高崎裕子

たかさきゆうこ



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高崎裕子の1995年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月21日第132回国会 参議院 運輸委員会 第3号
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○高崎裕子君 このたびの阪神大震災では五千三百名を超える死者を出し、大変多くの被災者を出したということで、最初に心からお悔やみとお見舞いを申し上げ、同時に、本当に復旧、復興、そして抜本的な対策を早急にということが政府の責任として求められているというその立場から質問をしたいと思いま...全文を見る
○高崎裕子君 それで、この神戸がB級クラスとなっておるのをA級に、あるいは特定にということではいかがでしょうか。
○高崎裕子君 それで、この際、神戸以外の第一地区の港湾の重要度について、これはぜひ資料を提出していただきたいと思うんですけれども、よろしいでしょうか。神戸以外の第一地区の重要度です。
○高崎裕子君 資料を後で出していただけますね。
○高崎裕子君 それはぜひよろしくお願いいたします。  それから、今大臣からも出されましたが、壊滅的にやられた中で、百五十バースのうち強化岸壁の三バースが破壊を免れている。これは重要な教訓であるというふうに思うんですが、通常の耐震設計よりどれだけ強化されているかという点ですけれど...全文を見る
○高崎裕子君 次に、今度の大震災のように道路や鉄道が崩壊し、その上港湾まで破壊されたということで、これは物流、輸送に決定的なダメージを受けたわけです。このことが緊急対策としての救援物資輸送とか消火活動、消防車の重大な支障になったということは、もう国民がテレビを見ながら本当に重大な...全文を見る
○高崎裕子君 ところで、私この資料もいろいろやってやっといただいたんですけれども、これ私は大変重要なものだと思いますが、五十九年八月の港湾における大規漠地震対策施設の整備構想というものでございます。強化岸壁の整備計画を公表しているわけですけれども、これに関連して私は御質問したいん...全文を見る
○高崎裕子君 私も資料を分析、研究いたしました。東海沖は今御答弁いただいたようにそれなりにやっておられるわけですけれども、今回の大阪湾ですが、今一万トンクラスも含めて二十バースと、だから九バースではないという寺つに言われましたが、これは要するに施設の能力としてメートルで比較すると...全文を見る
○高崎裕子君 これは昭和五十九年から十年以内という構想でしたわけですから、ぜひこの点はこういうことを踏まえて強化していただきたいというふうに思います。  さて、来年度の強化岸壁の整備計画ですけれども、これは二十三港二十七バース、新たに着手するのは二港二バースということで間違いあ...全文を見る
○高崎裕子君 今度の教訓で神戸は全部で十五バースにする計画ですけれども、東京、千葉、神奈川は、東海地震に備えての対策はもっと早く整備を拡充するということで、七年度の予算で新たに着手というのが二港二バースという点では、これはもう何十年もかかるテンポになってしまうわけで、整備する計画...全文を見る
○高崎裕子君 十勝一港一バースだけだという点では本当におくれており、北海道はこれまで三回も大きな地震に見舞われておりますが、釧路港も根室・花咲港も奥尻港も破壊されました。十勝港だけではなく強化岸壁の港湾を拡充すべきですけれども、あわせて対象港百三十七港だけではなく、対象見直し、拡...全文を見る
○高崎裕子君 次に、鉄道関係に移りたいと思います。  これも大臣にお尋ねいたしますが、輸送機関の復旧というのは、もう焦眉の課題ということで早急に復旧していただきたいんですけれども、特に新幹線の高架橋の落下、崩壊というのは極めて深刻な問題で、時間帯が三十分でもずれていればもうどん...全文を見る
○高崎裕子君 それでは次に、障害者問題に移りたいと思います。  これも大臣にお願いいたしますが、障害者が社会参加をしていく上で交通手段の整備と利用の便をいかに図るかということは大変重要で、私も何度も何度もこの運輸委員会で取り上げてもきましたが、きょうは新しい問題ですけれども、大...全文を見る
○高崎裕子君 それで、時間が参りましたので、簡単にあと一問お願いしたいのですけれども。  障害者の運賃割引でJRの百キロ以下が対象外になっているということで、むしろ日常的に利用する部分が割引とならないという矛盾があるわけです。これも何度も議論して、三年前の運輸委員会で小笠原前議...全文を見る
○高崎裕子君 終わります。
○高崎裕子君 今回の改正によって漁船同士では衝突防止のための表示がわかっても、先ほども漁船関係者については周知徹底というお話もありましたのでこれはわかっても、一般船舶ではこれがわからないということになると私はやっぱり問題だなというふうに思うので、航行の安全ということであれば、一般...全文を見る
○高崎裕子君 次に、トロールにより漁労に従事している船舶について、表示の義務づけの要件として著しく接近した場合というふうにこれなっているんですけれども、この著しくというのは数字としてあらわされていないんですけれども、この点基準というのはどういうふうになっているんでしょうか。
○高崎裕子君 私が心配しているのは、こういう定め方によって安全対策としては個々ばらばらの判断になるので混乱は生じないのかということが一番心配されるんですけれども、一応今のお話では目安を決められるということですので、これはやっぱり関係者に周知徹底されるということが大切だと思いますの...全文を見る
03月09日第132回国会 参議院 予算委員会 第11号
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○高崎裕子君 最初に、阪神大震災で亡くなられた方、遺族の皆様に心からお悔やみを申し上げますとともに、被災者の皆様にお見舞いを申し上げたいと思います。  私も先月の末に神戸市など被災地に行ってまいりましたけれども、その被害の甚大さに胸を痛めて帰ってまいりました。そして、被害を最小...全文を見る
○高崎裕子君 防災基本計画についても一緒に。
○高崎裕子君 これはもうぜひ抜本的に見直しをよろしくお願いいたします。  次に、共同作業所の被害ですけれども、これも大変深刻で、災害復旧の補助の対象となっていない社会福祉法人の授産施設に対して三分の二の補助の特別措置が行われました。これに準じて、倒壊し再開する作業所には再開援助...全文を見る
○高崎裕子君 これは神戸市が進める再開援助金ですから、国としてもぜひ連携してやっていただきたいというふうに思います。  それから次に、障害者の兵庫県の中学と高校の卒業者というのは合計で七百十三人になりますが、雇用対策、それから施設への入所などの対策、そのほか教育、福祉、医療対策...全文を見る
○高崎裕子君 それでは次に、総理にお尋ねいたします。  人間は必ず老いを迎えます。今、人生八十年と言われる時代になっております。生きがいと健康づくりのため、高齢者がそれまで培ってきた豊富な知識だとか経験を生かして多様な社会活動をする、こういうものを通して豊かな老後を送るというこ...全文を見る
○高崎裕子君 国として本当にそういう立場で力を尽くしていただきたいと思います。  さて、具体的にお尋ねいたしますけれども、厚生大臣、老人クラブの役割と活動についてお聞きいたします。
○高崎裕子君 老人クラブの活動向客というのは四本柱というふうに言われておりますが、その中身について御説明いただきたいと思います。
○高崎裕子君 総務庁は、高齢者同士の相互支援活動や社会奉仕活動を活動の中心とする老人クラブに対してのみ補助金を交付せよと、こういう勧告を行いました。  私は、北海道老人クラブ連合会の伊藤会長、藤林事務局長、そして札幌老人クラブ連合会の川口事務局長にもお会いをしていろいろ勉強させ...全文を見る
○高崎裕子君 それで、大臣にもう一度確認したいんですけれども、老人クラブの活動というのは、今言われた健康、友愛、それから趣味、ボランティア、さまざまな活動、四本柱の活動が相まって行われているわけで、これを切り離すことができないという点で、今、総務庁の勧告を受けて自主性を尊重してと...全文を見る
○高崎裕子君 のみということではなくて、総合的にということで従来どおりという考えであるということで間違いありませんね。
○高崎裕子君 新ゴールドプランでも老人クラブ活動が重視されているということで、むしろ単位老人クラブへの助成金の引き上げ、特に市町村老人クラブ連合会活動促進費というのが平成二年に創設されてから一度も単価アップされていないわけですね。活動する上では事務所とか事務局体制というものを設置...全文を見る
○高崎裕子君 今、平成七年度の予算ですけれども、平成八年度に向けて、具体的には新規要求も含めてここはぜひ検討していただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
○高崎裕子君 ぜひよろしくお願いいたします。  次に、付添看護の廃止問題についてお尋ねいたしますが、付添看護を廃止する目的と、それから九四年の十二月一日に新看護体系への移行にかかわっての調査が行われましたが、その調査結果について御報告いただきたいと思います。
○高崎裕子君 今、大臣は前向きに進んでいる、取り組まれているというふうに言われていましたけれども、これはもう現実の実態と全く反している。今御説明ありました付添看護廃止の目的ということからは、まさにこういうその他看護の病院こそ移行をするんだということであるのに、そういう病院がちゅう...全文を見る
○高崎裕子君 ですから、私が今一番お聞きしたいのは、こういう実態をお示ししたわけですから、改めて来年の診療報酬改定に向けて、ことしの十月、十一月がそれに向けての山場の作業に入っていくと思うんですけれども、それに向けて厚生省は新たに実態調査をして、それを踏まえてこの診療報酬の改定に...全文を見る
○高崎裕子君 調査を踏まえて、加算措置など実態を踏まえたそういう追加措置ですね、そういうことをぜひ検討していただきたいということなんですけれども、いかがですか。
○高崎裕子君 それでは次に、阪神大震災にかかわってお尋ねをしたいと思いますが、まず仮設住宅の問題です。  今度の大震災は規模においても被害においても未曾有のものになっております。私の地元の北海道はこれまで三回も大きな地震を体験いたしましたが、この震災とは比較にならない被害であり...全文を見る
○高崎裕子君 それで、重ねて総理にお尋ねいたしますけれども、総動員をしてもこの四万戸を完成するまでに被災から百日以上かかっているというところに私は問題があるというふうに思うんですね。災害救助法というのは、二十日以内に建設しなければならない、こううたっていて、規模が大きいから最小限...全文を見る
○高崎裕子君 希望者全員を入れるというふうに言っておりますけれども、これ四万戸でも全く不足しているわけです。土地の確保ということが私はネックの一つになっているというふうに思うんですが、この際、一つは兵庫県下の国有地を改めて徹底して洗い出すということが極めて大切だと。我が党の上田議...全文を見る
○高崎裕子君 ですから、それでも遠いところが多いということでの洗い直しで努力していただきたいんです。  あと、今言った大学の庭、それから大企業、JR、NTT、これについても努力をしていただきたいということで、この点いかがですか。
○高崎裕子君 この点はもう土地がネックですから、最大限努力をしていただきたいと思います。  そして、それでも不足をするわけですね。しかし今、大臣が繰り返し言われました、総理も言われました、被災者は自分の住んでいるところから近いところへという希望が極めて強いわけです。それを私は当...全文を見る
○高崎裕子君 私有地の活用状況と契約内容です。
○高崎裕子君 箇所数、面積、戸数を教えてください。
○高崎裕子君 特にひどいのが神戸市の長田区なんですけれども、避難所にいる方が約二万人、そしてその他、食料だけ提供を受けている方が二万三千人ということです。しかし、四万戸計画のうち長田区にはわずかに四百二十二戸しかないわけです。繰り返し言いますが、私有地を利用するということが本当に...全文を見る
○高崎裕子君 そうすると、これはもう一回小里大臣に確認したいんですけれども、自治体が民有地を借り上げて、そして賃貸契約をして仮設住宅を建てるということで、そういう方向で確保するということでよろしいわけですね。
○高崎裕子君 それでは次に、復興対策に関連してお尋ねいたしますが、北海道の地震のたびに私も復興制度に乗らないそういう問題点というのを何度も指摘したわけですけれども、今度の震災というのはもう未曾有の被害額というふうになっているだけに、この問題というのは一層重大な問題があるわけです。...全文を見る
○高崎裕子君 運輸大臣、神戸市の上屋、これは埠頭用地ですね。これは補助なしということですね、公共港湾施設。
○高崎裕子君 今、無利子融資というふうにお話が出ましたけれども、この神戸市の上屋の被害というのは実は六百六億円、これは私、地元に行ってお伺いしたんですけれども、それからヤードが八十一億円と、合計で七百億円という実に膨大な被害額になっているんですね。  無利子融資といってもこれは...全文を見る
○高崎裕子君 今、運輸大臣から交付税措置というふうに言われました。  自治大臣、この交付税措置ですけれども、私は激甚災並みにすべきだというふうに思うんですけれども、この点はぜひそうしていただきたいと思います。いかがでしょうか。
○高崎裕子君 今、自治大臣は、上屋のほかにクレーン、荷役の話もしていただいたんですけれども、次にクレーンのことで運輸大臣と自治大臣にお尋ねいたします。  クレーンもこれは特別立法で補助というふうにはなっているんですけれども、二分の一の補助にすぎないわけですね。こういうものを含め...全文を見る
○高崎裕子君 それでは次に、鉄道の問題です。  鉄道復旧対策として鉄道軌道整備法、これを適用することにいたしましたけれども、その補助内容と八社の被害額についてお尋ねいたします。
○高崎裕子君 八社の被害額は幾らでしょうか。
○高崎裕子君 それぞれの内訳はどうですか。
○高崎裕子君 地下鉄の国の補助というのはこれ四分の一だけなんですけれども、これは大臣、なぜわずか四分の一だけになったんでしょうか。
○高崎裕子君 厚生大臣に伺いますが、水道、それから国立病院の補助というのは、これはどうなっていますでしょうか。
○高崎裕子君 それでは建設大臣、阪神道路公団はどうなっていますでしょうか、特別立法で。
○高崎裕子君 そこで、同じ公営企業の補助が十分の八、それから三分の二というふうになっているのに、運輸大臣、鉄軌法の対象ということで四分の一というのでは、どうしても私はつり合いがとれないというふうに思うんですね。地下鉄の被害額というのは二百億円です。そうなると神戸市は百五十億円負担...全文を見る
○高崎裕子君 これ新規の建設並みの補助ということになるんでしょうか。
○高崎裕子君 それから第三セクターなんですけれども、他の七社分の負担というのが三百五十億円、それから第三セクターへのカバーを含めると八社で約七百億円の負担というふうになってくるんですけれども、これもあわせて激甚災並みの交付税措置を含めて財政対策をとっていただきたいというふうに思い...全文を見る
○高崎裕子君 自治大臣、一緒に。
○高崎裕子君 自治大臣にお尋ねいたしますけれども、先ほど第三セクターについて交付税措置というふうに言われたんですけれども、国が四分の一それから自治体四分の一ということで、残りのあと五〇%というところが問題なんですけれども、この点について、自治体が持ち出した場合に全部交付税措置され...全文を見る
○高崎裕子君 ですから、この四分の一、四分の一のほかのあと五〇%についてです。国が持ち出した場合に、ここについても交付税措置されない限りは結局は住民の負担に、つまり運賃にはね返ってくるという問題にこれはもろにかぶさってくるわけですから、そこが問題だということで確認するんですけれど...全文を見る
○高崎裕子君 次に、自治大臣に下水道の関係についてお尋ねするんですけれども、交付税措置の問題です。  私も神戸に行きましていろいろ被害額についてお話を伺ってきましたが、県で一千百四十億円、市で七百四十億円ということで莫大な被害額になっております。  ところが、他の公共土木とい...全文を見る
○高崎裕子君 ちょっと私、もう一回お尋ねしたいんですけれども、下水道というのは激甚災の指定からこれだけ外れているんですよね、交付税措置が。今回、新たにこれについては交付税措置をされるということになったというふうに伺ってよろしいわけですか。
○高崎裕子君 それでは建設大臣に伺いますが、特別立法で一定の措置をされているということは私もわかるんですけれども、今指摘したように、被災自治体とか被災住民の負担というのに覆いかぶさっていくという問題がいろいろあるわけで、特に重大なのは、災害補助というのは原形復旧が原則なわけですね...全文を見る
○高崎裕子君 耐震性強化などによって増大する部分がありますね。こういうもの、それから調査設計の補助が低い、そういうものについての拡充をぜひお願いしたいということです。
○高崎裕子君 列島全体が地震に脅かされている日本ということで、防災対策の点でお尋ねしたいと思うんですが、地震の被害を最小限に食いとどめるという震災予防対策というのは決定的に重要になってくるわけですが、まず、私が釧路沖地震があった二年前に防災基本計画について御質問をした際に国土庁長...全文を見る
○高崎裕子君 関連に移りたいと思いますので、お許しください。
○高崎裕子君 終わります。
03月10日第132回国会 参議院 運輸委員会 第5号
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○高崎裕子君 阪神大震災では港湾施設が壊滅的な打撃を受けたわけですが、その中で船員や港湾労働者が働く場を失うという危機に瀕しているわけです。それで、特に船員の被災者はタグボートで三十二隻二百六人、観光船で六隻百二十四人、はしけなどで六十八隻六十二人と約四百人もの方が影響を受けてい...全文を見る
○高崎裕子君 ストレッチャーの件は大変ありがとうございました。  そして今大臣から、特別立法で船員保険から失業保険金を支給するみなし休業の問題、それから船員保険の保険料の減免等についてのいろいろな特別の対応が考えられているところですが、そこで厚生省にお尋ねいたします。  みな...全文を見る
○高崎裕子君 最後に、今私も雇用調整助成金制度についてお話ししましたけれども、これは陸上の場合はあるけれども船員にはないということで、こういう事態を踏まえながら運輸省としても、陸上と同様の措置が何らかの国の特別な措置でとれるような弾力的な運用が何とかできないのかというようなことの...全文を見る
○高崎裕子君 もう時間ですので終わりますが、最初に大臣が御決意を含めて述べていただきましたように、船員労働者にとっては失業保険が給付されるということよりは働く場が本当に早く確保できるということが何より大事だと思いますので、早期復旧、万全の措置ということで、最後に全力を尽くしていた...全文を見る
○高崎裕子君 旅行は、老いも若きもすべての国民が今楽しみとして見聞を広げる、時には煩わしい日常生活の中で心を洗い直すという潤滑油の役割も持っているもので、特に今円高の影響もありまして手軽に海外旅行が楽しめるという中で、空前の海外旅行ブームということで年間一千万人を超える方が海外に...全文を見る
○高崎裕子君 これは具体的には省令等のことになると思うんですけれども、経過措置については大体どんなふうに考えられるんでしょうか。
○高崎裕子君 次に、中小業者を守っていく上で私はこれは黙過できない大きな問題だなと思ったのは、安売り航空券の問題なんですね。  私は余り読まないんですけれども、スポーツ新聞の各紙いろいろ見てみました。現物を持ってきたんですけれども、いろいろ金券ショップで航空券の安売り販売をして...全文を見る
○高崎裕子君 なかなか実態はつかめないというお話ですけれども、そういうことが実際にはあるということで、これについては私は、冊子で売られているわけでそれでないとだめだ、そういうふうに思うんですね。ですから、そういう点では私は問題があると思うんですけれども、この点についての認識はいか...全文を見る
○高崎裕子君 今、運賃の話が出ましたけれども、要するにもう一つの問題は、回数券は表紙をつけてばら売りではなくてやらなきゃならないという点で、この金券ショップの一つの問題はそれがばら売りされているということで、この点の問題についてはどうでしょうか。
○高崎裕子君 次に、安売りだけではなくて、中には団体旅行ではもっと割引もできるという宣伝もしているわけですね。運送約款では航空券というのは第三者に移譲できないというふうにはっきり書かれているわけです。この金券ショップの安売り券の中には、これに書かれているんですけれども、記名済みの...全文を見る
○高崎裕子君 いや、これは運送約款の問題で第三者には移譲できないという点ではこれに反するのではないかということで、私としては問題意識を持っておりますので、これについてはやっぱり実態把握して、問題あるところについてはきちっと対応していただきたいと思いますが、よろしいですか。
○高崎裕子君 本来四万三千百円、それから八枚つづりでも三万九千七百円という正規の運賃が四千円、五千円安いということでこれ三万五千円の航空券を販売されていると、中小業者としたらとても太刀打ちできないというふうに皆さん述べていらっしゃるわけですね。特に、北海道の場合は飛行機なしで旅行...全文を見る
○高崎裕子君 私が今指摘した問題はいわゆる営業割引とは違う世界の問題ですので、よろしくお願いいたします。  それから、同僚委員からも指摘はあったんですけれども、現在東京などでは既にコンビニエンスストアで航空券の購入が可能となっておりますが、これも実際にはやっぱり大手の旅行業者と...全文を見る
○高崎裕子君 私、いろいろな角度から心配な点を御指摘もしたんですけれども、最後にこの旅行業法にかかわって大臣にお尋ねいたします。  私どもはこの法案には賛成という立場ではあるんですけれども、今言ったコンビニでのパック販売が認められる方向で中小業者の方の経営が圧迫されていく、影響...全文を見る
○高崎裕子君 それでは旅行に関係して厚生省にお尋ねいたします。  視覚障害者の方が旅行をする上でも盲導犬の役割というのは大変切実で、盲導犬を本当に育成してほしいという要求というのは強いんですけれども、今年度から五百頭を十カ年計画で育成という計画に入っているわけですね。毎年五十か...全文を見る
○高崎裕子君 毎年各県一頭ではとてもテンポに合わないというふうに思いますので、ぜひこれは根本的な助成の拡充ということで頑張っていただきたいと思います。  今、全国で八カ所ということでお話が出ましたけれども、東北、北陸には盲導犬協会がないわけですね。北海道では積雪期間に盲導犬を訓...全文を見る
○高崎裕子君 それはぜひよろしくお願いいたします。  最後に大臣にお尋ねいたします。  視覚障害者にとってはこのように盲導犬というのは大変重要なパートナーになっているわけです。私、盲導犬利用者の会、北海道盲導犬協会盲導犬ユーザーの会というのがあるんですけれども、ここの佐々木会...全文を見る
○高崎裕子君 終わります。
03月17日第132回国会 参議院 運輸委員会 第6号
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○高崎裕子君 まず私は、アルバイトスチュワーデス問題について大臣にお尋ねいたします。  昨年の決算委員会で、私この問題を取り上げました。緊急時の保安要員としての仕事の重要性、そして同一労働同一賃金の点からの問題点を指摘し、大臣も同じ立場で指導していただきまして、子会社ではなくJ...全文を見る
○高崎裕子君 それと、これも大臣が指摘された安全性にかかわる問題として、私ぜひ改善していただきたいと思うんですけれども、今現実にアルバイトスチュワーデスの方が乗務をされていますJALのボーイング747ジャンボ機、これは十三名の乗務員のうちアルバイトスチュワーデスは何と九名という比...全文を見る
○高崎裕子君 何といっても安全性にかかわる問題ですので、ぜひ大臣も引き続き見守って御指導をお願いしたいというふうに思います。  次に、今度の震災で特に自動車も大量の被害を受けているんですけれども、神戸ナンバーの廃車台数ですけれども、去年の二月、三月段階と、それからことしの二月、...全文を見る
○高崎裕子君 今は十五条での廃車という数字ですけれども、十六条、十五条合わせての件数はどうなっていますでしょうか。
○高崎裕子君 私の方でもこれ調べましたら、去年の二月で十五、十六条合わせまして七千八百七十九台、ことしの二月で九千四百三十台と、千六百台もふえているわけです。  そして、今三月はまだということでしたけれども、私三月十日までということで調べましたら、三月一日から三月十日で、去年は...全文を見る
○高崎裕子君 今後の検討課題ということではこれ大臣受けとめて、ぜひそこはよろしくお願いをいたします。  それでは次に、文部省、気象庁にそれぞれお尋ねいたしますけれども、地震予知については測地学審議会が計画を立てているわけですけれども、今度の地震の教訓というのはやっぱり大変重要な...全文を見る
○高崎裕子君 次に、文部省にお尋ねいたします。  活断層とその活動を正確に把握するというのは大変重要になってくるんですけれども、活断層の歴史を調べれば断層の危険度、安全度が推定できるというふうに言われており、活動を繰り返す期間がわかったのは丹那断層のほんの一部というのが現状で、...全文を見る
○高崎裕子君 ぜひその点はスピードも速めてよろしくお願いしたいと思います。  次に大臣にお尋ねいたしますけれども、今回は大都市が地震に襲われたという点では大変重大な被害となるということが国民の中でも明らかになったと思うんです。これは気象庁、運輸省だけの問題ではなく、科学技術庁そ...全文を見る
○高崎裕子君 深井戸等を含めてぜひ大都市対策という観点で、大臣もそういう大きなところで自治体との連携を含めての検討というお話ですので、ぜひこの点は強力に進めていっていただきたいというふうに思います。  次に、自治省にお尋ねいたします。地域防災計画とは別に震災対策編をつくれという...全文を見る
○高崎裕子君 地震のデパートと言われている北海道二百十二市町村で、わずか震災対策編を持っているのが三つだけ。しかも、今札幌ということ。でそのとおりとおっしゃいましたが、実はこの札幌というのは一般防災計画とは区別した震災編をつくれと言われているにもかかわらず、これは一般の防災計画の...全文を見る
○高崎裕子君 それでは、最後にまた大臣にお尋ねいたします。  先ほど洲本のお話が出ました。防災対策上、震度というのは重要な位置づけを持っており、それは地域防災計画上、震度が四か五か六かで災害対策本部とかそれから職員の配置というのが全く規模が違ってくるということで、特に洲本の場合...全文を見る
○高崎裕子君 終わります。
03月28日第132回国会 参議院 内閣委員会 第5号
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○高崎裕子君 まず大臣にお尋ねいたしますが、大蔵省は共済年金の特別掛金の対象の中に寒冷地手当を含めて今年度中に政令改正を行いたいというふうにしているわけですが、この寒冷地手当というのは寒冷積雪地の生計費が増嵩するという実情から、厳しい冬を乗り越えるために必要費を補てんするという性...全文を見る
○高崎裕子君 これは、共済連合会が掛金については一・四六%引き上げるということも打ち出して、組合員一人当たりで見ますと五千四百円の引き上げになる、そして一時金からの徴収を入れると月に六千円ぐらいの引き上げという点では、私はもう大変な負担増になるという点で特に寒冷地の生活は厳しいわ...全文を見る
○高崎裕子君 私が今質問いたしましたのは、今問題がある問題があるということでもう何か先に見直しが前提のようなお話をされるんですけれども、六十三年の改定のときと比較して今現在その決定的な変化があるのかどうかという点についてはいかがですか。
○高崎裕子君 この決定的な変化ということについては説明がまだ全くされていないわけですけれども、私は実際に調査をしてみたわけです。  今、人事院もお話しされましたように、暖房用燃料費のほかに、特に防寒用被服費、あるいは防寒、防雪用の住居費、また除雪費など寒冷諸経費の増嵩分というの...全文を見る
○高崎裕子君 今、私が指摘したものが寒冷地においての生活必需品であるという認識については、それでよろしいわけですね。
○高崎裕子君 時間ですので、続きは後でまたしたいと思います。
○高崎裕子君 人事院にお尋ねいたしますけれども、先ほど寒冷地手当との関係での見直しとして、昭和六十三年以降について一つは暖地との比較の問題で余り違いがなくなったというふうにも言われましたけれども、これは一体どういうことなのか、何を根拠としてそう言われているんでしょうか。
○高崎裕子君 私、何度も申し上げているんですけれども、昭和六十三年以降を、今おっしゃったように暖地との比較が一体どうなのか、そして下がっている、差が下がっているというふうに言われるんですけれども、その根拠は一体何なのかということについてお尋ねしているんです。
○高崎裕子君 選択的生計費というお話で生活費の問題を出されましたけれども、先ほども私は指摘しましたが、要するに同じものであっても、例えば車についてスタッドレスタイヤが必要だ、四駆の車が必要だ、あるいは防寒具といっても寒冷地についてはこれは生活必需品である、そしてそうでないところは...全文を見る
○高崎裕子君 ですから、要するに違いがなくなったと言われても根拠は今おっしゃるわけではなくて、今そういうことを含めて検討されているということなわけですね。  それで、私は具体的にここはお示ししてお聞きしたいんですけれども、先ほど私も具体的に寒冷地の実態をお話しいたしました。特に...全文を見る
○高崎裕子君 そこで、私も今、国公労連の皆さんのアンケート調査などもお話ししましたけれども、例えば消費者協会の実際の灯油の使用量というのは一千八百といいますけれども、実際は二千リットルを超えているという話も皆さんからこもごも出されており、暖房の点で言いますと、これは消費者協会でも...全文を見る
○高崎裕子君 これは、公務員の皆さんが当事者ですから、ぜひここの意見は聞いていただくということでよろしいですね。
○高崎裕子君 最後に大臣にお尋ねいたしますけれども、昨年八月の人勧で一・一八%の、言ってみれば勧告史上最低の水準のベアだと。そして、先ほどもお尋ねしたんですが、共済年金の特別掛金に寒冷地手当まで含まれるということも含めて、やっぱり実質賃金のダウンだという実情の中で、今もう人事院が...全文を見る
○高崎裕子君 終わります。
04月10日第132回国会 参議院 決算委員会 第2号
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○高崎裕子君 まず、農水大臣にお尋ねいたします。  九三年度の食糧自給率はカロリーベースで前年度の四六%から史上最低の三七%に急激に低下をいたしました。政府や農水省はこれまで歯どめをかけると何度も国会で答弁を繰り返してこられました。この二月三日も我が党の松本議員の質問に、衆議院...全文を見る
○高崎裕子君 九三年度は大凶作だと言われましたけれども、年々食糧自給率というのは日本の場合は下がっていることははっきりしているわけで、特に日本は世界で最大の農産物輸入国という点でも、今供給力、つまり自給力の強化ということを言われますが、私は食糧自給率、これをやっぱり高めるというこ...全文を見る
○高崎裕子君 平成六年は八万五千戸でよろしいですね。
○高崎裕子君 昭和六十年と比較しまして平成六年で約二万四千戸が減少、つまり二二%も農業を離れているというのが実際の実態なわけですね。それで、北海道が行った平成五年の離農実態調査でも、これは依然として離農増加傾向が続いていると、こういうふうに総括をしているわけです。  北海道の農...全文を見る
○高崎裕子君 農家の皆さんは、政府が言うとおりそのまま信じて、本当にそうしたら農家はやっていけるんだという言葉を信じてまじめに皆さんやってこられているわけですね。  それで、転々とそうやって変わる、それにもやっぱりこれで生き残れるんだということで従ってやってきて、そして、今言っ...全文を見る
○高崎裕子君 全く農民の声にこたえていないと思うんですが、畑作も今こういうことになっている。酪農も同じで、規模拡大一辺倒で、今やそれはデンマークなどECをはるかに超えております。酪農でも、畜産、米でもある程度の規模を超えると逆にコストは上がるということはもう数字がはっきり示してい...全文を見る
○高崎裕子君 マイペース酪農については。
○高崎裕子君 今後の方向ということで、ここはぜひ研究し検討していただきたいと思いますが、よろしいですね。
○高崎裕子君 それで、酪農は今、自由化と個体価格の暴落の二重のダメージを受けていて、私も昨年、天北地方で実際に酪農家の家に泊まりまして搾乳などもお手伝いして、本当に大変な仕事だという思いを改めてしているんです。  新酪農村事業の象徴で、猫の目農政の典型なんですけれども、スチール...全文を見る
○高崎裕子君 負債の重圧などをなくすためにも無利子融資等の制度の創設など、これはぜひやっていただきたいんですけれども、いかがですか。
○高崎裕子君 この負債の問題というのは大変大きな問題ですので、ぜひここは新制度創設という立場でやっていただきたいと思います。  五十嵐官房長官にお尋ねいたしますが、今ずっと指摘もしてきましたけれども、食糧自給率を上げる、歯どめをかけると言い続けて、そのことを信じて北海道の農家の...全文を見る
04月11日第132回国会 参議院 決算委員会 第3号
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○高崎裕子君 まず、厚生大臣にお尋ねいたしますが、千グラム未満の超未熟児などハイリスク新生児の救命で極めて重要な役割を担っているのがNICU、PICUで、この対策については、私は昨年五月の当委員会で取り上げて、当時の厚生大臣の大変積極的な答弁もいただきました。  厚生省は、地域...全文を見る
○高崎裕子君 今、大臣は、都道府県とも協議をしながらということで、段取りとしては、各都道府県に協議会を設置するというようなことも含めて、専門家の意見も入れながら具体的には段取りとして進んでいくというふうに伺ってよろしいでしょうか。
○高崎裕子君 今、大臣は地域によって不足というふうに言われましたが、これはもう全国的には、地域ということでなくて全国的に不足もしているということで、昨年の大臣の答弁を受けて今進めていただいておりますし、ここはぜひ具体的に進めていただくという方向で頑張っていただきたいというふうに思...全文を見る
○高崎裕子君 施設承認基準の見直しについてはいかがでしょうか。
○高崎裕子君 次に、障害者にかかわる問題で厚生大臣にお尋ねいたしますが、無年金問題というのが大変論議になっておりまして、その中で、民間レベルで心身障害者扶養共済制度が細々と年金支給を行っているわけです。これは、障害を持つ子のために親が掛金を掛け、親が亡くなったときに月二万円の年金...全文を見る
○高崎裕子君 ですから、これ今二倍から二・五倍というふうに上がるんですけれども、そういうことで、補てんして二十年間はこの死亡率が変わらなければ上がらないというふうに理解してよろしいわけですか。結論だけお願いいたします。
○高崎裕子君 これは本来国が行うべき制度ですから、こういう民間に任せるということではなくて、本当に親が亡くなった後のそういう制度については十分検討していただきたいというふうに思います。  次の質問に移りますけれども、まず自治省にお尋ねいたしますが、教職員の健康、それから安全衛生...全文を見る
○高崎裕子君 それで、引き続き今度は自治大臣にお尋ねいたしますけれども、学校の場合、学校保健法があります。教職員の健康と安全を確保し快適な職場環境をつくるということが労安法の目的となっており、学校保健法と労安法というのは全く別個の法律に当然なっているわけで、その労働安全衛生法が学...全文を見る
○高崎裕子君 そこで、文部大臣にお尋ねいたしますけれども、教職員の健康問題は、過労死で年間三十件も起きるということで、現在健康破壊が大変進んでおります。  根本問題としては、超過勤務の解消など定数の抜本的な改善あるいは施設整備の改善を進めていくことが必要だというふうに思いますが...全文を見る
○高崎裕子君 指導をされるということで、それをぜひお願いしたいんですけれども、もう一つ、こういう衛生委員会の設置状況など実態調査をしていただいて、ぜひこれは全校対象としてその衛生委員会を進めるという方向で頑張っていただきたいんですけれども、この実態調査についてはいかがでしょうか。
○高崎裕子君 それでは次に、自治省にお尋ねいたします。  衛生委員会設置に伴って、衛生管理者、衛生推進者などは、今までの業務に環境管理、作業管理、健康管理という三つの管理が日常的な業務となったり、あるいは職場の巡回、チェックなど新たな業務が追加されてくるわけですね。京都や岡山で...全文を見る
○高崎裕子君 終わります。
04月25日第132回国会 参議院 運輸委員会 第8号
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○高崎裕子君 許認可事項が大変多いのが運輸省関係であると言われているんですけれども、むだで不効率な手続は整理されていくべきであるということはこれは言うまでもありませんが、しかし運輸関係というのは安全の確保というのが第一の使命であり、そのことを少しでも緩めるということはこれは絶対あ...全文を見る
○高崎裕子君 そこが私はちょっとよくわからないところがあるんです。要するに、この需給調整をやめるということは、観光客の選択を拡大するということと一般旅客の定期航路事業と競合しないということからというふうに私は受け取っているんですけれども、こういう理由で需給調整をやめるということが...全文を見る
○高崎裕子君 今、大臣は遊覧船の分野は大手の資本がなかなが入ってきにくいという点では創意工夫で拡大できる条件があるというお話なんですけれども、そこで大臣に具体的にお尋ねしたいんです。  特に、遊覧旅客不定期航路事業の大半というのは大臣も御承知のとおり中小零細業者なんですが、これ...全文を見る
○高崎裕子君 これ松島だけではなくて中小零細の問題というのは大変大切な問題だと思いますので、ぜひこの点はよろしくお願いしたいと思います。  次に道路運送法についてお聞きいたします。  今度の改正は、大都市におけるバス事業の免許や運行経路、運行回数の休廃止、これについて首長の意...全文を見る
○高崎裕子君 それで、この地方バスについては、住民にとっての最後の足という点でも運行にかかわる問題、とりわけ休廃止ということでは住民とかそれから自治体関係者の意見を聞くということで、これはもう当然のことだというふうに思うんです。  これは大都市にあってもバスは地下鉄、鉄道など他...全文を見る
○高崎裕子君 それじゃ、次にタクシーの関係でお尋ねいたしますが、タクシーの規制緩和もいろいろ取りざたされております。  タクシーをめぐる状況というのは大変厳しいものがあるわけで、特にタクシー労働者というのは長時間労働、低賃金というこの構造が改善の兆しすら見せていないということで...全文を見る
○高崎裕子君 今局長のお話の中でも、改善されていない理由として運賃改定後の増収率が大幅に下がったということですけれども、売り上げが落ちるということを理由にしたらいつまでたっても労働者の労働条件の改善というのはできるはずがないんです。この運賃値上げの理由があくまでも労働条件の改善、...全文を見る
○高崎裕子君 この売り上げが伸びないというのは労働者に原因があるわけではないわけですよね。運輸省もタクシー労働者の過酷な労働条件を認めてやっぱり改善しなければならないということで運賃の値上げを認めたわけですし、売り上げが伸びないから労働条件改善に手をつけないということはこれはあっ...全文を見る
○高崎裕子君 終わります。
○高崎裕子君 私は、日本共産党を代表して、許可、認可等の整理及び合理化のための運輸省関係法律の一部を改正する法律案に反対の討論を行います。  許認可事項が大変多いのが運輸省関係と言われており、むだで不効率な手続は整理されていくべきと考えます。しかし、運輸関係は安全の確保が第一の...全文を見る
04月27日第132回国会 参議院 運輸委員会 第9号
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○高崎裕子君 水難事故における救難活動では水難救難所員の方が身分保障のないままボランティアとして命がけで行っているということで、私はいつも頭が下がる思いでいるわけです。この身分保障の問題については大臣がかわるたびに質問もし、海上保安庁の方にも何度も部屋に来ていただいて私強く求めて...全文を見る
○高崎裕子君 そこで、今大臣もいろいろ具体的に言われましたけれども、この救難所員の皆さんは命を助けたから報酬をということを決して言っているということではなくて、今言ったように救助の活動が国民的救護型に変化をしてきているということに見合ってやっぱりボランティアではなくてきちっとそれ...全文を見る
○高崎裕子君 これは、皆さんは報酬を当てにするとかそういうことではなくて、本当に海の男の心意気ということで、ここは皆さん一生懸命命をかけてやっていらっしゃるということははっきりしております。そこを踏まえて国としても対応していただきたいと思います。本来は国の責任でやるべきことだとい...全文を見る
○高崎裕子君 終わります。
05月19日第132回国会 参議院 予算委員会 第20号
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○高崎裕子君 総理、阪神大震災は国民の命を守る政治の責任が厳しく問われました。この震災から四カ月がたちました。しかし、今なお約四万人もの人々がテントや避難所での生活を強いられているところです。  私は、こういう事態はあってはならないと懸念されたからこそ、三月九日の参議院の予算委...全文を見る
○高崎裕子君 総理は、避難所で生活されている方の本当に今プライバシーもない、梅雨を前にして大変な状態になっている、そのことを本当に私は御存じなのかどうかと言いたいんですね。地元の意向を聞いてというふうにおっしゃいましたけれども、私はなかなか反映されていないというふうに思うんです。...全文を見る
○高崎裕子君 今、三万四千人と大臣言われましたが、いまだにそれだけの方が避難所に生活しているという事実、私はこれは政治の責任だと思うんです。  それで、私は何度もお話ししましたけれども、知事や市長、自治体からの御意見を伺っているとこれは当然ですし、しかしこれで必ずしも隅々まで反...全文を見る
○高崎裕子君 神戸市の調査でも、避難所におられる七割の方が避難所を出ていける見通しが持てないというふうに神戸市に答えていらっしゃるわけです。一人残らず仮設住宅に入居させられる、これが政治の責任だと思いますので、そこを強く求めまして、次の質問に移りたいと思います。  建設大臣、被...全文を見る
○高崎裕子君 弾力的に運用ということで、ぜひこの点はそういう形で進められるようによろしくお願いをいたします。  被災者の命と暮らしを守る、これを本当に真剣にやっていただきたいと思うんですが、その上で、一瞬にして住民が失った家屋あるいは営業資金、これについて私どもは繰り返し個人補...全文を見る
○高崎裕子君 思いやり予算は、法律や条約に根拠がないのに思いやって米軍に提供しているわけですね。ですから、そういう意味では基金ではなくて政府が責任を持って個人補償の制度を確立すべきだということを私は強く求めまして、消防力の強化の問題について伺います。  今度の震災の重要な教訓の...全文を見る
○高崎裕子君 私は数をお聞きしたんですけれども、それぞれ消防力の基準に対する数なんですけれども、これはどうなっていますでしょうか。
○高崎裕子君 いただいた資料で全部言っていただいていないんですけれども。  消防力の基準は最小限度の基準なんですけれども、その最小限の基準にすら一万八千台の車両が不足しているわけですね。しかも、その一万八千台不足した現在の車両に対してすら人員が約六万人も満たされていない。これは...全文を見る
○高崎裕子君 人員が基準に対してどれぐらい必要なのかという総数についてどういうふうになっているんでしょうか。それはわからないということなんでしょうか。
○高崎裕子君 大臣、これは大変重大なことなんです。現有車両に対して必要な人数というのは二十万ということでこれは示されているわけですよね。そうすると、基準に対して必要な人数というのはこれは当然出てくるわけです。それが示されないというのは大変な問題で、これ案分してみますと基準車両に対...全文を見る
○高崎裕子君 消防力の基準というのはこれはあくまでも最小限度の基準、これさえも満たされないというところが問題で、今度の震災というのは同時多発火災という点では、こういう被害を最小限に食いとどめるという点でも本当に一〇〇%達成に向けて、やっぱりこれは政治の責任だと思いますので、ここは...全文を見る
○高崎裕子君 政治の責任としてそのことを強く求めます。  次に、異常かつ急激な円高にかかわる問題で、今、日本の経済や国民生活は大変深刻な影響を受けております。その根本対策というのは、アメリカのドル垂れ流し、双子の赤字、こういうものの改善に向けて厳しく対処する、あるいは大企業のリ...全文を見る
○高崎裕子君 厳しい認識があるということですが、中小企業庁では、東京大田区の城南地区に町工場が集積しておりますが、昨年の中小企業白書で大田区についてはどのような評価が行われていますか。
○高崎裕子君 この大田区は日本有数の機械工業の集積地ということで、私も行って驚いたことは、ここで仕事の激減、単価の引き下げ、この間三〇%も引き下げられた、親会社から言われた単価でやらないとほかに回すと言われてやらざるを得ない、納期も短納期だと、この技術力を誇った大田区がもうつぶれ...全文を見る