高嶋良充

たかしまよしみつ



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高嶋良充の2001年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月06日第151回国会 参議院 予算委員会 第4号
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○高嶋良充君 関連質問を行います。民主党・新緑風会の高嶋良充でございます。どうぞよろしくお願いを申し上げます。  まず総理、昨日信任をされましたので、プレゼントになるかどうかわかりませんけれども、プレゼントにならぬかもわかりませんが、総理にお伺いをしたいと思います。  総理は...全文を見る
○高嶋良充君 総理が最初の政治のスタートを切られた愛媛県の今松治郎代議士の秘書をやっておられた方ですけれども、御存じですか。──山口哲郎。
○高嶋良充君 覚えておられないというのは残念ですけれども、その山口さんがつい先日投稿をされておりました。プレゼントがわりにその一文を御紹介申し上げたいと思います。  昔、遊説途中に、ガソリン代の足しにでもと封筒を渡されました。今松代議士は、お志をありがたくちょうだいいたしました...全文を見る
○高嶋良充君 総理が仕えられた今松議員は、ガソリン代を差し出されてもそれをお受け取りにならなかった、立派な方だというふうに私は思います。でも総理、総理は四千万円もするゴルフ会員権を業者から贈られた、そして事もあろうに、そのゴルフ場で、故今松さんの地元の宇和島水産高校の生徒が生死に...全文を見る
○高嶋良充君 次に、KSDの問題に移らせていただきます。  総理、村上議員が逮捕されました。KSDが九八年参院選での架空党員集めや党費の肩がわりをしていたことが明らかになってきておるわけでありますけれども、そのことがちまたでは、KSDは議席を金で買った、自民党は議席をKSDに金...全文を見る
○高嶋良充君 当時、自民党総裁でありました橋本大臣、いかがお考えですか、今のことに対して。
○高嶋良充君 資料をお配りさせていただいております。パネルもございますけれども。(資料を示す)KSDがこの十年間に村上、小山議員を当選させるために肩がわりをした党費は民主党の調べでは十七億円に上っているわけであります。  いずれにしても、この十七億円の党費が自民党に入ったことは...全文を見る
○高嶋良充君 いずれにしても、架空党員であるかないかは別にして十七億円は基本的に党費として自民党に入ったと、そういうふうに理解させていただいてよろしいですね。
○高嶋良充君 架空党員については調査中だということで認めておられないわけですけれども、党費については認められました。  ここで委員長にお願いがございますが、架空党員の関係については明確に答弁をいただいておりませんので、私どもとしては、豊政連の、この問題を取り扱った豊政連の中村勝...全文を見る
○高嶋良充君 総理、党費十七億円を肩がわりを業者がするということは、当然業界側がその見返りを求めてくるというふうに思うのが自然だというふうに思いますけれども、その点はいかがでしょうか。
○高嶋良充君 私が申し上げているのは、一般の国民の皆さん方が政治活動に対して協力をしようということで、みずからの意思で党に入られてみずからの浄財で党費を払われているという、そのことによって政治活動がよくなっていくという、そういう部分でのことを言っているのではございませんでして、業...全文を見る
○高嶋良充君 じゃ申し上げますが、私は、今回の事件の構図というのは、KSDが党費を肩がわりをする、そういう名目で自民党に十七億円の献金ということになるんではないか。そして、自民党が旧労働省に圧力をかけて、国民の血税から八十五億円のものつくりに対する補助金を引き出させた。まさにこれ...全文を見る
○高嶋良充君 それでは、推論だというふうに言われましたから、これから具体的な例を挙げてお尋ねをしてまいりたいと思いますが、まず橋本大臣、九六年一月二十五日の参議院本会議における村上議員の職人大学の設立の提案に対して、当時の橋本総理は、興味を持って勉強させていただくというふうに非常...全文を見る
○高嶋良充君 この答弁書はどういう経過でつくられたのか、所管官庁の坂口大臣に伺いたいと思います。
○高嶋良充君 それなら官房でもこの問題、答弁書の関係については精査をされていると思いますが、官房長官、いかがですか。
○高嶋良充君 村上議員の直接の逮捕の原因になっているんですよ。  総理答弁というのは官房をきちっと通っているわけでしょう。それを調べているのは当然のことじゃないですか。
○高嶋良充君 行政の継続性というのはきちっとあるわけでして、私もレクのときに違う問題で当時の職業能力開発局長に出てほしいと言ったら、それは今の人で十分対応するんですというのが労働省の考え方だったんですよ、厚生労働省の。同じことですね。前の官房長官の時代だから答弁できないということ...全文を見る
○高嶋良充君 先ほどの官房長官の答弁はちょっと問題ですよ。こんな、こういう問題については調べていなかったと言うけれども、先ほど言っているように一番大きな問題でしょう。村上さんが逮捕されたきっかけですよ。官房で調べてないこと自身がおかしいんじゃないですか。職務怠慢ですよ。(発言する...全文を見る
○高嶋良充君 橋本実力大臣にこういう細かいことまで聞く予定はなかったんですが、午後の答弁と、こういうことになりましたから、橋本大臣、今の件で、答弁書の経緯についてわかっておられる範囲でお答えをいただきたいと思います。
○高嶋良充君 原稿。
○高嶋良充君 坂口大臣、労働省から答弁資料として出されたときに村上議員からの働きかけはありましたか。
○高嶋良充君 官房は午後聞かせていただきます。  橋本大臣、興味を持って勉強されてから、先ほども若干言われましたけれども、大学はやっぱり必要だと、そういうふうに思われたわけですね。
○高嶋良充君 坂口大臣、橋本総理の答弁後、ものつくり大学が一気呵成に進行したというふうに私どもの資料ではなっているんですけれども、労働省の調査ではどうですか。
○高嶋良充君 九六年の八月、夏ごろだというふうに言われておりますけれども、労働省内に職人大学の検討会が設けられているということは事実ですか。
○高嶋良充君 じゃ、第一回の欧州視察の後につくられたと、そういうふうに理解してよろしいですか。
○高嶋良充君 坂口大臣、労働省は、今ものつくり大学と政治家の関与、それからKSDと官僚の疑惑といいますか関連、これについて調査をされていますね。これは徹底的に調査をして国民に公表していただきたいと思っておりますが、公表されるおつもりですか。
○高嶋良充君 午前中の質問に引き続いて質問をいたしたいと思います。民主党・新緑風会の高嶋良充でございます。  官房長官、午前中の質問についてよろしくお願いします。
○高嶋良充君 坂口大臣、KSDのものつくり大学に政府は幾ら補助金を出されているのか、具体的にお答えをいただきたいと思います。
○高嶋良充君 では、もうちょっと詳しく言ってください。
○高嶋良充君 当初に決められた補助金の額は幾らですか。
○高嶋良充君 九九年に二十億増額をされているわけですけれども、六十五億から最終的には八十五億になっているわけですが、この二十億の増額について自民党の大学推進議連から働きかけがございましたか。
○高嶋良充君 坂口大臣が衆議院の予算委員会で答弁をされておりますけれども、その中で、九九年の十一月の二十九日の議連の集まりで労働省の幹部が呼ばれて要請を受けているというふうに答弁されていますが、事実ですか。
○高嶋良充君 村上、小山さんがそのときにおられて、幹部に要請をしたというふうにも伺っているんですが、そのとおりでございますか。
○高嶋良充君 今の、ちょっと時計をとめておいてください。聞いておる意味と違うじゃないですか。
○高嶋良充君 そのときの政治家がどういう方かということです。
○高嶋良充君 今、ほかのことも調査をされているわけですが、そういう政治家のお名前も含めて調査結果を公表されるおつもりですか。
○高嶋良充君 三月一日の近藤事務次官の記者会見では、ものつくり大学についての政治家の関与についても調査をしている、こういう記者会見がされていますが、この記者会見はうそですか。
○高嶋良充君 おかしいじゃないですか。職員の調査をするのであれば当然政治家の関与を通じて職員の調査をするわけですから、近藤次官が記者会見をされておる方が正しいんじゃないですか。議員連盟などから働きかけがあったのは確かだと、当然、政治家の影響はあると、政治家がどのようにかかわり、働...全文を見る
○高嶋良充君 職員側から調べられて、政治家の関与があるいはあれば調査結果を公表されるということですね。
○高嶋良充君 先ほどの御答弁で、亀井政調会長からも、その場におられてと、こういうことですが、具体的な働きかけはありましたか。
○高嶋良充君 二十億円の補助金増額を労働省として決められたのはいつですか。
○高嶋良充君 亀井さんや村上さんからの要請のあった会合が九九年の十一月二十九日、そして労働省が二十億円の増額を決められたのが十二月の初め、時期的にはぴったり一致をしますね。ということは、亀井政調会長や村上、小山議員の圧力で二十億円が増額されたということで理解してよろしいですね。
○高嶋良充君 いずれにしても、この問題は最終的には司直の手で解明されるというふうに私どもは期待をしておりますけれども、しかし国会としても解明しなければならない問題ですから、さらに関係者の証人喚問を要求しながら、解明に努めてまいりたいと思っています。  当時自民党の幹事長でありま...全文を見る
○高嶋良充君 正式に党の決定ではないということですね。政調会とかあるいは総務会というところでも了承していなかったと、そういうふうに受け取ってよろしいですか。
○高嶋良充君 先ほどの答弁と食い違っているんじゃないですか。予算の関係を含めて政府の政策の決定というのは政調でやっているということであれば、党の決定ということになるんじゃないですか。もしやっておればですよ。
○高嶋良充君 どうもよくわからないんですが、政調、総務会も了承していたというふうに受け取ってよろしいですか。
○高嶋良充君 いずれにしても、亀井、村上さんらの働きで九九年に二十億円の補助金が増額されたことは事実なんですね。  先ほどのこの資料も見ていただきたいんですが、(資料を示す)自民党の場合は参議院の選挙が済むといつも党員はその後はゼロになっているんですが、この九九年だけは七万六千...全文を見る
○高嶋良充君 直接関係していない、関与していないのに関係ありませんというのもまた信頼のない答弁でございますけれども、いずれにしても、これはきちっと次の機会に集中審議等を開いていただいて、解明をさせていただきたいというふうに思っております。  次に、機密費問題に移ります。  外...全文を見る
○高嶋良充君 私の考えでは、この問題の起こった発端というのは、まず第一に領収書が要らない、第二は使い道を明らかにしなくてもいい、そして第三は一切公表されない、当然そういうことですから、第四は会計検査院の目もなかなか届きにくい、こういう機密費のシステムが不正の温床になったんではあり...全文を見る
○高嶋良充君 外務省の官房長にお尋ねします。  ことしの初めに省内通達が出されて、五年以前の機密費を含めた会計資料すべてを廃棄処分するように指示されたのは事実ですか。
○高嶋良充君 問われたものだけに答弁してくださいね。  整理整とんをしろ、こういう指示文書に極秘という判を押さなければならないんですか。
○高嶋良充君 先ほど出した省内通達に極秘の文書押していないんですかと聞いているんです。
○高嶋良充君 何にも聞いていないじゃない。委員長、ちょっと注意してください。先ほどの文書のことを言っているんですから。
○高嶋良充君 先ほど聞きました廃棄処分をするようにという指示した文書の第四番目の二項で、報償費を含む資料を廃棄処分にせよと、そういう添え書きをされた覚えはありますか。
○高嶋良充君 どうも質問をはぐらかされているようで困るんですけれども、いずれにしても、官房長は衆議院の予算委員会では、松尾事件の調査にかかる以前に、すべてそのような保存書類について五年前の分については廃棄されたために九五年以降の分にとどまった、こういうふうに言っておられるわけです...全文を見る
○高嶋良充君 実際はそうじゃないんでしょう。実際には、機密費の問題が国会で問題にされる、あるいは警視庁の捜査がこれから進むことがわかっている段階で、ことしの一月にこのような廃棄処分をされたということではないんですか。
○高嶋良充君 総務大臣、文書の保存の関係ですけれども、何でも保存期間が過ぎれば捨ててもいいという、そういうことでは私はないと思うんですが、保存期間が過ぎても仕事上必要なもの、あるいはそういう可能性があるものについては、すべて捨てるのは不適切ではありませんか。
○高嶋良充君 外務大臣どうですか、今のを聞かれて。
○高嶋良充君 法務大臣にお尋ねします。  今のような問題で、国会で機密費の問題が問題にされる、あるいは警視庁の捜査がこれから進むことがわかっている段階で、もし文書が廃棄処分されたということになれば証拠隠滅ということになるのではないでしょうか。どうでしょう。
○高嶋良充君 私は証拠隠滅になるというふうに思いますよ。  荒木副大臣、おられますか、済みません。  外務省の調査委員長のようですけれども、この問題についても調査をされますか。
○高嶋良充君 松尾事件での調査をしているんでしょう。ということは、松尾さんは九三年から出張をやられているんですよ。そして、九五年からしか文書がなかったから調査できなかった、こういう報告が出たわけですから、九三年から九五年のやつが焼却処分されておれば、だれがそういう焼却処分を指示し...全文を見る
○高嶋良充君 外務大臣が調査をしろというふうに指示された後でこのような廃棄処分が行われているという、そういう情報があるわけです。だから、当然のこととして、どういう状況になっておるのかというのを調査するのは当然じゃないですか。
○高嶋良充君 衆議院の予算委員会の終了のときに予算委員長が、異例なことですけれども、注文をつけられた。この機密費について透明性を確保すべきだと。そして、外務省としては外務省の機能改革会議、有識者を含めてつくっておられるわけですけれども、これらの問題について透明性の確保等々について...全文を見る
○高嶋良充君 官房の二十億円の上納問題も含めて、どうも国民の皆さん方が思っておられるのは、この機密費に対して、組織ぐるみで隠ぺい工作をしているのではないか。それが政治の不信にもつながっているし、行政に対する不信にもつながっているというふうに思いますので、ぜひきちっと透明性を確保し...全文を見る
○高嶋良充君 行革担当の橋本大臣にお伺いをいたします。  政官業癒着の原因に、先ほども若干申し上げましたけれども、官僚の天下りというのがあるのではないかというふうに思っているんですが、このKSDでも常勤役員十三人中七人が天下りだと。そして、これは労働省が調べられたわけですけれど...全文を見る
○高嶋良充君 能力活用型は天下りオーケーした、ただ法規制というのははめられるようですけれども、押しつけ型はだめだと、こういうことですが、ということは、天下りを規制するというふうに理解してよろしいんですか。
○高嶋良充君 橋本大臣は公務員制度改革の中で信賞必罰ということを重視されているというふうに聞いているんですが、この信賞必罰以前に恣意的な人事運用をなくしていくとかあるいはキャリア優遇の人事制度というのを見直していくということが必要なんではないか、そういうふうに思っているんですけれ...全文を見る
○高嶋良充君 この間、橋本大臣が指示されて実施されたようですけれども、若手官僚の意識調査、ここで、公務員がやる気を失わせている大きな原因は、誤った政治主導と恒常的な残業と、そして残業手当の不払いがあるというふうに結果として出たようですけれども、当然承知されていますよね。
○高嶋良充君 この問題は長年の懸案です。ちょうど実力大臣と言われる行革担当に橋本大臣がなられたわけですから、ぜひ任期中に解決を、方向を見出していただきたい。これは要望申し上げておきます。  もう一点、人事管理の関係で、各省庁あるいは大臣に自由度を拡大しようという考え方があるよう...全文を見る
○高嶋良充君 公務員というのは国民の全体の奉仕者だというふうに言われているわけですから、大臣の裁量一つで人事権が左右される、こういうことになると、一部の政治家の顔色を見て仕事をするというようなことになる可能性もございますので、先ほど公平公正という、そういう立場で大臣が言われました...全文を見る
○高嶋良充君 はい。
○高嶋良充君 橋本大臣の生の答弁を聞きたくて、大変、質問通告しない部分だったんですけれども、お答えをいただいてありがとうございます。  次に、市町村合併について総務大臣に伺います。  政府は、市町村合併、平成の大合併だというふうに鳴り物入りで推進をされておるようでありますけれ...全文を見る
○高嶋良充君 強制はしないということですが、三千の市町村を千にした場合に、合併特例債が総額幾らぐらい発行されるんですか。
○高嶋良充君 算定方法もまだ決められていないということですか。
○高嶋良充君 この合併特例債というのは当然自治体が返済責任を負うわけですね。そのことは自治体にきちっと説明されていますか。
○高嶋良充君 済みません、市町村に説明されていますか、そのことを。
○高嶋良充君 政府が鳴り物入りで特例債を出すと言えば、自治体はみんな国費で面倒見てくれると思っているところが多いんですよ。だから、自治体の借金ですよということをきちっと説明されていますかと、こう聞いているんです。
○高嶋良充君 最後に、総理に決意表明をいただきたいんですが、先ほど申し上げましたように、政官業の癒着構造を、最後の質問というそういう意味です、政官業癒着構造を克服するためには、やっぱり地方分権というのは一番大事だというふうに思うんですね。そのためには、税財源の移譲も含めて一刻も早...全文を見る
○高嶋良充君 終わります。
03月15日第151回国会 参議院 予算委員会公聴会 第1号
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○高嶋良充君 民主党・新緑風会の高嶋良充でございます。  両公述人には、先ほど大変貴重な御提言と御意見を拝聴いたしました。この参議院の予算の公聴会というのは衆議院と若干異なっておりまして、衆議院の公聴会というのはもう予算を上げるための出口のように考えられておりますけれども、参議...全文を見る
○高嶋良充君 ありがとうございました。  先ほども木村委員の方からも質問がございましたけれども、与党の緊急経済対策で日銀にさらなる金融緩和を求めると、こういうことで先ほど菊池公述人の方からは若干御回答がございました。  私は、日銀が今とっている低金利政策ですね、二月の九日には...全文を見る
○高嶋良充君 先ほど笹森公述人は、雇用の改善が最大の景気対策だというふうに述べられました。  そこで、現在の失業率四・九%、失業者は三百二十万人という戦後最悪の数字になっているわけですけれども、今日のこの雇用状況を働く者の立場でどう見ておられるのかということと、雇用を改善するた...全文を見る
○高嶋良充君 そういう意味では、雇用創出という観点からいくと、先ほどの笹森公述人のところで公共事業の見直しという部分が言われました。  私ども民主党のいろんな調査でも、この十年間で土木事業に毎年三十兆円から四十兆円を投資して、雇用はわずか四十六万人しか創出をされていない。しかし...全文を見る
○高嶋良充君 先ほども申し上げましたけれども、与党三党の緊急経済対策の中でも、この不良債権処理を急ぐと、こういうことで言われています。不良債権の直接償却という問題も含めて、やっぱりかなりの痛みを伴うということに当然なってくるのではないかというふうに思うんですが、とりわけ不良債権処...全文を見る
○高嶋良充君 いろいろとありがとうございました。  時間が参りましたのでこれで終わります。
03月27日第151回国会 参議院 総務委員会 第4号
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○高嶋良充君 私は、民主党・新緑風会を代表いたしまして、地方交付税法等の一部を改正する法律案及び地方税法等の一部を改正する法律案に反対、公害の防止に関する事業に係る国の財政上の特別措置に関する法律の一部を改正する法律案に賛成の立場から討論を行います。  地方自治体の財政危機を打...全文を見る
03月29日第151回国会 参議院 総務委員会 第5号
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○高嶋良充君 民主党・新緑風会の高嶋良充でございます。  まず最初に、私はこの恩給法の改正案については基本的に賛成であることを明らかにした上で、何点か恩給制度の内容とそれに関連をします戦後処理の問題について質問をさせていただきたいというふうに思っております。  まず、恩給制度...全文を見る
○高嶋良充君 今、公務員給与等との関係ということも言われました。一九八六年の第一次臨時行革審で他の年金制度とのバランスを考慮すべきだと、こういう見直しの方向が示されているわけですけれども、それ以降、総務省としては総合勘案方式というか、そういう方法をとられているというふうに聞いてい...全文を見る
○高嶋良充君 物価スライド方式という一つの物差しというか基準があるということは、この間、政府の方、緩やかなデフレ経済になってきているというような方向性が示されましたけれども、当然デフレ経済のもとでは消費者物価というのは低下をしていくということになるんですが、そういうことからいくと...全文を見る
○高嶋良充君 とりわけことしの場合は、昨日、参議院の本会議でも年金の据え置きというか、特例法が可決をされていますから、当然それに連動して特例的に恩給をそのまま据え置く、こういうことなんでしょうけれども、私はこの種のものが毎年そういう特例的な方法でいいのかどうか、あるいはそのことが...全文を見る
○高嶋良充君 私の妻の母も、すなわち義母ですけれども、戦没者の遺族でした。ことしの二月末に八十四歳で亡くなったんですけれども、戦後五十五年、女手一つで二人の子供を抱えて大変な苦労をしてきたというふうに聞いております。この種の苦労というのは私の義母だけではないというふうに思うんです...全文を見る
○高嶋良充君 いろんな調査で、恩給受給者のやっぱりトップの要望というのは恩給の増額をしてほしいという、そういう結果が出ているというふうにも聞いているわけですけれども、国家財政も大変な債務を抱えて厳しいことは理解をするわけですが、この恩給というのは、他の公的年金とは違って、とりわけ...全文を見る
○高嶋良充君 今、滝政務官からも、先ほど片山大臣からも、低額部分の改善等々含めて今後の努力については御回答をいただいておりますから、ぜひそういう方向を含めて、やっぱり国家補償ということが軸になっているわけですから、その人たちが、先が短いと言ったら怒られますけれども、そういう余生を...全文を見る
○高嶋良充君 これは大臣に伺った方がいいと思うんですが、政府の資料を見せていただくと、台湾なり朝鮮から軍人軍属として駆り出した皆さん方が約四十五万人という数字が出ています。そのうち約五万三千人ほどが戦死をされていると、こういうことなんですけれども、総務大臣としてのさきの戦争に対す...全文を見る
○高嶋良充君 戦後五十年に際しての政府の談話が出ているわけですけれども、それに沿ってという、当然だというふうに思いますが、先ほどの遠藤副大臣の答弁のところでも年金的な部分についての理由が言われました。これは確かに国籍条項が大きな障害になっているというのは私どもとしても理解するんで...全文を見る
○高嶋良充君 時間がもう参りました。  内閣官房と外務省からも来ていただいていますので、簡単にお答えをいただきたいというふうに思うんですが、民主党と共産党と社民党三党で、戦時性的強制被害者問題の解決の促進に関する法律案というのを共同で提出しています。これは内閣委員会でまた審議を...全文を見る
○高嶋良充君 質問時間が来ましたので、終わります。
03月30日第151回国会 参議院 政治倫理の確立及び選挙制度に関する特別委員会 第2号
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○高嶋良充君 民主党・新緑風会の高嶋良充でございます。  まず総務大臣にお伺いをしたいと思いますが、質問通告で一番最後になっている部分を冒頭に質問をさせていただきますので、よろしくお願いを申し上げます。  予算委員会を初めとして最近の各常任委員会で、公務員なりあるいは公益法人...全文を見る
○高嶋良充君 前向きの答弁をいただきました。ぜひ出していただきたいと思います。  ただ、昨年出された分はかなり一般論的な部分になっておりますから、当然法律というのは守らなきゃならないわけで、通達がなくても守るということなんですけれども、ただ今回の関係はKSDから始まって公益法人...全文を見る
○高嶋良充君 よさをわかっていただく、こういうことなんですけれども、私はよくなったという部分はほとんどないと思っているんです。  ただ、大臣が言われるように、私も比例区の出身ですからあれですけれども、政党で順位づけするというその部分がこれは基本的に国民に順位づけしてもらうという...全文を見る
○高嶋良充君 この方式の導入によって国民の皆さん方が一番関心があるというのは、即日開票が困難になるのではないか、あるいはもうなったのではないかという、これは新聞報道がかなり出ていますから心配をされている部分があるんです。この即日開票というのは一九九二年から約十年間ずっと続いてきて...全文を見る
○高嶋良充君 総務省として各都道府県なり市町村に要望して努力をしているということなんですけれども、私は、指導的な努力だけでなしに、総務省としても、即日開票ができるためにいろんな技術の開発とか、あるいはそれに対する助成とか含めてやっていくべきではないかというふうに思うんですよ。 ...全文を見る
○高嶋良充君 一つの例として自動読み取り機を挙げたんですけれども、選挙区の部分ではある程度有効だけれども、比例区の関係ではそんなに役に立たないというふうな考え方のようです。  そこで、一つの案としてなんですけれども、これは今言うような目的で出しているわけではございませんけれども...全文を見る
○高嶋良充君 確かに比例区の、その政党の候補者の当落を決めるまでは、言われるような同じような時間がかかると思います。ただ、政党で、自民党は比例区で何人通る、あるいは民主党は何人という、ここの部分は非常に早く出るというふうに思うので、その辺からいえば有権者の皆さん方、国民の皆さん方...全文を見る
○高嶋良充君 今回は改正が難しいという、確かに時間的な余裕がないというふうに思うんですが、いずれにしても早期に導入の方向で検討をいただきたいと思います。  自治省の内部でももう既に、旧自治省のときにですか、電子機器利用による選挙システム研究会というのがつくられたようですが、これ...全文を見る
○高嶋良充君 研究会も早急に結論を出して、前向きに御検討をぜひ総務大臣にお願いをしておきたいと思います。  私の持ち時間がもうなくなりましたので、最後に一問だけ総務大臣にお願いをしたいと思うんですが、ことしの一月七日に自民党の古賀幹事長が、思いきって中選挙区を視野に入れた議論を...全文を見る
○高嶋良充君 私は終わります。山下さんの関連質問を。
05月24日第151回国会 参議院 総務委員会 第9号
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○高嶋良充君 民主党の高嶋でございます。  まず、総務大臣にお伺いいたしますけれども、先日、五月二十一日の参議院の予算委員会で、小泉総理が地方交付税の削減方向を表明されたわけですけれども、この総理答弁に対する総務大臣としての認識を伺いたいと思います。
○高嶋良充君 ということは、私も予算委員のメンバーですから、総理は地方交付税というふうに言われたと思うんですが、新聞にもそういうふうに載っているんですが、地方交付税の削減方向ということは、じゃ総務大臣としては言っていない、マスコミにそういうふうに書いているんだったらそれは間違いだ...全文を見る
○高嶋良充君 今、経済財政諮問会議の関係が出ましたけれども、二十二日の閣議後の記者会見で、先ほど総務大臣も言われましたけれども、竹中経済財政担当大臣が交付税削減は既定方針に向かって進むと思うという、そういう記者会見をされているわけですね。  それで、経済財政諮問会議の検討項目の...全文を見る
○高嶋良充君 この経済財政諮問会議が六月にまとめるということになっているんですけれども、その関係と、それから地方分権推進委員会が最終報告を、とりわけ地方自治体の財政基盤を強化するという、そういう方向でまとめると聞いているんですけれども、その関連と、この間の小泉総理の答弁との関連に...全文を見る
○高嶋良充君 総理との意思の違いはないということで、私は総務大臣が今答弁をされておる方が今までの経緯に照らしてもあるいは将来に向かってもそういう方向がより好ましいというふうに思っているんですが、ただ、私どものとらえ方の総理の答弁というのは若干ニュアンスが違っているというふうに思い...全文を見る
○高嶋良充君 検討いただいておるということですが、法令設置が無理ということになれば、当然政令設置でやられるのかなというふうに思うんですが、地方分権推進委員会の果たしてきた五年間プラス一年の、六年間のこの方向というのは非常に支持できるし、評価したいというふうに思うんですが、これはや...全文を見る
○高嶋良充君 ぜひ前向きに検討いただいて、今まで進んできた地方分権の流れというものが、そういう諮問機関の変更によって後退することがないように、ぜひ御努力をいただきたいというふうに思っております。  次に、郵政三事業の関係についてお尋ねをいたしますが、小泉総理になられて突然民営化...全文を見る
○高嶋良充君 国営公社でやるということは決まっておるわけですよね。その法律の、中央省庁等の改革基本法三十三条の六項、先ほど申されましたけれども、民営化などの見直しは行わないというふうに明記をされているわけですよね。その規定と、今、大臣が言われた民営化も含めた検討という、そこの整合...全文を見る
○高嶋良充君 私は、やっぱり筋道からいえば二〇〇三年から公社化をするということを法律で決めたわけですから、だから、まず公社化の具体像を示して、そしてこういう形で公社化しますよということで、多分来年、法律を出されると思うんですけれども、その法律を審議して公社化に移行をすると。その公...全文を見る
○高嶋良充君 これから総務大臣のもとの検討機関で検討されて、それで具体的な考え方というのは秋ごろに多分出されるんでしょう。そして、それが法案になって国会で審議されるのは来年の通常国会だ、そういう御答弁でございます。  じゃ、公社化の検討の過程で、小泉総理が改革改善が必要だという...全文を見る
○高嶋良充君 私は、公社でやるというメリットもあるし、今言われたように、民営的な手法が若干甘くなるのではないかというデメリットもあるというふうに思うんです。それで、公社化のまずメリットをやっぱり最大限生かす必要があるだろうと。  これは民主党の政策でも言っていますけれども、地域...全文を見る
○高嶋良充君 四月二十一日の日経新聞に、「郵便事業改革待ったなし」という部分で、ヤマト運輸の専務と郵政企画管理局長の松井さんの対談が載っていますけれども、興味深く読ませていただいたんですが、ここでヤマト専務の越島さんが、民営化よりも業務開放だという、こういう主張をされているんです...全文を見る
○高嶋良充君 とりわけ郵便事業の民間参入という部分は、やっぱりユニバーサルサービスと、それから全国を視野に置く郵政事業という部分と、民間参入の場合は、どうしても当然のこととしてもうかるところということになりますから、過疎地等についてはなかなか配達が難しくなるとか料金が上がるという...全文を見る
○高嶋良充君 時間が来ました。終わります。
06月05日第151回国会 参議院 総務委員会 第12号
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○高嶋良充君 民主党の高嶋でございます。  私は、きょうの質問時間九十分という時間をいただきました。この電波法の改正で、将来テレビが、地上放送がデジタル化をされてアナログ放送、現行の放送がもうなくなってしまうんだということについて多くの国民の皆さん方はまだ十分に御承知になってい...全文を見る
○高嶋良充君 法案によると、今、大臣が説明されたように、デジタル放送のチャンネルプランの公示から十年と、こういうことになっているわけですけれども、チャンネルを公示されるのはいつになるわけですか。
○高嶋良充君 七月ないし八月に公示をされるということだと、先ほど大臣が言われましたけれども、二〇一一年の七月ないし八月までにすべて移行して、二〇一一年の七月ごろにはもうアナログ放送はやめると、こういうふうに理解していいわけですか。
○高嶋良充君 では、基本的にはもうあと十年でアナログ放送ではテレビは見られないと、こういうことになるわけでありますが、では、今、BS放送なりCSではもう既にデジタル放送が始まっているわけですけれども、現在どれぐらい普及しているんでしょうか。
○高嶋良充君 このBS関係のデジタル放送というのは、当初の予測というか予定は、一千日で一千万世帯に普及をさせていくんだと、こういうことだったというふうに聞いているんですけれども、今の数字で言うとこれは順調に普及されているというふうに理解していいわけですか。
○高嶋良充君 当初の目標は多分達成できるだろうということですが、私が聞いたのは、目標達成はいいわけですけれども、後でまた質問しますけれども、せっかくBSのデジタルの約三十万もするテレビを今買っても、これが地上放送がデジタル化されたときにはこのテレビでは地上放送は見られないと、こう...全文を見る
○高嶋良充君 テレビの出荷台数が六千万台、一家庭に大体二台平均的に持っているというのが総務省の方の試算のようですから、約一億台のテレビがあるわけですから、六千万台が二〇一〇年には取りかえられるだろうと、こういうことのようです。  この地上デジタル放送の懇談会の最終報告で、普及世...全文を見る
○高嶋良充君 確信を持っておられるようですけれども、しかしあくまでも予測であるわけですから。  そこで、大臣にお伺いいたしますが、衆議院の附帯決議にもされましたけれども、私も、デジタル化を成功させるという意味ではやっぱり長期的な視野に立つ、これはもう十年間というのは長期的視野だ...全文を見る
○高嶋良充君 私は、普及のかぎを握るのは受信機がやっぱりどれだけ低価格で提供できるかということが大きな要素かなというふうに思っているんです。  そこで、お尋ねしますけれども、デジタル放送を受信するためにはどのような受信機が必要なのか。今テレビを買いかえたり、あるいはセットトップ...全文を見る
○高嶋良充君 その場合、現在のアンテナはどうなんですか、使えるんですか。
○高嶋良充君 受信機と、状況によったらアンテナも取りかえなければならないと、こういうことになろうかというふうに思いますが、じゃ、受信機の価格について、数万円から十数万円かかるんではないか、あるいはいや数十万円という価格になるんではないかとも言われているわけですけれども、総務省とし...全文を見る
○高嶋良充君 導入時では内蔵型テレビというのは数十万と、こういうことは、現在のBSのデジタルテレビと同じぐらいの値段というように想定しているんですけれども、大体今三十万から四十万ぐらいで内蔵型テレビは売られていますけれども、そういう値段で想定をしていいのかということと、そのテレビ...全文を見る
○高嶋良充君 後でデジタル放送のメリットを聞かせていただきますが、私が今受信機の価格で伺っている部分で、受信機能を内蔵したテレビは多機能型でまさにそのメリットを享受できるテレビだと、こういうことだろうというふうに思うんですが、それはそれでいいんですけれども、先ほど言われましたチュ...全文を見る
○高嶋良充君 双方向も見られる多機能型のセットトップボックスが一万円ないし二万円で購入できるという、そういう発言でしたが、それで正しいわけですね。
○高嶋良充君 そういう御答弁だったら結構なんですが、私どもは、一万円から二万円と言われる部分については、先ほど副大臣が言われたように、アダプター的な、今のアナログテレビをデジタルにかえた場合に、その放送だけを受信できるものが一万円ないし二万円かなというふうに思っておりましたので、...全文を見る
○高嶋良充君 先ほども若干申し上げましたけれども、現行のBSデジタルの受信機がありますね。さらに今後、百十度のCSデジタル放送がやられると、こういうことなんですけれども、それらとこれからやられる地上デジタル放送の受信機が同じもので見られるという、共有化というんですか、そういうめど...全文を見る
○高嶋良充君 この受信機が基本的に開発を具体的にもうされてきているわけですけれども、メーカーに対して支援方法というのは何か考えておられるわけですか。
○高嶋良充君 法案では、民間の放送事業者には国費で助成をすると、こういうことになっておるわけですが、メーカーには費用的な助成はしないと、こういうふうに理解していいわけですね。  そこで、この変更によって、先ほどもずっと申し上げてきましたけれども、視聴者はいわば数万円、安ければ数...全文を見る
○高嶋良充君 では、ぜひそういう前向きな形で国民が理解するような方向に持っていっていただきたいと思うんですが、そのためにも円滑な移行対策というのが行政の側にも、放送事業者にも、あるいはメーカーにも求められてきているというふうに思いますので、その辺について伺ってまいります。  ま...全文を見る
○高嶋良充君 私は、国民の皆さん方に理解と協力を求めていくということになると、当然そういう広報的なものも大変必要だろうというふうに思います。そういう広報経費を含めて約八千万ですか、予算を組んでおられるというのは今聞かせていただいて初めてですけれども、そういう中で、やっぱり視聴者の...全文を見る
○高嶋良充君 そういうメリットも含めて広報されていくんだろうというふうに思いますけれども、行政という立場からいえば円滑な移行対策、私は消費者というか視聴者が、この八年間のうちに一番いつテレビを買いかえればいいんだろうかという、そういう情報もかなり欲しがっているというふうに思ってい...全文を見る
○高嶋良充君 最低、デジタルに移行する、首都圏なんかだったらかなり広範囲で、広域圏で全体が移行する、こういうことになると思いますが、地方に行けば行くほど、放送局ごとに移行するのか中継局ごとに移行するのかというような、僕もよくわからないんですが、そういうところも出てくるのではないか...全文を見る
○高嶋良充君 今、放送事業者等を含めて協議会等をつくってやっていくと、こういうことを言われました。確かに、放送事業者にとっても、広告収入とかあるいは有料放送が別のところへどんどんできるとか番組制作の効率化とかというメリットも享受できるわけですから、当然そういう方向で協力要請をして...全文を見る
○高嶋良充君 自治体に協力を求めるという、求めていただくのはそれはやぶさかではありません。今は同じ総務省のあれですから。  ただ、広報される場合に、あるいはそういう説明会をされる場合に、先ほどから私どもメリット論を言っていましたけれども、メリット論をきちっと広報してもらうのはそ...全文を見る
○高嶋良充君 では、これもメリット論になるのかどうかは別ですけれども、地上放送のデジタル化の懇談会の資料を拝見させていただいていると、地上放送をデジタル化することによってこの十年間で約二百十兆円の経済波及効果があるんだ、こういうふうに記されていました。  これは総務省として、本...全文を見る
○高嶋良充君 その懇談会の報告書の中に、この経済波及効果に相当する雇用創出効果が十年間で七百十万人だという、そういうふうに記されているわけですけれども、この点についてはどう認識されているんでしょうか。
○高嶋良充君 経済波及効果が二百十兆円、雇用創出効果が七百十万人という膨大な数字が出ているわけですが、現在の放送市場というのは約三兆円程度だというふうに言われていますけれども、将来はどのぐらい拡大をするというふうにお考えですか、このデジタル化によって。
○高嶋良充君 では、大臣にお尋ねしますが、今説明があったように、二百十兆円の経済波及効果、そして七百十万人の雇用が生まれる、十年間でですけれども、こういうことが想定をされているわけです。  私は、せっかくのこういう改革が雇用創出とかあるいは経済成長にどのように政策として反映をさ...全文を見る
○高嶋良充君 大臣にもう一問お尋ねしますけれども、メリットのもう一つに、周波数にあきが生じることになるわけですが、それを新たな用途に利用できるということになるわけですけれども、このあいた周波数を具体的にどのような用途に用いていくのかということについてはこれから検討も進められるとい...全文を見る
○高嶋良充君 では次に、法案の本来の趣旨のアナ・アナ変更対策について伺っていきたいというふうに思います。  このアナ・アナ変更事業そのもの、この法案が通ってから視聴者には周知をされるということになるんだろうとは思いますけれども、具体的にはどういう対策をしていくのか、この辺につい...全文を見る
○高嶋良充君 資料を見せていただくと、このアナ・アナ変更の対象地域になるのは二百四十六万世帯ぐらいだと、こういうふうに言われているわけですけれども、これは北海道から九州まで日本全国で二百四十六万世帯が対象になると、こういうことのようですけれども、これはどういう形で調査をされたわけ...全文を見る
○高嶋良充君 そういうサンプルによってこの調査をされたということですが、これから実質、この家庭がこういうふうに変更していかないかぬということを具体的にやって、具体的な対策をとっていかれるというふうに思うんです。  そこで、先ほどから協議会という言葉とか地元の自治体の協力と、こう...全文を見る
○高嶋良充君 具体的な実施部門の関係で、まだきちっと理解できないんですが。  では、もう少し聞かせていただきますが、このアナ・アナ変更の一応想定されている二百四十六万世帯というのは、個別にきちっと対象世帯、事業者はすべてこれを漏れることなく把握されなくてはならないというふうに思...全文を見る
○高嶋良充君 ということは、担当者が個別に各家庭に行ってやられると、こういうことになろうかというふうに思いますけれども、まずそういうことをやりながら、その結果得られる受信機の情報というのは協議会かあるいは何といいますか公益法人の方に集中してくるというふうに思いますが、それの取り扱...全文を見る
○高嶋良充君 今言われているような作業に要する経費は、これは視聴者の負担ではなしに、これは今の法案が通れば国費で賄うと、こういうことなんでしょうけれども、アナ・アナ変更対策経費、当初八百五十二億円、これは今申し上げましたように、受信対策にかかる経費とそれから放送局側の送信対策の経...全文を見る
○高嶋良充君 大体理解をいたしますけれども、経営基盤の弱い放送局に基本的には助成をする、こういう趣旨も一つにはあるようですから、これはそういうことになると弱者救済的な対応、あるいは所得保障的な対応、こういうことにもとれますので、私が最初の方に視聴者にも弱者救済的な考えを持つ必要が...全文を見る
○高嶋良充君 自粛とかいろいろ今言っておられる最後の部分は、これは今の国費の投入とは全く関係ないということで、最初の答弁としてお伺いしておきます。  最後になりますが、その他の課題で、先ほどからも出ています。きょうは環境省から来ていただきました。そんなに廃棄物出るのかなときのう...全文を見る
○高嶋良充君 もう三分になりました。  あと一問だけ。今の問題で、市町村はやっぱり不法投棄が一番多いのはテレビだと言っているんですよね。このことによってまた不法投棄がふえると思いますので、総務省のお考え。
○高嶋良充君 終わります。
06月19日第151回国会 参議院 総務委員会 第16号
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○高嶋良充君 民主党の高嶋でございます。輿石議員の質問に関連をして、引き続いて質問をさせていただきます。  質問通告をしていない課題で非常に重要な課題ですので、まず冒頭に質問をさせていただきたいと思います。できれば総務大臣に、具体的な問題の部分がもしございましたら、今、財政局長...全文を見る
○高嶋良充君 具体的な支援方法というのは、特別交付税なり地方債という関係もあるんですけれども、その両方を考えておられるということですか。
○高嶋良充君 緊急を要する部分でもございますので、早急に結論を出して、市町村に対する財政支援については十分な対応ができるようにお願いをしておきたいというふうに思います。  次に、私の方は国と地方の税財源のあり方について総務大臣なり財務副大臣に伺ってまいりたいというふうに思います...全文を見る
○高嶋良充君 財務省に伺いますけれども、分権委員会の最終報告、とりわけ国から地方への税財源の移譲と、それとの関連で補助金の削減、あるいはそれとセットにして交付税の見直しという、まさに歳入中立ということを基本にしているわけでございますけれども、若干問題があるとはいえ、私どもとしては...全文を見る
○高嶋良充君 先ほど、輿石議員の質問に対して総務大臣はこの報告書の内容についてかなり評価をされておりましたけれども、財務省の考え方は、全く逆行するということではございませんけれども、かなり温度差というか、開きがあるのではないかと。  国の財政が危機的な状況だから、いわばその税源...全文を見る
○高嶋良充君 先ほど、国の歳出に占める大きい課題ということで、社会保障とか公共事業費とか地方交付税を含めた地方財政と、こういう問題が出されました。これは予算委員会でも小泉総理がそういうふうに答弁をされているわけですが、その中で社会保障については削減しないんだということを明確に小泉...全文を見る
○高嶋良充君 副大臣が言われた最後のところ、同感なんです。だから、私どもは地方に税財源を移譲して地方が自立できるようにすべきではないかと、こういうことを言っているわけですね。  箱物というふうに言われました。じゃ、地方自治体が本当に必要だから箱物をつくったのかどうか、それを検証...全文を見る
○高嶋良充君 財政再建を目的にした税源移譲という考え方で進まれるからまたその問題があって、先ほど言ったように地方分権、あくまで地方の自立。地方に自立を求めたら、箱物の問題も含めて、本当に有効なものだけしか住民と相談してつくられないわけですから、そのことによって効率化が図られるとい...全文を見る
06月21日第151回国会 参議院 総務委員会 第17号
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○高嶋良充君 民主党の高嶋でございます。引き続いて、よろしくお願い申し上げます。    〔委員長退席、理事海老原義彦君着席〕  私は、行政評価制度の目的というのは成果重視の行政を推進することに尽きるというふうに思っているんですが、そこで若干別の角度から質問をさせていただきます...全文を見る
○高嶋良充君 節目節目で政策評価をしてきた。確かに事業の効果や進捗状況という部分については、きちっと点検され検証されてきたということは評価をしますし、その評価によって継続すべき事業は継続をしてきた、もう目的を果たしたものについては終了してきた、そういう措置をとられてきた、それもき...全文を見る
○高嶋良充君 ということは、この五年間の政策評価については、基本的にきちっと検証されていないと、こういうふうに理解をさせていただいていいのかなというふうに思いますが、私は、物的事業であれあるいは非物的事業であれ、その成果をきちっと検証しないで、法が失効した後、一挙に機械的に一般対...全文を見る
○高嶋良充君 先ほど私が例示で挙げましたような、各省庁のまさに十四年以降、法失効後懸案になる事業等については地方自治体からもかなり強い要望が多分出ているというふうに思いますし、きのう、私は大阪出身ですけれども、大阪府議会が意見書で一致をして奨学金制度の対応について要望が来ました。...全文を見る
○高嶋良充君 総務大臣に御要望とお伺いを申し上げますけれども、まず要望しておきたいのは、先ほども申し上げました地対協の答申が指摘していますように、今日までの長い特別対策の施策の成果をやっぱり損なってはならないというふうに思っておりまして、いずれにしてもそういう観点で法失効後の新た...全文を見る
○高嶋良充君 終わります。
06月26日第151回国会 参議院 総務委員会 第18号
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○高嶋良充君 民主党の高嶋良充でございます。  まず、消防法の改正条項の中で、火を使用する設備、器具等についての改正の条項について四、五点御質問させていただきたいと思っております。  消防法の第九条の改正案を見てみますと、現行では「必要な事項は、市町村条例でこれを定める。」と...全文を見る
○高嶋良充君 今御答弁がありました地方の気候風土という、いわば独自性を発揮できる条文というのは消防法の第十七条の二項だというふうに思いますが、私はこの十七条の二項というのは分権的要素があるものだと理解をしておるわけですけれども、どうも今度改正される九条の「政令で定める基準に従い」...全文を見る
○高嶋良充君 いずれにしても、今までは消防法の第九条に関しては消防庁としては、市町村火災予防条例基準を示して、その標準性のみを図ってきた、こういうふうに私としては理解をしているわけですが、先ほども若干市場開放という関係から申されましたけれども、いずれにしてもなぜ政令が必要なのかと...全文を見る
○高嶋良充君 では、改正案で言う政令で定める基準の消防庁としての考え方や方向性、具体的にどのようなものなのか、お示しをいただきたいと思います。
○高嶋良充君 今までの答弁をお聞きしていますと、市町村消防の分権型業務の推進にブレーキをかけることの意図ではないなという、そういうことは理解できるわけでありますけれども、今後の消防行政という観点からも、まさに安全な町づくりやあるいは災害に強い町づくりを行っていく原点というのは、や...全文を見る
○高嶋良充君 では、次の改正条項の危険物の範囲の関係について御質問いたします。  ヒドロキシルアミン等について危険物の範囲に入れる、こういうことに改正をされるわけですが、本件は二〇〇〇年六月十日でしたか、群馬県内の化学メーカー日進化工工場で発生した爆発災害を踏まえての対策である...全文を見る
○高嶋良充君 私が聞いている関係者の情報によると、当該の消防本部では、爆発音を聞いた時点で多数の死傷者が出ているという判断をして、直ちに体制の強化を図って職員の非常招集をかけたと。最初に消防隊員がかなり現場に行ったわけですけれども、そのうち二十六人の消防隊員に目、のどの異常が出る...全文を見る
○高嶋良充君 まさに今御答弁をいただきましたように、事故が起こってから後で指定をするということでは基本的に遅いわけでございまして、やっぱりこの種の危険物については早期にきちっと把握をしていただいて、ぜひ早急にそういうものがあれば危険物に指定をしていただくようにお願いをしておきたい...全文を見る
○高嶋良充君 ぜひ情報提供についてはよろしくお願いをしておきたいというふうに思います。  そこで、一点だけ確認をさせていただいておきますが、引火点二百五十度以上のものを危険物から除外をすることについて、ここで除外する危険物の取り扱いについては、市町村火災予防条例の基準に入れてい...全文を見る
○高嶋良充君 では、次に消防力の整備についてお伺いいたします。  まず、全体的な消防力の整備状況について伺いたいんですが、すべての消防本部の消防力現況とその整備状況について統計をとっておられるというふうに思いますので、まずその全容を提示いただきたいと思います。
○高嶋良充君 今、全体的な内容をお聞きをいたしました。消防力の基準をクリアしている消防本部というのは、私どもの調査によると残念なことではありますけれどもないに等しいのではないかと、そういうふうに思っているんですが、その点については消防庁としてはどのような認識を持っておられるんでし...全文を見る
○高嶋良充君 この問題で総務大臣にお伺いをいたしますが、消防力の整備に取り組む姿勢、今、消防庁長官も若干補助金等々の問題も含めて言われましたけれども、総務大臣としてはどのように考えておられるのか。とりわけ、先ほども報告がありましたように消防力の充足率では、装備という面では九割ある...全文を見る
○高嶋良充君 総務大臣言われるように、分権的な立場で市町村が独自に決めていくという部分も理解はできますけれども、ただ、市町村財政を取り巻く非常に厳しい状況との絡みもありますが、これはこれからの国と市町村のあり方の問題を含めてこの問題も議論されていくんだろうなというふうに思います。...全文を見る
○高嶋良充君 十分に機能しているという、これはILOの総会でも日本政府としてそういう報告をされておりますから、その辺は評価をしたいというふうに思いますが、これは、御承知のように消防職員には労働組合がつくれない、団結権が付与されていない、そのかわりのものとして五年前につくられたわけ...全文を見る
○高嶋良充君 消防職員委員会というのは、職員の意見を集約して審議をすると同時に、やっぱりその実効性を上げるということが、これはILOの報告をされたときにいつも求められているというふうに思うんですけれども、とりわけこの委員会は労働組合と違って勤務条件だけじゃなしに、この委員会をつく...全文を見る
○高嶋良充君 ぜひ、ILOとの関係もございますから、円滑に運用されるように御要望しておきたいと思っています。  そこで、消防職員委員会というのは、基本的には、九六年のときにもいろんな議論がありましたけれども、本来は労働基本権を付与していくという方向と、なかなか警察や消防職員には...全文を見る
○高嶋良充君 遠藤副大臣の方から、既に九六年の消防職員委員会の発足の時点で結論が出ているということのようですけれども、実際は結論がまだ出ていないんですよね。  総務大臣に最後にお伺いしますけれども、九六年のときにこの問題の決着を最終的に決断されたのは、当時、野中自治大臣でした。...全文を見る
○高嶋良充君 終わります。     ─────────────
09月21日第152回国会 参議院 総務委員会 閉会後第1号
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○高嶋良充君 民主党・新緑風会の高嶋良充でございます。  新宿の火災と、それからアメリカのテロ事件で犠牲になられた皆さん方に哀悼の意を表しますと同時に、私は、世界貿易センタービルで救助救援活動に当たられていた数百名の消防隊員の皆さん方が犠牲になられたということと、さらには今も命...全文を見る
○高嶋良充君 警察庁からもお越しをいただいているんですが、ビル火災から既に二十日ほど経過をしているわけですけれども、お聞きするところによると、まだ出火原因の特定ができていないというように聞いています。確かに原因究明、大変だろうとは思いますけれども、現在の原因究明の状況についてお尋...全文を見る
○高嶋良充君 先ほどの岩城委員の質問の答弁で、消防庁の方から防災体制の不備の問題については御答弁をいただいておりますから、質問通告しておりますが、それは省きたいというふうに思います。  遠藤副大臣に決意を伺いたいんですけれども、いずれにしてもそういう消防計画が提出をされていなか...全文を見る
○高嶋良充君 消防法の趣旨からいうと、私はもうちょっと厳格にやった方がいいと思うんですが、いろいろ聞いていると、消防法の趣旨というのは違反すべてを直ちに告発につなげるということよりも違反状態を是正させるところに力点を置いているのだと消防庁の方はよく言われるのですけれども、それなら...全文を見る
○高嶋良充君 最近どうなんでしょうかね。それでも是正がされていないところについては最終的にはやっぱり告発という問題を考えなければならないというふうに思うんですけれども、最近どうでしょう。告発が年間どれぐらいされたのか、あるいは最近は全く告発というのはなかったのか。その辺、統計上ど...全文を見る
○高嶋良充君 こういう事故が起こると、やっぱり是正指導でそれの言うことを聞かないというような状況であれば、最終的にはやっぱり告発まで踏み切るという法の厳正な運用が必要になってくるんではないかと。  とりわけ四十四名の命が亡くなっている、こういうことですし、当然そういう法令違反の...全文を見る
○高嶋良充君 警察庁に伺いますけれども、各市町村の消防本部の消防長がこれ告発をするということに最終決定すると思うんですけれども、告発をした場合、警察としてはどのように対処されることになるんでしょうか。
○高嶋良充君 警察は消防から告発があれば迅速に処理する、こういうことでございますから、ぜひ連係プレーをとって対処方をお願いをしておきたいと思います。  そこで、今も出ましたけれども、立入検査とか予防査察ですね。この種の部分で違反の是正を消防職員がやろうとしても、とりわけ火災のあ...全文を見る
○高嶋良充君 ぜひその点はよろしくお願いをしておきたいと思います。とりわけ小規模雑居ビル火災安全対策連絡協議会というのが政府内に設けられたというふうに聞いておりますから、そこに消防庁も警察庁も一緒に会議に参加をされているということですから、ぜひ連係プレーがとれるような方向で今後の...全文を見る
○高嶋良充君 私は六月二十六日に開かれたこの総務委員会、消防法の改正のときでしたけれども、消防庁長官に、消防力整備、とりわけこの要員の整備が政府のガイドラインというか計画よりも七割にしか到達していないではないかと、もっと早急に要員整備を行うべきではないかというそういう質問をさせて...全文を見る
○高嶋良充君 九月四日の朝日新聞なんですけれども、新宿のビル火災で消火救急活動に当たった消防隊員が、三人のうち一人、約百二十人が惨事ストレスの症状を感じていると、こういうことが記事になって出ています。いろいろ隊員に聞きますとそのとおりらしいんですが、消防庁としてはこの惨事ストレス...全文を見る
○高嶋良充君 私も地元が大阪なので、この間の池田市の児童殺傷事件でも、池田に聞きますと、池田市の消防本部で三日間ほど消防隊員のカウンセリングを行ったというふうなこともあったと聞いています。  そういう意味では、新しい課題というよりも、前からあったんだというふうに思いますけれども...全文を見る
○高嶋良充君 再発防止の関係で、連絡会とかあるいは緊急検討委員会ですか、つくられて検討いただいているということなんですけれども、私は最初に申し上げましたように、やっぱりその現場の第一線で命を賭して救急救援に当たっている第一線の現場の声も再発防止をする上で聞く必要があるんではないか...全文を見る
○高嶋良充君 そういうところで意見を聞いていただくと同時に、先ほど申し上げましたように、惨事ストレスのメンタルヘルスの問題とか予防査察の体制の問題等々については、やっぱり現場で十分に話し合うということも必要だと思うんです。そのための装置としてせっかく五年前に職員委員会制度というも...全文を見る
○高嶋良充君 終わります。
11月08日第153回国会 参議院 総務委員会 第5号
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○高嶋良充君 おはようございます。民主党・新緑風会の高嶋良充でございます。  まず、本法案の基本的な考え方について二、三総務大臣に伺いたいというふうに思います。  本法律案、ワンストップ行政サービスということになっているわけですけれども、この間の趣旨説明でも、この目的につきま...全文を見る
○高嶋良充君 法律案の第二条一項には、地方公共団体と郵政事業庁長官との協議によって規約を定めると、こういうふうになっています。その中でその事務を取り扱わせることができる郵便局の範囲についても規定をすることになっているわけですけれども、説明の中ではこのように言われています。事務を行...全文を見る
○高嶋良充君 同じ郵便局でも民間の職員がやっている簡易郵便局ではこれは取り扱わない、こういうことでございますから、その観点でお伺いをいたしますと、二〇〇三年から郵政公社に移行するということは、これはもう中央省庁の改革基本法の中でも決定をしているわけですけれども、郵政公社に移行した...全文を見る
○高嶋良充君 郵政公社に移行しても郵政の職員につきましては特別に国家公務員の身分を付与する、こういうことになっておりますから、私はそれで問題ないというふうに思っております。  それと同時に、中央省庁等改革基本法の中では、第三十三条の六項に「民営化等の見直しは行わないものとする」...全文を見る
○高嶋良充君 今の質問の観点から申し上げますと、戸籍情報というのはかなり不正利用とかあるいは悪用されているというケースが今までから非常に、非常にと言ったらなんですけれども、かなり多いわけですね。これは、とりわけ差別という問題、部落差別という関係でその種のものが出回るというようなこ...全文を見る
○高嶋良充君 免許証等でというか、顔写真含めてはっきりした証明書を提示をしてもらって本人確認をする、こういうことだろうというふうに思います。  ただ、国民全員が免許証を持っているというふうには限らないわけでございまして、何というんですか、保険証で、銀行なんかは保険証で口座開設な...全文を見る
○高嶋良充君 次に、納税証明の関係について、法律で地方税法の二十条の十の証明書については交付すると、こういうことになっていますが、この二十条の十の証明書というのはどういう証明書なのかということと、それと、当然、都道府県が扱う地方税もその対象になるんではないかなというふうに私は思う...全文を見る
○高嶋良充君 ということは、委託契約を結ばれた郵便局に対して、市町村は当然ですけれども、市町村も基本的にいったらファクスの機器を設置をするということになりますね。都道府県の証明書をとりたいということは、都道府県も郵政と委託契約を結ばれて、都道府県用のファクスを備えつけると、そうい...全文を見る
○高嶋良充君 はい、わかりました。  じゃ、次に、プライバシーというか不正目的という関係で、とりわけ総務省内での対応について伺いたいんですけれども、郵便局は当然簡易保険業務等という営業活動もやっておられるわけですけれども、今のようなこの種の証明書交付事務というのは、その家の世帯...全文を見る
○高嶋良充君 プライバシー保護なり不正目的等の利用の問題等についてはまた最後の段階で大臣の方にお伺いしたいと思いますが、次に、地方公共団体がこの特定の事務を郵政官署に取り扱わせる場合につきましては、郵政事業庁長官との協議を行って、最終的には議会の議決を経ると、こういうことになって...全文を見る
○高嶋良充君 とりわけ住民の皆さん方と議会が納得できるような形での周知徹底というのか、情報公開というのが必要だというふうに思いますから、その点については強く要望しておきたいというふうに思います。  次に、規約に定める事項について、事務を取り扱う郵政官署とか方法とか経費に関する事...全文を見る
○高嶋良充君 ガイドラインがどのようなものなのかというのはまだ具体的に聞いておりませんが、わからないのですが、自治体の場合、分権の時代ですから、個々に私はやられた方がいいと思うんですけれども、ただ、最初の段階でいろんな問い合わせがやっぱり来るというふうに思いますから、その辺はある...全文を見る
○高嶋良充君 じゃ、その機器等の設置の関係についてお伺いしますけれども、今言われているようなファクスという機器、それからその機器のメンテナンス等々の設置責任はどちら側にあるのかということと、それらに対する費用負担というのはどこがするのかということと、大体どれぐらいの費用、財政負担...全文を見る
○高嶋良充君 機器の設置等はすべて地方公共団体と、こういうことです。  じゃ、交付事務にかかわる権限と責任の問題について伺いたいと思いますが、とりわけ先ほども若干申し上げましたように、交付にかかわって生じたトラブル、あるいはそれに伴う損害賠償責任等々はどちらに帰属するのかと、こ...全文を見る
○高嶋良充君 じゃ、地方公共団体と郵政との契約というか規約を結ぶ、こういうことになるわけですけれども、これは何もその当該の市域の中の郵政官署だけと結ぶということに限定をされていないというふうに思うんですが、先ほども都道府県と郵政と結べるということがありました。当然、同じ区域内の市...全文を見る
○高嶋良充君 今御答弁いただいたように、私も当初これを総務省として発想されたように、やっぱり基本的には当該地域団体の、とりわけ過疎地等を含めて公共サービス施設がないところを軸にして、特定郵便局でこの部分を取り扱ってやるというのが最初の発想だったというふうに思うんで、そこの部分を軸...全文を見る
○高嶋良充君 次に、この法律の目的というのは住民の利便性の増進だという最初にも大臣からもお伺いをいたしました。ただ、このサービスが市町村合併のツールとして位置づけられていくべきではないと思っているんですが、どうもそういうことの議論も若干あるやに聞いておりますから、総務省の考え方と...全文を見る
○高嶋良充君 次に、電子政府等いろんな形でIT化を進めていくという、こういう方向になっているんですが、どうなんでしょう、この種の特定の事務がIT化によってネットワーク化がどんどんどんどん進んでいくということになれば、将来、この種の証明発行業務というのが不要になるんではないかという...全文を見る
○高嶋良充君 将来も十分に需要があると、こういうことでございますから、結構だろうというふうに思います。  それで最後になりますが、大臣にお伺いをしておきたいと思います。  最初からもずっと言っておりますけれども、戸籍情報あるいは人権問題等々含めて、とりわけこの戸籍情報というの...全文を見る
○高嶋良充君 終わります。