高嶋良充

たかしまよしみつ



当選回数回

高嶋良充の2006年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月01日第164回国会 参議院 総務委員会 第1号
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○高嶋良充君 当委員会が行いました委員派遣について、その概要を御報告申し上げます。  派遣委員は、世耕弘成委員長、景山俊太郎理事、森元恒雄理事、内藤正光理事、木村仁委員、柏村武昭委員、二之湯智委員、澤雄二委員、吉川春子委員及び私、高嶋良充の十名であり、去る一月十六日及び十七日の...全文を見る
03月10日第164回国会 参議院 本会議 第6号
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○高嶋良充君 私は、民主党・新緑風会を代表して、ただいま議題となりました地方税法等の一部を改正する法律案及び地方交付税法等の一部を改正する法律案並びに地方財政計画について、関係大臣に質問をいたします。  本日は、ポスト小泉の有力候補と言われる安倍官房長官、谷垣財務大臣にお越しを...全文を見る
03月14日第164回国会 参議院 総務委員会 第4号
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○高嶋良充君 民主党・新緑風会の高嶋良充でございます。  先ほど、森元委員の方から質問の冒頭に述べておられましたけれども、私も、竹中大臣、大いに期待をしていると同時に若干の不安を持っている一人でございまして、是非この質問を通してますます期待を大きくしていただいて不安を解消いただ...全文を見る
○高嶋良充君 大臣から同様の答弁をいただきました。いよいよその決議がこの国会で活用される状況になってきたんではないかなと私は思っているわけであります。本日は、その決議の内容に沿って大臣の考えを伺ってまいりたいと、このように思っているところでございます。  まず、先ほど大臣も言わ...全文を見る
○高嶋良充君 地方分権と一体だという考え方を出していただいておりますので、その問題はまた後で議論をさせていただきたいというふうに思いますが、三月十日の本会議で、私は本会議質問をさせていただいたときに、これは竹中大臣ではなかったんですが、安倍官房長官と谷垣財務大臣にこの小さな政府問...全文を見る
○高嶋良充君 安心、安全問題と予算確保の問題、大臣、そういう方向でという見解でございますが、端的な例が一つあるんですね。それは、この間から問題になっております耐震強度偽装事件に絡んでいるわけでありますけれども、この問題が発生をいたしましたときに、民間の検査機関だけでなしに、自治体...全文を見る
○高嶋良充君 次に、十日に閣議決定をされて国会に提出をされましたいわゆる行革推進法案、この中で公務員の総人件費削減、五年間で国では五%削減、地方では四・六%削減という、まあ言わば一律削減的な提示をされているわけでありますけれども、私は、この考え方というのは、必要性の低下した政策の...全文を見る
○高嶋良充君 定員削減の手段としてこの間ずうっと用いられてきたのが、まあ小泉総理が言われる、民間にできるものは民間にという、基本的には公共サービスの規制緩和の方策が取られてきたわけですけれども、今までやられてきた中では民間委託、独立行政法人、まあエージェンシーですね、それからPF...全文を見る
○高嶋良充君 大臣の方からある程度具体的な話を伺いました。  私も、後段で言われた、一つはやっぱり質を低下させないためのチェック機関、まあ監視機能、これは、先ほど塩川大臣のことも、元大臣のことも紹介いたしましたけれども、やっぱりそういう監察、あるいはこの市場化テストでいえば監理...全文を見る
○高嶋良充君 地方分権の推進を若干阻んでいる部分に、地方行革が足りないからだというような意見がよく聞くんですけれども、先日、経済財政諮問会議後の記者会見で与謝野経済財政担当大臣、仕送り先ではうな重だというふうに発言をされたようであります。これに対して全国知事会の福岡県の麻生知事、...全文を見る
○高嶋良充君 大臣の方から地方行革の関係の状況を簡単に報告いただきましたけれども、人員削減の問題は二十四万人、言わばこれ削減というよりも純減をされてきているという部分、それともう一点、触れておられませんけれども、給与カットですね、これは人事院勧告で出された分以上に給与カットがやら...全文を見る
○高嶋良充君 いずれにしても、先ほどの例にもありますように、地方が相当な行革を続けているということですから、地財計画の縮小、削減というのは今後余り続けていっていただかない方がいいんではないかと、これはまあ御要望として申し上げておきたいというふうに思いますが。  それとの関連もあ...全文を見る
○高嶋良充君 私の質問では最後になりますが、是非大臣、強制はしていないということですけれども、ああいう法律で縛るということは、要請であっても自治体としては強制と、こういう受取方になりますので、その点は是非よろしくお願いをしておきたいというふうに思っております。  最後に、労働基...全文を見る
03月27日第164回国会 参議院 総務委員会 第8号
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○高嶋良充君 私は、自由民主党、民主党・新緑風会、公明党及び社会民主党・護憲連合の各派共同提案による地方分権を推進するための地方税財政基盤の確立に関する決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。     地方分権を推進するための地方税財政基盤の確立に関する決議(案) ...全文を見る
03月28日第164回国会 参議院 総務委員会 第9号
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○高嶋良充君 私は、ただいま可決されました独立行政法人情報通信研究機構法の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、民主党・新緑風会及び公明党の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。     独立行政法人情報通信研究機構法の一部を改正する法律案...全文を見る
03月30日第164回国会 参議院 総務委員会 第11号
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○高嶋良充君 私は、ただいま承認されました放送法第三十七条第二項の規定に基づき、承認を求めるの件に対し、自由民主党、民主党・新緑風会、公明党、社会民主党・護憲連合及び国民新党・新党日本の会の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。     放送...全文を見る
04月26日第164回国会 参議院 憲法調査会 第3号
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○高嶋良充君 私は、各会派から提出されました主要論点の中でも、総論的な論点について、他党との違いも含めて意見を表明をさせていただきたいと思います。  まず、先ほど岡田委員からも述べられました憲法改正国民投票制の要否、いわゆるそもそも論から述べたいというふうに思います。  民主...全文を見る
05月18日第164回国会 参議院 行政改革に関する特別委員会 第9号
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○高嶋良充君 総理、お久しぶりでございます。久しぶりに総理と論戦をさせていただきたいと思いますが、先ほど大塚委員の御答弁のときに、総理が、民主党の人件費改革、三年で二〇%だと。最近、鬼の首を取ったようにいつも言われているようでございますが、そのことについて若干反論をしておきたいと...全文を見る
○高嶋良充君 だから、前提と申し上げましたように、地方分権と労働基本権をきちっとすることによって、結果として三年間で二〇%の国家公務員の削減については可能ですよと、こういうことを申し上げているんであって、だから、今総理が言われたように、労働基本権を回復をして柔軟な労使関係をつくる...全文を見る
○高嶋良充君 政府の五%を少ないからというふうに私も批判しているのではありません。今の法制度の下では、私は後でも質問をいたしますけれども、今の公務員法制度の下では五%削減なんか到底無理ではないかと、それは、後で北海道開発庁の関係も聞きますけれども、そうだというふうに思いますよ。だ...全文を見る
○高嶋良充君 是非総理お願いしておきたいんですが、もう一度、しつこいようですが、これは非常に重要な問題ですので再度聞いておきたいんですけれども、総理、私が今申し上げているのは、なぜ基本権なのかと、今なぜ改革なのかという問題だというふうに思っているんです。  これはやっぱり総理に...全文を見る
○高嶋良充君 じゃ、その検討の場で在り方論と、それから検討の場の設置の時期の関係ですけれども、それはどのようにお考えになっていますか。
○高嶋良充君 先ほども総理に申し上げましたけれども、民主党の考え方は、先に労働基本権を与えてから、それから労使交渉によって二割削減の問題も含めて交渉で決めていこうと、こういうスケジュールなんですけれども、政府の方は、この行革法案を見せていただくと、そういうことではなしに、二〇一一...全文を見る
○高嶋良充君 先ほど中馬大臣、今の答弁のその前の答弁の中に、最後の方に一言だけ気になる答弁をされていました。ニュートラルという答弁ですね。これは私、余り意味分からないんですが、衆議院でもそういう答弁をされました。中立と、こういう意味なんでしょうかどうか知りませんが、いずれにしても...全文を見る
○高嶋良充君 まあ、予見を持たずにということですけれども、これだけの状況、時代の変化、そして小泉総理が五年間掛けられて官も民もないんだと、そういう公務職場の環境変化をつくってこられた、そのことに起因をして、全部じゃないですよ、半分ぐらいはそんなことに起因をして今必要なんだというこ...全文を見る
○高嶋良充君 総理は、五年間で三歳ですか、この年齢を今引き上げていく途中だと、こういうことを言われて、急に一挙にはできないんです、こういう答弁ですね。私は、やっぱりもうここまで来ると急に一挙にやっぱりやる必要があるんではないかというふうに思っているんですね。  それで、この三歳...全文を見る
○高嶋良充君 もう行革法案の中でこの問題も公務員制度改革の一環として出されているわけですから、基本的に五年のスパンだというふうに思って、二〇一一年までにはできるのかなと思って、そういう答弁をいただけるんではないかと思っていたんですが、そういう具体的な答弁をいただきましたので、残念...全文を見る
○高嶋良充君 それをやっぱり、総理、早急につくる必要があるんではないかというふうに思っているんですね。  先ほどの総理の答弁、これも私がそのとき、二〇〇二年ですけれども、五月の予算委員会で同じ質問をしたときに、総理、これもいい答弁されているんです。今と同じような答弁ですけれども...全文を見る
○高嶋良充君 是非、総理、この行革法案が小泉構造改革の総仕上げの法案だと、これはマスコミもそういうふうに言っているわけですし、総理もそういう決意だろうというふうに思います。この行革法案が成立するまでの間、あと何日か分かりませんけれども、その間にこの天下りを基本的に禁止をすると、そ...全文を見る
○高嶋良充君 いや、総理の方から評価できる答弁をいただきました。総理はもっと冷たい人かなと思ったんですが、そうでもない。最後に分かってごめんなさいね。もう辞められる前にこういうことを、あれですけれども。  今言われたようなことが、基本権、交渉権がない職員にとっては、やっぱり政府...全文を見る
○高嶋良充君 じゃ、五%の純減計画がまだきちっとどの省庁はどれだけというふうにまだ決まっていない、今作業中のようでございますけれども。その計画が決まった段階で、配置転換、新規採用抑制の仕組みというものを、六月に全体計画について閣議決定をされるというふうに承っているわけでありますけ...全文を見る
○高嶋良充君 今の御答弁の中で雇用調整本部の名称が出てまいりました。この雇用調整本部で全体計画の実行に移されていくということになるんだというふうに思いますが。  先ほど中馬大臣、そして小泉総理の配置転換論を聞いておりまして、基本的に出血整理はしないという決意で総理も臨まれている...全文を見る
○高嶋良充君 全省庁にまたがる問題ですから、この雇用調整本部はやはり総理又はそれに匹敵をするような閣僚、できればやっぱり総理に本部長やっていただいて、そして全閣僚が委員としてこの雇用調整本部に入って、政府の責任をきっちりと、三十数万、独立行政法人等を含めて約六十万の公務員に示すん...全文を見る
○高嶋良充君 是非早急に調整をいただきたいというふうに思いますが、中川大臣、先ほど塩川元財務大臣の考え方を私、提起をして、総理は、それは結構なことだと、そういうところにはやっぱり増やしていかなきゃいかぬ、増員するんだと、こういうことでした。  私は、農林水産省も今国民から見れば...全文を見る
○高嶋良充君 国土交通省からもおいでいただいておりますが、問題の北海道開発局、大幅な人員削減を予定をされているようでございますが、ここも省内の配置転換では対応できないんではないかというふうに一般的に言われているんですけれども、その辺は大丈夫なんでしょうか。さらに、北海道という特殊...全文を見る
○高嶋良充君 中馬大臣、国土交通省北海道開発局も非常に厳しい状況のようですけれども、私はやっぱり地方出先機関の職員は、それぞれが地元採用的な部分で、キャリアとは違って、採用されてその各県に生活基盤を置いているというふうに思うんですね。そして、そこに自宅も持っておられる方も多いんで...全文を見る
○高嶋良充君 配置転換は、職員にとっては最大の勤務条件の変更なんですね。だから、基本的にはやっぱり本人の合意の下に、県外に出す場合を含めて、出す場合であっても本人の合意をきちっとやっぱり取っていただく必要があるんではないかと。そういう点、組合があれば、組合との交渉で組合が同意を取...全文を見る
○高嶋良充君 終わります。  ありがとうございました。
06月06日第164回国会 参議院 総務委員会 第26号
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○高嶋良充君 民主党・新緑風会の高嶋良充でございます。  若干、二之湯先生と重複する部分があるかと思いますけれども、共済年金、地方議員年金問題を中心に質問をさせていただきたいと思います。  一昨年、年金制度、大幅に改革をされたわけですけれども、それ以来公的年金制度に対する国民...全文を見る
○高嶋良充君 互助年金という性格を有していると、こういう御説明でございますが、国会議員年金も互助年金という位置付けがされていたと思いますが、これは先ほども申し上げましたように今年の四月一日から廃止をされたと。じゃ、この国会議員年金、この国会議員の互助年金と地方議員の互助年金の制度...全文を見る
○高嶋良充君 専門的用語を使っておられますので、ちょっと分かりにくいところがあるんですが、簡単に言えばこういうことですかね。国会議員年金というのは、国会法の三十六条の規定による退職金の性格を有していて、それを年金に変形をさせたものだと、そして給付については恩給と同じように国が直接...全文を見る
○高嶋良充君 大体違いは分かりましたが、そこで竹中大臣にお伺いしたいんですけれども、四月の二十七日の経済財政諮問会議、小泉総理は、知事や市長の退職金は多過ぎると、そのように指摘をされました。それ以降、かなりマスコミで知事や市長の退職金多過ぎると、非常識上塗りというような、こういう...全文を見る
○高嶋良充君 大臣が今御答弁をされましたように、条例で、基本的に言えば自治体が自主的に、独自に決めるべきものだと。それの決めるに当たっては、報酬等審議会、言わば市民の代表も参加をして、市民の理解を得られるような額で決めていくべきだと。こういうことで、今までの決め方も、どの都道府県...全文を見る
○高嶋良充君 無難な答弁をされておられますけれども、国会議員から政府の高官になられている皆さん方は一般職と同様の退職手当に基づいて支給をされているわけで、少ない、少額ですけれども、ただ年金という観点からいうと、共済年金には加入はできないわけですね。しかし、知事や市町村長は共済年金...全文を見る
○高嶋良充君 この種の問題は全国民の年金が一元化をされるという状況の下では一定の解決が付くんでしょうけれども、なかなか現時点ではそういう状況になっていないという、そういう中で伺いたいんですけれども、知事や市町村長は、先ほどもお聞きしましたように、一般の公務員の共済年金と、そして別...全文を見る
○高嶋良充君 いずれにいたしましても、知事や市長、あるいは政府高官になられている国会議員の皆さん方の場合は常勤だと、それ以外は国会議員も含めて非常勤だという、そういう違いはあることは承知をしているんですけれども、しかし、国会議員の年金が廃止されたことによって国民年金で対応すると、...全文を見る
○高嶋良充君 先ほど二之湯委員からの御質問にもあったんですが、公費負担の問題なんですね。  国会議員年金が廃止をされた最大の理由が、国庫負担が約七三%、正確には七二・八%ですかね、に及んでいたと。掛金よりも大幅な、国庫負担の方が多い、こういうことだと。だから、国会議員年金を改正...全文を見る
○高嶋良充君 今理由に言われておられますように、市町村合併が最大の財政悪化の理由なんだから、それによって掛金負担だけでは到底無理だと、だから公費負担もと、こういうことは私は理解をしたいというふうに思います。とりわけ、市町村合併が進むことによって行政改革の効果が上がるということでご...全文を見る
○高嶋良充君 いずれにしても、公費負担の関係は、国会議員年金の場合、制度は違うといっても七十数%になっていたことに対する批判というのは非常に大きかったわけですから、やっぱり五〇%程度でどう抑えるかという、そういう観点も含めてやっぱり検討が必要になってくるんではないかと。じゃ、その...全文を見る
○高嶋良充君 確かに財産権の性質であるとか、財産権の内容を変更する程度の問題であるとか、あるいは保護される公益の性質という問題が最高裁の判決等では言われているわけですけれども、しかし、既に年金で生活をされている皆さん方がその年金だけで食べていて、それが約一〇%削減されることによる...全文を見る
○高嶋良充君 是非関係者には十分な理解と納得を得られるような周知徹底方をお願いをしておきたいというふうに思っているんですが。  そこで、竹中大臣にこの問題の周知徹底の関係でお尋ねをしておきたいんですけれども、私は、今申し上げましたように、関係者の理解を得ることも重要だというふう...全文を見る
○高嶋良充君 是非理解得る努力は怠らないようにお願いをしておきたいと思いますが。  それとの関連で、国民の皆さん方が、国会議員年金のときもそうでしたけれども、議員年金というのはやっぱり特権的だという、そういう意識が非常に強いんですね。特権的ではないんだということを理解をしてもら...全文を見る
○高嶋良充君 今、御説明をいただいたように、在職年数が短いというそういう制度上の問題、あるいは退職一時金が、一般の厚生年金等であれば掛け捨てだけれども、議員の場合は返還されるというか給付をされるという部分等の問題が言われています。こういう部分についてはある程度の理解が得られていく...全文を見る
○高嶋良充君 是非一点、一点だけというか、その問題点だけをとらえて宣伝をされることによってその制度そのものがおいしい年金だというとらえ方をされるということですが、私は批判があればきちっとやっぱりその都度その都度誠意を持って、説明責任を政府としても果たしていっていただくように是非お...全文を見る
○高嶋良充君 じゃ、先ほども若干申し上げました、都道府県議員の共済会も一緒にした、組織統合とまでは言いませんけれども、都道府県議員共済会も含めた財政一元化を図ることについての考え方と、もしその場合に何らかの問題点が出てくるのかどうかということもありましたら御説明をいただきたいと思...全文を見る
○高嶋良充君 今、都道府県議員の関係についての御答弁がございました。  竹中大臣に伺っておきたいんですが、先ほどの竹中大臣の御答弁の中で道州制のタウンミーティングに行ってきたと、こういうお話がございました。今回の改正でおおむね二十年安定的な運営が可能だと、こういうことなんですけ...全文を見る
○高嶋良充君 ただ、私が申し上げたいのは、そういう地方自治制度を大きく改革をするという環境変化に基づいて行われるそういう議員年金にかかわる改革というのは、基本的にはやっぱり政府の責任で解決、改善を図っていくということが筋道だろうと、そういう観点も含めて申し上げているわけであります...全文を見る
○高嶋良充君 時間が来ておりますので最後になりますけれども、今回の制度改革について、地方議員年金の厳しい財政状況、そしてその理由が市町村合併による大きな影響だと。それに対応する措置として改正をされるということですから、私どもとしても十分に理解をしたいというふうに思っております。 ...全文を見る
○高嶋良充君 終わります。
11月09日第165回国会 参議院 総務委員会 第5号
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○高嶋良充君 おはようございます。民主党・新緑風会の高嶋でございます。  本論に入ります前に、まず冒頭に、菅総務大臣に御要望を申し上げておきたいというふうに思います。  昨日、総務大臣から電波監理審議会に日本放送協会に対する平成十八年度国際放送実施命令の変更が諮問をされました...全文を見る
○高嶋良充君 いずれにしても、今後とも慎重な対応を求めておきたいというふうに思っております。  さて、本年の給与法の改正案につきましては、人事院が給与改定を見送られたために、法案の中身そのものは給与構造の見直しの改正にとどまっております。ということは、この法案自身は私は粛々と実...全文を見る
○高嶋良充君 総裁の御答弁をお聞きをして私なりに解釈をしますと、できるだけやっぱり民間従業員の給与を幅広く把握した方がいいんだと、こういうふうにとらえられるわけですけれども、じゃ、なぜ百人から五十人なのかと、十人だったらどうなのかと、こういう議論にもなるわけでございまして、そこで...全文を見る
○高嶋良充君 前半のところは分かります。後半のところでかなり拡大解釈をされているようですけれども、もう一度お聞きをしておきますが、すべての職種の民間労働者を雇用形態にかかわらずに単純平均して、それに公務員給与を合わせるということは、私はこれはもう論外の話だと思うんですが、総裁はど...全文を見る
○高嶋良充君 次に、人材確保の関係についてお尋ねをしますけれども、不況の民間が景気が良くなってきて民間労働者の賃金が改善をされてきていると。しかし一方で、昨年から今年にかけて公務員だけが給与の改善がないと。しかも、さきの国会で行革推進法が通って、骨太方針等との絡みもあって総人件費...全文を見る
○高嶋良充君 人事管理というか、新たな評価制度等の関係については後でまた質問をさせていただきますけれども、いずれにしても、私は、公務員の処遇と、それから良質の公務員の採用、人材確保ですか、それと公共サービスを向上をさせる、そのためにはやっぱり処遇改善をまず第一に考える必要があるん...全文を見る
○高嶋良充君 職員団体の意見、要望を基本的には聞きおくだけで、人事院側もそれに対して説明はするけれども、納得をしてもらうまでの最善の努力をしたというふうに私は受け取れないわけであります。職員側が反発をしている大きな理由があるわけですけれども、それはもう人事院も御承知のとおりであり...全文を見る
○高嶋良充君 総裁、どのようにこの答弁を繕われても、政府すなわち使用者側の言いなりになっているということについて私は明白だというふうに思うんですね。  ここに総務省が国会議員用に作成した給与法改正案の説明資料がありますけれども、今回の背景には二つあると。一つは、今総裁が言われま...全文を見る
○高嶋良充君 ということは、民間が景気が良くて賃金が上がっておれば、国の財政が幾ら借金を抱えていても給料は上げなければならない、人事院勧告は給与を改善しなければならない、こういうことですね。
○高嶋良充君 しかし、今回は骨太の方針に沿ってやられたということは、私は、財政事情を考慮されたとこういうことですから、私は、もう人事院の機能を果たしていないと、そういうふうに思っているわけでございますが、この問題の最後に総務大臣に伺っておきますけれども、今、谷総裁からも答弁があり...全文を見る
○高嶋良充君 どうも受け身のようで心配なんですけれども、人事院には財政事情を考慮するようなことを、できないことを骨太方針で要請というような形でされる、あるいはNHKの放送命令は電波監理審議委員会に強い答申を求められる。基本的には大臣の意向が尊重されるような、そういう方向で答申をさ...全文を見る
○高嶋良充君 最近、この新しい評価制度をめぐって、評価する側が一方的に判定をして、おまえの成績はこれだと、だから、こういう成績だから給与に差を付ける、あるいは分限処分をやりやすくする、そういうことが目的視されているような風潮が見受けられると。これは私は大変遺憾なことだというふうに...全文を見る
○高嶋良充君 大臣、信頼性、納得性という言葉が先ほどからキーワードとして出ていますが、私は、そのことの具体的な手段としては、やっぱり評価結果を評価される側にきちっと開示をすると、これが一番透明性の確保につながるというふうに思うんですけれども、大臣、開示をするということについては当...全文を見る
○高嶋良充君 私は、できるだけ開示をするということでも、必ずやっぱり開示をしなければ納得性が得られないというふうに思いますんで、その点、大臣の開示の方向性については是非これからも貫いていただきたいと思いますが。  そこで、総務省にお聞きをします。  大臣は、透明性が重要だとい...全文を見る
○高嶋良充君 半数以上と言われるぐらいの省庁が開示をしていない。それも、財務省を始めとして非常に大きな省庁が入っていると、総務省もその中の一つのようでございますけれども。  いずれにしても、その開示をしない理由が、試行でまだきちっと評価の基準等も定まっていないんでそういうことを...全文を見る
○高嶋良充君 大臣、試行であっても開示をしない、政府の方針に逆らって開示をしない省庁があるということはやっぱりゆゆしき事態だというふうに思いますよ。  これは、今までの古い勤務評定制度、今新しい評価制度をやろうと、こういう試行をしているときに、今までの古い勤務評定、この古い勤務...全文を見る
○高嶋良充君 是非、安倍政権の改革、再チャレンジのシンボルだと言われている菅総務大臣ですから、この各省庁の評価制度に抵抗する勢力と対決をしていただいてきちっとして開示をさせると、そういうことでこれは御要望として申し上げておきたいというふうに思います。  苦情処理の関係について伺...全文を見る
○高嶋良充君 第二次試行の申合せにある、苦情に対応する仕組みを作ることを検討するということですが、これは今行われている現行の人事当局サイドで対応している苦情相談とは別のものだというふうに理解してよろしいですね。一言で。
○高嶋良充君 今の苦情相談ではない新しい仕組みを作るために検討していると、そういうことでよろしいですね。
○高嶋良充君 その新しい仕組みを作るという苦情の関係については、透明性、納得性ということもございましたけれども、今や実績主義的な処遇が行われるということは、賃金、労働条件が集団的なものから個別的な労使関係に変わってくると、こういうことを指すと思うんですが、だからといって組織機構の...全文を見る
○高嶋良充君 大臣と総裁にこの問題について伺いますが、やっぱり労使がパートナーシップの関係をつくってこういう評価制度をやっていかないと、先ほど言いましたように、今までいろんな勤務評定制度がうまくいかなかったというのは、労使が互いに対立し合っていたからだと、こういうことが反省として...全文を見る
○高嶋良充君 大臣、この問題で最後に決意を伺っておきますが、一次試行をやられて二次試行をこれからやられると。後、三次試行をやるのか四次試行をやるのか分かりませんけれども、私はもう二次試行で終わって、そろそろ本格実施をやるべきだと。本格実施をやるということを明確に方向性として打ち出...全文を見る
○高嶋良充君 是非頑張ってもらいたいというふうに思いますが、いずれにしても、先ほどからも申し上げていますように、この問題は官僚の皆さん方がやっぱり現状を変えたくない、あるいは既得権は守りたい、そういう発想で対応されているということになれば、これはやっぱり国民のためにも裏切りだと、...全文を見る
○高嶋良充君 ということは、中馬大臣、大臣としての試みの案でございますから、辞められた後は佐田大臣、佐田大臣であるとか林副大臣のところで、これは基本的にはきちっと引継ぎをされて、今試みの案だけれどもどうするかということで検討をされていると、そういうふうに受け取ってよろしいですか。
○高嶋良充君 試みの案で今検討をされておるということですから、しかしその試みの案が正式の案になれば、これが政府の考え方ということになっていくんでしょう。そういう重要なレポートでございますから、中身について若干質問をさせていただきたいというふうに思います。  この骨格の一つに、官...全文を見る
○高嶋良充君 そういうことを視野に入れていただいておるということは結構ですけれども、最初の答弁のところで、天下り問題を含めた垣根を低くすると、こういうこともありました。どうも私もそれをずっと読んでいて、この辺の垣根を低くすれば天下りがこれ自由にできるんではないかと、天下りを自由に...全文を見る
○高嶋良充君 最後に要望だけしておきたいというふうに思いますが、いずれにしても、この中馬プラン、官民の垣根を低くするというのは、私は林副大臣の御答弁を聞いていて、これはもう全般的に視野を広げてやりたいと、こういうことですから安心はいたしましたけれども、天下り問題だけの官民の垣根を...全文を見る
12月07日第165回国会 参議院 総務委員会 第9号
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○高嶋良充君 民主党・新緑風会の高嶋良充でございます。  まず、総論的な部分について大臣に伺ってまいりたいというふうに思います。  先ほども二之湯委員からも指摘がありましたけれども、第一期分権改革というのは、国の機関委任事務を自治事務と法定受託事務に整理をして、国と地方自治体...全文を見る
○高嶋良充君 大臣の今の考え方を伺っていると、第一期分権改革の考え方とそんなに変わらないのかなというふうにも思うわけですけれども、どうも第一期のときもそうでしたけれども、この第二期と言われるこの改革も分権後の市町村の姿というのがよく見えてこないんですね。だから、国民の理解と支持が...全文を見る
○高嶋良充君 大臣、今局長の答弁を聞かれて、国民の理解と関心が得られることになるというふうに思われたのかどうか、また後でお聞きしますけれども、私は今のような国と地方の行政の在り方を変えるというようなことを中心に国民に幾ら訴えても、これはなかなか関心を呼ばないというふうに思うんです...全文を見る
○高嶋良充君 都市と地方の格差の問題もありますが、やっぱり今一番、地方がどうすれば活力のある地方、地域社会になるのかというのがやっぱり一番関心が深いというふうに思うんですね、だからそういう基本理念を入れられたんだというふうに思うんですが。  じゃ、地方が活力を生む、地方が活性化...全文を見る
○高嶋良充君 経済の分権化も行っていこう、そういうことを私自身が言う以上は、やっぱり受皿としての自治体ももっとしっかりして、その役割ももっと大きくしなければならないと、こういうふうに思っているわけです。すなわち、今、先ほどから大臣が言っておられるように、地方あるいは市町村がやっぱ...全文を見る
○高嶋良充君 私は、人の移転ということは、国から地方に天下り的に腰掛け的に行くということ、これはもう大臣も否定をされていますけれども、そういうことではなしに、やっぱり行く以上は、その地域に骨をうずめると、そういう立場で人的交流というのは必要なんではないかと。ただ、今のような状況で...全文を見る
○高嶋良充君 大臣、当時審議をしていたときに、当時の、その当時まだ自治省でしたかね、自治省の考え方は四五対五五だと、法定受託事務と自治事務の割合はと。審議の中では四対六というようなことも出てきて、しかし、分権の推進をされる専門家の皆さん方は、せめて二対八ぐらいにすべきではないかと...全文を見る
○高嶋良充君 ちょっと通告している質問の順番を一つ変えますけれども、この法定受託事務、縮減の方向を是非やっていただきたいんですけれども、法定受託事務というのは国が本来果たすべき役割にかかわるものだというふうにされているわけですから、それを地方が国に代わって執行していると。だから、...全文を見る
○高嶋良充君 是非、法定受託事務、全額国庫負担の措置がとれるように努力をいただきたいというふうに思いますし、法律に抵触するような部分があるのなら地方財政法を改正するというような処置もこれはとっていただかなければならないというふうに思いますので、これは強く要望しておきたいというふう...全文を見る
○高嶋良充君 是非御要望しておきますので、検討いただきたいというふうに思いますが。先ほどのところに、大きな三項目にちょっと戻りますのでよろしくお願いします。  自治事務の関係についてであります。  自治事務というのは、その地方自治体が自己の責任によってその地域の実情に応じて最...全文を見る
○高嶋良充君 今大臣が言われたとおりなんですね。地方六団体の中でもずっと言い続けておりますけれども、この自治事務に対する法令の義務付けというのは、分権一括法の後も増大をしているというふうに、先ほどの法定受託事務との関連もそうですけれども、増大をしているというふうに六団体の方では言...全文を見る
○高嶋良充君 はい、分かりました。ということは、法令の規律密度を緩和をするということは国の権限を移譲するということに当然結果としてつながっていくというふうに思うんですけれども。  これまた基本方針にある地方自治体への権限移譲についてなんですけれども、これはこの法令の規律の密度の...全文を見る
○高嶋良充君 ここのところは非常に一番大事なところでして、全省庁含めてすべての権限の見直しだと、こういうことでスタートを切っていただくということですから、先ほど二之湯委員も言っておられましたけれども、けんかするぐらいのことをどんどんやらないかぬと、こういうふうに言っておられました...全文を見る
○高嶋良充君 税財源の配分というのは、先ほどからの権限移譲等の問題も含めて、国と地方の役割分担、これによって財政分担が決まってくるということだろうというふうに思うんですけれども、ただ、分権一括法のときにも私ども申し上げましたけれども、あの当時でも、地方が国の機関委任事務ということ...全文を見る
○高嶋良充君 分かりました。  新型交付税の関係について伺っておきます。  前竹中大臣の肝いりでやってこられているわけですけれども、今度この法案の第六条で財政上の措置を検討することになるわけですが、今後推進委員会で検討される補助金や交付税、あるいは税源配分についても検討されて...全文を見る
○高嶋良充君 しかし、いずれにしても三年掛けて交付税の問題を含めて税源配分の措置を決定をされていかれるわけですから、慎重に取り扱っていただきたいというふうに思っております。  交付税は自治体固有の財源だというのは、前回の委員会でも同僚委員からの質問にお答えをいただいておりますが...全文を見る
○高嶋良充君 この交付税問題について財務省にお伺いをいたします。  私は、この間、椎名政務官に来ていただいて、山本委員の方から質問されているのをお聞きしましたんで、余りここでまた椎名政務官呼んであれするのもあって副大臣を指名したんですけれども、副大臣が来られなくて、椎名政務官が...全文を見る
○高嶋良充君 ずっと同じ委員会で同僚委員でございましたから、これ以上もう質問は申し上げません。ただ、椎名政務官の主義主張はずっと存じ上げておりますから、ここではそういう答弁だけれども、省内に帰ったら総務委員会を代表した御発言をいただけるものだと、こういう御期待を申し上げて、エール...全文を見る
○高嶋良充君 時間が迫ってきたようでございますが、市町村合併のことについてお聞きをしたいというふうに思ったんですけれども、ここに入ってしまうと、あとの、残りの時間をオーバーするようなことになって、他の、次の委員に御迷惑をお掛けをすることになりますので、若干時間早いようですけれども...全文を見る