高崎裕子

たかさきゆうこ



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高崎裕子の1994年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月13日第128回国会 参議院 政治改革に関する特別委員会 第12号
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○高崎裕子君 それでは最初に、政党助成の算定根拠についてお尋ねいたします。  算定根拠の説明を受けましたけれども、これは全く私は大ざっぱだというふうに思うんです。八九年から九一年の三年間のすべての政党の政治資金の純支出の平均を算定の根拠にしていると。その純支出額は千二百四十三億...全文を見る
○高崎裕子君 結構でございます。
○高崎裕子君 自治省と都道府県に届け出られた政治団体の支出額というのは千八百五十二億円なんです。そのうち国会議員の政治団体分、自治省分は二分の一つまり五〇%と見た。それから、都道府県分については三分の一つまり三三%と見た。これは今言われたように推計です。何の根拠もないわけなんです...全文を見る
○高崎裕子君 過去の実績でいろいろと推計をしてみたということなんですけれども、今言ったように一%違えば十八・五億も違うという大変なことで、その推計で国民の税金を使うということはもう大変重大な問題なわけです。一いろいろと調べてみたというふうにおっしゃるんであれば、それをもう少し出し...全文を見る
○高崎裕子君 まず、いろいろとお尋ねする前に、今回は政党の支部については二分の一としないで全体を計算に入れたというこのことは間違いないわけですね。結論だけ言ってください。
○高崎裕子君 これだけでもお手盛りなわけなんですけれども、今いろいろ大臣はその理由を述べられました。  企業献金については個人について廃止をしたということを理由に挙げておられますけれども、これ自体が大変ごまかしなわけです。  個人について献金を禁止しても政党についての献金はこ...全文を見る
○高崎裕子君 もう今の答弁は全くごまかしの答弁ですよ。今言ったように、むしろ衆参の議論を通じて明らかになったのは、政党への企業献金を支部も含めて残しているということから抜け道があって変わらないということを私先ほども指摘いたしました。その点について、今言ったような答弁というのは国民...全文を見る
○高崎裕子君 いや、これ、算定に各政党の純支出額を積み上げてそして金額を出したわけですよ。それで、今手元に持っていないという話で、私はもうびっくりしてしまいました。わからないんですか。社会党の前委員長ですよ。ちゃんと答えてください。
○高崎裕子君 それで幾らになるんですか。政党本部で社会党の場合、九億三千五百万になりますね。
○高崎裕子君 それを差し引きますと、政党本部の金額は九億三千五百万となるわけです。    〔理事一井淳治君退席、委員長着席〕  支部は幾らになりますかね。五十億ぐらいだろうというふうに思うんですけれども。そうですね。これ、大体でいいですから。
○高崎裕子君 そこで大臣にお尋ねいたしますが、先ほどもお述べになりました政党助成法の考え方、三分の一としたというのは、第八次審で政党は過度に国家に依存してはならないと、そこで政策的な判断として純支出額の三分の一にした、ドイツでも五〇%を超えれば違憲だということもあるんだということ...全文を見る
○高崎裕子君 そこで、具体的にお尋ねいたしますけれども、社会党の本部の純支出額は九億三千五百万、その三分の一が助成金と、今のお考えでなるわけですよね。そうすると、三億一千百七十万円、これがあなた方が政党助成をするに当たっての考え方に基づいて出てくる数字なんです。  それにもかか...全文を見る
○高崎裕子君 純支出ですけれども。
○高崎裕子君 今、純支出額のお話が出ましたけれども、そもそもこの法案の算定の基礎として出されているのが、今言ったように支出総額から寄附だとか交付金、事業費等を引いて純支出額を出して、そしてそれを基礎に過度に依存してはならないということで三分の一にした。その純支出額が社会党では今言...全文を見る
○高崎裕子君 これからの政党のあり方として公平な基盤をつくるというふうに言われました。この法案が公平ですか。大きな政党にはたくさんのお金を渡し、そして小さな政党には少額だ、こういう中身になっているんですよ。  民主主義のコストと言われますけれども、例えば政党というのは、自分たち...全文を見る
○高崎裕子君 今、基準については説明していただきました。これは法律の八条をそのまま御説明をいただいたわけですけれども、私が問題にしているのは、この法律のそもそものよって立つところが、八次審で政党が過度に国家に依存してはならないというそのことが前提になっているのに、今数字で具体的に...全文を見る
○高崎裕子君 諸外国の例を出されましたけれども、フランス以外は政党に対するのは選挙制度についての補助金だけだということでは、日本のこういう制度というのはもう世界の流れからも反するわけですよね。  助成制度の中に○○党を支持しなければならない、こう書いているわけではないわけですけ...全文を見る
○高崎裕子君 外国の例をさまざま出されました。もう私そんなに長々答弁されると質問する時間がなくなってくるんです。簡潔にお願いしたいんですけれども。  外国はもう数十億とか、この選挙制度の補助金ということに限っておりますけれども、その金額も選挙のある年に数十億とか、本当に限られた...全文を見る
○高崎裕子君 時間がないんですから、私の質問に答えてください。
○高崎裕子君 もう、ちょっと質問に答えていただけないので、私の質問時間が本当になくなっていくんですよ。  それで、政治資金規正法の対象になるということで今お話しありましたけれども、自治省が編集された政治資金規正法の解説によると、政治資金というのは、「民主政治の健全な発達を希求し...全文を見る
02月16日第129回国会 参議院 本会議 第3号
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○高崎裕子君 私は、日本共産党を代表して、総理に質問いたします。  さきの臨時国会の最終日、本院で大差をもって否決され一たん死んだはずの小選挙区制法案は、細川総理と河野総裁の密室談合により強行されました。憲政史上例を見ない暴挙であり、心からの憤りを覚えます。  合意の内容は、...全文を見る
02月28日第129回国会 参議院 決算委員会 第1号
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○高崎裕子君 あしたから輸入米が一斉に販売となるわけで、この八カ月というのは私たちの主食の七割を輸入米にゆだねざるを得ないという状態で、このことによる安全問題というのは国民の中で極めて不安が出ているわけです。  二十五日、食糧庁が発表したアメリカのカリフォルニア米と中国米にカビ...全文を見る
○高崎裕子君 これは、流通過程であっても港であっても全く同じお米ということで、私たちが日常的に食べていかなければならないという点では非常に重大な問題だというふうに思うんです。流通過程とそれから港を合わせて百八十六トンで、約二百トン。二百トンといえばこれは二十万キログラムということ...全文を見る
○高崎裕子君 あってはならない、そして流通過程の中で国民の口に入らないようにということなんですけれども、私、それではやっぱり大変問題だと思うんですね。つまり、なぜこういうチェックができないのか。これは安全検査の基準が輸入米と国内産米では余りにも違っている、そこに問題があるわけです...全文を見る
○高崎裕子君 日本の場合は生産者が玄米で出すときに入ってはならない。だから流通過程で、最後の段階でチェックできればいいという問題にはなっていないんですよね。ところが、この輸入米というのは輸入のその時点でいいとされている。  タイのお話がさっき長官からも出されましたけれども、私ど...全文を見る
○高崎裕子君 そこで、厚生省に重ねてお尋ねいたしますけれども、食品衛生法の四条で、不潔、異物の混入等、その他の事由で人の健康を損なうおそれがある食品については輸入をしてはならないという規定があるんですけれども、これについても当然検査されるわけですよね、輸入時に。  ですから、こ...全文を見る
○高崎裕子君 今の体制でさっきお話ししたようにネズミが実際に入っているというこういう重大問題について、一方で輸入してはならないということに明らかに違反している問題が起こっていて、ここがどうなっているのかという問題を指摘しているわけですから、これについてはこういうことがないように厚...全文を見る
○高崎裕子君 必要に応じてということですけれども、もうこういう事態が現実に起きていて、必要性があるからこそ私が指摘しているので、これはすぐ改善をしてほしいと思いますが、よろしいですね。
○高崎裕子君 そこで農水省にお尋ねいたしますが、十分の一やっているということですが、さっきお示ししましたように、十袋というのは五百キログラムなんですよね。五百キログラムのうちやっている量はたった二十グラムというのは、私持ってきましたけれども、これだけなんです。これは一〇%どころか...全文を見る
○高崎裕子君 それで、安全性の問題にかかわりますので、輸入、水際の問題、それから流通過程の問題をしっかりやっていただきたいというふうに思います。  次に、給食の関係なんですけれども、三月からの国民の米の配分については、国産米が三〇%、タイ米二〇%、ほかの輸入米が五〇%の割合に対...全文を見る
○高崎裕子君 そこで、私は本当に不思議なんですけれども、屈強な自衛隊の皆さんにはタイ米が一〇%。問題にしたいのは、学校給食は皆さんの声にこたえて国内産でということになりました。しかし、私、病院の給食では北海道栄養士会の方、それから保育園の問題では私保連の理事をやっている堀岡さんな...全文を見る
03月29日第129回国会 参議院 農林水産委員会 第3号
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○高崎裕子君 南朝鮮の漁船による違反、無謀操業による漁具被害、資源・漁場の荒廃、大臣、私の地元は北海道なんですけれども、これはとても深刻です。とりわけ留萌地方は三十年間苦しめられた、何とかしてほしいという切実な声も寄せられ、日高地方の方も同じ状態です。抜本的に解決を図るためには二...全文を見る
○高崎裕子君 あと二点についてお尋ねいたしますけれども、昨年十一月に根室市の漁船が歯舞諸島の周辺でロシア側に拿捕された際に、船長は銃撃を受け負傷し、容体の悪化が伝えられております。根室市長、それから北海道知事からも要請が来ているかと思いますが、早期釈放、そして人道的見地からの対応...全文を見る
○高崎裕子君 終わります。
○高崎裕子君 肉用子牛の補給金の財源が北海道だけで六十五億円を超える赤字となっております。これまで一頭当たりの掛金が千五百円だったのが、赤字となっているためにこの四月から九千円と六倍にも引き上げられようとしております。農家の負担増にならないように財政的な支援策を講ずるべきであると...全文を見る
○高崎裕子君 これは本当に北海道にとっては切実な問題ですので、ぜひ財政的な支援を強く要望しまして、次に移ります。  大臣は、昨年十二月に脱脂粉乳やバターの関税化、それから牛肉・豚肉を初めすべての畜産品の関税大幅引き上げを盛り込んだガットの農業合意を受け入れたことに対して、我が国...全文を見る
○高崎裕子君 もう時間ですのでこれでやめますけれども、北海道の離農の原因、酪農をやめた原因が、高齢化、それから後継者問題が四二%、そして経営不振、将来の不安が三二%というこういう深刻な数字も念頭に置かれて、本当に何としても引き上げのために全力を尽くしていただきたいということを重ね...全文を見る
05月30日第129回国会 参議院 決算委員会 第2号
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○高崎裕子君 かつては死亡していた超未熟児、異常出産による疾患など、ハイリスク新生児の救命率が医療の目覚ましい発展に伴い格段に今進歩しています。  例えば新生児特定集中治療、NICUにより、一千グラム未満の超未熟児は一九七五年で千四十人、九一年は二千三百六十一人と二倍以上の生存...全文を見る
○高崎裕子君 施設の整備だけではなくて、診療報酬の適正化、それから経営、特に人件費が非常に大きいわけですから、その点での補助等が大変重大になっておりますので、ここもあわせて検討していただきたいと思います。
○高崎裕子君 新生児医療は、これからの人生のすべてのスタートになる、死なせない、障害を残さない、そういう意味で本当に重大だと思いますので、ぜひよろしくお願いいたします。  重ねてなんですが、今は無認可の施設でお話をいたしましたが、天使病院は北海道で唯一認可を受けている施設です。...全文を見る
○高崎裕子君 それで、大臣、第三点目なんですけれども、専用救急車の問題です。  NICUの重要課題の一つとしては、一分一秒を争うということで救急車の役割というのは非常に重大になっております。各県で専用車を持っていないところもまだあり、ようやく平成三年度にドクターズカーについての...全文を見る
06月01日第129回国会 参議院 決算委員会 第3号
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○高崎裕子君 自治大臣にお尋ねいたします。  昨日、閣僚の資産公開が行われました。大臣は不動産関係企業、株式会社イシイアソシエイツの代表取締役をされています。同社の登記簿謄本を私は手元に持っておりますけれども、昨年四月から代表取締役に就任されております。  総理府に確認をいた...全文を見る
○高崎裕子君 五月二十六日付の謄本でまだ代取のままになっております。いつ手続をとられたんでしょうか。
○高崎裕子君 私は、大臣が政治改革担当大臣という点でこの問題は非常に重大だと思います。  大臣に就任されて一カ月以上もたつのに兼職禁止のこの申し合わせに違反している、そのこと、登記がまだされていないというところが大問題で、金権腐敗政治が大問題になったからこそこういう申し合わせ事...全文を見る
○高崎裕子君 政治腐敗ということが大問題になっているときに放置されているという問題で、以前、国土庁長官になられたときは登記は一週間ぐらいでされておりましたが、国民が大変重大な関心を持っている中で行われていなかったということは重大問題で、今速やかにされているということですが、私はこ...全文を見る
○高崎裕子君 今の大臣の発言は私は非常に重大な発言だというふうに思います。  大した資産があるとかないとか資産の額が問題ではなくて、妻など家族の資産も公開するという趣旨は、自分自身が財産をつくっていても妻の名前になる、それで資産隠しか行われる、そこをチェックしようということです...全文を見る
○高崎裕子君 今後検討させていただくということですので、ここはぜひファミリー企業の資産についても資産公開という立場で実効性あるものとして検討していただきたいということを強く要望しておきたいと思います。  次に、佐藤大臣にお尋ねいたします。千歳川放水路計画の問題でございます。 ...全文を見る
○高崎裕子君 大臣に大事な点を確認したいんですけれども、同意がなければ工事は進められないという、この点はきちっと確認をしていただきたいと思うんですが、いかがでしょうか。
○高崎裕子君 でも同意がなければ工事ができないということは……
○高崎裕子君 いや、私の質問は、粘り強く話をしたいという立場は大臣今言われましたけれども、同意がなければ工事ができないという、このことはきちっと確認させていただけますね。
○高崎裕子君 それでは、これは本当に日本野鳥の会、日本自然保護協会の方々は、このウトナイ湖とか美々川などの環境保全の立場から大変危惧されておりますし、農業、漁業、この影響調査をされたわけですが、それでもこれではとても納得できないということで、重大問題ですので、もうこの同意がなけれ...全文を見る
06月06日第129回国会 参議院 運輸委員会 第4号
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○高崎裕子君 公共料金の一連の値上げは国民から猛反発を受けて凍結となりました。しかし、これは年内だけの短期間のもので、不況で苦しめられている国民にとっては解決にはならないわけです。特に深刻な問題である高速道路料金の値上げについてお尋ねいたします。  日本経済の動脈である物流輸送...全文を見る
○高崎裕子君 全国で千百五十億円、北海道でいろいろお話を伺った中で、北海道では六十五億もの負担増というふうに伺っております。これはこの深刻な不況下では大変な負担強化と言わざるを得ないと思うんです。  しかも、荷主との関係で言うと、これは受動的な弱い立場にあるということはもう御承...全文を見る
○高崎裕子君 大臣も相当厳しい状況であるという認識を示されたわけですけれども、こうした極めて厳しい状況のもとでトラック業界とかそれから関係労働者というのは、私がなりたくさんの方にお会いしたんですけれども、皆さん、表現はさまざまでございますけれども、全く同じように話されているのは、...全文を見る
○高崎裕子君 凍結に関する問題は、後で大臣とまた議論をしたいと思います。  今大臣が答弁されましたように、トラック協会の試算によりますと全国で四百九十九億円負担増になる。これは北海道では十五億二千万という数字になって、これが新たな負担増ということになるわけです。これによってトラ...全文を見る
○高崎裕子君 今査定の問題も出ました。用地費の問題については、大臣は当然中長期的な立場でそこも含めて検討をするというお話でしたが、この用地費の問題はもうさまざまな形で指摘もされているところでして、ここは本当に根本的な見直しが求められているわけですから、建設大臣とそれから運輸大臣と...全文を見る
○高崎裕子君 それから、この高速料金問題で最後に私はどうしても指摘しなければならないことは、年内凍結年内凍結、こういうふうに言われるわけですけれども、私これは首都高速の問題と比較して考えますと大変ごまかしがあるというふうに言わざるを得ないと思うんです。  首都高速の値上げを見る...全文を見る
○高崎裕子君 トラック業界の皆さんの深刻な実態については私はかなり具体的にもお示しいたしましたので、これは不況を少なくとも脱するまでは絶対やめ、そして値上げの必要はないという立場でぜひ大臣は検討していただきたいということを強く要望いたしまして、次の質問に移りたいと思います。  ...全文を見る
○高崎裕子君 本当にみんなの期待が大変強いですので、ぜひその立場で頑張っていただきたいというふうにお願いいたします。  それから次に、視力障害者にかかわる問題ですけれども、視力障害者の方は社会参加をしていくという上で移動手段というのが極めて重要になってくるわけです。特に、公共交...全文を見る
○高崎裕子君 そうしますと、空港としては合計で五カ所ということでよろしいですか。
○高崎裕子君 この中でやっぱり設置がおくれているのは空港ターミナルだなということがはっきりしたと思うんですけれども、いまだに設置されていない空港が五十九港になりますか、七三%が未設置ということになって、国際空港である新千歳空港もまだこの点字ブロックがないという状態なわけです。この...全文を見る
○高崎裕子君 色の問題と、それから数なんですけれども、大臣、強力な指導をぜひお願いをいたします。
○高崎裕子君 原則は黄色と言われていますが、原則はあくまで原則であって、例外の、黄色じゃない色が非常に多いということが今私の指摘なわけです。ですから、先ほどの立場で大臣もぜひ指導していただきたいのと、数を空港はふやしていただきたいということを最後にお願いいたします。
○高崎裕子君 それでは、私は時間が参りましたので終わりますが、本当に障害者の方が社会参加する上で大変重要ですので、引き続き積極的によろしくお願いをいたしまして、質問を終わります。
06月07日第129回国会 参議院 運輸委員会 第5号
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○高崎裕子君 まず、船員法についてお尋ねいたします。  大臣にお尋ねいたしますけれども、労働時間を短縮するというのはこれはもう当然のことだと。問題は、それを本当に実効あるものにしていくということで、そのことを具体的にどう保障していくのかという、ここがキーポイントになるというふう...全文を見る
○高崎裕子君 大臣、今お話がいろいろありましたけれども、鉄鋼の内航海運の運賃なんですけれども、この三年間で九%から一一%も値下げされているというのが実態なんです。そうすると、内航海運という弱い立場、これ値下げしてしまったらもう意味がないわけなんです。  この二年間の進捗状況も今...全文を見る
○高崎裕子君 そこをこそ解決していかなければ本当の時短というのは実現しないという意味でも、ぜひ強力な指導をお願いしたいと思います。  前回の平成四年五月の法改正のときに、船員法の七十条の廃止によって法定定員が除かれました。そのとき私たちは、これによって部員定員の下支えがなくなり...全文を見る
○高崎裕子君 届け出をこのように支局で把握されているというのは一歩前進だというふうに思うんですが、実は私たちが聞いているところでは、わざわざ十人いるのを事業者が二つに割って就業規則をつくらないというやり方が実際には出てきているということがあるんです。これではやっぱり七十条廃止をし...全文を見る
○高崎裕子君 次に私は、漁船員の方が水難事故における救難活動を行っているわけですけれども、その救難所員の身分保障に関する問題についてお聞きしたいと思います。  昨年五月のこの運輸委員会でも私は質問しましたが、救難所員の人たちは、本来は海上保安庁が任務に当たるべき水難救助にボラン...全文を見る
○高崎裕子君 それぞれ人命救助の数はどうなっていますか。
○高崎裕子君 出動件数百四十六件、それから人命救助は合計で三百三十六名ということになるわけですが、ここで私は大臣にお尋ねいたしますけれども、既に身分保障の制度化については平成三年九月のこの委員会で小笠原前議員が、そして私が昨年五月に質問をし、運輸大臣が身分保障について検討を約束す...全文を見る
○高崎裕子君 大臣、身分保障すると拘束されてしまうのではないかというお話をされましたけれども、今現に海上保安庁から要請を受けて、そしてもう本当に義務化と同じ形で要請を受けてやっているわけですよ。そういう方が身分保障してほしいというふうに迫っている。ですから、やっぱりそこはそれを受...全文を見る
○高崎裕子君 今、広報を推進してこんな活動をしているということでやっていくということも言われました。  それから、待遇改善、出動手当、少しは進んでいると言うんですけれども、消防団が一人一回四時間で四千六十七円、これは時間はどんどん加算されていくわけですけれども、水難救済会の方は...全文を見る
○高崎裕子君 それでは、国際コンベンションの方をお尋ねします。  国際会議の開催で交付金を支出するということになるわけですが、特定の企業などが主催、後援をする会議にみずから免税制度を利用して多額の寄附をして、そしてその交付金を本来の運営に充てないで接待費とか土産代などに悪用する...全文を見る
○高崎裕子君 障害者が観光を含めて移動するという場合、さまざまな障害が現実にはあるわけで、これは厚生省に二点お尋ねいたします。  視覚障害者から強い要望として出されているのが、自分の居住自治体から他の自治体、例えば北海道の道内の移動あるいは北海道から他府県へ移動するという場合に...全文を見る
○高崎裕子君 終わります。
06月10日第129回国会 参議院 運輸委員会 第6号
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○高崎裕子君 本法律は、大手私鉄の特定工事費の一部を先取り運賃として利用者からいただいて、これを積立金として工事費に充当する法律なわけですけれども、今度の改正は、その積立金の限度額を工事費の四分の一から二分の一にまで拡大する、それとあわせてこの先取り運賃をさらに拡大して運賃収入の...全文を見る
○高崎裕子君 この先取り運賃はどの程度の規模になるのかということについては、条件が二つあるということで、その条件の一つとしては特定工事費の総額の二分の一つまり今言われた数字で言いますと八千六百八十一億円の二分の一、四千三百四十一億円が積立限度額ということで、既存の分だけでこれだけ...全文を見る
○高崎裕子君 ですから、この一〇%ということで言いますとこういう数字になるということでは、大変大きな数字が上限になるということがはっきりするわけです。  今言われましたように五社で年間で四百四十四億円という先取り運賃の値上げとなっていくわけですけれども、今お話しいただきましたよ...全文を見る
○高崎裕子君 小田急など、東武、東急以外はどうでございましょうか。
○高崎裕子君 東武が千二百億、それから東急が二千百億と、およそ合計で三千三百億ということになるわけですけれども、そうすると、これ新規分を含めますと、これから三千三百億ですから、その半分までは積み立てられるということになりますので、その半分が千六百五十億ということで、既存の四千三百...全文を見る
○高崎裕子君 ですから、従来の限度額の四分の一で言いますと七百五十億の五割、つまり三百七十五億が税金がかっていたわけですけれども、今度二分の一になりますと、五百億について五〇%の税金ということになるわけですから、これは二百五十億ということで、単純に見ますと百二十五億も税金の関係で...全文を見る
○高崎裕子君 もう時間でございますので、ちょっと大臣最後に。  先取り運賃はどの区間、だれを対象に受けるのかということで、京王線というのは一社全体が均等に負担していますけれども、あとの四社というのは、特定工事区間は半分程度加算して、あとは他の路線にもということで、受益者をどうと...全文を見る
○高崎裕子君 終わります。
○高崎裕子君 私は、日本共産党を代表して、特定都市鉄道整備促進特別措置法の一部を改正する法律案に対し反対の討論を行います。  理由の第一は、もともと民鉄事業は公共性にかんがみ、他の事業と比べて有利な無利子貸し付け等の特別融資制度や会計処理が認められています。このような優遇措置を...全文を見る
06月20日第129回国会 参議院 運輸委員会 第8号
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○高崎裕子君 近代社会においては、私たちはいや応なしに航空機を使わざるを得ません。私も北海道と東京を一週間に一往復、忙しいときは二往復、三往復飛行機を利用しております。しかし、航空機事故というのは一たん起これは一瞬のうちに多くの人の命が奪われるということで、絶対に安全の確保、これ...全文を見る
○高崎裕子君 確認したいんですけれども、すべてについて自社整備という考えはとっていない、しかし、基本は自社整備だけれども、十分に能力があれば例外的に認めるということだというふうに今受けとめているんですけれども、それでよろしいんですね。
○高崎裕子君 必ずしもすべてと言いながら、やっぱり自社整備でやっているということが前提であるということを今おっしゃっているわけです。  それで、今度の法改正は、定例整備の海外委託を促進するということを目指すもので、今までは定例整備は除外していた。それがなぜ今度は定例整備まで海外...全文を見る
○高崎裕子君 ボーイング社に委託していた、これは信頼していたからだと、だからチェックができなかったということなんですが、これが自社でやっていればやっぱりこういう事故につながらなかったということが教訓だったわけです。  それで、今回、大修理だけではなく定例整備まで広げるんだという...全文を見る
○高崎裕子君 結局、いろいろ言われましたけれども、安全性ではなくコストにやっぱり譲っていくという考えだということに尽きると思うんです。今、安全についてはチェックチェックと言われましたけれども、海外委託について実際はもう安全上大きな問題がたくさん生じているということを私はここで強調...全文を見る
○高崎裕子君 日航は自社の分は外注委託にして、そして受託整備というのをどんどんふやす。この受託整備、つまりもうけのためにやるわけです。これは八五年の事故当時、その時期に物すごく似ているということで現場で心配の声が上がっております。  それで、整備間隔の延長の問題でも、八五年の事...全文を見る
○高崎裕子君 つまり、トイレ以外は常に座席にいるということが求められるということですね。
○高崎裕子君 あの狭いコックピットで十二時間座ったまま物すごい複雑な計器を監視する、運航を推進する。しかも、大事な乗客の命を預かっているわけですから極度の緊張が強いられるということはもうはっきりしているんですけれども、休憩というのはどうなっているんでしょうか。
○高崎裕子君 十二時間勤務ですよ。二人編成のときに、十二時間までの場合。
○高崎裕子君 ですから、休憩はどうなっているかと伺っているんです。
○高崎裕子君 座席で目をつぶるということもできないわけですか。
○高崎裕子君 ございませんというのは、できないということですか。
○高崎裕子君 じゃ、もう全くトイレ以外は立たないで、目をつぶることもできずに十二時間緊張状態にさらされているということですね。
○高崎裕子君 労働基準法というのは労働時間の最低の基準を示しています。航空労働者が八時間労働それから休憩について適用除外になっているのは私も承知しておりますけれども、コックピットの中で十二時間も座ったまま連続して休憩もなしに操縦させるというのは人間の限界を超えるものなんです。乗務...全文を見る
○高崎裕子君 機能が、性能がよくなった。だからということですけれども、従来がいいからいいということではないし、それから機能がよくなったから、じゃ緊張状態が軽減されるかというとそういう問題じゃないんです。  十二時間の問題については、ここは私は大臣にぜひお尋ねいたしますけれども、...全文を見る
○高崎裕子君 十二時間の飛行をした後、最後に着陸が待っているんです。これは魔の十一分の中の八分。この最後の最後に神経を集中させるという意味では、十二時間というのは本当にもう深刻な問題なわけで、現に現場の労働者からは、「多くの機長が、サンフランシスコ線シングル運航について。「まとも...全文を見る
○高崎裕子君 もう時間ですので質問を終わりますが、この点については、私はそういうふうには聞いておりませんので、これはもうぜひ調査をしていただきたいし、安全性についてはきちっとやっていただきたいということを重ねて要望いたしまして、質問を終わります。
○高崎裕子君 私は、日本共産党を代表し、航空法の一部を改正する法律案に対し反対の討論を行います。  反対理由の第一は、航空機の安全を保障する上で整備は決定的役割を果たしています。その整備の中核をなす定例整備を海外の整備会社等に外注委託し促進することを目指すもので、安全性を低下さ...全文を見る
○高崎裕子君 自動車の保有台数は今や六千六百万台に及んでいる。自動車の安全確保それから公害防止対策を図るということは、国民の命と安全を保障するという上で大変重要な課題だというふうに思います。私自身も運転免許を持ち車を運転するという立場からもこの問題には大変関心を持っているところで...全文を見る
○高崎裕子君 もう少しお伺いしたいんですけれども、例えば手引書を作成してこれを公表するということもあるかと思いますが、その点はいかがかということと、それから今言われた記録簿の提出や法に基づく勧告制度、そういうふうなことを全部合めて、そのために必要な予算措置、それから人的な対策とい...全文を見る
○高崎裕子君 例えば、ブレーキパッドが二ミリでもこれは検査でいいますと合格は合格ということで、ここで皆さんから大変心配だということで出された問題なんですけれども、仮に検査は通ったと。しかしその後、二カ月後とかあるいは半年後に、ブレーキの摩耗というのは、特にオートマチック車というの...全文を見る
○高崎裕子君 従来は、整備をして車検を受けるということで大半は保安基準に適合していた。もちろん、車の使用度合いとか条件によって保安基準に問題が生じることがあるということは当然なんですけれども、いずれにしても前検査によって新たな問題がやっぱり生じるわけです。これはさっきも言いました...全文を見る
○高崎裕子君 次に、ユーザー車検に伴って国の検査に持ち込まれる台数というのはこれはかなりふえるというふうに思われますが、現在ユーザー車検は何パーセントで、これがどのぐらいふえるというふうに見込まれていますか。
○高崎裕子君 八%から一〇%というふうにも言われておりますが、五十万台ふえるということに数としてはなろうかと思うんです。  そこで問題なんですけれども、前検査により国の検査業務が大幅にふえる。現在でも検査台数というのは増加しつつあるという傾向の中で、検査職員の増員がないまま超過...全文を見る
○高崎裕子君 今、検査場単位でということでしたが、例えばユーザー車検専用コースを設置するとかあるいは音声誘導装置も導入しながら、時間がかからないようにいろいろと検討されているということもあるんでしょうか。
○高崎裕子君 コースをふやしたり誘導装置も大事なんですけれども、人が圧倒的に少ないということがやっぱり一番問題だということでは、どうやってこれに対応するのかということがあると思うので、この点については働いている労働者の皆さんの御要望をよく聞いて進めていっていただきたいと思いますが...全文を見る
○高崎裕子君 人の問題は大変重大だと思いますので、この点はぜひ御要望したいと思います。  先ほど指摘ありましたように、前検査により業務量が大幅に落ちると予想される特に認証工場の圧倒的多数は中小零細業者。制度改正に伴って、これらの整備会社の経営というのは二割か三割はもう倒産するん...全文を見る
○高崎裕子君 次に、自動車整備近代化資金の点ですが、三月末で二十九億円の残高、今年度の予算と今後の補助計画なんですけれども、今年度は国の補助が十億円、業界の出捐が十億円で合計四十九億円になる、六年度からは三カ年で国が三十億、業界が三十億で合計八十九億円ということで間違いありません...全文を見る
○高崎裕子君 それで、機械の設備とか施設の整備、あるいは融資対象範囲の拡充、融資条件の拡充ということについては具体的にどう考えておられますか。
○高崎裕子君 次に、再検査なんですが、今度は指定工場に行わせるということになるわけですが、これまでの国の検査で一体どこにふぐあいがあるのかなというふうに私は思うんですけれども、どこの部分を整理するのか。それから、ユーザーからまた過剰な整備ではないかというようなトラブルが起こらない...全文を見る
○高崎裕子君 その点は皆さん本当に切実に希望されておりますので、ぜひよろしくお願いをいたします。  それから次に、整備業者の皆さんから異口同音に共通して出される問題に自動車重量税の分離の問題があるわけです。まず、この点で確認したいんですが、整備業者が重量税を収受するということは...全文を見る
○高崎裕子君 ですから、国の代行という形にはなっていないということなんです。しかし実態はどうかというと、これがまた違うわけです。実態は整備会社の皆さんが一時立てかえをする。つまり権利創設ということがあるわけですから、車検証が交付されるそのときに印紙を張っていなければならない。そし...全文を見る
○高崎裕子君 もう時間ですが、せっかく大臣いらっしゃるのに一言も言っていただかないのはあれなんで、安全性の問題、それから環境の問題という点ではいろいろと心配な問題もあり、また逆に技術の進歩もあるというようなことで、この法が改正された後も具体的にはいろいろな問題を踏まえて、実施状況...全文を見る
○高崎裕子君 終わります。
06月22日第129回国会 参議院 運輸委員会 第9号
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○高崎裕子君 きょうはウエットリースの問題についてお尋ねいたします。  JALの便で札幌からハワイ・ホノルルに行くために飛行機に乗ってびっくりした。飛行機はJALではなくてJAZだ。スチュワーデスもJALのユニホームではない、しかも外国人だ。パイロットもJALではない。これはだ...全文を見る
○高崎裕子君 このウェットリース方式で現在国際線が大路線週二十四便、それから国内路線が三路線で一日四便これが飛んでいるわけです。今マスコミでも大宣伝されているわけですけれども、ホノルル便の中で福岡−ホノルル、これは週四便すべてがJAZです。それから札幌−ホノルル便、これも週四便な...全文を見る
○高崎裕子君 私は、名義貸しの問題については実態を踏まえて今指摘したわけです。  それで、これは航空局の方に通達についていただいたんです。そうすると、私、一番大事な部分がぽろっと抜けた通達をいただいて、大変ごまかそうとされたのかなというふうにも思いたくもなるような印象を受けたん...全文を見る
○高崎裕子君 暫定的というのはあくまで、本当に数カ月とか一年という短い期間を言うんで、二年たっても、これはそれこそ継続的にずっとやって、これからもやろうというところで、私はここははっきりこの通達違反であるというふうに指摘しなければならないと思うんです。  名古屋とグアムの週四便...全文を見る
○高崎裕子君 これ時刻表を見ますと、名古屋−グアム間についてはこう記載されています。「機内でのお客様へのサービスは日本アジア航空客室乗務員が実施いたしますが、JL(日本航空)の機材及び乗務員で運航いたします。」、こう書いてあるんです。  ウエットリースというのは乗員と機材をパッ...全文を見る
○高崎裕子君 それでは、これは調べた上で御報告いただけますね。
○高崎裕子君 さて、日航の例を私ずっと挙げてきましたが、このように日航は他から機材を借りて運航している。一方では自社の機材というのを遊ばせているという実態があるんです。ボーイング747−400機、これは旅客機で三機、それから貨物は中古ですけれども一機、合計四機、金額にすると八百億...全文を見る
○高崎裕子君 それでは、この点については大変重要な問題ですので、ここは局長、調査をして御報告をしてください。
○高崎裕子君 そこで労働省にお尋ねいたします。  今いろいろウエットリースの内容について聞いていただいたと思うんですが、航空労働者というのは労働者派遣法については対象業務ではない、つまり適用除外ということになっているわけです。ですから航空会社としては、これはウエットリースではな...全文を見る
○高崎裕子君 ですから、私が今具体的に事例を示してどうなのかということをお伺いしたわけですから、労働省としては今の立場でこの事実について調査をしていただきたいというふうに思うんですが、いかがでしょうか。
○高崎裕子君 それでは、ぜひ早急によろしくお願いをいたします。  次に、きょうもスチュワーデスさんなど航空関係の方がお見えになっておりますけれども、特にスチュワーデスさん、客室乗務員の方は緊急異常時、どのような任務があるでしょうか。
○高崎裕子君 緊急異常時には、本当に冷静沈着に敏速にお客さんに対して誘導したり適切な措置をとらなければならないという、本当に緊張を強いられますし、大変重要な保安任務というものを持っている職種、仕事だということがよくわかりました。  そこで、私は本当に問題を感じるわけですけれども...全文を見る
○高崎裕子君 これは運輸省としてはよく調べていただきたいのですけれども、私実際に聞いてみて驚いたんです。日本語も話せない、それから英語も話せない、これでもよろしいんだということなんです。日本の客室乗務員の場合は採用条件というのは逆に大変厳しい。つまり英会話の試験もあるし英語のぺー...全文を見る
○高崎裕子君 日本語というのは、例えばお元気ですかとかこんにちはとか、そういう程度の会話というのはこれは簡単に覚えられますが、本当にパニックになっているお客さんとの関係で、緊急に判断して制止をしたり誘導するというのはそういう片言の日本語ではとても対応できないというのは、これはもう...全文を見る
○高崎裕子君 規程に沿った行動で適切であったと、そういうことですね。
○高崎裕子君 私も同様に伺っておりますし、本当にあのとき死者が出なかったということで、事故は事故として大変でしたけれども、そういう犠牲者が出なかったということで本当に適切な対応をしていただいたなというふうに思っているんですけれども、あのとき問題がやっぱりあったわけです。  スチ...全文を見る
○高崎裕子君 これは安全性の問題にかかわる重大な問題で、私は航空法の審議のときにも、これまでのその整備を外注に出す問題、それから乗務時間が十二時間に延長になった問題、ねらいは一体何なのかというと、結局もうコスト削減に尽きるわけです。安全性をないがしろにしてのコスト削減というのは、...全文を見る
○高崎裕子君 タンカー等による油濁汚染を防止するということは大変重要な課題だと思います。万が一、事故が起きたときの損害補償の範囲を拡大する、あるいは責任の限度額を引き上げるという点でも、今回の法改正というのは賛成できるということなんです。  具体的問題でお尋ねいたしますけれども...全文を見る
○高崎裕子君 一年も放置されたとか、大変御苦労もあると思いますけれども、ぜひよろしくお願いをいたします。  それから次に、労働省にお尋ねいたしますけれども、きょうは先ほど来スチュワーデスの皆さんたくさん来られて傍聴されているんですが、これは運輸大臣にもここの問題ちょっと聞いてお...全文を見る
○高崎裕子君 私は今、具体的な事実を示しまして、これが違反するということで、会社もそれを受けて是正をするというところまで来て、それが実行されていないという問題ですので、この事実をぜひ調査をして指導していただきたいと思いますので、そこはいかがですか。
○高崎裕子君 大臣、これは私今事実を示しましたので、監督官庁ですからぜひこの点はよろしくお願いいたします。
○高崎裕子君 ぜひ強力によろしくお願いいたします。  次に、過積載の件でお尋ねいたしますが、六日の委員会で、高速道路料金の問題で大変深刻だと取り上げましたが、過積載の取り締まり強化に伴う対策についてお尋ねいたします。  これも北海道トラック協会とか運送会社の皆さんから強い要望...全文を見る
○高崎裕子君 終わります。
06月22日第129回国会 参議院 商工委員会 第9号
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○高崎裕子君 まず、通産省にお尋ねいたしますが、マンションの建てかえ問題をきっかけにして費用負担をめぐってさまざまな問題が出てきております。中でもガス供給をめぐって、関東を中心に、本来ガス事業者が負担すべきものを居住者が負担させられているということが大きな問題になっているわけです...全文を見る
○高崎裕子君 もう少し詳しく。今言ったように、原則として団地内道路というのは本支管ということでよろしいわけですね。
○高崎裕子君 供給規程は明確に団地内道路に敷設されるガス管は本支管であるというふうにしており、協議をして開発者負担の内管にするということもあるというわけですが、これは本支管であるという供給規程と並列的に扱うということは全くおかしいわけで、今も疑義があるときにはというふうに言われま...全文を見る
○高崎裕子君 今分譲の点でガス事業者に申し添えたいというお話でしたが、これは単に伝えるということよりは、もう少し積極的だということですね。
○高崎裕子君 それから、次に建設省にお尋ねいたします。  大阪では自治体が公営住宅の負担にならないように供給規程どおり行われています。私のいる北海道ですが、これは道営も札幌市営も調べましたら、公道から供給する団地の敷地に入ったとたん団地内道路であっても内管扱い、すなわち公営住宅...全文を見る
○高崎裕子君 それで、ちょっと時間がありませんのであと一問。  会計検査院にせっかく来ていただいておりますが、今お話を伺っていただいたと思いますけれども、本来ガス事業者が負担すべきものを公団とか公営住宅が余計な負担をしているということになっておりますので、この点は調査をしていた...全文を見る
○高崎裕子君 これから全国的に大変問題になってきますので、通産省としてはぜひ強力な御指導をよろしくお願いいたしまして、質問を終わります。
06月23日第129回国会 参議院 本会議 第25号
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○高崎裕子君 私は、日本共産党を代表して、九四年度政府予算三案に対し、反対の討論を行います。  今国会の論戦を通して、羽田内閣の憲法に対する態度、その政策が国民にとって大変危険な性格であることがいよいよ明らかとなり、不信任に値する内閣であることが浮き彫りになりました。  まず...全文を見る
08月24日第130回国会 参議院 決算委員会 閉会後第1号
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○高崎裕子君 七月二十五日付の朝日新聞で、米側の資料に基づき、米軍の低空訓練のために東北、中部、近畿、四国の山間部に四つの日本航法訓練ルート、これが設定されているということが明らかになりました。この事実関係はどうだったでしょうか。
○高崎裕子君 米軍側で十津川村での事故に関する報告書を手に入れたということで、四つの色分けをしたルートが報道されており、それについては外務省としても承知しているはずなんですけれども、その点について答えてください。
○高崎裕子君 ちょっと質問にきちっと答えていただきたいんですが、ここではグリーン、ピンク、ブルー、そしてオレンジと四つの色分けされたルートが示されており、それについては承知しているわけですね。その点だけ端的にお答えください。
○高崎裕子君 地図の上ではなくて、この事故報告書の中にこういうルートがあるということはきちっと承知しているというふうに言っているわけですから、その点はっきりお答えください。
○高崎裕子君 やっとお認めになりました。  我が党は、この問題を再三再四これまで取り上げておりましたが、日本政府が初めて公式にこういう米軍の低空飛行等について訓練ルートがあるということを確認されたということで、これは非常に重大な問題なんですけれども、このルートについて、これは一...全文を見る
○高崎裕子君 これは米軍に問い合わせもしていないし、承知していないということなんですが、現在、どういうふうにルートが設定され、訓練が行われているのかということは極めて日本国民にとって重大な問題であり、これについては報道されない限り米軍に聞かないという態度ではなくて、直ちにやっぱり...全文を見る
○高崎裕子君 今、ルートの設定については本質的ではないという答弁は、私は本当に日本の国民の安全にとって極めて重大な答弁だというふうに思うんですね。  米軍の低空訓練が五年前に始まりました。もう全国各地で被害が相次いでおり、八七年以来、実に二百二十七件に及んでおります。これは今言...全文を見る
○高崎裕子君 これはもう最後になりますので大臣にお答えいただきたいんですが、言ってみれば地位協定上は米軍はもう意のままに自由自在に訓練をしてもいいという、そういうことであって、これは本当に私は驚きを覚えるんです、屈辱的だというふうに思うんですけれども。  地位協定上の問題を出さ...全文を見る
○高崎裕子君 終わります。
08月25日第130回国会 参議院 決算委員会 閉会後第2号
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○高崎裕子君 分譲マンションは平成五年で二百六十万戸を超えるという状況になっており、私もマンションに住んでいるんですけれども、札幌では住民の二五%がマンションに入居している。築後十年を超えるマンションが七年末には十五万戸も生じるというふうに推計されています。修繕費の積み立てが十分...全文を見る
○高崎裕子君 それで、周知に努めながら現実は改善されていないということで、ここをぜひ強力に指導していただきたいということなので、大臣、一言お願いいたします。
○高崎裕子君 これはぜひ指導を強めるということでやっていただきたいというふうに思います。よろしいですね。
○高崎裕子君 それで、ここで公的支援、援助ということが大変重大になってくるんですけれども、ここも大臣よく聞いていただきたいんですけれども、大規模修繕とか給排水管の取りかえというのが大変負担になっています。公的援助が強く求められていることで、今お話ししたように修繕に当たっての積立金...全文を見る
○高崎裕子君 住宅金融公庫の返済期間については、ことしから五年が七年に延びるということなど制度の拡充があるわけですけれども、これについてさらに一層拡充するということでここはぜひお願いしたいと思います。
○高崎裕子君 それから、次に大きな問題になっているのは建てかえなんですけれども、これは高齢化をして退職はする、年金生活という中で建てかえの資金の問題は非常に深刻になっており、平成十七年には、つまりあと十年後にはマンションの総戸数の一八%がそういう問題に突き当たるだろうというふうに...全文を見る
○高崎裕子君 この建てかえとの関係で、我が党の上田議員も繰り返し質問をしてきたわけですけれども、平成六年度から優良建築物等整備事業が発足したわけです。ちょっとこれについて簡単に御説明いただいて、六年度に始まったということですけれども、これはぜひ拡充していただきたい、そして全体とし...全文を見る
○高崎裕子君 これは重要な、そして切実な問題ですので、ぜひよろしくお願いいたします。  それから、これも大きな問題なんですけれども、税制対策なんですが、一つは、建設省が管理組合に督励をしているということで、修繕積立金が今ずっと行われているわけです。修繕のために積み立てをしている...全文を見る
○高崎裕子君 これは今後とも検討するということで過去には答弁しておるわけですから、重大な問題ですので、ぜひここは大臣、検討していただきたいんです。  あわせてお答えいただきたいんですが、それ以外に固定資産税の問題もあるわけです。これもマンション管理組合の皆さんから強い要望なんで...全文を見る
○高崎裕子君 もう時間ですので終わりますが、この道路については、もう既に地方税法で、私道でも公共の用に供する道路は非課税ということでマンションの敷地も含めて可能だということで、東京都では既に実施もされているわけですから、これは大蔵省、自治省に、建設省が本当にマンション住民の立場に...全文を見る
○高崎裕子君 終わります。
09月01日第130回国会 参議院 決算委員会 閉会後第3号
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○高崎裕子君 まず文部大臣にお尋ねいたしますが、聴覚障害者にとって意思伝達手段としてファクスというのは不可欠なものです。聴覚障害者の家庭には必ずファクスがあります。ところが、札幌では驚くべきことに小中学校に一校もファクスが設置されておりません。ことしの冬、札幌でこんな事件がありま...全文を見る
○高崎裕子君 大臣、私、一般的にこの事務機が便利なものであるという立場でお話ししたのではなくて、こういう聴覚障害の子供や親がいる家庭では、もうこれが唯一と言っていい手段なんです。ですから、こういう人命が失われなければ措置がされないというような事態になってはならないということで、ぜ...全文を見る
○高崎裕子君 ぜひ設置の方向でお願いいたします。  次に、免許外教科担任の問題ですが、免許を持っていない先生が授業を教えると。現場の先生とも懇談いたしましたが、本当に大変な問題で、自分は社会の専門ではないが一生懸命やりたい、わからないときは聞いてほしいと最初に生徒におわびをして...全文を見る
○高崎裕子君 いろいろ言われましたが、この免許外教員というのは、小規模校など真にやむを得ない場合を除いては、これは本来あるべき姿ではないという認識が前提でのこれまでの指導であるというふうに伺ってよろしいわけですね。
○高崎裕子君 そこで、今免許外教科担任が平成六年度で三万六百五十一人と減ったということですが、ずっと四万人ということで横ばいが続いて、平成六年度でやっと九千入減ったということです。しかし、五十九年から平成五年の間に公立中学で生徒は約百万人も減少しているので、いわば免許外の先生が減...全文を見る
○高崎裕子君 ペースです、どうですか。
○高崎裕子君 生徒は減っていっているわけですから、これは一万人のペースということでぜひやっていただきたいと思います。  次に司書教諭の問題ですけれども、子供たちの読書離れが進んでいると。学校に図書室があるのにかぎがかかって入れない、あるいは図書室はあいているけれどもだれもいない...全文を見る
○高崎裕子君 今の答弁は私は全く無責任だというふうに言わざるを得ないと思うんですね。  私は、昭和二十八年の法案が提出された審議のときから今日までの司書教諭に関する会議録、資料を全部調べてみましたけれども、それを見て驚いたんです。文部省は、法制定当時の昭和二十八年八月二十三日の...全文を見る
○高崎裕子君 これは、充足のために文部省としては引き続き努力するということはぜひやっていただきたいと思いますが、その点はいかがですか、大臣。
○高崎裕子君 これは時間がありませんので、またやりとりしたいと思いますが、子供たちにとっては本当に重大な問題で、私は社会的な問題だと思いますので、この点はぜひよろしくお願いしたいと思います。  それから、次に養護教諭の問題ですけれども、この重要性は言うまでもありません。平成五年...全文を見る
○高崎裕子君 官房長官、一言アイヌ新法について伺いますが、私は当事者であるウタリ協会ともっと突っ込んだ協議をするのが不可欠だと思うんですね。アイヌ新法制定を積極的に進めるために大臣みずからが労をとって、正規の協議という形でテーブルをつくって、大臣もそこに参加して、直接入って、定期...全文を見る
09月02日第130回国会 参議院 決算委員会 閉会後第4号
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○高崎裕子君 まず、防衛庁にお尋ねいたしますが、物品役務融通協定、ACSAですね、米国からこれを八八年に提起され六年になるわけですけれども、米側と防衛庁などで検討が行われてきていますが、その検討状況と内容について御報告ください。
○高崎裕子君 アメリカ側の提起された中身として、これはアメリカの国内法でNATO相互支援法があるわけですが、これに基づいて物品役務を相互に貸し借りできるという形でその仕組みについて検討しているということですね。
○高崎裕子君 そこでお尋ねいたしますけれども、この物品と役務にはどういうものが含まれるんでしょうか。
○高崎裕子君 今、予備部品というお話がありましたけれども、これは、軍用機などが故障した、戦闘車両への部品の提供など、いわゆるスペアパーツのことでございますね。
○高崎裕子君 次に、この協定を仮に締結することになりますと、それに伴ってどんな国内法の改正が必要になるのか、そしてまたどんな立法措置が予想されるのかについてはいかがでしょうか。
○高崎裕子君 今勉強中、検討中ということですけれども、要するにどういう仕組みが必要なのかということですから、従来の法の仕組みの中ではこれは可能ではないということはもう当然の前提だと思うんです。  今言ったように、物品役務の中にはあらゆるものが、弾薬まで含めて入ってくるわけですか...全文を見る
○高崎裕子君 例えば現在の物品管理法についても、また自衛隊法についてもかなり条件が厳しいわけですね。ですから、自衛隊法で言うと、航空機への燃料貸し付けというのは、自衛隊の飛行場に着陸するときで、ほかから入手の道がない、そして自衛隊に支障がない場合ということで、これは非常に要件が限...全文を見る
○高崎裕子君 お答えしかねるというよりは、先ほどから勉強、検討中ということですから、これははっきり否定はしていないということになるわけで、これは対象になっているということははっきりしているんです。  次に、協定について米側からはどういう提起があったかということなんですけれども、...全文を見る
○高崎裕子君 共同訓練のときに融通し合うのが有用だというアメリカ側の提起はありますが、これは検討としては共同訓練のときに限定をするということで検討されているんですか。
○高崎裕子君 共同訓練を中心としてということで、要するにこれは制限をつけずに検討をしているということになるわけですね。
○高崎裕子君 今、大変重大なお話があったんですけれども、仕組みについての検討については有事を排除していないということですから、平時も有事も含めてこれは検討をしているということなわけですね。これは朝鮮有事とか湾岸戦争などで有事で行動する米軍に対しての燃料補給など、そういう支援という...全文を見る
○高崎裕子君 共同訓練を中心にだけれども、有事についても排除はしないということで仕組みは検討されているということは何度もおっしゃったわけで、そこはもうはっきり今答弁もされているわけなんですね。ですから、これはNATOについても有事、平時というのは当然限らないでやられているわけです...全文を見る
○高崎裕子君 このACSAについては、私は憲法上の問題があるので締結すべきではないというふうに言ったわけですけれども、大臣この点いかがですか。
○高崎裕子君 先ほどお答えもいただきましたけれども、何を対象としているのかということについて、有事も排除せず、今共同訓練を中心にしてはいるけれども仕組みとして検討されているわけで、これはすべてそういうものを対象にして今検討されているという点で私は非常に重大だということを指摘もした...全文を見る
09月16日第130回国会 参議院 決算委員会 閉会後第5号
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○高崎裕子君 政府はルワンダ難民救援実施計画を決定いたしました。村山総理は社会党の議員としてかつてはPKO法が憲法違反だと訴え反対をしてこられました。その村山さんが総理になった途端に、武装した自衛隊を人道的な国際救援活動ということで内閣として派遣を決定いたしましたが、ごれは重大な...全文を見る
○高崎裕子君 湾岸戦争と比較して言われましたけれども、今回は武装した自衛隊がそのまま派遣をされるということで、これは全く状況は変わらないところか、一層危険な状態になっている。そのときに変節をしたという問題を私は指摘しているわけです。  そして今、護身用等とお話がありましたけれど...全文を見る
○高崎裕子君 治安が回復されたというのであれば、機関銃を持っていくなど全く必要ないわけですね。カンボジアのPKOのときでさえ持っていかなかった機関銃を持っていくというのは、結局は派遣先であるザイール等が戦闘状況があるからだということにほかならないわけです。  これは各紙の報道で...全文を見る
○高崎裕子君 今、総理は紛争の渦中に行くわけではないというふうに言われましたが、そこにごまかしがあるんです。  私、今ザイールの状況をるる指摘いたしました。ザイールへの派遣といっても、結局これはルワンダから武装勢力が流れ込んでいる、ルワンダでの紛争が持ち込まれていると見なければ...全文を見る
○高崎裕子君 私どもは憲法違反ということでもう絶対許されないし、その撤回を強く求めまして、質問を終わります。
○高崎裕子君 言われっ放しということですけれども、これは違反であるということを、私は強く撤回を求めて、質問を終わります。
○高崎裕子君 亀井運輸大臣のアルバイトスチュワーデスについての指摘をめぐって、空の安全のあり方とかあるいは女性の雇用形態のあり方ということが今大きな問題になっております。きょうもスチュワーデスさんとか航空関係の方が大変心配されて傍聴に来られておりますけれども、大臣の発言の二カ月前...全文を見る
○高崎裕子君 私は、そういう意味では恒常的に必要な人なわけですから、やっぱり正式採用ということで考えるべきだと思うんですけれども、大臣はこの点いかがでしょうか。
○高崎裕子君 安全性の観点から大臣が指摘された問題は本当に私は重要な問題だと思いますし、その問題を解決していく道というのはやっぱり正式採用の道だというふうに思いますので、そういう形で進められるべきだということで運輸省としてもきちっとやっていただきたいなというふうに思います。  ...全文を見る
○高崎裕子君 私は、大臣の本当のお言葉を聞きたいと思うんですけれども、働く女性の立場からどうかということと、やっぱり大臣も問題にされた若年定年制につながる、三年でもうだめなんだということ自体が憲法違反ということでもう既に問題になっている、そういう問題なんだという点で大臣どうでしょ...全文を見る
○高崎裕子君 こういう問題であるということで、労働省としては、労働大臣としては本当にこの問題は波及が大きいですので考えていただきたいというふうに思います。  安全性の問題、雇用形態の問題にとどまらず、もう一つ重大な問題が労働者派遣法違反という問題としてあります。アルバイトスチュ...全文を見る
○高崎裕子君 九月中に御報告いただけますね。
○高崎裕子君 また運輸大臣にお尋ねいたしますけれども、コスト削減と言いながら、委員会でも指摘したんですけれども、JALはほかから機材を借りて運航しながら、一方で自社の機材は、四機で八百億もするんですけれども、これをアメリカの砂漠に遊休させている。アルバイトの五億なんてもう問題じゃ...全文を見る
○高崎裕子君 それでは、次に運輸大臣と農水大臣にお尋ねいたしますが、過積載規制に伴う対策の問題です。  この過積載については規制が強化され、今大きな問題になっているんですが、これまで定量積載の二、三倍積んでいて、それが規制になった。一台で行けるところが二台、三台ということで、ト...全文を見る
○高崎裕子君 終わります。
○高崎裕子君 私は、日本共産党を代表して、平成三年度決算外二件について、これを是認することに反対の討論を行います。  反対理由の第一は、十年連続増額の軍事費、戦略援助的性格を強めているODA、日米構造協議で大幅増額を約束した公共事業費の増額など、アメリカと財界の要求を優先し、国...全文を見る
10月07日第131回国会 参議院 本会議 第4号
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○高崎裕子君 私は、日本共産党を代表し、総理の所信表明について質問いたします。  まず、北海道東方沖地震により被災された北海道初め各地の皆さんに、心からお見舞いを申し上げます。  大きな被害と生活基盤の破壊は、住民生活に深刻な影響を与えています。政府は、実情をどう把握していま...全文を見る
10月26日第131回国会 参議院 災害対策特別委員会 第2号
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○高崎裕子君 北海道はこの一年半の間に、釧路沖地震、南西沖地震、そしてこのたびの東方沖地震と、連続して大地震に襲われました。この北海道東方沖地震でも大変大きな被害が生じております。  私ども日本共産党としましても、直後の五日、六日、そして十一日、十二日の二回にわたって現地に調査...全文を見る
○高崎裕子君 今、改正の角度についてもお話しいただきましたが、その中で液状化対策というものも当然含まれていると思うんですけれども、その点いかがですか。
○高崎裕子君 次に、これは消防庁になりますが、液状化予想地域の点検調査はやっぱりさきの質問の後どうなっているのか。そして、この液状化予想地域の記載、マップがつくられていない県の方が多いわけですけれども、その後の進捗状況。そして、この調査はもう大至急進めていただき、液状化予想地域や...全文を見る
○高崎裕子君 次に、気象庁にお尋ねいたします、地震観測体制の充実という点ですけれども。  今回の地震で釧路が震度六、ところがそのほかは震度五ということで公式に発表されておりますが、私ども実際に現地に調査に行ってまいりますと、必ず出される声というのは、その地域では、地震多発地帯で...全文を見る
○高崎裕子君 北海道が多発しているということを踏まえて、これからぜひこの観測体制については拡充ということで、ここはぜひお願いをしたいと思います。  次に、この地域が地震多発地帯だと、今回も液状化現象が非常に見られて被害が大きかったということで、液状化対策についてお尋ねいたします...全文を見る
○高崎裕子君 液状化ということですね、液状化を含めて。
○高崎裕子君 次に、建設省にお尋ねしますけれども、浜中など、昨年釧路で被害を受けてまたことしということで、続けて起こっているんですけれども、これについては連年災害の適用ということは当然考えられると思うんですけれども、この点、ぜひお願いいたします。結論だけ簡単に。
○高崎裕子君 浜中などは適用になると思いますので、これはぜひお願いをいたします。  それから、次に厚生省に上水道の関係でお尋ねしますが、根室で断水が一万三千世帯と、これは復旧については事業主体の負担にならないように強力な対応をお願いしたいと思いますので、よろしくお願いします。
○高崎裕子君 次に、農業被害なんですけれども、中標津、別海、酪農地帯では、サイロが倒れたり牛舎が損壊するという施設の損壊、それから停電、断水などで搾乳ができない、乳量が低下するという被害がありました。  一つは、酪農家の方は大変な負債を抱えている、それに今度の災害ということで、...全文を見る
○高崎裕子君 終わります。
11月17日第131回国会 参議院 運輸委員会 第2号
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○高崎裕子君 車両法の改正の際、私は自動車整備振興会あるいは整備業者の背くんから大変勉強もさせていただきました。  今、御報告をさせていただいている中で、安全性とか公害防止という点で大変皆さん御心配もされているわけですが、この法改正に伴い、特に前検査、後整備の変更によりユーザー...全文を見る
○高崎裕子君 次に、前検査の対象として営業用のトラックとか大型ダンプ、バスというのは、例えば乗車定員だとかそれから積載量が多いということで安全性に対する配慮というのが特別求められると思うんです。運行管理者などを活用して点検整備の励行を行うということで、前整備は残していくべきだとい...全文を見る
○高崎裕子君 そうすると、これは実際上は前整備という形で残っていくというふうに考えてよろしいでしょうか。
○高崎裕子君 ユーザー車検が急増するということに伴って、現在車検代行業というのがかなり進出してきているわけですね。北海道でも、本州系列の代行業者というのが札幌ほか中堅都市に進出をしているという状況があります。代行業はユーザーにかわって国の検査場で車検を受けるということになるわけな...全文を見る
○高崎裕子君 勧告の場合にユーザーに直接通知するということは、これはしっかりお願いいたします。
○高崎裕子君 次に、前検査の導入にかかわって点検整備の実効性を高めるということで、自動車検査証に対する留意すべき事項という点でお聞きしたいんですけれども、今度の法改正というのは、六カ月点検を廃止するということで、その上で四十七条ではユーザーの点検整備の義務というものが課せられたわ...全文を見る
○高崎裕子君 その中身ですけれども、検査と整備が全く違うんだということを、これは文言できちっと説明、付記をしていただきたいということと、私、今例えば赤い色ということで具体的に例を出したんですけれども、読み流さない、ぱっと見てよくわかる目立つような記述という工夫がどうしても私は必要...全文を見る
○高崎裕子君 今、ユーザーの自覚というお話も出たんですけれども、今までと制度が大きく変わっていくわけですが、ユーザーの責任がそれだけ大きいということもあり、この点は本当にユーザーに安全性だとか公害防止、そういう角度から徹底的に教育をするということが必要で、学校教育だとかあるいは自...全文を見る
○高崎裕子君 次に、これも安全性、公害防止という問題にかかわって大変重要な問題なんですけれども、今度の法改正に伴って、これは整備業者の背くんからも強く指摘を受けたところなんですが、定期点検項目というのが例えば現在二十四カ月点検で百二項目というふうになっているわけですね。  とこ...全文を見る
○高崎裕子君 私は、政省令でここを明示するということがどうしても必要だと思うんですけれども、その点はいかがでしょうか。
○高崎裕子君 次に、近代化資金の拡充の問題に関係してお尋ねいたしますが、制度改正に伴って、この整備業界というのは圧倒的に中小の皆さんが多いということで経営に深刻な影響を与えるという問題があるわけですね。この中でも設備投資を適切にしていくというようなことで、今皆さん対応を一生懸命考...全文を見る
○高崎裕子君 この問題の最後に大臣にお尋ねいたします。  これも前回取り上げたわけですけれども、整備業者の皆さんが大変頭を痛め、困っている問題が自動車重量税の問題なわけです。  重量税というのはユーザーが印紙で納付する、代行する制度にはなっていないんだというふうに言われるわけ...全文を見る
○高崎裕子君 その点ぜひよろしくお願いいたします。  それで、次の問題ですけれども、視覚障害者の移動にとって、交通機関の点字ブロックとか案内板というのは当然設置されなければなりません。駅の構造というのは大変複雑で、私たち健常者でさえ進路を見きわめるのに大変まごついたり、案内表示...全文を見る
○高崎裕子君 次に、大臣にお尋ねいたします。  これは私は六月にも取り上げたんですけれども、視覚障害者の移動にとって点字ブロックというのは命綱だと言われています。  東京視力障害者の生活と権利を守る会が全会員を対象にアンケート調査をことしの七月から八月にかけて行いまして、百人...全文を見る
○高崎裕子君 次に、点字ブロックの設置状況で、JRは四千六百六十駅中二千二十一駅と半分にも達していないわけですね。二千六百四十五が未設置、今年度の設置予定はわずか百四十駅、このペースでいきますと十九年かかってしまうわけですね。  さきの私の質問に運輸省は、速やかな設置が図られる...全文を見る
○高崎裕子君 終わります。