高見裕一

たかみゆういち



当選回数回

高見裕一の1995年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月26日第132回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○高見委員 つい先ほど、被災地の神戸からたどり着きました。申し上げたいこと、また御質問させていただきたいこと、あふれんばかりであります。しかし、限られた時間でございますので、簡潔にお話し申し上げたいと思います。  私には、肉親を失い、住む家を失い、そして笑顔を失った阪神大震災の...全文を見る
○高見委員 ぜひそのようにお願いを申し上げます。  最後に、総理から、本当に粉骨砕身頑張っておられる現地の教員やボランティアの方々に感謝の言葉を述べていただければありがたい、そう思います。  ありがとうございました。
02月01日第132回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第3号
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○高見委員 大震災があってから、きょうでもう十六日もたってしまいました。本当にあっという間に思えますが、まだ現地の状況が一向に落ちつきを見せておりません。マスコミ報道等で、現地が少し落ちつきを取り戻してきたというふうに報道されておりますけれども、直接の被災者の方を見ておりますと、...全文を見る
○高見委員 大変積極的なお取り組みをいただけるというふうに聞こえてまいりましたが、今回の被害は余りにも大きゅうございます。短期間での復興を図るためには、公的な部門に限らず私的な部門に関しても広く国家が支援をしなければならない、全国民が支援をしなければならない、そのように存じます。...全文を見る
○高見委員 大臣、それは、国家としては総力を挙げてあらゆる、例えば私的な部分に関しても可能な限り支援を行う、そのように聞いてよろしゅうございますか。
○高見委員 よくわかります。しかし、少なくとも意思としては明確に、積極的にやっていくのだという意思がおありであるというふうに聞こえました。大臣もうなずいておられますので、そのように理解をします。  そして、続いて大蔵省にお尋ねを申し上げますが、短期的な金融支援等はいろいろアイデ...全文を見る
○高見委員 制度上の制約というふうなお言葉が随分出てまいるわけでございますけれども、はっきり申し上げて避難者の方々は本当にその日の生活にも困っておられる。なぜか、答えは簡単でございます。ほんの数秒の間に家が全壊をして、何も持って出られないまま、パジャマ一つ、身一つで飛び出してこら...全文を見る
○高見委員 ちょっと時間がございませんから、続けてお尋ねを申し上げます。  今回の地震で災害が広がった原因の一つは、地域コミュニティーというものが非常に未成熟であったというふうな部分もあるかと思います。これは一つの側面でございますけれども、明確にあった。その地域コミュニティーの...全文を見る
○高見委員 国民からは、例えば大蔵省に電話をしてみようというふうに思えば、これは大蔵省の代表番号を回すのが、ダイヤルを回すのが常識かと存じます。そのような意味では、このような緊急事態でございます、せめてライフライン等が十分に機能するまででもということで結構でございますから、やはり...全文を見る
02月07日第132回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第4号
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○高見委員 昨日も私の事務所に、とある神戸市民の方から連絡がありました。どういうことかといいますと、いろいろな相談事があった、そのたびに窓口をあっちへ行け、こっちへ行けというふうに役所から指示をされる。ところが御承知のように、神戸市内は交通機関がまだ十分ではござい」ません。二カ所...全文を見る
○高見委員 今のお話をお伺いしておると、すべて何か解決しているような印象を受けますが、七百件というのは七万件の間違いじゃないのですかとあえて聞きたくなるような気分でございます。一体、被災者は何人いらっしゃると御承知でいらっしゃいますでしょうか。三百万でございます。その方々がどれほ...全文を見る
○高見委員 小里大臣の指導力に心より期待をいたします。  さて続きまして、ボランティアの問題でございます。  先ほども大臣のお話の中にもありましたように、まさしくボランティアの人々が今本当に貴重な汗を流してくださっております。そのボランティアの動きがなければ実態としてはさまざ...全文を見る
○高見委員 新聞の報道によりますと、十八省庁の担当課長が集まってその支援施策を考えるというふうな会議が持たれている。ところがそれは、夏までに知恵を出し合う、こういうふうに言っております。そして、対策本部の方では、いやボランティア対策はあちらだ、その十八省庁の課長の連絡会議の方では...全文を見る
○高見委員 当面のということでございます。それはそのとおりかと思いますが、今後その十八省庁の連絡会議というものとどういうふうな連携をおとりになられていくのか。これは大臣でなくても結構でございますが、その取りまとめ役は経企庁でございましたか、そのあたりをちょっとお答えいただければと...全文を見る
○高見委員 お話はごもっともかと思います。ただ、私が一番お尋ねをしたかったことは、きょうこの瞬間も一生懸命働いてくれている何千人のボランティアの人たちが、例えば今この瞬間、けがをしたらどうするんですか。これが一点でございます。もう一点は、今災害対策本部で考慮していらっしゃる緊急対...全文を見る
○高見委員 これは簡潔明瞭にちょっと経企庁の方にお答えいただきたいのですが、なぜ経企庁なんですかね。なぜ経済企画庁がボランティアを担当することになったのかそこら辺をひとつ。一言で結構ですよ。
○高見委員 時間がないのでちょっと端的にこれもお尋ねをしますが、今回の大震災で肉親を失い、災害遺児になった子供たちが大勢おられます。千人をはるかに超える数だというふうに報道がなされておりましたが、この災害遺児の場合、特に今回の災害遺児の場合でございますが、交通遺児等の場合と異なり...全文を見る
○高見委員 時間が終わりましたので、最後に、そういった災害遺児の問題等もぜひ小里大臣の方に情のあふるる細かいお気配り、お目配りをお願いをして、質問をとりあえず終わらせていただきます。ありがとうございました。
02月07日第132回国会 衆議院 逓信委員会 第2号
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○高見委員 まず、緊急時の通信の確保という問題、これはもう他の委員の方々もいろいろと御質問しておられるかもしれませんが、ぜひ私もこの耳で確認をさせていただきたく存じます。  地震が起こった直後から、今の吉岡先生の話にもありましたが、通常時の五十倍といわれる電話が殺到した。それに...全文を見る
○高見委員 私、専門家じゃないものですからよくわかりかねましたので、また後でちょっとお尋ねしますが、その前に、緊急災害時の放送のあり方を少しお伺いしておきたいと思うのです。  今回の地震で感じましたことは、被災者の方の立場に立った放送というものが、特に初日、二日目と初期の段階で...全文を見る
○高見委員 要は、例えばあの災害のとき、瞬間で申し上げますならば、一人でも死者を少なくするために社会全体が力を合わせる、そのときにメディアというのは巨大な力を持っておるわけで、その役割分担が、表現の自由という本来非常に難しい問題を抱えつつも、真剣に話し合われてよいのではないか、重...全文を見る
○高見委員 ぜひいろいろな知恵を集めていただきたいと思います。広告を出すべき、クライアントとなるべき企業がこれまた大きく被害を受けておって、とてもじゃないけれども広告出稿なんかできる状況ではないというふうなこともぜひ御考慮に入れていただければと思いますのでないと、あの地域は地域の...全文を見る
○高見委員 ありがとうございました。  今後、このような災害がまたいつ襲ってくるやもしれません。そのときに、何だあのときと同じか、実に芸のない、無能なことだと言われないように、力を合わせて頑張らせていただきたいというふうに思います。よろしくお願いします。  どうもありがとうご...全文を見る
02月17日第132回国会 衆議院 運輸委員会 第3号
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○高見委員 それでは質問をさせていただきます。鉄道復旧の問題に関して若干お尋ねを申し上げます。  今回の地震では鉄道に大きな被害が生じました。そのため被災者が全く、陸の孤島状態といいますか、孤立状態になってしまいました。被災者にとっては一日も早く鉄道が復旧することを、特に大阪か...全文を見る
○高見委員 今回の鉄道の被害額は三千五百億円を超えるというふうに聞いております。特に阪神電鉄は年商売り上げの二倍を超える被害ということで、財政的な支援だして再建はあり得ない状態ではないか、これは客観的に見てそう思うわけでございます。しかし、当然阪神沿線の方はその電車しか自分の交通...全文を見る
○高見委員 自治体の補助の部分もお尋ね申し上げますが、今までは国の補助率と横並びということになっておりました。しかし、このような状況では、現在の自治体自身も非常に大きな被害を受けているという状況では、幾ら交付税で裏打ちをと申しましても、被害額が本当に大規模でございまして、また、鉄...全文を見る
○高見委員 大蔵省の方のお考えもぜひお聞きをしたいと思います。
○高見委員 自治省にもぜひお尋ねをしたいのですが、通常の自治体分の補助、すなわち四分の一を今回自治体で負担することは大きな負担になるということを申し上げました。  そもそも交付税は自治体の共同財源でありまして、何でも交付税措置で賄うということは交付税の性格から考えて限度がある、...全文を見る
○高見委員 今回の災害は大変なもので、地方自治体は本当に過重な負担を強いられておりますので、できる限り自治体の負担を軽くする方策を当然のことながら模索するべきでございまして、自治省もその意味では努力を、あるいは御苦労をされておられると思いますし、運輸省も、大蔵省と自治省の問題とい...全文を見る
○高見委員 登録免許税の非課税措置などは。
○高見委員 しっかり前向きに、本当に前向きに検討してください。  また地方税関係では、災害復旧工事に伴い取得した資産は、新規に取得した資産というよりは損害を生じた資産につき復旧をしたのであり、帳簿価格が増加したからといっても、企業の収益が上がるというわけではございません。企業が...全文を見る
○高見委員 すべて検討中ということなのでございましょうか。復興を速やかに行い、地元の産業の振興、被災地の産業振興のためにもぜひとも税制上の措置を講じていただきたく存じます。国税、地方税ともに今後も広く前向きな検討を重ねて、私有財産に対する援助と私企業に対する援助というものができな...全文を見る
○高見委員 よくわかりました。ぜひとも被災者の人たちに広く広報を、これだげのことをやっているのだということを知らしめてあげていただきたいのですね。すばらしいことやっていても、被災者の人がこうやって見上げるたびにどうも怖いだということでは残念なことでございますから、こういう努力をし...全文を見る
○高見委員 ありがとうございます。  神戸港のことでございます。  岸壁及び機能施設は御承知のように大打撃を受けて、完璧な機能麻痺状態がまだ大半の部分で続いております。神戸港の国際海上コンテナの取扱量は、九三年ベースで我が国の全体の約三割という部分を占めている。しかも、我が国...全文を見る
○高見委員 今の、詳細に関しては今詰めている最中だ、しかし精いっぱいやっているとい三言葉、確かに承りました。  もし神戸埠頭公社に対する支援が十分なものでなければ、それはイコール利用料金にはね返ることになります。そうすると、当然神戸港の国際競争力を低下させることになります。そう...全文を見る
○高見委員 具体的な金融面の措置というものはございますかどうか。今お考えの計画がもし発表できれば、ぜひ教えていただきたいのですが、答弁ございますか。
○高見委員 上屋の部分、いわゆる機能施設の部分も何らかの形で支援をする、その方策を、最大限可能性を探っておられるというふうにお聞きをいたしました。まことにありがとうございます。国が支援をしなげればそれだけ復興がおくれ、神戸、ひいては日本の貿易総体の国際競争力の低下につながってしま...全文を見る
○高見委員 わかりました。ぜひ御検討お願い申し上げます。  先日、大臣におかれましては、阪神・淡路大震災復興支援モーターボート特別競走の実施を御決断をいただきました。ありがとうございます。この特別競走によって確保される資金は、被災市民の生活向上や地域経済の復興に役立つ事業に活用...全文を見る
○高見委員 それは全くもっともな話でございます。しかし、被災地復興には非常に多額のお金がかかります。今回決めていただいたのは一年限りの分というふうに存じますが、五十億円という多額の援助というのは大変ありがたいことでございますが、総体の被害額を考えますと、さらなる援助がさまざまな形...全文を見る
○高見委員 さらに、先ほどから大臣もお言葉として表現をしてくださっております、ただの復旧ではない本格的な復興というものを考えているのだ、こういうお言葉でございます。まさしく私もそれが重要かと存じます。  したがって、二十一世紀を目指した将来計画に合わせた復興が国際貿易の拠点とし...全文を見る
○高見委員 大変創造的な、大胆で先進的なお取り組みをいただけるということを聞いて本当に安心をいたしました。ありがとうございます。  さて、雇用対策についても若干お尋ねを申し上げたいと存じます。  例えば、神戸港が大きな被害を受けたことにより、雇用関係に大きな影響というものが生...全文を見る
○高見委員 大変心強く、うれしい御答弁でございます。  同じ観点で、労働省のとっている対策について労働省から御説明を賜れればと存じますが、いかがでしょうか。
○高見委員 要請を出しても、それを企業の側が聞けるかどうかというと、なかなかその状況にない企業が多うございます。要請を出してそれでよしとするのではなく、ぜひ具体的な新しい雇用の創造、創出というものを労働省でも、当然のことでございますけれども、積極的に御考慮賜りますようにお願いをい...全文を見る
○高見委員 全く大臣御指摘のとおりでございまして、本当にそうなんですよ。  実は、きのうも東京のタクシーに乗っておりましたら、神戸のタクシーはいつになったら走るのだということを聞かれまして、いえ、もう走っていますよと答えて、ああ、そうですかと、随分とんちんかんなやりとりがあった...全文を見る
○高見委員 ありがとうございました。ぜひ大臣の強力なリーダーシップがそれこそ末端の方々にまで浸透して、運輸省一丸となって災害の復興に積極的にお取り組みいただけますよう切に切にお願いをする次第でございます。また、昼夜を問わず神戸港や鉄道施設の復旧に従事しておられる方々に心より感謝の...全文を見る
02月21日第132回国会 衆議院 予算委員会第八分科会 第2号
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○高見分科員 お尋ねを申し上げます。  まず、今回の地震で感じましたことは、自然の力の前では人の力というものは本当に弱いのだということを、被災地におり実感をした次第でございます。幾ら補強をしてある、耐震構造にしてあるといっても、がけは崩れ、あるいは埋立地では液状化現象が現実に起...全文を見る
○高見分科員 そういう御答弁になるのは無理からぬことでございますが、本当のところで申し上げたいことは、我々自身が今持っている自然というものに対する対立の概念、ここを本当は問うていかなければ本当の災害に強い都市、人間生活、暮らしというものはできていかないのではないかということを実は...全文を見る
○高見分科員 今回の地震では、いわゆるライフラインという言葉が何かはや旦言葉のようになってしまいました。ライン型の生活関連施設が大打撃を受けて、市民生活を麻癖させました。現状でもまだ水道やガスの復旧されていないところが多く、市民の生活は困窮をきわめております。  確かに都市部で...全文を見る
○高見分科員 要旨にはちょっとないのですが、一言だけ長官に。  今回、私ずっと現地で、地震発生後すぐから、倒壊をした家屋の中に生き埋めになった人を助けようと一生懸命努めてみました。しかし、なかなか人間の力だけでは難しいということがございました。そのときに、三つのものが本当に欲し...全文を見る
○高見分科員 前向きな御答弁で大変結構かと思いますが、実際にライフラインが地震で途絶をいたしまして、そしてこれほど大きな被害が出ておると。それから考えると、ふだんから共同溝というふうなものを整備しておく方がよほど安上がりだったなと、これは結果論でございますけれども。結局、一見高い...全文を見る
○高見分科員 ありがとうございます。ぜひ先ほどの、三種の神器などというちょっと大仰なことを申しましたが、そういった、人間の力でコントロールできる、しかし非常に有効な道具類というのをぜひ御研究くださいまして、充実した整備、据え置き等を進めていただければと思います。本当にそういう道具...全文を見る
○高見分科員 時間がなくなってきたようでございますので、ちょっとまとめて質問させていただきたいと思います。  一つは、情報収集システムでございます。今回の教訓には、情報をいかに速やかに吸い上げるかと、それを最高責任者のもとに届けるかというふうなことがございました。実際に現場から...全文を見る
03月14日第132回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第8号
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○高見委員 今回提出されました地震防災対策強化地域における地震対策緊急整備事業に係る国の財政上の特別措置に関する法律の一部を改正する法律案の起草に際し、自由民主党・自由連合、日本社会党・護憲民主連合、新党さきがけを代表いたしまして、一言申し述べさせていただきます。  地震防災対...全文を見る
03月17日第132回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第9号
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○高見委員 ちょうどきょうで震災から二カ月になります。長かったのか短かったのか、実に不思議な時間の流れ方をしているなと思います。これは私だけじゃなく、もちろん被災地の皆さんも、また、必死でこの間取り組んでいただいた行政や小里大臣も同じ思いかと存じます。もちろん、多くの議員方も同じ...全文を見る
○高見委員 より一層幅広いケアができるように、御努力をお続けいただければありがたく存じます。  ボランティア活動は確かに重要な活動でございますが、一方で、経済活動が再開をされ、経済活動とボランティア活動の調整が必要になっているというふうな側面もございます。例えば、飲食物を無料配...全文を見る
○高見委員 私も、一生懸命現地で皆さんの話を聞いて、またこういう場でどんどんお伝えをしていきたいと思います。  日本は、残念ながら現実においてはボランティア後進国でありました。今回の阪神大震災を通して初めてボランティアというところに大きな光が当たっている、そう思います。このこと...全文を見る
○高見委員 ぜひ行政の、アメリカなどではワンストップセンターと言うようですが、そこに行けばさまざまな行政が提供しているサービスが理解できるというふうな具体的な場所なりシステムなりを早急に、ある程度の数を御用意いただけるように、一層の大臣の指導力に期待をするところでございます。よろ...全文を見る
○高見委員 ちょっと話題を変えますが、今回の地震ではビルなどの建築物に数多くの被害を生じております。そのため、ビル内の冷凍空調機器などからフロンガスが漏れ出す、あるいはビルを取り壊す際に冷凍空調機器からフロンが漏れ出すというふうなおそれが指摘されております、というか、実際漏れてお...全文を見る
○高見委員 時間がないのでフロンの質問はこれで終わりますが、回収容器の問題であるとか、さまざまな回収の際のシステムづくりであるとか、通産省の方々もぜひ積極的にかかわっていただければありがたい、そのようにしていただきたいと強く希望を申し述べます。  最後に、復興への町づくりに関し...全文を見る
○高見委員 法によってのみでなく、どうぞ心ある行政を、地元自治体と一緒になって国も頑張ってやっていただきたい。何とか住民の参加と共感のある町づくりをお願いしたいと心からお願いをいたしまして、質問を終わらせていただきます。  ありがとうございました。
05月26日第132回国会 衆議院 商工委員会 第10号
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○高見委員 それでは、大臣も御帰国すぐで、お疲れのところ恐縮でございますが、質問をさせていただきたく存じます。  本法律案は、大量生産、大量消費、大量廃棄型の社会から資源循環型の社会へと日本を変革させるためには、極めて重要な法律であると考えます。容器包装を付した事業者にも一定の...全文を見る
○高見委員 分別収集計画を立てて積極的に分別収集を行っていこうとする市町村に対して、逆に、分別収集をとめさせるとは言わないまでも、ブレーキをかけるというふうなことが起こり得るということが懸念をされるのでありますが、市町村に対して分別収集をやめさせるような指導を国は行うのかどうか、...全文を見る
○高見委員 次に、大臣にお尋ねを申し上げたいと思いますが、分別収集されたものが確実に再商品化されるシステムでなければ、市町村が分別収集をしても自分で処理せざるを得なくなり、あるいはずっと持ったままでいなければいけなくなり、リサイクルが一向に進まないということにもなりかねません。市...全文を見る
○高見委員 大変明快にお答えをいただいてありがたく存じます。  続きまして、最終的には分別収集されたものはすべて再商品化されるということはよくわかりました。しかし、短期的には、分別収集量と再商品化計画量とのミスマッチは必ず生じると思われます。特に、その他プラスチックなどに関しま...全文を見る
○高見委員 今の御答弁では市町村が保管を行うということでございますが、今回の法案のスキームでは、基本的に市町村が収集を行って事業者がリサイクルを行うということでございまして、分別収集したものの保管についてはどちらの責任にすることも十分に可能であり、事業者に保管させる方が再商品化を...全文を見る
○高見委員 市町村がとりあえず分別収集したものを保管するとすれば、ミスマッチが生じた場合に、どれだけ市町村のストックヤードやリサイクルセンターが確保できているかが、今回の法律が実際に運用された場合に、資源循環型社会に向かうかどうかのかぎになると思われます。その意味で、市町村のリサ...全文を見る
○高見委員 結局、分別収集したものと再商品化計画とのミスマッチ、通常我々が想定しているのは再商品化計画量の方が少ないという場合でございますが、それが生じた場合にはその調整が必要になると思われるのでありますが、法案では一方的に、分別収集計画は「再商品化計画を勘案」するということにな...全文を見る
○高見委員 また、再商品化能力を向上させなければ、分別収集されたものはストックヤードに集積される一方で、市町村の負担ばかりが大きくなる結果となりかねませんが、分別収集に合わせて再商品化能力を高めなければならないし、特に、新しいシステムが立ち上がっていく時期に十分な整備を行わなけれ...全文を見る
○高見委員 ボランティアに関してちょっとお尋ねをいたします。  現在でもボランティアによる集団回収、スーパーや生協などが店頭回収等を積極的に行っておりますが、そのような現在の市民ベースあるいは小売店ベースなどの先進的な取り組みが生きるような法律でなければならないと考えます。本法...全文を見る
○高見委員 大変よいお答えかと思いますが、この法案とは直接の関係はないのですが、デポジット制度に関して一言申し上げたく存じます。  デポジット制度は、住民のリサイクル意識を向上させ、リサイクル率を上昇させるという意味では極めて有効な制度であると考えます。この法律が将来デポジット...全文を見る
○高見委員 また今後も、デポジット制度、日本は大々的に社会システムとして導入していない数少ない国の一つでございますので、厚生省としましても引き続き御研究をお願いをしたいというふうに思います。  この法案が資源循環型社会をもたらすか否かは、その他プラスチックの処理がうまくなされる...全文を見る
○高見委員 油化ということで計画を進めていただける、そう受けとめました。よろしくお願いをしたいと思います。  大臣にお尋ねをいたしますが、資源循環型社会への変革というものを行うためには、企業に一定の費用を負担させるというだけではなく、ごみを排出する者、一般消費者や企業、小売店な...全文を見る
○高見委員 これで質問を終わらせていただきますが、この国の価値観の問題が問われていると思います。大臣もぜひ御健闘くださいますようにお願いいたします。  ありがとうございました。
05月31日第132回国会 衆議院 商工委員会厚生委員会農林水産委員会環境委員会連合審査会 第1号
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○高見委員 厚生大臣にお伺いをいたします。  前回、五月二十六日に商工委員会で質問をさせていただきました際に、我々の危惧をしておりました部分について明快な御答弁をいただきました。例えば、市町村が分別収集計画に従って収集した分別基準適合物はすべて再商品化されるということや、市町村...全文を見る
○高見委員 通産省にお尋ねをいたします。  前回の質問でも取り上げさせていただいたのですが、今回の法案のかぎとなるのは、その他プラスチックの処理がどのような形で進むかにあるのではないかと思います。前回も御答弁をいただいたのでありますが、そのあたりがいま一歩言葉として明快ではなか...全文を見る
○高見委員 もう一度お尋ねいたしますが、要は、サーマルリサイクルではなくて、基本的には油化であるということですね。それを進めるのだということですね。
○高見委員 そこを担保したいと思います。  今回の法案では、小規模事業者に関しては、徴収コストの関係や零細企業に負担させるのが適当かどうかという観点から義務免除ということになっておりますが、その要件については政令で定めることとしておられるようであります。現状ではどのラインを義務...全文を見る
○高見委員 七千万円程度を想定されておられるというお答えでございましたが、これではいわゆる零細企業だけではなく、そこそこの規模の企業も含んでおるのではないかと思います。確かに、家族で細々と経営しているようなところにいきなり義務を課するということは問題が起こる可能性がございましょう...全文を見る
○高見委員 大変よいお答えでございますが、重ねて通産省にもう少しお尋ねをいたします。  今後のごみゼロ社会、資源循環型の持続可能な社会を目指す場合には、市民や企業が自主的に参加して廃棄物を減らすということも必要になってくると思います。というか、今もそうでございます。その意味で、...全文を見る
○高見委員 私は、こういうシステムができたならば参加をしたいという小さい事業者の方々、心ある事業者の方々も大変多いかと存じます。その方たちの誠意、熱意というものを受けとめられる仕組みづくりをしっかりと御用意いただきたい、そのように存じます。  さて、続きまして環境庁にお尋ねをい...全文を見る
○高見委員 海外の情勢をお尋ねをいたしました。  次に、国内の情勢について考えますと、例えば家電業界は家電製品アセスメントを実施することを平成三年に決定するなど、さまざまなところで製品アセスメントに対する取り組みが開始されていると聞き及びます。とにかく製品の設計・製造の段階にお...全文を見る
○高見委員 もう六年ほど前になりますか、スイスで牛乳パックの新しいものを見て、塩ビでつくってあったのでどうしてだと聞くと、こちらの方がトータルエコロジーバランスにすぐれていると言われまして、あっと思ったことがあります。現状でLCAの考え方をいきなり広範に導入するのはまだまだ困難な...全文を見る
○高見委員 この法案の成立によって、容器包装廃棄物については一定の方向性が示され、ごみゼロ社会に向けて大きな壁を破り、画期的なスタートを切っだということが言えるかと存じます。  しかし、家庭から排出される一般廃棄物は、容器包装廃棄物だけにとどまらず、紙、家電製品、さまざまなもの...全文を見る
○高見委員 より一層広範な、そして深い取り組みを強く希望するものでございます。  時間がなくなってきたので、通産省はちょっと置いておいて……。  この法案のもとに基本方針が策定をされ、その主務大臣として環境庁長官も入っておられると思います。環境庁長官にお尋ねいたしますが、基本...全文を見る
○高見委員 時間がございませんので、三大臣それぞれにお尋ねをいたします。まとめてお尋ねすることをお許しくださいますようにお願いいたします。  まず、通産大臣にお尋ね申し上げます。  この法案が持続可能な社会構築へ向けての第一歩を踏み出すためにも、法律成立後の運用やリサイクル産...全文を見る
○高見委員 ありがとうございました。実に確実で深い御答弁をそれぞれの大臣にいただいて感謝を申し上げます。新しい、本当に大きなパラダイムシフトのきっかけになる法律かと思います。ぜひ各省庁一丸となって、より一層の御研究をお願いをいたします。  ありがとうございました。
10月20日第134回国会 衆議院 本会議 第8号
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○高見裕一君 今回提出されました災害対策基本法及び大規模地震対策特別措置法の一部を改正する法律案並びに災害対策基本法の一部を改正する法律案に対して、自由民主党・自由連合、日本社会党・護憲民主連合、新党さきがけを代表いたしまして、質問をさせていただきます。  阪神・淡路大震災から...全文を見る
10月24日第134回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第3号
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○高見委員 まず、今回の政府の法案に対して質問をさせていただきます。  阪神・淡路大震災における教訓としては、災害時における危機管理体制に集約することができると思います。新党さきがけでは七月十七日に、危機管理体制強化のための提言として、緊急時における内閣総理大臣の指揮命令権の明...全文を見る
○高見委員 災害だけに限らず、政府の危機管理体制は現状ではかなり不十分であるというように思われます。  例えば、阪神・淡路大震災では、初期の救助活動のおくれや避難民への統制の問題、情報の集中、発信、官邸のリーダーシップの問題などさまざまな教訓があったと思います。また、最近では地...全文を見る
○高見委員 どうも今の延長線上の小手先の対応で十分だというふうな御答弁に聞こえるのですが、そうでしょうか、否でしょうか。
○高見委員 ぜひそのようにお願いをしたいと思います。また、抜本的な見直しが必要になると私どもは考えておりますので、今後また意見を述べさせていただきたいと思います、場所を変えて。  さて、ちょっと建設省にお尋ねをしたいのです。  今回の阪神・淡路大震災で現地におって痛感したこと...全文を見る
○高見委員 全国三千数百ある自治体の中で二百二十余りの自治体が生け垣等の指導をしていらっしゃる。三千対二百というのは余りにもギャップのある数字かなと思います。  また、ブロック塀で今回はたまたま亡くなった方がいなかったということでありましたが、先ほども申し上げましたように、ブロ...全文を見る
○高見委員 続けてお尋ねをいたします。  緊急災害対策本部の構成員について、新進党案では、本部員は国務大臣及び国務大臣以外の指定行政機関の長によって構成されるとされておりますが、これは多分、消防庁長官や警察庁長官などを想定しておられると思いますが、国務大臣と並ぶ対等の構成員とは...全文を見る
○高見委員 さらにお尋ねいたします。  緊急災害対策本部の本部長の権限として、指定行政機関の長への指示権の付与に加えて、新進党案では、指定行政機関の長の権限の代行を挙げておられますが、次のような問題が生じる可能性があるのではないかと思います。  すなわち、そのような規定を置く...全文を見る
○高見委員 続けてお尋ねいたします。  新進党案では、第百九条の二において、災害緊急事態に際して内閣が緊急の政令制定権を有するという規定が置かれていますが、実際にこの規定が機能する場合はほとんどあり得ないのではないかとも考えられます。政令についてまとめている間に、国会あるいは参...全文を見る
○高見委員 今回はこうして政府からも新進党からも災害対策基本法に対する改正案が提出されておりますが、災害に対する迅速な対応や平常時に何を行うべきかを両者ともに真剣に検討して御提出されたものであると存じます。  ところで、その二つの法案を比べた場合に違いを強く感じるのは、情報の集...全文を見る
○高見委員 自治体間の相互協力については、阪神大震災の教訓を踏まえてぜひとも推進しなければならないと考えています。日本は世界有数の地震発生国であり、地震は広域的に被害が及ぶことを考えれば、全国的に広域防災体制を展開する必要があるのではないかと考えます。特に、今回の地震は都市を直撃...全文を見る
○高見委員 災害対策基本法第三十五条二項の防災業務計画及び地域防災計画の重点項目について、新進党にお尋ねをいたします。  新進党案においては当該部分について十三項目の追加をしているところでありますが、この追加事項に関しては、近年の雲仙・普賢岳の災害や阪神・淡路大震災等を踏まえた...全文を見る
○高見委員 新進党の皆さんにあとどうしても二つお尋ねしたいのですが、時間がないようなのでまとめて尋ねさせていただきますので、御容赦ください。二つ一度に尋ねます。  今度は、警戒区域の設定についてお尋ねいたします。  新進党案では、第七十二条の二において、都道府県知事の警戒区域...全文を見る
○高見委員 ありがとうございました。  とにかく大きな災害時に少しでも被害を少なく、国民の犠牲を少なくということで議論されているものでございます。真摯に積み上げてまいりたいと思います。どうもありがとうございました。
11月08日第134回国会 衆議院 運輸委員会 第2号
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○高見委員 運輸大臣に初めて質問をさせていただきますが、先ほどの林委員の質問にもございましたので、若干ダブることをお許しをいただきたいと思いますが、私も日本籍船の現状に非常に憂慮を抱いておるということで、御容赦いただきたいと存じます。  この間、各新聞の社説でも随分と海洋国日本...全文を見る
○高見委員 大臣、ありがとうございます。大変深い危機感と、そして海に対する大臣の思い、ひしひしと伝わってまいりました。大臣とともにそして運輸省の皆さんとともに、私も本当にこの問題、長いスパンで戦略的に取り組んでいかせていただきたい、そのように考える次第でございます。どうぞよろしく...全文を見る
○高見委員 ぜひ引き続き御尽力をお願いをいたしますし、また、一生懸命応援もさせていただきたく思います。私、神戸っ子で港育ちなものですから、ついつい海のことばかり質問したくなるのですが、少し陸のこともさせていただきたく思います。  鉄道の問題に関してでございます。まず、JR三島会...全文を見る
○高見委員 もちろん、JR各社の自助努力、一層の経営努力というものは当然強く期待をされるところであろうかと存じます。ただ、経営努力だけで越えられない壁が来たときに、国として何を支援するかということも視野に入れて考えておく必要がある、そのことに関して一度鐘を鳴らしておく必要があると...全文を見る
○高見委員 毛頭考えていないということで、大変安心をいたしました。一生懸命各地で努力していらっしゃる各社のせっかくの努力がこれではなかなか評価されないのではないか、そんなこともあろうかと思いまして、念のためにお尋ねいたしました。  さらにもう一つ、鉄道関係を続けさせていただきま...全文を見る
○高見委員 せんだっての清算事業団の土地の国民に対する売り出し、随分人気があったようで、ああいうことをどんどんチャレンジをしていただければありがたく存じます。  さて、JR東日本の株式売却でございますが、できるだけ早い時期にこれを行うべきかと私は思います。確かに株式市場に混乱を...全文を見る
○高見委員 ぜひ積極的な政策展開を強く要望いたします。  あわせて、鉄道関係の問題では、ほかにも運賃のプライスキャップの問題があります。我が党でも二度ほど党内論議をさせていただいております。プライスキャップ自体、現在検討中で四案、五案、さまざまなアイデアがある、そんなふうにもお...全文を見る
○高見委員 ぜひ引き続き努力をお願いしたく存じます。  最後の質問になりますが、ちょっと二つまとめてさせていただきますが、今国会でいわゆる民活法については延長が認められたわけでございますが、阪神・淡路大震災で大きな被害を受けた神戸の町の復興にもこの法律が本当に必要であり、延長が...全文を見る
○高見委員 どうもありがとうございました。
12月13日第134回国会 参議院 運輸委員会 第3号
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○衆議院議員(高見裕一君) 端的にお答え申し上げます。  農業協同組合及び農業協同組合連合会については、この法律の施行の日から起算して十年を経過後、自動的に改正後の自賠法が適用されることとなるよう改正法の附則において措置されてございます。
○衆議院議員(高見裕一君) 情報開示に関してでございますが、自賠責保険の被害者救済という社会的、公共的な性格というものにかんがみれば、その保険料、掛金でございますが算定については、特に情報開示や透明性の確保が求められるところであるのはもう当然のことかと思います。現状においても、先...全文を見る