高橋千秋

たかはしちあき



当選回数回

高橋千秋の2013年の発言一覧

開催日 会議名 発言
04月22日第183回国会 参議院 予算委員会 第9号
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○高橋千秋君 民主党・新緑風会の高橋千秋でございます。予算委員会での質問はもう随分久しぶりになりますが、是非よろしくお願いを申し上げたいと思います。  冒頭、質問に先立ちまして、この週末含めて、中国の方の四川省の方で大震災、大地震が発生して、二百名を超える死者、行方不明、それか...全文を見る
○高橋千秋君 それでは、救援隊の派遣、それから救助犬含めて、その派遣の準備はもうできているということでよろしいでしょうか。
○高橋千秋君 前回の四川の地震のときに、日本の救援隊が死者に対してすごく敬意を持って対応したということで中国で物すごく評価をされたという報道がございました。  こういうときは、中国ともいろいろな問題がありますけれども、お隣の国としてやはり即座の対応を是非やっていただきたいと思い...全文を見る
○高橋千秋君 私も自分のふるさとであるこの日本が大好きですし、本当にこの国を愛してこれまで過ごしてまいりました。その考えは安倍総理も私も多分変わらないというふうに思います。その美しい日本、ずっと地元を歩いていても、特にこの春は、桜が咲き、今、私の地元でも田んぼに水が入ってすばらし...全文を見る
○高橋千秋君 先ほど一川参議院議員の方から人口の話が出ました。私も、国会議員、今十三年たちましたけれども、この間、人口問題をずっと取り組んでまいりまして、人口問題議員懇談会、これは超党派の議員で、安倍総理も以前入っておられたんではないかなと思いますし、この中の閣僚のメンバーの方に...全文を見る
○高橋千秋君 総務省から出されております、先週出されておりますが、去年一年で二十八万四千人日本の人口は減ったということが出ております。私の地元であります三重県の津市の人口が二十九万人です。これ十の市町村が合併をして非常に広い、琵琶湖と同じぐらいの面積の市になったんですが、ここが二...全文を見る
○高橋千秋君 質問通告はしてありませんけれども、サザエさんという漫画は知っていますよね。昨日、日曜日やって、もう何十年もやっていて、私たちも小さいころからずっと見ている漫画ですが。あのサザエさんに出てくる波平さんというお父さんがいるんですね。幾つか、総理、御存じですか。
○高橋千秋君 答えていただいたんですが、波平さんは五十四歳の設定になっています。それから、奥様のフネさんは五十二歳の設定になっている。サザエさんは二十四歳。三歳のタラちゃんがいます。七人家族で住んでいるわけなんですが、この家族というのは、昔、私のところも今七人家族ですが、なかなか...全文を見る
○高橋千秋君 私は、この出生率が低い一番大きな理由は、総理もおっしゃいましたけれども、結婚すればそれなりに子供は産むんですね。しかし、結婚をしない、結婚できないという状況が今この国内に続いています。いろいろ地元を歩いていても、年収がなかなか伸びない中で、結婚をしようにも家庭を持つ...全文を見る
○高橋千秋君 安倍総理のそのアベノミクスを様々分析する本はちまた出ておりますけれども、たまたま見たのがこの「2015年磯野家の崩壊 アベノミクスの先にある「地獄」」と。磯野家、いわゆるサザエさんの一家がどうなるかという話なんですが、そういう典型的な昔の日本、大家族の中で育ってきた...全文を見る
○高橋千秋君 先ほど一川参議院議員の方から地震の話が最後にありましたけれども、この地震のことを考えても、この高齢化のことを考えても、この首都機能を移転をして地方を強力にしていくということが過去に何度か提案をされました。この首都機能移転について今どうなっているのか、教えていただけま...全文を見る
○高橋千秋君 なぜ申しましたかというと、先ほど一川議員の方から出された人口将来の見通しの中でも、都市の集中についてはまだ止まっておりませんし、今後の推計の中でもどんどんどんどん首都圏への人口移動というのはまだ止まらないという状況です。この中でこういうこともやっぱり考えていかなけれ...全文を見る
○高橋千秋君 いや、申し上げているのは、国会の移転の話だけじゃなくて首都機能の移転ですから、政府機能も含めて様々な移転は国会の論戦がなくてもできる部分はかなりあるはずなんですね。そのことについてどう考えるかということを教えていただけますでしょうか。  総理、いかが考えますか。
○高橋千秋君 少しかみ合っておりませんが、私は、国会の移転は国会の移転としてやるべきですが、政府の機能としていろいろな部分はやっぱり地方に出せるものは出した方がいいというふうに思っています。  というのも、我々は地方分権ということをずっと言い続けてまいりました。その中で、やはり...全文を見る
○高橋千秋君 多分、安倍総理のところには直接行っていないのかも分かりませんが、一括交付金廃止したことに対する地方の抵抗、それから地方交付税の削減に対する地方の抵抗は物すごく大きいです。いまだに反対は強いですし、ここは是非もう少し耳を大きくして聞いていただければというふうに思います...全文を見る
○高橋千秋君 これを見ると何かもうすぐ加入みたいな雰囲気なんですが、アメリカについては九十日ピリオドがあるはずで、これはまだめどは立っていないと思うんですけれども、新聞見ると何かもうすぐに加入みたいな雰囲気になっていますが、この辺はどうなんでしょうか。
○高橋千秋君 それは要請はしたということでありますけれども、フォードを含めアメリカの自動車関係は反対をしておりますし、一部の共和党の歳入委員長等も反対をされています。そう簡単にすんなりいくとも思えませんが、その辺はいかがでしょうか。
○高橋千秋君 マランティスさんは私も会いましたけれども、はっきり言ってよくしゃべる調子のいい方ですので、それに、口車に乗らないように是非していただきたいと思います。そんな簡単なものじゃないと私は思っています。    〔理事小川敏夫君退席、委員長着席〕  私も、APECの貿易担...全文を見る
○高橋千秋君 マスコミに流れると全部何かもうオーケーみたいな話になっているんですが、実際のところ、アメリカの場合は議会があって大変難しい状況があるということは皆さんに知っていただかないといけないというふうに思います。  というのも、年内にもし妥結するということになれば、七月、九...全文を見る
○高橋千秋君 その内容は私たちがやっていたときと何ら変わっていないというふうに思うんですが、どこがどう変わったんでしょうか。
○高橋千秋君 各ここに座っておられる閣僚の方々も、反対をされていた方も何人かお見えになります。  稲田大臣、総務委員会でも質問がありましたけれども、このTPP交渉参加の反対派の先端を走っておられたと思うんですが、今回の参加については賛成でしょうか、反対でしょうか。
○高橋千秋君 それでは、何度も引用されておりますが、二〇一二年「ウイル」二月号の対談の中で出ております、TPPは農業だけの問題ではなくて国の文明、国柄の問題であって、参加すれば日本の国柄が破壊されると申されておりますが、これはどういうふうに今とらえておられるのでしょうか。
○高橋千秋君 今回の合意の中で、私が考えるには、私たちが思っていたよりも不公平な条約になっているように私は思います。というのも、アメリカに対して日本が輸出している自動車に対して、自家用車は二・五%、それからピックアップは二五%の関税が掛けられているわけですけれども、これについては...全文を見る
○高橋千秋君 それはごまかしですよ。韓国となぜ比較する必要があるんですか。日本とアメリカの話で、日本の自動車はもう既にゼロなんですよ。それが、二・五%、二五%残すということじゃないですか。それも最大限後ろ倒しをする。  今回、農業のことがあたかも何か取れたようなことが言われてい...全文を見る
○高橋千秋君 私は、答えになっていないと思います。  先ほどからおっしゃっている、日本が関税がゼロだからアメリカは一方的に引き下げるというふうに言われますが、そもそも日本が関税ゼロでアメリカにあること自体がおかしいじゃないですか。それを、一方的に引き下げるから、アメリカ側は譲歩...全文を見る
○高橋千秋君 それはおかしな話ですよ。ほかの国々ともそういう問題があります。今回のこの件で、ほかの国からもそういう同じような条件を突き付けられるということになると思いますが、いかがでしょうか。
○高橋千秋君 一方、この自動車の部分だけではなくて、保険の部分、これ麻生大臣にもお聞きしたいんですけれども、かんぽ生命、それからがん保険、ゆうちょ銀行の住宅ローン、こういう新規業務は事実上凍結するというような発言をされておりますけど、これは事実でしょうか。
○高橋千秋君 直接関係しているわけではないということですが、このTPPの交渉の中でアメリカからの要望はこれが一番強いんですね。  私も何度か、向こうのがん保険等をやっている、日本でもCMをやっているような会社のトップとお会いをさせていただいたときにも、向こうが言っていました、日...全文を見る
○高橋千秋君 片道ですからどれだけしゃべっていただいても結構ですが、先ほどの「ウイル」の中で、そこまでアメリカ様の言うことを聞かなきゃいけないんですかと、そういうふうに言われています。ですから、あなたが言われていたことと今どういうふうに変わっているんですか。今、アメリカの言うこと...全文を見る
○高橋千秋君 言っていることに答えていません。稲田さんが言っていたときと今と、それじゃアメリカの言いなりにはなっていないということで、そういうことでよろしいんでしょうか。
○高橋千秋君 そういうことというのはどういうことですか。もう一度答えてください。
○高橋千秋君 先ほどからずっと話がありますように、私たちが見ている限り、これはアメリカにとって一方的に有効な合意内容になっています。自動車のこと、関税撤廃になるという話ですが、これ、いつなるんでしょうか。
○高橋千秋君 ただ、これは、最大限後ろ倒しということは、農業の日本側の関税を撤廃したその後ということでよろしいんでしょうか。
○高橋千秋君 じゃ、米含めて、まあ米が取れるかどうか分かりませんが、農業の日本側の関税撤廃の後にアメリカ側の自動車関係の関税撤廃が行われるという判断でよろしいんでしょうか。
○高橋千秋君 我々が聞いている範囲では、最も最後に自動車の関税を撤廃するというふうに聞いておりますが、そういう判断でよろしいんでしょうか。
○高橋千秋君 どっちにしても一番最後になるということはそのままだろうと思いますし、我々もそういうふうに確認をしております。私は、ここは本当に不公平なことだろうと思いますし、もし交渉に参加するのであればここはきっちりとやっていただきたいと思いますし、これ以外にも非関税障壁の部分で、...全文を見る
○高橋千秋君 TPPというのは、まさに多国間の中でそういう様々なことについて全体でコンセンサスを得ていくというやり方だと思いますが、その中でアメリカだけを取ってそういう並行な交渉をやっていくということになると、まさにほかの国々ともまた同じような話になってくるんじゃないか、既にそう...全文を見る
○高橋千秋君 麻生大臣戻られましたので、先ほどの郵政の話なんですけれども、これで、郵政のその許可の問題がありましてしばらくは下りないということになると、私は郵政民営化の特別委員会の委員もしていまして、随分やり取りそのときにやりました。そのときの答弁で、民営化になればもう新規事業は...全文を見る
○高橋千秋君 ただこれ、郵政の問題についてアメリカ側から要求が来ているというふうに聞いていますが、それは事実でしょうか。
○高橋千秋君 それじゃ、TPPの別交渉の部分でこの郵政の部分というのは出ておりますでしょうか、甘利大臣。
○高橋千秋君 それでは、この新規事業が遅れるということが、二〇一五年の秋に予定されています郵政株の上場に影響を与えるということはございませんでしょうか。
○高橋千秋君 それは確約できますでしょうか。
○高橋千秋君 農業の問題をお聞きします。このTPPでやっぱり一番関心が高いのは農業の分野です。私もJA出身ですので、農業については非常に関心が高いわけですけれども。  私たちのときに戸別所得補償政策というのをずっとやってまいりました。そのときに、自民党の方からはばらまきだとかい...全文を見る
○高橋千秋君 まさに農業というのは一年、二年で変えられるものではありませんから、やっぱり長期的に政策の持続性というのが要ると思います。これは、与野党を超えた部分で農業をどう再生していくのかというのは、先ほどの地方をどう大事にしていくかというのは大変重要なことだと思いますので、是非...全文を見る
○高橋千秋君 それじゃ、安倍総理のその成長戦略の一角に入れるということでございましょうか。
○高橋千秋君 今回の予算編成見ていても、あのウルグアイ・ラウンドのときを思い出してしまうんですね。ウルグアイ・ラウンドのときに六兆円の予算を用意しましたけれども、これについてはほとんど農業土木に消えてしまったということがございます。  亡くなった松下元金融担当大臣がずっと言われ...全文を見る
○高橋千秋君 確かに労働時間は減ったんですが、農家も減り、農業所得も減りました。これは結果的に良いことではないと思いますし、やはり農家の所得を増やすということ、これを考えていかないと農業を維持していくことすらできなくなりますので。私の地元ではもうほぼ担い手の平均年齢は七十歳を超え...全文を見る
○高橋千秋君 大臣の地元の三重県のいろいろなところでも同じ話聞かれていると思いますが、やっぱり人が足りない。これは児童養護施設でも本当に足りないという、個人の努力で、ボランティアの努力で頑張ってもらっている人、たくさんあるんです。ここを手当てをするということがやっぱりこの国を維持...全文を見る
06月04日第183回国会 参議院 経済産業委員会 第10号
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○高橋千秋君 おはようございます。民主党の高橋千秋でございます。  今日は、総理にも来ていただきまして、質問をさせていただきます。  冒頭に、昨日までのTICAD、総理、お疲れさまでございました。私も経産と外務のときにアフリカを担当しておりましたので、それの準備も含めていろい...全文を見る
○高橋千秋君 基本的に、あのときの消費税引上げということを決めたということが、現在の安倍総理が提唱されておりますアベノミクスということに対して多くの国々が、財政再建に向かう入口に着くんではないかというそういう認識の下、今の状況に来ているのではないかなと思いますけれども。  ただ...全文を見る
○高橋千秋君 そうは言われても、あの消費税を上げるということで多くの国々、他国からも、日本が財政再建を目指すんだという思いがあるということを認識した上で円の相場等についても変わってきていると思うんですね。  そういう中で、結果的には借金をしなければ、増額をしなければならない。補...全文を見る
○高橋千秋君 デフレ脱却をしなければならないという認識は我々も当然持っておりますし、一方で財政再建をしなければならないという非常になかなか厳しい目的を同時にやっていかなきゃいけないというのは、これは大変なことは我々も認識をしています。  その中で、総理が、五月二十八日に経済財政...全文を見る
○高橋千秋君 総理がそういう経済界に対していろいろな要請をされていることに対しては、敬意を表したいと思います。  ただ、私も、ここにおられる多くの委員の皆さんも、それぞれ地元を回られると、まだまだやっぱりその実感というか、実感はありませんし、むしろ大変厳しくなっているというとこ...全文を見る
○高橋千秋君 先日、私も報道でしか知りませんが、麻生財務大臣の方は、そういうことを先延ばしするということはないということを言われたというふうに聞いております。一方で、今日は国交省は来ていただいていないと思いますが、太田国交大臣の方では、消費税転嫁で鉄道運賃は一円刻みにするとか、タ...全文を見る
○高橋千秋君 冒頭に申しました去年の社会保障と税の一体改革の特別委員会の中でも様々な意見が出されて、あのときは、消費税のことだけじゃなくて、税制の抜本改革ということもその議論の中にあって、法律も出されたわけでありますけれども、我々は、社会保障を充実させていくという、将来の日本に向...全文を見る
○高橋千秋君 質問通告の先を答弁していただきまして、ありがとうございます。  この広報について、私は大変大事だと思います。おっしゃられたようなことはやっていくべきだと思いますが、回っていますと、消費税が上がるということが決まっている、決まっているというか、社会保障と税の一体改革...全文を見る
○高橋千秋君 今回のこの法律案の中にカルテルという話が出てまいります。カルテルというと何か談合しているみたいでイメージ的には良くないんですけれども、今回は、その消費税の転嫁がちゃんと行えるかどうか、その中小業者にとって、カルテルを結んで出せるということになっています。一方で、平成...全文を見る
○高橋千秋君 今回のこの消費税の引上げ、それに伴う転嫁の問題だけじゃなくて、以前から大手の企業から、下請の企業がいっぱいあるわけですけれども、そういうところが、今円安に振れて自動車とかいろんな輸出産業にとっては好調になってきているというふうに聞いていますけれども、円高当時、円高だ...全文を見る
○高橋千秋君 本来、こういう経済行為、営業行為というのはやっぱりある程度自由であるべきだろうと。その中で、こういう形が出てくることに関して、やっぱり流通業界からは反発が出ているというふうにも聞いています。その中で、やっぱりある程度必要最小限度に、こういう部分を法律で規定をするとい...全文を見る
○高橋千秋君 一部の報道というか、憶測があると思いますが、財務省に答えていただきましたので、財務省としては、消費税というのは余り悪役にしたくないのでそういう形は出したくないんだというような報道も一部ありました。  いろいろな考え方はあると思いますけれども、この消費税の引上げにか...全文を見る
○高橋千秋君 その特例という形にすること自体がまたややこしくなってくるんじゃないかなと私は思います。  諸外国へ行っても、いろいろ買物をすると、やっぱり税金は、その値札に付いているプラス税金というところが先進国は多いように思いますけれども、特にそういう弱い中小の業界にとっては、...全文を見る