高崎裕子

たかさきゆうこ



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高崎裕子の1991年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月25日第120回国会 参議院 産業・資源エネルギーに関する調査会 第2号
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○高崎裕子君 湾岸戦争はエネルギー問題のあり方にも大きな課題を投げかけているわけですが、とりわけ石油の七割を中東に依存している日本にとって、エネルギーの供給基盤の脆弱性に対する見直しというのが迫られてもいますし、検討しなければならないということは明らかになったと思います。そこで、...全文を見る
○高崎裕子君 三千万トン、一千七百万トン体制というときの数と、一千万トン体制というときの 例えばこの八百四十万トンというのは大変な比率になるわけで、それがおおむね守られているという認識は非常に私は問題だというふうに思うんですが、そもそも八次策が一千万トン体制、これを供給規模とい...全文を見る
○高崎裕子君 需要家サイドと供給の調整でこれから決まっていくという問題ですけれども、それについて国内炭をどう守るかという観点で、通産省としてはやっぱり責任ある立場が問われるというふうに思うんですが、これまでの通産省の過剰貯炭や雑炭を供給規模に含めるという考え方からして、最終年度に...全文を見る
○高崎裕子君 石炭政策を基本的には責任を負う通産省としては、恐らく私が指摘した数字については間違いないわけですから、六百五十万トンになるということについてはお考えだろうと思うんですね。  そこで、六百五十万トンという数字はこれは日本でいつごろの生産規模になるんでしょうか。
○高崎裕子君 明治三十年前後に逆戻りするという点では極めて重大な状況に国内炭は立ち至っているという認識をしなければならないと思うんです。  今、私の出した数字が、過剰貯炭それから雑炭が減らないということを前提の指摘だというふうに言われましたけれども、そうであれば、そして需給バラ...全文を見る
○高崎裕子君 それは非常に無責任な言い方だと思います。客観的に言われたことは、解消はかなり困難だといえばそれは別のところで供給しなければならないので、当然生産で供給するということにこれはもう論理上なるわけですね。その点はそうですね。
○高崎裕子君 私は六百五十万トンになってほしいんじゃなくて、これはもうやめてほしいという立場で今もずっと質問しているんです。六百五十万トンというのはこれは平成元年度の実績ですが、三池の二百五十一万トン、松島・池島の百十八万トン、太平洋炭礦の二百十七万トンでほぼ間に合うという数字で...全文を見る
○高崎裕子君 過剰貯炭の解消については、特別な手だてをとらなければ山がつぶれるということは再三指摘をしておりますので、その点についての通産省の特別の努力を強く希望しまして次の質問に移りたいと思います。  対馬委員からも御指摘がありましたが、鉄鋼業界との関係でお尋ねいたします。 ...全文を見る
○高崎裕子君 八次策が既にゼロと決めているということだからそのとおりに行くということではおかしいと思うんですね。需給計画をこれから決めるわけですから、調整して政府の責任でやるべきだというふうに思うんですが、それの関連で、国内炭鉱の開発に当たって、これはいずれも原料炭の山ですけれど...全文を見る
○高崎裕子君 これいずれも原料炭の山であるわけですが、この時期は鉄鋼の需要が予想を超えて、また鉄鋼生産が大幅な伸びを示す計画となり、原料炭の提供が追いつかずに、海外炭の確保もあったけれども、国内の原料炭が不足しているということが問題となって、ビルド鉱としてこの三つの山があえてつく...全文を見る
○高崎裕子君 もう時間ですので質問を終わりますが、一千万トン体制を生産では大きく割り込んでいて、これでは八次策が守られていないのに逆に原料炭がゼロになるということについては、八次策をしっかり守るということではこれはもう国内炭をつぶしてもいいという姿勢に立っているとしか言わざるを得...全文を見る
03月07日第120回国会 参議院 文教委員会 第3号
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○高崎裕子君 昨日、高額医療機器導入をめぐる汚職事件で横浜市立大学医学部の前教授が逮捕されました。千葉大学事件といい、今回の医療機器導入をめぐる汚職は構造汚職の色彩を帯びていると言ってもいいと思います。文部省としても再発防止のために調査をされるということでしたが、この医療機器導入...全文を見る
○高崎裕子君 改善策として、選定のプロセスに個人の独断や情実が入らないようなものも検討されていると聞いておりますが、そうでしょうか。簡潔にお願いします。
○高崎裕子君 横河メディカルシステムの高額医療機器、CTやMRIは相当な範囲で購入されるようになっているわけで、国公私立大学の医学部のどこの大学に何台購入されてきたか、大学別に購入機器と購入日時、購入価格、各大学の機種選定委員会の実態などを明らかにしてほしいのですが、明らかになり...全文を見る
○高崎裕子君 国立大学については今調査中で、その結果は出次第資料としては出していただけるということになりますね。
○高崎裕子君 国立大学は任命権が直接ということで当然ですけれども、文部省としては、公立、私立大学についても所管であるという点では同じように購入機器等々実態調査をぜひしていただきたいと思います。  時間がありませんのでこの程度にいたしますが、このような事件はあってはならない事件と...全文を見る
○高崎裕子君 この十二年計画策定時の諸澤初中局長の答弁では、設置基準に「四十人以下とする。」と書いてありますからあれにのっとってやるのが妥当だということを強調もされていたわけですよね。  そこで、次に諸外国の高校の学級編制基準ですけれども、これはどのようになっていますでしょうか...全文を見る
○高崎裕子君 今お聞きした限りでも日本は大変立ちおくれているということはもうはっきりしているわけですが、これはこの国際比較が十二年前のときにも問題になっているんですけれども、その当時も文部省は、諸外国に比べて立ちおくれているということをお認めにもなっているわけです。この十二年計画...全文を見る
○高崎裕子君 当時から文部省としても学級定数を引き下げる必要は認めておられたわけなんですよね。でも、この十二年計画策定当時は生徒が急増するという、いわばそれを唯一の理由として高校については学級定数の改善を見送ったというのが事実なわけです。ところが、現在はどうかといいますと、昨年か...全文を見る
○高崎裕子君 実態を踏まえながら今後の検討課題ということですけれども、これはもう既に設置基準で四十人以下とするということで、生徒が現に減っているということですから、これは四十人以下にするということでぜひ検討していかなければならないというふうに思うわけですけれども、今文部省がおっし...全文を見る
○高崎裕子君 午前中は不登校や登校拒否の問題も指摘されました。目の行き届く教育をするためにもこの四十人以下学級という問題は本当に切実な問題だということで、九二年度から改善計画をぜひ実施してほしいということを強く申し上げて、次に私学、特に私立高校の問題について質問をしたいと思います...全文を見る
○高崎裕子君 本務教員一人当たりの生徒数は、八九年で、公立十八・八人に対し私立は二十五・三人ということで今言った数字になるかと思うんですが、これは公私格差が依然として解消していないということを端的に示していると思うんですね。私学の教育条件の実態を見ると改めて驚くわけですけれども、...全文を見る
○高崎裕子君 近づいているというのは、私立が公立に近づいたのではなくて、公立の授業料が上がって私立との格差が縮まったということで、私学の授業料と入学金が高いという点ではこの問題は全く解消されていないわけです。今年度の私立高校の初年度納付金で見ますと、六十年度以降最高のアップ率で五...全文を見る
○高崎裕子君 余り具体的な形では出ませんでしたけれども、存亡にかかわるような事態という言葉が示されましたように、経営面では本当に経営不安定、困難校というのが経常費助成だけでは大変だと、三一・九%の学校がそう答えているという実情もありますし、学費の面でも、十年後には二倍になるという...全文を見る
○高崎裕子君 文部省は、昭和五十三年から過疎県の私立高等学校に対する特別補助を実施しております。それから、五十一年から六十三年には、生徒急増対策として私立高校生徒急増対策建物整備費補助も行われています。このように過疎化とか生徒急増という社会的要因に対応して特別な助成が行われてきた...全文を見る
○高崎裕子君 はい。時間ですのでもうやめますが、急減期特別助成の柱として授業料補助の問題も大変切実で、今二千四百万にも上る署名が全国から寄せられているということで、ぜひ私学助成の拡充、とりわけ急減期特別助成の実現が国民的な願いであるということを踏まえて対策をされることを特に強く要...全文を見る
03月26日第120回国会 参議院 文教委員会 第4号
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○高崎裕子君 最初に、兵庫県の農業高校入試答案改ざん事件についてお尋ねいたしますが、これは高校入試選抜制度の公正さを大きく損なう事件として、社会的に極めて大きな問題と言わざるを得ません。  同校の畜産料二年の男子は、けさテレビで連行されるシーンを見て、先生が信じられなくなった。...全文を見る
○高崎裕子君 これは県教委の人事がやりとりされたという点で極めて重大な問題だと認識しています。文部省としても無関心ではいられないという大臣のお言葉でしたが、これまでの取り調べでも、石田校長は四名の県議に合格依頼されたと、具体的な名前も挙げていると言われているわけです。  また、...全文を見る
○高崎裕子君 これは再発を防止するという点では文部省の積極的な対応が求められているというふうに思います。とりわけ兵庫県では、例のリクルート事件の高石のパーティー券を県の教育長が市や町に押しつけた事件がございました。また、教育委員会の文化財課の幹部の公金詐取事件もございました。そし...全文を見る
○高崎裕子君 大変重大な問題ですので、文部省として責任ある対応を強く要望いたしまして、本法案にかかわる質問に移りたいと思います。  まず最初に、小樽商科大学の短期大学部の廃止についてお伺いいたします。  今回の措置は、これを商学部の主として夜間コースに発展的に転換するものとい...全文を見る
○高崎裕子君 それから、現在の短期大学部の教官の定年が六十五歳であるのに対して大学は六十三歳ということで、これは転換することによって定年が縮小するのではないかという問題があるわけで、この点の配慮が必要だと思いますけれども、この点はどうなっているでしょうか。
○高崎裕子君 それでも二歳というのは大変大きいので、この点はぜひ配慮していただきたいと思います。  次に、学位授与機構の創設についてお尋ねいたします。  衆議院の質疑の中で前畑局長は、創設の必要性について説明しておられますが、その中で、各省所管の大学校で行われている「教育ある...全文を見る
○高崎裕子君 防衛庁の中身を聞いているんですけれども、時間の関係で、九〇年七月二十八日付の東京新聞から引用させていただきますが、「昭和二十八年の開校当時から、学士号授与を文部省に働きかけてきた防衛大では、このところ中途退校者や、自衛官への任官拒否者の増加が大きな問題になっている。...全文を見る
○高崎裕子君 これは衆議院でも問題になったところですけれども、法律上学士の道が開かれているか否かという点での形式的な問題ではなくて、好ましくないと明快に佐野局長もおっしゃっているわけで、防衛大学校あるいは防衛医科大学校とも幹部自衛官となるべき者を教育、訓練する機関です。明らかに学...全文を見る
○高崎裕子君 軍事教育が対象になるのかならないのかという点についてはお答えがないんですけれども、いかがですか。
○高崎裕子君 レクチャーのときには、軍事教育は対象にならないというふうなお答えもあったわけで、その点明快に答弁がされないというのは大 変重大なことだと。これは学校教育制度上、学位制度あるいは大学制度の根幹にかかわる重要な問題であるという点を指摘し、重ねてこの学位授与機構が大学の...全文を見る
○高崎裕子君 大学の判断で一般教育を減らしてもいいということなわけですよね。  そしてさらに、この対談の中で局長は、  今の大学は何にも変わらないと思いますね。   私どもが期待をしているのは、新しく大学を設置したり、あるいは学部を増設をしたりというときには、ぜひ今までの設...全文を見る
○高崎裕子君 私は、日本共産党を代表して、国立学校設置法及び学校教育法の一部を改正する法律案並びに学校教育法等の一部を改正する法律案に反対の討論を行います。  まず、国立学校設置法及び学校教育法の一部を改正する法律案についてですが、岐阜大学への医療短期大学部併設、小樽商科短期大...全文を見る
04月02日第120回国会 参議院 商工委員会 第4号
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○高崎裕子君 時間がございませんので、恐縮ですが端的にお答えいただきたいのですが、まず笹生参考人にお尋ねいたします。  答申では、「法延長後一定期間(例えば五年)が経過する時点で地域指定の見直しを行うべきであり、」とあるわけですが、これは五年が経過する時点で見直しを行うというこ...全文を見る
○高崎裕子君 五年後に解除される場合もあれば、解除されない場合もある、そういうことだということで御確認してよろしいですね。
○高崎裕子君 やりとりする場ではありませんのであれですが、答申はあくまで見直しという表現で、今おっしゃったことであれば解除というふうに表現しなければならないはずですよね。例外的にということであれば、解除というふうに表現しなきゃならないと思いますが、一応よくわかりました。  見直...全文を見る
○高崎裕子君 次に、笹生参考人と中田参考人にお尋ねいたします。  実施計画に関連いたします産炭地域振興対策は、地域の経済的、社会的疲弊から脱して、地域経済の回復、活性化を図るということが主要な目的なはずですから、この意味からしますと、実施計画はその目的を達成する上で重要な位置づ...全文を見る
○高崎裕子君 次に、もう一度笹生参考人にお尋ねいたします。  実施計画の中にインフラ整備を中心とした公共事業などの特別の強化が必要と思われるわけで、この八次影響地域については重点的かつ強力な支援ということになっておりますから、その点に立脚しましても、自治体の財政援助も特別の対策...全文を見る
○高崎裕子君 次に、中田参考人にお尋ねいたします。  現存していた炭鉱に対して社会公共施設整備に投資して、しかし、今は閉山のため不用となってしまった、それにかかわる財政負担は膨大なものとなったというお話でした。八次策による閉山、縮小により各自治体の財政上極めて重要な課題となって...全文を見る
○高崎裕子君 エネルギー政策上唯一の国内資源として貴重な国内炭を維持発展させていくということは重要な課題です。と同時に、いわばその裏腹の関係にある産炭地振興対策も基本的には国内炭を維持発展するということと矛盾する性格のものではないわけです。しかし、現実には炭鉱は次から次とつぶされ...全文を見る
○高崎裕子君 産炭地振興対策を真に実効あらしめるためには、裏づけとなる自治体の財政負担の軽減と対策に尽きると言っていいと思うんですが、その対策の中で中心となる臨時交付金についてお伺いします。  まず、北海道と全国の実績ですが、六十一年度は、北海道は十四億五千五百万、全国で三十六...全文を見る
○高崎裕子君 次に、炭鉱に対しての補助金ですが、これも六十一年度、北海道は百九十三億五千万、全国が二百五十九億九千万。元年度で、北海道は九十四億八千五百万、全国が百六十三億六千四百万ということで、このとおりですね。
○高崎裕子君 最初に述べましたように、国のエネルギー政策で炭鉱がつぶされた。その結果、生きた炭鉱への補助金が、六十一年度と元年度の比較で、全国で九十六億二千六百万、約三七%減少しております。北海道分で見ますと、同様に九十八億六千五百万減少、これは五一%の減少となっています。一方、...全文を見る
○高崎裕子君 臨時交付金の中で八次策に入ってアップした額を見て約四億ですね、五億弱ということでしょうか、ということで、やっていらっしゃることはそれなりに評価しているわけですけれども、八次策影響地域に重点的かつ強力なということ、そして国の政策で炭鉱がつぶれたということを考えた場合に...全文を見る
○高崎裕子君 重点的かつ強力な支援策にふさわしい内容を期待しております。  次に、自治省にお尋ねいたします。  交付税の産炭地補正ですけれども、補正額で見ますと、昭和六十三年度から平成二年度の道全体の合計額が五億九千四百万円と、産炭地域にとっては非常に重要な役割を果たしている...全文を見る
○高崎裕子君 法が延長されたら、その後のことですけれども、ほうっておくわけにはいかないと思いますが、その点はいかがですか。
○高崎裕子君 もうぜひ、法が延長になるわけですから、その点を踏まえて検討していただきたいと思います。  あわせて、短期人口急減補正について、これは毎年省令を改正して平成三年度も検討しておられるわけですけれども、国の政策で炭鉱がつぶれて人口が減るということですので、激変緩和措置と...全文を見る
○高崎裕子君 平成三年度はもう当然ということを前提で、四年度以降これもぜひ検討していただきたい。  次に、指定解除についてお尋ねします。答申では、先ほど緒方長官が言われましたけれども、「一定期間(例えば五年)が経過する時点で地域指定の見直しを行う」、答申でこうなっているわけです...全文を見る
○高崎裕子君 衆議院の石特で、これは三月七日ですけれども、岡田議員の質問に対して、今言われたように、答申の趣旨は五年後に解除をするという考え方で見直しというふうに言われておりますけれども、答申自体にはそんなことは全く書かれていないわけですね。  ですから、今そういうことであれば...全文を見る
○高崎裕子君 答申があくまで見直しということですから、見直すということで審議会の判断に任せるべきだということを強く言いまして、次の質問に移ります。  宗谷、留萌の両圏域ですが、宗谷の豊富町、留萌の羽幌町、いずれも六条町村というこの代表例で実態を見てみたのですが、人口の減少は続き...全文を見る
○高崎裕子君 それでは、実施計画についてまとめてお尋ねしますが、産炭地振興にとって、疲弊から脱して経済回復させるという点で非常に重要になっているわけで、累積閉山量のみで五年までだということから出発すると、産炭地振興の役割は否定することになって、最大の財政力指数さえ関係なくなってし...全文を見る
04月09日第120回国会 参議院 文教委員会 第5号
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○高崎裕子君 それでは、齊藤、高山両参考人にお尋ねいたします。  著作権法では、実演家は、映画の著作物において録音され、録画された実演については、以後の録音権、録画権、それから放送権、有線送信権、これが適用されないということになっております。これは、法律上権利の規定が適用されな...全文を見る
○高崎裕子君 それでは、齊藤参考人にお伺いします。  齊藤参考人は、芸団協の機関紙一月号で、日本の著作権法で最も不十分と思われますのは契約に関する規定です。ないんです。特に今おっしゃるように契約意識ということになりますと、日本の場合、まだそう高いわけではございません。立法の面で...全文を見る
○高崎裕子君 それでは、時間の関係で最後の質問になりますが、これは両参考人にお伺いいたします。  私的録音・録画問題について著作権法第三十条が私的使用のための複製を許容しているわけですが、録音・録画機器の著しい開発、普及に伴って家庭内における録音・録画が簡単にしかも頻繁に行われ...全文を見る
○高崎裕子君 どうもありがとうございました。
○高崎裕子君 春が過ぎまして夏が来ますと水泳のシーズンになりますが、北海道にとって切実なプールの問題についてまずお尋ねいたします。  北海道は学校のプール整備自体がおくれておりまして、小中学校は全国最低。これ自体大変問題なんですけれども、それに加えて夏が短くそれほど暑くならない...全文を見る
○高崎裕子君 改善に努めておられるということは重々承知の上で、しかし、下と上屋の補助率が今言ったように極端に違う。北海道の場合は、雪が積もるというその重みで鉄骨が曲がらないようにする必要があるものですから、雪に備えるためにどうしても頑丈なものをということになると、上屋の建設だけで...全文を見る
○高崎裕子君 北海道のこういう特別な事情を考慮しまして、ぜひこれからも努力をしていただきたいと思います。  次に、学校ではなくて社会体育関係のプールの場合は、これは全く国の補助が上屋についてはないんですね。しかし、今何度も述べましたが、積雪寒冷地にとっての上屋というのはもう必要...全文を見る
○高崎裕子君 保健体育審議会でも、考え方としては学校はこれから屋内プールをというふうにも方向づけされておりますし、一番いいのはやっぱり屋内プールだと思いますが、しかしそれはもう大変多額な費用がかかり、財政状況が厳しい地方自治体にとっては大変な負担になるということで、当面やっぱり上...全文を見る
○高崎裕子君 時間の関係でちょっときょうはやりとりできませんが、体力的な配慮とはおっしゃいますけれども、やっぱりそれだけ解読に時間がかかるとかハンディがあるわけで、ほかの試験は一・五倍、これが合理性があるということで皆そうなっている。日数の問題だとかいろいろ技術的な問題はあると思...全文を見る
○高崎裕子君 ぜひ積極的に対応していただけますよう要望して、次は、厚生省と自治省に来ていただいていますので、簡潔に御答弁いただきたいんですが、精神薄弱者が入所する福祉施設の措置費の問題です。  北海道では、重度障害者への重度加算のうち、一般棟に中軽度の障害者と一緒に入所している...全文を見る
04月23日第120回国会 参議院 文教委員会 第6号
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○高崎裕子君 今回の改定は、関係者が長年要望していたところであり、評価できると思うんですけれども、まだ問題が残されております。  その一つは、著作権法では、映画の著作物において録音され録画された実演については、以後の録音権、録画権、放送権、有線送信権が適用されなくなっております...全文を見る
○高崎裕子君 ぜひ前向きに検討していただきたいということを御要望しまして、きょうはアニメーション製作現場の実態と改善についてお尋ねいたします。  アフレコの場合、通常は絵を完成させてフィルムにしてそれを映写しながらせりふや効果音を入れるわけです。ところが、最近のアニメ業界は、人...全文を見る
○高崎裕子君 なぜこのような状況が生まれているのかというと、第一には、人手不足の中で量産されると。製作スタッフの人数は二十年前とほとんど変わらないのに、テレビ番組が二十年前の四倍から五倍にふえている。  第二には、製作費の異常な安さ。労働者の長・間労働と低賃金で人が集まらないと...全文を見る
○高崎裕子君 ぜひ関係者の方の御要望にこたえていただけますようにお願いをいたしまして、最後に大臣にお伺いします。  事は文化、芸術に関する重大な問題だと。関係者の方は、このままではアニメはなくなってしまうという声さえ聞こえるようになっております。他方、テレビ会社というのはこれま...全文を見る
○高崎裕子君 ありがとうございました。
06月19日第120回国会 参議院 決算委員会 閉会後第7号
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○高崎裕子君 最初に、外務大臣にお尋ねいたします。  昨年九月に署名を行った子供の権利条約、外務大臣は国会でたびたび早期に批准する旨の答弁をされてまいりました。会田委員への答弁で、各省庁との協議がほぼ終わり、これから法制局と詰めていかれる、そして次期通常国会でというお話でござい...全文を見る
○高崎裕子君 留保の点はいかがですか。
○高崎裕子君 各省庁との協議がほぼ終わったわけですから、留保なしにというのは本来なら御答弁いただけるかと思いますが、留保なしに速やかに批准されるよう要望して、文部省に質問を移したいと思います。  最近相次いで、高等教育、とりわけ大学の危機的な財政状況、劣悪な研究、教育条件の実態...全文を見る
○高崎裕子君 予算の確保に努めたいということで、それ自体は大変心強いお話なんですけれども、この努力についてはこれまでのようなやり方ではとても間に合わないというのが、この大学財政懇談会の要望の中でも明らかにされたと思います。文部省が言わないでどこが言うのかという問題でありますので、...全文を見る
○高崎裕子君 大学から要請があったらぜひ積極的に対応していただきたいと思います。  次に、定員問題についても大変切実な要望が出されたわけですが、国の定員削減によって研究、教育が維持できないという実態は共通しているわけです。助手が削減され研究に支障を来しているとか、事務官や技官も...全文を見る
○高崎裕子君 大変重要な役割という認識だと言われたとおり、名前は補佐員ですけれども、実質は定員内の職員と同様に演習林の試験研究、運営にとって欠くことのできない役割、存在であると。それにもかかわらず、定員外の職員ということで不安定な身分に置かれ、待遇面で劣悪な状態に置かれているわけ...全文を見る
○高崎裕子君 賃金の頭打ちと期限つき雇用の問題というのは、本当にこれは大変な問題で、これだけでも時間がかかる問題ですので、きょうはこれ以上は質問できませんけれども、大変深刻な問題である、その認識を持たれてぜひ改善していただきたいということを強く要望いたします。  加算額のお話が...全文を見る
○高崎裕子君 ぜひよろしくお願いをいたします。  さてそこで、扶養手当の問題、最後にお尋ねしたいわけですけれども、昭和六十二年から、文部省ではこれを加算額というふうに言っているわけですが、支給される根拠については先ほど御説明いただきました。  この扶養手当、加算額、林業技能補...全文を見る
○高崎裕子君 定員内職員の場合の扶養手当が支給された昭和六十二年当時で、配偶者の場合で一万五千円なんですね。これが一万六千円に現在改善されています。定員外職員の扶養手当、加算額というのは七千円なんですね。半分以下ということで、少なくとも定員内職員が上がっているわけですから、これに...全文を見る
○高崎裕子君 この七千円というのは固定的ではないというふうに伺ってよろしいわけですね。
○高崎裕子君 もうぜひこれは引き上げていただきたいという要望をいたします。  最後に、大臣にお伺いしたいんですけれども、林業技能補佐員が演習林にとって本当に必要不可欠な基幹的職員であるということで、このいろいろな問題を解決するためには当然定員化の方向でいくべきだと、もう基本的に...全文を見る
○高崎裕子君 終わります。
09月05日第121回国会 参議院 証券及び金融問題に関する特別委員会 第5号
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○高崎裕子君 日本共産党の高崎裕子です。  イトマン事件は、イトマンの経営者がバブル経済のもとで、地下人脈と言われる許永中、伊藤寿永光らとともに、巨額の株、土地、絵画取引、ゴルフ場開発などへの乱脈投融資に走り、巨額のお金がやみに消えた事件ですが、この中で、イトマンの経営危機の引...全文を見る
○高崎裕子君 ここに河村前社長から芳村現社長に提出した「社長引継主要事項の通知の件」という文書がございます。この中で、西武ピサ分百二十三億円、平成一年十一月三十日から平成二年九月十七日の期間仕入れ、それから許永中氏よりの仕入れ分が平成二年一月三十日から八月三十一日の期間仕入れ、こ...全文を見る
○高崎裕子君 私どもの調査によれば、平成一年十一月三十日にピサ・ルートから始まった絵画取引、許永中のルートも合わせて総額六百八十億円中、実に八五%の五百七十八億円がこの三月から八月に集中してイトマンから支払われているのです。三月七十九億円、四月三十七億円、五月百十八億円、六月二十...全文を見る
○高崎裕子君 いまだに事情を聞かれないということ自体に私は責任の大きさを感じているわけですけれども、さらにこの絵画取引の発端には、磯田氏本人が娘をよろしくと河村に直接依頼もしているんです。また、イトマンは、絵画の仲介料を磯田氏の長女の夫の会社ジャパンスコープに五千万、謝礼として払...全文を見る
○高崎裕子君 はい。  これは決して個人的なことでもなく、通常の問題ではなくて特別の問題だということで、絵画取引をめぐっては政治家の関与も取りざたされているということで、ここで委員長にぜひお願いしたいんですが、真相解明のためにはどうしてもこの絵画取引の発端となった磯田前会長の証...全文を見る
09月25日第121回国会 参議院 産業・資源エネルギーに関する調査会 第2号
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○高崎裕子君 国内炭は八次策により一千万トンを割り、八百万トンとエネルギー政策上その位置づけを大幅に後退させてきています。国内唯一のエネルギー供給基盤と言ってよい国内炭をこうして永久に葬り去る方向に私どもは絶対同意できないわけです。我が党は、エネルギーは食糧とともに一国の経済的自...全文を見る
○高崎裕子君 大臣いろいろ言っていただいたんですけれども、やっぱりよくわからないんですね。国民経済的役割の程度に対応する均衡点ということなんですけれども、何のことかやっぱりわからない。構造調整の進展と言うけれども、これは本来エネルギー政策と何の関係もないことが持ち込まれているとい...全文を見る
○高崎裕子君 次に、石炭業界全体の経常損益は幾らになっているでしょうか。また、北海道のうち空知、住友、太平洋の三社はどうでしょうか。
○高崎裕子君 今お話をいただきましたように、炭価が五年間全くアップせず据え置かれている。生産費を償うには炭価を適切に引き上げるというのが本来の姿なわけです。にもかかわらず、物勝率すら見ていないということで実質的には減少ということになっているわけです。稼行炭鉱はもうこれ以上合理化を...全文を見る
○高崎裕子君 政府は生産規模を明示せず、そのかわり石炭業界が自主的に構造調整をしなさいと、あるいは業界もそれをすると言っていると、こう述べられるわけですね。しかし、炭価を下げて八十二億円の減収になるということははっきりしているわけで、これを何らの影響もないような言い方をするという...全文を見る
○高崎裕子君 この八十二億円の問題ばかりではなくて、さらに露頭炭について、答申では坑内炭の炭価との乖離を容認し自由取引にゆだねる、こうしているわけですけれども、平成四年度のこの千円を引き下げるという中に露頭炭は含まれているのでしょうか。
○高崎裕子君 基本的には露頭炭は含んではいないということなわけですが、そうなりますと、露頭炭分というのは北海道全体で三十五万トンになるわけですけれども、仮にこの露頭炭を二千円引き下げというふうに考えますと、合計で七億円の減収になるということで、露頭炭を抱えている炭鉱では、いわば坑...全文を見る
○高崎裕子君 この総額との関係で後で大臣にもお尋ねしたいと思うんですが、その前に、石炭鉱業合理化臨時措置法に関連して、この三条の一項の規定に基づいて合理化基本計画というのが告示されるわけですけれども、八次策期間中の生産能率についてお尋ねしますが、平成二年度の実施計画と実績はどうな...全文を見る
○高崎裕子君 今石炭部長がおっしゃいましたように、これは実施計画目標をオーバーしているという大変な事態だと思うわけですね。  そこで重ねてお尋ねするんですけれども、これはこの臨時措置法に基づく基本計画に明らかに違反しているというふうに言わざるを得ないと思うんですけれども、その点...全文を見る
○高崎裕子君 結局こういうことで、実施計画よりもオーバーをしているということでどんどん合理化させられてきた、閉山、縮小の道を推し進められてきたというのが事実なわけですよね。ですから、これはもう明らかにこの実施計画に違反する、行き過ぎだというふうに認めざるを得ないと思うんですけれど...全文を見る
○高崎裕子君 これは明らかに違反しているというふうに言わざるを得ないわけですが、時間がございませんので、その点を指摘して次の質問に移りたいと思います。  先ほど補助金の関係でお尋ねしたんですけれども、補助金は単価アップがない、つまり実質的に減収ということになっているわけです。八...全文を見る
○高崎裕子君 終わります。
11月20日第122回国会 参議院 産業・資源エネルギーに関する調査会 第1号
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○高崎裕子君 湾岸危機あるいは地球環境問題の中で、我が国唯一のエネルギー資源である石炭を守り、発展させるなど、政府の責任あるエネルギー政策が今ほど求められているときはないと思います。    〔会長退席、理事白浜一良君着席〕 石炭問題についていろいろ言いたいところですけれども、...全文を見る
○高崎裕子君 我が国初めての事故で、重大な事故であるという認識であるというふうに伺ってよろしいわけですね。  それで事故原因なんですけれども、北電は、破面状況調査の結果、亀裂は直線的であって枝分かれは認められず、高サイクル疲労特有のストライエーション、しま模様ですね、これが認め...全文を見る
○高崎裕子君 この出力三〇%の特定運転域による運転方法というのはどの原発でもとられている運転方法で、こういう通常予想される運転方法でこんな事故が起こったということは、このタービン自体に問題があったと言わなければならないと思うんですね。これは欠陥商品だったのか、あるいは設計ミスだっ...全文を見る
○高崎裕子君 新しい条件、日本でそれこそ初めてのことが行われるというときに、理論上大丈夫だということで実験をそもそも行わなかったということ自体がやっぱり非常に私は問題だろう。一歩誤れば原発の事故というのは生命にかかわる重大事、環境破壊になる重大事だということはもう周知の事実なわけ...全文を見る
○高崎裕子君 従来考えられなかった事故だと言いますが、アメリカでは実際に事故が起こっているわけですから、安全性という点で、三菱重工に本当に責任を果たしてもらうということについて通産省としては具体的な手だてをぜひ考えていただきたいと思うんですが、最後にそこも含めて二度と事故を起こさ...全文を見る
○高崎裕子君 時間が来ましたので、今の答弁で納得はしておりませんけれども時間がありませんので終わりますが、厳しい指導と、二度と事故が起こらないような通産省の責任ある対応を求めて、質問を終わりたいと思います。
11月21日第122回国会 参議院 文教委員会 第2号
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○高崎裕子君 最初に大学問題についてお尋ねいたします。  大学の危機的な財政状況、劣悪な研究、教育条件を訴える深刻な声が広がる中で、私ども共産党の国会調査団はこの六月から十月まで全国十二の国立大学と二つの私立大学の実態調査を行いました。調査に入ったどこの大学でも研究費不足や建物...全文を見る
○高崎裕子君 済みません、少数会派で時間がございませんので……。  原因は、臨調・行革とそれによるマイナスシーリングで基準的な教育研究経費である積算校費、教官研究旅費がほとんどふえないという問題、教官当たりの積算校費は十年前と比べてマイナス、学生当たりでもわずか百円しかふえてい...全文を見る
○高崎裕子君 それでは、次に具体的な問題について幾つか質問したいと思いますが、去る十月二日に大阪大学の基礎工学部で爆発事故が起こり、人生これからという二人の学生、院生のとうとい命が奪われました。私も党の国会調査団の一人として十月十五日に現地にお邪魔をして、学部長さんや死亡した学生...全文を見る
○高崎裕子君 阪大の事故の原因の徹底究明と安全対策について強力な指導をぜひ求めたいのと、技官の問題については消極的な答弁で大変残念ですけれども、北見工大でも、大学衰退の原因が教官の削減だと、これ以上の削減は本当にもう御免だと、あるいは教育大学でも、もう減らす穴なんかない一人欠けて...全文を見る
○高崎裕子君 大変心強いお言葉、期待をしております。  さて、年末の予算編成期を迎えて重要な問題がたくさんあるんですけれども、とりわけ重要な問題として針生委員から出されました教科書有償化の問題ですが、義務教育の無償というのは憲法の大原則ですし、教育の機会均等という点でもこれはも...全文を見る
○高崎裕子君 次に、国立大学の附属病院の問題、とりわけ一刻も猶予できない看護婦不足の問題について伺います。  文部省の来年度の看護婦定員の増員要求は百三十五人と聞いていますが、これは看護婦不足が深刻化して社会問題となっているという中では極めて不十分なわけです。例えば北海道大学医...全文を見る
○高崎裕子君 これは大変重要な問題ですので、ぜひ頑張っていただきたいというふうに思います。次に、国立大学病院では救急部やICU、集中治療室、それから輸血部などの中央診療施設の多くが院内施設となっています。  私は、八月に旭川医大にお邪魔しましたが、ここのICUも院内施設扱いで、...全文を見る
○高崎裕子君 最後に、文部省と人事院にお尋ねしますが、ことしの四月に取り上げた国家公務員の点字試験についてでございます。  今年度から実施された国家公務員採用試験の点字による試験の応募者が八名、受験者が五名、しかし合格者はゼロでした。点字を読む触読は活字を読むのに比べて時間がか...全文を見る
○高崎裕子君 時間がありませんので、これで終わります。技術的なことは、ハンディをなくすという障害者の立場に立って検討すれば解決できる問題かと思いますので、ぜひ前向きに検討されることを強く要望いたしまして、質問を終わります。  ありがとうございました。