高嶋良充

たかしまよしみつ



当選回数回

高嶋良充の2003年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月30日第156回国会 参議院 総務委員会 第2号
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○高嶋良充君 私は、地方交付税の見直し論議が政府内で活発になっていることに関連をして、以下質問をしてまいりたいというふうに思っております。  まず、二つの審議会が考え方の違う答申を昨年しているんですね。それは、昨年十一月の二十日に財政制度審議会が出した答申、それは地方交付税の財...全文を見る
○高嶋良充君 片山大臣の見解はよく理解ができました。私も経済財政諮問会議の議事録を昨年の五月以降ずっと読ませていただきましたけれども、塩川財務大臣と片山総務大臣がこの問題で正に財政戦争というか、バトル的な論議をされているということについては非常に心強く思っておるんですけれども。 ...全文を見る
○高嶋良充君 その各論の部分もそうなんですけれども、諮問会議の議事録を読ませていただいていると、民間議員の方が、三位一体というのは三方一両損だと、こういう言い方をされていましたね。財務省も一両損せいと、総務省も一両損すべきだと、交付税で。そして、公共事業を抱えている各省庁も国庫補...全文を見る
○高嶋良充君 じゃ、市町村合併に絡んで地方交付税の問題についてお聞きをしますけれども、この新聞は十二月二十八日の読売の報道であります。市町村合併の促進を目的に、政府は小規模自治体への優遇措置廃止など地方交付税制度を見直す方向で検討に入ったと、こういう記事になっているんですけれども...全文を見る
○高嶋良充君 ということは、市町村合併については以前から言っておられる自主的な合併推進だと、こういうことで軌道修正はされていないと、そういうふうに理解してよろしいですね。
○高嶋良充君 大臣に伺いますけれども、今、副大臣の方から軌道修正はしていない、あくまでも自主的合併だと、こういうことで言われました。  ただ、最近、西尾私案であるとか、あるいは自民党の地方自治に関する検討プロジェクトチーム等々が合併特例法の期限が切れた後の対応について、非常に今...全文を見る
○高嶋良充君 もう少し積極的な大臣の答弁を聞けるかなと思ったんですが、ちょうど一月の二十八日、大臣が記者会見された記事が、これは日経の夕刊ですかね、その日の、に載っているんですけれども、報道ですからそのとおり言われたのかどうか知りません。それをお聞きしたいんですけれども、こういう...全文を見る
○高嶋良充君 時間が来ましたので、最後になりますが、いずれにしても今、大臣が言われた合併の障害を除去していく、検討してもよいと、こういうあれでした。是非、私は検討をしていただきたい。まず、そのことを多くの市町村長が期待しているといったらなんですけれども、関心を持っているというふう...全文を見る
03月05日第156回国会 参議院 予算委員会 第6号
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○高嶋良充君 民主党・新緑風会の高嶋良充でございます。  総理は、我が党の菅代表の三大公約違反追及に対して、この程度のことは大したことではないというふうに開き直られました。テレビを見ておられる国民の皆さん方ももう失望を通り越してあきれられているんではないかというふうに思うんです...全文を見る
○高嶋良充君 税財源の関係は後でお聞きしましょう。  私は、地方に任せるという以上は、きちっと地方分権を進めることが大切だというふうに思っているんですけれども、地方分権の推進の状況を含めて総理はどういう認識をお持ちですか。
○高嶋良充君 この表、もう以前に見られておると思いますから、もう資料は配っておりませんけれども、国民の皆さん方には見ていただくということで。(図表掲示)  民主党が一括交付金制度というのを今回やっているんですけれども、この一括交付金制度を、私どもは、財源についてはひも付き補助金...全文を見る
○高嶋良充君 地方に裁量権を与えるという問題で、国土交通省と農林水産省に改革派知事と言われる十五知事が要望書を出されていますよね。全国一律の国の基準に縛られた公共事業を地方の実情に合った効率的な事業に変える具体的な提言だと、こういう形で出されているんですけれども、民主党のこの一括...全文を見る
○高嶋良充君 総理に聞いているんですよ。総理大臣。委員長。
○高嶋良充君 総理にお聞きしたんです。総理、今のことでいいんでしょうね。  それで、もう一度聞きますが、総理は先ほど直嶋委員の提案に対して、着実に改革は前進しているのだと言われましたけれども、今のことで着実に前進をしているんだと、そういうふうに取っていいですか。
○高嶋良充君 総理、補助金の改革というのは総理が言われている三位一体の入口なんです。だから閣議決定で、六月二十五日ですか、この閣議決定は、国庫補助金の改革については年内をめどに結論を出すと閣議決定されているわけでしょう。年内というのは昨年の十二月ですよ。今何月ですか。もう平成十五...全文を見る
○高嶋良充君 補助金改革は、地方の反対ということよりも、地方はそのことを願っておるわけですよ。補助金改革で一番抵抗の強いのは、省庁と族議員だというふうに言われている皆さん方の抵抗が強いわけでしょう。だから総理ができなかったんじゃないですか。そうじゃないですか。
○高嶋良充君 私が言っているのは、閣議決定で十二月までにめどを出す、年内までにめどだということができていないと、こう言っているんですよ。
○高嶋良充君 六月二十五日に閣議決定しておいて、それで地方分権会議の答申が、報告がうまく出なかったからって、丸投げ、またそれじゃ、そんなの。総理お得意の丸投げじゃないですか、そんなの。そんなの審議会の責任にすべきではないですよ。
○高嶋良充君 それなら、そういう意見がまとまってから閣議決定すべきなんですよ。閣議決定しておいて、それで丸投げしているというのはおかしいじゃないですか、そんなのは。  六月までに、先ほど片山大臣の方から出ました三位一体の改革の、改革案出すんだと、こういうこと。これは閣議決定で決...全文を見る
○高嶋良充君 かみそりと言われる塩じいがおられるわけですから、実現をするとは思いますけれども、しかし各省庁の抵抗は非常に強いんでしょう。まあ、扇大臣おられるけれども、国土交通省なんか強いというふうに聞いていますが。  三位一体が、総理、三位一体が省庁の抵抗で三すくみになる可能性...全文を見る
○高嶋良充君 財務大臣にまず伺いますけれども、今の国庫補助負担金の改革の意義については、財務大臣はどういうふうにお考えですか。あわせて、総務大臣もお聞かせください。
○高嶋良充君 お二人とも非常に模範答弁をいただきまして、これは評価をしておきます。  そこで、片山大臣が今言われた、国の都合で地方にやってもらうという奨励的な国庫補助金、これについては財務大臣、全廃できるんですよね。
○高嶋良充君 「改革と展望」の期間中にこれを全廃すれば、数兆円お金が浮いてくるわけですよ。だから、是非これはやっていただきたい。
○高嶋良充君 税財源の移譲について財務大臣に確認だけさせていただきたいんですが、この廃止された国庫補助負担金の対象事業の中で引き続き地方が実施する必要があるものは地方の自主財源として移譲していきますということが閣議決定で決められているんですけれども、そのとおりでよろしゅうございま...全文を見る
○高嶋良充君 片山大臣は税源移譲案で片山プランというのを発表されていますけれども、ちょっと中身を教えてください。
○高嶋良充君 今の案については財務大臣、考え方ありますか。
○高嶋良充君 ということは、余り賛成できないと、そういうふうに受け取れたんだけれども、財務大臣は税源移譲をどういうふうに考えておられるんですか。
○高嶋良充君 信頼しておきましょう。  市町村合併の問題です。  市町村合併は自主合併が原則だというふうに思っているんですけれども、いやしくも国や県から強制されることがあってはならないというふうに思うんですが、総務大臣の基本的な考え方を改めて確認させてください。
○高嶋良充君 自主合併というなら、千の目標を定めること自身おかしいんですよ。閣議決定されていますね、行革大綱の。その閣議決定の趣旨とこの千の目標というのはどういう関係ですか。
○高嶋良充君 数値目標じゃないということをはっきり言われましたので、大臣、この自主合併を改めて徹底をいただきたいというふうに思っております。  そこで、交付税の段階補正などの見直しをやっておられるんですけれども、これで市町村が合併に追い込まれているという部分もあるんですね。そこ...全文を見る
○高嶋良充君 交付税の見直しそのものがやっぱり小規模町村に対して非常に圧力になっているんですね。  そこで、もう一つその問題で、自民党の地方自治のプロジェクトが出されました、さらに西尾私案でも出されておるんですけれども、人口一万人以下の自治体に対して権限と交付税を縮小するという...全文を見る
○高嶋良充君 だから、私は最初に質問をしましたね。政府が地方分権のための三位一体改革をきちっとした姿を地方自治体に見せてあげないと、合併をした方がいいのかそのまま単独でいった方がいいのかという選択ができないわけですよ。だから税財源の移譲が先決ですよと。そして、権限も財源もきちっと...全文を見る
○高嶋良充君 再度伺っておきますが、私が言っているのは、六月に三位一体改革の基本方針が出るわけですから、その時点でこの合併特例法の問題はもう一度考えられたらどうですかと、そういうことで、の趣旨でどうでしょう。
○高嶋良充君 民主党・新緑風会の高嶋良充でございますが、午前に引き続いて質問させていただきたいと思いますが、まず冒頭に総理に確認をしたいと思います。  総理は午前中の直嶋議員の御答弁で、三十兆円枠は平成十四年だけだという約束をしたと、こういうふうに言われましたけれども、それは間...全文を見る
○高嶋良充君 間違いだから訂正してくださいと言っているんです。
○高嶋良充君 私も時間ないから困っているんですが、総理、平成十三年の五月九日の本会議、これは総理が施政方針演説、最初に総理になられたときの施政方針演説で、私どもの枝野議員の質問に対してこうお答えをされていますよ。十四年度以降も三十兆円以下に国債発行を抑制するのかとの御質問がござい...全文を見る
○高嶋良充君 全く言っていることが違うじゃないですか。  私どもは、総理が堅持する、堅持するという答弁をされたから、十三年のときに、だから民主党は三十兆円枠の法案で縛ったらどうかと、こう言ったんですよ。そうなると、全然それだったら何の公約ですか。やっぱり、大したことないというの...全文を見る
○高嶋良充君 総理は、午前中の、私が聞いていた、速記録を改めていませんけれども、私が聞いていた分ではこう言っておられるんですよ。平成十四年度だけ三十兆円枠と言った、あと二兆円の増があるから。十四年以降は約束していないと、そう言われた。だけれども、十三年の本会議では、その方針は堅持...全文を見る
○高嶋良充君 もう一度言いますよ。総理はワンフレーズだと言われたけれども、ワンフレーズじゃないんですよ。堅持をすると、その中で歳出の徹底した見直しをやりますと。ね、そうでしょう。そこまで言われているんですよ、この本会議で。本会議で言っていることがうそになるんですか。
○高嶋良充君 総理、私が質問をしているのは、総理が午前中に言われた平成十四年度だけ三十兆円枠をと言ったと、あと二兆円の増加があるから、以降は約束をしていないと。そして、さらに民主党でも認めているじゃないかと、三十六兆円。それと、法律で縛れと、こう言ったと。こう言っていることについ...全文を見る
○高嶋良充君 政治と金の問題に移らせていただきますが、総理、昨日、坂井衆議院議員の二人の秘書が逮捕されましたけれども、政治と金の問題、またまた事件が起こりました。総理の認識を伺いたいと思います。
○高嶋良充君 逮捕された政策秘書は会計責任者の職務代行者だというふうに言われているんですが、そうなると議員本人も政治資金規正法の第二十五条の二項の違反に問われる可能性もあるんですが、議員本人の責任については総理はどうお考えですか。
○高嶋良充君 坂井議員は元労働政務次官、現在、衆院の厚生労働委員長、辞表を出されておるようですけれども。それと労働者派遣業界から一億二千万円ですよ。昨日のリクルートの事件を想起をいたしますけれども、刑事局長来ていただいておりますが、この事件の捜査の現状について御説明いただけません...全文を見る
○高嶋良充君 捜査は捜査で続けていただくとして、国会でも解明の必要があるというふうに思いますので、本予算委員会に坂井隆憲衆議院議員の参考人招致を求めます。
○高嶋良充君 大島大臣、あなたは鈴木宗男被告に次ぐ第二の疑惑のデパートだというふうに言われているんですが、反論はございますか。
○高嶋良充君 大臣の疑惑は、八戸の市民病院建設疑惑、さくら商事疑惑、医療技術専門学校建設疑惑、そして今回の六百万円献金疑惑、法制局の答弁書作成、まだ細かいことをいえば一杯あるんですけれども、その問題で今資料をお配りをいたしました。(図表掲示)  まず、スーパーのイトーヨーカ堂に...全文を見る
○高嶋良充君 じゃ、この表、この図表を見ていただいて、まず、イトーヨーカ堂にビルを貸しているビルの所有者が大臣にイトーヨーカ堂が撤退しないように要請をしたと、そして大臣がイトーヨーカ堂に存続要請をしたと、このことについては事実ですか。
○高嶋良充君 済みません。存続の存が間違っておりました。訂正を申し上げます。  そこで、このビル所有者が大臣に働き掛けをしてもらった謝礼、お礼として、二〇〇〇年六月、この六月というのは衆議院選挙の公示日の前日の十二日、に六百万円を選挙事務所に持っていって藤田元秘書に渡したという...全文を見る
○高嶋良充君 じゃ、その元公設秘書が宮内前秘書官に六百万円を渡しているという、この点線の部分はどうですか。
○高嶋良充君 点線は渡っていなくて、この元公設秘書が使い込みをしたと、こういう主張をされているわけですけれども、藤田元秘書は使い込みの調査も受けたことないと、こう言っているんですけれども、それは今のところ水掛け論ですよね。後日、藤田さんに来てもらいましょう。  そこで、刑事局長...全文を見る
○高嶋良充君 今のとおり、大臣、使い込んでいたということでしたら、なぜ横領容疑などで刑事告訴しないんですか。
○高嶋良充君 大臣、この想定問答集と今同じような筋書の答弁をされたんですが、大臣はこの答弁書の中で本人を厳しく叱責した上で罷免したと、こう述べておられるんですよ。にもかかわらず、告訴もしないで逆に就職あっせんしてあげたんでしょう。なぜ告訴しなかったんですか。
○高嶋良充君 返却しなさいというふうに指示をしたのは、大臣がだれにしたんですか。
○高嶋良充君 実際に金をビル管理者に返しに行ったのは宮内秘書官ですよね。違いますか。
○高嶋良充君 ほぼこの疑惑の構図が点線のところを除いて事実確認がされたわけですけれども。  そこで、まず総務省に伺います。  五万円以上の寄附の届出はしなければなりませんが、報告義務違反等についてはどういうことになりますか。
○高嶋良充君 六百万円という金額は量的制限にも違反するんじゃありませんか。
○高嶋良充君 議員本人も会計責任者の監督を怠ったとみなされた場合は罰せられると思いますが、どうですか。
○高嶋良充君 いずれにしても、全部合わせると三つの罪というか犯罪になるわけですけれども、ただ、いずれにしても、こちら側はもうはっきりしているわけですよね。大島事務所の中のこの三人の部分が魑魅魍魎というか、ここは分からないと、こういうことなんです。これは大島事務所だけでなしに、加藤...全文を見る
○高嶋良充君 今の答弁を聞いていても、この事務所内部の問題の不透明さが解明されたということでは全くないと思います。  そこで、委員長、六百万円の受領の真相を解明するために、宮内寛前秘書官、藤田典久元秘書、そして、民間人ですから名前を伏せますが、ビル所有者を、の参考人招致を求めま...全文を見る
○高嶋良充君 大臣、衆院で問題になりましたけれども、この想定問答集、これは衆議院の法制局で作成されたようですけれども、大臣が依頼されたんですね。
○高嶋良充君 個人的な問題、週刊文春に載った部分ですから、それを法的な解釈を問い掛けるということは許されるわけですか。
○高嶋良充君 参院法制局に伺います。  参院法制局でも、このような議員個人の問題の法的解釈を求められれば便宜を図るんですか。
○高嶋良充君 当たり前ですよね。そんなのは弁護士に相談すりゃあいいんだ。もし参院出身の片山大臣や扇、鴻池大臣、三人おられますけれども、この皆さん方が議員として求められた場合でも断りますね。
○高嶋良充君 参議院では大臣をかさに着て聞いても、議員であっても駄目だと、こう言っているんです。  法制局、今までこのような問題を持ち掛けた議員が参議院でありましたか。
○高嶋良充君 参議院の倉田議長ははっきり言っていますよ。大島大臣は禁断の木の実を食ったって。そんなのは、さすが、今答弁をされましたけれども、参議院はやっぱり良識の府ですよ。それに比べて大島大臣、あなたは衆議院の権威をおとしめたんですよ。弁解の余地もないじゃありませんか、そんなの。...全文を見る
○高嶋良充君 何言ってるんですか。この一ページ目、あなたの私的なことじゃないですか、これ。そんなものまで書かせているわけでしょう。週刊文春の記事まで渡して、次長に渡したんでしょう、法制局の、それで書かせているじゃないですか、これだけのものを。二時間か三時間、職員がこれをみんなで作...全文を見る
○高嶋良充君 そんなへ理屈や言い訳は衆議院で通用してもこの参議院では通用しないんですよ。謝りなさいよ。
○高嶋良充君 そこまで言われるなら衆議院の法制局を呼んでください。私は昨日から来ていただくように申請はしていますけれども、どうも呼んでいただけないようですから、是非、委員長、その取り計らいをしてください。
○高嶋良充君 衆議院の職員に聞かないと分からないじゃないですか。これ以上質問できませんよ。呼んでくださいよ。すぐに呼べるんですから。五分で来るんだから。(発言する者あり)
○高嶋良充君 要求したのに拒否をされた。じゃ、先ほど言っているように、衆議院の法制局が来ないんですから、これは来たら、やっぱり間違ってたって、こういうふうに絶対言いますよ、大島大臣。衆議院の方から来ませんので、あなたはやっぱり謝罪される方が一番いいんじゃないですか。どうですか。
○高嶋良充君 即刻理事会で協議して、呼んでいただけませんか。これでは前へ進めません。(発言する者あり)
○高嶋良充君 努力をいただけるようですから、大臣は問題ないというふうに答弁をされたんですけれども、総理に伺います。  総理、参議院はこういうことは一切駄目だと、こう言っているんですけれども、常識に考えてやっぱり不当行為ですよね、衆議院でやられたことは。総理、一体どのような措置を...全文を見る
○高嶋良充君 私の質問に全く総理答えられてないじゃないですか。個人の問題でも、の法解釈も含めてそういうことは一切参院はやっていないと、こう言っているんです、参院は。先ほど聞いてもらったでしょう。それに、衆議院でやられてきたということは、それは衆議院も含めてそれは不当なことをやった...全文を見る
○高嶋良充君 総理、そんな、もうそういうかばい方をしていたら、やっぱり総理の任命責任を問われることになりますよ。だれもそんなもの納得してないじゃないですか。何が一般論ですか。個人のスキャンダルをそのまま週刊誌を持っていって作ってもらったんでしょうが。そんなことは絶対参議院ではやっ...全文を見る
○高嶋良充君 総理、幾ら説明聞いても分からない、へ理屈ばっかりなんです。聞けば聞くほど疑惑が深まるんですけれども、こういう不正な答弁作りも含めて、全く説明責任を果たせないという大臣、即刻更迭すべきではないかと思うんですが、総理はどういうお考えですか。
○高嶋良充君 総理はつい最近まで、こういう問題の自民党的な体質をぶっ壊すと言っていたんですよ。一体そういう、その総理はどこへ行ったんでしょうね。  総理ね、この実態をちょっと見てください。(図表掲示)資料ありますけれども、これ、長崎県連にかかわる問題ですけれども、諫早湾干拓事業...全文を見る
○高嶋良充君 天下りって何ですか。金の流れもみんな聞いているんです。天下りを聞いたのと違いますよ。この構図をどう思いますかと、こう言っているんだよ、この実態を。総理に聞いているんです。あなたにじゃない。
○高嶋良充君 予算が業界に流れて、政界の方に六億三千九百三十万円も正に税金が還流されているわけでしょう。こういう実態を改めましょうということで、民主党ほか野党が法案を、公共事業受注企業の政治献金を禁止する法案を提出しているわけです。それをあなた方は賛同しないと。本来それを、政官業...全文を見る
○高嶋良充君 もう一つ、天下りの実態。農水省から受注ゼネコン三十一社に四百三人、これは全国農業土木技術者名簿、そこから取ったものですから間違いないでしょう。大島大臣言われておる二十一人というのはキャリアを中心にした最高幹部だけでしょうが。それだけ入っているんだ。一人一千万円の人件...全文を見る
○高嶋良充君 これも民主党と野党は法案出しているんですよ、天下りの禁止法案。現行の、政府の現行と改正案これだけ違うんですよ。これをやらないと駄目だと言っているんです。賛成されませんか。
○高嶋良充君 公務員制度でも言われているけれども、今やらなきゃ駄目なんですよ。だから法案を出しているんですよ、もう去年、おととしに。全然乗ってこないじゃないですか。  坂口大臣、昨年五月、私は本予算委員会で国立病院の談合疑惑に関連して追及したときに、大臣は、これからは天下りさせ...全文を見る
○高嶋良充君 できるじゃないですか。さすが坂口大臣だ。政権の中枢に入って、で、もう総理替わってもらった方がいいんです。それは別にして。  こういう実態、時間がありませんからあれですけれども、こういう受注企業への天下りをやっぱり改善していかにゃいかぬ。人事院総裁、改善策はありませ...全文を見る
○高嶋良充君 総理は先ほど、公務員制度改革で天下りの規制を強化すると、こう言われた。石原大臣、天下りの承認基準は徹底的に厳しくするんでしょうね。
○高嶋良充君 民主党や野党が求めていますけれども、その基準は法律で定めるんですね。
○高嶋良充君 大臣、何ばかなことを言っているんですか。政令で定める。そんなもの、官僚がまた作るだけの話じゃないですか。何言っているんだ。あなたはそのために行革担当大臣やっているんでしょう、そういうような目付役に。  大臣は記者会見でこういうふうに言っているんですよ。これからの公...全文を見る
○高嶋良充君 法律で書くんですね。
○高嶋良充君 こんな実態が改まらないから、そうでしょう、だから法律で書けと言っているんですよ。国会で審議をして、国民の目にきちっと入るような形で法律で書かないと駄目ですよ。もう一回答弁してください。
○高嶋良充君 石原、片山、坂口の各大臣に伺います。  ILO勧告が出たんですけれども、政府は三月中にILOに対して統一見解を出されるようですけれども、一体どのような見解を出されるんですか。順番に。
○高嶋良充君 政府は、三大臣、勧告において指摘されている六事項について、政府の考え方、こういうことだということでまとめている、これを再度出されるというふうに今の答弁だと言っているんですが、そんなことでは全く通用しませんよ。  消防職員の問題にしても、一貫して消防職員の団結権をI...全文を見る
○高嶋良充君 絶対に国際的に孤立しない、そういう方向できちっとまとめるというふうに約束してください。
○高嶋良充君 官房長官、二月二十四日の連合との会見で、公務員制度改革は強行するつもりはないと、こういうふうに述べられたと聞いておりますけれども、そのとおりですね。
○高嶋良充君 強行しないという考え方は表明されていますよね。
○高嶋良充君 これ、そのときのメモなんです。官房長官は、強行しない、野党の皆さんも努力されている、対決色にならないようにする必要があると。対決、強行しないし、対決法案にもしないというふうに非常にまじめで立派な回答をされているわけですよ。だから、そういう方向でこれから組合と誠実に協...全文を見る
○高嶋良充君 どうも答弁聞くとぼかされるんだけれども、ちゃんと書いていますからね。対決法案ではない、今の国会論議ではある程度枠がはまっているからああいう答弁もするけれどもと、こういうことを言っておられるんですから、それはもうまとめてちゃんとしてください。  石原大臣、交渉の当事...全文を見る
○高嶋良充君 既にもう協議の場を設けられているんですか。
○高嶋良充君 私の扉はいつでも開いていますよって、協議の場というのはそういうものなんですか。大臣のところへ陳情に行くという、来いと、こういうことですか。
○高嶋良充君 というか、きちっとしたテーブルを設けて、メンバーも決めて、何をいつまでにこういうものを話し合っていきましょうと、そういうことを明確にして協議を行っていくというふうに理解してよろしいですね。
○高嶋良充君 あなた、何言っているんですか。憲法二十八条、分かっていますね。労働基本権は、働く者に、公務員であろうと何だろうと、全部保障されているんですよ。それがたまたまああいう形で代償措置と、こういうことになっておるだけであって、その労働基本権を認めよという勧告が出ているわけで...全文を見る
○高嶋良充君 大臣、あなたの頭の、労働基本権イコールスト権なんですか。労働基本権には三権があるわけですよ。団結権を認められてない消防職員だっているわけだ。そういうことをきちっと話し合う場を持とうと、こう言っているんでしょうが。そんなこと、あなたが言われていることは、あなたが言われ...全文を見る
○高嶋良充君 総理、最後に質問……
○高嶋良充君 総理、公務員制度改革は正に基盤行政なんですよ。ということは、文字どおり一党一派の利害を超えた国民的な課題なんですね。今のような答弁されると困るんですが、総理、官房長官も対決法案にしたくないというふうに答えておられるんですよ。官房長官の考え方は当然だというふうに思いま...全文を見る
○高嶋良充君 終わります。
03月18日第156回国会 参議院 総務委員会 第4号
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○高嶋良充君 民主党・新緑風会の高嶋良充でございます。  まず大臣に伺いますが、四月一日に郵政公社が発足をいたしますけれども、私は、昨年の郵政公社化法案の審議のときに、郵政公社というのは民営化の一里塚だというふうに言われた総理がいたんですけれども、そういうことではなしに、公と民...全文を見る
○高嶋良充君 是非、郵便局の今まで持ってこられたネットワーク、これは是非地域にオープンにしていただいて利用者の利便性を高める、そういう方向で新しい公社で御努力いただくことをこれは要望として申し上げておきたいというふうに思います。  そこで、今日は若干視点を変えて質問をさせていた...全文を見る
○高嶋良充君 大変厳しい認識をしているという現状認識についてはそのとおりだろうというふうに思っています。  じゃ、そういう厳しい状況の公営競技事業をどう改善をしていくのかというのが政府に課せられた責務だろうというふうに思うんですけれども、片山大臣も先ほど若干触れられましたけれど...全文を見る
○高嶋良充君 農水省にも来ていただいていますから、一番こういう経営悪化で改善のための努力をされてきたのが地方競馬の関係だというふうに思っているんですけれども、地方競馬については既に平成三年に交付金制度の見直しを含む法改正が実施をされておりますし、聞くところによりますと、再びそうい...全文を見る
○高嶋良充君 競馬の関係は、そういうことでかなり改善の努力を、行政側というか、施行者だけでなしに政府側も法改正を含めて御検討いただいているということについては評価をしたいと思います。  今日は経産省の方はお呼びしていないんですけれども、昨年の三月に、競輪とオートレース事業につき...全文を見る
○高嶋良充君 ということは、競艇の経営もかなり苦しくなってきているというふうに思うんですけれども。  そこで、国土交通省にお伺いいたしますけれども、昨年大きな問題になりました所沢市のように、赤字でも交付金は支払わなければならないと、こういうことに法的にはなっていますから、開催を...全文を見る
○高嶋良充君 これは国土交通省からいただいたモーターボート競走の売上げの関係なんですけれども、先ほど総務大臣も、全体の関係を答弁いただきましたけれども、モーターボートも、競輪や競馬と同じように、平成三年と十三年、この十年間を比較すると約半分ぐらいに売上げも交付金額も落ちているとい...全文を見る
○高嶋良充君 交付金制度の見直し問題はまた後で、最後の段階でもう一度お願いしていきますけれども、私は、交付金制度も含めて、競艇にかかわる特別法になっているわけですけれどもモーターボート競走法ですね、これのやっぱり全般的な見直しをする時期に来ているんではないかというふうに思っている...全文を見る
○高嶋良充君 モーターボート競走法なりその施行規則をとらえて御答弁をいただいたんですけれども、このやっぱり施行規則を見てみましても、勝舟投票券と言うんですかね、これを作成することは委託できないと、こういうことになっておるんですよね。  ただ、現状は、正に場外発売所の関係含めて電...全文を見る
○高嶋良充君 まず国土交通省の事務方で経営状況の分析や調査をして検討していきたいと、こういう御答弁であります。  私は、もう一歩踏み込んで、検討いただけるようなテーブルを設置をいただく必要があるのではないかというふうに思っていまして、最後の質問を申し上げますけれども、昨年のあの...全文を見る
○高嶋良充君 終わります。
03月25日第156回国会 参議院 総務委員会 第6号
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○高嶋良充君 民主党・新緑風会の高嶋良充でございます。  先ほどの森元委員の質問で、久しぶりに昔の自治、大蔵の財政戦争が勃発したなというふうに、片山大臣の決意を聞いて思いました。大臣、イラクと違って、戦争する以上は勝ってもらわにゃいかぬわけですから、是非この後の質問も含めて、よ...全文を見る
○高嶋良充君 大体言っておられる意味は分かりました。  二兆九千億円の増と、こういうことなんですけれども、その根拠になる、私どももシミュレーションを具体的にしたいというふうに思っていまして、数字を教えていただきたいんですが、現行の所得税、それから市町村民税、都道府県民税ですか、...全文を見る
○高嶋良充君 具体的にありがとうございました。  そこで伺いたいんですが、所得税の一〇%の比例税率部分を税源移譲すると、こういう答弁をいただいているんですが、先ほど説明をいただいた市町村民税と都道府県民税についてどの比例部分をどういう形でフラットにしようとされているのか、それと...全文を見る
○高嶋良充君 いや、私が聞いているのは、国庫補助負担金の部分は後に置いて、一〇%のフラットにすると、こう言われましたね、住民税を、個人住民税を。じゃ、先ほど板倉局長の方から、都道府県民税は二%と三%があるんだ、そして市町村民税は三、七、一〇ですか、三、八、一〇か、三、八、一〇です...全文を見る
○高嶋良充君 今、県民税と市町村民税の割合、税収割合というのは、先ほど七対三と言われましたが、正式に言えば七三対二七と、こういう多分数字になると思うんですが、私どもの試算では、一〇%のフラットな税率にするということを想定をして、道府県民税を、二と三の部分を三%の全部フラットにする...全文を見る
○高嶋良充君 分かりました。じゃ、都道府県と市町村の双方のバランスの取れた税源移譲が必要だというふうにお考えだというふうに御理解をさせていただきます。  そこで、国庫補助負担金も含めた税配分のバランス、先ほど若松副大臣から若干御答弁もいただきましたけれども、それについて再度伺っ...全文を見る
○高嶋良充君 大臣の方から、義務教育国庫補助負担金にこだわらないというふうな御答弁というふうに御理解はさせていただきますが、私もそういう趣旨で質問をさせていただいているわけです。  義務教育だけを何か今回はねらい撃ちにした、文部科学省をねらい撃ちにしているのだと、こういう状況が...全文を見る
○高嶋良充君 それは是非頑張っていただきたいというふうに思いますが、交付税の関係で二問ほど質問を用意していたんですけれども、先ほど、森元委員の質問で大臣の方から財源保障機能問題について強気の発言を、答弁をいただいておりますから、それを良しとしながら、もう一点だけお聞きをしておきた...全文を見る
○高嶋良充君 いずれにしても、財政力格差は三位一体改革後も残るというふうに思いますから、この際、地方交付税の制度というのは逆にしっかりと確立をしていっていただくということを、これは要望として申し上げておきたいというふうに思っております。  そこで、市町村合併に絡んで、一部事務組...全文を見る
○高嶋良充君 いずれにしても、特例法の九条の二項で一部事務組合等に関する特例というのも設けられているんですけれども、ただ、先ほども御答弁ありましたけれども、合併を協議されているエリアよりも広範囲に広域行政として一部事務組合をやっておられるところは、逆にそこが抜けていくことによって...全文を見る
○高嶋良充君 今、基本的に言えば、九条、法的には準用されないけれどもその趣旨を踏まえということは、それを尊重すべきだと、こういう御答弁だというふうに御理解をさせていただきたいというふうに思っています。  いずれにしても、事務組合の解散によって職員が整理解雇をされるというような状...全文を見る
03月27日第156回国会 参議院 総務委員会 第8号
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○高嶋良充君 民主党・新緑風会の高嶋良充でございます。  私は、昨年の審議のときにワールドカップの放映権料が高過ぎるのではないかということを質問をさせていただきました。今年は松井がヤンキースに入団をしたということもあって、大リーグ人気が再び大きくなるのではないかというふうに思っ...全文を見る
○高嶋良充君 じゃ、次に受信料に関連して何点か伺いたいというふうに思いますが、NHKの事業収入は実にその九六%が受信料収入ということになっています。そういう意味では、正に受信料で支えられる公共放送だということが言えるというふうに思うんですが。  ところで、今年はその受信料収入の...全文を見る
○高嶋良充君 確かに不況という逆風の中ではありますけれども、やっぱり公共放送の屋台骨を支えているというのが受信料でありますから、契約率などを上げていく営業努力というのを要請をしておきたいと思います。  そこで、総務大臣もこの予算、事業計画に対する総務大臣の意見という中で受信料に...全文を見る
○高嶋良充君 片山大臣独特の言いぶりで、そのとおりかなというふうにごまかされる部分もありますけれども、公共放送ですからその辺のやっぱり政府の関与というか干渉、介入というのは私は控えていくべきだと思うんですが。やっぱりNHKというのは視聴者のために自律をして公平公正に不偏不党を旨と...全文を見る
○高嶋良充君 時間が参りましたので御要望だけ申し上げておきますが、今、会長が言われたように、いずれにしても日本のNHKの方式というのは受信料だけで、そして罰則のない制度の下で成り立っているというのは、世界的に見ても非常に例のないことだというふうに思っておりまして、これは逆に日本が...全文を見る
04月01日第156回国会 参議院 総務委員会 第9号
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○高嶋良充君 国の補助について伺いますけれども、先ほど泉委員の方から、長官の指示を受けて国が経費負担をする部分についてはお尋ねがありましたから、これは省かせていただきます。  じゃ、長官の指示によらない場合はどうなるのか、その点についてまずお答えください。
○高嶋良充君 特交等で措置をしていくと、こういうことのようであります。  そこで、長官の指示による場合の先ほどの手当等の関係について国が補助すると、こういうことになるわけですけれども、各市町村によってこういう手当というのはばらつきがあると思うんですけれども、どのような算定方法を...全文を見る
○高嶋良充君 消防は常に災害発生に備えて二十四時間の拘束勤務体制が取られているというふうに思うんですけれども、二十四時間拘束をしていても勤務時間として算定しているのは大体通常十六時間だというふうに聞いております。  じゃ、後の八時間、無賃金の拘束時間が存在するわけですけれども、...全文を見る
○高嶋良充君 八時間は休憩時間だと、こういう御答弁でございました。仮眠をしながら休憩すると、こういうことだろうというふうに思うんですが、そこで厚生労働省に伺います。  昨年二月の二十八日に、大星ビル管理事件に関して最高裁判決が出ました。その判決の内容は、仮眠時間中も会社の指揮命...全文を見る
○高嶋良充君 個々具体的な例で判断をすると、こういう御答弁でございますが、まず、じゃ先に消防庁に聞きましょうか。  消防職場においても、先ほどの最高裁判決と全く同じとは言いませんけれども、よく似た対応になっていると。それは仮眠中でも警報や電話により出動が義務付けられているわけで...全文を見る
○高嶋良充君 消防庁の見解をお聞きをしていると、一つは、労働基準法の適用の問題が言われています。私は、これは地公法の適用者でもあるわけですから、労働基準法の適用を当然受けるし、臨時の公務の場合という三十三条の三項でしたかね、この部分の適用は当然入っているわけですけれども、だからと...全文を見る
○高嶋良充君 それは長官、余り内容を理解をされない、詭弁だと言えばちょっと言い過ぎになるかも分かりませんけれども、判例からいうと、その内容についての理解が不足をされているのではないかなというふうに思うんです。  要は、仮眠時間帯に指令係員からの連絡がどの程度あるかどうかという、...全文を見る
○高嶋良充君 まあ、幾らやっても堂々巡りのようでありますけれども、いずれにしても、労働法学者から見ても、二十四時間勤務、それも仮眠中の実働時間の在り方の問題についての、最高裁判例としてもう既に確定をしたわけですから、この辺についてはこれから更に議論させていただきたいというふうに思...全文を見る
○高嶋良充君 勤務時間帯の調査というのは消防庁でやられると思うんですが、じゃどういう勤務実態なのかということについては調査をされておりませんので、是非、大臣の方で、先ほど御答弁をいただきました、早急に実態調査をお願いをしたいというふうに思います。  そこで、もう一点お尋ねします...全文を見る
○高嶋良充君 当然、仮眠時間中であっても仕事に就けばその時間帯を超えると、こういうことですから超過勤務手当の対象になると思うんですが、消防庁はこういうケースについてどのような指導をされていますか。
○高嶋良充君 最後に要望申し上げておきますが、いずれにしても、後日に振り替えるというのは基本的にはやっぱり問題があると思うんですね。そこの割り振りの関係については基本的にはやらないという、そういう原則論を明確にしていただいてやっていただきたいと。  消防庁も全国の消防長会議のと...全文を見る
05月09日第156回国会 参議院 本会議 第21号
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○高嶋良充君 私は、民主党・新緑風会を代表して、ただいま議題となりました個人情報保護関連五法案について、総理及び関係大臣に質問をいたします。  質問に先立ち、一言申し上げます。  個人情報保護関連五法案の審議について、本来は、行政機関における個人情報保護法案以下の四法案につい...全文を見る
05月15日第156回国会 参議院 内閣委員会 第8号
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○高嶋良充君 引き続いて質問をさせていただきます。高嶋良充でございます。  まず、谷垣大臣にお伺いしたいんですが、附則第八条に関連して食品安全委員会についてお伺いをいたします。  この間の衆参における審議を通して、食品安全委員会の独立性や透明性あるいは様々な問題が指摘をされて...全文を見る
○高嶋良充君 安全委員会も含めて、その組織、機能の見直しという部分も当然その検討対象だと、そういうふうに理解してよろしいですね。
○高嶋良充君 じゃ、次に伺いますが、食品安全行政にかかわる国と地方自治体の役割分担の関係についてであります。  七条にも地方自治体の責務についてうたわれているわけでありますけれども、私は、地方分権がこれだけ進んでくると、国も大切だけれども、それ以上に地方自治体での食品の安全に対...全文を見る
○高嶋良充君 確かに、個別法でまあまあ具体的な役割分担というのが明記をされているわけですけれども、私は、食品安全委員会が新たにできるということも含めて、この食品安全委員会と地方自治体の連携も重要な課題になってくると思うんですね。  BSE問題のときもそうですけれども、こういう食...全文を見る
○高嶋良充君 連携をやっぱり密にするということであれば、私の考え方からすれば、その食品安全委員会の委員に地方公共団体の長を一人でも入れる方がいいんではないかなというふうに思っていたんですが、今までの審議の中でこれはもう専門家に限るんだということになっているようですから、そのことは...全文を見る
○高嶋良充君 地方公共団体の食品安全行政、とりわけ重要なのが学校給食ではないかというふうに思っているんですが、今日は文部科学副大臣もお見えをいただいているというふうに思うんですが、この学校給食は三つの機能があるというふうに言われています。当然、食事サービスとそれから給食を通じた食...全文を見る
○高嶋良充君 そこで、具体的な問題を伺いたいんですが、BSE問題が発生した以降、学校給食で牛肉を使用しなかったというのは、これはかなり大々的に報道されました。心配するのは、いまだにまだ牛肉を使用していない小学校があると、こういうふうに聞いているんですけれども、幾つぐらいあるのか、...全文を見る
○高嶋良充君 これが一番、四月十八日と言われましたかね、一番新しい調査結果だろうというふうに思います。昨年の三月では六千二百まだあったんですね。それで、今年の一月では千五百六十五と、こういうことですから、四月で千七十一、それでもまだ千七十一校、牛肉を全く使っていないという小学校が...全文を見る
○高嶋良充君 先ほどからも出ていますけれども、やっぱりこの失われた食品の安全に対して安心と信頼を得ていくというのは大変なことだろうというふうに思うんです。  そういう意味では、基本法の第十九条で、安全性の確保に関する知識と理解を深めるために必要な措置を講じなければならないという...全文を見る
○高嶋良充君 是非、御努力を要請をしておきたいと思います。  それに関連して、最近は、ファストフードよりもスローフードというふうに言われるようになってまいりました。スローフードというのは、質の良い食文化を守り食の楽しみを知ることだと、こういうことで北イタリアの方から発生した運動...全文を見る
○高嶋良充君 副大臣から力強い御答弁をいただいたんですけれども、ただ、スローフードを広めていく上で弊害になっている部分があると。それは、画一的、独占的なファストフード食材の提供を行っている国の日本体育・学校健康センターがあるからだと、こういうふうに言われているんですね。  この...全文を見る
○高嶋良充君 前向きな答弁をいただきましたが、是非見直し、廃止、早急に行っていただくようにお願いをしておきたいというふうに思います。  そこで、HACCPの関係について若干伺います。  一九九九年の生活安全総合研究事業の中で、食中毒予防の在り方に関する研究報告というのが出され...全文を見る
○高嶋良充君 最後に、もう一点お聞きしておきます。  このHACCPに関してですけれども、HACCP承認を更新制を導入されようと、こういうことに、していこうと、こういうことになっているようでございますけれども、現場段階においてこのHACCPというのは危害分析管理をきちっとすると...全文を見る
05月20日第156回国会 参議院 個人情報の保護に関する特別委員会 第8号
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○高嶋良充君 民主党・新緑風会の高嶋良充でございます。  今日は、参考人の先生方、貴重な御意見を拝聴させていただきまして、大変御苦労さまでございます。  まず、堀部参考人にお伺いをいたしたいんですが、先ほどのお話を聞いておりましても、堀部参考人は、国際的というか、とりわけOE...全文を見る
○高嶋良充君 ありがとうございました。  続いて、大山参考人にお伺いをしますが、参考人はアメリカの医療の状況について大変詳しいということを聞いております。  そこで、まず一つは、米国の医療分野における個人情報の保護の在り方はどのようになっているのかということと、もう一つは、私...全文を見る
○高嶋良充君 ありがとうございました。  引き続いて、山参考人にお伺いいたします。  先ほどの参考人御意見の中で、資料等を示していただいて御説明をいただきました。私もこれ事前にいただいておりましたから読ませていただきましたので、新聞の意見広告なり緊急アピール、その中身と、それ...全文を見る
○高嶋良充君 もう最後になりますけれども、今、山参考人の方から憲法との問題でも言われました。私も基本的にはそういう考え方なんですけれども。  そこで、主務大臣の介入との関係も含めて、このまま法案が通ると、雑誌・出版社、すなわち、とりわけ週刊誌なんですけれども、報道の自己規制とか...全文を見る
○高嶋良充君 ありがとうございました。
05月27日第156回国会 参議院 総務委員会 第14号
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○高嶋良充君 民主党・新緑風会の高嶋良充でございます。  今回の退職手当の引下げにつきましては、公務員にとってみれば退職後の生活に影響を与える厳しいものだというふうに考えているわけですが、ただ調整率の引下げ自体は、現在の民間実態などから見てもやむを得ないものではないかというふう...全文を見る
○高嶋良充君 大臣の方から、報償ではあるけれども生活保障であると、こういう考え方も出されました。  私は、やっぱり生活保障である以上、基本的な労働条件にかかわる問題だというふうに思っているんですが、そこで、退職手当の今後の見直しの基準について伺いたいというふうに思っています。 ...全文を見る
○高嶋良充君 是非、基準設定、ルールの確立に向けて御努力をお願いをしたいと思います。  その水準見直しの基準設定などについては、当然当該の職員団体等とも十分交渉、協議をしていく必要があるんではないかというふうに思っているんですが、先ほど余り労働条件、労働条件で言わないでほしいと...全文を見る
○高嶋良充君 是非誠意を持って協議に臨んでいただきたいというふうに思います。  次に、今回の退職手当法改正法案には手当の引下げ以外に幾つか重要な問題も含まれておりますので、その辺についての政府の見解をただしておきたいというふうに思います。  まずその一つは、早期退職特例措置の...全文を見る
○高嶋良充君 当面の改正という部分では十分だったという考え方のようでありますけれども、私は若干政策的に矛盾している部分があるんではないかなというふうに思っているんですね。  それは、小泉総理の指示で公務員の在職期間を長期化しようではないかと、こういう指示をされています。今、政府...全文を見る
○高嶋良充君 不利益にならないようにという部分と人件費抑制の効果があるのだと、こういうことで言われました。  確かに、地方自治体でもそういう方向で早期退職条例があるわけでありますけれども、ただ、キャリアの退職年齢が現在五十二から五十三歳ですよね。これを三年延長すれば五十五から、...全文を見る
○高嶋良充君 ちょっと視点を変えて、内閣府にも来ていただいておりますので、お尋ねをしたいと思います。  この早期退職と天下りというのは連動していますよね。そこで、早期退職の問題も重要ですけれども、それ以上に天下りをどう規制するかということについても非常に重要な課題だというふうに...全文を見る
○高嶋良充君 石原大臣の答弁、数値目標ではないと、私もそうだと思います。  いずれにしても、石原大臣が言われているのは、今も言われたように、厳しい、正に厳格な承認基準を作るんだと。私は、予算委員会でそういう承認基準も含めて、やっぱり政令ではなくて法律に明記をすべきだと、国会の審...全文を見る
○高嶋良充君 いまだにできていないというのは、私にとりましては不思議なんだけれども、いずれにしても、厳しい承認基準をきちっと明確に示していただけるように御要望申し上げておきたいというふうに思っています。  私は、退職問題を考えるときに、当然のこととして、採用から退職までの人事管...全文を見る
○高嶋良充君 時間が参りましたので、要望だけしておきますけれども、藤波官房長官のリクルート問題のときに、政治の側が、政治家である藤波官房長官が、人事院に対して、試験日程の繰上げ等々も含めて、一定の圧力を掛けられたと。しかし、第三者機関であるがために人事院はそのことをはね付けられた...全文を見る
06月03日第156回国会 参議院 環境委員会 第12号
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○高嶋良充君 民主党・新緑風会の高嶋良充でございます。  いただいた質問時間の割にはツルネンさん以上の質問通告を欲張っていたしておりますので、恐れ入りますけれども、答弁については是非簡潔にお願いを申し上げたいというふうに思います。  まず最初に、基本的な問題を大臣にお伺いして...全文を見る
○高嶋良充君 実態調査がより重要だという認識はお伺いをいたしました。  そこで、産廃の実態を正確に把握をするという上では、やっぱり一番前回から導入されていますマニフェストが大切だというふうに思うんですが、ただ、また後で御質問しますけれども、そのマニフェストの電子化がとりわけうま...全文を見る
○高嶋良充君 先ほど、私、マニフェストの問題について申し上げました。マニフェストに関しては採用されているわけですけれども、電子化は一%程度しかできていないということなんですね。なぜ、このIT社会を標榜されている、政府自ら標榜されているんですけれども、それなのになかなか電子化が進ま...全文を見る
○高嶋良充君 是非、電子化の問題も含めて実績報告書の電子化、是非実現の努力をいただきたいというふうに思っています。  そこでもう一点、産廃の過去五年間ぐらいのデータ、私は別途こういう資料を見させていただいているんですけれども、それによると、その年度に新設をされた増量分を加えた残...全文を見る
○高嶋良充君 算出方法の環境は、是非、今御答弁をいただいたように、見直しも含めて、やっぱり透明性がきちっと国民に分かるような形での算出をお願いをしたいと。そうでないと、残余年数の計算そのものが変わってくるというふうに思いますので、よろしくお願いをしておきたいと思います。  次に...全文を見る
○高嶋良充君 じゃ次に、若干視点を変えて質問をいたしますが、今回の改正案の検討、約一年ほどずっとやってこられたんですけれども、この審議会でEPR、拡大生産者責任、この制度を導入しようと。その導入そのものにはほとんど反対意見はなかったというふうに私は聞いているんですけれども、なのに...全文を見る
○高嶋良充君 EPRの改正がこれできなかったということで、現実に、今日も市長村から拒否されて行き場のない廃棄物が不法投棄や不適正処理されようという、そういう現実にあることはもう御承知のとおりなんです。  市町村において処理できない、あるいは市町村が収集しない廃棄物というのは環境...全文を見る
○高嶋良充君 是非検討は早急にやっていただいて、その方策を市町村なり市民の方に示していただきたいというふうに、これは御要望しておきたいと思います。  次に、循環型社会においては最終処分よりもやっぱりリサイクルや中間処理施設を拡充することが重要だというふうに思っているわけですけれ...全文を見る
○高嶋良充君 じゃ次に、これも若干視点を変えて廃棄物処理の広域化という観点で何点かお尋ねをしたいというふうに思いますが、最近の廃棄物処理施設というのは、ダイオキシンの削減の問題とかあるいは施設をより効率化運営をしなければならない等々の観点で、従来の市町村や都道府県単位から非常に広...全文を見る
○高嶋良充君 広域化の問題で、既に近畿圏においてはフェニックス計画が実施をされているのはもう御承知のとおりです。当初、フェニックス計画というのは全国的に実施をするという、こういう予定だったんですけれども、しかし、二十二年たった現在、近畿圏しか実施をされていないんですね。  他の...全文を見る
○高嶋良充君 なぜこのフェニックス計画が進展をしないのかというのを、私は一つの理由があるというふうに思っているんですが、それは、後でできた、廃棄物処理センター構想が出されたんですけれども、この処理センターには一定の条件が整えればモデル的に補助金、国の公的資金が導入できると、こうい...全文を見る
○高嶋良充君 大臣、今、副大臣からも御答弁がありました。ただ、近畿圏も含めて、広域的な見地からの廃棄物の処理施設整備というのはこれからどんどん進んでくるという状況になっておりますから、広域的な見地から近畿圏のフェニックス、あるいはこの廃棄物処理センターという、補助している部分等々...全文を見る
○高嶋良充君 簡潔な御答弁をいただいて、ツルネンさんが七分ほど時間を残していただいた時間があったんですけれども、それを使わなくて済みそうでございます。  最後に、大臣に御要望を申し上げておきたいというふうに思います。  今回の法改正に至るまでの経過は先ほどから申し上げています...全文を見る
○高嶋良充君 ありがとうございました。
07月01日第156回国会 参議院 総務委員会 第19号
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○高嶋良充君 民主党・新緑風会の高嶋良充でございます。  本題に入ります前に、消防の火災事故について、若干、消防庁長官にお伺いをいたしたいと思います。  去る六月二日、神戸市の住宅火災において消火活動中の消防隊員が殉職をする事故が発生をいたしました。まず、殉職をされました岡本...全文を見る
○高嶋良充君 是非、二度とこのような事故が起こらないような周知徹底をお願いをしたいんですが。  それと関連して、このような社会的に影響が大きい火災に対する予防及び防御対策というのは徹底をしていただきたいというふうに思うんですが、そのためにはまず国と自治体と自治体消防が相互に情報...全文を見る
○高嶋良充君 再発防止も重要な課題ですけれども、もう一つ重要な課題が、事故が起こった後の隊員のメンタルヘルスといいますか、今話題になっております惨事ストレスですね。これが特に心配されるところなんですけれども、伝え聞いているところでは、神戸市の消防局は、国と県と市のサポート体制を是...全文を見る
○高嶋良充君 長官、ありがとうございました。退席していただいて結構でございます。  それでは、本題に移らせていただきます。  まず、大臣に伺いますが、今回の地方独立行政法人の法案の基になったのが、国が独立行政法人制度を導入をした一九九八年の中央省庁の再編等の改革の一環として検...全文を見る
○高嶋良充君 地方からの要望が強かったからと必要性を述べておられるわけですけれども、私は、イギリスをモデルにされたということですが、イギリスでは国の機関のみが対象になっているわけですね。地方の独立行政法人のモデルはイギリスにはなかったわけであります。  そういう観点からいうと、...全文を見る
○高嶋良充君 美術館の開館時間の延長というようなものは、今まで国でやってこられなかったことがおかしいことであって、導入の意義というのは効率的な行政サービスが最大のものだというふうに伺っているわけですけれども、地方自治体は国と違って、今の美術館もそうですけれども、今日まで既にそうい...全文を見る
○高嶋良充君 片山大臣ね、今聞かれたように、地方行革、独自に進んでいるということと、もう一つは、透明性の面でも大変この地方自治体、努力をされているというふうに思うんですね。国に先駆けて情報公開も条例でやられてきましたし、行政評価にしても、あるいは住民参加の問題にしても、さらには外...全文を見る
○高嶋良充君 私が特に疑問に思っているのが、先ほど大臣も地方公営企業のことをちょっと言われましたけれども、この地方公営企業も独立行政法人の対象になっているんですが、私は、地方公営企業と独立行政法人、両方の制度を精査もさせていただきましたけれども、制度上の類似点が非常に多いんですね...全文を見る
○高嶋良充君 どうも積極的なメリットの面が受け取れないんですけれども、いずれにしても、以降、具体的な内容について、とりわけ地方公営企業の問題でまず伺ってまいりたいというふうに思いますが。  今、市町村合併が活発に推進をされておるわけですけれども、私は積極推進論者ではありませんが...全文を見る
○高嶋良充君 水道の問題について更に伺いますけれども、先日、政府も大変力を入れられて、日本、大阪と京都でですけれども、世界の水フォーラムが開催をされました。御承知のとおりであります。  そういう観点からいえば、今、健全な水循環系の構築に向けた施策を政府も推進をしているところだと...全文を見る
○高嶋良充君 地方公共団体の自主的な判断だけれども、今の副大臣の答弁を聞いていると、水循環という視点からいけば独法にするのは余り好ましくないなというふうにとらえてもいいんでしょうね、それは後でまたお尋ねをしますけれども。  もう一点、この水道と下水道との関係で、料金徴収の観点か...全文を見る
○高嶋良充君 下水道事業を独法から外して、水道事業は対象事業に、この法案が成立すれば結論的にそうなるわけですけれども、これからの施設整備という側面からいっても、水道事業がこの独法の対象にするということについてはかなりやっぱり問題点が出てくるのではないかというふうに思っているんです...全文を見る
○高嶋良充君 今の資金調達、借入れについても問題はないと、こういうお考えを示されました。  私は、地方公営企業以外の対象事業が独立行政法人に移行した場合はかなり、一定の運営交付金等も交付されると、こういうことですから、自主自律的な運営が可能になって、それはそれで地方公営企業より...全文を見る
○高嶋良充君 私は、地方公営企業以上のメリットはなかなか発揮できないんではないかなというふうに思うんですが、いずれにしても選択制ですから、自主的な選択の問題については後ほどまた大臣の方から考え方を伺いたいと思います。  次に進ませていただきますが、都道府県の精神病院も独立行政法...全文を見る
○高嶋良充君 知事の命令なり施策が及ぶ範囲だと、こういうことで、民間病院にも認めているんだから都道府県の独法化については問題がないんだと、こういうことのようです。  私は公権力との絡みで聞いているんですが、じゃ、もう一点伺いましょう。  今国会で心神喪失他害行為医療観察法が先...全文を見る
○高嶋良充君 ちょっと意味が分からぬのですけれども、じゃ、さきに答弁された民間病院でも指定されればやれる、こういうことですか。
○高嶋良充君 県知事の命令の措置入院は指定民間病院を対象にして、裁判所の関係は対象にしないというのであれば、独法も身分的には非公務員型の部分も選択できるということになっているわけですから、そういう観点からいっていっても、独法の精神病院に今回法改正で行われた強制入院、裁判所の命令に...全文を見る
○高嶋良充君 どうも意味が分からないです。  いずれにしても、私は、国の報告、メルクマールで示されている公権力の行使に当たる事務事業については、これはその対象としないというその観点からいっていけば、措置入院の問題には先ほどの言われた理由は若干当てはまらないこともないと思います。...全文を見る
○高嶋良充君 大臣に伺いますけれども、今の試験研究機関の問題もそうです。私は、あくまでも選択制ですから、公共団体が選択をされれば、自主的に選択をされればいいのかなというふうに思いますけれども、ただ、その選択に当たって、こういう地域サービス型の試験研究機関なんか当然のこととして、そ...全文を見る
○高嶋良充君 国は一切口出しをしないということですから、その点はよろしくお願いをしておきます。  次に、具体的なことでちょっと確認をさせていただきますが、地方独立行政法人の適正規模、これは行政改革会議の最終報告に次のように書いているんですね。「独立の組織とするに足るだけの業務量...全文を見る
○高嶋良充君 どうも抽象的なんですけれども、まあ確かに具体的にお答えするのは難しいかというふうに思いますが、今の答弁を聞いていると、私の判断でいけば、ある程度の業務量のまとまりということになると、これは自治体レベルでいえば都道府県か政令市ぐらいのところの事務事業を対象業務かなと、...全文を見る
○高嶋良充君 公務員型と非公務員型も選択されることになっているんですけれども、これは設立団体の判断で選択ができるというふうに理解してよろしいですか。  それと、公務員型の要件が国の独立行政法人には列記されていますけれども、これは国の独立行政法人と同様と、要件については理解してよ...全文を見る
○高嶋良充君 じゃ、時間が参りましたので、最後に大臣に伺います。  国の中央省庁改革基本法が成立したときに、この基本法の中の四十一条で、大臣も御承知のように、労働関係への配慮ということが本文にうたわれたんです、これは異例のことだったというふうに思いますが。今回、地方独立行政法人...全文を見る
○高嶋良充君 ありがとうございました。
10月07日第157回国会 参議院 総務委員会 第1号
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○高嶋良充君 民主党・新緑風会の高嶋良充でございます。  まず、麻生大臣、二代続きで総務委員会としては大物の総務大臣をお迎えをいたしまして、その大臣と渡り合えることを大変光栄に思っております。まず、おめでとうと申し上げておきたいというふうに思います。  今日は、まず所信の関係...全文を見る
○高嶋良充君 先ほど、野党の筆頭理事の方からも与党の理事の方にも申し入れておりますので、今後の対処方、是非よろしくお願いを申し上げておきたいというふうに思っております。  そこで、まず、麻生大臣にお尋ねを申しますが、大臣は就任の記者会見で、小泉総理から打たれ強いから総務大臣を引...全文を見る
○高嶋良充君 今言われたように、確かにそうなんですよね。今年の四月に郵政公社が発足をして、それまでの準備期間を含めて、公社としては民営的な手法の導入も含めて、かなり改革、郵政改革という点ではかなりの努力をされているというふうに思っているんです。  私は郵政事業に対していつも言っ...全文を見る
○高嶋良充君 今の麻生大臣の郵政事業に対する考え方を聞いていると、やっぱり民営化ではなしに郵政公社を発展をさせるという方向が、私はやっぱり一番、麻生大臣の思っておられる政策を実行していくためには一番ふさわしいというふうに思っておりますので、今日はジャブ程度にとどめさせていただいて...全文を見る
○高嶋良充君 是非、その考え方で前に進んでいただきたいというふうに思っています。  とりわけ、交付税の削減問題等については、財務省というか財務大臣の考え方ともかなり私どもの考え方は違うわけでございまして、これは私どもというよりも総務省自体も同じ考え方だというふうに思っているわけ...全文を見る
○高嶋良充君 是非、企業というか経済界、今も出ましたけれども、是非、総務省というか消防庁の方からも注意喚起というか、その種の問題についてきちっとこの要請をしていただくようにお願いをしておきたいというふうに思います。  次に、公務員制度改革について何点か御質問をさせていただきたい...全文を見る
○高嶋良充君 もう七か月前にやらなければならないことがまだ検討中だというのはやっぱり無責任な答弁だというふうに思うんですね。いろんなことがあったことは理解をいたしますけれども、是非きちっと約束どおり仕上げていただきたいというふうに思っているんです。  そこで、気になることが、こ...全文を見る
○高嶋良充君 今までの議論経過あるいは政府の答弁、とりわけ石原大臣の答弁からいうと、やっぱり石原大臣の考え方というのは今副大臣が言われたような内容ではなかったというふうに、私も今年の三月の予算委員会でも石原大臣を追及したときに、かなり逃げておられましたけれども、法律というのはもう...全文を見る
○高嶋良充君 それで結構です。
○高嶋良充君 外部の人事コンサルタントに委託しないということを明言をいただきました。それだけいただければ結構なんで、ひとつその方向でよろしくお願いをしておきます。  次に、公務員制度改革の関連法案、本来ならさきの通常国会だったんですけれども、これ断念されました。これは与党もまと...全文を見る
○高嶋良充君 是非よろしくお願いをしておきます。  次に、余り時間ないんですが、給与法の関係についてお伺いをいたします。  まず、総務大臣、五年連続公務員給与がマイナスということで、これは民間準拠という制度ですから一定やむを得ない部分があるんですが、しかし、五年連続、民間も公...全文を見る
○高嶋良充君 次に、最近、公務員給与に対して週刊誌やテレビであれこれ報道されている部分があるんですけれども、私は、情報公開の時代ですから公務員給与の透明性というのは理解はできるし、適正が欠くものがあればそれは是正するのは当然だというふうに思っているんですが、ただ、バッシングのため...全文を見る
○高嶋良充君 例えば地域給与の在り方ね、最近、公務員の賃金を地場賃金と比較してそういう形で決めていくべきだという、これはちょっと乱暴なあれではないかというふうに私は思っているんですけれども。行政サービスというのは全国均質に行われるというそういう大原則がありますから、これを堅持をし...全文を見る
○高嶋良充君 最後に二点お伺いしますけれども、今年の人事院の報告で給与構造の見直しが提言をされています。これはもう当然のこととして、個々の職員の給与の決め方にかかわる問題になってくるわけですから、これはもう当然のこととして、勤務条件の変更という立場からも公務員連絡会等との十分な交...全文を見る
○高嶋良充君 終わります。