高橋嘉信

たかはしよしのぶ



当選回数回

高橋嘉信の2003年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月18日第156回国会 衆議院 本会議 第9号
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○高橋嘉信君 私は、自由党を代表して、ただいま議題となりました地方税法等の一部を改正する法律案、地方交付税法等の一部を改正する法律案、平成十五年度地方財政計画について質問をいたします。(拍手)  冒頭に、一言申し上げます。  残念なことに、今国会もまた、自由民主党の議員及び関...全文を見る
02月27日第156回国会 衆議院 予算委員会第六分科会 第1号
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○高橋(嘉)分科員 自由党の高橋嘉信でございます。  きょうは、青森、岩手の問題に集中してお話をお伺いしたいと思っております。  まず、昨年の十一月八日、環境委員会におきまして大臣に質問いたしました廃棄物処理法第十九条の立入検査規定について、再度お伺いをいたします。  つま...全文を見る
○高橋(嘉)分科員 昭和四十六年に廃棄物処理法ができて通達をした、その後に、今大臣がおっしゃられましたように、平成十三年五月十五日に行政処分の指針という通達を行っております。この通達のみで本当にいいのかどうか。前にもBSEに酷似していると言いましたけれども、いずれ食品衛生法関係で...全文を見る
○高橋(嘉)分科員 そういうことであればするというのではなくて、周知徹底を断言できる状態でなければ周知徹底を即座に図るのが、行政としての責任ではありませんか。
○高橋(嘉)分科員 それでは次に、青森、岩手の問題においてですが、不法投棄はどのように拡大したと考えておられますか。  原因者は平成十二年の五月の逮捕直前まで事業展開をしています。そこでお伺いしたいのですが、大臣は、日本林業技術協会が撮影していた航空写真の報道を御存じですか。
○高橋(嘉)分科員 これによりますと、一九九七年あたりから岩手側への拡大が鮮明に見られるとあります。私は、岩手であるから云々という、そういった視点で申し上げているのではありません。事実関係の把握と今後の環境行政に資するために申し上げているのであります。  平成十年六月十七日前と...全文を見る
○高橋(嘉)分科員 いずれ不法投棄の経緯の把握も大切なことですけれども、今僕が申し上げているのは、いつごろ岩手県側に拡大していったか。それは、マニフェストを見たり、いろいろな帳簿を見たりして、そして実際に投棄されている内容と照合すればわかることじゃないんですか。それをする、原因究...全文を見る
○高橋(嘉)分科員 明らかにされた場合、その内容量によっては、そしてその時期等が特定された場合においては、補助率に変更もあり得るということですか。
○高橋(嘉)分科員 この議論をしていきますと、その考え方に基づくとすれば、いつ捨てられたか時期が特定できないものについては何とも補助率を考えられないんじゃないか、僕はそう思いますけれども、いずれこの点についてはまた後日議論していきたいと思います。  では次に、青森、岩手の問題で...全文を見る
○高橋(嘉)分科員 では、有機溶剤汚染の状態はいかがなものでしょうか。
○高橋(嘉)分科員 この有機溶剤がここでは大量に投棄されていると言われております。発がん性があって、水よりも重く、地下に浸透して、コンクリートさえ透過すると言われている。この状態から予想すれば、かなり地下水は汚染されていると見るのが妥当であろうと思っております。この地下水脈の流れ...全文を見る
○高橋(嘉)分科員 地下水脈の流れはまだ把握されていませんよね。この点だけ確認しておきます。
○高橋(嘉)分科員 いやいや、水脈の流れが把握されているかどうかと。水質検査をやっているという話ではないんですが。でないと、どのように流れて、どのようになっていくかわからないじゃないですか。
○高橋(嘉)分科員 それでは、次に、排出者責任の見通しについてお伺いいたします。  現在、排出者責任を求めて追及していると聞きますが、遡及状況はどのようになっているんでしょうか。そして、回収見込みはどのようになっているんでしょうか。何せ、当初二千六百社と言われていたのが五千社を...全文を見る
○高橋(嘉)分科員 たしか豊島の場合も、二、三億ぐらいしか回収できなかったと僕は記憶しているんですが、大臣のしっかりとした御決意をお伺いしたいのです。  どだい一万を超える会社を自治体がそれに責任を求めて、説明会をしたり、そこの会社に行くだけでも大変なことですよ、考えられない。...全文を見る
○高橋(嘉)分科員 大体、一中間処理業者が一万社を超える企業の産廃処理を請け負うなどということは常識的に考えられますか、僕は考えられないのですけれども。処理能力的にも考えられない。だから、処理しないまま持っていって捨てたわけですね。  大体、廃棄物の処理の流れを管理して不適正な...全文を見る
○高橋(嘉)分科員 それでは、原状回復についてお伺いします。  青森、岩手についての産業廃棄物の撤去費用及び撤去中の環境対策費をお役所に試算していただきました。総事業費三百八十七億ぐらいとされ、これに推計による有害性があるものへの二分の一補助あるいは三分の一の補助分を加え、これ...全文を見る
○高橋(嘉)分科員 大臣が一つのモデルケースと言うには余りにも大きい負担を強いることになるのではないかと私は考えております。  産業廃棄物をなりわいとしている業者の場合、不法投棄のスケールが違います。監視体制の強化を求める意味でも、排出県による基金の創設等を考えていただきたいも...全文を見る
○高橋(嘉)分科員 終わります。
02月28日第156回国会 衆議院 環境委員会 第2号
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○高橋(嘉)委員 自由党の高橋嘉信でございます。  まずは、大気汚染問題についてお伺いをいたします。  環境大臣は、過般の東京大気汚染公害訴訟の一審判決を受け、因果関係を解明するための調査方法を研究中で、一日も早く調査ができるよう努力していくとのコメントをされ、報道されており...全文を見る
○高橋(嘉)委員 副大臣にお話しいただきましたが、大臣のコメントなので。一刻も早く、一日も早く調査ができるよう努力していくと。今その過程はちょっと、はしりは聞きましたけれども、めどが全くはっきりしていない。  その点について、大臣、いかがですか。
○高橋(嘉)委員 自動車の排出ガスと気管支ぜんそくの因果関係を認め、国や都に賠償命令が出ました。中でも公健法の未認定患者の一人が賠償の対象になったことに対して、では今後、いつになるかわからないような話でありますけれども、科学的知見が得られたならば、一九八八年以降打ち切られておりま...全文を見る
○高橋(嘉)委員 どうもよくわからないんですが、環境省は、車の排出ガスに含まれる窒素酸化物とか粒子状物質の規制を新設する意向のようですよね。政府は、二〇〇五年には世界で最も厳しい規制を導入するということを言っておられますよね。片や規制の強化をどんどん進め、片や調査を行うとして控訴...全文を見る
○高橋(嘉)委員 未然防止というのは、そういう因果関係に疑いありという意識があるからなんじゃないですか。それ以上のことはもう申し上げません、次にいろいろありますので。僕はそう思うんですけれどもね。そのことを申し上げただけですよ。  では、次に、自然再生推進法の具体的な取り組みに...全文を見る
○高橋(嘉)委員 では、現在、アサザプロジェクトは、自然再生協議会の設立に向けて鋭意活動中、満を持しているという状況のようでありますけれども、ボトムアップに道を開いた自然再生の理念からすれば、これを立ち上げるために環境省が率先協力し、大いにその役割を果たすべきと思いますが、これは...全文を見る
○高橋(嘉)委員 ここで、では一つだけお伺いしますが、国交省が、どうも行政主導の中で、再生協議会の立ち上げに向けてか否かははっきりまだしていないようでありますけれども、そういう動きがあるということを聞いていますが、これについて大臣はどう思われますか。
○高橋(嘉)委員 いや、もう大臣がそういうお考えなら本当に結構だと思います。要は、住民主導型、ボトムアップの理念、そして自然再生協議会の第一号を積極的にバックアップする、そういう理解でよろしいですね。  では次に、最終処分場のごみの資源化についてお伺いいたします。  廃棄物の...全文を見る
○高橋(嘉)委員 わかりました。  では次に、先ほどもお話ありましたが、産廃の不法投棄対策の強化を目指して、廃棄物処理法の改正に当たって未遂罪の新設や産廃Gメンなる文言がマスコミに躍っておりますが、これらの点についてどのようにお考えなのか、お伺いしたいと思います。  この産廃...全文を見る
○高橋(嘉)委員 広範囲にわたる廃棄物処理業、とりわけ有害物質を含むという点などから見れば、国が立入調査権限を持つのは当然のことと私は思います。国の判断として動く基準と、その責任の所在について。  今のお話ですと、都道府県と密接な連携を強調されていますし、国が動いて判断すると、...全文を見る
○高橋(嘉)委員 いずれにせよ、自治体の癒着問題や脅迫ざたや、いろいろな問題があります。国の立ち入りも、密接な連携をとらなきゃいけないことは事実なんです。とらないでやらなきゃならないこともあるわけでありますから、そこははっきりお答えいただきたかったわけであります。絶えず都道府県や...全文を見る
○高橋(嘉)委員 一月からやっているという話ですが、それが後追いじゃないかなという気がしておりますけれども、いずれにせよ、納付額の統一とかいろいろなことをやっていかなきゃならないわけですよね。でなければ、安いところにみんな持っていこうとするし。どんどん流入規制、搬入規制を強めよう...全文を見る
○高橋(嘉)委員 いずれ合意形成という話を聞くと、排出県の反対なのか、産廃業者の人たちの反対が根強いのか、もしくは大臣の環境行政における理念がそういうものではないとおっしゃられているのかよくわからないのですけれども、いずれにせよ、その検討を僕は急ぐべきであるということを申し上げて...全文を見る
○高橋(嘉)委員 済みません、細かい数字をお聞きするつもりではないのですが、どうしてもここでは答えていただきたかったものですから。  なぜお聞きするかといいますと、このデータは、処理計画を立てるために五年に一度の割合で各都道府県に報告を求めた数字であります。各県もまた、処理業者...全文を見る
○高橋(嘉)委員 それは本当に早急に行うべきだと思いますよ。新法において、三十億の予算要求をされていますけれども、それ以前にやらなきゃならない問題だと思いますよ。  大体に、平成十三年四月現在で一億七千六百万立米あると言われる残存容量、これについても、要は産廃業者の報告の数字を...全文を見る
○高橋(嘉)委員 現在、環境省が把握している数字の中でも、ほかにもいっぱいあるんです。  例えば、現在環境省が把握している中で、各自治体が問題ありとしている六百六十九件の不法投棄事案、一千三百三十四万三千トンですか、この一千三ないし四百万トンの量がある、こういう説明がなされてお...全文を見る
○高橋(嘉)委員 はい。  いずれ、要は、千三百万トンを優に超える可能性があるということですから、そのことを、早急な実態の解明をしていただきたい。  また、排出から処理までの的確な把握、キャパと処理量の関係がちょっともクリアじゃないし、オープンでもない。少なくとも中間処理施設...全文を見る
03月18日第156回国会 衆議院 環境委員会 第4号
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○高橋(嘉)委員 自由党の高橋嘉信であります。  では、まず、二月七日、環境省ほか関係省庁が自動車排出ガス低減策を公表いたしました。まずはこの点についてお伺いをいたします。  この発表の冒頭に「道路交通に起因する大気汚染は、」云々とありますが、大臣の御認識をお伺いしたいのであ...全文を見る
○高橋(嘉)委員 それでは、大気汚染に与える影響は、ガソリン車とディーゼル車ではどちらが大きいとお思いですか。
○高橋(嘉)委員 いや、ちょっとあいまいなので。と考えているとか思うじゃなくて、それは科学的知見に基づくものですか。
○高橋(嘉)委員 では、国、政府はいつごろからディーゼル車の方が環境汚染に与える影響が大きいとの認識に立たれましたか。
○高橋(嘉)委員 いや、まあ急いでいらしたからちょっとあれなのかもしれませんが。  僕がお尋ねしているのは、国がいつからディーゼル車の方が環境汚染に与える影響が大きいという認識に立たれたか。四十九年にディーゼル車に対してNOxをやったとか、五年からPMをこうだというのは存じ上げ...全文を見る
○高橋(嘉)委員 済みません、四十年代、ですから、大体何年ごろなんでしょうか。
○高橋(嘉)委員 ガソリン車へのNOx規制の方は四十八年に始まって、ディーゼル車は四十九年なんですよね。ですからしつこくお聞きしたわけでありまして、いずれ、そこの認識に何年ごろから立ったかというのが非常に流れとしては重要なところであろうと僕は思っておりますので、その辺、大臣にも詳...全文を見る
○高橋(嘉)委員 二月七日の公表されました文書の中に、「自動車排出ガス対策、とりわけ貨物車類からの自動車排出ガス対策が喫緊の課題である。」こう現状分析されております。  ちょっと大臣のお考え、もう少し認識を新たにされるべきではないかな、その環境省も入った文書の中に、最も喫緊の課...全文を見る
○高橋(嘉)委員 では、四分の一になったといっても、やはり環境基準を満たしていないから現状は厳しいということではないんでしょうか。  では、トラックやバスの実態を見ると、いずれも平成十二年の数字をもとに申し上げます。バスの場合、二十三万六千台中ディーゼル車が二十三万三千台、ほぼ...全文を見る
○高橋(嘉)委員 では、NOx・PM法による規制施行、つまり平成五年以前、そこについて僕は聞きたいんです、平成五年以前はガソリン車の規制に対してディーゼル車の方は緩やかではなかったんですか、NOxについて見ても。いかがですか。
○高橋(嘉)委員 ディーゼル車用の酸化触媒とか排出ガス低減装置、そういったものの研究開発が不十分なままにメーカーが小型トラックのディーゼル化を進め、また、これは国も、PMが平成五年から規制が行われるわけですから、そして、その平成五年から規制されると、小型トラックがだんだん横ばいか...全文を見る
○高橋(嘉)委員 つまり、PM法が施行される前、発がん性があるとまで現在指摘されているこのPMに対して見落としてしまった、つまり発がん性があるとまで言われている有害性を見落としてしまった、予見できなかった、そういう反省は現在環境省はお持ちだということでございますか。
○高橋(嘉)委員 このたびの判決では、メーカー責任は認められないものの、小型トラックまでディーゼル化した点について環境保護のために望ましくなかった、そういった、今のお話のようなところからこういった言及がなされたと思うんですけれども、これに対して、再度、今後大臣の取り組みについての...全文を見る
○高橋(嘉)委員 では、国に先駆けて東京、埼玉などがディーゼル車の流入規制を条例化するという動きがありますが、この動きをどう思われますか。また、環境省としての今後のディーゼル車対策を含めてのお考えでも結構ですから、この流入規制に対してどう思うか。大きな問題に発展すると思うんですが...全文を見る
○高橋(嘉)委員 では、環境省がディーゼル車対策としてDPF、微粒子除去装置ですか、この装着に半額補助をしておりますね。二億一千万の予算が計上されております。その実績と見通しをお示しいただきたいんですが、全部お役人からお答えいただくのもなんですから、その実績は、東京、神奈川以外に...全文を見る
○高橋(嘉)委員 では次に、公健法の制度、昭和四十九年九月に施行されておりますが、ここで、硫黄酸化物、SOx八割、NOx二割となったこの基準設定のところが、本当は根拠を示していただきたい。  またお役人の人に答えられるとなんですから、この当時は、SOxとNOxの寄与度を計算して...全文を見る
○高橋(嘉)委員 ですから、重量税というのはたしか車の重い方から税率が高いですよね。重量税から引き当てるという時点で、要は大型自動車から排出されるもの、そして自動車から排出されるガス、そういったものもかなりそれを吸い込んでの影響があるということを認めている、そういう見地に立ったか...全文を見る
○高橋(嘉)委員 それはさっき僕が説明したじゃないですか。ですから、八対二の中で二割を重量税から引き当てるということは、それは要は健康被害に与える影響の二割程度は自動車排出ガスにある、そういう見地に立ったからですねと言っているだけです。そうですと言ってもらえばそれでいいんですよ。
○高橋(嘉)委員 つまり、そういう理解、見地に立ったということですね。そう理解しますよ。  つまり、その当時、四十九年当時、自動車排出ガスは健康被害に大きな影響を与える、二割程度与えているんだという認識に、そういう理解に立っての措置だったんですね。そうですか、そうでないか言って...全文を見る
○高橋(嘉)委員 大気汚染訴訟をめぐる動きは三十年以上も前にさかのぼっていまして、光化学スモッグとか酸性雨の時代であります。つまり、当時はSOx、硫黄酸化物が主因と考えられていて、いわゆるNOxとかCO2とか余り関係ない。でも、二割はあった。ましてやPMなんというのは関係なかった...全文を見る
○高橋(嘉)委員 時間がないので。  要は、大気汚染の原因調査、つまり大気汚染の汚れが環境被害に与える、環境に影響するのは調査した、でも、自動車排出ガスそのものに焦点を絞って、排出ガスがどれだけ健康被害に与えるかということの視点に立ってはやっていないということでしょう。そうです...全文を見る
○高橋(嘉)委員 では、次に進めさせていただきます。  今回の判決を受けてのコメントで、大臣は、大気汚染とぜんそくとの因果関係に関する調査を一日も早くできるよう努力したいと述べていますが、これが事実であれば、めどはいつごろか、科学的知見はいつごろ得られるのか、簡単にで結構ですか...全文を見る
○高橋(嘉)委員 いずれ、お役所の方は、個人の暴露量、どれだけ吸ったか、そういうものを調査しないと大気汚染との関係が云々と言いますが、この千葉大の調査、三年間の追跡調査ですね、今回の判決を左右したと言われるこの調査、これは科学的な知見とは考えられないのですか、考えられるのですか。...全文を見る
○高橋(嘉)委員 例えば千葉県の沿道部濃度は、NO2の場合、窒素酸化物の場合、〇・〇六一ppm、すべての地域で環境基準をオーバーしている。東京の場合、一般局の測定値、すなわち一般環境においてもこの数字を超えている。千葉県の場合は沿道部ですよ、道のそば、道路わきだ。東京の場合は一般...全文を見る
○高橋(嘉)委員 わかりました。では、まずその意欲の点についてはわかりました。  石原都知事も、この国の控訴理由に対して、矛盾した話だと批判していますが、手短で結構です、簡単で結構ですが、これに対しての大臣の御見解はいかがですか。
○高橋(嘉)委員 これだけの問題に対して、環境省として、一日でも早く科学的知見を得る努力、得ようとする姿勢が必要であろうと思っております。環境省が経産省や国交省と同じ歩幅で歩いているのでは、いつになったら環境の時代が来るのかわかったものじゃないということだけ申し上げておきたいと思...全文を見る
○高橋(嘉)委員 六十三年、つまり一九八八年、指定地域を解除したときの附帯決議にちゃんと、「調査研究を積極的に推進するとともに、その結果に基づいて、必要に応じ、被害救済の方途を検討すること。」とあるじゃないですか。十七歳の女性が今回賠償対象になった、そういった中では、検討を始めな...全文を見る
○高橋(嘉)委員 いずれ、大臣、僕は、かわいそうだからとかそういうふうな話でじゃなくて、科学的知見さえはっきりすれば、たばこを吸いながらぜんそくだといったって通用しないんですよ、科学的知見がはっきりすればいいんですよ。  それをずっと、片や規制に規制を重ねて、片や調査していると...全文を見る
03月25日第156回国会 衆議院 環境委員会 第5号
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○高橋(嘉)委員 自由党の高橋嘉信でございます。きょうは、参考人の皆様方、ありがとうございました。  島参考人と浅野参考人にお伺いしたいんですが、浅野先生の場合は、裁判は裁判というような御見解を先ほどからお話しされていますけれども、自動車排出ガス、とりわけディーゼル車対策につい...全文を見る
○高橋(嘉)委員 では、もう一度島参考人にお伺いしたいんですが、いずれ、健康被害に与える影響というのは、アメリカ、ヨーロッパは進んでいる、かなり数多くそういう研究結果が出ている。  日本の場合は、都市域、非常に過密なわけですし、単位面積当たりの暴露量も多いわけですよね、微粒子全...全文を見る
○高橋(嘉)委員 それでは、村松参考人にお伺いします。  このたびの大気汚染裁判の判決において、小型トラックのディーゼル化の伸長に対してこれを戒める言及がございますが、これについての御見解をお聞かせいただきたいのです。
○高橋(嘉)委員 今回の東京裁判を決定づけたとも言われる千葉大の調査結果でありますが、いずれ、参考人の方々から本当に御指摘いただきますように、国がある意味では健康被害という視点に目をそらしてきた、そういった視点をとらえてこなかったということ、これは反省すべきことであろうと思います...全文を見る
○高橋(嘉)委員 では次に、大気汚染の主因がばい煙から自動車排ガスに変わってきまして、相次いで判決が出ているわけでありますが、公害健康被害補償法とは違った、今度、未認定患者一人が認められたわけですけれども、いろいろ状況を把握されている先生方ですからお伺いしたいのですが、新たな救済...全文を見る
○高橋(嘉)委員 青山参考人にお伺いしたいのですが、今、ディーゼル車の流入規制とか、非常に東京を初め近郊で条例化の動きが出てきておりますが、これについての御意見をお聞かせいただきたいのです。
○高橋(嘉)委員 ありがとうございました。これで終わります。
04月16日第156回国会 衆議院 内閣委員会厚生労働委員会農林水産委員会連合審査会 第1号
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○高橋(嘉)委員 自由党の高橋嘉信でございます。  まずは、谷垣大臣にお伺いしたいんですが、何度も聞かれていることであろうと思いますけれども、この食品安全基本法及び関連法は、BSE問題、また一連の偽装表示や無登録農薬、添加物の問題などの反省の上に立って食品安全行政を見直すという...全文を見る
○高橋(嘉)委員 それでは、今いろいろ説明されましたけれども、何がこういった不祥事を引き起こす要因であったか、そして、従来の行政組織、我が国の評価の仕方、管理の仕方、どの点を正せば、これをなくすことができる、解決できると考えたのでしょうか。具体的に、どの点、三つぐらいに絞ってもら...全文を見る
○高橋(嘉)委員 なぜお伺いするかというと、谷垣大臣は、我が国の非常に大きな反省点としてと、前、内閣委員会でお話しされているようですが、産業振興機能も担っているリスク管理機関がリスク評価も行うという、まさに混然一体としたそういう体制に問題があるというお話をされていますね。これはそ...全文を見る
○高橋(嘉)委員 そういった中において、例えば、リスク管理の中でいかに連携をとろうと、産業振興の機能を有しているものがまた今度は入っていくように聞いていますけれども、そういった状況の中で本当にやっていけるのか。リスク評価に対しては安全委員会がやる、しかし管理機能については何も言わ...全文を見る
○高橋(嘉)委員 いずれ、BSE問題は、最初に、九六年当時ですが、WHOやFAO、そしてOIEなどから勧告を受けていた、警告されていた。そして、EUに調査を依頼し、ステータス評価レベルスリーを受ける、これを断っていった。これは、厚労、農水の判断、連携が甘かった。そういった、要は、...全文を見る
○高橋(嘉)委員 どちらが優先するかはっきりわからないで、勧告すれば、また再勧告すればということで、これでは、リスク評価機関の独立性という部分についてあいまいさが残りませんか。
○高橋(嘉)委員 どうも今のお話では、この五条のくだりにもありますけれども、未然防止とかそういう視点、非常に行政の側の問題点もBSE検討委員会では指摘されたはずなんですけれども、ではそれも、後々また御質問申し上げます。  では、九条について伺います。  これは、消費者への自己...全文を見る
○高橋(嘉)委員 いずれ、九条の規定の中では、消費者の意思、意見、そういったものが非常に弱いように僕は思えるから申し上げているんです。  ですから、もう一回農林大臣にお伺いしますが、BSEの検討委員会では「消費者が意思決定に参加し、」とありますけれども、この部分は、本基本法もし...全文を見る
○高橋(嘉)委員 いや、僕が申し上げているのは、「意思決定に参加し、」とたしか言われていますよね、BSE検討委員会の報告書の中に。意思決定ではないでしょう、それは意見交換、リスクコミュニケーションの話でしょう。——いや、農林大臣で結構ですから、どう思われるかということです。
○高橋(嘉)委員 北村副大臣はいつもリスクコミュニケーションの中に何か隠れるような話になっていきますけれども、僕が申し上げたいのは、では、リスク管理の面でもいいですよ、リスク管理機関ですから。リスク管理機関の中においても、本当にBSE問題を反省して、この提言を受けてということであ...全文を見る
○高橋(嘉)委員 僕は、産業振興機能部門から、消費・安全局ですか、仮称、そういったところに食糧庁の人員を充当する、そういった話のことをお尋ねしているのではありません。「意思決定に参加し、」とありますから、BSEの検討委員会の報告書の中のこの「意思決定に参加し、」という部分は今回は...全文を見る
○高橋(嘉)委員 わかりました。意見が反映されるのではなくて、僕が言っているのは、さっきも申し上げましたけれども、「意思決定に参加し、」のところです。まあいいです。  それでは、次に移っていきます。  まあいいという話はないんですが、これは極めて重要な問題ですから、しっかりと...全文を見る
○高橋(嘉)委員 では、このアクセスの権利、権利が基本的認識という文言になったということですね。  これについて、BSE問題の際に国民から集中砲火を浴びた農水省の考え方として、先ほどの「意思決定に参加し、」という部分も非常にあいまいでしたが、アクセスの権利、ここの部分が基本的認...全文を見る
○高橋(嘉)委員 いや、まあ講じられていると、そう願いたいんでしょうけれども。  要は、権利は権利であるし、また、意思決定に参加する、参加せよ、参加させろという検討委員会の報告書を受けて、そういうことを盾にして、本当に食の安全性確保のために基本法をつくり上げようとして、そして、...全文を見る
○高橋(嘉)委員 では、例えばリスク評価のモニタリング、つまり、安全委員会が行うモニタリングというのは、勧告内容に沿ったことがしっかりリスク管理機関において行われているかという、そういうものの把握だけではなくて、例えばいろいろな情報も受けとめて、直接それを生かしていくということで...全文を見る
○高橋(嘉)委員 それであれば、リスク管理機関に対する監視機能もあると考えていいですか。
○高橋(嘉)委員 それでは、もし内部告発があった場合、リスク管理機関に知らせてはいけない、まだ知らせるには早いという内部告発があった場合、幾ら産業振興部分がこうだ、こうだといっても、知らせてはいけないという場合、そういう場合はどのように判断されることになるのでしょうか。
○高橋(嘉)委員 それであれば、そういった情報を一元化する、そういったものを全部集中するという事務局、聞き及ぶところによると、厚生労働省、農林水産省のお役人の方々がそこの中に入るという話ですが、そこで、まだリスク管理機関には伝えてはいけない部分、いろいろな要素があると思いますが、...全文を見る
○高橋(嘉)委員 では、その心配はないということですね。
○高橋(嘉)委員 では、事務局長はだれが任命するんですか。
○高橋(嘉)委員 いずれ、三大臣にちょっとお伺いしたいんですが、英国のリスク評価は食品基準庁外部の専門家に委託されています。そして、リスク管理は食品基準庁が行う。これは大臣を長としない、大臣を持たない独立した行政組織であります。何でそのようにしなきゃいけないかということです。また...全文を見る
○高橋(嘉)委員 また、二十三条のところの部分ですが、勧告のところですが、各リスク機関が速やかにこの勧告を実行するという担保、ここがどうも不明確でなりません。リスク管理機関の役割、つまり監視体制を含め、そして連携の重要性、連携する、連携するといっても果たしてどうか。表示制度の窓口...全文を見る
○高橋(嘉)委員 いずれ、何回も谷垣大臣のその答弁の内容は聞いておりますけれども、勧告を速やかに実施する、そして適正に管理体制をしく。これは、本当に責任の所在というものがあればそういうことにみんな必死になってやるかもしれませんけれども、その辺がこの基本法案では全くないんですね。い...全文を見る
○高橋(嘉)委員 いずれ、そのリスクコミュニケーションという言葉の中に、BSE報告書で言われている、あれほど指摘された消費者の権利、意思決定への参加、それを全部埋没させているんですよね。そして、責任の所在を示していない。私は、そうしか言いようがないと思います。  では、具体的に...全文を見る
○高橋(嘉)委員 いや、それはよくわかりました。輸入業者に対しても罰則規定はする、それはもう存じ上げております。僕が申し上げているのは、わずかこれだけの人間で、二百六十八名、検査率三・九%で十分と言えますかという点と、冷凍ホウレンソウは残品は回収されたのですか。私がいただいている...全文を見る
○高橋(嘉)委員 では、農水大臣にお伺いしますが、これまた事件の発覚は山形県警に始まった、無登録農薬の問題であります。  この農薬、非農耕地用の農薬は改正法の対象外になっていると聞きますが、現状はどのようになっているのでしょうか。従来どおり流通される可能性を残しているのでしょう...全文を見る
○高橋(嘉)委員 いずれ、法改正の中には含まれていないんですよね。  時間もありませんので、食肉の偽装表示に始まって、添加物、遺伝子組み換え食品、消費者の信頼を根こそぎ奪った事件が相次いで発覚したわけですが、その発端ともいえる大手メーカーのモラルの欠如は、これは当然指摘されて当...全文を見る
○高橋(嘉)委員 いずれ、今日、食の安全性確保、これを取り巻く環境は非常に厳しいものがあります。不信感を払拭するために、いろいろな視点から、さまざまな角度から考えていただいて、本当にBSEの報告書を参考にしている、参考というよりも、むしろ提案を受けてということであれば、リスク管理...全文を見る
04月18日第156回国会 衆議院 環境委員会 第6号
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○高橋(嘉)委員 自由党の高橋嘉信でございます。  まずは、PCBの関係についてお伺いいたします。  一九六八年、昭和四十三年にカネミ油症事件が発生しまして、PCBの毒性が大きな社会問題となったわけであります。その後三十五年を経過する今もなお、苦しむ患者さんたちが大勢おられま...全文を見る
○高橋(嘉)委員 諸外国では民間でやっているところもございますよね、国が関与している場合ではなくて。どうして我が国は、どうも立地が難しかったと言えばすぐそれで済むような話に聞こえるんですけれども、そのときに、PCB製造業者がいろいろ民間スキームを考えてやっていった、だけれども、で...全文を見る
○高橋(嘉)委員 ですから、先ほどからこの審議の中で、化学処理をやっていく、そして我が国はどうも化学処理でいきたいというような話のように答弁されているようですけれども、化学処理をしっかり説明して、また国の監視、管理をしっかり説明すれば、立地が可能な部分も出てくるのではないかと僕は...全文を見る
○高橋(嘉)委員 いや、ですから、僕が聞いているのは、要は、焼却処理を前提にした中で立地を求めていったからだめだったのであって、化学処理をこれからしていくというお話をさっきからしていますから、化学処理を前提にした住民に対する説明をすれば民営化ができるのではないか、僕はそれも可能で...全文を見る
○高橋(嘉)委員 ですから、そういう技術を持った会社がどんどん民営化して、そして本当にやっていくというのであれば、民業を圧迫する可能性だって出てくるわけですから、全国に八カ所つくろうとしている、そういったことについても後でまたお伺いします。  では、まずそこでお伺いしたいんです...全文を見る
○高橋(嘉)委員 までの間にとなっていますよね。では、までの間にであれば、その前にでも検討の余地があるということですかとお伺いしているんですけれども。
○高橋(嘉)委員 では、具体的にお伺いします。  PCBの全体量、いわゆる我が国の保有量はどれぐらいでしょうか。
○高橋(嘉)委員 昭和四十三年のカネミ油症のときには、使用中のものが五万四千トンと発表されていますよね。では、何トンというあれはないんですか。PCB油は何トン、PCBを含む廃棄物は何トン。必ずコンデンサーが何台、何が何台となっていますけれども、そういう具体的な把握はされていないん...全文を見る
○高橋(嘉)委員 では、平成十年の調査と十三年調査を比較してみますと、保管状況が大幅に増加していますが、その理由はなぜか、お伺いしたいんですが。
○高橋(嘉)委員 では、例えばその高圧トランス、高圧コンデンサーですけれども、十三年の調査では二十三万六千八百四十一台が保管されていますよね。十年の調査と比較して三万二千四百十四台ふえていますよね。この点について、環境省は、主に使用中のものが使用を終え保管に回ったためと、推測と出...全文を見る
○高橋(嘉)委員 それでは、このアンケート調査は、PCB使用電気機器登録台帳、これは電気絶縁物処理協会のもの、この台帳をもとにしてのアンケート調査ですよね。この台帳は正しいものなんでしょうか。これは本当に信憑性があるものなんでしょうか。  まだPCB特措法ができる前にこの台帳を...全文を見る
○高橋(嘉)委員 それでは、そのアンケート調査に対しては、回収率がどれぐらいで、それをフォローしたわけでも何でもない、そして十三年度のデータをベースにしてくれという話、そういうことですね。  では、現在、紛失、不明が一万一千台、未報告が一万五千台あると言われています。この未報告...全文を見る
○高橋(嘉)委員 では、これは紛失、不明の数に入るようなものですよね。違いますか。
○高橋(嘉)委員 いや、可能性というよりも、だって事業者がいないわけでしょう。だったら、それをしっかりフォローして保管していないというのであれば、未報告という数の中に入れるのではなくて、紛失、不明に入れるべきじゃないですか。
○高橋(嘉)委員 それでは、そこの一万五千台の中も全部保管されている可能性もあって、とにかく、現在、紛失、不明というのは一万一千台以外ないんだ、その当時の、十年のときの一万五千台の未報告というものは全部フォローして、しっかり保管しているということですか。
○高橋(嘉)委員 では、現在の紛失、不明の台数はしっかり把握されているんですか。
○高橋(嘉)委員 どうもよくわからないですね。  企業倒産などによって紛失、不明が増加する懸念はないのでしょうか。では、これに対しての対策はとられているのですか。
○高橋(嘉)委員 十三年七月施行のPCB特措法八条では、業者及びPCB廃棄物を処分する者は、毎年、環境省令で定めるところによりとあります。これの届け出をしなきゃならないというところでありますが。  十四年調査は終えたのですか。
○高橋(嘉)委員 では、まだやっていないんですね。
○高橋(嘉)委員 どうもよくわからなくなってきましたね。  民間事業者によって処理が着々と進められておりまして、既に自社所有のPCB処理を終了したところも多いと聞いております。  そこでお伺いしますが、このPCB廃棄物の処理は焼却か化学処理か。さっき化学処理という話ですが、民...全文を見る
○高橋(嘉)委員 もう一度お伺いしますが、それは、都道府県が立ち入りをした実績があるということかということと、非常に重要な問題ですからお伺いしますが、「環境大臣又は」と書いていますが、国は、その十社の中で、都道府県だけの報告ではなくて、適正な処理を行っていた、そういう立ち入りをし...全文を見る
○高橋(嘉)委員 環境省は、先ごろPCB処理の基本計画を示して、先ほどから何度も話がありますが、平成二十八年までに処理を終える旨を公表されました。  その中で、北九州市を初めとしてのお話は先ほどからお伺いしておりますけれども、この処理開始に向けて動き出している北九州そのほか五カ...全文を見る
○高橋(嘉)委員 いずれ、環境省が公表したような形で二十八年までにはやれる、その見通しはあるという御答弁と思ってよろしいですか。
○高橋(嘉)委員 処理プロセスにおいて情報公開の必要性は言うに及ばないことでありますけれども、この点についてどのようにお考えか、御見解を伺います。
○高橋(嘉)委員 今のお話で、それは北九州で何か具体的な事例も挙げて、こういう構想も挙げてお話しいただいたのでわかりますけれども、地域住民に対するためだけの情報公開じゃいけないと思うんですね。自社処理しているところが適正に行われていた、これは多分都道府県の報告によるものだけだと思...全文を見る
○高橋(嘉)委員 いずれ、しっかりとお願いしたいと思います。  このPCBの処理に関して、先進国の中では国の関与している場合とそうでない場合とがございますね、これは議論が分かれるところかもしれませんけれども。  そこでお伺いしたいんですが、この特殊会社は経済的に見て合理的なも...全文を見る
○高橋(嘉)委員 では、もう一回お伺いしますが、大体アバウトこれぐらいかかるという、それぐらいのこともまだわからないということですか。処理料金が高圧トランス・コンデンサー一台およそ六十万と聞いたり七十万と聞いたり、もっと高いだろう、安全性を求めればもっともっとあれになるだろうと、...全文を見る
○高橋(嘉)委員 さらに、先ほどのお話を聞いていますと、国が管理、管轄するけれども、実際にやるのは民間に委託するというお話でしたよね。本当に民間がそれだけの技術を持っているのであれば、民間に任せても僕はいいと思うんですけれども、民営化すべきだと思うのです。化学処理という形をとって...全文を見る
○高橋(嘉)委員 二百八十名が八カ所のところに行って管理、管轄するということになるんですね。
○高橋(嘉)委員 廃止されるという建設譲渡事業は、既着手事業も年々終わっていくわけですし、平成十六年にはもう二つの地区を残すのみのように説明をいただいておりますけれども、この事業にかかわっている人たち、今までかかわってきた人たちの異動はどのようになっていくんですか。
○高橋(嘉)委員 その辺の具体的な数字までお聞きしませんけれども、はっきりしない話のようです。  いずれ、戦後多くの特殊法人が民間の活動を補充するためとして設立されて、一定の役割を果たしてきたと僕は思っております。しかしながら、今日、天下りあるいは癒着の温床といった多くの弊害が...全文を見る
05月09日第156回国会 衆議院 環境委員会 第7号
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○高橋(嘉)委員 自由党の高橋嘉信でございます。  世界では、人口の三分の一が水不足に陥っておりまして、十二億の人たちが安全な水を飲めず、さらに、年間何百万もの人間が水に関連した病気で命を落としていると言われております。人類が使える水も地球上のわずか〇・〇一%に満たないとされて...全文を見る
○高橋(嘉)委員 環境基本法に基づいて、河川、湖沼、海域等、各公共用水域の水質環境基準が決められております。環境基準には、人の健康保護に関する項目、生活環境項目等が定められ、地下水については、九七年に健康項目の規定がされているはずであります。  そこで、まず公共用水域についてお...全文を見る
○高橋(嘉)委員 いずれ、健康項目という項目なわけですから、調査してこういうことが出ている、それを気をつけていきたいだけではなくて、しっかりと対策をとるために生活環境項目と健康項目とに分けているんじゃないですか。
○高橋(嘉)委員 砒素だけじゃなくあるはずなんですが、それは承知しているんです。つまり、ほとんどウオッチしているということですね。  では、次にお伺いしたいんですが、水の分野において環境省が管轄する範囲はどこまでか。地下水、河川、湖沼、海域という御説明はいただいたんですが、地下...全文を見る
○高橋(嘉)委員 水質汚濁防止法第二条では、「「公共用水域」とは、河川、湖沼、港湾、沿岸海域その他公共の用に供される水域及びこれに接続する公共溝渠、かんがい用水路その他公共の用に供される水路」とありますが、農業用水路についての調査結果は環境省にはあるんですか。
○高橋(嘉)委員 水質汚濁防止法第三条では、「排水基準は、排出水の汚染状態について、環境省令で定める。」とあります。  環境省では農林省がやっているだろうという話で、実際に環境省では農業用水路についてはチェックしていないんですか。一級河川、二級河川についてはしているようですけれ...全文を見る
○高橋(嘉)委員 公共用水域の話はわかっています。  川だって農業用水路だって、すごいでかい、川以上に広いような農業用水路もあるのは御存じでしょう。つまり、農業用水路については環境省としてチェックしていないのですか。対象区域には入っているんですが、しているのかしていないのかだけ...全文を見る
○高橋(嘉)委員 僕も時間がないのであれなんですが、例えば、国交省でも河川についてはやっている。そして、河川についてもすべて環境省もやっているじゃないですか。だから、農業用水路に関しては農水省だという話をしているんじゃなくて、農業用水路については、では環境省はしていなかったのかど...全文を見る
○高橋(嘉)委員 いやいや、河川については、公共用水域についてはやっているんでしょう。そして、汚濁防止法の第二条の公共用水域の範囲には、かんがい用水路と入っている、さっきもお話ししたじゃないですか。だったら当然、しかも、でかい川みたいな用水路もあるわけですから、して当たり前であろ...全文を見る
○高橋(嘉)委員 では、温泉も対象ですよね、温泉水についてお伺いします。  我が国の温泉水、飲用として許可しているところが数多くあります。私もしょっちゅう温泉に行ったときは飲みますが、過般、ある報道において、国内の温泉水に含まれる砒素の毒性は高いものがある、危険であるとの指摘が...全文を見る
○高橋(嘉)委員 温泉法に基づく基準では〇・三ミリグラムです。ただ、ここは、幾らの量に対しての〇・三ミリグラムだ、こういうのがありません。ですから、一日一千ミリリットルまでと括弧して書いていますよね。ただし、一回の量は百ミリないし二百ミリリットル。  大体、温泉水千ミリリットル...全文を見る
○高橋(嘉)委員 千ミリリットルですね。間違いないですか。
○高橋(嘉)委員 いずれにせよ、この基準は昭和五十年か何かの基準のはずですので、水道水がもっとずっと低い値になっているわけですから、もうちょっとこの辺、考えてみた方がいいんじゃないかなと僕は、しかも、しっかりとした注意事項を掲げていない場合もありますから、もう一度検討すべき課題で...全文を見る
○高橋(嘉)委員 時間がないので。  では、ほかに移ります。  水質汚濁防止法に基づく規制や、下水道の農村集落排水等の排水処理施設の整備が進められていることは承知しております。中山間地や山間部に見られるように、農村地帯の整備率が極めて低い状況にあります。これを補完するのは、何...全文を見る
○高橋(嘉)委員 浄化槽法の改正は必要なところがあると思います。  それと、例えば農林省の集落排水との連携とか、公共下水道、流域下水道の国交省関係の連携は進んでいるんですか、なされているんですか。
○高橋(嘉)委員 それでは、時間もありませんのでほかに行きますが、地下水については、例えば水利権がはっきりしていないとか、渇水時もどんどん農業用あるいは産業用としてくみ上げるとか、いろいろなそういう問題もありますね。また、水のない川が最近多く見られます。  水と環境とは切り離せ...全文を見る
○高橋(嘉)委員 では、一歩進んで、日本の水政策の基本的な部分、基本理念といったことを根本から考える、水基本法の論議も最近多少報道されておりますが、そういったことについてのお考えはどうですか。
○高橋(嘉)委員 では次に、自然再生事業に関してお伺いをいたします。  この環境省からの報告によれば、全国の対象地区、出てきているようでありまして、今、再生協議会の設立に至っているところはまだないようですが、検討会的なあるいは準備会的な性格の中で会合を開いているという御説明をい...全文を見る
○高橋(嘉)委員 環境省においてもモデルケース、そして実施者たるところである、これは国交省さんもそういうお話をきのういただいたんですが、国交省さんに確認したいんですけれども、今まで一緒になってやってこられたわけでありますから、国交省の理解の中で、アサザ基金はああいう再生事業を七万...全文を見る
○高橋(嘉)委員 霞ケ浦の植生帯の復元事業に係るアサザプロジェクトのモニタリングの調査は、すばらしい成果を上げていると思います。これらの調査、一緒になって国交省さんはやってこられたわけでありますが、継続実施はされるのでしょうか。また、協調して自然再生協議会設立に向けていろいろお考...全文を見る
○高橋(嘉)委員 いずれ、しっかりと連携をとって、本当のモデルケースにしていただきたい。これは強くお願いを申し上げておきます。  では最後に、環境省と国交省さんからですが、自然再生協議会設立、国が直轄してやっている部分については結構です。例えばここの霞ケ浦、いろいろな団体がある...全文を見る
○高橋(嘉)委員 めどが示せないのはわかりますが、わからないで聞いているんですが、そういうわけで僕は申し上げたのではなくて、早急に手がけていきたい、早急にやりたいという言葉が欲しかったわけであります。それで、例えば年内を目標にでも立ち上げていきたい、法律ができて、その法律の前から...全文を見る
○高橋(嘉)委員 ありがとうございました。
05月16日第156回国会 衆議院 環境委員会 第8号
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○高橋(嘉)委員 自由党の高橋嘉信でございます。  ゼロエミッションあるいは循環型社会の形成に向けてと、かけ声だけは耳に心地よいのでありますが、廃棄物の実態はかなり厳しい、こういう指摘をせざるを得ないと考えております。  早速、質問に入らせていただきます。  青森、岩手の排...全文を見る
○高橋(嘉)委員 それは、十社程度の措置命令は無許可業者への委託。それ以外にも措置命令基準はありますし、それは、当初二千六百社中の、しかも岩手県分の遡及状況の中での十社という数字ではありませんか、確認の意味ですが。
○高橋(嘉)委員 では、八割程度のところから報告を受けたという先ほどの大臣のお話ですが、具体的な数字は結構なんですけれども、青森県の方の遡及状況が進んでいるのかどうかということを含めて、出席率が二八%程度で、そしてあと、出席してこなかったところに配達証明を送った、そしてその報告は...全文を見る
○高橋(嘉)委員 ですから、遡及が困難なのか。かなりの数があるとはいえ、当初の二千六百社においては、これは青森も岩手も該当しているわけですから、なぜ岩手の方だけが例えば無許可業者十社という数字が出るのか、何で青森の方は出ないのか。それと、要は、出席しなかったところに出している、配...全文を見る
○高橋(嘉)委員 余りしつこく言うわけじゃないんですけれども、両県の連名での措置命令は、それはそれでいいんですよ。そうじゃなくて、青森側から、こういう十社あるいは二十社の無許可業者への委託がありますよというような話は来ていないんでしょう、来ているんですか。なぜ、同じような作業をし...全文を見る
○高橋(嘉)委員 では、措置命令の基準の中で、無許可業者への委託以外にもありますよね。その基準を、全部詳しくおっしゃらなくても結構ですから、お示しいただきたい。
○高橋(嘉)委員 では、廃棄物処理法の排出事業者責任に至る注意義務違反の中で、マニフェストを確認していても、委託の適正対価を負担していなかった場合に責任を問うこともある。この点については間違いないんでしょうか。
○高橋(嘉)委員 この注意義務違反の措置命令の前例はありますか。
○高橋(嘉)委員 いずれにせよ、この措置命令について、両県にも適正な指導をしながらしっかりとやっていただきたい。この注意義務違反の場合は、逆に県側が訴えられる危険性もある。そういったこともあるわけでありますから、ですから前例がないわけでありまして、前例のあるものを含めて、措置命令...全文を見る
○高橋(嘉)委員 では、時間もあれですから、ほかに移ります。  両県の検証委員会から報告を受けていると思いますが、国から見て、青森、岩手の行政責任についてはどのようにお考えですか。これは大臣にお聞きしたい。
○高橋(嘉)委員 では、国についてはあるとお考えでしょうか。  この青森、岩手のは十一年の事案でありますけれども、平成十三年五月に「行政処分の指針について」という、前にも御質問いたしました通達を出して、不法投棄現場に立入調査できることや、都道府県等の区域外であっても立入検査でき...全文を見る
○高橋(嘉)委員 いや、何回も反省の言葉を聞きたくて申し上げているんじゃなくて、豊島の場合も県庁職員の方がやめられました。青森、岩手にもそういう、検証委員会であれだけ鋭く指摘されているわけですから、何らかの措置があるかと思います。そのときに、果たして国は反省だけでいいのかどうかな...全文を見る
○高橋(嘉)委員 つまり、青森県では、全量撤去しない場合もあり得るという、その選択肢が残されているわけであります。そこの中で、廃棄物処理法上、全量撤去をされない場合、残された廃棄物はどのような位置づけになるのですか。
○高橋(嘉)委員 いや、支障を除去できない、つまり未撤去廃棄物というものになるのか。要は、そこをはっきりしないと、最終処分場、例えば安定型でも管理型でもですけれども、しっかりとした、さもなくば、残すとすれば、こういう例えば未撤去の廃棄物に関しては、管理型のような基準を持ってモニタ...全文を見る
○高橋(嘉)委員 いずれ、法文上、廃棄物支障除去とあって、つまり中間処理も最終処理もされていない、要は不法投棄の廃棄物そのものでありますから、そこの規定があって、その規定に関してはこうするというものがないと、どうも私は不自然に感じております。そして、その辺のしっかりとしたものが提...全文を見る
○高橋(嘉)委員 では、今回の特措法に、有害物質は二分の一、含まないものは三分の一とありますが、この有害物質とは何か、その対象を示していただきたい。
○高橋(嘉)委員 いずれ、今回の特措法によって廃棄物流入県の負担が軽減されたとしても不公平感は払拭し得ない、この点だけは強く認識していただきたいと思っております。  それでは、一九九八年六月以前、以降の判断、大臣は以前に、一連として行われたかどうかの判断に基づくとの御見解をいた...全文を見る
○高橋(嘉)委員 ですから、適正処理センターの基金の話ですけれども、国も四分の一出して、産業界は四分の二でしょう。合わせて四分の三。自治体も四分の一出す。公的機関が半分、産業界が半分、そういう話ですね。そこの話し合いがあったといっても、何もそれは明文化されていない。  そして、...全文を見る
○高橋(嘉)委員 ぜひ今回の問題も運営協議会で議題としては出していただきたい、そのようにお願い申し上げます。いかがでしょうか。
○高橋(嘉)委員 では次に、産業界から寄せられている基金の内訳、先ほどもお話を聞いておりましたし、目標を下回っていると。ここの中で、出捐状況を見ると、排出事業者責任ということに対して各業界間に認識の違いがある、私はそう指摘せざるを得ないんですが、この点についての御見解はいかがでし...全文を見る
○高橋(嘉)委員 大体にして、拡大生産者責任の話もさっきありましたけれども、一定の社会的貢献といっても、例えば医療廃棄物とかなんかはどうにもならないわけでしょう。産廃業者間では相場も高い。そういうものを不法投棄する場合も相場が高いそうですから。そういう報道がありましたけれども。 ...全文を見る
○高橋(嘉)委員 では次に、広域処理システムとか地域内処理システム、こういったものとは違う業界内処理システム、そのような仕組みの構築を考えるわけにはいかないのでしょうか。  例えば同一業者が連携して処理システムをつくること、むしろこれは産業界の望むべきところじゃないんでしょうか...全文を見る
○高橋(嘉)委員 では、もう一つお話ししますが、排出事業者に対して選択の幅を持たせる方法は余りとられていない、私はかように考えております。つまり、優良、不良業者の線引きができない、そういった状態の中で排出事業者は選択を強いられているとしか言いようがないわけであります。  例えば...全文を見る
○高橋(嘉)委員 ぜひ検討して、これを一カ所に集めて、そして情報提供してやってください。  どこに頼んだらあれなのか、ここは絶対大丈夫だと思うところに頼んでも、委託あり、再委託ありで、どこに行っているかわけがわからない、後は排出事業者責任で呼び出しを受けている、そういう実態があ...全文を見る
○高橋(嘉)委員 余り厳しくこの点については申し上げないようにしようかなと思っていますけれども、いずれにせよ、全体量も把握できない、また中の有害物質の量もわからない、そして、本当に、これも全部市町村の届け出、それによるんだ、そういう話だけでは雲をつかむようなところがあるわけですよ...全文を見る
○高橋(嘉)委員 ありがとうございました。
05月16日第156回国会 衆議院 経済産業委員会環境委員会連合審査会 第1号
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○高橋(嘉)委員 自由党の高橋嘉信でございます。  化学物質は、私どもの生活になくてはならないものとして密着し、その利便性、有用性については論をまたないところであろうと思います。しかしながら、他方、毒性あるいは残留性の高さが人や環境を脅かす可能性も秘めるという一面を持っておりま...全文を見る
○高橋(嘉)委員 生態系の保全については、まさにOECDの勧告、これからの問題でありまして、今までの人体に与える影響等々の施策においても後手後手であった、この感はぬぐえないと思うのであります。  そこで、化学物質の製造及び輸入業者が化学物質に関する有害性情報、知見を取得した場合...全文を見る
○高橋(嘉)委員 日本化学工業協会に入っている人たちは、そのようなことでいち早くそういう協力姿勢もとれるかもしれませが、入っていない人たちを含めては、どのようにお考えですか。
○高橋(嘉)委員 では、その点についてはまた後で触れる機会があろうかと思いますので。  リスク評価の評価、すなわち生態毒性試験の実施体制の早期の確立はもとよりでありますが、年間平均三百件ほどの新規化学物質の事前審査実績があると言われておりますけれども、そこでお伺いしたいんですが...全文を見る
○高橋(嘉)委員 わかりました。いずれ参議院の方の附帯決議にあった内容ですから、お答えいただけるかと思ってお伺いしたわけであります。  では次に、ユーザーは、グリーン購入、グリーン調達、その意識が非常に強くなってきております。僕は、この法案の中で非常に不思議に思ったのは、これも...全文を見る
○高橋(嘉)委員 西川先生にお言葉を返すようですけれども、それはそのようにお願いしたいんですが、連携という言葉は、非常に使いやすい、またいろいろな意味を含む言葉でありまして、具体的に、本当にリスクコミュニケーションの必要性を感じているのは産業界だけではありませんので、そこのところ...全文を見る
○高橋(嘉)委員 いずれ、知見がおくれていたということには僕はなかなか理解は示せないのでありますが、それでは、次に環境大臣にお伺いします。  一九九三年の環境基本法、この中に生態系の保全がうたわれております。しっかりとうたわれております。なぜOECDの勧告を受けてからの動きにな...全文を見る
○高橋(嘉)委員 いずれ、とにかく頑張っていただきたいという話しかしようのないお話でありますけれども、最後に環境大臣に時間ですのでお伺いして、質問を終わりたいと思います。  今までの例えばリスク管理とかリスクコミュニケーション、先ほど事務方が説明したことの内容を聞くと、だけれど...全文を見る
○高橋(嘉)委員 済みません。リスク評価、それはもう十分わかりました。  リスク管理の中には監視は含まれないんですか。今までの管理を規制だけにとらえようとするところに問題があるということで、食品安全委員会でも、表示制度についてのチェックをどんどんやる体制をつくっているわけですね...全文を見る
○高橋(嘉)委員 時間ですので終わります。     〔松本委員長退席、村田委員長着席〕
05月20日第156回国会 衆議院 環境委員会 第9号
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○高橋(嘉)委員 自由党の高橋嘉信であります。本当にきょうはお忙しいところ、参考人の皆さん、ありがとうございました。  早速お伺いします。  平成十三年の五月の行政処分の指針、これが環境省から通達されていますが、それ以前の廃棄物処理法十九条の解釈のことについてちょっとお伺いし...全文を見る
○高橋(嘉)委員 つまり、許可施設以外はもう及ばないんだ、施設だけということですね。  行政責任については、両県の検証委員会等々でいろいろ行われているようでありますので、それは先ほどお聞きしましたが、岩手県も、運搬業の許可、警察当局に内偵を依頼しているにもかかわらずという話があ...全文を見る
○高橋(嘉)委員 これは議論じゃありませんので。  一九七〇年代の後半から、ダイオキシンは非常に問題化されていますし、堆肥にするのには、ばいじんというのはいろいろなものを燃やしたもの、それを堆肥に使うということの考えがどうも僕は理解できないから、お伺いしたんです。  それとも...全文を見る
○高橋(嘉)委員 でも、中間処理は、E票ができる最終処分場のあれが十二年からですから、それ以前でもマニフェストはあるはずなんですね、あるべきなんですね、中間処理施設なんですから。それがないというところが、ちょっと理解に苦しみます。  また、例えば、青森県は許可県でありますから、...全文を見る
○高橋(嘉)委員 いずれにいたしましても、マニフェストの存在のない部分とか、その辺のところはなぜないのかとか、どうも理解に苦しみますが、まずここは、しっかりと排出事業者責任を追うには、そういった実績報告書等々も含めた考え方が必要であろうと私は思いますので、その点だけお話ししておき...全文を見る
○高橋(嘉)委員 いずれ、廃棄物がどこに埋められているか、はっきりできないと思うんですね、両県にみんな入り乱れてなっているから。そのときは連名でやるのか、また今言われたような問題とか、その辺は環境省と相談されているようですから、環境省の方もしっかりやってもらうようにしていただきた...全文を見る
○高橋(嘉)委員 ありがとうございました。
05月27日第156回国会 衆議院 農林水産委員会 第13号
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○高橋(嘉)委員 自由党の高橋嘉信でございます。  今回の改正案は我が国農業政策の根幹にかかわる問題でありまして、今、農家や農業団体には激震が走っているわけであります。私は、農村社会のみならず、農村を取り巻く地域経済全体の将来にかかわる問題であるとしてとらえております。  そ...全文を見る
○高橋(嘉)委員 今、事業に厚みという話がありましたけれども、一つの視点で申し上げますと、この「農業構造の展望」にも明確に示しておりますけれども、農家戸数の減少は最大百万戸、予想していますよね。例えば、平成十一年、三百二十四万戸、それが平成二十二年には二百三十ないし二百七十万戸と...全文を見る
○高橋(嘉)委員 引き続き生源寺参考人と宮田参考人にもお伺いしたいんですが、中山間地域は国土面積の七割を占めて、耕地面積あるいは就業人口、粗生産額にしても、いずれも農業分野で四割、極めて重要な地域であります。その認識を本当にお持ちであれば、これは議論するために聞いているあれじゃな...全文を見る
○高橋(嘉)委員 直接支払いも見直される時期があと二年後ですか、いずれにせよ、中山間地域であるからとして土地面積が狭隘であるとかそういうだけでは片づけられない問題でありますし、いろいろ今お話しいただきましたけれども、土地に対する執着心とか、外に対しての経済的な条件が不利なことに加...全文を見る
○高橋(嘉)委員 時間が参りましたので終わりますけれども、コスト低減とかコスト削減とか大規模化、もうそういう安定した供給ができる経営体を求めるだけではなくて、例えば有機、高付加価値、そういったことを絡めながら農村社会を残してもらうような、そういう形をもう少し御検討いただきたかった...全文を見る
05月30日第156回国会 衆議院 環境委員会 第11号
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○高橋(嘉)委員 自由党の高橋嘉信でございます。  種の保存法に入る前に、産廃のことについてお伺いいたします。  産廃二法は、衆議院を通って、現在、参議院で審議中であります。そのような中で、なぜあえてこの問題について御質問を申し上げるかといいますと、過般の参考人質疑の際に今ま...全文を見る
○高橋(嘉)委員 現行法では、最終処分業及び中間処理業にはマニフェストの写しの保管義務はあっても罰則規定がありません。これは非常に問題であると思っております。また、報告徴収の義務違反も、このように、事実、弁護士から罰則を受けることを選択するとまで言われているわけであります。この報...全文を見る
○高橋(嘉)委員 いや、まずは、あすにでも起こる話でありますから、しっかりと、報告徴収をだらだらかけないでいたとかそういうことに対して、本当にあしたにも起こる話でありますから、具体的にはどのようにされるお考えなのか。検討だけで済まない話かもしれません。それについては具体的にはない...全文を見る
○高橋(嘉)委員 早急にお願いを申し上げます。  また、両県の検証委員会の検証対象範囲はいずれも、これは両県も同じようなことのようでありますが、強制捜査直前またはその直後にとどまっております。迅速に、的確に、いかに対応するか、そこらが行政責任に含まれる話であろうと思いますので、...全文を見る
○高橋(嘉)委員 いずれ、非常に、この間の化審法の審議の際もですけれども、環境省、しっかりしてくださいよと言いたくなる。以下、そういう流れを申し上げますから。  環境省のレッドデータブックには、絶滅のおそれのある種を、動物六百六十九種、植物等千九百九十四、合わせて二千六百六十三...全文を見る
○高橋(嘉)委員 いずれ、生息地が広範囲に及ぶ鳥類や哺乳類でも、保護指定区は一カ所も日本はまだありません。公益との関係、各省庁との関係を言われるかもしれませんが、指定基準があいまいなんです。その点だけを申し上げておきます。  次に、ほかの質問に移りますが、一九九二年にリオデジャ...全文を見る
○高橋(嘉)委員 例えば、この基本方針は種の保存、本当に絶滅に瀕しているというものだけの対象になっていますよね。ですから、僕は最初に生物多様性の確保というものを目的条項に加えるなり、新生物多様性国家戦略ができたわけですから、それに即応した形の形態を考えるべきだろうと。  例えば...全文を見る
○高橋(嘉)委員 では、それはそのようにぜひお願いしたいですし、次に、その希少種保存基本方針には、先ほども話ありましたが、国際希少種についてはワシントン条約の附属書1に掲載された種と規定してあります。1に限定せず、2、3についても国際希少種の幅を広げるべきとの考えはないのか。以前...全文を見る
○高橋(嘉)委員 いや、それはわかりましたが、僕が言っているのは、例えば先ほどから議論されているように、附属書2のものであっても希少種であるという判断を、商取引がどうのこうの聞いているんじゃないです、そういう判断を環境省みずからが下していく姿勢も必要なのではないかということを申し...全文を見る
○高橋(嘉)委員 では、例えば密輸して入ってきた、そして入ってきたものの所有権といいますか、これは、入ってきてしまえば、もうあとは経産省じゃなくて環境省ですよね。その所有権。  これは、とにかく見つからないで入ってしまったら、それはそれでいいと。所有権に関して規制するとか、ある...全文を見る
○高橋(嘉)委員 これで終わりますが、先ほど大臣からお話ありましたけれども、いずれ、生物多様性の確保ということをこの法律の視点に入れていく、本当に強く入れていくべきであろうと思います。  今までは確かにワシントン条約や渡り鳥の関係のものが前身でありますから、またその商取引に関す...全文を見る
06月03日第156回国会 衆議院 環境委員会 第12号
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○高橋(嘉)委員 自由党の高橋嘉信でございます。本当にきょうはお忙しい中、参考人の皆様方、ありがとうございます。  まず私がお聞きしたいのは、今回の法律案は、カルタヘナの議定書の批准に当たって、生物多様性確保の担保法と思うんですが、ここの中で、第一線で御活躍の皆様方ですから、こ...全文を見る
○高橋(嘉)委員 それでは、ちょっと疑問点を具体的にお伺いします。  例えば、六省が共管する内容となっておりますけれども、環境省は、生物多様性の確保という点では横断的な観点、リーダーシップが必要と私は考えるわけですが、その点、加藤参考人はどのようにお考えでしょうか。
○高橋(嘉)委員 では、岩槻参考人にお伺いしたいんですが、情報公開に対して、知的財産との絡みから、かなり狭められたようなものになるという法案の内容と私は受けとめておりますが、御見解はどのようにお持ちでしょうか。
○高橋(嘉)委員 では、例えばモニタリングについての心配が先ほどお伺いした際にいろいろお話ございましたが、主務大臣が承認の変更や廃止を検討しようとするときに承認取得者に情報を求めることができる、ただこれの規定にすぎないんじゃないかという考え方も持たれないわけではない内容になってい...全文を見る
○高橋(嘉)委員 では、加藤参考人にお伺いしたいんですが、現在我が国が輸入しているもの、除草剤耐性のものとか、害虫抵抗性のものとか、病気抵抗性のものとか、いろいろ入っているわけでありますが、現在我が国へ輸入されているものについては、十分な科学的知見に基づいて安全であるという考え方...全文を見る
○高橋(嘉)委員 では、いろいろお伺いしたいんですが、時間ももうありませんので、鷲谷先生に。  霞ケ浦からの挑戦は今どのようになっているのか。生物多様性の確保という視点から率直な御意見をお伺いしたいんです。
○高橋(嘉)委員 では、最後に岩槻参考人にお伺いしたいのです。  科学的知見は不足しているという現状のお話もありましたけれども、例えば、承認する際に学識経験者の意見を聞くとあります。どういう仕組みになるかはこれから具体的に政府にお伺いしていきますけれども、学識経験者の例えば生態...全文を見る
○高橋(嘉)委員 つまりそれは、承認する段階でいろいろリスク評価について学識経験者から意見を聞きますよね、そのときに、生態学的立場と例えば遺伝子組み換えの研究者の立場とか、いろいろな人たちの意見があるでしょうが、もし見解が分かれた場合は、新たな追加資料とか追加データを求めるとか、...全文を見る
○高橋(嘉)委員 はい、わかりました。  ありがとうございました。
06月06日第156回国会 衆議院 環境委員会 第13号
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○高橋(嘉)委員 自由党の高橋嘉信でございます。  ラムサールやワシントン条約では特定の地域や特定の種を対象としており、これだけでは生物多様性の保全は図れないとの認識から、国際的な取り組みとして生物多様性条約が生まれたことは御案内のとおりであります。そして一九九三年、我が国は締...全文を見る
○高橋(嘉)委員 いや、余りこのことで話をする気はないんですが、要は、水際でこれが生物であるか生物でないかの判断は、例えば見た目だけでするのですか。
○高橋(嘉)委員 ですから、そのように難しいですから、しっかりとその判断基準をしておいた方がいいと思いますよ。  それでは次に移っていきますが、では、現在我が国がアメリカから輸入している千五百二十万トンにも及ぶトウモロコシ、三百八十万トン以上の大豆、百六十万トンの菜種はカナダか...全文を見る
○高橋(嘉)委員 では、我が国が現在輸入しているもの、生物だということでありますが、議定書の発効後、生物多様性への影響評価をしなければならない対象品目としては、今輸入しているものがほとんどすべて該当すると考えてよろしいでしょうか。イエスかノーかでいいです。
○高橋(嘉)委員 いやいや、ほとんどすべてのものが生物としての理解の中で対象になるかどうかということです。
○高橋(嘉)委員 その点については後で触れていきますから。  それでは、今ガイドラインと言いましたけれども、我が国に組み換え作物が入ってきたのは一九九六年当時からですが、生態学的知見に基づいての安全性を確保されていたのですか、環境に与える影響について。
○高橋(嘉)委員 一九九六年当時であれば、生態学的な知見、今なおかなり不足しているという状態の中で、いずれ、それはそういう知見を得ていると。ただ、先ほども鮫島委員からもお話がありましたように、組み換え遺伝子がメキシコ山中の在来種から見つかる、解析の結果そういう状態が発表されている...全文を見る
○高橋(嘉)委員 いずれ、そのときに、もしこれはしっかりとした知見が得られないということになれば、輸出を拒否することも可能ですよね。確認の意味で。
○高橋(嘉)委員 では、トウモロコシで見た場合、遺伝子組み換え作物の話ですけれども、全輸入量に占めるアメリカのシェアは九二・四%、ほとんどアメリカからと言ってもいい。トウモロコシの輸入ですよ。その中で、アメリカの遺伝子組み換えの栽培面積は三四%、非遺伝子組み換えが六六%になってい...全文を見る
○高橋(嘉)委員 いやいや、例えばEUなどは、アメリカは分別しているのは一、二%だと指摘していますよね。それは余りに数字としては甘いんじゃないですか。
○高橋(嘉)委員 分別しているとか分離しているというか、この間も新聞で大騒ぎになっているでしょう。あれ、その過程で中にまじったのかなとか。いずれにせよ、そういう把握をしっかりしていない、相手の通告を真に受けていると言うしか言いようがないような僕は数字の把握であろうと思っております...全文を見る
○高橋(嘉)委員 私は、遺伝子組み換え技術が人類にとって重要なものである、そういう認識に立ちながらも、科学的知見、そしてこれに基づくリスク評価・管理、そして国民との情報の共有、言うなればリスクコミュニケーションがはっきりしなければ、せっかくの技術も育たないと思うから申し上げている...全文を見る
○高橋(嘉)委員 大臣、それは六省がこの共管をするわけですから、基本的事項として、例えば生態学者はきちっと何名このように入れてくれと、環境省の立場はそういう立場だと思うんですが、そういうのを基本的事項の中に盛り込む、主張するという考えとお伺いしてよろしいですか。
○高橋(嘉)委員 申請者が生物多様性への影響評価書を作成するとしても、いかにこの評価が確かなものか、ここが問題であろうと思います。  そのためには継続的なモニタリングが不可欠であると考えますが、この法案には、六条の二項で、承認済みの使用規程の変更または廃止を検討しようとする際に...全文を見る
○高橋(嘉)委員 いや、環境大臣、申しわけないんですけれども、モニタリングサイト一〇〇〇の話はまだまだ具体化されていない、機構の中とかいろいろな話の中だけで、二百カ所ずつこれから五年間でやっていくような話であります。  それはそれで視点としてはいいと思いますが、僕が今申し上げた...全文を見る
○高橋(嘉)委員 ありがとうございます。そうしていただくと、僕は非常にモニタリングが生きてくる、ぜひ基本的事項の中で定めていただきたい。よろしくお願いを申し上げます。  では次に、情報開示についての御質問を申し上げます。  参議院では、知的財産権とのかかわりから、承認の過程そ...全文を見る
○高橋(嘉)委員 できる限り公開するという姿勢であるかどうかを含めて、例えば第二種使用による評価あるいは公開のあり方もちょっと問題があるのではないかな、問題を残していると私は考えております。  いずれ、国民の理解がもとになければ技術の進歩はありません。正しい理解も広がりません。...全文を見る
○高橋(嘉)委員 では最後に、六省の主務大臣の中で、生物多様性の確保という役割を担うのは、言わずもがな、環境相であります。法案の理念上、最も重要な責務を負っていると言っても過言ではないと私は思います。  我が国においては、遺伝子組み換え生物の研究者に対し、生物多様性に関する研究...全文を見る
○高橋(嘉)委員 頑張ってやっていただきたいと思います。  ありがとうございました。
07月15日第156回国会 衆議院 環境委員会 第14号
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○高橋(嘉)委員 自由党の高橋嘉信でございます。  我が党は、地球環境保全基本法案を今国会に提出しております。その内容に合致し得る今回のこの法案に仕上げていただいた、まさに私どもの要求も受け入れていただきまして、この法案、本当にすばらしい形で日本の環境教育を担っていく、大きな役...全文を見る
○高橋(嘉)委員 次に、文部省から政務官にお越しいただいておりますのでお尋ねしたいんですが、この法案が通ると仮定して、登録を受けた人あるいは団体は、マル適マークを交付されるわけでありますが、教育の現場に入っていくことになります。この場合の学校教育とは、学校教育法に定める範囲、小中...全文を見る
○高橋(嘉)委員 よくわかりましたが、つまり僕は、非常勤講師としての役割を担うことになるのかどうかと。  つまり、NPO、NGOの人たちが行って教壇に立ってやった場合に、あるいは山に行ってオリエンテーリングとか何かいろいろな指導をする場合においては、非常勤講師としての役割を担う...全文を見る
○高橋(嘉)委員 はい、わかりました。  それと、もう一点だけでございますが、人材の登録基準についてであります。  多種多様な団体を余り狭めるな、あるいは変に制限するなという御意見もあるかもしれませんが、人材の登録基準については今後基本方針及び主務省令で定めるとのことでありま...全文を見る
○高橋(嘉)委員 ありがとうございました。
07月15日第156回国会 衆議院 政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会 第4号
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○高橋(嘉)委員 自由党の高橋嘉信でございます。  冒頭、先ほどの保守新党山谷えり子委員の発言について申し上げます。  客観的な事実に基づくことなく、中塚事務所が事務所ぐるみでとの発言に対し、強く抗議申し上げます。  では、本題に入ります。  従来は重度の身体障害者あるい...全文を見る
○高橋(嘉)委員 では、五十床以上の施設で不在者投票を行うことは、不在者投票が行われるところであっても、郵便投票をしたいという申請をすれば可能ということですね。
○高橋(嘉)委員 では次に、代理記載についてお伺いしたいんであります。  代理記載をする者の登録は各種選挙ごとに選挙人が選考する仕組みにすることが、選挙の公正確保という点で最も重要であると私は考えるんでありますが、御見解をお伺いしたいのであります。  例えば、立候補者と代理記...全文を見る
○高橋(嘉)委員 いずれ、その実務者の方々の検討課題にしていただきたい。  と同時に、運用の面あるいは投票の公正さの確保という点で留意していただきたいということで申し上げたわけであります。いずれ、「政令で定めるところにより、」とありますし、運用を担う立場からの御見解を伺ったわけ...全文を見る
○高橋(嘉)委員 運用を担う立場からの御見解をちょっとお伺いしたかったのでありますが、この法案の内容では、代理記載する者は複数の依頼を受けられ、その制限もないように思われますが、問題はないのでしょうか。特定の団体では宗教団体の影響等々いろいろなことが想定できるんですが、運用を担う...全文を見る
○高橋(嘉)委員 では、施設や病院等での不在者投票に際しては、代理記載を行うことが現在でもできるわけであります。その根拠となる公選法施行令の第五十六条三項の規定では、一人の立会人のほかに、「当該選挙人の投票を補助すべき者二人をその承諾を得て定め、その一人の立会いの下に他の一人をし...全文を見る
○高橋(嘉)委員 いずれ、投票を適正に行われたかどうかの確認が必要ではありませんか。罰則適用、しかし前例はないと。僕は、本当に投票の機会の拡大をしていくことは、非常に趣旨は、冒頭申し上げましたように理解できますし、賛成なのでありますが、中身としてしっかり詰めるべきは詰めるべきであ...全文を見る
○高橋(嘉)委員 投票においては、開票の立会人との意味合いが違うということですが、しからば、各投票区の立会人をもう少しふやして、投票区には立会人も定められるわけでありますから。今いろいろ疑念が抱かれております、当該施設の理事長あるいは、事務局長だけがいて行われている、これだけでは...全文を見る
○高橋(嘉)委員 ありがとうございました。      ————◇—————