高野博師

たかのひろし



当選回数回

高野博師の2000年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月14日第147回国会 参議院 国際問題に関する調査会 第1号
議事録を見る
○高野博師君 簡単にお伺いしたいと思います。  私もお二人の先生の考え方には賛成なんですが、現実は相当厳しいのではないかということで、自分自身は国連楽観論から若干悲観論に移りつつあるんです。  そこで、紛争というのが国家間ではなくて国内問題になりつつあるという、それは一つの傾...全文を見る
02月16日第147回国会 参議院 憲法調査会 第2号
議事録を見る
○高野博師君 公明党の高野でございます。  私の立場は、論憲という立場であります。  現憲法が持っている普遍的原理は維持すべきものだ、堅持すべきものだということでありますが、私の最大の関心は憲法と現実の乖離という点でありまして、今までもたくさんの御意見がございましたが、私は憲...全文を見る
02月21日第147回国会 参議院 国際問題に関する調査会 第2号
議事録を見る
○高野博師君 小和田参考人には貴重な御意見をありがとうございます。  私、一つだけお伺いしたいんですが、国連とG8、サミットの関係についてお伺いしたいんですが、特に国際の平和と安全の維持というのは安保理の主たる任務であるわけですが、冷戦後、国連の安保理の影響力あるいは役割が非常...全文を見る
○高野博師君 ありがとうございました。
02月23日第147回国会 参議院 国際問題に関する調査会 第3号
議事録を見る
○高野博師君 二人の先生にお伺いしたいんですが、今国連が抱えているいろんな問題の本質的な部分というのは、国際情勢が冷戦後変化をして制度的に国連が対応できなくなっているんではないか、特に国際の平和と安全という点に関して。したがって、いわば制度疲労を起こしているのではないかということ...全文を見る
03月01日第147回国会 参議院 国際問題に関する調査会 第4号
議事録を見る
○高野博師君 国連大学について、今御質問があって回答があったので簡単にお伺いしたいと思うんですが、国連大学がそもそも日本にあることを知らない人の方が多いのかなと思うんですが、それと何をやっているのかよくわからない部分があると。  そこで、今お話のあったようなウ・タント事務総長の...全文を見る
03月03日第147回国会 参議院 憲法調査会 第3号
議事録を見る
○高野博師君 二点、自分の意見を述べたいと思います。  一つは、憲法と歴史総括についてでありますが、先ほども戦前は悪で戦後は善だといった単純な認識は改めるべきではないかといった趣旨の御意見もありました。  そこで、憲法を議論する際に、歴史的な視点あるいは歴史観というのは非常に...全文を見る
03月14日第147回国会 参議院 国土・環境委員会 第2号
議事録を見る
○高野博師君 北海道開発庁長官に最初にお伺いいたします。  我が国の食糧基地としての北海道についてお伺いします。  農水省が新農業基本法の中で食糧の自給率を二〇一〇年までにカロリーベースで四五%まで増大させるという計画案を提出しました。我が国の総合食糧自給率は、一九六五年の七...全文を見る
○高野博師君 新農業基本法の中では、小麦は九八年度の一・四倍の八十万トン、それから大豆は一・六倍の二十四万トン、大麦、裸麦は二・五倍の三十五万トンという目標を掲げているんですが、この基本的な計画、総論は全く異論がないんですが、問題はどこでだれが増産をするのかという具体的なことは何...全文を見る
○高野博師君 ぜひよろしくお願いいたします。  ところで政府は、一九九五年に批准しました人種差別撤廃条約に関する批准後の人種差別状況について、初めて国連人種差別撤廃委員会に報告書を提出いたしました。この条約の中で、特に第四条というのは、人種差別を助長する発言あるいは差別の扇動な...全文を見る
○高野博師君 ぜひアイヌ問題についてもしっかり対応していただきたいと思います。    〔委員長退席、理事市川一朗君着席〕  最後に、北海道開発庁ができてから五十年、そして来年は国土交通省に合流するというか合併するということですが、この五十年間を北海道開発庁としてその使命を果た...全文を見る
○高野博師君 ありがとうございました。  それでは、建設省にお伺いいたします。  大臣の所信の中で、景気回復と経済新生に向けた取り組みというところの最後の段で、「住宅・社会資本整備の担い手である建設業者の厳しい経営環境を踏まえ、円滑な資金供給や信用補完の確保、中小・中堅建設業...全文を見る
○高野博師君 メリットは何でしょうか。簡単にお答えください。
○高野博師君 それでは、このスキームの実際の活用状況はどうなっておりますか。
○高野博師君 債務保証枠は五百八十二億円がなされているんですが、実際に貸し付けているのはわずか九十三件、四十一億にすぎないということなんですが、なぜこれが十分活用されていないんでしょうか。
○高野博師君 積極的なPR云々と言っていますが、そういう間にも中小企業では倒産しているところが相当あるわけですね。  そこで、本来ならば、こういうスキームを使って、足りない、もっとふやしてくれという声があってしかるべきだと思うんですが、これについて、説明会云々と言っていますが、...全文を見る
○高野博師君 この事業については、補助金は幾ら入っておりますか。
○高野博師君 二十五億円の補助金を使って債務保証をするということなんですが、PRあるいは説明会云々と言っているんですが、非常に悠長な話で今ごろ何をしているのかなと。我々は、予算をつくって早急に景気対策をやるということでこの補助金をつけたはずなんですが、これだけしかまだ活用されてい...全文を見る
○高野博師君 建設業振興基金は、原資は幾ら持っているんでしょうか。
○高野博師君 五十年に設立されたときの各団体からの拠出金あるいは補助金が入っていると思うんですが、これは幾らでしょうか。
○高野博師君 原資は、基金としては二百七十五億円と違いますか。
○高野博師君 ここの役員には、建設省からOBとして何人ぐらい行っておりますか。
○高野博師君 理事長、専務理事、理事四名、幹事七名と違いますか。
○高野博師君 そこで、私が言いたいのは、補助金が最初に二十億入って今回また二十五億ということなんですが、そもそもこれは景気対策として貸し渋りを解消するためにこの補助金を出しているはずなんです。もし貸し渋り対策に十分活用されていないというのであれば、これはもう返したらいいんじゃない...全文を見る
○高野博師君 中小企業庁が持っている融資のスキーム等もいろいろあるんですが、これも十分に活用されていない。建設省関係の財団法人がやっている事業も十分に機能していないという、これは本当に景気がよくならないのは当たり前だと僕は思います。そこで、このスキームが十分生かされるように早急に...全文を見る
○高野博師君 このアレルギーの問題を含めて、実態をきちんと調査すべきではないかなと思います。  建設省としては、河川だけを管理していればいいということではなくて、今、局長がおっしゃったように、その周りの環境問題、生態系の問題、また健康被害等も十分に実態を調査した上で、そしてこれ...全文を見る
03月15日第147回国会 参議院 国土・環境委員会 第3号
議事録を見る
○高野博師君 前回の長官の所信表明と今回の所信表明の中で若干違うところがありますので、ちょっとお伺いをしたいと思うんです。  前回の所信の中で、地球環境問題とかあるいは廃棄物の問題、さまざまな環境問題は、いずれも大量生産、大量消費、大量廃棄という社会のあり方に根差している、その...全文を見る
○高野博師君 所信というのは非常に重いものだと思うんです。今回の所信とは考え方は相当違っているのかなという気はいたします。前回も言いましたように、特に最適化、オプティマイゼーションというのは、具体的な定量を設定する必要があるという点ではもう全然違うことだと思うんです。それはそれと...全文を見る
○高野博師君 それでは、お伺いしますが、この研究は、日本でもディーゼル排気ガスと健康影響の関係では国内第一人者と言われている嵯峨井勝氏が中心になってやった研究ですが、その中で、粒子状物質の中のダイオキシン量を測定したときに、全国の自動車からの年間排出量、これは約十七グラムだと推定...全文を見る
○高野博師君 私は圧力を加えた云々ということは一言も言っておりませんで、圧力を加えたんでしょうか。  今のお話の中で、昭和五十八年の資料を使っているということですが、この研究そのものは一九九三年から九七年にかけてやった研究を集大成したものでありますから、ガソリンの中身が変更にな...全文を見る
○高野博師君 どうもよくわかりません。  それじゃ、この研究の報告書そのものは全く修正なしで出るということでしょうか、英文は出ていると言っていましたが。
○高野博師君 その五十八年の資料を使ったというところが私は理解できませんので、その資料を後で見せてください。いいですか。
○高野博師君 いや、ですから、その資料を見せてくださいと言っているんですよ。
○高野博師君 余り追及するつもりはないんです。明確に答えてくれればさっさと終わるんです。  要するに、かなり修正を加えたということなんですが、ある研究者あるいは研究機関がその独自の方法によってある時期にある場所で研究をすれば、環境庁がやった別な研究と違う結果が出てきてもそれは何...全文を見る
○高野博師君 ありがとうございます。  それでは、最後に一つだけ長官にお伺いしたいと思うんです。  先ほどもちょっと原子力発電の関係でお話がありましたが、地球温暖化の問題あるいは廃棄物問題、いろんなさまざまな環境問題は結局はエネルギー問題に帰着するだろうと、そう思うんです。そ...全文を見る
○高野博師君 ありがとうございました。  終わります。
○高野博師君 都市の再生、それから町づくりについての基本的な考え方をお伺いしたいと思います。  大臣は所信の中でも、二十一世紀にふさわしいすぐれた機能、環境を有する都市へと再生を図っていく必要があるということを述べておられます。    〔委員長退席、理事市川一朗君着席〕  ...全文を見る
○高野博師君 よくわかりません、これから聞こうと思ったことまで答えられておりますので。  実は、やっぱりきちんとした原則がないんではないかという気がいたします。  これから循環型社会を構築するために、高い生活水準を維持した上で環境負荷を少なくするように都市をコンパクトにしてい...全文を見る
○高野博師君 ありがとうございます。大臣の考え方、私も全く同感であります。  ちなみに、メキシコなんかの本当に山の中の百人ぐらいしか住んでいない村で、立派な公園があって、教会があって、町役場があってと、町そのものが本当に文化遺産になっている。アルゼンチンなんかも、本当に田舎に行...全文を見る
○高野博師君 この統合補助金については、地方分権の流れにも合っているし、ぜひ地域の創意工夫を生かした町づくりの推進に努めていただきたいと思います。  終わります。
03月21日第147回国会 参議院 国土・環境委員会 第5号
議事録を見る
○高野博師君 まず最初に、国土調査促進特別措置法の一部を改正する法律案についてお伺いいたします。  法案の提案理由説明には、「国土の開発、利用等に資する」、あるいは「地籍の明確化を図るため、国土の実態を科学的かつ総合的に調査することを目的」とするということが言われておりますが、...全文を見る
○高野博師君 それでは、大蔵省が見えていると思いますが、今の答弁の中で、国土総面積が三千七百七十八万ヘクタールの中で国有地が八百九十三万ヘクタール、これは全国土の二四%に当たりますが、公有地が二百二十九万ヘクタール、それからその他道路、河川あるいは海浜等が五百五十九万ヘクタール、...全文を見る
○高野博師君 国有地、公有地の面積が合わせて約三〇%なんですが、これは日本というのは先進国に比べて国有地、公有地の割合は多いのかどうか、教えてもらえませんか。  これは質問通告してなかったので後で調べてもらいたいと思うのですが、主な先進国の国有地は一体どのぐらいなのか、あるいは...全文を見る
○高野博師君 日本が中央集権というか中央の力が強いという根拠の一つは、国有地が相当多いということも一つの理由ではないかなと私は思います。国を治める場合には人とそして土地というのが柱になるはずで、これはもう地方分権を考える上でぜひ考慮すべきではないかなと私は思います。  そこで、...全文を見る
○高野博師君 未利用地になっていない、利用されている土地であっても十分に利用されているのかというところが私は問題ではないかなと思います。  そこで、国有財産の中には行政財産と普通財産があって、行政財産は行政上の目的に供するということで国が売り払い等はできないということになってお...全文を見る
○高野博師君 行政財産の中に国立の病院とか国会なんかも入るんでしょうが、いろんな国立の建物の中で国家公務員の宿舎、これも相当な数があるんですが、例えば私の地元の新座市にも各省の宿舎があるんですが、一つの建物に一世帯しか入ってないというふうな建物があります。こういう官舎をもっと効率...全文を見る
○高野博師君 普通財産の中の物納の土地についても、これは計画的に処分すれば財政赤字の穴埋め等も相当できるんではないかと私は考えております。  そこで、この法案の提案理由説明の中で、「今日の土地政策の目標は所有から利用へとの理念のもと、土地の有効利用による適正な土地利用の推進を図...全文を見る
○高野博師君 関係の省庁がそれぞれ勝手にやるということであっては、これは土地の利用がうまくいかないということはもう見えているわけです。  そこで、この所有から利用へという理念というのは国有地についても当てはまるんでしょうか。
○高野博師君 そこで、この土地政策を中心になって進めるのは本来国土庁でなければいけないと思うんですが、要するに各省庁がばらばらにやっている。農水省は農業政策をどんどん進める、その中で国土の利用を考える、建設省は建設省で都市計画なり住宅政策なりを勝手に進めていくというような土地の使...全文を見る
○高野博師君 今大臣が答弁されたような方向でぜひ国全体のことを考えながら土地政策を進めていただきたいと思います。  それでは、農地所有者等、いわゆる宅地化促進法の改正案についてお伺いいたします。  この宅地化促進法によって賃貸住宅がこれまでの建設累積戸数は九万二百四十二戸とい...全文を見る
○高野博師君 それでは昭和四十六年、この法律が制定された以降、宅地化された水田面積というのはどのぐらいなんでしょうか。
○高野博師君 そこで、そもそも水田を宅地化するというのは、建築上耐震性等も考えまして問題がないのかどうか、お伺いいたします。
○高野博師君 水田を宅地化するときに、建築上問題がないというお話ですが、水田だったらちょっと買わなかったなということがあるのかもしれませんが、水田だったということは後でわかるようになっているんでしょうか。  もともとどういう土地だったのかというのは、買う人間にとって非常に重要だ...全文を見る
○高野博師君 登記簿を見ればわかるそうであります。  実は、八五年にメキシコで大地震があったときに、あのメキシコはもともと水の都だったんです。相当、六十メートルぐらい地下がやわらかいと言われていました。あの地震は太平洋岸のアカプルコ沖で起きたんですが、実際メキシコシティーが大被...全文を見る
○高野博師君 都市計画あるいは住宅政策上きちんとした位置づけをしておかないと、数だけふやせばいいというようなことでこれを進めるのは適当ではないのではないか。さっき言いましたように防災上の観点も含めて、あるいは町全体の景観も含めてこれはきちんとした計画の中に位置づけてやっていく必要...全文を見る
○高野博師君 保全すべき農地ばかりでなくて、農地そのものもふやさなくてはいけないようにはならないのかどうかということについて、私は若干疑問を持っております。  そこでもう一つ、水田の宅地化についてお伺いしますが、これは先ほど局長がおっしゃったように環境問題との関係で、環境の保護...全文を見る
○高野博師君 環境との関係ですが、建設省だけの問題ではないと思うんです。  水田が減少しているということによってメダカが絶滅の危機にある、あるいはトンボも減っている、カエルもいなくなった、ドジョウもいなくなった、こういう現実があるんですが、例えばトンボであれば、日本はトンボが多...全文を見る
○高野博師君 今大臣がおっしゃられたように、自然との共生というそういう考え方に立った上でこういう政策も進めてもらいたい、僕もそう思います。  そこでもう一つ、宅地化の促進というのは、これからの高齢化社会の中でひとり住まいの高齢者等もふえてきているわけですから、こういう社会に対応...全文を見る
○高野博師君 それでは最後に、首都機能の移転との関係で、宅地化をこれからどんどん進めていって、それでもし首都機能が移転された場合に今度は余ってしまうというようなことにはならないようにきちんと手を打つべきではないかと思うんです。  また、逆都市化の現象が起きている中で、三大首都圏...全文を見る
○高野博師君 この宅地化政策が成功したと言われるように、先ほど局長あるいは大臣のお話のように、将来の需給の見通しを見きわめながら進めてもらいたいと思います。  終わります。
03月22日第147回国会 参議院 憲法調査会 第4号
議事録を見る
○高野博師君 西尾参考人にお伺いいたします。  「東洋西洋と対峙する日本」という論文を読ませていただきました。きょうのお話も含めまして日本人とは何かという観点から憲法を論ずべきだということについては同感でありますが、西尾先生のお考え方だと、日本の歴史というのはユーラシア歴史と相...全文を見る
03月30日第147回国会 参議院 国土・環境委員会 第8号
議事録を見る
○高野博師君 まず最初に、定義の第二条の、改正案についても、それから現行法もそうなんですが、「「重要港湾」とは、国の利害に重大な関係を有する港湾」という規定がされているんですが、「国の利害に重大な関係を有する」というのは具体的にどういうことでしょうか、まずお伺いいたします。
○高野博師君 国の利害に重大な影響を有するということは、国益という観点からいいますと安全保障の問題それからエネルギー、食糧、今局長がおっしゃったようなそういう問題、領土問題と、国家にとってバイタルな利益を指すのだと思うんです。  そこで、例えば尖閣諸島とかあるいは竹島、竹島なん...全文を見る
○高野博師君 それでは、定義の明確化という点についてお伺いいたしますが、そもそも今になって定義を明確化するということ自体に港湾行政の問題点をこれは象徴的にあらわしているのではないかという気がいたすのでありますが、この点について次官にお伺いいたします。
○高野博師君 現行法は、第二条二項で重要港湾とそれから地方港湾という定義づけをしていまして、そして四十二条二項で、「重要港湾のうち外国貿易の増進上特に重要な港湾」、これを特定重要港湾、こういう定義づけをしているんですが、そもそもこの現行法で、「重要港湾のうち外国貿易の増進上特に重...全文を見る
○高野博師君 第一条の「目的」の中に「環境の保全に配慮しつつ」という言葉を今回入れるわけですが、これはまさに、環境の保全に配慮をしてこなかったとは言いませんが、こういう視点もやはり今まで欠けていたのではないか。それで今回入れたということで、次官がおっしゃったように遅きに失したとい...全文を見る
○高野博師君 従来型の公共事業の典型の一つは、港湾整備事業ではないかと思います。  見直しの必要性等についてもいろんな議論がありますが、事業の再評価というのをきちんとやった上で、費用と効果という観点からこういう事業についてきちんと見直し、あるいはとらえ直しをするということが必要...全文を見る
○高野博師君 まさに、その戦略そのものはどういう戦略なのかということについて聞いているんですが、中身が問題なんです。  戦略的な整備をやるということについて、今度、前例踏襲主義的な考えでは戦略的な発想というのは出てこないと思うんです。それから、柔軟な発想が必要であるし、きちんと...全文を見る
○高野博師君 そこで、我が国の港湾の国際競争力が過去十年間で相対的に、特に東アジアにおいて著しく低下したという事実がありますが、その原因は何でしょうか。  逆に言いますと、なぜシンガポールとか香港とかあるいは高雄とか釜山とか、これが大きく飛躍したのか、その辺についてはどう見てお...全文を見る
○高野博師君 なぜおくれたかということについてもう少し答えてほしいんですが、八八年から九八年までの過去十年間で、コンテナの取扱量はシンガポールは四・五倍にふえている。香港は三・六倍。これに対して、横浜は一・五倍、神戸は〇・七%減少しているという事実がありまして、シンガポールは神戸...全文を見る
○高野博師君 先ほどの局長の答弁の中で、施設の整備にちょっと触れられたんですが、実はこの施設整備のおくれということが原因の一つだとすれば、これは私は問題があると思うのは、施設の事業費はこの十年間で八八年から九八年まで飛躍的に伸びているんです。九五年は八八年の三倍の予算を使っている...全文を見る
○高野博師君 港湾機能施設整備事業費の推移というこの資料にあります。
○高野博師君 余り納得はできておりませんが、東アジアでこれだけ伸びてきた、シンガポールと比較して一対七という数字にこだわっているわけではありませんが、東アジアが相当伸びてきたというときに相対的に日本が落ちてきたという段階で、この十年間何の手も打たなかったというところに問題があるの...全文を見る
○高野博師君 この中枢・中核港湾が国家的プロジェクトだというのは私は初めて聞きました。やっぱり日本の場合、国家的なプロジェクトというのがきちんと位置づけされていないというところにも一つの問題があるのではないか。縦割り行政からは国家的プロジェクトはなかなか出にくいのではないか。関西...全文を見る
○高野博師君 昨年の七月十二日にダイオキシン対策特別措置法という法律ができたんですが、我々もダイオキシン問題については一生懸命党としても取り組んでいるのでありますが、この港湾の汚染についても、ぜひ先ほどおっしゃったように調査をした上で十分な予算をとって、これは早急に抜本的な対策を...全文を見る
○高野博師君 こういう危機管理という点でも、港湾あるいは近海についてきちんと対応していただきたいと思います。  終わります。
04月21日第147回国会 参議院 国際問題に関する調査会 第6号
議事録を見る
○高野博師君 時間がないようですので横田先生に簡単にお伺いしたいと思うんですが、日本がこれまで国連において受け身の対応をしてきたというか、積極的な役割は余り果たしてこなかったという趣旨のお話をされたと思うんですが、僕は日本はかなり積極的にやってきたと。ただ、それは対米関係の縛りが...全文を見る
○高野博師君 ありがとうございました。
05月02日第147回国会 参議院 憲法調査会 第7号
議事録を見る
○高野博師君 公明党・改革クラブの高野でございます。  お二人の貴重な証言に感銘しておりまして、ありがとうございます。  最初に、ゴードン参考人にお伺いいたしますが、ゴードン参考人が、当時二十二歳の若さで、人権に関する小委員会の中で女性の権利を初めとして子供の権利等について極...全文を見る
○高野博師君 もう一つだけ。  マッカーサー元帥が、この九条については自分の考えを貫いたと、こう言われているんですが、世界で初めて戦争放棄を誓わせることによって、軍事指導者のみならず偉大な政治家として後世に評価されることを意識していたと、こうも言われているんですが、その点は、そ...全文を見る
○高野博師君 じゃ、最後の一つだけ。
○高野博師君 マッカーサー元帥が、当時、憲法九条で戦争放棄をうたうことによって後世偉大な政治家としての評価を受けるだろうということを意識していたと、こういうことも言われているんですが、その点について感じられたかどうか、お伺いします。
○高野博師君 もう結構です。
05月09日第147回国会 参議院 国土・環境委員会 第14号
議事録を見る
○高野博師君 それでは、都市計画法の改正案等について御質問いたします。  この法律について、私も読んだのですが、なかなか難しい法律で、今の日本が抱えている都市問題が難しいから法律が難しいのか、法律が難し過ぎるから問題が大きくなっているのか、もっとこれはすっきりした法律にすれば、...全文を見る
○高野博師君 もう少し定義を整理して発言していただけるのかと思ったんですが、古代都市とか中核都市とか、都市という言葉が非常にいろんな意味で使われるんですが、都市というものについて共通の意味内容を持った上での議論でないとこれは議論にならないと思うんですが、そこで都市という概念をやっ...全文を見る
○高野博師君 これだけスプロール現象と言われるものが頻繁に見られるようになるまでほうっておいてよかったのか、交通渋滞の問題とか、あるいは非効率な投資を余儀なくされたとか、いろんな事情があったわけですが、この改正についてはもっと早目に手を打ってもよかったのかなという感じがいたします...全文を見る
○高野博師君 都市計画の案の作成において都道府県と市町村の役割分担を、これも明確化されるということになるわけですが、計画の中身の都市づくりあるいは都市経営においても都道府県と市町村の役割分担の明確化が必要ではないかと思うんです。  もう一つ、民間部門と政府部門の役割分担、これも...全文を見る
○高野博師君 市民の生活の中での上下水道とかごみの問題、あるいは消防、保育、義務教育、こういう日常必要とするサービスについては市町村が主体になってサービスを供給していると思うんです。公共サービスの供給あるいは都市基盤の整備等については国あるいは都道府県も関係があるわけですが、都市...全文を見る
○高野博師君 僕が聞いているのは、市町村がこれの許可を与え、制限を加えるか加えないかというそこのところの判断で、これからもパチンコ店は恐らくできてくると思うんですが、そのときに、これは建てていい、あるいは悪いというその基準は何かと言っているんです。  そこで、主観とか恣意が入ら...全文を見る
○高野博師君 それでは、別の質問で、モータリゼーションが進展したということに伴って店舗が大型化する、あるいは郊外化が進む、あるいはまたバイパスをつくるということによって、例えばバイパス通りにさまざまな建物や施設がにわかにでき始めるというケースがよくあります。  その場合も、無秩...全文を見る
○高野博師君 中心市街地あるいは既存の商店街は、その町に特有の、その地域の歴史とか文化とかあるいは伝統が生きているわけで、何よりも古くからの人間関係があるわけですが、そういうものが崩れる、壊れるということについては非常に残念なことでありますので、今回の法律でこれがまた活性化する方...全文を見る
○高野博師君 何となくわかった気がするんですが。  つまり、一定の地域の中で合計したその容積率が確保されていればいいというその根拠が、今おっしゃったようにインフラがそこの地域について整備されていると。しかし、安全上あるいは交通上あるいは衛生上、防火上等の、このインフラの整備の許...全文を見る
○高野博師君 それでは、開発許可制度についてお伺いいたします。  都市計画区域あるいは準都市計画区域外における一定規模以上の開発行為に適用されるということですが、一定規模の基準は何でしょうか。要するに、規模だけで、あるいは用途の制限がなくて許可すべきか否かというのはどうやって判...全文を見る
○高野博師君 この開発許可制度も含めて今回の改正、あるいは都市計画、この法律そのものを、外国の企業が日本に入ってきて開発事業か何かをしようといったときに、果たしてこれはよく理解されるのかなという私は懸念を持っております。  今の開発許可制度についても、これは行政側の裁量権の拡大...全文を見る
○高野博師君 終わります。
05月11日第147回国会 参議院 国土・環境委員会 第15号
議事録を見る
○高野博師君 公明党の高野でございます。  四人の参考人の先生方には、貴重な御意見を大変ありがとうございます。  最初に、野口参考人にお伺いしたいんですが、私の理解がちょっと浅いのかもしれませんが、秩父の話が出ましたので、私は地元が埼玉なものですから、秩父のどの辺のことを言っ...全文を見る
○高野博師君 それでは笹山神戸市長にお伺いしますが、神戸市長におかれては、震災の復興について大変な御尽力をされているということに対しまして、まず敬意を表したいと思います。  そこで、神戸市が、先ほどお話ありましたように市街化調整区域内で独自に条例をつくられて、人と自然との共生ゾ...全文を見る
○高野博師君 私は埼玉で、埼玉新都心が今度できまして、これからまさに都市開発が進むんだと思うんですが、そういう意味では、兵庫県の神戸の市長さんに参考になる点をお伺いしたいなということであります。  阪神大震災の教訓を踏まえて、今回の法改正というのは都市防災という観点から有効かど...全文を見る
○高野博師君 それでは、最後にもう一つだけ。  先ほど笹山市長が、今回の法改正は土地の利用の規制に関するもので、事業そのものを進めなくちゃいかぬということを言われたんですが、具体的にどういう事業なのか。そして、そういう事業は国の補助事業等であれば、市町村の独自性というようなもの...全文を見る
○高野博師君 ありがとうございました。
05月12日第147回国会 参議院 国際問題に関する調査会 第7号
議事録を見る
○高野博師君 簡潔に私の意見を述べたいと思います。  今日、国際社会が抱えるさまざまな地球的規模の問題、すなわち地球環境、貧困、麻薬、テロ、難民、エイズ等の問題に国連が果たすべき役割が極めて大きいことは論をまたないと思います。また、国連の最も重要な役割の一つである国際の平和と安...全文を見る
05月18日第147回国会 参議院 国土・環境委員会 第17号
議事録を見る
○高野博師君 それでは、大深度地下利用に関する法律について御質問いたします。  午前にもいろいろ同じような質問が出ましたので、できるだけ簡単にしたいと思いますが、まず最初に、将来の都市計画あるいは町づくりにおける大深度地下の利用の位置づけ、あるいはメリットについてお伺いいたしま...全文を見る
○高野博師君 ありがとうございます。  そこで、大深度地下を利用して例えばガスとか水道とか電気とか通信、こういうものの共同溝をつくった場合には、今至るところで問題になっている道路工事、これは解消するのかどうか。  特に大都市ではもう至るところで道路工事をやっているということで...全文を見る
○高野博師君 それでは、大深度地下利用の対象地域は政令で定める地域ということになっていますが、当面は首都圏、近畿圏、中部圏ということが見込まれているんですが、将来の見通しはどうなるのか、お伺いいたします。  大深度地下利用というのは、地権者との交渉が不要であるとか、建設費用が安...全文を見る
○高野博師君 それでは、原状回復について少しお伺いいたします。  認可事業者の原状回復の義務が法案に規定されているんですが、ある一施設が例えば首都機能の移転等で不要になった場合に、あるいは工事が何らかの事情で中止になった場合、原状回復はかなり難しいのではないかと思うんですが、そ...全文を見る
○高野博師君 その施設は相当の強度を持ってつくられるんだと思いますが、やっぱり耐用年数というのがあると思うんです。それが使われなくなったときに、その耐用年数を超えたときにきちんと原状回復をしておかないと、これが崩壊したりなんかして地盤沈下とかあるいは地下水の汚染とかいろんな問題が...全文を見る
○高野博師君 それでは、将来の地下空間といいますか大深度の利用に関して、将来はもっと技術的にも進むんだろうと思うんですが、そしてこの利用の仕方も将来変わってくる可能性もあるんではないか。  例えば大規模な地下市街の建設とか、あるいは地下物流のシステムをつくるとか、さっき言いまし...全文を見る
○高野博師君 それでは次に、安全性の問題についてお伺いいたしますが、地下災害の大半は火災だと言われておりますが、そのための安全確保を図るというのは非常に重要だと思います。  そのほかに、地震の問題あるいは浸水とか停電等の対策も十分行う必要があろうと思いますが、大深度地下の施設と...全文を見る
○高野博師君 それでは、環境保全に関係してお伺いいたします。  地下水とか地盤の変化等、地下の生態系というのがあるんだろうと思うんですが、地下にも地下水あるいは小動物、微生物、いろんなものがすんでいるわけで、地上の生態系とやはり密接な関係があって存在しているんだと思うんですが、...全文を見る
○高野博師君 それでは最後に、この大深度地下利用について、地下施設に対する漠然とした不安を一般の人は持っているんではないかと思うんですが、科学的な根拠とか科学的な知見に基づいて技術的に安全の面、あるいは環境保全上問題がないということ、そして社会資本の整備という点で利用価値が高いと...全文を見る
○高野博師君 終わります。
05月23日第147回国会 参議院 国土・環境委員会 第18号
議事録を見る
○高野博師君 食品廃棄物が、産業廃棄物系が三百四十万トン、一般廃棄物系が一千六百万トン、合計二千万トンという膨大な量の廃棄物が出ているのが実態であります。今回の法律案では、食品廃棄物の発生抑制、それから減量を図る、そしてまた、食品循環資源の再生利用を促進することによって生活環境の...全文を見る
○高野博師君 日本を初めとして先進国側では飽食の文化と言われているんですが、一方で途上国側には食糧不足の現状があります。  そこで、世界の食糧事情について若干お伺いいたします。  栄養不足人口はどのぐらい今世界にあるのか。これは、FAOで基礎代謝量の一・五四倍水準以下の人口を...全文を見る
○高野博師君 それは、減少傾向にあるのか、増大傾向にあるんでしょうか。
○高野博師君 四年前にイタリアで世界食糧サミットが開催されまして、そこで二〇一五年までに栄養不足人口の半減を目指したローマ宣言とアクションプログラムが採択されたわけですが、我が国はこのローマ宣言と行動計画、アクションプログラムを踏まえて、世界最大の食糧純輸入国としてどのような取り...全文を見る
○高野博師君 ということは、今回のこの法律は、このローマ宣言あるいはそのときの行動計画にも合致しているという位置づけができるという私は理解をしております。  今お話がありましたように、自給率を四五%までアップするとか、あるいは消費の段階での廃棄物の削減、発生抑制、これも非常に意...全文を見る
○高野博師君 これは非常に重要な問題ではないかと思うんですが、我が国としても適切な対応をしているということであります。  もう一つ外食産業との関係でいいますと、これはもうかなり前のことですが、アメリカのある外食産業、ハンバーグ産業なんですが、ハンバーグ一個の値段を十セントあるい...全文を見る
○高野博師君 循環型社会を構築するというのは、欲望拡大型から欲望抑制型の文化に変えていくということではないかと思うんです。それは大変難しい問題であるんですが、具体的に我が国の食べ過ぎ、健康を損なうほどの飽食文化、これをどう転換するかというのは重要な問題で、今大臣のお話にありました...全文を見る
○高野博師君 それでは、食品の安全性の確保についてお伺いいたします。  食品循環資源の再生利用という点については、そもそも食品の中に有害物質が入っていないということが大前提であるわけですが、もし入っているとすれば、これは循環の過程で食物連鎖も含めて国民の健康にも害を与えるという...全文を見る
○高野博師君 農水省は、食品廃棄物の再生利用の過程で飼料とか肥料に有害物質が入っていないということのチェックはどういうふうに行っているんでしょうか。
○高野博師君 最近ではアレルギー物質が食品の中に入っているんではないかということが問題になっておりますが、こういう調査、研究、対応についてもしっかりやっていただきたいと思います。  若干時間がありますので、もうちょっと。  一つは、この法律の実効性を確保するというための措置な...全文を見る
○高野博師君 終わります。
○高野博師君 それでは、この法律案について、この法案の目的というのは特定の建設資材について廃棄物の減量とリサイクルにあって、建設廃棄物そのものの発生抑制ではないんではないかと思うんですが、この発生抑制についてはどのように対応するんでしょうか。
○高野博師君 全産業の資源利用量の約五割が建築資材だと、建設廃棄物が全産業廃棄物の約四割を占めていると、先ほどもお話がありましたように不法投棄の九割は建設関係だと、こういうことです。今局長のお話にあったように耐久性の高い材料を使うということは非常に重要だと思うんですが、建築物の平...全文を見る
○高野博師君 建築物が日本は木と竹だと、こういうことなんですが、木造であるから寿命が短いということは必ずしも言えないと思うんです。  樹齢百年の木を使って家を建てれば百年もつ、千年の樹齢、千年の材料を使うと千年もつ、南側の柱には山の南側に生えている木を使うとか、こういう生活の知...全文を見る
○高野博師君 期待どおりの答弁をいただきましてありがとうございます。  それでは、この法律の実効性を確保するためにどうするかということなんですが、分別解体をチェックする体制というのはあるんでしょうか。これはどうなっているんでしょうか。
○高野博師君 それでは、対象建設工事については一定規模以上ということになっているんですが、一定規模というのは具体的にどのぐらいのことを考えておられるのか、それは全体の何割ぐらいを占めるのか、規模を限定しなくちゃいけないという理由は何なのか、お伺いいたします。
○高野博師君 カバー率が私はもっと低いのかと思っていたんですが、八割から九割ということであれば納得できるかなと思います。  それでは、対象品目です。特定建設資材をコンクリートと木材とアスファルトに限定するんですが、ガラスとか陶器とかプラスチックとか金属とかいろいろあるんですが、...全文を見る
○高野博師君 そこも納得がいきました。  それでは、建設廃棄物に含まれる有害物質なんですが、アスベストとかPCBとか特定フロンとかいろんな有害物質があると思うんですが、この分別適正処理については定めないんでしょうか。
○高野博師君 終わります。
05月25日第147回国会 参議院 国土・環境委員会 第19号
議事録を見る
○高野博師君 四人の参考人の先生方、貴重な御意見を大変ありがとうございます。  環境問題については、マクロ的に見れば地球の温暖化、これが急速に進んでいる。ミクロ的に見ると、ダイオキシンとか環境ホルモンとか、これも非常に深刻化している。その他さまざまな環境問題というのがあると思う...全文を見る
○高野博師君 ありがとうございます。  それでは、浅野参考人にお伺いいたします。  循環型社会形成推進の基本計画について、この基本計画はこれからこの基本的な方向に沿って策定、実施されるんですが、この計画制度の実効性についてどのように評価されているのか、その計画にはどのようなこ...全文を見る
○高野博師君 それでは、中下参考人にお伺いいたします。  非常に厳しい御意見だったものですから、この法律も欠陥だらけだということで、欠陥というか十分でないということは我々も十分認識しておりますが、これは非常に重要な第一歩の法律だという私は認識をしているんです。  その中で、大...全文を見る
○高野博師君 それでは、本谷参考人にお伺いしますが、この循環型社会を構築する上で自然エネルギーあるいはクリーンエネルギーというものの利用というのをどういうふうに位置づけたらいいのか、お考えがあればお伺いいたします。
○高野博師君 それでは、最後に青山参考人と中下参考人にお伺いします。  お二方は、ダイオキシン・環境ホルモン対策国民会議あるいは循環社会推進国民会議の事務局長と幹事をされているんですが、この循環型社会は、日本がこれから推進して進んでいく、あるいはドイツもできていく。先進国で進ん...全文を見る
○高野博師君 済みません、終わりますが、私がミクロと言う意味は、極小の世界、あの世界のことの意味で使ったわけです。  終わります。
08月07日第149回国会 参議院 予算委員会 第1号
議事録を見る
○高野博師君 公明党の高野でございます。  まず最初に、沖縄サミットについてお伺いいたします。  沖縄サミットは無事終了しましたが、森総理の議長としての御尽力に敬意を表したいと思います。ただ、国民の期待も大きかっただけに、あれでよかったのかなという思いもないではありません。 ...全文を見る
○高野博師君 グローバルなテーマを挙げるとすれば、私は四つあるのではないか。一つはITの問題、そして二つ目はバイオテクノロジー、三つ目はニューマテリアル、新素材、そして四つ目はクリーンエネルギー。この四つの分野を制する国がグローバル経済の勝者になり世界をリードすると言われておりま...全文を見る
○高野博師君 沖縄サミットでは、平和の原点ともいうべきこの沖縄の地から、将来の東アジアにどのような新しい秩序を構築するのか、そういうメッセージを発信してもよかったのではないかなと、そういう感想を持っております。  そこで、朝鮮半島情勢についてお伺いをいたします。  先般行われ...全文を見る
○高野博師君 この首脳会談は冷戦の終わりの始まりだと、そういうことも言われますし、金大中の太陽政策あるいはアメリカのペリー・プロセスが背景にあったと、しかしそのシナリオはアメリカが書いたのではないかという見方もあります。その後、北朝鮮が一気に国際社会の表舞台に出てきたというのは御...全文を見る
○高野博師君 我が国の対北朝鮮政策の原則は対話と抑止でありますから、現実的には抑止もきちんと押さえるべきではないかなと思っております。  そこで、もう一つ。  朝鮮半島に和解あるいは統一が成ったときに、これは沖縄の米軍基地にどんな影響があるのか、外務大臣にお伺いいたします。
○高野博師君 朝鮮半島の緊張緩和が進めば当然在韓米軍の存在理由も問われるわけですが、沖縄の海兵隊、一万五千あるんですが、これは朝鮮半島が統一なり和解が成ったときには一万五千は五千人ぐらいで済むのではないかという試算ももう具体的に出ております。ということで、これはもっとこういう部分...全文を見る
○高野博師君 このカナダ方式も検討する余地はあるのではないかな、そう思っております。  そこで、北朝鮮に対する政策について、私はもう少し大局観に立って考えるべきではないか。将来は日本と朝鮮半島、台湾も含めた中国、こういう間で東アジア自由貿易市場あるいは経済共同体のようなものをつ...全文を見る
○高野博師君 それでは、北方領土問題について一つだけお伺いいたします。  この北方領土問題について、報道によれば、領土問題とは切り離して中間条約を結ぶというようなことを考えておるということでありますが、これは事実でしょうか。
○高野博師君 北方領土問題については、北朝鮮と同様に現実的に柔軟な対応が必要ではないか。北方領土問題が解決しない限り日ロ関係が進まない、進展しないということであってはどうか。私は、原則論はきちんと主張すべきでありますが、現実的な対応も必要ではないか。そういう意味では、中間条約につ...全文を見る
○高野博師君 終わります。
10月31日第150回国会 参議院 国際問題に関する調査会 第1号
議事録を見る
○理事(高野博師君) ただいまから国際問題に関する調査会を開会いたします。  会長が欠員となっておりますので、私が暫時会長の職務を行います。  委員の異動について御報告いたします。  去る十月二十四日までに、藁科滿治君、柳田稔君、小林元君、平田健二君、高橋千秋君、田村公平君...全文を見る
○理事(高野博師君) これより会長の補欠選任を行います。  つきましては、選任の方法はいかがいたしましょうか。
○理事(高野博師君) ただいまの広中君の動議に御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○理事(高野博師君) 御異議ないと認めます。よって、会長に関谷勝嗣君が選任されました。     ─────────────    〔関谷勝嗣君会長席に着く〕
11月09日第150回国会 参議院 国土・環境委員会 第2号
議事録を見る
○高野博師君 大臣が若干おくれているようでありますので、質問の順序を変えてお伺いいたします。  まず最初に、公共事業についてお伺いいたしますが、所信的あいさつの中で「我が国経済は、緩やかな改善が続いているものの、民需はいまだ力強さを欠いており、景気をしっかりした自律的回復の軌道...全文を見る
○高野博師君 今のお話の中で、公共事業は相対的には経済効果としては高い位置を占めているということなんですが、最近落ちてきている理由の一つに、地方公共団体の財政赤字の問題、今御指摘がありましたが、そのほかにゼネコンの不良債権というのがあるんではないかと思うんですが、いわば穴のあいた...全文を見る
○高野博師君 それでは、地球温暖化、気候の変動との関係での公共事業について一つお伺いしたいと思いますが、気候変動の現象によって世界各地ではんらんとか洪水が起きて、被害が激増しているんではないか。我が国でも東海地方の豪雨等があったわけですが、一年間の雨量が数日間で降ってしまうという...全文を見る
○高野博師君 ぜひその点の対応もよろしくお願いしたいと思います。  それでは、大臣には最後にお伺いしたいと思いますが、公共事業の事業評価についてですが、与党三党で公共事業の見直しをやったときの基準が四つほどありまして、これは、採択後五年以上経過して未着工のものとか、あるいは完成...全文を見る
○高野博師君 この事業評価監視委員会のメンバー構成等についても、例えば環境の専門家を入れる等の考慮は必要ではないかなと私は思います。  それでは最後に、大臣に一つだけお伺いいたしたいと思いますが、大臣が国民、マスコミの注目を浴びながら登場されたわけですが、大臣に就任されてからさ...全文を見る
○高野博師君 終わります。ありがとうございました。
11月15日第150回国会 参議院 国際問題に関する調査会 第3号
議事録を見る
○高野博師君 大芝先生に二問ほど、それから秋月先生と岡島先生に一問ずつ、簡単にお答えくださって結構でございます。  世銀と、それからIMFについてはいろんな批判がありまして、これは大芝先生の方ですが、例えばIMFの融資の条件の中にインフレを抑制しろとか、あるいは財政赤字を削減し...全文を見る
○高野博師君 ありがとうございました。
11月16日第150回国会 参議院 国土・環境委員会 第4号
議事録を見る
○高野博師君 三人の参考人の方々には貴重な御意見をありがとうございます。  まず最初に、金本参考人にお伺いいたします。  談合あるいは丸投げ、上請、こういうことは本当になくなるのはどのぐらいまでなくなるのか。特に談合についてですが、談合というのは合意形成型の、コンセンサス型の...全文を見る
○高野博師君 それでは宮坂参考人にお伺いいたします。  地方分権ということが叫ばれて、財源、権限を地方に移譲していくということでありますが、その中で公共事業の比重は地方自治の中で相当増していくんだと思うんですが、地方のニーズに応じた公共事業ということが求められると思うんですが、...全文を見る
○高野博師君 それでは栗山参考人にお伺いいたします。  この法律の目的には、「公共工事に対する国民の信頼の確保」と「建設業の健全な発達」ということがうたわれておりますが、先ほど参考人のお話では、建設業が未曾有の危機にある、失業、自殺、倒産、さまざまな問題が起きている、建設投資が...全文を見る