高橋嘉信

たかはしよしのぶ



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高橋嘉信の2002年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月25日第154回国会 衆議院 予算委員会 第17号
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○高橋(嘉)委員 自由党の高橋嘉信でございます。私、BSE問題につきまして、武部農林大臣にお伺いをいたします。  質問内容が多いものですから早速入らせていただきますが、この問題をここまで大きくした、これをどう大臣がとらえていられるのか。農水委員会においてもでございますが、絶えず...全文を見る
○高橋(嘉)委員 つまり、対策本部を立ち上げながらもリスクを拡大させたということは認めるわけですね。リスクを拡大させてしまっているわけですね、わずか十日間ほどといっても。
○高橋(嘉)委員 これは前にも農水委員会で副大臣にも質問いたしまして、不安は払拭できませんというお話をいただいている内容でありまして、これは対策本部を立ち上げて即座に手を打てばそういうことはなかったわけでありまして、少しでもリスクを減らすことはできた。通達行政に不安を持っていたか...全文を見る
○高橋(嘉)委員 いずれ、十月四日に全面禁止に至りますね。それまでの間は消極的発言を続けられてもいます。そして十月四日には、肉骨粉の輸入、製造禁止、そして給与も全部禁止だという話になった。それでもなおかつ、十月十七日の毎日新聞にも出ていますように、禁止通達後も骨炭販売の飼料業者が...全文を見る
○高橋(嘉)委員 申しわけありません、手短にお答えを願います。  今そのように、法的規制が必要だったとおっしゃられましたけれども、では、その在庫肉を、私も再三御提言申し上げたんですが、調整保管だ、市場隔離だ、そのときに法的規制の必要性を考えませんでしたか。
○高橋(嘉)委員 法的規制が必要だったと思うと言いながら、それは時間的にこうだったと。  そして、さんざん言われたあげくに、十二月十四日に在庫肉の政府買い上げ、焼却処分を決めるわけですね。費用は二百億円であります。  ここで申し上げたいんですが、先ほど松野委員のお話のときに、...全文を見る
○高橋(嘉)委員 いや、それは、流通してしまってからどのような視点でどうのというお話をされても、これは理解できる話じゃないんです。殊さらさように、言葉だけを最初に述べられて、そして事後的に何か出る。必ず、とにかく再発防止策を一生懸命やるんだ、一生懸命やるんだばかりなんだ。やると言...全文を見る
○高橋(嘉)委員 今後の対応をけじめとは言わないと思うんであります。今までの行動の責任の所在を明確にすることがけじめじゃないんですか。言葉は僕は全然違うと思いますよ。けじめというのはそういうことをいうんですよ。区別ですよ、仕切り。(発言する者あり)では、けじめなんて言わなくていい...全文を見る
○高橋(嘉)委員 いずれにいたしましても、詳細についてはわからない、そういう話だと思います。  殊さらさようにとまたもう一回申し上げますけれども、イタリアからの肉骨粉が疑惑を持たれていた、この問題についてもなんですよ。どこへ行ったか、わけがわからない。三菱商事の百五トン分はどう...全文を見る
○高橋(嘉)委員 三菱商事の百五トンの分は帳簿もないのですよね。ないという報告でした、農林省から聞くと。大体、どこに行ったか、わけがわからないわけです。そのような状態の中で、そういう七頭から十頭なんというのもいいかげんな話だと思うのですね、学者の先生がどういう視点で言ったのかわか...全文を見る
○高橋(嘉)委員 担当課長から報告が遅かったことを怒ったという。どうして大臣に報告の義務があるんですか。その辺もおかしいと思います。  BSE問題から生まれた農政不信に対して人事の刷新を図ろうとした、これが一因だったことはそのとおりだと思うんですよ。そうでしょう。それの中で、非...全文を見る
○高橋(嘉)委員 非常識きわまりないと、そう語気を強めるところを見れば、やはり引責だったんでしょう。要は、更迭だったわけですよ。何で更迭とはっきり言わないか。時間ですから、もう答えは結構ですが、だれが見ても更迭なんですよ。更迭と明言すると、自分にまではね返ってくるかと思うから。人...全文を見る
04月03日第154回国会 衆議院 農林水産委員会 第6号
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○高橋(嘉)委員 自由党の高橋嘉信でございます。  それでは、岩渕参考人にお聞きしたいのでありますが、政官癒着が今回のBSE問題の政策決定に影響を与えていると思われる部分がある、これは、先ほど一九九六年の四月の時点とか、そのポイントが三つあったというお話ですが、どの時点でも結構...全文を見る
○高橋(嘉)委員 それでは、例えば第十回の報告書に、EUのステータス評価に対して、日本の酪農は肉骨粉の使用の習慣がないこと等を理由に途中で断ったと。たしか、これは岩渕参考人の第二部のお話だったと思うのですが、それが最終報告には、「英国からの肉骨粉輸入を禁止し、牛用飼料への肉骨粉使...全文を見る
○高橋(嘉)委員 日本の酪農は肉骨粉の使用を認められるような専門書すらあるのですね。そういったことは把握しておられなかったのでしょうか。つまり、肉骨粉の使用が習慣にないことという、この認識の違いが大前提だと思うのですね。先生が、日本の酪農は肉骨粉の使用の習慣はなかったんだと本当に...全文を見る
○高橋(嘉)委員 それでは次に移りますが、先ほどの重要な政策決定、政策ミスの最大のポイント、これは私もそう思いますが、一九九六年の四月十六日に、WHOからの勧告を我が国は受け入れて、肉骨粉の飼料としての使用を自粛する旨の通達を関係機関にした、こうあります。この時点において、これは...全文を見る
○高橋(嘉)委員 岩渕委員にできればお答えしていただきたいんですが。
○高橋(嘉)委員 言うなれば、これは在庫処理だったという報道までされているわけでありまして、それに近いぐらいの数値を示しておりまして、これは大変なことなんですよね。  肉骨粉が嗜好性が悪いことは御案内のとおりでありまして、配合飼料に一ないし二%をまぜるわけですね。それが五十トン...全文を見る
○高橋(嘉)委員 それでは、例えば、事が起きてからの話でありますけれども、その九六年のときも自主回収は全然しようともしなかったんですが、二〇〇一年九月に、空胞が発見されて、疑似患畜の発生を公表した。その後も全く、肉骨粉の入っているもの、たとえこれは豚用であろうと鶏用であろうとです...全文を見る
○高橋(嘉)委員 参考人に何もいろいろ申し上げるつもりはないんですが、生産・製造団体とかいうのであればわかりますが、一番生産者が迷惑をこうむっているわけでありまして、僕は生産者だけを擁護しようという考え方に立っているわけでも何でもありませんが、全く無傷のままでいるのは肉骨粉の輸入...全文を見る
○高橋(嘉)委員 発生当時、またそれ以降、肉骨粉入りの飼料を回収しよう、これはやはり最終的に農家は困るかもしれない、生産農家は困るかもしれない、回収しようという議論なり、農林省からのそういった旨の相談はありましたか。
○高橋(嘉)委員 では、全農の役員の方々は、そういうふうな議論とか何か、工場で使っていないのはわかりました、使っていないにしてもそういう議論はありましたか。
○高橋(嘉)委員 それでは、二〇〇一年の六月十一日から十四日にかけて、WHO、FAO、そしてOIEの専門家会議が行われました。この翌日にステータス評価の取り下げを決めていますが、ここの点が非常に僕も違和感を感じるんです。  この点について、ちょっと不明な点が多いんですが、わかる...全文を見る
○高橋(嘉)委員 それでは、田中参考人にお伺いしたいんですが、発生当時もしくはそれ以前でも結構なんですが、肉骨粉という存在を御存じでしたか。
○高橋(嘉)委員 つまり、そういう成分表に出ているわけなんですね。ですから、農林省は指導をしていないなんというのはうそなんです、農林省の技術会議の資料にあるわけですから。そうすると、それは食べさせていいものだと思います。それと、経済連とか何かの広告がばんばん出ている。例えば「デー...全文を見る
○高橋(嘉)委員 こういった大問題に発展したわけですけれども、「重大な失政」という結論をいただいたわけでありますが、行政の不作為、これはもうまさに否定できない問題であろうと思いますが、行政の責任のあり方というものは、例えば政策に対しての責任のあり方というものは、今後対応する、いい...全文を見る
○高橋(嘉)委員 ほかの三参考人の方に勘違いされてはいけませんのでお話ししますが、個人の責任というものを僕は申し上げているのではありません。行政の責任というものは、今後こう対応するということだけでいいのでしょうか、その点、感想だけで結構ですということです。
○高橋(嘉)委員 終わります。
○高橋(嘉)委員 自由党の高橋嘉信でございます。  私は、生産者、消費者の立場に立って考えてみても、見れば見るほど、今回の減俸とか事務方の人事をいじくったぐらいで、責任の所在ということを国民の前に示したとは到底言いがたいと思っております。  そこで、まずは一九九六年、まさに最...全文を見る
○高橋(嘉)委員 私がお役所の事務方から確認したところでは、確認はされていないのであります。  そして、九六年の三月に、これは報道された内容ですから、どうもうやむやであってはいけないと思いますので、再度私の方から聞かせていただきます。  一九九六年四月十六日にあの自粛通達が出...全文を見る
○高橋(嘉)委員 私がお聞きしたいのは、大臣、先ほどから決意を強くおっしゃっていますけれども、大臣はもう確認していたはずなんですよ。そのときに、一九九六年当時、通達が協会までだったことだってもう知っている。みんな知っているはずなんです。聞いているはずなんですよ。それだったら、それ...全文を見る
○高橋(嘉)委員 この辺の認識がこの問題の判断する基準になってくるのですよね。知らないと言って、酪農に詳しい大臣なのに、大体にして、ホクレンとか経済連、全農がちゃんと裏に名前を出しているところで、例えばこの「デーリィ・ジャパン」、これもテレビに出たのですよ、あのとき、大臣がエレベ...全文を見る
○高橋(嘉)委員 いずれ、その認識が多分今までのいろいろな答弁の中に反映されているような僕は気がするのですが。  例えば、ではちょっと話はまた、この問題については後で入っていきますので、お伺いいたしますが、原因は究明する、迷宮入りはさせないと。簡単にお答えください、今でもその考...全文を見る
○高橋(嘉)委員 一九九六年十一月に輸入されたイタリア産肉骨粉のうち、帳簿のない三菱商事、何回事務方から聞いても、帳簿がない、わけわからない、ありませんと。いずれ、飼料安全法の保管義務は二年だと、まあこの点も問題あるのでしょうが、いずれ、わからない、帳簿がないという返事なんだそう...全文を見る
○高橋(嘉)委員 資料がないのに、鶏だとか豚だとか言われてもどうしようもないので。  大体に、この三菱商事への立入検査は、BSEが発生してから一カ月後なんですよ。二〇〇一年十月十日です、一カ月後にやっている。大体こういう怠慢な体制だから。そして、二回目目ですよ、今大臣が言った二...全文を見る
○高橋(嘉)委員 要は、わずか十八日間でやったわけですから、五千八百人が。さっき資料なんかも見たようなこともちょっと局長言われていましたけれども、大体にして、全部その購入伝票からみんな見て、過去八年からみんな見てやるなんということが、例えば、五千八百人が十頭ずつ一日やったとしても...全文を見る
○高橋(嘉)委員 僕が言っているのはその趣旨で言っているんじゃなくて、要は、発生後も豚用のえさであろうが何であろうが牛に給与されて、ずっとほったらかされていたということを言いたいんですよ。  殊さらさように、鶏用だ、牛用だと言いながらも、みんなそういう実態があったんですよ。あっ...全文を見る
○高橋(嘉)委員 前に予算委員会で質問したときは、そういうふうな話じゃなかったですね。  いずれにせよ、素直にそれは認めて隠さないようにすることが一番大切なんですよ。いや、そういう実態もあった、だからこう手を打ったと。大体にして手を打ったのが、では十月四日、法的には十月十五日じ...全文を見る
○高橋(嘉)委員 私は個人的には大臣に恨みも何もないんですけれども、僕が言いたいのは、要は法的禁止した後に、では流通段階にどれぐらいあるかというぐらい調べるのは普通のことだと思うんですね。こういうことをしているから、前の一九九六年当時のように、また在庫処理に猶予期間を与えたんじゃ...全文を見る
○高橋(嘉)委員 独裁というところは撤回してもらいましたが、行政、食の安全と安心と先ほど高橋委員長も言われたように、安全を示すのは、やはりその体制をつくるのは農林省にあるわけです、厚生省と。これに早かったから独裁だとか、遅かったから何とかという話じゃないんですよ。いち早くやるのが...全文を見る
05月21日第154回国会 衆議院 農林水産委員会 第10号
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○高橋(嘉)委員 自由党の高橋嘉信でございます。  まず、お伺いいたします。  現在のサーベイランス体制下における死亡牛の取り扱い状況について、具体的な数字は結構なんですが、当初、年間四千五百頭の目標を設定されていたと思いますが、四月二十六日の時点で二百五十七頭との報道もあり...全文を見る
○高橋(嘉)委員 千七十二頭ではまだまだ目標に追いつかないですし、それだけの意気込みでやられるということはお伺いいたしました。ただ、英国でも、傷害牛についても、要は診断の見方によっては間違えてしまう場合があるわけですね。傷害牛もその対象になっている。当然、その辺、もう少し幅広くと...全文を見る
○高橋(嘉)委員 厚生省の申し入れに対してどう思うかということが一点と、それでは、どこなら、どの都道府県なら一番最初にできそうか、それはいつごろになるであろうかという見通しだけでもお話しください。生産局長で結構です。
○高橋(嘉)委員 さっき東京かなんて聞こえたんですけれども、その話はどうなんですか。どのあたりからなら、いつごろなら始められそうだという話もできないということでは何ともならないと思うんですね、もう何カ月も前からこの話は出ているわけですから。もう一度お伺いします。
○高橋(嘉)委員 副大臣、そこまで前向きな御答弁をいただきましてありがとうございます。年度内に整備する。では、もう来月とかお盆あたりにでも始めるところはあるわけですね。そこだけ確認します。
○高橋(嘉)委員 いずれ、年度内に体制を整備して始めるということと受けとめさせていただきました。  では次に、廃用牛対策の現状についてお伺いいたします。  細かい数字は結構です。滞留状況が回復されてきている、廃用牛がどんどん出てきている。滞留が回復というよりも、廃用牛がどんど...全文を見る
○高橋(嘉)委員 いずれ、この廃用牛の出荷が回復してきているということに惑わされることなく、滞留に視点をもう少し強く当ててほしいというのが私の考え方であります。  では次に、在庫肉についてお伺いします。  これはもう、検品してから集めたわけではなくて、また屠畜場の証明の添付の...全文を見る
○高橋(嘉)委員 現在の検査体制はどのようになっているんですか。
○高橋(嘉)委員 十五名で千箱ですか。一分間に一箱みたいな計算じゃないですか。それでホルスと和牛との区別とかなんかはできるんですか。区別する根拠とかなんかはどのようになっているんですか。これは肉だからと、箱に書いてあるのを参考にしてやるような話を事務方は言っていましたが、それでは...全文を見る
○高橋(嘉)委員 いや、僕がお尋ねしているのは、指でさわったとかそういう問題ではなくて、わずかそれだけの時間で、肉の質が全然違うわけですから、ホルスタインと和牛とかの区別がつくんですかということを聞いているんです。つくんですか、それで。
○高橋(嘉)委員 それでは、今までに雪印以外にその箱に書いてあるものと中身が、表示と中身が違うという事例はなかったんですか。
○高橋(嘉)委員 時間がないのでお話ししますが、一万二千六百トンの内訳、これが地域的に大きな隔たりがあったり、先ほど各委員からも御指摘ありましたが、相手の同意云々を話しておられますけれども、これは業者名まで公表しても差し支えないのではないかと私は思います。  情報公開による透明...全文を見る
○高橋(嘉)委員 申しわけないのですが、理解したいところですけれども、大体十五名で千箱もやられる、それは理解はなかなか難しい。  僕は、外部監視員というような形、それは消費者の御婦人方は専門的知識がないからその判別はしにくいとか、いろいろな点はあるかもしれませんけれども、作業の...全文を見る
○高橋(嘉)委員 要は、高崎の工場ですね。
○高橋(嘉)委員 オランダ産の動物性油脂と言われていますが、これはBSEの原因ではないという前提があるわけです。ただ、たまたまやっていたと。確かにそのとおりだと思うのですが、四頭目の牛が、それこそたまたま同じように代用乳として給与されていたという現実から、慌てて動き出しているよう...全文を見る
○高橋(嘉)委員 いずれ、その辺のところ、徹底してやっていただきたい。とにかく、迷宮入りさせない、原因は必ず究明すると大臣が何回もお話しされているわけでありますから、手を抜かずにお願いしたいということであります。  では次に、この前の質問で、どうも大臣の御答弁にちょっと納得いか...全文を見る
○高橋(嘉)委員 あの時点で、前回も申し上げましたけれども、五十トンほどの肉骨粉、飼料に直すと大体二十五万袋という話をしました。  その後に大臣が答弁の中で、在庫整理、在庫解消に一役買ったんじゃないかという話の報道の内容ですが、そのくだりの中で、「私も率直に、言ったとおりのこと...全文を見る
○高橋(嘉)委員 絶対という言葉はあれですが、とにかく、できる限りそれは阻止できたというふうには答弁しているように、そういう気概は感じているわけであります。  しからばというところで聞きたいのですけれども、五千百二十九頭に肉骨粉を与えていた、肉骨粉入りのえさを与えていたという報...全文を見る
○高橋(嘉)委員 つまり、行政通達を出しても保管管理の実態はなかった。厚生省はやっているのにもかかわらず、自主回収せよという、肉骨粉入りの飼料、豚や鶏にやる飼料を回収しようという意図が全然働かなかった、ここが一番の問題だと思うんですね。リスクを拡大した、私はそう思うんです。  ...全文を見る
○高橋(嘉)委員 要は、豚用とか鶏用のえさを五千二百頭に与えていた、五千百二十九頭、これを報告しているわけですよね。  あの時点で、また言うと数字の話になりますけれども、聞き取りしかできないわけです。そして、直近の情報だけなんですよ。この間それも質問しているんですね。五千八百人...全文を見る
○高橋(嘉)委員 それはわかりました。罰則規定を設たのはそのとおりですよ、九月十八日からいって。  罰則規定と同時に、保管せよ、管理してくださいと書いてあるわけですから、罰則規定と同時に。だから、少しでも管理実態があったのかと。ちゃんとそれをストックさせたまま残ったのがあったか...全文を見る
○高橋(嘉)委員 まあいいです、いずれ。  時間が終わりましたので、終わります。
05月21日第154回国会 衆議院 本会議 第36号
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○高橋嘉信君 私は、自由党を代表して、ただいま議題となりました郵政関連四法案について質問いたします。(拍手)  今、政治不信は極限に達しております。役所に口をきいて見返りに報酬を受け取ったり、官僚をおどして国の予算を私的に流用したり、毎日のように政治家と金をめぐる不正な事件が報...全文を見る
05月29日第154回国会 衆議院 農林水産委員会 第11号
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○高橋(嘉)委員 自由党の高橋嘉信でございます。  僕は、このJAS法の中身がよく見えないし、その上位法となる包括法を今検討しているという、その内容との整合性、よく見えないのでありまして、その辺のところをまずはお伺いしてみたいと思っております。  このJAS法の必要性について...全文を見る
○高橋(嘉)委員 要は、制定当初はお役所が格付をしていたということですね。これだけは間違いないですよね。(西藤政府参考人「はい」と呼ぶ)その後、大臣認可によってJASマークが張られる食品が市場に出回ってきた、これは事実なわけです。  ところで、大臣、これは哲学的な、理念の話です...全文を見る
○高橋(嘉)委員 これは最も大事な点でありまして、食の安全を意味するのかしないのか、もう一回だけお話しください。JASマークは食の安全を意味するものか否か。
○高橋(嘉)委員 いや、これは品質表示法が加わって昭和四十五年にJAS法が改正された、そのときに初めて、消費者の選択に資するとなっているんですよね。そうですよね。その点をお答えいただけますか。
○高橋(嘉)委員 一定の規格をクリアしている商品だと。ところが、後でお話ししますけれども、規格率にばらつきが非常にあるわけです。これは任意なんですね。任意で、しかも、最初に農林省や都道府県が格付をしていった。まさに公的な機関が品質保証をしていった。そうすると、消費者は、これは安全...全文を見る
○高橋(嘉)委員 これは農林政策なのか安全政策なのか、よくわからない。規格という。規格はクリアしていても、例えば、本当にそれは安全なものであるのかないのか。安全なものを提供するんだったら、最初は国や公的機関が格付をしていたんですから、どうして今は格付の認定機関とか登録認定機関とか...全文を見る
○高橋(嘉)委員 つまり、食の安全、安心については食品衛生法だということなわけですね。ところが、もう当初は、JASマークは安全なものという、国がやっているものだから安全なものだ、あるいは公的機関がやっているから安心できるものだという認識を与えつつ、そのJASマークをどんどんどんど...全文を見る
○高橋(嘉)委員 大臣にお伺いしたいんですが、要は、JASマークというのは、最初はやはり公的機関、国とかなんかがその格付をしていった。そして今、認定機関の方にあるいは格付機関の方に変わっていった。そのようになった場合、消費者は、安全、安心なものという、先ほど、どうも、規格規格の言...全文を見る
○高橋(嘉)委員 いずれ、幾らお尋ねしてもお話しにならないかと思いますが、業界団体を保護するためにいろいろな検査協会等々をつくり、そこからJASマークを貼付させていった。JASマークに対する安全、安心というイメージが国民の中に、消費者の中にある。そして、それを定着させていった。こ...全文を見る
○高橋(嘉)委員 では、JAS法は、従来と違って、安全政策に転換をしていった、そういうような感じが受け取られます。  では次に、農林省は、JAS法の中で行い得る安全と安心の消費者への提供策、今お話しになられました。もっと具体的に、例えば今検討課題にしているのでもいいですけれども...全文を見る
○高橋(嘉)委員 有機JASの話が強調されているようですけれども、JASマークの中の一つでありますけれども。  いずれ、例えば安全、安心をどうしてもJASマーク、JAS法の中でイメージしていきたいというのであれば、お伺いしますが、食品の認定マークの中の厚生省所管の特別用途食品マ...全文を見る
○高橋(嘉)委員 大臣、僕が聞いている視点は、例えば、この間のBSEの調査検討委員会の報告でも、消費者への安全性の確保そして一元化ということを提言されていますね。  ですから、JAS法の中で食の安全、安心という視点を取り入れていくというのであれば、ですから先ほど局長さん、有機の...全文を見る
○高橋(嘉)委員 いずれ、この等級の話をすると、どのような検討過程になるかわかりませんが、私たちが焼き肉で食べているというのは、私の場合ですが、ほとんどホルスタイン種だと思うのですけれども、その辺の実態がわからないまま消費者が口にしている、そこまで踏み込むのかどうかということをお...全文を見る
○高橋(嘉)委員 いずれにせよ、品質表示のラベルが、トレーサビリティーばあっと書いてある、これは包括法、それで内容量とかそういったものはもうJAS法、添加物は食品衛生法みたいな、そういうラベルじゃ一元化とは言えないんですよね。ですから、品質表示制度は食品衛生法に吸収されたっていい...全文を見る
○高橋(嘉)委員 それは、JAS法自体、品質表示制度自体、もう省益にとらわれずにやるということですね。そう理解してよろしいですね。  では、時間もありませんので、先ほどから有機農業の話を答弁の中でされていますので、有機の話を一つだけ聞いてみたいと思います。  有機JASの登録...全文を見る
○高橋(嘉)委員 環境保全型農業、とりわけ食の安全が騒がれている、まさに時代の流れなわけです。そういった観点からも、この有機農業というのはどんどん推し進めてしかるべきだろうと思っております。  そういった中で、よくホームページ、ホームページと言いますが、ホームページを開ける人ば...全文を見る
09月24日第154回国会 衆議院 農林水産委員会 第19号
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○高橋(嘉)委員 自由党の高橋嘉信でございます。  私、まず、今国を揺るがしている無登録農薬の使用問題についてお伺いいたします。  その前に、若干今事件の経緯を整理しますと、山形県における場合でありますが、一九九二年に無登録農薬使用の情報提供があって、その現物を確認して立入検...全文を見る
○高橋(嘉)委員 たしか事務方は農薬対策室だったと思うんですが、八月七日、記録はないが、そういう問い合わせはあった、しかし適切に答えているという事務方からのお話を私は聞いているんですが、そういった把握はされていないんですか。
○高橋(嘉)委員 先ほどから初動の話が出ていますけれども、このあたりが非常に僕は問題だったと思うんですが、BSEと同様に大変な問題であるという御認識の中に、一番最初のところが問題だと思うのであります。  また、この農薬販売業者四万、そしておよそ七万店舗と言われています。商品数が...全文を見る
○高橋(嘉)委員 農薬取締法の中には、健康保持とか生活環境を守るという目的があります。そういった中に、農薬対策室とか農薬検査所、員数が少なくて二十件の立ち入りしかできない。しかも、六十六そういう問い合わせが来ている。にもかかわらず、そこも調査しない。これは目的に合っているのか。し...全文を見る
○高橋(嘉)委員 ですから、遠藤副大臣、要は、全く実態調査する必要がなかったら、二十件もやる必要はないわけです。それで、その前の年は五十ないし七十ぐらい、六十ぐらいやっているという話です。六十六のそういう話があったら、そういうところに赴くのが普通じゃないですか。そのことだけを聞い...全文を見る
○高橋(嘉)委員 逮捕された西日本物産、これは、ダイホルタン十九トン、プリクトラン二トン、計二十一トン、過去三年間という、何かまとめた状況が報告されましたけれども、これは先ほどお話がありました百五十業者の中の一社であります。いずれこれらの点について、全社名の公表のみならず、輸入先...全文を見る
○高橋(嘉)委員 今までの把握の期限、九月三十日、それはよくわかりました。  それでは、これから対策という話になりますけれども、無登録農薬及び主成分となるものの大量輸入、これはみんな国内では製造されていないということでありますので、この大量輸入に対する規制、またこれらの問題の誘...全文を見る
○高橋(嘉)委員 今回の問題について、生産農家の猛省は求められて当然と言えますけれども、農協の介在、また熾烈な訪問販売を展開する販売業者、こういったところに僕はちょっと視点を当ててみたいと考えてみたんですが、生計を立てるためには、農家はどうしても流通の求め、市場の求めに応じなけれ...全文を見る
○高橋(嘉)委員 では次に、食肉の偽装問題についてお伺いいたします。  私は、先ほどからもお話ありましたけれども、この問題点の一番の原因は、回収作業が業界内で行われている、ここで完結している、ここに問題点があると考えております。  緊急保管対策事業から買い上げ事業に移行した。...全文を見る
○高橋(嘉)委員 いろいろな意見がありますけれども、真摯に受けとめながら、今後に反映させていただきたいとお願い申し上げます。  それでは、ここでちょっとお伺いしたいんですが、買い上げ肉の、全肉連が買い上げた千百四十五トン、これは大阪同和食肉協同組合連合会のものでありますが、この...全文を見る
○高橋(嘉)委員 では、そういった焼却施設を含めてすべての条件、まず一番最初におたくのところを検品するよというその前提条件すべてがそろっていたのはここだったということですか。
○高橋(嘉)委員 一月三十一日までの抽出検品数千四百六十六トン、そして大阪同和さんの、そして愛知同和さんの分を合わせると、実に、この一月三十一日以前の抽出検品の中の割合を見ると、八六%弱なんですね。ほとんどここに抽出検品は集中していた。  流れとして不自然ではございませんか、も...全文を見る
○高橋(嘉)委員 いや、僕がもらっている資料によれば、抽出検品、一月三十一日以前、検品数量千四百六十六トン、焼却数量千四百六十六トンとなっていまして、大阪、愛知関係焼却状況、一月三十一日以前、抽出検品八百六十一トン、これは大阪ですが、愛知の方は三百九十四トン、合わせると、焼却した...全文を見る
○高橋(嘉)委員 畜産振興事業団と、あれはたしか贈賄事件だったと思うんですが、それも海外牛肉の輸入問題の割り当て量についての話であったと私は記憶していますが、そういったところが何でこういうふうに八〇%以上もの、僕は優先的にと指摘されてもやむを得ないんじゃないかなと。僕は不自然に思...全文を見る
○高橋(嘉)委員 私としては、これだけのいろいろな問題がどんどんどんどん噴出してきているときに、まだ焼いていないものがあったら当然全箱検品にしていく、そして消費者に安心感を持ってもらう、これが普通ではないかな、そう思っております。  それでは、終了したという話ですが、僕は、一つ...全文を見る
○高橋(嘉)委員 原産地の判別とかあるいは重複した監視体制とかいっぱい問題があると思いますけれども、時間が参りましたので、終わります。
11月08日第155回国会 衆議院 環境委員会 第2号
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○高橋(嘉)委員 自由党の高橋嘉信でございます。  まずもって、鈴木俊一先生の環境大臣の御就任を同郷の一人としてお祝いを申し上げる次第であります。今後の環境行政に大きく御貢献いただくものと期待をしている次第であります。  さて、大量の廃棄物の排出、最終処分場の逼迫、不法投棄の...全文を見る
○高橋(嘉)委員 では、焦点を絞りまして、今大きな社会問題となっております産業廃棄物の不法投棄、後を絶たない現状に対しまして、現在環境省が行っている指導及び監督は十分なものであるとお考えかどうか、この点をまずもって大臣からお伺いします。
○高橋(嘉)委員 産業廃棄物に関しては法定受託事務とされておりまして、国が本来果たすべき役割を地方公共団体が事務処理を行っているというものであります。すなわち、国においてその適正な処理を特に確保する必要があるものとされているわけであります。この点、明確に国は指導監督の義務、責任を...全文を見る
○高橋(嘉)委員 産業廃棄物の処理法、平成九年に法改正されまして、施行された平成十年六月以降の不法投棄に対し、地方公共団体が原状回復するに際しまして行政代執行を余儀なくされた場合の方策として、産業界と行政が半々、半分ずつ、すなわち国の補助も四分の一、地方公共団体の負担も四分の一と...全文を見る
○高橋(嘉)委員 僕がお尋ねしているのは、その仕組みはわかっているんです。大臣が就任早々、循環型社会の形成を力強く唱えている背景の中に、今までの環境行政の転換を考える部分があるのかどうか。つまり、基準を、基金制度を設定したというこの一点にだけよるものであるか、むしろ、この忌み嫌わ...全文を見る
○高橋(嘉)委員 今お話しいただきましたので、まさに大臣の選挙区、全国最大規模、八十二万立方メートルの産廃の不法投棄が行われておりました、岩手、青森の県境の産廃不法投棄の問題について伺います。  原因者は平成十二年五月の逮捕直前まで事業展開をしておりますが、岩手への不法投棄分は...全文を見る
○高橋(嘉)委員 私は、要は、いつごろ始まっていつごろ終わったか特定できるかどうか。まだされていないのはわかります、できるかどうか。平成十年の六月十七日施行以降であれば、国の補助率が変わってくるわけですね、原状回復、行政代執行するといった場合においては。特定できなければ、そのよう...全文を見る
○高橋(嘉)委員 では、大臣にお話ししておきますが、きのう事務方から聞いたところによれば、特定はできない、かなり困難なわけです。そういった状態の中で、十年の六月十七日以前、以降、無理やり決めつけてやっていこうという考え方は、本当の今後の環境行政にいい結果を生むものではないというこ...全文を見る
○高橋(嘉)委員 そのように言っていただくとありがたいんですが、つまり、これはBSEの問題や無登録農薬の問題と全く酷似しているんですよ。要は、指導しっ放し、フォローなしってやつなんですね。こういった中で、環境省と地方公共団体との法律の解釈、運用の部分で大きく隔たりがあったんですよ...全文を見る
○高橋(嘉)委員 いずれ、本当に大臣お考えいただきたいんですが、これだけ何十回もあって、環境省からお伺いすると、大体立ち入りの内容を聞いても、もう三十回ぐらいあったらしいみたいな、後から全部報告を受けているんですね。では、相談されたことは何回ぐらいあるという話を聞いたら、三回ぐら...全文を見る
○高橋(嘉)委員 コンセンサスを得られないという中では、環境行政の指導をする立場としてはいかがなものかと思うんですよ。  そうであったら、ではお伺いしますが、産業廃棄物の流入阻止、搬入阻止、あるいは規制強化、つまり自県内処理の原則を各自治体が持つようになっていったらどうなるんで...全文を見る
○高橋(嘉)委員 いや、捨て得とか、要は、どうしても他人のうちのトイレを借りなきゃいけない。最終処分場の数が少ないんですから、これは仕方ない。しかし、そういう経済基盤の中で生きていかなきゃならない地域なわけですから。みんな責任とれとか、そんなことを言っているのではありません。もう...全文を見る
11月08日第155回国会 衆議院 本会議 第8号
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○高橋嘉信君 私は、自由党を代表して、ただいま議題となりました構造改革特別区域法案について質問いたします。(拍手)  冒頭に、一言申し上げます。  かつて、自由党が中心となって、政府委員制度の廃止や副大臣等の設置、党首討論のための国家基本政策委員会の新設を柱とした、国会審議の...全文を見る
11月12日第155回国会 衆議院 環境委員会 第3号
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○高橋(嘉)委員 自由党の高橋嘉信でございます。  それでは、時間も余りありませんので、自然再生推進法案について質問させていただきます。  基本理念の中に、自然再生事業は、事業の着手後においても自然再生の状況を監視し、その監視の結果に科学的な評価を加え、これを当該自然再生事業...全文を見る
○高橋(嘉)委員 では、協議会においてフィードバックの決定も可能ということですか。これは本当に確認の意味ですが。
○高橋(嘉)委員 基本理念の中で、自然再生は科学的知見に基づいて実施されなければならないとありますが、今のお話だと、科学的な知見というのは、専門家の人たちも入る、その協議会の存在の中で。その科学的知見というのも、フィードバックも可能というのであれば、ここの協議会の中で判断するとい...全文を見る
○高橋(嘉)委員 着手後というのは、もう協議会で構想を示して、そして専門家会議とか何かを各お役人の人たちがやって、計画をつくって、そして案が協議会で認められて、計画をどんどん進めるという段階、そしてそれから事業実施に入るわけですね。着手後の科学的知見、これは後でまたお話しします、...全文を見る
○高橋(嘉)委員 要は、僕はこの流れを見ると、科学的な根拠が、まさに主務大臣が意見を聞くことができる、これは九条の六項にありますよね。自然再生事業を主務大臣が認定するに当たり、主務大臣は自然再生専門家会議の意見を聞くことができるものとすること。聞かなくてもいいわけですね。  基...全文を見る
○高橋(嘉)委員 どうもよくわからないです。要は、基本理念の中に、科学的知見に基づきとありますよね。そして、その科学的知見が、要は協議会の中に専門家が入るというだけですよね。あとはお役所がつくる推進会議ですよね、専門家から聞く範囲というのは。そうですよね、両輪でいくにしても。 ...全文を見る
○高橋(嘉)委員 では、話を一つずつ聞いてみたいと思いますので、もとに戻してやっていきます。  まず、協議会においてフィードバックは可能か否か。可能だというお話でしたが、環境省の考えはどうですか。
○高橋(嘉)委員 では、国が実施者として行う場合。  NPOも実施者となれるというお話が先ほどありましたし、そのように理解すればできるかなという文言もあります。ただ、先ほどのアサザ基金のように、どうも実施者に本当になり切れるのかなと私は疑問を払拭できないでいるのですけれども、そ...全文を見る
○高橋(嘉)委員 それでは、今のお話だと、協議会メンバーは数限りなく、手を挙げた人全員入れるという理解でよろしいですか。
○高橋(嘉)委員 では、NPOが実施者になる場合、必要要件は何ですか。どのようにして実施者が決まりますか。NPOが主体としてやるというような事業の場合ですよ、国の場合とは違って。  おれもやる、おれもやるとなったときに、実施者は共同でも嫌だと、例えば意見が合わなかった場合、また...全文を見る
○高橋(嘉)委員 私は、釧路湿原のお話をお話しされますが、この趣旨はいいと思うんですよ。そして、環境に対して環境省が意見を申し上げていくというのは非常にいいことだと思いますよ。  ただ、仕組みがしっかりしていないと、どうしても今の世の批判にたえ切れない部分が残されている、そう思...全文を見る
○高橋(嘉)委員 参加したいし、要請があるだろうという感じですよね。僕は、もう完全に参加すべきである、そこはすべきであると思っております。  いずれ主務大臣が、要は基本方針に関しても、国交相、農林相にあらかじめとあるわけですから、まさに環境大臣が主体的に、そういう基本方針作成時...全文を見る
○高橋(嘉)委員 では、自然再生事業の実施計画は、自然再生全体構想と整合性のとれたものでなければならないものとすること、これは九条の四項ですか、とありますが、これは、実施までの段階であるとこれを限定したものでしょうか。どのようにおとらえでしょうか。
○高橋(嘉)委員 僕がお尋ねしているのは、つまりこういうことなんですよ。事業着手後の自然再生事業の監視という文言は、先ほども協議会にゆだねたような話だけで、もう着手した場合ですよ。僕が前に申し上げたのは、全体構想をつくる時点で、計画に入る前にフィードバックという話ですからね、勘違...全文を見る
○高橋(嘉)委員 その点なんですね。まだ事業に着手していない実施計画に関し、主務大臣、これは環境相もですが、必要な助言をすることができるという規定のみなんですよね。  環境大臣にまたお伺いしますけれども、基本方針をつくる際ですが、その後の事業実施段階での環境相の主務大臣としての...全文を見る
○高橋(嘉)委員 では、前段ちょっとお話しした問題に入りますが、自然再生推進会議を構成する環境省、農林省、国交省が専門家会議を設けとありますよね。お役所が決めますね、これは。その意見を聞くものとすることと、つまり専門家会議の意見をここで聞きますよね、自然再生推進会議は。だから、こ...全文を見る
○高橋(嘉)委員 意見を聞くことができるものとすることじゃないですか、意見を聞くものとすることじゃなくて。だから、これは解釈的には、聞かなくてもいい。反映するという話にまでこれで理解できると私は思いませんけれども。聞きたければ聞いてもいい、法制局見解はそうでしたけれども、聞くもの...全文を見る
○高橋(嘉)委員 反映の濃淡がどこまでか知りませんが、「聴くことができる。」というのは、通常は義務的なものではなくて、聞かなくてもいいわけですね。そう理解されても仕方がない。だったら、反映する、その意見を聞き反映するものということに書き直すべきだと僕は思っております。  時間が...全文を見る
○高橋(嘉)委員 提出者の谷津先生からそういうお話であれば、それは附則ででもきちっと明記すべきだと僕は思います。されてしかるべきだと思います。対象範囲を狭めるという意見もあるようですけれども、これは今谷津先生がお話しになられたとおりで、もしそのアセス法が全く今なおちゃんと生きてい...全文を見る
○高橋(嘉)委員 時間が終了しましたけれども、一点だけ私から申し上げたいことがあります。  いずれ、いろいろの問題なしとは言えない中身ですけれども、これは環境省の意気込みなり、本当に自然再生に向けてやろうというこの意気込みは大いに買える話なんですが、やはり科学的知見とか専門家会...全文を見る
11月13日第155回国会 衆議院 政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会 第2号
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○高橋(嘉)委員 自由党の高橋嘉信でございます。  選挙権に関して、合併によって、その市町村に所在しながら選挙権を消滅したという件とか、政治活動用ポスターの撤去にかかわる事項、市町村議会議員は法の及ぶ範囲ではなかったということについての対策、これはまさに私は遅きに失したという感...全文を見る
○高橋(嘉)委員 売名行為の話になるといろいろ議論はあるかもしれませんが、告示日以外の事態という問題とかいろいろあると思うんですが、時間がないのでほかの問題に入っていきます。  次にお伺いしたいのは、比例代表選出の現職議員の小選挙区補欠選挙への出馬問題についてお伺いします。 ...全文を見る
○高橋(嘉)委員 わかりました。各党の議論はわかりますが、制度上の矛盾、法律上の不備をお考えになられての今の御発言と思います。それであれば、制度上の是正を求めての、政府側としても、各党の議論を促すようなお考えはございますか。
○高橋(嘉)委員 わかりました。  では次に、政治資金規正法の第二十二条の六の匿名の寄附の禁止について、この事項についてお伺いをいたします。  細かいことで本当に大臣には申しわけないんですが、前に通告しておりましたので、お答えいただければと思っております。第二十二条の六には、...全文を見る
○高橋(嘉)委員 それでは、立てかえによって行われた党費、これを受け取った側は、今、法的にどういう解釈になりますか、受け取った側は。
○高橋(嘉)委員 一般論とはいえ、大臣の御見解を承って本当にありがたく思っております。まさに、やってもいけないし、受けてもいけないんですね。  特定の名前を出されると困ると言われるかもしれませんが、これから後のは、見解をはっきりとお答えいただきたくない場合はそれで結構でございま...全文を見る
○高橋(嘉)委員 いや、今この問題は大きく報道されております。一昨年のKSD問題の際に、自民党は内部調査をし、事実を認めました。しかしながら、党員二万あるいは後援会員百万人以上という候補者要件は温存されたままであります。このときの問題を教訓に公選法は改正され、二〇〇一年七月の参議...全文を見る
○高橋(嘉)委員 また、全国宅地建物取引業保証協会は公益法人なんであります。公益法人ですから、一般の、営利を追求するものではない。この政治連盟、すなわち、全国不動産政治連盟という政治団体の役員構成も、宅建の保証協会と、それがつくる不動産政治連盟も同一の役員であるという指摘もなされ...全文を見る
○高橋(嘉)委員 ですから、例えば公益法人の代表者が政治連盟の代表者と同一人物であって、監督官庁が所管している公益法人、そういった人が同じ政治連盟の代表者にもなって、このような疑われるような通達を下す、指示をし、実際にそういう募集をかける。一般論、大臣個人の見解でも結構です、いか...全文を見る
○高橋(嘉)委員 この問題について、野党四党はプロジェクトチームを立ち上げて全容の解明に向け調査を進めようとしている段階であります。当委員会も、政治倫理の確立が第一義ということであれば、この問題の実態把握、調査権はないとおっしゃいますから、この委員会で実態把握を含め、公職選挙法上...全文を見る
○高橋(嘉)委員 こういった問題、後を絶たないわけでありますから、委員長に御提案申し上げますけれども、小委員会をつくるか何か、方法論は理事会にゆだねますが、いずれ御検討をいただきたいと考えております。
○高橋(嘉)委員 私の時間が差し迫ってまいりまして、政党の政治活動用ポスター等々についてお話をお聞きしたかったんですが、意見を申し上げるだけで終わりたいと思います。  この政党の政治活動用ポスター、政党活動を保障する、最大限伸ばしていくという趣旨は全く賛同いたします。しかしなが...全文を見る
11月15日第155回国会 衆議院 環境委員会 第4号
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○高橋(嘉)委員 自由党の高橋嘉信でございます。  参考人の皆様方、本当にきょうはお忙しいところをお越しいただきまして、ありがとうございました。また、先ほどは大変貴重な御意見をいただきまして、ありがとうございました。  今までお話をお伺いしていると、これはもう環境省次第だなと...全文を見る
○高橋(嘉)委員 議論の過程の中の議事録に残っている部分の話ですが、その再生協議会、手を挙げた者は拒まないと。かなりの数になるかもしれませんし、それは全く意味のないところの団体とかもあるかもしれませんから、そこは精査の必要があるかもしれませんが、基本的には、手を挙げた者は拒まない...全文を見る
○高橋(嘉)委員 私が提出者の味方をする必要はないんですが、この間の議論の中の話をしますと、再生協議会の中にも専門的な知見を有する人たちが入っていく。そこで自然再生協議会の中に小委員会を立ち上げるなりなんなり、そういうことも可能。そして、推進会議が設けている専門家会議、両輪の可能...全文を見る
○高橋(嘉)委員 いずれこれは、確かにおっしゃる意味合いもわかりますが、アセスメントもきっちりやってもらいたいという意図もこちらも働いておりまして、そういった中でさらに議論を進めながら、できる限り、本当にいい法律として環境行政の転換の第一歩になるような形になればと願って頑張ってま...全文を見る
12月04日第155回国会 衆議院 農林水産委員会 第10号
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○高橋(嘉)委員 自由党の高橋嘉信であります。  まず冒頭、この問題についてお伺いします。中央官僚の不祥事が後を絶たず、目を覆うばかりの体質に国民は落胆し切っているのが現実であります。キャリアと呼ばれる上級官僚への猛省を求める声は強まる一方であり、行政改革を幾ら唱えてみてもむな...全文を見る
○高橋(嘉)委員 係争中の事案についてお伺いしているのではありません。その事実は質問通告をしてから調べられた、そのような認識を今いたしましたが、私が申し上げているのは、その事実を知っている、聞いたということに対して、例えばこの「だれでもできる在宅介護 —いざというとき編—」の編集...全文を見る
○高橋(嘉)委員 係争中のは、要は損害賠償で、発行部数がわからないから、今はもうそれでやり合っているだけなんですよ。  僕は、表紙に農林水産省の共済組合の名入れをして課長があいさつ文を書いて、さも発刊したようにして、奥付を取っているというこの事態、この事実に関して、代表者は大臣...全文を見る
○高橋(嘉)委員 僕はきのうの夕方にちゃんと話しておりますので、それはどういうことですか。実際にこうして提示しているし、こういうことで写しを送付するというのがあって、写しのものを僕は今提示しているんです。こういった事実はあったわけですから、これから調査というのは、これから後、それ...全文を見る
○高橋(嘉)委員 それでは大臣、僕がきのうちゃんと通告している。それをお昼に聞いたという言葉で、そういう話では困ります。何の質問通告ですか。その事実関係も、通告しているのに、事実関係も確認しなかった、だから調査すると。その答弁だけであれば、これ以上質問できない話になっちゃいますよ...全文を見る
○高橋(嘉)委員 僕は係争中の内容を言っているのではありません。単純な、こういう事実がありますと。これは他人の本を、お役人の、しかも農林省の官房の課長が、自分でさも発刊したようなあいさつ文を書いて、奥付を取って、それを組合員に配った。ほかにもあるんですよ。大体にして、厚生省に申請...全文を見る
○高橋(嘉)委員 著作権を買っていなければ、こんな表紙を変えたり奥付を外したりするという、全く不心得も甚だしいわけでありますよ。指導すべき監督官庁が、その官房の課長がこのようなことでいいかということを言っているだけです。係争中の話をしているんじゃないんですよ。係争中の話だったら、...全文を見る
○高橋(嘉)委員 いずれ、同様の答弁を繰り返されるのであれば、質問できません。  要は、購入したというのはわかりました、今聞きました。でも、著作権を買ってちゃんとしない限りは、何で、この名入れに農林共済組合となるんですか。
○高橋(嘉)委員 それでは、この農林共済組合という名入れ、そして奥付は何で取っているんですか。そのような話だけですと、本当に質問できなくなっちゃいますよ。  では、この事実は認めるんですか。
○高橋(嘉)委員 表紙の名入れを「農林水産省共済組合」として、そして、なおかつ、大臣官房厚生課長名で「発刊にあたり」というあいさつ文を書くということについては、代表者たる農林水産大臣がどのようにお考えか。監督不行き届き、こういったことでいいのか、監督官庁のトップがということであり...全文を見る
○高橋(嘉)委員 質問通告をしておりましたし、この事実を聞きとありましたから、では、この事実関係はお認めになるんですね。簡潔にお答えください。
○高橋(嘉)委員 いや、もう一度お答えください。こういう事実関係があったかどうかということだけはお認めになるわけですね。
○高橋(嘉)委員 とにかく、これは厚生省の補助事業で展開されているものなんですよね。それが、農水省が申請して行われているものなんですよ。だから、二重三重に変な話なんですが、大臣、僕はほかに質問をしたい、本筋のところもお聞きしたいので、いずれ、調査をしてしっかりとした答えを委員会に...全文を見る
○高橋(嘉)委員 では、次に、米政策の問題についてお伺いいたします。  なぜ今米政策の再構築が必要なのかを明確に御説明いただきたいのであります。  三十一年間にわたり減反政策を実施し、今や四割になんなんとする減反配分が行われております。農業を取り巻く環境の厳しさは言うに及びま...全文を見る
○高橋(嘉)委員 事実と違うかどうかわかりませんが、末端の農家は、もう国が生産調整の配分をしないということは自由でいいのかなという理解になるわけであります。  では、次にお伺いしますが、第三者機関が米の需要予測や生産目標数量を策定し、助言するとあります。これは単なる提示か否か。...全文を見る
○高橋(嘉)委員 岩手のことだけを申し上げているわけではありませんので。  いずれ、つまり、産地づくり推進交付金が出されますよね。そして、各地域、例えば特化されているような、あるいは主産地的な中でもレベル差が均衡した場合とか、県段階と協議会の判断が違っていたりした場合、そういう...全文を見る
○高橋(嘉)委員 いずれ、県とか地域が、この米政策大綱を見ると、しっかりと将来のデザインをしないとやっていけない、また指導しようとしているわけですね。そこに全く国の関与、本当にかけらも見せない形の中でやっていく、そういった中ではいろいろ問題が生じるのではないかということを僕は申し...全文を見る
○高橋(嘉)委員 大臣の言葉をとって申しわけありませんが、国の関与ということはしないとは何も言っていない、認可については、認可という認識については今のところ答えられないと。大臣個人の見解で結構でございますが、お聞かせいただけますか。
○高橋(嘉)委員 では、大臣としてで結構でございますから、認可ということについて、今はっきり言えないということですが、御見解をお聞かせいただけますか。
○高橋(嘉)委員 それでは、次にお伺いしますが、需給調整システムの中で、「平成二十年度に農業者・農業者団体が主役となるシステムを国と連携して構築する。」とあります。この際、国の役割を食糧法上明確に位置づけるとありますが、これは何を意味しているのですか。生産調整配分について指し示し...全文を見る
○高橋(嘉)委員 数量配分についてちょっとお伺いします。  来年の五万トンの減反の拡大は、数量配分の結果ですか。簡単にお答えいただければ結構です。
○高橋(嘉)委員 面積であるというのであれば、以前、十三年の十一月二十七日、当委員会において、武部大臣に、数量配分についての見解を僕はただしました。その際の答えが、「現行の面積管理による生産調整の方式では、面積目標を達成しても、収量の低い圃場から転作が行われることや、豊作等により...全文を見る
○高橋(嘉)委員 武部大臣の答えは、「現行の面積管理による生産調整の方式では、面積目標を達成しても、収量の低い圃場」の方から、これだけでもうわかると思いますが。
○高橋(嘉)委員 去年あたりから、面積配分と同時に数量配分の目標をちゃんと設定して出しているんですね。だから、それをしながら、さらに、十六年からとはいいながら、来年五万トンの拡大だ、それは数量じゃないというお話を聞くと、いずれ、さらに衝撃的な拡大があるのかな、そう予想したからお聞...全文を見る
○高橋(嘉)委員 この新たな米政策の予算措置は、現在行われている生産調整等に係る予算内において考えられているとお聞きしております。  今回柱とされるものは、先ほどの委員の方々もいろいろ指摘されておりますが、この産地づくり推進交付金、あるいは担い手経営安定対策、そして短期融資。本...全文を見る
○高橋(嘉)委員 担い手経営安定対策について、そういうことであればお話しします。  この仕組みは、都道府県ごとの単位面積当たり直近三年の平均の稲作収入の八割を基準として、当該年の単位面積当たりの稲作収入がこれを下回った場合にその差額の八割を補てんする、補てん単価として加入面積に...全文を見る
○高橋(嘉)委員 済みません、もう時間が終わりましたので、最後に質問させてください。  中山間地の農業についてお伺いします。中山間地の農業は唯一の生活基盤でもあります。文化、伝統、多面的機能云々とおっしゃられますけれども、そういった視点に立ってお話しします。  私は非常に疑問...全文を見る
○高橋(嘉)委員 集落営農の中に吸収できるというお考えのようですけれども、私は、それだけの提示の仕方では、農村社会論的に農村のあり方というものは著しく変容する、それに対しての青写真は申しわけありませんが見えません、このことだけを申し上げ、終わります。