滝沢幸助

たきざわこうすけ



当選回数回

滝沢幸助の1988年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月18日第112回国会 衆議院 本会議 第6号
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○滝沢幸助君 ここに議題に供されました昭和六十二年度補正三案につき、民社党・民主連合を代表いたしまして、反対の意見を表明するものでございます。  さて、反対の理由の第一は、この補正予算案は、我が国が今日直面いたしております緊急かつ不可欠なる国民的要請に全くこたえていないからであ...全文を見る
02月29日第112回国会 衆議院 予算委員会 第15号
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○滝沢委員 委員長御苦労さま。政府の皆さん御苦労さまです。  私の持ち時間が極めて短いものでありますから端的にお伺いいたしますが、しかし御答弁の方も、私がこれから申し上げることは一々経過その他はもう速記録その他で十分勉強いたしまして、それこそ綿密、正確、丹念これ努めたことであり...全文を見る
○滝沢委員 まことに残念かつ愚かなことであります。分科会並びに当該委員会において十分にお伺いをさせていただきます。お帰りいただいて結構。  さて次の課題は、皇位継承にかかわる大喪、大礼等のことについてでございます。  これにつきましては、実は五十年三月十八日に我が党の受田新吉...全文を見る
○滝沢委員 議会軽視も甚しい。およそ四十年間国家の最高の課題について方針がない。国会で数数議論をされてもなおかつ十数年間これに対して何らの方針もない。どうするんですか。皇位継承の順序は数々ございますが、しかしそのいずれのお方もいわば生身の御存在であります。これは庶民、我々と同じに...全文を見る
○滝沢委員 でたらめな答弁はよして、休み休み言ってください。大体私はこのことについて十六カ条具体的に問うているのに、何ら具体的な答弁を内閣はよこしてくれませんものですから、そうしましたら某参事官が参りまして、いろいろと言いわけをしておりました。それが再度にわたりました。そこで私は...全文を見る
○滝沢委員 連絡がないはずはないでしょう。いろいろ参事官を通じて承りました、しかし今なお検討中でありますので御猶予くださいという電話ができないことはないでしょう。いかがですか。これをして不誠意と言わずして何ぞや。  そこで、視点を変えてお伺いいたします。実は官房長官、先内閣は靖...全文を見る
○滝沢委員 そう答えなければならない立場と思います。  そこで、実は宮中祭祀のことでございます。  実は、先ほどより議論申し上げておりまする皇位継承にかかわる大喪、大礼のことにつきましても、政府がないしは宮内庁がはっきりできないの、は、どこまでが国事行為で、どこまでが宗教的行...全文を見る
○滝沢委員 私が聞いていることと少しずれておりますが、まず承っておきます。  そこで、宮中におかれまして陛下がなさいますいわゆる宮中祭祀のことは、宗教的行為であるというわけですか。国事でないとしたら宗教的行為ですか。それとも私的行為であってそのいずれにも該当せずということであり...全文を見る
○滝沢委員 宮内庁がそのような態度であってはこれは本当にどうにもならぬ我が国の今日の状況、こう思うのでありますが、しかし申し上げておきます。  この賢所におかれては、いわゆる前総理大臣の一拝方式なのですよね。陛下はかしわ手も打たれない、玉ぐしも奉奠されない、いわゆる御先祖各霊に...全文を見る
○滝沢委員 時間がありませんから、このことについて最後に再度確認させていただきます。  先ほど、つまり間に合わせますとおっしゃいましたが、そこのところがちょっとはっきりしませんけれども、このようなことについての具体的な方法ないしは制度その他をいわゆる間に合わせるとおっしゃるのは...全文を見る
○滝沢委員 大変残念な答えを何十年もされているわけであります。ひとつお帰りになりましたら長官に、私が申し上げているのは、言葉は厳しいけれども、命を賭してこの国を守り、戦った生き残りが申し上げているわけです。御同様の御心境の各位も多々おありかと存じますが、私は今、日本の国がこのよう...全文を見る
○滝沢委員 教科書検定のことは、これは議論されてなかなか久しいのであります。裁判等も争われております。ところで、この誤れる記載のある教科書によりまして子弟が教育を受けます。それによって知的にないしは精神的に受けましたる損害に対してこれを補償するの道がありまするかどうか。あるいはま...全文を見る
○滝沢委員 時間もありませんが、全然答えになっていないのですよね。それはわかっているのですよ、検定制度のこと。だから、それでもなおかつ間違った教科書が行われているときに、どうしたら国民の立場でこれを是正することができるかと聞いているわけでありまして、分科会、当該委員会等でお伺いさ...全文を見る
○滝沢委員 定着はしておりません。そしてこれを誤りとする学説も強いものがあるわけでありますから、よりもっと御検討されんことを期待してやみません。  委員長、きょうは御苦労さまです。どうもありがとうございます。
03月09日第112回国会 衆議院 予算委員会第一分科会 第1号
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○滝沢分科員 委員長、御苦労さまです。長官、御苦労さまです。  今、内廷費の御説明がありましたが、実は皇室につきましては戦後長きにわたりまして国民ひとしくこれを尊敬し、この御繁栄をお祈りしているところでありますが、最近、浩宮様の御結婚ということが世上いろいろと御うわさもあり、か...全文を見る
○滝沢分科員 三月中にはない、そういうふうにお聞きしますが、ただ私は、全体として申し上げたいことは、皇室というものが、いわば戦前の皇室像、天皇像というものは神秘の扉に覆われたものであった。しかし国民は連綿、伝統これを尊敬し、その前には命をささげるというのが日本道徳の基本でございま...全文を見る
○滝沢分科員 わかりました。公事として浩宮様の御婚儀がそう遠くない将来に行われるというふうに答弁を承りまして、このことは国民あまねく喜びに満ちて承ることと存じます。敬意を表する次第でございます。  そこで、イギリスの第二王子様かの御婚儀に浩宮様も御出席あそばしたと承っております...全文を見る
○滝沢分科員 そこまではたれしもわかっていることなんですね。だから、その次はいかがなものか。  そこで私は、さきに、皇室がいわゆる紫のカーテンの陰に隠れて国民の相知るべからざるところという理念は、これこそがいわゆる旧憲法的皇室の概念である。新憲法におきまする象徴としての天皇陛下...全文を見る
○滝沢分科員 我が国は憲法に定められて民主主義の国、民主主義はすなわち議会制をもって国の事の大道を決するところ、これすなわち公開の理念ということでございまするから、陛下のお心は宮内庁の諸君が考えているものではないのではないかと私は思いますよ。陛下が国民とともに御苦労あそばしている...全文を見る
○滝沢分科員 せんだって発表はいつかというふうにきちんとなにしましたら、必要なときまでに間に合わせますというわけであります。必要が生じた瞬間に今わからぬものがすべてわかるものであろうかどうか。今のような御答弁で二十年間も過ごされるということは、かつての大本営といえどもそのようなこ...全文を見る
○滝沢分科員 なかなか扉は開かれないようでありますが、総理大臣官邸の扉というのはいつも開いているみたいな、とても感じがいいのでありますが、そこで、文部省から見えていていただくと思うのでありますが、小中学校、高校におきまする皇室についての教育のあり方はどのようにされておりますか。こ...全文を見る
○滝沢分科員 官房長官、お忙しいところ御苦労さまでした。一言で大変御無礼でありましたが、どうかひとつお仕事ございましょうからお引き取りください。  さてそこで、今、憲法の勉強の中でとおっしゃいました。今のところ、いわゆる社会科、これを分けるというようでありますが、大変結構なこと...全文を見る
○滝沢分科員 課長、アメリカの教科書を多分何冊か手にされたことがあろうと思います。ございますか。
○滝沢分科員 高千穂大学に名越二荒之助先生と申し上げる教授がおられまして、この方が、きょうはあと五分というメモが来ましたから省略いたしますが、詳細な資料を持っておいででありますから、ひとつ課長、勉強していただきたいと思います。  と申しまするのは、しかし、日本の教科書のいわゆる...全文を見る
○滝沢分科員 これは課長に聞いていいことかどうかわかりませんけれども、新編日本史というものを高等学校の教科書として、検定が辛うじて通りました。しかし、この採用につきまして、これを採用してはけしからぬといういろいろの圧力ないしは妨害というようなものが全国至るところに行われておるとい...全文を見る
○滝沢分科員 これに対して指導とかないしは対策とかいうものをなさいますか。
○滝沢分科員 まだまだ満たされないものがございますが、次の機会に譲らせていただきます。委員長、ありがとうございました。政府委員の皆さん御苦労さんでした。
03月09日第112回国会 衆議院 予算委員会第五分科会 第1号
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○滝沢分科員 委員長御苦労さま。大臣初め政府の皆さん御苦労さまです。  大臣、初めのうちに御用をお足しになってください。局長方のお話を先に承っておきますから、どうぞ。  今大変議論のあったことでございますが、農業の置かれている立場は、申すまでもなく随分と難しいことになっており...全文を見る
○滝沢分科員 上手にうまく答えられると結局わからないのね。生産調整と言おうが水田農業確立と言おうが一緒でございまして、要するに米はいつまで耕作面積を政府レベルで制限もしくは指示するというような体制をとっていくのか。ある日、これはそれぞれの経済判断に応じて御自由におつくりください、...全文を見る
○滝沢分科員 つまり七年目からは自由に生産することができますね。七年目からは自由でしょう。
○滝沢分科員 農業を営んでいる人たちは七年後も十年後も二十年後も農業をしようとしているわけですよ。つまりは私が申し上げたいのは、政府は生産調整を水田農業確立対策と呼び名を変えても、実態はこれ以上つくってはいけませんよという制限の姿勢、それが六年だ。しかし七年後もそのときの状況とい...全文を見る
○滝沢分科員 委員長、御苦労さま。  それで、百万トンで足れりとする政府の考えと、いやそれでは足りない、やはり二百万トン台の備蓄をと主張する我々との間には大きなる差があります。それはそれといたしまして、今も低温倉庫というお話がありました。そもそも最初の発想の原点からして違うわけ...全文を見る
○滝沢分科員 米のことは数々申し上げたいことがありますが、時間が参りますから次の課題に移らせていただきますが、農村の今日の状況というのは、工場の誘致に頼らずんば農業だけの収益によっては生活をしていけない、しかも求められるものは団地型工場の誘致であります。工場誘致について省が果たす...全文を見る
○滝沢分科員 大臣、今お聞きのようなことでありますが、農村の状況、大臣御存じのとおり厳しいものがございます。そこで、出稼ぎに追われ、出稼ぎに暮れているこの農業の状態でありますが、工場の誘致につきまして、今御説明の数々の対策はそれはごく結構でございますから、大臣の政治力と政治判断に...全文を見る
○滝沢分科員 大臣のひとつお骨折りによります成果に期待いたしたいと思います。  ところで、厚生省さんが見えていただいております。ワクチンですな、丸山ワクチン、大変みんなが待っている。もちろん百日ぜきからそれこそ天然痘に至るまで数々のワクチンが開発されて、非常に人間の健康に対して...全文を見る
○滝沢分科員 今図らずもヒト用という言葉がありましたが、人に用いないもの、つまり家畜その他に用いるものがあるでありましょう。  ところで、水産用ワクチンというものがよその国ではあまねく用いられておりますが、我が国にはございません。つまり、内水面等で養殖される魚はいろいろの病気が...全文を見る
○滝沢分科員 そうしますと、四月には両審議会にかかるということですか。
○滝沢分科員 とにかく大臣、今申し上げておりまするとおり水産用ワクチンの開発が行われたのにかかわらず、他の国ではこれが供与をされておりますが、日本はまだ薬事審議会を通らぬ。これは、我々の目から見れば、厚生省と農水省の谷間に低迷しているというふうに指摘をしてきたのでありますが、よう...全文を見る
○滝沢分科員 大臣より大変明確にして、しかも力強い御答弁をいただきまして、大変ありがとうございます。どうかひとつ御検討いただきまして、全国の農民の期待ないしは国政の期待にこたえてちょうだいするようにお願いしたいと思います。  委員長、まことにありがとうございました。大臣初め政府...全文を見る
03月09日第112回国会 衆議院 予算委員会第三分科会 第1号
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○滝沢分科員 委員長、御苦労さまです。大臣初め政府の皆さん、御苦労さま。  私は、いつも文部省に対しましては同じようなことを申し上げているわけでありますが、大臣、教育の問題は大変難しい。今が離しい。しかし、これは音から難しいのでありまして、人類発祥以来いつも難しいのであります。...全文を見る
○滝沢分科員 大変微に入り細にわたった御答弁で恐縮でありますが、大臣、多様化したか画一化したか、それはいろいろとございます。しかし、私に言わしめれば、画一化した方がいいところは画一化しませんで、しない方がいいところをしているみたいにとれますよ。いろいろとこれから国語のようなことも...全文を見る
○滝沢分科員 大臣も私も地上最もすぐれたる動物ですから、つまり、いまだかつて毛が生えたことがないというカエルとかああいうのが一番下等動物、そして後は猿に至るまでどんどん毛がふえてくるのです。そしてUターンしまして、それがかつ減っていく。これこそが本当の進歩した人類でありますから、...全文を見る
○滝沢分科員 このようないわゆる国語に、政府といいますか行政権力においていちいろと手をつけられた、これもアメリカからの、そのものがずばりとそうかは知りませんけれども、これはきちんと一つの教育改革の一環としてなさいましたね。  ところで、仮名遣いに歴史的仮名遣いがある。これは厳然...全文を見る
○滝沢分科員 さきに申し上げたとおり、国語ないしは文字というものは大体あまねく統一しないことには意味がないわけですね。しかし二様の仮名遣い、二様の漢字が行われていることは御存じでしょう。  例えば、お訪ねしていきましたお家に色紙がかけてありました。子規の「うぐひすの口の先なる五...全文を見る
○滝沢分科員 まあ政府答弁どこもそうですが、経過はわかっているのですよ。国語審議会が何をしてどんなふうな報告をしたかはわかっているのですよ、わかっているから質問しているのでしょう。だからこれからのこと、そして国語審議会がこう言っておるではなくてあなたがどう思っておるかをおっしゃれ...全文を見る
○滝沢分科員 是とされる理由は何ですか。一般、一般とおっしゃいますが、一般でない者が短歌をつくり俳句をつくり古文書をまさぐりしているわけですね。それは救済されなくていいのですか。それは一般ではないのですね。一般生活とは何ですか。
○滝沢分科員 わからぬ。ただ、私が申し上げたいことは、役所すべてそうですけれども、特に文部省に職を持たれる方々は、職務が言う言葉ではなくて少なくともその御本人の真意をおっしゃった方がいい。もしもそれが国ないしは省の方針に合わぬならば、その職を潔しとしないというだけのものがなければ...全文を見る
○滝沢分科員 余り時間がありませんから簡便に申し上げますが、その国史の教育で基本的に間違っている姿勢があるのです。今文化史とおっしゃいましたけれども、例えば近松何がしの浄瑠璃のことは書いてある。与謝野晶子の文学活動は書いてある。しかし日本海海戦についてはほとんど書いていない。仁徳...全文を見る
○滝沢分科員 時間がありませんから最後に具体的な一つの課題でありますが、大学教育がいろいろと難しい局面を迎えております。そのときに、実は会津短大という福島県立の大学がございまして、これが四年制に昇格の志を持っているわけであります。これについて、あるいはまたこの周辺の事情について、...全文を見る
○滝沢分科員 これで終わりますが、遷都論なんというのもございまして、私はとにかく東大が出ろと言っているのであります。かかる意味で、教育は豊かなる自然の中で、つまり地方でなされるのが望ましい、そういう意味において伝統ある会津の文化の中で会津短大が四年制になることを期待するものであり...全文を見る
03月09日第112回国会 衆議院 予算委員会第二分科会 第1号
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○滝沢分科員 委員長、御苦労さま。大臣初め政府の皆さん、御苦労さまです。  実は私がこれからお伺いしようと思いますことは、先日の予算委員会一般質問の中でお伺いしました人名用漢字についてのことでございます。  あのとき時間がございませんで、大臣に本当に簡単に申し上げました。大臣...全文を見る
○滝沢分科員 大臣、御答弁ありがとうございました。  私は当選以来今日まで、法務大臣が交代されるたびごとに同じことを申し上げている。ところが、歴代法務大臣全く同様。これはリコピーなんというものじゃありませんな。精密写真で写し取った、いやレントゲン写真のように全く同じ答弁を承って...全文を見る
○滝沢分科員 いいかげんにしなさい。何回同じことを説明するのですか。その経過のごときをわからずしてこの滝沢幸助が質問台に立つと思いますか。経過のことは一々よくわかっていて、これに対して異議があるから質問をしているのです。何回も何回も同じ経過の説明を承っているわけにはいきません。そ...全文を見る
○滝沢分科員 終戦当時に政府が、もちろん占領軍の助言によって施行したものはどんどんこれを制限して、ついに、先ほど申し上げましたとおり英語国民たらしめよということの発想でありましたから、そのときのプログラムから申しますれば、どんどん制限を強化していくことでございました。しかし、おっ...全文を見る
○滝沢分科員 大変力強い所信を、歴代法務大臣の中でただ一人、いわば政治家としてのおのずからの判断において所信をお述べいただきまして、まことにありがたく思います。こういうことの改善を求めている全国民の名において謝意を表し、ひとつ勇気ある御判断をされますように要望し、また助言を申し上...全文を見る
03月22日第112回国会 衆議院 法務委員会 第3号
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○滝沢委員 委員長、御苦労さまです。大臣初め政府の皆さん、御苦労さま。  今ほども裁判のお話があったのでありますが、今回の定数にも関連することでもございますが、戦後裁判というものは大きい裁判、しかも死刑というものは必ず無罪になる、いわゆる冤罪でありました。こういうことにつきまし...全文を見る
○滝沢委員 いささか焦点がぼやけておりまして、そこら辺に問題の根があるのではないかと私は思いますが、先に進みまして、後でもう一度このことに触れさせていただきます。  さて、大臣、刑事施設法改正をお考えのようでありますが、しかし、これにつきましては、実は日弁連などを初めいろいろと...全文を見る
○滝沢委員 問題は、大臣がおっしゃいましたように、依頼主と弁護士が十分に話し合う状況になくなるという点にあるわけてありますから、代用監獄のことはまずおきましても、この面だけはもっともっと今提出されているものよりも改善をされる必要があるのではないか。時代とともにいろいろと近代化とお...全文を見る
○滝沢委員 修正済みと言ってしまえば、もうこれはそれで同意ができないことがあれば議会は通らぬということになりまするから、やはりその御答弁というものは、国会の意思がそこにあるならば修正もやぶさかでないということになりませんと、これはちょっといけませんな。
○滝沢委員 さて、さらに話を進めますると、その弁護士に資格を与える司法試験、これが難し過ぎるという一言に尽きるのでありましょうが、世に哀れなるものは司法試験浪人であります。四十歳、五十歳になるまであきらめない、あきらめたときには既に人生は夕暮れになっている、ゆえに、持って生まれた...全文を見る
○滝沢委員 改善策を考えたいということは、結論が出れば改正案を出すということでございますか。
○滝沢委員 その作業日程はどうなりますか。
○滝沢委員 そうしますと、一、二年のうちに司法試験制度の改正に関するいわば提案があるというふうに理解すべきでしょうか。
○滝沢委員 さて、時間がございませんが、大臣、せんだっての予算委員会でも申し上げました戸籍法の改正の問題です。すなわち戸籍法五十条、同じく施行規則の六十条を改正ないしは廃止をして、人間が生まれたときにその人間が一生涯持ち得るべき名前、これを親御さん方が愛情を込めて、祈りを込めて選...全文を見る
○滝沢委員 大臣、ありがとうございました。大臣がこれを改正ないしは緩和をして一つの方向を示すならば、私はこれはもう本当に歴代法務大臣の中でさん然たる業績と信じて疑いません。どうぞひとつ大いに御検討いただきまして、国民のこの広い要望にこたえていただきますように要望して発言を終わりま...全文を見る
03月25日第112回国会 衆議院 環境委員会 第3号
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○滝沢委員 委員長、御苦労さま、大臣初め政府の皆さん、御苦労さんです。  さて、環境庁というものができまして、これはどうも各省庁の連絡のようなお仕事が多いものですからなかなか強権発動ができないところに悩みがあろうと思いますが、先ほども小杉先生に触れていただいた模様でありますが、...全文を見る
○滝沢委員 そこで、このリゾート構想なるものの中で一番大事でかつ忘れられがちになるのが環境庁の立場における環境の保全と整備、保護という積極的な面ではないか、私はこう思うものですから、環境庁がこれにつきましてどうかひとつリーダーシップをとってちょうだいしたい、こういうことで実は取り...全文を見る
○滝沢委員 自然が人間をつくったのか、少なくとも人間が自然をつくったのではないのであります。そこの中で人間がいろいろとこれを利用して、生かしていただくのでありますが、どうも戦後の歴史は自然破壊の歴史ではないのか。もしも日本の文化が自然を破壊するという上に立っての歴史であるならば、...全文を見る
○滝沢委員 いろいろと意見もありますが、時間が少のうございますから……。  そこで、地獄のさたも金次第、何をするにもまず先立つものというと金だというのが社会的な認識でありますが、本当はそうじゃない。先立つものは志とか決意とかいうものでなくてはならぬのであります。しかし、昔から先...全文を見る
○滝沢委員 第三セクターなんていうのは使うのかどうかというようなことは……。
○滝沢委員 そこで、会津フレッシュリゾートなんて、これは何か名前ばかりすばらしいみたいな話でありまして、政府は構想というときは随分とこういう横文字の新しいものを好んで、何とかいう法律ということになりますと、何に関する何々何々などというわけのわからない日本語をぐるぐる繰り返している...全文を見る
○滝沢委員 時間がありませんからこれで終わりますが、今後水が余計に首都圏で要るというのは間違っております。それは今の開発、今の都市計画がそのまま進んでいく、片や政府は遷都とも言われるいわゆる一極集中を排除しようと言っているわけでありますから、東京の人口さえ少なくすれば水はもうあり...全文を見る
04月20日第112回国会 衆議院 文教委員会 第7号
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○滝沢委員 委員長遅くまで御苦労さまです。各委員の先生御苦労さまです。大臣御苦労さまです。政府委員の皆さん御苦労さまです。  さて、きょうは朝からいろいろと委員会の運営、疎漏もあり、御苦労もあったようでありますが、私は久々に文教委員会におきまして質問の時を与えられまして、まこと...全文を見る
○滝沢委員 まことにごもっともな御見解で敬意を表します。  そこで大臣、今行政官庁等のいわゆる疎開、遷都という言葉は私は好みませんでおりますが、そういうことが言われているわけであります。ところが、私は、教育の場においてこそ、この大東京のスモッグと誘惑と犯罪との中に青少年時代を送...全文を見る
○滝沢委員 東大がまず出ろ、こう私は申しているのであります。東大が出れば、したがってその他の私立大学等においてもどんどん出ていくというふうに私は思うのでありますが、そのことをも含めて、いささか我田引水の嫌いはありますが、日本じゅう至るところの地方が大学を初め高等教育機関を望んでい...全文を見る
○滝沢委員 ところで、話が発展いたしまするが、と申しまするのは、大学も幼稚園も要するに教育の原点は一つだという意味において申し上げるわけでありますが、先般、社会科の教育等についての反省の中でこれを手直しをしようということも文部省はお考えのようであります。原則、私は賛成であります。...全文を見る
○滝沢委員 局長、これは今の通牒一片をもってして、これが今後に向かってそのような事態が再び起きないということが保証できるのでありましょうか。そのような安易な問題ではない。  要するに、教職にある者ないしはそれにかかわる者どもの教育というものに対する基本的な理解の違いからこれは成...全文を見る
○滝沢委員 福岡県立門司高校のことは御存じですか。
○滝沢委員 一々時間がないからでありますが、これは最たる状況であったと聞いております。  さらに、これは主に私立高等学校が採用に踏み切り、したがって事件も多かったわけでありますが、福島県の緑が丘高校、あるいはまた同じく福島の成蹊女子高校、同じく福島県の郡山におきます安積商業高校...全文を見る
○滝沢委員 初心を貫いて、いいと思った教科書の採用を貫く、ここであなたのおっしゃるのはそのようなことでありますが、しかし、朝から夜まで自宅に、学校に、旅先に圧力をかけられ、電話をかけられることにおいては、身の危険をも感ぜざるを得ないのでありまするから、それは逆の立場になって、あな...全文を見る
○滝沢委員 どうですか、このことについて文部省は、それら問題があったとされる学校に人を遣わして実態を調査されるお考えはありますか。
○滝沢委員 そういうことで、文部省がよほどの決意を持ってこれに臨まなければ教育はその現場、現場においてゆがめられるというふうに私は思いますよ。  そこで、先ほどたびたび採用制度についての制度の検討をとおっしゃっているわけでありますが、私はやっぱり検定制度そのものからこれは練り直...全文を見る
○滝沢委員 大臣、いささか矛先が急変して大変恐縮でありますが、今お聞き及びのとおりであります。そこで私は、戦後教育にそもそも過ちありとするならば、先ほどからの大学院大学の構想もこれまことに結構であります、大きな試みとして評価をしたいと思いまするが、しかし制度だけではどうにもならぬ...全文を見る
○滝沢委員 お答えが立派過ぎてちょっとわからぬような感じもします。まさに教育基本法そのままのお答えでありました。  教育基本法の問題点、欠点がありとすれば、今大臣の御答弁のように、まことに結構な言葉ずくめなんだけれども、わからぬというところにあるわけです。具体的に私が言うならば...全文を見る
○滝沢委員 気持ちはわかるが言葉がわからぬ、言葉はわかるが気持ちがわからぬ、そこら辺のところですよね。そこで私は、教育基本法の足らざる点を補完する、修正する何らかの営みなくして、日本の教育は再生できないというふうに断言してはばからないということでありまして、ここで短時間にして結論...全文を見る
○滝沢委員 「町内に知らぬは亭主ばかりなり」なんというのがありました。知らぬは文部省ばかりなりですよ。すぐに、これはもう国民一般に定着しているとかなんとかおっしゃるんだけれども、全然定着していはしない。大体、今日本人の幾パーセントが完全に、文部省の言う現代仮名遣いを間違いなく、そ...全文を見る
○滝沢委員 あなた、お若いようだから、幾人のお子さんがおられるか知りませんが、あなたたちの思いつきで日本じゅうの子供のお名前が、この字がだめだったり、きょうからこの字いいよ、そうなったら、先月来た人はこの字にもう一回つけ直してもいいんですか。そうじゃないでしょう。あなたたちの通牒...全文を見る
○滝沢委員 何というかたくなな頭の持ち主ですか。市役所に聞かないで市民に直接聞きなさいと私は言っているわけだ。そんなところは政府の言いなりになるのは当たり前でしょう、補助金をもらって役場をやっているのですから。市役所に聞かないで、窓口に聞かないで、窓の外の市民、国民に聞きなさいと...全文を見る
○滝沢委員 いろいろとありがとうございました。とにかく文部、法務両省におきましてひとつ御相談をいただきたい。  ただ、最後に確認いたしますが、既に講和条約は発効して占領は終わったのです。マッカーサー以下進駐軍はいないのです。そのことを日本の政治が自覚しなければ、これは日本の民族...全文を見る
04月27日第112回国会 衆議院 商工委員会環境委員会連合審査会 第1号
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○滝沢委員 委員長、御苦労さまです。両大臣初め政府の皆さん、御苦労さまです。  連合審査ということでお伺いするわけでありますが、今回のオゾン層保護法とも言われるべき法の提案につきましては、原則我々はこれを評価するものでございます。  そこで、初めに通産大臣にお伺いをいたします...全文を見る
○滝沢委員 大変積極的な御答弁に敬意を表します。  大臣、私の時間の範囲はあと大臣を煩わしませんから、御用があったらどうぞもう退出してください。環境庁長官も、最後に一言お伺いするだけですから、どうぞひとつ。  それで、今のような御答弁を承れば了解できることではございますが、今...全文を見る
○滝沢委員 明確なる御答弁に敬意を表します。  そこで、やや具体的になりますが、スプレー、冷蔵庫、クリーニングなどフロンを用いているものは、現在我が国の国民生活に深くかかわっているわけでございます。これを規制することは、法によってこれはそう難しいことではありません。しかし要すれ...全文を見る
○滝沢委員 大変積極的な御答弁で結構であります。どうか今後ともそのようなことで、勇気を持ってひとつ国民に対する啓蒙、教育、宣伝にこれ努めてちょうだいしたいと存じます。これが本当に徹底するならば、後で申し上げる大気のことをも含めて、これがよろしきを得るならば問題は半減するであろうと...全文を見る
○滝沢委員 大変結構な話でありますが、要するに抽象論ですが、生産を規制する、一方、輸入輸出の問題がございます。輸入と輸出は大体すっとんとんみたいなことですよね。そうなれば、生産をしっかり規制、抑制していけばいいことになります。また、考え方によっては、もしも国民生活を相当原始的なも...全文を見る
○滝沢委員 時間がありませんから問答してもなにでありますが、どうかその点よろしきを得て、生産する側と使う側と役所、この三位一体の協力関係が十分できますように御配慮をお願いしたいと存じます。  そこで、これを規制してそのようなものは使わぬということになりまするときに、しからば代替...全文を見る
○滝沢委員 いろいろと言いたいことはありますが、厚生省から見えていただいておりますので国民生活、特に国民の健康にかかわることという意味で、今回のことについて厚生省が果たされる役割、あるいはまた今後に対処される姿勢をお伺いしたいと思います。
○滝沢委員 最後に、両大臣から簡単に所信表明があれば結構なんですが、私が申し上げたいことは、今開発が五年ないし七年かかって代替品をとおっしゃった。今現に生産され、使われているもので代替品をとおっしゃった。これがだめだから今のようなことになったのでしょう。つまり、今使われている代替...全文を見る
○滝沢委員 両大臣より所信表明をいただきまして敬意を表します。さらに御健闘いただきまして、国民的ないしは人類的期待にこたえていただきますようにお願いし、御苦労さまと申し上げて、発言を終わります。
05月11日第112回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第3号
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○滝沢委員 委員長、御苦労さまです。参考人の諸先生、御苦労さまでございます。  不勉強な生徒が先生に質問するような話でありまして恐縮に存じますが、諸先生のお話の中にあるいは端的には出てこなかったことかもしれませんけれども、水につきましてお伺いをしたいと思います。  芦田先生の...全文を見る
○滝沢委員 湯水のようにという言葉もありまして、水はただのものだと思っているのだけれども、ただのものは太陽なんかもただだと思っているけれども、最近は安全保障もただだと思っている向きもありまして、その点は大変日本人は目覚めなければならぬことであります。  どうでしょう。先生方、せ...全文を見る
○滝沢委員 大変ありがとうございました。中水道の発想、そしてまた水の量、質特に質を高めろとおっしゃったことをひとつ我々は生かしてまいりたいと存じます。ありがとうございました。  そこで、先ほど地下室、地下ごうの問題がありました。ここで私は思うのでありますが、日本は先ほど申し上げ...全文を見る
○滝沢委員 ありがとうございました。  そこで、建築の構造等についてでありますが、最近、私は雪国におりまして感じておりますのは、もうほとんどのうちといっていいほどに塀をつくるのですね。塀を構えて、まあ中国なんかも町が全部城壁に囲まれておりましたから、これは人間の持って生まれた本...全文を見る
○滝沢委員 大変ありがとうございました。今おっしゃっていただきましたようなことを踏まえてどう対処するかが政治であり、我々のことと思いますが、こういうものを一つは法で規制、誘導することと、教育といいますか、そういう面で啓蒙していくことの二つが必要であると私は思うのです。できれば、法...全文を見る
○滝沢委員 宇津先生、これはお答えにくいことかもしれません。必ずしも宇津先生でなくたって、学者という立場で同じようにお考えかしれませんが、私が最近つくづく考えておりますることは、学問の自由と国家要求ないしは時代の要求というものについての接点ということであります。  右と左を問わ...全文を見る
○滝沢委員 いろいろとありがとうございました。実は私が申し上げたいことは、例えば地震にしろがんにしろ、本当に国家的、民族的、世界的要求に対して、いわば朝野を挙げてという言葉がよく昔はありました。国がはっきりと、この研究をいつまでという目標でひとつやってくれということをきちんとお願...全文を見る
○滝沢委員 大変ありがとうございました。委員長、ありがとうございました。諸先生、ありがとうございました。御苦労さまでした。
05月18日第112回国会 衆議院 建設委員会 第13号
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○滝沢委員 委員長御苦労さま、政府の皆さん御苦労さまです。  初めに、これは五十九年の三月九日に民社党の小沢委員から指摘をしまして、検討していただくことになっていた課題でありますが、これは総務庁と建設省と双方にまたがることでありますから、御答弁は双方で適宜お願いをしたいと思いま...全文を見る
○滝沢委員 大変にいい方向に進めていていただいて、多とするところであります。そこで、大体このようなものが各省庁違うところにそもそも役所の縄張りといいますか、指摘されるものがあるわけでありますから、今総務庁の指摘のとおり、これが完全に実施されるように努力されるように要望するものであ...全文を見る
○滝沢委員 大臣が見えてからお尋ねした方がいい課題もありますが、一つ、これはそう難しいことでもないと思いますので、宅地造成ですね、なさる場合に、何千坪、何万坪というものを業者が買収をしまして、そしていわゆる役所の許可をいただいてこれを開発して、お客さんにこれを譲って、そして入居し...全文を見る
○滝沢委員 時間がないから議論をやめますが、公が負担していただくことになれば、その公の機関に予算がありませんがために、この開発はあなたがそれをやっても公共事業費がありませんからその道路は買うことができませんからということで開発事業が認可にならぬということもあり得るわけで、そこら辺...全文を見る
○滝沢委員 大体国民は主権者なんですから、いやしくも主権者ともあらせられるお方が間違ったことを装って、インターチェンジをおりもしないのにそのままUターンして向こうに行ってまたUターンしてまたなんというようなことをやっていなさるとは思えないというところから発想しなければ、これは解決...全文を見る
○滝沢委員 第一ラウンドの方の時間が切迫してきましたが、先ほどの標識のことですが、これは関係機関にやはりしっかり勉強していただいて、もっとわかりやすい、あれは疑問を持つ困っている人が見るのでありますから、ただ東京と書かれて次に行ってみると今度は宇都宮と書いてあるようなことではなく...全文を見る
○滝沢委員 以上、お伺いしておきまして、あと大臣が見えられてからひとつ二、三の所見を承りたいと思います。委員長、ありがとうございました。
○滝沢委員 大臣、御苦労さまです。そのようにお忙しい大臣を煩わすほどに重要な課題があるわけではありませんが、せっかくこの委員会に参りまして、大臣のお顔を見ずに帰るのも残念と存じまして……。  ところで、あと十分しかないのですけれども、四問お尋ねしたいと思いますので、ひとつこれは...全文を見る
○滝沢委員 大臣、アメリカは当然ワシントンの名を記念して首都ワシントン、体制は違いますが、ソ連ではスターリングラードというようなことです。新大宮市も結構でありますが、ひとつ越智市でもつくってちょうだいしますように、全く新しい都市づくりというものもひとつ研究をしてちょうだいできれば...全文を見る
○滝沢委員 大臣、詳しいことは抜きにしまして、水の利用こそ今後の大きなる政治課題でありますが、尾瀬分水などという愚かなる計画は、もはや二度と再び言わぬでほしいということであります。これを一言だけお答え願いたい。  あわせまして、私の先輩の校長先生を長く勤めました者が、息子から電...全文を見る
○滝沢委員 大変賢明な御所信、ありがとうございました。こういうきちんとしたことをおっしゃっていただかなければ、国民はおちおち眠れもしないということでございますから、どうかひとつよろしく御検討いただきたい。  委員長、どうも御苦労さまでした。ありがとうございました。
05月18日第112回国会 衆議院 農林水産委員会 第12号
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○滝沢委員 委員長御苦労さまです。大臣初め政府の皆さん御苦労さまです。  農業は大変難しい局面を迎えておりまして、こうしたときに大臣がこの衝に当たられますこと、大変御苦労さまに存じます。先般はアメリカに渡られましていろいろとお骨折りをいただき、その結果は新聞等で一々承知はしてお...全文を見る
○滝沢委員 御苦労さまです。  例の牛肉につきましての課徴金の議論もいろいろと今されているようでありますが、これがガットのパネルに至るまでの展望等もありましょうからさらに一言おっしゃっていただければありがたいわけです。  大臣、大変御苦労なことでありますが、私はこの十四日に自...全文を見る
○滝沢委員 御苦労さまなことであります。  そこで、私は、三つほど個々の問題、今の御答弁を承りながら教訓として感ずるわけでありますが、一つは、今もおっしゃいました農業たたき、これは国際的にもまた国内問題としてもあるでありましょう。しかし、私は昨年夏にアメリカに渡りまして、政党と...全文を見る
○滝沢委員 よくわかりました。ただ、御答弁がやや抽象的でありますが、どうかひとつ勇気を持って——今は大豆は九五%輸入している。しかし、これは仮に十年間で七〇%まで復元するとか、あるいは米についてはどう、肉についてはどうという一つの原則を数字的にはっきり定められてこそ全国民がこれを...全文を見る
○滝沢委員 実は大臣、二百八十万ヘクタールという土地、田んぼを二七%から三〇%減反しているというわけでありますから、二百万ヘクタールあればたくさんだということにも逆に言えばなるわけであります。見渡しますると、この肥沃な田んぼの途中にぽつんぽつんと無理してササゲをつくったりトマトを...全文を見る
○滝沢委員 最後に、私は六十二年五月二十七日に質問主意書を政府に提出いたしました。それは水産用ワクチンという言葉でありますが、養殖のお魚が、抗性物質を初め大変値段も高く、かつ使い方によっては人体に大変な影響を及ぼす薬が投与されている。これについて、ワクチンがもしも開発されて、しか...全文を見る
○滝沢委員 大変前向きな御答弁をちょうだいしてありがたいことに思います。どうぞひとつこれを公の用に供されるように、そして生産者並びに消費者の期待にこたえていただきたいと思います。  大臣、いろいろとお尋ねしましたが、大変困難なときにこの衝に当たられる御苦労に敬意を表します。どう...全文を見る
05月24日第112回国会 衆議院 環境委員会 第5号
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○滝沢委員 委員長、御苦労さまです。大臣、御苦労さまです。  いよいよこの国会もあしたで終了ということでありますが、最後の質問ということだろうと存じまして、環境庁長官には環境問題だけではなくていわば日本政治の全般という次元に立って、しかも総理大臣の総理大臣だというような襟度を持...全文を見る
○滝沢委員 まことに御見識、またその御努力に敬意を表し、御苦労さまであると申し上げます。  ところで、吉田絃二郎の本なんというのを読んだのは、やはり一口に古い、こう言われる年でありますが、お互いにそういう青年時代を持ったと思いますが、私は国会図書館から借りてきまして盛んに最近読...全文を見る
○滝沢委員 御苦労さまです。今月中にも正式ないわば承認申請の書類を提出する運びであるというふうに聞いておりますが、そういうことですか。これは国土庁の方。
○滝沢委員 今週中にも申請があったとするならば、それがいわば国土庁から関係省庁に、したがって公園という立場にとっては環境庁にという、合議というのでしょうか協議というのでしょうか、ございましょう。そうしたときにことしの五月、六月中に自然環境保全審議会の中の自然公園部会が開かれるとい...全文を見る
○滝沢委員 環境庁の自然保護局長さん、つまり場合によっては六月中に審議会が開けないということもあるものか。しかし、七月にずれ込むということは、このリゾート構想のためにそういうことがあり得るのか。つまりは、この審議会は時期的に五、六月に開くべくして開くことであるか、あるいはそういう...全文を見る
○滝沢委員 審議会が終わりまして、さらに事務的な処理の時間が常識としては必要だというふうに思うのでありますが、環境庁の方がこの自然環境保全審議会でオーケーということになりましたときに、全体の関係各省庁とのすべての議が終わって、一つの許可、裁定といいますか決裁といいますかが得られる...全文を見る
○滝沢委員 そうしますと、細かいのでありますが、中旬、仮に十五日に審議会を環境庁で持っていただきますると、それを受けて国土庁が各省庁に最後の合い議をいたしまして、いわゆる許可という決裁に至るまでに十四、五日ということになりますと、仮に十五日に審議会が開かれて、月末ということになり...全文を見る
○滝沢委員 時期的にはこれ以上なかなかと思いますが、しかし、いろいろと承っておりますと、許可に必要な条件は、ほぼこれは事前の協議の中で満たしているというふうに思いまするし、ひとつ、より速い速度で仕事を進めていただきまして、いわば今福島県は時あたかも県知事の交代期になっておりまして...全文を見る
08月30日第113回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第3号
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○滝沢委員 委員長、どうも御苦労さまです。政府の皆さん、御苦労さまです。  民社党から、先般の広島県を中心としました地域にわたります大雨災害につきまして、その対策等の経過等を承りたいと存じますが、まず初めに、党を代表いたしまして災害に遭われました方々に対する心からなるお見舞いを...全文を見る
○滝沢委員 今大臣おっしゃったのは、大原則として大変賢明なることであると存じます。ただ、見ておりますると、言うはやすくして行うはかたし。何といっても、政治は求める者が多ければその求めに応ずるわけでありますから、何といっても、何百万という人口の都市が要求すればそれは実現し、数百、数...全文を見る
○滝沢委員 東京湾の埋め立てにつきましては、これはいろいろとありまするが、これ以上議論する時間もありませんから、後にまた機会をとらえて申し上げさせていただきます。  尾瀬分水につきましては、そのようなことであるならば政府の立場できちんとこれに対しての終止符を打つ手はずを整えてい...全文を見る
○滝沢委員 災害復旧に原形復旧、改良復旧という言葉が使われて久しいのでありますが、私は思想の転換が必要であろうと思う。災害が起きるようにできているから災害が起きたのでありますから、原形の復旧というのは意味がない、すべからく改良復旧こそ復旧であるというふうに私は思うわけであります。...全文を見る
○滝沢委員 古来、政治の原点は、安きにいて危うきを思うということであります。日本は平和憲法で後戦争しないことに決めた、だからよその国 全部が日本に対して、ああそうか、あなたの憲法を読んでわかりました、さようなら、これはありませんよ。憲法にどう書こうと、国際紛争の解決の手段を向こ...全文を見る
○滝沢委員 課長、御存じだと思います。農村に行きますとほとんど若い人たちはいないのですよ。どこのうちでも、特に今回災害が起きたような地区においては、山の農家に至っては後継者がいない。そして「翁やひとり山田守るらん」ですね。そういうところに、消防団員といっても四十代、若い方ですよ。...全文を見る
○滝沢委員 課長としてはそれ以上の答弁は無理なんでしょうけれども、義務づけることはできないとか、そして六%入っているとか。それは消防担当の職員が入った形になっているのです。そういう認識では、今後農山村、それは農村政策がきちんといって農村がどんどん繁栄しているならいいが、そうでない...全文を見る
○滝沢委員 農水省さん、今回の災害地域におきまして、農業共済ないしは農協共済、いろいろあるのだそうでありますけれども、いずれにしましても保険制度はいかに効力を発揮したものか、承ります。
○滝沢委員 実は私も全く同様の災害を十数年前に私の町で経験をしまして、今回の災害を拝見しましていわば非常に感無量といいますか、感ずるものがあったわけでありますが、そこの中でいろいろと、農協なりお役所の立場からいうと説明つくわけでありますが、農家の感情からいって説明つきませんことは...全文を見る
○滝沢委員 そうしますと、農業協同組合と農業共済組合の合併について国は否定するということですね。私は、両者がそれぞれの領域がある、それぞれの歴史がある、それぞれの利害得失があるのはわかっていますよ。しかし、国と国だって合併するのですよ。国鉄は六つに分けたじゃありませんか。やってで...全文を見る
○滝沢委員 それはわかっているのですよ。広域合併なんというのじゃだめだと言っているのですよ。ですから、両者の性格や何かからいってなかなか不可能だとおっしゃるのだけれども、不可能だというのは、我々とおっしゃいましたが、それはどこだ。竹下内閣と理解していいか、それともあなたの机の上の...全文を見る
○滝沢委員 これについては大いに異論がありま す。しかし、きょうは災害についての質問でもあるし、あなたに聞いてもそれ以上のことは答えを出せないと思いますから、いずれ適当な機会に十分に議論させていただきますので、農林省においてその用意をしてちょうだいしたいと思います。  委員長...全文を見る
09月13日第113回国会 衆議院 環境委員会 第1号
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○滝沢委員 委員長、御苦労さまです。大臣初め皆さん、御苦労さま。  朝ほど長官より、地球環境の保全あるいはまたオゾン層の破壊をいかにして防止するか、モントリオール議定書のことにも触れて高次元の所信の披瀝をいただきまして、敬意を表する次第であります。  ところで長官、しかしその...全文を見る
○滝沢委員 大変立派な、高度な環境行政に対する御所信、敬意を表する次第でありますが、どうぞ大臣も、この教育というような面につきましても積極的に機会をとらえて御発言をいただきまして、相ともに、むしろ文部省をリードする、指導するというくらいの気迫で、自然と人間、これが教育の原点だとい...全文を見る
○滝沢委員 厚生省から見えていただいているはずでありますが、厚生省も含めて環境庁にもお尋ねをいたしたいのであります。  桜島、これは国立公園の指定を受けている地区であると理解しておりますが、この数年間、降灰が甚だしくて、住民が大変苦労をしております。そこで、考えなくてはならない...全文を見る
○滝沢委員 ついでに文部省さんに、これらのことについて県、市町村のいわば教育委員会と申しまするか等からの協力の状況、さらにもう一つ、私はこのことだけではなくて常々思うのでありますが、学界、わけても国立の大学等につきまして、国家目的という言葉はちょっとかたいのでありますが、時代の要...全文を見る
○滝沢委員 林野庁と自治省からお見えいただいています。  鳥獣保護と言うのでありますが、これはとても大事なことであります。冒頭申し上げたようなことであります。しかし、これはややもすれば犬公方になりやすいのであります。私の地域のごときも、ことしはとにかくスイカにしろトウモロコシに...全文を見る
○滝沢委員 質問を終わりますが、林野庁さん、松くい虫につきましてもアメリカシロヒトリ並みの協力体制ができますというふうなお答えと理解して帰りますので、どうかひとつそのようにお手配を願いたいと思います。委員長どうもありがとうございました。大臣どうも御苦労さまでした。
10月06日第113回国会 衆議院 本会議 第10号
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○滝沢幸助君 先ほど農林水産大臣より御報告のありました北海道、東北、北関東等にわたる冷害、その対策等につきまして質疑を申し上げたいと存じます。民社党・民主連合を代表して申し上げます。  天皇陛下におかせられましては、九月十九日吐血を見られまして以来既に三週間、あついお病に耐えて...全文を見る