滝沢幸助

たきざわこうすけ



当選回数回

滝沢幸助の1985年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月25日第102回国会 衆議院 予算委員会 第18号
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○滝沢委員 予算委員長、毎日御苦労さまです。  さて、各大臣、御苦労さまですが、私の質問の前に、一言要望を申し上げておきます。  実は、国民の皆さんがこの議場を通じて知りたいとおっしゃっていることは、きょうの会議をどのように答弁をして逃れるかというような答弁のテクニックではな...全文を見る
○滝沢委員 不安、動揺がないとおっしゃっているのは認識不足というものでありまして、臨教審が答申を出しましたら、それに基づいていろいろな施策をすることはそれは当然でありますが、それに至りまする間、例えば再来年から九月入学になるのかな、あるいはまた自由化というのはどういう形で来るのか...全文を見る
○滝沢委員 教育改革、よき教育を築くためには、いわば金の御心配は要りませんというふうに承っておいていいですね。  そのように理解しながら進ましていただきまするけれども、話は百八十度変わりますが、外務大臣、きょうは将来の総理大臣お二人そろって見えておいでですから、心強く将来のこと...全文を見る
○滝沢委員 そうであるならば、昭和四十七年九月二十九日に日中の共同声明なるものが、時の田中総理大臣、中国の周恩来首相のもとに締結されました。これが実りまする過程におきます速記録を資料としてちょうだいできまするよう、委員長、御配慮願いたいと存じます。  そうして質問を進めさせてい...全文を見る
○滝沢委員 文部大臣から……。
○滝沢委員 委員会等で詳しくお伺いしまするけれども、新文部大臣、ただ一言だけあなたに聞いておきたい。日本は中国を侵略しましたか。どうお考えです。
○滝沢委員 このことについては、後で委員会等で承らしていただきます。  ところで大蔵大臣、実は先般もサンケイ新聞でありますかに出ておりましたけれども、ことしも私立大学の入学その他の料金、これは値上がりをいたしまして、ことしの計算でありますと、授業料、施設設備資金、そして入学金と...全文を見る
○滝沢委員 一応承っておきまして、今後の課題としてなおいろいろと検討をしていきたい。どうぞひとつ大臣も、このことについては、これは大きなる国民的要求であるというふうに理解いたしまして検討されんことを望みたいと思います。  ところで文部大臣、文芸春秋の新年号に元東大教授の市原先生...全文を見る
○滝沢委員 さっき申し上げたとおり、法令の解釈は要らぬですよ、わかっているのです。そこで憂えているわけでありますから。それは国語審議会がやったことが国民の生活を利しましたか、教育を前進させましたか。かえって学生諸君をして二つの仮名遣いを勉強しなければ生きていけないのです。新しい字...全文を見る
○滝沢委員 表現の自由ということを憲法は保障している。活字があるのに、昔から使われておるのに法務省がこれを統制することはけしからぬことであります。一日も早くこれを撤廃していただきたい。今承ったのは今までの経過でしかございません。これも後で分科会で申し上げさせていただきます。  ...全文を見る
○滝沢委員 最後に一言。まことにこれは素朴な質問を農林大臣そして外務大臣に。  実は農家の立場は、今世界には五億とも十億とも言われる人々が飢えに苦しんでいるわけであります。飢餓の人々であります。こういう方が片や地球の向こう側にいらっしゃるのに、どうして日本が良質の米がこんなにと...全文を見る
○滝沢委員 いろいろと私も言葉足らず、答弁の方も不十分でありまするけれども、各委員会また分科会等に譲らしていただきます。  委員長、御配慮ありがとうございました。各大臣御苦労さまでした。
03月07日第102回国会 衆議院 予算委員会第三分科会 第1号
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○滝沢分科員 大臣、皆さん、どうも御苦労さまです。  初めに、大臣、二十五日の予算委員会におきまして私が質問申し上げましたことにつきまして大臣のお答えの中に、日本は中国等を侵略したと思いますかというふうに問いましたところ、速記録をまだ見ておりませんので的確には表現できませんが、...全文を見る
○滝沢分科員 そうならば、大臣は侵略という言葉はどのような意義を持つものだとお考えなんでしょう。ちなみに御参考までに広辞苑によらさせていただきますれば、このように書いてございます。侵略ということは、他国に無理に押し入って領土や財物を奪い取ることとなっております。そのようなことで、...全文を見る
○滝沢分科員 大臣は、日本のしたことが結果的には向こう様から見れば侵略と言われても仕方がない面があるとおっしゃったのでありますが、そうならば、日本みずからが使う教科書に日本みずからが、我が国は中国を侵略したというふうに書くことは好ましいことと思いますか。
○滝沢分科員 大臣より大変適切な力強いお答えをいただきまして、意を強うしておるところであります。どうぞひとつそのような精神でこれから教科書を検定していただきたいと思うわけであります。  ところで局長、さっきおっしゃっていただきましたバランス論でございますけれども、しかし、いずれ...全文を見る
○滝沢分科員 いや、私は、侵略という言葉が殊さらに日本に冠せられたものは、したがって教科書等がそのような表現を継承しているのは、その起点は東京裁判であるか、こうお尋ねしたわけで、そうであるかないかだけちょっとおっしゃってください。
○滝沢分科員 それはそれにしまして、先ほどバランスというふうにおっしゃいましたが、中国に日本が攻めていったものは侵略、よその国のものは侵略でないのはおかしいからそのバランスをとるとおっしゃいました。ないしは、日本に対して例えばソビエトがあの二十年の八月、九月に北方領土等に入ってき...全文を見る
○滝沢分科員 全然先ほどからお答えがずれておるのですが、お答えはどうかひとつ簡単に。バランスがとれていると思っているか、とれていないと思っているかとお尋ねしているわけです。
○滝沢分科員 思っていることはわかるけれども、とれているかいないかを聞いているのです。あなたが思ったとおりに書いてあるならばそれはいいでしょう。バランスはとれていますか。
○滝沢分科員 それでは、全部でなくてもバランスのとれない教科書もありますね。簡単にイエスかノーかだけおっしゃってください。
○滝沢分科員 それでは、今の答えを後からちょうだいするようにひとつ御配慮を願います。  話はここまで来ましたけれども、文部大臣、教科書を、特に小中高校の歴史の分野の教科書をお読みになっておりますか。
○滝沢分科員 お読みになったときに、今議論しておりますようなことにつきましていかにお考えでございましたか。
○滝沢分科員 私は、臨教審等が教育のことを議論しているこのいわば大事なときに松永大臣を迎えたことを大変心強く思っております。どうぞひとつ今ほどのお答えのように勇気を持って真実を語り、そして日本の百年のためにこの混迷の教育を打開していただきますように要望し、一つは激励を申し上げさせ...全文を見る
○滝沢分科員 たしか臨教審を設置していただくときにおっしゃっていただいたことは、三年間で議論をする、しかし必要に応じて途中でもいろいろと中間の答申や意見をもらう、そして必要なものから実行できるようにというふうにおっしゃったと思うのです。教科書は毎年検定作業をなさり、また毎年改訂版...全文を見る
○滝沢分科員 教科書検定のことについても臨教審に早く議論をしていただきなさいというようなことを、ちょっと遠慮っぽくさっき申し上げたのでありますが、ひとつこれを要望しておきます。  そこで、先ほど大臣は大変適切な、力強い表現をなさったけれども、私は思うのですよ、日本の国の子供に読...全文を見る
○滝沢分科員 そのように教科書は大切なものなんだけれども、その教科書に過ちの記述が発見されたならば、それは局長、いろいろと去年から私と議論しているところなんだけれども、もう少し積極的に文部省から訂正を求める道が講ぜられていいんじゃないでしょうかね。例えば私は、北方領土の記事につい...全文を見る
○滝沢分科員 大臣も局長も、私が言いにくいことを言うのも、これは皆さんも一緒でありますけれども、教育を思い、国の将来を憂うるからでありまして、その点はひとつ了承をちょうだいしたいと思います。  そこで、この南京虐殺事件の有無もこれは問われておりまするけれども、仮にあったにしても...全文を見る
○滝沢分科員 そこで、これはちょっと余計な話か知りませんけれども、御参考までに、局長、今度四月から使われる高等学校の教科書の中に東郷平八郎、乃木希典、明治天皇というものはどの程度出てくるものか。出てくると思いますか、全然出てこないと思いますか。
○滝沢分科員 これらのものが全然出てこないとするならばどうだろう。これは日本近代史を書く上ではちょっと筆不足じゃないかなと思うのですが、どうでしょう、これらの三人とも全然出てこないような教科書が仮にあったら。
○滝沢分科員 今度はみんなでひとつ歴史教科書を読む会でも開きましょう。  ちなみに、種明かしをしますれば、東郷平八郎、乃木希典は、日本で今度使われるすべての高校教科書にどっちも全然出できません。そして、その二つは申すまでもありませんけれども、加えて明治天皇も全然出てこないのが六...全文を見る
○滝沢分科員 時間が参りましたからあれでありますが、つまり今日、我が国の教育は非常に揺らいでいる。しかも、左右両方からのいろいろの告発や批判を浴びてあらしの中にあると言っても過言ではない。このときに、私たちのこの国を、そしてこの家庭を、この町を受け継ぐ青少年が、このあらしの中の教...全文を見る
03月07日第102回国会 衆議院 予算委員会第四分科会 第1号
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○滝沢分科員 委員長、大臣初め皆さん御苦労さまです。  ところで、御質問の前に一つ御注文を申し上げておきたいと思います。それは実は、議員が議会で発言、質問等をする場合に、その内容についてのいわば打ち合わせをすることは、これは実際問題としては大変議会運営の、また行政の推進の便法で...全文を見る
○滝沢分科員 そこで、お伺いの最初のことでございますが、これは伝染病予防法のことでございます。  実はこの法律は明治三十年の四月一日に公布されたものでありまして、実は片仮名法律の一つであります。しかし、今日に至りまして、社会の状況は非常に違ってきております。そういう時点でこれを...全文を見る
○滝沢分科員 今のお答えで尽きていると思いまするけれども、同じく十六条ノ二の二項につきまして、「都道府県ハ市町村二対シ市町村ガ前項ノ規定ニ依リ行フ鼠族、昆虫等ノ駆除ニ関シ計画ノ樹立、実地ノ指導其ノ他必要ナル措置ヲ講ジ及政令ノ定ムルトコロニ依リ之ニ必要ナル人員ヲ置クベシ」となってお...全文を見る
○滝沢分科員 ありがとうございました。そういう方向で市町村、府県の要望にこたえていただきたいと思います。  次に、幼稚園と保育所を絡めての話でありまして、文部省から幼稚園課長見えていただいておりまするけれども、私は昨年の予算委員会において、幼稚園と保育所の、俗に幼保一元化と言っ...全文を見る
○滝沢分科員 わかりました。どうぞお帰りいただいて結構でございます。  お聞きのとおりであります。そういうことになりますれば、今臨教審が審議をしていらっしゃるその審議の対象としても、幼稚園は教育じゃないからそれに関係ないんだよということではもはや説明にならぬと私は思うのだけれど...全文を見る
○滝沢分科員 お答えいただいたとおりであります。しかし、それは法律の建前でございまして、実際問題としては同じようなことをやっておるわけです。ですから、これは教育でこれは保育でございますと言っても、なかなかこれは分けにくい。  そこで、これは先ほど私が冒頭に申し上げました、資料を...全文を見る
○滝沢分科員 役所にとっては一年は一年であり、我々の年配になりますればそれはそれでいいのだけれども、二度と再び人生において繰り返すことのできない幼児期を今生きているわけでありますから、それらの方々の将来の幸せを考えて、高い次元の判断を重ねてお願いする次第であります。  次に、こ...全文を見る
○滝沢分科員 あったらどのようなことになりますか。
○滝沢分科員 どれが適当かと申し上げているのだけれども、まあそれはいいです。  ところが、これは本人の名誉にもかかわることでありますから、事実そういうことがなかったならば本人の名誉を回復してほしい、事実あるならばやはり厳正なる態度をとってほしいというのでありますけれども、ちょっ...全文を見る
○滝沢分科員 時間が参りましたからこれで終わらせていただきますが、いろいろと厳しいことを申し上げました。また建設的な提言もいたしました。どうぞひとつよろしく今後対処していただきますことを要望しまして、終わります。ありがとうございました。
03月07日第102回国会 衆議院 予算委員会第七分科会 第1号
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○滝沢分科員 委員長初め大臣、どうも御苦労さまです。私は、空港問題についてお尋ねをしたいと思っております。  最初に、今政府は第四次の空港整備計画を進めていらっしゃる。その中で一方、第五次の計画をこの夏にも策定にかかれると聞いておりまするが、その中で第四次の進捗状況が何か六二%...全文を見る
○滝沢分科員 一つには、先ほどの諮問案ですか、これを後でちょうだいできますように委員長、お取り計らい願います。——そうした中で実は、福島県におきまして、県を挙げて、福島空港と仮に名づけているのでありますが、須賀川市在に予定地を検討して設定しまして、用地の買収の準備そのほか関係市町...全文を見る
○滝沢分科員 どうもありがとうございます。  そこで、その三大プロジェクトに力点が置かれて地方空港に手が回らぬのではないかという心配をしているわけであります。しかし、今おっしゃっていただきましたとおり、三大プロジェクトとともに、投資効率の高い、国民の利便に供することの大きい地方...全文を見る
○滝沢分科員 そのような状況の中で福島空港が計画に組み入れていかれるためには、やはり最初申し上げた、またおっしゃっていただきました地域の協力体制というものが必要だと思います。しかし、御存じのとおりでありますが、なおこの上に我々が地域にあって県政とともに地域としてなすべきものは、具...全文を見る
○滝沢分科員 わかりました。それで、その協力体制といいますかの一環としてのことにもなりましょうけれども、何しろ離れたところに空港をつくるわけですから、そこでその周辺環境の整備、特にアクセス道路の問題、特に近くを通ります国道は百十八号線、この整備のこと、さらにはバイパスのこと、そし...全文を見る
○滝沢分科員 そこで、そのような発言の後にふさわしくないかもしれませんが、しかしこれも一つの課題であります。  最近どうも新幹線鉄道に対して、国鉄に対してはつくれと言う。しかし、つくっていった後に必ず騒音公害というような苦情も出てくる。空港の事業もその例外ではありませんで、いわ...全文を見る
○滝沢分科員 最後に山下大臣、今、何といっても空の時代と言われるわけでございましよう。アメリカさんとの例の貨物等の話もありますけれども、何といっても国際的にもないしは国内的にも空の時代と言われているわけです。そうした中で、さらには東北の時代とも言われる。いわば東北こそが今、これか...全文を見る
○滝沢分科員 大臣のところと私のところはいわば差がないということで、同じ運命共同体でありますから、両方とも整備計画にうまく入って、県民の生活ないしは周辺の文化、産業の開発が遺憾なく進展しますように、大臣の大きな政治力に期待しまして終わらせていただきます。どうもありがとうございます...全文を見る
03月07日第102回国会 衆議院 予算委員会第八分科会 第1号
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○滝沢分科員 委員長、大臣初め、皆さん御苦労さまです。  私は、国土庁、建設省、大蔵省、自治省、国税庁などに対しまして、雪害など総じて雪のことをお伺いさせていただきたいと思います。実は二十五日に一般質問で申し上げましたので、そのこととやや重複もいたしますけれども、どうぞひとつ適...全文を見る
○滝沢分科員 今は雪のつらい面を申し上げました。しかし、一面からいいますと、雪は天与の国家的資源である、私はこういうふうに申し上げているわけであります。予算委員会でも申し上げましたけれども、電力が、一年間の発電量は九電力で一億一千八百三万九千五百三キロワットというのであります。そ...全文を見る
○滝沢分科員 私のうちの庭にもダムがあるわけです。裏にも山にもダムがあるわけです。つまり、雪というダムが半年間ほど水を抱えているわけですから、これがもしも雪がなくて、ダムを構築してこれだけの水を蓄えるのは大変なことなので、どうかひとつ大臣、そういうことですから、いろいろと雪国に対...全文を見る
○滝沢分科員 そういうことですが、ただ、皆さんよりも私たちは三倍ぐらいの衣料費を払っておるわけです。私も、東京を離れるときにセーター一枚ふやして、そして郡山を過ぎて会津に入るときにまた一枚ふやすというようなこと、そして出迎えてもらう秘書に、オーバーと長靴を用意してこいということに...全文を見る
○滝沢分科員 次に、話が少し変わりますけれども、市街地の除雪が特別悪いのです。ですから、せっかく町まで来ても、町の中が車が走らぬということがあって、非常に困っておるのだけれども、これをひとつどうにかいい工夫がないものか。そして、あとは田県道の除雪等に使いますブルドーザー等のいわゆ...全文を見る
○滝沢分科員 実はそのことなんですけれども、私はもう二十五年来にわたりまして雪のことに取り組んでいるのでありますが、排土板のついたブルドーザーが一番いいよ、大型の近代的な除雪機械は会津等の湿った雪には不向きですよ、それは北海道用ですよ、平地用ですよと力説をしても、ようその意見を聞...全文を見る
○滝沢分科員 具体的なという話がありましたのでつけ加えさせていただきまするけれども、私のは一般論です。ただ、そこの中で、一般論として、河川沿いに道路をつくる、そして家をつくる、その裏に田んぼがあって、次に山がある、会津等の地理的状況からいうとこれが望ましい、こう思うのです。そうい...全文を見る
03月08日第102回国会 衆議院 予算委員会第一分科会 第2号
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○滝沢分科員 官房長官、日ごろ尊敬しております藤波先生と、政府と議員という立場は違いましても、日本の今日の幾多の課題、これに対しまして、ここに一緒に議論することができますることを光栄に存じます。  実は本日は建国記念日のこと、そして、かの過ぎ去りました戦争の呼称のこと等を中心と...全文を見る
○滝沢分科員 この二つの条件等について政府が関知しないとおっしゃるならば、よもやこの席のお話ですから、うそはないでしょう。それはそれで結構です。  逆にお伺いいたします。このときに神武天皇建国のことを高らかにうたって、しかも天皇陛下万歳と叫ぶというそのスケジュールがはっきりして...全文を見る
○滝沢分科員 適当なことを言ってはだめです。その経過に間違いないならば、私は何千人という人がうそをついている場面に遭遇したと言わなければなりません。そして、ことしは条件に合っているから出たけれども、来年同じ条件もしくは変わった条件のときは来年の判断だなんということは、一国の政府と...全文を見る
○滝沢分科員 いろいろと立場が苦しいのでありましょうけれども、くしくもおっしゃっていただきましたとおり、国が主催してこれらのお祝い、何も建国記念日に限りません、それは国民の祝日と言っておりますが、大体そこら辺は戦後の日本のふやけた立場を言っているわけでありまして、国家の祝日なれば...全文を見る
○滝沢分科員 時間がありませんから次の課題に移りますが、後でこのことは文教委員会で議論させていただきます。ただ申し上げておきまするけれども、そのような軟弱な立場で教育を指導しておられるから今日の教育はだめなのです。労働者の休む立場に立って物を考えておるのか。それは校長先生以下、少...全文を見る
○滝沢分科員 くしくもおっしゃっていただきました。そのとおり、閣議決定をもって大東亜戦争と呼んでいるわけであります。しかるに、その後ポツダム宣言の受諾に伴いまして、連合軍がいわゆる神道指令と俗に呼ばれる覚書をもって、実は十二月の十五日に政府に、大東亜戦争と呼ぶことはけしからぬとい...全文を見る
○滝沢分科員 時間がありませんから結論だけを申し上げるほかはありませんけれども、文部省はすぐに、教科書は著者が書くものに対して検定するだけだからといって逃げるわけですよ。しかし検定をするのは文部省でしょう。本文の方に大東亜戦争と書いて、注の方にこれをアメリカは太平洋戦争と呼んだ。...全文を見る
○滝沢分科員 ありがとうございました。長官御苦労さまでした。今日のこの議論、国の将来を思っての議論であります。総理大臣にお伝えいただき、どうぞひとつ内閣全体でもしっかりと頑張っていただきますように要望しておきます。ありがとうございました。
03月08日第102回国会 衆議院 予算委員会第五分科会 第2号
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○滝沢分科員 委員長、どうも御苦労さま。大臣、御苦労さまです。以下皆さん、御苦労さまです。  初めに、先ほど渡部行雄君が何か来賓祝辞のことをいろいろと申し上げておりましたけれども、それは役人の皆さんが農林省の先輩の伊東正義氏、元の農林事務次官のお立場をお考えのことはよくわかるけ...全文を見る
○滝沢分科員 援助であろうが売買であろうが、とにかく片一方は飢え死にしているんだ。
○滝沢分科員 ですからわからぬのですよ。日本語はわかりますよ。だけれども、過剰米だけを輸出するのだと言ったって、それもわからぬ。どうして過剰米だけが輸出されるか。世界にああして飢え死にしている人があるならば、世界じゅうの人々、つまり日本人をも含めて、それぞれできようはずの食糧をあ...全文を見る
○滝沢分科員 この議論は幾らやっても尽きません。しかし私は、米の減反という政策は全く間違っておる、これは国家百年の後に必ず悔いるときがある、こう思うのです。さっきかつての農林省の大黒柱の伊東先生のお話も出ましたけれども、食糧増産食糧増産というふうに指令を出しなさった方々が、今度は...全文を見る
○滝沢分科員 これもなかなか賛成していただけませんけれども、私は、米の保管をもみでしてほしいと、こう思っているのです。このごろ勝海舟のことをいろいろと勉強しましたら、勝海舟が経験した中に、六十年前の米を放出したら赤くなっていたというのです。私も四十年、五十年という米を見ましたけれ...全文を見る
○滝沢分科員 時間がないですから先に進みますが、食糧備蓄基本法というものを私たちは考えているわけです。これはいろいろと長いこと言うことを省略しまするけれども、省としてはこのようなことについてのお考えがありますか。
○滝沢分科員 時間がありませんが、私たちの考えておるのは、食管会計の中で備蓄を考えていくとどうしてもやはり食糧庁だけが国費を食うという批判は免れない、そこで、特別会計にして別途にこれを一本立てに考えていこうということなので、その点、発想の相違がありまするけれども、これは各党の強い...全文を見る
○滝沢分科員 そういうことでありますから、文部省も防衛庁から見ればこれは大変努力が少ない。どうか両省とも、日本の将来のために、ある者は国を守り、ある者は子供を育てるわけですから目的は一緒、農林省も苦労しているけれども、皆さんも苦労をわかって、これ以上に米食を促進するように御協力を...全文を見る
○滝沢分科員 とにかくそういうことについても工夫を凝らしていただきたいと思います。  これはまたちょっと話が別ですが、実は昨年の予算委員会等でも基盤整備事業のことをいろいろと申し上げさせていただきました。昨年は同意書の問題などを申し上げたのでありますが、とにかく基盤整備事業がで...全文を見る
○滝沢分科員 皆さんのおっしゃっているのはとにかく机上論なんですね。農家をあなたもやってみなさい。減反して、そしてこの部分は減反だ、基盤整備は全部終わった、しかし、ここに何をつくれと言ったって、米以上に生産できるものがありますか。これは農家の立場に立ては、ここにバレイショをつくっ...全文を見る
○滝沢分科員 とにかくお聞きのようなことでありまして議論になりません。しかし、農林省のビルの中で安住していては農家の苦しみはわかりません。それが日本の将来に悔いにならないならば結構ですけれども、必ず歴史の中で昭和五十年代のこのことが悔いられるときがありましょう。どうかひとつ今から...全文を見る
03月08日第102回国会 衆議院 予算委員会第三分科会 第2号
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○滝沢分科員 委員長、どうも御苦労さまです。大臣初め皆さん御苦労さまです。  最初に、ちょっと細かいことかもしれませんけれども、各市町村からの要望でございますので、一言要望してお考えをただしておきたいと思います。  実は各市町村が起債の許可を府県から受けるわけです。御存じのと...全文を見る
○滝沢分科員 大変理解あるお答えですが、今なおその状況の中で市町村は盛んにこのようにおっしゃっているわけですから、最後のくだりの今後ともということでどうかひとつ、地方の時代と言われているわけです。しかし、負担の地方の時代であってはいけません。また、一律補助金カットだけの地方の時代...全文を見る
○滝沢分科員 次に、これは自治省にとっては変なとばっちりとお考えかもしれません。そうお考えいただくところに私は過ちの根源があろうと思っていることなのでありますけれども、最近新聞、テレビで話題になっております東京中野区の教育委員の候補者の準公選のことであります。このことにつきまして...全文を見る
○滝沢分科員 実は大臣、私は、二十六歳だったと思うのですけれども、往時茫々、その年さえも忘れましたけれども、町の教育委員制度ができましたときに立候補して当選したものでした。そして三年ですか二年ですか過ぎまして再選されまして、その次に、三十一年に公選制が廃止になります。そのときはい...全文を見る
○滝沢分科員 中野区がこの準公選のために使っている予算というか公費というか、これは幾らですか。
○滝沢分科員 地方自治団体の予算の組み方等については、ないしは使い方等については自治省は何か指導とか助言とかあるんですか、ないんですか。
○滝沢分科員 法律にない行為をするために三千五百万が支出されている。これは例えば自治省からの強い指導がありまして、なお服さざる場合は交付金のカットというような措置がよそのことだったならばとられるんじゃなかろうかと思うのですが、いかがでございましょうか。あわせて、いわゆるこの中野区...全文を見る
○滝沢分科員 指導する気はないですか。
○滝沢分科員 文部省はどうしますか。このままにしておくのですか。
○滝沢分科員 そうして文部省と自治省が文書を出したとか出さぬとか言っていれば、どんどん見くびられてこの地方自治の根幹は揺らぐのです。どうかひとつ、両省力を合わせ責任を分かち合ってきちんとこれを整理してほしい。大臣どうですか。
○滝沢分科員 どうぞひとつそのようにお願いしたい。そうでありませんと、自治省のこけんにかかわる、文部省の権威にかかわる、こういうふうに私は警告を申し上げておきます。文部省御苦労さまです。なお、今の議論のことは大臣にもよくお伝えになってきちんとしてちょうだい。  次に、固定資産税...全文を見る
○滝沢分科員 何か昔から風が吹けばおけ屋がもうかる、固定資産の評価がえがあればだれがもうかるのでしょうかな。これひとつ考えてちょうだいよ。土地で生産をして土地で金を上げる人はいいですよ。だけれども、一般の家庭なんというのは、去年もおととしも、来年も再来年もただ住もうているわけです...全文を見る
○滝沢分科員 どうぞひとつお願いします。  そこで、ところがさっきの評価ですよ。この評価をめぐりましてこれまた市町村から大変な不満といいますか、かなわぬという言葉が出てくるわけであります。固定資産評価補助員というものがあるのですね。これは評価員というものがありまして、それを補助...全文を見る
○滝沢分科員 そういうお答えをなさるから私は大臣と言ったんですよ、あなた、いつから大臣になったか知らぬけれども。失礼だけれども、役人さんは民間の方々の、地方自治の本当の肌のぬくもりを知ってないんです、役所のビルの中で六法全書と取り組んでいらっしゃるわけですから。しかし大臣は政治家...全文を見る
○滝沢分科員 私の知っている一つの例としましては、人口三万くらいの市が、四人の正規職員と四人の臨時職員をこれに充てて日夜この作業を急いでおるというのでありますけれども、それを民間に委託するならば民間もいわゆる経済活力になるわけですし、その経済活力はすなわち所得税やその他の税金によ...全文を見る
○滝沢分科員 大臣、皆さんどうも御苦労様です。ありがとうございました。
03月08日第102回国会 衆議院 予算委員会第二分科会 第2号
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○滝沢分科員 委員長、どうも御苦労さま、大臣以下皆さん、遅くまで御苦労さまです。  今ほども外国人との関係の戸籍をめぐるいろいろの論議があったことでありますが、私は戸籍法、これは日本人の話でありますが、日本でまともに生まれた子供さんにお名前をつけるときのことをひとつお伺いしたい...全文を見る
○滝沢分科員 大臣に聞いているんです。
○滝沢分科員 ちょっと厳しく今申し上げましたけれども、局長、先ほど官房長官のときもそうでありましたが、私は礼儀として、委員長にも大臣にも敬意を表してそして発言を始めているわけです。最初のお答えくらいは大臣みずからがおっしゃるのが礼儀というものです。官房長官もそれをせずに最初から局...全文を見る
○滝沢分科員 信じていないですか。  大臣、どうですか。
○滝沢分科員 どっちも信じていらっしゃらないからそういうお答えが返ってくるか知りませんけれども、しかし、姓名学というものも権威のある学問としてこれは通用しているわけであります。事実、それを信じて大変な苦労をして名前を変えたりしていらっしゃる例が多々あるわけであります。  それは...全文を見る
○滝沢分科員 文部省からはお見えになっていませんか。――いませんね。仕方ありません。  私は国語審議会のあの漢字の制限が日本文化を破壊するもの、生活をかえって混雑させるもの、こういう理解に立っているのだけれども、そのときに文部省の答えは、これはお勧めするのであって、一つの目安で...全文を見る
○滝沢分科員 政党政治であります。私は役人さんを何も悪く言うわけじゃありませんけれども、行政を政治がリードするところに政党政治のよさがある、私はこう思うのですよ。行政のお役人さんの机の上ではなかなかできない発想を我々政治家が、庶民、大衆に接している立場から新しいしかも過ちなき助言...全文を見る
○滝沢分科員 このことで時間をとりたくないもので簡単にしますけれども、実は戦前に受け付けになった判こでも、今また持っていけば受け付けにならぬのです。白印はだめだというのですね。そして、運命鑑定印というのがありまして、これはなかなか評判がいい。しかし、運命鑑定印はだめですよという市...全文を見る
○滝沢分科員 六ケ月というのは百八十日でしょうか、大体そういうことになりますね。そうしますと、あと九十日くらい残っていることになりますか。今後この九十日を経たならば、大臣は決定を命じなくてはならぬことになりますが、何か今後のことについてのお考えがあれば承っておきたい。
○滝沢分科員 今お伺いしようと思ったのですが、刑の時効の話をおっしゃいました。この時効については、おっしゃったようにいろいろの解釈がありまして、逃亡等によってどうにも困るというときに、しかもそれで三十年過ぎたら確かに時効かもしれません。しかし、あそこにああしておいでのうちは時効に...全文を見る
○滝沢分科員 それが精神規定だ、教訓規定だということを言えば、法律は全部摩滅するわけです。何かそういう特例が明記されておりますか。法務大臣は六カ月以内に命じなければならないと書いてあるのです。そして、命令があったら五日以内に執行しなければならない。こういうように、ならない、ならな...全文を見る
○滝沢分科員 訓示規定であるという解釈は、これは重大な発言と聞かなければなりません。人の命を奪うこと、これは大変なことだというのはわかっております。ですから、裁判の過程も慎重にして、最高裁判所が責任を負って判決をしているわけでありますから、それをそのような解釈で――それじゃ、何か...全文を見る
○滝沢分科員 わかりました。  まことに御苦労さま、ありがとうございました。大臣、御苦労さまでした。皆さん、ありがとうございました。終わります。
03月08日第102回国会 衆議院 予算委員会第六分科会 第2号
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○滝沢分科員 委員長、どうも御苦労さま。大臣、どうも御苦労さま。皆さん、どうも御苦労さまです。  まずお伺いしたいことは、実は私は会津の出身でございまして、会津は白虎隊の次は漆器、漆であります。そういうことで、漆器産業の直面している課題の中から二、三を取り上げさせていただきます...全文を見る
○滝沢分科員 そこで、今おっしゃっていただいたように円安・円高、ドル高・ドル安と事情は変わりましょうとも、これは高血圧も困るけれども低血圧も困るのだ。いずれにせよ、これら零細中小企業の置かれる立場は健康な環境じゃないのですね。そういう意味では、おっしゃったようなことで事情は変わり...全文を見る
○滝沢分科員 その対応の中では、処方せんは変わりましてもこの特例法のごとき法律を延長ないしは新設するという方向でひとつ御検討を期待したいと思います。  なお続けて、今のお答えと一緒にちょうだいすることにして申し上げさしていただきまするけれども、ほかに伝統的工芸品産業の振興に関す...全文を見る
○滝沢分科員 大変どうもありがとうございます。そういうことでどうかひとつ援助を強化していただきたいと思うのです。  実は大蔵省からも税制第二課長さん見えていただいているはずでございますが、これは大臣御存じのように、末端末端のそうした企業に御援助いただくことは財政困難な今日大変な...全文を見る
○滝沢分科員 ありがとうございました。  そこで、時間もないようでありますが、実は大蔵省、これはなかなかつらいところだけれども、大型間接税と言われているわけですね。付加価値税、これはやらぬようでありやるようであり、やるようでありやらぬようであり、まことにわからぬところに味もあり...全文を見る
○滝沢分科員 直間見直しとか何かいろいろとうまいことを言っておりますが、一言で言えば、もう直感でわかるようなぐあいにしなければいかぬです。どうも最近はわからぬことで、ないしはもうわかり切っておることで、その場その場の言い逃れをしておるというのが今日の政府の答弁の一貫した姿勢ですの...全文を見る
○滝沢分科員 これはなかなか今になってはどうにもならぬということでありましょうけれども、事ほどさように、一つの時期に行政を指導する者の判断というのは大変なことなんです。  今情報機器とかいろいろと事新しいものが開発されていくわけです。そういうときに、私は、なおこのようなことが必...全文を見る
○滝沢分科員 値段は安くとも書いた文字は千金の値なんですから、それは大変喜ばしゅうございますが、大臣さんが万年筆を使わないものですから、万年筆業界は非常に困っておるのですよ。ところが、私が使っているのは、これはパイロットです。しかし、私はつい最近までプラチナを使っておりました。な...全文を見る
○滝沢分科員 行政が何にもしなければ何でも難しいわけですよ。さっき電気のことを言ったでしょう。あれは二十年、三十年、五十年、七十年前の政治家が指導力がなかった。そのことに気がつかなかった。気がついても、これは業界に嫌がられるのでなかなかしなかったということですから。企業にとりまし...全文を見る
○滝沢分科員 十年だったら、十年になる会社はどの会社が、あなたの帳面を見ればわかるのだから、そこで勧告なり指導なり助言なり協議会を開くなりして、これは一緒にさせていただきなさいよ。そうでありませんと、旅行の先や何かで、あるいはまたホテルに行っても、ほかのインクは売っている店があっ...全文を見る
03月26日第102回国会 衆議院 農林水産委員会 第7号
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○滝沢委員 委員長御苦労さまです。各委員どうも御苦労さま、大臣御苦労さまです。  蚕糸砂糖類価格安定事業団法の一部を改正する今回の提案でございますが、それに関し、あるいはまたそれに関連しまして、短い時間でありますが二、三お尋ねさせていただきたいと思います。  大体この養蚕業と...全文を見る
○滝沢委員 今お聞きのようないわば気の遠くなるような金が投入されても、なお蚕糸業界は満足をしない、生産農家も満足はしない、そして国もこのことが苦労惨たんの青息吐息ということで、三万両損という言葉はありますけれども、三者三様に苦労しておるのが今日のたどり着いたところであります。 ...全文を見る
○滝沢委員 今回の改正の理念をお伺いしようと思いましたが、時間がなんですから、これは言わすと知れたことでありましょう。  今度の改正を見ますと、異常変動防止措置というものが廃止をされるというのでありますが、今まで一度も発動されなかったように聞いておりますけれども、どうしてでしょ...全文を見る
○滝沢委員 つかぬことをお伺いしますけれども、改正の要綱を見ますると、基準繭価の決定の措置を事業団の決定から大臣の御決定のように改正されているのでありますが、このようにすれば何か利点がありますか。
○滝沢委員 いろいろとおっしゃっておりますが、手軽に在庫が手放せるように、そして一般財源からの肩がわりが簡単にできるようにというのが今度の改正のねらいではないか、こう思うのであります。  つきましては、時価に悪影響を及ぼさない方法で売り渡すというのは、具体的にはどんな方法をとる...全文を見る
○滝沢委員 従来物価は、その需要供給の関係においておのずから生まれるべきもの、それは一種の社会主義政策でございましょうけれども、このようなことで、操縦するのはなかなか難しいことでございます。これは血圧を理想の型におさめておくようなもので難しいことであります。  ところで大臣、今...全文を見る
○滝沢委員 それで、結果として無慮四十五億を、これから何年間一般会計から持っていけばいいのか知りませんけれども、このようなことはしょせんいつまでも続くものではないと私は信じます。これはいつ、どのような形で、こういう事業団のあり方について終結をするお考えですか。大臣でなくては、こう...全文を見る
○滝沢委員 私が聞いているのは、この事業団はいついわゆる終結をするか、終わりを告げるかということです。私は今やこうなれば、繭をつくることを今後も継続していただく人と転作をしていただく方にきちんと分けて、そして農家がおのずからの力で立ち上がることのできるような、先ほど菅原先生からお...全文を見る
○滝沢委員 では事業団はずっと続けられるというふうに理解していいですか、いいですね。
○滝沢委員 納得できない点も多々ありますが、時間でありまするからこれで終わらしていただきますけれども、また機会をとらえて承らしていただきます。  委員長、御苦労さまでした。各委員さん御苦労さま、大臣どうも御苦労さまでした。ありがとうございました。
03月29日第102回国会 衆議院 石炭対策特別委員会 第3号
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○滝沢委員 委員長、御苦労さまです。大臣、御苦労さまです。  石炭問題の基本的な二、三について質問さしていただきますが、まず初めに、第七次石炭政策の見直しというようなこと、これは申すまでもなく昭和五十七年から六十一年までの計画、この目玉は、いわば年産二千万トン達成ということを通...全文を見る
○滝沢委員 七次計画がおおむねよろしく進んでいるというふうなお答えと聞きましたのでありますが、そうでございますならば、次の第八次の石炭の政策を策定する時期に移るわけでありまするけれども、これは今年後半から来年にかけ作業をされなくてはならぬと思うのでありますが、この作業の、つまり第...全文を見る
○滝沢委員 今のお答えに尽きるかもしれませんけれども、諸般の情勢を検討してということですが、そう言えばそれで終わりでございます。  そこで、第八次石炭政策を立案されるに当たりまして、本来の二千万トン体制そのものを見直すのであるかどうか、これをいろいろと危惧する面もございます。こ...全文を見る
○滝沢委員 もう一つ、具体的な話でありますが、電力事情等を見ますると、原子力発電所の開発には住民等の中でこれをいわばまだなかなか消化し切れないものが多々ありまして、いずれの立地におきましてもこれはいろいろなトラブルを生じているところでありますから、やはり火力の占める比重は今後とも...全文を見る
○滝沢委員 全部検討ですから。もちろん、検討するためにこれから作業するのですからそれはそのとおりでありまするけれども、しかし、政府としてはこれだけは動かさぬ、これはむしろそれこそ変えるべきではないのかというようなものがあっていいのでありまして、何もかにも検討とおっしゃればそれで尽...全文を見る
○滝沢委員 要するにわからぬということになるわけでありますけれども、国の政策というものは、もちろんこれは石炭だけではありません、すべての計画は五年ごと、十年ごと、いろいろとございまするが、たびたび計画を輪切っていくのは当然ですね。しかしこれは、今後自民党政権がどうなるか私は知りま...全文を見る
○滝沢委員 さっき局長がおっしゃったことを大臣が確認していただいたみたいな話でありまして、続いて八次の政策の立案についてのことでありますが、財源のことも検討するとさっき局長がおっしゃってしまったからでありまするけれども、そういう以心伝心、答弁の方が先走るのは非常にいいことです。そ...全文を見る
○滝沢委員 そこで、今日米の通商摩擦といいますか、貿易摩擦といいますか、何かおたくの政審会長も今度向こうに渡られると聞いておりまするけれども、ゆゆしき課題を背負っておるわけであります。そういう中で、輸入炭、このことも含めてこれは考えていただかなければならぬことであります。ところが...全文を見る
○滝沢委員 大臣から大変温かいお答えをいただきましたけれども、おっしゃるように、日米間の貿易摩擦というのは本当に今の日本、将来の日本にとっての命運を決するほどの大きな課題であります。しかし、その中で、これはひとり石炭だけではありませんけれども、特に石炭のごときいわば弱い産業といい...全文を見る
○滝沢委員 その範囲を出ないこともやむを得ないかもしれませんが、大臣よく御存じのとおりの業界の念願でありますので、どうかひとつ八次の計画にも七次を踏襲して、大変な状況の産業に対しての御理解を進めてちょうだいしたいと思います。  さて、保安確保対策についてでありますが、先ほどの三...全文を見る
○滝沢委員 次に、切り羽の自動化ということもございます。山はね対策、そして今ほどもいろいろと議論があったところでありますけれども、個人の携帯用酸素マスクの開発のこと、これは大変重要な課題でございますけれども、この開発の現状と見通しといいますか、これをもう一度私からもお尋ねさせてい...全文を見る
○滝沢委員 また、御存じのようにだんだん深くなってきまして、奥深くなっていくわけでありますから、こういう条件はだんだんと難しくなってくるわけであります。これに対しまして、保安技術の向上というものがまず大事でございましょう。そのためには、技能者の養成というものが当然必要になってまい...全文を見る
○滝沢委員 次に、炭層の探査の問題でございますが、安定した炭層を求めること、そのための海上ポーリング等が必要なわけでございます。これは企業側の問題でもありますので、何といいますか、大変政府としては対応しにくい課題も多々ありましょうが、このことについて抽象的な御質問だけを申し上げて...全文を見る
○滝沢委員 時間があれですから進ましていただきますが、技術開発の促進ということが一つの課題でございます。これは申すまでもなく、石炭の利用を拡大するためにはいわばクリーンな流体エネルギー、つまりは石炭の液化、石炭のガス化なんというような技術の開発が欠くべからざるものでございます。こ...全文を見る
○滝沢委員 ありがとうございました。  今おっしゃっていただきましたように、大体石炭は炭質がいろいろございますからこれによって違いまするけれども、総じて積極的ないわゆる研究開発というものがありませんと、近代社会に消費者の要求に沿えないという課題があるわけでありまして、どうぞひと...全文を見る
○滝沢委員 これもまた各企業の責任というようなことでありましょうから、なかなかうまい方途もないわけでありますけれども、ボタといいますか、残滓のことが谷山におきましていろいろと後に残る難しいことになっておるのが今日までの状況であります。これらにつきましてもどうかひとついわば鉱害とつ...全文を見る
○滝沢委員 大臣、実は私は会津のしかも山の雪国の出身でございまして、石炭のことは余りわからぬものでありますから、質問がやや抽象的になりましたけれども、実は私のおじが磐城の炭鉱に生涯をささげた技術屋でございまして、石炭の委員会に回りましたのも因縁と思うのであります。ところが、私のお...全文を見る
○滝沢委員 大臣初め政府委員の皆さん、どうも御苦労さまでございました。ありがとうございました。終わらせていただきます。
04月09日第102回国会 衆議院 大蔵委員会内閣委員会地方行政委員会文教委員会社会労働委員会農林水産委員会運輸委員会建設委員会連合審査会 第2号
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○滝沢委員 どうも委員長御苦労さまです。大臣の皆様御苦労さま。  まず、基本的なことでちょっとお尋ねをしたいのでありますが、今回のいわゆる補助金一律節減の措置は、我が国の地方自治の根幹を揺さぶる問題であると私は思うのであります。ちょっと拝見しましても、高率補助率の引き下げによる...全文を見る
○滝沢委員 いろいろとおっしゃっていただきましたけれども、基本的な議論となりましょうが、私は補助金制度というものは、地方自治体が自主的に行政の方針を打ち出していくけれども、力が足らぬものだからこれを中央が助けるという趣旨のものでなければならぬと思うのでありまするけれども、現実を見...全文を見る
○滝沢委員 時間の割り振りでちょっと苦労しておりますので、簡単にお伺いします。  会計検査院さんお見えだと思うのですけれども、いろいろと御苦労されて指摘していただきまして、そのたびに新聞がにぎわうわけであります。税金のむだ遣いは百七十一億円だと書いてございます。五十八年度の報告...全文を見る
○滝沢委員 各省庁にわたりまして、私は補助金の使われ方について問題を提起していきたいと思いますが、時間があれですから代表的なものだけに触れまするけれども、これは各省庁共通のことであります。  とにかく補助金というものは、もらうためには膨大な書類を持っていかなければならないものだ...全文を見る
○滝沢委員 今のことについて、実は自治大臣という立場ではどのようにお考えなんでしょう。
○滝沢委員 地方自治体の立場を理解する、守るという意味で、自治大臣、もっと頑張っていただかなければ、地方自治体は大臣を頼りにしておるのですから。  そこで、建設省からもお見えだと思います。先ほども抽象的に申し上げましたけれども、小さい一々の仕事について、箇所づけまで中央政府で支...全文を見る
○滝沢委員 これはなかなか大変な話ではありますけれども、補助金の申請についてのことをきょう申し上げているんだけれども、そのほかのことでもこれは同様でございます。とにかく町村にとっては県の出先機関があります。そして県があります。そして例えば農政局とか、そのような国の出先機関がある。...全文を見る
○滝沢委員 全然答えになっておりません。今のは、どうして農政局ができたかということを聞いているんじゃないのです。これはだめですな。  そこで、将来の総理大臣に聞いておけば一番安心だと思うので、大蔵大臣、今いろいろと言っても、とにかく出先機関が多過ぎるのですよ。仮に福島県ですと、...全文を見る
○滝沢委員 中曽根行革で足らざる点は竹下行革に期待するほかはありません。  そこで、これはちょっと嫌な話なんだけれども、補助金をもらうと、一つは特定の業者や特定の協会等にこの仕事を委託しろというような圧力がかかってくる、こう言っているわけです。これは農林省にもあるし、建設省にも...全文を見る
○滝沢委員 それは本当に知らないならば不勉強も甚だしいということだし、そしてそれは任意にやっているような話なんだけれども、どこどこの協会に設計をやらしてくれ、どこどこの業者にこれを請け負わさしてくれと言われたものは、正規なことではありません。それは確かに、オーケー、よろしゅうござ...全文を見る
○滝沢委員 その議論を繰り返しますと時間がなくなりますからやめますが、これちょっと変わった話ですけれども、実は私、かねがね不思議に思っていることがあるんです。話の出だしが文部大臣みたいな感じだから、文部大臣で結構ですけれども、佐々木信綱という歌人の歌で、「ゆく秋の大和の国の薬師寺...全文を見る
○滝沢委員 まあ千年と二十年を比べたからちょっと話があれですけれども、それほどでなくでも、これは一つの問題点です。今、見た目はいいけれども、骨がしっかりしない、現代の青年像と同じような時代相の影響かもしれません。もしも政府が、壊れるようにつくれ、二十年後にまた業者が請け負った方が...全文を見る
○滝沢委員 ほかにありませんか。
○滝沢委員 厚生省さん、労働省さん、お呼びしましたけれども、同じような答えだと思うのです。  私は、違法なことをやっていると言っているのじゃないのです。それはきっと法律的に合うからそう言っているのでしょう。だけれども、私はそういうことを言っているのじゃないのです。両方が協議して...全文を見る
○滝沢委員 今、国民の皆さんはいわば中曽根内閣の手による行政改革、そして、その一環として出てきました補助金の一括削減のようなこの変化に対して、大きな不安と期待を持って見ているわけです。今我々が議会といえ、ないしは皆さん行政官庁といえ、立場は違っても、歴史の中で一つの課題に向かって...全文を見る
04月17日第102回国会 衆議院 文教委員会 第7号
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○滝沢委員 諸先生、大臣、どうも御苦労さまです。  実は、私は先般「国語問題に関する質問主意書」「戸籍法第五十条に関する質問主意書」という二つの質問主意書を提出させていただきました。これは二つになっておりまするけれども、挙げて国語問題という視点から物をとらえているわけでございま...全文を見る
○滝沢委員 具体的にと言っているのです。私は、名前が難しいために本人が、特に第三者が非常に不便をしたという例はほとんど聞かない。私が質問書で聞いているのは、例えば名前を簡単な文字にしても名字は変えられないのでしょう。名字が変えられなかったならば、難解には変わりないでしょう。難解な...全文を見る
○滝沢委員 いみじくもあなたから家庭裁判所でお名前を取りかえる話をおっしゃっていただきました。今のままでも特殊なものは家庭裁判所がちゃんと認めてくれるのです。  今メモをお渡ししました。何と読むか読んでちょうだい。
○滝沢委員 だから、私が言っているのは、漢字を制限して漢字の画数を少なくするような、常用漢字を用いるというような発想ではいかぬのです。今不便を感じているのは読みが難しいということでしょう。一を三つ書いて、あなたは読めないのだ。それは一一一(しもつきはじめ)と読むのです。一一はシモ...全文を見る
○滝沢委員 名前のことだけで時間をとってもいけませんから、一応ここで区切らせていただきまして、次に国語の問題に移らせていただきます。あなた、どうも御苦労さん。ひとつ大臣に今の旨をおっしゃってちょうだい。  実は、先ほど申し上げましたとおり、国語問題につきましても、戸籍法もこの一...全文を見る
○滝沢委員 大臣、大変遠慮っぽくおっしゃって、少しなんというようなものじゃないですよ。私も、二人の子供もおかげさまで大学を出してはきましたが、法事のはがきが書けないんですな。  大体、今、社会の風潮として、英語のようなもの、ちょっと新聞に書いてある最近の外来語のようなものがわか...全文を見る
○滝沢委員 大体漢字を制限して、いわばこれは一つの考え方として、絶対にこれを強制していくんだというならば、これも一つの考え方か知らぬけれども、もとの方を使ってもよろしいんだよと。そして、この仮名遣いというものは、歴史的仮名遣いというものに対してきちんとした法則があって、みんなの人...全文を見る
○滝沢委員 今の内閣は自民党内閣と聞いているのだけれども、いつから社会主義内閣になったのか。馬場先生、御存じあるかどうか。つまり、今のお名前を統制するのも社会主義なんだ。そうなら、どうして服装を制限しないのです。女か男かわからぬ、不便だ、服装をこうしなさいってどうして制限しないの...全文を見る
○滝沢委員 それらの質問や議論を踏まえて、確定されるまでにどのような努力をされるお考えですか。
○滝沢委員 そこで、さっきバイパスと申し上げましたけれども、この仮名遣い等についてのお答えも、社会に定着しているというだけで終わっているわけです。私は、そのことだけじゃありませんけれども、一々具体的な例を挙げていろいろとお伺いしているわけです。それに対しての何のお答えもなく、現代...全文を見る
○滝沢委員 実は大臣に答えてほしいのは、こういう答えを書くときに総理大臣がみずからペンをとれとは言わないけれども、もっと真剣な勝負をする姿勢になれないのだろうか、こう言っているわけです。それは後からでいいのです。  ところで、今いみじくも大臣は、かの中国におきましてもとおっしゃ...全文を見る
○滝沢委員 とにかく、簡単明瞭という言い方をすれば、あなたの考えは全面的に否定します、これでいいわけだから。それを、答えたような答えないような、隣町を候補者が通ってスピーカーが鳴ったけれども、はて、だれ候補かわからぬみたいなことで、いやしくも議会の議長の名において内閣総理大臣に聞...全文を見る
○滝沢委員 開き直ったというか、それではしかし議会と執行部との信頼関係は保てぬじゃありませんか。それを、ただ自民党は多数だという、力によって対決するというなら別ですよ。対決をするのと議論をするのは違います。このことで時間をとると困るんだけれども、今のようなお答えがそのままだったら...全文を見る
○滝沢委員 それでは、次の問題に移らしていただきまするけれども、実は、先般の委員会におきまして、学校教科書における歴史的記述の問題に特に焦点がだんだん絞られてまいりまして、侵略という言葉の使い方についての議論をいたしたところでございます。そうした議論の中で出てきましたのは、結局は...全文を見る
○滝沢委員 そうすると、この本はバランスが大変理想的にとれているというお答えと闘いでいいですか。
○滝沢委員 もちろんそう答えなければ検定をなさった立場からいうと困るのでしょうけれども、ちょっと煩項ですが、一緒にページをめくって勉強してみてくれませんか。  「侵略」という言葉がこの一冊の本にあらわれておりますのは、九十一ページに「明・朝鮮と、倭寇の侵略地」ということで地図が...全文を見る
○滝沢委員 どうして日清、日露戦争当時は侵略じゃなくて、例のあの大東亜戦争は侵略なのですか。
○滝沢委員 実は同じ時刻に、河北委員会におきまして我が党の青山議員さんが北方領土の教科書記載のことをお伺いしていただいているはずです。北方領土のことを考えますると、今局長、大臣がお答えになった、満州事変を境としてそれ以前は進出でもよかろう、その後はなべて侵略なんだとおっしゃってい...全文を見る
○滝沢委員 それは言葉のあやというものでございまして、あなたは占領というのは侵略よりも強い恒常的な状態、強い表現だ、こうおっしゃっているけれども、私の国語の及ばざる力によれば、侵略というのはその行為そのもの、攻めてきてそしてそこに居座ってそこを取るということが侵略である、しかし、...全文を見る
○滝沢委員 総理府が中心となりまして例の北方領土返還の運動は大いに推し進めようとしている。そして、かつて国会決議もなされた。そして、もう一度改めて決議をしようとして今、河北委員会を中心として各党が寄り寄り相談をしているわけです。そのとき、文部省も毅然としてこれらのことにいわば歩調...全文を見る
○滝沢委員 一つ要望がございます。  局長、北方領土の記述については、やはりソビエトのしたことは侵略である、そして今も占領しているというようなぐあいに、あの行為が不当なるものであるということ、これが一つですね。二つ目には、あの四つの島々は日本国有の領土であるということ。そして三...全文を見る
○滝沢委員 私が申し上げているのは、ソビエトが侵略したとここにちゃんと書いて悔しいと言っているわけです。  そこで、大臣、これは言うまでもないことでありまするけれども、今私たちは、自分の国の歴史を自分の国の国民に教えているわけです。ですから、中国の教科書で、日本いけないんだよ、...全文を見る
○滝沢委員 ありがとうございました。  そこで、大臣、局長、私が今お読みした教科書は一冊でございまするけれども、これを見ても、バランスのとれたものだとも思わないし、そしてこれが日本の国が日本の歴史を日本の国民に教える教科書だとはとても思えないのですよ。どうかしてよその国のこの部...全文を見る
04月24日第102回国会 衆議院 文教委員会 第9号
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○滝沢委員 私は、民社党の滝沢幸助でございます。  本日は、御多用のところ、岡本会長さん、石川代理さん、お見えいただきまして御苦労さまに存じます。  実は、民社党は、たびたびの党首会談等の機会におきまして、教育改革を断行すべし、それは臨教審のごとき手続を踏むべしということを主...全文を見る
○滝沢委員 そこで、そのような御精神でどうぞひとつ大いに成果を上げてちょうだいしたいと思います。  関連しまして、その意見を聞く中で、特に、私は、教育のことでございますから、教育現場の教師の意見、どのようなことで苦労されているのか、そのようなことをむしろ聞いていただきたい。ある...全文を見る
○滝沢委員 そのようにお願いしたい。  ただ、校長会等でお集まりいただくということになれば、これは極めて限られた方になりますから、私は、御苦労さまでも委員の先生方が出向いて現場に訪れられてなさったらいかがなものか、こう思います。  ところで、先ほど森前文部大臣も見えておられま...全文を見る
○滝沢委員 いわば教育基本法にのっとり自由濶達に何事でもひとつおっしゃってちょうだいというふうな諮問であったと聞いておりますが、今のお話によりましてよくその点がわかりました。  そこで、そうならば、特に教育基本法の精神となっているところに私たちは多くの意味があろう、こう思ってい...全文を見る
○滝沢委員 承っておきます。  次に、基本的なことでお伺いしますが、いわば何事を議論してもよろしい、何でもおっしゃってちょうだいという趣旨の諮問であったとするならば、今日教育を取り巻く問題は多々ございます。予算のことございます。学校制度のこと、教師の素質のことございます。ござい...全文を見る
○滝沢委員 このことに検討を加えるとお答えいただきました。  それならば、会長先生、個人のお考えにわたっても結構でございますが、いかなる時期に、いかなる方向によってこれが議論されるものでございましょう。承ります。
○滝沢委員 実は、会長先生も篤と御存じのことでございますが、今日、教科書をめぐる、特に検定のあり方をめぐる議論は、片や、極端に言えば、革新的見地に立ってこれを書くべきであるという学者もいらっしゃいます。しかし、片や、またこれは、特に私がいつも問題にしておりますのは、社会科の特に歴...全文を見る
○滝沢委員 実はそのことにつきまして、私もたびたび取り上げさせていただきましたが、純粋学問としての歴史と教育としての歴史はおのずからそのとらえ方に差があるべきだ。学問としての歴史なれば、それは数々の学説に従ってよろしいけれども、教育の部門におきましては、先ほども申し上げましたが、...全文を見る
○滝沢委員 具体的におっしゃっていただけませんけれども、やむを得ないことかと思います。  そのことについて、このままでもちょっと物足りないと思いますので、速やかに議論をいただきたい。議論が一つの点に達しましたならば、いかなる手続をもって文部省にこれをおっしゃっていただけるのか、...全文を見る
○滝沢委員 話は変わりまするけれども、私は、今日、日本の社会が、総理大臣が戦後の総決算とかおっしゃっておりますが、いかなる部面をいかに決算するかとなれば、戦後平和国家を目指す、それはいいです。だけれども、経済再建を目指す、ここに経済大国、高度経済成長、これが、経済は豊か物は豊かに...全文を見る
○滝沢委員 そこで、大変力強いお言葉をちょうだいしまして意を強うしたことでありますが、特に先生、文部省の方は、これは一つの目安である、強制はしないとおっしゃっているのだけれど、一方、法務省の方は、夫婦が孫のあるいはまた子供の名前を本当に一生懸命考えて、おじいちゃんの一字を借りたい...全文を見る
○滝沢委員 和気あいあいのうちに幾つかのことについて意見が一致しまして、まことに喜びにたえませんけれど、どうかひとつ先生方、御存じのとおり今日本の国はあらしの中に立っている。そして、二十一世紀か何か知りませんけれど、いわば国家存亡の課題を幾つか抱えている。それは財政問題でもありま...全文を見る
05月15日第102回国会 衆議院 決算委員会 第6号
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○滝沢委員 滝沢幸助であります。  大臣、どうも御苦労さま。委員長、御苦労さまです。  初めに、私は、このほど話題のかまびすしくしておりますいわゆる帝銀事件の死刑囚平沢貞通をめぐる死刑の刑の時効ということにつきましてお伺いしてみたいと思います。  実は、これは三月八日に予算...全文を見る
○滝沢委員 そこで、このことにつきましては、今日いわゆる議論されておるものは時効のことでございます。御存じのとおり、時効につきましては、刑事訴訟法の二百五十条によりますところの公訴の時効ということと、このたび問題になっております刑法三十二条の刑の時効ということになってございます。...全文を見る
○滝沢委員 今のお話のように、明治四十一年の十月一日に刑法が公布されまして以来、今日までこの条章については改正が行われておらぬということでございます。しかし、これはつまり再審請求、再審請求というものを少しずつ模様を変えたものを出して継続するならば、二十歳にして死刑の判決を受けた者...全文を見る
○滝沢委員 今現に刑法改正の動きもございます。聞くところによりますると、その草案も用意されているがごとく聞くわけでありますが、そのようなものにもしも了知しておられるならば、その草案なるものの中ではこのようなことはいかに取り扱われているか。――見ていただいているうちに、それじゃもう...全文を見る
○滝沢委員 まことに教科書のような御答弁をいただきまして、さもあろうと思うわけであります。しかし大臣、これは最高裁の長官が見えておればなおありがたいのでありまするけれども、今いやしくも裁判の衝に当たる者、外圧等により何らの影響を受けることはないとおっしゃいまして、そうあるべきはそ...全文を見る
○滝沢委員 御答弁を了としまするが、重ねて申し上げます。今日、ある意味では司法権も大変なあらしの中に立ち置かれている。これの衝に当たる人々に対して保護、奨励の措置がもう一つ検討されるように要望しておきます。  さて、次に話を変えさせていただきますけれども、実は四月二日に、私は「...全文を見る
○滝沢委員 ありがとうございました。  そこで、私は、このようなことは憲法に言いますところの十九条、二十条、二十一条、思想、良心、信教の自由を侵すものである、そしてまた、憲法の定める幸福追求の権利というようなものを否定するものである、こういうふうに申し上げているわけであります。...全文を見る
○滝沢委員 だから、あなたのようなお考えの人は、御自分のお子さんに簡単なお名前をつけなさったらいい。だけれども、そういう方だけじゃないのです。  話がちょっとやわらかくなりますが、小倉百人一首に、「名にしおはば逢坂山のさねかづら人にしられでくるよしもがな」というのがあるのです。...全文を見る
○滝沢委員 大臣、あなたが法務大臣、私が議員であることもこれ緑かと心得て、私はこのことはもう再三再四実現するまで叫び続けよう、そして世の隅々を緩めくって、これらのいわゆる被害者を拾い出してきまして世の反省を促そう、こう思っておるのであります。  最近、地名につきましては、そのよ...全文を見る
○滝沢委員 いま一つ歯切れがなにでありますが、これは大臣、決してお互いに議員の職にあるうちとか大臣の席にあるうちというようなことではなくて、日本の大きな歴史、そして、今ここに我々がどのような生きざまをするかということは、我々の子々孫々につながることでありますから、ひとつ視野を広め...全文を見る
05月17日第102回国会 衆議院 決算委員会 第7号
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○滝沢委員 委員長、御苦労さまです。大臣、御苦労さま。  私は、質問いたします前に、一言謝意を表しておきたいと思います。  実は昨年、第百一国会におきまして三月の予算委員会の一般質問、そして三月十二日の予算委員会の第七分科会におきまして、私は、第三種郵便の取り扱いの規定に関し...全文を見る
○滝沢委員 大変、労使双方の努力の結果であろうと思いますが、大臣、このように最近、いろいろと今も御批判はありましたけれども、郵政事業というものは大変にいい方向に全体としては来ているのではないかと思うのであります。これがいわば黒字に転換しつつある、少なくとも単年度としては赤字が出な...全文を見る
○滝沢委員 今おっしゃっていただきましたとおり、私は何といっても、赤字赤字で来ましたものが少なくとも単年度黒字に転換する年次が多くなってきた、この現実はやはり労使双方の努力というものを見逃してはいけないと思うのであります。  ところでもう一つ、しかしここに心配なものがあるわけで...全文を見る
○滝沢委員 つまり、当分の間値上げはないと理解してよろしゅうございますか。
○滝沢委員 そこで、先ほどから承っておりますとおり、経営はややいい方向に転じつつある、しかもその要因たるや、いろいろのことはありましょうけれども、見逃してならないのは労使双方の企業努力、これにあると私は理解します立場におきまして、ちょうど今が仲裁裁定の出てくる時期でありますけれど...全文を見る
○滝沢委員 誠意というものは言葉で示すものではありませんで、やはり物と一緒に示すべきものでございまするから、どうかひとつ完全実施に向けて大いなる御努力を期待しておきたいと思います。  さて、そのようなことにまつわるサービスの向上等のことについても、幾つかの御提案を申し上げたいと...全文を見る
○滝沢委員 そこで、実はこのたび電電公社が民営化されまして、これは大変歴史的改革だと一面においては評価をし、一面においては危惧するものでありまするけれども、これに対しまして、資材調達協定を延長して適用されるということになりますか。
○滝沢委員 わかりました。  なお、アメリカはポケットベルの業務を行う、こういう面にもいわば意見を出してきておりまして、つきましては電波法の規制の緩和ということを求めてきている模様でございますが、これらに対する対応はどのように進んでおりますか。
○滝沢委員 次に、アメリカが通信衛星を日本に売るといいますか、日本が購入するといいますか、こういうことによりまして、日本におきましては電波の周波数の割り当ての変更が必要となってくるというわけでありまするけれども、それにつきましてどのような対応をお考えでありましょうか。
○滝沢委員 そのようなことですが、それによって我が国の電波秩序が乱れるというような心配はありませんか。
○滝沢委員 このことの最後に、放送衛星のゆり二号ですか、これの打ち上げが延期されましたね。これはどのような原因でありますか、また、今後はどのようにこのことを進められるのか、承っておきます。
○滝沢委員 大変難しい作業でありましょうが、どうかひとつ成功しますように御努力を要望しておきたいと思います。  さて、空の話はこの程度にしまして、今度地上の話に返らしていただきます。  電話の発達は大変なことでありまして、電電公社があのようなことで民間資本を導入しまして新たな...全文を見る
○滝沢委員 とにかく、そういうことが素朴なる利用者の声でありますので、これにこたえていただきまして、五台ぐらいの電話のあるところには、少なくとも一台ぐらいの両替機がどうかひとつちょうだいできるようにお願いをしたいと思います。  さて、サービスのお話の続きでありますが、郵便貯金特...全文を見る
○滝沢委員 大いにひとつ努力をしていただきまして、とかく批判もありました郵便貯金についての面目をひとつ回復してちょうだいしたいと思います。  ところで、ついせんだっての新聞に、超特急郵便というものが今度はできまして、何か一日のうちに、しかも数時間にしてこれを配達しようというよう...全文を見る
○滝沢委員 事務局さん、これをひとつ大臣に示してください。  さて、私は昨年の予算委員会の分科会で二、三の提案を申し上げておきました。それは、今はがきをお持ちしますが、そのはがきに広告を入れることです。もちろん、これは既に昨年も申し上げましたが、郵政省で実行していらっしゃいまし...全文を見る
○滝沢委員 ないのが欲しいというのは、ないのがあるからでしょう。全部が広告になっているならば、その選択の余地がないわけです。そんな選択をしていただく、それほどに財政が豊かなら心配しなくていいんだけれども、どうかなといって心配しているわけです。  さて、同じような話でございますが...全文を見る
○滝沢委員 ありがとうございました。  最後に、特定郵便局の局長さん並びに従業員が非常に苦労して頑張っております。これに対して温かい施策をひとつ要望しまして、終わります。  大臣、どうも御苦労さん、委員長、ありがとうございました。
05月31日第102回国会 衆議院 文教委員会 第15号
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○滝沢委員 委員長どうも御苦労さま、文部大臣御苦労さまです。  私が質問する筋は、先ほど各党の先輩方の御質問の中に言い尽くされており、また大臣初め懇切丁寧な御答弁もあったところで、さっぱり残されたることはございませんけれども、しかし質問しないことにもいけませんから、本論の方はさ...全文を見る
○滝沢委員 そこで、これも先ほどからたびたび議論のあったところでありますが、補助金一括法、俗称ですね、このいわゆる行革関連の特別の制度、この特例法の適用でありますが、この期間が一年間延長されたという結果でございます。しかし、これによりまして、私学共済に対する昭和六十年度の国庫補助...全文を見る
○滝沢委員 そうしますと、一年延長されたことによって四年間、こういうことになるわけでありますが、これによりまして国庫補助金は減額はされませんか。減額されているならばどれだけでございましょうか。
○滝沢委員 そこで、これも先ほどからたびたび議論されたところでありますが、この八十数億円の減額分に対するこの補てんの措置でありますけれども、先ほど返す返さぬという話もあったわけでありますけれども、重ねてこれに対しての文部省の見解、大臣からひとつ。
○滝沢委員 午前中の議論もそこまででとまりとなっておりまするけれども、大蔵省からも見えていていただいております。できるだけ早くというようなことでございますが、これに対していわば確たる保証というふうなことを議会は求めている。しかし、いわばはっきりしないということになっているようでご...全文を見る
○滝沢委員 そうしますと、今のお答えを逆にたどっていきますと、財政改革が思うように進まない場合はこの補てんはいわば不確かなものということですか。
○滝沢委員 大臣、今のようなことですが、財政改革が思うように進まぬということになれば、今のこの約束は何年も何年も空証文としてさらされるということにもなりかねないだろうと思いますが、挙げてこれは、しかし各年度の予算編成期における各省庁大臣のいわば力関係といいますか、そのような折衝も...全文を見る
○滝沢委員 それは極めて近い年度というふうに理解していいですね。——大蔵省はどうですか。
○滝沢委員 帰られたら大蔵大臣におっしゃってちょうだい。それはお話としてはそのような筋かもしれませんけれども、国民の税金を預かって国家の財政運用を任されている政府、またその中の大蔵大臣でございますから、言ったとおりにできないということは多々ありますよ。言ったとおりできないことにつ...全文を見る
○滝沢委員 成熟度の話出ましたが、これも午前中からいろいろと御議論のあったことであります。これは若い。しかし将来これも老いていく。形勢が変わってくるわけでありますけれども、いわゆる今後の見通しをも含めて、この成熟度にわたりましての年金財政の基礎というようなことについてもう一度言及...全文を見る
○滝沢委員 そこで、今回の標準給与の上限、下限が、いわゆる引き上げの措置をされたわけであります。その対象となる組合員の数とそのことが及ぼす影響はいかがなもので、ございましょうか。
○滝沢委員 わかりました。  先に進みますが、長期給付の掛金に対するいわゆる都道府県の補助の状況についてでありますが、このことは、昨年度のこのことの委員会で我が党の中野寛成先生からもるるお伺いしているところであります。つまり大学、短大、高等専門学校等について補助を行っていない県...全文を見る
○滝沢委員 そのことと絡んでいきますが、共済年金制度の基礎年金を導入するいわゆる制度改正案が今度国会に提出されてございます。新しい制度のもとにおいてもこの私学振興のための都道府県の補助というものは一層充実を図っていくべきであると考えるのでありますが、どうでありますか。大臣、ひとつ...全文を見る
○滝沢委員 自治省から見えていただいているわけでありますけれども、今のことをお聞きいただきまして、おっしゃるとおりでありまして、このようなことにつきまして都道府県ごとにばらつき、格差があってはこれはいけないことでありまして、これをひとつきちんといわゆる標準どおりに全府県に対して指...全文を見る
○滝沢委員 これはしかし、大学、短大等に対しても手助けをしている府県とそれをしない府県があることは決して望ましいことではない。どうかひとつ自治省においても、下の方に下げるのじゃなくて、いわゆる頑張っているところに足並みをそろえるように御指導をいただきたい。いかがですか。
○滝沢委員 それをぜひともひとつ考えていただきたいというのが、申し上げている趣旨であります。  ところで、このたびはいわゆる人事院勧告による賃金改定ということに対するいわばスライド的立場の提案でありますが、この人事院勧告とこれが実施という関係について大蔵省はどのようにお考えなん...全文を見る
○滝沢委員 どうぞひとつ、人事院勧告制度の精神を踏まえて御勉強をお願いしたいと思います。  ところで、話は違いますが、厚生省からお見えになっていただいております。実はこの共済制度の中で、短期給付つまり医療給付という一面がございます。昨年いわゆる保険法改正ということで、ゼロ負担で...全文を見る
○滝沢委員 御自分の組合の財政力によってそれは決定することであるからよろしい、特に足切りという俗語で言われているこのこともあるし、意義があるというおっしゃり方でありますが、それはそのとおりでありましょう。しかし、後で仮に国民健康保険を二割に上げるというようなことになりましたときに...全文を見る
○滝沢委員 どうもありがとうございました。終わります。
06月05日第102回国会 衆議院 農林水産委員会 第22号
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○滝沢委員 発言の機会を与えていただきまして、御配慮ありがとうございます。大臣、長官、どうも御苦労さまです。  今ほども武田先生よりるる米価のお話をいただいたところでありますが、またことしもいわゆる米価の季節がやってまいりました。  初めにお伺いしますが、今日まで各委員よりも...全文を見る
○滝沢委員 ひとつ速やかに作業を進めていただきたいというふうにまず要望申し上げておきます。  ところで、今も、ことしの米価決定の作業は一つの転機であろう、こうおっしゃっているわけでありますけれども、実は私はこの五月七日に——私自身が何十年継続したことになりましょうか、恐らくは五...全文を見る
○滝沢委員 わかりました。そういうことでありますから、消費者米価の方はおっしゃるとおり、私がお答えしたとおりでございますね。  しかし一面、生産者米価の方になりますると、農家では米をつくるために幾らの金がかかるんだろう、このことですね。その接点の合わない部分の落差がつまりは食管...全文を見る
○滝沢委員 私はきょうのこれからの論議の速記録をあのときに田のあぜに集うてくれた隣近所の農家の方々にお分けして、これが本当の答えなそうだよというふうに申し上げるわけでありますけれども、今もおっしゃっていただきましたが、なるべく近い諸物価の状況を反映して米価を決める。逆に、なるべく...全文を見る
○滝沢委員 いや、私も遠慮しいしい申し上げているのですから、今のようなお答えなんだけれども、どこの世界に、着手前に報酬を決めずに、仕事が途中になってしまってもうどうにも後に引けないときになってその報酬を決めるものがあろうか、こう言っているわけです。それは計算ができないとおっしゃる...全文を見る
○滝沢委員 大臣、私はあなたにメモを見ながらそういうありきたりのスタンプを押したようなお答えをいただこうとは思っていないのです。政治家として、いやしくも日本の農政を総括される立場において、米価は上がることが望ましい、下がることがやむを得ない、あるいはこのままであるのが妥当だろうと...全文を見る
○滝沢委員 誠心誠意やっていることとその結果は違う。一生懸命はわかるけれども、それではいやしくも国会において議員から問われたときの農林大臣の答えにはなってないと思う。そのとおりになるかならぬかは別として、米価は上がることが私としては望ましいと思っておる、下がることはやむを得ないと...全文を見る
○滝沢委員 前段のくだりは、これは存じていることであり、これはパンフレットに書いてあることであります。  つまり、多少形が変わるかもしれないけれども食糧管理制度は今後とも堅持される、このように承って帰ってよろしゅうございますか。
○滝沢委員 そういうお答えを前提として、以下二、三お尋ねさせていただきますけれども、この食管制度は、これはどういうものでしょうね。つまり、今、日本の悩みの一つは大きなる財政赤字、こういうことですよね。財政赤字の最たるものはいわゆる国鉄と言われまして、これは七月以前に、つまり六月の...全文を見る
○滝沢委員 今ほど男女格差撤廃のお話を実は文教委員会でも承ってきたんだけれども、昔は「弱き者、汝の名は女なり」、こう言ったものであります。弱きがゆえに、女というのは事情の変遷について、口にはおっしゃらないけれども大変機敏な判断を持っていらっしゃいますね。  そこで、かつて私たち...全文を見る
○滝沢委員 いや、少ないことはわかっているのですよ。だから苦労しているのです。なぜですかと、こう聞いているわけで、これはやはり大臣がこのことは一番身にしみて感じていらっしゃるはずですから、私は大臣に、この農家の後継ぎがない、農家に花嫁がない、私の知っている範囲でも四十代、五十代の...全文を見る
○滝沢委員 実は、そのような恵まれた農家の事情、希望ある農家の事情をつぶさに見ていていただく大臣、何か私の見ているのとは違うところを見ていただいているように思うのでありますけれども、実はこの春、予算委員会の分科会のとき、大変そのようにいろいろとおっしゃるものですから、私は最後に申...全文を見る
○滝沢委員 いろいろおっしゃいますが、資本がなくて農家ができないということではないのではないか。資本がなくとも、例えば田んぼを提供なさる方、いわゆる所有権は別として、私の田んぼをひとつ委託しますからどうぞつくってくださいというような方はたくさんあると思います。何百人、何千人おいで...全文を見る
○滝沢委員 その議論をしてもどうにもなりませんけれども、私は断言してもよろしいと思う。極めて近い将来にこの食管制度は大きなる、これはもう改廃と言っていい変革を迫られるものと信じておりまするけれども、長官、あなたの今の立場でそれに同調するようなお答えはできないだろうが、私はここでそ...全文を見る
○滝沢委員 話は違いますが、今度待望の東北新幹線もようやく開通しまして、上野乗り入れ、いずれは東京となるでありましょうけれども、その上野の新幹線に乗りかえるところに、啄木の「ふるさとの訛なつかし停車場の人ごみの中にそを聴きにゆく」という碑がありまして、あの改札を通るたびにほろりと...全文を見る
○滝沢委員 時間がなにでありますが、農協が今日まで果たしました役割と功績は評価するにやぶさかでありません。しかし、少なくとも農協というものは、組合社会主義とも言われた、いわば資本主義のよってもって生じた矛盾に対して、みんなの力で、革命にあらずして相互の協調と協力によって道を開こう...全文を見る
○滝沢委員 時間がありませんけれども、思っていらっしゃることはわかりますから、法律を改正するなり、指導員を派遣するなり、何か知りませんけれども、具体的な方策をお持ちか、こう承っているわけです。
○滝沢委員 実はそうじゃないのですよ。農協の今日抱えております多くの矛盾、私は過ちと言っても過言ではないと思う。現実は、農協栄えて農家滅びいくというのが今日の農村の実態でございます。  大変小さな話とお聞きかもしれませんけれども、例えばあきんどさんにこういう物品をお借りしても、...全文を見る
06月05日第102回国会 衆議院 文教委員会 第16号
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○滝沢委員 委員長御苦労さま、大臣御苦労さまです。  私は、一年間にわたりまして小学校、中学校、高校におきます教科書、特に公民、歴史というような部分におきます記述のことにつきまして質問を申し上げてきました。一年間にわたります論議を振り返ってみますと、事の始まりは、五十七年の六月...全文を見る
○滝沢委員 もちろん、課長がなさったことではありませんし、課長の答弁の限りにおいて、今のような限界を超えないことはやむを得ませんけれども、どうぞひとつお帰りになりましたならば、大臣につぶさにきょうの状況をおっしゃってちょうだいしたいと思います。  と申しますのは、文部省に承れば...全文を見る
○滝沢委員 事実を曲げて友好を重んずるのはいけない、それは当然でありますが、ならば、何もあの(15)は要らないじゃないですか。事実を曲げて隣近諸国との友好を阻害する書き方もいけないでしょう。だけれども、事実を曲げて友好を重んずることもいけないんじゃないですか。事実を書けということ...全文を見る
○滝沢委員 お伺いしておりますのは、友好関係を配慮しない書き方の原稿が来たならば、これに対して改善を求めるかということです。そのことだけ。
○滝沢委員 ならば、その前に外務省、せっかく見えていただいてあれでありますから、一言だけ、これはなお大臣にお伝え願いたいという意味であなたにお伺いするわけであります。  つまり、今議論しているところでありますけれども、私はあの検定の基準(15)に書いてあるのと検定の行われている...全文を見る
○滝沢委員 そのように友好関係を配慮しない書き方の原稿があったならばこれに対して改善の要求をする、当然だと思います。なればこそあの(15)が加えられたというふうに私は信じて、それであろうと思います。  しかるに、局長の三月七日の予算委員会の第三分科会における御答弁を拝聴しますと...全文を見る
○滝沢委員 局長、頭がいいので私はどうもついていけないのですよ。つまり、あの(15)というものを加えたあの検定の基準というものは、今まで、それまでは中国の感情を逆なでするようなものもあった、それでは外務省の立場から言うと大変困るということであのようなふうになったんでしょう。事実を...全文を見る
○滝沢委員 ところが、大臣、戦争はつまりけんかでしょう。国と国とのけんか、それが物理的けんかになったものを戦争というんでしょう。口げんかならばこれは外交文書のやりとりで済むわけです。そのときけんかに負けた、勝ったは別として、よほどの例外を除いては、いや、向こうのおっしゃったとおり...全文を見る
○滝沢委員 大臣、いかがですか。――じゃ、もう一回申し上げます。  これは今の大臣でないから全く気の毒な話でありますけれども、実は私は、あの一連の行為は一国の主権を売る行為であったと言われても弁解のしょうがないのではないか、こういうふうに申し上げておるわけであります。つまりは、...全文を見る
○滝沢委員 きょうはこの一連の問題について結論が得られると思って出てきたのでありますが、三十分の時間では無理であったようであります。浅井課長には、帰られたら大臣にひとつ御報告をいただきまして、後で折があったならばこのことについての見解を承りたいとおっしゃっていただきたい。そして、...全文を見る
06月07日第102回国会 衆議院 決算委員会 第9号
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○滝沢委員 委員長、御苦労さまです。  大臣が参議院の審議の都合で出席がおくれるということでありますから、大臣に対する質問は後回しにさせていただきながら、五十八年決算、しかも自治省の範囲にわたることに関連しまして二、三のことを質問させていただきます。  初めに、これは大臣が見...全文を見る
○滝沢委員 そういう中で、これも大臣が見えられてもう一度確認させていただきますけれども、地方財政富裕論というような、富裕論と銘打つのはいかぬと思うけれども。とにもかくにも中央政府の財政は非常な破綻を来している、このことはだれも認めることでありますけれども。それに比べて地方はやや何...全文を見る
○滝沢委員 このことは、大臣が見えられてからまた触れさせていただきます。  地方が大変苦労しておる一つの例でありますけれども、政府は緊急地方道路整備事業を進めておられるが、これらをめぐりまして今全国の市町村が大変苦労しておる。言うなれば、政府に対して一つの不信感と言っても過言で...全文を見る
○滝沢委員 納得いただいて予算編成の作業に全国の団体がかかられたとするならば、今幾つかの市長さんがそのように苦労していらっしゃる、またそのことを政府に対する不信感を表明されるということはないのではありませんか。一部にはそのような情報を無視して、楽観的に物を見て予算化した団体がある...全文を見る
○滝沢委員 実は、建設省もお呼びする手はずをしたのでありますけれども、別に数日中に建設省にも質問の機会をいただいておりますので、二重に出ていただくのもどうかということで、本日は御遠慮申し上げたのであります。  とにかく幾つかの市町村が、建設省と自治省との間のそれらのやりとりの中...全文を見る
○滝沢委員 順序がやや前後しまするけれども、具体的なことでございます。  戸籍法五十条、施行規則六十条によりまして、赤ちゃんが生まれた場合にその名前を届けるときに、二千百十一字の文字以外には使ってはならぬという規定、これについては私は、先般予算委員会等でもお伺いをしたわけであり...全文を見る
○滝沢委員 法務省としては改善の意思がないことは、せんだっても承ったことであります。ところが、東大の名誉教授の宇野精一先生が最近、論文を発表なさいました。それは、私の予算委員会のあの質問、ないしは先日提出いたしました質問主意書に関連して書いていただいているわけですけれども、その中...全文を見る
○滝沢委員 あなたは法務省を代表して、本日ここに見えていただいているのでしょう。法制局の次長は学識経験者というようなことで委嘱されたのではなくて、法制局次長なるがゆえにこの委員を委嘱されたのでしょう。それはあくまでも法制局、すなわち法務省の意見ではないか、私はこう思うのですがね。...全文を見る
○滝沢委員 その人は、個人として、学識経験者というような立場で出られたのではないのであります。形式はどうあれ、とにかく法制局次長なるがゆえにその委員に委嘱されたと私は思います。そうなれば、そのような法文が仮にできても私は認めませんという発言が妥当かどうか。そのことが少なくとも宇野...全文を見る
○滝沢委員 はい、わかりました。  大臣が見えられるまで、休憩させていただきます。
○滝沢委員 大臣、御苦労さまです。  時間が残り少なくなりましたので、質問を簡単に申し上げます。お答えの方も簡潔に願いたいと思います。  大臣、今ほどもいろいろと議論をしていたところでありますが、私は、総じて今日の日本の地方自治は大変な危機に瀕しているというふうな表現をさせて...全文を見る
○滝沢委員 それが実行されない現状を踏まえて、自治大臣、これがばらばらのままでいいのかどうか。このことについて私はあと二、三申し上げますが、このようなことをきちんとできないならば、地方自治という、一つの法規、一つの政府の方針のもとで自治を行うという大原則が崩れるのではないか、私は...全文を見る
○滝沢委員 お聞きのとおりであります。しからば法務省では、委任した側としてこれをきちんとされますか。全国歩調をそろえることができますか。
○滝沢委員 徹底しなければ県を通じて指導する、その指導というのはどういうことですか。自治省としては、これは委任されたことだからごたごたするのはむしろ迷惑なので、きちんとやってちょうだいと法務省に言うだけでいいのですか、その間のところをどうぞ。大臣からでも法務省からでも結構です。
○滝沢委員 どうもはっきりしませんけれども、大臣、私はあと時間がないですから割愛しますけれども、印鑑登録の事務のごときも、固有の市町村の事務であるということで非常にアンバランスなんです。ある町で受け付けになった印鑑が、この町に移住して、住居を移して登録をしようとすると、それはだめ...全文を見る
○滝沢委員 終わります。大臣、御苦労さまです。どうもありがとうございました。
○滝沢委員 委員長、御苦労さま。大臣、御苦労さまです。  私は、議題であります五十七年度の決算をめぐりまして、今日国家的ないしは民族的課題であると言われておりますがんの対策のことに触れて質問を申し上げさせていただきます。  がんというのは、非常に不幸な病気ないしは人類が最後に...全文を見る
○滝沢委員 そのようにして、一面がんそのものも、がんといえば胃というような時代が終わりまして、いろいろと難しいがんも発見されてきているという状況でありますが、それらのがん対策の現状は、大まかに申されましていかようにされておりますか。承りますれば、何か中曽根総理大臣は十カ年のがん対...全文を見る
○滝沢委員 しかし一つは、おっしゃっていただいておりますとおり、がんそのものの正体がまだ学問的にきわめ尽くしていないものがあろうと私は思いますので、その方面のいわゆる原因究明に積極的な取り組みをお願いしたい。それは当然金のかかることでありまして、何か五十九年度には四十五億、それを...全文を見る
○滝沢委員 ところで具体的に申しまして、何といっても思い出しますのが国立がんセンターでありますが、この研究と治療に果たされた功績は私は多としていいと思うのであります。私も機会がありまして、最近数回にわたりましてこのがんセンター並びにその附属病院を見学させていただきましたけれども、...全文を見る
○滝沢委員 そこで、これは一つは小さい提言といいますか、申し上げさせていただきますが、先ほど私は、がんというものは告知、あなたはがんですよと言うことがいいのかどうか大変難しいところだと申し上げましたけれども、しかし地方から来ましてあの病院に入りますとき、患者は観念せざるを得ないの...全文を見る
○滝沢委員 おっしゃっていただきました赤字の各公共立の病院等に対して、例えばがんの克服等に具体的に使命を果たし成果を上げておるならば、赤字であってもこれを存続し強化していって、これに対して必要なる助成を国が行ってやるというぐあいにお願いしなくてはならぬのではないか、このように考え...全文を見る
○滝沢委員 八十億と思いましたが、やろうということになれば、これはごろ合わせがいいけれどもちょっと中途半端で、どうかひとつ来年は百億ぐらいに上げてちょうだいするようにお願いをしたいと思います。  先ほど私は、福島県のとにかく官民挙げての対策のことを申し上げさせていただきましたけ...全文を見る
○滝沢委員 さすがに大臣、スケールが大きくて、私は国民運動と申し上げたのですが、大臣は人類運動、世界運動、大変スケールが大きくて結構であります。がんに国境なし、どうかひとつ大いに運動を推進してちょうだいしたいと思います。  ところで、ちょっと具体的になりますけれども、ある時期ひ...全文を見る
○滝沢委員 るる承ってまいりましたが、私の志すところは、とにかく今や死亡率第一位、しかも不治の病と言われておりますこのがんというものを克服しないことには、本当のいわゆる国民の健康はないわけでございまして、そのような意味で、これは人類地に生じて以来、死というものは常に人間の恐怖では...全文を見る
06月12日第102回国会 衆議院 建設委員会 第11号
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○滝沢委員 委員長御苦労さまです。大臣御苦労さま。  初めに、これは随分と議論されたことでありますが、自動車重量税などにかかわる道路財源確保のことについてお伺いさせていただきます。  六十年度の予算によりますと、揮発油税の直入ということで一千百十億円、運用部資金からの借り入れ...全文を見る
○滝沢委員 そこで、そのような方法で、ないしはもっと別な方法があってもよろしいのでありますが、つまり六十一年度におきましてもいわゆるこのオーバーフローは生じないというふうに理解してよろしいですか。
○滝沢委員 同じような趣旨の問いに対して、大蔵省の主計局から見えていただいているはずであります、お答えをちょうだいしたいと思います。
○滝沢委員 両省のお答えの中に少し落差がありますが、これは立場上そういうことかもしれません。  ところで、問題は過去の、つまり五十七年度におきましておよそ一千四百十一億円、五十八年度におきまして一千六百億円、また五十九年度におきまして一千百億円、締めて四千百十億円と言われますオ...全文を見る
○滝沢委員 重ねて、これは速やかに正常な姿に返されるということに理解してよろしいですか。
○滝沢委員 そのような議論を長く繰り返してきたことであります。財政事情というものは自然とあるものではなくて、政府当局の努力によって生ずるのではありませんか。ふまじめな答弁はだめですよ。それは大蔵大臣じゃありませんから一〇〇%確約はできないにしても、財政事情が許すならばという範囲の...全文を見る
○滝沢委員 つまり、これを復元することは両大臣のお約束と理解させていただきます。  さて、進ませていただきまするが、建設省におきます六十年度の予算を拝見しますと、今年度で終わるべき事業計画が幾つかございます。  ちょっと見ましても、第五次の下水道の整備計画というものは、しかし...全文を見る
○滝沢委員 大臣、このことはいかがなものでしょう。事業計画をこうして持っていらっしゃり、このようにいまだ事業半ばにして最終年次を迎えておるこの状況について、今年度少なくとも補正という形で達成に近づこうという努力をなさいますか。
○滝沢委員 まるで主客転倒しておるのではありませんか。建設大臣こそ財政事情が許すならば補正を要求して計画を達成したいとおっしゃるものと私は考えておりました。そんなものじゃないでしょうか。いかがなものでしょう。
○滝沢委員 つまり補正予算の可能性は極めて少ない、これらの計画の未達成分はすべて次の長期計画に取り込むというふうに理解して帰っていいですか。
○滝沢委員 大臣、心情はよくわかります。これは、さっき大臣も私と理解が一緒だとおっしゃっていただきました。そのような意味で私が大臣にお願い申し上げたいのは、もう少し積極的な姿勢で大蔵当局と交渉されて、この建設事業等について他の不急不要の経費を削減してでも補正予算を要求して全国の県...全文を見る
○滝沢委員 まこと、お手本のような御答弁でございました。かくなければいけないことであります。  ところが、事古きにわたりますが、鈴木内閣の末期に朝日新聞が公にいたしましたてとによりますと、これは何も建設省だけを責めているわけではありません、政府全体と言ってよろしいでありましょう...全文を見る
○滝沢委員 くしくも、高度成長時代と今は違うとおっしゃっていただきました。まさにそのとおりでなくてはいけないわけです。  しかし、私は、ここに一つの指摘を申し上げておきたいと思います。具体的な例は遠慮させていただきますが、建設省等におきまする設計の中で、時代錯誤も甚だしい、華美...全文を見る
○滝沢委員 道路は、ある地点からある地点までは少なくとも開きませんと、これは用を品さないわけです。会津若松から郡山間のごときは、見ておりますと、今の四十九号線というのは全部黄色い線でいわゆる追い越し禁止の区域であります。こういうことで道路の用を足すはずはないわけでありますから、非...全文を見る
○滝沢委員 そこで、先ほど、三時までに帰れなかったために倒産した会社の話を申し上げましたが、建設事業、特に零細中小企業と言われる立場の建設業者の倒産の状況は、最近においてどのようなことであるか。私たちの日から見れば、これは大変つらい立場に追い込まれている、こういうふうに見ているわ...全文を見る
○滝沢委員 建設業者等の倒産が大変に多い、しかも本人の不努力、放漫経営によるものよりもむしろ構造的な条件によるものが多いと今承ったわけであります。  ところで、請負契約、入札等をめぐって、いわゆる談合等はありますか、ありませんか。実態をどのようにとらえていただいているか、そして...全文を見る
○滝沢委員 ないものと見ていらっしゃるならば結構な話でありますが、そういうことが零細中小企業にお仕事が回ってこない一つの原因になっている。私は何も事を荒立てて政府を責める気ではありませんから、具体的な事例は数々持っておりますけれども、きょうは遠慮させていただく。しかし知らぬは本庁...全文を見る
○滝沢委員 今のお話の適切な措置とはどういうことですか。
○滝沢委員 建設省がやや温かい感じ、自治省が全く冷たい感じというふうに、最初からそういう感じで進められた計画でございました。今ほどの自治省のお答えは先般の決算委員会で承ったときにもちょうだいしております。しかし、この事業に対して現に幾つかの市町村が、平たく言えば建設省と自治省とに...全文を見る
○滝沢委員 建設省はどうです。
○滝沢委員 自治省さんはお答えが冷たいのじゃなくて、お考えそのものが冷たいのですよというふうに申し上げて、自治省の基本姿勢というものを私は問うているわけであります。  話はこれに直接かかわりありませんけれども、あの指紋押捺だってそうでしょう。現場の県、市町村が苦労しているときに...全文を見る
○滝沢委員 ほとんどの市町村と言っても過言ではないと思うのです。私は国の財政運用の中で、今度の補助金の一割カット等の発想の原点ではありますが、地方財政富裕論のようなものがあるのを残念だと申し上げました。実は富裕な団体というのは極めて少ないのでありまして、ほとんどの現場の市町村とい...全文を見る
○滝沢委員 これは経済企画庁でもいいし建設省でもいいのですけれども、地震等のことはわかりました。しかし他国からの侵略等については防衛庁等との協議等がありますか。どこの道路がそのような発想に立って諸外国のそれのごとく整備されておりますか、承りたいと思います。
○滝沢委員 大臣、ほんの一言。それでいいかということです。
○滝沢委員 それは誤りだと指摘させていただいて、質問を終わらせていただきます。  大臣御苦労さま、委員長御苦労さま。
06月19日第102回国会 衆議院 文教委員会 第19号
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○滝沢委員 大臣、御苦労さまです。  先ほどから議論のあったことに重複する点もあろうと思いますが、このたびのいわゆるセンター法案並びにそれに関連する事項につきましてお尋ねをさせていただきます。  まず初めに、このセンター法案なるものは、三年前すなわち五十七年に学校給食会と安全...全文を見る
○滝沢委員 大臣のお答えは具体性を欠くのはやむを得ないかもしれません。局長で結構でありますが、常識として、民間でもそうでございますけれども、二つの団体ないしは三つの団体等が統合、合併するにつきましては、理事長さんのような役員の数は一、二減ることになりますが、全体の職員は抱えざるを...全文を見る
○滝沢委員 私がお伺いしているのは、三年前にいろいろと批判があったでしょう、役員が二、三人減るだけじゃないか、全体の職員は減りはせぬよ、執行体制もほとんどそのままだよ、名目合併ではないのかという批判があったと記憶しておりますが、三年間のうちに職員はこれだけに減りましたよというよう...全文を見る
○滝沢委員 今もなお削減された人員等の数字をはっきりしていただけませんけれども、今回さらに国立競技場を合併なさるということにつきましては、少なくともあの当時指摘されたことについてはこのようにきちんとしました、そして三年前に合併した二つは本当に一体となって合併の成果を十二分に上げた...全文を見る
○滝沢委員 参考人さん、御苦労さまです。  初めに学校健康会の理事長さんにお尋ねをさせていただきますけれども、先ほど執行部に最初お尋ねをいたしました。この三年間にいかほどの効果がありましたか、ないしは、合併して発足しました三年前とはどのようなことにおいて違った体制が今実現してお...全文を見る
○滝沢委員 重ねてで大変恐縮でありますが、御就任の当初すなわち発足のときからだと理解しておりますが、次に三年後をめどにして国立競技場と合併するんだよ、それに備えて仕事をしなさいというような協議が文部省からありましたか。ないしは、一緒に申し上げさせていただきますが、今回の合併の措置...全文を見る
○滝沢委員 参考人としては無理からぬ御答弁かと思いますが、国立競技場の理事長さんにお見えいただいておりまして、御苦労さまです。  今ほどお伺いしましたこと、私が特に今回のことについて気にしているといいますか、問いただそうとしているのは、三年前にあのようなことでいわゆる合併が行わ...全文を見る
○滝沢委員 次に、今お二人の参考人さんにお尋ねしたところでありますが、どうもお答えしにくいことであったようでありまして、無理からぬことでございます。  そこで、文部省としまして、三年前に今日のことを日程表に入れての御提案であったでしょうか。ないしは、そのときは予定しなかったけれ...全文を見る
○滝沢委員 この後、また何年か後に再度このようなことがありますか。私は種明かしをしておりますが、たび重なるこのようなことが、どうも思いつきに過ぎて、そしていわゆる役員等の席が二、三削減されるだけで、具体的な成果を上げてこないし、今回の措置によっても私は上げ得ないのではないか、こう...全文を見る
○滝沢委員 そうならば、私は今回の措置がいわゆる行革という立場からいうと、得るところ少なきもの、このように申し上げざるを得ません。大体、この一連のことを考えまして、文部省の措置というものは一々その場当たりじゃありませんか。少なくとも国の教育行政を総括される立場においては、もっと少...全文を見る
○滝沢委員 このことにつきましては、以上にさせていただきまして、あとは内容的なことで議論を深めさせていただきます。  日本体育協会の専務理事さんお見えいただいておりますが、御苦労さまです。  そこで、三つほど簡単なことでありますが申し上げさせていただきますが、一つは、かつてモ...全文を見る
○滝沢委員 大臣、今ほどのお話を聞いてちようだいしたと思います。日ごろ十分にそれらの声は聞いていらっしゃる関係と思いまするけれども、議会の文教委員会の席上での御要望であります。どうぞひとつこたえていただきますように、所信を御披瀝願いたいと思います。
○滝沢委員 さて、話は再び本来のお仕事のこと、特に学校給食のことに返らせていただきますけれども、学校給食をめぐりましては、随分と長い間、民間の業者等との間に意見の相違ないしは利害の背反もありまして、とかくトラブル等もあったことであります。そもそも学校給食という制度を反省いたします...全文を見る
○滝沢委員 いや、閣議は給食会の廃止を決定しているのですよ。そうでしょう。それが行われずに曲がり曲がって迂回して今日生き長らえているのはどういうことか、こう申し上げているわけです。
○滝沢委員 脱脂粉乳その他の今おっしゃったいわゆる指定ないしは承認の品目というものは、学校給食会いわゆる今日の健康会が手がけなければ入手できませんか。
○滝沢委員 脱脂粉乳その他の品々が、健康会を経なければ給食の現場に入ることができませんかと私は申し上げているわけです。今日、世界は自由経済、しかも、それがよかれあしかれ相当に調和して機能しているわけです。日本にも、学校給食を委託したならば、それらの原材料を入手する能力は十分だと私...全文を見る
○滝沢委員 しからば、そのようなことが、いわゆる戦後のあのような状況の中で給食会ができまして、そして経過して今日に来るこの経過なしに、こういうことが仮になかったとしたならば、ここで初めて給食のことを議論しようというときにもそのような発想が出てきましょうか。私は、そうではなくて、あ...全文を見る
○滝沢委員 私の方の春日一幸常任顧問のせりふでありますが、まず決定ありき、理屈は後から貨車で来る、こういうのであります。大臣のおっしゃることもややそんなものでございまして、まず文部省が置かれております今日の立場ありき、理屈は後からトラクターかコンテナか知りませんけれども持っていら...全文を見る
○滝沢委員 ひとつ大臣、耳だけでなく心も傾けていただきまして、どうかひとつよろしきを得てちょうだいしたいと思います。  ところで、ちょっと話は違いますけれども、私はよく存じませんが、都道府県に学校給食会、これは中央が衣がえしましたから、こっちも背広がえをしましたかどうか。しかし...全文を見る
○滝沢委員 私はあるのは悪いと言っているのじゃありませんよ。どんな趣旨で置かれたかと言っているんじゃなくて、このようなことが今ありますか、そして今申し上げたような品目はやや古いんだけれども、どのように変わっておりましょうか、こう申し上げているのだけれども、どのような状況ですか。
○滝沢委員 では、その資料を後からひとつちょうだいできるように委員長においてお取り計らいを願いたいと存じます。  なお、先ほどコストの話を申し上げましたが、今度は一つの自治体としての立場のことを申し上げさせていただきます。  これは人口十万の都市においての計算と言われているわ...全文を見る
○滝沢委員 今おっしゃっていただきました通達というものの写しがここにございます。「文体給第五十七号 昭和六十年一月二十一日」ということでありまして、「学校給食業務の運営の合理化について」ということであります。これを拝見しますと、いろいろと述べることをしませんけれども、つまり、例え...全文を見る
○滝沢委員 それは承知をされていたら大変なことで、承知をしていないことにしておかなければ答弁に窮するというものでありますが、今おっしやっているように、ほとんどすべてと言っていいほどにもとの教育関係の方々がそのような場所に天下っていらっしゃるわけです。  先ほど中央はいかがですか...全文を見る
○滝沢委員 私は、臨調の精神というものは、ただ単に国に財源が不足しているので経費を節約しなさいというけちの哲学だけではないと思うのです。一つには、行政本来の目的に徹して効果を上げなさいということでしょう。さらには、天下り等のことはいけませんよという思想ではないかと私は思うのだけれ...全文を見る
○滝沢委員 大臣、これは余計な世間話のようなものでありますが、信用組合というのがありますね。銀行の赤ちゃんのようなものですが、私が特に親しくしておりましたここの理事長にしばらくぶりに会いまして、「どうですか、最近は」と言ったら、「いや、少し困ったことがあるんだけどな」「何ですか」...全文を見る
○滝沢委員 民間の会社等に天下ればたちまちにしてその業績はあらわれまするけれども、外郭団体というのはあらわれないようになっているのです。そこで、天下るというのは昔三保の松原だかどこかに羽衣が天下ったとかいうのだけれども、大体が、これは神話なところにいいところがあるので、現実にこれ...全文を見る
○滝沢委員 私はにわかに学校給食それそのものを廃止せよと言っているわけじゃありませんけれども、しかし、私に言わせれば、生徒が朝おうちを出るときに、行ってまいります生言うときに、お母さんがお弁当――お母さんが働いていらっしゃるうちはおばあちゃんかもしれません。ないしはメモがあって、...全文を見る
○滝沢委員 ほかに申し上げたいことも多々ありますが、後の機会にさせていただきます。ありがとうございました。  委員長御苦労さん、大臣、参考人さん御苦労さまでした。
06月27日第102回国会 衆議院 文教委員会 第21号
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○滝沢委員 会長先生初め参考人の皆さん、まことに御苦労さまです。  さて、この臨教審という制度また作業は、私たちはこれを是としまして、ぜひともおやりなさいと政府を鞭撻した立場に立っている者でありますから、したがって、今回の答申もこれに期待をしたのであります。また、一読しましてそ...全文を見る
○滝沢委員 要望しておきます。国会がおとといまで延びたということは、もう五月の段階で明らかなことでありますから、そういうときは努めて国会に積極的に御説明をいただくというような姿勢をひとつ今後堅持してちょうだいするようにお願いしたいと思います。  さて、時間がなにでありますからは...全文を見る
○滝沢委員 そうしますと、再録はしましょうけれども、今次ちょうだいしましたものは変わらぬというふうに認識をしてよろしゅうございますね。(岡本参考人「そうですね」と呼ぶ)  そういうような認識の上に立って二、三申し上げさせていただきまするけれども、この答申の初めに「教育基本法の精...全文を見る
○滝沢委員 先ほど、自由化論等を含めましていろいろと意見が内部にある、これは当然であります。今日の我が国の社会は、いわば多様化社会といいまするか、何事につきましてもそのように簡単に一枚の原稿用紙にまとまるような社会ではございません。今、米価審議会を目の前にしていろいろ議論しており...全文を見る
○滝沢委員 私が申し上げたいことは、無理に玉虫色にまとめるのではなくて、率直におっしゃっていただく各委員の意見というものを、大体二つないしは三つの系列に整理できるものならば、両論あるいは三論、四論であってもよろしいけれども、いわゆる併記をするような形で、教育に対する国民各層の御意...全文を見る
○滝沢委員 集まっていらっしゃる方々が特に学者の皆さんが多いわけでありますから、学問の世界というものはそのように妥協できるものじゃありませんから、私は重ねて御要望申し上げますが、二論であろうと三論であろうと、やはりこういう意見があったということをおっしゃってちょうだいするような、...全文を見る
○滝沢委員 この答申等を拝見いたしておりまして、欠けたものが二つあるのではないか。一つは、理想的な教師像、教師とはいかなるものであるぞや、このことをまず議論せずして――これは当面忙しいものを先に出したとおっしゃるんだけれども、一番忙しいものをおっしゃっていないのではないか、それは...全文を見る
○滝沢委員 御要望申し上げますが、難しいことを避けて、どなたも御反対ないような、きょうの答申に出てきたようないわゆる玉虫色の作文づくりの作業ではなくて、いわゆる難しいものに挑戦して激論を交わす、決してそれは一緒にならないようなことだろうと思いまして、両論併記も仕方がないのではない...全文を見る
○滝沢委員 そうしますと、例えば高等学校等において、運転科、料理科というようなことで、数学も英語もほどほどにする科目をつくるということでありましょうか。つまりは、英語の単語は全然覚えないけれども、ほかに手先の器用な子供というものが、どうして英語の時間に退屈をして他の生徒の邪魔にな...全文を見る
11月15日第103回国会 衆議院 文教委員会 第2号
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○滝沢委員 大臣、御苦労さまです。  私は、国語の問題並びに教科書検定等の問題について一連の質問を申し上げたいと思いますが、それに関連しまして、初めに、法務省から見えていただいているはずです。  これはたびたび法務大臣また省の皆さんに申し上げたことでありますから、詳しいことは...全文を見る
○滝沢委員 私は、答申がどのようにあったかを聞いておるわけではない。それは両省の態度が一致しないということだと聞いているわけです。  そして、つけ加えてお尋ねしますが、実は会社を設立した。この会社を登録するときに、会社の文字は何らの制限もない。実は自治省では市町村等の合併その他...全文を見る
○滝沢委員 御苦労さま。どうぞ省に帰って御相談してちょうだい。  ところで、お聞きのようなことで、文部省が戦後のどさくさ紛れにおきまして、元来のローマ字論者のような方々の主張が、GHQのいわゆる日本の制度改革という言葉はいい言葉でありましょうけれども、私たちに言わせれば日本解体...全文を見る
○滝沢委員 続きまして、これは少しさかのぼりますが、四月三十日に文芸家協会というところから意見書がお届けされているはずであります。これは俳人の山本健吉先生が会長をお務めでありまして、一千三百人余りの方々がこれに署名されているはずであります。これも表現はややさきのものと違うのであり...全文を見る
○滝沢委員 その団体ないしは個人から寄せられました文書による意見等を資料としてちょうだいできますか。  続けて申し上げきせていただきます。  先ほど申し上げましたあの説明会に表明されました意見、特に独協大の名誉教授の市原豊太先生等がいわゆる批判の立場、歴史的仮名遣いが正しいと...全文を見る
○滝沢委員 これはあなたに言っても仕方がないが、私は、いわば今日、日本の政府の基本的な態度の中にあるものと実は申し上げさせていただきますけれども、それは審議会が御自由に御討論されて出てくる結果だがら予断を申し上げられない、こちらには何もございませんとおっしゃるのはまやかしでありま...全文を見る
○滝沢委員 それは水かけ論でありますが、四十五人で日本のすべての知識を網羅することはできぬわけであります。いろいろの立場があるわけでありますから、それをすべてを公平に網羅することはできないでありましょう。一つの目安と期待があって任命していると私は理解する。  いずれにしましても...全文を見る
○滝沢委員 一番大事な国語審議会やめてしまえということについては御意見ありませんが、そういうことです。とにかく国語問題をそのように簡単に手を加え得ると思うのが間違い。四十年にして定着しているのならば、学会からこれほどの抵抗があろうはずはないじゃありませんか。  ところで、役所も...全文を見る
○滝沢委員 どうぞひとつ、お帰りになりましたら、党の政調会の机の奥の奥の方から十数年忘れられて久しかった自民党の国語問題のいわば基本方針を出していただきまして、原点に立ち返ってひとつ御検討をお願いしたい、こういうふうに思います。  ところで、今いじめなんというようなことでいろい...全文を見る
○滝沢委員 そうしますと、検定方針案という文書はあったことはないですね。
○滝沢委員 そのことがある前、中国から抗議が来る前も、いわゆる検定についての方針というものは文書化したものはなかったのですか。
○滝沢委員 それなら、先ほど申し上げました五十七年十二月六日付日本教育新聞というものに紹介をされている「文部省検定方針案」というものは、これは随分細かく内容等も書いてあるのですが、架空な文書ですかな。私はこれを読みまして、ははあ高石局長のこの前の答弁はこれだな、こう思いましたよ。...全文を見る
○滝沢委員 ですから、私は、法律とかないしは規定、規則という文書の格式を議論しているわけじゃありませんよ。このようなものが内部的な資料としてもないのかどうか。あるのかどうか。  それでは、ちなみに申し上げますけれども、この文書を見ますると、これは案のまま終わった、決定をしなかっ...全文を見る
○滝沢委員 では、ありませんね。こういう文書は一切省内にはありませんね。
○滝沢委員 検定審議会の中の検定審議委員みずからつくった文書としてありますか。
○滝沢委員 では、検定の基準はあくまでもあの検定基準(15)、これ以外には一切ないということですね。それでいいですね。わかりました。  そこで、私は最後に申し上げておきますが、そのようなものがなくて何ら拘束されるものがない。例の(15)だけだということならば、あの議論の原点が、...全文を見る
○滝沢委員 時間がありませんが、今の説明ではちょっと説明になりません。今申し上げた資料がもしもない、それ以前にも資料、そういう基準はなかったとするならば、どうぞその当時の、あのことの前後の一切の文献等をもう一度あさっていただきまして、どのようなものがもとになってあのような抗議を受...全文を見る
○滝沢委員 どうもありがとうございました。
11月27日第103回国会 衆議院 文教委員会 第5号
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○滝沢委員 おはようございます。両大臣、御苦労さまです。  厚生大臣に特別にお見えいただいておりますから、審議の順序からいえば先に厚生大臣にお尋ねした方がいいのかなと思いまして、そのようにさせていただきます。  実は、今回の一連の共済年金等の制度の改正案というものは、その基本...全文を見る
○滝沢委員 そこで、年金制度の一元化という今御提案いただいておりますこと、これは作業日程としては、今後この改正の作業が十分に行き着くところまでに至ります作業日程はどういうことになっているのか。そして、その最終のいわば年金行政ないしはこの制度のビジョンといいますか、描かれている設計...全文を見る
○滝沢委員 事やや具体的でかつ細かしいことで恐縮であります。あるいは自治大臣でなければそれはわからぬとおっしゃるかもしれませんけれども、仕事を持っていらっしゃった未亡人の方がつい最近退職をなさってある市役所を訪れられまして、何か市役所には年金等の指導員がおられるのですか、同じ立場...全文を見る
○滝沢委員 大体、私たちが役所を相手にして一番頭に来ますものは、最近、市役所等が代表電話でなくて、各部、各課に分かれた電話を持っていらっしゃる。ところが、私自身もそうでございますが、一般の庶民、大衆は、そのようなことは果たして市役所の何課がやっているものか全然わからぬというのが普...全文を見る
○滝沢委員 厚生大臣へのお伺いはこれで終わろうと思いましたが、今の御答弁を承りまして一言申し添えさせていただきます。  大臣、市役所の職員が、そのことでございましたら社会保険事務所にどうぞおいでになってくださいというふうに申し上げればよかったとおっしゃいますが、そこが間違いなん...全文を見る
○滝沢委員 そのようなぐあいにどうぞよろしくお願いします。  大臣、ほかに他の議員の質問がなかったらどうぞ。御苦労さま。  ところで、これは文部大臣か、ないしはどなたでも結構でございますが、そのようにしていわゆる不均衡の是正ということで制度を調整しようとしている中でなんであり...全文を見る
○滝沢委員 いろいろと承りましたが、そこで、今回のいわゆる共済年金法の改正をめぐりまして世間に聞く話でありまするが、これは実質的には給与の引き下げにもつながってしまう、ないしは負担の増大に終わるというような批判もありますが、これはどう受けとめておりますか。
○滝沢委員 わかったようなわからぬようなことでありまするけれども、そこで、職域年金という今度の制度を評してみますときに、語れば長きことといいますからはしょって申し上げまして抽象的になりますけれども、今回のこの制度の趣旨というものの位置づけがはっきりしない、この制度の趣旨が徹底して...全文を見る
○滝沢委員 つけ加えまして、この職域年金の部分、いわゆる上乗せ分につきましては、これは公務員の共済とは異なるわけでありますから、自由設計の方式というものを導入してはいかがなものか。これをきちんと一本化した線を引かなくともいいのではないかと思うのでありますが、これはいかがなものです...全文を見る
○滝沢委員 各事業主体が力関係違うがゆえに、私は自由設計の方式をとったらどうか、こう言っているわけだけれども、やや考えが違うようでありますが、これはあなたの考えということに承っておくことにいたします。  ところで、この案を見ますと、禁錮刑あるいは懲戒免職というようなことになった...全文を見る
○滝沢委員 その停止が遺族にまで及ぶということはちょっと酷ではないかというのでありますが、これはいかがですか。
○滝沢委員 いわゆる職域年金、これの加入の期間というものを二十五年未満については二分の一支給ということに制度は考えているようでありますが、この理由、その根拠は何でございましょうか。考え方によりましてはこのような二十五年云云というような段階を設けなくともよろしいのではないか、こうい...全文を見る
○滝沢委員 次に進みますけれども、実は、私学の教職員と国公立学校の教職員、これらの間の給与の実態はいかがになっているか、簡単な資料がありましたらちょっとおっしゃっていただきたい。
○滝沢委員 いろいろとおっしゃっていただいたように格差がございます。しかし、大学であると高校、中学、幼稚園であるとを問わず、私学の教職員の給与実態というものは、その根拠の一部には国の私学助成金というものが算定されていると思うのでありますが、実は今、御存じのように来年の予算をめぐり...全文を見る
○滝沢委員 ところで、大臣、つかぬことをお伺いしますが、文部省は私学を支配しておりますか。支配という言葉はちょっとなんでありますが、しておりますか。
○滝沢委員 経営の面で助成を出しているその金がどのように使われているかということについては、いわば支配、指導する。しかし、教育内容その他については、教育基本法を守っておるであろうということでいわゆる支配はせぬということであろうと今の答弁をお聞きしました。  しからば、教育とは何...全文を見る
○滝沢委員 公の支配に属し得ない教育施設は今日日本にどのぐらいございますか。
○滝沢委員 社会教育もいろいろありまして、公が全く主催している社会教育が今日社会教育の主流をなしていると私は思うので、このようなことにつきまして、大臣、政府はもう少しきちんとした解釈が必要なのであって、ただ現実に流されていくだけでは私は国家運用というものはできないのではないか、こ...全文を見る
○滝沢委員 時間がなんでありますからこれ以上の議論をいたしませんが、しかし、大臣、宗教だって鳥居を建てるにしても道路に、もちろん道路に建てちゃいけませんな、道路交通法その他ございます。屋根の高さ、これまたいろいろとすべての法律によって施設がつくられておる。ただ、教義については公が...全文を見る
○滝沢委員 そうであったら大変結構であります。  ところで、都道府県等からの助成をちょうだいされておると思うでありますが、これについての御意見、御要望等がありましたら、ひとつ遠慮なくおっしゃってちょうだいしたいと思います。
○滝沢委員 これは自治省の方がいいのかもしれませんけれども、今おっしゃっていただきました、都道府県等の財政運用厳しい折から、いろいろと御苦労されているわけでありますが、これらのことについて、いわば横の連絡というか調整といいますか、すべての都道府県に同じような数字が受け入れられるよ...全文を見る
○滝沢委員 さて、理事長さん、再度恐縮でありますが、今回のこの改正というものを組合という立場にとってはどう受けとめておいでなのか。まことに結構ということにお答えいただく以外にはないのかなと思いまして御同情申し上げているわけでありますけれども、ところで、この制度の移行、移管は順調に...全文を見る
○滝沢委員 どうぞひとつ頑張ってちょうだいしたいと思います。  ところで、大臣なら一番いいのでありましょうけれども、私立学校、いわゆる私学を新しく設置をする、あるいはまた既存の大学がある町に学部を増設しようというような場合に、許認可の制限といいますが、そういう中におきまして、例...全文を見る
○滝沢委員 それじゃ、いわゆる年度別の計画でいいですね。それと用地とおっしゃいました。用地だってそうじゃありませんか。設置者が責任を持って三年後にはこれを買収する計画でございますということになったら、それでいいじゃありませんか。今、日本の教育は大変なんです。既にある教育がぐらつい...全文を見る
○滝沢委員 一番大事なのは、国民と政府、例えば今のような場合は設置者と許認可をする立場というものの信頼が一番大事でありまして、それが信頼できないで、三年後にこの学校は土地が手に入らなくて倒産するであろうというならば何をか言わんやであります。その信頼しないところにいろいろとまた、そ...全文を見る
12月04日第103回国会 衆議院 文教委員会 第7号
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○滝沢委員 私は、民社党・国民連合を代表いたしまして、今日までいろいろと議論されてまいりました私立学校教職員共済組合法等の一部を改正する法律案につきまして、賛成という立場から討論を行うものであります。  我が国の二十一世紀への道は、言いかえれば高齢化社会への急速な進展という道で...全文を見る