高山智司

たかやまさとし



当選回数回

高山智司の2007年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月21日第166回国会 衆議院 農林水産委員会 第2号
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○高山委員 衆議院の民主党の高山智司でございます。  農水委員会では初めて質問させていただきますけれども、今回は大臣所信に対する一般質疑ということで、私も大臣所信を聞かせていただきまして、食の安全に対する大臣の深い造詣ですとか、鳥インフルエンザ対策などなど緊急事態に対しても適切...全文を見る
○高山委員 さすがは松岡大臣だなと、やはり国家国民のための忠誠心であってほしい。  念のためですけれども、この忠誠心というのは、もちろん安倍総理個人に対することもありましょうけれども、大臣の職責というんでしょうか、安倍内閣全体といいますか、そしてひいては国民のための忠誠心だ、こ...全文を見る
○高山委員 いや、松岡大臣が柳澤発言のどの部分が問題だなと思ったのかなと思って、そこをちょっと伺いたかったんですけれども、どこが問題ですか。
○高山委員 それは、産む機械という例えの部分を指しているんでしょうか。
○高山委員 さすが松岡大臣、見識が高いなと思う。私も、全体的にこれは不適切だったなというふうに思っているのですけれども、この点に関しては副大臣にも伺いたいんですけれども、この柳澤発言、どういうところが不適切だったなというふうにお感じですか。
○高山委員 確かに、奥さん、子供さんに袋だたきに遭っているということがあるんですけれども、副大臣なんかは実感があるんでしょうか、その点に関しましては、きょうはちょっとまた違うので突っ込みません。  私、確かに、女性を機械に例えるというのはけしからぬ話だなとは思うんですけれども、...全文を見る
○高山委員 ありがとうございます。  松岡大臣、やはり非常に見識高く、私も、職責放棄されている方、そういうものも含めて不適切だと思っているので、辞任した方がいいなと心の中では思っていますけれども、これは違う委員会なのでそれ以上やりません。  大臣もやはり非常に気持ちのいい方で...全文を見る
○高山委員 ありがとうございます。今、大臣から詳細にお話しいただいて、いや、本当に詳しい方だなというふうに思いました。  総務省の方に念のため伺いたいんですけれども、今の大臣の御説明で何か間違っているところがもしあれば訂正してください。
○高山委員 そうしますと、総務省にもちょっと伺いたいんですけれども、我が党の小沢一郎代表が、きのう、事務所費の問題を公開されました。あれは、いろいろ説明されて、いろいろ記事になっていますけれども、私もそれを読んだ限りでございますが、これは総務省から見て、法律の理解ですとか、そうい...全文を見る
○高山委員 ちょっと今よくわからなかったんですけれども、きのうの問題、あれは特に問題なかったんですか、どうなんでしょうか、ちょっと伺いたいんですけれども。
○高山委員 あと、松岡大臣が先ほど、しかるべき機関にいろいろ問い合わせてというようなお話があったんですけれども、私なんかも選管にちょっと問い合わせてみてとかということはよくあるんですけれども、総務省の方は、松岡先生のところからいろいろ、こういうケースはちょっとどうなんだ、こういう...全文を見る
○高山委員 大臣に、これは会計責任者とかそういう細かいことですので、わかる範囲でいいんですけれども、大臣も当然、こういう細かいことで違反なんかしたくないと思うので、いろいろ問い合わせをされていると思うんですけれども、大臣の場合はどういうところに問い合わせをしているんですか。
○高山委員 いや、私、別に大臣を追及しようというんじゃなくて、この制度の問題点を僕もちょっと疑問に思ったもので、もう一回、総務省に聞きたいんですけれども、そうすると、例えばこういう松岡先生の事案があるよとか、あるいは小沢一郎議員の事案があるよ、あるいは前の佐田玄一郎さんですか、あ...全文を見る
○高山委員 いや、今の選挙部長の言うこともそうだし、大臣のおっしゃること、全く私も同意しておりまして、やはり、何が適切なのか、政治家がどういうことにお金を使ったら適切なのかというのが何かすごくわかりにくいんですよね。  それで、あるいは総務省に聞いても何だかよくわからないような...全文を見る
○高山委員 大臣、それで、今みたいに、車は何台であるとか、そういうこともどんどんつまびらかにしていただきたいんですけれども、大臣は今回、これはちょっとまじめに聞くんですけれども、民主党の、うちの小沢代表が公表されたのを受けて、これはもう自分も、今何か言われている部分、今お話を聞い...全文を見る
○高山委員 そうくるかなと思って、僕も領収書、一円から全部添付してみて、大変でしたけれども、まだ私なんか微々たるものですから、それはできました。  それで、だからやれと言うんじゃないんですけれども、今のお話ですと、やはり国民に公表して、これはちょっと常識外じゃないかとか、やって...全文を見る
○高山委員 何か民主党のこともいろいろ言ってきたので、ちょっと確認しておきたいんですけれども、松岡大臣は、これだけいろいろ問題になったので、会計責任者の方ですとかあるいは顧問弁護士さんとか、そういう方ときちんと相談して、こういう問題がいろいろ起きてから、きっちりやっているんだろう...全文を見る
○高山委員 あと、会計帳簿を三年間、何か公表された日から保存しなきゃいけないとかという規定があるそうですけれども、大臣も、きちんと領収書なんかを添付した会計帳簿の方ですね、これは公表しろと言っているんじゃないんですよ、保存はされていますか。
○高山委員 そうしますと、それは、大臣がいつも自信たっぷりに、公表する準備があるというのは、その会計帳簿を来るべきときが来たら見せていただける、こういう理解でいいんでしょうか。
○高山委員 ちょっと時間が来ましたので。  各党各会派で御議論をということですけれども、最大の会派はやはり自民党なんですよね。だから、これは大臣所属の政党でもありますし、率先して示されたらいいかなというふうに思いますけれども、大臣自身が、今の制度そのもの、これはこのままでいいと...全文を見る
○高山委員 やはりこれは専門家を交えてきっちりやらないと、これはもういわゆる政治不信ですよね。自民が悪い、民主が悪いという問題を超えて、ああ、また政治家が何かやっているよ、こういうふうにやはり思われかねないなと私は思うので、大臣、ぜひ、各党会派が集まってその専門家を呼んで審議する...全文を見る
02月21日第166回国会 衆議院 法務委員会 第3号
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○高山委員 民主党の高山智司でございます。  重量級の質問者の後ですけれども、元気よくやりたいと思います。法務省も、副大臣が結構元気よくやっていただいているので、力強く思っております。  まず、所信の質問に入ります前に、きのうから結構ニュースを見ておりますと、閣僚の忠誠心みた...全文を見る
○高山委員 総理が入ってきたときに立つのが一、二秒おくれたですとか、そういう何か形式的なことで忠誠心をはかるというのは、すごくへんてこだなというふうに私も思っています。  私も、委員会でこんな踏ん反り返って座っているときとか、たまにありますけれども、それでも、委員会の質疑、これ...全文を見る
○高山委員 ありがとうございます。  それでは、大臣所信に対する質疑ということなんですけれども、まず、きのう、大臣所信だけで、こちらの予算の説明というのは省略されたんですけれども、私、これを見ていましたら、また、裁判員制度啓発活動の推進を図るための経費として三億二千六百万とかさ...全文を見る
○高山委員 いや、そういうこともそうなんですけれども、そもそも、このNPOさんと経産省の間で、どうしてこういう訴訟にまでなっちゃったんですか。何が論点なのかをまず教えてください。
○高山委員 副大臣のホームページにもいろいろと詳しく書かれているんですけれども、これは経産省あるいはNPO、それぞれいろいろな言い分はあると思うんですけれども、副大臣は今までいろいろライフワークでやられていたわけで、ちょっとこれは不開示はやはりおかしいんじゃないかという思いがあっ...全文を見る
○高山委員 いや、せっかく僕は応援するつもりで聞いているんですけれども。  経産省の方にちょっと伺いたいんですけれども、これはどういう裁判で、経過として今どういうふうになっているのか、それで、控訴した理由等をちょっと簡潔にお願いします。
○高山委員 もう一回副大臣に。  これは一月ですよね。一月に入ってからこういう判決があった。去年もあったみたいなんですけれども。それで、一月の判決に関して副大臣は、この判決が出ましたよ、控訴するしない、いろいろあると思うんですけれども、どういう報告を受けていますか。
○高山委員 それに対して、副大臣、どういうコメントといいますか、どういうことをおっしゃいましたか。
○高山委員 その詳細についてはコメントを差し控えたいということですけれども、なぜそれはコメントできないんですか。
○高山委員 私は、副大臣もいろいろホームページなんかでも言われているように、これはただ形式的に法務大臣や副大臣が担当者になっているだけで、実質的には経産省VSNPOというような気がするんです。  要するに、形式的な決定権者である方々、その方々と経産省とでどういうお話をされている...全文を見る
○高山委員 控訴を決裁するためには副大臣というのはどのような関与をするんでしょうか。
○高山委員 説明を受けた大臣、副大臣というのは、これで控訴しなさい、するな、こういう決裁をするんですか。
○高山委員 控訴するかしないかというのは結構裁判の当事者にとってはでかい問題だと思うんですけれども、個別のケースは別としてというか、この件に関して副大臣は決裁はされたんですか。
○高山委員 決裁権者である副大臣が、どうして個別のケースを答えないんですか。答弁拒否ですか。
○高山委員 決裁したかしないか聞いているだけなので。私も、本当に応援のつもりでやっていますので。
○高山委員 だって、副大臣、これは報告を受けているわけでしょう。では、副大臣が決裁しなかったということですか。どういうことですか。ちょっと教えてください。
○高山委員 もちろん、最終的には、これはやはり忠誠心の問題でもあると思うんですけれども、大臣の判断に従っていただかなきゃ困るんですけれども、その途中で、このケースの場合には副大臣も関与されたということなので、決裁したのかしないかだけ教えてください。
○高山委員 すごくいい上司だな、忠誠心が高まるという感じがするんですけれども、控訴の決裁の書類に関して副大臣がこれだけ答弁をされないということであれば、その決裁の書類を出してください、委員長。
○高山委員 私、信念を貫かれたということに関しては、ああと思ったんですけれども、法務大臣、長勢大臣、私は長勢大臣はすごく立派だなと思っている面がありまして、それは、前大臣の杉浦大臣が、例えば死刑の執行を信念に基づいてされなかったということがありました、だけれども長勢大臣は、これは...全文を見る
○高山委員 あと、これもまた副大臣のホームページを見ていくと、訟務部が大変なので控訴を選ぶべきだみたいなことが結構書いてあるんですよね。合理化をするべきだ、争うには値しないというようなこともいろいろ書いてあるんですけれども、ちょっと副大臣に、控訴するしないの御判断について、確かに...全文を見る
○高山委員 最後に副大臣、気候ネットワークの裁判は、名古屋と大阪と来て、また次、東京で裁判があるらしいんですけれども、これはまた、もしこの流れでいくと、地裁で敗訴という可能性も高いなと思っている方がいると思うんですけれども、この場合、副大臣はどのような判断をとられるおつもりですか...全文を見る
○高山委員 本当に、こういうしゃくし定規な法務省にあって、さすが副大臣、さすがだなと私は思っております。  ちょっと次の話に行きますけれども、これはきのうの新聞なんです、資料でお配りさせていただきましたけれども、「収支報告「選挙費用」もずさん」「実際と異なる記載」と。「長勢法相...全文を見る
○高山委員 細かいことなんですけれども、これは御自身のことなので、どういう間違いがあって、それをどう訂正したのか、ちょっと説明していただけますか。
○高山委員 何か今、またよくわからなくなっちゃったんですけれども、総務省の方から詳細をちょっと説明していただきたいんですけれども、総務省の方、来ていますよね。  この長勢先生の事案は何が問題だったんですか。ちょっとそこを説明してください。
○高山委員 総務省も、これは大臣御自身のこととはいえ、こんなすごく細かいことまでここで追及するのが目的じゃないので、ちょっと不親切だなと私は思いますけれども。  今ちょっと聞いた限りだと、こういう支出があったことになっているとか、そういうことをいろいろ言われていたんですけれども...全文を見る
○高山委員 まず、今の総務省の方ですけれども、何か私が事前に通告していない的な発言がありましたけれども、さっきこの新聞記事も渡してありますし、このことを聞くのでちょっとお願いしますねということも言ってありますし、理事会の前に、答弁者は別に政府参考人でいいんだということで仕切ってい...全文を見る
○高山委員 これは先ほど総務省の職員に、私、これを聞きますからということで渡しているので、大臣のことを離れて、あなたの答弁はちょっとおかしいと思うので、中で今もう一回確認して、それでもう一回答弁を、撤回するなり訂正するなりしてください。  時間をとめておいてください。
○高山委員 私が大臣の説明ですっとわかればそれでよかったんですけれども、これはなかなかわかりにくいので、今何が問題なのか、この記事になっていることの一体何が問題なのか、公選法はわかりにく過ぎるので僕はそのものも問題だと思っているけれども、でも、今のあなた方の説明を聞いていると、ど...全文を見る
○高山委員 それで、その結果、訂正されているわけですけれども、どういう報告を受けたわけですか。
○高山委員 そうすると、選挙区支部の方の会計というのは、どうしてそこでそういう調整ができるんですかね。その選挙区支部の方にまた戻したりとか、何でそういうことができるんですか。
○高山委員 これはまた総務省に伺いますけれども、選挙運動で集めた寄附が多くなってしまっている、それで実際の支出より多かったと、その余ったお金というのはどういうふうに処理するのが適切なんですか。
○高山委員 ちょっと今のは不思議なんですけれども、選挙のときなりなんなりに候補者に対してばあっと一般の方から寄附が来る、それが余った場合の規定がない。これは法の不備か何かなんですか、ちょっと教えてください。
○高山委員 収入と支出の双方を明らかにするということは、それは実際にどういうふうにお金が動いたのかとか、あるいはどういうふうに使ったのか、そういうことを、明らかというのは国民に示す、そういうようなことですか。趣旨をもうちょっと詳しく言ってください。
○高山委員 これは大臣に伺いたいんですけれども、法の趣旨からすると、実際にお金をだれからもらってこの人は選挙をやり、それでどういうふうに使ったのかということですよね。記事によれば、ぴったし合わせなきゃいけないと思って初めはやったんだけれどもというような記事がありましたけれども。 ...全文を見る
○高山委員 大きい話をしようと思ったんですけれども、では、ちょっと細かい話で、この出納責任者の方というのは、新人の方なんですか、ベテランの方なんですか。
○高山委員 そうすると、前回の二〇〇五年の前にも、大臣、何回か選挙をやられているわけですけれども、その際の選挙の収支報告に関しては、ひょっとして間違えているかもしれないなということで、御自身の事務所でもう一回精査をするということはされましたか。
○高山委員 同じ出納責任者の方ですので、この方は、先生の通常の資金管理団体等の会計責任者とはまた別の方なんでしょうか。
○高山委員 そうしますと、先生の本当に一番大事ないわば金庫番というべき方が、こういう割合初歩的というのか、私はさっき結構難しい問題じゃないかと思ったんですけれども、大臣としてはそういう見解ではなかったので、こういう初歩的なミスをされているわけで、大臣としましては御自身、きちんと精...全文を見る
○高山委員 大臣の金庫番の方といいますか会計責任者の方、この方は随分同じところで、私は本当に今大臣から聞いて初めてわかったことですけれども、やられているのであれば、同じようなミスがないとは限らないなという思いをきょういたしましたので、これはちょっと過去にもさかのぼって、きちんと大...全文を見る
○高山委員 大臣からは必要があれば報告していただけるということで、やっと所信の方の質問に入りたいと思うんです。  この大臣所信の中でも、登記特別会計、前回随分やったのにまだやっているんだな、継続しているんだなということがありまして、その中で特に伺いたいのは、まず根本的な質問なん...全文を見る
○高山委員 そうすると、二十二年までは移行経費がかかるけれども、二十二年以降は大幅に安くできると考えております、そういうような今答弁と理解していいんでしょうか。
○高山委員 大臣、ちょっといろいろあれだったと思いますけれども、では、平成二十二年以降は下がるということなんですか。そうじゃないの。今の説明がちょっとわかりにくいんですけれども。  要するに、では、何年から手数料は下がっていくんですか、そこをちょっと答えてください。
○高山委員 局長が物すごく慎重な答弁をするので、ちょっとまた勘ぐるんですけれども、特別会計を改革に逆行して維持して、手数料もせっかく千円取っているから、ずっと何かまた別なことに流用していこうみたいな、それで先ほどからそのような慎重な答弁なんですか。  これは、初めの説明ですと、...全文を見る
○高山委員 何だかちょっと私はわからなかったんだけれども、わかったという委員もいるので、次の話題に移ります。  もう一つ調べていてびっくりしたんですけれども、登記の閲覧ですとか謄本をとるとかいうのに公用というのがあるらしいんですけれども、この公用というのは一体何ですか。細かいこ...全文を見る
○高山委員 公用というのは、普通に市役所の職員や県庁の職員さんがとことこと法務局に行ってとってくるんですか。それとも、何か特別のルートがあって、公用だということで照会をかけてやる。どういうやり方をしているのか、ちょっと教えてください。
○高山委員 今の局長の御説明ですと、そうすると、では、普通の一般の不動産屋さんですとか司法書士の皆さんと一緒に並んで、市の職員とかも一緒にとる、そういうようなイメージでいいんでしょうか。
○高山委員 全謄本の閲覧やもらうものの中で、公用というのは何%ぐらいを占めているんですか。
○高山委員 最後に大臣に聞きますけれども、そうすると、謄本をもらうのが二〇%ぐらいで、閲覧なんかは五十何%ですよね。これは、普通の一般の民間の司法書士さんとか不動産業者の方が閲覧した場合には手数料を取っているんですよね。公用だと手数料を取らない。  私は大臣にこれから聞きたいん...全文を見る
○高山委員 これは官僚の特権だとまでは言いませんけれども、だって、閲覧の半分が公用なんでしょう。それで、しかも、謄本をもらうのも二〇%ぐらいは公用で、この分もし手数料を取っていたらばみたいな、随分手数料そのものが安くなったんじゃないかなという印象を持つんですよね。  それで、こ...全文を見る
○高山委員 惰性やマンネリをなくす、改革を今進められている長勢大臣にしてはちょっと後ろ向きの答弁だったなと思うんです。  独立した相手、NTTが独立しているというようなことは、多分独立採算でやっているというようなことをおっしゃりたいんだと思うんですけれども、だって、これは登記特...全文を見る
○高山委員 所信に対する質疑は、ちょっともう時間がなくなってしまったので、また続きをやらなきゃいけないなと思っておりますけれども、きょうはこれで終わります。
02月22日第166回国会 衆議院 予算委員会 第13号
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○高山委員 民主党の高山智司でございます。  きょうは和やかな感じで進めたいと思っているんですけれども、まず、安倍内閣の忠誠心というので、最近新聞やニュースなんかで見ていまして、何か自民党の偉い人の方からそんなような発言があったんですけれども、これは単なる自民党内の綱引き的なも...全文を見る
○高山委員 報道によりますと、中川幹事長と小泉元総理と、いろいろ何かアドバイスをもらったりというような話が出ていたんですけれども、どんなアドバイスをいただいたんですか。
○高山委員 官房長官、きょう、政治と金の問題、事務所費などを伺おうと思っていたんですけれども、この事務所費に関して小泉元総理から何かアドバイスとかありましたか。
○高山委員 これも報道によりますと、小泉元総理の政治団体の自民党の神奈川県第十一選挙区支部と、もう一つの政治団体の小泉純一郎同志会という団体がある、これの事務所費が二重計上されていたのではないかという疑惑があって、家賃二重計上が三年連続、使途不明金が千四百万円というような報道があ...全文を見る
○高山委員 念のため、この報道は、今私が読んだのは十八年の四月十五日ですけれども、十七年にもありますし、結構毎年ある。多々ある報道です。
○高山委員 これは十八年の四月十五日ですけれども……(発言する者あり)いや、出してもいいんですけれども、これのアドバイスがありましたかと、そういうことを官房長官に聞いているんです。
○高山委員 これはいろいろ答弁でも出ているんですけれども、この政治と金の問題は、佐田前大臣ですか、この辞任の問題がきっかけかなというような印象を持っているんですけれども、この点に関して、政治と金の問題、あるいは事務所費等、総理からどういう見直しをやれというような指示がまず出ていま...全文を見る
○高山委員 党の方に対してどういう指示が具体的にあったんでしょうか。
○高山委員 これは、以前この予算委員会で、質問して、総理自身が答えている議事録なんですけれども、これによれば、この事務所費についての議論については、各党各派において、この事務所費のあり方、政治資金規正法改正も含めて、議論を行うように指示したところであります、このような答弁を総理さ...全文を見る
○高山委員 いや、官房長官というのは、結構、党との連絡役、パイプ役だと思うんですね。それで、今官房長官を中心に、党と官邸が一体となって動かれているというような、報道によればですよ、私もわからないので、報道があるものですから。  私、この点に関しては、またこれ、党の内規なんかで決...全文を見る
○高山委員 何かうちの党の話に触れられたので、ちょっとこっちも言うと、佐田元大臣の辞職以降、その後また、おとといかな、閣僚の選挙資金報告「「数字合わせ」に終始 使途不明の余剰金も」とか「収支報告「選挙費用」もずさん 実際と異なる記載 四閣僚」とか、これも報道なんですけれども、報道...全文を見る
○高山委員 ちょっとそれ、残念だなという気がいたします。  というのは、本当に今、安倍内閣の閣僚の方でも、公明正大にみずからどんどん公開したい、もっと国民の政治不安を払拭したいんだというような思いの方は大勢いると思うんですね。うちの民主党の小沢一郎代表も、国民のどういう批判があ...全文を見る
○高山委員 官房長官、では、もう一回、ちょっと更問いなんですけれども。  私からのお願いなんですけれども、せっかく民主党の方はみずから進んで情報開示しているわけですから、法律の規定があるからとかいうのではなくて、さらに、閣僚の皆さんだけでも何か自主的な公開をするということを総理...全文を見る
○高山委員 ありがとうございます。では、安倍総理に伝わるということを私も期待しております。  それで、きょうはまず、この政治と金の問題の発端となりました佐田大臣の問題なんですけれども、改めて伺いますけれども、この佐田大臣の辞任の経緯について教えてください。
○高山委員 済みません。それはだれから聞いたんですか。
○高山委員 佐田元大臣の会計はどこが不適切だったんですか。
○高山委員 済みません。閣僚の方がもうちょっとやめたいのでというような話があったときに、すぐやめさせてしまうというのは、これは私、本当に問題だと思うんです。ですから、どういう原因なんだ、こういうのは聞いていただきたいと思いますし、本当は聞いたんですよね。どうなんですか。本当は、や...全文を見る
○高山委員 また、これは報道によれば、総理も任命責任を感じているというようなことでしたけれども、本当にそのやりとりだけだったんでしょうか。任命責任を自分も感じているということであれば、それは、ただ本人が言ってきたからということではなくて、どの辺が不適切だったのかなということを調べ...全文を見る
○高山委員 ちょっと、事後的に何も調査をしていないんですか、すごい無責任な感じがするんですけれども。調査をしたんですか、事後的に。
○高山委員 せっかくチーム安倍みたいな、結束力とか仲間意識が高いのかと思っていたら、何かすごいがっかりだなという印象を受けました。  私、この点に関しまして、佐田大臣のこの問題、どこが問題なのかというのが自分でもよくわからなかったものですから、総務省に、この問題に関して、一体ど...全文を見る
○高山委員 いや、これは、報道によればですけれども、要するに、政治資金収支の虚偽記載なのか、あるいは何か記載漏れなのかわかりませんけれども、まさに今答弁した政府参考人の所管のことであり、それが虚偽記載なのかどうなのかとか、こういうのはわからないのですか、総務省では。
○高山委員 そうしますと、総務省というのは、必要な調査権がないということは、届け出とかはやりますよね、あるいは、その前にいろいろ、これは事務所費に入れていいんですかですとか、これは事務所費に入れちゃいけないんですかなんということを、よく問い合わせがあると思うんですけれども、それは...全文を見る
○高山委員 確かにこれはすごいわかりにくいので、私なんかも問い合わせをすることはもちろんあるんですよ。  それで、今ちょっとびっくりしたんですけれども、施行規則の規定ぶりですとかそういうことに関してはお答えさせていただいているということですけれども、実際に、このガソリン代はどこ...全文を見る
○高山委員 でも、会計責任者の方というのは自分が書くわけですよね。そうすると、その人自身が仮に虚偽記載なんかをした場合には、訴えられたり疑いをかけられる立場の人ですよね。その人が実質的に判断してしまう、これで問題はないんですか。
○高山委員 会計責任者の方が自主的な判断をして記入していただくというような話をされたので、会計責任者の人というのは、仮に虚偽記載なんかがあった場合に客体になる方の人ですよね。だから、その人が自分で書いて、おれを信じろの世界になるわけですよね。これはちょっとおかしいんじゃないんです...全文を見る
○高山委員 ちょっとわかりにくいなという感じがしたんですけれども。  よく、大臣やらその他政治家の方が、総務省と相談してやっていますというような発言が多いんですけれども、そうすると、これは総務省と相談してやれば適法であるというふうに考えていいんですか。
○高山委員 やはりちょっとわかりにくいな。  というのは、別に総務省に責任をおっかぶせる気は全然ないんですけれども、結局、私が考えるに、これは政治家の方としては、会計責任者が責任を持って記入する、後は国民の判断にゆだねるんだ、多分これしかないと思うんですね。だって、これは国民の...全文を見る
○高山委員 念のためなんですけれども、政治資金規正法に記載されているということは、これは最低基準というふうに考えていいんですか。それよりみずから、進んで、領収書をつけたものを公開したりだとか、より細かいものを公開したりすることというのは、何か法律上禁じられているんでしょうか。
○高山委員 禁じられていないんだそうです。だから、政治資金規正法上のこと以上のことを出してもいいと思う。というよりは、僕は出すべきだと思いますよ。民主党は、政党支部に対する外部監査をもう既にやっていますし、代表も事細かな領収書つきのも全部出していますしね。どうして自民党あるいは閣...全文を見る
○高山委員 いや、私が聞いたのは、閣僚の方々の中から、これはきちんと説明責任を果たしてそれでやめるべきじゃないかというような声が上がりませんでしたかという質問なんですけれども。
○高山委員 では、結局佐田議員が説明しなければこの疑惑はそのまま、やみの中みたいな、そういうことなんですか。ちょっとこれは問題だなと思うんですけれども。  総務省に伺いたいんですけれども、いろいろ虚偽記載の問題やら何やら出ましたよね。これ以降、佐田議員の方から、訂正というのがよ...全文を見る
○高山委員 これは、私、きのうの夜の時点で佐田玄一郎前行革担当大臣について、資金管理団体の名称、住所、会計責任者、職務代行者、選挙時の出納責任者、虚偽記載が訂正されたのか、問題となった事務所の計上につき、総務省に相談があったのか等々、文書で質疑通告しておりますので、今の答弁、撤回...全文を見る
○高山委員 委員長に申し上げますが、訂正がありましたか、ありませんでしたかというだけですので、これは通告もしていますし、答えられない話じゃないので、お願いします。
○高山委員 だから、佐田氏からも何か訂正もないし、これはやはり疑念を晴らすためにも、佐田氏本人に話を聞かなきゃいけないのかなということを思うんですね。  ですから、委員長にお願いしたいんですけれども、例えば今のことでも、何か、何かを隠しているんじゃないかなという、今、この委員会...全文を見る
○高山委員 ちょっと時間がなくなってきてしまったんですけれども、松岡大臣、きのうに引き続き伺いますけれども、きのう、私、農水で質問させていただいたら、この会計に関して、何か自分は全然やってないんだみたいなことをおっしゃっていたんですけれども、いろいろな、今一番疑惑というか、持たれ...全文を見る
○高山委員 よく政治家が、何か問題が起きると、秘書が秘書がとかというのがあるじゃないですか。同じ安倍内閣の閣僚の方でも、秘書がやったからといって私が責任をとらないわけではありませんというようなことを言われている方もいるんですけれども、松岡大臣は、それは会計の細かいことですからもち...全文を見る
○高山委員 まず、私の質問は、秘書のせいにするんじゃなくて、最終的には、だから、本当に細かいものまで大臣に見ろと言っているんじゃないんですよ、そんなことは無理ですから。そうじゃなくて、仮に虚偽記載なり記載漏れとかそういうのがあった場合に、これはやはり、先生の事務所ですから、松岡大...全文を見る
○高山委員 わあ、歯切れ悪いという感じがしましたけれども、報告はだれから受けましたか。
○高山委員 いや、複数人言われているんですけれども、会計責任者の人だとか政策秘書の人だとかあるじゃないですか。それはだれから聞いたんですか、別に個人名まで挙げなくて結構ですから。
○高山委員 これは公表事項なんですよね、資金管理団体の会計責任者であるとか総支部の会計責任者とか。  これは、今問題とされている事案があるわけじゃないですか。この件に関してみんなというのはよくないと思いますよ。だれの責任なんですか。だって、責任を問わなきゃいけない事態になるかも...全文を見る
○高山委員 大臣、先ほどの総務省の説明によればですけれども、会計責任者の人が自分で総務省に問い合わせるけれども、確たることを言われないで、書かなきゃいけないわけじゃないですか。今、もし先生の事務所費が架空計上だとかつけかえだとかこういうことがあるとすれば、その人がやっている可能性...全文を見る
○高山委員 そうしますと、会計責任者の方は、少なくとも、絶対大丈夫です、先生、こういうようなことだったんでしょうか。
○高山委員 今、ちょっと大臣の答弁は微妙に何か問題のすりかえがあるんですけれども。  大臣の会計責任者が人格ともにしっかりした人物だということはわかりました。そのしっかりした会計責任者の方が、今新聞等でいろいろ騒がれている大臣の事務所費の問題について、先生、全くこれは合法で、全...全文を見る
○高山委員 弁護士さんに相談するとかいろいろな方法があると思うんですけれども、大臣がそのように確信を持たれた理由を教えてください。
○高山委員 先ほどから総務省の方も、実質的に判断権は持っていないんだ、公開して国民にゆだねるしかないんだ、こういうような話だったわけなんですよ。それで、もちろんこれは公開した方が私はいいと思っています。ですけれども、その前段階として、これはまた総務省に伺いますけれども、この収支報...全文を見る
○高山委員 そういたしますと、松岡大臣あるいは会計責任者の方は、この帳簿は確認されましたか。
○高山委員 会計帳簿をきちんと精査した上で、全く問題ない、だからこれは大丈夫なんだ、こういうような報告を受けているんですね。確認です。
○高山委員 会計帳簿の虚偽記載というのですか、こういうのがあった場合には、例えば、自民党の日歯連からの裏金とかありましたよね。あれも、みんな会計帳簿の虚偽記載が問題になっているわけですよね。ほかにも自民党の議員の方で、裏金を記載せずにという人がいまして、これも会計帳簿の虚偽記載と...全文を見る
○高山委員 では、今度は伊吹大臣にもいろいろと、ちょっと質問しなきゃなと思っていたので、質問させていただきたいんですけれども。  伊吹大臣も、何度も答弁の中で、総務省、自治省等確認して大丈夫ですというようなことをおっしゃっていらっしゃるんですけれども、実際、自分のところはもう大...全文を見る
○高山委員 いや、何か、伊吹大臣と松岡大臣、やはりこれは性格ですよね、性格の違いが出るんだなということを思ったんですけれども。  非常に細かい話を聞いて恐縮なんですけれども、伊吹大臣の答弁の中に、お香典とか結婚式のお祝いというのは、これはだれに払ったかとっておりますよということ...全文を見る
○高山委員 伊吹大臣、そこまではっきり、随分詳しいようですし、性格的にも、非常に細かく全部やられているということで、私は本当に敬服いたしますけれども、それであれば、小沢代表の方も全部公開しているからみずから率先してというようなお考えは、改めて伺いますけれども、閣僚としてみずから率...全文を見る
○高山委員 そうすると、我が方の小沢代表が公開はしたけれども、以前と変わらず、各党会派で話し合った結果、基準ができればというところはもう変わらない、こういうことなんですか。(発言する者あり)
○高山委員 いや、別に答弁の機会があっても、一切出さないんだったら、そっちの方がよっぽどたちが悪いじゃないですか。記者会見でも何でもやって公開したらいいのになというふうに私は本当は思っていますよ。  それで、伊吹先生は、御自身で会見もされていますし、本当にやましいことないんじゃ...全文を見る
○高山委員 いいですか、だって、賃料をどこで払っているか、あるいは車を何台持っているかとか、こんなこと、どこを回っているかなんてことは全然、経費見たからといってわからないじゃないですか、どこを車が走っているかとか。そんなこと全然わからない。いいですか、賃料をどこの事務所が払ってい...全文を見る
03月01日第166回国会 衆議院 予算委員会第七分科会 第2号
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○高山分科員 民主党の高山智司でございます。  分科会もちょうど私で最後のようでして、本当に、杉浦先生も、また両理事もお疲れさまでございます。予算委員会そのものは来週にならないと終わらないものですから、まだまだ長く続くなと思うので、ちょっと中で質問します。  先ほど、前の方の...全文を見る
○高山分科員 本当に大臣のおっしゃるとおりで、私もこういうのは早く始めないと大変だなと。  それで、高校の二年生とか三年生になったときに、はい、ではあなた、進路を選んでくださいといきなりなっても、いや、どんな仕事があるかわからないよ、だから当然学部だって選べないよ、だから無難に...全文を見る
○高山分科員 今のお話ですと、一見、おっ、やっているのかなというような気もしたんですけれども、よくよく聞いてみると、総合学習の時間であるとか、あるいは公民の時間の中で一部やっているという話のような印象を持ちました。  あと、金融政策について教えるだとか、いろいろなアンケートがあ...全文を見る
○高山分科員 今、金融庁の名前も出ましたけれども、大臣、これはやはり経済産業省が、学生向けといったときに、大学生ぐらいに起業塾をやるのもいいんですけれども、日本の屋台骨を支える、商売をうまくやれる人、あるいは、そういう物事の、商売の道理、こういうことというのはもっとちっちゃいとき...全文を見る
○高山分科員 だから、教育問題も、確かに切実ないじめだとかそういうのはもちろん大事なんですけれども、実は、どういう日本人をこれからつくっていかなきゃいけないかというときに、本当に今までのカリキュラムでいいのかという見直しは必要だと思います。  それで、大臣に伺いたいんですけれど...全文を見る
○高山分科員 大臣、私、甘利大臣になって本当に期待しているんです。金融庁の方は金融教育ということで割合進んでいるんですけれども、イギリスもやはり金融ビッグバンがあってからそういうことになってきたみたいなんですが、日本はある意味ものづくりの国であるし、経済、産業だということで、こう...全文を見る
○高山分科員 国土交通省が熱心にいろいろ考えられているのはわかるんですけれども、なかなか伝わってこないなというのが率直なところで、それは、マンションをつくるときは建築確認申請とかで何度も県庁とかへ行って、窓口があるんだけれども、現にできてしまうと、何かそういうトラブル、あるいはど...全文を見る
○高山分科員 国交省さんも、新しい問題といいますか最近のことなので、今いろいろ御努力されていると思うんです。  これは甘利大臣にも聞いてほしいんですけれども、もう建物をただ建ててということだけじゃなくて、一つの商品と言うとこれは語弊があるかもしれませんけれども、あるいはまちづく...全文を見る
○高山分科員 今の答弁にもあったように、例えばIECの幹事のポストなんかも、随分日本製品が外に出ているのに比べたら、だから、昔でいう国連の状態ですよね、本当に。何か人を出していないな、そのために、何か実際に大事な情報であったり、そういうのが取り漏らしなんかがあるんじゃないのかなな...全文を見る
○高山分科員 もう時間が参りましたので、ちょっと触れられなかった部分もあるんですけれども、大臣も、本当にありがとうございます。  それで、予算委員会の分科会、お疲れさまでございましたけれども、まだ来週まで予算委員会そのものは続くそうでございますので、長丁場ですから頑張りましょう...全文を見る
03月13日第166回国会 衆議院 法務委員会 第5号
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○高山委員 民主党の高山智司です。  委員長に改めて申し上げますけれども、とにかく、それほど、一日、二日を争うほど急ぐともどうも思えないような法案を審議するに当たり、理事会も職権で強引に立ててくる、また委員会もこのように強引にやってくるというような事態は厳に慎んでいただきたい。...全文を見る
○高山委員 それでは、まず副大臣に、前回の質問の続きでちょっと伺いたいんです。  副大臣は、前回、訟務に関して、どうも何か無駄に上訴しているものもいっぱいあるようだから、そういう控訴なんかも控えるように考えたらいいというようなお考えをホームページで披露されているんですけれども、...全文を見る
○高山委員 水野副大臣に伺いますけれども、その争う必要があるとかないとかということは、これは一体、どういうものが争うべきで、どういうものが争うべきじゃないというのは、一般論的にはどのようにお考えなんでしょうか。
○高山委員 そうしますと、ちょっと伺いたいんですけれども、確かに、いろいろな事件、個別の事情を全部理解というのは、なかなか判断が難しくて、先ほど大臣も、きょうの問題に対してはちょっとというようなお話だったんですけれども。  例えば、経済産業省が訴えられていて、NPOから情報開示...全文を見る
○高山委員 そうしますと、このケースはここでちょっと断念しましょうとか、あるいは、いや、これはまだ国として頑張れるのでやりましょうというのは、経済産業省なり厚生労働省なり、実質的に訴えられている対象となっている方の省庁が判断するんでしょうか、それとも法務省が判断するんでしょうか。
○高山委員 法務大臣に伺いますけれども、最終的には法務大臣の判断だというのは、形式的な、最後に判こを押す役が法務大臣なのであって、法令上の誤りがあるかどうか、そういう形式的な審査だけで、実質的には、これは上げた方がいいとか、さらにもっと頑張ってみようとか、いや、もうここで断念しよ...全文を見る
○高山委員 大臣にもう一回伺いますけれども、そうしますと、今、いろいろな観点からというようなお話でしたけれども、ちょっと私の理解では、法令違反があるような場合には、当然法務省として、ここはこうですというようなことは言うのかもしれませんけれども、実質的判断も法務大臣がなさる、こうい...全文を見る
○高山委員 実質的判断権と形式的判断権がちょっと分かれているんじゃないかなと私は思うんですけれども、実質的判断権も法務大臣はあるんだ、そういうことですか。もう一度ちょっとお願いします。
○高山委員 前回は、私は、水野副大臣に若手としてちょっと応援しようという気持ちもあったんですけれども、これは、後々よく考えてみますと、その後、国として上に上げてちゃんと判断を仰ぐのかどうかというところに、私情とまでは言いませんけれども、御自身のそういう政治的な判断を入れて決裁しな...全文を見る
○高山委員 ああ、身内に甘いなという印象を私は受けました。だって、副大臣になっているのに、無駄な訴訟があるんだみたいなことをまだホームページに書いている、それはやはり不適切だと僕は思いますね。だから、それは本当は改めていただきたいと思いますけれども、身内に甘い大臣ですので、これは...全文を見る
○高山委員 それでは、裁判員フォーラムで、ことしの一月になってからまたサクラの動員が起きたのはなぜですか。法務省主催のものもあるので、大臣に伺います。
○高山委員 大臣、身内に甘いなというふうにさっきも言ったんですけれども、当時の刑事局長や官房長やその他御自身の俸給ですか、そういったことをいろいろ処分もされているんですけれども、全然効果が出ていないじゃないですか。訓告をしたり厳重注意をしたそばから、またすぐやらせの問題が起きてい...全文を見る
○高山委員 いや、大臣、ちょっとそれは認識が甘いんじゃないんですか。司法制度改革ということでタウンミーティングをやったが、それが要するに一般の人にはわかりにくいんじゃないかということで、動員したり、サクラを入れたり、やらせの質問をやったりして、それで厳重注意した、それでまた今度同...全文を見る
○高山委員 それはすごく無責任な気がするんですけれども、広告を打ったりあるいは新聞で人を集めたりとか、そんなのを全部直接法務省の職員がやるということは、今後のほかのイベントでも私はなかなか考えにくいと思うんですよね。むしろ、広告代理店に委託してやっていくことの方が今後も通常じゃな...全文を見る
○高山委員 今大臣、何か声を荒げて、事後にしかわからなかったみたいなことをおっしゃいましたけれども、去年の十月、十一月からずっとやらせの問題で、タウンミーティングのあり方みたいなのが問われていたわけですよ。その中で、ことしの一月になって、もうこんなやらせとかサクラとかよもややるま...全文を見る
○高山委員 いや、だから、どんなことを聞かれても答えられるように事務総長を私もお願いしているわけですから、これはやはり来ていただかないと困るし、私は、しかもこの問題に関しては事前に、これは一体どういうことなんだと、私の地元とも少し関係あるものですから、聞いていたものですから、当然...全文を見る
○高山委員 今のはちょっとおかしいですね。だって、調査官が補導委託先に行って、こいつはまじめかどうかということを聞くわけですよ。そうしたら、当然その人が、学校の先生とは言いませんけれども、点数をつける役割を担っているわけでしょう、補導委託先の人というのは。  今回は、この補導委...全文を見る
○高山委員 今ベビーシッターに赤ちゃんを預けたりなんかするのも、例えばボランティアで近所の子供を預かりますなんというのもなかなか、事故が起きたときであるとか、これは大変なんですよ、大臣。  どうもこの補導委託の制度というのは、きちんとした契約関係もなく、ただ民間の篤志家だという...全文を見る
○高山委員 そうしますと、今の局長の答弁によれば、これはまだ淫行なんというようなことですよ、これも重大問題だと思いますけれども、では、もし、補導委託先が少年を殴ったり、もう本当に傷害を負ってしまった、こういった場合には、少年の方あるいは少年の家族はだれをどういうふうに訴えて、それ...全文を見る
○高山委員 それではもう一つ。この補導委託先というのは、少年にとっては、本当に少年院に送られるか、それともこのまま、いい子にしていたからということで家に帰れるのか、まさに生殺与奪の権限を持つところなんですけれども、そういうところが少年に対して強い物言いをしたり、あるいは不利益を押...全文を見る
○高山委員 事前に調査官の方が見に行くというようなことを言いましたけれども、今回の淫行の件に関しては、これは調査官が発見したのではなくて、どうも家族の方からのそういう通報があって問題が顕在化したということですけれども、調査官が見に行っても全く気づかなかったということで、調査官の責...全文を見る
○高山委員 時間が来たようですけれども、今の補導委託先もそうですし、先ほどのタウンミーティング、いわゆる裁判員フォーラムの委託した広告代理店のさらにその先の小さい広告代理店の話もそうですけれども、やはりこれから、一般の国民の方も含めて裁判員制度というのをどんどんやっていって、裁判...全文を見る
03月16日第166回国会 衆議院 法務委員会 第6号
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○高山委員 民主党の高山智司でございます。  きょうは、大臣のみならず副大臣、政務官にも満遍なく、司法行政、法務行政について伺っていきたいと思うんですけれども、まず水野副大臣に伺います。  不法滞在者対策、外国人の問題、もともと先生の選挙区には国際空港もあり、いろいろと外国人...全文を見る
○高山委員 政府は今、観光立国ということで、どんどん日本に、ようこそ日本に来てくださいということでやられていると思うんです。今のように、バイオメトリックス、確かにテロ対策ということで必要だとは思うんですけれども、そうしますと、入管でまた余計に時間がかかったりですとか、長い行列がで...全文を見る
○高山委員 確かに、今言われたように、成田から都心へのアクセスの改善ですとか、こういった問題にも副大臣はもちろん取り組まれていると思うんですけれども、外国の方が日本に入ってきていきなり指紋と顔写真を撮られると、何だ、いきなり犯罪者扱いかよ、こういうような印象を持たれないように、必...全文を見る
○高山委員 そうしますと、これは不法滞在をより減らす、あるいはテロ、そういうものの防止ということで、やはり犯罪者をあぶり出すといいますか、犯罪者を見つける目的で導入されたというふうに私は理解しているんですけれども、そういう外国からの要請があって。だから、犯罪者扱いまではもちろんし...全文を見る
○高山委員 今の副大臣の答弁の中で、飛行機に乗るときにも荷物検査があると。私も、荷物検査、アメリカなんかに行くと特に全部出されますから、もう何だよという思いはありますけれども。  ちょっと副大臣に伺いたいんですけれども、かばんをあけて下着とかTシャツまで全部出すようなことと、指...全文を見る
○高山委員 やはりこういう生体情報と単なる物、こういうものはちょっと取り扱いの仕方を厳に注意していただきたいなというふうに私は思いますけれども、副大臣、何かその点、追加で答弁されることはありますか。(水野副大臣「いや、別に」と呼ぶ)特にないですか。  そうしましたら、次のこれと...全文を見る
○高山委員 この自動化ゲートですけれども、よく、利用者側がパスポートを出して、見てもらって、それでええっととチェックしていく、この手間より、ぴっと指紋でいくのだから早いですよというような説明をされるんですけれども、こういう利用者側の利便性ももちろんですけれども、要するに、入管を管...全文を見る
○高山委員 もちろん、人員削減の合理化ということは当然だと思うんですけれども、それ以外に、この自動化ゲートというのはどんどん人の生体情報が蓄積されていくわけですけれども、それは今後どのように利用することを考えているのですか。
○高山委員 そうしますと、リピーターをはねるというのは、今もう既に顔写真を撮ってそれで指紋を押させるという、外国人に今やっているのがありますね、始まったもの、これの目的とどこが違うのか、ちょっともう一回教えてください。それとも、目的は同じものなんですか。
○高山委員 いや、副大臣の先ほどの御説明ですと、それは外国人向けのバイオメトリックス情報をとるものの目的というか、あるいは利用であって、自動化ゲートの方は、では、これは蓄積してどういう利用をするんですか。自動化ゲートをぴっと通るときの照合だけの利用ということなのでしょうか。それを...全文を見る
○高山委員 答弁の修正は別に構わないんですけれども、私はきょう副大臣に伺いたいのは、外国人向けのバイオメトリックスでも写真を撮って指紋もとる、自動化ゲートではまた指紋もとるわけですね、これは日本人にも適用される、ちょっとこの関係をはっきりさせておきたいんですよ。つまり、じゃ、外国...全文を見る
○高山委員 そうしますと、同じような目的なんだけれども、二回も三回もこうやって指紋をとっていくことになるわけですね。  そして、犯罪防止目的の方で今指紋を集めている、外国人向けの方がありますね。だから、これは、こういう人がリピーターじゃないかとか、どこかのサーバーなり、どこかに...全文を見る
○高山委員 ちょっと今のはわかりにくかったですけれども、そうしますと、まず確認ですけれども、自動化ゲートの方のとっている指紋などのバイオメトリックス情報というのは、もう絶対に他利用はないんだ、こういうことでよろしいですか。
○高山委員 警察等の機関が、麻薬の売人で何度も海外に行って、こいつは怪しいじゃないか、いつ通ったんだということを調べたくなることがよくあると思うんですけれども、そういった場合には法務省はどういうふうな対応をするのかを教えてください。
○高山委員 では、さきの答弁は、要は、自動化ゲートでどんどん集めた指紋情報、これは今の行政機関が扱う個人情報の取り扱いの規定によって、警察の捜査につい出してしまったりだとか、ほかのことに流用する可能性があるということですか。
○高山委員 それでは、副大臣、先ほど、自動化ゲートの指紋の情報、これは流用はないんだというような御答弁でしたけれども、ちょっと修正してください。
○高山委員 しかし、副大臣、そうすると、便利はもちろん便利なんだけれども、後々何かのときに、あいつはここを通っていた、通っていなかった、あるいはこの指紋がだれのかを調べるときに、名前がわかれば大体旅券を持っているだろうから、ああ、こいつかとわかってしまう、あるいは照合に使われてし...全文を見る
○高山委員 そうすると、ちょっと嫌だなというふうに思う健全な自律心のある日本国民も大勢いると思うんですね。だから、ちょっとどうなんでしょうかね。その犯罪捜査目的に利用するというのは、生体情報に関しては、個人情報の中でも、同じ一般法というか、行政機関が個人情報保護法をやっていますよ...全文を見る
○高山委員 副大臣、だから、ここから先は政治家の話なんですよ。小ざかしい官僚の、現行法はこうなっているからどうだという話ではなくて、ぜひ副大臣に考えていただきたいんですよ。  だって、今まで、行政機関が指紋をとったり顔写真を撮ったり、そういうことというのはあったんですか。例えば...全文を見る
○高山委員 副大臣、指紋あるいは顔写真を撮ったりということは、今までやはり余りやってこなかったわけですよ。だから、住所を書くとか年齢だとか性別とか、そういうことですよね。それは、ある意味、一般の人も、そういうのは書くよなということで、抵抗感なく、もちろん不特定多数に知られるのは嫌...全文を見る
○高山委員 副大臣、ありがとうございます。  やはり私は、このバイオメトリックス情報というのは、今回入管で初めて大量に蓄積してとっていくというふうに新たな領域にだんだん踏み込んできたわけですよ。今までは名前を書くだけ、あるいは住所。これは引っ越しも可能だし、電話番号だって変える...全文を見る
○高山委員 政務官、今、保護観察官の数も足らないと。そしてまた、保護司の皆さんというのは民間の篤志家の方がやられている。それで、更生保護行政をこういうふうにやりたいといっても、保護観察官の人も本当に手が足りなくて、実質的には保護司の人がいろいろなことを担っていたり、あると思うんで...全文を見る
○高山委員 今の垂直的な命令系統から水平的にというのは、権限の移譲であるとか、余り画一的な対応ではなくて、本当にその人その人の、個人の、個別具体的なということも含まれると思うんです。  その点、保護司さんですけれども、私、この間の委員会でもちょっと質問しましたけれども、保護司の...全文を見る
○高山委員 国賠ができるというのはある意味当然だと思うんですけれども、今話されたのは、少年同士がけんかしてという話でしたけれども、委託先の店主というのですか、店主と、その委託で行けと言われた少年の関係というのは、少年同士のけんかとはちょっと違うなと私は思うんです。  だから、ま...全文を見る
○高山委員 そうしますと、最終的に決めるのはもちろん家庭裁判所の方だと思うんですけれども、その預けられている少年が、要するに、少年院に本当にそのまま送られてしまうのか、家に帰っていいよというようなことになるのか、実質的にその態度がまじめかどうかというのをチェックするのは、まさにこ...全文を見る
○高山委員 いや、だから、制度の説明もいいんですけれども、私が言いたいのは、実質的に、その少年がまじめにやっているとかふまじめだとか、まだそういう不良とつき合っているとか、こういうことを言うのはこの委託先の店主じゃないんですか。どうなんですか。
○高山委員 今、局長の答弁では、その補導委託先の情報が一番重要だというような話がありましたけれども、少年にしてみれば、自分が少年院に送られるのかどうなのか、そこで、おまえ、住み込みでまじめに働けばちょっと様子を見るからということで送られるわけですけれども、そうすると、その店主と送...全文を見る
○高山委員 局長、現に不適切な事例は生じているわけですよ。  それで、私がもう一個伺いたいのは、そういう上下関係というか、やはり自分の処遇をどうされるかわからない人のところにずっと住み込みで少年がいるわけですよね。それで、そういう強制力がこの少年をいい方向に改善させるということ...全文を見る
○高山委員 事後的な対応としてはいろいろされたという話ではございますけれども、これはやはり構造的に、住み込みで働いて、しかも、補導委託先に行くような少年というのは、家庭環境に恵まれなくて、行き場がないような子が多いんじゃないのかなというふうに私は思うんですよ。  そうすると、本...全文を見る
○高山委員 とにかく、これから裁判所も本当にやることがきめ細かくなってくると、人が足りなくて大変だなというふうに本当に思うんですけれども、そこは人が足りないからといって許される問題ではないし、また、人が足りないから裁判所の職員をふやしてもらいたいという法案に、裁判所の事務総長が軽...全文を見る
○高山委員 そうすると、更生保護委員会とかで処遇はいろいろ決まっていくわけだとは思うんですけれども、保護司も、本当にこの人はちゃんとやっていますよとか、あるいは何かちょっとふまじめである、またそういう不良どもとつるんでいる、こういうような報告を実質的にしたり、実際に対象者と一番接...全文を見る
○高山委員 政務官、それは大方の人、九九・何%の保護司の方あるいは更生保護行政にかかわる方はそういう善意でやられていると思いますよ。だけれども、そんなことを言ったら、では日本に入ってくる外国人の一体何%が本当は犯罪目的で入ってくるのかとかリピーターで入ってくるんだ、だから、もうそ...全文を見る
○高山委員 それはちょっと、先ほどの最高裁の答弁に比べても、随分何もやっていないなという印象を持ちますね。  当然これは起こり得ることですし、保護司と対象者の間でちょっと力関係があって、防止策、対象者がこの保護司は本当にたちが悪いというようなことを訴える場所もなくて、ただ信頼関...全文を見る
○高山委員 政務官、今のテキストを使って研修を続けていると言うんだけれども、それはあくまでも本人のことですね。他律的に何か規制するのが必要だというふうに私は思うんですけれども、政務官はどのようにお考えですか。
○高山委員 先ほど政務官が、組織が硬直化しているときは上からのだけじゃなくて水平的に分権していくんだと。これは、現場に権限を与えるということは逆に責任も伴ってくる。それが、そういうパンフレットできちんとやるようにやっているから大丈夫ですというのでは、本当に現場に権限を移譲して大丈...全文を見る
○高山委員 まだ午後も質問がありますので、午前中は終わります。
○高山委員 午前中に続きまして、大臣にまず質問をさせていただきます。  まず、法教育について大臣に伺いたいんですけれども、初等中等教育などで法律のことを教える法教育、これはどういったことを法務省としてやられているか。  私は、大人になってからいろいろな詐欺的商法にだまされたり...全文を見る
○高山委員 今、学校教育の現場でという話が出ましたけれども、実際、学校教育の現場で、いろいろな機会に法律を守れというのを言うのはもちろん当然のことなんですけれども、課外授業と言うと変ですけれども、ちゃんと時間としてとって、例えば現代社会の中で教えるとか公民の中で教えるとか、法律を...全文を見る
○高山委員 残念ですね、非常に。  というのは、今持ってきたんですけれども、これは「金融教育ガイドブック」といって、金融庁が、要するに、お金ですとか株の取り扱いをどうするかとか、こういうことをやはり初等中等教育からでも教えておいた方がいいだろうと。とかく日本では何かお金もうけと...全文を見る
○高山委員 文科大臣ともよく連携をとっていただきたいですし、こういった問題は、確かにトップ同士もありますけれども、現場レベルできちんと連携をとっていただいて、学校教育のカリキュラムの中にそういう法教育の時間を入れるのももちろんですし、また、もう少し高等なものになってくると、例えば...全文を見る
○高山委員 これは非常に大事なことだと思いますし、大臣もぜひ関心を持って取り組んでいただきたいし、これは事務方の方もきっちり、こういう省内でやっていることは大臣に説明をしておいていただきたいなというふうに思います。  その点、法教育がきっちりなされていなかったのかな、しかも、法...全文を見る
○高山委員 今の局長の答弁ですと、やった当事者に対しては極めて、注意もした、またその監督責任者にも注意をしている。この事案に対しての反省は確かに一面見られるなという気もするんですけれども、具体的にどのような、こういうことがもう二度と起きないように、これはひどい話ですよ、本当に。自...全文を見る
○高山委員 今の警察庁の答弁ですと、逆に、きちんと犯罪を追及しなきゃいけないというと、つい、やはり捜査員の方も、熱心の余り、仕事に熱が入って長期にわたる取り調べになったり、こういうことは当然起こり得ると思うんですよ。  ですから、今、何か通達を出したと言いましたけれども、その通...全文を見る
○高山委員 今の警察庁のを聞いていますと、とにかく今までどおりの運用を厳しくしてやっていくんだ、しっかりやれということでしょうけれども、先ほど法務大臣からも答弁がありましたけれども、法教育をしっかりしていないから何か遵法的に行われないおそれもあるので、やはり他律的に、外からきちん...全文を見る
○高山委員 ちょっと今のは語尾がはっきりしないのでよくわからなかったんですけれども、では、取り調べの可視化について、警察庁内では議論があったんですね。あって、どういう結論になったのか、もう一回教えてください。
○高山委員 いや、僕も警察ファンとしてちょっと悲しいですね、今の答弁は。何かすごく残念な気がしますね。  法務大臣に伺いますけれども、これは去年の五月の新聞記事ですけれども、検事取り調べを録画とか、東京地検で試行してみるとか、そういう記事が出ているんですけれども、今、こういうこ...全文を見る
○高山委員 ただ、大臣、先ほど警察庁の方から、取り調べの録画等をすると捜査に支障が出るんだということだったんですけれども、試行した中でどのような支障が出ているか、教えてください。
○高山委員 では大臣、せっかくですので、試行してみた結果、取り調べの可視化や録音などをしても捜査に支障はなかったという答弁はいただけないでしょうか。
○高山委員 ちょっと今の大臣の答弁はわかりにくかったので、もう一度、どういう点を録画して、どういうところを録画しない、どういう裁量でやっているのか、ちょっと詳しく教えてください、その試行の内容を。
○高山委員 大臣の今の答弁からも、今、検察庁の方で試行しているものではとりたてて障害は出ていないということですけれども、まず警察庁に伺いますけれども、警察庁内でも、取り調べの可視化に向けて、このような試行をしてみようというような計画がありますか。
○高山委員 いや、せっかくこれは、法務省も裁判員制度の導入を前にしてわかりやすい司法ということでやっているわけですし、今の局長の答弁ですと、暴力団の事案であるとか組織犯罪だとか、あと被害者がとかいろいろ挙げられていまして、取り調べにまつわる御苦労はいろいろわかるんですけれども、そ...全文を見る
○高山委員 今、法務省の方では、試行ということで、一部でこれはやられているわけですね。これは大臣に聞くんですけれども、今後、より開かれた司法を目指すということで、法務省では、検察庁の中ではどんどんこの可視化を広げていこうというおつもりでしょうか。そしてまた、具体的にそういう取り組...全文を見る
○高山委員 大臣、そうしますと、これは刑事手続全体の議論の中でというお話がありましたけれども、今だんだん捜査手法も高度化、情報化している中で、だから、捜査手法も確かにどんどんいろいろな手法を認めていくべきだということは、私もこういう必要性は感じております。でも、反面、今度は、被告...全文を見る
○高山委員 我々民主党は、刑事訴訟法改正案もきちんと出しまして、取り調べの可視化に向けてきっちりやっていかなきゃいけないなということで法案も出しておりますので、ぜひとも本委員会で早急に審議をしていただいて、また、新しい時代のそういう法案を通していただければと思っております。  ...全文を見る
03月20日第166回国会 衆議院 農林水産委員会 第5号
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○高山委員 民主党の高山智司でございます。  きょうは、農水委員会で、独立行政法人の問題に関連して、まず大臣に伺いたいんですけれども、また最近、自民党の偉い人が、役所に忠誠を尽くす官僚というのはもう想定外だ、総理の言うことをちゃんとやってくれ、これは公務員の天下りのことだと思う...全文を見る
○高山委員 大臣、いわゆる天下りというか再就職の問題について、絶対天下りは許されない、それこそ独立行政法人だとか、あるいはその他団体に食いぶちをただ見つけるだけの無駄な仕事じゃないかというような意見もあるんですけれども、大臣は、この再就職の問題について、どういう御見解をお持ちか、...全文を見る
○高山委員 だから、この天下りについての大臣の見解ですよ、公務員の再就職、こういうことに関して、大臣は今どのようにお考えか。総理からは、押しつけ的な天下りはもうだめだ、そしてまた、一元化して、各省の人事担当者が采配していくのではなくてというような案が出ていますけれども、大臣は、御...全文を見る
○高山委員 ちょっと所管外ではあるんですけれども、松岡大臣のお考えを伺いたいんですけれども、再就職のあっせんに関して、内閣府なのかどこなのかわかりませんけれども、どこかに一元化してそこが行う方がいいのか。それとも、やはりこの人の、例えば農水省の公務員であれば、農水省の人が一番よく...全文を見る
○高山委員 何か最近、大臣は随分慎重な物言いがふえてきたなという印象がするんですけれども。  大臣、それでは、またきょう五時からもう行かれてしまうということですので、五時から海外に行かれるということなので、WTO、それは頑張っていただきたいんですけれども、その前に聞かなきゃいけ...全文を見る
○高山委員 この政治と金の問題で、最近やはり随分国会でも審議が多いですし、これは、みずから進んで明らかにしなきゃいけないなと思っているんですけれども、この点に関して、まず、中井議員がみずから進んで明らかにされた、法律で求められていること以上の、領収書なんかを全部持ってきて、今回つ...全文を見る
○高山委員 松岡大臣のこの光熱費の部分について、ちょっとターゲットを絞ってお話を伺いたいんですけれども、これは、何度もほかの委員会でも答弁されておりますけれども、光熱費に入れてはいけないようなもの、そういうのを入れてしまっているということはありませんね。これは確認なんですけれども...全文を見る
○高山委員 まず前段の会計責任者から適切に処理しているという報告があったということですけれども、これは何をもってして適切と言うのか、もう少し詳しく説明してください。
○高山委員 いや、光熱費がゼロの議員会館で、六百万とか五百万の光熱費を計上しているのは不適切じゃないですかというふうに世間で今言われているわけですよね。それで、今、何をもってして適切と言うんですかというふうに聞いていて、適切は適切だというのでは答弁になっていないので、その適切の中...全文を見る
○高山委員 会計責任者から適切に報告を受けているというのがその適切の中身だということなんでしょうか、大臣。これは確認なんですけれども。
○高山委員 現行の法令、制度に基づいてというようなことを他の委員会でも答弁されておりますけれども、例えば、我が方の中井議員は、現行の法令以上のことを公開して、国民に納得していただこうということで公開したわけですけれども、現行の法令以上のことをどうして松岡大臣はみずから進んでやらな...全文を見る
○高山委員 前回、予算委員会でも、これは総務省の方からもう答弁いただいているんですけれども、現行法では今の収支報告以上のことを公開することを別に禁じてはいないわけですけれども、なぜ松岡大臣は必要最小限のことでいいんだ、それ以上みずから積極的に公開することをしないのか、そこの部分を...全文を見る
○高山委員 大臣、我々国会議員はまさにルールである法律をつくっている立場でありまして、その国会議員である、大臣もそうですけれども、我々が、いや、法律がこれだからこれでいいんだということでは、国民の目から見てお手盛りの感を否めないと思うんですけれども、この点は大臣はどうお考えですか...全文を見る
○高山委員 それはあれですか、大臣は、では法律でここまでやっているんだから、もうそれで十分じゃないか、別にそれ以上はやる必要はないんだ、このように考えているんでしょうか。もう一回、確認なんですけれども。
○高山委員 いや、それは、各党会派でやったらそのルールに従うなんて、そんなの当たり前のことじゃないですか。それでさらに従わなかったら、それは本当にそれこそ問題なんですけれども。  この点、この点というか、これは安倍総理のメールマガジンというのがあって、この中に「海に平気で空き缶...全文を見る
○高山委員 大臣、済みません。個別の事柄と言いましたけれども、光熱水費という項目と、あるいは事務所費という項目、あるいは消耗品という項目、これは法律で仕分けをするように求められていますので、どういうふうに仕分けしているか、これは答弁してください。
○高山委員 ですから、ずばり伺いますけれども、光熱水費のところにつけかえはありませんね。確認です。
○高山委員 適切に会計責任者が判断しているというのは、つまり光熱水費のことに関してつけかえはない、こういう理解でよろしいですか。
○高山委員 済みません。内容にわたることということをおっしゃいましたけれども、光熱費等のところに光熱費のものを入れるというのは、これは法律の求めるところなので、つけかえがあるかないかということを聞いているんですよ、大臣。きちんと答えてください。
○高山委員 前回、予算委員会でも聞きましたけれども、総務省は実質的にはこれは教えてくれないわけですよね。この一本五千円するミネラルウオーターをどっちに入れたらいいですかと言って、これは、いや、こっちですね、これは言ってくれないわけですよ、総務省は。だから、それはその会計責任者の人...全文を見る
○高山委員 ちょっと待ってください。ちょっとおかしい。  個別の内容というのは、一本五千円のミネラルウオーターをどこに入れているんですかとか、これが個別の内容ですよ。今聞いているのは、大臣が適切に全部報告されていると言うから、つけかえがあったんですか、なかったんですかということ...全文を見る
○高山委員 今の大臣の答弁を論理的に聞くと、つけかえがあったかなかったかということも含めて適切に報告されている、こういうことですね。つまり、つけかえはなかったんだ、こういうことでよろしいですね。
○高山委員 それでは、大臣に伺いますけれども、適切に報告されているということですから、大臣は今後、収支報告を訂正されませんね。
○高山委員 大臣、それはここで答えていただく範囲ですよ。だって、適切に全部公開しているのであれば、訂正する必要ないじゃないですか。だから、もう訂正する必要ありませんね、大臣のこの使途報告は、収支報告は。
○高山委員 ちょっと今の意味がよくわからなかったんですけれども、だから現時点では、訂正は、松岡大臣のは訂正箇所があるのかなといったら、何とかというNPOからですね。WBEFというところの収入百万円あったというのを追記しただけで、今のところ訂正はないんですよ。今後、じゃ、もう訂正は...全文を見る
○高山委員 いや、だから今後のことを聞いているんです。今後のことを聞いているんですよ、今後のこと。今後のことを今答えていない。今後のことを答えてない。
○高山委員 いや、そんなことないですよ。大臣、大臣はこれだけ、だって、会館で事務所費が本来ゼロだろう、光熱水費だって全部ただだ、そこで五百万円も光熱費を計上している、怪しいじゃないかというふうに今思われていて、だから、御自身でいろいろ調べて、本当に適切なんだったら、訂正する必要な...全文を見る
○高山委員 ちょっと確認なんですけれども、あと、法令上に求められていることなんですけれども、会計帳簿類の保管についてなんですけれども、これは政治資金の十六条ですけれども。  これは、大臣の事務所は今どういうふうになっていますか。きちんと保管されていますか、会計帳簿類は。
○高山委員 記者会見では、その帳簿に領収書もついているんだ、領収書も全部保管されているというようなことを言っておられましたけれども、これは委員会なのでもう一回確認なんですけれども、その帳簿に、光熱水費の領収書等、こういうものは添付されていますか。
○高山委員 法令で帳簿はとっておく、それを示す計算書類のたぐいですね、領収書だとかあて名が書いてあるとかそういうこと、政治資金のところにいろいろ書いてあるんですけれども、では、こういうのがあるということでいいんですか。領収書のたぐいが保管されている、こういうことでいいんですか。
○高山委員 大臣も、ただ法令に定められたのは適切にやっています、この答弁で今後全部逃げ切れる、このように考えていますか。
○高山委員 いや、だけれども、大臣、それでは国民はみんな納得しないと思いますよ。やはり、家賃もゼロ、光熱費もゼロでしょう。そこで事務所費が何千万も、あるいは光熱水費だけで五百万も計上されている。これは政治資金規正法の趣旨、もう何度も、これは大臣わかっていると思うんですけれども、公...全文を見る
○高山委員 では、これはまたちょっと繰り返しになりますけれども、大臣、参議院の方の予算委員会で、いわゆる何とか還元水だとか暖房という問題を言われていましたけれども、こういったものというのは今大臣の事務所にあるわけですか。
○高山委員 その必要性はだれが判断するんですか。確認して、必要があれば答弁するということですけれども、その必要性はだれが判断するんですか。
○高山委員 いやいや、だって、こんな何とか還元水だとか暖房だとかの、そんな物すごい細かいことまでは別にもちろん法律で要求されていませんけれども、大臣が委員会で答弁しているので、それで、そんな何とか還元水、五百万もするんだろうか、あるいは何か暖房の機械が五百万もするんだろうか、どう...全文を見る
○高山委員 いや、収支報告書の内容というのじゃなくて、私、一国民としても全然納得いかないわけですよ。暖房費とか光熱水費が無料のところで五百万も計上していて、何とか還元水だとか何か暖房だとか、そういうのをいろいろ使っているんですというから、いや、一体、五百万もするのはどんなものなの...全文を見る
○高山委員 いやいや、私が御足労いただかなくても結構とかじゃなくて、大臣、見せられないものでも何かあるんですか。見られちゃまずいんですか。
○高山委員 いや、大臣、これは笑い事じゃないですよ。やはり国民の皆さんだって、これはどこへ行ったって聞かれますよ、あんな一本五千円もするミネラルウオーターを飲んでいるのと。あるいは、家賃も無料、光熱水費が当然無料であってしかるべきところを事務所にしていて、五百万とか七百万とか年間...全文を見る
○高山委員 今回、この独法三つを一本化するに当たっても、全然その運営費交付金も減っていないし、なかなかこれは難しい問題だなと思いましたけれども、こういう大事な問題に入る前に、大臣が繰り返しの答弁をされるので、なかなか時間が使えませんでしたけれども、これで質問を終わります。
03月22日第166回国会 衆議院 内閣委員会法務委員会連合審査会 第1号
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○高山委員 民主党の高山智司でございます。  溝手委員長に、今の平岡委員の質問を私も伺っていまして、警察の立入調査とか、その件についてもなんですけれども、溝手委員長自身は、疑わしい取引を確実に根絶していくためには、もちろん令状主義の原則は守った上だとは思うんですけれども、本当に...全文を見る
○高山委員 それでは、どうして、この勧告にもないのに、わざわざ日本で立入検査をするようにつくったんですか。
○高山委員 現実に令状主義が今形骸化していると言われている中、それをさらに形骸化しかねないこういうことをどんどん進めていって本当にいいのかなと思うんです。  この点にちょっと関連して、今、安倍内閣の閣僚で農林水産大臣を務められている方が事務所費の問題で、随分マスコミにも言われて...全文を見る
○高山委員 いや、国家公安委員長、個別の問題にはと、そういうふうにおっしゃりますけれども、一般のいろいろな業者の方や一般市民の個別の取引に、みんなこれは怪しいんじゃないか怪しいんじゃないかということでどんどんFIUに上げさせる、それで政治家の件に関しては、甘く、身内だから守ってい...全文を見る
○高山委員 金融機関の、疑わしい取引というのはこういうのだというので啓蒙活動が進んできて、だんだんふえてきたということで、疑わしい取引を根絶するためには、なるべくそれは細かいものまで上げた方がいいというので、私もそれは一定の理解は示すんですけれども。  では、総務省の所管の業界...全文を見る
○高山委員 その電話の受付代行業における疑わしい取引というのは、どういうものがありますか。
○高山委員 それをもし契約の過程で知った場合、これは疑わしいどころか完全に黒だと思うんです。  今回のこの法案からしてみると、外形上はわからないんだけれども疑わしい取引だと。だから、金融庁の方はいろいろな基準がありますね、多額のだとか、何かいろいろあるんですけれども、私書箱です...全文を見る
○高山委員 いや、何かすごくわかりにくいなという感じがいたします。  では、念のため、次も伺いますけれども、貴金属取引業者というんでしょうか、これの担当は経産大臣になるんでしょうか。これはどういうものが疑わしい取引に当たるのか、また、その対象となるのはどういう業種の方がいるのか...全文を見る
○高山委員 では農水副大臣に伺いたいんですけれども、農水副大臣に伺うのは事務所費の問題ではなくて、農協や漁協などから見た疑わしい取引というのはどういったものがあるのか、教えてください。
○高山委員 今の副大臣の、これぐらいの規模の人が極端にというのは、事務所費ゼロの議員会館に入っている人が五百万円も例えば計上しているとか、そういうようなときはやはり怪しいというふうに当然思ってもらえるものだと思うんです。  国土交通大臣に伺いますけれども、宅建業者ですか、これは...全文を見る
○高山委員 各担当の大臣に大体伺ったんですけれども、皆さんこれからやるんだというようなお話なんです。  きょう官房副長官にもお越しいただいていると思うんですけれども、これは金融庁だけで去年十一万件ですね。この調子でやったらとてつもない分量の情報が集まってくると思うんですけれども...全文を見る
○高山委員 それでは、もう一つ官房副長官に伺います。  ウィニーというソフトによる情報流出が随分昨年は顕著にあらわれまして、それで、安倍官房長官、当時ですけれども、随分、注意の徹底ですとか、そういう呼びかけがあったんですけれども、警察庁が一番何か情報管理に関してランクが低くて、...全文を見る
○高山委員 副長官、だから、ウィニーの情報流出を踏まえて、当時の安倍官房長官も、今の総理ですけれども、これはもう徹底して各省庁でしっかりやらなきゃいけないと。そのとき、警察が一番ランクが低かったんですよ。そういうことを踏まえて、どういうふうに情報管理したらいいか。もっと言うと、人...全文を見る
○高山委員 いや、副長官、今のお話ですと、では、今までの捜査情報とか、そういうものの管理と同じようなレベルでしかこれはとらえていないんですかね。今までの警察活動の中で収集した情報と同じようなレベル、所轄で扱っているような、そういう今の副長官の認識ですね。ちょっと今、びっくりという...全文を見る
03月23日第166回国会 衆議院 法務委員会 第8号
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○高山委員 ただいま議題となりました附帯決議案について、提出者を代表いたしまして、案文を朗読し、趣旨の説明といたします。     戸籍法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   政府は、本法の施行に当たり、次の事項について格段の配慮をすべきである。  一 戸籍の制度...全文を見る
03月28日第166回国会 衆議院 農林水産委員会 第7号
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○高山委員 民主党の高山智司でございます。  きょうは、この農山漁村の活性化のための定住及び地域間交流の促進に関して質問させていただきたいなというふうに思っているんですけれども、昨日、我が党の黄川田議員からも、本会議で、松岡大臣、いろいろな事務所費等々の問題に関してきちんと説明...全文を見る
○高山委員 それは、もう説明責任は果たしているんだ、こういうようなことなんでしょうか。
○高山委員 大臣は、現段階では、法律上のことはもうすべて尽くされていると。  それでまた、今、安倍総理も、政治資金規正法の改正に関していろいろ指示をされているわけですけれども、こういった指示の結果、政治資金規正法、五万円以上は領収書をつけるとか、あるいは、いや、これは内規だとか...全文を見る
○高山委員 この点に関して、例えば、その法律が、五万円以上だとか、あるいはこういうところを公開しなさいとか、いろいろ変わると思うんですね。今より精緻な法に変わるということは、これは明らかに予想されることだと思うんですけれども、もちろん、そのときは、法律が変わるわけですから全員が対...全文を見る
○高山委員 政治資金規正法の改正で、もしそういう遡及効が認められれば、それは先生だけじゃなくて全員が遡及して、私も三年前、四年前のも全部そういう形で出さなきゃいけないというふうになるわけなんですけれども、普通に考えると、法律のそういう遡及効というのはないと思うんですね。そんなの、...全文を見る
○高山委員 私は、遡及効が法律の定めになくても、大臣が新しい基準で公開していただけるものなんだなと思って、安心してちょっと次の質問に行かせていただきたいんですけれども。  今度、現行法で、何度も確認していますけれども、会計帳簿のたぐいというのは全部とっておかれているということで...全文を見る
○高山委員 いや、大臣、法令で定められている必要な範囲でやっているということなんですけれども、その法令で定められている範囲では、領収書の添付も確かに必要はないんですよ、事務所費に関して。だけれども、議員会館で家賃は無料なのに何でこんなに多額にかかっているんだ、おかしいじゃないかと...全文を見る
○高山委員 念のため確認しますけれども、先生の、今、水道代五百万円とか計上されているこの資金管理団体ですけれども、これは事務所は何カ所あるんですか。
○高山委員 今までの答弁と今のはちょっとニュアンスが変わってきたような気がするんですけれども、主たる事務所は議員会館だというのはわかったんですけれども、それ以外にも事務所がある、こういうことなんですか。
○高山委員 議員会館一カ所で、だから、家賃も光熱費も無料のところなのにそれだけ事務所費があるというのは不思議だなという感じがいたしますけれども、この点に関して、では、ほかの人はどうなのかなということで、山本副大臣に伺いたいんですけれども、山本副大臣の資金管理団体というのがあると思...全文を見る
○高山委員 議員会館以外に事務所というのは置いているんでしょうか。
○高山委員 山本先生もそういうふうにおっしゃられるように、自然環境研究会というところだと思うんですけれども、こちら、いろいろ官報に出ているのを見ていきますと、事務所費のところで見ていきますと、光熱費が平成八年度がゼロですよね。事務所費が三百万ぐらいとかという感じになっておりまして...全文を見る
○高山委員 確かに、何か八王子の方に一回住所を移されたりしているみたいなんですけれども、だから、そこの分なのかなというふうに私も見受けて思ったんですけれども。  そうすると、山本副大臣は、やはり議員会館で資金管理団体の事務所としてやられているときというのは、光熱費等が本当にゼロ...全文を見る
○高山委員 副大臣、それで、松岡大臣の事務所費が五百万だということに関して、事務所費というか光熱費ですよね、水道代、光熱費。これが五百万だというので、何か不自然だな、おかしいな、こういうことはお感じになりませんでしたか。どうですか。
○高山委員 あと、これは松岡大臣にちょっと伺いたいんですけれども、これだけ今事務所費の問題で問題になって、特に水道代なんか、その前の年は七百万近く、その後五百万となってきたわけですね。そうすると、目算するに、月にして大体五十万円以上議員会館で、そういう水道代以外のものを何か使って...全文を見る
○高山委員 そうしますと、大臣の来年の収支報告もまたこういう大きな額が出されてくることになると思うんですけれども、その際には、新しい政治資金規正法がもし成立していた場合には、その基準に従って全部もちろん出すことになる、これは当たり前のことなんですけれども、念のため、大臣に確認させ...全文を見る
○高山委員 それでは、もう一つ伺いたいんですけれども、これはきのうの新聞に出ていたことなんです。インド文化協会とかいうところから「「松岡氏あて百万円」どこへ」というような記事が出ていたんですけれども、これはまた、大臣が百万円受け取っていて、それで報告をしていなかった、こういうこと...全文を見る
○高山委員 何か、この百万円を出したと言われている会社とは全然関係ないということなんですけれども、この後援者の方というのは、この記事からだと七十四歳の方だと思うんですけれども、この方自身は、松岡大臣は長いおつき合いがあるんですか。後援者の方、今名前はあえて言いませんけれども。
○高山委員 いや、私は別に、いろいろ配慮しなきゃいけないかなと思ってわざわざぼかしているだけのことであって、だとしたらじゃなくて、ずばりこのインド協会の会長の人のことを聞いているんですけれども、十年以上おつき合いがあると。  これは記者会見なんかでも言われていますし、これはちょ...全文を見る
○高山委員 もう松岡先生ぐらいになると、やはりお忙しいので、一々会って紹介をされてこの人を頼むよとかということがなくても、後援者の方から、こういうようなNPOをやりたいという人がいるから、ちょっと秘書さんでもいいから相談に乗ってほしいということなんか、当然あると思うんですね。 ...全文を見る
○高山委員 そうしますと、だから、紹介を受けたり会ったことはないのかもしれないんですけれども、紹介を受けたり会ったことは大臣はないというような話でしたけれども、このインド協会の会長さんから、パーティー券の購入先としてこういう団体がありますよ、こういう紹介は受けているわけですね。(...全文を見る
○高山委員 そうしますと、では、そのパーティー券、何枚かまとめて、このインド文化協会の会長さんに何枚か頼みますということで渡している、この中の一部がWBEFさんにこの会長の判断で買ってもらった、こういう認識ですか。
○高山委員 ただ、そうはいいましても、では、このインド文化協会の会長さんが、熱心に先生の応援もする意味で、では、先生のパーティー券もこういうところには何枚ぐらい買ってくれそうだから頼んでみるよ、そういうふうにいろいろ積極的にこの会長さんが動いてくれたというような、そういう話ですよ...全文を見る
○高山委員 そうしますと、このインド文化協会の会長さんというのは、昔からのつき合いですし、いろいろお世話をしていただいているわけですけれども、これは最近、松岡大臣御本人とあるいは秘書さんと、このインド文化協会の会長さんというのは最近はどういう連絡をとっているんですか、随分熱心な後...全文を見る
○高山委員 いや、ここ一、二カ月ということではなくて、随分昔からのおつき合いだということだったんですけれども、例えばその二〇〇五年以降ですとか、二〇〇五年、ここ二、三年の話をちょっと今しているんですけれども、二〇〇五年以降なんかにも、このインド文化協会の会長さんと先生の事務所の秘...全文を見る
○高山委員 いや、この新聞記事によればなんですけれども、二〇〇五年の春先ですね、ちょうど今ぐらいのときに百万円渡しているんだみたいな話が出ているんです。だから、そういった時期に、つまり、二〇〇五年の初頭から今に至るぐらいまでも、松岡先生はこのインド文化協会の会長さんと連絡をとった...全文を見る
○高山委員 済みません、頻繁というのはちょっと私の思い込みかもしれないんですけれども。  だから、二〇〇五年から今に至るまで、では、割合連絡はとっていらっしゃった、松岡大臣あるいはその秘書さんとこのインド文化協会の会長さんというのは。そういう理解でいいですね。
○高山委員 このインド文化協会の会長の方というのは随分いろいろと話題のような方で、週刊誌によればですけれども、映画の撮影のパーティーなんかも、これはまた〇五年なんですけれども、やっている。そのときに、当時の自民党幹事長だった武部氏や、その代理の安倍晋三幹事長代理なんかもお見えだっ...全文を見る
○高山委員 何か質疑時間が終了しましたということですけれども、改めて大臣の事務所にも、また私もやらせてもらうかもしれませんけれども、そのときにはぜひ秘書さんに、高山智司が来たらちょっと案内してやってくれよというようなことを申し添えていただければありがたいなというふうに思いますけれ...全文を見る
03月28日第166回国会 衆議院 法務委員会 第9号
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○高山委員 民主党の高山智司でございます。  きょうは、大串議員、また平岡議員、石関議員がいろいろ伺っていましたように、今本当に少年法改正の必要性があるのかというような根本の基本的な問題を、法務省からいただきました、今副大臣がごらんになっているこの資料、こういうのをベースに、大...全文を見る
○高山委員 それでは、次に政務官にも伺いたいと思うんですけれども、民間企業でも、何か物事を決めたりするときに、当然、お客様からの電話だったりクレームだったり、いろいろなその時々の事象というのをもちろん考えなきゃいけないですけれども、やはり重要な決定をやるときはデータに基づいてしっ...全文を見る
○高山委員 今、政務官がおっしゃったように、これは確かにデータだけで決められるものじゃないなというふうに私も思うんですけれども、家庭教育が問題だ、あるいは小学生までにほとんど人格が決まるというような、私も聞いていて、それは確かに否定し切れないなというような印象を持ったわけなんです...全文を見る
○高山委員 今、個人的な見解でということでお話しいただいて、まさに本当にそのとおりだなと。何か最近あらゆる面で、制度改革もどんどんやっていかなきゃいけない、そのとおりだと思うんです。  この少年犯罪、今この少年法の議論ということでいえば、旧来の少年法で、これはもう明らかに時代お...全文を見る
○高山委員 今の政務官の御答弁、私も今回の改正が全部だめだというふうには思っておりませんので、確かにそうだ、そうだとうなずきながら聞いていた部分もあったんですけれども、この警察権の介入ということに関して、やはり現行法の少年法ではちょっと不足しているなという点、何かお感じになってい...全文を見る
○高山委員 ちょっと、世の中は警察中心に動いているという物すごく本当のことを、今政務官の口からおっしゃっていただいたのであれなんですけれども。ただ、今どうでしょう。少年もある年齢からは大人同様に扱う必要があるというのはわかるんですけれども、それは、今までの感覚だと二十から、いや、...全文を見る
○高山委員 その年齢の引き下げのこと以外に、現行の少年法ではこれは足らぬという部分、ほかに政務官がお気づきの点があれば教えてください。もう政務官がお気づきの点でいいんです。すごく詳しいから。
○高山委員 ただ、今回、かなり少年法は大幅な改正なんですよね。ですから、今政務官がおっしゃられたこと以外にも、かなり改正する部分というのはあるわけですから、本当にもし必要ないのであれば改正する必要はないですし、先ほどの立法事実の話に戻れば、数字上のことでいえば、それほど本当に犯罪...全文を見る
○高山委員 これは、ちょっと古い新聞なんですけれども、平成十六年の、少年非行防止法制に関する研究会という警察庁の研究会のいろいろな報告があるんですけれども、これで、非行少年の補導手続なども明文化する必要があるとかいろいろな提言をされているわけなんです。  今度、虞犯であるとか虞...全文を見る
○高山委員 その不良行為少年というのは、何で規定しているんですか。何か規則とかそういうのがあるんでしょうか。
○高山委員 これは、例えば、今少年法の改正をするときに、虞犯も何かちょっとあいまいじゃないか、あるいは虞犯のおそれというのもあいまいだから、そういうのはきちんと法定した方がいいじゃないか、しかも、そこもまだ今議論がいろいろあるわけなんですけれども、これは規則に基づいて、非行少年で...全文を見る
○高山委員 これは、後で法務大臣にも伺いますけれども、今警察の方に聞くんですけれども、規則で決めている非行の状態というんですか、飲酒しているとかそういうものと虞犯と、いろいろ段階的なものがあると思うんですけれども、今回のこの改正で、虞犯のおそれ、こういうところまで少し虞犯が広がる...全文を見る
○高山委員 大臣、ちょっと私も、今の答弁で、私の理解力ということもあると思うんですけれども、なかなかこれはわかりにくいなという印象を受けるんです。  そこで、提出の責任者である大臣から、今の虞犯と、虞犯のおそれのあるところと、規則で決めている非行少年というんですか、ちょっとクリ...全文を見る
○高山委員 大臣、これはすごくわかりにくいなと思うんですけれども、もちろん虞犯かどうかというのは、最終的には家庭裁判所の方で決めていくというのは当然のことだと思うんですよ。その疑いがちょっとある人には当然声をかけてというのは、それは大人であっても、その人が本当に犯罪者なのかどうか...全文を見る
○高山委員 なるほど、何となく今、理屈の上で峻別されているということだったんですけれども、そうすると、いきなりこれは調査というような感じじゃなくて、初めはやはり補導から入っていくんですか。それで、聞いているうちに、むむっと、これは虞犯性向があるぞというふうに段階的になっていく、こ...全文を見る
○高山委員 では、これは実態的には今やっていることと同じなんだ、こういう意味ですか。法改正の議論を今しているんですけれども、法改正をしたといっても、実態的には同じことをやるんだ、大臣、こういうことなんでしょうか、ちょっと大臣に伺いたいんですけれども。やっていることは同じだ、そうす...全文を見る
○高山委員 今大臣の話にもありましたように、法文上の根拠が明確じゃないというような話が、実際前々から言われていたと思うんですけれども、そうすると、今やっている行為というのは、この規則は行動準則だと思うんですけれども、どういう権限に基づいて少年のことをやっているんですか、一体何が根...全文を見る
○高山委員 今聞く前に言ってもらったんだけれども、警察法二条でやっているということですね。これは犯罪防止である、広い意味で、その中に少年犯罪の防止というのも入っているんだということだったんですけれども。  大臣に伺いたいんですけれども、このいただいた少年法の資料にもある、少年法...全文を見る
○高山委員 いや、大臣、私は別に調査不要だなんて全然言っていませんよ。ただ、私がちょっと今大臣に伺いたいのは、警察法の目的というのは、どちらかというと、犯罪防止、捜査ということなんですね。  それで、この少年法の目的というのは、見てみると、本当に何か犯人を捜して責任をとらせよう...全文を見る
○高山委員 そうでしょうか。  これは、警察法二条というもので声をかける場合は、こいつは非行少年じゃないのかとか、あるいは何か犯罪的なものにかかわるおそれがあるんじゃないのかというようなことで声をかけるんだと思うんですけれども、少年法の観点の調査というのは、徹底して調査をして真...全文を見る
○高山委員 警察法の二条に、何かそういう少年の健全育成みたいなことというのは、目的であるんですか。  これはだって、警察法というのは大人も含めての全部の話ですよね、犯罪の防止だとか取り締まりだとか。少年法というのは、何か人をあやめてしまったりだとか、あるいは傷つけたとかというこ...全文を見る
○高山委員 今いろいろアドバイスもいただいたので、ちょっと警察の方にも伺いたいんですけれども、警察の職務をやる上で、この警察法二条というのは、どちらかといったら治安維持ということだと思うんですけれども、どういうところにそういう少年のことを健全育成しようとかいうことが書いてあるのか...全文を見る
○高山委員 いや、概念上じゃないんですよね。この法律の趣旨ですよ、一番根本、一条のところに書いてあるこの法律の目的、この目的がちょっと何か違う方向を向いているのじゃないのか、秩序維持、治安維持みたいな話と少年の健全育成というのは。ここは、概念が違うとかじゃなくて、一条のこの目的の...全文を見る
○高山委員 今の少年補導職員というものですか、これは今回の調査ではどういう役割をするのか、教えてください。
○高山委員 あと、いわゆる補導員というんですか、民間の人がいますよね、お手伝いしてくれる。この人はどういう位置づけになっているんですか。
○高山委員 これは法務大臣にも伺いたいんですけれども、今回の少年法の改正で、少年の改善更生ということで、やはり日常生活の態度だとかそういうのが大事だということで保護司、これは民間の方にも随分御協力いただいていると思うんですけれども、今まで保護司の方が、ここができなかったので、保護...全文を見る
○高山委員 ちょっとあれみたいなので、もう一回違う角度からも質問しますけれども、遵守事項を守らない子がふえているというような話があったと思うんですけれども、今回、保護観察の遵守事項をきちんと守らせるために、これは守らせた方がいいと思うんですけれども、どういう措置を新しく考えていま...全文を見る
○高山委員 そういうのをちゃんと保護司の方にもある程度フォローしないと、ただ遵守事項を守れといってもなかなか大変だなと。しかも、先ほど政務官のお話にもありましたけれども、そもそもこれはやはり親が悪いんだみたいな話というのは当然あると思うんですね。  それで、今伺いたいのは、まず...全文を見る
○高山委員 大臣に伺いますけれども、今、親に対していろいろ裁判所から随分できるようになっているわけですけれども、今回の改正でも、例えば少年院法の十二条の二ですとか犯罪者予防更生法の三十六条ですとか、結構保護者に対していろいろなアプローチができるようになっているんですけれども、これ...全文を見る
○高山委員 先ほどの裁判所の方にも、もう既にやっていることなので伺いたいんです。  親に対してこういうことをいろいろしろとか、こういうふうにしたらどうですかと。これは、親が出てこない場合ですとか非協力的な場合に、どういう強制力で親に対して措置ができるようになっているんですか。
○高山委員 今局長の答弁の中にも、親にしてみれば子供の処遇があるので協力的であるというようなお話がありましたけれども、そうすると、親が非協力的な場合、これは何か子供の審判に影響しますか。
○高山委員 これは大臣のみならず政務官にも伺いたいんですけれども、今回新しい制度で、犯罪者の保護観察所ですとか少年院にも似たような制度を取り入れていくわけですよね。それで、確かに、家庭がやはり崩壊しているから少年のうちから犯罪に走るという子が非常に多いとは思うんですね。先ほど政務...全文を見る
○高山委員 同じように、これは大臣にも伺いたいんですけれども、少しこれは何となく矛盾をはらんでいるんじゃないか、矛盾とまでは言わないんですけれども。要するに、やはり家庭の環境が悪い子が犯罪に走ってしまう、犯罪に走りたくてすごく積極的に走っている子という方がやはり少ないような気もす...全文を見る
○高山委員 今、私たち民主党は全体的に格差是正ということを言っていますけれども、やはり、生まれによって決まってしまう、本人の、個人の力ではもうどうしようもない格差というのがあると思うんですね。  それで、今回の少年法のことも、今ちょっと議論していて思いましたのは、ある意味、すご...全文を見る
04月10日第166回国会 衆議院 法務委員会 第10号
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○高山委員 民主党の高山智司でございます。  先ほど、同僚議員の河村議員から質問がありました鹿児島県警の話、同じく同僚の大串議員からもありましたけれども、少年事案に関して調査ということで、これから警察がどんどん今まで以上に事案の真相解明ということで調査をされると思うんですけれど...全文を見る
○高山委員 それで結局、鹿児島の事案はどういう調査をしたんですか。こういう新聞記事にも出てきて、これはえらいこっちゃなと思って、ただ、これが全然事実でも何でもないならもう終わっている話だし、とにかく、きちんとどういう調査をしたのか。まさに、この鹿児島の捜査報告書の改ざんがあったの...全文を見る
○高山委員 いや、意図はさらさらないということでしたけれども、その意図は別として、例えばこの小票というんですか、小票というのは私はどんなものだかわからないんですけれども、こういうものを死んでも出さないぞ、もし弁護士にこういうのを請求されたらえらいことになるぞ、そういうのがあっても...全文を見る
○高山委員 死んでも出さないとか、こんなのは明らかに裁判の妨害ですよ。そういう気持ちが幾らあっても、やはり裁判でもともと争っていますからね。だから、そういうのをきちんと調べてもらわなきゃいけないんですけれども。  委員長、定足数は大丈夫ですか。
○高山委員 もし大丈夫じゃなければ、いろいろ調べていただかなきゃいけないですから、時間をとってもらっても構わないんですけれども。大丈夫ですか。
○高山委員 では、もう一回警察の方に確認しますけれども、捜査官の心情は私も熱心の余りにいろいろやることがあるのは理解はできますけれども、ICレコーダーでいろいろ録音をしていたり、あるいは小票、この小票というのは、私もよくわからないんですけれども、これは裁判で要求されれば出さなきゃ...全文を見る
○高山委員 それでは、裁判と関係ないところで、しかもこれはもう裁判も終わっていますので、警察の方、この小票というのを当委員会に提出していただけますか。
○高山委員 捜査の過程と言いますけれども、この捜査過程がいろいろな違法捜査だったんじゃないかということが問題になっているわけですから、取り調べの可視化、特に少年事件においてはより必要だと思っていますけれども、やはり密室の中でいろいろ取り調べられるのはよくないなと思うんですよ。 ...全文を見る
○高山委員 その氏名を黒塗りにするなりなんなりということで、これは証言さえわかればいいわけですから、そこの部分を黒塗りにして提出していただけますか。
○高山委員 今、上司に対する報告文書だということですけれども、では、これは私文書ではないんですね、この小票というのは。そういう理解でいいですか。
○高山委員 これは私的メモなんですか、断言してください。これは私文書なんですということで断言してください。
○高山委員 これは、内容で判断してしまっていいんですね。取り調べ室の中で、好き勝手なメモだとか、おはしのこういう袋とかに書いたりしているものから、きちんと何とか県警のこういう紙で、こういう事案だとかというフォーマットが決まっているものがあると思うんですけれども、この今問題になって...全文を見る
○高山委員 取り調べはやはり可視化した方がいいなというふうにだんだん思ってきたのは、取り調べの方法というのは、どういうところにメモするとか、あるいは聞き取ったものを私的にメモする場合もあれば、小票というのは私は見たことがありませんからわかりませんけれども、きちんと公文書としてメモ...全文を見る
○高山委員 これは新聞記事によればなんですけれども、警察の警部補と検事さんの方でいろいろ相談したときに、検事は、電話をかけた場所に虚偽があることを弁護士が指摘してくれば、下手をすると偽証を問われるというようなことを言ってアドバイスをしているんですけれども、検事さんとして、警察官の...全文を見る
○高山委員 証拠に基づいて起訴するのは当然のことだと思うんですけれども、検察と警察のやりとりの中で、仮に違法捜査が見つかった場合、こういった場合は、検察として、警察の方に、これはもう偽証になるから隠し通せというようなことを言うのか、それとも、これは違法捜査じゃないですか、だからも...全文を見る
○高山委員 それで、またこの鹿児島の十二人無罪の事件にちょっと立ち戻るんですけれども、この場合、検察と警察もちょっと行き過ぎで、熱心な余りかどうかわからないんですけれども、こういうことになってしまった。裁判ももう確定しているわけですよね。  そうすると、検察の方では、どういうふ...全文を見る
○高山委員 この鹿児島の事案で、そういう報告をちゃんと求めて受けているわけですね。わかりました。  それで、警察の方もそういうようなことでしたけれども、どうもまだまだ後からこれはいろいろ出てくるんじゃないのかなというふうに私は思いますので、やはり先ほどの、捜査過程で調書をとる前...全文を見る
○高山委員 これは、少年院に送致するというんですか、これは虞犯の人だとか触法少年とかいろいろあったと思うんですけれども、これと、保護観察の遵守事項に違反した、虞犯の少年と遵守事項に違反した少年とありますね。  虞犯というのは、よく警察の方が熱心にいろいろ説明してくれるのでは、性...全文を見る
○高山委員 虞犯に関しては、性癖があることとか何かいろいろ条件がありますね。警察の人はよく熱心に説明してくれますよね。それと同じように、その遵守事項というのはどういうことを、いろいろそれは事案に応じてでしょうけれども、どういうことを守らせようとして、その違反の程度というのはどうい...全文を見る
○高山委員 保護司のところに何か毎日定期的に連絡するとか、そういうことですよね。  例えば、虞犯事由というのは、保護者の正当な監督に服しない性質があることであるとか、不道徳な人と交際し、またはいかがわしい場所に出入りしているとか、あるいは虞犯性というのですか、何か虞犯少年という...全文を見る
○高山委員 今の大臣の答弁ですと、前段の事実なくして判断しないということですけれども、二重処罰ですか。
○高山委員 ちょっと何か今の説明がよくわからないんですけれども、二重処罰じゃないと。  だけれども、後の、保護司のところに連絡しなかった何だという方が、これは僕は明らかに虞犯より軽いと思うんですよ。だけれども、それでも、今度保護処分なくいきなり少年院送致とかされてしまう。これは...全文を見る
○高山委員 いや、だから、前のことをもう一回判断するのであれば、同じ少年がさらに、一回審判を受けて、昔の、一度保護処分にされて、こういう遵守事項をつけてというのにまた蒸し返されて、何か二重処罰じゃないかなというような印象を私は受けました。  ちょっと時間もないんですけれども、や...全文を見る
○高山委員 ああ、そうですか。  この点、安倍総理からどういう指示がありましたか。
○高山委員 終わります。
04月18日第166回国会 衆議院 法務委員会 第12号
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○高山委員 民主党の高山智司です。  きょうは、ちょっと残念な委員会運営だなというふうに思っております。本当に何か問答無用というか、議論をせずしてどんどん物事を、しかも予告もなく進めていくというような。  それで、我々民主党は、先週の金曜日に少年法に対してちょっと問題点がある...全文を見る
○高山委員 今、提出者の早川理事の方からもいろいろ説明がありましたけれども、修正協議が始まったのはきのうの夕方ですし、実際、与党案を民主党側がきちんともらったのはけさの九時半ですよね。さあ、ではこれから修正協議をやろうじゃないですかというところで、なぜいきなり最後通牒のようになっ...全文を見る
○高山委員 おおむね十二歳ということは、プラスマイナス何歳ぐらいあるかということに加えて、そうすると、行為時には十歳だとかそのぐらいの少年が、審判が長引いていくうちに十一歳、十二歳になって、少年院に送致になるということがあるんでしょうか。おおむねの後、下限の、何歳ぐらいまでなのか...全文を見る
○高山委員 今私が質問したもう一つは、そうしますと、行為時に十歳だった子あるいは極端に言えば九歳の子が、審判が長引いて、そのときに十一歳何カ月あるいは十二歳になっていたら少年院に送致されるということはあるんでしょうか。こういう複雑な事案であればあるほど、そんなにすぐに審判が下ると...全文を見る
○高山委員 今回十二歳というふうにしていますけれども、十二歳だったら、おおむねで十一歳までだと。さらに行為時のことも含めたら、これは十歳とか九歳は入るじゃないですか。入らないんだったら、入らないと断言してくださいよ。小学生と中学生で切ったんだと言っておきながら、九歳の中学生なんて...全文を見る
○高山委員 今の提案者からの答弁で、行為時十歳というのは想定しがたいんだということ。そうすると、では十歳の子は入らないんだなということになりますけれども、では十一歳の中学生がいるのかなとかという議論にもなりますし、やはりこれは、我が方の民主党案が言っているように、刑事責任を問える...全文を見る
○高山委員 いや、弾力的じゃないですよ。我々がここでそうやって拙速に修正協議をして、与党の方みたいに、バナナのたたき売りじゃないんだけれども、十四、十三、十二と、いや十一もあるかもしれない、十は入らないみたいな、そんなことをやって決めて、本当にこれは、十一歳の少年が何か触法的なこ...全文を見る
○高山委員 提案者の方にちょっと問いかけたいんですけれども、これは立法論なんですよ。個別具体的な事案を審判官が判断するのは当たり前で、今、我々立法者が本当に十一歳の小学生を少年院に送ることを是とするのか、それとも非とするのか、これはもう価値判断なんですよ。だから、それは当然審判官...全文を見る
○高山委員 私も非常に同じような考えを持っていますので、今の文科副大臣や提案者の言うとおりだと思いますよ。だけれども、口先だけじゃないですか。だったら、提案したらいいじゃないですか。今修正協議をやっている最中ですよ。それを、小学生を少年院に送るというところだけ決めて、少年院の内容...全文を見る
04月19日第166回国会 衆議院 本会議 第24号
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○高山智司君 民主党の高山智司でございます。  私は、民主党・無所属クラブを代表して、政府提出、少年法等の一部を改正する法律案に対する与党修正案及び修正部分を除く原案に反対する立場から討論を行います。(拍手)  まず冒頭、昨日の法務委員会で、与党及び七条明委員長が職権により委...全文を見る
04月24日第166回国会 衆議院 決算行政監視委員会第二分科会 第2号
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○高山分科員 民主党の高山智司でございます。  きょうは、文科省の決算委員会ということで、やはりお金の問題で、無駄遣いやら何やら、決算ですからそういうことはいけないだろうと思うんですけれども、まず最初に、サミットの開催地が洞爺湖に決まったということがあるんですけれども、これに関...全文を見る
○高山分科員 どうでしょうか、今回、安倍内閣の閣僚の一員ということでありますけれども、洞爺湖という場所で来年サミットをやる、これは、海外への日本のPRの絶好の機会として、洞爺湖、いいじゃないか、そういう評価ですか、洞爺湖という場所に関しては。
○高山分科員 それでは、きょうは国土交通政務官、吉田政務官にもお越しいただいていますので伺いたいんですれども、サミットの開催地、洞爺湖ということがきょう新聞に出ていましたけれども、これはどうですか、洞爺湖という場所に関しては。
○高山分科員 私も、このサミットの開催に関しては、別に与党、野党ある話ではございませんので、大会の成功は本当にお祈りしたいんですけれども、何かちょっと結論ありきで物事が進んでいたのではないかなということが報道から仄聞されましたので、そういうことであれば、本当に開催地として手を挙げ...全文を見る
○高山分科員 これはちょっと大臣に伺いたいんですけれども、以前、大阪の方の池田小学校なんかでそういう危険な人が入ってきてということがありました。それで、それ以来、各地の小学校では、朝、生徒が入ったらかぎを閉めちゃってというようなことがかなり行われております。  小学生がたくさん...全文を見る
○高山分科員 私も本当に、大学の中が自由闊達な雰囲気だといいなと思っているんですけれども、やはりこういうバージニア大学のようなすごい事件が起きたときに、私は、バージニア大学でも一番これをやっておけばよかったなと思ったのは、やはり生徒に対する緊急連絡網というんですか、これが何かでき...全文を見る
○高山分科員 やはり、こういう事件が起きて、だからといって壁を、塀を高くしてゲートをきつくしてというよりは、こういう緊急連絡網の体制ですよね。今、もうみんな一人一台携帯電話を持っているかもしれないし、いろいろ考えられるので、ぜひそういうことを検討ぐらいは文科省の方で、各大学に命じ...全文を見る
○高山分科員 副大臣、随分御熱心に読書活動を進められて、非常にすごいな、さすがだなと思いましたけれども、理数系が随分点数が低かったというような報告が出ているんですけれども、この点に関しては文科省はどういう分析をしていますか。
○高山分科員 確かにそれは期待できるなという御答弁でしたけれども、それはちょっと、小中学生はそうかもしれないんですけれども、これは高校生の学力テストでして、高校生の理数系というのは、どちらかというと、実験でおもしろい、興味を持つというのは小学生ぐらいの話であって、もっと数学的思考...全文を見る
○高山分科員 副大臣のように熱心な指導者に出会えた子供はいいんですけれども、やはりゆとり教育というだけだと、ただ自習しておいてというような教師もいるというふうに私は聞きますので、どうなのかなと思います。  それと、ちょっとその数学の関連で、国際数学オリンピックというんですかね、...全文を見る
○高山分科員 ちょっとそれは優しいなという感じがしますね。  念のため聞きますけれども、これは大体、一位、二位、三位、どういう国が占めているのか。これは細かい話なので、局長の方、お願いします。
○高山分科員 本気出したら今委員会とめちゃうところですけれども、これはきのうから言っているわけですから。  これは言いますと、近年、やはり中国とか、割合そういうところは成績が高いんですよ。ところが、日本が近年、今上がっているみたいなことを言いましたけれども、むしろ、大きい枠で見...全文を見る
○高山分科員 本当に、そういうきらりと光る才能に対して、何かもっと国がいっぱいそれを集めてきて切磋琢磨させるような場というんですか、そういうのをつくっていただきたいなと思います。  それで、今の支援体制というのは他国に比べるとどうも見劣りするなというのが私の印象ですので、それは...全文を見る
○高山分科員 安全なものを選ぶというよりは、ある程度坂があったり転ぶようになっていたりしても私はいいと思うんですよね。そういう、自然に近いと言うとちょっとありきたりな言葉ですけれども、大人が見守る形で、公園で子供が危険をコントロールすることを覚えていく、世田谷の方ではそういうよう...全文を見る
04月26日第166回国会 衆議院 農林水産委員会 第12号
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○高山委員 民主党の高山智司でございます。  少し早目に川内先生のお時間をいただいて、済みません。  大臣にまず伺いたいんですけれども、最近、農水省絡みで綱紀粛正を図らなければいけないといいますか、談合問題もそうですし、また大臣御自身の問題もそうかもしれませんし、また先ほども...全文を見る
○高山委員 さすが、こういう国益に関する問題ですので、対応が早いなというふうに思うんです。  この点、まず、緑資源機構の談合問題について先にちょっと伺いたいんです。  まず、緑資源機構の談合問題ですけれども、これは昨年の十月からもう任意の調査に入っています。それで、四月の三日...全文を見る
○高山委員 そうしますと、特に内部調査チームのようなものを立ち上げて、改善をするというようなことは一切していないんですか。
○高山委員 何か、さっきの防疫官のものは国益にかかわる問題なのか知りませんけれども、一日か二日で対応しているんですけれども、どうも談合には甘いですね、松岡大臣。これはもう大臣に就任されているときですよね。  ですから、こういう談合の疑惑をかけられたら、こういうことは国益に一番反...全文を見る
○高山委員 御理解できません。やはり農水大臣及び農水省は談合に甘いんじゃないのかなという印象を私は持っています。  それで、またさらに聞きたいんですけれども、緑資源機構の改革委員会ですか検証委員会、これに捜査対象者になっている理事が委員で入っているんだということですけれども、こ...全文を見る
○高山委員 疑惑をかけられて捜査を受けている人が改革委員会に入っている、それでまだ在職している。これは証拠隠滅とか大丈夫なんでしょうか。普通に考えたら、まず任意捜査が入った時点で、普通の民間企業であれば、もう情報アクセスを遮断して引き出しをあけられないようにしなければ、もうどんど...全文を見る
○高山委員 犯則調査とこれは関係ないじゃないですか。内部での文書の管理の方法を聞いているんですけれども、このような、読了後破棄してくださいというようなことは、これは日常的に行われているんですか、教えてください。日常的に行われていたら、これは犯罪ですよ、公文書をどんどん破棄していた...全文を見る
○高山委員 調査内容にかかわりません。これは、日常的にもしこういう文書の破棄が指示されているとしたら、こういう公式文書、これは情報開示請求の対象になる文書ですから、これを破棄しているというのは今回の公正取引委員会の事案とは関係なく違法行為の疑いがあるので、答弁してください。
○高山委員 委員長、同じ質問になりますから。
○高山委員 答える気がないのだと思うので、無駄になりますので。  極めて怪しいなと思っています。だって、今、公取の調査と関係ないですよ。ただ公文書を日常的に破棄しているんじゃないですか。こういう違法行為が見過ごされていいのかなと、これは次に大臣に聞きますけれども。  大臣に伺...全文を見る
○高山委員 まさにこれは、何か、官僚OBを食べさせるためだけにとは言いませんけれども、食べさせることが主目的の機構であり、また公益法人なんじゃないかというふうに私なんかはちょっとこの記事だけを読んでいると思う部分があるんです。  今大臣がおっしゃいましたけれども、公正取引委員会...全文を見る
○高山委員 仮定ではございません。大臣が捜査に協力するようにというような指示を、大臣の命令として出されていると思うんですけれども、これは十月の時点で大臣の命令がそういうものが出ていて、仮にシュレッダーにかけたり証拠隠滅をしていたら、これは大臣の命令違反だと思うんですけれども、その...全文を見る
○高山委員 ちょっと更問いになるんですけれども、そうしますと、この緑資源機構の廃止、縮小、これは規制改革会議で答申が出ているようですけれども、この答申に関して、大臣、どのようにお考えですか。
○高山委員 防衛施設庁の談合のときに、去年の時点で、ほとぼりが冷めるまでは、今の大臣のような答弁を防衛庁長官、当時ずっとされていまして、それで、証拠隠滅はあったのかなかったのか聞いていたら、ごにょごにょ言っていまして、それで結局、そのほとぼりが冷めたころに、防衛施設庁の職員が証拠...全文を見る
○高山委員 これは私も、ああ、公益法人が献金なんかできるんだというふうにちょっと思いまして、総務省にも伺いました。調査研究等をやっていれば受けられるだとか、何かいろいろな基準があるんですけれども、なかなかその当てはめが難しいようで、グレーゾーンというとなんですけれども、実際に献金...全文を見る
○高山委員 いや、だから、その時点で、法律に基づいて適切に処理されているのであれば別にそんな公開する必要ないじゃないかというふうに、大臣はふだんもう何十回もおっしゃられているわけですけれども、法律に基づいて、これは完全にアウトだというふうに判断されたから返金されたわけですか。それ...全文を見る
○高山委員 疑念や疑惑を持たれたら返金したり公開したりということであれば、事務所費も早く公開してもらわないと困るんですけれども、今回の事務所費は公開しないで、前回のそれは疑念や疑惑を持たれたので返金したという、ちょっとこの判断の違いを教えてください。
○高山委員 いや、だから、大臣はそのときから今に至るまで、何か基準が変わってしまったのか、ちょっと残念な気もするんですけれども、もう一つ、ちょっと次のことも聞かなきゃいけないので聞きますけれども、平成十二年以降は、公益法人そのものからの献金は政治資金規正法では企業、団体からは献金...全文を見る
○高山委員 それでは、その個人の方は、大臣、これは大事なところなので聞いてください。大臣、その個人の方は、その平成十二年度以前、平成十一年度以前は献金していませんね。
○高山委員 そうすると、それはあれなんじゃないですか、法律の規制が出てきて、理事長として公益法人で出せなくなったので、だから、個人名で出していた。これはよくある話じゃないですか。これはこの方だけではなくて、今まで一般企業で企業献金をずっとしていたのが、平成十二年以降はその社長の個...全文を見る
○高山委員 もう一つ伺いたいんですけれども、この緑資源機構関連の公益法人やあるいは受注先企業、あとはそこの理事長ですね、こういった方に、松岡先生のパーティー券の購入は、お願いして購入してもらっていますか。
○高山委員 この点に関して、きのうも同僚議員から聞いていると思うんですけれども、収支報告書、訂正はありませんね。この点に関して、今後、訂正はありませんね。
○高山委員 ちょっと次の質問に移る前に、もう一つ、収支報告書の訂正に関してだけ松岡大臣に、これは個人的なことなんですけれども、伺います。  松岡農水大臣の団体の組織活動費の中の交際費ですか、交際費が、もう全然五万円以上の記載がない。年間二千万近いときもあったり、これがすべて五万...全文を見る
○高山委員 収支報告書は見ているから、それはわかるんですけれども、これを訂正されますかということを聞いているんです。  というのは、何か最近も、小泉チルドレンの方で秘書給与ピンはねの疑惑を持たれた方が最近になって訂正をしたり、そういうことが多いので、もし、松岡大臣、今後、訂正さ...全文を見る
○高山委員 では、ちょっとしつこいんですけれども、事務所費に関しても家賃がただのところで年間二千万近く使っている、あるいは光熱水費、ほぼただのところで年間五百万円以上、光熱水費、何とか還元水とかそういうもので使っている。今回のこの組織活動費も、交際費、二千万近く、全部五万円以下で...全文を見る
○高山委員 では、現時点で訂正の必要はないというようなことだと思うんですけれども、もう時間がなくなってきたので、ちょっと用意してきたもう二、三問を聞きます。  ちょっと緑資源の問題に戻るんですけれども、監督官庁は農水省ですので、監督官庁として、今回の、談合をしていたんじゃないか...全文を見る
○高山委員 あと、では、先ほどの調査を受けている理事がまだ改革委員会なるものの中に残ってやっているであるとか、あるいは、いろいろ調査を受けている職員もふだんどおり出勤してきている。これは、私としては、証拠隠滅のおそれが高いなと思うんですけれども、この点は何か改善する必要はありませ...全文を見る
○高山委員 だから、その必要なことで、証拠隠滅の蓋然性がすごい高まっている中で、何か対策をとる必要はありませんかと聞いているんですけれども、それに関しては大臣はどのように考えていますか。別に、証拠隠滅対策で、自宅待機だとか、そういうアドバイスなり命令なり、例えばそういうことをされ...全文を見る
○高山委員 ちょっとこの談合問題、これだけ、今から天下り等々、安倍内閣全体で取り組んでいこうというときに、やはり安倍内閣は天下りに対して甘いなという印象を受けましたけれども、時間だというので、終わります。      ————◇—————
04月27日第166回国会 衆議院 法務委員会 第14号
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○高山委員 民主党の高山智司でございます。  この更生保護法ですけれども、保護司の方の意見や、いろいろ伺っていても、改正の必要性はあるし、しっかり議論しなきゃいけないなというふうに思っておりまして、内容的にはそれほど反対すべきことでもないなと。ただ、問題点が多いので、これは質疑...全文を見る
○高山委員 保護司の方も民間の篤志家でボランティアですけれども、やはり気持ちよく受け入れてもらいたいんですよね。そうすると、お金の点でもやたらかつかつだ、それでこれするなあれするなということになりますと、幾ら温かい目で見ようと思っても、余り言うことを聞かない、遅刻する、こういうこ...全文を見る
○高山委員 財務省に伺います。  この点、法務省の方からも、保護司活動あるいは保護観察のこういう活動の充実を図りたいということですけれども、予算要求はどういうものが出されて、どういう決定をしていますか。
○高山委員 これは法務大臣に伺った方がいいのかもしれませんけれども、これは、これぐらいだろうなんという、前年比で見て少しずつみたいな現実的な要求をされているような気はしますけれども、なぜ思い切った要求をして、せっかく、だって、これは何年ぶりの改正ですか、更生保護法の枠組みを大きく...全文を見る
○高山委員 何かちょっと残念ですね、大臣の今の御答弁は。  しかし、成立してから一年以内にというのであれば、何でこんなに審議を、こんなところで一日、二日急ぐのか全く納得もできませんし、もっとこれは委員会できちんと議論をして、確かにこの法案のためであればたくさん予算を獲得しなきゃ...全文を見る
○高山委員 あと、この点に関してもう一つ、お金の面もそうですけれども、やはりこの保護観察等、保護司が今どんどんなり手が減っているということもあります。だから、もちろんそこも充実させなきゃいけないんですけれども、今、保護観察官も人数が少なくて大変だという話が出ています。この点も大幅...全文を見る
○高山委員 まず初めに法務省に伺って、次に経産省にも伺いますけれども、私、この間、刑務所等を見学させていただいて少し思ったんですけれども、やはりちょっとやられている作業が古いといいますか、本当に実社会に出て人気の仕事につけるようなことをやっているのだろうかという思いが少しありまし...全文を見る
○高山委員 最近法務省から出てくるもの、厳罰化もいいんですけれども、やはり立ち直ろうとする人をきちんと応援してあげるようなことももっと考える必要が私はあると思いますし、今の大臣の御答弁ではありますけれども、ちょっと不十分だなという印象を私は持っています。  それで、これは経済産...全文を見る
○高山委員 成長力の底上げも非常に大事だと思いますけれども、今の御答弁でわかったことは、法務省と経産省はほとんど連携していないんだなというふうに思いました。先ほど法務大臣が厚生労働省と連携して雇用確保というようなことを言われましたけれども、これはやはり雇用主の問題ですよ。中小企業...全文を見る
○高山委員 更生保護のジャンルですと、もともと犯罪者なんだから余りお金をかけたり人手をかけたりするのはおかしいじゃないか、彼らは犯罪をした人間なんだという被害者の立場ももちろんわかります。だけれども、それは刑罰ということで評価されるのであって、その後の立ち直りに関しては社会全体で...全文を見る
○高山委員 動議を提出いたします。  これだけ今議事運営が混乱している中で、このまま議事を進められないように、まず休憩をしていただきたいと思います。休憩の動議を提出いたします。
05月09日第166回国会 衆議院 内閣委員会 第17号
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○高山委員 民主党の高山智司でございます。  私は、本籍は法務委員会なんですけれども、今回、登記特別会計といいましょうか、登記事務の市場化テストということで、連合審査を申し入れておったんですけれども、なかなか与党理事にお認めいただけなかったようで、残念だなと思いながら、きょうは...全文を見る
○高山委員 今副大臣の方から御説明いただいたことで、まず初めの部分で、国がやっていた、それで権力的なというようなお話があったんですけれども、法務局の窓口というのは、物権変動があったかなかったかとか、こういうことに関して何か実質的審査権があるのでしょうか。
○高山委員 今局長の方から実質的ということが強調はされましたけれども、それはある意味、土地の形状が合っているかとか、建物が本当に合っているかとかということであって、権利関係に関して実質的な審査権はあるのでしょうか。
○高山委員 それともう一つ、先ほどの副大臣のお話に出てきた民事法務協会というところが今やられているということですけれども、これはまず民間の団体なのかどうかということと、民事法務協会というのはどういった人たちで構成されている団体なのかということ、職員の内容、どういう御出身の方が多い...全文を見る
○高山委員 役員の割合なんかも、たしかあったと思いますが。
○高山委員 民事法務協会ですけれども、登記所からというか、法務局からのお仕事が非常に多いと思うんですけれども、収入の割合はどのぐらいになっているんでしょうか。
○高山委員 随分何か、民事法務協会というのは、法務局の仕事をほとんど請け負っているような感じがするんですけれども。  それで、大田大臣にも伺いたいんですけれども、先ほどから登記所、私は、これは形式的審査権しかないんじゃないのかな、物権変動の実質的審査権はないんだろうと思うんです...全文を見る
○高山委員 やっぱりなという感じなんです。コストダウンだけじゃなくて、より質の高いと。またいろいろな条件がついてくると、だんだんだんだん、これはやはりどこしかできないとかいうことになるんじゃないのかなと私はちょっと思ったもので、懸念があったので聞いたんです。  そこで伺いたいん...全文を見る
○高山委員 そうしますと、一番初めの素案といいますか、基準となるのはやはり法務省の方でつくられるということですけれども、これは法務省の方に伺いたいんですけれども、こういう質だけは落とせない、登記乙号事務を適切にやるためにこれは譲れない一線があるというのは、どういう基準なんでしょう...全文を見る
○高山委員 これは大田大臣にも、今のを聞いていた印象で伺いたいんですけれども、これは携帯電話を販売したりだとか、銀行の預金通帳をつくったりだとか、こういうこととどこが違うんでしょうか。今言われただけだと違いがよくわからないので。
○高山委員 「経済財政諮問会議の戦い」を書かれた方にしては随分官僚側に理解を示しているなという印象を思いましたけれども。  いや、登記のことももちろん権利にかかわることで大事だけれども、銀行口座をつくったり、携帯電話を買うときに自分の個人情報を出したり、これは全部大事なことだと...全文を見る
○高山委員 今ぐらいの基準であれば、随分応募をしてくるところは多いんじゃないのかなという気が私はするんですけれども。  まず初めに聞きたいのは、この市場化テスト、これは官民の競争だということなんですけれども、法務局そのものもこの入札には応募するんでしょうか。
○高山委員 今の副大臣の答弁は、未来永劫までは私は言いませんけれども、来年ですよね、十九年度ですから。十九年度は、では官は応札しないということですか。
○高山委員 もう一つ伺いたいんですけれども、先ほど民事局長からの答弁で、専門的な知識があるですとか、抵当権の何かとかいろいろな説明がありましたけれども、今実際、民事法務協会というところが、これは民間なのか何なのかよくわかりませんけれども、仕事をしているわけです。いろいろあまた民間...全文を見る
○高山委員 今の局長の御答弁は、登記のコンピューター化の移行業務はそういう専門知識が要るので、民事法務協会に委託されていたということですけれども、まずお答えいただきたいのは、登記のコンピューター化の移行作業がいつ終わるのかということと、民事法務協会の中で登記の移行作業に携わってい...全文を見る
○高山委員 もう一回法務省の方に聞いて、次に大田大臣に聞きますけれども、すると、今の民事法務協会、相談業務ですとか今回の乙号事務ですね、専門性が高く、知識もあるのでお願いしているということですけれども、その職員の皆さんたちが専門性が高いのは、天下り先だからですか。
○高山委員 大田大臣に伺います。  この市場化テストということですが、官民の場合もある、民民の場合もあるということでしたけれども、官の側は今回は応札しないということですけれども、この民間といった中に、この民事法務協会、財団法人で公益法人ということですけれども、こういうのは入るん...全文を見る
○高山委員 余りはきはきと答弁されても、がっかりするだけなんですけれども。  今の話ですと、入札条件を満たす限り、民事法務協会も入れるんだと。入札条件はだれがつくるんでしたっけ。法務省が素案をつくるんですよね。それで、法務省の方で今いろいろ、なぜ民事法務協会に乙号事務を委託して...全文を見る
○高山委員 大田大臣にも伺いますけれども、法務省の方で素案をつくられる、それで決定していくわけですけれども、時期的な、カレンダー的なことを教えていただきたいんですけれども、大体これは六月ぐらいにこうだとか、八月ぐらいにこうだとか、それはどういうスケジュールになるか。もう来年のこと...全文を見る
○高山委員 今の話ですと、では夏ごろに入札があるというようなイメージでよろしいんですか。それとも、秋、年末ぐらいになるんでしょうか。いつごろ入札があるのかなと思ったものですから、ちょっとそれを教えていただけますか。
○高山委員 いや、これは来年のことなんですよね。来年のことなので、この法案が通る前に、法案成立ありがとうございましたというペーパーを配れとは言いませんけれども、法案が成立した場合にはこういう手順でやっていくんだ、大体このぐらいの予算規模だということを下準備しておかないと、民間の方...全文を見る
05月09日第166回国会 衆議院 農林水産委員会 第13号
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○高山委員 民主党の高山智司でございます。  ただいまも同僚というか先輩の山田先生からも緑資源をしっかり頼むよということを言われましたので、まず冒頭、この緑資源機構の談合問題ですか、これについて伺います。  きょうは林野庁長官もお越しだと思うんですけれども、まずちょっと事実確...全文を見る
○高山委員 私、前回も、そういう状態だと証拠隠滅のおそれがあるのではないかということで、指摘させていただいてからもう二週間以上たっているんですけれども、もしこれで証拠隠滅をしようと思えば、幾らでもこれはできてしまう状態を放置していたんじゃないかなというふうに私は思うんです。  ...全文を見る
○高山委員 大臣に今聞いたんですけれども。
○高山委員 議事録見てください。僕、大臣に初めに聞きますけれどもと言いましたから。
○高山委員 この緑資源機構にどういう監督の方法があるのか。指導助言方法、こういうのはどういうのがあるのか。大臣、教えてください。
○高山委員 今回、私、この緑資源の問題を詰めようと思って具体的に通告しているので、今の発言は撤回していただきたいと思うんです。  今のでわかったことは、大臣が、これだけ問題となっている緑資源機構に対して、何か具体的にいろいろな指示を出す方法もよく知らなければ、しかも、私、これは...全文を見る
○高山委員 それでは、事細かに通告をしてある、この公益法人からの献金問題についてちょっとまず伺いたいんです。  これはきのうの委員会でも随分質疑で出てきたみたいなんですけれども、私もびっくりしました。松岡大臣に、調査が入ったところからゴールデンウイーク前に献金が四百二十万あった...全文を見る
○高山委員 それをちょっと教えてほしいんです。  その時点でというのは昔の話だと思うんですけれども、最近の話で、御記憶が新しいところでいいんですけれども、この緑資源談合問題が起きた、それで、その談合問題が起きた捜査先の公益法人や、その個人名、理事の人から松岡大臣に献金があった。...全文を見る
○高山委員 これは確認なんですけれども、いわゆる緑資源機構からの仕事を受けている、今調査が入った公益法人から、パーティー券の購入や、そういうのというのはどうなんでしょうか、まず大臣の方で。直接献金は、もう法人からの献金というのはそもそも禁止されていますので、当然ここ五、六年は受け...全文を見る
○高山委員 非常に細かい話でもありますし、これは事前に私は通告しているので、総務省の方に伺いたいんですけれども、この松岡大臣の資金管理団体に、私の方からお願いしてありますのは、問題となりました公益法人及びそこの理事長のお名前というのを私の方で調べまして、それの相関関係を聞こうと思...全文を見る
○高山委員 松岡大臣に伺いたいんですけれども、今、私は、個人名を別に言わなくてもいいなと思ったんですけれども、今お名前が上がった方々というのは、今大臣がお話しされていたように、いろいろな公益法人の理事を務められている方だということでよろしいですよね。それと、今の献金の額ですけれど...全文を見る
○高山委員 今、総務省の話があったものをすべてお返ししていただいたというような話ですけれども、これは何が一体問題だなというふうに感じられて、いつ返したんですか。
○高山委員 お金を返されたということですけれども、もともとが法律にのっとって別に問題のない献金をいただいていた。だけれども、返した。こういうようなことなんでしょうか。それとも、違法献金だと思って返したんですか。これはどちらなんでしょうか。
○高山委員 総務省に伺いますけれども、そうしますと、松岡大臣の側からこの個人の方に寄附されたお金を返金したということですけれども、松岡大臣の政治団体からこういう訂正の申し出とかいうのは直近ではいつありましたか。また、その内容はどういうことなんでしょうか。
○高山委員 今の総務省のお話ですと、八十万が七十万、一億八百三十八万が一億八百十八万、二十万とか十万とかということが訂正になっているわけですけれども、何となく数字が合わないなと思うんです。この民有林整備懇話会、林土連懇話会、またこういう名前も出てきているんですけれども、今大臣が全...全文を見る
○高山委員 いや、違うんじゃないですか。返金したのであれば、今までいただいていた分をこの個人名の人に返金したというふうに訂正していかなければいけないんじゃないんですか。では、十七年のこの話は、なぜこういう十万円マイナスになったり二十万円マイナスになったりという訂正なんでしょうか。...全文を見る
○高山委員 そうしますと、では、例えば去年だとかおととしにもらったときの収入からこの十二万円だとか二十何万円だとかというのが減るというのではなくて、松岡新世紀政経懇話会という団体からそれと同額、見合い額を個人の方に返金した、そういう意味ですか。
○高山委員 つまり、いただいていたのが、例えば三年間にわたっていただいていたのであれば、その年度ごとに、では、これはなかったことにしましょうというので返したのではなくて、それは正規の献金だから受け取った、それの見合い分を支出した、そういうことになるということですか、ことし。そうい...全文を見る
○高山委員 そうしますと、ことし動いたお金の分というのは、きちんとことしの政治資金収支報告書には、支出の項目には、だれ某にお金を返した、こういうふうに出てくるということだと思うんですけれども。  もう一つちょっと伺いたいのは、では、十二日に訂正された民有林整備懇話会、林土連懇話...全文を見る
○高山委員 今度もう一個伺いたいんですけれども、もう一つ、きのうの委員会でも指摘があったように、ずばり、緑資源のところから仕事が来ている公益法人から直接来ている献金ではなくて、何か政治団体や何かいろいろつくられてそこから来ている献金があるということですけれども、こちらに関しては返...全文を見る
○高山委員 それでは、今のは、確かに、何とか政治連盟ですとか、そういうところからいろいろな献金をいろいろな先生方に行くというのはあることなので、確かにそうだなというふうにも思った面もあるんです。  もう一つ、捜査が入った問題の六公益法人というんですか、緑資源機構から仕事をもらっ...全文を見る
○高山委員 私、公益法人から松岡大臣への献金がもうそのまま即違法だというのではないんですけれども、すごく不適切だなとは思いました。それは、その公益法人、しかも緑資源機構からの仕事がほとんどの公益法人である。緑資源機構の仕事というのも、林野庁からほとんど税金が原資のものを、仕事を振...全文を見る
○高山委員 そうしますと、今のはあれですか。問題となった六法人が献金をしていたのは松岡大臣だけ、こういうことですか。  ちょっとそれは、大臣、今これは私、事前に、松岡大臣以外にはこの六法人、献金していないんですねというようなことで総務省に確認してもらった結果なんですけれども、そ...全文を見る
○高山委員 つまり、大体五万円以上は領収書添付という流れが決まってきたわけですけれども、松岡大臣はどういうふうに対応されるのか教えてください。
○高山委員 松岡大臣、今回の政治資金規正法は五万円以上の領収書添付、こういうふうになった原因をよく考えていただきたいんですよ。それは当然我々はやりますよ。だけれども、そもそもの原因は何なんですか。松岡大臣が事務所費がただのところなのに二千万円も計上している、松岡大臣が水道代がただ...全文を見る
○高山委員 意味わからない答弁しないでくださいよ。何ですか、今の礼節がどうのこうのというのは。失礼なのは松岡大臣でしょう。ずっと答弁をはぐらかしているだけじゃないですか。自分の疑惑が持たれている光熱水費、五百七万円もかかっている、これが、ずっと引き延ばして、基準が決まったら公開し...全文を見る
○高山委員 松岡大臣に言うまでもありませんけれども、別にここは警察や検察じゃありませんので、法律違反を問うているわけじゃないんですよ。その不自然な政治資金の使い方が国民の納得を得られないんじゃないか、だから国民に納得できるように説明していただきたい、こういう場なんですよ。別に我々...全文を見る
○高山委員 だから、法律の定めに従って公開するなんというのは当然のことなんですよ。今求めているのは、法律はどうやら遡及効がないんだ、これは、安倍総理も塩崎官房長官も遡及する必要はないんだと。  結局こういうことでしょう。自民党の側としては、遡及効がなくて結局松岡問題は明らかにな...全文を見る
○高山委員 法律のことを妙に盾にとって、自分をきちんと説明するということをしないわけなんですけれども、なぜそんなかたくなに説明しないのか、その理由を教えてください。
○高山委員 法律の定めと言いますけれども、水道代で五百万円というのは明らかに不自然なんですよ。だから、その内容を明らかにしていただかなければ、もし光熱水費に入れるべきでないところに支出をしていたり私的に流用していたら、これはただの脱税ですよ、政治資金を政治資金に使っていなければ。...全文を見る
○高山委員 脱税のことに関して言うのは、私は税金が原資だと言っているんじゃないですよ。政治資金として松岡大臣にいろいろな献金が来る、一億八百万とか来ているわけですよね。こういう収入が、これは民間の方からのいろいろな浄財で来ているわけですよね。これがもし政治活動に使われなかったら、...全文を見る
○高山委員 大臣、そんな冗談じゃありませんと言いますけれども、水道代が五百万円かかっているというのは、これは、それこそもう冗談じゃないぞと国民の皆さんは思っていますよ。しかも議員会館は水道代ただなんですよ。どうして光熱水費で五百万円かかるんですか。そっちの方がよっぽどおかしいじゃ...全文を見る
○高山委員 先ほども言いましたけれども、別にその法律違反をここで問うているんではないんですよ。法律が私たちから見たらざる法だな、問題点が多いな、政治資金がきちんと使われているかどうか、今の現行法ではなかなかわかりにくいじゃないか、だからまあ五万円以上は少なくとも明らかにしましょう...全文を見る
○高山委員 では、丁寧に説明してください。
○高山委員 だから、それが全然説明責任を果たさない逃げの姿勢なんだなと。それで、しかも、もしそれが政治活動費に使われていなかったりあるいは何かのつけかえであれば違法ですよということを言ったら、そうではないんだと。そこまで強く言うんだったら説明してください。
○高山委員 それは何度も聞いているんです。だから、その内容をきちんと説明してください。法律では確かにそこまでは求められていないけれども、それはざる法なんだ。だから、今改正の機運が高まってきて、改正の方向性が出てきたんだ。だから、少なくとも、五万円以上のものはどういうのがあるのか。...全文を見る
○高山委員 今後の分ではありません。今までの分を聞いているので教えてください。今までの分の内訳です。それが五万円以上のものはどういうものがあるのか、五万円以下のものに全部分散しているんだとすれば、では、それは一体どういうものなのか。説明してください。
○高山委員 何かさっき、せっかくその五百七万円の内訳を聞いたときに、水道代ではないというところまでおっしゃっていただいたのに、また発言が後退してきているんですけれども、その水道代ではない何かでどういうものが五百七万円になるのか。これは説明してくださいよ。だって、そこをみんな知りた...全文を見る
○高山委員 今自民党の方で五万円以上にするかどうかということで、安倍総理から指示ということでしたけれども、松岡大臣は、今回のこの政治資金規正法の改正がもしまとまって、領収書添付だ、こういう話になるわけですよね。この点で、安倍総理からまた何か指示がありましたか。
○高山委員 安倍総理からのきちんと指示があれば、松岡大臣は、きちんと光熱水費の内訳、これは公開するおつもりなんでしょうか。
○高山委員 その政治家として対応する、そのような判断の中身を教えてください。
○高山委員 安倍総理からの指示に関してはどういうふうに対応されるんでしょうか。
○高山委員 安倍総理から、確かに法律は遡及効はないのだけれども、松岡大臣には、これだけ国民を騒がせたのだから、みずからこの五百七万円に関しては少なくとも説明していただきたいというような指示があるといいなと私は思っておりますけれども、仮にそういう指示があった場合には、それはもう法律...全文を見る
○高山委員 委員会で平委員の私が質問しても答えない。法律の基準といっても、それも遡及効がない。そうすると、これは総理のリーダーシップでこの国民の疑惑を晴らしていただかなければいけないなと思うんです。  だから、もう一回聞くんですけれども、安倍総理から、法律では確かに遡及効はあり...全文を見る
○高山委員 官房長官は、遡及する必要はないんだというような、記者会見で言われていますね。それでまた、自民党の政調会長の方も、それは遡及する必要がないんだということでしたので、これはもうあとは、松岡大臣にきちんと今までの疑惑を説明させるのは安倍総理しかいないなと思って、私は、安倍総...全文を見る
05月16日第166回国会 衆議院 法務委員会 第16号
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○高山委員 民主党の高山智司でございます。  今回の刑法改正、特に飲酒、ひき逃げの厳罰化ということで、当然もっと前にやっておいてしかるべきことが随分おくれてしまったなというような印象を私は持っております。  去年ですか、私の自宅は今埼玉の浦和なんですけれども、そのすぐ近くの川...全文を見る
○高山委員 ちょっと今の説明では、本当に今、上限を上げることで犯罪者が思いとどまる故意犯と同じように考えていいのかどうか、なかなかわかりにくかったんですけれども、政務官にもちょっと伺いたいんです。  実際、ひどい結果が生じている。これだけひどい結果が生じているのだから重く罰する...全文を見る
○高山委員 今政務官の答弁にもありましたように、本当はこれはかなり深いきちんとした議論をしなければいけないのではないだろうか、そういうことをしないで、第二、第三のまた同じような被害を本当に防げるんだろうか、これはまさに国会の責任なんじゃないかなと私は思います。  その点、今、過...全文を見る
○高山委員 いや、大臣、これは物すごく大事な問題だから常識でということで私は初めに大臣に伺ったんです。  というのは、せっかく、国会で法改正して、刑法で飲酒、ひき逃げ厳罰化の方向と出たはいいけれども、一般の酒屋の人だとかレストランの人がいつ罪になるのかわからないというのでは、ほ...全文を見る
○高山委員 もう一つ伺いたいんですけれども、そうしますと、本犯とか従犯という言い方が適切なのかどうかわかりませんけれども、実際酒類を提供した、そしてその酒類を提供された運転者が運転したということになった場合に、その酒類を提供した者に教唆したり幇助したりということは考えられますか。
○高山委員 そうしますと、これは条文にももちろん書いてあるんですけれども、あえて確認でちょっと聞きたいんですけれども、酒類を提供したときに、駐車場つきの居酒屋みたいなところに行ったときに、お客様、お酒を飲んで運転しますかということを聞く役の人というんですか、それは多分、本当に末端...全文を見る
○高山委員 そうしたら、もう一つ伺いたいんですけれども、そういうレストランや居酒屋などで、運転者には酒類は出しませんよという張り紙のようなものを最近よく見るんですけれども、酒類を提供するに当たり、その人が本当に運転するのかどうなのか、どういう確認義務を課していますか。
○高山委員 大臣にちょっと伺いたいんですけれども、あなた、飲むんですか、飲んで運転するんですかということを聞く法律上の義務もなくて、しかも、大体、あなた、飲んで運転しますかと聞いても、うそをついたりする可能性ももちろんあるだろうし、そういう確認義務がないのであれば、お客さんからビ...全文を見る
○高山委員 今のはちょっとよくわからない答弁だったんですけれども、これは、居酒屋やレストランの経営者にしてみれば、別にただ仕事というか商売をしているだけで、何も別に違法行為をしているわけじゃないわけですよね。  それで、このような犯罪化するようなことが出てきて、しかも確認義務も...全文を見る
○高山委員 あともう一点、短目にお願いしたいんですけれども。  この酒類提供、二年と三年で法定刑に違いが出ているんですけれども、お酒を出す時点で、この人が泥酔するのかどうなのかというのはわかるんでしょうか、二年、三年というふうに法定刑に差をつけていますけれども。  民主党案は...全文を見る
○高山委員 酒類を提供する時点で、その人が重い飲酒運転なのか軽いのか、酒気帯び程度なのか、わかって出している人なんているんですかね。ちょっと雑な立法だなという気も私はします。  どうも立法だけじゃなくて、かなり雑なことが捜査過程でも行われているのではないかと思いまして、二、三確...全文を見る
○高山委員 大臣、この点、先週、東京地検で証拠書類を過って廃棄してしまった、しかもそれが緑資源機構談合問題の資料である、これは農水委員の人が聞いたらびっくりするような、官僚組織一丸となっての証拠隠滅かと言う人までいますよ。それで、そのときの東京地検の次席検事は、当庁に全責任があり...全文を見る
○高山委員 大臣、これは一件じゃないんですよ。これは警察庁のものですけれども、つい最近も、世田谷で年末に起きた事件で、何かのこぎりだとかの証拠品を部屋の端っこに置いておいたら間違えてごみと思って捨ててしまったですとか、こういうことが非常に多いんです。  これに対してどういう再発...全文を見る
○高山委員 きちんと調べて対応するのは当然だと思います。  これからどんどん証拠品が、例えば、今度パソコンからデータをとってくることもできるようになった、またそれを消失してしまったですとか、管理の方法というのをきちんと考えないと、捜査手法が幾ら複雑化しても、肝心の捜査機関の方で...全文を見る
○高山委員 ただいま議題となりました附帯決議案について、提出者を代表いたしまして、案文を朗読し、趣旨の説明といたします。     刑法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   政府は、本法の施行に当たり、次の事項について格段の配慮をすべきである。  一 自動車の運転...全文を見る
05月18日第166回国会 衆議院 法務委員会 第17号
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○高山委員 民主党の高山智司です。  では、今のDVDのことについて、まず伺いたいと思うんです。これは私が後で質問しようと思ったこととも関係あるんですけれども、まず、長勢大臣に伺いたいんです。  連日開廷ということもあり、DVDで録画したものを裁判員のときに使うというような話...全文を見る
○高山委員 そこで大臣に伺いたいんですけれども、私が鹿児島の警察が事件を捏造みたいな質問をしたときに、大臣は、余り取り調べを可視化すると真相究明の妨げになるんだ、警察庁の人は、ビデオなんかで撮られていると証言する人が萎縮してしまって本当のことを言わないんだ、こういうような話をされ...全文を見る
○高山委員 大臣、そういうふうに答弁されると思いましたけれども、本当にビデオで撮られていてその人が萎縮しちゃうのかどうか、まず、それそのものもおかしな答弁だと私は思っていますよ。取り調べのときに、ビデオで撮られていると萎縮しちゃって本当のことを言わない、それも理由にならない理由だ...全文を見る
○高山委員 カメラがあろうとなかろうと、やはり証言する場では真実をきちんと言わなきゃいけないのであるから、そういうことは全然関係ないんじゃないのか、歴史の進歩とともに、カメラがあろうがペンがあろうが、真実を語らなきゃいけないときは語らなきゃいけないだろうし、どうしても否認したい人...全文を見る
○高山委員 私もよく、前回の質問の中ではここが答弁違うじゃないですかとやるために、衆議院記録部の人にお願いすると、そこだけ急いでくれて次の日に速記が上がってきたりということがあるわけですね。しかも、そういうのをビデオで確認しようと思うと、今衆議院でもインターネットのビデオで見られ...全文を見る
○高山委員 いや、私は、それはそうだとは思いません。例えば、本当に朝の十時から夕方までで、そういうものをビデオとかで見ていくのは物すごく大変なことだと思うんですよ。むしろ、議事録で、どこだっけな、あっ、ここの部分だというふうに確認して、そこの部分をさらに、汗がたらたらしていたかど...全文を見る
○高山委員 その点で聞くと、何で速記官の数がどんどん減っているのかというのもよくわからないですし、あともう一つは、これも新聞報道によれば、録音して、それを自動で何かやっていく機械があるらしいんですけれども、それも、誤訳というんじゃないですけれども、まだ完全なものではない、なかなか...全文を見る
○高山委員 まず前段の答弁がちょっとよくわからなかったんですけれども、具体的に、今怪しいと言われているこの緑資源機構のこの理事の通帳がなくなったんですかとか、そんなことは聞いていないんですよ。強制捜査で集めた資料なのか、任意で領置したのか、どっちですか。
○高山委員 済みません、それはどういうふうに捜査に影響してくるんですか。強制で集めたのか任意提出かというのが、どういうふうに捜査に影響するのか、ちょっと説明してください。
○高山委員 これは令状主義の潜脱になりますよ。強制捜査をするときは、何々何々のその他一切とかいって一応明示しているわけですよね、強制捜査するものを。任意の場合には、これを出していただけますか、それともどうですかと任意で出してもらうわけですよね。全然、それは捜査手法と関係ないじゃな...全文を見る
○高山委員 大臣に聞きます。  法務省というか検察では、証拠品の取り扱いはどのようになっていますか。つまり、強制で集めてきたものと任意で集めてきたものをどういうふうに分けて管理されていますか。私、これを前回聞いていますので。
○高山委員 ちょっと済みません、今、細かい話なので局長がということで出てきましたけれども、そんな、ただ両方とも領置になりますから、そういう意味で区別はありません、それを聞いているんじゃないんですよ。強制でやってきたものはこっちの部屋、任意なのは例えばこういうふうに管理しております...全文を見る
○高山委員 公取では一応分別してちゃんと管理されているということでしたけれども、検察の方では一緒にごちゃっと置いてある。だからじゃないんですか、こういう紛失とかが起きるのは。何かもう少し工夫されたらいいんじゃないんですか、捜査資料の扱いを。東京地検だということで、わあっと持ってい...全文を見る
○高山委員 不十分だと思いますよ、大臣、申しわけないけれども。  やはり軽く考えているんじゃないですか、捜査資料を。わあっといっぱいあって、何か物すごい量の段ボールがあるから、管理もわからないから同じ倉庫に入れておいて、昔のものはなくなっちゃったかもしれないとか、ちょっと軽く考...全文を見る
○高山委員 ちょっと刑事局長の答弁も不誠実な感じもしますので、これはもう終わった事件ですので、こういう供述があったのかなかったのか、当委員会に提出していただきたいと思います。  委員長、お取り計らいをお願いします。
○高山委員 終わります。
○高山委員 民主党、高山智司です。  ただいま議題となりました附帯決議案について、提出者を代表いたしまして、案文を朗読し、趣旨の説明といたします。     裁判員の参加する刑事裁判に関する法律等の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   政府及び最高裁判所は、本法の施...全文を見る
05月23日第166回国会 衆議院 予算委員会 第19号
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○高山委員 民主党の高山智司でございます。  本日は、予算委員会の政治と金、集中ということで、ずっと我々野党が与党側に求めてきたことがついに実現をいたしまして、国民の皆さんが、相次ぐ政治資金の問題、また談合の問題、一番聞いてみたいと思うところを正面から伺っていきたいと思いますの...全文を見る
○高山委員 今、総務大臣から御答弁いただきましたように、今問題となっているこの談合企業から松岡大臣以外には献金は行っていないんだということで、私は、松岡大臣は、単なる林野庁のOB以上の、もし働きかけや何かがあったらもちろん問題だし、ないのであっても、どうしてこれはまた林野庁一家と...全文を見る
○高山委員 今のように松岡大臣から説明されると、問題が解決したかのようにこれは皆さん誤解されると思うんですけれども、よく聞いてみると、天下りも自粛するだけで、我々民主党は、天下りはもう全面禁止なんだという法案を既に出しております。自粛なんかしても、必ず、またうやむやになって同じよ...全文を見る
○高山委員 長勢大臣に伺います。  この大堀幸男という方はどういう方ですか。
○高山委員 ただいまお配りいたしました私の資料が長勢大臣関係のものは二枚ありますけれども、これに関して総務大臣に伺います。  まず、きょう問題を明らかにしたいのは、二〇〇三年ですか、精神障害者の方の関連の法案改正の際に、その法案が成立した前後に、長勢大臣には五百八十万、当時の法...全文を見る
○高山委員 長勢大臣に伺います。  まず、これは平成十五年ですか、日精協さんに五百万円返金しておりますけれども、どうしてこれは五百万円返金されたんですか。
○高山委員 それでは、その次の年とまたその翌年に、ほぼ同額、二百万円、三百万円とまた献金を受けているのはなぜですか。
○高山委員 総理、これは物すごく不自然だと思います。不適切なことを指摘されて一回返した、だけれども、その次の年にまた二百万、三百万ともらったら、これは見せかけだけの返還じゃないですか。  しかも、私、今大臣の答弁を聞いていてもっと不思議だなと思ったことがあります。この新時代政策...全文を見る
○高山委員 安倍総理に伺います。  資金管理団体を政治家が指定して、そこの団体がどういうお金の出入りがあるかチェックしていく、それを国民に明らかにしていくんだということだったと思いますけれども、今のように、みずからの、大臣秘書官もやられているような方ですね、まさに腹心とも言える...全文を見る
○高山委員 安倍総理、私たちは警察でも検察でもありません。法律にのっとっているからそれでいいんだということではなくて、このように政治家が二つポケットを持って、お財布を持って、裏帳簿団体とも言えるような、こういう団体を自由に操っていく、こういうようなことが適切ですかというふうに私は...全文を見る
○高山委員 今、いみじくも総理が御答弁されたように、裏帳簿団体ではない、それはちゃんと届け出をしているからだ。けれども、現行の政治資金規正法、非常にわかりにくく、かつ抜け穴がいっぱいあるじゃないか。だから、今の政治資金規正法上きっちりやっているからそれでいいんだということではなく...全文を見る
○高山委員 残念ですね。総理も、この政治資金の問題、もう少し意気込みを持ってやっていただきたいなというふうに思います。  こういう政治と金の問題、やはり、まずこれの一番発端となった、いわゆる事務所費問題に関しては、この場でももう一回明らかにしなければいけないと私は思うんです。 ...全文を見る
○高山委員 それでは、農水大臣にさらに伺います。  各党会派で議論が固まってくればそれに従ってということでございますけれども、通常、法律は遡及効がありません。大臣は、今後、もし政治資金規正法が改正されて基準が定まったら、その後、それに従って公表されるという意味ですか。それとも、...全文を見る
○高山委員 今の説明では国民は納得できないと思います。  大臣、もう一度御答弁願います。新しく基準ができたときに、それに従って、今疑惑を持たれている資金関係も大臣は明らかにするのですか。それとも、その基準ができた後だけを明らかにして、今疑惑を持たれている部分は全く説明しないとい...全文を見る
○高山委員 総理に伺いますけれども、ここは別に法廷でもありませんし、私たちは検察官や警察官でもありません。政治家として、国民から政治資金に関して疑惑を持たれた、いや、こういうふうな政治活動に使っているんですということをきちんと国民に対して説明責任を果たすというのが、まさに政治家の...全文を見る
○高山委員 総理、今問題となっているのは、今十九年度がと言いましたけれども、十九年度というのはもうこの問題が明らかになってからですよ。それからであれば、これは幾らでも取り繕うことができるじゃないですか。今まさに問題となっているのは、〇五年や〇四年、収支報告が公開されて国民の皆さん...全文を見る
○高山委員 総理、いいですか、これだけ疑惑を持たれていて、何とか還元水だとか事務所費が、ただのところに入っているのにこれだけ巨額だ、いろいろ問題が起きていて、それでことしからしか対象にならないのであれば、今回の政治資金規正法の改正というのは見せかけだけじゃないですか。無意味な改正...全文を見る
○高山委員 今いみじくも総理がおっしゃったように、やはり政治家みずから襟を正すという点でいえば、先ほど私が冒頭に御紹介しましたこの緑資源機構の天下り、官製談合問題も、トップの農水大臣がみずからの政治資金の疑惑を持たれていること、不自然だなと国民の皆さんが思うことを明らかにしない。...全文を見る
05月25日第166回国会 衆議院 法務委員会 第20号
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○高山委員 民主党の高山智司でございます。  犯罪被害者の権利保護を図るために訴訟参加ができるという法案の審議、我々民主党もきょうから始めるわけなんですけれども、そもそも犯罪被害者に対する政府の配慮、対策というよりは、自分が何の過失もないのに犯罪被害に遭ってしまった人たちにどう...全文を見る
○高山委員 ちょっと細かいことなんですけれども、議論の前提となりますので、これは政府参考人の方で結構ですけれども、まず、今、銃を使った犯罪というのが実際ふえてきているのか、どのぐらいの件数があるのかということと、もう一つは、日本の国内で、犯罪に使われている銃というのはほとんど密輸...全文を見る
○高山委員 思ったより多い数の合法銃というのがあるんだなというふうに今私は思ったんですけれども、これは許可する基準といいますか、どういうような手続で申請があって、例えば私なんかがそういうものを手にすることができるのか、どういう手続で、一体どういうところで買えばいいのか、これをちょ...全文を見る
○高山委員 今の御答弁によりますとかなり厳格な手続で、銃を入手するまでにかかるなという印象を持つんですけれども、これは警察の方に伺いたいんです。  警察は、これは何か実質的審査権があるんですか、それとも形式的な、その欠格事由に当たっているかどうかという形式的審査権だけなんでしょ...全文を見る
○高山委員 そうしますと、今の御答弁ですと、実質的な審査権もあるのかなという今印象を受けたんですけれども。  これはきのうの新聞でございますけれども、今皆さんにお配りしております。宇都宮で二人の方の殺傷事件がありました。「猟銃許可 警察に過失」というふうに出ているんです。これは...全文を見る
○高山委員 副大臣、これは報道というよりは地裁判決なんですよね。もうこれは判決が出ている話でございます。今、いみじくも平沢副大臣の方から銃器の責任者もやられたことがあるということでしたけれども、ひょっとすると、この許可を出すやり方が形骸化しているんじゃないでしょうか。  報告書...全文を見る
○高山委員 どうでしょうか。あっさり、トラブルがある中でというように今言いましたけれども、判決によると、この被害に遭われた方は、事件の数年前からこの隣人の男から執拗な嫌がらせを受けていて、この犯人の男から車ではねられそうになったことがあるなど、二十回以上警察署に相談に行っているん...全文を見る
○高山委員 今、いみじくも副大臣の御答弁の中に、本署の許可を出す方というのは、申請に比してすごく人数が少ないんだというお話がありました。だから、実際に自分たちの目で見るのではなくて、地域に密着した警察官からいろいろ情報を仕入れてということでしたけれども、書類審査といいますか、本当...全文を見る
○高山委員 これは、まず銃器対策本部の平沢副大臣に、これは銃器ではないわけですけれども、こういうものをどういう扱いにしたらいいかということも伺った上で、後で長勢大臣にも伺います。  まず、平沢副大臣に伺いたいんです。  このスタンガンというのは銃ではないわけですけれども、これ...全文を見る
○高山委員 長勢大臣にもこれは伺いたいんですけれども、有用な側面もあるけれども犯罪に使われるかもしれないというような話でございました。  それで、つい先週、我々は刑法改正で自動車の飲酒運転の話を随分したと思うんですけれども、その際にも、お酒を飲む行為そのものが何か悪い行為だとか...全文を見る
○高山委員 大臣からも、やはりこういうのは厳しくというような御答弁もいただきました。  きょうは、本当にこれから議論しなきゃいけないこの犯罪被害者の訴訟参加でございますけれども、確かにそれは犯人が一番悪いですよ。けれども、こういう銃器であるとか、あるいは銃器に準ずるような危険な...全文を見る
○高山委員 今大臣が御答弁された被告人の権利というものは、大人一般といいますか、刑事訴訟法上の当然の権利だと思うんですけれども、私が伺いたいのは、やはり少年ということであれば、精神的にもいろいろ未熟な面もありましょうし、本当に裁判の場で、特に被害者の人からわあっと言われることがど...全文を見る
○高山委員 また、もう一つ伺います。これは、少年とは関係ないところなんですけれども。  今裁判員制度ということが同時に進められているわけですけれども、今まで司法の世界というのは、余り世論の影響を強く受けたりだとか、感情に流されないように、法律の専門家で冷静に判断をして裁いていこ...全文を見る
○高山委員 大臣、今、この裁判員制度と被害者の訴訟なんかは別の制度できたというお話もありましたけれども、実際に裁判の場になったときに、裁判員制度であり、かつ、被害者も訴訟参加している。裁判が劇場型にもしなってきたときに、本当にどういう形で正義が貫徹されていくのか。これはシミュレー...全文を見る
○高山委員 きょうは、委員長からも理事会で御指摘いただきましたように、時間も守らなければいけないということもありますし、定足数もきちんとそろえていただきたいと委員長から御指摘もあったところではございますけれども、どうも与党の方々が、被害者の訴訟参加、熱心なのか熱心じゃないのか私も...全文を見る
05月30日第166回国会 衆議院 法務委員会 第22号
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○高山委員 民主党の高山智司でございます。  きょうは、大事な犯罪被害者の方のお気持ちを考えて慎重に審議をしなきゃいけないし、前回、きのうですか、参考人質疑をさせていただきまして、本当に気持ちの入ったというだけでなくて、我々が机上の空論で話していることが、実際にはこういうお気持...全文を見る
○高山委員 今最高裁の方で、約一時間というようなお話でしたけれども、もともとこれは理事会で九十分ぐらいということで視察の日程を組んでいたと思うんですけれども、なぜそんなに短くなったんですか。
○高山委員 これはあえて今言いませんけれども、やはりばたばたした状態で行くとなかなか委員会日程もこなせないと思いますので、きょう我々の方でもう一度視察に行きますので、もし参加されたい先生方がいれば、きちんと手配をしてありますので、ぜひ一緒に行っていただきたいし、また、視察にきちん...全文を見る
○高山委員 では、副大臣に伺います。  裁判員制度の模擬裁判というもの、これは今司法関係の中で一番のテーマだと思うんですけれども、こういったものに参加されたことはありますか。
○高山委員 水野副大臣、御熱心に傍聴もしていただいて非常にいいと思うんですけれども、きょう我々視察に行くのが、被害者の待合室ですとかビデオリンクの常設法廷とか、そういうところを見に行こうかなと思っているんですね。これはすごく大事なことだと思うんですよ。被害者の訴訟参加だ、これは犯...全文を見る
○高山委員 我々、きょう十六時からですけれども、見学に行きますので、本当に、よろしければ大臣にも見ていただきたいなというふうには思います。  副大臣に同じ質問を伺いますけれども、副大臣は、この被害者の控室等は見学に行ったことはありますか。
○高山委員 これは被害者の訴訟参加ということで法案審議をしているわけでして、本当に、今の被害者がどういう状態なのか、そして、不備があるから、ではこういうふうに変えていくんだということで、ぜひ現場の見学に行っていただきたいなとは思います。  また、ビデオリンクというのはどういうも...全文を見る
○高山委員 今大臣、ビデオリンクというのも見たことはない、理解は何となくはしているというような多分御答弁だったと思います。  副大臣に伺います。ビデオリンクというのがどういうものだという御理解で、また、これを実際に体験なり、見たことがあるかどうか。
○高山委員 私、やはり視察はすごく重要だと思うんですよ。というのは、今大臣、副大臣の御答弁にもありましたように、やはり見たことがないわけですよね。  それで、今、ではこの犯罪被害者の問題というのはどうだったんだろうということを考えてみますと、幸いといいますか、我々国会議員や先生...全文を見る
○高山委員 私が聞いておりますのでは、この最後、本会議が迫っているので質疑応答しないで帰ってきたということですけれども、本当に犯罪被害者の気持ちを理解しよう、あるいは犯罪被害者の立場に立って考えようというのであれば、もう少しきちんと時間をとってやられたらいかがだったのかなと思って...全文を見る
○高山委員 大変大事な会議で、副大臣も御活躍だと思うんですけれども、来年の洞爺湖のサミットは環境がテーマだということですけれども、関係閣僚会議の法務といいますか司法関係、これは何がテーマになるんですか。
○高山委員 来年は日本が議長国といいますか、リーダーシップをとってやられると思うんですけれども、ちょっと今のは余りにも漠然としているんですけれども、副大臣として、どういったことに取り組んでまいりたいということを考えているのか、議長国として、リーダーシップをどうとっていくのか、ちょ...全文を見る
○高山委員 水野副大臣の方も、来年までその職にというのは、これはやはり七月の選挙前に内閣改造という情報が副大臣のところにも届いているのかもしれませんけれども、それはわかりません、私には。  それで、副大臣に伺いたいんですけれども、これは関係閣僚会議ということで行かれて、次は東京...全文を見る
○高山委員 いろいろ意見交換を熱心にされたということですけれども、犯罪被害者に対する思いやりというか、配慮というんでしょうか、日本人の気遣いというか、そういうのは、世界に比べても随分リードしている部分というのがあると私は思うんですよね。そういった意味で副大臣は何か発言されましたか...全文を見る
○高山委員 今、犯罪被害者に対する配慮の中で訴訟参加ということが法案として審議されていて、実現しそうな運びでございますけれども、これは、政務官にせっかくお座りいただいたので伺いますけれども、これで十分ですか。犯罪被害者の訴訟参加ということだけで犯罪被害者の方に対する配慮としては十...全文を見る
○高山委員 我々民主党も、今回の被害者の訴訟参加ということで、大きな一歩ではありますけれども、まだまだ足らざる点あるいは問題点が委員会の質疑によって明らかになってまいりましたので、本日、修正案を出させていただきたいと思っております。  また、きょう視察に行って、きちんと現場を踏...全文を見る
06月01日第166回国会 衆議院 法務委員会 第23号
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○高山委員 民主党の高山智司でございます。  犯罪被害者の方々の訴訟参加というんでしょうか、今まで犯罪被害者の方、あらゆる刑事手続の中で、やはり疎外感を味わってきて、本当に自分たちの気持ちが理解されないという中で、徐々にそういう声を上げていくことで世間の注目を集め、また、マスコ...全文を見る
○高山委員 今の民主党の提出者の方の答弁の中にもありましたように、単なる応報感情を満足させる場になりはしないかですとか、かえって被害者が傷つくだけというような意見も、確かにこれはあるんですね。それは本当に、与野党協議をしている中でも、与党の実務者の方も、確かにそういう面もあるなと...全文を見る
○高山委員 ありがとうございます。  これは、与野党協議をしている中でも、また被害者の方の話を聞いていても、本当に皆さん悩みがあることなんですね。全く自分に落ち度がなくて犯罪の被害者になってしまった、それが、裁判で直接参加してやり合うことが本当にいいことなのかどうなのか、これは...全文を見る
○高山委員 今、与党の提出者の方からもお話がありましたけれども、基本計画に照らしてとかなんとかそういうことではなくて、やはり現実に被害者の方のお話を聞くと、これはやらなきゃいけないのかなと思うときもありますし、また、実際の今の刑事手続を根本的に変えてしまうことになるわけですから、...全文を見る
○高山委員 ありがとうございます。  今の、訴因であったり罪名ということ、こういうことまではまだわかりやすい部分もあるかもしれないんですけれども、どうも被害者の訴訟参加といいますと、バーの中に入る、入らないというような、何か一見わかりやすい言葉で説明されるんですけれども、それは...全文を見る
○高山委員 なかなか、法律上は素人でありますけれども、本当の事件の当事者である被害者の方々が、法律のプロである検察官や弁護士さん、特にこの場合一番かかわるのは検察官ですよね、その判断が本当にいいのかということで、不信感を持たれている方も今まで多かったというふうに聞いております。 ...全文を見る
○高山委員 ありがとうございます。  法曹三者というんですか、裁判官、検察官、弁護士だけで何か事が進められていってしまう。特に、被害者の方は、実は今の現行法の制度でも、警察段階でも、また検察段階でも、随分配慮が近年進んできたわけですよね、それでもまだ自分が本当に参加したいんだと...全文を見る
○高山委員 ありがとうございます。  本当に、今の現行の当事者制度とのかかわりの中で、非常に苦労しながらいい案を考えていただいたなとは思うんですけれども、今度は余りプロフェッショナルな話だけではなくて、今回、被害者の方の参加ということですけれども、やはり法律のプロでない方が大半...全文を見る
○高山委員 さらに加えて言えば、そういう弁護士をつけることに対する配慮というのは当然必要なんですけれども、さらに、資力のない被害者に対して、日本司法支援センターによる弁護士費用の立てかえ払い制度を設けたらどうかというようなことも民主党案では提案されていますし、被害者等の経済的負担...全文を見る
○高山委員 また、被害者に対する経済的支援ということでは、政府案ではいわゆる附帯私訴の制度というのが導入されて、これは被害者を助けることになるとは思うんですけれども、実際、加害者は、犯罪を犯すようなことで無資力の場合がやはり多いわけですよね。そうすると、附帯私訴の制度はつくりまし...全文を見る
○高山委員 この点は、与党との修正協議の中でも随分我々としても頑張って主張させていただいたんですけれども、なかなか現実的には取り入れていただけなくて、非常に残念だなとは思いました。本当に、被害者の方が事件が起きてしまってその後報われるのは、せめてこういうことしかないんじゃないのか...全文を見る
○高山委員 ありがとうございます。  それで今回、先ほどの被害者に対する経済的配慮の点も随分与党側と協議をさせていただいて、与党提出案の中にも、資力の乏しい被害者参加人のために必要な施策を講ずるというようなことで、我々の主張も随分取り入れていただいて、いいものをつくっていただい...全文を見る
○高山委員 大臣、ちゃんと入れて、またサミットの話題にもしてくださいね。  終わります。
06月06日第166回国会 衆議院 農林水産委員会 第19号
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○高山委員 民主党の高山智司でございます。  きょうは赤城新大臣に質問ということで、若い新大臣ということで、私もエールを送ろうという気持ちは今でもありますけれども、ちょっと大臣の今の答弁は余りにも不誠実だな、国民に対してまた説明責任を果たしていないじゃないかというふうに言わざる...全文を見る
○高山委員 そうしましたら、これは総務省に伺いたいんですけれども、赤城大臣の資金管理団体、徳友会、これは代表者はだれですか。
○高山委員 大臣、これは自分が代表を務めている資金管理団体ですよ。それを、自分は政治活動に専念したいから後は知りません。これは本当に古い自民党そのものですね、今の大臣の御答弁は。本当にがっかりしました。  ちょっと横道にそれますけれども、では、秘書が秘書がということですけれども...全文を見る
○高山委員 これは後刻、では委員長の方に、理事会の方に出させていただきますけれども、本当に過去三年ぐらい空欄なんですね。ただ、秘書の問題というのはいろいろありますから、別にここでさらに深く今聞く気はありませんけれども、どうも赤城大臣が、これは過去三年分ぐらい公設秘書がずっと空欄な...全文を見る
○高山委員 総務省に伺います。  では、受け取っている方の徳友会は、その平成十五年から十七年、この林土連懇話会から幾ら寄附を受けている、こういう記載になっていますか。
○高山委員 赤城大臣、林土連懇話会さんの方は大臣の方に二十万円、二十万円という額で寄附をしている、大臣の資金管理団体には記載がないということですけれども、虚偽記載ですか。
○高山委員 総務省に再び確認します。  二十万円という額ですけれども、二十万円の寄附を受けた場合、これは記載しなくてもいいんですか。現行法上の法の運用を教えてください。
○高山委員 赤城大臣、大臣がわからないようでしたら秘書の方に確認して、今答弁してください。
○高山委員 総務省選挙部長に伺います。  林土連からのその二十万円、二十万円といった寄附は、これは報告すべきものですか。それとも、報告する必要のない寄附なのでしょうか。答弁ください。
○高山委員 大臣、この林土連さんの方はもう二十万円自分の方は出していますよということで報告しているわけですから、普通は、これは二十万円の献金があったんじゃないのかなというふうに多くの方は思われると思うんですよね。大臣自身もそうだなと思われると思うんですね。それとも、林土連の方がう...全文を見る
○高山委員 では、再び大臣に伺います。  五万円以上の寄附に関しては収支報告書に記載をしなければいけない。しかし、赤城大臣は、二十万円の寄附を受けていながら収支報告書には記載していない。これがどうして適切なのか、説明してください。
○高山委員 全然適切になっていないじゃないですか。だって、五万円と二十万円の差を説明してくださいよ、ちゃんと。  総務省の答弁に基づいて私は質問しているわけですから、大臣もごまかさずに答弁していただきたいんですけれども、二十万円の支出があって、これは記載漏れなのか、それとも何か...全文を見る
○高山委員 今私が大臣に聞いているのは、幾ら以上だから報告してくださいとかそういうことを聞いているのではなくて、今談合で強制捜査を受けている団体、また、それから受注している企業が入っている政治連盟から大臣が献金を受けていた。これはまさに天下り、官製談合、そして、資金がまた大臣に還...全文を見る
○高山委員 それでは、大臣に伺いますけれども、大臣、これは就任の日に、緑資源機構関連の団体から二十六万円、パーティー券というような報道がなされたわけですけれども、この点で秘書の方に、これは本当なのかと確認しましたか。
○高山委員 大臣、私はこの二十六万円の、緑資源機構からパーティー券を買ってもらったというのが違法だと言っているんじゃないんですよ。これは別に合法だと思いますよ。合法だけれども不適切なんじゃないかな、談合している企業からもらっているんじゃ不適切じゃないか、今こういう話を私はしている...全文を見る
○高山委員 いや、これは国政に専念するとかという問題ではなくて、大臣御自身が、緑資源機構は問題がある、解体しなければいけないとまで言われているところから献金を受けていたのでは、ああ、新大臣もまた献金を受けているじゃないかと国民の皆さんはみんな思ったわけですよね。  ですから、ま...全文を見る
○高山委員 では、大臣、伺いますけれども、今のパーティー券、緑資源機構談合企業からのパーティー券の問題と、先ほどの林土連懇話会から二十万円、二十万円と受け取っているけれども記載がなかった問題、この件に関しては、秘書に確認して、この委員会で報告していただけますか。
○高山委員 大臣、秘書に確認して報告してくださいという私の方からのお願いには、何か長い答弁で今ごまかされましたけれども、あと、この林土連懇話会の方からの二十万円の問題は、これは五万円以上は記載しなきゃいけないわけですから、違法かどうかという話じゃなくて、本当に記載しなかったら違法...全文を見る
○高山委員 今の答弁でこの委員会は乗り切ったと思うかもしれませんけれども、これは国民の皆さんに対して失礼な話だと思いますよ。今、これだけずっと政治と金の問題が話題になってきている中で、本当に不誠実な答弁だなと私は思いました。けれども、大臣が全く国民に対してそうやって説明責任を果た...全文を見る
○高山委員 大臣、新聞を見てというのじゃなくて、どういう報告を受けているかを今聞いているので、どういう報告を受けたか教えてください。報告を受けていないということはあり得ないですから。
○高山委員 大臣、緑資源機構は解体だというような意気込み、これは見せかけですか。この事件の全容を解明して、二度とこういう官製談合が起きないようにする、そういうつもりが大臣は本当にあるんでしょうかね。私は、ちょっと今の答弁、ずっときょう一日聞いていて、何か組織を守ろう守ろうとする、...全文を見る
○高山委員 今、大臣からも御答弁ありましたように、外部委員会ということでこれは評価していますし、外部有識者を入れての同じような委員会なんですけれども、緑資源機構の運営が三年間Aですよ、これだけずっと談合をやっていた団体が。それでまた今度農水省の中でこの緑資源機構の問題、何か第三者...全文を見る
06月08日第166回国会 衆議院 政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会 第7号
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○高山委員 民主党の高山智司でございます。  今回、政治資金規正法の改正という運びになったわけですけれども、これは今まで何度も答弁者の方からも御議論いただいております。一つは我が方の小沢代表の不動産の問題、また、昨年末から始まりました安倍内閣の閣僚の事務所費問題というのがきっか...全文を見る
○高山委員 自民党の方は、平成七年に十五億円ということで党本部を購入されているということですけれども、これはだれから買ったんですか、総務大臣。
○高山委員 これは、当然、民主党の提出者の方も、今回修正案に不動産の取得を禁じることも加える上でいろいろ検討もされたと思うんですけれども。私もいろいろ議事録を見ておりましたら、財務金融委員会でも、自民党に対して銀行団から百億円近い融資がなされた、それで八十億円まだ残高があるという...全文を見る
○高山委員 ありがとうございます。  修正案で我々も土地の問題についてはほとんど解決がしたと思っておりますので、改めて本来の事務所費の問題について伺っていきたいと思うんです。  これはそもそも、年末に佐田玄一郎元行革担当大臣が不適切な会計処理があったということをみずから認めら...全文を見る
○高山委員 また、その後、伊吹文部大臣も、事務所費といいますか、家賃がただの議員会館に事務所を置いているにもかかわらず、事務所費が通年で四千万近く計上されていたということで、問題となった構造改革研究会というのがありますけれども、これは伊吹大臣の資金管理団体ですか。
○高山委員 私は与党の提出者の方に、これは後で伺いますけれども、ほとんど問題となっているのは資金管理団体じゃなくてむしろ政治団体ですよね。こちらが問題となって、今、事務所費問題、政治と金の問題が国民の間でふつふつとどうにかしなければいけないとなってきて、資金管理団体しか規制を強く...全文を見る
○高山委員 十七閣僚でも八団体もある。しかも、そもそも閣僚の事務所費問題が問題となったのは、ほとんどその他の政治団体の方ですよね。だから、ここをまずやらなければこれは全くざる法になってしまうなという印象を私は持ちますけれども。  先ほど提出者の方に同僚の細川委員が伺いましたとこ...全文を見る
○高山委員 先ほど与党側だけ聞いてみたいな話があったので、念のために今伺ったんです。  そうすると、まず端っこから聞いていきますけれども、公明党ですと、大口先生はほかに政治団体を持たれているということですけれども、政治団体の経常経費に領収書をつけるということになると物すごく不都...全文を見る
○高山委員 何か今のはちょっと答弁としては不十分だなという印象を国民の皆さんは持たれたと思います。  では、自民党の先生、今ちょうど目が合ったので西村先生に、政治団体もお持ちだということですけれども、その政治団体の経常経費に領収書を添付するとどういう不都合があるんですか。
○高山委員 制度ということですけれども、制度を変えるには立法事実が必要だと思うので、実際、資金管理団体と政治団体の方では会計の方法が恐らく違ったりするんでしょうね。  ちょっと、もう一回、与党の、今聞いていない後藤先生に伺いますけれども、後藤先生は後援会を三つ持たれているという...全文を見る
○高山委員 それぞれの政治団体及び資金管理団体は今は同じなんですよ。今度、資金管理団体のところだけ領収書を添付する、それ以外の政治団体のところには領収書を添付しないということですけれども、どういう立法事実があるか、御自身の例で伺いたいので、先生の資金管理団体とほかの政治団体でどう...全文を見る
○高山委員 今の後藤先生の説明はそれぞれの政治団体の性格づけの違いであって、今私が問題にしているのは経常経費の話なんですよ。これは家賃だとか光熱水費、電気代とか水道代、そういうものですよね。これが先生の場合、後援会と資金管理団体とで大幅に異なるわけですか。だから領収書をつけるに当...全文を見る
○高山委員 今、経常経費という意味では特別に性格が違うというわけではありませんというような御答弁を提出者の方からいただきました。  それでは大口委員の方に伺いますけれども、とすれば、なぜ資金管理団体と政治団体で経常経費の扱いにおいて差をつけるんですか。
○高山委員 それでは、まず政治家との一体性ということですけれども、これは先般の予算委員会でも伺ったんですけれども、安倍内閣の閣僚の長勢甚遠法務大臣のことについて伺います。  総務大臣、これは前回も伺いましたけれども、長勢法務大臣の資金管理団体の所在地と名称、その代表者、またそれ...全文を見る
○高山委員 では、ちょっととめてください。
○高山委員 今、私、議事録を総務大臣にお渡ししたので総務大臣に御答弁願いたいんですけれども。  この点に関して、まず、長勢大臣がその大堀さんという方がどういう方だということをおっしゃっているかということと、また、これはどういう団体なんですかというような話を、私、ラインマーカーを...全文を見る
○高山委員 今やはり不都合なことを聞かれたなということでいろいろなやじが飛んできましたけれども。(発言する者あり)  まず、私が今指摘したいことを二点言わせていただきます。  これは政治家の方が代表者じゃなくて秘書さんが代表者を務めている政治団体というのもあるんですね。そうい...全文を見る
○高山委員 これは与党の方の話を聞いていますと、何か政治家との一体性が重要だということもおっしゃっていましたけれども、例えば先ほどの長勢大臣の例でいえば、これは表面上は政治家との一体性はわかりませんよ。同じマンションに入っている資金管理団体だということをだれかが気づかなければ、政...全文を見る
○高山委員 今一般の会社とは違うんだというようなお話もありましたけれども、国税庁の方に伺います。  最近、はなし家の方ですとか歌舞伎俳優の方ですとか、御祝儀を申告漏れだというような話があったんですけれども、きのういろいろ伺って資料もいただいておりますけれども、これは御祝儀という...全文を見る
○高山委員 先ほど提出者の方から、今問題となっているこの政治資金は税金じゃないんだ、もとは個人の献金だったりなのでちょっと色合いが違うというようなお話がありましたけれども、聞いていた献金してくれた人は、冗談じゃないと思った人は大勢いると思いますね。  これは国税の方に伺います。...全文を見る
○高山委員 今の国税の答弁を翻訳しますと、いただいた政治資金は政治活動の経費に使っていれば非課税なんだということですよ。ですから、政治活動費以外に使った場合どうなるのかということをまず伺います。  国税の方にもう一回伺いますけれども、そうしますと、政治献金としてもらっていて、自...全文を見る
○高山委員 私が言いたいのは、とにかく政治資金としていただいたお金は政治資金にきちんと使っていれば非課税でいいと思います。けれども、もしこれが何に使われたのかわからない架空計上があるとか、あるいは政治資金以外に流用があった場合には、これは脱税なんですよ。脱税というのは、まさにまじ...全文を見る
○高山委員 これは聞くまでもないことで、事前に国税の方から資料をもらっているのであれですけれども、要は、本当にきちんと支出があったかどうかということを一番決定づけるのはやはり領収書なんですよ。だから、領収書を一円から添付するのが本来当たり前ですよ、政治家とはいえ。特にこれは経常経...全文を見る
○高山委員 提出者の東先生も本当はわかっていらっしゃるのかわかりませんけれども、一般の企業とかいろいろな職種があるわけですね、デザイナーの人であればこういうのは経費として認められるであろうけれども、不動産の人はこういうのは経費として認められませんね、いろいろあると思いますよ。だけ...全文を見る
○高山委員 私は全く答える義務はありませんけれども、今、古い政治家の答弁だなと思いました。  まさに時代が今変わってきて、全部きちんとオープンにしましょう、政治活動で、そういうふうになってきたわけですよ。それなのに、例えば経常経費で領収書をつけるかつけないかということでどうして...全文を見る
○高山委員 今の東先生の説明だと、佐田玄一郎元行革担当大臣が不適切な経理処理があったということでやめられたことは、全然フォローできていないわけですね。  佐田議員の場合は、全く事務所の契約もしていない、そこに事務所がないところにずっと家賃を七千万円も計上していた。そこに事務所が...全文を見る
06月15日第166回国会 衆議院 財務金融委員会法務委員会連合審査会 第1号
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○高山委員 民主党の高山智司でございます。  きょうは、電子債権の取引の問題の前に、先ほど早川委員からも質問がありましたけれども、朝鮮総連本部の取引に関して、まず法務大臣に伺いたいんです。  これは、公安調査庁の元長官が監視の対象であったところのものを買っているということで、...全文を見る
○高山委員 これは本当に、何というんですか、捜査対象というか監視の対象ですか、ずっと見ていて、それでそこと逆に仲よくなってしまうということであると、我が国は本当に公安がきちんと機能しているのかという重大な問題だと思いますので、しっかり調査をしていただきたいし、また、緒方さんや土屋...全文を見る
○高山委員 捜査の進捗状況とかを教えてくださいということではなくて、何が問題で東京地検が入っているのかということをはっきり教えていただきたいんですけれども。
○高山委員 大臣、これはもう新聞報道もすごくされていますし、また、総理も随分これを問題にして、非常に不愉快だというようなことがあって検察も迅速に動かれたのかどうか、その辺はわかりませんけれども。  大臣にこれは伺いたいんですけれども、この件に関して官邸からどういう指示がありまし...全文を見る
○高山委員 これはどういう経緯で、物すごい速さで、問題が顕在化してからもうその次の日には捜査をしているということで、随分迅速な捜査だなと思うんです。  これは新聞報道によれば、朝鮮総連の本部が目黒区のとある会社に登記が移されていたということなんですけれども、これは後々金融担当大...全文を見る
○高山委員 ちょっと余りにも、これはほとんど与野党一致して問題を解明しなければいけないところを、どうして法務当局が答弁拒否されるのかわかりません。  では、二、三確認だけさせてください。  これは報道によれば、虚偽登記の疑いということで、電磁的記録公正証書原本不実記載の容疑で...全文を見る
○高山委員 これは余りにも、法務当局もきちんと答弁していただけませんし、また、ちょうどきょうは財務金融と法務の連合審査ということもありますし、この問題は、朝鮮総連本部をそういうふうに虚偽登記することでRCCからの債務を免脱しようという、どうもそういう動きも見られるということですの...全文を見る
○高山委員 この朝鮮総連の問題は、法務当局は余りにも、元公安調査庁長官と総連本部の不適切な関係について答弁していただけないので。  つり革広告で見たんですけれども、長勢法務大臣と何か不適切な関係があるというような記事がありましたので、その点に関しても少し質問させていただきたいと...全文を見る
○高山委員 大臣、これは今の東京地検なんかも登記の問題で随分捜査が入られているみたいなんですけれども、御自宅は今は不実の登記の状態になっているのか、それとも、これは適正な現況を反映したものになっているのか、ちょっと御説明願えますか。
○高山委員 大臣、余りに私もこういう細かい、重箱の隅をつつくような話もしたくないんですけれども、今回、この総連本部、これは国策捜査で一点突破でいく場合には、かなりこういう細かいところもついていくこともあるようですので。  大臣の御自宅の問題は、この朝鮮総連の本部と同じような不実...全文を見る
○高山委員 大臣、小さい問題だなというふうに御自身はお考えかもしれませんけれども、これは十二年も前から指摘されていることですので、この際にぜひ適正な状態に戻していただきたいというふうに思います。  それと、もう一つ不適切なものが週刊文春によれば出ているんですけれども、この中に、...全文を見る
○高山委員 この「悠遊興論」という機関紙のようなものを、私、今持っているんですけれども、大臣、これは、ふだん、どういう活動をされているNPO法人なのか、大臣からもう一度御説明願えますか。
○高山委員 この機関紙によれば、NPO法人悠遊興論塾入会、御支援のお願いというところがありまして、「「悠遊興論塾」は長勢甚遠氏を名誉塾頭とし、」というようなことが書いてあるので、てっきりこれは先生の団体なんだろうなというふうに私は思っていたんです。  この点に関してまず一つ伺い...全文を見る
○高山委員 これは会費を取ってどうも政治的な活動をしているようなんです。  もう一度はっきり伺いたいんですけれども、長勢事務所の方からも、内閣府に対して、このNPO法人設立に関して何らかの働きかけはなかったということですか。なかったらなかったで、断言していただけますか。
○高山委員 これはNPOなんですけれども、どうも、週刊誌報道によればですけれども、活動のほとんどが長勢先生の政治活動を支えるような形になっているんですね。そうすると、これは形を変えた事務所費問題だな。  要するに、政治家の資金管理団体はいろいろな経費について五万円以上の領収書を...全文を見る
○高山委員 今の内閣府の説明にあるように、NPOが余りそういう政治的な動きをするというのは、私は問題だなというふうに思っております。  ですから、これはどういう関係にあったのかということはなかなかまだわかりませんけれども、もうきょうは時間が参りましたので、これで質問は終わります...全文を見る
07月04日第166回国会 衆議院 法務委員会 第25号
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○高山委員 民主党の高山智司でございます。  今回はDV法の改正ですけれども、平成十六年の改正の際に、三年後を目途に見直すということで今回の改正になったんだと思うんですが、法案改正まではマスコミも注目するし、また国会の我々も非常に関心を持つんですけれども、のど元過ぎればというわ...全文を見る
○高山委員 この司法試験の問題もそうなんですけれども、やはり、法律の趣旨や理念はわかるんですけれども、現実にはそういうような採点をする先生方がなかなかいないものだから実際こういうふうになっているんですよとか、そういうことがちょっと多いんですよね。  だから、これはDV法も一緒だ...全文を見る
○高山委員 大臣、このDVDは回収していないようですけれども、回収していない理由は何ですか。
○高山委員 DV法の質問に入ります前に、大臣、前回も裁判員制度のDVDの件で、非常に不適切だというふうに御自身でも認めていらっしゃいますけれども、このDVDも、代替措置をとるようにとか、そういうなかなか実施しにくいような通達というか課長名の文書を出しておいて、事実上このビデオをど...全文を見る
○高山委員 大臣に伺います。  まず、自民党の富山県第一総支部ですか、これは、財団法人富山県自由民主会館というのが所有する建物に入っているということ。もう一つの、六個の政治団体は富山市太郎丸本町というところにあるわけですけれども、これで間違いないですか。それとも、事務所はほかに...全文を見る
○高山委員 それでは、総務省に伺います。  この富山第一総支部で、家賃は、政党交付金の使途報告書で幾らというふうに記載されていますか。
○高山委員 長勢大臣に伺います。  これは年間六百万であるとか、あるいは九百九十万、千五百万近く事務所費を支出しておりますけれども、家賃は十六万しかかかっていないじゃないですか。これは適切な記載なんでしょうか、それとも何かつけかえ等があるのでしょうか、御答弁ください。
○高山委員 大臣、こんな、経常経費で一千万以上とか事務所費がかかっていて、月々十六万しか家賃がかかっていないのに、これで本当につけかえがなかったり、あるいは虚偽記載、本当にないんですか。これは確認されたんですか。  そして、時間がないので、もう一つ伺います。  この富山市太郎...全文を見る
○高山委員 これは、今回DV法の質疑で、法律にここまで書いてあるから警察はここまでしかかかわれないんですよ、本当に被害を訴えている人がいても、いや、法律ではこうなっていますから、こういうような態度が私はひょっとしたら後であるんじゃないかと思って、非常に危惧しております。  今回...全文を見る
12月13日第168回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第3号
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○高山委員 民主党の高山智司でございます。  きょうは、後半からは額賀大臣にお越しいただけるということで、後半に額賀大臣に質問をさせていただきます。  まず、前半なんですけれども、前半は、原油と道路特定財源のことをちょっと質問させていただこうと思うんです。  今非常に原油価...全文を見る
○高山委員 今回のこれは緊急閣僚会議ということで、ことし限りのというか暫定的な措置なのか、あるいはまた、暫定という言葉で三十年とか続いている制度もたくさんありますので、これはいつまで続くものなのか。終わる時期、あるいは原油の価格が幾らになったらやめるんだとか、こういう指標を示して...全文を見る
○高山委員 そうしますと、今大臣から御説明ありました六つの項目の中で、少なくとも、これはこういう停止条件が来たら終わりますというものを教えてください。
○高山委員 しかし、財源もまだこれから検討する、しかも、これはいつまで続くかわからないということになりますと、これは選挙用のスローガンだから縮めて言ったみたいなことで、一般の人たちがこれを期待して、じゃ、今節約しないで今までどおりの生活をしようと思っていたら、実際には何も出なかっ...全文を見る
○高山委員 先ほどから、とにかくいつ終わるのかということに関してのお答えはないんですけれども。  ちょっと最近の政府・与党の動きを見ていますと、道路特定財源のことや高速道路料金のことで、せっかく与党内にもサンドバッグになっていろいろ道路公団民営化に努力された方もいらっしゃる中、...全文を見る
○高山委員 今、政府委員の人、大田大臣のというような言い方をされましたけれども、この緊急関係閣僚会議で配られた資料を読むと、ちょっと今時間がないので僕が読みますけれども、三ページのところに「道路特定財源を活用して高速道路料金を引下げ」、こう書いてあるんですけれども、これがどういう...全文を見る
○高山委員 何かよくわからないんですけれども、この関係閣僚会議の資料で書いてある「道路特定財源を活用し」というのは、別に道路特定財源は財源じゃないという、大田大臣、これはこういうことですか。これは使わないんですね。
○高山委員 これは、「原油高騰・下請中小企業に関する緊急対策関係閣僚会議 議事次第」と書いてあって、その配付資料の中に入っているものですね。これに入っているものですけれども。そちらからいただいたものにこう書いてあるので。
○高山委員 それでは伺いますけれども、仮にどこかの財源を使って高速道路料金を値下げするというお話になったときに、道路公団が民営化していて、民営化した会社に政府の側から料金をこうしろああしろということをまず指示できるのかというちょっと根本的な疑問があるので、これに関して、指示できる...全文を見る
○高山委員 高速道路料金を政府や与党が下げようと今しているわけですけれども、これは二つ問題があると思うんですね。  まず一つは、今政府委員が言いましたように、これは民営会社側からの発議によってそれを許可するという形ですね。そうすると、政府の側から幾ら安くしろだとかトラックだけは...全文を見る
○高山委員 いや、しかし、民営化したら高速道路の通行料だけで賄って運営してもらう、もう無駄な税金を投入しないんだと。別に無駄な道路と言っているわけじゃないんですよ、無駄な税金を投入するのが一番の争点だったわけですから。そこにまた高速道路料金を下げるんだということで税金を投入して、...全文を見る
○高山委員 原油のことで暫定的な措置でやるんだといって、高速道路料金を下げるというのももちろん入っているのでね。それで、またそれが、いつ原油が下がるかもわからない中でずっと続くかもしれない、しかもその原資が税金だということになれば、あの民営化の騒ぎは一体何だったんだろうなと思う国...全文を見る
○高山委員 まず、大田大臣、もう質問はありませんので、どうぞ離席していただいて結構です。  それで、今額賀大臣の方から、土日のことはわからなかったので的な発言もありましたけれども、大臣、結構、守屋事務次官またその御家族と親交があったと言う方もいるので、念のため確認ですけれども、...全文を見る
○高山委員 はい、わかりました。  質問をちょっとかえますけれども、日米文化振興会ですか、ちょっと今いろいろ防衛族の人がたくさん名を連ねているという団体に関しての質問をさせていただきます。  この団体、平成十七年に外務省から、要は、基金からお金も出ている関係があって、立入検査...全文を見る
○高山委員 私が聞きたかったのは、特にそこの最後の部分なんです。  やっていることを今聞くと、確かにそれは有益なことだなと思いますけれども、事務局体制や本当に事務所がどこにあるのかわからないような、これは私が指摘しているんじゃないですよ、外務省が指摘しているんですけれども、こう...全文を見る
○高山委員 はい。  それと、守屋次官のときの監督責任もそうですし、この協会に対する理事としての責任を聞いたときもそうなんですけれども、細部にわたってはよくわからなかったというようなことで、日曜のことはわからないというような発言が先ほどからもあるんですが、純粋に法律的に伺いたい...全文を見る
○高山委員 承知していないことはわかった上で私は聞いているんですけれども。  まず、日常の組織運営に関して社団法人の理事というのは対外的に責任を負わないんですかということと、あと、防衛省の方からもきのうちょっと聞きましたけれども、事務次官の懲戒権者あるいはその分限に関して大臣が...全文を見る
○高山委員 時間が参りましたのであれですけれども、ことしの漢字を選ぶもの、何か「偽」という字だそうですけれども、いろいろな食品偽装等が起きました。確かに、社長の指示があったものもあれば、社長は知らなかった、末端の本当に店長クラスがやってしまったということも、いろいろありましたけれ...全文を見る