滝沢幸助

たきざわこうすけ



当選回数回

滝沢幸助の1984年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月05日第101回国会 衆議院 予算委員会 第17号
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○滝沢委員 初めに、文部大臣にお伺いをいたしたいと思います。  今我が国が画面しております課題はたくさんありますが、中でも教育改革のことは他のすべてに優先してこれをしなければならぬ。なればこそ政府は、教育臨調ともいうべき新たな調査機関を設けてこれを立案しようとしていらっしゃるわ...全文を見る
○滝沢委員 大臣の答弁が抽象論でありますが、とにかく今申し上げたように、就学年齢の引き下げをも含めて幼保の一元化をこの際実現をちょうだいしたい、要望しておきます。  ところで、教科書につきましては、検定制度ないしはまた教科書無償の論というようなことでいろいろ議論されておるわけで...全文を見る
○滝沢委員 しかし、現実には、大臣、この義務教育の教科書の負担を幾倍もするほどの副読本、教材教具、こういうものを父兄は買わされておるわけです。これは業者と学校ないしは教師の間で協議ができれば、いや応なしに負担を強いられるわけであります。憲法には教科書無償とは書いてない。「義務教育...全文を見る
○滝沢委員 大臣、次は大学のことについて申し上げたいと思いますが、私立大学が今度一様に、その七割という大学が授業料等の値上げをいたしました。それはいろいろございますが、平均しまして授業料が四十四万九千九百七円、入学金が二十二万六千三百二十二円、そして施設設備費というものがございま...全文を見る
○滝沢委員 お答えをひとつ結論だけにしてちょうだいしたい、時間が……。  はしょってまいりますけれども、そこで今度、私学に対する助成を一二%削減されております。これはいわゆる臨調の精神だと思います背けれども、ところが、これは大蔵大臣、このように私立に子供を学ばせる父兄は大変な負...全文を見る
○滝沢委員 ぜひとも教育費減税が実現できますように、大臣どうぞひとつ今後とも御検討願いたい。  ところで、郵政大臣いらっしゃいますか。――ちょっとお伺いします。  第三種郵便物、これは郵便法二十三条によって、新聞、雑誌その他政治、経済、文化など公共的事項を報道、論評するものに...全文を見る
○滝沢委員 そこで、承れば、この第三種郵便物に多少の数的変動があっても、郵政省の屋台骨が動くということはない。  そこで申し上げますが、実は一昨々年ですかの会計検査院の指摘によることとは思いますが、あなたの方では実は第三種郵便物の取り扱いを極めて厳正になさるようになった。それは...全文を見る
○滝沢委員 委員長、解説や何か承ったんじゃ仕方がないのです。大臣の腹を聞いているわけでありますから、大臣から簡単に腹を。経過を聞いておるのじゃないのです。
○滝沢委員 農水大臣に一言。  食糧自給体制の確立ということでありますが、これは時間が詰まってまいりますから理屈を申しません。緒論を申し上げれば、米の生産調整、減反はまことに愚策であり、国を滅ぼす行為であったと私は信じて疑いません。いつやめますか、いつまで続けますか、はっきり。...全文を見る
○滝沢委員 その程度のことならだれだってわかる。どういう見通しを持っているかと申し上げているわけです。それはそれ。  そこで、あなたが所管しておられると思うのでありますが、日本の農政の過ちは米減らし政策が一つであり、一つは無反省な補助金、保護政策であると私は思います。そこで、蚕...全文を見る
○滝沢委員 数字の議論をする気はありませんが、とにかくその事業団は今十八万俵という在庫と一千八百億という金で苦労しておるわけです。これがどんどん利子がかさみ、保管料をいわば上積みしていくわけであります。そして、これば農林中金から借りているのでしょう。そしてこれはもはやパンク寸前で...全文を見る
○滝沢委員 はっきりしないような、一生懸命やっておるみたいな話ではあります。いろいろ意見はありますが、しかし私は、このようなことで赤字を出していって、結局は国民の血税で穴埋めをしなくてはならぬということになると思うのです。私自身も農家でございますから、農家の気持ちはよくわかってお...全文を見る
○滝沢委員 私は、研究会のことを聞いているのではないのです。いやしくも農林大臣として、これだけの赤字を抱えていくこのことについて、農政の立場からの一つの腹があってよかろう、こう言っているわけであります。農林大臣には後で時間がありましたらもう一つ承りたいことがございますから、このこ...全文を見る
○滝沢委員 大臣のおっしゃるのはちょっとごまかしでありまして、私はそのくらいのことはわかっておりますが、法律で面積のことをも何%割り当てるということができるかどうかと聞いているわけです。だけれども、時間がありませんから結構です。  農林大臣、最後に、国有林野法の一部を改正する法...全文を見る
○滝沢委員 この分収育林につきましては、私は今後とも発言の機会をとらえて勉強してまいりたいと思いますので、よろしくどうぞ大臣、勉強しておいてください。  ところが、大臣が必ずわかることを一つお伺いしたい。大臣は九段宿舎が宿舎でしょう。そこの電話番号は何番です。
○滝沢委員 ありがとうございました。  実は大臣、私がこの分収育林のことを質問しようとしましたら、私たちを支持している日林労という労働組合の幹部の方が見えられまして、どうぞひとつこの質問をやめてくださいと言うわけです。私は、これは筋が通らぬことでありますから、君たちの生活のこと...全文を見る
○滝沢委員 お答えは要りません。  奥さんがノイローゼになるのはこれは気の毒でありますが、しかし国民のために命を捨てようとして政治家になり、また大臣になったのでしょう。それなのに、国民からの声が届かないような状態に置かなければ務まらぬのであったならばおやめになったらいかがですか...全文を見る
○滝沢委員 それはそうだ。よその大臣にもあるでしょう。
03月10日第101回国会 衆議院 予算委員会第五分科会 第1号
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○滝沢分科員 やや順序が秩序立っていないことになるかもしれませんので恐縮ですが、時間も短うございますから簡明にお答えを願いたいと思います。  今ほどの質問、答弁を承っておりましてある程度理解した面もございますから、その点ははしょりながら、確認になりましょうけれども、今、第三次の...全文を見る
○滝沢分科員 ということで整備をしていくのだけれども、話はやや古きになりまして私も記憶が定かでございませんが、池田総理大臣が、農家を十分の一にするとか三分の一にするとかいうようなことをおっしゃって世の中を騒がしたことがありました。背の話になりました。ところが今、国の現実は、兼業農...全文を見る
○滝沢分科員 そういけば少しはよくなるかもしれませんけれども、大臣、私はここで一つの提案があるのです。  それは、何といっても独立国家であるならば食糧の自給率、これは政府のおっしゃる数字と私たちが申し上げている数字とは多少ずれがありますけれども、しかし、仮に穀類で言うと三〇%台...全文を見る
○滝沢分科員 そこで米のことでありますが、せんだって一般質問で申し上げたとき大臣からもお答えいただきましたが、食糧の制限、言うならば減反政策は愚策である、これをやめるべきである。「豊葦原の瑞穂の国に生まれきて米が食えぬとはうそのような話」というのは戦後の歌人の歌ですが、今だったな...全文を見る
○滝沢分科員 話は変わりますけれども、今のお話の中で、これは答弁がないのですけれども、倉庫を農家に持たせるべきです。そして、それに対して建築基準法上の特例とかあるいは税制の面の特例とか貸付制度とかひとつ検討して、農家がそれぞれ自分でつくった農作物を保存できるような力をもっとつけさ...全文を見る
○滝沢分科員 一つには農家の立場を考えてくださるのと、日米両国の関係というものを重視した立場で当たってちょうだいしたいのであります。これはわんわんといろいろの大会をやっておりますし、毎日お手紙、ましてや大臣のところへは来るでしょう。だけど見てごらんなさい、全部裏表印刷です。そして...全文を見る
○滝沢分科員 大臣、その外人がおっしゃることには、これはさっき申し上げたとおり、官職、氏名を言わぬのは責任を問わない意味からでありますが、そのかわりミカンをアメリカに売ったらどうなのか、こう言うわけですよ。私は、いや、あなたの方はミカンは要らないと言っているでしょうと言ったら、そ...全文を見る
○滝沢分科員 それで伸びるミカンの輸出は少なくとも、実際、農家に対してどの程度の経済面の助けになるならぬは別として、日本の農家に対して日本政府の姿勢を示す意味においては一つの希望になるかなと存じますので、どうかひとつミカンの輸出の方を州ごとの折衝を通じてちょっとふやしてちょうだい...全文を見る
○滝沢分科員 ありがとうございました。
03月10日第101回国会 衆議院 予算委員会第八分科会 第1号
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○滝沢分科員 どうも御苦労さまです。国土庁に一連のお伺いをしたいと思うのでありますが、時間が極めて短いことでありますから、ひとつ結論だけを要領よくお答えちょうだいしたいと思います。  水資源開発事業というのが進められておりまして、水資源開発公団はまことに結構でありますが、私はこ...全文を見る
○滝沢分科員 わかりました。  先に進みますけれども、今おっしゃったいわば四全総というような計画とも絡み合うわけでありますけれども、承れば大都市圏構想、そしてまた首都圏の改造計画というようなことで苦労されておるようでありますが、先ほどの水の話は、要するにこの水を利用する人間、水...全文を見る
○滝沢分科員 大変賢明な計画で、ありがとうございました。  ところが、東京の人口をいわば自然の豊かなところに分散しなさいという構想は、当然この地域に受け入れの状況がなくちゃいかぬわけです。きれいな水ときれいな空気だけでは、キリギリスだって住まぬ。人間には無理なわけであります。そ...全文を見る
○滝沢分科員 川俣局長さんの久々の御見識、どうも懐かしく、ありがとうございました。  今おっしゃったようなことだと思うのです。ところがこれは、通産省からもおいで願っておりますけれども、通産省の方で山村僻地に工場をどのようにして再配置されるかというようなことにもつながってこなくて...全文を見る
○滝沢分科員 先ほど話のありました豪雪地帯のことに入りますが、その前に二つほどつけ加えてお伺いしておきたい。  ということは、国土庁でいろいろの地域に対しての国土利用計画の網を張って地域指定をしていらっしゃる。また、農林省では農用地の面からいった網の張り方、あるいはまた環境庁は...全文を見る
○滝沢分科員 防衛計画とはどうなっていますか。
○滝沢分科員 だから、私はそこら辺だと思うのですよ。さっきのおっしゃり方も、それぞれの省庁で網を張っているけれども、それはそれぞれの法律に基づいているので、これを一本化することは事実上不可能だと言うのだけれども、国民は一緒でしょう。国土は一つなんです。そこの中で各省庁がそれぞれの...全文を見る
○滝沢分科員 長官、今お聞きしているとおりです。どうかひとつ国土利用計画の網の張り方を、あるいは国土利用基本法というようなことで、各省庁の網をあなたの手元で一本化するような立案の方向にひとつ御努力を願いたい。特に、防衛のことで今のようなやりとりをするような状況では、これは本当に寂...全文を見る
○滝沢分科員 それで最後に、先ほど社会党さんからも出ておりましたけれども豪雪地帯、これについての御認識は、中央省庁は非常に薄い。もちろん私の福島県でも、雪害課をつくらせるのに十年かかったようなことでございまして、雪のことは雪の降らぬ地方の人々にはとってもわかっていただけないのでご...全文を見る
○滝沢分科員 稻村長官の大きなる政治力にひとつ御期待を申し上げたいと思います。なおまた、川俣局長にも福島県で御苦労を長くおかけしたことでありますから、その名コンビのもとでどうぞひとつ雪国のために新しい道を開いていただきたいと思います。  そこで、豪雪地帯対策特別措置法十四条、十...全文を見る
○滝沢分科員 大変短い時間でありましたがいろいろ承りましたけれども、国土庁のお仕事は今の議論を通じてもわかりますとおり、大変重要なことでありますから、どうぞひとつ稻村長官の大きなる政治力によって、雪のことを特に申し上げましたけれども、雪だけではありません、水資源のこと、人口の再配...全文を見る
○滝沢分科員 委員長に初めに要望しておきますけれども、議運の約束の時間なのでございますから、時間をきちんと守れるように運営をお願いしておきたいと思います。  初めにお伺いしたいのですけれども、大臣、交通手段の責任分担というようなことを国全体としてはお考えだと思うのです。例えば東...全文を見る
○滝沢分科員 実は、申し上げておるのは、なかなかしかしこのことは言うべくして西欧諸国でもそうそううまくいかぬのです。日本でもうまくいかぬです。どうかひとつ、無用の、各省が相競合して同じところに投資をするようなことのないように、今後ともお願いをしたい。  そこで、具体的なことでご...全文を見る
○滝沢分科員 何か苦労している問題点はありますか。
○滝沢分科員 今のことは、おっしゃるように、なかなかことし、来年というわけにはいきません。そこで、今緊急な課題としては、今使っております四十九号線、これを実はことしにももっとどうにかしていかぬことには、午前中にも議論があったようでありますけれども、会津にとりましては、新幹線ができ...全文を見る
○滝沢分科員 次でありますが、国道の四百号、これは多分栃木県の湯津上から出て田島を通り金山町そして喜多方かと思っているのですが、それはそれとしまして、ここの中で特に昭和村と田島町を結ぶところの舟鼻峠、これが難所でございます。たしか五十八年度に調査費をちょうだいしているわけでありま...全文を見る
○滝沢分科員 細かいことの連続で恐縮でございますけれども、同じく国道の二百五十二号、これは会津地方では大事な道路でございます。しかし、これはなかなか思うようには進まぬというようなことでありますが、この中で特に六十里峠というのがございまして、一応は大変改良を見たわけでありますけれど...全文を見る
○滝沢分科員 続いて道路でございますが、二百八十九号というのがございます。これは今の二百五十二号のようにもなかなかいっておりませんが、ここに、実は只見町と新潟県との境に八十里峠、そして会津と白河を結ぶところに甲子トンネルートンネルにしてほしいからトンネルと言うのでございますが、甲...全文を見る
○滝沢分科員 つかぬことをお伺いしますが、大臣、今国家賠償法で係争中の事件は何件ありますか。あるいはまた、五十八年度に支払い済みの賠償は何件ございますか。これは先に通告しておきませんでしたからちょっとなにだと思いますが。  私がこれをお伺いしまする思想は、一つは、国民の皆さんの...全文を見る
○滝沢分科員 お支払いになったのはありませんか。
○滝沢分科員 後からで結構です。  それで、それは先ほど申し上げたようなことでありますから、そういうことのないようになるべくうまくやってほしいことと、一つは、啓蒙して——これは国全体の話であります。国民全体がこれほどに、今日ほどに権利要求というようなことであっては国家の秩序は保...全文を見る
○滝沢分科員 ひとつどうぞそういうぐあいにお願いをしたいと思います。  そこで、私県会に長くおりましてつくづく苦労をしたことでありますが、除雪のことであります。ここの中で私が苦労しましたと申しますのは、お役所の中には悪く言えば縄張り争い、逆に言えば、それは私の係ではございません...全文を見る
○滝沢分科員 何か予定がおくれていて委員長気の毒ですけれども、あと少しちょうだいしていい時間があるようですから、一、二問させていただきますけれども、大臣おっしゃるとおりです。ですから、これは各省大臣等が話し合ってくださいまして、その間のことは何も除雪に限らぬと思うわけで、どうかひ...全文を見る
○滝沢分科員 差し控えたいと言うのですが、どうかひとつ閣議等の余談なりと、こういう叫びが出てきたよ、そして私は本当は日本が高度成長経済時代のお金のあるうちにそういうことをきちんとしていただきたかった、そして例えば毛沢東の遺言で中国が穴を掘っているならば、世界でただ一つ核爆撃を受け...全文を見る
○滝沢分科員 ありがとうございました。
03月12日第101回国会 衆議院 予算委員会第七分科会 第2号
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○滝沢分科員 初めに一言郵政大臣にお尋ねをしなければなりませんけれども、日本が明治以来、近代国家として発展してまいります過程、今日の世界第二の経済大国として誇るこの姿になりまする過程におきまして、郵便事業が果たしました功績というものは全く高く評価さるべきものである、このように心得...全文を見る
○滝沢分科員 ところで、列車を貨物自動車に変えることは極めて簡単、安易にやりやすいのに比しまして、おっしゃいました最近、ふやそう、またふえるであろうところの空中輸送といいますが、航空輸送。といいますか。このことはなかなか準備態勢が伴うことでありまして、そこに至りますと、いささか日...全文を見る
○滝沢分科員 そういう時期でありますから特にこれは申し上げさしていただくわけでありますけれども、この第五次計画を策定されるに当たりましては、今郵政大臣御指摘のとおりに、郵便物の輸送というような面もお考えをちょうだいしまして、全国にバランスよくひとつ御計画をちょうだいしたい。  ...全文を見る
○滝沢分科員 ありがとうございました。今おっしゃいましたように、なるほど相手がなくては飛べぬことでありますから、大阪のあの事情を踏まえまして、新関西空港の計画等と相関連して、ひとつよろしく御検討をいただきたいと思います。  実は、この地域はダムの計画があった地域でありますが、こ...全文を見る
○滝沢分科員 ひとつ、いろいろ隘路はありましょうが、そして郵便はがき、広告のやつはということもありますけれども、日本じゅうそうならいいのです。今、日本の財政がパンクしようとして、土光会長、苦労しておるところでありますから、どうかひとつ踏み切ってちょうだいしたいもの、こういうふうに...全文を見る
○滝沢分科員 そして、ひとつ大臣、この前一般質問のときに大変御理解いただきましたけれども、これは日本でも有名な俳句の雑誌でありますが、実は八百くらいしか出ない。そこで第三種をあきらめて、このように一種として出しているわけです、ところが、この前申し上げましたとおり、こういうのが無慮...全文を見る
○滝沢分科員 ありがとうございます。  最後に一言でありますが、なおこの郵便事業が、お金がなんとかなるようにという話でありますけれども、先ほど質問の中で、電話料金の話がありました。しかし私は、増税反対、減税を言っている野党の中でちょっとおかしいのですけれども、取られつけたものは...全文を見る
○滝沢分科員 ありがとうございました。
03月12日第101回国会 衆議院 予算委員会第六分科会 第2号
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○滝沢分科員 電源三法等につき、少しく意見を述べながら質問申し上げたいのであります。  大臣、どうもご苦労さま。私の申し上げることは、戦後いわゆる電源開発に地域を挙げて協力をしました例の只見川水系の電源地帯の住民の総意であります。どうぞひとつそのお気持ちでお聞き取りを願いたいと...全文を見る
○滝沢分科員 大臣、同じ御意見ですか。
○滝沢分科員 そこで私は、日本の電源開発といいますか電気事業の歴史というものを大体五つぐらいに区切って反省してみるときに、多々学ぶものがあると思うのです。  第一期、これは先ほど申し上げました、電気が日本に入ってきましてから大正時代を通りまして昭和十五年に至ります期間、私は、こ...全文を見る
○滝沢分科員 ところが、おっしゃるよりも速いテンポで埋まっていくわけです。只見川の上田ダムにおきましては年間十四万立方メートル、田子倉ダムにおきましては同じく十四万立方メートル、本名ダムが少し少なくて、これは岩山だからですが十万立方メートル、奥只見のごときは実に六十万立方メートル...全文を見る
○滝沢分科員 それでは、そうなれば、この五十年−五十四年当時に、この阿賀野川河川事務所が公開しなかったのはどういうことなのか。これはまあしかし建設省、僕の方と関係なしと、こうおっしゃるかもしれませんけれども、そうならば、その法律によって得たる情報を法律によって公開するように法律を...全文を見る
○滝沢分科員 情報公開はどうですか。
○滝沢分科員 実態的に教えてくれないから申し上げているわけですよ。ですから、報告の義務があるならば公開の義務を政府が持ったらどうですか。
○滝沢分科員 次に、電源開発の場所、発電所周辺は電気税を徴収するわけでありますけれども、しかし周辺地域に電気を安く提供するためにも、税制の面ではこれは一つ考慮されるべきではないか。先ほどの私のお伺いし方もいけなかったかもしれませんけれども、電気料金に地域格差をつけよ、生産地を安く...全文を見る
○滝沢分科員 今のお答えにつきましては異論もありますので、後の機会に議論をさせていただきたいと思います。  ダム用地は実は雑種地となっておりまして、これは大変税金が安いのですよ。これはしかし一番金をもうけるための財産でありますから、雑種地というのはおかしいのじゃないですか。こう...全文を見る
○滝沢分科員 私は、雑種地であるのがつまりはおかしい、こう申し上げているわけであります。このことも、しかし長い議論になることと思いますから、今後の課題として承っておきます。  最後に、企業並びに政府は、地域の文化の向上のため、そしてもう一つは切実な課題として、失敗に帰しておりま...全文を見る
○滝沢分科員 終わります。
03月23日第101回国会 衆議院 文教委員会 第3号
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○滝沢委員 時間もずれてきておりますから端的に申し上げます。ひとつ大臣のお答えも端的、的確にお願いしたいと思います。  二月二十九日にこの委員会におきまして文部大臣が所信を表明されました。その中で、二十一世紀を担う青少年教育のためにいわゆる教育臨調のようなものを設置しまして、そ...全文を見る
○滝沢委員 大変謙虚なお気持ち、大変結構でございます。  ところで、私は、中曽根総理大臣という人に興味を持ったのです。だけれども、また失望もしている。率直にひとつ総理に申し上げてちょうだい。と申しますのは、彼は若き日に、総理大臣は国民投票で選ぼうという運動をしたのですよ。そのと...全文を見る
○滝沢委員 いろいろ、例えば今度の新しい機構のきちんとした名称ないしはその理念、あるいは任命されるでありましょうところの委員のどういう分野から幾人、ないしは任命の手順等を承りたいなと存じましたけれども、時間でありますからそれを省略しまして、一つだけ承っておきます。  それは文部...全文を見る
○滝沢委員 先ほどの議論の中にも、午前中も見えましたけれども、公開の原則、つまり国会に対する報告の義務、これは中間報告というような形もあるのかどうか、どんな形でこれをされようとしておるのか、どうかひとつ……。
○滝沢委員 国会に対して中間報告を何回するとか、あるいはどういう次元でするとか、最終報告を国会にもするとかいうようなことを承りたかったわけでありますが、ややずれて、ございます。  ところで、この審議会で議論するテーマの中にあるかどうか、ないしは、なくとも結構なんだけれども、先ほ...全文を見る
○滝沢委員 ですから、議論にならぬじゃありませんか。いろいろなことを聞くと、それは新しい機関がすることだから我々が言うべきじゃない、こうおっしゃる。だけれども、少なくとも総理大臣がないしは文部大臣が諮問機関に物を問うには、これこれこういうことについてどうなのかという問い方じゃない...全文を見る
○滝沢委員 では、そのいわゆる新しい教育改革を審議する機関のことは抜きにして考えまして、あなた、文部大臣といたしまして、今の教育基本法に一〇〇%満足していらっしゃいますか、ないしは、できる、できぬは別、しかしこの点が少なくとも再検討されてしかるべきだというふうにお考えですか。これ...全文を見る
○滝沢委員 実は、教育基本法ないしは指導要綱等の中で国民の一部には足らざるものがあると指摘をしている。先ほどあなたは、今までの教育は日本国民の教育であった、これからの教育は世界の人間としての教育である、こうおっしゃっている、言葉は少し前後しているかもしれませんよ。そしてまた別のく...全文を見る
○滝沢委員 国語教育のことをちょっとお伺いしておきたいと思います。  今日、日本はおかしな国でございまして、日本人として日本語がようわからぬことは恥じゃない。全く大学四年間出てきても日本語がきちんと話せぬ、書けぬという人はたくさんいらっしゃる、けれどもそれは恥じゃない。だけれど...全文を見る
○滝沢委員 ですから、風見鶏じゃないけれども、あっちもこっちもうまくったってそうはいかないものでありますから、一国の文部大臣として文部省にかかわる審議会につきまして意見を言うことは適当でない、差し控えるということではだめですよ。私は、あれは百害あって一利なし、こう言っているのだけ...全文を見る
○滝沢委員 今のことは、残念ながら厚生省の意見も聞かなければわからぬというようなことになっておりまして、厚生省の福祉課長さん見えていらっしゃるけれども、両方に申し上げます。  先ほど有島議員の御質問に対するお答えの中で、両方で改革とは何かということを大変時間をかけておっしゃった...全文を見る
○滝沢委員 課長の意見は即厚生大臣の意見ですか。まあ、それはいい。それを踏まえて今私は、保育所がやっている教育と言えばしかられるので、育てていらっしゃる、こう申し上げたのだが、あなたは盛んに、我々の方のやっている教育も立派にやっているとおっしゃるわけです。教育をやっているならば、...全文を見る
○滝沢委員 課長、文部大臣は、それはいわゆる教育年齢の引き下げをも含めて検討されるべき課題だ、これをいわゆる教育臨調みたいなものにかけるかかけぬかは別として、そういうふうなことを遠慮しながらもおっしゃっているわけです。ところが、厚生省が、おいらのやっているのは完璧だ、文部省とはか...全文を見る
○滝沢委員 ちっとも難しくないですよ。厚生省があの保育所を放せばいいのです。そして文部省がこれを預かって一元化する、そして義務教育年齢を引き下げて、小学校一年と言おうが幼学校と言おうが名前はどうでもいい、いわゆるあのいたいけな子供たちに差別の待遇をしない、これが憲法の精神だと私は...全文を見る
○滝沢委員 時間が切れてきておりますが、おくれてこられたものですから……。  いま一言だけ申し上げさせていただきますけれども、大臣、学習塾、これが大変盛んになっているわけです。何か生徒の三人に一人は塾に通っているそうですよ。そして二人に一人はおけいこに行っているのだそうです。そ...全文を見る
○滝沢委員 実は、先ほど国語教育のことを申し上げましたけれども、私は、今後の教育界にとってこれは革命的な、改革でなくてそれこそ革命的な変化のときがやってくると思うわけです。  そこで、それは速読ですよ。大体演説の原稿なんというのは、NHKなんかの標準もそうでありますが、一分間に...全文を見る
○滝沢委員 時間のなにがありますから協力をさせていただきまして、これで私の質問を打ち切らせていただきますけれども、次回に劈頭申し上げることになろうかと思いますので、いわゆるこの速読術ですね、日本では速読学と言いたいんだそうであります。これをひとつ大臣にも少し御勉強していただきまし...全文を見る
03月30日第101回国会 衆議院 文教委員会 第4号
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○滝沢委員 文部大臣、御苦労さまです。  およそ教育の中で教科書が果たす役割は最も重要である、それは論をまたないことでありますが、これを検定しました文部省の責任において、これらの教科書は記載にいやしくも誤りはない、このように理解していいですか。
○滝沢委員 もし誤りがありましたら、これは直ちに大臣の責任で訂正ができますか。
○滝沢委員 自分が誤っておきながら文部大臣の承認もないものだ。検定した方もおかしいわけです。  外務省から西山欧亜局長さんが見えていらっしゃるはずです。そこで、政府が北方領土返還運動に努力されてきましたことを私は率直に評価をしてよろしい、こう思うのです。これは国民的な、また民族...全文を見る
○滝沢委員 ところで局長、昭和二十年八月九日に日ソ中立条約、これを破棄したということでソビエトは宣戦を布告してくるわけです。そして北方領土を占拠したのでありますが、そのソ連の大義名分はただ一つ、一九四五年二月十一日のいわゆるヤルタ協定に基づくということが言われているわけであります...全文を見る
○滝沢委員 以上のようなことでありますが、文部大臣、そこで、文部省が検定しましたところの小中学校、高校等における各種教科書につきまして、日本の降伏につきましての記事、特に北方領土ないしはサンフランシスコの講和条約というようなことにつきましての記事を比較しまして、大臣のいわば所感、...全文を見る
○滝沢委員 大臣がそうおっしゃるなら、全部の教科書を一ページから最後のページまで調べなければわからぬことでありますけれども、おっしゃるようなことであるならば、どこに出てくるのですか。私は確かに抜粋しか持ってきませんよ。だけれども、変なところに出てくるはずはないわけです。少なくとも...全文を見る
○滝沢委員 その話は承っておきます。  ところで、北方領土をソ連が不法に占拠したという記事をいわば書いてない教科書というのは望ましいものだろうか。今の局長のお話ですと、それはどれかに書いてあるんだという言い方でありますけれども、それは全部の教科書を持ってきて議論をしなければわか...全文を見る
○滝沢委員 大臣、義務教育ないし高等学校教育の中で歴史教育ですね。この教育の使命、目的は何ですか。
○滝沢委員 子供たちが正しく心身の発達に応じて学ぶというのでありますが、結構なことであります。しかし、大臣、私は、日本の国の運命をかけてこのことを申し上げておるわけであります。歴史を客観的に正しく学べといっても、二千数百年にわたる日本の歴史のすべてを学び知るには、一生涯かかっても...全文を見る
○滝沢委員 まことに賢明な御意見だと承りました。  ところで、御存じのように、この教科書等の記載につきまして、これは過ちでありますからこれの抹消を求めるという裁判がされ、また仮処分の申請等もなされておりますが、万一文部省が敗訴をするような場合がありましたならば、国はこれに対して...全文を見る
○滝沢委員 わかりました。  そこで、今教育のことにつきましてのいわゆる臨時審議会をつくろうということでありますが、この新しくできまするこれらの諮問機関に、教科書の検定のあり方について、これを検討していただくという用意がありますか。
○滝沢委員 そうすると、今の検定制度は非常に完璧なものだというふうに御理解なのであるかどうか。  そして、時間がありませんから一緒にさせていただきますが、西山局長、あなたの所管でないのかもしれない、これは総理府の分かもしれませんけれども、お聞きのような状態なんです。この教科書の...全文を見る
○滝沢委員 ありがとうございました。
04月25日第101回国会 衆議院 文教委員会 第10号
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○滝沢委員 それでは、私から質問申し上げますけれども、文部大臣、私はこの著作権というものに対して殊のほか関心があるのです。  と申しますのは、私は実は青年時代に出版業をやろうと思ったのです。その当時、つまり戦中でございますが、日本には双壁と言われる出版王がありまして、一人は講談...全文を見る
○滝沢委員 それは結構です。歴史的な経緯はいいんですよ。私は、文部大臣が、その著作権法を文部省が所管しているということについての、いわば理解を今承りたかったわけです。  というのは、私に言わしめるならば、これはただ単なる商行為ではない、ただ単なる産業の一面というふうなとらえ方を...全文を見る
○滝沢委員 そこで、今度の改正案でありますが、何か大臣は、かつて自民党の著作権問題のプロジェクトチームの責任者をお務めと聞きまして、大変お骨折りのことと敬意を表しますけれども、今度の改正のこの案ですね、これに大臣の多年の御研究、御努力の成果はどのように盛り込まれてありますか。
○滝沢委員 実は恐縮ながら、大臣に、あなたの考えはどの程度入っていると思っているかと聞いているわけで、あなたが答えても、まあこれはあなたが大臣の考えを入れたと言えばそれまでかもしらぬけれども、どうかな、あなたに注文したときにあなたが答えてちょうだい。  そこで、今その先へ行かれ...全文を見る
○滝沢委員 私、けちをつける気はございません。ですが、この暫定法から今回の本法に移る過程を見ますると、暫定法がこの六月に施行されるというのでしょう。そして、追いかけるように本法が改正になるわけだけれども、いささか拙速のうらみはないだろうか。暫定法があの経過でできるときにこれをおや...全文を見る
○滝沢委員 結構なことです。だけれども、私が申し上げているのは、暫定法ができるとき、今のようなことをなさる考えがあったならば、あのときもうなさったらいいじゃなかったか。今、暫定法を追いかけて本法を改正しようとするならば、それも一つのことだけれども、仮に今度議会が二カ月延長されると...全文を見る
○滝沢委員 きのうの議論を聞いておりますと、文部省では、このソフトウエアのこともいわば著作権の範囲だというふうにお考えのように承りましたが、そうですか。
○滝沢委員 そこで、通産省さんおいでのはずでございますが、通産省の方では、これは著作権法にはなじまぬ、いわばこれは商業サイドのこと、つまり通産省がプログラム等の保護に関する法律というようなものを出そう、そのことについて文部省と話し合いをその線でしたい、こういうふうにお考えと理解し...全文を見る
○滝沢委員 通産省さんの方では、この同会が二カ月も延長され、さらに二カ月かかって話し合いがつかぬようでは話になりませんから、話し合いがついたらこの議会中にもあなたのおっしゃる保護法は提案されますか。
○滝沢委員 そこで私は、外国との話し合いすら一つの目標と見通し、そして責任を持ってやるんでしょう。同じ国民から信託された政府、中曽根総理大臣のもとの右の手と左の手が、どうしてそのように見通しのつかぬ話をしているのですか。作業の面で両省がいついつをめどに話を決めよう、こういう一つの...全文を見る
○滝沢委員 時間もないですから深追いしませんけれども、先ほど申し上げたとおり、同じ内閣のもとの右腕、左腕という立場の両大臣ですから、いついつまでにこのところまでの作業を終わろう、いついつまでにこのことを詰めようという目標は持っていらっしゃるのが当然だし、持っていらっしゃるんだろう...全文を見る
○滝沢委員 とにかく大事なことであり、また急がれることですから、両省縄張り争いなどというような言葉が出ないように精力的に問題を詰めて、そして早く、いずれにしましても両方が争っていたのでは、お父さん、お母さんがけんかしているところの子供と同じで、結局保護されぬことになるわけですから...全文を見る
○滝沢委員 だんだん具体的なことになりますけれども、今回の改正は、いろいろ聞いておりますと貸しレコードのことがほとんどですね。一般の著作物の方には余り入ってない、そういうようなもののようですが、そうですね。
○滝沢委員 そこで、今の一般の著作物についての附則四条の二に貸与というようなもの、そして五条の二にはコピー、これらは何か聞くところによりますと、文化庁の段階ではこういう特例はなかったのに法制局が入れたとか言われるのだそうでありますけれども、これは「当分の間、」というのですけれども...全文を見る
○滝沢委員 わかりました。業界でもそれをきちんとし、早く除外できるように、そのことを確認させていただきます。  そこで、先ほど、許諾権のような考え方は一般の著作物には及ばぬというふうにおっしゃったと思っていいですか。一般の著作物についても、いわゆる今度うたわれている許諾権という...全文を見る
○滝沢委員 今度の許諾というような考え方は、昔楽に関係ない従来のいわゆる本にもあるものですか。
○滝沢委員 いや、権利を――まあいいや。どうも、なかなかうまくかみ合いませんね。それはちょっとおきます。  次に、報酬請求権というのがきちんと書いてあります。これはいつまでこの権原はあるのですか。
○滝沢委員 これはどうして二十年なのですか。数字というのは案外決め手のないもので、三十年でも十年でもよさそうな感じもするのだけれども、どうして二十年なんですか。
○滝沢委員 わかりました。  そこで、一般の著作物、木は、執筆者が亡くなって五十年というのですから始末がいいのです。ところが、レコードみたいなものはその行為があって二十年ですね。しかし、仮に十九年十一カ月目に同じ歌を別の時点で歌えば、そこからまた二十年ということになりますね。そ...全文を見る
○滝沢委員 著作権審議会が新しい組織をつくって権利行使の窓口になってほしい、なるべきだ、これは先ほどもちょっと触れてきましたが、期待されているのはそういうことですね。六月二日までにそれをつくるのでしょう。そうじゃありませんか。
○滝沢委員 いずれにしましても、民間団体が十分に話し合わなくてはならぬというか、多々残っているみたいに私は読んだのですけれども、これが六月二日までに話し合いがつかなかったらどうなりますか。
○滝沢委員 今、各団体の作業の進めぐあいはどんなぐあいなんですか。大変円満に期日までに進みそうなぐあいですか。
○滝沢委員 その指導と助言は、権限はあるのですか、権限はなくて善意な介入ですか。
○滝沢委員 そして、今決まったのは五十円でしたね。五十円というのは何か根拠があるのですか。つまり、これから各団体が権利間の話し合いをします。それは何か基準があっての話ですか。全く各団体が何の目安もなく話すものですか。
○滝沢委員 ところで、レコード会社は当然この売った利益によって経営して、そして次の製作にかかる。これがうまく回転することによっていわば音楽文化といいますか、これが発展向上していくわけなんだけれども、何か最近こうした貸しレコードというようなことになりまして、聞くところによりますと、...全文を見る
○滝沢委員 ちょっと話は違いますが、輸入盤、輸入されるものについてはどういうことになりますか。
○滝沢委員 そうしてもう一つ、午前中もお話がありましたけれども、訴訟がありまして、これが今和解に入っている。これはどういうぐあいに和解が進んでいくのですか。見通しといいますか、見方がいろいろありましょうけれども。
○滝沢委員 話が少し変わりますけれども、最近の出版界の傾向に何か特徴的なものがありますか。
○滝沢委員 私は一番最初、著作権が文部省の所管になっているのはどういうことだろう、こうお伺い申し上げたのでございますけれども、今おっしゃるように確かにコピーが進みまして、例えば大学の先生なんかがお書きになった本というのは大学の生徒の数売れる、楽な商売だというような悪口も昔はあった...全文を見る
○滝沢委員 文部大臣の高い見識を承って安心したり期待したりするわけですけれども、何か世界で一番古い本というのですか、木にはならぬですな、仏典はビルマか何かにありまして、それはヤシの葉に鉄筆のようなもので書いたのだろう、何か鉄筆を固定しておいてヤシの葉の方を動かしたらしいなんという...全文を見る
○滝沢委員 どうも、よく拝聴しておきます。  そこで、何か具体的なものを二つほど言い落としております。時間もないですから……。  ダビング機が随分と行き渡っておりまして、これはもうどうにもならぬということもあるでしょう。そして不法に複製が行われる可能性は十分なんですが、これは...全文を見る
○滝沢委員 ありがとうございました。いずれにしましてもこれは大変繁栄の中で出版花盛り、音楽日に日に盛んなりというようなことでありますけれども、しかし、一面から言うならば日本民族の危機という状態もあるわけで、どうかひとつ今回の改正を機とされまして、文部省が勇気と良識を持ってこの著作...全文を見る
○滝沢委員 どうもありがとうございました。      ――――◇―――――
04月27日第101回国会 衆議院 文教委員会 第11号
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○滝沢委員 参考人の皆さん、まことに御苦労さまです。お聞きしましたところ、皆さん、本法の改正案に対しまして大筋において御賛成をちょうだいしているようで、まことに安心をいたしたところでございます。  承りまして一々ごもっともと存じますが、せっかくの機会でありますから、簡単で結構で...全文を見る
○滝沢委員 ありがとうございました。
05月09日第101回国会 衆議院 石炭対策特別委員会 第6号
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○滝沢委員 三井三池の例の事故も、大臣以下関係者の努力によりまして一応の決着を見まして、その労を多としたいと思います。  当面する石炭問題について二、三御質問申し上げたいと存じますけれども、先に触れられた点もあろうと思いますので、重複します点は御了承ちょうだいしましてお尋ねをし...全文を見る
○滝沢委員 わかりました。  そこで、御存じのとおり海外炭価格のいわば低下、これは為替レートの円高というようなこともあるでございましょうけれども、さらには国内炭価の据え置きというようなこともありまして、承れば輸入炭におきましては原料炭でトン当たり一万二十円、国内炭では二万三千六...全文を見る
○滝沢委員 そういうことだと思うのです。そうでなくてはいけませんが、そこで予算の面を見ますると、合理化というのですか、前向きな予算のウエートが実は低下してきておりまして、例えばことしの予算を見ますと三一・六%というようなことであります。しかし、これは実際は時代の要請と逆なのではな...全文を見る
○滝沢委員 わかりました。  ところで、石炭需要業界の、実情というものは、今後の経済の見通しは、いろいろの言い方はあるのでしょうけれども、しかし目に見えた大幅な好転というのは望めないのではないか。これはただ単に炭価の輸入物と国内物との格差というだけではなくて、業界を取り巻く各種...全文を見る
○滝沢委員 おおむね順調に進むというようなお見通しのようで、それは大変結構なことでありますけれども、そこの中で国内炭の優先引き取りという原則、これを将来も貫く、そうして輸入割り当て制度はそういう考え方の上に立って今日までの方針を貫いていく、こういうことだと思うのです。その点、御見...全文を見る
○滝沢委員 石炭利用の拡大、今お話しのとおり努力していただくわけでありますけれども、これは石炭の今後の各種の利用の分野を開拓、拡大していくという面が一つには必要なことでありまして、また、その技術の向上、進歩が必要だというふうに思うわけでありますが、現在政府としてどのように取り組ん...全文を見る
○滝沢委員 今おっしゃったようなことにつきましての政府のとられる措置、責任、立場、これと業界の協力体制というのはどういうことですか。
○滝沢委員 おっしゃるようなことですが、しかし、一面からいうと、何といっても石炭はいわば斜陽産業、黒ダイヤと言われた時代は遠い昔でありまして、そういうことだと思うのですが、長期的な視点に立ちまして、このエネルギーのコスト低減のために産業界の省エネルギー化が進んでいくことでありまし...全文を見る
○滝沢委員 石炭の灰の始末につきまして、これもいろいろと利用の研究が進んでいると聞くわけであります。セメントに利用する、ないしは肥料に、あるいはまた埋め立てのことに使う、こういうことだそうでありますが、こういう面についての最近の進みぐあいはどうですか。
○滝沢委員 お伺いしました一連のことにつきまして、そのような政策を進めていかれるにおきまして、他者との協力関係等に隘路がありますか。
○滝沢委員 それなら結構でありますが、ややともすればお役所の仕事、各省間の連絡が不十分なために上がるべき成果が上がらぬという例を多々見るものでありますから、老婆心ながら心配するわけでありますけれども、どうぞひとつその間のところは役所の壁を破って、業界のため、また国のエネルギー産業...全文を見る
○滝沢委員 労働組合の話が出ましたついででありますが、業界との協力体制のことは先ほど承りました。これにつきまして、労働組合の協力なくしては事実上今日の各種産業は進まぬということになっておるわけでありますから、そういう面につきまして、いわゆる労働組合との協力、言うなれば業界と労働組...全文を見る
○滝沢委員 わかりました。  なお、それはそのようなお答えでありましょうけれども、どうぞひとつ、私たちは労働運動というものの前提を、生活擁護の部面と、ないしは世界観とか政治的主張とかという面を切り離して、少なくとも主たる部門においては、いわば労使一体でこの企業の存続と発展に取り...全文を見る
○滝沢委員 安心しました。これは何も石炭関係についてのみ申し上げておるわけじゃなくて、国政遂行のほとんどの部門について言えることだけれども、特に農政とかいわゆる石炭のように多大な国費を注入して業界を守ろうという立場をとられている産業については、労使間のないしは政府と労働組合間のイ...全文を見る
○滝沢委員 答弁がうまいものですからちょっとわからぬのですけれども、エネルギー対策として国家的見地からの石炭対策が主なのか、それとも、いわば黒ダイヤと言われたあの黄金時代からの生き残りの産業としてのこれを今後も持続していく以外にはないという立場の対策、言うなれば先ほど申し上げまし...全文を見る
○滝沢委員 そういうことだと思います。  そこで、もとの話に返りますけれども、そういう場合に労働省ないしは自治省、具体的には市町村というようなものとの連携の上で実際お仕事をやっていらっしゃるならば、格好いい答弁としては、十分に連絡がとれて何の支障もございませんということが格好い...全文を見る
○滝沢委員 県や市町村との関係において相互に隘路といいますか、これは困るという、ないしは今後の課題として残される問題というものは具体的に何ですか。
○滝沢委員 時間もあれでありますが、私は、既に石炭対策は、先ほど申し上げました、かつて華やかなりし石炭産業、それが時代の変遷とともに斜陽化してきている、その後始末としての後ろ向きの対策の時代は終わったのではないか、また終わるべきなのではないか、これは前向きのエネルギー産業という立...全文を見る
○滝沢委員 そうしますと、エネルギー産業としての今後の位置づけ、それを前面に押し出して対策としていかれるというわけでありましょうが、しかし、いろいろ変化していくわけであります。特に日本の石炭というのはあと何年掘れば、何か一年間に二千万トンぐらいずつ掘っていくのですか、千六、七百万...全文を見る
○滝沢委員 私が農村にありまして見ておりますると、後継者つまり子弟が父親の仕事を継ぐかどうかということが何よりも一番如実なる将来性の指針、バロメーターなんですね。そういう意味からいいますと、石炭産業の労働者の子弟がお父さんのお仕事を受け継ごうとしていらっしゃるような数字が出ておる...全文を見る
○滝沢委員 終わりますけれども、先ほどの三井三池の事故、またがってのあの夕張の事故を考えましても、これは大変なことでございます。しかし、これは石炭業界が将来性に陰りがあって、会社の経営もなかなかの赤字というようなことがその一つの原因ということであろうと私は思いますので、そのような...全文を見る
○滝沢委員 ありがとうございました。
05月11日第101回国会 衆議院 文教委員会 第13号
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○滝沢委員 文部大臣、御苦労さまです。先般の稻葉先生との問答に敬意を表し、興味深く拝聴しました。質問というのはわからぬ者がわかる者に聞くことなのだとおっしゃっておりましたが、私は、いわゆるわからぬことをわかる方にお尋ねをするということですから、ひとつ御親切な御答弁を願いたいと思い...全文を見る
○滝沢委員 まことに同感であります。  そこで、人間としての基本はいろいろございましょう。せんだっても稻葉先生は、教育勅語があったとおっしゃいましたけれども、そういう言い方もあるわけです。しかし、私はその中で、祖先が今日までいろいろ苦労と経験を重ねられてここに至った歴史もやはり...全文を見る
○滝沢委員 わかりました。ゆえに私は、大臣が教育基本法を尊重した立場で、臨教審ですか、そうおっしゃっているのだけれども、そのことについて、文言にとらわれたところの拘束を断固としてはねのけて、自由濶達なる議論が展開できるように配慮をいただきたい、こう思います。  ところで、この教...全文を見る
○滝沢委員 大臣、たびたび立ったり座ったり御苦労ですけれども、いろいろおっしゃったようなことなんですよ。ですが、日本はいわばこれを戦後教育の基本としてやってきたわけです。これを制定するときの精神も、やはり教育勅語を失った教育の中で教育の一つの指針としようというものがあったと思うの...全文を見る
○滝沢委員 次の質問の答弁までおっしゃってくださいましたけれども、自分の国の教育の方針を決めることは独立国家としての主権でしょう。大臣、そうでしょう。マッカーサーがおりますうちは占領軍によって主権が制限される。今度は講和条約ができて独立国家となりましたけれども、中国等からの教科書...全文を見る
○滝沢委員 どうもわかるようでわからぬ。これが私は日本国民の多くの人々の懸念じゃないのかな、こう思うのですよ。あの抗議が来なかったならば(15)項は加わらずにいたのですか。あの抗議が来なくとも遅かれ早かれ、あのような措置はなされるのですか。
○滝沢委員 私が聞いておるのは、何かよその面の答弁を聞きますと、「侵略」であろうと「進出」であろうと、何であろうと、何も言葉を統一しなくたっていいということもあるわけです。学者、学者が書くのを見て大体よければ検定は合格するわけですから、何も統一する必要はないと思うけれども、私が申...全文を見る
○滝沢委員 どうもそれはわからぬ。何時間議論しても、あんたの立場がわかるような言い方ができないのだろう。しかし、語るに落ちるということもあります。こちらが中国に行ったのが「侵略」なのに、ソビエトが北方領土に来たのは「侵入」とか「進撃」とかあるいは「来ました」と書いてあるのだけれど...全文を見る
○滝沢委員 そういうごまかしを言ってはだめですよ。それはごまかしというものです。それじゃ、どうして沖縄は歴史で北方領土は地理なんだ。聞いてちょうだい。例えば富士山のことを図画の時間に写生したから、よその分野で教えなくてもいいのですか。写生の時間に富士山の写生をやっておけば頼朝があ...全文を見る
○滝沢委員 何か答えられない事情があるんだよね。  私は、全部これを目を通してみて、どういうことなのかなと考えて私なりの一つの判断をしました。それは、地理を担当していらっしゃる先生は自然科学というような立場から、ややないしはほとんど主観なしに公平な書き方ができる。歴史を担当して...全文を見る
○滝沢委員 とにかくあなたのお答えは、それはあなたの立場がそう答えさせるのだろうけれども、間違っていますよ。どの教科であってもいいから、それは一度触れてくれればいい、だからいわゆる二重には書かないんだというような言い方は間違っております。  そして今、北方領土のことについては、...全文を見る
○滝沢委員 学界の通説というのは具体的に何ですか。学界というのは、いろいろな学者がいろいろなことを言うのが学界というのです。通説となるには、どこかでこれが決まったのですか。だれ博士の何の論文とかあるでしょう。
○滝沢委員 あなた、そこらの奥さん方のお茶飲み話じゃないですよ。大体みんなの先生が言っているみたいな話で文教委員会を通せると思うのですか。文部省が検定をするに当たっての一つの基準ですよ。何かあるから検定できるのでしょう。それが通説だと言う。通説とは何かといったら、どこの博士が何と...全文を見る
○滝沢委員 それじゃ、後ほどの委員会でまたこのことを勉強させていただきますので、どういう学者はどう言い、どういう資料はどう書いてあるか、検定の基準になったその物差しをひとつ示してちょうだい。  それがでたらめだという証拠に、つまり世間の話だという証拠に、こういうことを書いてある...全文を見る
○滝沢委員 それならどうして数を書くのです。「多くの」とかいう書き方があるのではないですか。きのうの人出は十万人だったと言ったら一万人のはずはないのだから。ところが、十万人だと言うからには朝日新聞がそう書いているとか何かあるのだ。じゃ、なぜ数を入れるんです。そのときに各教科書に対...全文を見る
○滝沢委員 時間がないですから。  それで、このことを世界はいろいろ非難、攻撃したというようなことが書いてある。世界でこれを大変非難したと言うのだけれども、そうならば、その当時の世界のどの新聞の何月の幾日付にどう書いてある。例えばニューヨーク・タイムズがとか、ロンドン・タイムズ...全文を見る
○滝沢委員 次の委員会までに大臣とよく相談して、この数字が抜けるかどうか、ひとつ協議してきて返事をしてください。  時間がなくなりましたから、本当に二日だけてありますが、「侵略」「進出」という言葉が随分やかましかったのですけれども、「侵略」というのは英語のどれを翻訳してこうなっ...全文を見る
○滝沢委員 初めに私は大臣に、私は歴史に向かって一つの証言をしたいという意味で今これから言うんだということを言っておきましたけれども、このようなことで一々学者の書いたものにめくら判を押して、そしてそれを教科書として子弟に教えるような教育をしていたら、今日の教育は将来の日本の歴史の...全文を見る
07月10日第101回国会 衆議院 内閣委員会 第20号
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○滝沢委員 この臨教審の議案が提案されまして委員会が審議に入られまして、五月十五日以来無慮二カ月にわたりまして精励審議されました内閣委員会の委員長以下の各位の御努力に敬意を表し、最後の審議のこのチャンスに質疑の時間を与えていただきまして、まことにありがとうございます。御配慮に御礼...全文を見る
○滝沢委員 何かうまく、あんたおじいちゃんだと言われたみたいな感じもしますけれども、まあ三年後に自民党がなおかつ政権を持っていらっしゃるかどうかもなかなかこれ難しいところでありまして、頑張っていただきたい。  ところで、三年間のお話がありましたが、三年後に答申は一本で一回受ける...全文を見る
○滝沢委員 不当な権力の支配があるならば正当な権力というのもあるでしょう。(「支配なんてあるわけないじゃないか」と呼ぶ者あり)あってもなくてもそれは勝手な話。  ところで、学制改革について諮問をなさるお考えがあるか。これは基本法との関係において議論されるところでありますが、私は...全文を見る
○滝沢委員 今、日本の教育の中で不足をしているもの、たくさんございます。しかし、一つ言われておりますのは、教育についての目標が具体性を欠いている、こういうことも言われているわけであります。  かつて教育勅語が十五の徳目を羅列をしたと言われております。そのことの批判は今申し上げる...全文を見る
○滝沢委員 最後に、政府はこの法案と同時に、いわゆる教員免許法というものを出していらっしゃる。ところがこの教員免許法は、巷間伝えられるところによれば、臨教審法案との絡みにおいて廃案を了承するとかしてもいいとか、書かれたり言われたりしているわけでありまするけれども、これを大臣は真剣...全文を見る
○滝沢委員 ありがとうございました。発言を終わります。(拍手)
07月17日第101回国会 衆議院 農林水産委員会 第25号
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○滝沢委員 食糧事情、農政の現状、まことに重大なときに農水大臣をお引き受けいただきまして、さきにはアメリカにみずから赴かれまして困難なる問題の処理に当たられるなど、大臣の労を多とするものであります。全国の農民が熱いまなざしを持って大臣の大きな決断と勇気ある判断を期待しているわけで...全文を見る
○滝沢委員 承れば、広というのは問題を広くということですか、広い意見を聞くというのですか、どこが広いか知らぬけれども。そうなれば予備審査で、予備米審でいいのじゃないですか。字引を繰ってみても、なかなかうまい答えが出てこない言葉なんです。それほどに米審というのは難しい課題を持ってい...全文を見る
○滝沢委員 大臣のお答えの中では、米審の制度等については見直し等は必要ないというふうにお考えと理解していいですか。  時間がないですから一緒に聞かしていただきますけれども、ことしの諮問は幾らで出るのか、これは先ほども各委員から御質問のあったところで、全国農民の非常なる関心事でご...全文を見る
○滝沢委員 米価の金額についてはおっしゃれない事情もお察しできますが……。  臭素米についてでありますけれども、いろいろとお話がございました。五十三年産米二十万トンについてただいま検査中というふうに理解して、その中で相当量いわば指摘されるであろう、だから韓国から輸入というような...全文を見る
○滝沢委員 国際間に流通するときの一つの基準でしょう。国内のときの拘束力はないわけですから、人の財産に対してけちをつけたことにならぬかどうか。そして、何か承れば、仕事の仕方がいささか泥縄式なんです。これに法的根拠を与える法制化の道を考えていらっしゃるかどうか。そして、本当にこれが...全文を見る
○滝沢委員 次に、韓国米の輸入のことでありますが、と言えば、輸入ではなくて返還だ、敗戦ではなくて終戦だみたいな話でございますが、それはそれ。  ところで大臣、与党の中の代議士があるところで、これは全斗煥大統領の日本訪問に対してのお土産だというようなお話をなさったと聞きましてあき...全文を見る
○滝沢委員 よくわかりました。  そこで、これは過ぎたことでありますけれども、これを決定する前に農業団体、生産者の代表というような方々と事前に話をつけてなさればよかったのではないかと思うのですが、なさったのかどうか承りたい。  とともに、実は今いろいろと議論を承っておりまして...全文を見る
○滝沢委員 どうぞよろしくお願いします。  それでは、先ほど申し上げた農業団体等のことについて一言。
○滝沢委員 新聞が報道した、新聞がけしからぬという言い方は通用しませんで、最初それを思ったらすぐに相談すればいいのですよ。それは新聞に本当のことを書かれただけの話でしょう。かつて増産増産というときも協力して日本の戦争を戦ってきたんですね。そして敗戦後にも増産増産ということで御自分...全文を見る
○滝沢委員 次に、他用途米、これはまことにわけのわからぬ名前であり、また措置なんですけれども、これは何か実質上は市町村長ないしは市町村の農協等の御協力によって措置されているようであります。実は市町村長さんが今直面している一つの悩みは、安いんでしょう、だからその分をひとつ町で持って...全文を見る
○滝沢委員 今おっしゃいましたけれども、どれだけ出てくるかは市町村の方で取りまとめなくちゃわからぬというようなことですよね。極めてずさんだと思うのです。  それで、原材料の、いわゆる加工用のこういうものだから主食とは分けたいとおっしゃるのだけれども、今までは同じ米を使っていたん...全文を見る
○滝沢委員 他用途米は、政府の方ではわかっても農民の方ではわからぬ、これが結論だと思いまして、一日も早くこういうようなものをまともな主食用と一緒の取り扱いにして、減反を緩和されるように要望しておきます。  ところで、備蓄でございますが、この必要性は言うまでもございません。私たち...全文を見る
○滝沢委員 全体で幾らかかるかを聞きたいのですが、幾ら備蓄できるかがわからぬわけですから答えられなくて、トン当たり七万というようなことだと思いますが、いずれにしましても、私は、日本が今食糧を備蓄するということは非常に大切なことだと思うのです。これは食糧防衛ないしは安全という言葉が...全文を見る
○滝沢委員 それは意見として承っておきますが、我々は、特別会計で備蓄をきちんとせよということをひっ提げて今後努力をしてまいりたいと思いますので、記憶をしておいていただきたいと思います。  ところで、私はこの備蓄について、いっかも予算委員会の分科会で申し上げましたが、もみで備蓄す...全文を見る
○滝沢委員 時間が迫ってまいりましたからはしょらせていただきますけれども、基盤整備事業に対しまして、実は何かことしは一兆四千九百二十五億ですか、一兆五千億ばかりをお使いになる、結構なことでありますが、これに対して受益者の負担は千七百二十二億というのだそうでございます。ところが、計...全文を見る
○滝沢委員 ところで、さっきもいろいろ数字のやりとりがありましたが、我が国の潜在生産力は幾らなのか、そしてそのうちの水田面積は幾らなのか、うち転作している面積は本当に幾らなのか、これをきちんとおっしゃっていただくとともに、私は先ほど良質米奨励金、これはいろいろとありましたが、ぜひ...全文を見る
○滝沢委員 数量等に答弁がまだないのがありますが、時間でありますし、交代させていただきます。  ありがとうございました。
07月20日第101回国会 衆議院 決算委員会 第15号
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○滝沢委員 安倍外務大臣、御苦労さまです。今、日本があらゆる意味で非常に大事なとき、もちろん国際関係におきましては特段と多事多難というときに、前内閣以来外務大臣の要職をお務めいただきまして、各国に赴かれまして日本外交の道を開いていっていただきますことに敬意を表さしていただきます。...全文を見る
○滝沢委員 どうも高邁なるお考えを承りまして、敬意を表します。  ところで、まさにおっしゃっていただきましたとおり、今日の我が国は、外交を円満に展開する以外には立国の道はないわけでございます。経済、大変豊かなりといえども、原料、材料ともにほとんどない、また国土は狭いというところ...全文を見る
○滝沢委員 そのようにどうぞひとつお願いいたします。  そこで、話は全く違うのでありますが、中国にもたびたび赴かれておりますが、今日の中国と日本との立場において不幸なる出来事とされているのが南京の虐殺と言われる事件でございました。こういうことについて話題に上ったことはございます...全文を見る
○滝沢委員 くしくもおっしゃっていただきました。今、私は文教委員会においてもそのことをただしてまいったのであります。  今おっしゃいましたとおり、昭和五十七年六月二十六日以来、中国並びに韓国から歴史教科書の記載をめぐっていろいろの抗議が参りまして、前鈴木内閣の宮澤官房長官等が、...全文を見る
○滝沢委員 大臣、今私が最後に、もしもこの著書等をめぐり、またその実戦に参加した方々が私たちは虐殺等はいたしておりませんということを叫んでおるわけでありますから、これが裁判その他学界の論争等の結果、それはなかったのである、これはやはり東京裁判をめぐる一つの虚構であるということが実...全文を見る
○滝沢委員 かく私が申し上げるのは、こういうことに決着がつくのには時間がかかりましょうから、そのときあなたがなお外務大臣でいらっしゃるかどうかはわかりませんけれども、しかし一党の総裁、一国の総理を目指され、また国民の多くもそういうこともあらんと期待している方であるものでありますか...全文を見る
○滝沢委員 先ほど申し上げましたように、あなたは今後将来に向かって、肩書はどうあろうと日本国政にとりまして大きな役割を果たされると存じまするので、どうぞひとつこの北方領土返還のこの民族の叫びに対して大きな努力をなされますようにお願いを申し上げたいと思います。  最後に、先ほど大...全文を見る
○滝沢委員 時間でありますからこれで終わらせていただきますが、どうかひとつ大臣、その御会見のときに天皇陛下が、文言のいかんにかかわらずいわば謝罪なさるような形ではなく御配慮をいただきたい、そういう資料を提供いただきたい、このお願いを申し上げまして、先ほど申し上げましたようなことで...全文を見る
07月20日第101回国会 衆議院 文教委員会 第21号
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○滝沢委員 一言御質問申し上げますが、大臣、教育審議会法案がようやく衆議院を通り、参議院でいろいろと重要な審議を続けられていることでございますが、実はきょうは、先般、つまりは五月十一日に私が御質問申し上げましたときに、大臣が席を外しておられました時間に局長さんに、大臣と相談をして...全文を見る
○滝沢委員 実は、ことし検定が終わってこれからいわゆる採用の段階になろうという教科書のコピーもお持ちしておりまするけれども、今おっしゃったように「多数」というふうな書き方のものが多いわけでございます。しかし、現実に数万から三十万までの間の食い違いがありまして、今局長さんがおっしゃ...全文を見る
○滝沢委員 じゃ、その前提をきちんと書くようにという指導はできませんか。
○滝沢委員 できるとお答えいただきましてありがとうございます。それならば、三十万という数字が出た教科書についてはその根拠を、二十万という数字を書いた教科書についてはその前提を書いていただけるようにひとつ御指導いただきたいと思います。いいですね。
○滝沢委員 その指導は徹底しておりますか。
○滝沢委員 そういう指導にもかかわらず、前提を十分に書かずに数字が大きな開きがありましたならば、次の検定においてひとつ十分に指導してちょうだいしたいことを要望しておきます。  とともに、大臣、局長、一つのことを申し上げさしていただきます。  それは、実はこのほど拓殖大学の田中...全文を見る
○滝沢委員 御意見でありますけれども、私は、いささか無責任というものじゃないだろうかと思うのですよ。学界の通説といっても、この田中先生も学者です。そして、そういうことをおっしゃっておる学者があの晩もたくさんおいであそばしておるわけです。いずれが通説で、いずれが通説でない説であるか...全文を見る
○滝沢委員 同じことを議論しても仕方ありませんから、どうか、後でその御本を大臣並びに局長に送呈申し上げますので、ひとつ御精読いただきましての御判断を後からまた承りたいと思います。  それはそれといたしまして、なればお伺いいたしますけれども、この南京虐殺事件がなかったということを...全文を見る
○滝沢委員 異を唱えていじめているように見えますけれども、国のために私は申し上げているわけですから、どうぞひとつ我慢してちょうだい。  ところで、局長、あなたの通説、通説というのは、これはやや危険ですよ。今後、南京虐殺事件について大いなる変更が学界においてなされ、ないしは裁判そ...全文を見る
○滝沢委員 くしくもおっしゃっていただきました極東軍事裁判なるものが、清瀬一郎先生もおっしゃっておりますとおり、非情なる戦勝国が敗戦国を裁くという意味において、事実を無視ないしはなきものをあるがごとく論じ立てて、これを一方的に裁いたという、もちろん二審もなければ三審もないという裁...全文を見る
○滝沢委員 それだけを承っておきます。  そこで、これはちょっとなにでありますが、大臣、一国の教育の方針を決定することは主権のいたすところでございましょう。これは当然そうですわな。国家主権ですよね。そうですね。
○滝沢委員 ところで、いわゆる教育臨調も含め、堅持するとおっしゃっております教育基本法というものを見ますと、その第十条に、「教育は、不当な支配に服することなく、国民全体に対し直接に責任を負って行われるべきものである。」こう書いてあります。いつか質問申し上げましたら、何が不当で何が...全文を見る
○滝沢委員 それは、局長、あなたも立場上いろいろ苦労して答えているのだろうし、大臣もなかなか責任ある立場、苦労のほどはわかりますけれども、今のお答えのようなことをわかる人は、非常に頭のいい人か、随分とばかな方なのかもしれません。  それでは、あの抗議の事実がなくとも(15)項は...全文を見る
○滝沢委員 お答えになっていないのですよ。そのバランスの話はこの前も聞きました。  私がお伺いしているのは、中国からああいう抗議が来なくとも、ないしは総理大臣が中国に旅してあのような約束をしなくとも、文部省は検定の基準に(15)を加え、一年繰り上げて検定をするというような作業を...全文を見る
○滝沢委員 かの有名な大阪落城に先立って、徳川家康に抗議を申し込まれて鐘の銘を彫り直したあの豊臣家の姿と、今日の日本の教育の姿は相通ずるものがありませんか。つまり、日本の教育落城近しと言わざるを得ません。  そこで、今おっしゃいましたバランスのことであります。せんだっても教科書...全文を見る
○滝沢委員 時間がないので実証をしませんけれども、それでは、日本が中国における出兵をあえて「侵略」と書いてある教科書は、すなわち、イギリスのアヘン戦争か何か知りませんけれども、あのような事象、ないしはフランス、オランダ、そして近きはソビエトの日本に対する行為、すべてこれは「侵略」...全文を見る
○滝沢委員 これはきょうで議論が終わるわけではありませんので、勘弁とかいうのではありませんけれども、その場その場で答弁をいろいろ工夫しているようなことでは困るので、バランス上統一するのだとおっしゃったことが、あなたがさっきおっしゃったように、外国が日本を侵したことも、ないしはよそ...全文を見る
○滝沢委員 ありがとうございました。  最後に一言だけ。今立派な教科書をつくるとおっしゃいました。大臣のお答えになった意味とは違いますけれども、局長、私は禁止条項はないというふうに諸法制を見たものでありますからお伺いしますけれども、文部省が著者となって教科書をまとめて、そして検...全文を見る
○滝沢委員 時間が来ましたけれども、私の名誉のために申し上げておきます。私は、文部省ないしは文部省のある機関ないしはある人物が著者となっても、国定教科書ということではない、これ以外のものは許さぬぞというものが国定教科書でありまして、文部省みずからが一つの学説を唱え、一つの教科書を...全文を見る
07月20日第101回国会 衆議院 本会議 第37号
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○滝沢幸助君 ただいま議題に供せられましたる日本電信電話株式会社法案、そして電気通信事業法案、さらには両法の施行に伴う関係法律の整備に関する法律案につきまして、民社党・国民連合を代表し、賛成の意見を申し述べさせていただきます。(拍手)  本論に入りまする前に、電話と言えば、これ...全文を見る