御指摘のことを十分腹に据えて、まさに先頭に立って、教育費の確保についてはこれまで以上に取り組んでまいりたいと思っております。
○高木国務大臣 今のお話を聞いておりまして、まさに、特に教職員の影響力を考えますと、まず、法秩序を守るということは極めて当然のことでありまして、私どもとしまして、改めて国会で、議員の御指摘するようなことがないように、まずは北海道教育委員会、札幌市教育委員会、毅然とした態度で臨んで...全文を見る
○高木国務大臣 私も国庫負担については堅持をしていかなきゃならぬという立場は同じでございますけれども、これまで二分の一から三分の一になった経過、これについてもそれなりの背景と理由があると思っております。この点についても少し検証しなきゃなりませんけれども、御指摘のとおり、私もそのよ...全文を見る
○高木国務大臣 各都道府県から文部科学省への出向、あるいは文部科学省から逆に都道府県への出向、この大きな意義は、やはり委員御指摘のとおり、私は情報の共有化ではないかと思っています。それぞれの共有化の中で、より地域の特殊性あるいは全国的な情報の収集、こういったものによって、私は、結...全文を見る
○高木国務大臣 宮本委員にお答えをいたします。  今回の大地震津波によって多くの教科書取扱書店が被害を受けております。学校に供給の準備をしていた平成二十三年度使用の教科書が多数滅失しているおそれがございます。  このため、文部科学省としましても、教科書協会、全国教科書供給協会...全文を見る
○高木国務大臣 被災地では今後、学校運営の本格的な復旧に向けて取り組んでいくことになります。そういった取り組みを支援するために、短期的に教員の増員が必要になることも十分予想されております。  今後、被災地の教育委員会から要望があった際には、被災地以外の教育委員会からの教員等の派...全文を見る
○高木国務大臣 御指摘の第五項について、小学校一年、三十五人以下という標準としての基準を前提としつつ、先ほど御答弁申し上げましたように、弾力的な学級編制を行った場合に教職員定数が確実に措置されるように、配慮を法文上明記していただいたものであると理解をしております。
○高木国務大臣 平成二十二年度予算においては六万五百五人の加配定数を措置をしております。また、平成二十三年度予算案においては、対前年度千七百人減の五万八千八百五人の加配定数を措置をしております。
○高木国務大臣 午前中から今までも議論がありました。小学校一年については、国の学級編制の標準を四十人から三十五人に引き下げることに伴って四千人の教職員定数を措置することにしておりますが、このうち千七百人は、既存の加配定数を活用したこととしております。  この千七百人については、...全文を見る
○高木国務大臣 これまでの経過を改めて申し上げますけれども、昨年の十二月十七日に、国家戦略担当・財務・文部科学三大臣合意において、平成二十三年度予算案の策定に当たっては、小学校一年生の三十五人以下学級を実現するために、必要な経費を計上するとともに、小学校二年以上の取り扱いについて...全文を見る
○高木国務大臣 今回の御提案の趣旨は、子供たち一人一人の個性を大切にしながら教職員がしっかり向き合う時間を確保するということから、少人数学級はこれまでも、現場を中心として多くの方々の要望もございました。  今回、小学校一年生でございますけれども、私たちとしては、基礎定数をしっか...全文を見る
○高木国務大臣 通級指導加配でございますが、平成二十三年度予算案においては、小中学校における通級指導実施のための加配定数を、前年度同数の四千三百四十人を計上しております。  通級指導は、軽度の障害のある児童生徒のための効果的な指導形態でありまして、今後とも、その教育上の姿勢を十...全文を見る
○高木国務大臣 総額裁量制は、国庫負担限度額の範囲内で教職員配置等について各都道府県の裁量を高めるために平成十六年度に導入したものでありまして、今後ともその制度は維持すべきものと考えております。  また、平成十八年度に引き下げられた国庫負担率の復元をするかどうかについては、これ...全文を見る
○高木国務大臣 私どもは、この法案の議論をする中で、各委員の教育に対する熱い思い、そしてまた、今後の展望等についていろいろお聞かせをいただきました。まことに参考になる意見でございました。  これから私どもとしましても、義務教育の国庫負担制度の堅持、当然にして国が責任を見る、こう...全文を見る
○高木国務大臣 OECDの調査によりますと、二〇〇七年における学校教育費に対する我が国の公財政支出の対GDP比は、幼稚園から大学までの全教育段階については三・三%、初等中等教育段階については二・五%であります。
○高木国務大臣 OECDの調査によりますと、我が国の二〇〇七年度の初等中等教育段階における公財政支出は、GDP比は二・五%で、OECD加盟国平均は三・三%であり、〇・八%の差があるということになっています。  また、我が国のGDPを約五百兆円とした場合、初等中等教育段階における...全文を見る
○高木国務大臣 私どもは、そのような立場でこれからも政策の実現を求めていきたいと思っています。
○高木国務大臣 〇・八%引き上げるには、先ほど申し上げました約四兆円という追加をする必要があるということです。
○高木国務大臣 教育はまさに国づくりの基盤でありますし、人づくりは国づくり、国づくりは人づくり、私たちはそのような思いで、これからも我が国が国際社会の中でも信頼をされ、そして誇りを持って堂々たる活躍ができるためには、教育、人材育成の必要性というのは今以上に求められてくると思ってお...全文を見る
○高木国務大臣 宮本岳志君提出の公立義務教育諸学校の学級編制及び教職員定数の標準に関する法律の一部を改正する法律案に対する修正案につきましては、政府としては反対であります。     —————————————
○高木国務大臣 ただいまの御決議につきましては、その御趣旨に十分留意をいたしまして対処してまいりたいと存じます。  ありがとうございました。     —————————————
03月31日第177回国会 参議院 文教科学委員会 第4号
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○国務大臣(高木義明君) この度、政府から提出いたしました公立義務教育諸学校の学級編制及び教職員定数の標準に関する法律の一部を改正する法律案について、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  少子高齢化やグローバル化が急速に進展する中、知識基盤社会の到来を迎えた現代に...全文を見る
04月06日第177回国会 衆議院 文部科学委員会 第6号
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○高木国務大臣 御指摘の、義務教育未修了者に対して教育機会を提供することは、まことに重要であると認識をいたしております。  今、これは二年に一回、五月に調査をしておりますが、平成二十一年五月一日現在では、全国で三十五校、二千五百二十六人の在籍者があるということを承知いたしており...全文を見る
○高木国務大臣 この中学校の夜間学級については、学校教育法施行令第二十五条というところで、きっちり法的な根拠があるわけでございます。  今、村上委員が、地域の実情を踏まえて御意見もございました。私たちとしましても、就学機会の確保について、これからもしっかり指摘を受けとめて取り組...全文を見る
○高木国務大臣 委員が御指摘の、まさに世界が大きく関心を持ち、注目をしておる。むしろ日本のことだけではなくて、それぞれの自国の国民の生命と安全、こういったところの影響について非常な注目を持っておるということは、私も承知をいたしております。決して外国からの協力支援を閉ざしているわけ...全文を見る
○高木国務大臣 今答弁がありましたけれども、馳委員におかれては、昨日、福島県の南相馬市を中心として、永岡委員も紹介がございましたけれども、その被災地の実態調査をされましたこと、先ほどは下村委員もお話がございました。敬意を表したいと思っております。  私どもも、政務三役それぞれ手...全文を見る
○高木国務大臣 この原子力発電所の事故については、極めて重大な事態でございます。  まず私たちが取り組むべきは、既に政府を初め東京電力、また関係機関等の総力を結集して、福島第一原子力発電所のあの事態をいち早く収束することが何よりでして、事態を長期化させてはならない、またさせない...全文を見る
○高木国務大臣 この法律ができたのは、今、省庁再編後の文部科学省でありますけれども、科学技術庁という省庁がございました。そういう中でとりわけこの原子力政策については大きくかかわってきた、このように思っております。  また、原子力関係の事故においては、先ほども出ております、ジェー...全文を見る
○高木国務大臣 物的被害を受けたと報告されておる私立学校について文部科学省として把握しておる数は、平成二十三年四月六日七時現在ですけれども、幼稚園五百八十一校、小学校十六校、中学校四十八校、高校百四十六校、中等教育学校三校、特別支援学校三校、大学及び短大百八十九校、専修、各種学校...全文を見る
○高木国務大臣 被災した私立学校施設の復旧につきましては、今回の災害が激甚災害に指定をされております。私立学校施設災害復旧費補助として、復旧に要する工事費等に二分の一以内の国庫補助ができることとされております。残りの経費については、日本私立学校振興・共済事業団による長期、低利の貸...全文を見る
○高木国務大臣 国庫補助については先ほど申し上げましたとおりでございます。プレハブ仮設校舎に係る補助率のさらなるかさ上げについてでありますが、これは慎重な検討が必要と考えておりまして、今回の災害によって、被害の深刻さと範囲の広さなどを十分勘案しなきゃなりません。御指摘のように、ニ...全文を見る
○高木国務大臣 現在、この災害によりまして、家計の状況が急変した世帯もたくさんあります。したがって、授業料減免措置を行う私立高等学校に対して、国は都道府県の助成額の二分の一を補助しております。加えて、二十年度を基準とした増加の人数分につきましては、高校生の修学支援基金を充当できる...全文を見る
○高木国務大臣 この件についても、災害発生後の三月十四日付で、鈴木副大臣名によりまして、国公私立大学、各公私立短期大学、国公私立高等専門学校長あてに、学ぶ意欲のある高校生及び大学生が被災によって修学を断念することがないように、奨学制度の活用、また各種制度の柔軟な取り扱いによって万...全文を見る
○高木国務大臣 先ほども申し上げましたとおり、この被災によって修学を断念するという事態があってはならないことだと認識をしておりますし、そのようなことからも、既に出しておりますこの通知がしっかり生かされるように、私たちはさらなる配慮を求めてまいりたいと思っております。  授業料の...全文を見る
○高木国務大臣 今御指摘のあったように、この大震災によって授業料減免を実施する場合に、各大学が財政的な理由からちゅうちょすることがあってはならないと私は思っております。  文部科学省としましても、各大学が学生に対する授業料減免等の支援策を確実に実施できますように、各大学における...全文を見る
○高木国務大臣 学生自身が被災しなくても親が被災した学生についてどうなのか、こういうお尋ねの趣旨でございます。  私としては、主たる生計の支持者が被災した学生についても、被災した学生と同様に経済的な理由によって修学を断念することがあってはならない、こういうことで十分な配慮が必要...全文を見る
○高木国務大臣 この阪神・淡路大震災時には、授業料減免を行うことにより、経営上資金が必要となった専修学校を対象に、日本私学振興財団を通じて特別の融資がなされたと承知をしております。  一方、私立の専修学校生徒の授業料減免措置に対する補助については、阪神・淡路大震災時においては予...全文を見る
○高木国務大臣 無利子緊急採用奨学金については、平成二十三年度当初予算において二十三億円を計上しております。三千九百四十七人の学生に貸与できるよう措置しているところであります。  本緊急採用奨学金は、保護者の失職、災害等によって家計が急変した学生を対象としたものでありまして、今...全文を見る
○高木国務大臣 災害によって返すことができなくなった場合には返還期限の猶予が可能になっておりまして、延滞状態に陥ることはないと思っております。  在学中の学生及び返還中の者への周知については、まず日本学生支援機構のホームページに掲載をしているほか、日本学生支援機構より各都道府県...全文を見る
○高木国務大臣 これは、制度は制度でございまして、返還期限の猶予の申請に当たっては、通常は罹災証明書等を添付の上、災害などによる返還困難となった旨の猶予願を日本学生支援機構に提出いただくことになっております。  ただし、被災した者でこの罹災証明書などが取得困難な場合、これは猶予...全文を見る
○高木国務大臣 このたび、政府から提出いたしました独立行政法人日本学術振興会法の一部を改正する法律案について、その提案理由並びに内容の概要を御説明申し上げます。  科学研究費補助金は、全国の大学等の研究機関に所属する研究者による、幅広い分野の学術研究に対して助成を行う研究助成制...全文を見る
04月12日第177回国会 参議院 文教科学委員会 第5号
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○国務大臣(高木義明君) 斎藤委員にお答えを申し上げます。いわゆる少人数学級を実施している自治体について御指摘がございました。  私どもとしましては、少人数学級の現場のニーズが非常に高いこと、そして、これまでもあらゆる場面で私も言ってまいりましたけれども、今の子供たちを囲む教育...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) そのようなことと考えております。
○国務大臣(高木義明君) 委員御指摘の点については、私も個人的に過去、誰が見ても悲しいとき、誰が考えても悲しい事例、こういったときに現場でインタビューをされて、どんな思いですかと、このようなことをインタビューされておる姿を見たこともあります。いかがなものかと私も思っておりまして、...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) 御指摘の意見、大島議員の意見、こういったお持ちの方は私も多くおられると、このように思っております。実際に私のところにもそういう御意見をいただいた方もたくさんおられます。  今回の相撲のやり方については、これはもう委員も御指摘されましたように、私どもがす...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) 義家委員にお答えをいたします。  今回の災害はこれまでにない、地域の広さの面でもそうですし、あるいはマグニチュード九という、これまた甚大な被害でございます。したがって、特に岩手県、宮城県、そして福島県、茨城県もございます。それらの県以上の県においても被...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) やっぱり学校というのはそれぞれの地区の避難場所になっておりますので、学校施設の運営に携わる先生たちがまずそこをお考えになっただろうと思っています。
○国務大臣(高木義明君) 御指摘のとおり、今ある意味では緊急避難的な措置、あるいは状態としてはもう非常事態でございます。しかし、その中でとりわけ教職員の皆さん方は自らの子供を守り育てるという使命感の中で、まさに自らの寝食を忘れての私は努力をされておられると思っております。これにつ...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) 減少していると思っております。
○国務大臣(高木義明君) 都道府県からの提出資料をまとめたものがございますが、公立小中学校の正規教員は平成十四年度には六十万四千七十五人、平成二十二年度には五十八万七百九十四人と。十五年、十六年、十七年、十八年、少し増加のところもありますが、総体的には減っておるというデータがござ...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) 御承知のとおり、今議論があっておりますように、この地方負担分については使途に制限がない一般財源として措置をされておりますので、実際に教職員給与として支出する額は把握をしておりますけれども、その他については承知をしておりません。
○国務大臣(高木義明君) この財務大臣の閣議発言については、文部科学省としても、これは震災対応財源を確保するという意味で五%留保するということでございます。この要請については、私たちとしては全体的にはこたえるように検討しているところでございます。一方、委員御指摘のとおり、これはも...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) 上野委員にお答えをいたします。  今回の震災は、これまでも述べられておりますように、被害が広範で、しかも大津波などの影響によってその程度も甚大であるということは言うまでもありません。  文部科学省としては、被災県また被災した児童生徒を受け入れた県の要...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) 先ほどからも議論があっておりますけれども、恐らく被災された皆さん方、特に現場の方から見ると、本当に日々、もう刻々と歯がゆい思いであろうと、私はそのように大いに推察をいたします。そういう意味では、我々も迅速にこたえなきゃならぬと思っておりますが、なかなか一...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) 今お話しの、特に子供たちの災害現場における当時の状況を考えてみますと、本当にもう言葉に尽くせないことがあろうかと思っております。そういう子供たちの心のケアというのは、その体制も含めて我々は今最善の努力をしているところであります。特に被災した県、市町村、教...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) 御指摘のとおり、特にこの問題については必要な教職員の確保、これはもう迅速な対応が必要でありまして、各県からの具体的な要望を聞いておりますので、この平成二十三年度の当初予算の執行状況を見ながら、補正予算の編成を待つことなしに迅速に対応しなきゃならぬと、この...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) 承知をいたしております。
○国務大臣(高木義明君) 今御指摘の兵庫県の事例が出ましたけれども、それは非常に貴重な資料でございます。そういうものをまた踏まえましてこのようなことも作っておりまして、こういったものを増刷をいたしまして配付をしてまいりたいと思っております。
○国務大臣(高木義明君) これについても、過去の災害の事例、特に阪神・淡路大震災のときの加配教員といいますか、こういった事例もあります。そういうものを含めて、私たちとしては、心のケア、あるいはまた学校をサポートする様々なニーズがあろうかと思っております。  こういったものにこた...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) 学校単位で子供たちを受け入れることを表明した県は、御指摘の広島県のほかに、長崎県の教育委員会、あるいは熊本県の人吉の市の教育委員会などもございます。文部科学省としては、四月八日付けの初等中等教育局メールマガジンでこれらの取組についての情報提供を行ったわけ...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) 熊谷委員には、被災地の中で大変な目に遭われて、そして今なお地域の復興の最前線に立たれておられますことを敬意を表したいと思っておりますし、お見舞いを申し上げます。  度重なる余震で、せっかく皆さん頑張ってここまで来たときに、またこのような先日の大きな地震...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) 学校が再開された後に、当然にして、学校から離れた場所に避難している児童生徒に対してスクールバスあるいは通学費等の支援、これは必要であろうと私たちも考えております。  これは被害も広範にわたっておりますし、甚大でありまして、それぞれまたまちまちのケースが...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) それも含めて対応できるように全力を挙げてまいりたいと思います。
○国務大臣(高木義明君) 被害者に対する早期救済を含めた対応についてでございますが、今後総合的な被災者救済スキームが検討される原子力発電所事故による経済被害対策本部ができました。この中で具体的な検討をしていくことになりますが、私もその中の副本部長でございまして、今お話があった福山...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) そういう明言がありましたら、それはそういうことで処置をしなきゃならぬし、されるものだと思っております。
○国務大臣(高木義明君) 昨日、総理によりまして海江田経産大臣が原子力災害担当大臣に任命をされております。このような体制の下でこれから、もちろん文部科学省、私もその副本部長としてこのチームの中で活動していきますが、当然大きな財源の絡む話でございますから、財務大臣、そして今、福山長...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) 法律の所管は御指摘のとおりでございまして、私もその一員として責任を全うしていきたいと思っております。
○国務大臣(高木義明君) そのような心構えでおりますし、まさに政府全体としてこの問題は取り組むものということでそのような本部がつくられたというふうに認識をしております。
○国務大臣(高木義明君) そのように理解していただいて結構です。
○国務大臣(高木義明君) 総合的な被災者救済スキームというものをこれから具体的に検討されていくわけでありまして、私もその一員として先ほどお話がありましたものについてはしっかり検討していきたいと思っております。  また、賠償金の支払はいつ開始されるのかということでございますが、こ...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) もちろん、原子力損害に対する被害というのは、確定しておるところもあれば、まだまだ長期にわたるものですから、確定しない部分はたくさんございます。  しかし、今言われました被災者支援という観点からいきますと、これはこれで毎日毎日皆さん方にとっても必要な経費...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) 審査会でございますが、これも先ほどからもお答えしておりますように、その日程調整、これは調整中でございますけど、速やかに開いていただくようにお願いをしております。  同時に、審査会の審査方針については、これは会長その他の委員にお諮りする必要がございますが...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) これは、特に子供たちの健康、安全にとっては重要な話でございまして、私どももそれは十分念頭に置いております。  具体的な一つの話でありますけれども、原子力災害対策本部が設定をしますいわゆる避難区域及び緊急時避難準備区域の学校については休園、休校となります...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) 学校教育の運営については、それは我々文科省が当然のことながらしっかりした指針、指導をしてまいりたい。ただ、原子力災害、放射線等の影響について、これは専門的知見を持っておられる原子力安全委員会の考え方を参考にしなきゃなりません。そういう意味でのとらえ方で結...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) 小学校においての理科については、専門的指導についてはこれまで直接対応する加配措置はありません。したがって、基礎定数の中あるいはまた加配定数の活用によって特に高学年で取り組まれてまいりました。  また、御指摘の特別支援教育関係の教職員定数の加配措置につき...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) 今回の三十五人以下学級においては、二千三百人の改善を含む四千人の教職員定数の増を見込んでおります。このことは将来に向けて安定的に計画的に教職員定数確保につながると考えておりますし、各都道府県においての計画的な正規教員の採用や人事配置も行いやすくなると。そ...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) 大学などの教員養成課程において障害のある児童生徒に関する理解を十分深めた上で実際に教員が教壇に立つということは重要であります。このため、幼小中高の全ての免許状取得過程の中で、障害のある幼児、児童及び生徒の心身の発達及び学習の過程について学ぶこととされてお...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) 小熊委員にお答えいたします。  福島県も全国でも有名な教育県の一つと、そういうふうに聞いております。  少人数学級については、これまでも申し上げておりますけれども、一人一人に目が届いて、子供たちの様々な個性を教師がとらえ、そしてそれにふさわしいまた指...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) 教職員の資質向上というのは極めて重要なことでございまして、数とともに資質も高めていく、そういう意味では、教職員の養成、採用、研修、各段階に応じた総合的な対応をしなきゃならぬと思っております。  この問題については、かねてから中教審でも主なテーマになって...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) 逆境の中にこそまさに教育の原点があるような心で聞いておりました。とにかく、まさに今新しいこれからの日本をどうしてつくるか、またそういう担うべき子供たちをどうして我々の世代がしっかり支えていくのかと、こういう大変重い重い責務を感じたところでございます。災害...全文を見る
04月13日第177回国会 衆議院 文部科学委員会 第7号
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○高木国務大臣 池坊議員にお答えをいたします。  今委員が、昨年からの公明党の皆さん方のお取り組みも紹介がございました。この学校の耐震化というのは、私どもも、この国会においても各党から御議論いただいております。特に今、本震に続いて余震というのがたびたび起こっておりまして、これま...全文を見る
○高木国務大臣 昨日のINES評価においては、今御指摘がありましたように、三月十八日以降の得られた情報を踏まえてレベル7と暫定評価したということは、承知をいたしております。  また、この評価は現段階での結果であり、今後も継続して放射性物質の環境への放出などを情報収集し、最終的に...全文を見る
○高木国務大臣 今、独立行政法人のあり方についてのお話でございます。  民主党の政権では、不要な事業や民間で可能な事業の廃止等により税金の無駄遣いの根絶等を図るため、すべての独立行政法人の全事業等を精査し、基金についても、見直しが必要なものは国庫への返納等を行っております。 ...全文を見る
○高木国務大臣 先ほどからのお話をお伺いしておりまして、今、代表である理事長の所見もお聞きをいたしました。  これは、平成二十一年度の第一次補正予算について、当時、国会審議においてさまざまな問題が指摘をされておりまして、政権交代以降、政府としての方針に基づいて全体を見直したとい...全文を見る
○高木国務大臣 委員御指摘のとおり、これらの研究は長い間の積み重ねによって成果があらわれる、私はそう認識をしておりまして、まさに、そのことは国益にかなうものでなければならない。  この科研費については、ノーベル賞を含むすぐれた研究成果、これが生み出されたところでございますし、成...全文を見る
○高木国務大臣 御指摘のとおり、今回のいわゆる若手を中心とした対象範囲、また、ほかの研究種目についての基金化についても御意見があっておりますので、国会の議論あるいはまた研究現場のニーズ等々を幅広く聞きまして、趣旨に沿うような形で、とりわけ財源の確保に最大限努めてまいりたいと思いま...全文を見る
○高木国務大臣 今回の法改正においては、科研費のすべての研究種目を基金化するのではなくて、特に、複数年度にわたる研究費の使用の政策効果が高いと見込まれる研究種目を対象にすることにいたしました。具体的には、柔軟な発想が期待される比較的小規模の研究種目を対象として基金化を行うこととし...全文を見る
○高木国務大臣 現在、防災科学技術研究所においては七百八十八台の高感度地震計を用いておりまして、地震観測、予測研究に必要なデータを取得しております。そのデータは、お話にもありましたように、気象庁が運用する緊急地震速報等にも活用されております。  この高感度地震計は、全体として九...全文を見る
○高木国務大臣 このたびの福島第一原子力発電所からの放射性物質の放出を把握をして、これはもう国民の安全と安心を確保するために政府として必要な対応の中で私ども文部科学省が特に取り組んでおりますのが、放射線のモニタリングでございます。これは、極めて正しい値を速やかに計測をし、そしてそ...全文を見る
○高木国務大臣 絶対にということはあり得ない、このようなことを認識をいたしております。したがいまして、今後とも安全には重ね重ね注意をしながら進めていかなきゃならぬ、このように思っております。
○高木国務大臣 使用されておるということは知っておりましたが、この文面、今改めて見まして、今回の事故について、全くあってはならないことが起きたと、このように認識をしております。
○高木国務大臣 今回の議論におきましても、科学の世界においては想定外という言葉は使ってはならない、こういう御指摘もございました。現実に、あってはならない事故に遭遇しました。したがって、我々はこの現実に立ち向かわなければなりません。  したがって、まずはとにかくあの事態を、レベル...全文を見る
○高木国務大臣 見直してみたいと思います。
○高木国務大臣 ただいまの御決議につきましては、その御趣旨に十分留意いたしまして対処してまいりたいと思います。     —————————————
04月14日第177回国会 参議院 文教科学委員会 第6号
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○国務大臣(高木義明君) 水落委員にお答えを申し上げます。  今回の法律の改正は、これまでも文教科学委員会、委員の皆さん方、長い間教育の充実について各般にわたって御議論をいただいてまいりました中で、特に、教員が子供一人一人と向き合う時間を確保し、そしてきめ細かい質の高い教育を実...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) 学校施設の復旧復興については、これはもう一刻も早く学校教育活動が回復できますように努力することが極めて重要でございます。したがいまして、私たちとしても、先ほどからもお話があっておりますように、適切かつ迅速な対応を取るように最大限心掛けて取組を進めておりま...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) 震災で両親が共に亡くなられたり行方不明となった児童生徒に対するきめ細かな対応というのは極めて重要なことであります。そのためにも、教育委員会また児童相談所が十分な連携を取って対応することが必要でありまして、先日も文部科学省と厚生労働省の連名で関係機関に対す...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) 今、子ども手当を復興財源に充てるべきではないかという国民の声などの紹介がございました。世論調査の結果というのは、これはこれで私もしっかり受け止めております。もちろん、今回の、広範囲にわたってかつてない大津波によって甚大な災害が起こった、かつてないほどの復...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) 財源の手当てについて御懸念がある中で、私は世論としてそのような反応をしておられると思っております。同時に、一方で、今この四月十三日の報道についてお述べになりましたけれども、これはまさに今、これからどうやっていくのかということを検討しておる段階でございまし...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) 今御指摘の朝鮮学校のかかわる件でございますが、今般のこの発生した地震の発生前にそのようなことを検討しているという事実はございません。  朝鮮学校に対する高校等の就学支援金の支給については、現在この手続の停止をしているところでございまして、今お尋ねの件に...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) この件については、いわゆる昨年からもかなりの議論がございました。私どもとしましては、この災害復旧復興について政府全体として考えるべきことでございまして、高校授業料の無償化につきましては先ほども御議論ございましたけれども、この制度が非常に意義があるというこ...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) 石井委員、名取市に出向かれましていろいろ調査また見舞いをしていただきましたこと、敬意を表したいと思っております。  その中で、御指摘がありました名取市の被災を受けた閖上小学校、中学校に通っていた児童生徒を一時的に不二が丘小学校へ通学して授業を受ける場合...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) 先ほどからも出ておりますが、いわゆるへき地児童生徒援助費等補助金で購入したスクールバスについては、スクールバスを利用する児童生徒の登下校に支障のないことや安全面に万全を配慮するということなどを要件に、文部科学省に届けを出していただくことによって、公共交通...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) 今回法案の審議をお願いしておりますいわゆる公立小学校一年生の国の学級編制の標準を四十人から三十五人に引き下げると、そして少人数学級を推進をすることとしておりますが、同時に少人数指導についても引き続き加配定数を措置をしております。  御指摘のとおり、石井...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) これまでも特に国会において、文教科学委員会の委員の皆さん方がしっかりこれまでも議論をされておりました。私としては、こういった議論の経過の中で、あるいは現場の携わる先生あるいはまた教育専門家、多くの方々からいろいろな議論が出ておりました。  私も自らの体...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) 私は、少なくも義務教育、小学校、中学校を通じて少人数学級を実現をしたい、こういう思いでございます。
○国務大臣(高木義明君) 言わば、耐震化予算についての話が出ております。委員御指摘のとおり、学校というところは児童生徒の安全、安心を守るところであり、また災害時には避難所という大変重要な役割を果たしている事実がございます。  私たちとしては、公立学校の耐震化予算については、国民...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) 一次補正予算については今検討中でございます。二月の時点で追加要望を受けました。これも含めて地方公共団体のニーズを当然踏まえます。そして、あらゆる機会を通じて、夏休みの工事に間に合うように、必要な予算の確保に向けて全力を尽くす、このことについては衆議院の予...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) 加配は法的な根拠の中で行われておりまして、これができた背景、時代的な背景はそれなりの承知をいたしております。これが今日までずっと続いてきております。  私どもとしましては、基礎定数をまずしっかり固める。そして、そのことによって、教職員の採用についても、...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) 前回の委員会でもいろいろ御意見もいただきました。  今回の改正における政府案におきましては、改めて申し上げますが、学級規模及び教職員の配置の適正化に関して、小学校二年生以上の学級編制の標準を順次改定することとその他の措置、言わば学校規模の在り方などでご...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) これも既に申し上げておりますように、いわゆる少人数学級、これだけが全てではありません。これもその一つだと私はそう思っております。  したがって、教職員の資質の向上を始め、多くの学校の施設の環境もあり、あるいはまた、地域、家庭、社会での支え、多くの課題が...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) 今、鈴木副大臣がお答えしたとおりでございますが、二十ミリシーベルトというのはまさに一年間の長きにわたって健康に影響があるという状況です。  したがって、よく使われておる言葉でありますが、今直ちに健康に影響があるわけではないというコメントがよくありますが...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) それを実際の調査をした上で決めるということであります。  今、一応二十ミリシーベルトというのが一つの基準であります。したがって、それを念を入れるために今再調査をしておる、これが今の現状です。
○国務大臣(高木義明君) ただいまの御決議につきましては、その趣旨に十分留意いたしまして対処してまいりたいと存じます。
04月18日第177回国会 参議院 予算委員会 第11号
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○国務大臣(高木義明君) 岩城議員にお答えをいたします。  委員も地方自治には誠に詳しい立場でございまして、今回の災害については本当に深刻な心情だと察しをいたします。  今の件でございますが、私どもとしましては、子供たちが一日も早く元気で正常な学校活動が行えるようにこれまでも...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) 加藤委員にお答えをいたします。  加藤委員が恐らく御指摘の点は、一九六〇年、当時の科学技術庁が大型原子炉の事故の理論的可能性及び公衆損害額に関する試算というものをまとめたものであろうと思っております。同報告書によりますと、仮想的な敷地に設置された大型の...全文を見る
04月19日第177回国会 参議院 文教科学委員会 第7号
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○国務大臣(高木義明君) 水岡委員にお答えをいたします。  御指摘の避難所として使用されておる公立学校の数、これは次第に減少しているところでございます。三月十七日に五百八十一校あったものが、四月の十九日には百八十校という報告も受けております。元々学校施設は、学校教育のみならず災...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) おっしゃられるとおり、まさに仮設住宅、これも国交省を中心として今鋭意取り組んでおるところでございまして、そのように私も思っております。また、教育活動が正常に行われますように、私としても国交省にもそういう要請をしていきたいと思っております。
○国務大臣(高木義明君) 委員の御指摘の阪神・淡路大震災はもとよりですが、中越、新潟中越地震等過去の災害が今回どのように生かされておるかと、こういうことでございます。  私は、阪神・淡路、とりわけ阪神・淡路大震災の教訓はいろいろなところで生かされておりますし、また、当時、これま...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) 文部科学省としては、今回の被害状況などを教訓として、御指摘の点については極めて重要であると思っております。学校の安全確保あるいは防災機能の向上、こういった観点から、被害を受けた学校施設の状況把握そして分析を行った上で、学校施設整備指針の見直しを始めとして...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) 学校において児童生徒などが安全で安心で教育活動ができるということにおいて、我々は、その今基準の指摘がございましたが、これを作ること、これは極めて重要であろうと思っております。  既にこの委員会でも基準についてのお尋ねもございました。私どもとしても、改め...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) 被災した学生生徒が、この震災によって、特に経済的な理由によって就学を断念するということがないように、学業が続けられるように支援することというのは必要であると私は考えております。  今、大学におきましては、家計が急変した学生を対象とした日本学生支援機構に...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) 給付型奨学金については度々国会でも強く議論が出ておることは承知をいたしておりまして、私どもも願わくばそういう制度をつくっていきたいとは思いますけれども、諸所の理由がございまして、今、現状でございます。今後、しっかり検討してまいりたいと思っております。
○国務大臣(高木義明君) 上野委員にお答えをいたします。  この放射線による影響については、まさにこれまでかつてなかった事態。こういった中から、政府としても対策本部をつくり、原子力安全委員会の皆さん方の知見も借りながら万全を尽くしてきたところでございます。特に、発災以降は二十キ...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) 最終段階の調整でございますので、そんなに時間は掛かりません。まさに速やかに決めたいと思います。
○国務大臣(高木義明君) 福島県内の児童生徒が安心して学校生活を送れる、そういうことで我々としては、最大限国として支援をすることは言うまでもございません。  このために、原子力安全委員会の助言を参考にしつつ、先ほども指摘されておりましたが、いわゆるマニュアル的なことについても、...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) 先ほどもお話をしましたけれども、避難区域、あるいは緊急避難準備区域、また計画的避難区域と、こういう区域についてはそれなりの対応がございます。しかし、その他の区域は今の計測される数値では安全だということでございます。  その点については、是非ひとつ国民の...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) 文部科学省として、今回の原発関係を含む地震関連の情報について、今、日本語はもとより、英語、中国語、韓国語によるホームページで情報提供を行っておりますとともに、例えば大阪大学や東京外国語大学で情報提供、この二つの今申し上げた大学ではもう十七か国語によって情...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) 今私は残念ながらそういう情報は察知しておりませんが、この委員会で提起された問題でございますので、早速調査をして善処してまいりたいと思います。
○国務大臣(高木義明君) 御指摘の我が国で開催を予定しておった展覧会について、これは海外からの学芸員の渡航が制限をされていることなどによって中止とかあるいは延期とか、そういう例が相次いでおることは承知をいたしております。  私どもとしましては、開催予定の美術館や関係団体には正確...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) 加配措置についてでございますが、先般、義務標準法の改正において、国会で修正によって、被災した児童又は生徒に対し、学習に対する支援を行うこと、心身の健康の回復のための特別の指導を行うことなどが喫緊の課題になっている事情に鑑み、国及び当該学校が所在する都道府...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) この原子力発電所の事故に伴ういわゆる風評被害に関しては、まずはそういうものが生じないように関係各省を始め政府関係者が一体となって客観的、正確な情報を国民に伝えるということが何よりも重要であろうと考えておりまして、またそういうことに努めていかなきゃならぬと...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) 今のところ、前回の第一回目では、災害の状況について関係省庁からの説明を受け、そして今後の進め方について議論がされた模様でございます。なお、第二回はこの二十二日に開催をされまして、いよいよ具体的な議論が展開をされていくものと思っております。  私どもとし...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) 御指摘の耐震化についてでありますけれども、これについては、平成二十三年度の当初予算で措置できなかった、これは二月時点で追加を要望されております約三百四十億については一次補正予算に盛り込んでいただきたいと考えております。やはり時期的なものがございますので、...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) 委員御指摘の点については重要な議論の案件だと思っておりますが、前回は第一回でございまして、委員長の選任から始まり、各省庁からの現在の被害状況を報告を受け、そして委員が共通認識を持ったと。その上で、今後どのような会議をしていくかという進め方について議論があ...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) 草川委員にお答えを申し上げます。  御指摘の原子力損害の賠償に関する法律第三条の第一項ただし書の異常に巨大な天災地変については、これは昭和三十六年の法案提出時の国会審議において、人類の予想していないような大きなものであって全く想像を絶するような事態であ...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) 委員御指摘のとおり、何よりも重要なのは事態の収束であろうかと思っております。  その上で、政府としては、三月十一日、東日本大震災発生直後に原子力災害対策本部を設置をいたしました。その指揮の下で、関係各省、速やかな状況把握と対応に全力を尽くしてきたところ...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) 委員御指摘の仮払いについては、これは東京電力によって実施されるので法的根拠は必要ないと考えております。そのため、原子力災害賠償法の見直しは考えておりませんけれども、今後、原子力発電所事故による経済被害対応本部において総合的な被災者支援スキームの検討が進め...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) 四月十一日に設置をされました原子力損害賠償紛争審査会について、十五日に第一回の会合が開かれました。  会合においては、各省庁が把握をしておる被害の実態について報告がございました。そして、迅速な被害者救済の観点から、政府指示による避難や出荷制限など、緊急...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) 私どもとしましては、そういう気持ちでおりましてお願いをしておりますが、審査会の中での議論にお任せしておるところでございます。
○国務大臣(高木義明君) この原子力損害賠償紛争審査会、この指針の策定を待つことなく、例えば避難とかあるいは屋内退避を余儀なくされている住民の方々に対しては、その厳しい生活状況を見て、当面必要な資金については、まさにこれこそ可及的速やかに給付することが必要となっておりますので、ま...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) 私としてはもうできるだけ、例えば風評被害、あるいは出荷停止等々の件、あるいはまたそのほか、例えば原子力発電所の近くのいわゆる製造業や、あるいは販売業や、それぞれ営業されておる方々の仕事、あるいはまたそこに勤めておられる働く方々の給料支払等々もございますか...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) 御指摘の点でございます枝野官房長官の発言が引用されました。  私どもとしましては、この事故については、いわゆる第三条の第一項ただし書ではなくて、原子力事業者が責任を負うべきであるとする第三条第一項本文を適用することを前提に対応を進めております。この考え...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) 過去の委員会で江口委員から御指摘をいただいた趣旨として、線量計を学校に配布すると、こういうことについてはそういうことで考えております。  後段の御提案でありましたフィルムバッジにつきましては、これについては、これは主に放射線を取り扱う施設の従事者が胸部...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) この度、政府から提出いたしました独立行政法人日本学術振興会法の一部を改正する法律案について、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  科学研究費補助金は、全国の大学等の研究機関に所属する研究者による、幅広い分野の学術研究に対して助成を行う研究...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) 横峯委員にお答えをいたします。  今回の研究費の基金化は、柔軟な発想が期待される比較的小規模の研究種目を対象として行っておりまして、科研費全体の新規採択課題の約八割にわたる約二万件が基金化のメリットを受けるものと考えております。科研費は、全国の大学や研...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) 御承知のとおり我が国は資源の少ない国でございますが、しかしその最大の資源は人材だと考えております。そういう意味でも、今後、科学技術の発展は我が国の成長の大きな礎でございまして、その意味で基礎研究は、人類の新たな知的資産を創出するとともに、イノベーションに...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) 今お話がありました、岩手県の普代村に設けられた防波堤及び水門が東日本大震災の被害を大幅に軽減をしたと、三月末時点で行方不明者は一人出ているものの、死亡者はゼロである、住宅への浸水被害も出てないことは報道等で承知をいたしております。  村は、一八九六年の...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) 水落委員にお答えをいたします。  科学研究費の補助金については多くの研究者から、年度にとらわれずに研究の進展に合わせて研究費を使用できる制度にしてほしいと、こういうことがこれまでも求められておりました。そこで、この科研費の複数年度にわたる使用を可能にす...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) 仮にこの法案が成立しなかった場合は、基金で助成予定者約二万人の研究者の研究が着手できないことになります。これは科学研究の振興の観点から極めて大きな問題になろうと、このように思っております。
○国務大臣(高木義明君) 今委員が御指摘されましたのは平成二十一年度の補正予算の審議の模様でございました。数々の議論があった中で、全体的には民主党は審議は不十分だと、尽くされていないと、こういう意見で反対したところであります。  研究費における予算の単年度主義の弊害を回復するこ...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) この学術振興会については、これまでも科学研究費補助金、いわゆる科研費の運営などについては適切に、しかも効果的、効率的に行っておる実績があります。また、この基金の運営の実績もあることから、科研費の基金の創設については適した組織であろうと、このように考えてお...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) この研究費の複数年度使用の実現については、多くの研究者、現場の皆さん方からこれまでも強く要望されてきたことでありまして、このような改革についてはまさに党派を超えて取り組むべきものだと私は認識をしております。  今回の基金化については、これは平成二十年に...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) 草川委員にお答えをいたします。  御指摘のように、会計検査院からは、平成十六年度以降五回にわたって科研費の不正についての指摘を受けております。  これらは、それぞれの大学に対する会計検査の結果、指摘されたものでありまして、日本学術振興会自体の経理の不...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) 平成二十一年度に創設されました先端研究助成基金については、研究者やあるいは研究支援担当機関からは、まず一つ、資金の前倒しが可能になって研究計画の変更による急な資金需要にもこたえられる、また、繰越手続が不要のため研究に集中することができる、また、年度の区切...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) 江口委員にお答えをいたします。  これまでその取組が遅れてきた理由、まあ遅きに失したという御指摘もございました。我が国の予算制度はいわゆる単年度主義を取っておりますので、科研費についてもその制約が掛かっていたと思っております。  こうした中で、これま...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) さきの予算編成の過程についての御指摘もございました。  私どもとしましては、この科学研究費については、我が国、資源の少ない国でありますが、やっぱりこれからも成長の基盤として科学技術力の向上についてはもう大方の国民の皆さん方の御支援があると思っております...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) 科学技術の基本は、まさに我が国の科学技術基本計画にあると思っております。  御承知のとおり、第四期の科学技術基本計画については、これは平成二十三年度の開始に向けまして、昨年の十二月に総合科学技術会議において答申されました。そして、政府において三月中に閣...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) ただいまの御決議につきましては、その御趣旨に十分留意をいたしまして対処してまいりたいと存じます。
04月25日第177回国会 参議院 決算委員会 第4号
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○国務大臣(高木義明君) 渡辺委員にお答えいたします。  人が対応困難な現場において救助したり、あるいは災害対応に当たるための遠隔操作のロボットの活用は非常に重要なことでございます。文部科学省としては、これまでレスキューロボットの開発あるいは原子力現場における放射線の測定など、...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) 柴田委員にお答えをいたします。  御指摘のとおり、これまでは東海、東南海あるいは南海地震の予測が度々なされ、そしてまたその対応が取られてきたところでございますが、結果的に今回の地震を的確に予測できなかった、このことについては課題として痛感をいたしており...全文を見る
04月25日第177回国会 参議院 予算委員会 第12号
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○国務大臣(高木義明君) 浜田委員にお答えいたします。  御指摘のとおり、公明党から要請をいただいております。被災した児童生徒が受入先でいじめられる、これはあってはならないことでございます。文部科学省としましては、教育委員会に対しまして、受け入れる学校において心のケアをしっかり...全文を見る
04月26日第177回国会 衆議院 予算委員会 第19号
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○高木国務大臣 改めて、お亡くなりになられた皆様、そして御遺族の皆さん方には心からお悔やみを申し上げたいと思っております。安住委員も地元で大変御苦労いただいておることを承知いたしております。  御承知のとおり、学校の管理下における児童生徒の死亡などについては、今、独立行政法人日...全文を見る
○高木国務大臣 今回の原子力発電所の事故について、この事故との相互因果関係があるものについては原賠法に基づいて適切に賠償がされる、このように考えております。したがいまして、今、紛争審査会、既に、四月十一日に発足をいたしまして、二十八日が三回の会合の予定でございます。私どもとしまし...全文を見る
○高木国務大臣 前回、第二回の会合の結果を聞いておりますと、委員御指摘のとおり、できるものから早く指針を出していくということでございます。日々また月々大変な負担もあることを十分に承知して、審査会としてもそういう観点を大事にしてやっていただくように私ども考えております。
○高木国務大臣 南海・東南海地震に非常にかかわり合いのある石田委員の御指摘でございます。  今回の被災者の多くは、大津波によって命をなくしたという事実。御案内のとおり、学校の安全備品については、学校の設置者が決定するわけでございまして、今は、例えば懐中電灯とか、あるいはラジオと...全文を見る
○高木国務大臣 その有効性について検討いただけるものと思っております。
○高木国務大臣 ライフジャケットのことについてでございます。
04月27日第177回国会 衆議院 文部科学委員会 第8号
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○高木国務大臣 ただいま大臣政務官がお答えしたとおりでございますが、私どもとしましては、この災害で大変な悲しい、苦しい事態に遭遇された皆さん方の心を思いますと、今なお、一歩一歩でありますけれども、さらに力を尽くして、とりわけ教育環境の整備については、国の調査を待たずしてそれぞれ着...全文を見る
○高木国務大臣 御指摘にもございました、この国会を通じまして、各党からも今回の災害について、それぞれの視察を踏まえたいろいろな御提言や御意見もいただいてまいりました。とりわけ、当面の補正予算の中にも、その意を受けまして、私どもとしましても最大の努力をしてまいりました。まだまだ十分...全文を見る
○高木国務大臣 金森委員から、それぞれ重要なテーマでお話もございました。特に今回の災害の中で、マグニチュード九という甚大な地震、また大津波、そしてそれに加えて原子力発電所の事故、こういうものが重なっておりまして、特に原子力につきましては、客観的な知識を得たり、多様な意見があること...全文を見る
○高木国務大臣 中屋委員にお答えをいたします。  この震災によりまして被災をした児童生徒に対する経済的支援というのは、極めて重要であると認識をしております。  そういう意味では、この対象者が相当数に上っておりますし、小中学校に対する学用品に係る経費やあるいは修学旅行費の就学援...全文を見る
○高木国務大臣 ただいま御指摘がありました修学旅行の件あるいは給食の件、非常に学校教育にとっても重要な課題でございます。  特に修学旅行については、百聞は一見にしかずという言葉もありますし、また、寝食をともにするという、そういう学校内では体験できない大きな意義もございまして、私...全文を見る
○高木国務大臣 馳委員にお答えいたします。  先ほど、福山官房副長官から述べられました。私も、昨日の予算委員会、御党の額賀委員の方からの御提起をしっかり聞いております。菅総理の答弁も、今御指摘あられたようにあります。この事故に対する原因究明、極めて重要な課題でございますし、早急...全文を見る
○高木国務大臣 今御指摘のステップ1、ステップ2については、四月十七日に、第一原子力発電所の事故に関しての、これは事態の収束に向けた道筋を示したものだと私は受けとめております。  つまり、このステップ1としては、三カ月程度で放射線量が着実に減少傾向になっていくこと、また、ステッ...全文を見る
○高木国務大臣 今、原子力安全委員会からお答えがありました。私どもとしましては、何よりも子供たちの健康、安全、また不安の解消を努める立場から、一つのめどを示してほしいという要請を受けまして、我々として考えた中で、そして原子力安全委員会の助言もいただき、そして、いわゆる原子力災害対...全文を見る
○高木国務大臣 学校教育の活動の安心を確保する目安として、私どもとしましては、原子力安全委員会の助言を得て、原子力対策本部の見解も踏まえて、私がこれを決めさせていただきました。
○高木国務大臣 今御指摘のいわゆる管理区域内の線量基準、これについては、私は次のように思います。  まさに、放射線の被害を受けるであろう、そのような環境のある現場の中で働く皆さん方の健康管理についてはとりわけ厳しい数値が決められておる、それと一般的な状況のところとはおのずと違う...全文を見る
○高木国務大臣 それは、放射性物質とある意味では隣り合わせで、ある意味では常時そういう勤務につくという、そういう環境であろうと思っています。
○高木国務大臣 これは、労働安全の立場からそのような特別な厳しい基準が定められておる、私はそのように考えております。
○高木国務大臣 私は、むしろお尋ねの趣旨が、管理区域内での基準、これといわゆる学校現場における基準を合わせるべきではないか、そういうとらえ方をいたしました。私の聞き方が悪いのかもわかりません。私どもとしては、やはり放射線にはできるだけさらされないようにしなきゃなりませんし、特に学...全文を見る
○高木国務大臣 それは普通の生活をしておったと思っています。
○高木国務大臣 一般的な留意事項として、子供たちができるだけ、そのような現実的な発電所の事故のある経過中でありますから、例えば、できるだけ長そでを着るとか、あるいはうがいをするとか手を洗うとか、あるいは土ぼこりを避けるとか、そういう工夫は学校現場ではされておったと思っておりますし...全文を見る
○高木国務大臣 これは先ほどからの議論の暫定的な考え方でございまして、児童生徒の受ける線量が、事故発生後から一年間、一年間です、一年間で均等であるとの仮定のもとで二十ミリシーベルトに到達する空間線量率として毎時三・八マイクロシーベルトを設定したものでございます。  先ほどの科学...全文を見る
○高木国務大臣 そこについては及んでおりません。
○高木国務大臣 委員の御出身も広島でございますし、私も出身は長崎でございます。いわゆる被爆ということについて、あるいは放射線ということについては、これまでもまさに我々の政治活動の一つの大きな課題として被爆者対策等に取り組んできたところでございますし、そういう意味で、多くの先生方の...全文を見る
○高木国務大臣 我々としては、今やっておることは、今可能な限りの知見を踏まえて私として判断させていただきました。また、それぞれの皆さん方の知見を聞くことについてはやぶさかでありませんで、そういうものについてもどしどしお寄せいただきたいと思っております。
○高木国務大臣 今答弁されたとおりでございます。
○高木国務大臣 御指摘のいわゆる土壌マップであります。私どもとしましては、今行われております二十キロ以遠の地域については、これは福島県や東京電力などとも連携をいたします。あるいは関係機関とも連携をして、モニタリングをしっかりやる。空気中のダスト、そして地表面の土壌のサンプル、特に...全文を見る
○高木国務大臣 土壌は、御承知のとおり、もちろん肌に触れますと、例えばそこで傷口に入ったり、あるいは風によって巻き上げられて、これが呼吸として体内に入る、まさに内部被曝というリスクがある、このように承知をしております。
○高木国務大臣 セシウムについては、生物的半減期は、セシウム134については、全身で七十日、筋肉で百四十日、セシウム137については、全身で七十日、筋肉で百四十日、このように承知をいたしております。
○高木国務大臣 まさに放射線量等分布マップというのを、二十二日に原子力対策本部が環境モニタリング強化計画ということで打ち出しました。  御指摘のとおり、私どもとしましては、できるだけ早く速やかに、できるだけきめ細かい測定をお願いしております。
○高木国務大臣 これは関係者とも十分協議をしながら、できるだけ速やかにやってまいります。
○高木国務大臣 紛争審査会につきましては、あしたにも第三回が開かれるという模様でございます。私どもとしましては、言われたように、これはかなり大きな、被害者の数も相当なものがあろうという予想はしております。したがって、まずはこの紛争審査会で、できるものから早く指針を示していくという...全文を見る
○高木国務大臣 文部科学大臣、私が任命をいたしました。
○高木国務大臣 詳しくは承知いたしておりません。
○高木国務大臣 私も、講演を聞いたわけじゃありませんし、まだその議事録もいただいておりませんので、ここでどうのこうの評価は避けたいと思っておりますが、福島県のアドバイザーにも任ぜられたという方でございますから、これまでの御見識は豊かな方だ、私はそのように思っております。
○高木国務大臣 私は、山下教授のこれまでの経歴等を踏まえて、適格だと思っております。
○高木国務大臣 その発言を私はしっかり聞いたわけではありませんし、また、その文書をもう一回私は取り寄せたいと思いますが、今ここでコメントをする立場じゃないと思っています。
○高木国務大臣 下村委員にお答えをいたします。  確かに御指摘のとおりに、説明の仕方、これが最も大事であります。今、ペットボトルの話がございましたけれども、特に風評というのは、この放射線については殊のほか多いと私は思っております。したがいまして、その件については十分工夫をしてま...全文を見る
○高木国務大臣 御指摘のとおり、放射線量を減らす努力、その最たるものは、早く、先ほどの工程表じゃありませんけれども、原子力発電所サイトの対応を、これはもう全力を挙げてやるということが一つでありましょう。  ただ、そういう状況の中でも、進行形でございますし、また、いたずらに不安を...全文を見る
○高木国務大臣 先ほどは失礼いたしました。原子力安全委員会から原子力災害対策本部に回答がありましたのは、今のとおりでございます。  特に線量計につきましては、既に五十二校に配付を済みでございます。(下村委員「五十二校」と呼ぶ)はい、五十二校に配付を済んでおります。
○高木国務大臣 それぞれにつきましては、特別な地域として今申し上げた五十二個を配付しておる。その他の県につきましては、既に設置をしておりますモニタリングポストがございます。これについても日常的に計測をして、公表をしております。
○高木国務大臣 東京では一カ所、設置をされております。
○高木国務大臣 この原子力ということについては、まさに、リスクを伴う重大な問題でございますから、安全には、念には念を入れて厳しく注意をすることが何よりもだと思っております。  そのために、見える一つの指標として、議員御指摘の我が国のモニタリング体制の強化、そしてまたその公表の迅...全文を見る
○高木国務大臣 池坊委員にお答えをいたします。  先日、概算を閣議決定しました第一次補正予算案において、我が省としては、まず一つ、仮設校舎や早期着手可能な約三千校の学校施設の復旧です。  二つ目には、全額国庫負担による交付金の創設、各学校の段階における就学支援のためにそういう...全文を見る
○高木国務大臣 このような大震災のこともありますので、教育について有効的な使われ方をするのは当然であろうと思っておりますので、それは遠慮しないできっちり支出をされるべきものだと私は思っております。
○高木国務大臣 宮本委員にお答えをいたします。  先ほどからも、暫定的な考え方については、国際放射線防護委員会、ICRP、二〇〇七年の勧告を、非常事態収拾後の参考レベルの年間一から二十ミリシーベルトを目安としたものです。したがいまして、おっしゃられるとおり、これは限度であります...全文を見る
○高木国務大臣 現在、野外活動を制限する基準の該当する学校について、私どもとしましては、年間二十ミリシーベルトを超えることなく、環境モニタリングを今後充実していけば適切であろう、このように思っております。
○高木国務大臣 二十ミリシーベルトでございます。
○高木国務大臣 最新の知見、あらゆる専門家の皆様方、そして最終的には原子力安全委員会、あるいは原子力対策本部として、我々はこの考え方を示したものでございますので、どうぞ安全だということで教育活動を進めていただきたい。  特にこれから大事なことは、モニタリングをきちっとやりながら...全文を見る
○高木国務大臣 委員も御指摘のとおり、まずスタートをさせていただきました。したがって、線量の計測についてはしっかり取り組まなきゃなりませんし、私どもとしては、それがずっと低くなっていくことを目指しておりますし、また期待をしております。  ただしかし、もし異常な変化があれば、それ...全文を見る
○高木国務大臣 校庭、園庭の空間線量率というのは、地表から低いほど高くなるという傾向がございます。空間線量率の測定については、一般的に一メートル高さで行うことが標準でありますけれども、児童生徒などの身長を考慮しますと、中学校については一メートル高さ、幼稚園、小学校、保育園について...全文を見る
○高木国務大臣 これは平均値でございまして、私どもとしましては、三・八を、高目のところについては、一日の間の野外での活動を一時間以内に抑えていただくならば、そしてまた、留意事項である、手を洗ったり、あるいはほこりのあるときは窓を閉めたり、あるいは校舎に入り、あるいは家庭に帰るとき...全文を見る
○高木国務大臣 この設定については、毎時三・八マイクロシーベルトという基準自体、これは事故発生以降一年間で二十ミリシーベルトを超えないものということで設定をされておりまして、この基準に当たって、次のような安全側の条件を考慮しております。  例えば、まず一つは、校舎あるいは園舎の...全文を見る
○高木国務大臣 これは、いわゆる小学校、幼稚園などについては五十センチ、中学校については一メートル、こういうことで、これは私たちとして安全基準の中にきちっと入る、こういう認識でございます。
○高木国務大臣 当然、これは求めてまいりたいと思います。
○高木国務大臣 四月五日から七日まで、五十二校について再調査をしました。  その際、土壌の放射能についても測定をいたしまして、御指摘の本宮第四保育所の土壌放射能については、一キログラム当たり、沃素131が三千七百ベクレル、セシウム134が八千六百ベクレル、セシウム137が九千九...全文を見る
○高木国務大臣 御指摘の調査によりますと、セシウム137が一キログラム当たり五千ベクレルを超える値を示した小学校などは、幼稚園が四つ、保育所が四つ、小学校八つ、中学校二つ、特別支援学校が一つ、計十九校でございます。
○高木国務大臣 これにつきましては、土壌サンプリングの調査を分析した結果、土壌を巻き上げることなどによる体内からの受ける線量の影響は極めて小さく、外部から受ける線量に比べ、体内から受ける線量の影響度合いは極めて小さいことが確認をされております。  したがいまして、線量が継続的に...全文を見る
○高木国務大臣 福島県における学校の放射線モニタリングについての件であります。  この校庭や園庭で三・八マイクロシーベルト、これは時間当たりですが、幼稚園、小学校、特別支援学校については、ちょっとさっきの質問に関連しますが、五十センチの高さ、中学校については一メートルの高さの数...全文を見る
○高木国務大臣 先ほど私が答弁をいたしました、いわゆる土壌を巻き上げることによっての体内からの受ける線量の影響は極めて小さく、外部から受ける線量に比べ、体内に受ける線量の影響度合いは極めて小さいことが確認をされておるということについては、私たちの判断でございます。(発言する者あり...全文を見る
○高木国務大臣 そのことについては、原子力安全委員会にも私たちの考え方を述べて、このようにするということについて承知をされております。(発言する者あり)
○高木国務大臣 私が先ほど述べたことにつきましては、これは安全委員会からも、「平成二十三年四月十九日付で、要請のありました標記の件については、差支えありません。なお、以下の事項にご留意ください。」といって、一つ、二つ、二本のことが付された、こういうことでございます。
○高木国務大臣 城内委員にお答えをいたします。  いわゆる三キロ圏内の被害について御指摘ありました。ただいま副大臣が答弁したことが、今、紛争審査会の模様でございます。あしたにも第三回が開かれて、いわゆる損害賠償、損害の範囲の判定をどうしていくのか、この指針を早く決めるべきだと思...全文を見る
○高木国務大臣 文部科学省には原子力安全課がございます。
○高木国務大臣 委員も御指摘をされましたように、この原子力、今回の事故を通じまして、少なくとも絶対ということはあり得ない。したがって、持てる知見をすべて総結集をして今後に備えるということも大事だと思っております。  したがって、私どもとしましては、この教訓を生かすべき原子力への...全文を見る
○高木国務大臣 まさに、原子力のみならず、私たちとしては、これからは特に再生可能エネルギー、自然エネルギーの活用についてさらに取り組まなきゃなりません。これは政府全体として取り組むのことでございますから、今回のことをしっかり踏まえて、これからどういうことにするのかと、十分な議論を...全文を見る
○高木国務大臣 まさに、無駄をしない、そして資源の有効活用を図る、大量消費社会、大量消費・廃棄社会ということも言われておりますが、我々としては、限られた資源を有効に使う、節電ももちろんでありますけれども、節約をして、みずからのライフサイクルもこの際改めて見直していくことも必要であ...全文を見る
04月28日第177回国会 参議院 本会議 第13号
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○国務大臣(高木義明君) 小熊議員から創造的復興策の重要な柱に教育を据える取組についてお尋ねがありました。  復興後の永続的な発展のためには、教育は最も重要な基盤であります。東北地方の豊かな文化や人々の強い絆を生かして、自らが意見を持ち、他人を思いやり、様々な課題に立ち向かい、...全文を見る
04月29日第177回国会 衆議院 予算委員会 第21号
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○高木国務大臣 紛争審査会は、一週間に一回のペースで開催をされております。今指摘がありましたように、今回は、政府の指示によって避難をした、あるいは出荷停止をされたところ、そういうところについては速やかに指針を出そう、こういうことで第一次指針が出されました。  なお、今後さらなる...全文を見る
04月30日第177回国会 衆議院 予算委員会 第22号
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○高木国務大臣 小里委員にお答えをいたします。  放射線について、このリスクについて決して甘く見てはならないと考えております。その上で、私どもとしましては、福島県の子供の皆さん方が、家庭とともにあるいは地域社会とともに暮らしていき、学びを続けていく、そういう環境の中で一体どうし...全文を見る
○高木国務大臣 お答えをいたします。  この放射線の問題は極めて重要な話でありまして、私どもは、放射線のリスク、これを決して甘く見てはならない、そのように考えております。同時に、子供たちの学校の安全、健康というものを最も優先して考えなきゃならぬ、そういう立場でございます。  ...全文を見る
○高木国務大臣 今御指摘の点も含めて、原子力安全委員会の評価をいただいて、これを原子力災害対策本部として見解をまとめ、それを私の判断で決めさせていただいたものでございます。  もちろん、年間二十ミリシーベルトというのは出発点でございまして、一番重要なのは、原子力発電所のサイト、...全文を見る
○高木国務大臣 今、この震災で就学困難な児童が多数に上っております。したがいまして、被災地の自治体の財政負担というのが懸念をされておりますので、今回は、そのことのないように、自治体の財政状況にかかわらず、この補正予算の中に、全額国費で小中学生に対する学用品とか通学費あるいは給食費...全文を見る
○高木国務大臣 今回の一次補正予算においても、全額国費による交付金を創設いたしまして、これまであった高校生の修学支援基金に積み増すことにしております。これは、被災地の学校はもとより、受け入れた都道府県の基金についてもそのことが可能になるようにしております。  委員はこれまで給付...全文を見る
○高木国務大臣 学校施設は、今回の震災によりましても避難場所等重要な役割を果たしてまいっております。このため、当初予算の編成後に追加要望がございました。耐震化の事業として約三百四十億円、これについては、御党を初め野党各党の皆さん方の御意見も踏まえて、今回一次補正予算の中に計上をし...全文を見る
05月01日第177回国会 参議院 予算委員会 第13号
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○国務大臣(高木義明君) 藤井委員にお答えをいたします。  事故を受けまして、文部科学省としては総合的なモニタリングをいたしております。その中で特に空間放射線量の高かった箇所について土壌の調査をして、ストロンチウムの濃度を測定し、四月十二日に公表したところでございます。検出され...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) 島尻議員にお答えいたします。  消費者教育の重要性は、私が今更言うまでもございません。特に、今回の災害においても風評被害あるいは買占めなどが生じておりまして、極めて遺憾なことでございます。文部科学省といたしましては、新しい学習指導要領によって、特に中学...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) 私どもとしまして、責任を持ってきちんと進めてまいりたいと思います。
○国務大臣(高木義明君) 森委員にお答えをいたします。  郡山市におきましては、御承知のとおり、市独自の判断で、地表から一センチメートルの高さの空間線量率が一定以上の学校において校庭などの表土除去を行ったと聞いております。  文部科学省の調査では、調査対象となっている郡山市内...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) 放射線管理区域とは、原子力発電所や放射性同位元素を取り扱う病院などの施設の中で、放射線の線量等が一定以上を超えるおそれのある区域としてその設置者により指定されている区域をいうと、こういうことでございます。
○国務大臣(高木義明君) そういうことになっております。
○国務大臣(高木義明君) そうですね、放射線量、三か月で一・三ミリシーベルト超えるおそれのある場所と定義されております。(発言する者あり)
○国務大臣(高木義明君) この根拠につきましては、法令に定めるいわゆる職業人の被曝の限度、これは年間限度を五十ミリシーベルト、こういう十分な余裕を持って管理するために、その十分の一の五ミリシーベルトの相当の線量を三か月ごとに分割をして基準として決めております。
○国務大臣(高木義明君) これにつきましては、年間で換算しますと管理区域は五・二ミリシーベルトであります。これは、強力な放射線源の存在という言わば潜在的危険性を前提に管理区域というものを設定をして、注意深く放射線管理を行うことを事業者に課しておるわけでございまして、したがいまして...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) これは先ほども申し上げました、まず国際的な放射線の専門家で構成された国際放射防護委員会の勧告に基づいたものでございます。いわゆる年間二十ミリシーベルトというのはあくまでも上限でありまして、私たちは一ミリシーベルトを目指してその線量の軽減を図っていく。 ...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) もう委員御承知のとおり、私どもも放射線のリスク、決して甘く見ていてはいけないと、このように思っております。その上で、子供たちの健康、安全、これは何よりだと、このようにも考えております。  そういう中で、私どもとしましては、国際的な基準、そして原子力安全...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) まず、災害発生直後から一年間、これは均等に推移した場合に、年間二十ミリシーベルトに到達する空間放射線量率として毎時三・八マイクロシーベルトということを設定したわけでありまして、実測に基づく推計値を用いて事故発生直後から学校再開まで言わばその学校の線量が計...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) 私どもは、地元の学校活動について何らかの考え方を示していただきたいということに沿いまして、国際放射線防護委員会の基準を基に、安全委員会の助言を得て、二十ミリシーベルトと決めさせていただいています。  これはあくまでも出発点で、少なければ少ない方がいいわ...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) 最近の最新の専門家の知見を集めてこの数字が設定をされてくる。もちろん、福島県の地域の状況、あるいは子供たちの心理的なストレスにつながらないような配慮もしながら、私としては、これで安心をしてください、このように申し上げたいと思います。
○国務大臣(高木義明君) 事故が起こっていなければ生じなかったであろう損害についてどうなのかということでございますが、第一次指針においては、社会通念上当該事故から生じるのが合理的かつ相当であると判断される範囲のものであれば原子力損害に含まれるとされておりまして、今回の事故により生...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) とにかく被害者を可能な限り救済するということから、相当因果関係が明らかなものについて、できるものから順次策定をしていくことになっております。したがって、四月二十八日に出された第一次指針においては、これは政府の指示によって避難を余儀なくされたり、あるいは農...全文を見る
05月02日第177回国会 参議院 予算委員会 第14号
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○国務大臣(高木義明君) 福島委員にお答えをいたします。  この暫定的な考え方については、まず第一に、できるだけ放射線量を浴びないようにする、そういうことで設定された数字でありまして、直ちに二十ミリシーベルトの放射線を浴びるという意味ではありません。  そして、今お尋ねの大人...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) もちろん、そのような見解を専門家の皆さん方からもいただいております。
○国務大臣(高木義明君) この数値については、私たちはそのような基準に基づいて判断をさせていただいております。
○国務大臣(高木義明君) そのように判断をいたします。
05月13日第177回国会 衆議院 文部科学委員会 第9号
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○高木国務大臣 今の委員の御指摘、それはそのとおりでございます。
○高木国務大臣 先ほどのお尋ねでもございました、いろいろ経過はそのとおりでございまして、特に、条件というものがございます。  改めて、四月十九日付で、私たちが原子力安全委員会の助言を求めた中で、まず一つは、継続的なモニタリングの結果について、少なくとも二週間に一回以上の頻度を目...全文を見る
○高木国務大臣 この暫定的考え方につきましては、年間一から二十ミリシーベルトを、学校の校舎、校庭の利用判断におけるあくまでも暫定的な目安とさせていただきました。これについては、我々としてはできるだけ線量を減らすこと、これに努めなきゃならないということであります。この考え方は、何度...全文を見る
○高木国務大臣 下村委員にお答えをいたします。  先ほどお話がありましたように、この委員会で原子力関係法人のあり方について勉強会をされたということを聞いておりまして、敬意を表したいと思っております。  その上で、この福島第一原子力発電所の事故に対しましては、これは原子力災害対...全文を見る
○高木国務大臣 御指摘の暫定的考え方については、これは、国際放射線防護委員会の勧告を踏まえて、原子力安全委員会の助言を得て、原子力災害対策本部によって取りまとめたものでありまして、この取りまとめに当たりましては、私を初め政務三役の議論の中での方針を決め、そして、文部科学省として主...全文を見る
○高木国務大臣 私どもとしましては、この決定については、そのような政治的な決定とは考えておりません。  私どもとしましては、今申し上げましたように、これは政府の災害対策本部として取りまとめたものでございまして、あらゆる知見、専門家の意見を聞きながら、そして、最終的には原子力安全...全文を見る
○高木国務大臣 斉藤委員にお答えをいたします。  斉藤委員も、特に被曝者問題を初め、あらゆるところでいろいろ活躍されておる。敬意を表したいと思っております。  その中で、今お話がございました二十ミリシーベルト、委員御承知のとおりでありますが、私どもとしましては、この暫定的考え...全文を見る
○高木国務大臣 私どもとしましては、あくまでも、一ミリシーベルトを目指してできるだけ線量を下げていく努力、ただ一方で、今、原子力発電所の事態の収束には至っておりませんので、適切な値というのは委員も大変難しいということも言われておりましたけれども、私どもとしましては、この三・八マイ...全文を見る
○高木国務大臣 これは私も専門家ではありませんけれども、今、あらゆる我々の知見、そして、国際基準であるICRPの基準の中で、私たちは、このことについては、一ミリを目指して取り組むことによってそれは可能になるのじゃないか、このように判断をいたしております。  いずれにいたしまして...全文を見る
○高木国務大臣 斉藤委員御指摘のとおりに、御批判は甘んじて受けたいと思っておりますが、それぞれの持ち場、立場で全力を傾注しておる、このことだけ申し上げておきたいと思っております。  しかし、ただ、私どもとしましては、従来、科学技術庁というお話がございましたけれども、私ども文部科...全文を見る
○高木国務大臣 宮本委員にお答えをいたします。  前回の委員会で御指摘のありました点につきましては、改めて原子力安全委員会の見解を伺ったところでございます。  原子力安全委員会としては基本的な考え方に関して助言をしているものであって、どこの高さで判断するかなどについては、助言...全文を見る
○高木国務大臣 いわゆる暫定的考え方については、これまでも申し上げておりますように、これは年間一ミリから二十ミリを学校の校舎あるいは校庭の利用判断における暫定的な目安として示しておりまして、二十ミリシーベルトでいいというわけではありませんで、あくまでも、できる限り線量率を減らして...全文を見る
○高木国務大臣 私たちとしては、ICRPの基準に基づいて今このような考え方を示しておりますので、安心の上で計算したところ、そうでございますということでございます。  したがって、これからもできるだけ線量の軽減の対応を図ることが必要である、このように考えておりますので、一応の目安...全文を見る
○高木国務大臣 いろいろな専門家の御意見もありますし、私どもとしましては、最終的には、原子力安全委員会の助言をいただいて、原子力災害対策本部として取りまとめを行ったものでございます。  この上は、私たちとしては、二十ミリシーベルトでいいということでは決してなくて、少なくとも一ミ...全文を見る
○高木国務大臣 これまで、私どもとしましては暫定的な考え方をお示しいたしましたので、これに基づいて、できるだけ線量が少なくなるように取り組むことでございます。
○高木国務大臣 暫定的考え方に基づいて、五月六日現在、校庭などの空間線量率が毎時三・八マイクロシーベルト以上の学校は一校のみでございます。
○高木国務大臣 文部科学省においては、継続的なモニタリングをしております。  その五十六校・園については、屋内活動の実態調査をしたところ、五月九日現在、学校長の判断によって、体育、部活動等の野外活動を一、二時間、一から二時間程度に制限して行っている学校等は、園も含めて十三校・園...全文を見る
○高木国務大臣 私どもは国際基準に基づいてこの暫定的考え方を決めさせていただきました。  それぞれの学校の判断で、今の議員御指摘の現状があるかと思っております。
○高木国務大臣 御指摘の点でございますけれども、私どもとしましても、線量を下げる努力の一つとして、独立行政法人日本原子力研究開発機構において、五月八日に、福島大学と協力いたしまして、学校あるいは校庭、幼稚園における空間線量の低減を検証するために、表土の上下置きかえに関する実地調査...全文を見る
○高木国務大臣 郡山市などにおいては、市の独自の判断として校庭の土を削り取ったものと受けとめております。  この削り取った土をどうするかについて、処分場所の検討とともに適切な処理方法について、今回の事務連絡を踏まえながら必要な助言等を行ってまいりたいと思っております。
○高木国務大臣 御指摘のとおり、それぞれの学校の校庭の築造に対してもいろいろなやり方もあっておりますし、またそれぞれ違ったケースもあります。  したがいまして、この件については、適切な方法を選択することについて、私どもとしましては、柔軟な対応が行えるように必要な助言を行ってまい...全文を見る
○高木国務大臣 私どもとしましては、先ほど述べましたように、効果的な方法を選択していただく。  もちろん、郡山の例においては、取り除いた土砂の処分場に地元の了解が得られないということもございまして、またもとのところに山積みをされておると思っています。これの取り扱いについては、や...全文を見る
○高木国務大臣 児童生徒のいわゆる生活パターンに即した試算を先日行いまして、学校で受けると想定される線量の影響は生活全体の約一七%という結果が出ております。  今後は、学校外でも線量の高いところはあるわけでありまして、できるだけ、モニタリングをしながら、例えば水たまりとかそうい...全文を見る
05月13日第177回国会 参議院 予算委員会 第15号
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○国務大臣(高木義明君) 今野委員にお答えをいたします。  御指摘のとおり、今回の東日本大震災を始め、これまで我が国も様々な災害に遭遇してきました。その中で、自らの身を守る、そしてまた助け合って、協力し合って、地域の皆さん方を防災の行動の中に取り込んでいく、そういうことは非常に...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) 委員御指摘のとおりでございますけれども、これは原子力の賠償法に基づいて原子力事業者である東京電力は賠償の責任を果たすことになります。ただし、原子力事業者の能力だけでは被害者に対する万全な保護が図れない場合は、これは政府が原子力事業者に対し必要な援助を行う...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) 福島委員にお答えを申し上げます。同趣旨については、前回の予算委員会でも御指摘もございました。改めて申し上げます。  私たちは、この暫定的な考え方については、福島県から学校再開に当たって示していただきたいという要請に基づいて行ったわけでございます。  ...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) 最も厳しい値である二十ミリシーベルト、これを出発点に、事故後の復興期における参考レベルである年間一から二十ミリシーベルト、これを暫定的な目安として私どもとしては極力線量を減らしていくと、こういう努力もしなければなりません。  第三に、これは福島県の置か...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) ダストを含めてのモニタリング、そして学校現場で教職員に協力をいただいて毎日の線量を測っていただく、こういうことも私たちはきっちりしなきゃならぬと思っております。
05月17日第177回国会 参議院 文教科学委員会 第8号
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○国務大臣(高木義明君) 斎藤委員にお答えをいたします。  先ほどから鈴木副大臣が答えておりますように、教職員の具体的な確保とか配置については、その地域の実情を踏まえて各教育委員会の方で行っております。ただ、被災地においては、宿泊所の確保とかあるいはまた交通手段の確保とか、いろ...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) 私もそのような理解です。
○国務大臣(高木義明君) いわゆる緊急時対策支援システム、ERSSが機能していなかったということであろうと思っています。
○国務大臣(高木義明君) 先ほどもお答えをしておりますけれども、今回の事故でいわゆる放出源データが取れなかった、そういう意味で緊急時対策支援システムであるERSSが機能していないと、原子炉からの放射性物質の放出量が把握できなかった、そのために予測ができなかったという状況にありまし...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) これは官房長官の指示によって決まったものであります。
○国務大臣(高木義明君) これは災害対策本部の本部長は内閣総理大臣でありまして、その官邸の官房長官が具体的な対応を指揮するということになろうかと思っております。
○国務大臣(高木義明君) したがって、改めて申し上げますけれども、SPEEDIについては原子力安全委員会において、文部科学省を通さずに、原子力安全技術センターが直接計算を依頼をしている。そして、放射能の予測を行うこと。そして、ただし、SPEEDIの維持管理については引き続き文部科...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) 先ほどのとおり、三月十六日に官房長官の指示によって各省の役割分担を明確化することにいたしました。  今お尋ねのこの運用については、上記の役割と、いわゆる文部科学省はモニタリングの取りまとめと公表、原子力安全委員会はモニタリング情報を評価をする、原子力災...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) 先ほどの委員の質問の中に、文部科学省の事務方が上野議員に資料を持って御説明する際に、各省の役割分担を踏まえてSPEEDIの運用の指示を原子力安全委員会が直接行うという、狭義における運用という趣旨で「SPEEDIの運用が原子力安全委員会に一元化された経緯」...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) 先ほどお答えをいたしましたように、その表現は適切を欠くものだと、このように私は判断しております。
○国務大臣(高木義明君) 表題の話を私は今したところでありますけれども、内容については質問主意書と全く変わってはないと、こういうことであります。
○国務大臣(高木義明君) 先ほどからもお答えをしておりますように、地震発生後、福島第一原子力発電所における電源喪失ということに伴って、いわゆる原子炉からの放射性物質の放出量、いわゆる放出源データが把握できなかった、そのために緊急時の対策支援システム、いわゆるERSSが機能しなかっ...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) それはそうでございます。
○国務大臣(高木義明君) 今、新聞報道でございますが、私その新聞報道を正確に承知をしておりません。
○国務大臣(高木義明君) 今の御指摘については改めて確認をしたいと思っております。
○国務大臣(高木義明君) 先ほどからも何回も申し上げておりますように、SPEEDIは放出源データを基に計算をするシステムなんです。ところが、放射線データが電源の喪失などで取れなかったためにこのような状況になったということを御説明申し上げた。  その後、私どもは、三月の十三日かな...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) もう一度重ねてお答えを申し上げます。  まず、質問主意書のことから始まります。質問主意書については、これは一元化によって同システムの所管は原子力委員会に移管されたのかというこれは質問でありました。これに対して、所管を含む運用という意図であると考え、運用...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) 私は今ここで正確に記憶をしておりませんが、今御指摘のとおりのことを私なりに振り返ってみますと、班目委員長が記者会見をしたその正確なことを私は承知をしていないということで私は答えたと信じております。
○国務大臣(高木義明君) 平成二十三年度の予算でいけば、七億七千四百万円となっております。
○国務大臣(高木義明君) SPEEDIの開発及び運用に要する経費についてお答えをいたします。  開発費、昭和六十一年度から平成二十一年度の累計、これは七十二億一千万円。この内容については、運用システムを開発すること、予測結果表示機能の開発をすること、予測機能迅速化等を図ることで...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) 今御指摘の記者会見については、これは専門家としていろいろな御意見があることを私は承知をしております。  私どもとしましては、学校における暫定的な考え方、これについては、国際的な考え方を踏まえて原子力安全委員会の助言をいただいて原子力対策本部として決めさ...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) 私は、上野委員に劣らないくらい子供たちの健康と安全は極めて重要だと思っております。このことを念頭に置いて日々職務を遂行させていただいておると、このように考えております。
○国務大臣(高木義明君) 西田委員にお答えをいたします。  西田委員は、今お話がありましたように、郡山市にも出向かれて様々な調査をしておられました。心から敬意を表したいと思っております。  私どもも、この郡山市の市長さん始め、もちろん福島市長さん、関係の自治体の町長さんと直接...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) はい。  日々積算の線量を計算していく上に必要な、教職員にお願いをして、いわゆる携帯の線量計も携帯をしていただいて状況を確認する、こういうことを含めて、私たちとしては安全確認をしていきたいと思っておりますし、この上でなお安心を確保するためのいろいろな御...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) 郡山については、一旦取った土砂をまた元のグラウンドに今積んでおります。これは三・八マイクロシーベルト以上の値が出ておりますが、そこは今の状況としては立入禁止になっておると思っております。したがって、私たちはこの土砂をどうにかしなきゃなりません。そのために...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) やっぱりするときには土の処理をどうしていくのか、あるいはまたそういう作業をする人の健康状態をどうするのかということも十分踏まえてしなきゃならぬということを私は思っておりますが、まあしかし現実は現実でありますから、一日も早くそういう高い線量を抑えるというこ...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) 今、私どもとしましては、残土の処理について政府の中で検討をしております。同時に、そこのグラウンドの中で処理をする方法について具体的に今二つの方法を私たちは提示をしております。
○国務大臣(高木義明君) 残土の処理についての課題は残っておりまして、これについては関係省庁と今検討をしております。  校庭については、私どもとしましては、一つの目安として毎時三・八マイクロシーベルトを下がらない、そういう線量がずっと高めに継続しているところについては、これは校...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) 今、環境省からもお話がありましたように、私どもとしては、いわゆるその処理についてまだ検討の結果が出ておりません。これも早く我々としては対応しなきゃならないことだと思っております。同時に、その間にどうするかということになりますので、その間として、先ほどあり...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) この件については、私どもとしては、土の持って行き場をやはりきちっとしなきゃなりません。これがまだ、そうどこでも持っていくわけにいきませんので、これまた郡山市でもそういうことになっておるわけですから、この点については今慎重に検討しております。速やかに結論を...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) できるだけ早く結論が出るように、私としても最大限の努力をいたします。しかし、その間、私どもとしては、先ほど御意見ありましたように、そのような方法を取るなどして線量を下げる努力もしなきゃならないと思っております。今御指摘のとおり、私たちとしてはこれは一日も...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) 江口委員にお答えをいたします。  今、原子力発電所の状況についてはかなり厳しい状況であると認識をしておりまして、今日にも東京電力は、既に出されたロードマップ、これも含めて、一つの新しい方向といいますか工程表といいますか、これが出されるのではないかという...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) 工程表というのは、やはり避難をされている方々はもとより、地域の、福島県を中心として茨城県でも、あるいはまた近隣の宮城県でも、いつまでこの状態が続くのかと、そういう意味では大きないら立ちとまた不安というのがあります。したがって、ある程度のめどを示して、大体...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) 被災した児童生徒の状況です。特に、福島県から他の都道府県の公立学校に就学した児童生徒について、これは五月一日にも集計することにしておりますが、まだ集計中でございますので、四月二十二日の現在で申し上げれば、小学校が五千二百七十九人、中学校が千八百五十七人、...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) 御指摘の点については今国会でもかなりの議論があったところでございます。  大人と子供のことでございますけれども、私どもとしても、先ほど申し上げましたいわゆる国際放射線防護委員会、これの勧告を踏まえております。この勧告の中にも大人と子供について適用できる...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) いや、変えるということではございませんで、私たちは、暫定的な目安としては、いわゆる、今、先ほど申し上げましたように、事故後の復興期における参考レベルである年間一から二十ミリシーベルトと、これを暫定的な目安にしておりまして、これで今対応しておるところでござ...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) 私どもとしましては、今申し上げましたように、国際的な基準、これを一つの物差しにしておりますので、そのように御理解いただきたいと思っております。
○国務大臣(高木義明君) 特に反論は考えておりませんし、またその民間団体の主張について詳細に把握はしておりません。  何度も申し上げますように、私たちとしては、ICRP、この国際基準という中に、私はそれに沿って物事を決めさせていただいた、こういうことでございます。多くの専門家の...全文を見る
05月18日第177回国会 衆議院 文部科学委員会 第10号
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○高木国務大臣 平山委員にお答えをいたします。  既に原子力損害賠償紛争審査会が審査を行っておりまして、被害者を可能な限り早く救済をするということで、相当因果関係が明らかなものから順次策定をしていくことにしております。  既に出されました第一次指針においては、政府の指示によっ...全文を見る
○高木国務大臣 池坊委員にお答えをいたします。  専修学校に対する授業料の減免等の国の支援についてのお尋ねがございました。  今回、第一次補正予算においては、私立大学などと同様に、専門学校生徒に対して、日本学生支援機構による奨学金の緊急採用、無利子奨学金、また、返還期限の猶予...全文を見る
○高木国務大臣 委員の御指摘のとおりに、専修学校、専門学校、いずれも、今の社会のニーズ、そして即戦力といいましょうか、私はかなり高いものがあると認識をしております。そういう意味で、今回の災害によって修学を断念するということがあってはならない、このように思っております。  さきの...全文を見る
○高木国務大臣 確かに、全国各地で被災地を離れて修学されておられる方々もおりますので、そういうことも含めてどういうものができるのか、これは検討してまいりたいと思っております。
○高木国務大臣 委員の熱い思いはよく伝わってまいります。  先日も、全国の専修学校、各種学校の団体の代表の方が私のところにお見えになりまして、現状の厳しいことについてお話がありまして、要望も受けたところであります。  御指摘のいわゆる高校生修学支援基金、これについては、授業料...全文を見る
○高木国務大臣 私もこれまでも言っておりますように、放射線のリスクを甘く見てはならない、しっかり状況を把握をして適切に判断する、特に学校の校庭、校舎の利用については、その点については十分配慮をしておるつもりでございます。  もちろん私は専門家でもございませんけれども、これまでの...全文を見る
○高木国務大臣 決してそんなことはありませんと答えさせていただきます。  あくまでも正確な数値を早く公表する、当面、これが私たち文部科学省としての政府全体の中での大きな役割だろうと思っております。
○高木国務大臣 お答えをいたします。  いわゆる三十一キロ地点の、地点番号と御指摘ありましたから、地点番号でいえば八十一番、そのおよその住所は双葉郡浪江町赤宇木の石小屋というところであり、十ミリシーベルトを超えた日は三月二十一日でございました。  また三十一キロ地点の、いわゆ...全文を見る
○高木国務大臣 文部科学省では、三月十六日以降、空間線量率のデータを公表しておりまして、このデータについては関係機関に提供しております。  提供したデータについては、その都度原子力安全委員会が評価をすることになっておりまして、三月二十日には、三十キロメートル圏外の特定地域におい...全文を見る
○高木国務大臣 情報は共有をしておりますので、住民に知らせるかどうかについては現地対策本部が対応すべきものであろう、私たちはそのように考えております。  私どもとしましては、先ほど申し上げましたように、役割分担の中で、モニタリングの強化についてあるいはまた緊急的な被曝医療につい...全文を見る
○高木国務大臣 お答えをいたします。  測定エリア、三十一キロにおける積算線量に係る経過でございますが、三月十八日、これも測定結果について対策本部に報告をし、そして原子力安全委員会の見解をいただいております。  例えば、三月十八日の場合は、「現状と今後の推移を考慮すると、身体...全文を見る
○高木国務大臣 御指摘の点については、詳しいことについては質問通告があっておりませんけれども、先ほど申し上げました三十二地点の番号については、三月二十一日に十ミリシーベルトを超えた日だろう、これは計算値でございます。したがって、その後、四月三日から四月九日の間に原子力安全委員会に...全文を見る
○高木国務大臣 失礼いたしました。今確認をとりますと、四月十日に原子力安全委員会に連絡をしたということでございます。
○高木国務大臣 はいだ郡山市のことがありました。はいだ土は、もとの学校のグラウンドに山積みにされておる。もちろん、シートをかけて安全対策は講じられておるものと思っております。
○高木国務大臣 今日現在、郡山市で六十七学校・幼稚園、伊達市において三校・幼稚園、このようになっております。
○高木国務大臣 詳しい数字については、また後ほど御報告いたします。
○高木国務大臣 そういうことで、そのように私も思っております。
○高木国務大臣 校庭の土砂の対策については、これは学校の設置者において適切に判断をして実施されていくものと考えております。  文部科学省としては、学校教育がうまく進んでいきますようにという観点から、既に教育委員会に対しては必要な助言を行ってきております。  もちろん、表土の置...全文を見る
○高木国務大臣 子供を含む住民の被曝の調査については、これは原子力災害対策本部を中心に検討が行われているものと承知をしております。前回の委員会での委員の御指摘も、有益な御意見の一つとして賜ったところでございます。  文部科学省としては、今後とも、放射線医学総合研究所や、あるいは...全文を見る
○高木国務大臣 このことについては、これは政府全体、原子力安全委員会の助言をいただきますけれども、原子力災害対策本部として検討していくものと思っておりますので、今ここで、いつまでということについては答弁はしかねます。
○高木国務大臣 私どもは、既にお示しをした暫定的な考え方は変わっておりません。したがって、できるだけ線量を下げる努力、例えば土壌の入れかえ等について今既に試験も行って、これは一つの努力ではないかと思っております。  あとは、私たちとしては、最終的には早くサイトが収束をすること、...全文を見る
○高木国務大臣 文部科学省では、これまで、福島県内七百以上の土壌試料を採取しております。また、これを分析もしております。一方、福島県においても、独自に県内の七百以上の土壌試料を採取、分析しております。  被曝線量の評価のためには、この土壌表面の放射性物質の蓄積状況に関する広範な...全文を見る
○高木国務大臣 私どもは、これまでも一定の測定値が高どまりで下がらないというところに対しては、土や砂の除去といいますか、入れかえを含めて何とか対応するということは言ってまいりました。  今言われましたのは、学校校庭のみならず、地域全体にわたることであろうと私も承知をいたしており...全文を見る
05月20日第177回国会 衆議院 文部科学委員会 第11号
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○高木国務大臣 和嶋委員にお答えをいたします。  今は非常に厳しい状況の中で、特に震災孤児への対応あるいはまた心のケア、これまで家や家族を失っておられる児童生徒、そしてまた、学校施設の損壊のために分散授業を余儀なくされておる児童生徒などの対応のためには、とりわけ教職員の加配の配...全文を見る
○高木国務大臣 馳委員の質問にお答えいたしますが、先ほどからやりとりをしっかり聞いておりました。  漢検協会は、お話がありましたように、多くの受検者が存在しております。また、学校教育にも活用事例も多くて、漢字能力検定試験を実施するなど、我が国の漢字文化の普及あるいは生涯教育の振...全文を見る
○高木国務大臣 竹本委員にお答えいたします。  竹本委員のお話にありましたように、大変な熱い熱情を持たれて、私のところにもその旨お話をいただいたところでございます。  日本相撲協会は、本場所の再開に向けては、いわゆる八百長に関する調査、それに基づく力士の厳しい処分、あるいは再...全文を見る
○高木国務大臣 日本相撲協会では、技量審査場所終了後に、東北地方を横綱あるいは大関が中心となって巡回訪問をする、こういう計画があると聞いております。その具体的な実施要領については、これは、巡業スタイルにするのか、あるいは炊き出しなどのそういう取り組みにするのか、いろいろ相撲協会と...全文を見る
○高木国務大臣 宮本委員にお答えをいたします。  今、日本国憲法の第十三条、そして二十五条というお話がございました。  これは昨年の八月でしたけれども、文部科学省においてはスポーツ立国戦略というものを出しておりまして、この中で、スポーツを通じて幸福で豊かな生活を実現することは...全文を見る
○高木国務大臣 先ほども申し上げましたように、私どものスポーツ立国戦略においては、委員御指摘のユネスコの国際憲章などの諸規定の趣旨を十分に尊重しながら、国民のだれもがそれぞれの体力、あるいは年齢、技術、あるいは興味、目的に応じて、いつでも、どこでも、だれでも、いつまでもスポーツに...全文を見る
○高木国務大臣 承知はしております。  したがいまして、私どもは、過去の経過を調べても、委員も既に御承知のとおりでありましょうが、オリンピックの開催とかあるいは選手団の派遣については、これはオリンピック憲章に基づいて各国の国内オリンピック委員会が行うべきものとされております。戦...全文を見る
○高木国務大臣 戦前戦後の歴史について今お話がありました。私は、そのときの詳しい経過は承知をいたしておりませんけれども、お話のあったとおりだと思っております。  言うまでもなく、私どもとしましては、スポーツというのは、心身の健全な発達あるいは精神的な充足感、こういうことを補う非...全文を見る
○高木国務大臣 戦略という言葉でございます。  私たちも、新成長戦略とか、あるいは国家戦略局とか、そういう言葉を使っております。これはあくまでも未来志向で、ある意味では、それについてみんなで協力をしながら実現を目指すという意味合いも含めて使われた言葉と思っております。  いず...全文を見る
05月20日第177回国会 参議院 予算委員会 第16号
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○国務大臣(高木義明君) 平山委員にお答えをいたします。  三月十三日に政府の原子力対策本部から福島県の災害対策本部に対してSPEEDIの計算結果がファクシミリで送信されていることを確認をいたしました。このときに送付されたSPEEDIの計算結果が五月七日付けの福島民報で報じられ...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) 文部科学省では、福島第一原子力発電所の事故を受けて環境モニタリングをやっております。  その中で特に空間放射線量の高かった箇所等の土壌試料についてプルトニウムの濃度を測定をいたしました。三月二十一日から二十三日の採取で七試料、四月二十九日から五月一日ま...全文を見る
05月23日第177回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第2号
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○高木国務大臣 梶山委員にお答えをいたします。  今お話がありました、まさに今回の事故によって被災をされておられる方々の日々の生活、本当に深刻なものがあろうと推察をいたしておりますし、そういう中で、地元としていろいろまたお世話、活動もされておられる委員初め皆さん方には心から敬意...全文を見る
○高木国務大臣 額賀委員にお答えをいたします。  私どもは、放射線のリスクについて、これは決して甘く見てはならない、そのように常々思っております。  学校の現場の活用について、私どもは、福島県からその考え方を示していただきたいということに沿って、四月の十九日に暫定的な考え方を...全文を見る
○高木国務大臣 額賀委員も長いこと政権の中枢におられた方でございますので、十分御理解いただけるものだと思っております。  先ほどの地上一センチの計測、これは私たちは、通常、国の放射線審議会の標準として、空間線量をはかるときには地上一メートルということになっております。一般的に、...全文を見る
05月23日第177回国会 参議院 決算委員会 第7号
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○国務大臣(高木義明君) 平山委員にお答えいたします。  風呂がまの話が出ておりまして、どういうことかなと聞いておりましたけれども、「もんじゅ」と兼ね合わせたお話でございました。  「もんじゅ」については、委員も御承知のとおり、これは我が国の原子力政策大綱に基づいて、資源の少...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) 今委員がお尋ねになりました膨大な経費が費やされておるということは、私もそのように感じております。昭和五十五年から平成二十三年度までの「もんじゅ」の総事業費は九千四百八十一億と、このようになっておりまして、これは建設費が五千八百八十六億、運転費は三千五百九...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) 今回の福島原子力発電所の事故を見ても、私どもは絶対安全だということは言えないと、このように思っておりまして、これからもそういうものを頭に置きながら特にリスクの管理をしていかなきゃならぬと、このように思っております。  「もんじゅ」につきましては、いわゆ...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) それは承知をしております。
○国務大臣(高木義明君) 本件については、既に今国会でも福島原子力発電所の事故を受けまして、いわゆるしっかりした事故の調査、検証が行われていかなきゃなりませんし、私どもとしましては、我が国の原子力政策の在り方、これもそのことの中でしっかり議論をされなきゃなりません。  いずれに...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) 熊谷委員にお答えをいたします。  SPEEDIの開発費用につきましては、これは、昭和六十一年度から平成二十一年度に支出した金額は約百十三億円となっております。これに昭和六十年度に予算計上された整備委託費三億円を合わせますと、合計約百十六億円となっており...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) SPEEDIの件についてでございます。  今回の事故では、停電などによりまして発電所におけるいわゆる放出源情報、放射性物質の情報が得られなかったためにSPEEDIの本来の放射能影響予測を行うことはできなかったという状況にありました。このため、SPEED...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) そうです。
○国務大臣(高木義明君) 私どもとしましては、三月十二日からは全国にありますモニタリングの機器によっていわゆる調査をしておりますし、三月十五日からいわゆる周辺現地において今御指摘のとおりモニタリングを行っております。したがいまして、そのモニタリングの分析結果を踏まえて、いわゆる仮...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) その前に、先ほど私が全国のモニタリングを十二日からと申し上げましたが、十三日でございますので、訂正をいたしておきます。  その上で、今回の事故によって停電のために発電所における放出源情報が得られなかったと、こういう本来の予測が行われなかったという状況の...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) したがいまして、いかにして放出源情報を直ちに得られるかという、そういうシステム上の課題もございます。  ただ、私たちとしては、そういうものが出ておりませんので、いわゆる単位放出源一ベクレルというものがもし出た場合にはどのようになろうかと。当然にして、福...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) 現地のモニタリングデータを十五日から収集をいたしました。したがって、放出源情報をまさに逆推定するわけでありますが、この逆推定したのに時間が掛かったと、このように承知をいたしております。
○国務大臣(高木義明君) 先ほどもお答え申し上げましたように、逆推定するのに時間を要したということであります。  そこで、御指摘のお尋ねは、やはりこんなようなすばらしいいわゆるシミュレーションシステムが、実際の今回の事故の立ち上がりにおいて、いわゆる停電という状況はあるにしても...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) 改めて申し上げますが、このSPEEDIの単位放出源情報、まさにこれは実際の放出源情報ではないものですが、この単位放出源情報の流れというのは、文部科学省から、三月十一日十六時四十分、原子力安全技術センターに指示をいたしております。この原子力安全センターから...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) 先ほどのまさに時間を要したということで更に加えますけれども、十六日のモニタリングを開始をいたしまして、当初の三日程度は風向が海方向にあったと、陸の方から海の方に流れている、したがって、それでは推計に十分な情報が得られなかったと、こういう理由を私は承知をい...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) 私どもは、当然のことながら、モニタリングのできる状況になったときには速やかに拡充も含めてその役割分担を果たしてまいっております。得られた情報については、的確に速やかに公開をずっと今日までしております。今回のいわゆるSPEEDIにおける推定が可能になったこ...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) 失礼いたしました。  十三日にファクスをしたものはSPEEDIの単位放出源、単位放出源情報のデータであります。
○国務大臣(高木義明君) 原子力安全委員会のホームページで報告をしておるものであります。
○国務大臣(高木義明君) 今回は十五日の日からモニタリングを開始をしておりました。先ほどもお答えしましたけれども、当初三日程度は海の方向に風が吹いておったと、こういうことで推計に十分な情報が得られなかったと、こういう事情もございました。いずれにいたしましても、私どもは、今回の遅れ...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) その後、随時流していたと承知をしております。
○国務大臣(高木義明君) これは、もちろん単位放出源情報であるということを付して流しております。
○国務大臣(高木義明君) 委員御指摘のとおり、十三日に送ったものについて、私どもとしましては、調べた限りにおいては、公表をするなとか、そんな指示をしたことはありません。
○国務大臣(高木義明君) 特にそのようなことは承知をしておりません。
○国務大臣(高木義明君) 先ほどの十三日のファクス、もっと申し上げますと、三月の十一日の十七時四十分に原子力安全技術センターからそれぞれに送っておりますが、福島県の災害対策本部については専用回線が不通でありました。したがいまして、十二日二十三時五十四分に電子メールを送っております...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) これは大臣就任時に承知をいたしております。
○国務大臣(高木義明君) 先ほどお答えしましたように、三月十一日の十六時四十分に文部科学省が、いわゆる財団法人でありますが、原子力安全技術センターに指示をしております。
○国務大臣(高木義明君) 先ほど申し上げましたとおり、私どもとしましては計算結果がまとまり次第公表をしておると、私はそのように認識をしております。
○国務大臣(高木義明君) この点については、公開しないと決めていたわけではありません。
○国務大臣(高木義明君) まさに、いわゆる単位放出源はそもそも公開するものとは私は認識していなかったということでございます。
○国務大臣(高木義明君) このSPEEDIの本来は、まさに原子力発電所から出されたそのまさに源、これを踏まえて計算をするというものでございました。したがって、いわゆる仮定に基づいた試算については私は直ちに公開するということではないと、このように承知をしておりました。
○国務大臣(高木義明君) 先ほど申し上げましたSPEEDIの単位放出源情報の流れについては、三月の十一日十七時四十分に原子力安全技術センターから情報を出しましたが、いわゆる福島市にある福島県災害対策本部については専用回線が不通であったと、したがって電子メールになった。まさに、福島...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) 御指摘のように、大熊町の福島県原子力センター、ここには十一日の二十三時四十九分に電子メールを送ったということです。
○国務大臣(高木義明君) 事務方に聞きましたところ、当時、その状況の中でオフサイトセンターに向かっていたということです。
○国務大臣(高木義明君) その辺の詳しい時間はちょっと確認させてください。
○国務大臣(高木義明君) 地元の皆さん方には特に御心配はあるということを承知をいたしております。私も、放射線のリスクは決して甘く見てはいけないと常々思っております。同時に、正しい理解の中で、その中でも余り風評とかそういうことがありますと、これはまた新たな問題を惹起しますので、その...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) 先ほどの御提案、まさに私も東北大学に出向きまして学長からもそのことについてはお教えをいただいております。ただ、いわゆる分離する装置、土砂を分離する装置あるいは剥ぎ取る装置、こういったものの製作に若干の時間の掛かるという課題もございます。しかし、御提案とし...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) もちろん、これは政府全体としてです。特に、規制のある経済産業省、あるいは環境省、あるいはそういった工事にかかわる健康の問題もあります厚生労働省、皆さん方の協議の中でできるだけ早く結論を出していかなきゃならぬと思います。
○国務大臣(高木義明君) 今これは原子力災害対策本部の中で進められております。
○国務大臣(高木義明君) 議事録という話ですけれども、対応について緊急に動いたりあるいは話したりする状況はございますが、議事録の存在については確認をしておりません。
○国務大臣(高木義明君) 私どもとしましては、できるだけ現地と連携を取ってこの災害対応をやるというのはもう当然のことであります。私も頻繁に出ていきたい。福島県には既に一回、三月の二十七日に出向きましたけれども、本当ならばもっともっと行かなきゃならぬと思っております。まだまだ、岩手...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) 秋野委員にお答えをいたします。  現在、本件は、福島県において、健康影響を正しく評価をして県民の不安の払拭を図るという観点から、これは長期的あるいは定期的な検査などについて検討しておると、このように伺っております。  その中で、今お話があっております...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) 今回の事故の発生直後、まさに被曝医療、緊急被曝に関しては、マニュアルに沿って第三次被曝医療機関である放射線医学研究所あるいは広島大学を中心としたチームを派遣をいたしました。あわせて、今御指摘のとおり、対応可能でありました各大学あるいは公的機関の専門家も派...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) 委員の御指摘をしっかり受け止めております。  既に御案内のとおり、この「ちきゅう号」というのは、日米主導の国際枠組みである統合国際深海掘削計画、これに基づいて科学掘削を実施することを基本的な任務としております。  したがいまして、「ちきゅう」による科...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) この問題については、御指摘のとおり、経済的な理由で意志あるけれども高校に進学できない、こういうことを避けるためにも高校授業料の無償化もその一つのツールとしてやっております。ただ、それ以外に、今御指摘のように、離島において、離れ島においては非常にハンディの...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) 柴田委員にお答えをいたします。  お話ありましたように、今国会において、国会、各党の御理解をいただいて、科学研究費補助金のまさに使い勝手のいいシステム、これについて予算も含めて御協力をいただきました。心から感謝を申し上げたいと思っております。  科学...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) 御指摘のとおり、第四期の科学技術基本計画については、三月十一日の東日本大震災を受けまして、三月三十一日に科学技術政策担当大臣と総合科学技術会議の有識者議員が連名で、この災害の経済社会への影響を踏まえた再検討を行うということを表明をしております。また、去る...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) 私どもとしましては、今回の震災の教訓、そして課題、これを真摯に受け止めることが必要だろうと思っております。したがって、その意味において、いろいろの様々な実情や実態が浮き彫りにされました。こういうものをまさに、もちろん復旧復興も大事ですけれども、やっぱり未...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) 結論から申し上げますと、留学生三十万人計画の達成に向けて様々な施策を講じていきたいと思っております。特に最近では、三か月未満の受入れを支援をするショートステイ事業、あるいはアジアや先進国の大学との教育連携、まさに単位相互認定などでございますが、そういうこ...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) 昭和五十五年、一九八〇年から平成二十三年度まで、二〇一一年、「もんじゅ」の総事業費については、これ午前中にもお答えいたしましたが、九千四百八十一億円であります。このうち、運転停止期間中の費用は二千六十三億円であります。  以上でございます。
○国務大臣(高木義明君) 「もんじゅ」については、今御指摘のとおり、平成二十一年の十二月に政策評価・独立行政法人の評価委員会によって、停止期間中に得られた研究成果等について国民に分かりやすい形で公表するよう、こういう指摘を受けております。  これを踏まえて、原子力機構では、まず...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) 現在、この高速炉に関する研究開発については、日本そしてフランス、ロシアといった従来から研究開発を行っておる国に加えて、近年では中国、インドといった国も強力に開発に取り組んでおります。この技術的優位をめぐって今国際的な激しい競争が行われておると、こういう状...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) 御意見もしっかりお受けをしますけれども、先ほど申し上げましたとおり、我が国の原子力政策の在り方、そしてまたエネルギー政策の見直しも含めて検討していかなきゃならぬと思います。
○国務大臣(高木義明君) 荒井委員にお答えをいたします。  今回の震災で被災をしました専修学校の生徒に対する就学支援でありますが、これは、私立大学などと同様に、日本学生支援機構による奨学金の緊急採用の拡充、いわゆる無利子奨学金の拡充、また返還期限の猶予の措置、これについて拡充を...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) 今回の震災において被災した専修学校の生徒、これは今説明がありましたように、特に岩手県や福島県、専門学校の進学率が高い。そして、被災した東北三県においても高等教育機関における専修学校の割合が大きいと、こういうことは十分承知をいたしております。先日も、全国の...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) それぞれの生徒、学生はまさに被災者の一人でございます。私どもとしましては、かなり甚大なこの災害の中で専修学校あるいは各種学校の生徒の置かれた今の立場というのは十分理解しなきゃならぬと思っております。  まだまだ我々としてもその思いは熱いものがございます...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) 又市委員にお答えをいたします。  御指摘の点については、今、原子力安全委員会の指針に基づいて、防災対策を重点的に行うために原子力発電所から十キロ以内の範囲が示されております。これを受けて、この範囲に含まれる十九道府県を対象として、それぞれの災害対策本部...全文を見る
05月24日第177回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第3号
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○高木国務大臣 斎藤委員にお答えをいたします。  委員の言葉をかりますと、放射能の見える化、こういうことでございましょう。全くそのとおりだと思っております。我々は、できるだけ、モニタリングをしながら、正しい計測値を速やかに公表していく、それで安心の確保に努めてまいりたいと思って...全文を見る
○高木国務大臣 吉野委員にお答えをいたします。  今お話をずっと聞いておりまして、吉野委員は、特に地元で、大変な御心労だろうと思っております。そして、何としてもふるさとで仕事がしたい、ふるさとで暮らしたい、あるいはふるさとで子育てをしたい、こういう思いの強いことを改めて私も痛感...全文を見る
○高木国務大臣 秋葉委員にお答えをいたします。  公共施設の中でも、特に全防災拠点と言われるものに占める割合、これは約六割以上が学校施設になっておる状況です。これを見てみましても、いかに学校施設がそれぞれの地区の防災拠点であるかが一目瞭然でございます。  今、経験からいろいろ...全文を見る
○高木国務大臣 遠山委員にお答えいたします。  公明党として現場調査をしておられたことは敬意を表したいと思います。  先ほど出ておりますように、郡山市においては、学校の設置者そしてまた首長の判断で今の状況があると私は認識をしております。といいますのは、まさに郡山市内でいわゆる...全文を見る
05月25日第177回国会 衆議院 文部科学委員会 第12号
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○高木国務大臣 奥村委員にお答えをいたします。  委員もお話がありましたように、長いこと体育指導委員もなされて、そして、地域スポーツに対する思いは殊のほかお強いものがあるということを承知いたしております。特にこの数年来、スポーツ基本法の制定に深い関心を寄せられておりまして、敬意...全文を見る
○高木国務大臣 御指摘のスポーツ予算については、平成二十三年度については過去最高となる二百二十八億円を計上しておりますが、文化予算と比べるとかなり差があるというのは事実でございます。  そういう意味で、厳しい財政事情でありますけれども、スポーツの役割、国民に夢と感動を与え、そし...全文を見る
○高木国務大臣 私は、小さいころからよくしておったのは野球であり、あるいは相撲でありましたが、本格的にしたというのはバスケットボールでございます。
○高木国務大臣 そんなにうまくはなかったものですから大層なことは言えませんけれども、私の経験では、まず、自分との闘い、苦しいことに対していかにしてこれを克服したというみずからの闘い、その中で、汗を流す一つの努力、これが大事だなということを感じましたし、それから、バスケットボールの...全文を見る
○高木国務大臣 スポーツ庁の設置については、今、超党派の議連で検討中でありますスポーツ基本法の中に、附則で検討事項とされておると承知をしております。  縦割りの弊害を除去するという意味で、まさに、その中での基本法、そして、それに基づくスポーツ庁ということでありましょう。私はその...全文を見る
○高木国務大臣 七十五日の経過の中で、とりわけ被災地の方々、特に、避難所などで不自由な暮らしを余儀なくされておる方々、本当に日々大変なことだと推察をいたしますが、その中でも、やはり体を動かす、スポーツの機会を得ることは非常に大事なことだと思っております。  特に、各避難所におい...全文を見る
○高木国務大臣 御指摘の普天間第二小学校は、まさに普天間基地と隣同士、本当に隣接でございます。  学校が安全でしかも静かな環境であることというのは、非常に重要でございます。ただ、具体的に学校の教育環境をどのようにするかということについては、市町村、いわゆる設置者が判断すべきもの...全文を見る
○高木国務大臣 まさに憲法第二十六条には、「すべて国民は、法律の定めるところにより、その能力に応じて、ひとしく教育を受ける権利を有する。」こういうことが規定されております。私どもとしましては、そのことを尊重しながら教育行政に携わっております。  そういう中で、沖縄においての特異...全文を見る
○高木国務大臣 委員御指摘の、先ほどの鈴木副大臣の答弁が引用されました。  オリンピック憲章上、オリンピックの招致は、各国のオリンピック委員会、これが判断することとなっておりまして、JOCがどの都市を候補市として申請するのかということを正式に決定する前には、政府としては、招致の...全文を見る
○高木国務大臣 私も、過去の東京オリンピック当時のあの熱い思いを今思い起こしております。現在、大震災を受けて、頑張れ日本、こういう合い言葉でそれぞれの立場でみんな頑張っておる姿を見ると、このイベントをそういう意味で一つの目標としていろいろな面で取り組むことは、非常に我が国全体とし...全文を見る
○高木国務大臣 今回の東日本大震災における取り組みの中で、特に、初動において自衛隊の皆様方、十万人態勢でございましたけれども、被災地において、全くこれまでにない、甚大な、そして広域的な災害の中で、私は、日夜を分かたぬ、まさに寝食を忘れて取り組んでいただいたこの活動に対しては、本当...全文を見る
○高木国務大臣 今の自衛隊をめぐる教科書の記述についての御指摘がありましたし、大変詳しく調査をされておりますことは、敬意を表したいと思っております。  自衛隊については、中学校においては、主に社会科の公民の教科書において、国際社会における我が国の役割の中で、日本国憲法の平和主義...全文を見る
○高木国務大臣 この点につきましては、国民の多くは、今回の震災における自衛隊の活動、いわゆる災害救助活動について、それぞれ評価をされておりますし、思いがあるものと思っておりますが、教科書の中で取り扱うかどうかについては、これは発行者が自主的に判断をし検討していかれるものだと、私は...全文を見る
○高木国務大臣 これは、学習指導要領の範囲内で具体的な事項については、教科書の発行者に今ゆだねられておりますので、訂正申請も、この災害をとらえた記載についての訂正を申請するのも発行者の自主的な判断でございまして、それを基本としております。  また、実際にどのような対応をするかに...全文を見る
○高木国務大臣 私どもとしましては、教科書においては、今ある教科書検定制度、これを遵守していくことに、私としてはそういう対応をすることにしております。
○高木国務大臣 教科用図書検定規則第十四条の第二項、「検定を経た図書について、前項に規定する記載を除くほか、学習を進める上に支障となる記載、更新を行うことが適切な事実の記載若しくは統計資料の記載又は変更を行うことが適切な体裁があることを発見したときは、発行者は、文部科学大臣の承認...全文を見る
○高木国務大臣 私は、先ほどから申し上げておりますように、教科書検定制度というのは極めて重要な制度でございまして、このことを尊重しております。  したがって、今回の三・一一東日本大震災は新たな課題ではありますが、これは、国民の世論そしてまた各教科書の発行者においてもその認識は私...全文を見る
○高木国務大臣 校庭の表土の除去については、委員御指摘のとおり、自治体の判断で独自に目安を設けている例があるということは承知をいたしております。  例えば郡山市においては、地表から一センチの高さの放射線量が、小中学校で毎時三・八マイクロシーベルト以上、保育所等で三・〇マイクロシ...全文を見る
○高木国務大臣 暫定的な考え方については、これは、一回決めてくるくる変えるわけにいきません。やはり、学校の児童生徒のストレス、心理的な影響、あるいは教育的な配慮を考えますと、私たちとしては、夏休み終了までと。したがって、二学期からどうしていくのかということについて一つの時期的なめ...全文を見る
○高木国務大臣 下げるという言い方は私はしておりませんが、暫定基準を見直すということです。この見直しに当たっては、それぞれ専門家の方々の意見を踏まえて行うことは当然のことでございます。
○高木国務大臣 私どもとしましては、時間当たり三・八マイクロシーベルトを超えるところ、そしてまた、それがなかなか下がらないところにおいては、表土の除去も含めて何らかの対応をしなきゃならないというふうには考えておりました。  そのために、五月八日でありましたが、福島大学の協力をい...全文を見る
○高木国務大臣 いつごろという明確な時期をお答えすることはできませんけれども、これは政府として速やかに結論を出さなきゃならぬことだと思っております。  そういう意味で、私も政府部内の中で努力をしております。
○高木国務大臣 先ほども、福島大学の協力をいただきながら私どもとして検討した中では、それは特に影響はないということもいただいておりますが、ただ、念のために、さらに安心を確保するためには、防水シートなどをきちっと置いた方がなおいいという意見もいただいております。  したがって、私...全文を見る
○高木国務大臣 これは災害復旧との関係もございますので、できるだけ、委員御指摘のように、どのようなことができるか、国としても考えていかなきゃならぬことだと思っております。
○高木国務大臣 遠藤委員にお答えをいたします。  遠藤委員におかれましても、長い間スポーツの振興に対して、とりわけこの数年来はスポーツ基本法などの取り組みについて熱心にかかわってこられたということについては、敬意を表したいと思っております。  今、お話がありまして、しっかり聞...全文を見る
○高木国務大臣 おっしゃられるとおり、基本法ができなければスポーツ庁ができないというわけではございません。  私どもとしましては、先生もかかわってこられましたし、今現在、超党派で、議連でスポーツ基本法案が準備をされております。その中に、一つの目玉といいますか大きな課題としてのス...全文を見る
○高木国務大臣 馳委員にお答えをいたします。  スポーツと体育については、今御指摘のとおり、午前中の議論にもありまして、鈴木副大臣の方から答弁をしております。  私どもとしましては、大きな意味でむしろ、まさに、国内というよりも世界を視野に入れた大きな範囲でのスポーツ、こういう...全文を見る
○高木国務大臣 後で笠大臣政務官が答弁いたしますけれども、私も、部活動に携わる先生の存在というのは、極めて重要なものがあろうかと思っております。本来の学校の教職員の皆さん方が当たられるケースもあれば、あるいは、ほかに仕事を持たれて、その仕事の終わった後にそういうことで指導される方...全文を見る
○高木国務大臣 甲子園塾について、私も不勉強でございましたが、きょう質問をいただいて、改めて、こういうものがあった、そして、その内容についても御紹介がございました。  そういう中で、それぞれ実績を残した学校の指導者の皆さん方、お歴々だと私は承知をいたしておりますが、このレジュメ...全文を見る
○高木国務大臣 いわゆる国際競技大会などの誘致も含めた国際戦略については、これまでもそれなりの努力はされておりましたけれども、やはり、御指摘のような状況も一部に言われております。  したがいまして、私どもとしましては、JOCそして競技団体も含めて、国際戦略を進めるその体制のあり...全文を見る
○高木国務大臣 できるだけ我が国の方が、世界の、IOCを初め各競技団体の中枢に存在するということは、これは極めて重要なことでございます。その後任についても、絶え間なく人材の育成をそれぞれの団体でも図っていかなきゃなりませんけれども、そういうところに空白ができるということは、非常に...全文を見る
○高木国務大臣 馳委員は、今、約一時間の間、国際戦略についてさまざまな方向からの質問がありました。  私もしっかり聞かせていただきまして、我々がやるべきことは、やはり、国際的に人脈をいかにして常日ごろからつくる努力をしていくことか。それにはいろいろなツールがあると思っております...全文を見る
○高木国務大臣 富田委員におかれましては、現地の視察をされて、あるいは見舞いをされて、今、釜石市の東中学校、鵜住居小学校の避難の実態についてお話をいただきました。まことに心が打たれるといいますか、本当に大変な状況の中でよくも子供たち、児童生徒が行動したな、このように私、本当にある...全文を見る
○高木国務大臣 特に災害時に安全な行動ができるように、そういった力を身につけておくという防災教育というのは極めて重要でありまして、今回、特にそのことは改めて痛感をしております。  既に、防災教育における教材やあるいは参考資料については、それぞれ作成をしながら配付をしてきておりま...全文を見る
○高木国務大臣 御承知のとおり、先週まで技量審査場所という名をもって十五日の取り組みが終了されております。この評価は、それぞれ観戦をした皆さん方の思いはまちまちであると思っておりますが、専門家からは、かなり緊張感のある力のこもった勝負が見られたということも聞き及んでおります。した...全文を見る
○高木国務大臣 宮本委員にお答えをいたします。  委員御指摘のとおり、今回の東日本大震災において、各被災地に励ましの気持ちを持って、トップアスリートを初めスポーツ関係者の皆さん方、あるいは団体の皆さん方、それぞれの思いで激励に当たっておること、あるいはもちろん募金も含めてですけ...全文を見る
○高木国務大臣 御指摘のように、まさに高水準のスポーツ選手の育成については、現行法上の位置づけは必ずしも明確ではないと認識をいたしております。  文部科学省としては、トップスポーツ選手の育成のために、財団法人日本オリンピック委員会が行う選手強化事業への支援などを行っております。...全文を見る
○高木国務大臣 今回のスポーツ基本法に対する超党派の議連の取り組みは、まさに国民レベルで、スポーツの役割、あるいはスポーツが果たす国民生活への寄与、また国際社会における平和あるいは連帯、こういったことに大きく力を持つものであるという議論の高まりを私は期待しております。  したが...全文を見る
○高木国務大臣 御紹介のありましたフランスのスポーツ法典、お聞きをいたしました。  各国の法制度あるいは行財政制度は必ずしも一律ではありませんので、我が国において、フランスのスポーツ法典にあるハイレベル選手への支援策などが同様の法制度の中で採用できるかどうか、これは慎重に検討す...全文を見る
○高木国務大臣 各競技のメダル獲得、上位入賞等の目標は、それぞれの大会において各競技団体が定めております。国はそれを踏まえた上で、トップアスリートの適切な支援のための国としての目標を掲げておりまして、各施設の充実に取り組んでおります。  文部科学省では、平成二十二年八月、スポー...全文を見る
○高木国務大臣 屋内スポーツあるいは屋外スポーツ、最近では特に野外でのスポーツの活発化が目を見張るようでございます。  御指摘のオリンピック憲章においては、国際オリンピック委員会の役割として、「環境問題に関心を持ち、啓発・実践を通してその責任を果たすとともに、」「特にオリンピッ...全文を見る
○高木国務大臣 先ほど、スポーツ振興予算との関連で、文化芸術振興基本法の制定の経緯、文化予算の増額についてもございました。  御承知のとおり、平成十三年の文化芸術振興法の制定後十年間の文化予算、文化庁の予算というのは約百二十二億円の増額となっておりまして、去る二月に策定されまし...全文を見る
○高木国務大臣 我々としましては、なお増額が望ましいわけでございますが、今後、さらに一層、予算の確保について努力をしていかなきゃならぬと思います。
○高木国務大臣 議員御指摘の平成二十三年度のスポーツ予算でありますが、スポーツ立国戦略の策定後の初年度となる重要な年でありました。我が国のスポーツ予算としては過去最高となる二百二十八億円を計上したところでございます。
○高木国務大臣 我が国の学校体育を除くスポーツ予算としては、平成二十年度で見ますと百五十八億円となっております。  各国のスポーツ予算の比較については、これは制度の違いなど、単純な比較は困難な面があると私は思っておりますが、民間の調査によりますと、イギリスは平成十九年度で二百四...全文を見る
○高木国務大臣 午前中から午後に至りまして、スポーツ政策についてきょうは御議論をいただきました。スポーツの持つ意義あるいは役割については、これは我が国のみならず国際社会の中でも今後大変重要な政策の柱にしなきゃならぬと思っております。  まさに夢と希望を、感動を与えるスポーツ、そ...全文を見る
○高木国務大臣 財政状況が厳しいながらも、私どもは、この基本法の議論を一つの大きなばねにいたしまして、さらに予算の確保についてこれからも努めてまいります。
05月30日第177回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第5号
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○高木国務大臣 郡委員にお答えをいたします。  災害時には、学校施設というのは重要な防災拠点でございまして、それぞれ皆さん方が役割分担しながら、特に学校の教職員もお世話活動をしておる事例をよく聞いております。  今、調理室が使えなかった、これは教育活動用だからだめだ、こういう...全文を見る
○高木国務大臣 学校の設置者が、地方公共団体が、学校の教育活動に支障のないように留意をしながら複合化を検討していくということは、私は重要なことであろうと思っております。したがいまして、今後も、まさに復旧から復興という意味では、将来にわたって、学校敷地内でそういうものを合築するとい...全文を見る
○高木国務大臣 具体的な、合宿施設という御意見でございます。  文科省としましては、先ほどからも申し上げておりますように、学校施設というのは、安全の確保、あるいは避難所としての防災機能の強化、これはこれまで以上に高めていかなきゃならぬ、このように私たちは思っておりまして、公立学...全文を見る
○高木国務大臣 中野渡委員にお答えをいたします。  輸出の際に取引先から求められますいわゆる証明書、安全証明書に係る経費についてはかなりの負担があろうと思っております。  御指摘の、賠償紛争審査会では既に第一次指針を出しておりまして、この第一次については、政府による避難指示あ...全文を見る
○高木国務大臣 今回の被災地は、我が国でももとより、世界でも有数の水産基地であります。私も、これらの産業がかなりの打撃を受けた、しかも、これからそういう産業、仕事を担う若い人たちの育成がいかになっていくのか、非常に懸念をしております。  私も、五月の十一日に宮城県に入りまして、...全文を見る
05月31日第177回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第6号
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○高木国務大臣 西村委員にお答えをいたします。  先ほどの御指摘の中で、暫定的な考え方については、既にお話がありましたように、国際放射線防護委員会の勧告に基づいて、原子力安全委員会の助言を踏まえ、そして原子力災害対策本部として取りまとめさせていただいたものです。  この暫定的...全文を見る
○高木国務大臣 今、郡山市の状況がお示しになられました。  私どもとしましても、四月の十九日の時点では十三校が屋外活動が制限されるという学校でございましたが、その後、線量が低下をいたしまして、現在は該当校がなくなっております。  また、土壌に関しましては、五月八日に現地で実地...全文を見る
○高木国務大臣 斉藤委員にお答えをいたします。  斉藤委員も非常に詳しいと認識をしております。先ほどの質問にありましたように、ロードマップの中にも、いわゆる原子力災害の一つとして、校庭での土砂の除去等について触れられております。私たちはそのようなものを踏まえて、暫定的な考え方の...全文を見る
○高木国務大臣 暫定的な考え方は変わっておりません。ただ、我々は、実際に今、線量計測の中で年間一ミリシーベルト以下を目指すということは、可能性は十分ある、こういう現実も受けとめております。
○高木国務大臣 阿部委員にお答えをいたします。  委員御指摘のとおりでございまして、私どもは、当面、文部科学省としては、学校の校庭、園庭などについて、今後、年間一ミリシーベルト以下を目指す、そういう方向で、土壌の改良等も含めて努力をしていくことにしております。  御指摘のとお...全文を見る
05月31日第177回国会 参議院 文教科学委員会 第9号
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○国務大臣(高木義明君) 途中から出席いたしまして申し訳ございませんでした。  今、横峯委員からのお尋ねでございます。  確かに、この国会でもそのような議論があっておりますし、また国民の一部からもそういう話が出ておるのは承知をいたしておりまして、また、二〇五〇年までにというあ...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) 私としましても、今政府委員がお話がありましたとおりでございまして、二十ミリシーベルトというのが非常に固定的にとらえられ、そして二十ミリシーベルト浴びてもいいんだという、そういう話が度々出ておりますので、我々としては、より安心感を保つために今回このようなこ...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) 古川委員、特に専門的な立場から、詳しいことを十分御認識の上だと思っております。  そういうことで、私どもとしましては、これまでも国際放射線防護委員会のこれは年齢についても平均化したものでやっておりますし、今回の暫定的な考え方のよりどころになったのは、事...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) 今言われる趣旨がありますから、私どもとしましては、子供たちが学校で活動する、そしてそれに最も近くいる教職員の皆さん方にも積算線量計を携帯をしていただいて、常時そのことについて注意をしていくということで対応しておるわけでございます。
○国務大臣(高木義明君) この件につきましては、やはりその暫定的な考え方に基づいて私どもとしてはこれまで福島県始め皆さん方に示しておりますが、更に安心感を一層深めるという意味合いにおいて、我々としては、土壌の改良をすることがかなり効果的であると、こういう実地試験も踏まえて速やかに...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) このSPEEDIというのは、単位放出源を用いた予想結果でありまして、時の地形とかあるいは風向き、こういったものを基に放射性物質の飛散の傾向を把握することは可能でございます。  私どもとしましては、放出源情報がない、まさに電源喪失などで、どれほどの範囲そ...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) 必要に応じて避難の判断に活用すべきとは考えますが、種々の計算をそのまま公開するものではないと、そういうことで、考えてはおりませんでした。
○国務大臣(高木義明君) 先ほどからのお話がありますように、私どもとしましては、実際の放出源ではなくて、単位一ベクレルが出た場合にはどのような状況になるかと、こういうSPEEDIによる予測結果については速やかに我々も対応を練りました。そして、役割分担として我が省が受け持ちましたモ...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) 私も子供の親でございますし、子供の健康と安全を守るということは委員に引けを取らないくらい持っておるつもりでございます。  そういう観点から、私どもとしては、いち早くすべきことは、正しい原子力発電所から出た空間線量、これを速やかに測って、そしてそれを公表...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) 皆さん方の知見、これを踏まえてこのようなことを決めさせていただいた、目安にしていただいた、こういうことでございます。
○国務大臣(高木義明君) 草川委員にお答えをいたします。  この仮払いにつきましては、今御指摘の例えば観光業や建設業などにおかれても大変厳しい状況がございますので、できるだけ速やかに救済されるように私たちは取組を進めていかなきゃならぬと思っております。審査会においても、相当因果...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) 暫定的な考え方においては、校庭等で毎時三・八マイクロシーベルト以上の空間線量を計測した校庭については屋外活動を制限するということが適当であるということをお示しをしております。同時に、今後私どもとしてはできるだけ線量を低減をする努力をすることも併せて申し上...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) 現実、かなり安全サイドで計算をしたのがいわゆる十ミリシーベルト程度になっておりますが、我々としてはあくまでも一ミリシーベルトを目指していくと、こういう方針であります。
○国務大臣(高木義明君) 五月二十三日の日程を調べていただければお分かりでしょうから、これは午前午後、国会がありました。私は、答弁に立つべく委員会に出席をいたしておりましたので、物理的に会えない日程でございました。別に、委員、逃げたという表現でございますが、そんなことは更々考えて...全文を見る
06月01日第177回国会 衆議院 文部科学委員会 第14号
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○高木国務大臣 馳委員にお答えをいたします。  委員御指摘のとおり、防火用水ということで水がたまっておるのが普通じゃないかと思っております。この水をまず排出しなきゃなりません。一部は、下水道に行っておるのは、これはまた、今話しました、国土交通省の方で下水処理場との調整がございま...全文を見る
○高木国務大臣 前々から、プールの使用についても、当然、当面の課題になりますから、そういう意味で、非常に関係各省の現状等の把握を含めて調整をしております。したがいまして、委員御指摘のとおり、できるだけ早く文科省としての一定の目安、基準を示していきたいと思っております。
○高木国務大臣 今、局長が答弁したとおりでございます。委員御指摘のとおり、私も何度か国立競技場で観戦をいたしまして、施設の老朽化の部分を実際感じる向きがございます。東京オリンピックはもとより、各スポーツにおいてもたびたび感動的な場面もございました。あるいはまた高校サッカーでは、優...全文を見る
○高木国務大臣 一般的にスポーツ施設をつくるときには、もちろん必要な広さ、あるいはまたサブグラウンドも含めて附帯設備、それより何よりも、やはり交通のアクセスあるいは駐車場、こういうこともその要素になろうかと思っております。  したがいまして、現在地も含めて、委員御指摘のとおり、...全文を見る
○高木国務大臣 今、クレー射撃の中山由起枝選手の件について、具体的にお尋ねもございました。言うまでもなく、それぞれ競技団体、数多くありますが、この競技団体のガバナンスの問題を理由に、アスリート、選手個人が不利益なことが出てくるようなこと、こういう事態はできるだけ避けなきゃならぬと...全文を見る
○高木国務大臣 今審議されております、まさに議員の皆さん方から提起をされておりますスポーツ基本法案においても、スポーツ団体がスポーツに関する紛争について迅速に、適切に処理、解決に努めるということと同時に、国に対しても、スポーツに関する紛争の迅速な解決に当たる施策を講ずることが新た...全文を見る
○高木国務大臣 あべ委員にお答えをいたします。  私どもとしましては、我が国が世界でもトップレベルの学力また教育力をつける、そういう目標を持っておりますが、これの大きな力は、まさに高等教育であろうと思っております。  高等教育については、これまでもさまざまな取り組みがされてお...全文を見る
○高木国務大臣 あべ委員が御指摘の、高専の専攻科を卒業した者についての学位の授与についてであります。  まさに今、大学のあり方についてもその検討がなされておりまして、特に高専においては、実践的技術者養成という趣旨を持って、これまでその活動が進めてこられております。  一般的に...全文を見る
○高木国務大臣 先ほども御答弁いたしましたが、両者の間でスムーズな運営についてさらに検討を求めておりますし、私どもとしましても、大学のあり方あるいは高専のあり方、これについてはしっかり検討しなきゃならない、このように考えております。
○高木国務大臣 特に方針は出しておりません。
○高木国務大臣 あべ委員も非常に詳しい分野、特に、高等学校の専攻科の中でも、看護学科は非常に多くの方々が教育を受けておられます。そういう方々については、これは、今の社会、国民の需要の中でも非常に高い。まさに地域での人材需要というのは、これはこれからも重要になってまいりますし、専門...全文を見る
○高木国務大臣 大学のあり方については、さらに検討を進めていくべきものであります。我が国はもとより、国際社会において問題解決を図れるまさに教育の最高のレベルとして、これからもその充実は必要でございます。  今、医学教育についてのお尋ねもございました。文部科学省が言うまでもなく、...全文を見る
○高木国務大臣 池坊委員にお答えをいたします。  先生も御指摘になりましたように、専修学校などの全国的な組織の代表者も私のところに来られております。先生初め、この国会の中でも、被災された学生の窮状を訴えられて、私たちとしても、非常にその御苦労に深く心を痛めておるところであります...全文を見る
○高木国務大臣 今の財源の中でやりくりができるかどうか、その辺も含めて、早急に検討してまいりたいと思っております。
○高木国務大臣 委員御指摘のとおり、去る三月に、美術品損害補償法と美術品公開促進法、二つの法律が成立をいたしました。委員各位の熱心な御努力のおかげだと思っております。  そういう上で、これから我が国においても、世界のすぐれた美術品を国民が親しく鑑賞することができる、私もそういう...全文を見る
○高木国務大臣 学芸員、クーリエの渡航問題は、これまた重要な話でございます。フランスについては、四月八日付のフランス政府からの指示によって、渡航延期措置というのは緩和されているところであります。  私どもとしましては、これまた関係省庁、外務省等とも十分連携をとりながら、諸外国に...全文を見る
○高木国務大臣 日本ユネスコ国内委員会では、御指摘のユネスコの記憶遺産事業に推薦する候補物件について調査審議することになっております。二〇一〇年三月に、日本ユネスコ国内委員会の委員、有識者など計八名から成る選考委員会を設置したところでございます。  今回は第一回目の推薦というこ...全文を見る
○高木国務大臣 このたび、田川市の山本作兵衛さんの炭鉱の図ということが登録をされまして、私も、この件については本当に大変うれしく思ったところです。これまでの発想といいますかを変えたような、まさに庶民の目線といいましょうか、あるいは、我が国の近代産業が抱えた実態を絵によって表現をし...全文を見る
○高木国務大臣 今回の件をしっかり我々は受けとめなければなりません。  これまでは、国宝や重要文化財を中心として推薦された経過がございます。もちろんそのことも重要であろうと思っておりますが、今回の件については、地域あるいは地方の熱い思い、そして長い並々ならぬ努力、こういうことが...全文を見る
○高木国務大臣 とにかく、スポーツと並んで文化の振興というのは重要でございますので、これからも、委員の御指摘も踏まえてしっかり取り組んでまいります。
○高木国務大臣 宮本委員にお答えをいたします。  体育の授業において、平成二十四年度、来年度から中学校において武道が必修化になっておりまして、御指摘の事故はあってはならないものでありまして、各学校において、部活も含めて、安全の確保は最重要であろう、このように思っております。 ...全文を見る
○高木国務大臣 スポーツの指導者の責務、役割というものは極めて重要でございます。したがいまして、しっかり講習会等も行いながら、安全確保のための資質を向上させていく、こういうことで努めていきたいと思っております。  今御指摘の、いわゆるしごきや体罰というテーマでございましたが、こ...全文を見る
○高木国務大臣 先日、文部科学省あるいは福島県の調査を踏まえて、空間線量率が毎時一・〇マイクロシーベルト以上の学校などを対象として、線量軽減のための土壌の改善、このことについて、財政の支援をしていくということを決めました。  今御指摘の私立学校についてということでありますが、こ...全文を見る
○高木国務大臣 御指摘のように、既に表土を削り取った場合、これは、処理が完了し、土壌に関する線量の低減が図られる場合においては、積み上げた表土を撤去、搬出、処分する費用についても、補助対象とする方向で検討をしております。  また、除去した後に必要に応じて行う土の補充、整地する費...全文を見る
○高木国務大臣 既に御承知のとおり、「当面の対応について」という五月二十七日の表明でございますが、これは、これまでも、「暫定的考え方」を踏まえて、国際基準である一ミリから二十ミリシーベルト、この目安、今後できる限り児童生徒の受ける被曝線量を低くしていく、こういうことを基本に立って...全文を見る
○高木国務大臣 今お話がありました件については、私どもとしましては、主に、学校活動における子供たちが受ける線量率を可能な限り低減をさせるという努力、この一環として、先ほどから示した土壌の改良等、あるいは線量計の配付等、これを財政負担も含めて示したわけでございます。  子供たちは...全文を見る
○高木国務大臣 したがいまして、私どもとしましては、学校の活動については先ほど申し上げたこと、同時に、さきにロードマップを発表いたしましたけれども、原子力災害対策本部の「原子力被災者への対応に関する当面の取組方針」の中で、被災者住民の安心、安全のための取り組み、こういったものも盛...全文を見る
○高木国務大臣 五月二十七日の「当面の対応について」は、児童生徒の学校教育を受けることができるよう、まずは学校においての線量の低減策を示したものでございます。  したがって、「今年度、学校において児童生徒等が受ける線量」というのは、今年度、始業日以降に学校内において受ける線量と...全文を見る
○高木国務大臣 三月十一日以降、福島県内のほとんどの学校は休校状態でございまして、事故から学校の開始日までに学校生活等で児童生徒が受けた線量はほとんどないものと考えております。  なお、文部科学省では五月十二日に、児童生徒の生活パターンをもとに、実際に児童生徒が受ける積算線量に...全文を見る
○高木国務大臣 この件につきましては、五月二十六日に文部科学省から原子力安全委員会に対して、「当面の対応について」の方針に対して説明を行っております。  原子力安全委員会からは、学校生活での被曝量をALARAの原則に従ってできるだけ低いように下げていくということでありますから、...全文を見る
○高木国務大臣 城内委員にお答えをいたします。  この原子力損害賠償紛争審査会においては、事故との相当因果関係が明らかなものから順次この指針を策定していくということになっておりまして、四月の第一次指針に続いて、昨日、五月三十一日、第二次指針を決定したところでございます。  こ...全文を見る
○高木国務大臣 公正中立で審査を行っている審査会の皆さん方の議論でございますので、私は立場がこういう立場ですから差し控えさせていただきますが、先ほどお答えしたように、こういうものが反映できるように私たちとしては願っておるところでございます。
○高木国務大臣 よく調べていただければわかりますが、私は、国旗・国歌法は賛成をいたしております。
○高木国務大臣 児童生徒が国際社会において尊敬され、また信頼される日本人として成長していくためには、我が国のみならず、他国の国旗・国歌の意義について理解をする、そして、それらを尊重する態度をはぐくむことが重要であろう、これは私たちの基本的な認識でございます。  今回のいわゆる判...全文を見る
06月03日第177回国会 参議院 予算委員会 第18号
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○国務大臣(高木義明君) 舟山委員にお答えをいたします。  この事故においては、放射線モニタリング指針に沿って単位放出量による試算を行うことになっておりまして、仮想的な条件に基づく試算は行っております。この単位放出量による試算結果については、御承知のとおり、緊急時のモニタリング...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) もちろんその判断にも、原子力安全委員会が判断されていると思っております。  私どもは、今回の初期対応として、とりわけ役割分担の中で、いち早く正確なモニタリングをする、このことが大事ですから、どういうところを中心的にやるのかという、その参考資料に十分活用...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) 谷合委員にお答えをいたします。  御指摘のとおり、今年の四月一日の時点で、今春卒業した大学生の就職率は九一・一%、これは前年度比〇・七の減でございます。被災地の厳しい状況がございまして、これは震災対応に妨げにならないようにということで、これは被災地を調...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) 小野委員にお答えをいたします。  この既に示しております暫定的考え方というのは、できるだけ放射線量を浴びないようにすると、こういう考え方でありまして、したがって、これは年間二十ミリシーベルトを浴びてもいいと、そういうものではありません。私としては、今回...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) 私どもとしましては、今申し上げたとおりに、今教職員の皆さん方にも協力をいただいて線量を計測をしております。そういうことをやっていけば、私たちは、これからは当面年間一ミリシーベルトを目指すということで安心を、より安心をいただくために我々としてはそのように考...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) 暫定的な考え方を踏まえて私どもは年間一ミリシーベルト以下を目指す、そしてその実現性は可能性はあると。(発言する者あり)
○国務大臣(高木義明君) そのときの答弁を私は撤回する考え方はありません。なぜなら、二十ミリシーベルトを浴びてもいいというものではないと。できるだけ線量を下げていく努力をする、こういうことを我々は言っておるんです。  したがって、私の考え方は、暫定的考え方を踏まえて今後の在り方...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) 既に示しておる暫定的考え方を踏まえて、私どもは五月二十七日に新たな考え方を示しました。  私としては、不安を和らげる意味で申した答弁でございます。
○国務大臣(高木義明君) いや、いたずらに不安をあおってはならないということは専門家からもよく言われておりますし……(発言する者あり)ええ。  したがって、私どもとしましては、二十ミリシーベルトを浴びてもいいと決して言ってないんです。これをスタートに一ミリシーベルトを目指すとい...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) 福島委員の御指摘のとおり、私どもとしましては、既に示した暫定的な考え方に沿って、当面年間一ミリシーベルトを目指すということで、比較的高い校庭については財政的支援をしていく。それから、全ての福島県の学校に線量計を配布をいたしまして、しっかりしたモニタリング...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) たくさんのところからいろいろな意見の提示もございます。我々は、専門家の意見も伺いながら、今の指摘を受けながら、最大限の努力をして、方策を講じて、線量低減のために頑張っていきたいと思います。
06月09日第177回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第7号
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○高木国務大臣 橋本委員にお答えをいたします。  私どもは、放射能のリスクを決して甘く見てはならないと思っております。したがいまして、できるだけ放射線量を少なくする、低減をさせる努力は日々怠ってはならないと思っておりますし、根本的には、早く発電所の事態の収束が何よりでございます...全文を見る
○高木国務大臣 委員御指摘のとおり、やはり夏は水泳を本当に楽しみにしておられると思っております。しかし、福島県の原子力発電所がこういう事態にあって、ことしはある意味では非常事態でありまして、まさしく不自由もおかけをしなきゃならぬのではないかと思っておりますが、プールの利用について...全文を見る
○高木国務大臣 稲津議員にお答えをいたします。  御指摘になりましたように、五月三十一日に第二次指針が決まりました。いわゆる風評被害についてであります。これについては、業種ごとの特徴などを踏まえまして、営業や品目の内容、あるいは地域、損害項目などについて類型化した上で、一定の範...全文を見る
○高木国務大臣 小野寺委員にお答えをいたします。  さきに御指摘ありました学校給食については、できるだけ早く速やかに、正常な栄養がとれる給食の回復にしっかりまた取り組んでまいりたい。  今お尋ねのいわゆる災害復旧事業でありますけれども、これは原則として、現地の被災状況について...全文を見る
○高木国務大臣 委員御指摘のとおり、かなりおくれておるということについては、その実情を私もこの場で改めて確認をいたしております。  学校の教育環境を一日も早く正常な形に戻すことは我々の最も大事な仕事であります。したがいまして、さらにピッチを上げ、必要ならば体制も含めて考えていか...全文を見る
○高木国務大臣 斉藤委員にお答えをいたします。  御指摘のとおり、夏休み、本当なら、伸び伸び遊んで勉強して、頑張っていただく重要な機会でございます。ただ、発電所の状況がああいうことでございますので、できるだけ線量を少なくする努力、一つは、もう既に御案内のとおり、校庭の土壌改良、...全文を見る
06月10日第177回国会 参議院 予算委員会 第19号
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○国務大臣(高木義明君) 義家委員にお答えをいたします。  まず、質問に答える前に、度々文教科学委員会でも御質疑をいただいております。私どもとしましては、二十ミリシーベルトを浴びていいということでは決してありません。ICRPの国際的な基準に基づいて、そして私たちはあくまでも一ミ...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) 教科書についての御指摘でございまして、この採択につきましては様々な意見があることは承知をいたしております。  私どもとしましては、採択権者の各教育委員会の判断に委ねておりますけれども、今年、中学校の教科書の採択の年でございます。この教科書については、四...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) 横山委員にお答えをいたします。  まず、海水のモニタリングです。  御承知のとおり、私どもは、三月二十三日から福島第一発電所の沖合約三十キロ地点の海水のモニタリングをやっております。随時観測点を増やしておりますが、四月に入りまして原子力対策本部から環...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) 桜内委員にお答えいたします。  いわゆる原子力損害賠償の責任といわゆる原子力安全規制上の責任、これは別の法体系でやられておりますのでその解釈に委ねていきたいと思っておりますが、この原子力損害賠償法については、三条の第一項のただし書について、異常に巨大な...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) 小野次郎先生から前回も御指摘をいただきました。重要な御指摘でありますから、少し説明をさせていただきます。  まず、この年間二十ミリシーベルト以下の場合、国は何もしないでもいいという一部に受け止めがあるのであれば、私の本意ではございません。四月の十九日に...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) 環境モニタリングの結果を踏まえて適切に対応することにいたしております。  私どもとしましては、子供の安全のために、安心を確保することは私の当然の責務でございますから、こういう思いに立って改めて線量の軽減に努めてまいりたいと思っております。
06月14日第177回国会 参議院 東日本大震災復興特別委員会 第2号
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○国務大臣(高木義明君) 岩城委員にお答えをいたします。  福島県におきましては、これは県が中心になりまして県民健康管理調査をするような準備をされております。こういったことに対して、去る五月三十日に文部科学省に対しましても放射線被曝の専門家の派遣などの要請があっております。政府...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) 高等学校につきましては、設置者の設置基準あるいは学習指導要領に基づいて、あるいはまた各地域の状況とかニーズに合って設置者が判断するところでございます。  しかし、今御指摘のとおり、かつてない大震災に見舞われまして、更なる防災教育あるいは防災意識の高揚と...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) 今回の原子力発電所の災害においては多数の被害者が出ておりまして、御指摘のとおりに、できるだけ早く適切に賠償されることが何よりでございます。  そういう意味で、いわゆる損害の範囲というのを明確にしなきゃなりませんし、この範囲について今審査会で鋭意検討して...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) まさに、委員御指摘の件については、審査会で公正中立、そして早く、そういう思いで議論をされております。委員の御指摘も、これは審査会の中にも十分反映できるものだと私は思っております。
06月15日第177回国会 参議院 東日本大震災復興特別委員会 第3号
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○国務大臣(高木義明君) 藤田委員にお答えをいたします。  校庭の土壌改良については、当面年間一ミリシーベルト以下を目指すという一つの具体策として、それぞれ取り組まれた学校について国が全面的に財政の支援をするということをさせていただきました。  御指摘のとおり、土壌改良には穴...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) 委員御指摘のWSPEEDIについては、これは世界の原子力事故に対応した大気汚染を予測をしたり、あるいはまた大気の拡散予測、環境測定から発生源や時期を予測をする、また予測結果の評価のための欧米システムとの情報交換、こういった大きな役割が期待をされております...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) 牧野委員にお答えをいたします。  お茶の件でるる御議論がございました。いわゆる暫定規制値を超えるセシウムなどの放射性物質が検出された場合は、それを理由として政府によって出荷制限指示があり、又は県あるいは地方公共団体による出荷自粛要請が出された際は、これ...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) 佐藤委員にお答えをいたします。  文部科学省においても、当省が環境モニタリングを取りまとめを行うことになった三月十六日以降に関して公表漏れがないか、改めて確認をしたところでございます。未公表データがあることが判明をいたしまして、委員御指摘のとおり、六月...全文を見る
06月16日第177回国会 参議院 文教科学委員会 第10号
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○国務大臣(高木義明君) 大島委員にお答えをいたします。  今お話を拝聴いたしておりまして、まさにスポーツ基本法は、今日まで長い間、国会でも議論があっておりました。今般、各党各会派の御賛同によって、ある意味ではスポーツ振興法から五十年目にわたる今日、既に衆議院で可決をされ、今、...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) 橋本委員にお答えをいたします。  今、橋本委員からお話をお聞きをいたしまして、改めてスポーツと社会の役割を考えさせられております。橋本議員におかれましては、オリンピックを始め世界でのスポーツに深くかかわりがありまして、その実績も高く評価をされておられま...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) 西田委員にお答えをいたします。  お話しのとおり、スポーツ基本法を審議をいただくわけでございますが、体育という用語については、第十七条に体育の充実に関する規定、それから固有名詞としては体育の日、そしてまた国民体育大会、こういう用語が使われておられます。...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) この体育の日というのは、昭和三十九年、東京オリンピックが十月十日に開催されました。私も、若きころ国民の一人として強い感動を覚えておることを今思い出しております。そういう中で、昭和四十一年に、その日に体育の日、国民がひとしく心身共に健康なことをある意味では...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) 委員御指摘のとおり、小学生から中学生になると大人の料金になるということもあったりして、もちろん、全国大会はもうもとよりでありますけれども、県内の大会でも、あるいはまた離島を抱える県内においての競技大会においても、その辺の交通費の負担をいかにして減らしてい...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) 障害者のスポーツも非常に重要であることは論をまちません。文部科学省といたしましては、これまでもスポーツ施設の整備については、障害者も広くそこを活用できますようにバリアフリーの設計をしておるとか、そういう努力もしております。また、スポーツ振興センターにおい...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) 江口委員の御指摘については、私も同感でございます。  スポーツ立国戦略というのは、まさに国を挙げてスポーツの自主性、そしてまたスポーツの公共性、そして国際性、こういったものを具現化していく。その中で、国としての必要最小限の体制を確立をしていき、そして、...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) 障害者スポーツ施策連携協議会についての御指摘がございました。  これは厚生労働省との間で毎年度実施をしておりまして、これは、会議体としては近くは平成二十三年三月に開いております。そのほか日常的な連携は十分取っておりますが、その内容については、まず一つ、...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) 初めに、トップアスリートの育成ということは、もちろんオリンピックもそうですが、パラリンピックの方も私たちはひとしくそのように考えております。  お尋ねのこのナショナルトレーニングセンターについては、これは設置の経過から、オリンピックにおけるメダル獲得と...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) この件については、スポーツ振興基金についてはオリンピックやアジア競技大会の成績不振を契機にそういうものができました。この設立後、障害者スポーツ団体が行う選手強化活動、スポーツ大会についてもこれは助成対象としておりますが、基金設立の経緯を踏まえて、どうして...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) まず、谷亮子委員にお答えをいたしますが、その前に、提案者の皆さん方を始め各党各会派、今回、スポーツ基本法の御審議に至った長い間の御労苦と御尽力に心から敬意を表する次第でございます。  さて、文部科学省の事務所管としましては、スポーツの振興がございます。...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) 今御指摘がございました予算の確保については、限られた財源とはいいながらも、平成二十三年度においてはトップアスリートの育成から始まって、まさに我が国のスポーツ人口の拡大、あるいは先ほどもお話がありましたように、する、あるいは見る、支えると、そういう多くの方...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) ラグビーのワールドカップでございます。先般も関係者が私のところに参りまして、この成功について協力を要請されたところでございます。私どもも、可能な限りこの大会、まさに国際大会でありますし、関係者はもとより国民の皆さん方が大きく期待をしておりますから、そうい...全文を見る
06月17日第177回国会 参議院 東日本大震災復興特別委員会 第5号
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○国務大臣(高木義明君) 森まさこ委員にお答えをいたします。  今回の事故では、原子力発電所から放出されたいわゆる放射線情報、どのような放射性物質がどのくらいの量で出たかと、こういう情報が電源の喪失などで分かりませんでした。そういう状況の中で、私たちとしては、あくまでもこれは内...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) 先ほども申し上げました。私は、放射能の影響、これはそのリスクは決して甘く見てはいけないと、もう従来そのとおり考えております。  そういう中で私どもとしましては、先ほども申し上げましたが、実際の放出源情報、これは元々SPEEDIがそのようなものを一つの大...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) もちろん、SPEEDIは、いわゆる一時間当たりに一ベクレルという放射性物質が出たときにはどうなるかと、地域の特性やそのときの気象状況に応じてそういうシミュレーションをすることは可能でございます。私たちはそれも含めて、私たちとしては内部の参考資料にさせてい...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) 今、海江田大臣がお答えになりましたけれども、私どもは表土の処理について、いわゆる穴を掘って埋める方法と、それから二十センチ以上、お互いに裏表、天地返しというんでしょうか、そういう方法があることについて一つ示しておりますが、その場合にも、削り取ったものを他...全文を見る
06月20日第177回国会 参議院 東日本大震災復興特別委員会 第6号
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○国務大臣(高木義明君) 岡田委員にお答えをいたします。  今、原子力損害賠償審査会については、四月以降七回の会合を開きまして、これも計り知れない大きな課題でございます。したがって、二次が既に出されておりますが、今後、三次、いわゆる風評被害も、これから詳細な調査の上に指針を出し...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) 長谷川委員にお答えをいたします。  この原子力損害賠償紛争審査会のシステムは、これまで長い間この制度があるわけでありまして、その法律もそうでございます。  今回、私たちは被災者の立場に立って、日々、今日か今日かという方々は、本当に遅いという気持ちはよ...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) 私は行っておりません。福島には三月の二十七日に参りました、宮城にも。そしてまた、残念ながら岩手はまだ行っておりません。  今災害で多くの方々が自ら被災をし、そして親を失い、家庭を失う、そういう大きな災害でございました。一日も早く我々は、そういう子供たち...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) 国会等の日程が許せば是非行きたいと思います。
○国務大臣(高木義明君) あくまでも暫定です。  私どもとしましては、何度も申し上げますが、今最新の知見、世界的な専門家のICRP、いわゆる国際放射線防護委員会、ここの勧告というのは多くの調査の中で定めております。それを私たちが一つの目安にさせていただいておりまして、最終的には...全文を見る
07月06日第177回国会 衆議院 予算委員会 第24号
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○高木国務大臣 郡委員にお答えをいたします。  さきの予算委員会でも郡委員からも御指摘があっております。今、復興構想会議のお話も出ました。もちろん、それも私たちはしっかり受けとめていかなければなりませんし、文部科学省といたしましても、学校施設の安全性の確保について、あるいは防災...全文を見る
○高木国務大臣 高木美智代委員にお答えをいたします。  今御指摘の、フランスの研究機関の調査によって、福島市在住の十名の子供を対象とした尿検査から放射性セシウムが検出されているということは承知をいたしております。  我が国の放射線医学総合研究所、いわゆる放医研の試算によります...全文を見る
○高木国務大臣 とりわけ感受性の強い子供たちの健康、安全については、私どもとしましては、十分留意をしながら、できるだけの努力をさせていただきたいと思います。
○高木国務大臣 今御指摘の件については、そのように考えております。
○高木国務大臣 学校、子供関係、かなり項目的にありますが、私どもも、学校の夏休み中に校舎の改築を含め、そしてまた、今後、私たちとしては、この暫定的な考え方も見直しをする時期でもございます。ぜひ、暑い夏、特に熱中症など、これはもう社会問題になっておりますが、子供の教育環境を保全する...全文を見る
○高木国務大臣 これについても最大限努力をいたします。  ただ、メーカーが十分それを保有しておるかどうか、これもきちっと精査しながら、できるだけ早急に手当てできるように、これは政府としても考えております。
07月07日第177回国会 参議院 予算委員会 第20号
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○国務大臣(高木義明君) 大久保潔重議員にお答えをいたします。  御指摘の緊急被曝医療でございます。  その前に、今なお発電所の事態の収束のために日夜を分かたぬ収束の作業にかかわっておられる方々、この踏ん張りに心から敬意を表し、私たちも全力でそれを支えて収束を願っております。...全文を見る
07月08日第177回国会 衆議院 本会議 第31号
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○国務大臣(高木義明君) 吉井議員から四つの質問がありました。  最初に、原子力損害賠償の範囲についてのお尋ねであります。  今回の東京電力福島原発の事故により生じる損害については、事故との相当因果関係が認められるものは、原子力損害賠償法に基づいて、適切な補償が行われることと...全文を見る
07月11日第177回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第10号
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○高木国務大臣 吉野委員にお答えをいたします。  吉野委員、冒頭に昨日の新聞のことを述べられました。私もそれを読みました。決してそうしてはならない、私は強く決意をさせていただいた一人でございます。大変御心配をかけております。  したがいまして、一日も早いサイトの収束のために全...全文を見る
○高木国務大臣 長尾委員にお答えをいたします。  委員お話しのとおりに、民間の保険会社にもお勤めになられて非常に詳しいと承知をしておりますし、また、東北で勤務をされたということで、今回の災害については殊のほか強い救済の思いがあろうかと思っております。  今、原子力損害賠償法に...全文を見る
○高木国務大臣 過去の事例であります。  民間責任保険による保険金が支払われた実績といたしましては、平成十一年に発生いたしましたジェー・シー・オーの臨界事故がございます。  ジェー・シー・オーは、最終的に総額約百五十四億円の賠償金を被害者に支払っておりますが、そのうち、ジェー...全文を見る
○高木国務大臣 既に委員も御承知だと思いますが、我が国の原子力損害賠償法は、先ほど私が申し上げましたように、無過失責任、賠償の責任の集中、それから被害者の賠償措置に上限を設けない、いわゆる無限責任を原則としております。これは、万一事故の際に、被害者の救済を万全なものにしなきゃなら...全文を見る
○高木国務大臣 賠償補償契約の保険料になってくるわけでございますが、原子力事業者は、法律に基づいて、原賠法に基づいてですが、一年当たり、賠償措置額に補償料率を乗じて得た額の補償料を国に納付しなきゃならぬ、こういうことになっておりまして、この補償料率は、民間責任保険における原子力リ...全文を見る
○高木国務大臣 補償契約分の補償料については、原子力事故に伴う損害が発生しない限りにおいては、これは先ほどのリスクとの関係でございますが、毎年度特定の支出がなくて、長期間にわたり不用資金を滞留させることに結果としてなるわけでありまして、政府補償契約に基づく補償金の収入は一般会計の...全文を見る
07月12日第177回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第11号
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○高木国務大臣 後藤委員にお答えをいたします。  今委員御指摘のとおり、また資料も出されておりますが、各国の原子力賠償制度もあります。それぞれの国情の違い、あるいはまた政策判断によって、それぞれまちまちでございます。我が国においても、既に五十年経過をいたしております。  御指...全文を見る
○高木国務大臣 西村委員にお答えをいたします。  この原賠法の見直しでございますが、政府としては、まず事態の早期の収束が何よりでございますが、今御審議をお願いしておりますいわゆる支援機構法、これは補完的な大事な法案でございますが、この提出した法案の附則に、原子力損害の賠償の実施...全文を見る
○高木国務大臣 高橋委員にお答えをいたします。  賠償紛争審査会は、まさに公平中立の立場から損害の範囲の判定の指針を策定しておるところでございまして、六月の二十日に、第二次指針の追補として、避難生活等に伴う精神的損害の損害額の算定方法を示したところであります。  この第二次指...全文を見る
○高木国務大臣 今回の事故につきましては、被害者が多数に及んでおりまして、賠償紛争審査会の皆さん方も、四月以降、精力的に審査をしております。特に、早急に適切な被害者への救済が図られなきゃならないことは言うまでもありません。そういう中で、できるところから順次指針を策定してきたところ...全文を見る
07月14日第177回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第13号
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○高木国務大臣 河野太郎委員にお答えをいたします。  日本エネルギー法研究所といいますいわゆる電力の研究所でありますが、この件については、先日の本会議で御指摘があって承知をいたしました。
○高木国務大臣 いや、そのことについては承知をしておりませんでした。
○高木国務大臣 今、紛争審査会の委員は九名でございまして、御指摘の委員は三名だと承知をいたしております。  委員も御承知のとおり、この紛争審査会については、政令に基づいて、法律関係、医療関係あるいは原子力等の学識経験者を選任することとされておりまして、私が決定をいたしました。 ...全文を見る
○高木国務大臣 任命したのは私でございます。私としては、これまでの審議の状況も聞いておりますし、これからも公開の中での審議でございまして、しっかり公正中立は保たれる、そのように考えておりますし、そのように努力をしていただきたい、このように思っております。
○高木国務大臣 齋藤委員にお答えをいたします。  齋藤委員の御指摘のとおり、起きてはならない原子力発電所の事故が起こりました。もちろん、大きな地震、そしてまた大津波ということも起因しておるわけでありますが、しかし、それはそれとしても、私どもとしては、原賠法じゃありませんけれども...全文を見る
○高木国務大臣 それはないのではないかと思っています。
○高木国務大臣 現在、千葉県においては、市原市のモニタリングポストの監視を行っておりますが、同時に、千葉大学そしてまた木更津高専などの協力を得て、積算線量を測定しております。  また、先般、六月の八日でありますけれども、四十七都道府県に対しまして、もちろん千葉県も含みますけれど...全文を見る
○高木国務大臣 委員の御指摘のとおりです。  いかに計測をしようが、それがどういう評価であるのかということがわからないと、不安は尽きません。したがって、しっかりした正しい計測を早くすることと同時に、それの解説、評価を教えてやるということです。私も専門家じゃございませんので、やは...全文を見る
○高木国務大臣 三・八マイクロシーベルトの件につきましては、これはもう何度も申し上げましたけれども、ICRP、国際放射線防護委員会の勧告に基づくものでございます。そのことを一つの物差しにしながら、学校での線量というのを、一応のめど、目安をつけたわけです。一日、屋外で八時間、屋内で...全文を見る
○高木国務大臣 極めて難しいテーマでございますけれども、原子力発電所のサイトの事態の中で、当時、それが空に舞い上がり、そして雲の中、また雨が降る。その雨も、それぞれの地形も影響しましょうし、風向きも影響しましょうし、そういった中で流山地区などが線量が高くなった。もちろん、福島県内...全文を見る
○高木国務大臣 私としては、まさに国民の、特に子供たちの健康を守る、地域の不安を解消する、そういう立場で大所高所から御質疑があったと思っています。
07月14日第177回国会 参議院 東日本大震災復興特別委員会 第9号
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○国務大臣(高木義明君) 参議院議員佐藤正久君外九名提出の平成二十三年原子力事故による被害に係る緊急措置に関する法律案につきましては、政府としては反対であります。
07月15日第177回国会 衆議院 本会議 第33号
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○国務大臣(高木義明君) 宮本議員にお答えをいたします。  最初に、被災した子供たちのケアのための教職員の増員についてお尋ねがありました。  東日本大震災により被災した児童生徒については、心のケアや学習のおくれを取り戻すための特別の指導を行うこと等が重要な課題となっております...全文を見る
07月19日第177回国会 衆議院 予算委員会 第26号
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○高木国務大臣 茂木委員にお答えをいたします。  学校の復旧についてでございました。委員御承知のとおり、学校の復旧については公立、私立を問わず一次補正予算に計上しておりまして、比較的軽い施設の復旧、あるいは応急仮設校舎、こういったものに重点的に計上しておるところでございます。 ...全文を見る
○高木国務大臣 江田委員にお答えいたします。  公立学校施設の災害復旧事業については、何といいましても、教育活動を速やかに行う、こういう要請からなされておりまして、まさに全半壊した校舎あるいは学校施設で、その敷地において新築復旧する際の支障があるものについては、解体処理について...全文を見る
07月20日第177回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第14号
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○高木国務大臣 小野寺委員にお答えをいたします。  今、海江田大臣が申されたとおりでございます。いわゆる賠償紛争審査会については、とにかく可能な限り被害者の救済を求めて、今できるものから、そういう指針の策定をしてきたところでございまして、今回御指摘の点については、まず、七月十九...全文を見る
○高木国務大臣 斉藤委員も既に御承知と思っております。昭和三十七年にこの原賠法が施行されました。  前々年の昭和三十五年の国会議事録をずっと読んでみますと、当時の国務大臣は中曽根国務大臣、科学技術庁長官でございました。この法律の第一条のまさに目的について、法案提出時にこのような...全文を見る
○高木国務大臣 私もこれまで、我が国のエネルギー政策の中で原子力発電の位置づけというものについては、例えば、これまでの我が国の乏しい資源エネルギーの状況、そして将来に向けた安定供給、まさにこれは、国民が豊かな生活を享受でき、そして国の活力としての産業経済、これを支える上で原子力も...全文を見る
○高木国務大臣 核燃料サイクルについては、これは我が国のエネルギーの長期安定の中で、ウラン燃料をより効率的に活用する、こういうことから研究開発が行われてまいりました。既に昭和五十五年からずっと、多額の経費をかけながら、これまでのエネルギーの状況も十分踏まえて、今現実に「もんじゅ」...全文を見る
07月21日第177回国会 参議院 予算委員会 第21号
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○国務大臣(高木義明君) 水戸委員にお答えをいたします。  今、海江田大臣からも答弁がありましたように、まさに核燃料サイクル、いかにウラン燃料を有効かつ、そして放射性廃棄物を少なくするかと、こういう考え方の下で、資源に乏しい我が国としてはこの研究開発に取り組んでまいりました。 ...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) 室井委員にお答えいたします。  時間も限られておりますようですから、結論だけ申し上げます。  台湾からの学部学生の緊急支援金の援助、それからできるだけ早く学部学生にも財団法人の交流協会を通じて奨学金が渡るように対応していきたいと思っております。
07月22日第177回国会 参議院 予算委員会 第22号
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○国務大臣(高木義明君) 渡辺委員にお答えいたします。  御指摘の観光業の風評被害につきましては、既に出されました第二次指針においては、少なくとも福島県に営業拠点がある観光業については賠償の対象にしております。この対象外の被害につきましては、今、専門委員を任命をいたして、被害の...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) 特定避難勧奨地点への対応についてでありますけれども、つい先般、紛争審査会において、この地点の設定をした考え方、そしてまたここにおられる住民への対応について、政府の担当部局、いわゆる内閣府に対してヒアリングを行っておりまして、賠償すべき損害の範囲については...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) 御指摘の損害賠償でありますけれども、これまでに政府により福島県産の肉牛の出荷制限の指示、また福島県や宮城県等による稲わらを与えた自粛要請、それから福島県や宮城県などによる当該稲わらを与えた牛の出荷自粛要請がなされたと承知をいたしております。  これまで...全文を見る
07月25日第177回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第15号
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○高木国務大臣 石田委員にお答えをいたします。  いわゆる原子力損害賠償補償契約に基づく補償金の支払いについてでありますが、これは原賠法に基づいて、まず、事故を起こした原子力事業者から補償金の支払い請求が国に対して行われる必要があります。その後、その請求内容を十分に審査の上、補...全文を見る
○高木国務大臣 この審査会が策定する損害の範囲の全体像を示した中間指針、これにつきましては、被害者への迅速な救済を図るためにできるだけ早く取りまとめていただきたい、このように考えております。  今御指摘のとおりでございますが、今回、その取りまとめ時期について、いわゆるセシウムに...全文を見る
○高木国務大臣 これはまさに、審査会の基本的な考え方としては、できるものから順次出していくという方針でございます。そういう意味では余り時間をかけられませんので、大きなめどとして、最終的には中間指針として七月いっぱいということでございました。  今私が申し上げましたように、肉牛の...全文を見る
○高木国務大臣 私が審査会の内容について今ここでは申し上げるわけにいきませんけれども、今委員のおっしゃった趣旨、できるものからということであれば、私はそのような可能性もあるのではないかと思っています。
○高木国務大臣 高橋委員にお答えをいたします。  これは、今回の法案、まさに提出された法案について私どもがどうのこうのと言う立場ではございませんけれども、今お尋ねがありましたように、今回の事故においては多数の被害者がおりまして、その方々にできるだけ迅速に対応するということが極め...全文を見る
07月25日第177回国会 参議院 予算委員会 第23号
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○国務大臣(高木義明君) 加藤委員の質問にお答えをいたします。  今、放射線管理においては、このような放射線管理手帳というのがありまして、これは民間事業者によって、財団法人放射線影響協会というところの放射線従事者中央登録センターが運用する被曝線量登録管理制度というものがあります...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) 被曝線量の管理は極めて重要な課題でございます。委員御指摘の点も含めて、私どもとしては幅広く一元化をしていかなきゃならぬ、このように思っておりまして、こういったことについても厚生労働省と連携を取って対応していきたいと思っております。
○国務大臣(高木義明君) 政府として、関係省庁と連携を取って検討してまいりたい、取り組んでまいりたいと思います。
07月26日第177回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第16号
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○高木国務大臣 佐藤委員にお答えをいたします。  法律にお詳しい委員でございますので、その上で申し上げますけれども、原子力損害賠償に関する法律、いわゆる原賠法の第二条第二項には、「「原子力損害」とは、」やや要約して言いますけれども、「核燃料物質の原子核分裂の過程の作用又は核燃料...全文を見る
○高木国務大臣 政府の指示は、この事故によりもたらされるいわゆる放射線の影響などを考慮して設定をされているものでありまして、その意味で、放射線の作用などとこれは相当因果関係があると考えられております。したがって、委員の御意見は御意見として受けとめますけれども、政府による避難とか出...全文を見る
○高木国務大臣 ジェー・シー・オーの事故とは比べ物にならないほど多数の被害がありまして、これからもその賠償は極めて膨大なものになるというふうに考えておりまして、今回の事故において、私どもとしては、その紛争の処理のスキームをきちっとしなきゃならぬと思っております。そのために、文部科...全文を見る
○高木国務大臣 おっしゃられるとおりでございまして、この和解の仲介、これが一つの大きな仕事になります。  これについては、できるだけ早く物事を解決するためには、この審査会として策定する指針をできるだけわかりやすくすることが一つと、それから、いわゆる関係産業団体などの賠償請求の取...全文を見る
○高木国務大臣 後藤委員にお答えをいたします。  私からも、このたびの法案審議に当たりましては、与野党、各党各派の皆さん方が真摯に修正協議に御尽力をいただいたこと、心から敬意を表したいと思っております。  その上で、今の原賠法の見直しについては、既に修正後の原子力損害賠償支援...全文を見る
○高木国務大臣 吉野委員にお答えをいたします、時間も限られておりますけれども。  今回の原子力発電所の事故の賠償の総額というのは、まだ事故が収束をしていないこと、そしてまた、いまだ避難指示の解除がなされていないこと、こういうことから、現時点では具体的な総額の把握というのは困難で...全文を見る
○高木国務大臣 石田委員にお答えをいたします。  この原賠法の見直しについてでありますけれども、文部科学省としては、修正後の原子力損害賠償支援機構法案の附則の第六条の第一項に記載をされておりますように、今般の原子力事故の原因等の検証、そして原子力損害の賠償の実施の状況等を踏まえ...全文を見る
○高木国務大臣 国会の御議論もありましたし、また修正の協議の中でもかなりの議論があったと聞き及んでおりますが、そういったものを総合的に考えまして、私どもとしましては、先ほども申し上げましたように、この賠償のあり方、そういったものも十分踏まえて、できるだけ早く見直しをするということ...全文を見る
○高木国務大臣 ただいまの御決議につきましては、その御趣旨に十分留意をいたしまして対処してまいりたいと存じます。     —————————————
07月27日第177回国会 衆議院 文部科学委員会 第15号
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○高木国務大臣 富田委員には、直接現地にも赴かれて調査をされたことに対して、敬意を表したいと思っております。  大川小学校につきましては、津波被害の状況について宮城県の県教育委員会を通じて報告を受けておりまして、委員も御指摘ありましたように、人的な被害については、七月二十六日現...全文を見る
○高木国務大臣 今、市の広報の資料の御説明がありましたけれども、改めて、これを見ながら、まさにあってはならない悲惨な事態に遭ったこの現実を私たちが受けとめるならば、もう一度改めて、私どもとしては、これまでの防災教育は、今回の地震を振り返ってみても、念には念を入れて、例えば、避難場...全文を見る
○高木国務大臣 はい、承知をいたしておりました。
○高木国務大臣 今回の津波に対しては、報道の映像なども、発災以降からすると、かなり多く目にすることができておりますが、そういった貴重な映像を教材にして、私どもとしましては、この第七条で述べられておるように、今後、授業においても、防災教育教材あるいは教職員向けの参考資料、それぞれ、...全文を見る
○高木国務大臣 私どもも、この基本方針の骨子に当たりましては、これまでの新たな経験も踏まえて、しっかり盛り込まれるように取り組んでまいりまして、今御指摘のような表現にはなっております。  したがいまして、国会議論も踏まえて、できるだけ、縦割りではなくて政府全体として、重要なもの...全文を見る
○高木国務大臣 私どもも、今回の震災を受けまして、有識者による検討を進めてまいりました。  そして、七月七日に緊急提言をまとめていきまして、特に、全国のいわゆる学校耐震化の一層の加速をしなきゃならない、また、天井材あるいは照明器具などの非構造部材の耐震対策、また津波対策などの具...全文を見る
○高木国務大臣 御指摘のとおりでございまして、これが学校関係者の、あるいは地方自治体の隅々までにそういう考え方が行き渡るようにすることは必要だと思っております。
○高木国務大臣 七月十六日の祝賀会の席で、正式に東京の石原知事がそういうものを表明したということは承知いたしております。  オリンピックを我が国で開催するということは極めて有意義なことでございまして、さきに成立をいたしましたスポーツ基本法の二十七条においても、国は、国際競技大会...全文を見る
○高木国務大臣 校庭から削り取ったいわゆる土を学校外に持っていくことについては、これは、地域、関係者の理解を得ること、さまざまな観点から、現時点では慎重に検討する必要があろうかと思っております。郡山市の事例がその一つの例であります。  この処理については、したがって、学校内にお...全文を見る
○高木国務大臣 いわゆる仮設校舎の建設についてですけれども、ことしの七月二十六日、これは最新の状況ですけれども、岩手県、宮城県、福島県の三県で公立小中学校における応急仮設校舎の建設予定は四十六カ所ありまして、うち、既に完成もしくは工事に着手しているものは二十三カ所と聞いております...全文を見る
○高木国務大臣 これは、津波によって、とりわけ幼稚園など私立の学校では大変な被害を受けておることは承知いたしておりまして、特に、高台移転なども必要なことが考えられております。  そういう復旧計画というのは、地域全体のこれは復興計画とも密接にかかわっておりますので、具体的な学校の...全文を見る
○高木国務大臣 その辺についても検討してまいりたいと思います。
○高木国務大臣 御指摘のように、日本私立学校振興・共済事業団の融資については、現在既に借りている債務の返済を猶予する、また、新たな貸し付けについては、五年間の無利子とその後二十年で長期の低利の融資を実施しておりまして、その融資条件についても従来より緩和する、そういう弾力的な対応を...全文を見る
○高木国務大臣 二重ローンの問題につきましては、この震災を踏まえてこれまでの国会でもかなり大きな議論になっておりまして、各政党、会派においてもそれぞれの提言も出されております。  まさに、政府全体としてこの二重ローンの問題は重要な案件の一つでございますから、しっかり期待にこたえ...全文を見る
○高木国務大臣 御指摘の点につきましては、当事者である自由社と東京書籍の間で話し合い、一定の合意がなされておると報告を得ております。  この問題については、一義的には当該教科書の発行者が適切に管理すべきものである、このように考えております。
○高木国務大臣 このような文書が出ておるとおりでございます。
○高木国務大臣 齋藤委員には、さきの復興特別委員会でも御質問をいただきました。まさに地元の流山市、松戸市がいわゆるホットスポットと言われておりまして、地域住民の皆さん方、とりわけ子供さんたちを持つ保護者の皆さん方は大変な不安があるということは報道でもよく聞いております。  この...全文を見る
○高木国務大臣 全国で二百五十基増設しますが、具体的な設置場所については千葉県とも協議をいたしますが、今言われたことは非常に重要でございますから、私たちとしては、ぜひそういう中に盛り込まれるようにお願いをしていきたいと思っております。
○高木国務大臣 流山にいたしましても、恐らく、当時の気象状況の中で、雨によるものだと思われますけれども、そういう地域の不安の解消のためには、国としてもしっかり対応しなきゃならぬと思っておりますので、しっかりやります。
○高木国務大臣 この問題は、確かに、的確な説明をする、特に専門家による説明というのが、一番納得いくものだろうと思っております。  今御指摘の日本原子力研究開発機構、いわゆる原研機構、そしてまた放射線医学総合研究所、いわゆる放医研、こういったところの協力をいただいて、文部科学省と...全文を見る
○高木国務大臣 今、そういう相談体制、その中身についても、また、そういう見方がされるということも、そうあってはいけないと思いますけれども、そういう見方がされるというのも事実であるならば、どういったものがいいのか、そういうことについては考えていかなきゃならぬと思います。
○高木国務大臣 四月の時点では、いわゆる暫定的な考え方、今まさに三・八マイクロという数字が出てまいりました。これは、もう既に御承知のとおり、ある意味では、通常では子供の活動ではあり得ないぐらいの状況を勘案してはじき出した数値でございますが、かといって、それでいいというわけではあり...全文を見る
○高木国務大臣 これは、福島県のみならず、福島県外、近隣の都道府県、ある意味では、考えてみれば全国にわたる話でございまして、一律に一マイクロ以上ということになりますと、これはこれでまた、可能性も含めて、優先的にしなきゃならないところもしなければなりませんから、そういう意味で、私た...全文を見る
○高木国務大臣 その点につきましては、今でも、御指摘のとおり、例えば雨どいの下とかあるいは草むらとか、そういうところはこれまでの経験においても高いものがございますから、そういうところは取り除いていただく、むしろ、そういう積極的な意味の指導も含めて、しっかり御議論も体して注意を喚起...全文を見る
○高木国務大臣 いわゆる内部被曝をどうしておるのかということでありますが、これは、今言われましたように、子供は、砂場で遊ぶなと言ってもやはり遊ぶケースもありますし、吸うなと言ってもそれは無理であります。いろいろな面で可能性は出てくるわけでございます。そういうものを当然私たちは予想...全文を見る
○高木国務大臣 下村筆頭から、ある意味では我々も勇気あるお言葉をいただきまして、ありがとうございます。  まさに奇跡的という言葉がぴったり、改めてしようとしてもできないようなプレーが勝利に結びついたと、これはまさに快挙であろうと思っております。しかも、必ずしも男子のサッカーチー...全文を見る
○高木国務大臣 全く同感でございまして、そのように私たちとしても受けとめ、そして、できるだけ力強い支援を与えていくということであろうかと思います。
○高木国務大臣 これは、日本オリンピック委員会それから日本体育協会の百周年記念について菅総理に出席をしてあいさつをという要請があっておりまして、文部科学省としても、総理にはそのようなお願いをしておりました。菅さんも出席を望んでいたと私は思っております。私としても、こういう災害とい...全文を見る
○高木国務大臣 私は午前中に行くという情報を聞いておりました。実はそう思いました。ただ、副長官も一緒に行ったという意味では、ある意味ではびっくりしたような次第でございます。それがある意味では真意でございました。
○高木国務大臣 下村委員の発言は、私は受けとめております。こういう議論があったということについてはお伝えをしたいと思っております。
○高木国務大臣 菅総理の脱原発の表明がございました。これも、記者会見の議事録を見ていけば前後の関係もわかるんですけれども、私としては、今後の原子力政策における重要な発言だと思っております。  委員の御意見に対して私は全く反対するところはありませんし、私も、実は原子力の平和利用に...全文を見る
○高木国務大臣 この「もんじゅ」については、これは、我が国のこれまでの原子力政策、エネルギー政策の中で、いわゆる高速増殖炉サイクルということで研究開発を行ってきたわけです。ウラニウム資源たりとも限られておる。その資源を有効に、効率的に活用し、しかも、高レベルの廃棄物をできるだけ少...全文を見る
○高木国務大臣 私学についての災害復旧の点でございますが、今、御指摘がございますように、今の仕組みは、まず、激甚災害法に基づいて施設災害復旧費の補助、いわゆる二分の一を補助に加えて、教育研究活動の設備復旧のための補助、そして、日本私立学校振興・共済事業団が無利子、低利融資などを行...全文を見る
○高木国務大臣 電気の使用制限について、今議員御指摘のように、七月一日からそのような態勢になっております。  これについて検討した中で私も発言をいたしましたが、議論としては、極めて深刻な電力不足、そして、もし対応しなければある意味では国民の命と健康も危ぶまれる、そういう認識を持...全文を見る
○高木国務大臣 かつてジェー・シー・オーの事故がございましたが、このような発電所サイトにおいて大量にということについては、初めてだと思っています。
○高木国務大臣 今、課題としては、そのような放射性物質をいかに除染をしていくのかという、そういう技術の開発が求められております。残念ながら今そういうものがありませんので、しかし、ピンチはチャンス、まさに、こういうところにこそ我が国の持てる科学技術の結集をしていかなきゃならぬと思い...全文を見る
○高木国務大臣 私も同様な認識でございます。
○高木国務大臣 御指摘の古九谷にかかわる問題ですけれども、古九谷にかかわらず文化財については、これは、地域の活性化、観光資源、あるいは振興について大変な役割が認識をされておりまして、その積極的な活用が期待をされております。  このため、平成二十三年度の予算においては、新しく、文...全文を見る
○高木国務大臣 今の、重要文化財の指定が実際の展示物として表示されていないというのは非常にわかりにくいことで、私としては、ちょっと実態把握をしてみたいと思います。
○高木国務大臣 馳委員の非常に見識豊かなお話をお聞きしておりました。  私も、北陸に旅するときには九谷焼を拝見する機会もありますし、また、地域的には、佐賀の有田焼祭りにもたびたび出かけたことがございます。今お話しのように、加賀の前田藩と肥前佐賀の鍋島藩の関係についてはよくわかり...全文を見る
○高木国務大臣 御指摘の点は私も不明でございまして、改めて今委員が、理事会協議という御提起をいただきました。この委員会を受けまして、私も調査をしてみたいと思っております。
○高木国務大臣 今委員からいろいろお話を聞きました。私の不明ですけれども、いわゆる教科書の関東大震災の今の御指摘の件、私としては実態把握をしたいというふうに述べましたけれども、そういうものとの関連性でお考えになっておるんだろうなと思っておりまして、私としては、これまでの答弁と全く...全文を見る
○高木国務大臣 御指摘のありましたように、この東日本大震災の被害を踏まえまして、今後、学校施設を整備することについての方策を有識者の皆さん方にお集まりいただいて検討していただいておりまして、その緊急提言が七月七日に出ております。  防災拠点としての機能強化についてでありますけれ...全文を見る
○高木国務大臣 全国学力・学習状況調査の調査方式の今後の方針について、御指摘がありましたように、七月八日の定例記者会見において、平成二十五年調査はきめ細かい調査が行えるように、必要な経費を平成二十四年度概算要求に盛り込む方向で調整をすること、このように発表いたしておりました。 ...全文を見る
○高木国務大臣 午前中そして午後の審議でもこのような案件が出てまいりました。  これは、オリンピックの競技大会を我が国で開催するということは、まさにスポーツの振興とそして国際親善、そしてまた、次代を担う青少年に大きな夢や希望を与えるものだと思いまして、私は大変意義あるものだと思...全文を見る
○高木国務大臣 なでしこジャパンの快挙は、本当に私ども国民に大きな感動を与えていただきました。  御指摘の、女子の環境整備については重要なことでございまして、本年度から、マルチ・サポート事業というのがございまして、これにおいて、女子アスリートに特化をして支援の実施や、また、男女...全文を見る
08月01日第177回国会 参議院 東日本大震災復興特別委員会 第13号
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○国務大臣(高木義明君) 金子委員にお答えをいたします。  今、損害賠償紛争審査会におきましては、被災者をできるだけ早く救済するために、相当因果関係が明らかになったものから逐次損害賠償の範囲の判定の指針を作成しておるところでありまして、この審査会においては、これまで公立学校の除...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) 今御審議をいただいております平成二十三年原子力事故による被害に係る緊急措置に関する法律においては、地方公共団体は、その設ける原子力被害応急対策基金によって、除染活動など原子力事故の被害防止、緩和、回復のために行う緊急対策に対して費用を支弁することができる...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) 御指摘の点については紛争審査会でもしっかり審査をしておられると、私はそのように期待をいたしておりまして、これらの原子力被害に遭われた皆さん方、特に地方自治体関係についてはしっかり対応ができるのでないかと、このように私は考えております。
○国務大臣(高木義明君) 橋本委員にお答えいたします。  この稲わらの汚染につきましては、地面の上に横たわっておる稲わら、これは、ある意味じゃ生育しておる牧草などと比べまして放射性降下物を受け止める表面積が大きいわけでありまして、それを集めて飼料にすれば当然にしてその放射線量は...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) 放射線については、できるだけ当たらないように私どもとしては線量を低くする努力を今しております。  この事故の住民の皆さんにおきましては、この健康影響という不安が一番多いわけでありまして、個人ごとの被曝線量はそれぞれまちまちでございます。そういう意味で、...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) 先ほど申し上げましたとおり、これまでも言わばモニタリングについてはそれぞれのきめ細かいところをやっておりまして、それは逐次公表しております。  これからは、もっと広い地域で、きめ細かなものと同時に、東日本全体の線量の計測、これをしっかりやっていくことに...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) 放射線のリスクは決して甘く見てはならないと常々思っておりまして、私どもとしましては、国としても、そして今は地方自治体、多くの関係者が少しでも線量を低くするような御努力を地域でやっていただいておりますことについては心から敬意を表したいと思っております。まさ...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) 副読本につきましては、今回の原子力発電所の事故を受けまして、これをしっかり検証する中で、また大きな津波もありました。これまでの副読本を見直して立派なものにしていこうと、こういうことを今準備を進めておるところでございます。できれば早く、二学期でも使用できる...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) 御指摘の私立幼稚園などの私立学校の今回の線量などを少なくする、あるいは除染対策、こういったことにつきましては、施設災害復旧費の補助、そしてまた教育研究活動の復旧のための補助、これに加えまして、日本私立学校振興・共済事業団の無利子、長期低利の融資、こういっ...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) 私立学校、専修学校に対しての支援の法案を出すということは聞いております。ただ、今まだ国会に提出をされておりませんので特にコメントは差し控えたいと思いますけれども、我々としては、子供たちの教育環境の改善のためには全力を、取り組まなきゃならぬ一つのテーマだと...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) 今御指摘の、文部科学省においては、原子力損害賠償審査会を設置をして今この損害の範囲の判定の指針を順次作成をしておるところでございまして、この策定の都度、東京電力に対しましては、指針の内容を踏まえてしっかり円滑な合意形成に努めていただくようにそれぞれ要請を...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) 今回の大震災では、全国で千三百十五もの社会体育施設が被害を受けております。このうち多くの施設については復旧に向けて災害復旧費補助金の手続を進めていると、そういうところでございまして、現在まだ使用できていないものもたくさんございます。また、直接の被災の有無...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) ただいま橋本委員から具体的なものを含めて提起がございました。  いわゆる泉崎の国際サイクルスタジアムを始め、スポーツ施設の被災ということ、これからいち早く復旧することが極めて重要でございます。  先ほど子供の健康のこともございましたから、体を動かすこ...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) 水落委員にお答えをいたします。  まさに震災によって親を失った家庭、子供たちが経済的に就学が困難、学校に行けない、そういうことがないように私たちは支援をしなきゃならぬと考えております。  まず、第一次補正予算においては、被災児童生徒就学支援等の臨時特...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) いわゆる節電ですけれども、私どもとしましては、この節電についての政府としての取組の中で、大学附属病院については電力使用の制限の緩和を要望してまいりました。したがって、一定のこれは制限緩和措置が講じられております。  制限緩和につきましては、これは極めて...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) 古川委員の御指摘のとおり、学校の校庭においてもあるいは学校内の敷地においても、線量の高いところがあれば低いところもある。私たちとしては、一般的な校庭を測っておりますが、例えば屋根の上のといの中とかあるいは草むら、校庭の中の草むら、あるいは排水の堰、こうい...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) 今私どもは、いわゆるICRP、いわゆる国際的な科学者の合意というものの勧告を受けまして、そして原子力対策本部として原子力安全委員会の評価もいただきながら、いわゆる三・八マイクロシーベルト以上であればいわゆる土壌の改良等を取っております。既に土壌の改良等に...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) 文部科学省といたしましては、今言われました放射線影響協会の原子力発電施設等放射線業務従事者等に係る疫学的調査、これにおきまして、未解明の部分が多いいわゆるまさに低線量域の放射線の健康影響について科学的知見を得ることを目的としてこの協会に委託をしておるとこ...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) これは、ただいま御指摘があった約五ミリシーベルト、いわゆるこれは、厚生労働省が放射線被曝に係る白血病の労災認定要件の一つには、相当量、これは五ミリシーベルト掛ける従事年数でありますが、この放射線に被曝した事実があることとあります。  これは、五ミリシー...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) 今御指摘の点は、原賠法によって、三条第一のただし書では、異常に巨大な天災地変が発生をしたときに、それによって原子力事故が起こった場合には原子力事業者が免責をされることになっております。  原子力事業者は常時法令を遵守をして原子力施設の安全のために万全な...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) 浜田委員にお答えをいたします。  先ほどの御指摘でございますが、委員におかれても、この件についてのいろいろな御議論、本当に、また修正協議等々について御尽力いただきました。敬意を表したいと思っております。  その上で、この今回の事故における損害賠償とい...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) 国会等の日程もございますが、私として福島に赴いたのは三月二十七日、福島県知事あるいは教育長、そしていわゆるサイトの作業員が働いておる、そういう被曝医療の福島県立医科大学、あるいは被災を受けた福島大学等々に行ってまいりました。
○国務大臣(高木義明君) 今委員御承知のとおり、いわゆる仮払いとともに、いわゆる損害の範囲の判定の指針を作るべく、鋭意審査会では議論をしていただいておりまして、早くこれもまとめていただかなきゃなりません。それといわゆる並行した形で東京電力は、審査会が定めた指針を踏まえて、まずは避...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) 制定されました仮払い法案の趣旨を踏まえて、これは責任を持って、政令によって算出される原子力損害の概算額の二分の一以上の仮払いを行うことになります。
○国務大臣(高木義明君) 高速増殖炉サイクルの話が出ましたので、私からまずは答えてまいります。  このエネルギーの資源の乏しい我が国、今のウラニウム資源をできるだけ効率的に使って、そしてしかも高レベル、低レベルも含めて廃棄物を少なくすると、こういうある意味では夢のような研究がこ...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) 仮払いの法定化でございますけれども、原賠法の見直しについては、まずは事態の収束あるいは被害者救済に全力を挙げる、これがまず第一である。その後、修正後の原子力損害賠償支援機構法案の附則第六条の一項に記載されておりますように、今般の原子力事故の原因の検証など...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) 小熊議員にお答えをいたします。  風評被害に関しましては、賠償紛争審査会が取りまとめた第二次指針において、必ずしも科学的に明確でない放射性物質による汚染の危険を回避するための市場の拒絶反応による損害であって、そのような回避行動が合理的と言える場合は、相...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) 福島委員にお答えいたします。  いわゆる原賠法の見直しについては、既に今日もかなりの御議論があっておりまして、いわゆる修正原子力損害賠償支援機構法案の附則にあるとおり、原子力の事故の原因等の検証や原子力損害の賠償の状況等を踏まえて、国の責任の在り方、あ...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) まさしく、いわゆる原賠法の見直しの中で、この問題についても重要な案件であります、しっかり議論をされるものだと思っておりまして、私どもとしましてはその議論の結果を踏まえて必要なことを措置していきたいと思います。
08月02日第177回国会 参議院 東日本大震災復興特別委員会 第14号
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○国務大臣(高木義明君) 牧野委員にお答えいたします。  当初、御指摘のとおり、七月いっぱいで中間指針を取りまとめということを出すとされておりました。しかし、結果的には、この七月二十九日に、例のセシウムに汚染された肉牛の問題につきまして、まずは農林水産省から被害状況の報告を審査...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) 肉牛の問題もさることながら、御指摘のように、これまでに対象にならなかった風評被害、あるいはまた自主避難などについての対応、また地方公共団体によるもの、こういったものも多岐にわたる検討が必要であると、それぞれ専門委員を委嘱をいたしまして詳細な調査をしており...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) 私としては、第一回の紛争審査会に出席をしております。
○国務大臣(高木義明君) この農作物あるいは畜産物に係る損害について、これまでの指針においては、これは政府などが出荷停止をしたものや、あるいはまたいわゆる風評被害について一定の損害の範囲が賠償対象になっております。  セシウムに汚染された牛の取扱いについてもこれらの指針の対象外...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) 長沢委員にお答えをいたします。  まさに被害者の迅速でしかも適切な救済、これが何よりでありまして、同時に、紛争の発生を最小限に抑える、こういうことも政府全体で努めていかなきゃならぬと思います。  したがいまして、この大量の紛争処理におきましては、法務...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) 国としての責任の在り方、あるいはそれぞれの仕組み等についてもしっかりその在り方について見直しをしていかなきゃならぬと思っております。
08月05日第177回国会 参議院 決算委員会 第11号
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○国務大臣(高木義明君) 那谷屋委員にお答えをいたします。  今御指摘の廃校の活用の件でありますが、少子化に伴いまして児童生徒の減少というのが学校現場でも出ておりまして、毎年四百校から五百校前後の廃校が発生をしております。こういった中で、この有効活用が非常に重要でございまして、...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) 今まさに減災という、これは復興構想会議でもそのような考え方が中心となっております。  そういう中で、防災教育の重要性というのが御指摘ありました。私も、この国会議論でもそうですし、私も三陸の釜石などの視察をしたときには、特にその後いろんな話が出ております...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) 荒井委員の御指摘の自主避難に対する対応でありますが、原子力損害賠償審査会の皆さん方には鋭意検討いただいておりまして、本日にも会合を開催をして中間指針の取りまとめという段取りに入ろうかと思っております。  委員の御指摘のように、自主避難については、前回、...全文を見る
08月08日第177回国会 衆議院 予算委員会 第28号
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○高木国務大臣 馳委員にお答えをいたします。  委員御指摘のとおり、昨年の十一月、総理の指示を受けまして、審査を一たん停止したところでございます。いつ、どうするかというお尋ねでございますが、私としては総理の指示、判断によるものだと思っております。
○高木国務大臣 今振り返っていただければおわかりのように、あの十一月の北朝鮮による韓国への砲撃事件は、極めて重大な事態であったと私は今なお思っております。そういうところにおいて、私どもは、これまで高校無償化について、朝鮮学校の取り扱いについて、しっかりした規定、基準をつくりながら...全文を見る
○高木国務大臣 そのように踏まえております。
○高木国務大臣 これはこれで、教育は教育、しかし、やはり国家の不測の事態、そういう判断をされた、まさに総理としての御見識だと思っております。
○高木国務大臣 いわゆる私立幼稚園から園児が退園をしていく、こういう報道を承知いたしておりますが、文部科学省といたしましては、これは四月、園児、子供たちが異動する時期、これが落ちついてからという意味で、五月一日現在で、まず、全国の幼稚園に対して、福島県の子供を受け入れている実態が...全文を見る
○高木国務大臣 御指摘の私学に対する災害助成、この点について、文部科学委員会でも御党の方から説明がありまして、承知をいたしております。  今、私どもとしましては、幼稚園に通わせる保護者の教育費負担の軽減、そしてまた幼稚園経営に当たる立場の皆さん方の負担軽減、こういった両面から私...全文を見る
○高木国務大臣 私どもも、一日も早く子供たちの多くがふるさとで生活をできる、そういう状況をつくりたいものだと思っております。  まず第一には、福島第一原子力発電所の一日も早い収束、これに全精力を傾けること。二つ目には、やはり今そういう、まだまだ収束していない現状でありますから、...全文を見る
08月10日第177回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第6号
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○高木国務大臣 ただいま御決議のありました医師養成数の増加につきましては、御決議の趣旨を踏まえ、新成長戦略や厚生労働省の必要医師数実態調査の結果等を踏まえ、必要な取り組みを進めてまいります。  また、質の高い学校教育の推進等につきましては、御決議の趣旨を踏まえ、教育の機会均等な...全文を見る
08月10日第177回国会 衆議院 文部科学委員会 第17号
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○高木国務大臣 川口委員にお答えをいたします。  まず初めに、私学関係者におかれては、我が国の教育活動の充実のために何かと御活躍いただいておりますことに敬意を表したいと思っております。  今御指摘ありましたように、十八歳人口は、今後十年間で百二十万人から百十万人台で推移をする...全文を見る
○高木国務大臣 このたびの東日本大震災では、とうとい多くの命が失われました。改めてお悔やみを申し上げたいと存じます。  そのような中で、身元確認などにおいて多くの歯科医師の方々に多大な御尽力をいただいたことについては、深く感謝を申し上げたいと思っております。  法医学について...全文を見る
○高木国務大臣 下村委員にお答えをいたします。  昨日、三党合意、民主、自民、公明三党の幹事長会談によりまして合意がなされております。まさに、公債特例法にかかわる協議がずっと続いておりました。この中で、幹事長としてぎりぎりの政治判断をなされたものと思っております。  この高校...全文を見る
○高木国務大臣 私が申し上げたのは、今の法律の附則にそういうことを書いておるということを申し上げたのであって、改めて申し上げますけれども、この三党合意、政策の評価を検証するということは、これはこれでしっかりやらなきゃならぬと思っております。
○高木国務大臣 まさに、今からそれは我々としては進めることであろうと認識をしております。  特に、第三次補正そして平成二十四年度の概算要求、こういったものが控えております。今、私たちはそれをどうするこうするという時期ではありませんで、まさに今回の合意を踏まえて、これから我々は今...全文を見る
○高木国務大臣 当然、直ちに対応すべきものだと思っています。
○高木国務大臣 まず、政策の評価の検証をしなきゃなりません。これは今から進めることです。これは速やかに行わなきゃならぬと思います。  歳出の削減というのは、これはこれからの話です。私たちとしては、平成二十三年度予算は多くの議論を踏まえて成立をさせていただきました。その根拠の一つ...全文を見る
○高木国務大臣 言うまでもなく、今は特例公債法は上がっておりません。今審議中です。その審議を進めるために今回の合意があったと思っておりまして、今後、二十三年度の歳出削減についてはどういうものが削減できるのか、まさに、今から当面の課題であろうと思っています。
○高木国務大臣 改めて申し上げますが、   民主党、自由民主党及び公明党の三党は、以下の点について確認する。  一、歳出の見直しについては、以下のとおりとする。   ・高速道路無料化については平成二十四年度予算概算要求において計上しないこととする。   ・高校無償化及び農...全文を見る
○高木国務大臣 したがって、先ほどから私が申し上げておりますように、この三党合意は遵守して、速やかに対応を始めなきゃならぬ、このように考えております。
○高木国務大臣 これはまさに政策効果を検証する。私とてもこれまでは、この政策はすばらしいものだと思ってきましたよ。しかし、今回の合意があって、これを踏まえて我々は、その政策効果、各方面からそういうものを聞くこともやはり重要でしょう。したがって、速やかにそういうことをやって、本当に...全文を見る
○高木国務大臣 これはもう速やかに出した方がいいと思っておりますが、今の総理を取り巻く環境からいけば、いつかということを私がここで断言するわけにいきませんが、できるだけ私たちは、災害対応の第三次補正予算でありますから、早くこれを編成すべきだと思っております。
○高木国務大臣 何度も申し上げておりますように、政策効果を評価をする、これが当面の私たちの対応するものであると考えております。
○高木国務大臣 私どもこれまでは、三党合意があるまでは、これまでも法律案の審議を通じて、そしてまた、その後これが制定された以降、私たちとしては、これは高校に通う皆さん方にとっては非常に意義ある政策だと思っておりました。  そういうことはこれまでもずっと思ってきましたが、今回その...全文を見る
○高木国務大臣 この高校無償化の政策は、もちろん経済的な側面がありますけれども、やはり何といいましても、教育上の観点から、我々としては、いわゆる中学校を終えて、新しく次のステップの高校教育、これがすべての人たちに、まさに、行きたい、勉強したいという意欲があれば、これは社会全体とし...全文を見る
○高木国務大臣 これは、法律案審議のときに国会でも一つの議論として審議がなされたと私も承知をいたしておりまして、私たち、政策効果の評価については、予断を持たずに、あらゆるこれまでの検討結果も含めて評価をすべきものだと、このように思っています。
○高木国務大臣 民主党としては、所得制限を設けない、こういう考え方をもとにしております。  したがいまして、親の経済状況あるいは仕事によって子供に違いをつけないということであると思っておりますし、私は、これは非常に、社会全体として子供の学びを支えるという意味では適切なものだと思...全文を見る
○高木国務大臣 これはおっしゃるとおり、人ごとではありません。昨日の合意ですから、その合意はやはり尊重しなきゃならぬと思います。
○高木国務大臣 私も、もちろん子供たちの心のケア、これはもう非常に重要です。したがって、これも引き続きしっかりやらなきゃなりません。また、そういう教職員の配置についても万全を期すという、そういう心がけが大事だと思っています。  同時にやはり、子供たちを教える立場の教職員も、かな...全文を見る
○高木国務大臣 馳委員は教壇にも立たれて、教育現場のことについてはとりわけ詳しいことを私も十分承知をいたしております。  まさに心のケアというのは、子供も大人も、今、ある意味ではストレス社会とも呼ばれておりますが、そういった中で、まずみずからで努力することのほかに、どうしても自...全文を見る
○高木国務大臣 委員御指摘のとおり、一回相談をしたりあるいはまたカウンセルしていただく、やはり、できるだけ同じ人、また、できるだけ長くということは十分に理解をいたします。  ただ、なぜ一週間なのかということなんですが、五月から七月にかけて、特に沿岸部ではスクールカウンセラーの要...全文を見る
○高木国務大臣 古屋委員には今核融合についてお尋ねがさまざまありまして、専門家たる所長の方からも説明もございました。  今回の福島第一原子力発電所の事故を受けまして、いわゆる原子力政策あるいはエネルギー政策を全般的に見直す、そういうスタンスを政府としてはとっております。科学は絶...全文を見る
○高木国務大臣 私どもとしましては、予算編成については、まだ今そういう方針も決まっておりません。御承知のとおりに、第三次補正についてもどうするかというところも決まっておりませんが、この案件については、引き続き着実に取り組むべきものだと思っております。  それから、核融合とは一体...全文を見る
○高木国務大臣 古屋委員からも、先日、直接御要望をいただきました。  今さら言うまでもなく、全国各地には古くから伝わるいわゆる伝統文化、さまざまな文化が存在をいたしておりまして、特にこういったものを次代に継承する、まさに子供たちに体験をしていただくということは非常に極めて重要だ...全文を見る
○高木国務大臣 御議論を踏まえて、どういう形がいいのか検討してまいりたいと思います。
○高木国務大臣 今、局長が答弁申し上げたとおりでありましょうが、実態をしっかり把握してみたいと思います。
○高木国務大臣 調査が終わればそのようにしたいと思います。
○高木国務大臣 池坊委員にお答えをいたします。  いわゆる二十三年度の第一次補正予算につきましては、御指摘のとおり、五月の連休を割いて各党が国会で御論議をいただいて成立をさせたものでございます。そういう意味で私たちとしては、今回の、特に教育関係施設の復旧については、何としても一...全文を見る
○高木国務大臣 今回の災害を受けて、公立学校はもとより、私立学校においてもとりわけその被害は大きく、そして、経営にも大変なまた支障があるということを承知をしておりますし、その中で必死の取り組みを進めていただいておりますことは、敬意を表したいと思っております。  この私立学校の再...全文を見る
○高木国務大臣 私どもも、私立学校の建物の災害復旧について、もちろんその教育活動についてもそうですけれども、専修学校はとりわけこの被災地には多いことも十分承知をいたしておりまして、いろいろな要望もお受けをいたしております。  私たちとしては、文部科学省として最大限の、今の制度の...全文を見る
○高木国務大臣 まず、高校生修学支援基金については、これは、当時の経済情勢の悪化を受けまして、経済的な理由によって高校生が学校に行けない、こういうことがないように、平成二十一年度に各都道府県に対して総額四百八十六億円を交付しております。  平成二十二年度末の残高の合計は、御指摘...全文を見る
○高木国務大臣 今、福島市での給食の安全確認のために、市の判断によって独自に検査機器を購入しておるというお話がありました。二学期から学校給食の食材について検査を行うと聞いております。  文部科学省としましては、七月二十日にそれぞれの現場に事務連絡を出しました。教育委員会として、...全文を見る
○高木国務大臣 まさに、備えあれば憂いなしと私も思います。  今、委員からは、自公政権時のスクール・ニューディール構想というお話を聞きました。耐震に加えて、環境、あるいはまたICT化の推進がこの中身だと承知をいたしております。  今回の大震災においても、この学校施設が、子供の...全文を見る
○高木国務大臣 宮本委員にお答えをいたします。  現在、未採択となっておる事業は、いずれについても、良好な教育環境を整備するためには重要な事業と認識をしております。  御指摘のいわゆる当該予備費については、これは東日本大震災に係る復旧及び復興に関する経費でありまして、予備費の...全文を見る
○高木国務大臣 今は、御指摘の、委員が視察をされた、いわゆる東日本航空専門学校について触れられました。  私どもとしましては、私立の専修学校あるいは各種学校の災害復旧につきましては、学校法人または準学校法人立の専修学校、各種学校に対しては、まず一つは、災害復旧事業費の二分の一の...全文を見る
○高木国務大臣 委員からは、サッカーの松田選手の死去についてお触れになりました。私も、私の立場からお悔やみを申し上げたいと思っております。こういうことを防ぐために最大限の努力を誓うものでございます。  スポーツ団体がスポーツ活動を実施する際に、スポーツを行う者の安全確保の観点か...全文を見る
○高木国務大臣 いわゆるトップアスリートの健康管理体制に関しては、国としては、国立スポーツ科学センターにアスリート専用医療施設を設けるとともに、オリンピックや世界選手権へのチームドクターの帯同に対する助成の支援を行っております。  また、健康管理体制のさらなる充実のために、マル...全文を見る
○高木国務大臣 今のお尋ねの平成二十三年度の文化芸術予算につきましては、これはもう私が言うまでもなく、厳しい財政状況の中で、昨年の政策コンテストにおいてその重要性は説明をしてまいりましたが、事業仕分けの結果に即した圧倒的な予算の縮減が行われていないという行政刷新会議の指摘もあって...全文を見る
○高木国務大臣 御指摘のように、請願の採択というものを踏まえて、これは国会の意思でございますから、この意思を踏まえて、私たちは最大限努力をすることが私たちの責務であると思っています。
08月11日第177回国会 参議院 予算委員会 第24号
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○国務大臣(高木義明君) 大島委員にお答えをいたします。  高校授業料の無償化については、改めて申し上げますが、意欲があって、そういう生徒が経済的な理由によって就学が困難になるということをなくそう、そういうことでこの制度ができ上がっております。既にこれは恒久法として制定をされて...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) 平山委員におかれては、これまでも国会で何度かお尋ねがあっております。  このエネルギーの需給のバランス、私どもは資源の乏しい我が国でありますから、エネルギーの長期安定ということはこの国にとって極めて重要なことでございます。そういう課題の一つであって、こ...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) 癒着という言葉がありましたが、そんなことは一切私は実態としてとらえておりませんし、これはこれで独立行政法人としてしっかり国民の皆さん方のために仕事をしておられると、このように私は確信をいたしております。  なお、今申し上げましたように、本当に度々事故が...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) いわゆる放射線の管理手帳、そして一元化という御提起が以前からあっております。私どもとしても、非常にいい御提案でございますし、病院の医師あるいはレントゲン技師あるいはまた原子力事業所の放射線従事者あるいは公務員などの被曝線量のデータ、これを一元化するという...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) 国会の御議論も踏まえて、これはしっかり取り組む課題だと思っております。
○国務大臣(高木義明君) 福島委員にお答えをいたします。  食品につきましては、学校給食はもとより、御家庭での食事、あるいは外食での食事、まさに食品全体として安全管理をしなきゃならないと思っております。そういう意味で、今暫定規制値に基づいて出荷制限が行われておりますので、私ども...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) 私どもとしましては、食品の安全は学校のみならず市中全体的な関係だと思っておりますので、私たちはそのように考えております。
○国務大臣(高木義明君) それは、今の食品の流通のチェック体制、これについて私たちは全面的に強化をしていく、このことによって私は担保されると思っております。
08月18日第177回国会 参議院 文教科学委員会 第11号
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○国務大臣(高木義明君) 西田委員にお答えをいたします。  現行の災害復旧制度におきましては、学校の設置者、また学校教育に係る制度上の位置付けなどを踏まえまして、施設災害復旧に係る国庫補助率等に関し、公立学校と私立学校等とでは異なる取扱いとなっております。  一方、今般、震災...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) この度の東京電力福島原子力発電所の事故による損害につきましては、相当因果関係が認められるものについては適切に賠償が行われることになっております。私どもとしましてはこの賠償紛争審査会を設置をしまして、御承知のとおり八月五日に損害の範囲の判定に関する中間指針...全文を見る
○国務大臣(高木義明君) 参議院議員橋本聖子君外六名提出、東日本大震災に対処するための私立の学校等の用に供される建物等の災害復旧等に関する特別の助成措置等に関する法律案については、私学の学校等以外の公共的な施設等を含めた災害復旧に係る財政援助の在り方等、様々な観点からなお検討すべ...全文を見る
08月26日第177回国会 衆議院 文部科学委員会 第18号
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○高木国務大臣 下村委員にお答えをいたします。  まず初めに、田中委員長を初め、先ほど御報告がございました青森県の六ケ所村の視察のお話がありました。大変な多忙な中で現地を視察していただく、本当に敬意を表したいと思っております。  この核燃料サイクルにつきましては、今回の福島原...全文を見る
○高木国務大臣 非常に重要なテーマでございます。児童生徒、学生にとって、公立であろうが私立であろうが、勉強することには変わりありませんで、その格差をできるだけなくしていく、これは非常に重要なことだろうと思っております。  今の助成制度についても、既に述べてまいりましたけれども、...全文を見る
○高木国務大臣 遠藤委員にお答えをいたします。  今議論になっておりますこの二つの法人の合併について、学校法人東北芸術工科大学のある先生の地元の山形において異論が出ていることは聞いておりまして、特に、公設民営というお話もございました。そういうことからしても、非常に、納得のいかな...全文を見る
○高木国務大臣 今の法制上からいって、こちらから、とにかくしなさい、あるいは議会の同意を得よということには現時点ではなりませんけれども、委員の御趣旨は私も十分理解できますので、この点についてはしっかり説明をするように、法人に対して求めていきたいと思います。
○高木国務大臣 という私も政治家でございます。気持ちとしては非常にわかるところがございます。その辺はそういうことで御理解いただきたいと思います。(発言する者あり)
○高木国務大臣 委員御指摘の御提案も含めて、これは非常に重要な課題でございます。  これからも、各専門の立場、特に中教審でも一つの大事な議題にしておりまして、私たちとしては、とにかく指導者、いわゆる教職員の重要性については本当に御指摘のとおりだと思っておりますので、今の御提案も...全文を見る
○高木国務大臣 今、笠政務官も答えておりましたけれども、将来を担う我が国の子供たちに、我が国の領土問題について正しく理解をしていただく、させるということは極めて重要な課題であると思っておりまして、新しい教科書においてもしっかり指導がされるものと期待をしております。  二十四年度...全文を見る
○高木国務大臣 今は、学習指導要領に基づいて、教科書の発行会社がそれぞれ工夫をして記載をしておる、このように考えております。  私たちとしては、教えるべきものについては、たくさんあるとおりでございますけれども、今はそれで適切に、そのスペースはそれが最善だということで書かれておる...全文を見る
○高木国務大臣 政治主導につきましては、私も、やはり責任を持って、我が国の政治全般、行政全般、こういったものに責任を持つべきだと思っております。  今の、学習指導要領についてのお尋ねでありますけれども、新しい中学校の学習指導要領の解説においては、新たに竹島について記述をしており...全文を見る
○高木国務大臣 特に稲田委員におかれては、地元福井県の関心も大変深く、これまでも地元の理解と協力の中で「もんじゅ」の存在があるわけでございます。  そういうことで、今、総理とか官房長官の記者会見等の発言でございますが、私としては、政府の一員でありますから、政府としては、この「も...全文を見る
○高木国務大臣 私のいわゆる記者の皆さん方に御質問をされて答えた趣旨と、実際に報道されたものとは私は違っていると思っております。しかし、それは報道の自由ですから、あえて私はどうのこうのは言いません。  ただ、私たちは、今、先ほど申し上げました、今回の原子力発電所の事故というのは...全文を見る
○高木国務大臣 委員も御承知だと思いますが、このいわゆる「もんじゅ」、高速増殖炉サイクル、これは、ウランといっても限られた燃料だ、この限られたウラン燃料をより有効に使う、同時に、廃棄される核燃料廃棄物、これを最小化していく。こういうある意味では夢のような技術ですから、これについて...全文を見る
○高木国務大臣 何で私が四大臣の中に入らないかということについては、これは政府として、また総理としての判断でそのようになったと思っております。  ただ、御指摘のとおりに、これは、原子炉等規制法、これを所管する経産大臣が行うことになっておりますので、そういった安全性の判断について...全文を見る
○高木国務大臣 原子力行政の中で、これからも、例えば福島の原発はステップ2の中で冷温停止を目指しておりますが、その後、廃炉にするという方向性も出されております。廃炉にしても、安全性の中でそれをきちっとしなきゃならぬし、それから同時に、今の原子力発電所をさらなる安全の向上策を講じな...全文を見る
○高木国務大臣 馳委員にお答えをいたします。  今、特に私立学校、幼稚園の例も出てまいりました。私も被災地に赴いた折に、本当に、特に私立幼稚園があちらこちらで津波によって被害を受けたことを見ておりまして、今言われておりますように、いつこれが再開できるのか、職員の生活のこともあり...全文を見る
○高木国務大臣 三党合意ですから、これはもう公党間の協議の結果の約束でございますから、これは真摯に遵守されるべきものだと思います。
○高木国務大臣 私は直接に協議に参加をしておりませんし、また、そういう立場でもございません。  三党合意の結果をしっかり見ていますと、まずは一として、「歳出の見直しについては、以下のとおりとする。」「高校無償化及び農業戸別所得補償の平成二十四年度以降の制度のあり方については、政...全文を見る
○高木国務大臣 はい、そのように考えております。
○高木国務大臣 朝鮮学校の審査手続の再開についてであります。  これについては、手続をしておりましたときに、昨年の十一月二十四日でしたか、いわゆる事件が起こりました。したがって、この北朝鮮の砲撃以前の状況に戻ったと総合的に判断ができる状況になった場合など、状況に応じて判断するこ...全文を見る
○高木国務大臣 今の質問にお答えする前に、先ほどの答弁で、北朝鮮の砲撃は私は十一月二十四日と述べましたが、二十三日の間違いですから、訂正させていただきます。  その上で、今の状況を私としては放置をしておくことは考えておりません。何らかの対応をしたいと思います。もちろん、委員が御...全文を見る
○高木国務大臣 宮本委員にお答えをいたします。  過日の東北大学の視察についてのお話がございました。私も、三月二十七日には福島大学など、そして五月十一日には東北大学を回ってきました。その際も、確かに、被災に遭われながらも、いわゆる被災者、犠牲者の救済あるいは支援活動、こういった...全文を見る
○高木国務大臣 御指摘のとおり、この東日本大震災では、国立大学の施設においても深刻な被害を受けました。もちろん、東北大学はその一つであります。特に、建物そのものもそうですし、中には貴重な研究資材がたくさんありまして、ある意味では高価なものと私は認識しております。  こういったハ...全文を見る
○高木国務大臣 今御指摘の日本私立学校振興・共済事業団のこの融資につきましては、現在、債務の返済を猶予する、このこともやっております。また、新たな貸し付けについては、五年間の無利子、そしてその後の低金利の長期融資を実施しておりまして、その融資条件についても、従来より増した、かなり...全文を見る
○高木国務大臣 今回の臨時特例交付金については、これまでも議論が出ました。各都道府県の既存の授業料減免制度において授業料のみを対象としている場合は、本事業においても授業料のみが対象となる。入学料または施設整備費等も対象としている場合は、これらも経費の対象となる。  いずれにいた...全文を見る
○高木国務大臣 高校生の修学支援基金については、これは、授業料減免事業及び奨学金事業について、各都道府県ごとに、平成二十年度の対象生徒数を超える生徒数について必要な額、これは全額でありますが、充当することを基本としております。  これに加えまして授業料減免事業については、都道府...全文を見る
○高木国務大臣 八月二十三日に財務大臣から示されました作業手順、これは、概算要求に向けた実務的作業の速やかな開始を図る観点から、暫定的に、しかも機械的な手順を示したものでありまして、予算の具体的な方向づけにつきましては、新体制のもとで対応されると承知をいたしております。  いず...全文を見る
○高木国務大臣 今お尋ねの冒頭の部分に、高校無償化の立法趣旨についてお触れになりました。そして、今お手元のポスターもお示しになりました。私どもとしましては、現在においてもその立法の趣旨については変更はないもの、このように考えております。
08月31日第177回国会 衆議院 文部科学委員会 第19号
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○高木国務大臣 高等学校等就学支援金制度は、我が国において後期中等教育段階の学びに励んでいる生徒をひとしく支援するために、各種学校である外国人学校についても制度の対象としています。これは、教育についてのすべての者の権利をうたっている国際人権A規約の精神に沿うものであります。  ...全文を見る