高橋嘉信

たかはしよしのぶ



当選回数回

高橋嘉信の2000年の発言一覧

開催日 会議名 発言
11月07日第150回国会 衆議院 農林水産委員会 第3号
議事録を見る
○高橋(嘉)委員 自由党の高橋嘉信でございます。  参考人の皆様方、まことに御苦労さまでございます。  それでは、早速質問をさせていただきます。  まず、坂本多旦さんにお願いいたします。  先ほどのお話の中で、家族経営に限界がある現状では法人化の必要性あり、また経営農業と...全文を見る
○高橋(嘉)委員 今のお話ですが、もし平場と中山間地という視点に立った場合に、例えば企業が入ってきて出資をする、生協についてもですが、そういった場合において競争が激化していくということは考えられませんか。坂本さんにお願いします。
○高橋(嘉)委員 坂本進一郎さんにお伺いします。  私は、例えば生協でも平場と中山間では、やはりその構成員に入ってくる状況あるいはその条件等々を含めても、平場の方が有利と思っておりますし、そういった中では、今耕作放棄地等々がどんどんふえ続けている中山間地域においては、ますます条...全文を見る
○高橋(嘉)委員 直接支払い、日本の場合も中山間地にあります、一反歩当たり二万一千円だったかと記憶していますけれども。  坂本進一郎さんが見られて、それは実効あるものであるかどうかという点と、法人化が株式会社形態をとりつつ進む中で、将来的に家族経営の実態は協調、共存という姿で残...全文を見る
○高橋(嘉)委員 次に、中村さんにお伺いしたいのでありますが、地方公共団体の参加について、これは、将来的に見た場合、プラス要因とマイナス要因もあると思うんですが、地方公共団体の構成員参加ということについてのお考えをお聞かせください。
○高橋(嘉)委員 地方公共団体の参加は、信用力とか経営指導といった側面に視点を置いてのことかと思うんですけれども、中山間地域にまた視点を当てた場合において、平場でもそうかもしれませんが、そういった信用力とか経営指導的な話になっていくと、今後出てくるであろう生産法人に、あるいは経営...全文を見る
○高橋(嘉)委員 坂本進一郎参考人にお伺いをいたします。  地方公共団体の生産法人への参加についての御意見をお聞かせください。
○高橋(嘉)委員 実際に今、法人経営されている坂本多旦さんにお伺いしたいんですが、地方公共団体の参加は、私が先ほど申し上げたような話の中で必要なものであるかどうか、推し進めるべきものであるかどうかの御意見をお伺いしたいのであります。
○高橋(嘉)委員 生源寺さんに同様の質問でありますけれども、これは非常に重要な問題であると僕は思っておりますので、地方公共団体の参加について御意見をお伺いいたします。
○高橋(嘉)委員 では、生源寺参考人にもう一つ質問がございます。  最終的にその要件を満たさなくなった場合、罰則規定の中で最終的に国が買収するという話がございますが、今こうして、中山間地域においては全国平均を上回る大変なスピードで高齢化が進んでいる。生産法人の主体的人物が、ある...全文を見る
○高橋(嘉)委員 では最後に、坂本進一郎さんにお伺いをいたします。  法人化が進んでいった場合、予想される農村の状況をざっくばらんにお話しいただければ結構でありますが、農村社会の多面的機能、中でも伝統文化等々については残っていくものと思われますか。いかがでしょうか。
○高橋(嘉)委員 もう一言だけ。今うちの地域、岩手の地域の方を見ても、わずかな専業農家の五、六人の人たちが地域活動あるいは文化の伝承、郷土芸能の伝承等々に奔走しているという実態が、あるいは消防活動においてもみんなそうなんですけれども、もう一点に集中されていくという状況がありますけ...全文を見る
○高橋(嘉)委員 自由党の高橋嘉信でございます。よろしくお願いを申し上げます。  農産物の価格の低迷、農業労働力の高齢化、担い手不足、耕作放棄地の増大等々、我が国農業を取り巻く環境の厳しさは、政府も、また与野党を問わず、その認識を等しくするものと思われます。  減反政策が行わ...全文を見る
○高橋(嘉)委員 水田整備率を全国的に見た場合、むらがあるようですけれども、これはどういった理由でしょうか、主な理由を教えていただきたいのです。
○高橋(嘉)委員 では、第四次土地改良長期計画の達成は可能か、また今後何年あれば生産基盤整備がおおむね完了するのかをお尋ねいたします。
○高橋(嘉)委員 では、この生産基盤整備は、将来的見通し、言うなれば主産地化の意図を持って進められているのでしょうか。
○高橋(嘉)委員 では次に、生産調整にかかわる点をお伺いいたします。  自給率の向上を目途として、麦、大豆、飼料作物等の奨励品目の作付がどれだけ生産に直結しているのか、また農家所得にどれだけ直結しているのか、お伺いいたします。
○高橋(嘉)委員 作付面積については資料をいただいたのでわかっておりますが、僕が申し上げているのは、生産高あるいは所得に結びついているのでしょうかと。具体的な数字がすぐなければ、その方向にあるというお話だけでも結構ですが、捨てづくりと言われるように、奨励品目的の、生産に直結しない...全文を見る
○高橋(嘉)委員 これについて、中山間地域ではどうかというお話もお伺いしたかったわけでありますけれども、私が思うに、新たな農家負担が求められてきているのではないか。例えば、収穫機械においてもアタッチメントを変えなければいけないとか、生産費を考えても、そのような新たな負担、あるいは...全文を見る
○高橋(嘉)委員 いずれ、その推移、団地化が進んでいる、あるいは収量が増大しているという数字が出たら教えていただきたいと思います。  次に、緊急総合米対策における需給調整水田とは、どのような対応を現場農家に求めることになるのでしょうか。これは政務次官にお伺いをいたします。
○高橋(嘉)委員 需給調整水田とは、どのような対応を現場農家に求めることになるのでしょうか。
○高橋(嘉)委員 実際に、収穫期の早いところでは青刈りという形になるわけでございますか。
○高橋(嘉)委員 収穫期の早いところでは、実ったところでは青刈りをするという現実はいかがなものかと思っております。米の価格が下がる一方で、豊作になれば減反面積がふえる、また余りそうになったら青刈りというのでは、労働意欲までももぎ取ることになるのではないか。何とぞその辺をお考えいた...全文を見る
○高橋(嘉)委員 先ほどから直接支払いのお話がございますが、この直接支払いの効果はどうであるか。いずれ、ことしからですから、まだあれだと言われれば何とも質問できないわけですが、では、見通しとしてはどうか。直接支払いにおいて離農が防げるか、耕作放棄地の増大を防げる妙薬とお思いでいら...全文を見る
○高橋(嘉)委員 中山間地の離農比率の高いこと、また中山間地における後継者の育成が思うようにいっていないこと、これは認識は等しいところだと思っております。  後継者難、担い手不足が指摘されて、随分昔からでありますが、農業問題の最重要課題と言われるべきこの後継者問題、昔は後継者と...全文を見る
○高橋(嘉)委員 つまり、何歳から何歳までとか、そういうあれは問わずに、意欲のある者、農業に対して今後やっていくのだという意欲のある者が担い手という認識でございますね。  それが担い手という概念だというのであれば、中山間地域の農業をやろうとする後継者、若い人たち、これは土地への...全文を見る
○高橋(嘉)委員 大臣は、十一月二日の当委員会で二十一世紀の農業観を語られた際に、自給率達成のためには専業農家を育てることに重点を置くべきとの発言をされましたけれども、今のお話に加えて、中山間地の現状に対して、どのようにすれば専業農家が中山間地に育つとお考えか。  今まさに、発...全文を見る
○高橋(嘉)委員 では、もうちょっとだけ大臣にお伺いします。  一律の減反をして、あるいは、主産地にも中山間地域はあるわけですが、そういったことを考えながら、主産地化の推進のスピードをもう少し強力にアップするとか、一律減反を見直したりしていかない限りは、今のお話をお伺いしますと...全文を見る
○高橋(嘉)委員 しつこいようで申しわけありませんが、先ほど、後藤委員の所得補償の御質問の中で大臣がお答えになられました。優良農地には将来的には所得補償が必要かもしれないやの発言のように私はお聞きしましたが、その点はいかがでございますか。
○高橋(嘉)委員 済みません。時間がありませんので、次に農地法の一部を改正する法律案についてお尋ねをいたします。中身を絞ってお話しします。  農業生産法人に自治体を参画させるという意図は何でしょうか。
○高橋(嘉)委員 つまり、サポーター的な機能ということであれば、競争原理の導入ということは、僕はこれは賛成ですけれども、競争原理の導入というけれども、かえって自治体が入った場合に阻害する要因にはなりませんでしょうか。
○高橋(嘉)委員 わかりました。  僕が申し上げたいのは、自治体が入ると、これは信用力の面、いろいろな面から、中山間地域においては特に自治体の参画を期待すると思っております。そういった状態の中で、頼り過ぎるような話にはならないのか。また、平場と中山間地域との間では、生協が出資す...全文を見る
11月09日第150回国会 衆議院 農林水産委員会 第5号
議事録を見る
○高橋(嘉)委員 自由党の高橋嘉信でございます。よろしくお願いを申し上げます。  我が国の畜産、酪農をめぐる情勢は非常に厳しいものがあることは委員各位同様の認識と思います。牛肉の価格低迷、これに伴うところの肉用牛飼養頭数並びに飼養戸数の減少など、またWTO農業協定による海外乳製...全文を見る
○高橋(嘉)委員 一戸当たりの飼養頭数はふえて小規模飼養農家を中心に減少してきている、こういうお話であります。  この現実が問題でありまして、きのうの質問でも、僕が御質問申し上げた際に、農林省の考え方として、担い手の概念は意欲であるとお答えいただきました。ではその担い手はといい...全文を見る
○高橋(嘉)委員 繁殖経営法人、そういった農家であれば草の利用も十分考えられますけれども、肉用牛あるいは養豚、鶏、そういった法人が中山間地域に大規模化していった場合、耕作地の放棄がないと言い切れるんでしょうか。もう一度お伺いします。
○高橋(嘉)委員 現実問題としてその傾向にある。これは今回に至らなくてもあったわけでありますけれども、これが増大していくという場合のことを申し上げているのであります。  では、飼養戸数の減少は、平場と中山間地でその比率はいかがでしょうか。おおよその傾向でも結構でございます。零細...全文を見る
○高橋(嘉)委員 私は、今後、農業環境についてでありますが、予想される変化に対して対応がし切れない、また対応に時間がかかるであろう中山間地の実情にかんがみまして、対策の強化をお願い申し上げてお話をしているのでございます。この点だけは御理解を願いたいと思うのであります。  時間も...全文を見る
○高橋(嘉)委員 では次に、現場の声から二、三御質問を申し上げます。  和牛の種雄牛の平準化事業についてでありますが、その実態についてお伺いをいたします。どのようになっていますか。
○高橋(嘉)委員 つまり、種牛のいいものを全国の繁殖農家に移していこう、そして平準化をしようということでございますね。今その指導がなされていることは承知しておりますが、宮崎とか鹿児島とか兵庫はその対象外ではないのか、そういう認識が経営農家にありますけれども、これは実態的にはどのよ...全文を見る
○高橋(嘉)委員 いや、質問の趣旨がよく伝わっていないのかもしれません。  鹿児島、宮崎、兵庫では、優秀な種雄牛の精子を平準化するために全国に移せ、指導していけという指導が強力になされている結果なのかどうか。その辺がなされていないために、特定地域意識、鹿児島、宮崎、兵庫について...全文を見る
○高橋(嘉)委員 例えばスターリンクに見られるような、そういった飼料を牛に与えてきた可能性はあるわけですね。
○高橋(嘉)委員 農家にとって食品の安全という問題は命取りの問題であります。くれぐれも万全な対策を望む次第でございます。  最後に、時間もございませんので、要望を申し上げます。  適正在庫を上回っておりますバターの問題、この過剰対策についてでございますが、この考え方もお聞きし...全文を見る